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この世の誰も悪くないさきっと
- 161 :考える名無しさん:2018/04/24(火) 15:11:43.36 0.net
- >>88
自分とうまく付き合い折り合いをつける、ということは心理療法でもポピュラーな対処法だが
フロイトの分析では、感情と理性の主従関係において、主人は飽くまで感情の方であると言うことが
深層心理という言葉で一般的に理解されるようになったはずだよな
感情というものは、深層心理や生まれ持った気質と言った”理性の外にある要素”によって
形成されているのだから
ローマ帝国時代の哲学者セネカは怒りの分析の中で
「人には怒りを我が物として支配することは出来ない、そうした感情は捨て去らなければ
感情が主人になる」などと結論していたが、人の運命というものは容易な努力で
変えられるものではない、ということが周知されるのは
理性に則って物事を解消しようとしても、その理性自体が運命を狂わせた原因である
感情の支配下にあるという事情からだ
人類は、この感情の支配の下で変更できない十字架を背負わされ破滅的な道を
辿るしかないとしたら、感情は「悪」と看做すのが妥当だろう
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