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ポスト現代思想、ポスト・ポスト構造主義4

1 :考える名無しさん:2019/11/20(水) 23:06:19 ID:0.net
・課題にあげられた文献や言説の精読が中心
・上記に関連のない議論は禁止

論文検索(CiNii Articles - 日本の論文をさがす - 国立情報学研究所)
http://ci.nii.ac.jp/

前スレ
ポスト現代思想、ポスト・ポスト構造主義総合スレ3
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1566561216/
ポスト現代思想、ポスト・ポスト構造主義2
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1518478416/
ポスト現代思想、ポスト・ポスト構造主義
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1451968507/

153 :考える名無しさん:2020/01/02(木) 13:17:11.53 0.net
>>116
概念が形成されていないものにどう向き合うのか、
それを説いたのがドゥルーズの哲学。

概念形成以前の状態、その生成や律動、分節化に注目したのがポスト構造主義。

154 :考える名無しさん:2020/01/02(木) 13:18:10.85 0.net
ドゥルーズの魅力的な語り口や諸概念は他に替えが利かないし、
その発想に多くのアジア・アフリカ文化が参照されていることからしても、
ドゥルーズ哲学は最終的には、ポジティブで善を読み取れるものであると思うが、
それらが安酒にも似て混濁したドラッグ体験と共に書かれていることには注意すべきだろう。
最後は自ら命を絶った。

155 :考える名無しさん:2020/01/02(木) 13:29:17.68 0.net
>>121
思弁的実在を強調したのがメイヤスー。
その後に出てきたガブリエルの「新しい実在論」は実在論レベルでの相対化を図った。
ポスト構造主義における相対主義は、差異の哲学に代表される言語レベルのものだった。
言語論的転回→実在論的転回。

156 :考える名無しさん:2020/01/02(木) 15:35:56 ID:0.net
>>149
哲学で現実的なのは、マルクスとフォイエルバッハぐらいだぞ?
エンゲルスも哲学の解説者としては、現実的に役に立つが。
哲学の解説者として一番役に立つのはヴィトゲンシュタインだが。

157 :考える名無しさん:2020/01/02(木) 15:38:53 ID:0.net
>>153
ドゥルーズはなにも説いてなどいない。
ただ自分の思いを哲学風な言説に乗せて語り続けただけ。
自分語りとしては面白いが、現実に対してはまったく無力だった。

158 :考える名無しさん:2020/01/02(木) 15:40:31 ID:0.net
>>154
自ら命を絶ったのは確かだが、病苦から逃れるためだから、理念とも思考とも関係がない。

159 :考える名無しさん:2020/01/02(木) 15:40:58 ID:0.net
>>155
アリストテレスの方がマシ?

160 :考える名無しさん:2020/01/02(木) 16:21:44.94 0.net
以下繰り返し

161 :考える名無しさん:2020/01/02(木) 16:24:32.59 0.net
哲学はギリシア以来同じ言葉を繰り返しているw

162 :考える名無しさん:2020/01/02(木) 16:35:47.79 0.net
>>156
全然マルクスは現実の役に立たない。
むしろ有害だったのが歴史的事実。
まぁお前は宗教信者としてのマルクス信者だから認めないだろうけどね。

163 :考える名無しさん:2020/01/02(木) 16:35:50.58 0.net
新しい本を読んで止揚しよう

164 :学術:2020/01/02(木) 16:39:43.49 0.net
ノラの呪い とヴェスタの愛嬌とかで5chも関係あるホモ デウス 出ましたよ。

165 :考える名無しさん:2020/01/02(木) 16:39:58.98 0.net
>>162
うん?

労働者の権利がいくらかでも保護されて、社会福祉が少しずつ進んでいるのは、もとをただせばマルクスがいたからだよ?

166 :考える名無しさん:2020/01/02(木) 16:44:17.30 0.net
ドイツ観念論が一番だと思う

167 :考える名無しさん:2020/01/02(木) 16:57:40.70 0.net
「唯物論は対象を解体すると同時に埋却し、
実際には性質の集合に過ぎない究極的要素の集まりとして扱う。
この点において唯物論は、対象を第一義的な
カテゴリーとして認めないあらゆる基本的な
身振りを反復しているに過ぎない。」
             グレアム・ハーマン

168 :考える名無しさん:2020/01/02(木) 17:00:56.86 0.net
>>165うん?共産社会における粛清や虐殺はマルクスがいたからだよ。
更に言えばマルクス以前にミルが社会権的自由を主張し、非マルクス系のフェビアン社会主義がそれを引き継いでる。

169 :考える名無しさん:2020/01/02(木) 17:00:58.03 0.net
>>165
反マルクス主義だろ。福祉国家は。

170 :考える名無しさん:2020/01/02(木) 17:03:23.81 0.net
福祉国家はケインズ主義を基調とし、ケインズは反マルクス主義者だった。

171 :考える名無しさん:2020/01/02(木) 17:15:49.69 0.net
>>168
日本会議かよw

172 :考える名無しさん:2020/01/02(木) 17:17:20.73 0.net
>>169
福祉国家であるほどマルクスに親近感を持ってる国民が多いだろうな。

アメリカですら、福祉を求める国民には反マルクス感情が薄い。

173 :考える名無しさん:2020/01/02(木) 17:17:29.59 0.net
マルクス主義者は、福祉国家のことを
「独占資本の矛盾を覆い隠す許しがたいイデオロギーだ」と言っているのだがね

174 :考える名無しさん:2020/01/02(木) 17:18:49.19 0.net
>>170
ケインズというのは、反マルクスのために、いくばくかの労働者への還流を主張してたな。

175 :考える名無しさん:2020/01/02(木) 17:19:12.83 0.net
>>173
誰がどこでそんなこと言ってるの?

176 :考える名無しさん:2020/01/02(木) 17:20:36.91 0.net
>>171
決めつけは良くないな。
反マルクス主義だからと言って、日本会議とは限らない。
ただの自民党ネットサポーターズクラブかも知れない。

177 :考える名無しさん:2020/01/02(木) 17:20:41.07 0.net
>>175
芦部憲法に紹介してあった

178 :考える名無しさん:2020/01/02(木) 17:22:12 ID:0.net
>>177
芦部って、ただの無知なの?

それとも、悪意の反マルクス主義者なの?

179 :考える名無しさん:2020/01/02(木) 17:26:47.34 0.net
>>178
芦部自身は、「そういう面もあるが、、、」と述べている。
ちなみに、有力法学者にマルクス主義者は一人もいない。
なぜなら、法学は「疑って議論する」学問だから。
マルクス主義のように「信じて疑わなく、自分の立場からしか物を言わない」立場は
法学として成り立たない。

180 :考える名無しさん:2020/01/02(木) 17:29:58.34 0.net
>>179
現実を肯定しなければ成り立たないのが法学。

マルクス主義は現実を疑うことから始まる。

181 :考える名無しさん:2020/01/02(木) 17:30:54.99 0.net
バカとは議論しない。
この場合のバカとは無教養のことをいう。

182 :考える名無しさん:2020/01/02(木) 17:32:10.64 0.net
>>181
蟹は自分の甲羅に合わせて穴を掘る。

自分が無教養だと、相手の教養を理解できないw

183 :考える名無しさん:2020/01/02(木) 17:57:17.47 0.net
>>180
正確に言うとマルクス主義は現実を疑い妄想を垂れることから始まる。

184 :考える名無しさん:2020/01/02(木) 18:54:27 ID:0.net
>>183
ほんとに無教養なんだねw

185 :考える名無しさん:2020/01/02(木) 19:16:33.14 0.net
マルクスはバカだ

186 :考える名無しさん:2020/01/05(日) 11:47:06.17 0.net
>>152
それは構造主義でも哲学でもない。
普通の学問だよ。
レヴィ=ストロースは、フィールドワークだけやってればいいものを、おかしな価値観で資本主義による帝国主義の思想的免罪符になった。

187 :考える名無しさん:2020/01/05(日) 11:47:39.08 0.net
>>167
バカ?

188 :考える名無しさん:2020/01/06(月) 12:54:23.31 0.net
>>186レヴィ=ストロースのどの文言がおかしな価値観でどの文言が資本主義による帝国主義の免罪符なの?
具体的に示して!

189 :考える名無しさん:2020/01/06(月) 12:57:13.74 0.net
>>187
お前がバカ!

190 :考える名無しさん:2020/01/06(月) 13:13:41.41 0.net
>>188
未開地の文化、風習を尊重しなければならないというところ。
サルトルとの論争のテーマだ。

レヴィ=ストロースの主張を受け入れるなら、いけにえの儀式や、女を人間として扱わず豚数頭と交換するとか、女の性的快感を消すためにクリトリスを除去するとかいう残虐な行為も認めなければならない。
資本主義国が、そうした文化、風習には手を付けず(投資をせずに)、ただ未開地の支配者との取引によって植民地化し、(最小限の経済的な投資で)莫大な利益を得るという、旧来型の帝国主義の免罪符になった。

未開地の文化、風習には、その背後に、支配者が人々の人間性を奪い取り、権力をふるうための構造が秘められているということを忘れてはならない。
古い文化、風習は、マスコミに表れるような昇華された踊りばかりではないのだ。

191 :考える名無しさん:2020/01/06(月) 14:42:04.08 0.net
>>190
そんな事レヴィ=ストロースは一言も言ってないけど?
具体的にどの著作のどの文言?
自分も野生の思考と悲しき熱帯などしか読んでないから興味がある。
基本的にレヴィ=ストロースが対象とした社会は支配権の確立してない原始共産型社会だったと記憶している。

192 :考える名無しさん:2020/01/06(月) 14:47:08.41 0.net
>>190
オーストラリアアボリジニの盗まれた世代のように「善意の」先住民同化政策は大抵失敗して多大な犠牲を生んだ。

レヴィ=ストロースなどの仕事は先住民文化尊重に繋がり先住民権運動を促進し彼らの地位向上に役立った。

193 :考える名無しさん:2020/01/06(月) 14:51:42.13 0.net
>>191
『野生の思考』を読んでわからなかったんなら、君の理解力不足だろうな。

ちなみに、原始共産制社会というのは、レヴィ=ストロースの対象にはなかったんじゃないかな?

194 :考える名無しさん:2020/01/06(月) 14:51:57.74 0.net
>>190
レヴィ=ストロースを鼻祖とする構造主義からポスト構造主義の流れからポストコロニアルのスピヴァクが現れた。

彼女はインドの女性だったのでイギリス帝国主義下のインドの差別された女性という立場からサバルタン論を展開した。

君のいう問題点は既に提出されてる。

195 :考える名無しさん:2020/01/06(月) 14:53:16.98 0.net
>>193
だから具体的にどの文言?

196 :考える名無しさん:2020/01/06(月) 14:55:15.88 0.net
>>192
アメリカでもオーストラリアでも、先住民同化政策も先住民の人権運動も侵略のずっと後のこと。
それも文化、風習の保護ではなく、ただ侵略に対する補償として土地や金を渡したに過ぎない。

197 :考える名無しさん:2020/01/06(月) 14:56:50.74 0.net
>>194
先進国の文化、風習が、未開地域のそれよりずっと人間の自由や権利を保証していることは間違いないよ。

198 :考える名無しさん:2020/01/06(月) 15:00:10.82 0.net
>>195
言葉通りの文章じゃないと理解できないなら、本なんか読んでも無駄だよ。

どういう思想であれ、君が思想を理解することはないだろうな。

199 :考える名無しさん:2020/01/06(月) 15:20:26.41 0.net
>>198
ようはわからないということねw

200 :考える名無しさん:2020/01/06(月) 15:22:32.25 0.net
>>197
そういう事スピヴァク言ってた?

201 :考える名無しさん:2020/01/06(月) 15:24:39.39 0.net
>>196
オーストラリアは現在かなりアボリジニの文化、風習の保護に力入れてるよ。
君が知らないだけ。

202 :考える名無しさん:2020/01/06(月) 15:30:48.22 0.net
西側資本主義国は少なくともソ連がやったような露骨な東欧侵略やアフガン侵略みたいなことはしなくなった。
その点共産国より西側資本主義国の方が進歩してたから西側が勝った。

中国がえげつない借款をしてスリランカの港を取るような野蛮で遅れたことしてるのは共産国らしい。

203 :考える名無しさん:2020/01/06(月) 18:14:27.21 0.net
>>200
そう言ったのはマルクスだよ。

204 :考える名無しさん:2020/01/06(月) 18:17:36.03 0.net
>>201
誰が現在の話をしてる?
現代の人権重視は、レヴィ=ストロースとも構造主義とも関係なく、西欧文化の拡大だよ。
マルクスやサルトルの思想に近い。

205 :考える名無しさん:2020/01/06(月) 18:18:13.08 0.net
>>202
おいおいw

せめて、中東情勢でも見てから書き込めよw

206 :考える名無しさん:2020/01/06(月) 19:11:27 ID:0.net
>>203マルクスは間違ってるからそれも間違いだろ‼

207 :考える名無しさん:2020/01/06(月) 19:13:34 ID:0.net
>>204
マルクス主義を国是とした国で人権重視した国ないやん!
ギャグ言ってるの?

208 :考える名無しさん:2020/01/06(月) 19:16:06 ID:0.net
>>205
現代では旧ソ連ほど露骨じゃない。
程度はソ連のほうが余程酷かった。

209 :考える名無しさん:2020/01/06(月) 19:22:43 ID:0.net
>>207
貴族や資本家の人権を無視、というより、特権や資本を剥奪しただけだよw

210 :考える名無しさん:2020/01/06(月) 19:22:59 ID:0.net
>>208
どこが?

211 :考える名無しさん:2020/01/06(月) 21:57:11.48 0.net
>>209虐殺したろ‼バカだな。

212 :考える名無しさん:2020/01/06(月) 21:58:07.69 0.net
>>210全部!

213 :考える名無しさん:2020/01/06(月) 22:05:35.06 0.net
>>204サルトル?
ダッセー。人権無視虐殺鬼の毛沢東に騙されてたノータリン野郎。

214 :考える名無しさん:2020/01/06(月) 23:00:56 ID:0.net
>>211-213
君はこのスレに向いてない。

215 :考える名無しさん:2020/01/07(火) 02:00:36.70 0.net
いろんな「先住民文化」が近代西欧型の価値観にそぐわなかったら、彼らの文化を尊重するわけにはいかないだろ?「他所の文化を尊重」するか「普遍的価値観を持つように彼らを正すか」。

216 :考える名無しさん:2020/01/07(火) 04:01:26.14 0.net
未開社会と西洋社会とを相対化した斧の比喩


“おそらくいつかわれわれは、神話的思考と科学的思考においてはたらく論理が実は同一のものであること、
 そして、人間はいつも同様によく考えてきたことを発見するだろう。”

“久しい以前から、技術の研究者たちは彼らの領分でこのことに気付いていた。
 鉄の斧は石の斧よりも、「よく出来ている」からまさっているのではない。
 どちらも同様に「よく出来ている」が、鉄は石と同じものではないのである。”

― レヴィ=ストロース 『構造人類学』 「第11章 神話の構造」 みすず書房 (1972)

217 :考える名無しさん:2020/01/07(火) 04:01:42.96 0.net
レヴィ=ストロースは未開社会や仏教の価値を高く評価してはくれたが、
その一方で露骨なイスラム嫌いであったことは、遠交近攻ではないか。


“イスラムの近隣で感じられる、あの居心地のわるさ、その理由が、私には解り過ぎるほどわかる。(略)
 イスラムがわれわれの似姿を私に見せつけ、フランスがどれだけイスラム的になりつつあるかを
 私が確認せざるを得ないようにしたことで、私はイスラムを責めたくさえある。”

― レヴィ=ストロース 『悲しき熱帯 下』 「第9部 回帰 40 チャウンを訪ねて」中央公論社 (1977)

218 :考える名無しさん:2020/01/07(火) 04:03:49.43 0.net
ポストコロニアルと言えば、日本人などもよく援用するのがサイードの『オリエンタリズム』だが、
この本のメインパートはフランスのイスラム学者ルイ・マシニョンについて書かれている。
マシニョンは世界的大家だが、日本では全く翻訳されていない。


“ハッラージュを論じる時のマッスィニョン。
 あれはもう我々が常識的に考える「学問」などというものではない。
 全人間的「変融」体験の極において「アナ・ル・ハック」(我こそは神)と、
 己れの死を賭して叫んだ、あるいは叫ばざるをえなかった西暦十世紀のスーフィーと、
 二十世紀の真只中でそれを"じか"に受けとめる、マッスィニョンという
 魁奇な一精神との実存的邂逅の生きた記録、でそれはある。
 それが尽きせぬ興味を惹き起し、たんなる学問を遥かに越えた不思議な世界に我々を誘う。”

― (R・A・ニコルソン 『イスラーム神秘主義におけるペルソナの理念』 への序詞) 「井筒俊彦入門」より

219 :考える名無しさん:2020/01/07(火) 04:08:33.60 0.net
戦後日本の哲学者で最も活躍した井筒は、初めてコーランの原典訳もしたイスラムの専門家だった。

220 :考える名無しさん:2020/01/07(火) 04:09:34.07 0.net
現代哲学が何故、これほどまでにイスラムを避けてきたのか。
現代哲学の死角を克服するヒントがイスラム哲学には数多く見つかる。

221 :考える名無しさん:2020/01/07(火) 17:39:28.15 0.net
>>220
アシュアリー派の機会原因論はグレアム・ハーマンが取り上げてたね。

222 :学術:2020/01/07(火) 18:25:27.48 0.net
西洋文化が未開文明より進んでいるということはない。都市文明は時間の無駄が多い。
しかし化粧して飲んで踊り歩くといった楽しみを、未開文明に教えるのはいいかもしれない。

223 :考える名無しさん:2020/01/07(火) 20:58:37 ID:0.net
>>220
女を物として扱うことがそんなに大事か?

224 :考える名無しさん:2020/01/07(火) 22:04:47.52 0.net
>>223
お前アラブ女のヤバさ知らんだろ‼

225 :考える名無しさん:2020/01/07(火) 22:10:58.28 0.net
>>223
仏教における女一人の煩悩は三千世界の男の煩悩合わせたより酷いという教え以外に仏教には深い哲理がある。

女子三従の教えを言ってた儒教的道徳にも現代日本に繋がる常識を説いた教えもある。

イスラムにも深い哲学がある。

女の美点は弱さだと言ったマルクスは現代の視点だととんでもない女性差別論者だがマルクスだけは有害である。

226 :考える名無しさん:2020/01/07(火) 22:56:38.71 0.net
>>222
http://n.sinaimg.cn/front/20170811/l2vG-fyixtym1030328.jpg
https://pbs.twimg.com/media/DpCedahVAAE_NqN.jpg

227 :考える名無しさん:2020/01/07(火) 22:57:17.94 0.net
“ホメイニーが当時のソビエト連邦の書記長ゴルバチョフに、イスラーム世界を理解するためには、
 イブン・アラビーやイブン・スィーナーの思想を理解することが重要だという旨の書簡を送ったという一事に端的に現れている。
 ホメイニーの中では、その革命とイブン・アラビーの思想は通底するものがあったのである。
 彼らにおいては、イブン・アラビーの思想と、社会変革実践活動は深く結びついていたと考えなければならない。”

― 東長靖 「序論」 『イブン・アラビー学派文献目録』 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科附属イスラーム地域研究センター (2010)

228 :考える名無しさん:2020/01/07(火) 23:05:48.52 0.net
>>227
ホメイニと並ぶイブン・アラビーの世界的権威が井筒俊彦だがホメイニとは随分見解を異にした。
井筒俊彦の解釈はイブン・アラビーをヒンドゥー教、仏教、道教と比較しその共有点を探り、多文化共生に重点を置いた解釈だった。

229 :考える名無しさん:2020/01/07(火) 23:09:44.78 0.net
井筒俊彦のイブン・アラビー引いてはイスラム解釈は他宗教や他哲学とイスラムを比較する事によりイスラム哲学の奥深さを示すと共にイスラムを相対化するものだった。

230 :考える名無しさん:2020/01/07(火) 23:14:19.93 0.net
井筒俊彦の愛弟子で「悪魔の歌」を翻訳してホメイニの死刑宣告により暗殺された五十嵐一とか井筒俊彦とホメイニの不思議な因縁を感じる。

231 :考える名無しさん:2020/01/07(火) 23:45:28.79 0.net
>>227イランと対立するサウジアラビアではイブン・アラビーを徹底して批判した原理主義的なイブン・タイミーヤの系統が正統神学とされる。

スンニ派イスラム原理主義はイブン・タイミーヤ系の極端派がほとんど。

232 :考える名無しさん:2020/01/08(水) 00:13:19.30 0.net
>>224
君ってバカ?

233 :考える名無しさん:2020/01/08(水) 00:14:03.26 0.net
>>225
深くないよw

支配のための宗教だということ。

234 :考える名無しさん:2020/01/08(水) 00:36:10.14 0.net
ハーメネイー師はホメイニー師の後を継いだ現イランの最高指導者


“以前、私はテヘラン国際ブックフェアに行き、テヘラン大学出版社の展示室にあった諸々の本を見ていた。
 いきなり、ハーメネイー師がブックフェアにいらっしゃり、視察していることに気付いた。
 ハーメネイー師がテヘラン大学出版社の展示室に至った時、
 井筒が書き、テヘラン大学出版社によって出版された『ザブザワーリーのヒクマ(叡智)の基礎』を彼は見た。
 そして、彼は私に、なぜ井筒氏はイランに戻らないのかと尋ねた。”

― 『井筒俊彦の比較哲学:神的なものと社会的なものの争い』 8章、バフマン・ザキプール、知泉書館 (2019)

235 :考える名無しさん:2020/01/08(水) 00:38:08.86 0.net
“井筒の東洋哲学は哲学の中心を欧州からアジアへ移すのに貢献するでしょう” ロバート・ウィスノスキー (カナダ イスラム学者)

“我々イラン人は日本人以上に井筒を高く評価しています” バフマン・ザキプール (イラン 哲学者)

“井筒の東洋哲学は、根底でいろんな宗教のおおもとのところで鳴り響いている和音みたいなものを取り出そうとした。
 その響きには、構造、論理、論理を超えた何かがある。
 世界中に分かれてお互いに対立し合う宗教も、おおもとまでたどっていくとあらゆる宗教が行き来できる。
 イスラム教も仏教もいろんな宗教が自由に行き来できる領域を探ろうとした。” 中沢新一

― BS1スペシャル 「イスラムに愛された日本人 知の巨人・井筒俊彦」 20191108

236 :考える名無しさん:2020/01/08(水) 03:24:24.07 0.net
井筒を描いたドキュメンタリー『シャルギー(東洋人)』はイラン制作の2時間10分の映画だから、半分ぐらい寝るだろうと思っていたが、とんでもない。

100名以上の専門家によって、井筒の生涯と思想のディテール、イラン人から見た大東亜共栄圏の検証、昨今の国際政治の状況までもが、
神学と言語意味論(セマンティクス)と分析哲学を織り交ぜて語られる。

井筒のテクストと同じぐらい高度で緻密な内容を、毎秒字幕で読まされるわけだから、
メモを取る暇もないどころか、まばたきもしないようにして観なければならなかった。

237 :考える名無しさん:2020/01/08(水) 10:10:31 ID:0.net
>>233
君、井筒俊彦読んでないだろw

238 :考える名無しさん:2020/01/08(水) 13:52:23.59 0.net
>>237
読んでないよ。
ここの書き込みだけで十分。
あまりにも、現実離れしてる。

宗教は争いの元だから、宗教にのめり込む心理を分析することが必要。

239 :考える名無しさん:2020/01/08(水) 14:00:39.82 0.net
>>238
読めよ。意識と本質なんか瞠目するから!
こんな書き込みじゃ井筒俊彦は理解できない。

240 :考える名無しさん:2020/01/08(水) 14:03:04.13 0.net
>>238
マルクスにのめりこむのと宗教にのめりこむのは心理的に同じ。
第三者的に見れば同類だよ。

241 :考える名無しさん:2020/01/08(水) 14:06:37.18 0.net
>>239
そうなのか。
今度読んでみるけど、お勧めはなに?

242 :考える名無しさん:2020/01/08(水) 14:06:59.12 0.net
「マルクス主義は神なき福音書(つまり宗教)である。」
          バートランド・ラッセル

243 :考える名無しさん:2020/01/08(水) 14:08:26.88 0.net
>>240
その書き込みで君には思想がまるで分ってないことがわかる。
マルクスに限らず、一般的に思想といわれるものには現実の根拠がある。

244 :考える名無しさん:2020/01/08(水) 14:09:06.91 0.net
>>242
そんなこと言ってるから、ヴィトゲンシュタインにバカにされたんだろうなw

245 :考える名無しさん:2020/01/08(水) 14:13:19.65 0.net
>>241
自分に読解力があるという自負があるなら井筒俊彦の主著「意識と本質」をお薦めする。
東西の宗教哲学だけでなくサルトルやマラルメ、芭蕉などにも触れている。
入門的なものなら講談社選書メチエの斎藤慶典著「東洋哲学の根本問題ーあるいは井筒俊彦ー」が良い。

246 :考える名無しさん:2020/01/08(水) 14:18:20.73 0.net
>>245
ありがとう。
読んでみるよ。

247 :考える名無しさん:2020/01/08(水) 14:19:04.42 0.net
>>243
例えば井筒俊彦の場合、東洋的宗教体験の問題をサルトルの嘔吐の記述から説き起こしてる。
意識と本質を読めば解る。

248 :考える名無しさん:2020/01/08(水) 14:21:44.90 0.net
>>247
通俗的に見えちゃうな。
まあ、感想は読んでからにするよ。

249 :考える名無しさん:2020/01/08(水) 14:23:13.84 0.net
>>247
それから、マルクスの思想はサルトルの「嘔吐」とは関係ないからね。

250 :考える名無しさん:2020/01/08(水) 15:14:02 ID:0.net
>>249
知ってるよ。
実存主義を始めた一人キルケゴールなんかは「大きな物語」であるヘーゲルの弁証法が個人や主体、実存の問題を無視したことからその哲学を生んだと理解してる。

251 :考える名無しさん:2020/01/08(水) 15:23:06 ID:0.net
にしても京セラの稲盛和夫は井筒俊彦の信奉者だったが何でかな?
デリダやイランなどのイスラム圏で井筒俊彦の評価が高いのは理解できるけどね。

252 :考える名無しさん:2020/01/08(水) 15:26:13.16 0.net
>>238宗教にしろ思想にしろイデオロギー絡みのものは必ず対立を引き起こす。
自由主義と共産主義の人類滅亡の危険まで孕んだ対立が争いの最たるものだった。

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