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ポスト現代思想、ポスト・ポスト構造主義4
- 393 :考える名無しさん:2020/02/18(火) 00:41:17 ID:0.net
- “何をするかわからない他者たちと共存するために、それらの解釈の諦めを理論的に取り扱う、これが必要だと思います。
無解釈性を理論に含めている人文学、それを僕は、フランソワ・ラリュエルを背景として「非人文学」と呼んでいます。
解釈を努力する部分と、解釈をあきらめる部分が、両方ある。
諦めるといっても、すぐに暴力的なぶつかりあいになるのではなく、ただたんに隣にいることです。
つまり、ナマコとヤドカリのイメージです。空間的並置とはそういうことだと思います。
複数の秘密が隣り合って並んでいる状態です。少なくとも僕は、そういう状態について考えたいのです。
それも、意味を伝える言語だけではなく、非シニフィアン的でフォルム的な言語を駆使して考えたいのです。”
― 千葉雅也 「ナマコとヤドカリ」 『現代思想の転換2017: 知のエッジをめぐる五つの対話』 (2017)
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