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意識のハードプロブレムの答え4

1 :時計 :2020/06/13(土) 09:09:59.86 0.net
1の考え。
主体とは空白。
空白とはあらゆる考えが浮かんでは消える場。
全ての存在は主体にある。
他者の意識は存在すれば、それは主体の意識においてである。
それゆえに、他者の意識は存在しない。
私は独りである。

意識のハードプロブレムの答え3
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1590466858/

20 :257:2020/06/14(日) 00:18:08 ID:0.net
いよいよ始める前に、あといくつか述べておく必要がある。
第一に、すでに説明したとおり、これは哲学の本だ。
つまり、基本的には、死に関して知りうることや理解しうることについて、
論理的思考力を使って非常に注意深く考えることに徹する。
本書では合理的見地から死について考えてみようとする。

だから、ある種類の証拠やある種類の論拠は本書では使わないことははっきりさせておく必要がある。
それはすなわち、宗教的な権威には訴えないということだ。
もちろん、皆さんはすでに死後の生を信じているかもしれない。
自分が死んでからも生き続けると信じているかもしれない。
不死を信じているかもしれない。
そして、所属する教会にそう教わっているから、
当然これらをすべて信じているのかもしれない。
それはそれで結構だ。
私はここで皆さんを説得して宗教的信念を捨てさせたり、
みなさんの信仰に異を唱えたりするつもりはないし、それは私の目的でもない。

だが本書を通じて、啓示であれ、聖書の権威であれ、その他何であれ、
そのような宗教的論拠に訴えることはないと明言しておきたい。

シェリーケーガン 「死」とは何か p29-30

21 :257:2020/06/14(日) 00:18:34 ID:0.net
魂など存在しない。
私たちは機械にすぎない。
もちろん、ただのありきたりの機械ではない。
私たちは驚くべき機械だ。
愛したり、夢を抱いたり、想像したりする能力があり、
計画を立ててそれを他者と共有できる機械だ。
私たちは“人格を持った人間”だ。だがそれでも機会にすぎない。

そして機械は壊れてしまえばもうおしまいだ。
死は私たちには理解しえない大きな謎ではない。
つまるところ死は、電灯やコンピューターが壊れうるとか、
どの機械もいつかは動かなくなるといったことと比べて、
特別に不思議なわけではない。



そんなわけで、死について考えるとき、死を深遠な謎とみなし、
恐ろしくて面と向かえず、圧倒的でぞっとするものと捉えるのは適切ではない。
適切ではないどころか、死に対する比類もなく合理的な応答には程遠い。
思うに、“死を恐れるのは不適切な対応”だ。

シェリーケーガン 「死」とは何か p727-728

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