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数・記号の文明史

333 :ウムウル ◆w9gVwCWkR8GP :2015/06/22(月) 23:05:22.65 0.net
さて、通貨単位もやりたいのでお
とりあえずのおさらい

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%93
圓(えん、げん、ウォン、ドル、パタカ、トゥグルク)は、東アジアの各国において使用されている通貨の単位である。
なお「圓」は元来、「まる」を意味する文字で、日本における「円」の旧字体である。


メキシコドルの流入

中国においては古来から銅銭が通貨として広く用いられてきたが、
経済の拡大、あるいは産銅不足から銅銭のみによる取引に限界が生ずるようになった。
宋・元以後には紙幣や銀(銀地金や銀製品)が通貨の代わりに用いられるようになり、
明・清においても銅銭は引続き併行流通したものの、銀錠と呼ばれる秤量貨幣が通貨の主導的な地位を占めるようになった。
18世紀になると絹織物や茶の代価として、
スペインおよびその植民地であったメキシコから多量のメキシコドルなどの大型銀貨が流入するようになり、
「銀圓」と呼ばれて中国国内でも広く流通した。銀圓は従来の銀錠に対し、メキシコドルが円形の銀貨であったことに由来する[1]。
メキシコは漢字で「墨西哥」と表記され、メキシコドルは「墨銀」とも呼ばれた。
また当初は南蛮から流入したことを意味する「番銀/蕃銀」や、デザインおよび英(イン)と同じ発音である「鷹」から「鷹洋」の呼称もあった。


圓とドル

ドルの起源はターラーであるとされるが、アメリカの1ドル銀貨はメキシコドルに基づくもので、量目、銀品位もほぼ等しくつくられた。
また東アジアにおいてはドルを漢字「圓」で表記したのであり、圓、ドル共に元をたどれば起源を同じくするもので、
19世紀後半において圓、ドルは国際通貨であった。
しかし300年以上に亘る流通と、圧倒的な鋳造量を誇るメキシコドルに対し、
歴史の浅いアメリカ、香港および日本などの銀貨は市民権が容易には得られず市場において若干の増歩を要求される始末で、
アメリカおよび日本は量目を420グレーン(27.216グラム)と若干増量した貿易銀を発行して対抗したが成功には至らなかった。

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