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唐宋変革期
- 1 :世界@名無史さん:2017/10/04(水) 19:46:47.62 0.net
- 中国の社会は8世紀から11世紀にかけて,王朝でいえば唐から宋の間に大きく変動したので,この時期は唐・宋変革期とよばれている。
その変化の一つは,支配階級の交代である。…
- 157 :世界@名無史さん:2017/10/13(金) 14:44:02.00 0.net
- 経済超大国だったからこそ、狼の獲物にされた。
- 158 :世界@名無史さん:2017/10/13(金) 18:40:40.98 0.net
- 単に経済規模が大きいだけでなく、貨幣経済の発達ぶりが、古代・中世にしては半端なかった
まさに、カネの国
- 159 :世界@名無史さん:2017/10/13(金) 18:42:51.15 0.net
- 今も、中国ではスマホ決済が普及して、現金が使われなくなってきている
貨幣経済に関しては、すでに世界の最先端
- 160 :世界@名無史さん:2017/10/13(金) 20:11:14.02 0.net
- 古代中国の地形的な特徴として、海から何千qも離れた、内陸部の奥の奥に人口密集地帯があった。
このため、塩の供給のために商業ネットワークが発達した。
- 161 :世界@名無史さん:2017/10/13(金) 20:13:27.65 0.net
- 「海から何千qも離れた」は言いすぎだった
いま調べたら、北京と長安の距離は900q
東京−博多間よりも近いな
- 162 :世界@名無史さん:2017/10/13(金) 20:16:50.72 0.net
- まあ、「中国は、日本人の想像を絶するほど広い」というのがウソで、実際には地理的なスケール感がたいして
変わらないというのは、よく言われるところだが。
実際、世界地図から日本列島を切り取って、中国大陸の上に張り付けてみれば、予想以上に日本がデカいことが分かる。
上海を東京とすれば、だいたい北京が札幌あたりで、香港が鹿児島くらいの位置だ。
沖縄まで入れたら、むしろ日本のほうが国内の距離感があるくらい。
ましてや、朝鮮・台湾・南洋諸島を傘下に入れていた大日本帝国だったら、陸地の面積はともかく、
地理的な広がりは中国よりスケール大きい。
- 163 :世界@名無史さん:2017/10/13(金) 20:20:44.37 0.net
- まあ、それはともかく、長安のような内陸部の奥地の乾燥地に、当時としては破格の超巨大都市があったおかげで、
食糧や食塩の供給のため、商業ネットワークが極度に発達したのは事実だ。
唐の時代からすでに、農民が納税のために作物を一斉に換金するので、相場が下落するのが大問題になったくらい。
貨幣経済に関しては、まさに世界の最先端の国。
中国人の拝金主義は、現代に始まったことではない。昔からそうだ。
- 164 :世界@名無史さん:2017/10/13(金) 21:08:27.10 0.net
- >>156
確かに、世界史的には、
唐宋の皇帝より、モンゴルの皇帝が有名だね
日本でもチンギスハンやフビライハンは知られてるけど、
唐宋の皇帝と言われてもすぐに出て来る人は少ない
- 165 :世界@名無史さん:2017/10/13(金) 23:33:08.62 0.net
- >>162
>まあ、「中国は、日本人の想像を絶するほど広い」というのがウソで、実際には地理的なスケール感がたいして
>変わらないというのは、よく言われるところだが。
えええwwwどこがwwひょっとして外国旅行行ったことないでしょ?
視覚的には日本はイギリスより狭いよ
だって地平線ないし
- 166 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 00:20:25.96 0.net
- 長安周辺はまあ、元々森林地帯で秦の頃迄それなりに植生残ってたけど
開発して農地にすると降水量は有るけど蒸散し易い土壌なので
時代が経つ毎に植生が乏しく成って地味が落ちちゃったという
- 167 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 02:47:03.66 0.net
- >>165
ここで言ってるのは、国内の移動距離の話
ほんと、ピントはずれなツッコミが多いな
- 168 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 02:52:01.40 0.net
- >>166
春秋戦国時代は、何百年も国々が分かれていて統一されなかった根本的な原因として、
「古代の華北は森林地帯だったので、騎馬軍団が走り回れなかったから」という説もある
- 169 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 02:57:23.23 0.net
- >視覚的には日本はイギリスより狭いよ
だって地平線ないし
海を見ろ。日本では、たいていのところからはすぐ海に出て、水平線が見れる。
昔、朝鮮人が「朝鮮半島はヨーロッパともつながっている。島国とは違って、人間のスケールが大きくなる」と主張していたので、
「朝鮮半島は、半島の付け根でかろうじてユーラシア大陸と接しているだけだが、
日本列島は全面的に太平洋に面している。ユーラシア大陸よりも、太平洋のほうがずっと広い」
と反論したことがある。
それを思い出した(笑)
- 170 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 03:00:21.95 0.net
- >>164
唐の玄宗は、「女に溺れて国を滅ぼしたバカ皇帝の見本」として、かなり有名
- 171 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 05:27:36.67 0.net
- 日本で一番有名な唐の人は楊貴妃か玄奘か白楽天だろう
たぶん日本での知名度は玄宗より上
- 172 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 05:55:28.98 0.net
- >>171
杜甫や李白より、白楽天?
- 173 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 06:11:59.15 0.net
- >>172
日本ではね
- 174 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 06:29:11.25 0.net
- 三蔵法師、楊貴妃、太宗、杜甫じゃね?
白楽天はあんまピンと来ない
- 175 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 08:20:35.32 0.net
- >>159
だって偽札が多過ぎて、現金が信用されてないんだもん。
- 176 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 08:27:43.91 0.net
- >>167
移動距離の感覚って重要。
高速道路や高速鉄道がない少し前でも、
家人がちょっと隣りの省に行ってくるわと言い残したら、
数日は帰って来ない。
感覚的に陸の孤島みたいなもの。
- 177 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 08:35:11.15 0.net
- それで海運が発達すると内陸部は苦しい。
現代でも
中国の港から米国までの海上輸送費に比べると
中国内陸部から中国沿岸部までの輸送費の方がはるかに高く付く。
内陸の乾燥化と海運の効率化により、
シルクロードは凋落。
- 178 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 08:53:44.12 0.net
- 「唐宋変革論」というのは
戦前の漢籍に通じた日本の学者たちが論じ始めたものだけど
世界では通用してるのだろうか?
- 179 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 09:21:25.20 0.net
- 長恨歌、琵琶行、白氏文集は今は知らないだろうな
李白も「一杯一杯また一杯」のCMの時がピークだな
- 180 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 09:45:13.69 0.net
- >>176
まあ確かに、それは言えている
- 181 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 10:12:22.27 0.net
- 李白は一斗の酒を飲む間に詩を…などという言い回しがあるが、
唐代の一斗は現代日本の1升ほど。
それに唐代の酒はアルコール度数がせいぜい5パーセント、ビール程度なので
それなりの酒のみなら「唐代の一斗」は飲める。
- 182 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 10:15:28.44 0.net
- などと自慢げに書いてみたが、いまウィキったら唐代の一斗は5.94リットルなんだな。
多少の誇張表現が含まれているのか、
一斗の酒を数日間かけて飲んだのか
- 183 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 10:31:00.04 0.net
- >>165
面積にしたら、四川省一つで、日本の1.3倍だもんな。
チリ共和国が南北に長いからブラジルさんと変わらないなどとほざくかしらん?
- 184 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 10:35:40.36 0.net
- 上にも書いたけど、上海を東京とすると、北京はだいたい札幌あたりの位置にあり、香港は鹿児島あたりの位置にある
つまり、「日本の大きさは、中国の沿海部くらい」というのが正しい認識
中国から内陸部を除去して、沿海部だけを残したら、ちょうど日本くらいの大きさになる
少なくとも、陸地の面積を比べて、「日本の大きさは中国の省ひとつ分」というのは誤った認識
- 185 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 10:38:04.31 0.net
- というのも、「中国は広大なので、上海から見た北京や広東省はほとんど外国そのもの」とよく言われるんだが、
距離からすれば、東京から見た札幌や九州と変わらない。
しかも、日本の場合は地続きでもないし。
- 186 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 10:40:47.79 0.net
- 平安時代までの日本にとって、エゾやクマソが外国の異民族だったのは、至極当然といわなければならない
- 187 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 10:44:59.77 0.net
- ましてや、かつての大日本帝国は、朝鮮・台湾・千島・樺太はもとより、南洋諸島まで含んでいた。
それは途方もない地理的な広がりで、地球上のかなりのスペースを占めていた。
地球儀で見ると、ほんとうに丸い。
- 188 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 10:49:19.40 0.net
- >>178
英語や中国語のサイトもいろいろ見たけど、「唐から宋にかけて、中国では貨幣経済が進展して商業革命が起きた」
という、経済史の転換点としてはそれなりに注目されている様子。
でも、「唐までの中国の名門がみんな没落・滅亡して、宋からは新たな勢力が勃興した。中国の歴史はそこで断絶している」
という、日本での唐宋変革論の認識が広まっているようには見えない。
- 189 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 10:52:44.86 0.net
- >「唐までの中国の名門がみんな没落・滅亡して、宋からは新たな勢力が勃興した。中国の歴史はそこで断絶している」
↑ちなみに、この説を唱えた内藤湖南は、日本史についても、「応仁の乱の前と後とで、日本の歴史は断絶している」と言った。
「現在の日本を考える上で、応仁の乱以前の日本史を勉強しても、たいして役に立たない。応仁の乱の以後だけを見れば十分」
とも言ったと、最近ベストセラーになった「応仁の乱」の本に書いてあった。
- 190 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 11:03:01.03 0.net
- 中国は北京から南京まで1000キロ近いんだけど
その間ほとんど平野、平野、平野で山を見ない
これでは遊牧民になんどもやられるのは当然だわ
- 191 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 11:06:27.95 0.net
- >>183
成都盆地なんてそれ一つで本州がまるまる入る糞デカい平野だからな
見渡す限り何もなくてGPSないと今どこらへんにいるかもわからない
地理的スケールが違い過ぎるわ
- 192 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 11:09:11.80 0.net
- >>190
華北平原は、巨大な扇状地
華北平原を扇形とすると、北京・上海・洛陽あたりが端っこの3点を占める
- 193 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 11:11:07.51 0.net
- 陸地面積の底なしの恐ろしさが感覚的に分からない旧日本軍は、
どんなに数多くの戦闘に勝利しても、
重慶までは到底たどり着けないまま、
長大な戦線維持と消耗に苦しみ、
資源枯渇と兵力不足に陥り
あげくに米英の石油禁輸に直面してしまう。
せめてモンゴルの南宋攻略になぜ数十年かかったのかを研究するべきだった。
- 194 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 11:12:34.95 0.net
- >>191
いや、だから、この話のポイントはそこじゃないんだって。
まあいいや(笑)
- 195 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 11:17:11.16 0.net
- つうかなんで縦に比べたがるかわからん
日本なんて横幅ほとんどないけど、
新疆のケシガルから東北のハルピンまで4000キロあるし
上海から成都までも宗谷岬から桜島までの距離あるよ
- 196 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 11:19:11.55 0.net
- 日本軍の話で言わんとしてることは分かったは
だだっ広い平野を進む困難さとか島国の人にはわからんわな
- 197 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 11:26:27.07 0.net
- いや、違うんだよ(笑)。この話は、そういうことじゃないんだ。
現代の中国は、なんといっても、北京から上海を経て広東省の湾岸に至る、
いわゆる「沿海部」が圧倒的な中心であり、「内陸部」は植民地みたいな状態になっている。
そこで、その「沿海部」がどのくらいの大きさかを見てみると、ちょうど沖縄を除く「日本」と同じくらいの大きさ。
つまり、「日本の大きさは、中国の省一つ分ではなく、中国から内陸部を切り離した沿海部くらいに相当する
大きさなのである」というのが、この話のポイント。
実際、世界地図から日本列島を切り取って、中国の上に置いてみればわかる。
日本は、内陸部のない沿海部だけの中国。
- 198 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 11:28:50.89 0.net
- 杉山の本にあったが、モンゴルが金朝を攻め落とし次は南宋…と作戦を建てるとき
一番の懸案は金と南宋の国境地帯だった。
金と南宋は100年に渡り対立をしていた。
そのため国境に当たるワイ河の流域は人口希薄地帯で兵糧の補給ができない、
この兵糧問題をいかに解決するかが悩みだった。
- 199 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 11:33:37.05 0.net
- 南北朝時代には、何百年にもわたって淮河が国境になっていたな
- 200 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 11:51:37.98 0.net
- 確かに、国境近くのソウルに人口が密集している韓国は例外的なケースで、普通は紛争地帯からは住民が逃げるわな。
百年も続けば過疎地域になってしまう。
- 201 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 11:57:49.19 0.net
- 朝鮮戦争後、ソウルで漢江(ハンガンで一発転換できる!)の南の江南地区が発展したのは、
戦争に対する恐怖から。
朝鮮戦争時に漢江にかかる橋が政府の手で爆破され、逃げ遅れたソウル中心部の市民はそのまま市街戦に巻き込まれてしまった
だから万が一を見越して、漢江の南に住む
- 202 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 12:01:13.56 0.net
- 蜀は小さいから魏に喧嘩を売るのは自殺行為だって言うけどデカイよな
劉邦も巴蜀から統一してるし
- 203 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 12:05:23.12 0.net
- 四川盆地はフランスなみにデカい上に、盆地だから水が流れ込む地形なので肥沃
「天府」と言われるだけのことはある
- 204 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 12:08:18.95 0.net
- その蜀の国も、明清交代期にキチガイが暴れたせいで…
- 205 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 12:11:01.51 0.net
- >>201
「江南」も、「カンナム」で一発変換できる
- 206 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 12:15:27.29 0.net
- 国土がフランスなみに広くて、人口はフランスの倍くらいの大国だからなあ。
北京は、四川省が強くなりすぎるのを恐れて、重慶市と四川省に分割した。
重慶市もデカい。人口も面積も、韓国の8割くらいだ。
韓国の大きさは「省ひとつ分」どころか、「直轄市ひとつ分」くらいに相当することになる。
ここのトップだった薄熙来は、北京の権力闘争にも介入するほどの力を持ったため潰された。
- 207 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 13:48:14.56 0.net
- 重慶市の何がすごいって
こんなとこにもラブライバーが進出していることだよ
https://pbs.twimg.com/media/CBPEdh4UsAAYkHr.jpg
- 208 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 13:48:42.73 0.net
- 重慶市は直轄市だけどね
- 209 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 14:31:55.75 0.net
- 元々巴国と蜀国だから分けても不自然じゃあ無い気が
半島が元の?貊朝鮮と三韓の2国へ分かれた様に
- 210 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 17:50:07.50 0.net
- >>207
イスラム教徒の礼拝みたいだ
- 211 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 18:23:47.67 0.net
- 四川省域の藩鎮は、剣南西川節度使と剣南東川節度使
- 212 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 18:52:17.50 0.net
- くれぐれも「にしかわ・せつどし」なんて読まないようにw
- 213 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 20:55:33.85 0.net
- >>197
日本列島はアメリカ東海岸と大きさが匹敵するから凄いと言うのと同じじゃんか?
肝心の日本列島だが、東京一極集中で、
地方は過疎化衰退化で、限界国家になりつつある。
言わば日本列島の多くは東京圏の植民地状態。
どうせ比較するなら、東京首都圏と、中国沿岸部とじゃないと公平じゃない。
何で日本列島全体と中国沿岸部なんだ?
- 214 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 21:16:13.73 0.net
- >日本列島はアメリカ東海岸と大きさが匹敵するから凄いと言うのと同じじゃんか?
そう、それも言える。その通り。
>肝心の日本列島だが、東京一極集中で、
地方は過疎化衰退化で、限界国家になりつつある。
んなこたあない。確かに東京がデカすぎるので相対的に見劣りするのは事実だが、ほかの主要都市も世界的に見れば十分に繁栄している。
- 215 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 21:19:13.18 0.net
- 岡山なんか凄いぞ
- 216 :世界@名無史さん:2017/10/14(土) 21:25:44.80 0.net
- >>209
武漢と同じく、重慶も、巨大な支流が長江と合流する重要ポイントなので古来から特別な地
- 217 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 01:49:37.09 0.net
- >>214
しかしどこの県も中心地から少し外れると
過疎化衰退化
県庁所在地に一極集中でミニ東京になっとる
- 218 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 03:58:45.34 0.net
- 阪神経済圏は世界8、9位ぐらいの経済規模。
まあ大きい方だね。
トップ10に2都市圏入るのはアメリカと日本しか無い。
- 219 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 04:09:34.24 0.net
- あとは人口さえ増加させることができたらねぇ…
- 220 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 06:52:01.48 0.net
- >>214
日本の主要な地方都市程度を含めるなら、
中国の主要な地方都市も含めなくちゃならないよ。
重慶や成都、西安、瀋陽、長春、ハルビン、大原、蘭州、さらにウルムチ。。。。。
どこも高層ビルが林立しているし、富裕層の人口だけで日本を上回る。
厚みがまるで違う。
高速道路網や高速鉄道網の総距離数が伊達に世界一になったわけじゃない。
巨大な需要が見込めるから、交通インフラに巨額の投資ができた。
ついでに言うとアメリカも東海岸だけが発達しているわけではない。
- 221 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 06:58:03.65 0.net
- 遼寧省なんか、経済成長率がマイナス20%だぞ?
日本には、そういう滅亡寸前の地域が存在しない。
- 222 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 07:02:37.98 0.net
- 「不動産バブルを崩壊させないためには、政府がみずから不動産投資を続けるしかない」というのが、中国の政策。
大都会に高層マンションを建てると、家賃の相場が下落して不動産バブルの崩壊につながる恐れがあるから、
あえて誰も住んでない砂漠地帯に高層マンションをジャンジャン建てている。
全国に巨大なゴーストタウンが出現しているが、建てるのをやめたらオシマイだから建て続けるしかない。
- 223 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 07:05:50.05 0.net
- GDP では中国は日本の2倍、アメリカは4倍。
中国経済の特徴は日本のような一極集中型でないこと。
例えば北京GDPは全国の2%程度でしかない。
一極集中型国家は発展性にどうしても限界が生じる。
- 224 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 07:17:19.65 0.net
- バブル崩壊は市場経済である以上避けられない。
日本は不動産バブル崩壊がもう起きないのか?
日本は政府がじゃんじゃんお金をばらまいて景気向上を計ったりしていないのか?
もちろん中国経済には問題があるし、
赤字国営企業がいつまでも残っているし、
経済弱者への冷たさはピカイチなんで、
競争に敗れた地域は悲惨になる。
バラ色の世界ではないことは確かだ。
だが、国土と人口の大きさ自体が強みになる。
- 225 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 07:30:45.37 0.net
- 李克強首相「中国GDP統計は信頼できない」
- 226 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 07:34:06.40 0.net
- >日本は政府がじゃんじゃんお金をばらまいて景気向上を計ったりしていないのか?
日本もやってるが、程度の問題ってものがある
中国のバブル膨張ぶりは、日本と比べものにならない。
日本のほうが遥かに健全。
- 227 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 08:07:09.54 0.net
- 「唐から宋にかけて、中国は貨幣経済の社会に変化した」という見方は欧米にも広まっているみたいだけど、
「唐の貴族社会から、宋の官僚国家へと変化した」という見方は、日本語のサイト以外では見かけない。
- 228 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 08:07:32.32 0.net
- 経済の健全度や統計の信頼性で、
中国に大きな問題があることは中国人たちも認めている。
それでも
国土と人口の大きさを
過小評価するなと言いたい。
- 229 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 08:08:01.45 0.net
- 何年か前にかなり売れた「中国化する日本」という本では、「いちはやく身分制社会を克服して、
試験に受かれば誰でも偉くなれる自由競争社会に突入した」として、宋代の中国を絶賛していた。
日本や西欧も、宋のレベルに向かって進化してきたのである・・・とまで主張していた。
- 230 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 08:12:07.71 0.net
- 解決済の質問
北宋朝の「皇帝独裁官僚国家制度」はどのような経過をたどって成立したのかについて教えてください。
- 231 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 08:13:08.34 0.net
- ベストアンサーに選ばれた回答
北宋を建てた「趙匡胤」は、皇帝独裁型の官僚制国家を作り上げました。
960年の宋建国の時点で、
趙匡胤は中国国内で最大の軍事力を握っていましたから、
その気になれば、短期間で軍閥勢力を力で圧服させることも出来たでしょうし、
地方の諸国を一気に滅ぼすことも出来たであろうと思われます。
しかし趙匡胤はその強大な軍事力を背景にしながら、
五代以来の軍閥横行による君主権力の後退に鑑み、
実に根気強く、
軍閥勢力を硬軟取り混ぜた手法で説得して、
その権限を徐々に奪っていき、
藩鎮の勢力削減・
禁軍(正規の国軍)の指揮権掌握・
文官優位の文治主義などを推進しました。
- 232 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 08:13:56.98 0.net
- 中央官制では唐代以来、貴族政治の牙城であった門下省を廃止して、
中書省に吸収し、
その長官である中書省中書門下平章事(宰相)が、
六部(吏・戸・礼・兵・刑・工)の各長官を指揮することにしました。
また参知政事(副宰相)を新たに設置し、
節度使を、いつのまにか名誉職としてしまい、
順次廃止または有名無実化させます。
州県の長官(知州、知県)には中央から文官を任命(強幹弱枝策)
によって、中央集権化を進めました。
科挙制を改革し、最終試験として殿試を創設し、
その合格者(進士)となった官僚すべてを、
皇帝の学問上の弟子とする関係を形成しました。
その間に科挙合格者を重要な役職につけるようにし、
官僚任命権と、軍隊指揮権を、
皇帝のものとするという制度改正を行い、
軍人は官僚によって統制されるという、
文治主義への転換を成し遂げました。
- 233 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 12:06:19.04 0.net
- >>221
遼寧省は日本市場や日本企業と結び付きが強くて経済的に依存してたから
日本の凋落に巻き込まれた
- 234 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 12:27:36.69 0.net
- >>227
唐の時代が続くと以前より没落する勢家が減って無能な官位持ちが増えた結果
新興地主層からの登用が増えて朝廷での権力を貴族が失って逝ったという皮肉w
- 235 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 13:13:00.90 0.net
- 飯田 與那覇さんの新著『中国化する日本』は各方面で話題騒然となっていますね。
ご自身で注意書きを加えられていますが、「中国化」という言葉には、
今の情勢では全日本人が「ドキッ」としてしまう。
與那覇 事前の予想通り、「中国の国家資本主義」とか「南シナ海政策」といった、
経済学または地政学的な話だと思って手に取られた方も多かったんじゃないでしょうか。
しかし、本書の「中国」が指すモデルは「宋」のことなんですよね。
1000年前からの時間の幅のなかで、日中両国の現在を見てみようという発想になっています。宋朝のしくみを目指すのが「中国化」、それと180度逆の日本独自路線でいくのが
「江戸時代化」という、二つの軸で歴史を書いてみようと。
- 236 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 13:13:35.50 0.net
- 與那覇 それにしても日本人の中国史への興味が、なぜあんなにも三国志に集中してしまうのか不思議です。
戦前の内藤湖南からすでに指摘があるにもかかわらず、
日本人があまりにも知らなすぎる「世界で最初の近世社会であり、
グローバル化の先駆けである宋」のイメージから、本書を書きはじめました。
- 237 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 13:14:26.12 0.net
- アジアに燦然と輝く中華帝国をメインに捉え、その歴史は「唐(中世)と宋(近世)の間で切れる」という内藤湖南の史観に始まる。
内藤は10世紀の宋にすでに「近世」が確立していたと論じている。
内藤のこの史観を述べながら、著者(與那覇)は次のように書く。
「宋では貴族とともに封建的な中間集団も解体され、科挙によって採用された官僚が皇帝のもとで権力を握ることになります。
同時に税制も物納から金納になり、貨幣経済が中国全土に広がっていきます。これによって中国には、個人が社会の中で裸で
競争しなければならないような今の「新自由主義」的とも言える社会が出現したのです。」
- 238 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 13:46:31.04 0.net
- 官僚国家で貨幣経済となった宋を、「いち早く古代の身分制社会から脱却し、
試験に通れば誰でも高級官僚になれるし、熱心に商売すれば誰でも金持ちになれる、
近代的な機会均等の自由競争社会を実現した」として称賛する與那覇潤(よなはじゅん)氏。
まあ、そういう解釈が出てきても不思議はないか・・・。
- 239 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 13:57:44.44 0.net
- 北宋の首都は開封、南宋の首都は臨安であった。
唐代との都の大きな違いは、街区を細かく区切っていた門(夜には閉められ通行が遮断される)が取り払われ、
昼夜を問わず店には人々が集い、路上に屋台が並んでいた事である。
電気やガスが用いられる以前に、この様な営業形態をとりうる経済力は驚くべきことなのだ。
- 240 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 13:59:22.92 0.net
- 具体的には、食器屋、薬屋、貴金属店が店を並べた。それに加えて、その客を目当てに飲食店、娯楽、風俗店が集まっていた。
都には瓦ぶきの2階や3階建ての建物が建ち並んでいた。また街路が瓦や石の埋め込みにより舗装されていた。
また、大衆文化と呼べるものが登場した。盛り場では
『三国志演義』の源流とも言える講談が演じられた他、
切紙・影絵・動物の芸、雑劇(歌を伴う演劇)などが人々を楽しませた。
本格的な出版事業が始まり、多くの人が印刷された本を入手することができるようになった。
- 241 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 14:01:40.86 0.net
- 唐の時代劇を見ると、長安の都はじつに華やかで賑やかで、昼も夜も歓楽の巷なのだが、
それは宋以後の話であって、唐の長安は常に戒厳令が敷かれている状態。
唐で華やかなのは、貴族だけだった。
大衆消費社会の実現には、まだ程遠かった。
- 242 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 14:49:41.86 0.net
- 西安は、ムスリムが多い西域化した都市。
名物は、羊の串焼きだ。
唐三彩の焼物には、ラクダの像とか、ラクダに乗った商人の像がとても多い。
唐の都・長安にはラクダがよほど多かったのだろう。
マニ教寺院とか、キリスト教会だっていくつもあった。
フィリピン・パブならぬ、ペルシアン・パブも賑わっていた。
ペルシャ系の音楽や舞踊が流行していた。
おそらく、当時の長安は想像以上に西域っぽくて、
現代の「中国」というイメージとは異世界だったんじゃなかろうか。
- 243 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 14:51:40.87 0.net
- 「唐と宋で歴史の切れ目がある」というより、単純に、唐が特殊な時代だったんじゃあるまいか。
- 244 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 16:41:43.80 0.net
- 宋は文物がすごいもんなぁ。書にしても陶にしても。
金出せる人がいっぱいいたのかなと思わせるし、自由の気風も感じられる。
- 245 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 16:47:35.71 0.net
- おそらく、奈良時代の奈良が中国っぽかったのと同じように、
唐代の長安は、非常に西域っぽかったであろうと考えられる。
秦漢の頃は緑に覆われていた黄土高原も、この頃にはかなり荒涼とした風景になってきていた。
長安は、砂漠のオアシス都市みたいなところになってきた。
そこは、ラクダに乗った隊商が往来し、ペルシャ風の文化が花開いた世界。
日本と違って、中国には妙なプライドがあるせいか、
「西域から文化を導入して文明開化した」とはなかなか認めたがらないが。
- 246 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 16:53:51.81 0.net
- >>244
書画骨董は、宋のが最高
東洋美術館の主力展示品
- 247 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 17:04:01.85 0.net
- そりゃ西域は唐代でも現在でも中国の領土だもの
琉球との貿易によって日本は様々な中国の文物を受容できたけど
琉球によって日本は文明開化したとは言わないでしょ
- 248 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 17:35:45.91 0.net
- >>245
仏教に対しても長い間アレルギー反応示していたからなあ
- 249 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 17:46:06.99 0.net
- >>247
空手と三味線が、琉球起源
日本文化に占める存在感が大きい
- 250 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 18:03:59.85 0.net
- そもそも江南だって華北からみたら被征服地だしな
- 251 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 18:08:21.63 0.net
- 自分の中のイメージでは
唐)
異民族文化に寛容
国際的
儒教を重んじない
女性上位
宋)
内向き
漢族ファースト
儒教原理主義
纏足で女性を拘束
- 252 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 21:06:25.79 0.net
- >>245
何か勘違いしてるけど
シルクロード交易って文物、製品共に中国側の圧倒的な輸出超過
- 253 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 21:20:56.00 0.net
- >>245
少くとも食文化はよくイメージされる中華料理とは掛け離れてたろうな
中華鍋と豪快に炒める料理は宋からやろねさ
- 254 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 21:24:44.88 0.net
- >>252
何が中国側に入ったのでしょうか?
決済は金とか銀でしょうか?
- 255 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 21:27:04.24 0.net
- 漢代の文化が衣食住全てにおいてやたら日本に近いのはなぜだろうか
南朝では漢代の文化が残っていて、それが伝わったとかだろうか
- 256 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 21:38:00.18 0.net
- >>253
石炭火力を使うようになって変わった
- 257 :世界@名無史さん:2017/10/15(日) 21:57:46.60 0.net
- 今でも陝西省の料理は独特
中国四大料理(北京・上海・広東・四川)のどれにも分類されない孤立料理
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