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物流の歴史

276 :世界@名無史さん:2019/03/27(水) 15:56:18.27 0.net
>>264
ソロモンの栄光と富の源泉は交易だ。
 ・エジプト、ヒッタイト、シリア相手に馬の取引。
 ・ティルスの貿易船への出資で、ボロ儲け。
  タルシシュ(スペインのタルテッソスかもしれない)船団が
  金・銀・象牙・猿・孔雀を載せてきた。
なんかが聖書の記述にある。
特に超大国エジプトとの良好な関係が重要。
ファラオの娘との政略結婚で
エジプトと親しくなったことで得た利益は絶大だ。

しかしソロモン統治後半はエジプトとの関係が怪しい。
ソロモン軍によって一族を皆殺しされた
エドム人少年ハダドはエジプトに逃げて、
ファラオの家で成長する。
長ずるとソロモンへの抵抗活動のため元の地に戻る。
ファラオはハダドを引き止めるが、
ハダドの意志は変わらなかった。
明らかにハダドの活動をエジプトが支援している。
もう一つが反ソロモン運動の中心人物ヤロブアムの
亡命先がエジプトだったこと。
ヤロブアムが反体制危険人物となったと知って、
ソロモンがヤロブアムの命を狙うようになると、
ヤロブアムはエジプトへ逃げた。
エジプトが反ソロモン運動の拠点になる。
これもエジプトのソロモン王国への
態度が変化した表れじゃないか?
結局、ソロモン後継のレハブアム王のときに、
ファラオ・シシャク(シェションク1世かもしれない)が
率いるエジプト軍の直接攻撃を受けて、
王国はエジプトの属国に堕ちてしまった。

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