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物流の歴史

558 :世界@名無史さん:2020/11/29(日) 21:20:35.64 0.net
https://www.gia.edu/JP/gia-news-research/historical-reading-ancient-emerald-mines-egypt

Routes Through the Eastern Desert of Egypt(エジプト、東の砂漠を渡る路)
S.E. Sidebotham、 R.E. Zitterkopf共著、Expedition Magazine(エクスペディション・マガジン)、Vol. 37、No. 2、39〜52ページ、(1995年)

この記事は、古代のエメラルド鉱山の近くを通る、内陸の貿易ルートをたどった考古学者の記述を要約したものです。

エジプトの歴史上、グレコローマン(またはプトレマイオス朝)時代(紀元前332年〜紀元395年)に、地中海地方、南アラビア、東アフリカ、南アジアの間における貿易が発展しました。 これらの貿易のほとんどは、ナイル川に沿って、東の砂漠を横断し、そして紅海沿岸を通って行われました。

Berenike(ベレニケ)の町は紀元前275年にエジプトの王プトレマイオス二世によって建設されました。ベレニケはプトレマイオス朝からローマ時代にかけて、紅海沿岸の最南に位置する安全で主要な港でした。 南からは紅海を船で荷物を運んで来ることができますが、地中海地域へと北上する場合は、強い風に阻まれ船で荷物を運ぶことはできませんでした。 比較的軽量で高価なもの(スパイス、お香など)はキャラバンで、ベレニケから北東に砂漠を横断し、ナイル川沿いのCoptos(コプトス)かEdfu(エドフ)へと輸送されました。

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