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☆◎★世界史板統一雑談スレ65★◎★
- 425 :山野野衾 :2019/05/18(土) 22:29:58.44 0.net
- 氏神は氏の神ですが、祖霊とは限りませんね。
藤原氏と春日大明神、源氏と八幡大菩薩(後付で応神天皇)はそうなのですが、平家と厳島神社、
織田家(忌部氏)と織田剣神社といった例もあります。
また、祖霊=神という訳でもありません。
現代日本人の地域ごとの信仰に繋がるのは、鎮守神や産土神でしょう。
前者は中世の荘園制で荘園ごとに勧請され、荘園の信仰となりました。
産土神は『今昔物語集』が初見とされますが、厳密には「産神」ですね。
いずれにせよ「産まれた土地の神」という意味でしょうが、荘園ごとに必要とされた鎮守神に比
べて明確に意識されたかというと疑問があります。
氏神、産土神、鎮守神の内、近代の神道で強調されているのは訓読みの前二者ですが、実際
に影響したのは、仏教寺院の守護神から始まった鎮守神だと思います。
初詣は幕末に端緒があったとも言いますが、国民的行事化したのは明治ですね。
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