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アイヌの歴史 Part2

410 :世界@名無史さん:2020/06/27(土) 09:08:08.91 0.net
>>408

稲は熱帯性の植物なので東北以北の気候には向かない。
弥生時代には一度、津軽平野まで稲作が普及したものの気候の寒冷化ですぐに絶えた。
4,5世紀には東北は人口希薄地帯となり、北から続縄文人が進出したりもしている。
瀬川拓郎の説によれば、東北のアイヌ語地名は彼ら続縄文人の命名だという。

やがて江戸期。
幕藩体制、石高制のもとで東北でも稲作が奨励されたが、
稲作に向かない寒冷地で稲作をする。天候不順の年は目も当てられない。
天明や天保の飢饉では草の根や牛馬も食い尽くし、人肉にも手を出すありさま
飢饉の年でなくとも南部領では一揆が頻発し、そんなに百姓から収奪しても南部藩は財政破綻状態。

北海道南部で稲作が成功したのは幕末期。
北海道中部以北で稲作が成功したのは明治20年代。
それも、苗代に風呂の湯を引き込んで温める手間を加えてのことだからね。

今の東北や北海道が米どころなのは、品種改良と地球温暖化のおかげ

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