2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

アイヌの歴史 Part2

90 :世界@名無史さん:2020/06/05(金) 20:52:12.28 0.net
弥生時代中期に青森北端まで達した弥生時代だが
なぜか古墳時代になると稲作農業文化ははるか南の
仙台平野にまで後退してしまう

理由は気候の寒冷化であり青森や岩手や秋田の弥生
文化人は耕作地を放棄して南に移動したか食糧難で
全滅したと思われる

そして弥生文化の消滅と入れ替わる形で東北地方に
今度は北海道系の土器を使う人たちが入ってくる
これが恐らく後に蝦夷と言われる人たちだろう

なおこの時代はヨーロッパや中国でも寒冷化が進み
北方民族が南下して西ローマや西晋が滅亡している

奈良平安時代に入って気候が暖かくなってくると
大和政権は再び仙台平野からの北上を試みて蝦夷と
戦争を繰り返す事になる

大和政権には大昔にヤマトタケルが東北の日高見国
(北上国/東北北部)を征服していたという伝承が
あったため蝦夷の賊に日高見が占拠されているという
考えがあった

弥生時代に農作文化が東北奥地まで広がっていた記憶
が言い伝えとして大和政権の内部に残っていたのだろう

総レス数 1141
372 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver.24052200