2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

【川村元気】四月になれば彼女は【佐藤健 長澤まさみ 森七菜】Part5

12 :名無シネマ@上映中:2024/04/22(月) 06:37:22.76 ID:HM2+CCVp.net
50年連れ添った綾子さん夫婦の間でも気付けない互いの一面、を見抜いて写真に切り取ってしまう。→ 春の観察力、共感力。写真家としての力量。

独り善がりに、身を明かさずにホスピスにやって来た弥生にも、そばで配膳しているだけなのに、自分の近くではどこか動きがぎこちないとか、自分を目で追い掛ける弥生の様子から、すぐ何かを感づいてしまう。


「気付いてましたよ、何となく。」


遺品の PENTAX MX を受け取る藤代を夕映えが照らす。
そこに部活初日の街中での春の横顔。
手の中に収まってしまう、そのMXが春の遺した分身。


藤代は、鈍感で頼りなさげな一面もあるが、十分に立派な男。

本当は人と深く関わるのが苦手なのに、父を振り切れない春に、「一緒に暮らそう」と大変な介入の決心をしていた。
「春はどうなる?」と春の父娘関係・人生にはいつか決定的な踏み切り時が避けがたいことを分かっていた。
結果的に未遂にはなったが、海外旅行も強行した。

春の好き避け(空港)には抗し切れなかったが、弥生が同じこと(動物園と出奔の二度)をしてきたときには、それに気付いて、同じ失敗をしなかった。
ペンタックス「どうして(春を)追っかけなかったんだよ。」
藤代「だから今、(二人分のつまづきを)追いかけてる。」

74 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
名前: E-mail (省略可) :

read.cgi ver.24052200