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史上最高のヴァイオリニストはpart4

686 :名無しの笛の踊り:2014/08/19(火) 23:23:47.76 ID:e8Ad8YLP.net
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014081902000228.html
https://archive.today/IvTus
ゴールドベルクさん遺品公開へ 巨匠の演奏支えた楽譜
2014年8月19日 夕刊

日本で最晩年を過ごした世界的バイオリニストのシモン・ゴールドベルクさん(一九〇九〜九三年)が使用した
楽譜などの遺品が、東京芸術大(芸大、東京都台東区)で初めて一般公開される。
約六千点以上の遺品を五年がかりで整理した芸大音楽研究センターの関根和江助教は
「指遣いや弓遣いが細かく書き込まれた楽譜は、バイオリニストにとっての『企業秘密』といえる」と話している。 
(樋口薫)

ゴールドベルクさんはポーランド生まれ。ドイツの大指揮者フルトベングラーに才能を認められたが、
ユダヤ人だったためナチスの迫害を受け出国。
四二年にはインドネシア滞在中に日本軍の捕虜となり、約三年間抑留された。

戦後は欧米で指揮者や教育者としても活動。
八八年に日本人ピアニストの山根美代子さんと再婚し、最晩年を日本で過ごした。
立山連峰を愛し、富山のホテルを定宿にした。
「私は生涯で日本人に二度つかまった」とユーモアを交え語ったという。

遺品は、美代子さんが亡くなった後の二〇一〇年、妹のピアニスト大木裕子さんを通じ、
段ボール三十三箱分が芸大に寄贈された。楽譜のほか蔵書や録音資料、写真など約六千百点。
「ゴールドベルク文庫」として整理が進められ、一般公開のめどが立った。

遺品の中でも特に貴重なのが、演奏に用いられた約九百点の楽譜だ。
譜面には運指(うんし)や運弓、曲の表現方法などが細かく記され、
ボロボロになるまで使い込まれたものも多い。

関根さんは「作曲家の意図をくみ取るために自筆譜の写しまで取り寄せており、勉強の過程が伝わってくる。
本来なら表に見せない名演奏家の舞台裏での姿を、
まとまったコレクションとして見られる例は世界的にも珍しい」と解説する。

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