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西独初期盤はなぜ音が良いのか

198 :名無しの笛の踊り:2020/05/31(日) 12:52:08.03 ID:m0y3gf6m.net
現在出先のため画像等は用意出来ませんがお答えします
>>192>>196
筆頭にあげられるのはクライバーのトリスタンとイゾルデかな
他にもバーンスタインの初期デジタル録音はこの現象が多く見られて、ブラ全やフランス国立管とのフランク、イスラエルフィルとのストラヴィンスキー各種で確認済み
他にも西独初期盤と比べてもてはやされることは皆無に近いけど、Naxosやマルコポーロの80年台盤にも同様の現象が見られます

何が起きてるかというと、右チャンネルの5khz辺りから上がシェルビングされてる感じでロールオフされていて(但しカットではない)、この上の帯域が全体的に左に寄ってる
5khzから上というのは金管の割れた音や、弦の摩擦音(低弦のゴリゴリや高弦ならトレモロの摩擦音が分かりやすい)が一番集中していて、10khz付近から上はそれに加えて金物や空気感を支配する帯域です
トリスタンではこのゴリゴリ音の定位がOIBPと比べると違うし、バーンスタインでは右側のチェロのゴリゴリ音が本来より小さいから聞こえない音源がある
恐らくマスタリングの2chサミングの時点でケーブルなどに差異があったと思われる感じで、カラヤンの音源とかは特に問題がなかったりする(そもそも冒頭が位相的に事故ってるアルプス交響曲みたいなのもあるけど)
なので「商品的に見ると」欠陥品というわけです

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