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MMT(モダンマネタリーセオリー)27

319 :名無しさん@お腹いっぱい。:2024/01/30(火) 21:15:47.25 ID:HjLlXgZW.net
国庫納税が多額にのぼる日や国債発行日には決済需要が増加し、金利(オーバーナイト金利)の上昇圧力が強まる傾向にある。こうした局面では、日本銀行は、需要の増加に応じて潤沢な資金供給を機動的に行いオーバーナイト金利の上昇を抑えている。
(日本銀行金融研究所(←日銀の内部組織である)「日本銀行の機能と業務」より)

国債発行の度に日銀は資金供給、すなわち国債購入等を通じた日銀当座預金の発行を行っている。
これがスペンディングファーストであり、政府支出が貨幣発行それものと言われている所以。
国債発行や納税は政府日銀がこうして新たなに創出した貨幣(日銀当座預金なので硬貨ではない)で賄われている。
政府日銀は自分で新たに発行した通貨を自分の金庫に入れているので、間に国債や納税を噛ませた間接的な財政ファイナンスを常に行っていたともいえる。
とにかくスペンディングファーストで新たに創出した日銀当座預金を政府は国庫に入れていた、という話。

なお、日銀当座預金の超過準備に付利がつくようになったのは2008年。
2016年のマイナス金利導入云々はスペンディングファーストには関係ないが、話を逸らすためか何故か持ってきてる人がいる(>>315

超過準備に付利がつくことで超過準備の額がどんどん増えていき、国債発行のタイミングの遥か前で既にスペンディングされている。
アベノミクスは実質財政ファイナンス、と言われているのを殆どの人は知っていると思うが。

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