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翻訳家・翻訳者を目指している人 トライアル 16回目

552 :名無しさん@英語勉強中:2015/09/03(木) 12:58:45.49 ID:BmRU1/Ye.net
産業翻訳をやるなら、その時代に最も流行っているような理科系の分野
(たとえばバイオテクノロジー、医学、薬学など)か、最も有用とされる
文科系の分野(法律、会計学など)を朝から晩まで勉強し続ける
という経験を少なくとも4年、できれば10年くらい経験したあとに
始めた方がいいだろう。

もしも、悲しいことに、あまり流行らない分野、あまり実用的ではないと
されている分野(たとえば人文科学、社会学など)に何年も首を突っ込んで
しまった人が産業翻訳をやる場合は、英和ではなく和英をやった方がいいだろう。
実用的な分野なら英和だけをやっていても何とか稼げるけど、実用的でない
分野についてしか深い知識がない人は、和英でなら何とか食っていけそうな
気がする。

英和の場合、少しでも分野が違うと、まったく別の日本語の単語が使われる。
しかしその日本語の専門用語の元の言葉である西洋語は、実は一つ。
西洋語における単一の単語が、日本語においては、分野によって10種類
あるいは20種類くらいに訳し分けられている。だから、英和をやる人は、
たくさんの分野にまたがった翻訳で食べていくのは難しい。しかし、
和英なら、少数の語彙しか知らなくても、食っていける。
(ただしこの場合、ネイティブ並みまたはネイティブにかなり近いと
言われるくらいに英語力に長けている必要はある。)

翻訳に詳しい人なら、そんなことは常識なんだろうけどね。これから実務翻訳に
参入する人は、そのことを念頭に置いた方がいいと思う。

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