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(英和ではなく)和英翻訳者のための避難所

1 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 14:42:04.80 ID:8j9vhjBw.net
このスレッドの内容(テンプレ)は、>>2 以降に書く。

2 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 14:52:27.10 ID:8j9vhjBw.net
これは、次のような人々のためのスレッドである。

(1) プロの和英翻訳者(英和ではない。あくまで日本語から英語への翻訳業務を
  行っている人)
(2) 和英翻訳者になるために勉強を続けている人
(3) 和英翻訳に対して偏見を持っていない人(自分は英和翻訳ばかりやっているが、
  和英翻訳者たちに嫌味を言ったりはしない人。和英翻訳の考え方やテクニックを
  自分の英和翻訳にも生かそうと考えている人)

したがって、和英翻訳者に嫌味を言ったり攻撃したり煽ったりすることは、
絶対に禁止する。なお、このスレに参加する人は、外国人であろうと日本人で
あろうと構わない。たとえば英語圏で育った外国人や帰国子女でもよいし、
英語圏の土を踏んだこともない学歴の低い人でも、まったく問題はない。

謙虚に学ぶ人でさえあれば、大いに参加してほしい。ここは学び合う場所で
あって、人を攻撃したり優越感に浸る場所ではない。

3 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 15:05:19.20 ID:8j9vhjBw.net
なお、和英ではなく英和の翻訳を主に行っている人がよく集まる場所として、
次のようなスレがある。

(1) 翻訳家・翻訳者を目指している人 トライアル 19回目 [無断転載禁止]©2ch.net
   http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/english/1462418833/l50

さらに、特許翻訳者のためには、次のようなスレがある。

(2) 特許翻訳者の集い 3出願目 [無断転載禁止]©2ch.net
   http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/english/1459850126/l50

さらに、翻訳者の雑談(あくまで雑談のみ)のためのスレとして、次のものがある。

(3) 翻訳関係者のための泥船(「難民板」という2チャンネル上の掲示板にある)

4 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 15:14:35.72 ID:8j9vhjBw.net
【このスレッドの趣旨、および和英翻訳を目指す人たちへ】

このスレッドは、(1) の掲示板では和英翻訳者が迫害を受けるため、
避難場所として構築された。共に学びあう場所として活用したい。
できればたくさんの真摯な人々が、あくまで真剣な学びの場所として
これを活用してくださることを期待したいが、もしもそんな人が
来てくれなかったとしても、スレ主である俺一人でも何かを書き続ける。

なお、何かを質問してくれたとしても、誰かが答えるとは限らないことは
どうかご理解願いたい。できれば親切に何でも答えてあげたいと誰でも思うが、
あまりにも甘えた態度の質問は、みんな避けるものだ。そういう質問者に対しては
罵倒してやりたいくらいになる。質問する限りは、真摯な態度で臨んでもらいたい。

もしも和英翻訳者になりたいと思っているのなら、少なくとも在学中あるいは
遅くとも 30 歳くらいまでに洋書や英字新聞・雑誌などで読み終わったものを積み上げると
「背丈2倍」になるくらいに読むか、あるいは字幕なしで英語だけを聞いて、
英語の映画やドラマを、2時間ものの映画に換算して 2,000 本くらいは
見たあとにしか、和英翻訳を目指すなどということは考えてはならないと
スレ主は思っている。

そんなのは厳しすぎると思う人は、どうぞご自分で自分の道を歩んでくれたら
いいけど、少なくともそういう人による質問に対しては、スレ主は答える気がない。

5 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 15:15:06.44 ID:8j9vhjBw.net
【質問したい人たちへ】

さらに、文章を丸投げして「翻訳してくれ」などという依頼は、ぜひともやめて
もらいたい。そういう質問は、次のようなスレで提起してもらいたい。

(1) 日本語から英語へのスレ Part 1 [転載禁止]©2ch.net
   http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/english/1434329872/l50

(2) 【長文OK】2ch英語→日本語part199 [転載禁止]©2ch.net
   http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/english/1432106316/l50

(3) なんでも翻訳してやるから英文持って来い 11 [無断転載禁止]©2ch.net    
   http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/english/1464304226/l50

(4) スレッドを立てるまでもない質問スレッド Part 324 [無断転載禁止]©2ch.net
   http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/english/1464480728/l50

6 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 15:35:10.07 ID:8j9vhjBw.net
【このスレは、特許翻訳者でなくても参加できる】

>>3 の (2) の「特許翻訳者のスレ」では、和英翻訳者が多いようだ。しかし
そこではあくまで特許翻訳者が集まっているため、特許以外の文献を扱う
和英翻訳者が参加できない。そのような隙間を埋めるために、このスレを立てた。
スレ主自身は、特許翻訳をほとんど手がけたことがない。

7 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 16:07:40.62 ID:cSmBPuDk.net
2000本で毎日2本見るとして1000日
ざっと3年
厳しすぎるね

ちなみにTOEICで何点以上?

8 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 17:23:53.21 ID:8j9vhjBw.net
たったの3年で達成できる目標なんて、厳しくも何ともない。
それから TOEIC なんて下らないことを尋ねないでくれ。
尋ねるなら、自分が先に言うべきだろ?

しかもその証拠を写真で
アップロードしないと意味がない。そして、本当にそれを証明し
ようとしたら、実名とか自分の身分証明書を、実名などを隠さずに
アップロードした上で資格証明書を示さないと意味がない。

俺は実名などを隠した資格証明書なら写真で示したことがあるが、
そんなことをしても「実名が分からない限り、お前の資格証明書だと
どうして証明できるか?」と言われておしまいだった。だから
そういう議論は、意味がない。

9 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 17:26:46.00 ID:cSmBPuDk.net
んーじゃあ2000本も意味ない
実名出せるの?

10 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 17:30:12.69 ID:cSmBPuDk.net
ああ、あんたのTOEICの点を聞いてるんじゃないよ
目安ね

11 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 17:40:33.89 ID:AlafwUfq.net
TOEIC の点数で和英翻訳者として独立できるかどうかなんて、
わかるわけないだろう?もしもどうしてもというのなら、
最低でも 930 点は必要だろう。できれば満点。

ちなみに、和英翻訳者はかなり英文を書く力が必要なので、
TOEIC なんかで測れるようなほど低い能力であるはずがない。
ただ、和英翻訳者はリスニング能力が低くてもできるため、
TOEIC では少し減点される人もいるだろう。

ところで、なんでこんなに下らない話になるのか?
こういう低レベルな質問にはもう答えないので、よろしく。
自分でいくらでも調べられるだろう?

12 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 17:42:05.64 ID:/p2AVCVN.net
スレ主の点数は上げなくていいから
対策なしでこのくらい取ってないと話にならないっていう
基準は出して欲しい

13 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 17:49:25.87 ID:cSmBPuDk.net
じゃあ自分の基準が何故に正しくて、何故にTOEIC基準がくだらないのか

映画だと口語に片寄るんじゃないのか
それとも合わせてまともな文章も読めと?

14 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 17:56:18.40 ID:AlafwUfq.net
>>4 の基準が厳しすぎると思うのなら、どうぞ他を当たってください。
俺は、それをクリアした人しか相手にしない。そもそも、>>4 でさえ
まったく足りないのだ。それは、百歩譲ってもそれだけは最低限クリア
して当たり前なのだ。

ところで、後半の「映画2,000本」は、今の時代は聞くことが大いにできる
時代なので一応は付け加えただけで、本当は翻訳者は聞くよりも読む方が
大事なので、前半の「背丈2倍の洋書や新聞雑誌」をクリアすべきだというのが
俺の本当の意図だ。

15 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 18:06:07.30 ID:cSmBPuDk.net
映画は付けたしなのね
だったらTOEIC基準がましかと

得点非かいじでいいけど、TOEIC満点レベルなのか
満点なら結構できるな

16 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 18:06:54.98 ID:AlafwUfq.net
付け加えるが、(わかる人にはすでにわかっているはずだが)大学時代に
医学・生物学・機械工学・電子工学・情報工学などの実用的な工学、あるいは
法律・商学などの実用的な社会科学を真剣に勉強した人は、さほどまで英語を
勉強しなくても産業翻訳の世界では十分に食っていける。そういう人なら、
英語力にしても英検「準1級」くらいでもいいだろう。

俺が、在学中または遅くとも30歳までに背丈2倍の洋書などを読むべきだと
言ったのは、幸か不幸かそういう実用的な分野を専門的に勉強しなかった
人のことを言っている。そういう人は、産業翻訳に参与するなら言語運用
能力で勝負するのが一番の近道なので、まずは日本語の本を 1,000 冊ほど
読み、そのあと英語による書籍や新聞雑誌などを背丈2倍ほど読むのが
最小限度にクリアすべき基準だと言っている。

なお、何度も言っているが、
たったのそれだけですぐに翻訳をして飯が食えるはずはない。そのあとに
実務経験が少なくとも3年ほど必要だとか、そのあとにもさらにどんどん
英語の本を読み続け、さらに洋画などを英語だけで聞き続ける必要があるのは、
当然のことだ。

17 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 18:11:29.83 ID:AlafwUfq.net
TOEIC が下らないとは言っていない。TOEIC の点数で翻訳能力を推定するのが
下らないと言っている。どう考えても、実務翻訳の世界での仕事の能力を
TOEIC で推定することはできない。しかし、実務翻訳で10年以上も飯を
食ってきた人なら、最低でも TOEIC 900 点はいくだろう。ただし、
中にがリスニングだけが苦手で大きく減点されてしまって、850点くらいの人も
いるだろうとは思う。

18 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 18:21:38.91 ID:cSmBPuDk.net
TOEICで翻訳能力を推定しろとは言っていない
ただ現実の運用については知っているんじゃないか

論点は映画の本数を基準点にするなら
TOEICのほうがましじゃないかということ

翻訳者にしては珍しくリスニングも重視してるようなので

19 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 18:31:16.89 ID:AlafwUfq.net
なぜ映画の本数を引き合いに出したかと言うと、いやしくも言語運用能力を武器にして
仕事をする場合で、しかも工学や法律などの得意分野がない(つまり俺みたいに
人文科学系の学部しか出ていない)奴の場合は、英語力で勝負するしかない。
そうなると、ろくにリスニングもできなかったら、書く英語も堅くて不自然な
ものになってしまう。

もちろん、実務分野においては堅いものが主流だが、その堅い文章の中にも
一応は自然さや流麗さがあれば、それだけネイティブにも喜んでもらえるから、
したがって顧客も喜んでくれることになる。

さらには、実務翻訳においては、極度に専門的な契約書や決算書類や工学関係の
マニュアルや仕様書などだけでなく、たとえば一般消費者向けの宣伝文とか、
企業や政府諸機関による方針書というか「うちの会社ではこんな開発をやってまして、
こんなスタッフがこんな風に頑張ってます」というような内容の社内報とか、
少しばかり柔らかい、半ば文芸翻訳向けかと思われるほどに柔らかい気軽な
文章もたくさんある。

そういうものを翻訳するときに、映画などで聞いてきた会話的な表現がそのまま
生きる。和英翻訳をする人にとっては、そういうわけでぜひとも映画などを
聴きまくることが必要だと思う次第だ。

20 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 18:35:10.80 ID:AlafwUfq.net
そういうわけで、ろくにしゃべれずろくに聞き取りができない人は、会話表現などの
柔らかい表現が下手なため、契約書や技術文献などの堅い文章ばかりを翻訳した
方がいい。しかし俺のように専門分野に疎い人間は、やはり半ば文芸的で半ば
専門的な企業・政府・大学が生み出す少しばかり柔らかい文章を訳しまくることになる。
だから俺の場合は、英語で小説を読みまくり、映画で流れる英語を聞き取り
まくらないといけないのだ。乱筆乱文があっても、許してほしい。時間がないもんで。

21 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 19:29:46.86 ID:cSmBPuDk.net
ところであんた、そんなに翻訳の実力者なのに
何で低レートのクラウド翻訳をやったんだ?

22 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 19:44:01.26 ID:AlafwUfq.net
クラウド翻訳をやったのは、ほんの2か月だけだし、全部で、ええっと、15万円分
くらいしか請け負わなかった。なぜそんなことをやったかというと、去年の
ある時期、俺に20年以上も仕事をくれていたメインの会社が仕事をたたむことに
なった。

そこで少し慌てて、20年ぶりに仕事探しをした。10社くらいの翻訳業者の
トライアルを受けて、最終的に4社くらいから仕事が来るようになり、そのうちの
2社はとても優秀な、株式市場でも株価がどんどん上がっていくような会社だ。

しかしそういう優良な会社2社から仕事が来るまでに半年ほどかかった。トライアル
に受かっても、最初の半年ほどは仕事を少ししかくれないのだ。(それは
どこの会社でもたぶん同じだろう。)

その半年ほどの宙ぶらりんのときに、さしあたって時間が余っていたので、
勉強のために、そのときまではまったく手を染めたことのないクラウド翻訳を
やってみた。

別にクラウドが好きなわけでもなんでもなかった。すぐに仕事を
始められるし、自分でどの仕事をやるかをその場で決めることができるので、
ゲーム感覚で請け負うことができた。

さらには、Con*ac では文芸翻訳めいた
和英翻訳の案件がたくさんあったので、レートが普通の4分の1であっても
構わないと俺は思った。いい経験にはなった。第一、クラウド翻訳にかけた
時間なんてたかが知れている。自分が英文小説を読んだり映画を見たりして
自己研さんするかわりにクラウド翻訳で勉強させてもらっただけだ。

23 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 19:47:35.06 ID:AlafwUfq.net
Co*yac では、アメリカ人の和英翻訳者たちとも英語でいろいろと意見交換も
することができ、それも面白かった。

まあ、すべては勉強だった。ふだんは
一人で英文の小説や詩を読んだり映画を見たりして、毎日かなりの時間を費やすが、
その時期(半年ほど)はそういう一人の勉強をやめて、その代わりにクラウド翻訳
サイトで他の人とやり取りしながら、普段とは別の勉強をしたというわけだ。

24 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 19:50:43.49 ID:AlafwUfq.net
クラウド翻訳を馬鹿にする人が多いけど、一人で勉強する代わりにクラウド翻訳を
して、本来なら自己研さんしても金が入らないのに、クラウド翻訳による
自己研さんでは金が入るので、そういう意味でうれしかったのに、その報告をすると
「翻訳家・翻訳者を目指して」のスレでは、さんざん馬鹿にされた。

ともかく、この世の大多数の人たちの普通のモードは、「とりあえず誰かが来たら、
まずは馬鹿にしよう」ということらしい。この世はやはり生きるに値しない。
人間の寿命が80年ほどであるということは、いいことだ。それ以上はとてもじゃないが、
生きていられない。

25 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 19:51:30.06 ID:AlafwUfq.net
上げておこう。

26 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 19:58:14.89 ID:AlafwUfq.net
ところで、俺の翻訳フリーランサーとしての経歴は、本当は20年ではなくて
もっともっと長い。なぜ20年と書いたかというと、具体的に書くと特定されて
いろいろと実生活で支障が起きるかもしれないし、この掲示板上でもいろいろと
攻撃されることが多くなると思って、そのように書いた。

27 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 20:02:11.66 ID:cSmBPuDk.net
あんたが何歳か知らんが寿命100年ぐらいになるかもよ
今でもちらほらいるし
あとはクローン技術の進歩普及次第
脳以外クローンとか機械とかね

28 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 20:12:32.83 ID:AlafwUfq.net
もう俺は「早期」退職をしてもいい年齢だ。たくさんの人が俺の年齢で退職したり、
あるいは楽な職業へと鞍替えしている。家族に対する義理も十分に果たしてきたから、
俺はもう自分だけを経済的に支えればいい時期に来た。残念ながら年金はあまり
もらえないので死ぬまで働かないといけないけど、それでも自分一人を食わせる
だけならさほど金はいらないので、何とかやっていけそうだ。若いときみたいに
シャカリキに働きまくって稼ぐ必要もない。

だから金を稼ぐ作業は適当に
やって、残りの時間は英米文学の古典を読んだり言語学めいたものをかじる
ことに充てるつもりだ。

もともと俺にとって翻訳なんてどうでもよかったからな。
「文学を英文で読めても、実務ができなかったらカスだ」と言われるのが嫌で、
「それならちゃんと英語で飯を食ってやる」と思って頑張っただけだ。

29 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 20:18:20.15 ID:AlafwUfq.net
というよりも、もっと正確に言うと、俺は自分の好きなことだけをやるのが
後ろめたかった。だから大嫌いな法律や経済や工学や医学などの分野の翻訳を
無理にやっていた。英語をしゃべることなどという下らないことはどうでもよかったが、
しゃべれもしない奴がちゃんと英文で文学の古典なんて読めるはずもなかろうと
思って、若いときには真剣にしゃべる訓練もした。映画が好きなわけではまったくない
が、英語の映画も聞き取れない奴が文学の古典を読んできちんと理解できるとは
思えないので、これも頑張った。英語は、やはり日本語と同じく、読み書き話し
聴くという4つの能力が一応はバランスしていないと、その中のたとえば
読む能力に特に興味を持っていたとしても、やはり無理があると思う。

たとえば俺は今では、母国語の日本語でさえろくにしゃべらないが、それでも
若いときにはずっと日本語で読み書き話し聞くことを大いにやっていたからこそ、
そのあともちゃんと生きていけたし、後で難しい本を読みたいと思ってもきちんと
読むことができたのだと信じる。英語の場合も同じだ。

30 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 20:35:43.57 ID:cSmBPuDk.net
映画好きでないなんて珍しいな

31 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 20:40:33.74 ID:AlafwUfq.net
もともと俺が17歳くらいのときに英語を本気で勉強し続けよう(そしてその道で
食っていこう)と決心したとき、英語を勉強する本当の目的は、英語で哲学書を
読むことだった。そのころは実存哲学を中心として、人生の意味を追求していた。
そのあと30歳以降になって哲学に対する興味は薄れ、その代わりに純文学を
深く愛するようになった。だからそのころから俺が英語を勉強する上での目標は、
英語で純文学の古典を読みまくることだった。

ただ、純文学の古典というものは、少なくとも俺みたいに英語圏の土を踏まず、
大学院にも行けず、さらには頭もさほど良くない奴にとっては、何十年たっても
なかなかうまくいかない。だから長い長い準備期間が必要だった。

法律・経済・商業・機械・医学・生物学、その他の自然科学など、いろいろな
実務分野の翻訳をやっていたのも、最終的には純文学の古典を読めるようになるための
経済的な地盤と英語力の土台を築くためだったと言ってもいい。そして仕事の傍ら、
すぐにたとえば19世紀とか17世紀などの古い文学を読もうと思ってもわかりにくいので、
まずは現代の娯楽小説や童話やビジネス書や歴史書や心理学(めいたもの)や、
ライトノベルなどなどを読みまくり、傍らで下らないハリウッドの娯楽映画や
アメリカの sitcom やドラマなどのテレビ番組を、すべて英語で見まくった。

かなり若いときから、意地でも字幕は見ないし、日本語をまったく介さずに
英語だけを聞いて理解しようとした。もちろん、わからない単語は片っ端から
辞書で調べまくったり、シナリオが手に入ったら、それを読みまくった。

32 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 20:40:53.34 ID:AlafwUfq.net
>>31 の続き

本当に面白くて深い味わいのある作品は、どうしても難しくて、聞き取れない。
辞書を引こうとしても、そもそもどんな単語を口にしているのか聞き取れないから、
辞書も引けない。昔は英語字幕もなかった。シナリオも売っていないことが多かった。
だから、最初は俺にもわかるような優しい映画やドラマばかりを膨大に見て、
少しずつ難しいものへと移行するしかなかった。

そんな調子で、何十年もかかって、長い長い紆余曲折を経て、年老いた今になって
やっと、ほんの少しだけ英米の古典文学が読んで味わえるようになってきた。
とはいえ、たとえば Shakespeare の作品1本(ほんの100ページほど)を
読んで理解するだけでも、膨大な資料を傍らで読みながら理解しないといけないので、
その1本だけのために、仕事の傍らで取り組んで、たとえば2か月もかかる。
こんな調子では、たとえば 1,000冊の古典的な文学小説や詩を死ぬまでに読破
できるのだろうかと茫然自失する。しかしともかく、やれるかやれないかは
ともかく、やってみるしかない。死ぬまでは修行だ。

33 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 20:45:56.62 ID:cSmBPuDk.net
準備期間中どうやって生活?

34 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 20:48:58.39 ID:AlafwUfq.net
俺にとって、映画は基本的に教材でしかない。最終的に古典文学を味読するための
準備運動なのだ。なぜ映画が好きでないかというと、あれは単なる娯楽でしかないと
感じるからだ。俺の人生は短い。娯楽などに費やす時間などない。確かに深い作品は
ある。たとえば The Godfather の trilogy はすごい。しかし、どんなに深い
映画作品も、たとえば本格的な文学小説や詩の1冊には劣る。

たとえば Crime and Punishment (by Fyodor Dostoevsky) の映画化作品は、
まったく見る気がしない。どれもこれも、小説版に比べると薄いのなんのって。
俺はこの小説を1回目は日本語で、そのあとは11回くらい英語で読んできたし、
英語版の朗読は何十回も聴いてきたが、こんなに深くて濃密な作品を
映画化なんてできっこない。もしも映画化するとしたら、30時間の作品を
作らないといけなくなる。

もっと軽い作品を例に取ろう。たとえば Stephen King の The Pet Sematary
は、映画版なんて薄っぺらい。原作は確か 500 pages だが、著者の書く英文は
娯楽小説にしては実に素晴らしい。こんなに深い味わいのある怖い作品を
映画化することなんて絶対に不可能だと感じる。

Shining という同じ著者の
小説版と映画版を比べても同じだ。彼の文体自体が怖い。彼の文字の並び具合が
怖いのであって、プロットが怖いのではない。これは日本語に訳しようがない。

だから俺は、邦訳が嫌いで、かなり若いときから邦訳はなるべく読まないことに
してきた。少なくとも原作が英語なら、英語でしか読みたくない。ロシア語なら
仕方なく英語で読む。できればロシア語で、フランス語やドイツ語やチベット語など
で読みたいが、そこまでは無理だから、仕方なく英訳だけで我慢している。

35 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 20:50:12.61 ID:AlafwUfq.net
準備期間中も仕事をしてるよ。俺は決して金持ちでないどころか、貧乏な家庭の
出身者だ。18歳の時からひっきりなしに働いている。ただし18歳から22歳までは、
大学に通いながら家庭教師をして自活していた。

36 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 20:56:48.05 ID:AlafwUfq.net
18歳の時から今まで、何十年ものあいだ、働きながらひっきりなしに勉強してきた。
だから俺にとって、娯楽などありえなかった。忙しすぎる。酒を飲む時間も惜しんだ。
友人とのたわいない話も、なるべく短く留めた。特に下らない奴、向上心の薄いやつとは
絶交しまくった。自分にとってあまり勉強にならない仕事は、たとえ高報酬で
あっても、なるべく請け負わなかった。

いつもいつも時間が足りず、いらいらして
生きてきた。だから俺は性格が歪んだ。しかし、学歴もなく英語圏にも行けず、
両親は中学校にさえろくに通えなったのだから、そんな家庭から出身した俺が
英語だけで飯を食おうと思えば、それくらいの犠牲は伴って当然だ。

37 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 20:56:56.73 ID:cSmBPuDk.net
途中から専業なのか
小説オタクだな

38 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 21:09:11.48 ID:cSmBPuDk.net
酒を飲む時間も惜しんだには共感w

性格歪んだには世界が共感w

なんか面白いんで自伝書いてほしいw
ああそんな時間もないのかw

39 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 21:10:40.95 ID:AlafwUfq.net
こういう風に書き綴ると、まるで僕が膨大な本を読んできたかのように思うだろう。
しかし実際には、おそらく日本語の本は、1,000 冊くらいしか読んできていないと
思う。そして英語の本となると、最初は童話・ビジネス書・娯楽小説などの
低レベルなものを準備運動として膨大に読まないといけなかったし、その前にも
長い長い準備期間が必要だったため、結局は、ちゃんとした純文学はまだ
ろくに読んではいない。

やっといくらか読めるようになり、これから読むという
感じだ。なお、僕は小説オタクというよりも、なんというか、人間の生きざまを
探求するために言語と文学を利用したいと思っているだけだ。

だからたとえば
言語学でもいいのだ。でも言語学はあまり美しくはないので、文学に傾きやすい。
ただ、文学小説や詩を読みながらも、古いものから新しいものまで歴史をたどって
いくと、少しずつ英語の形が変わってくるし、地域差もあるので、その変化の
様子を探って、人間の生きざまを探るのが面白いから、こんなことをやってきた。

40 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 21:12:32.73 ID:AlafwUfq.net
そうか。面白いと思ってくれるのか。ありがとう。自伝まで書いてほしいとまで
言ってくれるとは、本当にうれしい。いつもいつも俺は、現実世界でもネット上でも、
幼いときから攻撃を受け続けてきたので、たまにそういうことを言ってくれる人が
いると、本当にうれしい。ありがとうね。

41 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 21:21:18.98 ID:AlafwUfq.net
ところで、2ちゃんねるに到来したのは3年か4年前くらいで、最初は文学板にいた。
その前は、アメリカ版の MySpace にて英文で膨大な手記を書きまくっていたことも
ある。さらには、英語やその他の言語の実用面や歴史言語学(語源学)的な方面に
ついての書き込みを膨大にやっていた。しかし、2ちゃんねる以外の書き込みは、
自分で作ったサイトだったので、管理人の俺がボタンを一つ押しただけで、すべてが
一瞬にして消えてしまう。何年もかけて書き溜めた膨大な書き込みをすべて
消してしまった。

英文やその他のマイナーな言語による書き込みもあったが、
それをすべて日本語訳したとしたら、日本語の原稿用紙400字詰めで数千枚
に及ぶのではないかと思われるくらいにものすごい量のものを、一瞬にして
消してしまった。

俺にはそんな変な性癖がある。いつもいつも、俺は自分を
疑い、自分のやっていることなんてどうせ下らない、こんな書き込みも、
こんな勉強も、そして俺がかつて書いた300枚の小説も、さらには俺がかつて
持っていた卒業写真や結婚式の写真や家族などの写真や、あるいは俺の幼いときの
写真もすべて、何百枚の、あるいは1,000枚以上もの写真も、すべて燃やしてしまった。
手元には、一枚も写真が残っていない。生まれてきてから今までの写真が、
一枚も残っていないし、書き溜めた日記もすべて燃やし、ネット上に書いたものも
すべて削除した。

そして残るは、2チャンネル上の書き込みだけだ。幸か不幸か、
2ちゃんねる上の書き込みだけは、書いた本人は削除できない。そのおかげで、
かつての俺自身の書き込みを検索して、過去に調べたことを再び読み直し、
勉強しなおすことができる。そういうわけで、これからも俺はブログではなく、
2ちゃんねる上で書き込みを続けるつもり。

42 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 21:39:42.97 ID:cSmBPuDk.net
パラノイアだな
作家にはパラノイア性があると思う
何としても伝えようとする性

43 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 21:49:25.44 ID:AlafwUfq.net
今日は特にたくさんの書き込みをしたが、そうしながらも常に傍らで電気関係の
マニュアルの仕事をしていた。この下らない仕事ばかりやっているときが狂いそうなので、
気分転換に2ちゃんねるでいつも書き込んでいる。とはいえ、下らない雑談は
なるべく避けるようにしている。できれば英語関係の複雑な質問に回答する
という形で気分転換するようにしている。

英語の質問に対する2ちゃんねるでの
回答も、俺にとっては長い長い準備運動の一環でしかない。いつの日か、
俺にとってはとてつもなく難しい純文学古典作品を読むときに、少しは
今の2ちゃんねる上での回答活動が役立つことを祈っている。

そして同時に、90歳くらいになっても何とか翻訳で少しだけでも金を稼ぎだせるくらいの
英語力を、ここで少しでも身につけられたらいいな、と希望しながら
回答している。質問に答えるときは、ジャンルを問わない。何とかわかると
思ったら、どんどん回答する。俺にとって不得意きわまりなくても、
ともかく答える。そして大きく外れてしまって、さんざん馬鹿にされることも
多い。しかしそれでも答え続ける。すべては勉強なのだ。

ちなみに俺は、20歳くらいのとき、50人くらいの英語ネイティブや ESS (English
Speaking Society) の部員たちの前で、ディベートをやっている最中に
言葉が詰まってしまって、そのまま2分ほど黙り続けたことがある。大いに恥ずかし
かった。ディベートなんて、俺にとってはどうでもよかった。俺は議論が大嫌い
なのだ。しかし政治や社会についてきちんと英語で議論できるようにならないと
飯も食えるようにならないし、第一、俺の好きな古典文学を将来的に読めるように
ならないだろうと思って、我慢してディベートをやっていたのだ。

ともかく、ディベートの最中に黙りこくってしまったのは大恥だが、恥をかいて
傷つきまくった分だけ、俺はわずかながらも成長できた。そのおかげで、
ぎりぎりとはいえ、英語で飯を食い続けることができたのだ。

44 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/12(日) 22:02:49.43 ID:AlafwUfq.net
もう少しで寝る時間になる。その前に、あと一回だけ書き込もう。と言いながらも、
何を書こうとしていたのか、忘れてしまった。

思い出したぞ。俺は昔から、実は学者になりたいと思っていた。しかし、やはり俺は、
仮に大学院に悠々と進学できる身分に生まれついたとしても、それでも学者には
向いていない。それにはいろんな理由があろうが、特に俺は、勉強する気概のない
学生たちに教えるのが嫌なのだ。

かつて、生活のために仕方なく、6年くらいにわたって家庭教師や塾講師や公立高校の
英語教師などをやったことがある。(おっと、ここまで言うと身バレしそうだが、
まあいいか。)そのあとは、何が何でも下らない仕事は避けるようにしてきた。

実務翻訳の仕事も、確かに下らない。しかしこれは、在宅で一人でやる限りにおいては、
自分のペースで、誰の指図もほとんど受けないでやれる。だから何とか我慢できる。
大いに時間をかけて(たとえば50時間ほどかけて手掛けた仕事のように見せかけて)
実際には30時間だけで仕上げて、そのあとの20時間ほどを余らせて、その時間を
Shakespeare の鑑賞に充てることもできる。

ところが、学校の教師や大学の教員の場合は、嫌でも学生を教えたり学内政治
(つまり教授会への出席や大学運営のための下らない雑用)に時間が取られる。
そのあいだはほとんど自分のための勉強にはならない。もちろん、学内政治を
することや、やる気のない学生とたわいない話をすることに生きがいを見出す
人にとっては、人間関係という意味での勉強になる。

しかし俺にとっては、それは雑用でしかない。そんな俺にとっては、やはり
大学の教員にならずに、表面上はしがないこの在宅実務翻訳者として数十年を
生きてきてよかったと思う。おかげで、余った時間を思い切り投入して、
好きな勉強に没入することができた。大学の教員になっていたら、高給取りに
なり社会的な地位も高くなったろうが、その代わり下らない雑用に追われる人生
を送ることになったろう。

45 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/13(月) 06:58:02.60 ID:o2ZN+GHB.net
俺は基本的に新聞雑誌に興味がないので、それは日本語であってもろくに読んでは
来なかった。書籍に関しては、日本語のものでさえ全部で 1,000 冊くらいしか読んで
いないだろうと言った。数えたわけではないが、おおざっぱに見てそのくらいだろう
と感じるのだ。読んできた洋書の数は、ここでは言わないことにする。すでに
2回ほど言ったことがあるが、嫌みを言われたり嘘つきだと言われただけだった。

読んだ本の数は少ないが、それこそ命を削るがごとくに本を読んできた。特に
読書に没頭したのは、多感な16歳から18歳くらいまでだろう。高校生だった。
旧制高校生にとっての必読書と言われたほんの三冊の本を、それぞれ 100 回ずつ
くらい、命を賭けているかのごとく読みふけった。100回とはいえ、きちんと数えた
わけではないし、きちんと通読して100回ほど読んだわけでもない。1度だけ通読して、
あとは常にカバンやポケットに忍ばせて、3年くらいかけて、好きな場所を開き、
気が向いたら別のページを開き、数ページだけを数十分もかけて熟読吟味・味読
していたのだ。書き写していたこともよくある。いや、高校時代の3年間は、おそらく
毎日のように、1時間ずつくらいは好きな本の一節を書写していたと思う。

俺が熱中した3冊の本は、どれも人生論・哲学評論みたいなものばかりだった。
明治から昭和の初期にかけて書かれた日本語の本だった。署名は、またもや野次を
飛ばされるので伏せておく。

洋書に関しては、英語で書かれたものとフランス語で書かれたものを読んできた。
フランス語については若いときの6年間ほど集中しただけで、そのあとはろくに
読んでいない。英語で書かれた本については、さっき言ったような100回も読みふける
ほどに熱中できた本は、まだない。

ただ、高校2年の時から今までに、11回だけ
英語で通読した洋書が一冊だけある。それは Fyodor Dostoevsky の
Crime and Punishment だ。この本の朗読(全編)は16時間くらいあると思うが、
これもおそらくは100回か、あるいはそれ以上に聞いた。

46 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/13(月) 06:58:46.19 ID:o2ZN+GHB.net
>>45 の続き
ただし集中して聴いたのは最初の2回ほどだけであり、あとは歩きながら、あるいは歯を磨きながら
聴いているのであって、聞き逃している部分も多い。とはいえ、歩きながら聞いていても
涙が出そうになったり、腹を抱えて笑えるときもあるから、一応は書籍できちんと
何度も読み、そのあとに何度も聴きこんだ洋書なら、俺の今の低い英語力でも
一応は歩きながら聞いても楽しめる部分はかなりあるらしいことがわかる。

俺はいろんな言語を勉強することに膨大な時間を費やしてきたので、何冊もの
本をどんどん読み進めることができなかった。たとえばフランス語。フランス語の
小説や新聞を辞書なしでそれなりに読目るようになるために、膨大な準備期間が
必要だった。

フランス語学習の最初の4年くらいは、完全な独学だった。つまり NHK などの
ラジオ・テレビの講座を視聴しまくり、学習テキストを数種類ほど自分で
こなし、文法書めいたものも2種類くらいは通読し、そのあとは洋書コーナーで
買ったフランス語による童話や小説を、辞書を引きまくりながら読む。最初から
Michel Foucault とか Blaise Pascal なんて読めるわけがないので、
やはり童話などでもすでに苦労するのだ。

47 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/13(月) 06:59:07.97 ID:o2ZN+GHB.net
>>46 の続き
フランス語だけでなく、中国語・アラビア語にも4年ずつくらい熱中し、それにも
膨大な時間を費やした。ロシア語1年、ドイツ語1年、ルーマニア語6年、韓国語
3か月、ラテン語 400時間、ギリシャ語20時間、ポーランド語1か月、スペイン語
3か月、イタリア語3か月、ポルトガル語1か月、広東語2週間、アイヌ語3日、
琉球語(沖縄方言というべきか?)3日、スワヒリ語3日、インドネシア語1日、
タガログ語3日・・・それくらいだろうか?あとは英語の語源からインドヨーロッパ諸語の
いろいろな言語における似た単語を追っかけるので忙しかったので、印欧語比較言語学
や語源学をいろいろとかじるためにいろんな本を読んだ。

なんでそんなことを
やったかというと、英語というものを立体的に、別の角度から多角的に眺められる
ようになりたかったし、英語だけで終わるのは絶対に嫌だったからだ。それから、
特に25歳くらいのとき、英語をいくらやっても伸びないように思えるスランプの時期が
あって、悔し紛れに「英語力は中途半端だが、せめてフランス語だけでも」と
思ってついでに勉強したという経緯もある。もちろんフランスの実存哲学に
惚れ込んでいたためもある。さらには英語を歴史的に眺める上で、フランス語
(そしてついでにラテン語)をある程度は習得することは不可欠だといつも思って
いたからでもある。

48 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/13(月) 07:12:40.41 ID:o2ZN+GHB.net
独り言を延々と続けるこの哀れな男が英米文学を原書で読みながらそれについて
語るスレッドを読んでやろうと思う奇特な人がもしいたら、文学板にある
次のリンク先に向かってほしい。

   美しい文学を英文で読み散らそうと試みるスレ [無断転載禁止]©2ch.net
      http://echo.2ch.net/test/read.cgi/book/1462227329/l50

49 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/13(月) 07:26:43.60 ID:o2ZN+GHB.net
新聞雑誌に興味がないとは言ったが、やはり45歳になるころまでは、まだまだ
社会に真剣に関わらないと申し訳ないという気があったので、社会や人間にまるで
興味が持てないのに無理やりに新聞雑誌を読もうとはしていた。しかしほんの
3か月もすると疲れ切って、いつの間にか時事問題や社会情勢から遠く離れて
しまっていた。それから数年後、これではいけないと思ってまたもや時事問題や
社会情勢に戻る。そして3か月でまたもや離れて行ってしまうということを
繰り返していた。

45歳くらいになり、やはり俺は人間にも社会にも興味がないのだと観念した。
正直を言って、俺は人類が明日滅亡しても何とも思わない。いやそれどころか、
明日にでも滅亡したらどれだけうれしいかしれない。核戦争でもいいし、
宇宙の外から巨大な隕石が落ちてきて地球が爆発してもいい。あるいは
世界中の人がみんなで一緒に集団自殺することに決定するのもいい。
そんな日が来たらいいのにと、実は17歳のころから今までずっと思って生きてきた。

そんな俺だから、時事問題や社会情勢や、流行している歌手やスポーツなどは、
どうでもいいのだ。さらには自然科学も工学も医学も法律も経済も、どうでも
いいのだ。それらはしょせんは、本来なら早く消滅すべき人類を存続させる
ためのものでしかないから、俺にとっては下らないものなのだ。そういうわけで
新聞雑誌にも実務翻訳にも、実はまるで興味がない。

とはいえ、自殺することも極めて難しいし、第一、それも一つの罪だ。だいいち、
痛い思いをするのは俺も嫌だ。それにまた、自殺することにさえ意味がないのだ。
さらにまた、俺には古い道徳観念があり、親兄弟に嫌な思いをさせたくないと
いう思いがある。だから病死や事故死や寿命が尽きたときに死ぬのを楽しみに3
待つしかない。

生きる限りは、俺はぎりぎりまで闘い続けねばならない。前のめりに死んでいきたい。
自分に対して甘えは許されない。死ぬまで修行の連続だ。俺の場合、知的な修行、
特に言語(そしてその中でも特に英語)を追求して生きなければならない。それが
俺の使命だと思っている。本当はもっと素晴らしいことに専念したいものだが、
俺は才能も何もない人間だから、この程度が精一杯なのだ。

50 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/13(月) 11:31:30.97 ID:q1FZLOtg.net
2chなんて何言っても筋の通らない批判が来るものなので、ここでの批判なんて全く気にされる必要ないかと

読んでいてただただ感服いたしました
若輩の身ながら、大変な孤独と苦労であられたものとご拝察します

51 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/13(月) 11:52:54.47 ID:o2ZN+GHB.net
>>50
温かいお言葉をくださいまして、本当にありがとうございます。
実は、2ちゃんねるやネット上の他のサイトにおいてのみならず、
実生活においても俺はきわめて批判に弱いのです。異常なほど
敏感なのです。そのせいで人生はむちゃくちゃでしたが、
その代わりその鋭敏な神経を語学などにおいて活用したときには、
きわめてよい結果が生まれたことも多かったと信じています。

なお、このスレッドではあまり書きこみをしなくなったとしても、
英語板や文学板で、俺専用のスレッドまたは共有スレッドにて、
これからも膨大な長文連投をし続けると思います。

52 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/13(月) 18:18:50.44 ID:o2ZN+GHB.net
在宅の実務翻訳フリーランサーになってから、20年ではなく実は30年だ。その前には、
製造業の会社で翻訳・通訳・庶務・会計などの事務(つまりは雑用)を担当する
正社員として4年ほど働いていたから、その4年も含めると、合計で34年の実務翻訳
の経歴がある。

仕事の依頼の電話がかかるたびに、いつ俺は失業するだろうと考える。よくも俺
みたいな不器用な奴のところに仕事を回してくれるよな、といつも思う。
世間は厳しいから、とっくの昔に失業しててもおかしくはなかった。それなのに
30年ものあいだ、ほとんど営業活動をすることもなく仕事が続けられ、一応は
金には困ったことがほとんどない。かつてはきちんと家族を養った。

確かに俺は、誰よりも勉強家ではある。少なくとも語学に関しては、すさまじい
努力家だ。しかしそれだけでは世間は渡れない。他の実務分野の知識や世間知や
器用さが必要だ。俺はもちろん放送大学での講義を聴きまくったり、東京の
産業見本市で足が棒になるまであらゆる種類の製品や技術紹介パネルや技術宣伝
用のビデオなどを見まくり、産業界のパンフレットを読みまくったりもした。

しかし俺は、すでに言ったように根本的に一般の社会や産業や通常の人間の営みに
興味がまるでないので、どうしても産業や社会情勢が下らないものにしか見えない。
だからそういう方面のことを勉強していると、すぐに疲れ切る。結果として、
膨大な時間を費やして勉強した割には、実務分野の知識がろくに身についていない。

53 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/13(月) 18:19:10.54 ID:o2ZN+GHB.net
>>52 からの続き
気が付けば文学や哲学めいたものや心理学めいたものに没頭してしまっている。
少し異常な人間の生きざまなどにしか興味がないのだ。だからと言って、
文学が本当に楽しいわけでもない。文学が娯楽だという人が多いが、楽しい文学なんて
単なる恋愛小説とか明るくて前向きな生き方を描いたものなんだろう。しかし
俺はそういう前向きの文学などにはまるで興味がない。どちらかというと
精神異常者とか自殺者とか misfits にしか興味がないのだ。

そんな俺だから、この世の普通の人たちと会話することさえ疲れ切る。
この世に生きることには根本的に意味がないと感じている俺が、どうやって
他の人と明るく元気になぞ話ができるというのか?どうやって産業翻訳なんぞという
ものに意味を感じることができるというのか?

それでも産業翻訳が何とか続けられたのも、他の仕事だったらもっと退屈で
気が狂いそうになるところだけど、産業翻訳なら何とかギリギリ気が狂わなくて
すんだからだ。この仕事により、少しでも外国語の力を身につけ、そこで
蓄積した底力をあとで文学を読むときに使えるだろうと期待しながら、
この業界で頑張ってきた。

54 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/13(月) 18:25:29.36 ID:o2ZN+GHB.net
すでに言ったように、それでは文学・哲学・心理学(あるいはそれに似たもの)
なら本当に楽しいと感じられるかというと、そうでもない。楽しいはずがない。
苦しい。なぜかというと、そもそもこういう分野に俺が頭を突っ込んでいるのも、
生きることがあまりにも苦しすぎ、どう生きていけばいいかさっぱりわからず、
人間を見ると俺は震え上がり、人間や人生が果てしもなき不可思議でしかない
ので、何とか少しでもそれを理解して安心しようとして、しばしの休息を求めて
文学などを紐解くのだ。

若いときには哲学や心理学(特に異常心理学)に凝っていたことがある。のちになって
そういう理屈っぽいものが嫌になったが、やはり歳をとってからもなおかつ、
人間とは何か、人生とは何か、なんのために宇宙は存在するかなどと問い続けて
いるから、やはり一応は哲学めいたものに今でも興味を持っているということに
なろう。

55 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/13(月) 18:45:26.54 ID:o2ZN+GHB.net
産業翻訳で出てくる単語や表現を膨大に覚えたところで、趣味で文学小説や詩などを
読むときに役立つことはあまりないのではないかと思う人もあろう。実は、
大いに役立つと感じている。ただ、産業翻訳で手掛けている分野を狭く限ってしまうと、
俺の場合はよくない。できる限り広い範囲にわたる翻訳を手掛け、実に広い分野の
単語や表現を覚えまくることにより、それが相乗効果を発揮し、最終的には
英米文学における小説や詩や脚本や童話や英文の歴史書などを読むときに役立つと
感じている。

Shakespeare を読むときにさえ役立っていると思っている。もちろん、
法律。経済・商学・工学・医学などに出てくる英語がそのまま Shakespeare に
出てくるなどという馬鹿なことは言っていない。遠回りに、実に遠回りに
回りまわって役立っていると感じている。

言葉にしても知識体系にしても、すべては連関しあっていると思う。Shakespeare
だけでなく、ゆくゆくは Chaucer にも挑戦したいと思っているが、それも含めて、
19世紀であろうと20世紀の modernism 文学であろうとなんであろうと、工学や
医学や法律や経済において使われる英語表現とまったく違ったものだとは思わない。
どこかでつながっているのであり、どこがどのようにつながっているかを
探るつもりでこれらすべてを手掛けていきたいと思っている。

そのことにより、英語(そしてひいては言語一般)というものが、一千年前くらいから現代まで、
そしてイギリスの各地域の方言において、あるいはアメリカやアイルランドや
スコットランドやオーストラリアなどの各地域において、時空間を超えて
どのように移り変わっているかを探り、それを通して人間というものを時空間を
超えて観察したいのだ。いや「観察したい」というよりも、そうすることが
俺の使命だと思っている。命を賭けてでもやり続けないといけないのだ。

したがって、俺の本当の仕事は金を稼ぐための仕事ではなく、このように
金にはならないが本当に俺がやらねばならないと感じている作業なのだ。

56 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/13(月) 19:08:33.20 ID:o2ZN+GHB.net
文学が娯楽だと言っている人は、たとえば Samuel Beckett の文学をそう呼べる
のだろうか?とうてい娯楽だなどと言えないはずだ。文学とは、大多数の人が
直視したがらない恐ろしい存在の実相を凝視し続けることだ。希望を与える文学は、
小学生向けだ。Samuel Beckett の文学は、絶望を直視する人のためのものだ。

57 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/13(月) 19:09:35.66 ID:o2ZN+GHB.net
したがって、娯楽文学を純文学と同一レベル上に置こうとする議論などは、
笑止千万である。

58 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/13(月) 19:54:04.80 ID:o2ZN+GHB.net
純然たる娯楽を楽しんでいる暇はなかったと書いた。確かにそうだった。とはいえ、
俺も人間だ。娯楽が俺にとっても死活問題として不可欠だ。そこで俺はどうしたか?
外国語でその娯楽を楽しむことだけは、自分に許した。

たとえば、お笑い番組もたまには見て笑いたかった。しかし日本のタモリや
明石家さんまなどが出てくるようなお笑い番組は、できる限り避けた。
お笑い番組も、ポルノも、映画も、テレビドラマも何もかも、娯楽のための
小説や書籍や新聞雑誌もすべて、俺は外国語で読んだり視聴したりした。

それなら簡単かというと、そうでもない。あまり英語ができないころは、
せっかくのお笑い番組を英語やフランス語で行われると、まったくわからない。
俺にわかるものといえば、かなり低級なものだった。高級な笑いも理解できるように
何としてでもならないといけない。そう思って、必死で辞書を引き、必死で
下らないジョークに出てくる外国語での表現を覚えまくった。リスニングの
力も鍛えまくった。

キャバクラのようなところへ行って、若くてきれいな女性と話もしたいと思う
時期もあった。しかし日本のキャバクラには行かなかった。外国人のいる
キャバクラで、外国語だけで喋りまくった。英語・*****語・ロシア語
などだった。相手がアフリカ出身の黒人女性なら、アフリカの話ばかりを
英語で展開した。相手がロシア人なら、必死でロシア語を勉強して、ブロークンの
ロシア語で5時間ほど喋りまくったこともあった。

****語(この言語名は伏せる)に関しては、1年でペラペラにまでなった。これに
ついては、実は*****人に本気で恋をしてしまったため、必死で*****語を勉強した
ためだった。6年ほど ***** 語に熱中し、ついには*****語の実務翻訳で 45 万円
ほど稼いだこともあった。そのあと*****語には熱が冷め、勉強をまったくやめてしまった。

このように、俺は本当の遊びはほとんど経験していない。若い女性とキャバクラで
しゃべるときでさえ、外国語の知識や外国の情勢を学ぶために利用した。そういう
ことにかこつけることによってしか、俺は自分に娯楽を許すことができなかったのだ。

59 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/13(月) 20:19:07.00 ID:o2ZN+GHB.net
俺がもしも外国語なんかに没頭しなかったら、今までに読んだ本の数の少なくとも
10倍くらいは読めたろう。なにせ、英語だけでなくいろんな言語を習得する、あるいは
かじるためには、初頭文法を終了するだけでもかなり大変で、具体的に言うと
一冊または二冊だけの初級語学テキストや初級文法書を頭に叩き込むだけのために
1年も2年もかかる。そのあいだは、他の本はろくに読めない。

そのあと、さらには童話などを辞書を引きながら読みまくる。そのために、
大人にとっては実にバカバカしいと思えるような幼稚な童話を読むために、
膨大な時間を費やすことになる。

そのあとにビジネス書や娯楽小説など、実に簡単で単純な本をたくさん読まないと
いけない。そしてずっとずっと後になって、やっと少しは難しい(もともと俺が
読みたかった)本に取り組み始めることができるのだ。しかしそのレベルになっても、
やはり母国語で読むのに比べると、心もとない。外国語をほんの少し勉強するだけでも、
とてつもなく時間がかかるのだ。

だから本当は、広くて深い教養を身に着けたければ、
外国語などに没頭しないで、さっさと母国語だけで広範囲にわたる読書をしたり
映画を見まくったりした方がよいともいえる。

もしも俺が、別の能力で金を稼げる人間だったら、外国語の習得のためにこんなに
まで膨大な時間をささげなくて済んだろう。しかし俺の場合、性格などの面で
この世には向いていないので、どうしても一人で黙って金を稼ぐ分野が必要だった。
だからこの在宅での実務翻訳フリーランサーとしての仕事にしがみついた。
そのために、命を削って英語などの外国語に専念してきた。

60 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/13(月) 20:24:39.05 ID:KEIpJzA2.net
長い
コピペ?

61 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/13(月) 20:51:35.17 ID:MWMVrxc5.net
それだけ能力があれば英語だけで稼げそうだが

62 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/13(月) 21:16:37.67 ID:JfdwlLSd.net
コニャックで稼いだって…これ訳がコニャックなんだけどね
全然意味わからないんだけど
20代が甘えなのかそうでないのかすらわからない
別記事で和英でわかるのあるんだったら持って来いよ

>あなたがかつて20代だった頃を振り返ると、身を固め、子供を持ち、
>家を購入するなど大変な10年間だったかもしれません。
>しかし、現在はというと、家族の束縛や大きな借金もない恵まれた人たちは、
>結婚年齢の上昇と長期のキャリア形成で、少なくとも傍から見ると、
>20代の生活はある意味でモラトリアムのように見えます。

http://www.lifehacker.jp/2016/06/160613quarterlife_crisis.html

63 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 00:47:17.24 ID:5x/fxrjG.net
ぎくしゃくだけどこんなもんじゃない

64 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 06:29:24.67 ID:fi08XgKw.net
Con*ac には、誰でも参加できる格安料金の翻訳と、Standard 翻訳とがある。
格安の方は、べらぼうに安い料金なので、最初は経験のために俺もやったが、
途中でやめた。でも、でたらめの翻訳がまかり通っていることも多い。
だからよく批判されている。しかししょせんは半ばボランティアのサイトなんだから、
依頼者も文句を言ってはいけないと思う。

Standard 翻訳の方は、それよりもずいぶん高い料金を払って依頼するもので、
翻訳者は通常の業者からもらう料金の 1/4 くらいの料金はもらえる。ただし
英和はやる気が起こらないのでやらなかった。俺がやったのは和英だけ。
しかも2か月だけ。だいいち、「Con*ac で稼いだ」などとは言っていない。
あれはあくまで半分ボランティアのサイトだ。ふだんなら仕事をしているとき
以外には Shakespeare を原文で読んだりして勉強するところだが、
1年前の一時期、ふとそれまではやったことのないクラウド翻訳を試してみる
気になった。

あそこで Standard 翻訳コーナーで翻訳する人たちは、Co*ac の試験に
受からないと請け負うことができない。とはいえそれでも、翻訳者間で
品質にばらつきがあって当然だ。どこでもそうだろう?仮に Co*ac で
提供される仕事の品質がほとんど低いものばかりだとしても、
自分だけは高い品質を心がければそれでいいではないか?

文芸翻訳めいた仕事の依頼があったので面白くてやってはみたが、
2か月たってから飽きたので、俺もやめたというわけ。ほんの10万円
分くらいしかやっていないので、少し試したというだけのことだ。
何を下らぬことをグダグダ言ってるか?

65 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 06:31:50.51 ID:fi08XgKw.net
英語だけで稼いでいるに決まってるだろうが。ほかの外国語を勉強したのは、
金を稼ぐためだけではない。そもそも英語以外の言語で稼ぐのは、効率が
悪すぎる。今までに英語・フランス語・ルーマニア語・中国語で金を稼いだこと
があるが、英語以外はごく少しやっただけで、すぐにやめた。そこまでの
情熱はなかった。

英語以外の言語をやった理由については、すでに詳しく書いただろうが?
読み取りの力がないのか?

66 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 06:34:19.05 ID:fi08XgKw.net
中国語とアラビア語については確かに4年ほど勉強したが、それは主に海外の
工事現場で日本語・英語の通訳や翻訳をやっていたときに、周りに中国人や
アラブ人がたくさんいたので、せっかくだから彼らと中国語やアラビア語で
しゃべりまくりたかったからだ。もちろん読み書きや文法を正確に覚え、
発音もきちんと勉強した。

67 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 06:40:12.80 ID:fi08XgKw.net
大体からして、俺は英語というものはついでに勉強しているだけのことであって、
本当の俺の興味がこの鬼畜米英の下らぬ軽薄言語だけにあるなんてことが
あるわけないだろう?

俺は、英語から始まってあらゆる言語をできれば眺めていき、そこから(英語や
日本語にとどまらない)言語一般の、時空間を超えた(つまり太古の昔から
現代まで、そして世界中のあらゆる地域をまたいだ)変容ぶりや躍動の姿を
観察し、ひいては人間の本質を探りたいのだ。そのためにいろんな言語をかじり、
印欧語比較言語学(つまりインドからヨーロッパまで広がる多くの言語のあいだの
文法や単語の類似性や相違点を探る言語学)や語源学をかじってきたのだ。
独学だから大したことはできなかったが、一人でできる範囲内のことはやってきた。

68 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 11:44:07.66 ID:nIr5upBg.net
他の言語は趣味なんだ

69 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 14:12:27.26 ID:fi08XgKw.net
他の言語では金を稼いでいないという点では、確かに「趣味」だな。ただ、趣味だから
楽しいかというと、そうでもない。なんせ文法をマスターするのってものすごく
しんどい。単語をバラバラに覚えるのはけっこう楽だけど、文法事項をきちんと
覚え、さらにはそれを何年も、何十年ものあいだ覚えておくことは大変だ。

フランス語の場合、30年前にせっかくかなり高いレベルにまで達していたのに、
そのあとはほとんど勉強しなかったので、かなり忘れてしまっている。忘れない
ようにしようと思うと、少なくとも一日に1時間くらいはその言語で何かを読むか
聴くかしないといけないと思う。その他の言語も、かなり忘れた。

ただ、かなり忘れたとは言ってもいくらかは覚えているので、いろんな言語を
比較しながら言語(特に英語)を多角的かつ重層的に観察するときに
非常に役立つ。また、特にギリシャ語・ラテン語・フランス語・スペイン語・
イタリア語・ポルトガル語・ルーマニア語、そしてドイツ語の勉強によって
覚えた単語や文法事項は、かなり忘れてはいても、すでに覚えた英単語を
思い出したり、あるいは英語の方言や昔の英語の単語や文法を習得したり、
あるいは英語の工学・医学などの学術用語を覚えるときに、偉大なる威力を
発揮する。特にギリシャ語とラテン語とフランス語の知識は、英語の学術用語
を覚えるときに大きな力になる。

だから、英語以外の言語を勉強することは、真剣に何年もかけた場合であれ
ほんの数か月という短期間でかじっただけの場合であれ、必ず英語をさらに
奥深く追及するときに役立つ。

70 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 14:35:01.01 ID:nIr5upBg.net
格闘技なんかで殴られるのは楽しくない
もちろん楽しいというのもいるんだろうが
登山なんかも

海外旅行も楽しいだけではない

71 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 14:41:49.98 ID:fi08XgKw.net
さらには、アラビア語や中国語は英語とはかけ離れているから関係ないように
思ってしまいがちだけど、実は役立っている。英語で好きな本を読んだり翻訳の
仕事をしたりしていると、どうしてもアラビア語や中国語による固有名詞などが
出てくる。そういうときに、ローマ字で書いてあるアラビア語や中国語を
何となく僕がうっすらと覚えている言葉に関連させることができるときが多い。
さらには、日本語の文章の中にカタカナによるアラビア語や漢字による中国語
が出てきても、それを英語に翻訳するのが、それらの言語をまったく知らない人に
比べると、はるかに楽だ。

同じことが、ほんの少ししかかじっていない韓国語やポーランド語やロシア語
などについても言えるのだ。

72 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 14:50:28.05 ID:nIr5upBg.net
知識が多いほうがいい

そうなると新聞は2個くらいとってるのか

73 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 14:59:06.35 ID:nIr5upBg.net
ああ日本の新聞ね

もっともあんたなら英字でも同じに読めるか
たまに同じに読めるってのがいるね

74 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 15:04:09.95 ID:fi08XgKw.net
すまん。俺はこのスレでもすでに書いたけど、新聞雑誌は読まないのだ。子供のときから、
人間社会にはまるで興味がない。だから政治・経済・社会・芸能・工学・法律など
にはまったく興味がない。ところが仕事のためには、法律・経済・商学・自然科学・
医学・生物学などには一応は触れないといけないから、放送大学などで無理やりに
勉強した。(ろくに身についていないけどね。)

本当は、時事問題についてもしっかりと身に着けておかないと、きちんとした
翻訳ができないはずなんだが、どうしても時事問題から離れてしまう。一時期、
これではいけないと思って新聞を数種類ほど読み漁り、NHK のドキュメンタリー
なども思いっきり見まくるが、そういう努力も3か月ほどで嫌になる。

75 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 15:07:57.40 ID:nIr5upBg.net
じゃあ語学に特化しようというのは趣味
探求心か

ほんとに和訳しようとするなら新聞くらい当たり前だから

76 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 15:09:45.79 ID:fi08XgKw.net
そうそう。新聞雑誌にまるで興味がない俺なんかのところに、よくも30年ものあいだ
仕事の依頼が入り続けたもんだと、いつも驚いている。

77 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 15:12:27.06 ID:fi08XgKw.net
語学というよりも、俺は比較言語学(および語源学)と文学に興味がある。
そのために語学をやっているという感じだ。これについても、このスレで
詳しく述べた。

78 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 15:12:32.79 ID:nIr5upBg.net
結局仕事あるかどうかだから
十分実用になったということだと思う

ただ普通は日本語や日本の事情も大事だから

79 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 15:13:41.78 ID:nIr5upBg.net
文学にも実は興味がないんだろう

真理に興味があるんじゃないか

80 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 15:14:21.06 ID:fi08XgKw.net
>>77 に関しては、>>47 あたりで書いた。

81 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 15:15:12.95 ID:fi08XgKw.net
>>79
鋭いね。まったくその通りだと思う。

82 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 15:16:05.24 ID:nIr5upBg.net
一応ざっとは読んでるんでw

83 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 15:22:54.20 ID:fi08XgKw.net
>>82
ありがとうね。

84 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 15:29:08.96 ID:fi08XgKw.net
僕はどうやら、普通の人間に興味がないらしいのだ。普通の人間というのは、
子供を作って仕事をして、金を稼いで、食事やセックスや飲酒を楽しみ、
賭け事やゲームを楽しみ、たわいない話を楽しみ、車や家を買って楽しみ、
権力を得ることを望み、できれば有名になりたいと思っていて、
生きることが楽しいと感じている(というか、一応は楽しめさえすれば
生きることに意味があるかのように感じることのできる)ような普通の
人間の営みに興味がないのだ。

僕が興味を持っているのは、むしろ異常な人間たちなのだ。だからこそ、
17歳くらいのときから異常心理学つまり精神病などに興味を持っていた。
精神病の世界にこそ、真理が隠されているように思った。自分の意識の
奥底や宇宙のかなたに眠っている「存在の真相」を突き止めたいと思って
いるようなのだ。

ただし、そんなことは何の役にも立たないだけでなく、決して楽しいことではなく、
それどころか苦しいばかりの作業であることは、百も承知なのだ。

大げさに言えば、俺は哲学にしか興味がないらしい。ただし俺は、既存の
哲学書をたくさん読んできたわけではなく、自分で勝手にいろいろと
疑問を持ち、答えなんて見つからないのにずっと心の中で問い続けてきただけだ。

85 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 15:31:31.42 ID:fi08XgKw.net
俺が17歳から20歳くらいのときに英語(などの西洋諸言語)に志したとき、
まずは語学力で飯を食わねばならないと思っていた。同時に、西洋諸言語で
難しい哲学書を読みこなせるようになるために語学を勉強しようと志した。

86 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 15:40:24.43 ID:fi08XgKw.net
簡単に言えば、俺は何のために生きているのか、さっぱりわからんのだ。誰だって
そうだと言われればそれまでだ。でも、かなりたくさんの人は、生きる目的は
自分で作ればいいと言って納得している。もちろん、俺もその程度の生きる目的は
たくさん持っていて、子供のときからひっきりなしに猪突猛進してきた。誰よりも
充実した人生を送ってきたと思う。

しかし、そんなのは仮の目的であって、永遠性を持つものではない。宇宙の外から、
別の生命体が俺たちを見たときに、「こいつらは何のために存在してるんだよ?」と
思われたときでも、自信を持って「俺たちはこれこれのために生きている」と
言えるだろうか?

俺の場合は、時空間を超えた人生の目的、存在の目的、そして宇宙存在の
存在意義なんて見つけ出せなかった。そして同時に、そんなものは存在しえない
と思ってもいる。それでいながら、そんな問いを問い続けないではいられない。
そんな問いを追求するために、俺はたとえば Shakespeare や Samuel Beckett
など、いろんな文学を読み、少しだけ哲学書も読み(そしてすぐに挫折し)、
いろんな映画を見て、語学もかじりまわるのだ。

そんな俺にとっては実務なんてどうでもいいし、金を稼ぐのは、何とか生き延びて
書籍代を稼ぎ、好きなだけの本を買い、読んだり考えたりするための時間や金を
手に入れるためのものでしかない。もしも俺が裕福だったら、こんなくだらない
仕事なんてやらない。

87 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 16:07:05.51 ID:p6rMC57l.net
>>11
すんごくストイックな人だなあ

そこまで人間に興味薄くてよく結婚できたなという感じだけど

88 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 17:29:50.08 ID:fi08XgKw.net
なぜ結婚したか、そのあと20年近く経ってなぜ離婚したかについては、
深い深いわけがある。それを話すと確実に身バレする。俺だけじゃなく、
一人または数人の人に大きな迷惑がかかったり、深く傷つけたりしてしまう。
だから言えない。

ただ、その「わけ」は、俺のこの長い長い人生の根幹を
なすものであり、俺を阿鼻叫喚のごとく苦しめ責めさいなんできた
人生や社会の根本的な問題に深く関わっている。

89 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 17:31:46.20 ID:fi08XgKw.net
そしてその「わけ」を話したとしても、ほとんど誰にも理解されないだろう。
この地球上に、俺のその「わけ」が半分ほどでも理解できた人は、2人くらいしかいない。

90 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 17:39:44.51 ID:nIr5upBg.net
もうミばれしてもいいんじゃない
不都合があるんだろうか

91 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 17:43:01.00 ID:nIr5upBg.net
まさか悪妻ー哲学の鉄板コンボではないよなw
もしそうならギリシャ語を勉強しないとw

92 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 18:09:26.88 ID:fi08XgKw.net
身バレすると、まずは俺のことを半ばまたは本物の狂人であると信じている人たちが
動き出すかもしれない。そのせいで俺の弟妹やその子供たちが就職などで
差別されるかもしれない。(実は俺の親族の行ったことによって、俺の家族の何人かが
職場を半ば追い出されたこともある。)さらには、俺の元家内が仕事において
差別を受けることになるかもしれない。俺の過去は、そんなに普通ではないのだ。
法律に触れるようなことは俺はしてないけど、文字通りの狂人だと思っている
人も(少なくとも数十年前には)いたのだ。

93 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 18:18:48.88 ID:fi08XgKw.net
もしも元の家内が悪妻だというのであれば、むしろ話は単純だと思う。俺の場合は、
もっともっと複雑だ。

人間には、この世に存在しているだけで疲れ切ってしまうタイプがある。俺は
若くして自殺したり犯罪を犯したり発狂したりした人たちよりは「ふつう」だけど、
その「普通」の人たちの中では、かなりこの「存在すること」に違和感を感じている。
存在することが気持ち悪くてたまらないのだ。呼吸しているだけで疲れるという
感じかな。30年ものあいだ、仕事も一人、生活もほとんど一人だった。結婚していた
ころには家内もいたが、家内は仕事で謀殺されていて、ろくに寝る暇もなかった。

そういうふうにほとんど一人でいたにもかかわらず、それでも神経が常にピリピリして
疲れていた。刺激に弱いのだ。ちょっとしたことで興奮する。まあ、その病的な
鋭敏さのゆえに、言語に対する神経も鋭敏で、そのおかげで一応は曲がりなりにも
この30年にわたって翻訳だけで飯が食えたのだけどね。

94 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 18:25:38.48 ID:fi08XgKw.net
3年ほど前になって初めて Samuel Beckett を読んだり、その芝居を YouTube 上で
見始めた。彼の The Unnamable (L'Innommable) という、英語では 100 ページほどの
小説がある。その小説に俺の本音がすべて盛り込まれている。まるで俺が独り言を
言っているかのような作品だ。俺は何も言う必要がない。

とはいえ、まだ十分に細部までこの小説を理解しているわけじゃないし、
この小説に描かれている主人公とあらゆる意味で俺の気質や考え方や環境が
同じだと言っているのではない。俺が言っているのは、いろいろと微妙な違いは
あれども、この小説は俺みたいな人間のために書かれていると感じる。

まだまだ Samuel Beckett は俺にとって実に難しい作品(というか、まったく
ちんぷんかんぷんの作品)が多いのだけど、これから死ぬまで彼の作品を
愛読し続け、その芝居を見続けようと思う。

95 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 18:42:08.19 ID:74p8Kqvt.net
この訳書は出てるの?

96 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 18:48:04.47 ID:fi08XgKw.net
Samuel Beckett の小説を読もうとするとかなり時間と根気が必要だが、
彼の舞台の映画版を数分ほど見るだけなら、簡単に見られるかもしれない。
あっちこっちで紹介した作品だが、ここでも紹介しておく。これら二つの
作品も、いわば俺自身なのだ。

(1) [1973] "Not I" (Samuel Beckett) -- 12 分ほど(Not I という作品)
  女性が超高速でしゃべりまくるので、ネイティブスピーカーにさえ
  内容がよくわからないらしい。俺もあまりわからないが、Samuel Beckett
  は、「頭で理解しようとはせず、本能的に感じ取ってくれればいい」という
  ような意味のことを言っている。
   https://www.youtube.com/watch?v=M4LDwfKxr-M&t=2m50s

(2) Samuel Beckett Play 2001 (beckett on film) -- 15 分ほど(Play という作品)
   この作品でも、登場人物はただひたすら単調に高速にしゃべりまくるだけ。
   三人の三角関係の苦しさをそれぞれがつぶやいていることがわかりさえすれば、
   最初のうちはよいと思う。
   https://www.youtube.com/watch?v=s2QJ0FYE3pw

97 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 18:49:12.86 ID:fi08XgKw.net
>>94 で紹介した The Unnamable (L'Innommable) は、「名づけえぬもの」
という日本語題名で出版されているはずだ。

98 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 18:51:49.75 ID:fi08XgKw.net
日本語での訳書は、out of print であるらしく、プレミアムがついてべらぼうに
高い。文庫本に換算するとおそらく200ページくらいの小さな本であるはずなのに。

名づけえぬもの 単行本 – 1995/8
サミュエル ベケット (著), Samuel Beckett (原著),

99 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 18:53:14.68 ID:fi08XgKw.net
Samuel Beckett にしても、Virginia Woolf にしても、僕が本当に惚れ込んだ
本のうち、さほど売れていないもの(しかし非常に価値のあるもの)は、
日本語訳が出版されてもすぐに絶版になってしまって、べらぼうに値段が高くなる。

100 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 19:08:50.40 ID:fi08XgKw.net
>>94 >>96 では、僕が特に好きな作品を挙げたけど、初めて Samuel Beckett
を読んだり見たりする人は、まず次のものに接するのがいいと思う。僕自身も
これによって入門したし、ほかの多くの人も同じだ。

Waiting for Godot

(1) 英語版の芝居の映画版(実に実に素晴らしい)(スペイン語の字幕がついている
  けど、台詞はすべて英語)
   https://www.youtube.com/watch?v=tuU3RrGj3Lc

(2) 上記の脚本は、下記のリンク先で無料で読める。
   Act 1:   
     http://samuel-beckett.net/Waiting_for_Godot_Part1.html
   Act 2:
     http://samuel-beckett.net/Waiting_for_Godot_Part2.html

101 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 19:19:38.24 ID:74p8Kqvt.net
じゃあ是非訳書出して欲しいな

102 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 19:28:13.20 ID:fi08XgKw.net
ベケット伝〈上巻〉 単行本 – 2003/5
ジェイムズ ノウルソン (著), James Knowlson

上記のような訳本もある。上下巻を合わせると、なんと 21,000 円にもなる。
ところが英語原書はペーパーバックで実に軽くて、3,000円くらいで買える。

その他にも、Beckett の作品のほとんどを収めた英語版の4冊シリーズもある。
これは4冊を合わせて 2,000 ページくらいで、3年前に新刊本で 4,000 円ほどで
俺は買った。現在でも 7,300円で買える。これをすべて日本語訳でそろえると、
べらぼうに高くつくと思う。

Samuel Beckett の4冊本へのリンク先
   https://www.amazon.co.jp/Selected-Works-Samuel-Beckett/dp/0802145140/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1465899991&sr=8-2&keywords=samuel+beckett+works

103 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 19:36:18.20 ID:fi08XgKw.net
>>101
すでに訳書が出ていても、新たに誰かに訳書を出してほしいの?

104 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 19:38:38.36 ID:74p8Kqvt.net
う〜ん
なんかものが違うような気がする

ぎゃつびー

105 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 19:40:56.98 ID:74p8Kqvt.net
たぶん訳書を読んでもオレナラこう訳すのにって部分があるんじゃないのか
そのへんに拘った訳書が欲しい

あとは自伝を書いて欲しいが恐らく書かないだろうから
自伝かわりに

106 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 19:54:02.53 ID:fi08XgKw.net
>>105
僕みたいな平凡な人間の自伝に何で興味があるのか不思議だ。もちろん僕自身に
とっては、僕自身の人生はかけがえがなくて大事なんだけど、僕が自伝を書いても
まずは文章が(平均よりはうまくても)作家に比べるとはるかに下手だからな。
それに自伝が他人の興味を引くほどには劇的なことが少ないからな。

それはともかく、自伝を書いてほしいと言ってくれるのは、実にうれしい。
実は、自伝に近い私小説めいたものを 400 字詰め原稿用紙で 350 枚ほど書いて、
40歳のころに雑誌「群像」の新人賞に応募したことがある。10年くらいかけて、
少しずつ書き溜めたものだったけど(もちろん10年ものあいだひっきりなしに
書いていたのではなくて、気が向いたときに書いただけだけど)、やはり
当然のことながら落選した。

僕にとってはかけがえのない貴重な体験記(生い立ちの手記)
だったし、恩師に読ませると感動してはくれたけど、それでもやはり他人が
貴重な時間を費やしてまで読もうと思うような代物ではなかった。

107 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 20:01:06.50 ID:fi08XgKw.net
>>105
確かに、やはり僕なりに真剣に訳したものを発表したいという思いはあるな。
ただ、翻訳で飯を食っているくせに、翻訳そのものにまるで興味がない。
和英なら少しは興味があるが、英和には特に興味がない。

なぜかというと、そもそも子供のときから、西洋諸言語から日本語に訳したものは、
どんなに優秀な人が訳したものでも実に気味悪かったので、あまり読まなかった。
現代日本語は、150年前の明治維新あたりから急激に西洋諸言語から無理に
作り出された訳語を膨大に吸収した結果、しっちゃかめっちゃかに不自然に
なっている。

西洋かぶれしているわけでもないし、日本を馬鹿にしているわけでもないけど、
やはり現代日本語は自然な言語ではないと感じる。こんな日本語で書いたものは、
面白くない。だからなるべく西洋諸言語で書かれたものは、僕自身は日本語訳で
読む気がまるで起こらないし、さらには僕自身も西洋の作品を日本語に訳そうという
情熱がわかないのだ。

ただし、たまに僕自身の勉強のため(つまり原文をしっかり
と理解しているということを自分なりに確認するために)、ほんの数行の
英語原文を日本語に訳すことはある。特にネット上での質問に答えたり、
あるいは友人との経済英語の勉強会のときに、日本語訳は大いにやっている。

108 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 20:18:36.77 ID:fi08XgKw.net
気取るつもりはないけど、たとえば Shakespeare は、高校生のときから読まないと
いけないといつも思っていた。しかし Hamlet の日本語版をほんの100ページほどで
挫折してしまっていた。そのあと何度も他のいろんな作品を読もうとしたけど、
日本語版ではまるで面白くなかった。

それなら英語版と思ったけど、Shakespeare は難しすぎた。長い長い準備期間の
あと、ほんの1年ほど前にやっと Romeo and Juliet を、イギリスなどから
取り寄せたいろんな Shakespeare 専用の辞典や注釈書などを6冊くらい並べて、
それらを片っ端から参照しながら、さらには何種類もの映画版を見ながら、
読み進めた。仕事の合間に読んだからとはいえ、2か月ほどかかったと思う。
何とか楽しめた。僕の場合、英語を勉強し始めてから、なんと50年近くも経って
やっと Shakespeare が原文で何とかぎりぎり読んで楽しめるようになったのだ。

つい数か月前にも、今度は Shakespeare の第2作として、A Midsummer Night's
Dream を、またもや1か月くらいかけて読み、そのあと Much Ado About Nothing
を半分だけ読んだ。(今はそこで止まっている。)

ともかく、芝居の映画版を見て何となく笑ったりすることはできるけど、台詞の
単語を克明に理解して楽しみ、さらには Shakespeare の時代から現代までに
どのように英語が変容してきたか、そして Shakespeare 時代の英語がいかに
そのあとの諸方言(たとえばイギリスの Midlands とか Northern England
とか Dorset の方言)に息づいているかを辿るには、やはりたくさんの資料を
読みながらゆっくりと読んでいかないといけないので、ものすごく時間がかかるのだ。

109 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 20:22:01.00 ID:fi08XgKw.net
Shakespeare は、主に詩によって成り立つ作品群であり、だからこそ余計に
原文で読まないと面白くないだろうという気はいつもしていた。そして原文で
2本と半分を読んだわけだが、やはり面白いと思った。韻律がすべてよくわかる。
それぞれの単語がいかにラテン語やフランス語から直輸入されたか、そして
いかにドイツ語などのゲルマン語の伝統を残していたかが、今ではかなりよく
わかるようになってきた。(もちろん、えらい学者たちに比べるとまるでダメだろう
けど、僕自身としてはこれでもよく頑張ってきたと思って、自分を褒めてあげている。)

110 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 20:40:40.79 ID:fi08XgKw.net
僕が、30歳くらいの時から原則として西洋の書物を日本語訳で読まないことにしている
最大の理由は、僕が曲がりなりにも4年生の大学で英語を専攻したからだ。僕は
異常なほどプロ意識が強く、いったん大学を出たら、その大学で専攻した科目の
プロにならねばならないと考えている。法学専攻ならば司法試験に受からねば
ならぬ。理科系の大学を出たらエンジニアになって開発担当者にならねばならぬ。
商学関係なら、公認会計士か何かにならねばならぬ。

僕は英語を専攻したので、たとえ英語圏に行ったり大学院に進学したりは
できなかったとしても、何が何でも死ぬまで英語の映画は字幕なし日本語吹き替えなし
で、英語だけを聞き取って見なければならない。英語で書かれたものはすべて
英語だけで読み、日本語訳は参考にさえしてはならない。その他の西洋諸言語
で書かれたものは、せめて英語訳で読まねばならない。

もちろん、こんな考え方を他の人に押し付けるわけにはいかない。これは僕が
一人で決めて、一人で実行しているだけだ。

111 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 20:44:06.71 ID:fi08XgKw.net
映画やテレビドラマに関しては、もともと僕はそれらを見ない人間だったので、
ほとんど日本語で見たことはなかった。英語がかなり上達したあとに映画やドラマを
見始めたのだが、すべて英語だけで理解するようにした。日本語の字幕も吹き替えも
活用しなかった。

どうしても英語だけで理解しようとするとあらすじさえわからない
ような作品は、最初から避けた。そしてそれから10年、20年、あるいは30年も
経った後、英語力がさらに上達したあとになってやっとそれらの難しい作品も
理解できるようになっていた。ただ、いまだにわからないものもある。そういうものは、
さらに10年か20年ほど待ったあとに再び取り組むつもりだ。

112 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 20:53:15.47 ID:fi08XgKw.net
そんなことを言うと、相当に英語が読めて、思いっきり英語の映画が聞き取れる
んじゃないかと思われてしまいそうだが、実はそうではない。いかにいまだに
僕は英語が読めず、いかに聴き取り能力が低いかを痛感している。幸か不幸か、
死ぬまでにもう少し時間がかかりそうなので、死ぬまでにはもっとよくわかるように
なろうと奮闘している。

113 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 20:56:49.74 ID:Whc3bjI6.net
そうだな、そういう人がいてもいい
だがそれは平凡な人ではなく、非凡な人だ
平凡なオレなんかは翻訳ができると自称していても
あなたのように深いところまで理解して英書を読むことはできない
つまり訳書がなければ一生読むことはできないだろう
で、あなたように原書を深く理解できるようにしているひとの訳文を
読んでみたい
せっかく英語にそれだけ努力して深く理解しているのにそれが死蔵されてしまう

ちなみに和訳は力不足みたいに言うが恐らくオレよりもスゴイのだろう
それにある程度はみんな翻訳調に慣れていると思うから
原文をきちんと理解した上での翻訳調ならばそれほど問題にならないはずだ
また少なくとも30年も翻訳やってきたのであれば市場レベルの翻訳力と
推定可能だ

とはいえ本人にやる気がない以上どうしようもないわけだが
それだけのアカンプリシュメントが死蔵されて消えてしまうのは残念だ

114 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 21:04:09.11 ID:fi08XgKw.net
>>113
本当にありがとう。もっとお礼をきちんと述べたいが、お礼を言う代わりに、
もっと別の書き込みをすることにする。お礼代わりにもっとたくさんの
ことを書いていきたい。

ところで、英語板上の別のところに、ひっそりと「テレビをすべて英語で見るスレ」
とか何とかいうスレッドがある。そこでは、テレビを見るならば日本語で見ないで、
すべてを英語で見るくらいの気概がなければ、英語なんて死ぬまできちんと
上達なんてできない。だから俺は英語でしかテレビを見ない、と宣言して、
毎日毎日、英語だけでドラマなどを見続けている人がいる。

そういう人が、もっとたくさんこの英語板に現れればいいなと思う。俺には無理だ
などと言わないで、どんどん無理をすればいいと思う。思いっきり背伸びすれば
いい。もちろん、うそをついてはいけない。でも、自分には無理なんじゃないか
と思えるほどのきつい目標を持って、自分を鞭打って頑張らないと、絶対に
英語ごときのちっぽけなものさえきちんとは身につかないと思う。

そういうわけで、相変わらず僕は、背伸びばかりして、欲張って、衒学的な
態度を貫き、読めもしない本を何としてでも読もうとし、聞き取れもしない
映画を石にかじりついてでも聴こうとするのだ。

死ぬまでに、何とかぎりぎり聴き取り、読み取れるようになりたい。

115 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 21:06:31.80 ID:IjGhNGNI.net
すげえ
最近疲れて英語やって何になるんだろうとか思ってたけど、
真摯に格闘してる人を見ると、何かをものにすること自体に意味があるような気がしてくるね

116 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 21:22:41.97 ID:fi08XgKw.net
そうそう。僕はものすごいペシミストだけど、努力することだけには意味があると
堅く信じて生きてきた。努力するためにのみ、僕は生きている。持って生まれた
環境とか、もって生まれた容姿や財産や親の知的・精神的なレベルをうんぬんしたって
仕方がない。ともかく、僕はこんな頭を持って生まれてきて、こういう境遇に
いる。これは変えようがないし、それが悪くても僕のせいではない。

しかし努力する度合いだけは、自分の意志で変えられる。死ぬまで闘えば、
自分を褒めてあげることができる。それが最大の勲章だ。言ってみれば、
僕はパラリンピックで頑張る選手なんだ。(こんなことを言うと
パラリンピックの選手を馬鹿にしてると思う人がいるかもしれないが、
どうか誤解しないでほしい。)

境遇と才能に恵まれた人は、本物のオリンピックで頑張ればいい。
僕はそこまでじゃないから、パラリンピックで優勝することを狙う。
それだけでも僕にとっては大変なんだ。

117 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/14(火) 21:36:16.17 ID:Whc3bjI6.net
ところでそんなに英語に拘りがあるんなら
いっそ全部英語で書いたらどうだろう

その場合単語が難しかったりするとオレは読めなくなるが
どうも日本人に周知させるのが目的ではないような気がするので

ああ全部英語だと誰も読まないだろってことなら
半々とか部分部分でもいいけどね

118 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 06:44:50.29 ID:lwXYGrR/.net
MySpace というアメリカのブログサイトで、何年前だったか、確か13年前くらいに
1年くらいかけて膨大な英文ブログを書いていたことがある。どれくらい書いたかな?
1件のブログが 2,000 words から 6,000 words にまで上ったのではないかと
思えるくらいに、一つ一つのブログが長大だった。

日本語では恥ずかしくて書けない
ようなことも、英語でなら書けるような気がするときもある。Samuel Beckett
も、途中からフランス語ばかりで著作するようになったが、英語で書くと
アイルランドの因習に縛られてしまいそうだが、フランス語で書くならあらゆる
束縛から自由になれたそうだ。

MySpace だけでなく、あちこちで英語で書いてきた。ボタン一つでその書き込みを
すべて消せるようなサイトでは、日本語で書いたものも含めて、すべて消してしまった。
2ちゃんねるでは自分では消せないから、いまだに残っているだけのことだ。

ときどき何かの拍子に、すべてを英語で書き続けることがある。頭のモードが
そのように切り替わってしまうのだ。さらに、自分の書きたいことを英語で書くと、
単にどこかで誰かが書いたことをそのままコピーペーストしただけだと思われる
こともあるので、そうではないことを示すため、そして自分自身の訓練のために、
別の人たちが日本語で書いたものをその場で即座に片っ端から英訳していく
こともよくやった。

相手が英語で書いてきたときに、相手が外国人であれ日本人であれ、僕も
英語で応対するのはけっこう楽だ。でも基本的に日本語のわからない人が
いなさそうな場で英語だけで書き続けるのは、けっこう疲れる。

同時に、この数日間は実務翻訳で忙しい中で、その合間を縫って休憩がてらに
この書き込みを続けている。長大な文章を連投しているからと言って、暇だとは
限らない。いやそれどころか、基本的に僕は、忙しいからこそそのくだらない
仕事にイライラして、そのくだらなさに退屈しまくって、憂さ晴らしに
こんなことを書き続けているのだ。だから日本語で書く方が楽だということになる。

119 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 06:45:24.81 ID:lwXYGrR/.net
>>118 の続き
英語で書くと、日本語よりもやはり疲れるし、表現力も劣る。日本語で書く時よりも
寡黙になってしまうだろう。ときどきなら英語で書いてもいいとは思うが、
そうしてほしいと思うなら、それを願う人の方からすべてをまずは英語で書いて
ほしい。それに対応してなら、僕も英語で書いてもいい。ちなみに、2ちゃんねる
上でも実にたくさん英語だけでものを書いてきたし、そもそも長大な英文を
書き続けてきた人は僕以外にはほとんどいないので、探してみればすぐわかると思う。

英文で書くと変な横やりが増えるし、読みもしないで(理解もできないのに)
変なところで間違った添削を入れようとする人も出てくる。見せつけるために、
目立つために英文を書いているのだろうという言いがかりもつけられる。
ここで書いておくが、目立ちたいと思うなら実名にてブログで書くとかするだろう。

いや、実名で書いている人たちも、目立ちたいとか自己主張したいからそんなことを
しているわけではないだろう。そんなことではなく、Samuel Beckett の作品の
主人公たちのように、物を言っても仕方がないことは百も承知ながら、しゃべり
続け書き続けざるを得ないのだろう。存在の根底から突き動かされて書き続けるのだ。
そこには目立ちたいとか自己顕示欲とか自己主張欲などというものとはまるで違う
衝動が隠れている。

120 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 06:54:57.24 ID:lwXYGrR/.net
たとえば「洋書を読んで英語の勉強」というスレで3年くらい前に Thomas Hardy
の Far from the Madding Crowd を冒頭から片っ端から日本語訳していたときが
ある。そのときに、「日本語訳をいちいちしないと英文が読めないの?英文は
読んですぐにそのまま理解しないとだめだ。訳していたらだめだ。せめて原文を
英語で要約し続けたらどうだ」などと言ってくる人がいた。それに対して応対したら、
今度は「英語でものが書けもしないのに、こんなところで小説の和訳なんてしても
仕方がない」と抜かしやがるので、「それなら英文で書いてやるから、あなたの
方から英語で話しかけてこい」と言ったら、相手は英語で書いてきたが、その英語は
英検「準1級」または「1級」を合格したばかりという感じの、何となく英語が
わかりかけてきただけの、僕から言わせれば初心者からやっと抜け出した程度の
英語だった。

英語で書いたらどうだ、という要望を寄せてくる人は、その程度のレベルの人で
しかないのが普通だ。ほんの2年ほどアメリカあたりに留学し、英検1級をパスしました
という程度の英語力で、今の僕を見下そうとするなど、傲慢もはなはだしい。

121 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 07:29:25.55 ID:lwXYGrR/.net
ついつい激烈な調子で書いてしまったけど、>>117 さんに対する当てこすりや
嫌味のように聞こえてしまったら、謝る。言い過ぎたかもしれない。

それはともかく、僕もかつては、英語で何でもしゃべったり書いたりできるように
なったと感じていたとき、まるで偉くなったかのような気分になっていたときがある。
何でもかんでもともかくひっきりなしに英語でしゃべり、書きまくっていた。
周りにほとんど外国人のいない時代と地域に生きていたから、仕方なく英語の
得意な日本人をあっちこっちでつかまえ、英語で話しかけ、英語で書いて
意思疎通しようとしていた。文字通りネイティブ並みの英語力を持った日本人も
いたが、どうか英語だけで書いて話し合おうと強く要望したこともあった。

英語力をある程度まで高めるためには、そういう時期もやはり必要なのだろう。
英語修行の初期を超えて中期のころには、そのようにアウトプットを重視して
しまいがちなんだろうと思う。

今の僕はその時期を超えた。今の僕にとって、アウトプットなんてどうでもいい。
金を稼ぐために仕方なく英語は毎日、朝から晩まで書く。しかししゃべることに
ついては、この 13年のあいだ、ほとんど一言もしゃべってはいない。英語のみ
ならず、日本語でもあまりしゃべらない。

僕にとって重要なのは、読むことなのだ。自分が本当に読まねばならないと思っている
英文を、ともかく深く理解したい。そのためには、和訳した方がよいこともよくある。
読んだ内容について深く解説している学者などが解説しているドキュメンタリー
ビデオや作品の映画版を聞き取る能力も必要だ。このように、読んで聞くという
インプットが何よりも僕には大切なのだ。

122 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 07:29:47.89 ID:lwXYGrR/.net
>>121 の続き

このことは、実は僕は17歳くらいの時からすでに強く感じていた。ともかく
真理を探究するために読みたかったのだ。そのために、難しい日本語や英語や
その他の言語での文章をきちんと理解できるようになりたかった。

ただ、きちんと読める人は、通常は聞いたりしゃべったり書いたりする能力も
レベルが高い。だからそれら4つの能力をバランスよく高めないといけないと
思っていたから、本当はあまり興味もない話す訓練も大いにやったし、
さほど興味もないハリウッドの軽薄映画も見まくったし、英米のお笑い番組も
見たり、そのほかの娯楽作品も見まくり、読みまくった。

というわけで、アウトプットには基本的には興味はないのだ。ろくなことを
考えてもいない平凡な僕が英文で何かを書くよりも、すでに古今東西の
天才たちが書いたりしゃべったりしてくれたことを読んだり聴いたりする方が、
はるかにはるかに大切なのだ。

アウトプットは、そういうインプットを積み重ねたのちに、ごくたまにポロッと
あふれ出るものでしかない。アウトプットをするためにインプットしているのでは
ない。アウトプットは、大切なインプットの作業の合間の息抜きか余興でしかない。

したがって、2ちゃんねるで僕があちこちで書き散らしていることも、日本文であれ
英文であれ、すべては僕の長い長いアウトプットの合間の余興なのだ。だから
決してこれは重要な活動でもなんでもない。仕事の合間の、あるいは読書や
映画の鑑賞の合間の、ほんの数分、そしてある時には数十分の休憩時間に、
気晴らしまたはうっぷん晴らしに書き散らしているだけなのだ。
そしてこんなことを書き散らしながら、もっともっと読まないといけない、
もっともっと聴かないといけない、と自分自身をかき立て、煽り立てているのだ。

123 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 09:52:11.02 ID:lwXYGrR/.net
僕がなぜ英語をはじめとする外国語にこだわるか?なぜ日本にいながら、英語ばかりで
映画を見たり英語ばかりで本を読むのか?

それはどうやら、僕がこの人生や社会にとことん退屈しているからであるらしい。
日常性が大嫌いなのだ。セックス・食事・賭け事(などのゲーム)・娯楽映画・
娯楽ドラマ・娯楽小説、その他のものすべてが退屈きわまりない。この宇宙が
退屈なのだ。存在していることが退屈なのだ。

だから何とかして、この世やこの宇宙に存在していることを忘れようとしている
らしい。そのために、できる限り非日常的な時空間を僕の周りに作ろうとしている
らしい。母国語で生活していると、日常性の退屈さと矮小さが直接的に感じられて、
それが暴力的に僕に襲い掛かる。しかしそのくだらない日常生活をできるだけ
追いやって、翻訳の仕事でも英語を書き、できる限り余らせた時間を使って英語で
読書したり映画を英語だけで見ると、少しは退屈が紛れる。

なぜかというと、英語でそんなことをするのはとても大変で苦しいからだ。
好きなことで仕事ができて幸せだとか、好きなことを趣味として追及できて
幸せだとか人から言われるが、僕に言わせればいつもいつも苦しんでいるので
あって、楽しくなんかない。だいいち、楽しんでいるうちはその道にさほど
打ち込んではいないのだ。本気で打ち込めば、苦しい。

早い話が、テニスや将棋は大多数の人々にとっては気晴らしの楽しいことだろうが、
プロになると毎日毎日、死ぬまでが修行の連続だ。そんなことが本当に
楽しいだろうか?プロの選手たちはみんな、一応は「楽しいです」というだろうが、
通常の人が言う「楽しい生活」とはかけ離れているはずだ。

楽しい生活をしていると、この人生の退屈さや矮小さや無意味さが痛感され、
もっと苦しくなり気が狂いそうになるので、仕方なく何かに打ち込んで修行の
毎日を送ることにより、何とかその人生の無意味さを忘れようとしているのだ。

124 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 10:00:47.44 ID:lwXYGrR/.net
だからこそ、非日常を求めて外国に永住しようと真剣に考えたこともよくあった。
いろいろ試行錯誤した結果、日本に留まることにした。第一、年老いていく両親を
放っておいて平気でいられるようなタイプの人間でもない。

同時に、日本にいる方が僕の求める非日常的な、僕なりに充実した生活を
送りやすいらしいということにも気づいた。外国にいると、確かに常に
外国語で暮らさないといけないので、その意味では毎日が修行だ。

しかしそこでは、下らない別の雑用が付きまとう。外国にいても死ぬまで働き続けないと
いけない僕は、外国で働くよりは日本で働く方がはるかに短い時間で生活費が
稼げそうだ。その分だけ好きなことに充てる時間が増える。そんなわけで、
日本にいる方が得策だ。

第一、僕は別に外国そのものが好きなわけでもなく、
外国人が好きなわけでもない。日本や日本人が特に好きというわけでもないが、
外国よりは日本の方が精神性や文化の点でまだマシだと思う。日本に住むことには
慣れているので、一人で誰ともしゃべらずに暮らしやすい。外国ではそうは
いかないだろう。ちょっと働いて金を稼いだり、ちょっと買い物にいくだけでも、
外国では詐欺や窃盗や暴力に会わないように常に自己防衛していないといけないので、
そういう下らないことに神経を使うことになるので、時間や神経を無駄遣いする
ことが多くなる。

125 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 11:20:54.12 ID:ckgEhPL4.net
そう言えば何で海外に住まないかわからんな
VISA問題か

126 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 11:25:06.79 ID:lwXYGrR/.net
口を酸っぱくしてくどくどと説明しているのに、なんでわからないんだよ?

127 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 11:54:48.04 ID:ckgEhPL4.net
わからん
他言語に使う時間があるなら現地に住んだほうがいい
実際そうやってる人間もいる
ただ実現できるかどうかは別

128 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 12:00:55.41 ID:lwXYGrR/.net
だからいろいろと実現できない理由があるし、海外に行かないで日本にいる方が
最終的に僕のいろんな目的を達成しやすいから日本にいるに決まってるだろう?
説教するのが好きな人たちだな。

129 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 12:02:35.79 ID:lwXYGrR/.net
大体からして、こんなところでほんの数行ほどのコメントをもらって、「ほう、そうだな。
そうしようか、ありがとう」なんていうようなアホだと思ってるのか?あらゆることを
考えつくした上で、あらゆるいろんな事情を抱えたうえでこのような生き方をしてきた
に決まってるじゃないか。

130 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 12:11:16.59 ID:ckgEhPL4.net
そうだけど他言語やる暇があるならと思ってね
外国大変だけど大変なのは気にしないようなので

131 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 12:23:32.83 ID:lwXYGrR/.net
大変なことを気にしないのは、あくまで知識を探究する上での大変さを気にしない
ということであって、雑用とか下らない神経を使うことで大変なのは、絶対に
嫌なのだ。たとえば企業で上司の顔色を窺ったり、同僚からの嫉妬の攻撃を受ける
ことによる大変さとか、外国での犯罪予防などで気を遣うことの大変さは、
それによって知識を探究することができないので、僕にとってはただの無駄な
下らない大変さなのだ。

しかし日本にいれば、そういう下らない大変さは
経験しなくて済むので、言語や文学を探究することだけに専念できる。
下らない役所に通っていろんな手続きをするにしても、日本にいれば
最小限度に食い止めることができる。

まだ若ければ、まだそういう無駄ともいえる大変さが乗り越えられたろうけど、
僕はあと少ししか生きられない。気力・知力・体力がガクンと落ちた。
わずかに残った力を無理に引き出し、近くに住む両親の様子をときどき
見に行きながら、生活費を稼ぎだすための下らない仕事をなるべく
最小限度に食い止めながら、できるだけ時間を余らせて、やっとの思いで
Shakespeare, Samuel Beckett, Virginia Woolf を読んだり、あるいは
映画を見たりしているというわけだ。

海外なんかに行ったら、まずは
その渡航費、生活の基盤を築くための金を稼ぐという下らない労働などに
ものすごくエネルギーが必要だろう?もちろん金のある人ならいいけどね。

132 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 12:27:46.50 ID:lwXYGrR/.net
他の言語をやる暇があるなら、って言ったけど、僕がそんなに暇な人間だと
でも思ってるのか?それはすべて、仕事の合間に必死でねん出した時間を
かき集めて勉強しているに決まってるだろ?トイレに行く間も、風呂に入っている
ときも、歩いているときも、食べているときも、寝床で眠りに入る直前も、
常に常に勉強しているのだ。

だから17歳のときからテレビの娯楽番組は
見たことがほとんどないし、テレビを見たとしてもすべて教育番組ばかりで、
15年前には教育番組さえ見るのをやめて、テレビを手放したくらいだ。
そんな俺に対して、「他の言語をやる暇があるだろうから」なんていうのは、
むしろ侮辱だ。悪気はないのだろうけど、俺にとってそれほど腹立たしいことはない。
俺がどれだけ気が狂う寸前まで勉強してきたことか、そうせざるを得なかったか、
まるでわからないからそんなことが言える。

133 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 12:35:51.41 ID:lwXYGrR/.net
たとえば例の糞コテ2人(つまり数字の奴と三太郎とかいう奴)は、本物のブルジョア
の白痴豚だから何もわかっておらず、ちょうど12歳のガキみたいなことを言っている
奴らだから、もう俺は完全に諦めている。

しかし他の人たちに対しては、まだ少しはまともな神経があると俺は思っているから、
こういうことにでもついつい腹を立ててしまう。どうか許してくれ。しかし
俺は、少なくとも 17 才のときから本当に時間がなく、学費を稼ぐために14歳のときから
(少しだとはいえ)アルバイトもしてきたし、18歳のときからはかなり本格的に
アルバイトしないといけなかった。勉強しないといけないことが山ほどあったのに
大学院も海外にもいけないままで、それでも英語のプロにならねばならなかった
のだ。そんな俺に対しては、まるで暇があるかのような言い方は、仮にうっかりとは
いえ、言わないでほしいのだ。ゲームもほとんどやったことがないし、漫画も
読みたくても読まないで我慢して勉強してきた俺なんだ。セックスやオナニーの
時間も節約して勉強してきたのだ。その気持ちがわかるか?

134 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 12:45:45.35 ID:lwXYGrR/.net
俺がこんな年齢になっても勉学にこだわり、美食もせず酒も数年前に
ほとんどやめて、もちろんタバコも20年前にやめて、電車やバスに乗ることさえも
やめて、あらゆる下らない生活を切り詰めてでも勉強しようと思うのも、
すべては10代とか20代のときに思う存分に勉学にいそしむことができなかったからだ。
下らぬ生活のための労働に明け暮れなければならなかったからだ。両親の
喧嘩ばかりを震えおののきながら見守らなければならなかったからだ。

何としてでも家族の平和を築き上げるために俺がしっかりしないといけない
と思って、勉学以前の下らない精神的な葛藤を潜り抜けないといけなかったからだ。

その幼児体験における深い傷をいやすために、そのあと45歳くらいまで、いや
実は55歳くらいまでの50年という長い長い年月をかけて、社会や人間とかかわり、
何としてでも社会を改革するために貢献せねばならないと思って俺なりの
無理な自己犠牲的な活動を朝から晩までせねばならなかったからだ。

世間に対して義理を果たしたと思った 45歳くらいの時に、やっとの思いで俺は
今度こそ自分のやりたかった勉学にいそしむ権利と資格を得たような気がしたのだ。
それまでに長い長い紆余曲折があったのだ。

135 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 12:52:15.87 ID:lwXYGrR/.net
だから俺には、学問に対して怨念ともいえるような恐ろしい執念を持っているのだ。
そこまでに深い情熱を注いでいたものに、きわめて大事で多感な10代や20代のときに
思いっきりいそしむことができなかった怨念がわかるだろうか?いや、わからない
だろうし、わかってもらえなくても俺は恨んではいけないんだけど、
このように言わないではいられない。

しかし同時に、そのような怨念があればこそ、
信じられないような情熱が湧き、46 歳くらいのときに日本にいながらにして
たったの1年でルーマニア語の読み書き話し聞くことがかなりできるようになった
ときは、周囲も俺もものすごくびっくりした。それまでに勉強した英語・フランス語・
ラテン語(そしてついでに少しばかりのスペイン語・イタリア語・ポルトガル語)の
知識に基づいていたので、ルーマニア語の習得はかなり楽だったとはいえ、
それでもやはり大変だったのだが、異常なほどの執念のゆえに、かなり上達したのには
びっくりした。

そして同時に、命を賭けて取り組んでいたのだから、それだけ
上達して当然だとも思った。実は、このルーマニア語に関連して、死ぬよりも
辛い思いをしたので、その恨みを果たそうとしてルーマニア語に専念したのだ。

136 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 12:56:08.55 ID:lwXYGrR/.net
30年前にフランス語に熱中していたときも、やはりフランス語に関連して、
俺は文字通り死ぬよりも辛い体験をした。本当に今なら死ねると思った。
それくらいに、地獄に落とされるような体験をした。

このように、俺が取り組んできた語学の勉強に伴って、死ぬよりも辛い体験が
少なくとも2度はあったので、そのあとに語学力が少しくらい上達しても、
それは当然のことだとも言える。

137 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 13:05:17.17 ID:ckgEhPL4.net
死ぬぐらい大変なら雑事ぐらいたいしたことないんじゃない

雑事いやなら結婚しなきゃ良かったのにw
これも深い事情が?

138 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 13:08:54.37 ID:lwXYGrR/.net
深い深い事情があったのだ。その雑事も何もかも、俺がこの世に生きる資格を
獲得するために通過せねばならない苦行だったのだ。生きる資格がないと
感じていた少年時代から青年時代にかけての俺が、命を賭けてでも世間に対して
義理を果たさねばならなかったのだ。そのために結婚し、その中でやり遂げなければ
ならないことがあったのだ。そのために、少なくとも 20 年ほどかかった。

139 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 13:11:36.21 ID:lwXYGrR/.net
そんな風な思いに駆られて生きていた俺にとって、哲学と文学は、死活問題だった。
楽しみなどという気楽なものであるはずがなかった。生き延びるために絶対不可欠な
息も絶え絶えの大事業だったのだ。そんな俺にとっての哲学や文学を軽くあしらった
り俺を小ばかにする奴は、ぶっ殺してやりたくなる。だからこそ、俺は人前に
顔を出せないのだ。人の近くにいると、必ずその人をぶっ殺したくなる時が来る。

140 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 13:25:51.37 ID:ckgEhPL4.net
ヤバい人格

ところで20代は休みなし?
休日あれば勉強できると思うけど

141 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 13:36:05.47 ID:lwXYGrR/.net
休日は、すべて勉強に打ち込んでいた。たとえば、別の隔離スレッドでも書いたけど、
26歳のときに製造業の会社で翻訳をやっていたとき、できるだけ仕事をさぼっては
退社して、60日間ほど毎日毎日、ラテン語の勉強にいそしんだ。9時から5時までは
会社で束縛され、そのあとは走るように帰りながら、歩きながらラテン語を勉強し、
電車の中でもラテン語、そのあと家では夜7時から12時まで5時間ほどみっちり
ラテン語。そのころはテープも何もなかったから、すべてはラテン語教習テキスト
で文字だけで勉強した。手のひらにはラテン語の活用形を書き込んで、それを
覗き込みながら歩いた。会社でトイレに行くときは、トイレの中でもラテン語を
勉強した。仕事が少しでも暇だったときには、仕事をしているふりをしながらも
ラテン語を勉強した。土日には、14時間くらいずつラテン語を勉強した。
それにより、2か月で400時間くらいラテン語を勉強した。

フランス語も中国語もアラビア語も韓国語も、そのほかいろんな言語は、そのように
勉強した。毎日毎日、会社では疲れ切った顔をしていた。自宅やトイレでの勉強に
疲れ切っていたので、金を稼ぐときの仕事のときには、疲れ切っていたのだ。

そのあともずっと俺はそのような調子だった。つまり、自分が取り組むべきだと思っている
勉学(たとえば Shakespeare を原文で読むこと)であまりにも精力をつぎ込んで
いるため、実務翻訳をするときにはすでに疲れ切っているのだ。俺にとっては、
金を稼ぐ仕事はあくまで余興であって、Shakespeare を読んだりそのほかの言語を
勉強することこそが本業なのだ。

142 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 13:43:05.65 ID:ckgEhPL4.net
なんだ勉強してたのか
しかもラテン語とは
語学オタクだな

143 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 13:49:37.01 ID:lwXYGrR/.net
会社勤めのとき、9時から12時まで机に向かって翻訳するか、あるいは製造業関係の
資料を読むなどの業務をしていた。さらには、ビジネス関係や工業関係の英語辞典
をいくつか開いて専門用語を覚えることも仕事だった。その中で、仕事をするふりを
しながら、研究社「英和大辞典」を読みふけっていた。そのようにしていれば
専門用語の勉強をしていると周囲は思ってくれる。

実は俺は、文学・哲学・心理学・
歴史そのほかありとあらゆる分野の英語を追っかけていた。さらにはそこに出てくる
語源欄に出ているあらゆる語源情報を読みまくった。Sanskrit, Greek, Latin,
Russian, Old Church Slavonic, Swedish, Norwegian, Dutch, Old English,
Middle English, Spanish, Portuguese, Polish, French, Catalan,
Italian, Gothic その他、ありとあらゆる古代から現代までの言語の単語で
英語と似たものがその辞書には並んでいたので、片っ端から読んで覚えようとして
いた。そんなことを、会社にいる18か月間ほどのあいだ、毎日毎日やっていた。
この大辞典は、会社にいるときに毎日3時間くらいは読んでいたと思う。

そんなことをやっていたから、仕事とは関係ないように思われることばかり
追っかけているように見えて、実は最終的には仕事にもつながっていた。
ビジネスや工業関係の用語というものは、ご存知の通りラテン語・ギリシャ語・
フランス語と深く関わっている。そういう語源知識が豊富であれば、簡単に
専門用語が覚えられる。現に森鴎外も、膨大な医学用語をそのように覚えた。

144 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 15:47:54.89 ID:lwXYGrR/.net
製造業の会社では、日本国内の事務所では 18か月ほどいた。そして 2年6か月ほどは、
アラブの国にある工事現場で通訳・翻訳・雑務の係として働いた。2人から3人の
プレハブの雑居部屋で他の日本人と共に寝泊まりし、仕事も私生活も四六時中、
共に行動しなければならなかった。そのころその国では別の国と戦争中であり、
専制君主みたいな大統領が国を牛耳っていて、物資は不足し、その国のあちこちに
常に砲弾などによる攻撃がかかっていた。

僕が働いていたところでは、幸いにして大きな爆弾の音が僕の耳に聞こえたのは
1度だけだった。朝の5時に巨大な爆音がしてみんな飛び起きた。数時間後、
それが実は 2キロ先の市街地に落ちた爆弾だということがわかった。

僕と同じ職場にいた別の日本人たちには、その国で変な法律に引っかかって
牢獄に入れられた人もいたし、僕自身も危うく牢獄に入れられそうになった。
さらには、宿舎で休んでいるときに、隣の国からの砲弾の破片が飛んできて、
僕の同僚の頭からほんの10センチほど離れたところにある壁に突き刺さった
こともあった。

そういう危ない職場にいたおかげで、あまり大して待遇がよくもない会社では
あったにもかかわらず、2年6か月の地獄のような現地駐在生活のおかげで、
お金がかなり貯まった。貯めたお金を持って、会社を辞めた。

145 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 15:52:21.03 ID:ckgEhPL4.net
仕事中勉強できるなんて幸せじゃないか
もちろんそういう仕事もあるが
普通はそうでない

146 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 16:02:33.47 ID:ckgEhPL4.net
砲弾が部屋に入ってくるのは緊急帰国レベルだが
会社の対応はなし?

147 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 16:17:01.06 ID:3MOEQ68m.net
>>120
気になって調べてみましたが、↓この書き込みですか

979 :名無しさん@英語勉強中:2013/11/24(日) 19:26:38.58
>>977
I understand what you said. I just asked you about text of English writing
for beginner, but I will change my mind tonight, and write English sentences a lot
as you said. Of course, some books also give me useful information and
reading text books will be my pleasure steadily, I believe. Thank you for your advice,
take care of yourself.

148 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 17:32:24.65 ID:lwXYGrR/.net
>>147
よく探しましたね。それです。

149 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 17:34:39.72 ID:lwXYGrR/.net
>>145
簡単そうに「幸せだ」などと言わないでくれ。俺がその仕事を獲得するのに、
命を削ったんだからな。第一、俺みたいに向学心が狂人的に燃えている場合は、
一日に15時間ほど勉強できる環境が数年ほど必要だったんだ。そんな環境は
もちろん持てなかったがな。17歳の時から今まで、ずっと命を削って生きてきたんだ。

150 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 17:37:57.12 ID:lwXYGrR/.net
>>145
精神を削り、文字通り「肉体を削った」結果として、息も絶え絶えになったころに
やっと獲得した仕事なんだ。それを簡単そうに「幸せだ」なんて言わないでくれ。
そこら辺のブルジョアの豚どもと一緒にされてたまるかよ。

151 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 17:40:14.46 ID:lwXYGrR/.net
その仕事を得る前の数年間は、俺は自殺を常に考えていた。世の中も俺の心の中も
すべてが真っ暗闇だった。俺は、まるでキリスト教の現在みたいなものを背負って
生きているような気がしていた。そういう思いは、おそらくは10歳のころから
ずっと抱いていた。二度と俺に対して「幸せだ」などと冗談でも言わないでくれ。

152 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 17:58:41.98 ID:lwXYGrR/.net
俺は生まれてからこのかた、一度も幸せなど感じたことはない。常に地獄だったし、
怯えてばかりで、いつ誰がどんな攻撃を仕掛けてくるかわからない状態だった。
そんな中で、たった一人で刻苦勉励し、世の中に復讐する必要があった。
死ぬまでそれは続く。俺が幸せになるとしたら、それは死んだあとだ。

153 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 18:10:31.74 ID:lwXYGrR/.net
>>145
おそらくは最もよく俺を理解してくれているはずのあなたに対して、辛辣な
言葉を連続して浴びせてしまって、申し訳ない。

154 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 18:23:42.61 ID:CYigkMu0.net
書けないか

155 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 18:25:25.65 ID:CYigkMu0.net
好きに勉強して不幸なのか?
不幸でないとはどういうことなのか
死んだら幸福になるのか?
永遠の安息を得て幸福になるのか?

156 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 18:30:58.04 ID:lwXYGrR/.net
俺は好きで勉強しているのではなく、真理を探究する使命があるから
勉強している。面白かろうが下らなかろうが、ともかくやり遂げる使命がある。
苦しかろうが何だろうが、やり続けねばならない。死んだ後に休息する。
それまでは休息なんてできない。俺は、俺の命を奪った世の中に
復讐するために勉強している。

157 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 18:41:07.72 ID:CYigkMu0.net
使命?
誰のための、何のための使命?
自分でやりたいだけではないのか
勉強が何で復讐になるのか

158 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 18:53:19.10 ID:lwXYGrR/.net
がけっぶちから突き落とされた経験がない人には、わからなくても無理はない。
怯えながら幼少時代を過ごしたことのない人にも、わからなくて無理はない。

159 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 19:04:57.84 ID:lwXYGrR/.net
変な言い方をしてすまなかった。説明のしようもないし、しても無駄だ。
人によって感じ方とか考え方が違うんだから、話をしても無駄なんだ。

160 :名無しさん@英語勉強中:2016/06/15(水) 19:31:43.37 ID:CYigkMu0.net
それはそうかもしれない

おれが思うには勉強に使命はないということ
使命があるというなら生きることが使命
ある種の人間にとっては使命ではない

自伝がといったのは、わからないことが多すぎるのもひとつ
ただ何があったのかは墓場まで持っていくんだろうな

161 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/15(水) 22:02:47.76 ID:jzxrXP2Yd.net
じで

162 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/15(水) 22:24:38.63 ID:jzxrXP2Yd.net
分かる分からないはともかく、あなたの書く文章には読ませる何かがあります
自伝を読んでみたいですね

実は以前ライティングについて質問した事があるのですが、あの時は結構酷くあしらわれました(>>147ではないです)
今思うと、血のにじむ努力を経て今の英語力を手に入れた方に対して失礼な質問でしたよね
ここで謝罪しておきます

163 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/16(木) 06:35:46.50 ID:Zqk2NCLa0.net
夕べは、またしても突き放したり激烈な口調になってしまって、申し訳ない。
たくさんここで書きこみながらも、電気関係の下らない実務翻訳をしていて
つくづく疲れ切って、いまだにまともな文学小説も英文で読めないし、
まともな映画も聞き取れない自分がつくづく情けなく、へとへとになって
早めに寝た。

起きてから、このスレッドを開くのが怖かった。もう書くのをやめようかとも
思った。なんでこんなに温かく僕を迎えてくれる人に対してまで、僕はこんなに
激烈に憤ってしまうのか?こんなんだから一人ぼっちになるんだ。(実は、
片っ端から絶交しながらも、たった一人だけは 47年前から僕のそばにいてくれる
友人がいるけど。)

皆さんの言うように、本当はすべてを詳しく述べたら、みんなに一応はわかって
もらえるのだろう。なぜ僕が「使命」だとか「原罪」だとか「生きている資格が
ない」とか、あるいは娯楽を極度に忌み嫌う理由とか、何もかも理解できない
なりにもその原因や経緯がわかるだろう。

親兄弟や元の配偶者などがすべて死んだあとなら書けるだろうと思う。でもそれよりも
僕が死ぬ時期の方が早く来ることは明らかだ。第一、仮に知り合いなどがすべて
死んだ後に僕が生き残ったとしても、僕みたいな神経の細い人間は、他人から
の温かい言葉でさえ攻撃のように感じてしまい、いやそれどころか優しささえにも
傷ついてしまい、へとへとになるので、やっぱりこんなことは書かない方が
いいと思っている。

その癖に、細部をぼかしながらクダクダと書いているくせに、と言われてしまいそうだ。
その通り。僕は細部をすべて話すわけにはいかないまでも、こんなところで
名前などを隠しながらいろいろと書かないではいられない。書いても仕方がない
と思いながらも、書かないではいられない。

このような僕の姿は、まさに Samuel Beckett の描く主人公たちの姿だ。
特に The Unnamable (L'Innommable, 名づけえぬもの) の主人公の姿だ。

164 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/16(木) 07:02:06.76 ID:Zqk2NCLa0.net
ライティングについて質問してくれたのに、それに対してひどい物の言い方を
やはりしてしまったのですね。それは失礼しました。しかし、英語の上達法に
ついて尋ねられたときに、いつも怒ってしまいます。だから周囲の人から
性格破たん者だと思われてしまいます。

だからこそ、面と向かっては誰にも何も教えない方がいいと思っています。
18歳のときから25歳のころまで、生活のために家庭教師・予備校教師、
そして高校の教師を務めました。丁寧で優しい教師を装ってはいたけど、
本音は「尻をひっぱたかれないと勉強しない奴は、尻をひっぱたかれても
どうせ覚えられない」という感じでした。

そのあと製造業の会社での社員を経て、自宅での翻訳フリーランサーとして
働き、翻訳だけで十分に食べることができるようになったあとは、人から
何かを教えてくれと言われても、たいていは断っていました。

本当は教えてあげたいのです。いや、本当にやる気のある人に対しては
僕は最高の教師だと思っています。僕ほど教師に向いた人間はいないと
さえ思っています。現に、中学から高校にかけての6年間、常に常に
僕はクラスメートに英語を教えていました。僕の教え方はとても
微に入り細に入り、わかりやすいと評判でした。僕自身も教えるのが
とても楽しかったのです。ただ、やる気のない人にやる気を起こさせるのは、
ものすごく苦手です。それどころか、罵倒してしまいます。

英語をどのように勉強してきたかについて質問がよくありますが、いつも
言うのですが、方法なんてみんな同じだと思うのです。仮にいくつかあったとしても、
すべて合わせても100種類くらいしかありません。それらの方法は、一人で
考えつくこともできるし、そこらへんの「上達法」とかいう本を読めばいくらでも
書いてあります。その100種類の方法を、10年か20年くらいかけてすべて自分で
試せばいいのです。本気でやっている人は、その100種類のうちどれとどれが
自分に合っているか、遅くとも20年以内に気付きます。

165 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/16(木) 07:02:29.17 ID:Zqk2NCLa0.net
>>164 の続き
僕の場合、高校の3年間くらいで、そのころに有名だった英語の達人である
国広正雄・松本亨(とおる)・松本道弘・岩田一男・千(という同時通訳)、
それから、例のハンサムで英米の発音が完璧に操れる NHK 英会話講師
(名前を度忘れしました)などが書いたその種の本を読み、触発されて
彼らのやり方をできるだけ真似ました。

実際には、やり方についてなど本当は誰にも教わらなくて済むはずで、やり方なんて
単純なので誰にでも思いつくものです。ただ、たとえばライティングについては
洋書を少なくともまずは背丈2倍くらいになるほど読むということにしても、
みんなそのようにした方がいいと最初からわかっているはずです。

ところがそれは大変だ。調子のいいときにはペーパーバックを数百ページほどどんどん
面白くて読み進められる。1か月だけでこんなに読んだぞ。それなら1年で100冊
ほど読めるぞ。と最初は思ってしまう人も多いでしょう。書籍は苦手だけど、
新聞雑誌は得意な人は、やはりこれもどんどん読み進められるときもある。
そんなときは、それらを積み上げて背丈2倍であろうと5倍であろうと、時間さえ
あればできると思ってしまうかもしれません。

ところが、バイオリズムはその時その時でいろいろに変化するので、やる気のない
時も必ず来る。いやそれどころか、やる気になれない時がほとんどなのです。
その時にいかに自分を焚き付けるか?「俺だって、やるときにはやるんだ」と
みんな言います。しかし僕に言わせれば、そんなことは当たり前です。
問題は、やる気になれないときにさえやり続けることが必要なのです。

166 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/16(木) 07:27:08.84 ID:Zqk2NCLa0.net
一言で言うと、読み書き話し聞く能力を高めるには、まずはひたすら読むか聞くしか
ない。777 という人が年がら年中、朝から晩までそういい続けているけど、僕に
言わせればそれは最初から分かっている当たり前のことで、今さら言うのもバカバカしい
ので、めったに言いません。

わかってはいても、一応はそう言ってほしい場合もあります。たとえば、もともと
僕はひたすら多読していたのですが、そんなときに松本亨(とおる)の
「英語で考える Think in English」という本を読み、読むことの重要性についての
彼の力説する文章に触れて、「やっぱりそうか」と思って、それまで僕がやっていた
多読をさらに加速させるための inspiration になった。

このように、すでに多読(そして多聴)を実行している人に対しては、たまに
「多読が大切」と言われると自分のやってきたことの重要性を再確認することになる。
しかし、多読したくない、そんな大変なことをしないで英語をモノにする方法は
ないかと考えている人は、そんな議論を聞いてもすぐに言い訳する。そういう
人は、死ぬまで言い訳する。

僕の若いころには、CD も二か国語放送も映画のビデオもなかったから、まずは
読みまくるしかなかった。もちろん、テレビラジオの NHK の英語関係の番組は、
Sesame Street を含めて、片っ端から見まくっていた。でも、それだけでは
圧倒的に量が不足していた。聞くことについては、もともと僕は日常の話には
あまり興味を持たないタイプで、小難しい話の方が好きなので、ついつい
読む方に傾いた。

167 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/16(木) 07:28:53.61 ID:Zqk2NCLa0.net
僕がリスニングに真面目に取り組み始めたのは、30歳のときだった。、
22歳のときまでに 120冊の洋書を読み終わり、(その傍らでときどき英文の新聞
雑誌を読み)、22歳のときに英検1級を取り、そのあと製造業にて4年ほど実務翻訳
を手掛けてビジネス・技術関係の用語を覚えまくり、傍らで英語以外のいろんな
言語の単語を覚えまくり、25歳のときにラテン語も400時間ほど勉強し、さらにドイツ語も半年くらい
はかじり、フランス語は18歳のときから30歳のときまで少しずつ勉強し、
(特に26歳から30歳のときまでは没頭し)独学にて4年ほどフランス語を
やったあとにフランス語学校に行くと、最初はたどたどしくしゃべっていたけど、
そのあと3か月で初級から急に上級コースに移った。

そんなにまで急に上達するとは才能があるんだろうと言われそうだが、語学に
命を賭けているんだから上達して当たり前のことだ。フランス語
でも書籍を50冊ほど読んだ。傍らで、新聞雑誌ももちろん読んだし、映画なども
フランス語で見まくった。(ただしリスニング能力は、なかなか身につかなかった。)

そういうわけで、30歳のころまでに英語では英検1級、読み終わった英語での
書籍の数はたぶん 140 冊、傍らで新聞雑誌を読みまくり、ビジネス・技術関係の
表現や単語をたくさん覚え、ラテン語も勉強し、フランス語は1級を取ったあと
だった。フランス語による書籍も50冊読んだあとだったから、英語とフランス語
を合わせて200冊近くの書籍を読んだあとだったのだ。

そんなにまで洋書を読んだ後だったから、頭の中に膨大に英語とフランス語が
詰まっていた。ただ、リスニングがまだまだだった。NHK の英会話やフランス語会話
くらいならまるで問題はない。Sesame Street も問題ない。しかし、圧倒的に
そのころまでに聞いた英語(そしてフランス語)が少なすぎた。

168 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/16(木) 07:31:22.82 ID:Zqk2NCLa0.net
そういう僕の弱点をいつも意識していたから、いつかは思いっきり英語を聞かねば
ならないと思っていたので、30歳のときに英語翻訳フリーになったときに、
(そのころちょうど CD も普及しはじめ、さらには VHS の洋画ビデオや
二か国語放送もかなり普及していたので)思いっきり英米のテレビドラマや
洋画を英語だけで聞き取り始めた。30歳のときから、ほとんど日本語による
字幕は見ていないし、日本語吹き替えも聴いてはいない。

(そろそろ仕事に戻ることにする。今の電気関係の仕事を早く終わらせないと、
僕が本当にやるべきことができない。たとえば今は、Eugene O'Neill の
脚本を読みたいと思っている。)

169 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/16(木) 07:47:31.39 ID:Zqk2NCLa0.net
そうそう、教えることが本当は好きなので、たった一人だけ、ある人にこの
3年近く、週に7時間くらい経済英語を教えている。その人は、47年前からの
僕のたった一人の友人だ。その他の友人とは、すべて絶交したり疎遠になった。

原則として週に7(七)時間くらいだけど、たとえば年末年始は6日くらいの
休みがあるので、その6日のうちの5日間は、毎日毎日、平均して3時間半くらい
勉強する。ゴールデンウィークも同様。さらに、あらゆる祝祭日と土日を利用する。


経済英語を「教える」などと言ってはおこがましいが、あえてそう言っておく。
相手は中学英語ならほとんど覚えているが、高校英語は少し忘れている。
経済に興味を持つ人なので、(僕は経済には興味がないが)経済関係の
書籍を選んだ。The Economist の雑誌の10年前くらいの記事を集めて
日本語の解説や注釈を加えた書籍2冊を最初の2年間は使った。その2冊を
2回ずつ精読した。そのあと数か月前から、The Economist 社が刊行している
ベストセラーである Saugato Datta が書いた Economics という書籍を
読んでいる。

この3年間ほどのこの勉強会では、一字一句おろそかにせず、表紙から裏表紙に
至るまで、英文はすべて朗読し、そのあとすべて日本語訳していく。辞書は
「ジーニアス英和5」と「ウィズダム3」との二種類を並べて、なるべく両方を
引きながら単語を確認していく。僕としてはわかったつもりでいても、
覚え間違っていることもあれば、僕の思いつく和訳では堅すぎるときには
こなれた和訳を求めて、あるいはもっと詳細な例文や解説、そして
日常会話や映画の中でのセリフなども求めて、二種類の辞書は、
3時間30分ほどの一回の勉強会のあいだに、おそらくは100回くらいは、
二人で引く。

170 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/16(木) 07:55:56.40 ID:Zqk2NCLa0.net
この二人の勉強会では、ラテン語・フランス語・ドイツ語などの知識もすべて
導入する。ときには研究社「語源大辞典」を引いて友人に見せながら解説する
こともある。

ただ、たいていは辞書を3冊も4冊も(しかも机上版の大型版を)
25分ほど歩いた先にある喫茶店まで持ち歩くのが大変なので、通常は
机上版の辞書を2冊だけにしている。だから通常は語源辞典を使わないで、
僕のうろ覚えの語源知識だけを動員しながら、それぞれの単語の語源を
ラテン語やフランス語(時にはドイツ語やギリシャ語)と絡めながら
解説しまくる。

こういうのは大好きなので、やり始めると止まらない。
今までに見てきた 2,000 本と思われるほどの映画やテレビドラマに
出てきたセリフも思い出して、それを絡めながら解説する。

楽しんでいるのは僕だけかというと、おそらくそうではない。その証拠に、
この3年近く、僕は絶対に彼を無理強いはしておらず、彼の気が向いた日にしか
勉強会を開かないが、懲りずに土日。祝日ごとに彼は誘ってくる。ただし彼が
家族や親せきや仕事に絡んで忙しいときには休みになるが、その休みもほとんどない。
さらには彼は、僕との勉強会の2時間前に(朝の6時に)その喫茶店に来て、
日本経済新聞を一人で読み、気になることをすべてノートに移し書きする。

彼との勉強会では、僕が彼に英語を教えるが、彼が僕に日本や世界の経済情勢を
教えてくれる。そうしながら、経済雑誌や経済関係の書籍をずっと読み進めている。

171 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/16(木) 07:58:19.65 ID:Zqk2NCLa0.net
本当は電気関係の実務翻訳をしないといけないのに、またもや朝から8本もの
長大な書き込みをしてしまった。僕は書き始めると止まらない。自分の過去について
話すだけでなく、英語やそのほかの語学関係の話をし始めても、やはり止まらない。

172 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/16(木) 12:44:51.73 ID:/+9uf8Sda.net
先生に向いていそう
特訓コースとかで

173 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/16(木) 12:48:35.73 ID:Zqk2NCLa0.net
温かい言葉をありがとう。しかしやはり、47年来の友人のようなケースはきわめて
まれであって、ほとんどの人は自分からは勉強しません。たとえば大学の教室に
行ったとしても、学生を罵ってやめてしまいそうです。甘ったれた奴らばかりです。
教えてくれなかったからできるようにならなかったなどというふうに英語教師ばかり
を責めるアホどもが今の「スレッドを立てるまでもない質問スレッド」に集まって
いますが、そういう奴らにはまったく教える気になどなれません。

174 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/16(木) 12:53:43.91 ID:/+9uf8Sda.net
いやだから特訓コースとかで

語学学校とかかな
やる気あるもののみとかね

175 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/16(木) 12:57:49.45 ID:Zqk2NCLa0.net
本当にやる気のある人だけが集まるコースね。それはいいですね。
僕もそういう学校に行きたかったです。10代から20代くらいまでに。
イギリスの Oxford あたりには、そういう大学院とか研究室が
たくさんあるんだろうなと思って、あこがれます。

176 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/16(木) 13:04:35.12 ID:Zqk2NCLa0.net
僕の理想は、やる気のある高齢者を数名集めて、喫茶店で一回3時間くらい、
週に2回くらい無料で教えてあげることです。僕の友人と同じくらいに
やる気のある人が他にいればいいなと思うけど、なかなかそういう人には
巡り合えそうもない。

まあ、さしあたって僕は、今の友人1人だけを相手に、
これからもずっと続けたいと思っています。ただし相手が嫌になったら
別ですけど。ともかく、その人から日本とか世界の情勢を教えてもらうのも
とても勉強になりますが、同時に僕が英語を教えてあげるときに、
僕自身の知識があやふやだったことがすべて明確になっていくので、
僕自身がすごく勉強になっています。

177 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/16(木) 13:07:44.31 ID:Zqk2NCLa0.net
お金に困っていなかったら、週に何回も無料または無料に近い形で高齢者だけでなく
学生たちにも教えてあげたいんですが、なんせ金に困っているので、今の翻訳を
続けないと仕方ない。

それなら英語を教えて金を稼ごうかというと、それはしたくない。
そもそも、やる気のない人にはまったく教えたくないし、金を稼いだり大学に
進学するだけのために勉強する人は嫌いなのです。相手の年齢は関係なく、
物を学ぶことそのものに喜びを感じ、それなしでは生きていけないような人たちに、
思いっきり、受験とか実利とかは無視して、本当に必要なことをすべて教えて
あげたいのです。

178 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/16(木) 13:32:22.35 ID:Zqk2NCLa0.net
実務翻訳は、たとえ嫌々ながらやっても、顧客には僕の顔が見えないからいい。
出来上がったものに顧客が納得してくれたら、自然とまた新たな仕事をくれる。
実務翻訳は生活のためにやっているのだと、割り切りやすい。

ところが、教えることには僕は僕なりのかなりのこだわりがある。だからこそ、
金を稼ぎたくない。もちろん、プリント代金とか会議室の賃貸料とか交通費などの
経費はもらわないといけない。でもそれ以上はなるべくもらいたくない。
(とはいいながら、僕も生活をしていかないといけないから、相手が喜んで
いくらか謝礼をくれたら、喜んでそれは受け取る。)

金を受け取らなかったら、気に入らなければ僕はいつでも相手を追い出せる。
それがいいのだ。僕と例の友人とのあいだには、まったく金の関係がない。
ときどき彼は食事代とかコーヒー代をおごってくれるし、教材費も僕の分まで
支払ってくれるので、それだけでも十分にありがたい。

179 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/16(木) 13:36:41.53 ID:Zqk2NCLa0.net
本当の学習とは、まるで役に立たないと思われることを、心から進んで学ぶことだ。
だから、進学・就職・実利などのために物を学びたくない。それを僕は学生時代の
ときから徹底してきた。だから受験勉強は、高校受験・大学受験・就職試験・
英検1級受験などについても、ほとんどやったことがない。わずかに2か月ほどだけは
やった。あとは、本当に学びたいこと、学ぶことに永遠の価値があると感じられた
ことしか勉強しなかった。だから僕は、大した企業にも就職できなかったし、
有名大学にも入れなかったが、まるで後悔をしたことがない。

180 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/16(木) 13:46:20.58 ID:Zqk2NCLa0.net
とは言いながら、嫌いな法律・経済・政治・医学・生物学・化学・工学、そのほかの
自然科学も、放送大学などの講義をテレビ番組などで視聴して勉強した。あれは
半分は実利のためだった。しかし同時に、いろんなことを知らないといけないという
義務感のようなものから勉強したのだった。ただ、このように義務感によって
勉強したことは、たいして身にはつかない。

181 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/16(木) 14:12:10.26 ID:e7DwqJHpa.net
その勉強会に参加したいが実利目的だから不可か
ちなみにそれですぐ金になるとは思わない
基本の強化というか

ところでその友人は役に立たないと思っているなら
何で勉強しているのだろう?
英語だと役にたつ可能性があるので
よりマイナーな言語のほうが良くないのか

182 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/16(木) 14:25:20.30 ID:Zqk2NCLa0.net
おっと、ごめん。その友人は、仮に金にならなくても最初から経済には興味が
あって、いつも勉強している人だ。でも一応、経済に関わるような仕事についている。
僕が「本当の勉強」と言ったのは、あくまで理想を述べただけ。僕自身は、なるべく
実利に結びつくかどうかに関係なく勉強したいと思っている。とは言いながら、
生計は立てていかないといけないので、たとえば哲学とか文学を大学で
専攻する度胸はなかった。

183 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/16(木) 14:27:07.09 ID:Zqk2NCLa0.net
僕の勉強会に参加したいなんて言ってくれるなんて、うれしいな。
ところで僕は西日本の人間だから、仮に(あくまで仮説として)
参加したいと思ってくれたとしても、遠くて無理なんじゃないだろうか?

184 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/16(木) 14:32:04.30 ID:Zqk2NCLa0.net
もし本当に実利目的の勉強をすべて排除していたら、僕はとっくの昔に
生活が成り立たなくなっていただろう。たとえば月収 12万くらいで
我慢するという生活をしていたろう。

僕の家族の一人で、あまりにも純粋で、実利的な方面にどうしても打ち込めず、
宗教とかボランティアにしか興味が持てず、ものすごい貧乏生活を長いあいだ
続けている人がいる。僕は幸いにして、英語ならば打ち込めるので、
その方面の力を利用して何とか食べていくことはできた。

185 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/16(木) 14:48:38.65 ID:Zqk2NCLa0.net
細かい話になるけど、その勉強会では、比較的大きくて特急・快速列車の止まる駅
で列車から降りて徒歩3分(走って1分)のところにある大きな喫茶店を利用している。
朝6時から開店するが、友人は常に6時から8時まで、みっちり2時間も日本経済新聞
を読む。僕は8時にそこに到着する。喫茶店は、どれくらいの広さと言えばいいのかな?
ともかく広い。天井も、通常の喫茶店の2倍はある。広さは、10メートル四方くらいかな?
(おおざっぱであって、正確ではない。)

僕はその喫茶店に8時に到着し、二人で雑談を30分ほどしたあと、勉強会を始める。
始めてから、友人が疲れるまで続ける。今までの実績では、比較的短いときは
2時間30分で、最も長かったのは5時間40分。そして二人にとって最もよいのは、
3時間30分くらいだということがわかった。

186 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/16(木) 14:54:12.08 ID:Zqk2NCLa0.net
僕が最もやりたいのは、英米文学の古典・準古典的な小説か脚本を誰かと一緒に
一字一句の単語や表現にこだわりながらすべてを和訳しながら味わうことだ。

でも贅沢は言わない。経済関係の本であっても、友人と一緒に読んで勉強すること
により、僕の苦手な分野の英語の単語や表現に数多く触れ、覚えていなかった単語を
しっかりと覚えなおすことにより、僕が本当に読みたかった文学小説などを読むときに、
意外なほど役立つことになる。

187 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/16(木) 15:10:33.27 ID:Zqk2NCLa0.net
その喫茶店では、コーヒーの値段が通常の喫茶店とさほど変わりはないくらいに
安い(とは言っても、200円よりもはるかに高い)割には、広々としていて
天井も高く、広いテーブルを占領できるので、勉強会には最適だ。現に、
家庭教師や、学生同士が共にテキストを開いて勉強をしている姿も見えるし、
パソコンで小説を書いている人もいるし、10人くらいで老人会を開いている
グループもある。だから、かなり騒々しいときもあるが、僕ら自身が
騒々しく勉強しているので、その方が好都合だ。

コーヒー一杯だけで 7(七)時間くらいそこに留まっても、まったく目立たない。
それどころか、コーヒー一杯で5時間くらいは粘る人がけっこうたくさんいるのだ。

3年近く続いているこの勉強会は、僕にとって完全に生活の中心になっている。
これが僕にとっての最高の生きがいだ。思いっきり勉強ができる、しかも
誰かと一緒に勉強できる。それほどの喜びは、この世には絶対にない。

188 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/16(木) 15:34:07.61 ID:Zqk2NCLa0.net
友人との勉強会にて、語源の話もしきりに持ち出すと言った。10代から35歳くらいまでは
まだ丸暗記ができる人が多いので、語源情報なんて持ち出さなくてもかなりたくさんの
単語が覚えられる。

ところが 50代以降になると、よほどの勉強好きの人でも覚えられなくなる。
そういうとき、特に日常の単語ではなく経済用語などの抽象語は、フランス語
やラテン語(そして僕はあまり知らないけどギリシャ語)、さらにはときには
ドイツ語も動員すると、楽にたくさんの単語が結び付き、記憶が定着しやすい。

遠回りだけど、少し年配の人がビジネス・技術関係の用語を覚えようとすると、
語源情報は欠かせないと思う。そんなとき、僕が18歳くらいのときに200ページ
くらいの単語帳めいた本に始まり、そのあとは研究社「英語大辞典」、そして
そのあとはラテン語・フランス語・ドイツ語・ルーマニア語・スペイン語・
イタリア語などをかじりまわり、その傍らで OED も使うことによって
培ってきたささやかな語源の知識が役立つ。友人は決して英語が得意でないのだが、
語源情報を教えてあげると、新しい単語が出てきても、教えてあげた語源的な
情報を思い出して、少しは単語の意味を推定することができるようになってきている。

189 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/16(木) 15:43:45.79 ID:e7DwqJHpa.net
西日本では行けない

いつの日にか小説の勉強会に参加したいものだ…

190 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/16(木) 16:31:55.60 ID:LTaIJBsGd.net
語源を紐解いて行くとその単語の息づかいが感じられるようになりますよね
単語一つ一つに日本語では表せない機微があるのがよく分かります
原文で読む楽しみの一つです

191 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/16(木) 17:19:53.78 ID:Zqk2NCLa0.net
>>189
ほう、あなたは小説が好きなんですね。それはうれしい。
ところで、英語板の住民にも東京在住の人が圧倒的に多いようです。
僕はむしろ少数派のようで。

192 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/16(木) 17:25:45.87 ID:Zqk2NCLa0.net
>>190
語源の面白さを理解してくれる人がいるのは、本当にうれしいもんです。
おっしゃる通り、言葉の響きとかつづり字を見ていると、その言葉が
太古の昔から少しずつ変わってきた様子がうかがえるときも多く、
ますますそれぞれの単語や表現に対する愛情が湧いてくるんですよね。

語源が最も面白く感じられる言語は、僕の知る限りではゲルマン諸語と
スラブ諸語のようで、現にそれらの言語群の言語で書かれた比較言語学や
語源学の素晴らしい本がたくさんあるようですね。なんせ、僕がぼんやりと
知っているだけでも、ドイツ語やロシア語では、古代の言葉につながりやすく、
現代人でもドイツ人やロシア人は、自分たちがしゃべっている単語がそれぞれ
古代につながっていることを肌で感じているようです。

その点、フランス語を含むロマンス諸語や、フランス語に侵食されて
英語らしくなくなってしまった現代英語では、古代につながっていると
いう意識を持ちにくく、面白みがないようです。だからこそ、フランス語や
英語で書かれた語源学や比較言語学の本が少なく、内容も空疎なようですね。

193 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/16(木) 18:42:04.01 ID:Zqk2NCLa0.net
もう一つ考えているのは、英米文学の小説や脚本を和訳しながら、一つ一つの単語や
表現を詳しく吟味していくようなビデオを YouTube 上で発表していくことだ。

これは、まずは見やすく聞きやすいビデオ講座を編集する IT 能力が必要で、
次に、編集したり番組を面白く構成したりするための膨大な時間が必要だ。

今の僕には、まだまだできそうにない。しかし今後、数年あるいは10年、20年後には
やってみたいと思っている。

20年後には、YouTube や Internet やパソコンも
さらに進化して、パソコン音痴の僕でもかなりそういう作業がしやすくなっている
だろうし、さらには僕の英語力や文学の鑑賞力も深まっているだろうと期待している。

194 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/16(木) 19:22:55.81 ID:e7DwqJHpa.net
小説は好きと言えば好きだし嫌いと言えば嫌い

言えるのは小説和訳は最もやりがいのあるartのひとつだということ

難問であることは間違いないが、それだけに解析研究すべき

195 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/16(木) 19:35:15.55 ID:Zqk2NCLa0.net
僕自身は、和訳してそれを発表することにはまるで興味がない。そもそも、
僕の和訳なんて読むに値しないから読むな、と言いたくなるくらいだ。
だからと言って、他の人よりも特に下手だと思っているわけではない。
どんなうまい人の翻訳でも、しょせんは翻訳は翻訳でしかないと思う。

でも僕は、英語板などの質問に対しては積極的に答えて、どんどん和訳する。
それは、相手にその英文の意味を細かく理解してもらい、僕自身も深く
その原文を理解したいからだ。あくまで原文が大事だから、和訳の作業も
勉強の一つとしてやってきた。そもそも、日本語ネイティブ同士で
英文をどのくらい理解しているかを確認しようとしたら、当然のことながら
和訳もその重要な選択肢の一つとなる。そういう意味で和訳はこれからも
やり続けていく。

ただ、和訳する作業も、和訳した結果も、決して美しくも
面白くもないと僕は思っている。一番よいのは、和訳なんていう作業を行わず、
しかも和訳を読まないで、英文だけを読んですべてを理解することだ。
ただそうするとどれくらい理解しているかわからないこともよくあるから、
必要悪として和訳をする。もちろん、英語がそこまで上達するまで待てないし
面倒だから、和訳を読むだけで済ませたいと思う人は、そうすればいいと
思っている。

196 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/16(木) 19:51:20.16 ID:Zqk2NCLa0.net
翻訳(特に和訳)するのが好きな人もいて、たとえば村上春樹は大学時代に、
好きな小説を大学ノートにどんどん和訳し続けていたそうだ。僕は、
翻訳には基本的にまるで興味がなく、必要悪だとしか思っていない。
僕が愛するのは、日本語でも英語でも、原文のみだ。原文をより深く
味わうためには深く理解しないといけないから、その一つの手段として
和訳することもたまにあるという程度だ。

197 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/16(木) 20:02:38.16 ID:e7DwqJHpa.net
そのまま読めるのが一番だけどそれは大多数の日本人にとってふかのう
せっかく面白い内容、いいものがあるのに理解できない、わからない

これは大変残念で不幸なことだと思う

翻訳があれば、100%そのままではないにせよ、理解できる
そして翻訳次第で、読み手に与えるものが違ってくる

村上なんかも100%の翻訳は望んでいなくて
ローカライズを望んでいるようだ

学術研究でなく、一般向けの娯楽とした場合
正確性だけが重視されるわけではない
そんなことを考えながら、ぎりぎりを狙っていく

実務の場合、中身が同じで如何に伝えるかということになる

198 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/16(木) 20:10:47.26 ID:Zqk2NCLa0.net
>>197
そうそう。それはわかっているので、一般の人には原文をそのまま読むことを
僕は要求したりしない。ただ僕自身は、翻訳はできる限りやりたくない。
まったく面白くない。

そんな僕だからこそ、文芸翻訳とか出版翻訳に
向かわなかったんだろうな。実務翻訳で、しかも和英だったら
さっさと仕事をやっつけて、最低限の金を短時間に稼ぎ出し、
余った時間を最大限に利用して好きな英文を読んだり映画を見たり
することができる。

199 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/17(金) 07:04:13.62 ID:gmrh500C0.net
僕の頭にはいろんな理想があるけど、その中の一つの大きな理想として、情報や知識を
無料で提供する世の中であってほしいというものがある。これはあくまで理想なので、
僕だけでもそれを実行すればいいんだが、なかなか徹底はできない。

でもできるだけのことはしたい。無料で何かを教えてあげることほどの喜びはない。
その時にこそ、僕は生きているという実感を得ることができる。そして何よりも、
僕自身が勉強させてもらえる。ただここで利己心が働くのだが、僕自身にとって
知的な刺激にならないような質問には、まるで答える気になれない。もちろん、
宿題の丸投げや、辞書もろくに引かない怠け者に対して教える気にはなれない。
それどころかそいつらを罵倒してしまう。

Patch Adams とかなんとかいうアメリカ映画がある。アメリカに実在する優秀な
医者だが、彼は無料で医療活動する病院を立てて経営を続けている。それを
映画化したものだ。ああいうのを僕は理想としている。無料の学校、これこそ
最高の生きがいだ。

しかしその理想を実現する気力も能力もない。第一、自分がなんとか食つなぐだけでも
疲れ切っているし、何よりも人とのかかわりにすぐに疲れてしまうどころか、
相手をぶち殺す衝動を抑えるだけで疲れてしまうので、人前に出ることができない。
仮に無料の学校を作ったり、あるいはもっと小規模に、無料で数人に対して
教え始めたとしても、どこかで誰かが甘ったれた根性で僕を利用したり揶揄したり
してくる奴が必ず現れる。そういう奴らに僕は疲れ切ってしまうのだ。そんなにまで
神経の細い僕には、とうてい Patch Adams のようなこと、あるいはその1万分の1
さえ実行できそうにない。

200 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/17(金) 07:09:07.58 ID:gmrh500C0.net
早い話が、2ちゃんねる上で少しばかり質問に答えるだけでも、毎日毎日、疲れ切る。
激しい攻撃を朝な夕な受け続けないといけない。そんなの大袈裟だと言われるかもしれない。
確かにこの数か月は、以前に比べるとまだましになったが、本格的に毎日のように
たとえば20件か30件くらいの質問に答えると、壮烈な攻撃を受けることになる。

だから僕みたいな弱い人間は、友人1人だけを相手にして、これからも(できれば
死ぬまで)勉強会を続けていきたいと思っている。途中でもしもほんの2,3人ほど
謙虚に勉強を続けたいと思う人が現れたら、合流してもらうことになるかもしれない。

201 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/17(金) 07:26:16.42 ID:gmrh500C0.net
2ちゃんねるは馬鹿にされがちだけど、塾や学校や講習会や、あるいはネット上の
ブログや ALC サイトなどよりもはるかによい点がある。それは匿名性と編集不可能性だ。

匿名性については、基本的にみんなが名無しだということだ。みんなが基本的には
平等だ。小学生であれ肉体労働者であれ、大学教授であれ裁判官であれ総理大臣であれ、
大富豪であれ浮浪者であれ、みんな同じだ。書いたことだけが問題となる。
もしもその平等性が文字通りに維持されれば、これほど素晴らしい世界はない。

もう一つは編集不可能性だけど、以前にも言ったように、僕などはたまに自分の
今まで何年にもわたって長大な文章を連投し続けてもそれをすべて削除したくなる
衝動を感じる。だからこそ僕は、現実の世界ではすべてを燃やしたり捨てたりして
きた。だから家具も電化製品も日記も書籍も、ついでに人間関係も大々的に
切り捨ててきて、残るものはほとんどなく、部屋はがらんどうだ。文字通り
テーブルもテレビもラジカセも食器棚もフライパンも時計も洋服ダンスもない。
ほとんど何もなしで、たった一人で生活を続けている。

202 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/17(金) 07:43:12.04 ID:gmrh500C0.net
ついでに書いておくと、匿名性が好きで2ちゃんねるを利用していたのに、途中で
半年だけとはいえ固定ハンドルを使ったのは、次のような理由による。

(1) 自分の回答に責任を持つため
  固定ハンドルを使って回答すると、あとで周囲の人が何日もたったあとでも
  同じ問題について僕に問いかけることができる。

(2) 悪名高きコテハンの連中のでたらめに対抗するため
  コテハンたちに対してコテハンをやめてくれと懇願したが聞き入られなかった。
  だから彼らのでたらめぶり、横柄さなどに対して対抗しようとすれば、
  こちらもコテハンを名乗った方がいいと思った。

固定ハンドルを辞めた理由

(1) 疲れたから
(2) もともと好きで固定ハンドルを名乗ったわけではなかったから
(3) 何よりもやはりもともと僕が持っていた匿名性という理想に戻りたかったから
(4) 僕が固定ハンドルを使って対抗しようとしても、あくどきコテハンたちは
余計にあくどくなるだけだったから、僕が固定ハンドルを名乗る理由がなくなって
しまったから

203 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/17(金) 07:56:13.32 ID:gmrh500C0.net
>>202
僕が途中で固定ハンドルを名乗った理由には、もう一つある。

(3) 僕がいくら特定されないように文体を変えても、常に僕は特定されてしまい、
僕が自分でつけたわけでもない名前で呼ばれ続けていたので、それなら
固定ハンドルを名乗っても名乗らなくても同じだと思ったから。

*******************
僕は目立ちたがりだとよく馬鹿にされるが、僕ほど目立つのが嫌いな人間は
いない。気持ち悪いのだ。特定されるのが気持ち悪くてたまらない。もちろん、
好意的な人から「いつもの例の人ですね。ところで例の件はこれこれで」と
話しかけてくれるのはうれしい。

しかし悪意で僕を特定し、せっかく僕が
IP address までころころ変えながら身を隠しているのに、朝から晩まで
僕を追い回す連中には疲れる。あくどきコテハンどもとは違って、僕は
目立つことによって楽しんだり、あおられてこそやる気が出るなどという
変態的な人間ではないのだ。

204 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/17(金) 07:56:23.76 ID:gmrh500C0.net
そもそも、僕は性格も風貌も生き方もしゃべり方も何もかも人とは大きく違って
いるため、17歳くらいのときからすでに、どこにいても100メートル先からでも
特定されてしまい、常に(良い意味か悪い意味かは別として)注目されて生きて
きた。僕がまったく知らない人たちから急に名前を呼ばれて声をかけられる
ことは、日常茶飯事だ。

こちらとしては相手を知らないのに相手が僕を知ってくれる
ことは申し訳ないと思う。同時に、知られたくないのに悪意ある人たちから
いつも付け狙われるのは、気持ち悪くてたまらない。

それなら、せめてネットで書く時くらいはわざわざ目立つような文体で書くな、と
言われるが、これでも精一杯に没個性なものの書き方をしているつもりだ。
どれだけ僕は文体を変えて個性のない人間としてふるまおうと努力したか
知れない。しかしそれはすべて無駄だった。そもそも、真剣に質問に答え、
真剣に学ぼうとしたら自然と文章は長くなるし、あらゆる種類の資料を
引用することになる。だからやはり特定されるのだ。そしてそれが
気持ち悪くてたまらない。

205 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/17(金) 07:58:43.39 ID:gmrh500C0.net
すでに言ったように、僕はできれば消えたいのだ。存在することが気持ち悪くて
たまらないのだ。この世に生存していることが退屈でたまらない。このような
卑小で無意味な、豚か猿みたいな本能むき出しの人間として生きていくのが
気味悪いのだ。そんな僕が、必死で身を隠しているにも関わらず、「また
目立とうとしてやがる」などという言葉ほど侮辱的な言葉はない。

206 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/17(金) 09:49:38.14 ID:gmrh500C0.net
僕は思いっきり勉強したくてたまらなかった。思春期のときからそれを周囲の
大人や子供が邪魔してきた。揶揄され馬鹿にされ、人間のクズだと呼ばれてきた。
せめて親兄弟や配偶者にだけは僕の素直な向学心をそのまま受け入れてほしかったが、
かなりあとにならないとそうはならなかった。

おまけに僕の少年時代から青年時代に
かけては、世界中で労働運動が盛んになり、実利的な知識を追求することだけは
許されるが、即座に実利に結びつかないように見える知識や芸術を愛好することが
罪悪であるかのようにみなす傾向が強かった。中国の文化大革命では知識人たちが
殺され続け、ポルポトが率いるカンボジアでもよく似た状況だった。

そんな社会の息吹の中で、僕の親兄弟や親族も含めて、周囲の人はすべてと言って
いいくらいに僕を攻撃しているように思えた。僕の被害妄想の部分もあったが、
僕の素直な向学心を苦々しく思って馬鹿にしがちであったことは否めない。

のちになって彼らのうちの一部は深く謝罪してはくれているが、僕としては
すでにさんざんに傷つき汚れて、ついには後戻りできないような自己破壊行動まで
起こして文字通りの狂人とみなされまでして職場を追放されるところまで
行ったので、今さら謝罪されても仕方がないともいえる。

第一、謝罪された今でも、やはり僕を本当に理解している人は身内にさえいない。
永遠に孤独だと感じる。僕はこのように、いつも四面楚歌どころか、常に攻撃
されて幼少時代からびくびく震えて生きてきた。誰かから僕をそのまま全面的に
受け入れてほしいと願いつつ、女性を深く愛しながらも、しょせんは僕を理解できる
女性のみならず男性さえ現れることはこれからも死ぬまでないと諦めている。

207 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/17(金) 10:12:04.48 ID:gmrh500C0.net
そんな中で、実利に直結しない知識や芸術を追求して真理や究極の美を探究する
などという生き方は、罪悪でしかないと世界全体から弾劾されているような気がして
震えおののいていた。僕は永久の罪人であり、生きる資格はなく、死なねばならぬ
と思っていた。

それでも生き続ける資格を得ようと思えば、この世における義理というか義務を
まずは果たさねばならないと感じていた。具体的にどのような義理や義務である
かを話すと特定されること間違いないくらいに、これまたおそらくは1万人に1人くらい
しかやらないようなことをやったので、ここで話すわけにはいかない。ともかく
それを僕は何十年もかけて行った。命を削り、自分を犠牲にしてその義務を果たした。
働いて稼いだ金の大部分をはたいてその義理と義務を果たした。

義理と義務を果たしたと感じたころには、もう40代半ばになっていた。そこで僕は、
無意識のうちに新たな道を歩みたいと思ったらしい。離婚してほしいと配偶者に
お願いした。涙を流しながら相手は同意してくれた。そのあと自分探しをまたもや
繰り返した。ここでまたもや、何度目かの、死ぬよりも辛い目に会った。

大規模な詐欺のようなものにも会い、それまで貯めていたささやかな金のほとんど
を失った。同時に、命を賭けて信じ、さらに深く愛していた相手が自分を
だましていたことに深く絶望し、そのとき僕は、やっとの思いでぎりぎり
維持していた人類や社会に対する信頼が粉みじんに砕かれた。

208 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/17(金) 10:17:21.34 ID:gmrh500C0.net
そうは言っても、やはり自殺だけはできなかった。しようとは思えなかった。
やはり僕には激しいバイタリティも備わっていたらしいし、何よりも親や弟妹を
残して僕が自殺するわけにはどうしてもいかなかった。

それなら死んだ気になって生きるしかない。命を賭けて、それまでは試したことの
ない活動、自分にはおよそ不似合いな活動を展開した。体がボロボロになり、
腰が砕けるかと思うほどに活動して 10年を暮らした。そしてやっと詐欺や
失恋や人類に対する信頼の喪失による打撃を曲がりなりにも忘れることができた。

そのときがほんの4年ほど前のことであり、その時から僕は、本来の僕らしい活動、
すなわち書物にのめり込む生活を始めたのだった。2ちゃんねるの文学板や
英語板に出入りするようになったのが、3年前だった。

209 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/17(金) 10:24:33.06 ID:gmrh500C0.net
かなり細部をぼかして書いてきたが、どの活動や体験を取ってみても実に珍しく
個性的で、どれか一つについて述べても僕は特定されてしまいそうなのだ。
ましてやそのうちのほんの3つか4つほどの詳細を述べただけで、確実に特定される。

個性なんて持ちたくはなかった。普通に生きたかった。群衆に隠れて生きていきたかった。
しかし同時に、他の大多数の人たちと同じ生き方をすることは、豚や牛のごとく
生きるのに似ていた。テレビなんか見てたまるか。ゲームやセックスや食事や
車やアイドル追っかけや子育てや会社での仕事などなど、そんな生活に
埋没してしまっては、僕は僕でなくなる。

というよりも、実はそういう生活に
ほんの1年でもいいから埋没したくてたまらなかった。でもそれは、3か月も
持たなかった。そもそも僕は、快楽不能症なのだ。何をしてもまったく楽しくない。
苦しくて退屈なだけだ。どうせすべてが苦しいのなら、その中の勉学などの修行に
打ち込むという苦しさを選んだ方がましだ。そして僕が本当に楽しいと感じられる
ときは、天寿を全うして死んでいくときだけだろう。(とはいいながらも、
夏目漱石もよく似たことを感じながら、死ぬ間際はかなり肉体的に苦しかったそうだが。)

210 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/17(金) 10:31:03.08 ID:gmrh500C0.net
僕が勉学を「使命」だなどという非合理的なことを感じている理由は、非実利的な
知識や芸術を追求したいという僕の素直な好奇心を全面的に否定し僕を地獄に
突き落としたように思える世間に負けないで頑張り続けようと思えば、単に
「文学作品が楽しいから読みたい」などという軽い動機では押しつぶされてしまうからだ。
世間からの恐ろしい重圧によって押し流されないで何とかぎりぎり岩の陰の草に
しがみつき続けるためには、勉学を「使命」だというこの考えが非合理的である
ことは百も承知ながら、それにしがみつかないではいられないのだ。

211 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/17(金) 10:42:29.09 ID:gmrh500C0.net
Emily Bronte の "Wuthering Heights" では、Heathcliff が次のように言っている。

The tyrant grinds down his slaves and they don’t turn against him;
they crush those beneath them. You are welcome to torture me to
death for your amusement, only allow me to amuse myself a little
in the same style, and refrain from insult as much as you are able.
   https://www.gutenberg.org/files/768/768-h/768-h.htm

簡単に言うと、ひどい人が奴隷を痛めつけると、奴隷たちは相手に対しては
復讐しない。奴隷たちは、今度は別の人たちを痛めつけるのだ。

世の中は、すべてそのように動いている。互いに傷つけ合っている。傷つけあっている
ことにさえ気づかない。ひどいときには、相手を愛しているつもりで、実はひどく
痛めつけている。その端的な例が、親による子供に対する愛情であり、夫婦の愛
なのだ。

僕は、愛情という名の暴力をさんざん見てきたので、せめて僕だけは他から受けた
暴力を今度は別の人を痛めつけることによって転嫁しようという気にはなれなかった。
だからこそ普通の結婚生活は送らなかったし、離婚もしたし、子供も持たなかった。
僕も人並みに人を愛しているつもりで実は傷つけてきたのだが、それをなるべく
最小限度に食い止めたかったのだ。

212 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/17(金) 11:36:06.11 ID:lkbYI4P00.net
ナサニエル・ホーソーンの作品を読んだ事がありますか?
美しい英語を書く作家です
Wakefieldなんかを読んで頂きたいですね
最後の方に短文を繋ぎながら情景描写する場面があるのですが、ヴァージニア・ウルフには及ばないまでもそれに通ずるような詩情を感じられます

思想性などを抜きにして、英語ということば、その音、そのリズム、ことばそのものを楽しむ悦び、というのが最近少しずつですが分かってきました
私の英語学習の目的も「英語の文章を精一杯味わえるようになる事」ここにあります
生涯勉強あるのみです

213 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/17(金) 12:39:48.24 ID:gmrh500C0.net
>>212
>>英語ということば、その音、そのリズム、ことばそのものを楽しむ悦び
>>英語の文章を精一杯味わえるようになる事

いいお話を伺いました。そういうことを言ってくれる人が、あまりに少なくて
さみしいんですよね。

Nathaniel Hawthorn もぜひきちんと読まないといけないと前々から思っていて、
英語でいきなり原作を読むのは大変なので、まずは The Scarlet Letter
(featuring Gary Oldman) を見たあとに原書を読みだしたんですが、
ほんの 50 ページほどで今のところは止まっています。Wakefield も
いずれ読んでみます。

214 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/17(金) 19:51:47.04 ID:q3J6HIXXa.net
私には読むのは無理そうだ

代わりに映画や実務系にしよう

215 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/17(金) 20:00:58.56 ID:gmrh500C0.net
実務系は、確かに言語的には楽だ。映画は娯楽の要素が強くて口語的だから、
これも言語的には楽と言えるのだけど、その代わり僕ら外国人が母国語の
翻訳の力をいっさい借りないで聴き取れるようになるまで、ものすごく
時間がかかる。なんでこの程度の下らないものにこんなに時間をかけないと
いけないかと腹立たしくなるくらいに。

216 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/17(金) 20:03:47.64 ID:gmrh500C0.net
おっと、口語的であるがゆえに、外国人にとっては難しいことも多い。
簡単なことを言ってるはずなのに、シナリオを読んでもわからず、辞書を
引いてもなおかつわからない台詞も多い。ネイティブスピーカーが
大脳ではなく小脳や中脳によって幼少時代に覚えた言葉をそのまま
無意識に使っているように思えるような表現は、外国人にとっては
古典的な純文学よりもさらに難しい面があると感じている。

217 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/17(金) 20:10:04.68 ID:gmrh500C0.net
映画の聴き取りの難易度。(1) が僕ら外国人にとって最も楽で、数字が大きく
なるごとに難しくなる。

(1) 恋愛もの、家族もの、友情もの
(2) サラリーマンや主婦の日常生活を描いたもの
(3) 学園もの、十代の若者の姿を描いた作品
(4) 業界もの(たとえば証券業界や建設業界の内部を描いたもの)
(5) ギャングもの(スラングが多くなってくる)
(6) 戦争もの(スラングが連発され、わめくか、あるいはぼそぼそ言うだけなので、
聴き取りが最高に難しい)-- 僕にとっては、Apocalypse Now (directed by
Francis Ford Coppola) が難しい。
(7) 方言ばかりが出てくる作品

218 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/17(金) 20:18:32.61 ID:gmrh500C0.net
映画やテレビドラマ(そしてコメディやドキュメンタリー)の英語を聴き取って
いて気を付けないといけないといつも自らに言い聞かせていることは、楽しく
美しくわかりやすい映像のおかげで、英語が聴き取れてもいないのに聞き取れたかの
ごとく錯覚してしまいやすいということだ。実際には 30% くらいしか聴き取れていない
のに、あらすじがきちんと理解できたかのような気になり、涙を流したり笑ったり
することさえできるときがある。

映画が 95% まで理解できたような気になっていても、実は 70% くらいしか
聴き取れていないかもしれないので、本当に気を付けないといけないと
いつも思っている。

219 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/17(金) 20:24:37.75 ID:gmrh500C0.net
映画と違って、特にテレビ番組の場合は、馬鹿でもわかるように作ってある。
つまり、トイレに行ったり台所に食べ物を取りに行ったり、誰かに話しかけられたり
しながらも、ちゃんと筋をきちんと追っかけることができ、笑うことも泣くことも
できるように作ってある。そもそも、日本のテレビドラマがそんな感じで、
文字通り馬鹿が見るものだ。

そういう英米のテレビドラマを見て英語だけで
わかったような気になってしまって得意になってしまわないように気を付けたいと
思っている。さっさとテレビ番組を卒業し、次に映画に移り、映画の中でも
どんどん難しいものへと移行していかないと、聴き取り能力は本当には
上達しないと思っている。

さらにまた、映画もまたやはり本来は娯楽でしかない
ものが多く、特にアメリカ映画は楽しければ、美しければ、うっとりさせさえ
すればそれでいいという感じのものが多いので、そんなものを見て英語を
理解したかのような気にならないように気を付けるようにしている。

その点、イギリス映画の方がはるかに内容が濃く、その分だけ聴き取りがはるかに
難しい。

220 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/17(金) 20:35:17.35 ID:gmrh500C0.net
アメリカ映画には軽薄なものが多く、Hollywood のものに特にそれが多いと思うけど、
同じアメリカ映画でも内容の濃いものがある。たとえば Woody Allen 監督の
映画は、あらゆる意味で真面目に作っていると思う。初期のころはふざけたコメディ
ばかりだったが、だんだんシリアスになっていき、ついにはかなり重厚な作品を
たくさん作っている。

最初の数十年は New York から一歩も出ないで映画を
作り続けたが、今から15年くらい前からだろうか、アメリカ国内の Los Angeles
やヨーロッパの各地でロケーションしたものを数多く作るようになった。

僕は彼の作品を 40 本くらい見てきたと思う。まだ一度しか見ていない作品も
あるけど、10回くらい見た作品も何本かある。シナリオを読んだものも数本あり、
台詞をいくらか暗記したものもあるので、思い出して後で検索するときもある。
40本ほどの彼の映画を DVD で揃えてあるので、死ぬまでに何度も何度も繰り返して
見て、台詞を暗記していきたいと思っている。

221 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/17(金) 20:40:35.60 ID:gmrh500C0.net
アメリカ映画で次に好きなのは、The Godfather の trilogy だ。3本合わせて
全部で 11 時間くらいになると思う。これを最初に見たのは 30年くらい前だったろうか?
あまりに難しくて、ろくに聴き取れず、あらすじもきちんとは理解できなかった。

英語力が根本的に足りないからだと感じて、そのあと必死で簡単なテレビドラマや
簡単な映画を見まくり、洋書を読みまくった。スラングも覚えまくった。ギャングもの
も戦争ものも含めて、あらゆるジャンルの映画やドラマやコメディやドキュメンタリー
や、ディズニーなどの漫画映画などなど、すべて見ていった。

そして1年ほど前に再び The Godfather の trilogy を見たら、今度はかなりよく
理解できた。とはいえ、やはりギャングものはいまだに僕にとっては聞き取りにくく、
難しい。そもそも Marlon Brando の、わざと喉をつぶしたようなかすれた声で
発音される台詞を聞き取るのがこの映画では至難だ。30年前には暗号みたいに
感じたが、1年前にはかなり聞き取れたからうれしかった。

222 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/17(金) 20:43:23.34 ID:q3J6HIXXa.net
映画は字幕で見るので聞き取れなくても問題ない
ハリウッドは確かに低俗だが楽しめればよしとする

ちなみに会話でも聞き取れていても意味がわからないことが多い
語彙不足である
特に慣用表現

223 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/17(金) 20:49:42.29 ID:q3J6HIXXa.net
ゴッドファーザーは2回ぐらいみたい
面白かったが深みは感じなかった

224 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/17(金) 20:50:40.11 ID:gmrh500C0.net
聴き取り訓練のためにテレビ番組や映画を利用するのは素晴らしいことだし、
僕も大いにやってきたけど、すでに言ったように映像に助けられて、聞き取れても
いないものが聴き取れたかの如く錯覚してしまう。だから最終的には、ラジオ番組
や audiobook をどのくらいに聴き取れるかが問題になると思っている。

さらに、ラジオ番組や audiobook の中でも、やさしいものから難しいものまで、
実に多種類のものがあるから、あらゆる種類のものに取り組んでいく必要があると
僕は感じてきて、実行してきた。

225 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/17(金) 20:54:44.75 ID:gmrh500C0.net
僕は、日本語字幕だけでなく英語字幕さえほとんど見ない。それを見ている人を
批判するわけじゃないけど、僕自身は見ないようにしている。見てしまうと、
聴き取れてもいないのに聞き取れたかのように思ってしまうのが嫌なのだ。
そもそも、英語字幕を見て再び英語を聞いて、何となくわかったかのような
気がするが、実は聴き取れていない。本当にそれで聴き取れたときがあったとしたら、
相当に聴き取り能力が上達し、もう少しのところで聴き取れたはずの台詞が、
何かの拍子で聴き取れなかっただけの場合に限る。

しかしたいていは、読む力も語彙力も聴き取り能力も圧倒的に不足しているからこそ、
聴き取れなかったのだ。だからそういうものについては英語字幕を見ないで、
再びその映画を5年または10年または20年ほど寝かしておいて、そのあとにまた
見るようにしている。

226 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/17(金) 21:12:33.80 ID:q3J6HIXXa.net
字幕は和文
だから厳密には英語と無関係

ただ字幕だとほぼ聞き取れるが、なしだとわからなくて不快なレベル
字幕あっても聞き取れないことも

会話等で聞き取れても意味がわからないことがある

227 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/17(金) 21:17:57.72 ID:gmrh500C0.net
30年ほど前に僕が聴き取り能力を鍛えるためにテレビドラマ・コメディ・ドキュメンタリー・
ニュース、そして映画などを見るようになったころは、まだ英語字幕はほとんどなかった。
唯一、その時代にも CNN の Larry King Live においてのみ英語字幕が走るように
流れていた。それ以外の番組や映画は、日本で見る限りは、英語または日本語吹き替えか、
あるいは日本語字幕を見るかという選択しかできず、英語字幕はなかった。

不便と言えば不便だった。しかしその代わり、意地でも聴き取ってやろうと
何度も何度も巻き戻して聞いた。フレーズの断片が聞こえたら、それらしき
単語をあちこちの辞書で引きまくった。5分くらいかけてやっと一つのフレーズ
を突き止めた喜びは大きかった。もちろん辞書は、すべて紙だった。電子辞書は
ごくわずかしかなかったし、インターネットもまだ普及はしていなかった。

今でもそのような勉強の仕方の癖が残っている。だから僕は、日本語字幕も
日本語吹き替えも、さらには英語字幕も見ない。あくまで英語だけを聞き取る。
できればイギリスあたりから DVD を取り寄せるようにしているので、最初から
日本語字幕がついていないので好都合だ。昔の VHS ビデオやケーブルテレビや
映画館の映画では、画面の1割くらいは日本語字幕で占められていたので、せっかくの
きれいな画面が台無しだった。そして、必死でその字幕は意地でも見ない訓練を
していたので、字幕を見ない癖がついてしまっている。

228 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/17(金) 21:24:02.53 ID:gmrh500C0.net
30年ほど前は、VHS ビデオは何とか販売されていたが、まだまだ値段が高かった。
ビデオレンタル料も、さほど安くはなかった。たまに、レンタルショップで借りられない
マイナーな作品だけど価値の高い映画をどうしても見たくて、5,000円くらい払って
VHS ビデオを買ったときもあった。中古のビデオもあまりない時代だった。
インターネットでものを買うなんてことができないので、ビデオを買うのでも、
遠くまで足を運び、あちこちのビデオ販売店をはしごして、いろいろと物色して
からやっと買うという感じだった。

洋書も、やはりあちこちの洋書店をはしごして、毎週土曜日は8時間ほど
洋書屋で立ち読みばかりして、たくさん洋書を買うというようなことを
繰り返していた時期が、1年ほどあった。あのときは、病的なほど
洋書を買っていた。読めもしないくせに、読まねばならぬという思いに
駆り立てられていた。そのころは東京に住んでいて、丸善の洋書店は
広大だった。

229 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/17(金) 21:27:27.40 ID:q3J6HIXXa.net
映像から情報が採れてしまうので
本当に聞き取りやりたいなら音声のみにすべき
特に知っているような映像だと内容を類推できてしまう

230 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/17(金) 21:31:18.50 ID:gmrh500C0.net
僕が洋書屋に入り浸っていたころ、洋書の日本での販売価格は、英米の現地での
販売価格の 3 倍だった。ペーパーバックでも高いのなんの。それなのに、よく
ハードカバーも買いまくった。というのも、New York Times でのベストセラー
ランキングでトップクラスの流行小説やビジネス書を、出版直後に買って読みたかったのだ。

別に本当にそういうものが好きなわけではなかったが、英語の多読の初期は、
ともかくそういう流行の娯楽小説やビジネス書のうち最新のものを片っ端から
読むことによって、英米の情報をなるべく頭に叩き込みたかったのだ。

留学しないでそのような情報を得ようとしたら、映画やドラマを見まくったり、
最新の刊行物を読みまくるしかなかった。

そんなことばかりやっていたから、稼いだ金は片っ端から洋書や洋画ビデオや
ケーブルテレビ受信料に消えていくという感じだった。仕事をする時間も
できるだけ切り詰めて、できる限りそのように読んで聞く時間を増やすようにしていた。
だからこそ僕は、ろくに金が貯まらなかった。

231 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/17(金) 22:01:37.16 ID:q3J6HIXXa.net
英語音声とテキストで聞き取り訓練は少しやった
音声のみでも

ただ繰り返しになるが仮に聞き取れたとしても意味がわからない
ベースとなる知識の不足だ

232 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 14:02:49.29 ID:TAT6fZRp0.net
今から20年も30年も前には、たとえば広告宣伝の文句を読んだり聴いたりする機会も
少なかった。CNN や BBC でごくわずかにコマーシャルめいたものは流れていたし、
TIME, Newsweek, Science, Popular Mechanics などの欧米からの雑誌を
買うと一応は少し広告は載っていた。

しかし、大量の広告を読みたかった。なぜかというと、実務翻訳においては
広告文めいたものを書かねばならないこともよくあったのだが、日本にいて
そういう広告文を読む機会が圧倒的に不足していたからだ。

そこであるとき、(東京に住んでいたころ)渋谷の Tower Records において
ある New York Times の日曜版を一部 4,500 円で買ったことがある。日曜版
だから、New York 市内のある地域のすぐ近くのスーパーマーケットでの買い物
のためのクーポン券や、電気屋で販売されている電化製品の広告や、そのほか
かなりローカルな広告チラシがふんだんに盛り込まれ、ものすごく分厚くなって
いたので、このように値段が高かったのだ。

そんな、ごく一部の地域にのみ通用するような広告や買い物クーポン券に
書いてある英文を初めて見た僕は、けっこう感動した。

現代では、ネットのおかげで毎日毎日、嫌というほど無料で、美しい音声付きの
ビデオでのコマーシャルも見られる。30年ほど前には考えられなかったことだ。
New York にいれば 50 セントで買える New York Times の広告チラシつきを
4,500 円も出して買う僕は、ここでも貯金しそこなった。

233 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 14:41:29.16 ID:TAT6fZRp0.net
今から28年くらい前には、高田馬場駅からさほど遠くないところに住んでいた。
毎日のようにそこまで歩いていき、駅前のビルの2回にあるビブロスという名前だったか
どうか忘れたが、小さな洋書屋に入り、そこに1時間くらいはいて立ち読みしまくり、
ときどき一冊だけ洋書を買って帰っていったものだった。そのころになって、やっと
僕は洋書屋で立ち読みした洋書の内容に、立ったままで笑うことができるように
なっていた。

なんだそれだけか、と言われそうだが、そのころの僕にとっては快挙だったのだ。
そのころ、読んだ洋書の数は全部で英語が140冊くらいで、フランス語の書籍が
50冊ほどだった。フランス語の勉強はすでにやめていたが、英語を読みまくり、
聴きまくっていた。歩きながらも、洋書を読むかウォークマンで英語を聞くかの
どちらかを常に実行していた。傍らで、英語によるテレビドラマや映画も、
片っ端から見ていった。もちろん日本語や英語の字幕も見ず、日本語吹き替えも
聞かなかった。勉強のし過ぎでふらふらになることもよくあった。もちろん、
傍らで翻訳の仕事をしていたのは当然のことだ。そのころは幸いにして、
バブルの時期だったので、仕事の依頼の電話が常に鳴り響いていたこともあった。

234 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 14:57:41.96 ID:TAT6fZRp0.net
地方から東京に移り住んでそこに住んでいたとき、そこに永住することになるかどうか
わからないから、ともかく若いうちに東京にある文化的なものをすべて吸収したい
と焦っていた。

地方と違って映画館・美術館・外国語学校・洋書店などが実に多い。
外国語学校だけは行かなかったが、映画館・美術館・洋書店には行きまくった。

美術展は外国語の勉強とは直接には関係がないが、別の事情があったので
行きまくった。さらに映画館には、週に1回か2回くらいは欠かさず行った。
当時はお金をけっこう稼いでいたので、そのお金をつぎ込んでがんがん映画を
見た。レンタルビデオもたくさん見た。ケーブルテレビで映画やテレビ番組も、
英語で片っ端から見た。洋書屋には、やはり週に1回から2回、時には毎日のように
通った。

25年も30年も前の東京には、実にたくさんの洋書店があった。最大のものは
丸善、次に新宿紀伊国屋書店の6回あたりの洋書店、八重洲ブックセンターの
洋書店、高田馬場のビブロス(?)、神田にある洋書店は5,6軒くらいあったろうか?
それからええっと、他にどこにあったのか忘れた。

それらの洋書屋に、いつもはしごして歩き回った。自然科学・社会科学・人文科学・芸術・スポーツなど
ありとあらゆる分野の洋書の背文字を読み、あれこれと手に取って拾い読みして
いた。インターネットのない時代だったけど、それであるがゆえに、リアルの
本屋が充実していた。脚を棒にしながら、いつも洋書屋を駆け回っていた。

235 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 15:06:50.06 ID:TAT6fZRp0.net
15年前からは、洋書はほとんどすべてインターネット上の書店で注文して配達してもらって
いるが、洋書を買い始めるころは、やはり実際に手に取りたいものだ。ところが
現代では洋書を手に取る機会が少ないので、今の若い人は気の毒だ。

僕は、17歳のときから45歳のときまで、リアルの洋書店にて洋書を実にたくさん手に取って
拾い読みしてきたから、それ以降に出版された新しい洋書でない限りは、どの
本がどんな本であるかが、タイトルと書評を見ただけで何となく思い出せる。

236 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 15:34:34.91 ID:TAT6fZRp0.net
今から30年も40年も前の、僕がよく洋書屋をはしごしていたころは、海外にいるときに
比べたら東京でさえさほど洋書は多くなく、地方においては惨憺たるものだった。
しかし最初は、僕もさほど洋書が読めなかったので、小さな洋書屋さんでも
僕にとっては宝の山だった。

生まれて初めて洋書を手にしたのは、17歳の時だったろうか?高校2年のときだった。
日曜日の朝に洋書屋に入り込み、10メートル四方かと思われる狭い洋書店に、
朝から晩までいたこともよくあった。10時間くらいいたかもしれない。

店頭に並ぶ洋書の数は限られていたので、背文字はすべて読んでいった。地方在住の
僕にとって、行ける距離にある洋書店は2か所だけで、しかもそんなにまで
小さな洋書店だったから、店頭に並ぶ洋書の数はたかが知れている。だから
洋書店に行くたびに背文字を片っ端から読んでいくと、いつの間にかどこらへんに
どの洋書があるかを覚えてしまう。

17歳のときに、初めて洋書を買った。Fyodor Dostoevsky の Crime and Punishment
の Penguin Books 版だった。日本語版ではすでに読んであった。高校2年のときの
僕の英語力では、200ページくらいまで読み進めたあとは、挫折した。しかし
最初の200ページだけは、僕だけでなくたくさんの高校生が読めるレベルの英文
だったと思う。この Crime and Punishment を最後まで読み切ったのは、
そのあと大学2年のとき、つまり20歳くらいのときだった。

さらに同じく高校2年のとき、興味本位で黄色のカバーのペーパーバックである
青少年向けの性教育の本だった。Everything You Always Wanted to Know
about Sex -- But Were Afraid to Ask という Penguin Books か Pelican
Books の本だった。この本は通読はしておらず、興味のある部分だけをあちこち
(おそらくは全体の半分ほど)を読んだだけだったが、英文を読むことに慣れる
ための訓練になった。その本の一部を後に友人に見せたら、彼にもよくわかり、
しかも面白がっていた。

237 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 18:06:01.90 ID:TAT6fZRp0.net
>>236 にて紹介した Everything You Always Wanted to Know about Sex
という本は、とてもまじめに青少年の疑問に答えた本だけど、もしかしたら欧米で
かなり流行したのかもしれない。というのも、これとまったく同じタイトルの
映画を、例の有名な Woody Allen が作っているからだ。

238 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 18:17:41.26 ID:TAT6fZRp0.net
高校時代に読んだ洋書はわずかだし、そのうちの 20 冊は、それぞれが 100 ページ
という Ladder Edition の本、つまり graded readers みたいな本だった。
まだまだきちんとした洋書は読めなかった。辞書を引きながらゆっくり読めば
読める本もあったのだろうが、辞書を引く気にはなれなかった。

とはいえ、ふだん学校で習う教科書は、端から端まで(学校では習わない部分も
含めてすべて)自宅で読んだし、そこで出てくる単語はすべて英英辞典で
引き、その意味を余白にぎっしりと書いていった。

英英辞典の解説なので、英和とは違って解説や例文が長いのだが、それをすべて
余白に書き込んでいった。すでに意味を知ったつもりになっている単語も、
英英辞典で引くのだから新鮮であり、その意味を片っ端から余白に書き込んで
いったのだ。

教科書に出てくる単語だけでなく、意味を誰でも知っているような cat, dog,
sheep などもすべて英英辞典で引き、それぞれの単語を英語ではどのように説明
しているかを確かめていった。

僕が高校や大学に通っていたころは、教師たちはさほど熱意がなかったし、
さほどレベルの高い学校や大学に通っていたわけではなかったので、教師たちの
授業や講義のレベルは低かった。だから高校2年のときから大学4年までの6年間は、
ほとんど独学していた。授業や講義は、ごくわずかしか聞かず、高校のときは
英英辞典ばかり読んでいたし、大学の講義はなるべくさぼり、落第しない程度に
しか出席しなかった。出席しても、常に別の洋書を読んでいた。

たとえば Albert Camus の The Myth of Sisyphus の英語版の Penguin Books 版など
を読んでいた。Wuthering Heights や Shakespeare の講義も一応はあったが、
そんなものを20歳前後の英語力の低い僕が聴いてもろくに吸収できないと
思っていたので、最初から講義は聴かず、僕がその時に読める洋書を読んでいた。

239 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 18:24:03.83 ID:TAT6fZRp0.net
高校のときに洋書を 20 冊ほど読んだ。(ただしそのうちの大多数は、1冊 100
ページほどの Ladder Edition だった。)大学の4年間には、Puffin Books
シリーズにある童話やビジネス書・実用書・大衆小説、そして少しの純文学小説
をペーパーバックで、合計 100 冊ほど読んだ。

大学時代に読んだ 100 冊の洋書の
平均ページ数は、たぶん 300 ページくらいだったと思う。1冊が 65 ページの
短い童話もあった。しかし 1 冊が 1,050 ページに及ぶ Gone With the Wind も
あった。哲学評論集みたいな 250 ページくらいの洋書もあったし、異常心理学
の本(250 ページくらい)もあり、さらには人生論めいたものもあった。
しかしこのころはやはり、あまり本格的な本をどんどん読み進めることはできなかった
ので、なるべく優しい洋書を読んでいた。

予備知識がまったくないままに洋書を読み始めると挫折するので、最初に日本語版を
読み、そのあとに洋書を読んだこともあった。あるいはすでに読んだことのある
日本文学の小説の英語版を読んだことも、おそらく10冊くらいはあったと思う。

240 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 18:31:18.65 ID:TAT6fZRp0.net
大学時代の 19 才のときに最も感動させてくれた映画は、Sound of Music だった。
そのころロードショーをやっていたので、二回目に見に行ったときには幼い妹を
連れていったが、満員なので妹を肩車したままで1時間ほど立って見ていた。そのあと
席が空いたので、座って見た。妹はまだ幼く、日本語の字幕は読めない。それなのに
妹は、僕が解説もしていないのに3時間30分ほどの映画のエッセンスをきちんと
感じ取っていて、何十年も経った今でも、彼女を最も深く感動させた作品だと
言っている。

そのころに続けて僕はこの映画を 5 回くらい見に行った。1回目は日本語字幕を
見たが、あとの4回は字幕をまったく見ないで英語だけを聞いた。次に、
Sound of Music の soundtrack のレコードを買って、それを自宅で少なくとも
100 回は聞き、歌詞を片っ端から暗記した。妹は、「マリアのレコードをかけて」
といつもせがんでいた。

さらに、洋書屋で Sound of Music の原作版の手記(300 ページくらい)の
Penguin Books 版か何かのペーパーバックを買い求め、それも一度だけだが
通読した。そのころは、原則として辞書は引かないで読めるものしか読まなかった。
おっと、20冊ほど辞書を引かずに読み、次に少し難しい本を1冊だけ辞書を引きながら
ゆっくり読むということを繰り返したような気がする。だから、大学時代の
4年間には、95冊の洋書を辞書なしで読み、5冊を辞書を引きながらゆっくり読んだ
と思う。

241 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 18:44:38.51 ID:A4+lZyBQ0.net
昔田辺けんゆうというコテが2chにいたんですが、彼も大変な努力家でしたね
大学一年生で英検一級取るぐらい英語堪能にもかかわらず、自分の英語力は全く大した事がないと譲らず起きてる時間はずっと勉強をしてると言っていました
彼も中々大変な人生を送っていたようです
今、何をしてるんだろうか

242 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 18:57:01.59 ID:2Uj0t1Fra.net
あれ?大学行ったの?なんか勉強できなかったとか言っていたので…

243 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 18:57:23.34 ID:TAT6fZRp0.net
大学ではろくな外人教師もおらず、教授の教え方もむちゃくちゃで、さらには
校舎は木造のおんぼろで幼稚園みたいな小さな大学だった。(その代わりに
公立なのでそのころの学費は日本一、安かったと思う。)

大学では講義には期待がまったくできないし、外国人は周囲にほとんどいなかったので、
English Speaking Society (ESS) での活動にいそしんだ。日本人同士で
英語をしゃべりまくった。電車の中、大学の校庭、大学の喫茶室などで、
いろんな日本人をつかまえては英語でしゃべりかけた。熱心に英語で答え続ける
人もいて、二人で英語だけで何時間も語り続けることもあった。なんせ外国人が
ほとんどいない地方都市だし、その時代は特に外国人が少なかったのだ。だからこそ、
逆に日本人同士で助け合って、自分たちだけで英語を伸ばそうという機運も高かった
かもしれない。(高校時代には、修学旅行のときにひっきりなしに僕だけが
英語で独り言を言ったり、クラスメートと何時間も英語だけで話し合っていたことも
あった。そういえば、高校時代の授業の合間にも、よく日本人同士で英語で
話し合ったこともあった。)

大学の ESS では、discussion, speech, debate, drama をやっていたが、
僕は特にその中でも drama に力を入れた。1年のうち4か月から6か月くらいは、
英語劇の発表会に向けての準備をする。それを4年間、みっちりやった。校庭で
練習していたときは、校庭全体に響き渡る声で英語の発声をし続けていた。

発音は、中学と高校の6年間で NHK のテレビ・ラジオの基礎英語・英会話・
通信高校講座・Sesame Street などのおかげでしっかりと練習はしておいたが、
この英語劇での出演に向けての練習のおかげで、僕なりに完成した。

244 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 19:01:57.84 ID:TAT6fZRp0.net
なお、大学で払う学費や生活費は、18歳のときからずっと働いて稼いでいた。
体を使うアルバイトだと時間給が安いので、家庭教師と塾講師しかやらなかった。
大学4年のときには、大学卒初任給が 12万円くらいの時代に、家庭教師や塾教師
などによるアルバイトだけで一か月に 10万円くらいずつ稼いでいた。

勉強したくてたまらない僕にとって、甘ったれて自分では勉強のできない、尻をひっぱたかれない
限り自分では勉強のできないカスの学生の家庭教師なんかをやって金を稼ぐために
毎日毎日、貴重な時間をどぶに捨てるのは、身を切られるような辛さだった。

245 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 19:07:08.99 ID:TAT6fZRp0.net
英検1級は、大学4年の秋あたり、つまり22歳のときに取得した。そのころの時代には、
英検なんてどうでもいい時代だった。TOEIC は、ほとんど誰も知りもしなかった。
(だからいまだに TOEIC は、受けたことがない。受ける必要がなかった。)
しかし英検1級は、就職のときに履歴書に書いた方がいいので、取っておいた方が
いいと誰かが言っていたので、すぐに受けに行った。当時は「準1級」がなかったので、
2級と1級とを同時に受けたら、両方とも合格した。英検は、それまでに一度も受けたことが
なかったのだった。今から思えば、もっと早く(できれば高校生のときに)受けて
おけばよかったと思う。現に ESS の後輩には、2人もの人が、高校2年のときに
英検1級を合格していた。

246 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 19:10:37.55 ID:TAT6fZRp0.net
僕は、勉強はひっきりなしにやっていたが、受験参考書などが大嫌いなので、
大学受験勉強もほとんどやらなかった。したがって英検1級の受験準備も
まったくやらなかったが、合格して当然だと思う。それくらいに僕は英語の
読み、書き、話し、書く練習は、1年365日、中学1年のときからずっとひっきりなしに
やっていたからだ。歩きながらでも常に英語で独り言を言っていた。「瞬間英会話」
なんていう参考書なんてまったくない時代だったが、あんなものは誰だって自分でやれる
ことを大げさに本にしているだけじゃないかと思う。

247 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 19:20:52.47 ID:TAT6fZRp0.net
大学での英語劇の練習は熾烈を極め、最も厳しいときには、一日に 12時間くらい
英語劇の練習をしていた。僕は常に時間がなくて急いで生きていくタイプなので、
ものすごく性格が厳しく、ついつい ESS の後輩たちを怒鳴り散らして指導していた。
それなのに、みんなよく僕についてきてくれたと思う。僕にはひどい欠点もたくさん
あったが、英語などに半ば命を賭ける僕の情熱の激しさのゆえに、みんな僕を
大目に見てくれていたのではないかと思うが、今でも深く感謝している。

248 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 19:22:17.09 ID:TAT6fZRp0.net
>>247
「一日に 12 時間」というのは、一人で練習していた時間を合わせてではなく、
みんなで共同で練習していた時間が1日で 12 時間だったという意味だ。

249 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 19:24:38.40 ID:TAT6fZRp0.net
ESS では、(現代の他の大学の ESS でも同じだと思うけど)合宿が年に二回くらい
あって、そのときは2日か3日にわたって全員で宿泊所に泊まり、寝ている時間以外はずっと
英語だけでしゃべり続けた。もちろん、誰一人として一言も日本語をしゃべらなかった。
その点、やはり外国人もおらず教材もろくになく、CD もインターネットも
映画のビデオもなかった時代だったから、みんな必死で英語だけでしゃべり続けた。

250 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 19:31:12.74 ID:2Uj0t1Fra.net
なんだちゃんと勉強してるじゃないか
普通の学生よりも勉強している
それから家庭教師も勉強になるはずだがレベルが低すぎたか

251 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 19:31:41.96 ID:TAT6fZRp0.net
いろいろと不自由な時代こそ、実は自由だったのかもしれない。恵まれない時代だった
からこそ、実はかえって恵まれていたのかもしれない。

現代では、すべてが初めから揃っている。海外留学したり大学院に進出できる人も
多い。インターネットでは、ボタン一つで24時間にわたり、数千チャンネルに
わたる教材が転がっている。世界中の人とボタン一つでしゃべりまくり、筆談も、
そしてビデオつきの会話でも何でもできる。本とかビデオは、格安のものを
世界のどこかで一瞬にして見つけ出し、格安の運賃(あるいは運賃無料)で
配達してもらえる。僕らの時代みたいに、定価の3倍の値段で本を買ったり、
好きな映画のビデオも見つからず、たまたま見つかった場所でべらぼうに高い
値段(たとえば7,000円)で買わされることもない。

映画などのシナリオは、
クリック一つで無料で読める。僕らは映画のシナリオが読みたくても、
3か月ほど待たされて、たった1本の映画のシナリオがたまたま 5,000 円だったり
したので、とてもじゃないけど買えなかった。そのずっとあとになって、
たくさんの映画シナリオを日本語訳つきで格安で(2,000円くらいで)買える
時代にはなったけど、僕が大学生のときには、シナリオはゼロに等しかった。

252 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 19:37:35.77 ID:TAT6fZRp0.net
家庭教師をやっていたときは、相手のレベルが高いときには、洋書を読ませた。
僕がそれまでに読んだ洋書のタイトルと出版社をすべてリストアップして、その
紙を相手に渡した。そのころまでに読んだ洋書は、たぶん 100 冊くらいだった。
そのうち、相手(かわいい高校3年生の女子)は外国語大学に進学したいと思って
いたので、英語は得意だった。

それなのに、僕から指導を受ける必要はないのに、金持ちだから親が金を払って
僕を雇った。甘ったれた学生や親からは金をふんだくってやれ、と思って、
相場よりも 8% くらい高い料金を吹っかけてやったら、文句を言いながら
しぶしぶ相手は応じた。断るなら断ればいい。現に、何人もの相手に吹っかけた
料金が高すぎて、断ってきた顧客もあった。

さっき言ったかわいい女子には、そういうわけで、週に2回、一回に2時間ずつ、
12か月ほど教え続けたが、やったことは単純。童話の洋書(ペーパーバックで
300ページくらい)を端から端まで朗読し、それを一字一句すべてその場で
和訳させる。一行ごとに僕が文法や発音や単語などをすべて解説していって、
次へと進んだ。僕も彼女も、予習はまったくやらなかった。第一、予習をする
時間ももったいない。

253 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 19:39:42.94 ID:TAT6fZRp0.net
「なんだ、大学にも行ったし、勉強もしてたんじゃないか」というコメントを寄せてくる
人もいるが、僕に言わせれば、こんなのは勉強のうちに入っていない。勉強というのは、
毎日 15 時間の勉強を、10年くらい続けることだ。後になって優秀な学者になった
人は、みんなそういう時期を経ているではないか?僕の場合、下らないアルバイト
などのために、ろくに勉強ができなかった。

254 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 19:41:21.70 ID:TAT6fZRp0.net
童話の洋書(300ページくらい)を年間で3冊ほどその高校三年の女子は、僕と
一緒に読んだが、その子に教えることだけは、一応は僕にとっても勉強になった。
しかし、それ以下のレベルは、ただの雑用でしかない。

255 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 19:44:17.41 ID:2Uj0t1Fra.net
8%ふっかけたって消費税?w

受ける側は予習復習は必要だけどね
忙しかったのかな
可愛い女の子の家庭教師なんて恵まれてる
essもそれなりに楽しんでいるようだし
とりわけ不幸ではない

家庭に問題があったのか

256 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 19:47:51.82 ID:2Uj0t1Fra.net
15時間10年は司法試験とかじゃないか
受かればまだしも受からないと悲惨だね
無職中は誰かに支援してもらわないと

普通の学生よりは明らかに勉強してる

257 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 19:48:28.30 ID:TAT6fZRp0.net
何が「楽しんでいる」だよ?何も知らんくせに。えらそうなことを言わないでくれ。
楽しんでなぞいない。俺の意欲と能力に適合した教育は受けていない。俺が
受けたのは、すべて俺が必死で獲得したものばかりで、すべて無料のものだ。
一円も金は使っていない。英語学校も塾も何も受けたことはない。学費や生活費は、
すべて自分で稼いだ。頼むから、いい加減なことを言わないでくれ。えらそうに。

258 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 19:53:34.98 ID:TAT6fZRp0.net
普通の学生よりもはるかに勉強しているのは、当たり前だろうが。
そうでないと、極貧家庭で最低レベルの極貧地区を脱出して
曲がりなりにも翻訳者として独立できるはずがないだろうが?
何を言っている?偉そうな。
普通の学生は、カスだから勉強しないのだ。
勉強した俺が悪いのか>?
便所でも、歩きながらでも勉強し、寝床で眠りにつく前にも
目をつむって英語を聞きながら寝て、起きたらすぐに英語を聞いたり
英語をつぶやき、電車の中で友人に出会ったらすぐに英語で話しかけ、
周りからは煙たがられ、それでも意地でも英語を貫いたことが3
悪いとでもいうのか?あほなことを言うな。
時間を惜しんで金を賭けずに勉強した俺が悪くて、
親から金をもらって大学へ行き、留学もさせてもらい、大学院にも
行かせてもらいながら、実務翻訳と言う馬鹿でもできる仕事さえできねえ
アホどもの方が偉いのかよ?
ふざけるな。

259 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 19:57:30.73 ID:TAT6fZRp0.net
俺はこれだけ勉強しても、やっぱり、大学院へ行ったり留学したりした
俺の同級生には遅れをとったのだ。そいつらは、三井とか住友みたいな
でかい企業の通訳として、今ではニューヨークとかロンドンで活躍して
るんだ。あるいは大学教授がゴロゴロと俺の同級生や先輩にはいるのだ。
俺は、そいつらよりも英語などいろんなことが大学のときはできたのに、
後れを取ったのだ。
俺がそいつらと同じ境遇にいたら、
俺はそいつらの2倍くらいの業績を上げることができたはずなのだ。
それなのに「幸せだった」だと?ふざけるな。

260 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 19:58:41.23 ID:TAT6fZRp0.net
いい加減なことを言うんなら、二度と俺に話しかけるな。これほどの侮辱はない。

261 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 20:00:39.76 ID:TAT6fZRp0.net
俺をここまで侮辱し続ける貴様は、いったい何者だ?
もしかして英検1級も取れず、翻訳者にさえなれないような落ちこぼれか?
そんな奴らから見れば、俺は確かに「普通の奴よりも勉強している」ことになろう。
なんでそんなに低いレベルの奴らと俺が比べられないといけねえんだよ?
それほどの侮辱があるか?お前は、俺に唾を吐きかけているのだ?わからんのか?

262 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 20:02:36.78 ID:TAT6fZRp0.net
俺に言わせれば、実務翻訳者などで一生を終わるのは、●落ちこぼれ● なんだ。
俺は、落ちこぼれなんだよ。こんな低レベルで終わってたまるかよ。

263 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 20:11:16.58 ID:TAT6fZRp0.net
俺が大学4年のとき、外国語学部の英語専攻者ばかり 120 人が講堂に集まり、
その学生全員に対して一人のイギリス人教師がナチュラルスピードで3時間くらい
まくしたてたことがあった。外国語学部の外人教師とはいえ、ほどんどの教師は
白痴並みであり、むしろ日本人の並みの学生よりもわざと下手な英語でしゃべっていた。

しかしこのイギリス人教師は例外だった。常にナチュラルスピードでしゃべりまくる。
ほとんどの学生は、聞き取れない。ましてや口で応答できない。そんな中で、
質問がないかと先生が言うけど、120人の学生たちのほとんどは黙りこくる。
そのうち、3人の学生だけが質問した。俺が10回ほど質問した。別の学生2人は、3回と
1回だった。別の学生二人は、二人とも後に英語学の教授となった。俺は
紆余曲折して実務翻訳で飯を食っている。

264 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 20:18:43.26 ID:TAT6fZRp0.net
俺が 17 才のときに娯楽のためにテレビを見るのをやめたことは知っての上で
そんなにバカにするのか?ゲームとかセックスとかオナニーの時間まで惜しんで
勉強した俺を、幸せだなどと抜かしやがるのか?気が狂う一歩手前まで勉強した
俺を幸せだと言うのか?そんなにまでしなければならなかった俺がどんな思いで
文字通り身を切り刻んだか、(本当に俺は体の一部を失ったのだが)わかるか?
それらをすべてはっきりとは言えないのでぼかしているが、なぜぼかさねばならないか
をすべて説明しているのに、それでも俺をここまで愚弄するのか?

265 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 20:22:04.47 ID:TAT6fZRp0.net
暗い話ばかりだったらいけないから、できるだけ俺は俺の「少しは幸せな部分」を
少し見せたからと言って、なんでそこら辺の豚どもと同列に置き、そういう豚ども
(この豚どもを「普通の学生」とか「普通の人々」と呼ぶ)よりも俺は幸せだ
などという最高の侮辱を浴びせられ、ここまで唾を吐きかけられながらも、
何で謝罪の一言もないのだ?何日も前から俺を侮辱し続けているのは、お前か?

266 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 20:28:47.96 ID:TAT6fZRp0.net
だいたいからして、一日に 15 時間ほど勉強したことが一度もない奴は、
俺に言わせれば知的な職業に就く資格もないクズだ。そんな奴らと俺を
一緒にするな。俺は、最低の環境の中でも、必死で時間を作って、
1日に 15 時間ほど勉強した日が、今までに数限りなくある。その翌日に
勉強疲れでへとへとになりながら下らない会社に出社する気持ちがわかるか?
へとへとでありながらも、やはり手のひらに書いたラテン語の活用表を
覚えながら出社したんだ。そして会社でのトイレの中でもラテン語の動詞の
変化、あるいはフランス語、あるいはドイツ語や中国語やアラビア語を、そういう
風に勉強したのだ。それなのに、幸せだなどと勝手なことを抜かしやがる。

267 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 20:29:59.62 ID:TAT6fZRp0.net
いつになったら謝罪する?
謝罪できねえんなら、二度と俺の前にツラを見せるな。

268 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 20:34:22.70 ID:TAT6fZRp0.net
「英語以外の言語を勉強する ●暇● があるなら、外国に住むこともできるだろうに」
などという人もいた。その人は悪気がないのかもしれんが、そんな言葉も、
俺に対して唾を吐きかけているのと同じだ。俺が「ひま」があるから英語以外の
言語を勉強したというのか?暇がなかったらやらないのか?そんな道楽だとでも
言うのか?俺にとっては、こういう勉強は、ボウフラが水面に出て呼吸するのと
同じくらい、俺にとっては死活問題なんだ。呼吸するのと同じくらいに、
俺の命にかかわる問題なんだ。なんでそれがわからんか?それなのに、
外国語を勉強する「ひま」があるんなら・・・などというのは、まさに俺に対する
最大の、永久に許せない犯罪だぞ。

269 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 20:36:17.70 ID:2Uj0t1Fra.net
わからない
自分で勉強できないって言うからどんだけかと思ったら
勉強しているんじゃないかって言ってる
勉強しているのが悪いなんて言っていない
該当箇所があれば指摘してくれ 検討する

金をかけず勉強するっていうんなら
大学行かない選択肢はなかったのか
授業では勉強にならなかったんだろう?

270 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 20:38:24.32 ID:TAT6fZRp0.net
俺がどれほど知識を渇望していたか、それがわかるか?永遠にわからんだろう。
わからんのなら、わかってるふりをするな。俺につばを吐きかけるな。
俺にとって、知識は文字通り呼吸することだったんだ。知識を大学教授並みに
身に付けることは、俺にとって飯を食うことよりも命にかかわることだったんだ。

俺は、一度だって楽しみのために飯を食ったことはない。健康を維持するために
のみ食い物を食った。だから、俺にとっては最低限度の食費しか必要ない。
ところが、教育費は俺にとっては死活問題だった。セックスよりも、俺の生存に
関わるのが学問と芸術だったんだ。その俺の血のにじむ思いを理解できないんなら
それで仕方がないが、だからと言って俺につばを吐きかけていいってもんじゃない。

271 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 20:39:45.61 ID:2Uj0t1Fra.net
ここはおまえの私物ではない

ブログでも開設するしかないだろう
そんな簡単なこともわからないのか?

272 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 20:39:51.50 ID:TAT6fZRp0.net
わからんのなら、わかるふりをするな。俺をこの何日ものあいだ侮辱し続けているのは、
あなた一人なんだろう?いい加減にやめてくれ。あなたが俺に吐きかける言葉が、
俺の皮膚を打ち破って、俺は血を流してるんだ。それがわからんか?

273 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 20:40:37.63 ID:TAT6fZRp0.net
それなら、このスレッドに来るな。もしも私物化がいかんのなら、俺を訴えて
追放すればいい。

274 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 20:42:16.50 ID:TAT6fZRp0.net
貴様は、俺よりも努力して俺よりも高いレベルに到達したのか?俺よりも苦労して
俺よりも先を進んだのか?それであって初めて俺に対してそのようなでかいツラを
する資格がある。しかしそれ以下なら、ただの屑なので、俺に話しかける資格はない。

275 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 20:42:44.69 ID:2Uj0t1Fra.net
唾を吐いてるつもりはないが
そう思うなら自分だけの世界でやるしかない

それぐらい勉強していない私にもわかる

実務翻訳者でダメなら教授にでもなるのか?

276 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 20:43:45.75 ID:2Uj0t1Fra.net
逆だよ

私物化したいのなら、他者を排除するんだ

277 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 20:46:45.34 ID:TAT6fZRp0.net
「勉強していない私」だと認めるんだな?勉強していないんなら、俺に対して
でかいツラをして説教する資格はない。二度と俺に話しかけるな。
俺が悪いことをしているというんなら、俺を通報するなり逮捕するなりすればいい。
貴様のような奴を、ブルジョアの白痴豚というんだ。

278 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 20:53:05.43 ID:TAT6fZRp0.net
だいたいからして、気が狂う一歩手前まで勉強したことのない奴らが俺に対して
でかいツラをして説教できるのは、疲れてないから余裕があるんだ。だからこそ
説教する暇があり余ってる。たいして勉強する気もないくせに、親が学校に
送り出し、おまけにアルバイトもろくにしなくても学校生活を「エンジョイ」する
暇と余裕があった。娯楽のためのテレビを見る暇もあった。セックスに時間をかける
余裕もあった。ゲームする暇もあった。ゆっくり友人と話をする時間もあった。
圧倒的に時間が足りないと焦る思いをさほど体験することもなく、生き続けることが
できた。そんな奴らに、俺を説教する資格があるはずがない。

279 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 20:53:29.08 ID:2Uj0t1Fra.net
ブルジョアではないよw
どこがブルジョアなんだ

勉強したやつだけがえらいのか
じゃあ学者には何も言えないのか?
正気なのか?

280 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 20:54:29.71 ID:TAT6fZRp0.net
だから、でかいツラをしなければいいのだ。なんで俺に対して唾を吐きかけて、
俺の皮膚を突き破って俺に血を流させてるくせに、そこまででかいツラができるんだ?

281 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 20:57:46.19 ID:TAT6fZRp0.net
勉強する俺が死ぬよりも辛い目に会わされたことが、少なくも3回ほどある。
世の中全体が、俺を白い目で見てきた。俺を犯罪人とか人間の屑と罵倒してきた。
俺の勉強ぶりをせせら笑い、邪魔し続けた。それをやめろと俺は言っているだけだ。
俺には勉強する権利があったはずだ。その権利を周囲が寄ってたかって奪い続けたのだ。
俺を罵ってきたのだ。

282 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 20:57:47.33 ID:2Uj0t1Fra.net
時間がないなら勉強したらどうか

essの友達とは英語以外の話をしなかったのか
授業や就活や学生生活を

TVを見て何が悪いんだ
一切娯楽禁止なのか

283 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 20:58:44.65 ID:2Uj0t1Fra.net
だから具体的に唾ってなんだ?
唾を吐いてるのはおまえじゃないのか

284 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 21:11:30.42 ID:TAT6fZRp0.net
此処は、向学心に燃える人間のスレッドである。人類の 99.9% を占めるクズ類に
所属していることを恥だと認識し、何としてでもそのクズ性と卑小性を
脱出せんと欲する者だけがここに留まる権利を有する。小生自身もそのクズの
一員でしかないことは百も承知であるが、クズであることをしっかり認識し、
それを脱皮すべく日夜奮闘し続けている。その点で、そのクズ性に甘んじている
本物のクズどもとは一線を画す。

285 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 21:16:06.28 ID:TAT6fZRp0.net
俺は、本物の屑とは話をしない。自分がクズであることを恥じない奴とは、
話をしない。だから、二度と俺に話しかけるな。いくらでも俺を馬鹿にすればいい。
ただ、俺のいないところでやってくれ。二度と俺に直接に話しかけるな。

286 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/18(土) 21:20:45.89 ID:TAT6fZRp0.net
俺が、俺自身がクズであることを恥じなくなったら、俺の敗北だ。
俺は、自らの卑小さを必ずや超えてみせる。卑小さを超えた先の存在を
Friedrich Nietzsche は Übermensch (Superman) と呼んだ。
猿と超人との間の過渡的存在を人間と呼ぶ。

287 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/19(日) 06:41:29.59 ID:zu1WRYpg0.net
「普通の学生」は、ブタだ。俺を普通の学生と比べたらよく勉強しているというのは、
「俺が豚よりも勉強している」というのと同じことだ。そんなことを言われて
喜ぶはずなかろう?他の豚どもはそんなことを言われて喜ぶだろうが。

288 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/19(日) 06:59:39.94 ID:zu1WRYpg0.net
同時に、俺は人間を猿のようにしか思っていない。そして俺自身も人間でしかなく、
そのゆえに俺自身も猿だということを常に意識しており、それゆえにいつもイライラ
している。猿であること、あるいは豚であることに甘んじたらおしまいだ。
人間は、自分が猿並み、ブタ並みであることを認識し、すべからくそれを超克
せねばならない。その努力をやめたとき、人間は虱(しらみ)並みに転落する。

なお俺は、動物たちをさげすんでいるのでもないし、人間を動物よりも上等だと
言っているのではない。ただ人間は、動物たちとは違ったふうに出来上がっている。
自分が出来上がった通りに生きること、自分が持って生まれた能力を最大限に
引き出すこと、それが生き物の尊さにつながる。

シラミはシラミとして最大限に
能力を発揮しているからそれでよい。猿は猿としての能力を最大限に引き出して
生きているからよいのだ。しかし猿以上の能力を生まれ持っている人間が、
猿と同じ生き方しかしていないのがこの世の常だ。それを俺は豚と呼ぶ。
だから俺は本物の豚を軽蔑しているわけではない。

白痴という言葉も俺はよく使うが、精神障碍者を軽蔑しているわけではない。
知的障碍者や精神異常者は、自分の能力を最大限に発揮して生きている限りは、
それで尊い。しかしそれよりもいろんなことを行う能力を持ちながら、
精神障碍者並みのことしかやらない怠け者を、俺は白痴と呼んで軽蔑する。

289 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/19(日) 07:02:47.51 ID:zu1WRYpg0.net
さらに同時に、俺は人間などというものはこの宇宙には必要がないと思っている。
本当は、即座に人類は消滅した方がよいのだ。しかしなかなか絶滅しない。
しかし自殺することにはいろいろな問題がある。だから天寿を全うするのが
無難だ。そして天寿を全うする限りは、持って生まれた能力を最大限に生かして
生きる使命がある。その使命を果たさない奴を白痴の豚と呼ぶ。

290 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/19(日) 20:26:02.25 ID:zu1WRYpg0.net
日本の製造業の会社で 1 年ほどいて翻訳に専念し、ビジネスと工業とにまたがる
5分野くらいの文献をさんざん翻訳したあと、アラブの国の工事現場に転勤した。
戦争中だった。すでに言ったように、僕自身が逮捕されかかったこともあったし、
2キロほど先の市街地で大きな爆弾が落ちたこともあった。ということは、僕の
住まいに落とされた可能性もあるということだ。

僕の同僚がほんの20センチほどの差で爆弾の破片に突き刺さることなく死なずに
済んだが、僕が同じ目に会ってもおかしくはなかった。僕がその国を去って
帰国したあと10年くらい経ってから、日本人が何十人もその国で捕虜になった
こともあった。僕は、幸いなことに捕虜にもならず、投獄もされず、爆弾が
すれすれに飛んでくることもなく、無事に帰国できた。

そんなに危ない国に平気で行けたのも、僕自身が日本での生活に、いや人生そのものに
疲れ切っていて、気も狂わんばかりだったからだ。かろうじて語学の勉強の
道を猪突猛進することにより、気が狂わずに済んだ。僕の場合、語学が
病んだ心を癒す働きをしてくれたのだ。

291 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/19(日) 20:54:28.02 ID:zu1WRYpg0.net
アラブの工事現場では、2年6か月ほど滞在した。僕は、そのアラブの国内の5か所くらいの
工事現場を東西南北に縦断横断していた。電車はないので、すべて自動車かトラックで
移動していた。僕は通訳・翻訳・会計・労務管理、そしてお茶くみ、接客、
トイレ掃除、宿舎の掃除に至るまで、あらゆることをやらされた。

僕は事務屋ではあったが、常に茶色の作業服を着ていた。管理職も含めて、全員が
作業服を着ないといけないような危険な現場でもあった。一度だけ、足の裏に大きな
釘が刺さって、それを治すのに2週間ほどかかったこともあった。

そのときまでに洋書は 140 冊くらい読み終え、英文の新聞雑誌もずいぶん読み、
NHK の基礎英語・英会話・通信高校講座・Sesame Street などの英語番組
(そしてついでに英語以外の語学番組も)片っ端から6年くらいは視聴したあとで
あり、ESS にて英語をしゃべりまくり、書きまくってはいたが、聴くことは
誰よりも苦手だった。

そもそも僕は、日常の話に興味がない人間なのだが、英語で飯を食おうとすれば
話せないなどと言っていては、軽薄な日本では英語ができない人間という烙印を
押される。だから仕方なく必死で話す訓練もしたのだが、なかなか聞く方には
それほど時間を割く気になれなかった。そのころの英語リスニング教材としては、
確か English Journal とかいう月刊雑誌だけがあり、それにはテープが
付属していたのだが、そういう教材にはまるで興味がなかった。ESS の他の部員は
みなそれを一生懸命に聞き続けていたので、僕よりもはるかにリスニング能力が
高かった。僕は読み書きと話すことは非常に得意だったが、リスニング能力だけが
かなり低かった。(とはいえ、NHK の英会話や Sesame Street くらいは完全に聴き取れた。)

Sesame Street が聴き取れるくらいでは、アラブの工事現場での通訳では
歯が立たなかった。僕と同じ通訳(および雑用係)をしていた日本人たちはたくさん
いたが、他の人はみんな2年から20年という英米留学体験を持っていたので、
僕よりもはるかにはるかにリスニングができた。僕はそんな中で、小さくなっていた。
ただ、翻訳のときだけは僕は誰よりも速く正確に根気強く、膨大な資料を
和訳・英訳することができた。

292 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/19(日) 20:54:47.87 ID:zu1WRYpg0.net
そうそう。僕が聴き取りが苦手な理由は、
日常の会話に興味がないだけではなくて、そもそも人間が怖かったのだ。
だから日本人を相手にしていても、よくその日本語が聴き取れないことが多くて、
周りの人が怪訝な顔をすることがよくあった。僕はついつい、他人の言うことを
意識から排除することによって、人間の存在を忘れようと懸命だったらしい。

そんな僕は、通訳などに向くはずがない。(そんな僕でも、一応は大学4年の
ときにオランダ人10人、アメリカ人10人、日本人の役所の公務員10人を
相手に通訳を4日間、合計で 40 時間くらい一応はこなしていたが、それは
なんせ学生のときでありまだまだ元気だったし、まだ少しは人間を信頼していた
ときだった。しかしアラブの国にいるときは、僕は20代後半であり、もう人間には
とことん疲れ切っていたのだ。

そんな僕は、通訳をするのが嫌でたまらなかった。
英語の翻訳をするときだけは何とか楽しいと思えた。さらに、中国語とアラビア語の
勉強に専念し、それを仕事の中で生かすことにより、僕は英語通訳としては失格だが
翻訳と中国語・アラビア語の知識で役に立つことによって何とか面目を果たそうと
していたのだ。

293 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/19(日) 21:05:51.97 ID:zu1WRYpg0.net
宿舎では、狭いプレハブの部屋に 2人または3人の雑居生活をしていた。ベッドは
鉄製のちゃちなもので、寝返りを打つたびにギシギシと嫌な音が鳴った。
日本人の中で大卒者は 50人に1人くらいであり、僕はその 50 人に一人しかいない
大卒者だった。他の人たちはみんな職人なので、手先は器用だが言葉を操ったり
本を読んだりするのが大の苦手だった。だから母国語で友人に手紙を書く時でさえ、
国語辞典は欠かせない人たちばかりだった。勉強熱心だから辞典を引くのではなく、
辞典を引かないと最低限の漢字が書けないのだ。

仕事が終わると、僕以外のほとんど全員は日本から送られてきた映画やテレビ番組の
ビデオの視聴と、酒盛りと、麻雀に明け暮れていた。すぐ近くには、中国の
貧困な農村から派遣されてきた労働者たち 50 人が住んでいた。その中国人たちも
僕の同僚だった。50人ほどの日本人のために、一つだけアラブ製の、頑丈では
あるけれども色気もへったくれもない事務机があった。それを使う人は一人もいない。
そもそも机に向かうことなど死ぬまでまったくないような人ばかりだ。

そのたった一つの机を僕は占領していた。懐中電灯に似た電気スタンドを
アラブの国の市場で買ってきて、それを机の上に置き、毎日毎日、寸暇を惜しんで
フランス語・アラビア語・中国語を勉強した。アラブの国にいるときには、英語には
つくづく疲れ切っており、英語をそれ以上勉強してももう伸びないような気がするという
スランプの時期にあったので、他の言語に逃げたのだ。

294 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/19(日) 21:16:36.18 ID:zu1WRYpg0.net
それら3か国語だけでなく、日本から持ってきた比較言語学の分厚い本を読んだりして、
様々な言語の特徴をつかもうとしていた。たとえばアイヌ語・満州語・トルコ語・
広東語・タイ語・ビルマ語・ベトナム語・ロシア語、北欧の諸言語、そして、
ええっと、実にいろんな言語についての解説を読んでいった。傍らで、日本語
で書かれた明治から昭和初期にかけての文豪たちが書いた小説類もいくらか読んだ。

ともかく、フランス語・中国語・アラビア語には熱中した。三つの言語のカセット
テープを小型のラジカセで聞きまくった。宿舎にいるときで起きているあいだで、
しかも本を読む気力のないときは常にそれを聞いていた。少しでも気力があるときは、
それぞれの言語の辞書を引いて単語を覚えまくり、それぞれの言語の語学テキスト
で文法も読み書きもきちんと勉強していった。

中国語とアラビア語に関しては、
初級文法だけは完璧にマスターしたらしい。そのおかげで簡単な手紙を読み書き
できたし、昼間に工事現場にて出会う50人の中国人や50人のアラブ人たちと
それぞれの言語でしゃべりまくり、彼らには僕が中国語やアラビア語で書いた
メモ書きを手渡して用事を言いつけたりもした。

アラビア語で書かれた公文書
が常に発行され、それをアラビア語・英語の通訳が一応は英語に訳してはくれる
のだが、それが見事にひどい英語だったので、山勘を働かせないと意味がわからない。
だからどうしても意味がわからないときには口頭で「どういう意味か?」と
尋ねるが、彼らが口頭で説明してくれる英語も、一応は流暢ではあるがめちゃくちゃな
英語なので、結局はわからない。

だから僕は、必死でアラビア語辞典2種類を
引きまくって、「どうもこれこれこういう意味ではなかろうか」と推測した
内容を上司に報告したこともあった。2年6か月の滞在の終わりかけるころには、
簡単な通訳は、日本語・中国語・アラビア語のあいだで僕ができるようになっていた。

295 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/19(日) 21:25:44.33 ID:zu1WRYpg0.net
アラビア語をかなり勉強したとはいえ、たったの3年ほどであり、そのあとは
まったく勉強をやめてしまい、どんどん忘れてはいった。しかしずっと後になって
少しは役立つことがあった。それはたまにアラブ人に出会うことがあり、
忘れかけたアラビア語を思い出して少し彼らに話しかけると、ものすごく
喜んでくれたことがあった。

さらに、アラビア語は(イエスキリストがしゃべっていたと言われる)アラム語
や、そしてヘブライ語と共に、セム語族に属する。だからこれら3つの言語は
互いに似ている。アラビア語の勉強をやめてから何十年も経ったあとに、
ヘブライ語をちょっとだけかじりたいという気になったり、あるいはヘブライ語
の単語や表現がどこかで出てくるときがある。すると、ヘブライ語が実に
僕のうっすら覚えているアラビア語にそっくりなので、ヘブライ語に深い
親しみを感じることができる。

さらには、イエスが話したと言われているアラム語で書かれた文章をローマ字に
よって読むことがあったが、そのアラム語がまたアラビア語そっくりなので、
「ほう、イエスがしゃべっていたとされるアラム語は、こんなにまでアラビア語
にそっくりなのか」と驚嘆したこともある。

というわけで、アラビア語のように僕にとってはきわめて馴染みにくい、そして
日本ではほとんど見聞きすることのない言語でさえ、何十年も前に取り組んで
忘れかけたその断片的な知識が、今頃になって少しだけ役立つときがあって面白い。

296 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/19(日) 21:45:19.37 ID:zu1WRYpg0.net
中国語については、アラブの国に行く前にすでに少なくとも1年くらいはけっこう
真面目に勉強したことがあって、少しは知識があった。アラブの国で、少なくとも
50人くらいの中国人労働者と常に一緒にいたので、せっかくだから彼らの言語を
覚えたいと思って本気で勉強した。毎日毎日、宿舎で勉強しては、翌日にそれを
実地で試した。面白いくらいに通じた。読み書きも当然のことながら覚えまくった。

ただし、通じたとはいっても、僕の言っていることが彼らにすべて通じたという
だけのことだ。僕の発音はかなり正確だったから、標準語で話す限りは僕の
言うことが通じるのだ。ただし、彼らは中国の貧困な村の強い訛りでしゃべるので、
僕にはまったくわからなかった。だからよく彼らに文字で書いてもらうこともあったが、
彼らはあまり教育を受けていないので、あまり文字が書けない。だから僕と
彼ら田舎の人との間に、中国標準語が話せる人を立てたことがよくあった。
つまり僕がしゃべる言葉は彼らに直接に通じるが、彼ら田舎の人がしゃべる言葉を
間の人が聴き取ってそれを僕に対して中国標準語に訳してくれたのだ。

さらには、中国人とアラブ人とのあいだの簡単な通訳もやっていたことがあった。
長いアラブでの勤務期間のあいだには、そんなことが必要な場面もあったのだ。
中国人が僕に中国語でしゃべる。僕がその中国語をアラビア語に訳す。それを
アラブ人が聴き取って、今度はアラブ人がアラビア語で返答し、それを僕が
聴き取って、今度は中国人に僕が中国語で訳して聞かせるのだ。そのときには、
僕が懸命に何年もいろんな語学に半ば命を賭けてきた成果が見事に結実した
と感じて、自分を褒めてあげたくなった。

297 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/20(月) 10:23:59.08 ID:gNQd843T0.net
一つの現場には、通常は僕みたいな通訳・翻訳もできる事務屋が1人しかいないが、
他の現場を回ると、同じ会社の現場ごとに一人ずつの通訳・翻訳者に出会うことに
なる。僕は一度も英語圏の土を踏んだことがないどころか、そのころまでには
海外旅行さえほとんどしたことがなかったが、他の通訳者・翻訳者たちは、すでに
言ったように2年から20年の英語圏での海外滞在(そしてその大部分は学生生活)
を経験していた。それにもかかわらず、その通訳者たちはほとんど、他の職人たち
と共に毎日毎日マージャンと酒と娯楽テレビの視聴だけに明け暮れていた。

そんな中で、僕は意地でもマージャンを覚えなかった。小学生の時に親から
やり方を教わったことはあった。小学生のときは好奇心が旺盛で、何でもかんでも
覚えたくなるものだが、僕もその一環としてマージャンを覚えた。しかしそれは
ほんの1か月ほどだけで、あとは忘れ去った。そのあと、大学でも職場でも、
周囲の者は高学歴者も含めてすべてが、麻雀に明け暮れていた。

そもそもその時代には、遊びといえば囲碁・将棋・麻雀くらいしかなかったのだ。その傍らで
競馬やプロ野球観戦が流行っていた。「巨人の星」は、僕が小学生のときに
大ヒットし、それを見ていない人は皆無だった。

298 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/20(月) 10:34:37.84 ID:gNQd843T0.net
マージャンを覚えてしまったら、それで俺の人生は終わりだ、と僕は周囲の人々を
見ていつも思っていた。だから意地でも覚えなかった。机にかじりついた。
机にかじりついてフランス語の勉強に明け暮れる僕の机のわきに来て、
工事の現場長が僕に言ったことがあった。「お前がそんなに勉強していたら、
俺らがアホみたいに見えるやないか」だからお前もみんなと一緒にマージャンや
酒に明け暮れろ、というわけだ。

しかし意地でも僕は、周囲には溶け込まなかった。ただ、20代後半のときだから、
酒だけはよく飲んだ。ただ、他のみんながたとえば酒盛りを3時間ほど続けていたら、
僕は最初の30分だけ付き合ってさっさと飲み、そのあと立ち上がって机に向かった。

そんな中で懸命に中国語も勉強していた矢先、僕ら日本人たちのすぐ近く
(1分ほど歩いたところ)の中国人宿舎(これもプレハブ)で雑居している
中国人通訳が僕の熱心さを買って、僕に中国語を個人教授してやると言ってくれた。
すでにそのころには僕は独学と毎日の中国人労働者たちとの会話だけで
すでにペラペラの部類に属してはいたが、それは日本の中国語教室でいえば
中級から上級の下くらいでしかないので、もちろんこれからまだまだ上達の
余地があった。

その日から、仕事が終わって食事も終わったあとに、ひっそり閑とした
場所で、その中国人通訳は僕に毎晩毎晩、中国語の文法や日常表現を、
僕の持っている中国語教習テキストに従って、日本語で解説しながら
いろいろと教えてくれた。たぶん一回に2時間、全部で10回ほどで終わった
と思う。

本当はもっと続けたくても、そのうち僕は他の現場に転属されたので、
この個人教授の恩恵は、それだけで終わった。しかしたった20時間ほどの
この無料の個人教授は、何物にも代えがたい天からの贈り物だった。
なんせ相手は、日本で言えば東大法学部を卒業して高級官僚になったくらいの
レベルの人だった。そんな人が僕に無料で20時間も一対一で個人教授してくれたのだ。

299 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/20(月) 11:11:28.53 ID:gNQd843T0.net
中国でのトップクラスの知識人である彼が僕に20時間も個人教授してくれたのは、
彼がそれだけ親切であったからであるが、同時に僕があまりにも熱意に満ちていた
からでもあろう。実際、最初の7時間ほど教えてくれたあとに、彼は日々の仕事や
人間関係に疲れてしまって、僕に対する個人教授を休みたくなってしまうときが
あったが、僕が飽くことなく彼に食らいつき、石にかじりついてでも中国語を
身に付けたいという熱意を感じ取り、「あなたの熱意には負けます。じゃあ、
今日もやりましょうか」と言ってくれて、疲れた体と心を引きずって個人教授の
ための秘密の部屋にやってきてくれたものだった。

これと同様に、僕が今まで3年近くも、土日祝日に、一日3時間30分ずつ、
そして年末年始やゴールデンウィークには6日間ほどぶっ続けで3年近くも
経済英語を友人に教えてきたけど、それはひとえに彼の熱意にほだされて
いるからであって、熱意が少しでも不足していたら、すぐに僕は相手を
罵ってやめてしまっただろう。現に、せっかくお金をもらったうえで
家庭教師をしているのに、生徒を罵倒して家庭教師を1日でやめて
しまったこともある。

300 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/20(月) 11:19:06.96 ID:gNQd843T0.net
さらには、インターネット上のブログみたいなサイトで、僕はルーマニア語を
真面目に学ぶ東北の60歳近い人にルーマニア語を毎日2時間くらいずつ、
4年ほども教え続けたことがある。もちろん無料だ。「教える」などという言葉は
おこがましくて使いたくないが、勘弁してほしい。さらに、専門家などから言わせれば
僕みたいなルーマニア語の素人が誰かに教えるなどもってのほかだろうが、
相手は僕の実力の低さを知った上で、他には適任者がいないせいもあって、
ぜひとも僕からルーマニア語を教わりたいと謙虚に言ってくれていた。

そのときの4年間も、あくまで彼の熱意にほだされたのだ。毎日毎日僕に食らいついて
くる熱意は、すさまじかった。あんなにまで素晴らしい向学心を60歳近くになっても
持ち続ける人と一緒にインターネット上で4年ものあいだ毎日のように勉強できた
ことは、僕にとっての素晴らしい思い出の一つだ。

このように、僕にとっては、良い思い出はすべて学ぶことに関連している。
食べたり愛したりセックスしたり遊んだりすることについては、一つもよい
思い出がない。

301 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/20(月) 11:41:34.17 ID:gNQd843T0.net
僕が食事の楽しみをできる限り避けようとするのも、いろいろと理由はあろうが、
一つの大きな原因は、僕を打ちのめすような最大の悲しみと苦しみが、決まって
食事の時間帯に起こったからだ。僕は幼い時から、食べることを楽しまないことに
してしまっていた。僕ほど速く簡便に食事を済ませてしまう人間も少ない。

愛したりセックスしたりすることを忌避する理由は、愛すればセックスしたくなり、
セックスすれば子供ができるのが普通なのだが、この世に僕のような思いを抱く
人間をたとえ10人に1人、あるいは100人に1人でも作り出したら、それは
犯罪だと思うからだ。

僕だって男なので、女性を愛する。女性を愛したらセックスしたくなる。セックスして
その愛する女性に僕の子供を宿してほしいに決まっている。僕が生きる上での
道連れである女性と子供がほしいに決まっている。そんな誘惑に負けることなく、
何とか子供をこの世に作り出すことなく今まで生きられて本当によかった。
これぞ僕が人類に対して行った最大の貢献の一つだ。

302 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/20(月) 13:16:43.86 ID:gNQd843T0.net
中国語については、アラブの国で中国人労働者たちと話をし始めるずっと前、大学
時代のときからすでにテレビ・ラジオなどの NHK の中国語の語学番組や、中国語の
学習テキストをかじることによって、初歩の初歩は勉強済みだった。英語や
フランス語の勉強に疲れたとき、中国語・ロシア語・スペイン語・ドイツ語の
NHK 語学番組はよく視聴していたし、テキストもぼんやりと眺めて、覚えられるものは
なるべく覚えていた。

当時は、テレビ・ラジオには韓国語・アラビア語・イタリア語の語学番組は
なかった。その代わり、英語・フランス語・ドイツ語・ロシア語・スペイン語
という限られた言語の語学番組がしっかりしていた。つまり、テレビの場合、
一回が30分もあり、それが週2回で、一年がかりで初級文法や読み方をしっかりと
マスターするという構成だった。ラジオも一緒に聞くと、かなり高いレベルまで
独学で習得できるようになっていた。

中国語もそのようにラジオやテレビで見たり語学テキストをちらほらと
大学時代からずっと読んでいたので、20代後半になってアラブの国で中国人と
初めて中国語を話すことになっても、まったく怖くはなかった。すでに
初歩の初歩である会話はできていたし、発音はすでに十分に通じるレベルに
達していたし、当然のことながら中国北方方言(標準語)の簡体字つまり
簡略化された中国文字はたくさん覚えたあとだった。

303 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/25(土) 22:05:28.93 ID:IlxnAg2y0.net
test

304 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/26(日) 10:40:19.99 ID:sL4Y1/ms0.net
NHK のテレビ通信高校講座の「英語」も、僕がそれをよく視聴していた中学3年から
高校3年までの4年間ほど(つまり今から40年以上も前)は、とても充実していた。
ただし今の NHK のその番組を見たことがないので、あれから変化したのかどうかは
知らない。ともかく、文法用語をほとんど使わずに ABC から高度なことまですべて
教えていた。

僕は学校での授業は適当に聞き流していて、教師の使う下らない
文法用語は適当に無視していたし、塾にも英会話学校にも通わなかったし
通う金もなかったが、NHK のテレビとラジオの基礎英語・続基礎英語・英会話・
通信高校講座・Sesame Street、そして英語ニュースなどを片っ端から何年も
聴いているだけで、かなり高度なこともすべて学んでしまっていたという
気がする。

305 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/26(日) 11:21:09.99 ID:sL4Y1/ms0.net
Sesame Street を初めてテレビで見たのは、たぶん僕が中学3年のときだったと思う。
あのころ、おそらく Sesame Street の放映が始まって間もなかったと思う。さらに、
ビデオ録画機も普及してはいなかったので、ともかく一回1時間、週に2回だけ
(あるいは1回だけだったか?)放映されるこの番組を、石にかじりつくかのごとくに
視聴していた。

テレビは家に1台しかなかったので、その時間だけは僕がテレビを
占領していた。僕以外の家族は誰一人としてそんな番組を見ようとする者はいなかったので、
みんな文句を言っていたが、このときだけは僕は自分勝手にふるまった。
ふだんはわがままをまったく言わない僕だったし、一応は勉強のための番組だったので、
家族たちは文句を言いながらも、僕が語学番組を見るときだけは僕にチャンネル権を
譲ってくれていたようだ。第一、たいていの語学番組は早朝の6時からだったり、
あるいは夕方4時とか5時だったりで、通常の人がテレビを見たがる時間帯ではなかった。

テープレコーダーもまともなものがない時代だったので、夜の NHK の英会話番組
が始まると、家族全員が食事を始めても、頑固に僕だけは一人で英会話の勉強を
していた。テープレコーダーもビデオ録画機もなかった(あるいはまともなものが
なかった)時代だから不便ではあったが、その代わり、その場限りだというわけで
真剣勝負だったので、それが幸いしていたかもしれない。現代なら、いつでも
聴ける、何度でも巻き戻して聴けるという安心感があるので、逆にそれが災いして
何もしない人が多い。

中学3年のときに Sesame Street を週に2度ずつ(あるいはもしかしたら1度ずつ
だったかもしれないが)見始めたけど、ほとんど聴き取れなかった。その番組を
合計で10時間だったか、あるいは30時間だったか、あるいはもしかして100時間ほど
聴いたあとだったかもしれないが、初めて僕に聴き取れた台詞が、Thanks a lot.
だった。NHK の基礎英語や通信高校講座で一応は聴きなれていたはずだが、それでも
英語学習用にゆっくりと発音してくれるものとは大違いだった。Sesame Street は、
幼児向けとはいえ、一応はネイティブスピーカーのための番組だからだ。

306 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/26(日) 11:29:26.06 ID:sL4Y1/ms0.net
Thanks a lot が聞き取れるようになると、聞き取れる台詞が少しずつ増えていった。
最初は「アー」にしか聞こえなかった all が、はっきりと聞き取れ、さらには
その語尾の L の発音も聞き取れるようになっていった。doesn't it? という
tag question も、「ダズネ」と発音する人が多いが、それも聞き取れるように
なっていくと面白かった。

ぬいぐるみたちがいろんな訛った発音で英語をしゃべるが、
たとえば Dracula みたいなぬいぐるみがしゃべるスペイン語なまりの英語や、
Cookie Monster がしゃべる Me want cookie! とかいう pidgin English
めいた英語も面白かった。そのようにいろいろと聞き取れるようになったのは、
高校3年から大学1年、2年ころの話だった。

たかが Sesame Street ではあるが、
今から20年以上も前は、これしかテレビで放映してくれるネイティブ向けの英語番組
がなかったのだ。二か国語放送もなかった。映画はほとんどすべてが日本語吹き替え
でしか放映されていなかった。僕は映画そのものに興味があったわけではなかったので、
吹き替えの映画はほとんど見なかったし、英語が聴き取れない時代に日本語の字幕で
映画を楽しもうという気もまったくなかった。

307 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/26(日) 11:41:16.41 ID:sL4Y1/ms0.net
大学1年のときだったろうか?(今から40年以上も前のことだ。)映画館で Charlie
Brown の漫画映画がロードショウ放映されたことがあった。当時の料金でも、学生
料金でも確か 1,500 円もしたが、それを払って映画館に7(七)時間も留まった。
その当時は、総入れ替え制ではなく、1,500円を払えば朝から晩までずっと映画館の
中に留まっていてもよかったのだ。

さらには、この Charlie Brown の映画に限って、確か English Journal か
何かの雑誌の特集で、その80分ほどの漫画映画のシナリオの全編が印刷されて
出版されていた。僕はそれを確か 1,000円くらいで買って(当時としては高かった)、
そのシナリオを幕間の長い休憩時間(25分くらい)にずっと読み続け、映画が
始まったら全身を耳にして (I'm all ears.) 映画を聞き込んだ。

とはいえ、僕が7時間も映画館にいて4回も同じ映画を見たにも関わらず、僕はほとんど
英語の台詞が聞き取れなかった。ただ一つ、Linus とかいう男の赤ん坊が
いつも blanket を抱きかかえているのだけど、その blanket のことを
This blanket is my all! (この blanket は僕の生きがいなんだ) とか
なんとか言っているのだけが聴き取れておしまいだった。

この all を聞き取るだけでも、当時の僕としては大変だったのだ。というのも、
「アー」にしか聞こえないし、学校にはネイティブの先生なんて一人もいないし、
日本人の英語教師の発音は悪いし、仮にまともな発音をする先生でも「all は
"アー" に聞こえることがある」なんてことを教えてくれるはずもない。NHK の
番組をいろいろと聞きまくっていた僕でさえ、このことがしっかりとはまだ
わかっていなかったので、Sesame Street をそのころまでにおそらくは1年くらい
聴き込んだあとでさえ、聴き取り一発勝負の道場である映画館にて本場の英語を
初めて聞いた時には、やはり大変だったのだ。

308 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/26(日) 11:46:19.42 ID:sL4Y1/ms0.net
>>307 にて Charlie Brown の映画を見たのが大学1年のときだったろうと書いたが、
どうやら高校1年だったろうという気もする。大学1年なら、もう少し聞き取れていた
だろうという気がするのだ。そういえば、すでに言ったように、大学1年(つまり
19歳)のときには、Sound of Music を映画館で5回も見て、原作小説(英語版)
300 ページほどを1度読み、映画に収録されているすべての歌を録音した
soundtrack のレコード(そのころは CD ではなく、LP 盤のレコードだった)
を少なくとも100回くらいは聴き込んで暗記しまくった。

映画館で5回も見たときは、
1度目だけは日本語字幕を見たが、あとの4回は英語だけで聞いたが、真剣にその
映画に惚れ込んでいたせいもあろうけど、あの当時の僕の低い英語力でも
だいたい聴き取れていたような気がする。

309 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/26(日) 12:17:11.04 ID:sL4Y1/ms0.net
現代に比べて僕の少年・青年時代は英語の勉強がしにくかったとしきりに話をしているが、
そうだからと言って、決して不幸なことだとは限らない。むしろ幸いなことも多かった
と思う。何度も言うように、たとえば英語を聞く機会が少ないからこそ、たまに聞こえて
くる英語は必至で聞き込んで覚え込もうとする。

電子辞書はなくてすべて重くて
読みづらい活字で印刷されていて、さらには解説の仕方や訳語がすべて前近代的で
訳が分からなかった時代の方が、かえって、一つ一つの単語の本当の意味を、
辞書や文法書に頼らないで自分で洋書を読んだり映画を見たりして、生の英語を
膨大に見聞きし、その膨大なデータを頭に詰め込んだ後に自分なりの新しい訳語を
作り上げたり、新しい(その当時にはかなりレベルの高い学者にしかわかっていなか
ったような)文法事項を自分で発見していくという、深い学ぶ喜びがあったのでは
ないかと思う。

辞書を引くにしても、今みたいに一瞬にして引いたり、クリック一つで
文法事項や世界中の図書や新聞雑誌の記事が検索できてしまうのとは違って、
苦労して足を運んで、文字通りの汗をかきながら、手を文字通りに汚しながら
ページをめくって、やっとの思いで自分なりの解答を見つけ出す喜びは、何ものにも
代えがたいものだったと思う。

だからこそ、僕らよりもさらに50年も100年も前の
人たちは、のちの時代には考えられないような巨人とか鬼とでもいうべき
英語の神様みたいな人がたくさんいたのだ。

310 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/26(日) 12:23:55.62 ID:sL4Y1/ms0.net
僕がいまだに紙の辞書や紙の洋書にこだわるのにも、そういう背景がある。つまり、
紙をめくっている時間は決して無駄にはなっていない。指で「なかなか例の単語が
見つからない。例の文法事項が、例の小説の例の一節がなかなか見つからない」と
言いながらページをめくっているとき、頭の中で知らず知らずに自分なりの暫定的な
解答をいくつか考えているのだ。そして該当事項の載っているページに巡り合ったとき、
自分が考えていた暫定的な解答が当たっているかどうかを確認するのだ。ページを
めくったり、あちこちの資料を当たるためにかかる時間が長ければ長いほど、
その途中で考えるともなく考えてしまう内容が深まっていくのだ。だから、
紙の辞書や洋書や文法書やその他の資料のページをめくったり、重い本を積み重ねて、
これにも載っていない、あれにも載っていない、はて、あのことはどこに書いてあったかな、
と考えるのは、決して無駄ではないのだ。

311 :777 :2016/06/26(日) 15:10:34.58 ID:jedkNDud0.net
>>310
取り敢えず著作権の切れている小説でまだ
英訳されてないものを英訳したらどうだ?
例えば芥川の短編で英訳されてないのが
あるんじゃないか?
今昔物語でもいい。

312 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/26(日) 20:56:20.17 ID:HRjJ+TK60.net
短納期が要求される産業分野ではペーパー辞書は仕事としては使えない。PC上で使うから効率も上がるし、ミスも少ない。
勉強で使う分にはどちらでも構わない。

313 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/27(月) 02:23:39.25 ID:MiW/P71ha.net
同感
新語が載っていない

314 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/27(月) 06:41:43.63 ID:c5bakYO+0.net
>>312-313
そんなことは、当たり前だろう?俺だって、産業翻訳ではデジタル系の辞書を使うに
決まっている。俺が紙の辞書にこだわるのは、そういう下らないことを調べるためではなく、
文学や学問分野のことについて、特に古くからの英語の歴史的な側面について
調べるときの話だ。何度も言うように、俺は実務翻訳は飯を食うためにやってるだけで、
好きでやってるわけじゃないから、どうでもいいんだ。

315 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/27(月) 07:00:13.45 ID:c5bakYO+0.net
文学作品、特にたとえば Shakespeare や19世紀あたりの文学作品を読むときには、
紙の辞書の方が僕にとってはよいのだ。そもそも僕は、新語なんてものは実務のために
覚えたり調べるだけのことで、本当はまるで興味がない。

そんなものはたかだか
この数十年という、長い歴史のごくごく小さな切れっぱしの話であって、確かに
若いときにはそれに走って覚えまくったし、1980年代から2000年のころまでは
OED Online なんてなかったから、OED Supplements という OED (ODE ではない)
の補足項目集が3か月に一度くらい刊行されていたので、それを3か月ごとに
僕は丸善で買っていって、主に新語を覚えて喜んでいた。

CD-ROM や電子辞書だって、僕は1986年あたりから2000年あたりまでの15年ほどは、
思いっきり買いまくっていた。電子辞書だって合計で10台くらいあれこれと買って
使いまくっていた。「リーダーズ」とか「広辞苑」などの電子辞書版だって
元祖版を買って使いまくっていた。僕はそういう時代を経たうえで、あえて
2000年あたりから電子系の辞書を、金を稼ぐときには使い続けるけど、自己啓発
のためには使わなくなった。

ただし、OED (ODE ではない) だけは例外であり、
あれは OED Third Edition が少しずつオンラインで2000年あたりから発表され
つつあるが、これは書籍版では出版しないそうだ。それもそのはずで、Second
Edition が20巻(1,000 pages x 20 巻) だったがその2倍にはなると思われる
分量のものをもう書籍で公表することには無駄が多すぎると編集者たちは判断して
いるらしい。OED Online には、いつも感動している。OED を実務翻訳で直接
的に役立てたことが1度だけあるけど、実務翻訳で使うにはあまりにも内容が
濃すぎてもったいない。OED は、底力をつけるための辞書だ。新語とかビジネス・
技術系の専門用語レベルの表層的知識だけを追っかけるなどという軽薄な
用途に使うのはもったいなすぎる。

316 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/27(月) 10:30:01.99 ID:c5bakYO+0.net
俺にとって、実用性なんてものはどうでもよかった。17歳のときに、俺の目の前に
末広がりのごとく広がる学問と芸術を命を賭けて死ぬまで追求せねばならないという
遠大なる使命を感じた。そのような使命を果たすには、70年(当時の俺は寿命が
70年だと感じていた)という人生は、あまりに短すぎた。それでもやらねばならない。
のんびりしている暇はなかった。

実用的な分野を追求して糊口を稼ぐだけでも、実はたいていの人にとって大変だ。
俺のように平凡な能力しか持たない者にとっては、とくにそうだ。それなのに、
通常は一円の金にもならないどころか、金がかかるばかりの学問(特に人文科学)や
芸術の世界を同時に希求し続けると、途方もなく疲れる。

そもそも、実利的な分野に必要な技能や感覚と、人文科学や芸術に必要なそれとは、
まるで正反対だと言ってもいい。互いに邪魔しあう。だからこそ、実利的なことに
長けている人は、純文学や芸術や宗教や哲学を馬鹿にする傾向が強い。仮にそういうもの
をたしなんでいるように見える人でも、単なる娯楽か「教養」程度にしか考えない。
その逆に、人文科学や芸術の本質的な喜びと深い意義を意識している人は、
実利的なことに実に疎く、それどころかあまり金を稼げない人も多い。

この二つの相反するかのように見える世界は、相容れないと言っていい。
それなのに、あまり恵まれた環境にいない人がそのような二つの世界を同時に
追っかけないといけないということは、地獄の道を歩くがごとく苦しい。
そんな地獄の道を、17歳のときからずっと俺は歩まざるを得なかった。
はっきり言って、この世界なぞ俺にとってどうでもいい。さっさと滅びればいい。
そんな俺にとって、実利的な知識や技能なんて、糞くらえだ。しかし同時に、
途中で死ぬわけにはいかないので、嫌でもその世界をそれなりに大事にしないと
いけない。そうしないと飯が食えないのだ。しかしもともと俺の存在の根底から
突き上げてくるがごとき激しい人文科学や芸術への想いのゆえに、飯を食うための
活動とは正反対の方向へと俺を駆り立てる。

317 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/27(月) 10:45:36.08 ID:c5bakYO+0.net
例えば、英語力一つをとってみてもそうだ。俺にとっては、純文学や哲学書を英語で
しっかりと読めるようになることが大事だった。そのために英語を勉強したいと
志した。しかしそのような能力は、(経済的あるいは才能面で恵まれた人でない
限りは)飯を食うための足しにはあまりならない。

飯を食うためには、周囲の連中と
共に、(仕事の話を含めて)下らないことを英語で話し、下らないことを英語で
書く能力が必要なのだ。そうでないと英語ができるとは見なされない。だから俺は、
英語を話したり書いたりできるようになるために必死で頑張った。通訳や翻訳で
金がもらえるようになった。しかし心の奥底では、そんなものはどうでもよかった。
英語で下らねえことをピーチク・パーチクとしゃべったところで、それが
なんだと言うのだ?ビジネスマンや技術屋の書く下らない実利的な文章を英語に
訳せるからと言って、それがなんだと言うのだ?通訳することにも、翻訳することにも、
俺は本質的な喜びはまるで感じなかった。

そんなことよりも、俺にとってはたとえば大昔から現代まで、そして世界のあちこちの
方言も含めて、いろんな地域やいろんな階層の人たちがしゃべったり書いたりしてきた
ことを比較し、読み解き、その本質を探究することの方がはるかにはるかに大切だった。
しかし、そのようなことができるような能力を身に付けるには、たとえば4年生の大学を出て、
そのあと大学院の修士課程から博士課程までいき、おまけに留学もし、そのあと
また一人になったあとも10年、20年と勉学に励む必要があった。とてもじゃないけど、
普通は無理なのだ。かなり裕福な人か、あるいは非凡な才能のゆえに国家または
知り合いから手厚い援助を受け続けられる人にしか無理なのだ。

318 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/27(月) 10:57:23.47 ID:c5bakYO+0.net
>>317
たまたまここは英語板なので英語の話だけに焦点を置いたが、そもそもこういう
問題を追求しようとしたら、たかが英語だけで留まるわけにはいかないのは
自明のことだ。

第一、英語そのものをきちんと理解できるようになりたければ、英語の勉強だけで
話が終わるはずもない。誰でもわかる通り、英語力をそれなりに高める(つまり英検1級を
取ったあとに少なくとも20年くらい英語を使って仕事をし続け、その傍らで
洋書を読み続け、映画を英語だけで視聴し続ける)ためには、英語だけでなく
その周辺のドイツ語・フランス語・ラテン語は当然のことながらいくらか勉強せねば
ならず、それらを勉強していると当然のことながらギリシャ語・イタリア語・スペイン語・
ポルトガル語・ルーマニア語なども視野に入ってきて、ついでにロシア語なども
かじっていかないといけなくなる。

さらには、英語そのものだけに焦点を置いたとしても、それには1,000年以上も前から
の古英語から中英語(つまり Chaucer あたりの英語)から 400 年前の
Shakespeare、そして18,19世紀の英語から20世紀初頭から現代に至るまで、
さらには黒人英語(Ebonics)やスコットランド語 (Scots) やアイルランド英語、
オーストラリア・ニュージーランドの英語からアメリカ南部・中西部・北東部、
さらには New York の中のたとえば Brooklyn 特有の訛りや言い回し、それから
ユダヤ系の人たちがしゃべる Yiddish の混じった英語、そしてイギリス本土の
イングランド北部から中部(Midlands)、ビートルズの本拠地である Liverpool
あたりの方言からロンドンの Cockeney、そして Dorset からイングランド南西部の
たとえば Cornwall あたりの独特の方言に至るまで、すべてを視野に入れないと
いけなくなる。

そんなことをすべてやっていかないといけないので、そういう作業と同時に、
傍らで下らない実利面を追求せねばならないのが苦痛で堪らないのだ。
よくもこんな二重生活を30年も40年も続けてこられたものだと、われながら感心する。

319 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/28(火) 01:17:11.79 ID:OgVCAokRa.net
更新ありがとうございます。
自分も自伝化してほしいと思いながら読んでます。
以下、質問させてください。

1.もしあなたが英語の教材や素材が溢れているこの時代に
社会人として働きながら英語の勉強をしているとしたら
どのように学習を進めますか?

2.B1レベルからC1を目指す学習者に適した紙の辞書、電子辞書についておすすめはありますか?

320 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/28(火) 06:48:31.29 ID:tiDnPCji0.net
>>319
B1 とか C1 とかいう用語の意味がさっぱりわかりません。さらに、もしも本気で
勉強法についてアドバイスがほしいのなら、せめてあなたが今どのくらいの
英語力を持っているか、日本語の本はどういうものを何冊ほど、どれくらいに
真剣に読んできたか、そして今までに英語をどんな本を読みどのように勉強してきた
のかをすべて、少なくとも原稿用紙 400 字で20枚くらい書いてください。
そうでないと、アドバイスできるはずがありません。

さらには、仮にあなたがすべてそのように話してくれたとしても、それでもやはり
僕はあなたのレベルを正確には知ることができません。したがって、永遠に
僕はあなたに的確なアドバイスなどできません。

アドバイスができないのなら、せめて「今の時代に僕がこれこれこういうレベルに
いたら、どのように勉強するか?」という質問に答えられそうなもんだと
おっしゃるかもしれませんが、残念ながらそれも想像できません。僕は、
何十年も昔に、僕のような平凡な頭と平均以下の家庭環境に育ち、お金のない
状況の中でもがいて生きてきたのです。そんな僕に、他人に対してアドバイスや
有用な話などできません。

そもそも、僕だけでなく、どんな人にも他人にアドバイスしたり有益な情報を
提供することなど、不可能なのです。そんなことができるふりをしている人は、
すべて詐欺師です。自分のメソッドにより「不思議なほど英語が楽に覚えられる」
と宣伝して、自分の本や教材を売りつけたいだけです。

321 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/28(火) 06:51:44.94 ID:tiDnPCji0.net
さらには、今ごろ英語の辞書や教材についてお薦めがあるかなどというあまりにも
初心者的な質問は、どうぞ他の人に尋ねてください。いくらでも喜んで教えてくれる
人が腐るほどいるでしょう?なぜ僕に尋ねるのですか?僕は何度も言っているように、
少なくとも英検1級をパスしてから10年くらい修行を重ねた人で、しかも英語の
ドラマや映画を少なくとも1,000本くらい日本語の媒介なしで見てきた人で、
しかも洋書を最低でも 300 pages x 100 冊は読んできたような人しか相手にしません。

322 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/28(火) 06:56:15.06 ID:tiDnPCji0.net
だいたいからして、自分は何もせずに、自分の今の状況をろくに説明もせずに
いきなり質問だけして、なんでも答えてもらえると期待するような甘ったれた
根性だから、いまだに超初心者のままでいるのです。誰かに何かを教えてもらわないと
わからない、あるいは尻をひっぱたいてもらわないとやる気になれないような人は、
最高の教師につきっきりで教えてもらっても、結局は身につかない。ろくな
人間になれない。

最高に恵まれた環境にいながら甘ったれてるからいまだに
惰眠ばかりむさぼって諸国民を睥睨しているブルジョアの白地豚みたいな
アホの典型が、この2ちゃんねるにも、少なくとも1人はいるでしょう。
あの、例の奴です。

323 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/28(火) 07:15:18.92 ID:tiDnPCji0.net
だいたいからして、英語なんてものは鬼畜米英の白痴言語に過ぎないのだから、
やりたくなければやらなくていい。やりたい人だけがやればいい。やらないと
飯が食えない人だけがやればいい。趣味なんかで英語をやるなんていう余裕の
ある人とは、俺は関わる時間がない。英語ができないと飯が食えないけど、
それでも英語をやる気になれないのなら、別の仕事を探すしかない。
そもそも、英語なんてできなくても日本でできる仕事はいくらでもある。

もし仮に、それでもやっぱり英語で飯が食えるようになりたいと思うのなら、
さっさとやればいい。その代わり、命を賭けてやることだ。英語のためになら
死んでもいいと覚悟することだ。覚悟ができないのなら、俺に話しかけるな。

324 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/28(火) 07:22:08.81 ID:tiDnPCji0.net
すでに何度か言ったように、俺は外国語の知識を追求する過程で、殺されるよりも
辛い目に少なくとも2回は出会った。(具体的に何が起こったのかについては、
たくさんの人の個人情報に触れることになるので、言えない。)もしかしたら俺は、
外国語を追求するあまり、生まれたときから今までずっと生き地獄に喘いできたと
言ってもいいかもしれない。それくらいに苦しかった。

ということは、外国語(そして言語一般)を追求する
にあたっては、俺の場合は死ぬ覚悟が必要だったということだ。死んでも追求せねば
ならないという絶望的な使命感というか、魂の奥底から突き上げてくる(俺を
存在の根底から駆り立ててくる)永遠のかなたにまで俺を突き飛ばすのではないかと
思えるほどの強烈な力によって引きずられながら勉強してきたのだ。そんな俺に対して、
「これこれするには、どうすればいいですか?」などとお気楽に尋ねてくるのは、
俺に対する侮辱以外の何物でもない。

325 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/28(火) 07:37:06.66 ID:tiDnPCji0.net
すでに言ったことと重複するかもしれないが、今から30年前、つまり30歳の時に
なってやっと、世の中に CD やビデオの機械がかなり普及し、2か国語放送が
完備され、いつでも気軽に生の英語が聴けるようになった。

それよりも数年前から段階的にいろんなものが揃いつつあったが、俺はそれまでの
数年間は海外に出稼ぎに行ったりビジネス・技術関係の英語(およびその他の
西洋語)やビジネス・技術関係の知識を広く浅く身に付けることで大忙しだったので、
映画などを見る暇も気分的な余裕もなかった。

30歳になったころ、すでに英語の洋書は 300 pages x 140 冊くらいは読んだ
あとだったし、フランス語の洋書は 50 冊を読んだ後だった。もちろん新聞雑誌も
読んだが、それは「何冊」とは数えにくいものなので、ここでは省く。さらに、
最初の50ページとか100ページだけを読んで挫折した本については、読んだ本の
数には入れていない。

25歳のときに会社に通いながら400時間ほどラテン語に夢中になっておいたことは、
あとでものすごく役立った。ビジネス・技術関係の用語がいくら出てきても、
ラテン語(および少しばかりのギリシャ語)の知識を使えば楽に覚えられた。
さらには、フランス語を18歳くらいからやり始めてはいたが、それはときどき
つまみ食いする程度であったが、20代後半に4年ほど真剣に取り組んだため、
フランス語検定1級には30歳のときに合格した。

仏文科を卒業してもパスしないのに何でお前がそんなものにパスしたのかと言われるが、俺は
ラテン語もやったし、英語は22歳で1級を取ったあとだし、さらには英語で
洋書を140冊、そしてフランス語で50冊も読んだあとであり、さらには
製造業の会社で4年のあいだビジネス・技術英語にどっぷりと浸かっていたの
だから、そのあとにフランス語検定1級などパスして当たり前だ。ちなみに、
フランス語検定1級のレベルは、少なくともその当時は、その当時の英検1級の
レベルと似たようなもんだと感じた。

326 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/28(火) 07:46:53.16 ID:tiDnPCji0.net
そういう状況下において、30歳のときにビジネス・技術関係の英語翻訳者フリーランサー
として独立した。最初の1年はフランス語をまだかなり覚えていたので、フランス語の
翻訳も手掛けてはいた。しかしそもそもフランス語に絡んで死ぬよりも辛い思いを
したあとだったし、もともとフランス語に本気で惚れ込んでいたわけではなくて、
英語が25歳くらいのころから伸び悩んでいたのでフランス語に取り組めば英語力の
増進に役立つかもしれんと思ってやり始めただけであった。

さらには若いときには Jean-Paul Sartre や Albert Camus の実存哲学に
惹きつけられていたので、できればそれらをフランス語で読めるようになりたいと
いう思いもあって、フランス語を勉強したのであった。

というわけで、やはりフランス語にはあまり愛着を感じられなかったし、そもそも
英語だけでいくらでも仕事があるのにわざわざフランス語の翻訳をする必要もなく、
結局は英語一本になっていった。そうするうち、かなりフランス語を忘れてしまったが、
本質的な部分はいつまで経っても覚えているし、第一フランス語は英語とかなり
似た部分があるので、忘れたくても完全に忘れることはない。

(その一方、中国語やアラビア語は、英語などの西洋語をあとでいくら勉強しても、この
2つの言語はそれらとは完全に違った言語なので、ほとんど完璧に忘れていった。
しかしこの2つの言語に関しては、文字通りまったく愛着はないので、忘れても
まったく平気だ。それならかつて中国人やアラブ人の肉体労働者たちと共に
しゃべりまくって覚えたそれらの言語の知識がすべて無駄になったかというと、
まったくそうは思わない。英語やそのほかの西洋諸言語、そして日本語とも
まったく違うこれら中国語とアラビア語にしばらくとことん付き合うことにより、
他の諸言語を客観的に眺められるようになった。これは、実際にそのような経験を
したあとにしかわからない、深い有益な体験だった。)

327 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/28(火) 07:57:34.81 ID:tiDnPCji0.net
というわけで、30歳にして和英の実務翻訳フリーランサーとして独立したが、
在宅で一人で仕事をするので孤独に強い人間でないとできないし、実際、人間が
とことん嫌いな僕でさえ気が狂いそうなくらいに寂しいときもよくあるが、
その代わり自分で自分の時間をすべて管理できるので、仕事は適当にこなすことさえ
できれば、時間をできる限り余らせて、その時間をフルに自己研さんに充てることが
できる。

独立した30歳ころから45歳くらいまでの15年間は、実にいろんなことをして
自己研さんした。

(1) テレビ・ラジオの放送大学の講義を視聴しまくり、テキストを買いまくって
読み散らした。放送大学の正規学生にはならず、あくまで講義を視聴してテキストを
読んだだけだった。

とはいえ、おそらくは 15年くらいにわたって、全部で 200 科目
くらいの分野の講義を視聴し、テキストも同じく200冊くらい並べて読み散らしていた。
分野は、語学・人文科学・社会科学・自然科学のすべてにわたっていた。興味が
あろうがなかろうが、わかろうがわかるまいが、ともかく片っ端から視聴し、片っ端から
読み散らした。

そのようにしてしっかりと身についたものもあれば、結局は身につかなかったものも
あった。そして 45 歳くらいのときに、実は社会科学も自然科学もまるで
僕には向いておらず、そんなものはどうでもいいものだと感じるに至った。

どうしてもこの世の現実に興味が持てないのだ。社会や人間なんてどうでもいいし、工学も
医学もどうでもよかった。人類も宇宙もどうでもいいのだ。そもそも生きていることに
あまり興味がない。そんな僕にとって、生きているあいだに何とかぎりぎり興味が
持てる内容と言えば、そんな宇宙や社会に投げ込まれた人間がその周囲の人間や
社会や宇宙に違和感を感じ、どのように苦しみ、どのように感じながら生きていくか
という哲学的あるいは文学的なことだけだった。

328 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/28(火) 08:01:56.99 ID:tiDnPCji0.net
(2) 30歳から45歳までのあいだに行った自己研さんの第二弾としては、英語による
ドラマや映画を片っ端から視聴しまくることだった。ニュース・ドキュメンタリー・
バラエティ番組・sitcom・ドラマなどというあらゆる英米のテレビ番組と、
映画とを片っ端から見ていった。もちろん、30歳のときから今までほとんど日本語
による字幕も日本語吹き替えも参照しなかった。後になって英語字幕(closed caption)を
表示する機能がテレビや DVD に付加されたが、それも使わなかった。あくまで
英語音声だけを聴き取ろうとした。英語音声だけを聞いていてはあらすじさえわからない
ような作品は、最初から見ないようにした。

329 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/28(火) 09:39:16.28 ID:tiDnPCji0.net
(3) 30才から45歳までの 15年間に行った自己研さんの第3弾として、洋書を読みまくった。
30歳までに読んだ英語 120冊、フランス語 50冊の洋書に加えて、30歳からの
15年間には、370冊くらいの英語による洋書を読んだ。ということは、45歳までに
読んだ洋書の合計数が 560 冊くらいになる。このあと俺は、読んだ洋書の数を
数えるのをやめた。同時に、娯楽小説・大衆小説・童話・ビジネス書の洋書を
読むのをやめて、(特に19世紀あたりの)純文学や言語学関係の学術書や
Shakespeare などをゆっくりでいいから(辞書を引きながらでもいいから)
読むようになった。

それはともかく、30歳から45歳までのあいだは、下らなくてもいいから、興味が
あろうがなかろうが、ともかく大衆小説・娯楽小説・ビジネス書の洋書を
読みまくった。なんでそんなものを読んだかというと、最初から Shakespeare
や 19 世紀の文学小説や詩や言語学の学術書を読みこなす力がないと感じていた
からだ。まずはやさしいものを、できればななめ読みできるんじゃないかと思える
くらいにまで読み散らすほどの英語力を身に付けないといけないと思っていた。

そのような基礎訓練を長期間にわたってやったおかげで、玉拾いや素振りを十分に
やり込んだスポーツマンのような充実感を感じた。そのあと45歳以降になって、
やっと自分が本当に読みたいものが読めるのだと思っていた。

330 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/28(火) 09:57:16.11 ID:tiDnPCji0.net
俺はもともと文法用語が大嫌いで、関係副詞だとか、付帯状況の with だとか、
形容詞の後置だとか、主格補語などという言葉を連発する高校教師の話は
なるべく聞かなかった。とはいえ、耳の端っこで一応はざあっと聞いていて、
少しでも俺が知らないことをしゃべっているな、と思ったら、その部分だけは
真面目に聞いた。とはいえ、高校教師が高校3年間のあいだに授業でしゃべっていたことで、
おれが NHK の英語番組や、英語関係の日本語書籍や洋書や英英辞典によって
自力で学ぶことができなかったことはないに等しかった。言い換えれば、俺が
高校のときに教壇に立っていた教師たちの英語力は、そんなにまで低かったということ
でもある。

すでにあちこちで何度も言ったことだが、俺はもともと「英和」辞典をあまり
使ったことがなかった。辞書と言えば、いきなり英英辞典から始まったような
気がする。高校1年の中ごろになって、俺は初めて英英辞典を買った。そのときには
さすがに小さな英英辞典で、500ページくらいのポケット版のものだったが、
それを自宅でも授業中でも、休み時間にでも読み続けた。

高校2年の初めになって、俺は少し大きな英英辞典を買った。書籍名は忘れたが、
Oxford Advanced Learner's Dictionary の40年前くらいのヴァージョンに
似たものだったと思う。たぶん 1,000 ページくらいの、現代の「ジーニアス」
または「ウィズダム」の机上版くらいの大きさと重さがあった。

その英英辞典を、俺は高校3年までの2年間、みっちりと使い続けた。英和辞典も
持ってはいたが、ほとんど引かなかった。教科書は、配布されたその日に
(つまり学年の最初の4月1日あたりに)一日で一冊をすべて読んでしまっていた。
あるいは2日くらいかかったろうか?いや、3日かな?ともかく数日ですべてを
読んだ。

331 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/28(火) 09:58:29.97 ID:tiDnPCji0.net
教科書のページ数は200ページくらいだったろうか?その中には、
Saroyan や O. Henry の短編や、詩も混じっていた。現代の高校の教科書よりも
35年も前のあの当時ははるかに英文そのものが難しかったようだし、文学小説や
評論が主だったようだが、文学好きの僕にとっては好都合だった。

最初の3日ほどで教科書をすべて読んでしまっていたときには、辞書は引かなかった。
そして授業が始まって、1ページ1ページをゆっくりと授業で読み進める段階になると、
僕は教師の話は耳の端っこで聞くだけで、授業中は常に、教科書に出てくる単語を
片っ端から英英辞典で調べまくり、そこに書いてある定義文や例文をすべて
読んでいった。さらには、辞書に書いてあることを片っ端から教科書の余白に
書き込んでいった。このように書き込んでも、後で読み返すことがないのが普通だ
ったが、俺としては単に、英英辞典に書いてある良質の英文をボールペンで
紙に筆写することによって頭に少しでも叩き込むことが目的だったので、それで
よかった。

332 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/28(火) 10:15:52.95 ID:tiDnPCji0.net
このように、高校2年から3年までの2年間は、授業中はほとんど英英辞典ばかり
読んでいた。だから(すでにこれもまた別のところで書いたことと重複するが)、
俺が起立してテキストの一節を口頭で和訳せねばならないときには、しどろもどろ
で訳していた。なんせ英和辞典を引かずに英英辞典だけを引いていたのだから、
簡単な単語でもその日本語訳がすぐには口から出てこないのだ。かなり考えないと
ダメだった。あるとき、furnace という単語を和訳せねばならないときに、
「ええっと、部屋の中にある大きな穴の中に木とか石炭をくべて燃やして、
みんなで温まるための場所です」としか言えなくて、どうしても「炉」という
日本語が念頭に浮かばなかったこともあった。その他の動詞や形容詞もすべて
そんな調子だった。

文法用語が嫌いだとはいえ、文法そのものを軽視していたわけではない。第一、
文法を完全に無視していては話せないし読めないし、書くことも聞き取ることも
できるはずがない。だから俺は、文法は大事にしていた。ただし文法用語を
なるべく使わないで文法の考え方を身に付けていた。

333 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/28(火) 10:28:06.38 ID:tiDnPCji0.net
洋書を思いっきり読み、英語による映画などを思いっきり視聴したあと、52歳くらいに
なってから、俺は生まれて初めて(学校で読まされるテキスト以外の)文法書を
通読した。それは、安藤貞雄の「現代英文法講義」だった。これは 800 ページくらい
ある本格的な本だ。

しかし俺は生成文法についてはほとんど知らないので、
生成文法の用語を駆使した解説部分を読んでもよくわからないので、その部分は
流し読みしただけだ。さらには、英文の例文を読みさえすればたいていの意味は
わかるので、その和訳は読まなかった。和訳部分を読まなかったら、とたんに
読むべき部分の量はガクンと減る。だから、800ページとは言え、実際には
500 ページくらいの本だと言ってもいいような気がする。それを俺は、
堤防沿いを散歩しながら毎日のように読んでいった。

基本的に俺は文法そのものにはさほど興味はないので、特に読みたいわけではなかったが、
この安藤貞雄の本だけは一応は通読しておかないといけないような気がしたのだ。
さらには、この本に書いてあるような文法事項は多読している人間にとっては
すでに分かり切ったことばかりだから読まなくてよい、という人もいる。それは
確かにそうだ。俺だって、この文法書を読んで初めて知ったことなんてほとんど
ないような気がする。ほとんどは俺がかつてあちこちの洋書や新聞雑誌を
読むことによって出会ったことばかりだ。

334 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/28(火) 10:29:13.27 ID:tiDnPCji0.net
しかしである。他人に英文の意味や文法事項や構文を解説しているときに、
どうしてもどこかの権威ある文法書や解説書や辞書から解説を引用した
方がよいときがある。そんなときに、いくら俺が「かつて読んだ洋書の中に
これと同じ構文があった」と主張してもダメだ。やはり相手は、どこかの
辞書や文法書などにはっきりと書いていないと納得しない。

そんなときに、このような文法書があると、索引をうまく使いさえすれば、わりに簡単に
該当事項が見つかり、「その部分を読め」と相手に言いさえすれば話が終わる。
そういう文法事項や構文を、かつて読んだ洋書の中から引用しようとしたら、
それはそれは大変な作業となる。だから俺は、文法書は辞書と同じく、例文集
だと思って活用してもいいと思っている。Quirk et al. や Cambridge CGEL
などという2,000ページくらいの大きな文法書も俺は持っているが、これもまた、
例文集だと思って活用している。

335 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/28(火) 10:40:06.91 ID:tiDnPCji0.net
「背丈の2倍分の洋書を読む」とかいうタイトルの記事がインターネット上にある。
新米の新聞記者が上司からの指示により、洋書や新聞雑誌などの英文を(断片の英文
でもいいから)、ぜんぶ積み重ねるとその厚みが背丈の2倍になるまで読むことにした
そうだ。そして見事にそれを達成したそうだ。

そもそも紙の分厚さはいろいろなので一概には言えない。しかしまあ、俺の書棚に
ある通常の平均的なペーパーバックで換算すると、「背丈の2倍」はだいたい、
「300 pages x 170 冊」くらいだということがわかった。俺は高校2年から
大学4年までの6年間に、ペーパーバックで「300 pages x 120 冊」くらい読んだ
のだが、それは端から端まで読んだ洋書だけを数えたのであって、上記のような
「断片だけを読んだ新聞雑誌の記事も含める」のであれば、それに 50 冊ほど
加えてもいいはずなので、俺は大学4年の終わり(つまり22歳)までに背丈の
2倍を読んだことになる。

それを達成したころには、当然のことながら傍らでは英会話番組や Sesame Street
や The Sound of Music という映画などで最低限のリスニング能力は鍛えていたし、
一日におそらく30分から1時間(多い時には12時間)ほど独り言で、あるいは
他人に対してしゃべりまくっていたし、同時に書きまくっていた。だから22歳のときに
英検1級をパスしても当然であった。

(ただしその当時の英検1級と現代のそれとは、
性質がいろいろと違うだろうとは思う。当時は今よりも高度な読み書きの能力が
要求されていたが、聴く能力を鍛えるための手段が乏しかったので、当時のリスニング
テストのレベルは低かったらしい。現代のリスニング能力のテストはかなりレベルが
高い。しかし現代では、日本語ができなくてもパスできるのだと聞いている。)

336 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/28(火) 10:50:16.92 ID:tiDnPCji0.net
読む・聴く・話す・書く能力のうちいずれを伸ばすにあたっても、通常の日本人の
場合は、ただひたすら読むことから始めればよいと確信している。単に確信している
だけでなく、すでに述べたように俺はそれを実行し、それなりに結果を出してきた。

読み書きならさんざんやってきたから、これからは話したり書いたりしないといけない
などと寝ぼけたことを言う人たちがいまだにたくさんいる。日本人の95%以上の人たち
は、断じて「読み書き」を十分にやってきたとは言えない。読むこと一つを取ってみても、
いったいそれでは「背丈2倍」を達成した人がどれほどいるのか?背丈2倍と言われて
驚いていてはいけない。そんなものは最低限度のハードルであり、それ以下だったら
お話にならない。そもそも背丈2倍を読んできていない人は、読めもせず書けもせず、
しゃべることも書くこともできていないはずだと俺は断言できる。

「いや、俺はまだ洋書を 300 pages x 10 冊程度しか読んできてないけど、
ちゃんと聞けるししゃべれる」などと豪語する人もいるが、そんなもの、
大して聞けてもいないし話せてもいない。Oh, my God! とか That's a bummer!
とか It's fucking great! などという下らない白痴英語だけは小器用に
口ずさめるが、少しでも知的な会話はまるでできない。

そもそも、書けと言われても、
たとえば 2 チャンネルのこの掲示板上で3行までくらいしか書けない。10行、20行
あるいは100行くらい書かないとその人の実力なんてわかるはずがないが、
その人たちは絶対に書こうとしない。その人たちは、その気になりさえすれば
書くと言っているが、そもそも頭の中が空っぽなので、日本語でさえ何も
書くことがないのだ。そんな連中が、いくらアウトプットが大事だなどと
言ったところで、まるで説得力はない。ミーちゃんハーちゃんやドッキュンや、
テレビの娯楽番組やライトノベルやデジタルゲームにうつつを抜かす連中に、
アウトプットなどありえない。

337 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/28(火) 11:03:39.04 ID:tiDnPCji0.net
俺はそもそも、説教じみた話は大嫌いなので、そんな話はとにかく避けてきた。
それなのに周囲のいろんな人が、やたらに「どのように勉強してきたのか」とか
「ライティングの力を伸ばすには?」とか「しゃべる力をつけたいのだがどうすれば?」
とか尋ねてくる。そのたびに俺は、怒髪天を衝く。

そんなもん、まずは「背丈2倍」の英文を読みさえすれば、そのあと何をすればいいか
自分でわかるようになるってもんだ。なんでそんな簡単なこと、そんなにまで
わかりきったことを俺に言わせるのか?そう怒鳴りたくなるのだ。

「文法書としてはどれを読んだらいいんですか」だと?ふざけるな。まずは背丈2倍だろうが。
文法書だとかライティングの教科書だとか、翻訳の技法だとかいうことは、
背丈2倍を達成したあと、ずっとずっとあとになってから考えればいいことだ。
逆に言えば、背丈2倍という最低限のハードルさえ越えていない奴が何をやっても
無駄だ。説教をするのは大嫌いだが、そう叫ばざるを得ない。そして、俺や
その他の人(特に 777 という人)がいくらそのように叫んでも無駄なのだ。
わからない人には、永遠にわからない。言い訳する人は、死ぬまで言い訳を続ける。

338 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/28(火) 11:05:39.33 ID:tiDnPCji0.net
さらには、777 がいつも言っているように、背丈2倍の英文を読む前に、最低限の
文法(つまり中学・高校の6年間の文法)は 90% くらいは身に付けておくべきことも、
これもまた当たり前のことだ。その程度の文法も身に付けず、最低限度の単語も
覚えきれていないときに、多読などできるはずもない。

339 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/28(火) 11:24:57.19 ID:tiDnPCji0.net
というわけで、俺に「どんな本を読めばいいか」などと安易にアドバイスを求めよう
とする甘ったれた人が現れたので、ついつい下らない説教じみた話をしてしまった。
こんなくだらない話をしなければならないことに、どうしようもなく苛立つ。

というわけで、>>327-329 で書いたように、俺は 30 才から 45 才までの 15 年の
あいだに、放送大学でいろんな分野の勉強をして実務翻訳に役立てようとする一方で、
洋書を 370 冊ほど読み、英語の映画やドラマなどを、2時間の映画に換算すると
おそらく 2,000 本くらいかと思われるようなものを、日本語の媒介なしで
視聴した。

45歳から51歳くらいまでの6年ほど、何をどう間違ったのか、ルーマニア語に
専念した。これには深い事情があり、それについても他人の個人情報などと
絡むので詳しくは言えない。さらには、この間に俺はやはり再び、死ぬよりも
辛い目に会った。殺された方がましだった。しかしそんなにまで嫌な目に会った
からこそ、余計にルーマニア語に熟達することによって見返してやろうとも
思った。

ルーマニア語は、ロマンス諸語(Romance languages)の中で最もラテン語に
似ている言語だと言われている。もともとラテン語に凝ったことがあったし、
さらにはフランス語にも専念した過去があったし、さらにはスペイン語・イタリア語
をもいくらか勉強したことがあったので、ルーマニア語もいつかはついでに勉強
して、その周辺の西洋諸言語についての俺の知識を強化したいと思ってはいたが、
なかなかこういう新しい言語(しかも日本では馴染みにくい言語)に取り掛かる気には
なれないものだ。

事情があって、これに取り組み始めた。6年のあいだ毎日毎日、命を賭けて
ぶつかっていった。命を賭けて取り組まないではいられないくらいに、俺は
崖っぷちを歩かされ、そこから突き落とされそうな思いを何度も経験していた
のだった。楽しいからとか趣味のためとか教養のためにやったのではない。
ルーマニア語をやらなければ、しかもそれにかなりのレベルにまで熟達するところまで
いかなければ、俺は死ぬしかなかったのだ。

340 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/28(火) 11:29:38.14 ID:tiDnPCji0.net
命を削りながら取り組んだおかげで、(たとえルーマニア人たちとの
付き合いがあったとはいえ)日本で勉強しただけなのに、しかもどこかの教師に
習ったわけでも何でもないのに、仕事をこなしながら傍らで一日に2時間から3時間くらい
ずつ6年間にわたり勉強することにより、ついにはルーマニア語での実務翻訳で
45万円ほどを稼ぐに至った。そのあとも続ける気にはなれなかった。

そもそもルーマニア語も、俺にとってはどうでもよかったのだ。ラテン語とフランス語に
似ていたから、一度は勉強しないといけないとは思っていたし、ラテン語・フランス語・
ルーマニア語をかなり勉強したあと、さらにさらに俺の英語力が強化されたと
感じていたので、もうルーマニア語はここで忘れても構わないと思った。
第一、俺にとってはたいして魅力のない言語なのだ。

341 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/28(火) 21:02:24.63 ID:gxAXRChNa.net
大仰に言ってるけど不倫じゃねーか
ルーマニア人だけじゃなくてフランス人も口説いてフられたのか
行動力のある屑だな

342 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/29(水) 06:17:28.74 ID:Tes1/AZW0.net
あほか。離婚したあとなのに、不倫などありえない。
かすの癖にでかいツラするな。
相手も独身だった。

343 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/29(水) 06:27:11.63 ID:Tes1/AZW0.net
>>341
そういうまるで根拠のない言いがかりをつけ、そこまで罵っておいて、
逃げるつもりだろうが?いつか特定して、ぶっ殺してやる。

344 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/29(水) 08:43:45.29 ID:18Jh5wmBa.net
そんなんだから元嫁にも外人にも逃げられるんだよ
残り少ない余生なんだからせめて人間力上げることに少しは熱意を注げと

345 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/29(水) 09:19:20.01 ID:Tes1/AZW0.net
事実とまるで正反対のことを並べ立てて俺を必死で攻撃しても、俺にとっては
まるで痛くも痒くもない。ただ、せっかくの気高いこのスレの雰囲気を
壊し、俺に対等に物を言おうとする貴様のような豚の図々しさに
腹が立つだけだ。まあ、どうせこの世はその程度のものでしかないことは、
俺は10歳のときから知り尽くしてはいるので、びっくりもしないのだが。
それはともかく、俺に対して激しい劣等感をぬぐいきれないからといって、
妄想ばかりたくましくしていても始まらねえぞ。

というわけで、豚どもには今後は返事をしないので、よろしく。
少しは自分でも何か書けよ。頭も心も空っぽだから俺に対して
そんなにまで嫉妬を燃やすんだろうが。

346 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/29(水) 09:29:59.45 ID:Tes1/AZW0.net
それにしてもお前は、自分では何も考えず何も感じることなく、何も書きもしないで、
そうかと思うと真剣に仕事をするわけでもなく、勉強に励むわけでもない。
2ちゃんねるで下らぬ野次を飛ばすだけで、いつもいつも他人に粘着し、
相手に心底から惚れ込んでいながらも嫌味を言わないではいられず、
結局は何もしないままで一生を終わるんだな。2ちゃんねる上の文学板にも
そういう奴がいるし、現実世界にもたくさんそういう奴がいる。というよりも、
世の中の 90% はそういう奴らなんだ。

だからこそこの世を生きる価値なしというのだ。
そいつら豚どもにとっては、周りには自分よりも気高くすぐれた奴らがたくさんいるから、
学ぶことも多いだろう。しかし俺のような者から見れば、貴様ら豚どもから
学べることは何もない。損ばかりだ。貴様らがこの世のレベルを落としてばかりいるから、
この世が汚辱に満ち満ちるのだ。

しかしそんなことを言っている俺の人生も、
あと少しの辛抱で終わる。貴様らクズどもの、吐き気のするようなだらしない
生き方と白痴的な野次を見聞きする必要がなくなる時も、もうすぐ来る。
この世も宇宙も、もともと存在する必要のなかったものであり、人類はその
最たるものだ。

347 :319 :2016/06/29(水) 22:20:03.83 ID:C1dqFmzjaNIKU.net
>>320
>>319です。
一般的でない用語を使ってしまいすみません。
B1 とか C1 とかいうのは、CEFR(Common European Framework of Reference for Languages)の区分のことで、
CEFRは欧米から導入された英語力指標だそうで、NHKや検定機関がこの頃使っているようです。
いわば自分はまだ中の下レベルです。
スレ主旨を読み込んでおらず、重ねてお詫びします。

また、自分の英語力についての情報を書かずアドバイスを求めてしまったことについて、
学習歴を書くとあなたの言うとおり、説明するには大量のレスを消費せねばならないため差し控えてしまいました。
的確なアドバイスでなく、持論を展開してほしかったので、回答は正しく求めていたものでした。
ありがとうございます。
以上です。これから暑くなります。お身体をお大事にしてください。

348 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/30(木) 07:05:15.56 ID:0lAl6lLD0.net
>>347
あなたのようにきちんとした方なのに、激烈な口調で憤懣のようなものをぶつけて
しまって、すみませんでした。なんせ、ネットでほんの数行だけで何か質問されると、
相手がどういう人間なのか顔も口調もわからないため、通常はものすごくいい加減な
人間のように感じられてしまうのです。申し訳ないことです。

<以下、僕の独り言ですので、返事をしてくださらなくて結構です。>

ただ、仮に面と向かってこのような数行の質問をされたとしても、僕はやはり
ろくに答えられないと思います。そもそも僕は、小さいときからろくなことを
他人から教われなかったので、一人ですべてを勉強しないといけませんでした。

だから他人からものを教わることに慣れていないし、したがって誰かから
教わろうと思っている人の気持ちもわからないのです。僕は、ただひたすら
独学している人の気持ち(その苦しみ)しかわかりません。長年にわたり
独学してきた人に対してはいろいろと教えてあげたくなります。

基本的には、やはり僕は人に教えるのは嫌いなんだろうと思います。
そもそも人が人に教えるのは不可能だし、心もどうせ通わないのだと
感じています。ネット上で文法や構文などについていろいろと
質問に答えてはいますが、本当は「自分で調べやがれ」としか
思っていません。誰が僕に何かを教えてくれたことがあるか?
まったくない。すべて一人でやるしかなかった。金もなかった。
周囲に外国人もいなかった。両親は二人とも中学さえろくに
通えなかったから、アルファベットもろくに知らない。
そんな俺に何を尋ねるんだ、と絶叫し激昂してしまいそうになるのです。

349 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/30(木) 07:05:25.94 ID:0lAl6lLD0.net
大昔には、それでも生活のために英語を教えるという仕事をせざるを得ません
でしたが、そのあとはできる限り誰にも何も教えないだけでなく、
人としゃべることさえありませんでした。ただ、常に学びたいという欲求は
ものすごく激しいので、ついついいろんな質問に回答してしまいます。

ただ、「学習法」とか「お薦めの書籍」に関してだけは、答えませんでした。
たまに名指しで「学習法」を尋ねられると、今回のように激昂してしまっていました。
僕の学習法を語り始めると、少なくとも原稿用紙で 300 枚くらい書かないといけ
ないのに、そんなことをこの2ちゃんねるで今から、しかも仕事で忙しいときの
息抜きのこの時間を縫って書き続けろと言うのか、と怒りたくなってしまいます。

350 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/30(木) 07:13:21.77 ID:0lAl6lLD0.net
僕の学習法や学習してきたプロセスについては、すでに言ったように、少なくとも
原稿用紙で 300 枚くらい書かないといけないくらいのものだ。しかし、もしも
一言で言えと言われたら、すでに言ったように、次のようなことだ。

英語に命を賭けられるのか?
英語のために死んでもいいと思ってるか?それなら誰にも何も教わらなくても、
すでにやり方はわかっているはずだ。誰かに何かを尋ねないといけないときは、
どうせやる気がないのだ。それなら、やめてしまえ。

僕がアホなことを言っていると思う人は、僕とは共通点のない人だから、どうぞ
僕にはかかわらないでほしい。別に僕は、僕と心が通わない人と無理をして
コミュニケーションしているふりをするつもりはない。最初から心が通じ合わない
のだから、永遠に赤の他人でよいのだ。そしてもしも寂しくて死にそうになったら、
発狂するか自殺するかすれば済むことだ。

351 :名無しさん@英語勉強中 :2016/06/30(木) 20:18:46.16 ID:0lAl6lLD0.net
俺は、本当に死にたい。いまさら死ねないが、俺が胎内にいるときに堕胎してほしかった。
あるいは、最初から避妊してほしかった。第一、親は親になる資格がないことを
百も承知だったはずだ。親は俺が胎内にいるときは失業中だったし、他にも
いろいろ問題があったんだから。誰が畳2畳だけの部屋で親子三人で暮らしたいかよ。
なんで俺がおぎゃーおぎゃーと泣いてたら、毎日、怒鳴り散らされ夜中に
母親から外に連れ出されないといけないんだよ?それで今度は、今もあちこちで
野次を飛ばされ、まるで俺が犯罪人でもあるかのように小突き回され続ける。

352 :名無しさん@英語勉強中 :2016/07/01(金) 07:41:26.67 ID:CrrwGSZB0.net
30年前も今も同じだが、英語ができるつもりの人たちが腐るほどいて、その人たちが
英語を聞いて「うん、だいたいわかる。映画も半分くらいはわかる」などと言う。
しかし書き取りをやらせようとしても、絶対にやろうとしない場合が多い。もし
やらせると、実はほとんど聴き取れていないことがわかる。実は、ときどき
わかる単語が出てきた程度で「うん、だいたいわかる」と感じてしまうらしい。

中学から高校にかけて英語の成績はクラスでトップだったという程度の人も、
これまた腐るほどいるので、そういう人たちがわんさかと実務翻訳に参入
しようとしてくる。企業の翻訳トライアル(つまり実務翻訳者として
の入社試験のようなもの)での合格率は 100 人のうち1人か2人だというふうに、
30年前も今も、翻訳会社の人たちが言っているようだ。

その合格率の低さを耳にしてびっくりする人もいるが、そんなの当り前じゃないか。
だって、少なくとも 95% の人たちはいい加減な人たちなんだから。中学高校で
英語力がトップだったなんて、文字通り腐るほどいる。じゃあ、どれくらい
得意なのかと思って英検1級は取れたかというと、何度受けても通らない。
いや、最初から諦めている。

(ただし、いつも僕が言うように、法律や
商業や医学や工学という実用分野を大学で専攻して少なくとも4年ほどは
真剣に朝から晩まで勉強し、そのあとその分野の知識を生かして5年以上に
わたって実務経験を経た人は、英語力が不足していても実務翻訳くらいは
できる。それくらいに実務翻訳の世界は甘い。)

実務翻訳の講座を受け続けたのにいつまで経っても独立できない人に
「それでは、何冊くらい洋書を読んできたか」と尋ねると、ほとんど
読んでいない人が多い。専門分野の論文だけでもいいし、あるいは
小説でもいいけど、ともかく英文をたくさん読んできた人は、
そのうち独立していく。

353 :名無しさん@英語勉強中 :2016/07/01(金) 07:50:24.36 ID:CrrwGSZB0.net
工学とか法律などの実務に直結した学部の卒業者については置いておく。というのも、
僕自身がそういう人間ではないので、その方面のことがわからないからだ。その人たち
にはその人たち特有の苦労や楽しみがあろう。

僕は、人文科学系の人間だ。つまり言語学とか文学とか(少しばかりの歴史とか)
さらにまたほんの少し文化人類学だとか心理学だとかいう、あまりお金にならない
世界の人間だ。そういう人間が英語で飯を食おうとすると、学者・教師・
通訳・翻訳者くらいしか道がない。学者になるのは、べらぼうに優秀なために
いくらでも国家が金を出してくれるようなタイプの人か、あるいはある程度は
周囲の人からの援助が得られる人でないとなれない。

僕の場合は、翻訳者として生きてきた。そもそも実務分野に疎いどころか、そういう
分野を憎んでさえいる人間だから、本気で英語に取り組むしかない。中途半端な
英語力ではダメだ。医学であろうと生物学であろうと機械・電機・コンピュータ・
経済・法律・政治・商業・歴史・芸術などなど、手掛けなかった分野などないので
はないかと思われるほどに広範囲にわたって仕事が来る。それに対応できる
ための英語力が必要なのだから、普通の英語力であっては困る。

354 :名無しさん@英語勉強中 :2016/07/01(金) 10:36:39.82 ID:CrrwGSZB0.net
この世に未練はほとんどないのでいつ死んでもいいし、なるべく早く死にたいが、
苦しみながら死ぬのは嫌なので、やはり死ぬ間際までは健康を保つように、常に
毎日1時間の歩行と健康な食生活だけは厳守している。

この世は苦しみばかりのように思えるが、俺にとってたった一つだけ楽しみがある。
それは、学ぶ喜びを共有できる人との出会いだ。2ちゃんねる上でも、たまに
そういう人と言葉を交わすことができる。そして、たとえいい加減な人による
質問であるとしても、答えがいのある少し難しい英語関係の質問に答えるのが
楽しい。

運が良ければ、明日と明後日の土日も、一日に 3 時間 30 分くらいずつ、
友人と経済英語の勉強会を行うことになろう。彼と勉強会をすると、
その直後はいつもヘトヘトになる。へとへとになるくらいに真剣に
二人で勉強するのだ。The Economist 社が発行しているベストセラーの
経済関係の書籍を、一字一句ごまかさないでじっくり掘り下げながら読む。
1ページか2ページに1か所くらいは、どうしてもわからない場所が出てくるが、それは
仕方がないから流す。いちいちネット上などでネイティブなどに質問はしない。

355 :名無しさん@英語勉強中 :2016/08/17(水) 03:36:37.50 ID:JKqvmvd/M.net
和英翻訳者のための避難所かと思って開けたのに、
俺の避難所だった。残念だ。
スレタイに偽りありだな。

356 :名無しさん@英語勉強中 :2017/02/09(木) 20:42:56.32 ID:ASnN/Ntj0.net
おじさん、生きてる?

357 :名無しさん@英語勉強中 :2017/03/16(木) 17:53:45.11 ID:n6II+ECUM.net
長文を連投で投稿していたかたの投稿、このスレッドの分は全部読みました。

強く引き込まれ、そして共感しました。
お忙しいのかもしれませんが、よかったら、ぜひまた書き込んでください。
楽しみにしています。

358 :名無しさん@英語勉強中 :2017/09/06(水) 10:30:56.64 ID:iOxZqwOo0.net
test

359 :名無しさん@英語勉強中 :2017/09/08(金) 21:12:36.89 ID:bqVRFB6j0.net
「偉きゃ白でも黒になる」って英語でなんていうの?
なおこの文章は皮肉を含んでいます。

360 :名無しさん@英語勉強中 :2018/01/27(土) 03:32:19.52 ID:glOIf2pF0.net
保守

361 :名無しさん@英語勉強中 :2018/04/07(土) 14:15:36.93 ID:ptkwPe5n0.net
自分はまだ基礎学習中
本気で頑張ってもスタートラインに立つまでに5-6年はかかる
本気で頑張ればわずか5-6年でスタートラインに立てるというべきか

362 :名無しさん@英語勉強中 :2018/04/07(土) 15:36:17.42 ID:UmLxfQuWM.net
そこまでする意味があるのか?

363 :名無しさん@英語勉強中 :2018/04/07(土) 16:24:09.32 ID:ptkwPe5n0.net
どうなんだろうな
わからない
とりあえず2年やりたいと思ってるが、半年後に転職(大幅減収)するかもしれないので、その後はどうなるか…

364 :名無しさん@英語勉強中 :2018/04/07(土) 17:59:24.35 ID:8FOASuSDM.net
ワープアだぞ

365 :名無しさん@英語勉強中 :2018/04/19(木) 16:08:58.30 ID:Q6YFAPeg0.net
保守

366 :名無しさん@英語勉強中 :2018/04/25(水) 17:21:49.26 ID:6ruMRVHM0.net
じいさん出てこいとゆうとでてこん

367 :名無しさん@英語勉強中 :2018/06/16(土) 03:05:16.24 ID:2ABpQmJ20.net
英語を誰でも簡単に上達できる方法は、「船山ゴロウの英会話誰でもマスターできるブログ」というブログで見られるらしいよ。ネットとか調べてもいいかもね。

6WUP4

368 :名無しさん@英語勉強中 :2018/07/27(金) 17:32:01.94 ID:Qte1WQj50.net
test

369 :名無しさん@英語勉強中 :2018/09/06(木) 22:31:13.72 ID:9afmGrIl0.net
age

370 :名無しさん@英語勉強中 :2018/09/10(月) 11:58:50.47 ID:JoX65ENK0.net
>>359
Presidents and chairs are important
Presidents and chairs are important
So much so that they can even make black white

371 :名無しさん@英語勉強中 :2018/09/10(月) 12:08:19.88 ID:JoX65ENK0.net
>>370 訂正
Managers and chiefs are important
Presidents and chairs are important
So much so that they can even make black white

372 :名無しさん@英語勉強中 :2018/10/10(水) 08:11:57.04 ID:m+oT7uvH0.net
最近やたらと「ボディメイク」って言葉(多分体作りって意味)を目にするんだけど、これって英語で言う?

373 :名無しさん@英語勉強中 :2018/10/10(水) 08:13:35.31 ID:m+oT7uvH0.net
ゴメン聞くところ間違った。

374 :名無しさん@英語勉強中 :2019/04/05(金) 18:46:53.82 ID:6VRyoeAd0.net
>>1 what is the Japanese-English translator?

375 :名無しさん@英語勉強中 :2019/08/09(金) 17:57:01.21 ID:ck3EgBNad.net
「俺を騙した奴等の血が根絶しますように」

Google翻訳
May the blood of those who tricked me eradicate

webio翻訳
So that the blood such as the guys who deceived me exterminates it

excite翻訳
So that their descent which tricked me may eradicate.

376 :名無しさん@英語勉強中 :2019/12/15(日) 22:51:03.11 ID:5q+XWghCp.net
Damn those who betrayed me, so much so that their blood suffers a horrible eradication and disappear from the face of Earth.

377 :名無しさん@英語勉強中 :2020/11/27(金) 09:22:12.95 ID:9vyCgdKX0.net
泉悌二は地獄へ落ちたようだな

378 :名無しさん@英語勉強中 :2022/01/01(土) 07:55:36.64 ID:iVDTSu4mM.net
全部読んだ

379 :名無しさん@英語勉強中 :2022/01/18(火) 22:23:27.90 ID:g2j5X4mW0.net
>>241
塾講師だよ
彼が受持つクラスは受講生の進学や成績向上などの実績が良いので講師として優秀なのでしょう。
普通はクラスだいたいの成績を伸ばす講師なんてまずいないのでね。

380 :名無しさん@英語勉強中 :2022/01/24(月) 18:35:21.46 ID:ben8H8KG0.net
>>1 この方亡くなられたの?!
性に執着するどころか命を惜しがらない様子の高齢の方だからあり得るのではと…

381 :名無しさん@英語勉強中 :2023/11/11(土) 18:14:05.27 ID:b1N55Tlo01111.net
>>339
15年で370冊w
1年でなら褒められるけども15年てw

語彙力は5万くらいあるけど英語の試験は準1級1次に受かったきりの俺ですら1日ペーパバック2-3冊とか読める
朝から晩までとかなら4-5冊読める
嘘って日本語の本で考えたら解るだろ?

俺は朝から晩まで単行本4-5冊読破できると言ったところで鼻で笑われ
それがそうしたでお終い

382 :名無しさん@英語勉強中 :2023/11/11(土) 18:18:40.29 ID:b1N55Tlo01111.net
語彙力5万てこんな事は大学受験レベルの熱意で何年かやれば誰でもできる
受験生って1年で1万くらいの語彙力増やす奴なんてザラ
しかも5科目こなして学校に行ってつきあいもこなしてだ
そもそも5万語の単語を認知出来るようにする為には5万も暗記する必要なんかない
2万も覚えれば5万は解る

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