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食物と酒、嗜好品の歴史@日本史板 2皿目
- 841 :日本@名無史さん:2016/04/01(金) 13:56:38.83 .net
- ここ新潟県は西蒲原郡には「塩辛」という食べ物が有ったそうです。
この地では「糠鰯」というものを作ります。鰯を塩と糠とで漬けた物ですが、この糠鰯を漬けた桶に溢れる漬け汁を食べるのです。
ある老人が「昔、糠鰯の漬け汁を鍋に取って、小麦粉を入れて煮立たせて、ドロンとした感じの物を作ってさ、御飯に載せて食べたんさ。美味しかったなあ。塩辛って呼んでたよ」と教えてくれました。
衝撃を受けた私は、村の年寄り達に訊いて回りました。すると、別の証言が出てきました。
ある老婆が言うには「糠鰯と漬け汁を鍋に取り、身を解しながら加熱する。そこに餅粉を入れて煮詰めて完成。御飯に載せたり、大根おろしに載せたりして食べたよ」と。
また昭和34年生まれの人が言うには「猫のゲロみたいなやつね。味自体は美味しかったよ」と。
新潟って貧乏だったんですねえ。
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