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【偉人】福沢諭吉について【悪人】(其の12)

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/06/24(水) 09:27:27.42 ID:HYbuPCh/0.net
前スレは1000到達前に制限いっぱいになりました


過去スレ
【三十一谷人】福沢諭吉について(其の11)
http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/history2/1404555135/
【三十一谷人】福沢諭吉について(其の10)
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/history2/1380950643/
【三十一谷人】福沢諭吉について(その9)
ttp://awabi.2ch.net/test/read.cgi/history2/1345889094/
【三十一谷人】福沢諭吉について(其の8)
ttp://awabi.2ch.net/test/read.cgi/history2/1323680099/
【三十一谷人】福沢諭吉について(その7)
ttp://awabi.2ch.net/test/read.cgi/history2/1301829575/
【偉人】福沢諭吉について(その6)【悪人】
ttp://kamome.2ch.net/test/read.cgi/history2/1284343842/
【偉人】福沢諭吉について(その5)【悪人】
ttp://kamome.2ch.net/test/read.cgi/history2/1272338953/
【偉人】福沢諭吉について(その4)【悪人】
ttp://academy6.2ch.net/test/read.cgi/history2/1253956268/
【偉人】福沢諭吉について(その3)【悪人】
ttp://academy6.2ch.net/test/read.cgi/history2/1243898641/
【偉人】福沢諭吉について(その2)【悪人】
ttp://academy6.2ch.net/test/read.cgi/history2/1226896359/
【偉人】福沢諭吉について語るスレ【悪人】
ttp://academy6.2ch.net/test/read.cgi/history2/1147733623/

519 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/09(水) 14:32:16.70 ID:2v6aaVRh0.net
これいつ書かれたんだろうね? 次で支那の干渉を排せんが爲めに大戰爭を戰ひたる者も日本なり
って書いてあるから、日清戦争後に書かれたのは間違いないだろうが。

520 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/09(水) 14:53:39.32 ID:rLr2VOOB0.net
>>519

>>517に「18980504」と掲載日があるよ

521 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/09(水) 15:57:09.72 ID:2v6aaVRh0.net
>>520
1898年の論説かあ。1898年の出来事をみると、米西戦争があり、英仏が清から
租借地をいくつも租借し、ロシアは関東州を清から租借して、のちの日露戦争の
遠因はすでに燻っているわけだねw 帝国主義の全盛時代といえるね。

522 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/09(水) 16:03:08.12 ID:rLr2VOOB0.net
松沢弘陽は、全集に載っている「対韓の方針」について次のように言っている

>福澤は「対韓の方針」(明治 31 年 4 月 28 日、時事)で、事実上の「朝鮮の文明化工
>作への敗北宣言」をする。非常に分かり易く、謙虚な敗北宣言である。
http://www.konan-u.ac.jp/hp/takano/matsuzawa.080726.pdf

ところが、「朝鮮独立の根本を養うべし」はその6日後の掲載だ
これ、どーいうこと?

523 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/09(水) 22:06:07.83 ID:aiZXErSN0.net
◆在日中国人


在日中国人(ざいにちちゅうごくじん、日籍華人)は、日本に在住している中国人である。
中華人民共和国または中華民国(台湾)の国籍を有する者は華僑であり、日本国籍を
取得したものは「華人」である。なお、中華民国(台湾)の国籍者は在日台湾人と呼ばれる。
広義には中華人民共和国(香港、マカオを含む)と中華民国(台湾)国籍者を指すが、
狭義には中華人民共和国国籍者のみを指し、中華民国(台湾)国籍者は在日台湾人と
呼ばれることが多い。

独立行政法人統計センターによると、2010年12月末時点では両地域合わせて687,156人が
外国人登録されており、これは565,989人の在日韓国・朝鮮人を超える規模である[1]。
既に2007年8月に人民網が、東京では100人に1人は在日中国人であると伝えている[2]。

2010年12月末の在日中国人の国内分布は東京が最も多く164,201人、次いで横浜を擁する
神奈川が56,095人、以下、大阪府51,056人、埼玉48,419人、愛知47,454人、千葉県45,427人、
兵庫25,585人、福岡県21,936人、茨城15,726人、岐阜県15,340人と続く。
このように在日中国人の居住地は大都市圏に集中しているが、中でも関東南部への集中が
顕著である[3]。

なお、表に表れない非公式な数字を入れると東京には二倍の30万人以上が居住していると
いわれる、[要出典]それほどに中国人の東京への一極集中が顕著である。

524 :代理屋 ◆XFizselqIb3B :2016/03/09(水) 22:59:23.92 ID:+ScJMMyf0.net
>>517 情報さんくす。それ、さすが諭吉と思う。が、

>>522 こちらも情報さんくす
で、その矛盾をおそらく坂野氏なら、こう書くかも。
表にあらわれた文言に惑わされてはならない、と。

1997年頃から、日本はロシアと半島で通貨戦争を戦っていた。(※『朝鮮銀行』参照)

そんなとき、ホンネがどうあれ、仮に諭吉氏が公然と「半島は文明化は無理。日本の
属国に」と論陣を貼ったら「日本にとって有利か否か」。

資本も技術も未発達の日本が、列強と軍拡競争すれば自滅の道を歩む。
とはいえ、半島をどうぞ、というわけにはいかない。となれば半島の人々にすり寄り、
ロシアではなく独立を保障する日本と連帯してくれ、と書く以外なかったのでは?

……いや、個人的に諭吉氏は心情的にも理念的にも、その路線を希望してたと
思ってるよ。その点は誤解なきよう。

525 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/10(木) 15:48:54.92 ID:uYiQkdVm0.net
>>524
「対韓の方針」は全集にはいっているのに
「朝鮮独立の根本を養うべし」は未収録なんだよ

掲載日はわずか6日しか違わないのに、主張は異なっているように見える

どちらも福沢なら、なぜそんな短期間のうちに考えを改めたのか
前者が福沢だとしたら、後者は誰のアイディアなのか
逆に前者が石河だとしたら、後者は福沢でも石河でもない第三者のアイディアなのか

謎は深まるばかりだ

526 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/10(木) 16:54:29.67 ID:uYiQkdVm0.net
>>524
>そんなとき、ホンネがどうあれ、仮に諭吉氏が公然と「半島は文明化は無理。日本の
>属国に」

全集にはいっている「対韓の方針」(18980428)には実際にそう書いてある

>資本も技術も未発達の日本が、列強と軍拡競争すれば自滅の道を歩む。
>とはいえ、半島をどうぞ、というわけにはいかない。となれば半島の人々にすり寄り、
>ロシアではなく独立を保障する日本と連帯してくれ、と書く以外なかったのでは?

こちらが未収録の「朝鮮独立の根本を養うべし」(18980504)の主張はだいたいそんなもん

念のため

527 :マグナ ◆vI4NRkhGyA :2016/03/10(木) 17:56:41.16 ID:OpE1VjLo0.net
これはaoi本人が書き込んでるな。

528 :マグナ ◆vI4NRkhGyA :2016/03/10(木) 18:36:14.98 ID:OpE1VjLo0.net
そりゃ福澤が最初から侵略する気満々だったからだろ。便宜として二枚舌を使い分けるのは評論家としては基本的なスキルだ。騙される方が悪い。

529 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/10(木) 19:17:47.42 ID:uYiQkdVm0.net
>>528
たった6日の間に違う見解の社説を発表したら信用を失うんじゃないかと、おれなら思うぞ

530 :マグナ ◆vI4NRkhGyA :2016/03/10(木) 19:27:01.28 ID:OpE1VjLo0.net
匿名時評だからな。

531 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/10(木) 19:28:01.95 ID:K49RnDKs0.net
「朝鮮独立の根本を養うべし」にある朝鮮の鎖国を破ったのも日本で、朝鮮を独立させる
ためにと支那と戦争したのも日本で、朝鮮に金を貸したり、人をやったりしたのも日本で
という意見は、今日の目からみれば、ひとによって恩着せがましいと感じるひともいるだろうねw

それだけ朝鮮のために日本が多大な努力をしてきたのは明かであるから、朝鮮は日本のいうことを
聞くのが当然という話になっていって、結局日本による朝鮮支配は過去の経緯をみれば理の当然って
話になるわけだね。

まあ日露戦争前だから、対露関係で朝鮮や満州をどうするかについては、日本国内でもいろんな
案がでていて、方針は定まっていなかったわけだねw だから福沢の論説もその辺はぶれると
おもうんだよねw

532 :マグナ ◆vI4NRkhGyA :2016/03/10(木) 19:28:04.32 ID:OpE1VjLo0.net
6日の間に何か事件があったりしたらあっさり意見を変える可能性はあるな。

533 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/10(木) 19:29:17.62 ID:K49RnDKs0.net
ところでマグナ最近文学板いってる? 俺はずいぶんご無沙汰してるなあ。

534 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/10(木) 19:46:19.21 ID:uYiQkdVm0.net
1898年4月27日から5月4日までの社説と全集への収録状況は以下の通り

18980427 自から自国の地位を認む可し/支那に対して更らに要求す可きものあり ×/昭  
18980428 対韓の方針/速に支那米輸出の禁令を解かしむ可し 昭/×  
18980429 対韓の方略 昭  
18980430 対清要求の理由 昭  
18980501 東京株式取引所の改造/止むを得ざれば威力を用う可し ×/昭  
18980503 亡余人を帰国せしむ可し 昭  
18980504 朝鮮独立の根本を養う可し/国民の負担 ×/×  

535 :代理屋 ◆XFizselqIb3B :2016/03/10(木) 22:20:10.73 ID:n2OHyows0.net
>>525-526
そこが諭吉氏の「侵略者であり、かつ同時に支援者」な所以かと。
一枚のコインの表裏。

両論文に共通するのは、「半島を無視してはならない」「露(外国)に
渡してはならない」としている点。
ここから「脱亜論」の性質はおのずと明らかになると考えます。

この点を確認のうえ、ちと坂野氏風?に推論してみます。

536 :代理屋 ◆XFizselqIb3B :2016/03/10(木) 22:52:01.96 ID:n2OHyows0.net
898年04/28社説の時分の半島情勢をみると、同年3月、露は平城に
露韓銀行を設立。そして親露派を介し、韓国から通貨の発行権を得てます!
その一方、円銀(スペイン銀貨=メキシコ銀貨の日本版)は流通禁にされたとか。
出展は例の『朝鮮銀行』(頁35)となりますが、これはかなりの出来事です。
半島における通貨・金融戦争が劣勢に追いやられたわけで、拙>>508で少し
触れたとおり、このままだと日本は半島を失いかねない。

上記が18980428社説の動機などといいませんが、そうした一連の情勢変化が
先の言説に漂う動揺(敗北感?)の背景のひとつだったとして不思議ではないと
思うです。

けれどあの「脱亜論」を思わせる露骨な言説を日本が声高にさけべば、
いよいよ朝鮮は露に接近していくだけ。
結局、冷静に考えれば「連帯」の道を探る以外、日本に選択肢はありえず、
1898年05/04社説路線に回帰したということではないでしょうか。

537 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/10(木) 22:54:03.48 ID:vZz0cCbVO.net
>>535
それはおかしい
当時の読者は時事新報内の対立を感じたはず
今の朝日新聞でもよくある

538 :代理屋 ◆XFizselqIb3B :2016/03/10(木) 23:03:59.07 ID:n2OHyows0.net
>>531
>ひとによって恩着せがましいと感じるひともいるだろうね

いえ、厚かましい、とか身勝手、と感じます^^

>>533
もしよろしければコテされたら?
議論しやすくなります。

539 :代理屋 ◆XFizselqIb3B :2016/03/10(木) 23:07:55.35 ID:n2OHyows0.net
>>537
当方の眼からすると、脱亜論は感情的でかっとなって書いたもの。

これに似てるんです。4月の社説は。

540 :N ◆.a7VUr.VD. :2016/03/11(金) 00:17:14.84 ID:TQrpGS8L0.net
>>538
まあ恩着せがましいと厚かましいはよく似てるよw

とりあえず文学板でつかってたコテつかってみるかなと。

541 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/11(金) 03:22:04.90 ID:KsKjQMONO.net
>>539
とすると18980504は?

542 :マグナ ◆vI4NRkhGyA :2016/03/11(金) 04:08:06.08 ID:+CnTeP9K0.net
>>533>>540
おやおや、Nたんではないか。最近川俣が戻ってきたぞ。
Nとのオフ会の話をして寂しがってた。正宗白鳥の本の話をしてた。

543 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/11(金) 07:34:52.61 ID:XwmxM1Gt0.net
Nさんお久しぶりです!

544 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/11(金) 08:23:17.69 ID:KsKjQMONO.net
自分なら前者が石河で後者が福沢と判断するな

545 :N ◆.a7VUr.VD. :2016/03/11(金) 13:12:10.74 ID:TQrpGS8L0.net
>>542
へえ〜ずっと前にオフ会やった奴がまた。なら久しぶりに文学板に顔だしてみるかな。

>>543
おひさ!

546 :N ◆.a7VUr.VD. :2016/03/11(金) 13:28:11.66 ID:TQrpGS8L0.net
まあ伊藤博文なども、韓国の独立は大事といいつつ、韓国を条約で保護国に
したりしたわけで、独立が大事というのと、韓国を保護国にして日本の支配下こ
置くことは矛盾しないわけであるねw 韓国独立のために日本が行動しているのに
韓国がなかなかいうこと聞かないから、日本による韓国支配を強めるべしという
世論が高まっていくといえるね。時事新報の社説は矛盾しているというが、そのような
伊藤の姿勢をすでに予想しているといえるねw

547 :マグナ ◆vI4NRkhGyA :2016/03/11(金) 15:31:59.87 ID:+CnTeP9K0.net
>>545
http://echo.2ch.net/test/read.cgi/book/1457517583/
とりあえず今の雑スレ張っておく。

548 :代理屋 ◆XFizselqIb3B :2016/03/11(金) 22:44:43.00 ID:rkLYITaX0.net
正誤
>>524
・「1997年頃」は1898年頃。
>>536
・「 898年」は1898年
・「通貨の発行権」は「銀貨の鋳造権」が正確。

549 :代理屋 ◆XFizselqIb3B :2016/03/11(金) 22:45:25.44 ID:rkLYITaX0.net
>>547
夕刻、遊びにいってみたです。
http://echo.2ch.net/test/read.cgi/book/1457517583/970

>>540
コテ化さんくす。先程は文学板でども。
(当方、N爺のHNも用いており知らぬこととはいえ、すまそ)

>>541
当然、18980504も諭吉氏です。
くりかえしですが「脱亜論」や「189804」社説は、単に半島を露に向かわせるだけ
ではないでしょうか。どうでしょう。

ゆえに6日後、アタマを冷やして元来の(本人も理想とした)論調に戻した。
(※これを雁屋氏らは嘘と表現。当方は両義性もつ、の立場)


550 :代理屋 ◆XFizselqIb3B :2016/03/11(金) 23:02:13.03 ID:rkLYITaX0.net
ここで重要なのは半島にとり、日本は「唯一の相手」ではないということ。
理想は日中露のパワーゲームのバランスをとって独立担保するのが一番だった
でしょう。
が、日本としては、それでは困る。

軍事上のみでも台湾、樺太、半島、満洲はなんとしても領有したい。
「189804」も「189805」も、半島を手放すな、は共通してます。

むろん諭吉も伊藤博文も、朝鮮が主体的に日本になびくのを切望し、力ずくの
植民地化はリスク大で避けたかった。
しかし、両人とも、ゆらぎつづける半島ならば強攻策もやむを得ない、は
折り込み済だったと思うです。
繰り返しますが、たとえ半島が日本から離れても、わが国は「小日本主義」を
つらぬくという湛山に先駆けた論陣でも張っていない以上、諭吉も
「独立支援」を訴えてすり寄り、思うどおりにならなければ「喰え」と考えて
いたと見做すのが妥当かと。ではまた。

551 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/11(金) 23:04:51.61 ID:wDj4WUnm0.net
福澤も晩年になると時事新報の活動から遠ざかっていたようです。
『福翁自伝』では、以下のように述べています。

----
併(しか)し私も次第に年をとり、何時(いつ)までもコンな
事に勉強するでもなし、老余は成る丈(た)け閑静に日を送る積りで、新聞紙
の事も若い者に譲り渡して段々遠くなって、紙上の論説なども石河幹
明(いしかわみきあき)、北川礼弼(きたがわれいすけ)、堀江帰一(ほりえきいち)などが専ら執筆して、私は時々立案してその出来た
文章を見て一寸(ちよい)々々(ちよい)加筆する位にして居ます。
----
福翁自傳 - 546 ページ :
http://project.lib.keio.ac.jp/dg_kul/fukuzawa_text.php?ID=116&PAGE=546

552 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/12(土) 03:42:35.15 ID:AKpg6iCDO.net
>>549
そうだとすると石河が18980504を全集に入れなかった理由が分からん

553 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/12(土) 09:45:16.33 ID:YMVDVGLz0.net
>>550
そうなると、石河は「対韓の方針」は続全集に入れたのに、
「朝鮮独立の根本を養ふ可し」は入れなかったことになる。
両者の内容の相違は、前者は朝鮮の独立支援をやめるべきというのに対して、
後者は支援するべきだ、といっている点。

全集収録は三一運動の13年後だから、
後者を入れるのは不都合になった、ということなんじゃないか。

554 :N ◆.a7VUr.VD. :2016/03/12(土) 11:21:17.96 ID:YMeoxyVh0.net
>>551
石河そのほかの執筆者が書いた論説でも、福沢の目が通ってるなら
それらの論説も福沢の考え方とそれほどかけ離れてるわけではないよね。
福沢と正反対の考え方の論説ならば、福沢は公開を許可しなかったろう
からね。

555 :N ◆.a7VUr.VD. :2016/03/12(土) 11:24:07.18 ID:YMeoxyVh0.net
西南戦争の直後に書かれた丁丑公論は、ふだんの福沢の考え方とあまりに
かけ離れているというので、本人が書いたものであったわけだが、執筆当時は
公開されなかったわけだねw

556 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/12(土) 14:47:16.51 ID:YMVDVGLz0.net
>>554
>>551で福沢は時々立案しているだけで、あとは無関係と言ってるんじゃないか。

557 :N ◆.a7VUr.VD. :2016/03/12(土) 14:55:14.57 ID:YMeoxyVh0.net
>>556
立案して目を通して加筆したというのならば、無関係とはいえないよね。
いろいろ関係をもってたわけだね。どこが福沢の加筆でどれが福沢の
立案でというのは、今日からすれば立証するのはほぼ不可能といえるねw

558 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/12(土) 15:31:41.56 ID:YMVDVGLz0.net
>>557
だーかーら、その立案が時々だったと書いてある。

559 :N ◆.a7VUr.VD. :2016/03/12(土) 16:08:04.20 ID:YMeoxyVh0.net
>>558
立案や加筆は時々だったろうが、(時々といってもどの程度の頻度なのか
五、六回に一回なのか、十回に一回くらいなのか、その頻度は不明であるが)
文章に目を通すことなら、立案や加筆より頻度は高かったとみて間違いないの
ではないか。脱亜論について福沢は事前に目を通していなかったとして
通していれば、このような論説を時事新報に掲載するのは不可であると
いったかというと、その可能性が高いとはおもえないね。

560 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/12(土) 20:15:04.09 ID:YMVDVGLz0.net
>>559
脱亜論から13年後の掲載だよ、今問題になっている2編は。

最初はほとんど全部関与していたことは、
左は安川さんから右は平山さんまでみんな認めていることさ。

けれども脳溢血になる半年前まで、掲載前の社説をチェックしていたとは、
とても信じられないんだよ。

たとえばナベツネは読売の主筆だから、今でも社説の事前チェックはしているのだろうが、
福沢は時事新報のオーナーではあっても、
社長(捨二郎)でも社説担当でもなかったわけでね。

561 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/12(土) 21:30:11.85 ID:YMeoxyVh0.net
>>815
福沢諭吉の年譜をチェックすると
1895年(明治28年) - 30年(1897年):箱根、京都、大阪、広島、伊勢神宮、山陽方面へ旅行に出る。
1898年(明治31年)
5月、慶應義塾の学制を改革し、一貫教育制度を樹立、政治科を増設。
9月26日、脳出血で倒れ、いったん回復。

1898年は脳溢血の前まで学制改革やってたわけで、仕事はしてたわけだね。
脳出血というのは、だいたいがいきなり起きるから、脳出血の前まで仕事をずっと
やっていたというのは珍しくないわけだねw

福沢はオーナーであって論説担当ではなかったというが、論説を立案したり
加筆したりも時々はやってたわけで、論説担当のようなこともしていたといえるねw

562 :N ◆.a7VUr.VD. :2016/03/12(土) 21:30:38.09 ID:YMeoxyVh0.net
>>561は俺ね。

563 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/12(土) 22:25:12.56 ID:YMVDVGLz0.net
>>561
1898年4,5月は福翁自伝を書いていたはず。

>1898年(明治31年)7月1日から1899年(明治32年)2月16日まで計67回にわたって「時事新報」に掲載された。

連載前には脱稿していたそうで。

564 :N ◆.a7VUr.VD. :2016/03/12(土) 22:31:05.62 ID:YMeoxyVh0.net
>>563
まあそうなると、脳出血をおこした年も隠居状態というにはほど遠く、時事新報
創刊当時ほど活発に活動していたわけではないが、いろいろ活動していたといえそうだね。

565 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/13(日) 10:42:14.42 ID:d4myT1D7O.net
自伝を書いていたのだから社説も立案できたと考えるべきか、
それともそっちが忙しくて新聞には関与していなかったと見るべきか

566 :N ◆.a7VUr.VD. :2016/03/13(日) 10:48:19.64 ID:YKTBMOMo0.net
年譜によれば1898年5月は慶応の学制改革にもかかわっていた
というんだから、自伝にかかりっきりで他のことは何もできなかった
ということはないだろう。

567 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/13(日) 11:07:39.02 ID:d4myT1D7O.net
>>566
この時期の朝鮮についての見解、福沢が書いたとはっきりしている資料では、
どうなっているの?

568 :N ◆.a7VUr.VD. :2016/03/13(日) 11:23:02.75 ID:YKTBMOMo0.net
>>567
それはよく知らないが、晩年になって福沢の考え方が大幅に変わったという
話は聞かないし、思想の根本的方向は時事新報発刊当時とそんなに変わって
ないのでは。

569 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/13(日) 15:21:58.96 ID:d4myT1D7O.net
>>568
だとすると主権の簒奪は言わないんじゃないか

570 :代理屋 ◆XFizselqIb3B :2016/03/13(日) 16:39:42.95 ID:Q4nZ+fmh0.net
>>569(横すまそ)
こちらとしては4月社説と脱亜論がダブってみえてしまい……。

>>553
>後者を入れるのは不都合になった、ということなんじゃないか

同感です。
当時は慶応からも箕田狂気氏のごとき言説が吹き出すご時勢。
よって全集編者も(4、5月両社説、諭吉がタッチしたと仮定し)
1)コロコロ変わると思われたくないし、
2)独立支持の189805社説は「不都合」。
従って、4月社説のみ掲載したと見るのは合理的推論です。

571 :代理屋 ◆XFizselqIb3B :2016/03/13(日) 16:46:01.46 ID:Q4nZ+fmh0.net
上記と逆に1898年時点だと、脱亜論を想起する4月社説は、もし韓国側に
伝われば、喜ぶのは「親露派」側です。ただでさえ日本は松陰/西郷など
「征韓論」が知られており、ますます日本排除を加速させるだけではなはだ
「不都合」。このときは5月社説が必要とされた。

572 :代理屋 ◆XFizselqIb3B :2016/03/13(日) 16:51:36.59 ID:Q4nZ+fmh0.net
ちなみに4月、5月の社説に諭吉氏が関与したか、しなかったかは、
それこそ生原稿の分析でもしないかぎり、明確な答は難しそうに思え。

それとも5月社説に諭吉の手が加わっていたとする直接的な証明と
いうのはあるのかなぁ。正直、あったらほっとする自分がいる^^

573 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/13(日) 17:43:03.92 ID:rTG5ilqZ0.net
◆台湾人の顔面


淡褐色、広鼻、突顎、タラコ唇


ラオスっぽいような、ポリネシアっぽいような、

つか、ハノイですね〜

実にハノイ!

https://www.youtube.com/watch?v=5bE6lSX4yK0
http://www.gmjh.tc.edu.tw/mediafile/1040/active/288/2014-11%5C2014111413041_0.jpg
https://www.immigration.gov.tw/public/Attachment/3521157552.jpg
http://a.udn.com/focus/2015/10/02/12959/image/pic01.jpg
http://www.ksnews.com.tw/upload/2014-04-20_20b06004_.jpg
http://static.ettoday.net/images/793/d793043.jpg
http://img.chinatimes.com/newsphoto/2015-05-18/656/20150518003862.jpg
https://anntw-prod.s3.amazonaws.com/assets/images/000/001/732/big/HBL.JPG?1385383160
https://i.ytimg.com/vi/9YL_k_JZ_dI/hqdefault.jpg
http://www.on9g.com/cn/customavatars/66275.jpg
http://bibibi.info/w/wp-content/uploads/2012/01/20120108-00000521-san-000-0-view.jpg
http://news.xinhuanet.com/school/2010-03/04/xinsrc_222030704080396881592.jpg
http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/95/0000035795/99/img6388079azikazj.jpeg
http://www.wsm.ks.edu.tw/images/20110407024518.jpg

574 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/13(日) 18:27:27.96 ID:d4myT1D7O.net
>>570
それでは単行本の原型社説が落とされているのは
どう見る?

575 :代理屋 ◆XFizselqIb3B :2016/03/13(日) 18:45:25.40 ID:Q4nZ+fmh0.net
>>574
すみません、事情がのみこめず。詳しく。

576 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/13(日) 19:25:01.02 ID:d4myT1D7O.net
>>575
福沢署名著作の原型について

で検索

577 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/13(日) 21:06:15.91 ID:0+MSqGpL0.net
>>576
>>156にあるな

578 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/13(日) 21:42:34.14 ID:0+MSqGpL0.net
新事実の第一は、原型の大部分が全集未収録となっているということである(注12)。
署名著作一八タイトルのうち、原型が発見できたものは一二タイトルである。
しかしそのうち現行版全集に収録されているのは二タイトルにすぎず、
さらに石河幹明が編纂した大正版全集と昭和版続全集に採録されているのは「徳育余論」だけである。
つまり石河は原型の多くを大正・昭和版の「時事論集」から落したわけで、
その理由としては、これらの原型を福沢起筆または福沢立案とはみなさなかったか、
または福沢のものと判断したがあえて落したのいずれかが考えられる。

579 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/14(月) 11:51:32.02 ID:7H2KElM90.net
原型社説を福沢が書いていない、なんてことはありえんだろ

以下引用

 本論文が探究した署名著作の原型は、
『時事大勢論』について「国会開設の準備」(18820318・全集未収録)、
『帝室論』について「立憲帝政党を論ず」(18820331,18820401・現行版収録)、
『学問之独立』について「徳育余論」(18821220,21・大正版収録)、
『通俗外交論』について「外国宣教師は何の目的を以て日本に在るか」(18840602・全集未収録)、
『日本婦人論後編』について「A我国には男尊女卑の風習あり」(18850520・全集未収録)と「B男尊女子の風習破らざる可らず」(18850521・全集未収録)、
『士人処世論』について「処世の覚悟」(18850829・全集未収録)と「農工商人たるは志士の恥辱にあらず」(18850910・全集未収録)、
『尊王論』について「帝室の緩和力」(18860227,28・全集未収録)、
『国会の前途・国会難局の由来・治安小言・地租論』についてそれぞれ「帝国議会の開院式」(18901129・全集未収録)・
「国会は万能の府にあらず」(18880523・全集未収録)・「超然主義は根底より廃す可し」(18920223・全集未収録)・
「地租軽減」(18910829・全集未収録)、
『実業論』について「後進の方向」(18921009・全集未収録)である。
これらの原型は、たとえ全集未収録の社説であっても論者のホームページ「平山洋関連」(注15)で読むことができる。

本当にそうなっているかどうか、だれか比較してミソ

580 :代理屋 ◆XFizselqIb3B :2016/03/14(月) 12:02:06.47 ID:Mqpc9VCq0.net
>>574
ざっと目を通させていただきました。>>156さんくす。
すみませんが、この件は知識乏しく言及不可。
(それこそ、文献学の専門家の検証に委ねるしか)

正直いうと、《……内容の重複をなるべく避けたいという意向……》が、
真っ先に頭をよぎります。これは石河氏の意向というより、出版側の事情
というか、ハードコピーの制約というか。
その意味でwebで公開されてる平山さんらの努力は拍手かと。

(※業種はまるで違えど昔……アルプス一万尺制覇をぜひにと頼まれ、
苦心して登ったら、急遽六千尺に変更と泣きつかれたことを思い出した)

581 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/14(月) 12:53:21.70 ID:7H2KElM90.net
>>580
あ、代理屋さんは、現行の全集で、「時事新報論集」が編まれた経緯を知らないんですね
このスレの常連にはもう常識なんですが

社説を選んだのは石河だけで、あとは草稿が発見されたものが増補されているだけ

しかも選ばれた社説の多くを書いたのは石河だと、石河本人が言っている

むかーしのこんなレスを発見しました
  ↓
546 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2011/09/19(月) 19:14:58.85 ID:N+Q5kAIr0
>>545
> このあたりのことは、『福沢諭吉の真実』の最後のところにも
> 書いてある。
『真実』の235頁には次のように書いてあります。

----
富田はもとより丸
山・服部・遠山も「時事論集」の杜撰(ずさん)に気づいていた可能性がある
----

丸山・服部・遠山の世代は大正版全集と昭和版続全集を読んでいるから、
石川が自分で執筆したという但し書きに気づいていた可能性は高いです。

----
固より社説記者は私一人のみではなかったが、私が筆に慣るるに従って起稿を
命ぜらるることが多くなり、二十四五年頃からは自から草せらる重要なる説の
外は主として私に起稿を命ぜられ、其晩年に及んでは殆ど全く私の起稿といっ
てもよいほどであった。 勿論其間にも私自身の草案に成ったものも少なくなかったが、
先生は病後も私に筆記せしめられたものがある。 即ち本篇中の「先生病後篇」
と題する七十余篇がそれである。
----
昭和版『続福沢全集』第5巻(1934年04月30日発行)737頁所収の「附記」
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h45/#text_body

582 :代理屋 ◆XFizselqIb3B :2016/03/14(月) 22:08:30.01 ID:Mqpc9VCq0.net
>>581
情報ありがとうございます。

直接言及できませんが、ふと、ライティングからボーズやフレーミング
まですべてアシがセッティングしたところに「先生」がやってきて、
シャッターだけ押して一同「お疲れさま〜」という図を連想しました。

583 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/14(月) 22:30:46.03 ID:7H2KElM90.net
>>582
アシが石河で、先生が福沢?

それはどうかなあ
石河は自分が執筆を命じられた、と言っているが、それを確認するすべはないから

ところで、1933年1934年刊行の続福沢全集にはこんな「緒言」が付されている

以下引用

「時事論集」は明治十五年三月「時事新報」の創刊より
同三十一年九月先生が大患に罹らるるまで親しく執筆せられ
又病後折り折り編者に意を授けて起草せしめられた同三十四年二月逝去に
至るまでの「時事新報」の所説を纂輯し、
前全集の例に依りこれに「時事論集」の名を下したもので、
明治時代に於ける政治上、社会上、其他あらゆる諸問題に対する先生の
主張議論は一切包羅してゐる。
(中略)
以上は「続福沢全集」編纂の要目にして詳細は更に各部の例言に記してある。
大正十五年再版の「福沢全集」に漏れてをる先生の遺文は、
此続全集七巻の中に殆ど全く包羅した筈であるが、
ただ世上に散在してゐる書翰の中には或は幾分漏れてゐるものがあるかも知れぬことを、念のために記しておく。
尚ほ此編纂に就ては富田正文氏が多大の労を致したことを茲に付言する。
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/h94/

内容が重複している社説等は省略した、なんてことは書かれていない

584 :N ◆.a7VUr.VD. :2016/03/15(火) 00:15:45.46 ID:cJ8Q+kIR0.net
>>569
「主権の簒奪」って何の話?もうちょっと詳しくお願い。

585 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/15(火) 06:31:08.35 ID:eTH/bXo0O.net
>>584
要するに日本領土にすることです

586 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/15(火) 12:11:05.80 ID:xXDDH49/0.net
>>584>>585
平山HPを「植民地」でサイト内検索すると、いちばん上に、「植民地の経略は無用なり」という
1896年の社説が出てくる。その末尾はこうだ。

日本は臺灣の一小嶋を除くの外、英國の如く海外に屬地を有せざるこそ幸なれ
今更ら他の土地を併呑して自から苦しまんよりは寧ろ自國民を外に移して未開
の地を開き以て大に商賣貿易の繁昌を期す可きのみ植民地經略の如きは事の
利害に明なる吾々日本人の斷じて欲せざる所なり
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/editorials/1896/18960105/

全集未収録だから、福沢ではない、ということなんだろうか。

587 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/15(火) 12:15:01.26 ID:xXDDH49/0.net
>>584>>585
平山HPを「植民地」でサイト内検索すると、「植民地の経略は無用なり」という1896年の社説が
出てくる。その末尾はこうだ。


日本は臺灣の一小嶋を除くの

外、英國の如く海外に屬地を有せざるこそ幸なれ今更ら他の土地を併呑して自から苦しま

んよりは寧ろ自國民を外に移して未開の地を開き以て大に商賣貿易の繁昌を期す可きのみ

植民地經略の如きは事の利害に明なる吾々日本人の斷じて欲せざる所なり

http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/editorials/1896/18960105/


全集未収録だから、福沢ではないということなのだろうか。

588 :N ◆.a7VUr.VD. :2016/03/15(火) 12:16:02.50 ID:cJ8Q+kIR0.net
>>585
福沢が朝鮮の主権を簒奪すべしなんていったの?脱亜論ですらそこまで
いってないってのに。

「朝鮮獨立の根本を養ふ可し」においても

>日韓の關係は次第に密と爲り現に邦人の彼地に在留する者は萬を以て數ふるに至り貿易の如きも
>概ね日本の手に歸して他國は只その一小部分を占むるのみ朝鮮の運命に關して最大の權理を
>有する者は即ち日本なるを見る可し

朝鮮の運命について最大の權理を有しているのは日本だと言い切ってるわけで
朝鮮を独立させるのも、朝鮮を支配下に置くのも、日本の考え次第といってるに
等しいわけだねこれはw

589 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/15(火) 12:19:36.76 ID:xXDDH49/0.net
レスが詰まったので、二重投稿になってしもうた。すまそ

590 :N ◆.a7VUr.VD. :2016/03/15(火) 12:22:41.64 ID:cJ8Q+kIR0.net
>>586
この論説は朝鮮ほとんど関係ない論説だね。話題の中心はむしろ遼東半島返還の話で
三国干渉で遼東半島返還に決まった後、日本の世論は非常に沸騰したわけだねw
その世論に対して、遼東半島返還はむしろ良いことであると世論をなだめるための論説と
いえるね。つまり時事的な意味合いが強いわけで、そのあとの朝鮮半島情勢ではまた
別な基準が用いられてもおかしくはないわけだね、

591 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/15(火) 18:49:01.79 ID:iSqPYa/G0.net
◆台湾人の顔面


淡褐色、広鼻、突顎、タラコ唇


ラオスっぽいような、ポリネシアっぽいような、

つか、ハノイですね〜

実にハノイ!

https://www.youtube.com/watch?v=5bE6lSX4yK0
http://www.gmjh.tc.edu.tw/mediafile/1040/active/288/2014-11%5C2014111413041_0.jpg
https://www.immigration.gov.tw/public/Attachment/3521157552.jpg
http://a.udn.com/focus/2015/10/02/12959/image/pic01.jpg
http://www.ksnews.com.tw/upload/2014-04-20_20b06004_.jpg
http://static.ettoday.net/images/793/d793043.jpg
http://img.chinatimes.com/newsphoto/2015-05-18/656/20150518003862.jpg
https://anntw-prod.s3.amazonaws.com/assets/images/000/001/732/big/HBL.JPG?1385383160
https://i.ytimg.com/vi/9YL_k_JZ_dI/hqdefault.jpg
http://www.on9g.com/cn/customavatars/66275.jpg
http://bibibi.info/w/wp-content/uploads/2012/01/20120108-00000521-san-000-0-view.jpg
http://news.xinhuanet.com/school/2010-03/04/xinsrc_222030704080396881592.jpg
http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/95/0000035795/99/img6388079azikazj.jpeg
http://www.wsm.ks.edu.tw/images/20110407024518.jpg

592 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/15(火) 20:26:13.54 ID:pOR/pwH10.net
>>590
いや、朝鮮併合論に反対する草稿残存社説
「土地は併呑す可らず国事は改革す可し」
http://blechmusik.xii.jp/d/hirayama/editorials/1894/18940705/
に対応しているんじゃないか?

593 :N ◆.a7VUr.VD. :2016/03/15(火) 21:27:23.97 ID:cJ8Q+kIR0.net
>>592
それは1894年の論説であるね。論じられているのはもっぱら韓国についてであるね。
三国干渉があったのは、1895年であって、で1896年に遼東半島についての説が
書かれるわけだね。三国干渉というのは、当時の日本国内に大きな憤激をよびおこした
わけで、遼東半島についての論説が書かれるのも三国干渉があったからといえるね。
三国干渉は当時の世界における帝国主義的現実というものを明らかにしたとするならば
やはり福沢の論説がそのあとリアリズムよりになっていくのは避けられないといえよう。

594 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/15(火) 21:49:36.09 ID:pOR/pwH10.net
>>593
ん? 1896年の「植民地の経略は無用なり」でも、1898年の「朝鮮独立の根本を養ふ可し」でも、
領土の拡大を否定しているわけで、その点では一貫しているといえるんじゃ?

べつにビジネスの拡大も同時に主張しているので、リアリズムを欠いているわけでもない。

595 :N ◆.a7VUr.VD. :2016/03/15(火) 21:55:32.53 ID:cJ8Q+kIR0.net
>>594
いやあ、同じ領土拡大否定にしても、1894年の論説と比較すれば、1898年の論説のほうが
明らかにリアリズムよりだね。

>>588で示したような

>朝鮮の運命に關して最大の權理を有する者は即ち日本なるを見る可し

こんなあからさまなフレーズは、1894年の論説にはないわけでね。
「朝鮮独立の根本を養ふ可し」は領土拡大の否定だっていうんだけど
その内容をみれば、リアリズムよりのフレーズがいくつも見つかるわけだねw

596 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/16(水) 00:40:03.61 ID:rEyzRYZ3O.net
>>595
韓国皇帝がロシア公館に逃げたのは、いつだっけか

597 :N ◆.a7VUr.VD. :2016/03/16(水) 00:44:43.76 ID:/xvf2fgX0.net
>>596
露館播遷は1896年だね。三国干渉のあとだ。日本がロシア他列強の圧力に
屈したのをみて、韓国は寄らば大樹の陰とロシアよりになったわけだね。

598 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/16(水) 09:36:54.23 ID:1kXoXpfx0.net
>>597
日清戦争後朝鮮国王と、親日派政府との間に齟齬があったんじゃないかな。
1896年に政府も反日派になったと記憶するが。
18980504は、皇帝も政府も反日という現状にあって、それでも韓国国民に独立心が
芽生えれば日本寄りになってゆくという期待があるのかも。
18980428のほうは、韓国人の心情など無視してドンドンやれ、という感じ。

599 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/16(水) 09:47:44.93 ID:1kXoXpfx0.net
「脱亜論」関連の台湾のブログを見つけた。
どなたか翻訳よろしく。

http://blog.udn.com/medicchi169/50043846

600 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/16(水) 10:53:13.53 ID:rEyzRYZ3O.net
>>597
あ、どうも

601 :代理屋 ◆XFizselqIb3B :2016/03/17(木) 10:01:54.05 ID:tbBSONmI0.net
朝方、日本食人考のつづきをupしようとしたら、
    (↓)
■■日本人の犯罪、性奴隷=従軍慰安婦問題16■■

案の定、またまた早期倉庫送り♪ で、時間できたのでこちらにカキコ。

一応『医者のみた福澤諭吉』(土屋雅春 中公新書1996)にざっと目を通した。
なるほど、慶応医学部は諭吉の進言で、当初はドイツ式でなく英国式でスタート
してたんですね。
同書にはン何年前、図書館を探して調べた英国人医師のウイリアム・ウィリスと
西郷隆盛のつながりについて、けっこう詳しく書いてあった。

また西郷が諭吉を評価してたのは訊いてたが、諭吉も西郷を顕彰し銅像を
(上野のではなく)建てようとしてたそうですね。
これは当方にとり初耳でした。西郷「征韓論」への直接的な言及など
してたんでしょうか。ちょっと気になるところ。

602 :代理屋 ◆XFizselqIb3B :2016/03/17(木) 12:39:21.28 ID:tbBSONmI0.net
>>601捕捉(2日で100以上のレスがあるのに消えたスレは↓)
http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/history2/1457947542/

603 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/17(木) 23:43:52.13 ID:wzFs0AWkO.net
ここで宣伝されてもなあ

604 :N ◆.a7VUr.VD. :2016/03/18(金) 01:48:42.52 ID:6m9sOrVl0.net
>>598
まあ脱亜論以降、朝鮮は弱小で自律的発展はあまり期待できないというのが
福沢の基本認識だったのなら、朝鮮の独立は重要といっても、それは列強の
緩衝として朝鮮の存在が有用だからという理由でしかなかったといえるね。

>>600
おいよ〜

605 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/18(金) 09:19:37.69 ID:J6SO5wfe0.net
>>604
その場合、福沢の構想としては、最大限の関与も保護国化止まりで、
韓国併合は出てこないように思う。
保護国の場合は、相手国に干渉するのではあるが、政府自体は残存していて
相手国のプライドをある程度は保つことができる。

GHQによる戦後日本の統治がまさにこれ。
一説にはマッカーサー司令部は日本の韓国保護国化を参考にしたというが、
じつは証拠までたどりついていない。誰か知っている?

606 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/20(日) 11:19:36.70 ID:jM8cKEaC0.net
日中近代の歴然たる違い 日本では福沢諭吉が大いに活躍、中国では魯迅も胡適もひどい目にあった=中国メディア
http://news.searchina.net/id/1605273?page=1
2016-03-19 14:07

中国メディアの捜狐はこのほど、近代化における日本と中国の大きな分岐を論ずる記事を発表した。
西洋の文化・文明を虚心に学んだ日本と尊大な態度で臨んだ中国の違いを強調。
日本では先覚者である福沢諭吉が大いに活躍したのに比べ、中国では魯迅も胡適もきちんと受け入れられなかったと指摘した。

 記事は、日本も中国も19世紀までは門戸を閉じていたと指摘。ほぼ同時に世界に目を向けるようになった両国だが、
日本はただちに世界に視野を広げ、それまでの歴史を変化させたと紹介。中国については西洋がもたらした傷みと恨みを頭に刻むことになったと指摘した。

 幕末の尊王攘夷の運きを考えれば、日本がただちに西洋の文物を受け入れたわけではないが、記事の主張は、おおむね正しいと評してよいだろう。

 記事は、当時の中国(清朝末期)が、「われこそが天下」との大国心理により、
西洋を学ぼうとせず、武器を購入するといった表面的な事物の取り入れにとどまったと指摘。

 一方の日本は、島国として強烈な危機意識を持ち、西洋文化をできる限り取り入れたと説明。海軍は英国に、陸軍はフランス、
後にはドイツに、教育は仏米独すべてに、通信は英国に、警察はフランスに、金融は英国に、法律はフランスに、後にドイツにと、
ほとんどコピーするように熱心に西洋文化を導入したと指摘。藩が割拠する遅れた封建社会だった日本がほとんど瞬時にして現代的な強国となったと論じた。

 記事は、130年以上前に出現した日本における思想分野の先覚者として福沢諭吉を紹介。
福沢の考え方として「自由は多元的な社会にのみ存在する」「中国では至高の地位と最高の権力が合致しているので、
人々の思想は偏狭になり心は狭くなる。そして、考えは単純になり妄想的に尊大になる」などと紹介した。

 なお、「至高の地位と最高の権力が合致」とは、福沢が中国の皇帝制度と日本の天皇制度の違いを論じたものだ。

 さらに、福沢は社会改革の順序として「人心」、「政令」、「物質」と説いたと主張。つまり、「教育なども含めた考え方の転換」、
「政治など社会の仕組みづくり」、「経済的繁栄」ということだ。

 記事は、福沢が「最初は困難だが、この順序でやれば最後には成功できる。逆の順序でやれば
、最初は速いがいずれ行き詰る」と指摘したと紹介。さらに、中国はまさに、複雑とは逆のロジックで変革しようとしたと論じた。

 記事は、中国の近代化時期で、福沢諭吉に匹敵する思想家はいなかったと主張。文学者の魯人と、
白話運動の提唱者で北京大学の学長も務めた胡適の業績を合わせれば、福沢諭吉に匹敵するかもしれないと主張。

 ただし、魯迅は生涯で300以上の別名で文章を発表しており、本人が理由を「私を受け入れてくれる人は少ない」と話していたと紹介。
胡適も共産党に反対して米国に逃れ、米国で悲惨な境遇に瀕したと、中国では思想の先覚者が受け入れられなかったと批判した。

**********

◆解説◆
 中国は福沢諭吉の「脱亜論」を持って、日本が帝国主義・侵略主義に向かう思想面での支えとなったと批判する意見が多い。
上記記事のように、福沢を高く評価する意見は、それほど多くない。

 胡適はマルクス・レーニン主義に反対し、国共内戦に共産党が勝利すると米国に渡った。
ただし1957年には台湾に渡り、外交部(外務省)顧問、中央研究院院長などを務めた。(編集担当:如月隼人)(写真撮影:サーチナ編集部)

607 :N ◆.a7VUr.VD. :2016/03/20(日) 11:27:46.73 ID:iyxqdkEc0.net
>>605
保護国化というのは、ほぼ相手国の支配下にはいるわけで、外交権も
なくなるわけであるね。そのあたりは併合と同じで、保護国化みとめるならば
併合認めるまでの距離はそれほどないといえるね。

占領統治というのは占領が終わったら主権は回復するのが前提であって
一時的なものといえるね。まあいずれにせよ国の代表がサインして認めたなら
保護国化だろうと併合だろうと占領だろうと有効といえるね。

608 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/20(日) 13:45:14.79 ID:/u1nTa5M0.net
>GHQによる戦後日本の統治がまさにこれ。

ことの本質を見てみぬ振りをするとそのように見えてしまう
GHQの占領と日本の韓国の保護化とはまったく関係ないし
似てもいない

609 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/20(日) 19:06:13.82 ID:qH7BZ6a00.net
◆台湾人の顔面


淡褐色、広鼻、突顎、タラコ唇


ラオスっぽいような、ポリネシアっぽいような、

つか、ハノイですね〜

実にハノイ!

https://www.youtube.com/watch?v=5bE6lSX4yK0
http://www.gmjh.tc.edu.tw/mediafile/1040/active/288/2014-11%5C2014111413041_0.jpg
https://www.immigration.gov.tw/public/Attachment/3521157552.jpg
http://a.udn.com/focus/2015/10/02/12959/image/pic01.jpg
http://www.ksnews.com.tw/upload/2014-04-20_20b06004_.jpg
http://static.ettoday.net/images/793/d793043.jpg
http://img.chinatimes.com/newsphoto/2015-05-18/656/20150518003862.jpg
https://anntw-prod.s3.amazonaws.com/assets/images/000/001/732/big/HBL.JPG?1385383160
https://i.ytimg.com/vi/9YL_k_JZ_dI/hqdefault.jpg
http://www.on9g.com/cn/customavatars/66275.jpg
http://bibibi.info/w/wp-content/uploads/2012/01/20120108-00000521-san-000-0-view.jpg
http://news.xinhuanet.com/school/2010-03/04/xinsrc_222030704080396881592.jpg
http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/95/0000035795/99/img6388079azikazj.jpeg
http://www.wsm.ks.edu.tw/images/20110407024518.jpg

610 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/21(月) 01:17:38.30 ID:jjlxm9UD0.net
ヤフオクに『福澤諭吉傳』全4冊が出品されています。
外箱は痛んでいるようですが、100円は安いと思われ。

福澤諭吉傳 全4巻揃 岩波書店 天金本
http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e182152538

開始日時:2016.03.19(土)20:34
終了日時:2016.03.25(金)21:34
開始価格:100 円

611 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/21(月) 14:11:09.11 ID:X6bSI/Bb0.net
>>608
似ているだろ

政府は温存して、その政府をコントロールするという形で統治するわけだから

相手国民の心情に配慮している

612 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/23(水) 12:00:45.23 ID:hop+Uh8wO.net
福沢の話を

613 :代理屋 ◆XFizselqIb3B :2016/03/23(水) 16:35:01.61 ID:1LaPAAwY0.net
では諭吉のバストショットがフランスの民族学雑誌の表紙を
飾った話は?

まぁここの住人ならご存じでしょうけど、ちと笑った^^

614 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/23(水) 19:25:01.91 ID:iLb6tk/f0.net
>>613
ペテルブルクで撮った写真が百科事典の「日本人」の項目に掲載された、じゃなかったっけ?

615 :代理屋 ◆XFizselqIb3B :2016/03/23(水) 20:16:30.59 ID:1LaPAAwY0.net
文久使節団の一員としてパリの国立自然史博物館の人類学陳列館を
訪れたときの写真だとか。
それが1900年の民族学雑誌の記念号の表紙をかざった。
                 (『医師のみた福沢諭吉』)

616 :代理屋 ◆XFizselqIb3B :2016/03/23(水) 20:23:17.58 ID:1LaPAAwY0.net
帝大教授をつとめたベルツの分類によれば、日本人には支配層に
多い優秀・貴族型(モンゴル・コレア型)と下司型(マレイ型)が
おり、諭吉は前者の代表とされたのだとか。

617 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/24(木) 01:30:23.01 ID:rii2ofQM0.net
>>615
この写真のことですね。

文久2年(1862年)、パリの国立自然史博物館にて撮影)東京大学史料編纂所蔵
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:FukuzawaYukichi.jpg

618 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/03/24(木) 09:22:57.19 ID:+uxaRrGpO.net
ベルツは福沢の脳卒中の診察をした人だな

619 :代理屋 ◆XFizselqIb3B :2016/03/24(木) 12:53:48.73 ID:LNdpMZIF0.net
>>617
です^^

慶応の研究所も所蔵してますね。

>>618
たしかそう書いてあったす。

関係ないがそばと牛乳の組み合わせはどうなのかなぁ。

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