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【三十一谷人】福沢諭吉について(其の12)

114 :マグナ ◆vI4NRkhGyA :2015/12/08(火) 03:13:07.09 ID:PAJgg0Au0.net
何か知らないがやたらと脱亜論を持ち上げる人は、当時の日本は興亜論=汎アジア主義だった。その中で脱亜論は異質であった。
太平洋戦争などもアジア主義が引き起こしたものであり、戦後右翼もアジア主義的だった。福沢諭吉の脱亜論はそのアジア主義言説と真っ向から対立するものであり、戦前の日本は脱亜論の真逆だった。
勿論平山の言説等を利用して、脱亜論は当時は余り有名にならなかった社説だとはいいつつも、結果として興亜論に対抗する思想として過大評価しているわけだなw

上記のは喜多野土竜が書いてた事を簡略化したものだが。
>福沢諭吉はアジア侵略を肯定も推奨もしていない。
そうだろうか。福沢著の時事小言などにも侵略を肯定・推奨するような文言が見えるが。
福沢の情緒主義を肯定しつつ、左派の情緒主義を否定するのも妙な話だ。こう言う二枚舌も注目すべきだな。

主義が戦争を起こすのであろうか。それは返って思想を過大評価していることにならないだろうか。
アジア主義を肯定する竹内好等を思想で歴史を見ていると語りつつ、思想が戦争を起こしたという二枚舌。金谷譲あたりがこれだ。

また福沢諭吉が黒龍会の関係者にアジア主義者と見られていたことをスルーしている。これなんかは福沢の不肖の弟子が時局に迎合するような伝記を書いた陰謀だ、などという風に話を落とし込もうとするわけだな。
なんとしてもアジア主義者と福澤が道を違えていたようにいおうとしている。脱亜論も所詮は興亜論の変種ではないだろうか? 事実そう言う風に見ている論者もいない訳ではない。右曲がりなはずの古田博司ですらそうだ。
これなんか歴史学の政治への利用な訳だが、案外そういう輩に限って歴史学と政治を弁別せよとかいう。これは木村幹とかの主張だ。

こう言う二枚舌の左翼と右翼のハイブリッドみたいなのが増殖していく気持ち悪さを見ると、シールズとかしばき隊の単細胞な考え方に寧ろ共感を覚えるもんだな。

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