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日本は侵略国家じゃないとか言うけどさ Part2

638 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/30(木) 19:27:00.67 ID:oe6ZM+2e0.net
>>630
>具体的に
対日強硬のアメリカの意見においても、たとえばNYヘラルドトリビューンは
「・・・我々は斉しく日本の満洲における権利を認めるのみならず、シナの満洲に対する主権要求を甚だ僭越な
ものとしている。しかし、今度の日本の軍事行動は確かに日本の資本並びに人民擁護の域を超えたものと
言わなければならぬ。・・・」
ロンドンタイムス
「リットン報告書に表明された諸原則に同意することは決して難事ではないが、日本政府の満洲国承認に
先立ち現地を引き上げた結果多大の支障をこうむるに至ったのである。報告書は調査団が現地
踏査時の実情に適当したであろう如き解決案を指示しており、且つ日本の満洲国における政治的特殊権益に
対しては十分にこれを尊重しており、更に紛争解決の諸勧告案は仲裁者のごとき法律的格式張らず
日シ両国の知己としての賢慮を以て起案されていることは事実であるが、今日の情勢においてこれらの
勧告案が直ちに実現しうるか否かの一疑問が直ちに生ずるのである。」
デーリーメール
「満洲がもし現在の支那の治下にあったならばまったくの混乱のちまたになっているだろう。
我らはサイモン外相が賢明にして思慮ある外交手段をとり、イギリスをして反日運動に巻き込まれない
事を望む、虚勢的国権論者やファシストはシンガポールや香港の危険を説いているがこれは
荒唐無稽の議論で、日本の満洲はあたかもイギリスのインド、エジプトである」

以下、分析。
リットン報告書は仲介者としての勧告にすぎず、政治的な駆け引きによる折衷案であるのがよく分かる。
日本が義和団事件で示したように東アジアの平和と治安を維持してきた実績は欧米に認識されており
英仏はとくに、支那の排外活動が自国の権益に及ぶことを極度に恐れている。
リットン報告書は満洲を国際管理の下におくとしているが、英仏が軍事力を割くことは実質無理であり
日本の軍事力たよらざるをえない。つまり、仲介案では現状はそれほど変わらないだろうと悲観視している。
そして、英のインドやエジプトのように日本に満洲の管理をまかせても問題ないと言外に述べているのが分かるだろう。
ちがう本には他の新聞もあるが、疲れるので割愛させていただく。

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