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70年談話狂詩曲(part3)【20世紀のアヘン戦争U】

29 :代理屋 ◆XFizselqIb3B:2017/06/23(金) 18:14:36.88
【所有権と人身売買】

個人の所有権を牛や馬のように売買する犯罪が人身売買≠セ。

人身売買の目的は「労働力」や「性奴隷」の確保、また「婚姻」や
「養子」などさまざまだ。

このうち養子や婚姻は人権上はともかく、売られたから奴隷と
決めつけることは困難だろう。

むしろそれは、買い取り手が一定の財力をもつ証明と好意的に
理解されたからこそ、かつては世界中にその主の文化があり、
それゆえいまも世界のあちこちで散見される。

じっさい日本でも本年2017年、国際女性デーの前日に営利を
得て養子斡旋をしたとして団体役員が逮捕されていた。

逮捕された当人に犯意はなくても、売買婚や養子目的の人身
取引を許すと、しばしばそれは「性奴隷」に直結する。

近年「IS」は少女の売買婚・離婚を繰り返すことで、本来は
イスラムが禁ずる「娼婦=性奴隷」をつくりだしているとされる。

養子も同じで、たとえば1933年「国連ジョンソン調査報告」に
よると、中国アモイの娼婦の75%は、料理店店主の《……「養女」
といふ名目で……》集められていたという。
(*編:市川房枝『日本婦人問題資料集成〈1〉』ドメス出版 1978 頁480)

ともあれ、人身売買された娼婦が公娼とみなれず、性奴隷と
されることは19世紀の日本人も完全に理解していた。(↓)

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