2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

70年談話狂詩曲(part3)【20世紀のアヘン戦争U】

41 :代理屋 ◆XFizselqIb3B:2018/02/28(水) 22:01:52.90
【儒教社会の売春観】

儒教社会における娼婦をみる眼は厳しい。

水木しげる『姑娘』 (講談社文庫 2010)は、作者が大陸に
出征した人から聞かされた実話にもとづく戦記マンガだ。
日本軍の分隊長にレイプされ処女を奪われた中国人娘が、
慰安婦扱いされるのを拒み、レイプした当人に「女は二夫に
交らず」の理を説き、自分を妻にしてくれと訴えたことから
殺人事件に発展した話だった。

儒教は「貞女は二夫にまみえず」と教えだ。
魯迅はこの女性観がグロな迷信(再婚すると死後、天で
二人の夫に身を割かれる)を生じ、その迷信によって
再婚もできず貧困に苦しむ女性の悲劇を小説にしていた。
                   (※タイトル失念)
レイプした相手に求婚したり、再婚に罪の意識を抱くなど、
今日の多くの者には理解しがたいところだが、そうした儒の
貞操観を強いられた世代が「慰安婦にされた過去」を告白する
のは、現代女性がレイブを訴える以上に勇気を要したろう。

その勇気に対し、儒教の奴隷を生む家族制度を前提に、
「恨むなら親を」と逆ギレして罵ってみせる姿が、どれほど
顰蹙を買うか、冷静になって考えてほしい次第だ。

総レス数 56
52 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver.24052200