中国製双眼鏡専門スレ その2
- 252 :名無しの愉しみ:2019/12/31(火) 12:18:19.15 ID:sXI8ZMNK.net
- >>251
まずアイピースの広視界は単純にレンズの度を強くすれば広視界になります。
ダイソー虫眼鏡を3枚重ねで70度くらい、4枚重ねで90度くらいになります。
3枚重ねは実用になる見え具合でしたが4枚重ねはビーンズエフェクト現象と呼ばれる妙なブラックアウトの為にとても見づらくなりました。
瞳収差とも言います。アイポイントの位置が視野中央と視野周辺で違う現象です。瞳の球面収差と言えます。瞳収差についてはここでおしまい。
以下は結像の話。
単レンズでは球面収差を補正できないので2枚合わせで補正します。これが2個並んだのが2+2のプローセル。
より広視界を狙って全体の度を強くするためにプローセルの間に1枚追加したのが2+1+2のエルフレ。
プリンスの2+1+1もエルフレと呼ぶようです。
視野を広げると周辺収差の補正が難しくなるので高級な硝材を使ったり構成枚数を増やしたりします。コストと重量がかさみます。
超広視界と高い結像性能を遠慮なしに追求するとニコンWXみたいに重く高価になるかと思います。
プリズムの大きさは
ニコン8x30E2の例で言えば
対物焦点距離:多分100mmくらい(双眼鏡のF値は3.5くらいじゃないかと)
接眼レンズ焦点距離:12.5mmくらいのエルフレであろう
アイレリーフ:13.8mm(公称値)
視野環直径:15.4mm(実視界8.8度なのでtan(4.4)*100*2=15.4)
対物レンズが30mm
この間にポロプリズムが入るのでケラレないように又は許容できるケラレでプリズムの大きさを決めているかと思われます。
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