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【理論】理屈で考えるスレ【議論】

1 :選曲してください:2018/07/21(土) 08:05:34.96 ID:Nvqc4uEu.net
発声などについて論理的に考えていくスレです
発声理論やふと思いついた疑問、音楽にまつわるあれこれ
妄想理論やオカルト理論、持論語りや独り言など
テーマは何でもOK

<基本方針>
1.予断と偏見を捨て論理性を重視して考えます
2.議論は勝ち負けを決めるものではなく相互の理解を深める為に行います
3.わからないことを追求します

2 :選曲してください:2018/07/21(土) 08:07:33.09 ID:Nvqc4uEu.net
理論系のスレが無い様でしたので立ててみました

3 :選曲してください:2018/07/21(土) 08:35:30.36 ID:Nvqc4uEu.net
カラオケ板で見られる謎用語や謎理論、独自解釈や誤用なども含めて俯瞰的視点で検証していくという使い方も考えられます
とはいえスレだけあってもしょうがないので当面のお題を何か決めたいとは思いますが

4 :選曲してください:2018/07/21(土) 09:15:10.56 ID:Nvqc4uEu.net
とりあえずよく使われる
「地声」
とは何か?で

5 :選曲してください:2018/07/21(土) 10:06:07.26 ID:vJFXcT+p.net
ナチュラルな声
何の意識もない声 とか
素の声的な

6 :選曲してください:2018/07/21(土) 10:50:55.70 ID:Nvqc4uEu.net
そうですね
「素の声」というのが一番一般的な意味でしょうか
日常で話す時などに使用している通常の声という意味ですね
ものまねボイスなどの作為的な声に対するものだと言えます

7 :選曲してください:2018/07/21(土) 11:07:10.68 ID:Nvqc4uEu.net
それ以外にも
・声帯振動の形式としての地声
・胸声・チェストボイス
・芯のある声
のような意味で使われているようです

8 :選曲してください:2018/07/21(土) 11:18:09.79 ID:Nvqc4uEu.net
地声のwikiを見ると

>歌唱のために調整された声に対して声区に関係なく「地声」という場合があり、これには「喉声」(生声などともいわれる)に近い意味合いがあり、「喉が狭い、デックンされていない」ことを指す。

という様な意味合いもあるようです

デックング(独:deckung)はオケ板で言われるオペラボイスやロウラリ的な感じではないかと思います

9 :選曲してください:2018/07/21(土) 13:42:39.39 ID:Gm9igeGJ.net
・発声の種類
・発声に使われる器官と筋肉、骨

10 :選曲してください:2018/07/21(土) 15:06:03.97 ID:Nvqc4uEu.net
>>9
これはお題という事でしょうか?
だとすればまず「発声」から

>発声(はっせい)とは、音声学において喉頭部にある声帯が肺から起こる気流に対して行う働きのこと。発声機構ともいう。

wikiによればこのようになっていますがこれは音声学上の「発声」の定義で実際の使用に関してはもう少し緩やかな意味で使われているようです

11 :選曲してください:2018/07/21(土) 15:22:50.73 ID:Nvqc4uEu.net
はっ‐せい【発声】の意味
出典:デジタル大辞泉(小学館)

[名](スル)
1 声を出すこと。声の出し方。また、その声。「大きく口を開けてはっきり発声する」「発声練習」

2 多数の人が唱和するとき、最初に声を出して音頭をとること。「町長の発声で万歳を三唱する」

3 宮中の歌会で、講師?(こうじ)?が歌を節をつけずに読み上げたあとで、初句を節をつけて歌い上げること。また、その役。

次に国語辞典的な意味ですが2と3の意味では日本語としての使用も稀だと思われますので主に1の意味で使われていると言えるでしょう

12 :選曲してください:2018/07/21(土) 18:12:21.77 ID:Nvqc4uEu.net
これらを踏まえますと
・音声学上の「発声の種類」
・広い意味での「発声の種類」
に大きく分けられます

13 :選曲してください:2018/07/21(土) 18:13:29.19 ID:Nvqc4uEu.net
「音声学上の発声の種類」
・有声音・無声音・ささやき音・息もれ声・きしみ声

「広い意味での発声の種類」
<ボイトレ用語>・チェストボイスヘッドボイス・ミックスボイスなど
<一般的な声の形容>・ババア声・ガキ声・おっさんボイス・嗄れ声・ハスキーボイス・キンキンボイスなど
<特定の音楽ジャンルなどに顕著な声や歌い方>・オペラ発声・黒人ラッパー発声・ヴィジュアル系発声・デスボイス発声・アニメ声など
<特定個人の発声>・マイケルジャクソンの発声・○○さんの発声など

他にも何か考えられるかもしれません

14 :選曲してください:2018/07/21(土) 18:36:58.99 ID:Q4rf4MRZ.net
むむ、なんか難しくなってきたぞ。

15 :選曲してください:2018/07/21(土) 19:52:16.95 ID:Nvqc4uEu.net
>>12
・学問上の「発声の種類」
・広い意味での「発声の種類」
とした方が良いかもしれませんね

「学問上の発声の種類」
<音声学上の発声の種類>・有声音・無声音・ささやき音・息もれ声・きしみ声
<医学上の発声の種類>・嗄声・吃音など

16 :選曲してください:2018/07/21(土) 20:14:08.61 ID:Nvqc4uEu.net
簡単に言いますと2つの種類の発声があるという事です
・カチッとした意味合いの発声
・ふんわりした意味合いの発声

何故2つにわけるのかといいますと
掲示板上で言葉のやり取りをする場合、特に理屈で考えていく場合は言葉の意味の厳密性を求めがちになるからです

17 :選曲してください:2018/07/21(土) 20:14:36.84 ID:Nvqc4uEu.net
ここで問題として挙げられるのが第一に「ふんわりした意味合いの言葉」に対して厳密な意味を求めるというものがあります
元来意味が一定しないふんわり言葉の一意性に拘ると、話がかみ合わない、持論の押し付け合い、といった不毛な結果が予想されます

第二に厳密性に拘るあまりに「ふんわり言葉」を排除するというものがあります
「発声」自体が幅広い意味合いで使われている現状からすると、これも話がかみ合わなくなることが予想されます
また音楽ジャンルの広がりからくる多様な歌唱・発声を正しく認識できなくなる可能性が考えられます

18 :選曲してください:2018/07/22(日) 12:46:25.37 ID:zcx9nSo/.net
では次に
・発声に使われる器官と筋肉、骨
に移りたいと思います

19 :選曲してください:2018/07/22(日) 13:00:10.90 ID:RjMyyhEP.net
はい

20 :選曲してください:2018/07/22(日) 13:10:16.14 ID:zcx9nSo/.net
・発声に使われる器官と筋肉、骨
「発声」については上述の「広い意味での発声」として捉えたとして
「器官」とは?ですが

>形態的に周囲と区別され、それ全体としてひとまとまりの機能を担うもののこと
とあります

21 :選曲してください:2018/07/22(日) 13:12:03.01 ID:zcx9nSo/.net
さらに「発声器官」として
>発声器官(はっせいきかん)とは、ヒトが声を発するのに用いる器官群の総称である
という定義があります
最も広い意味で捉えるとするならば全身の筋肉・骨が発声器官と言えるでしょう

22 :選曲してください:2018/07/22(日) 13:12:40.70 ID:zcx9nSo/.net
ただこれはあまりにも広げ過ぎなのですが
発声における器官の最大外周枠の設定と捉えていただくとよいのかもしれません

23 :選曲してください:2018/07/22(日) 13:20:10.86 ID:RjMyyhEP.net
まあ、呼吸を使うのだからそうなるよね

24 :選曲してください:2018/07/22(日) 13:54:33.12 ID:zcx9nSo/.net
主に取り上げられるものとしては
呼吸系・喉頭に関するもの・嚥下咀嚼に関するもの等でしょうが
これらをどのように分類していけばよいのか
または分類せずに「発声器官」下に並置するのがよいのか
今一つ判断に迷う所です

25 :選曲してください:2018/07/22(日) 14:14:50.16 ID:RjMyyhEP.net
何のために理屈に沿って整理するのかによると思いますよ
単なる情報の羅列に陥らないためには目的が重要です
例えば、発声に身体能力が関わるならば必然的に個人差の大きいものとなり、「万人が求める」情報とは
異なるアプローチで情報を整理する必要があると思います

具体的に理屈で情報整理するならば、>>1さんの発声や聴力を基軸にしてみては如何でしょうか

26 :選曲してください:2018/07/22(日) 15:26:04.11 ID:zcx9nSo/.net
仰るように広い意味での発声行為・歌唱は個人的感覚の支配下にあると言えます
一方で個人の感覚に依らないのが理屈です
一見感覚に属するものを理屈で扱うのは無意味なようにも思えます

しかし理屈・論理を代入することによって個人的感覚の、鋭敏化・限界域拡大・欠損の補綴・覚醒的獲得などを目指すことが出来るのではないかと考えます
これが理屈によるアプローチです

従って個人的感覚を基軸に情報を整理をしてしまうと、それは個人的な感覚論なのであって理屈アプローチとは矛盾します

27 :選曲してください:2018/07/22(日) 16:11:41.12 ID:VrvFUKcx.net
単に発声の理論では誰も興味を持ってくれないぞ
オケ板でやるならミックスが出来るようになるや高音が出せる理論とかにした方がいい
あとスレ主がどの程度の発声レベルなのかも重要

28 :選曲してください:2018/07/22(日) 17:21:43.25 ID:zcx9nSo/.net
>>1に基本方針はありますが特にスレ主などはいませんし自由に使って構わないんじゃないでしょうか

29 :選曲してください:2018/07/22(日) 21:31:34.36 ID:VrvFUKcx.net
それだと確実に過疎るぞ
現に誰も来てないだろ

30 :選曲してください:2018/07/22(日) 21:56:16.60 ID:zcx9nSo/.net
では「ミックスボイスが出来るようになる理論」を考えてみましょうか

31 :選曲してください:2018/07/22(日) 22:48:52.69 ID:zcx9nSo/.net
「出来るようになる理論」において最も重要なことは何かといえば「練習する」という項目ですね

>ミックスボイス (mixed voice) は、発声技法のひとつであり、発声や歌唱の様式、及び声種を表す。
とありますので明らかに技術であります

技術というものは何かを読んで知識をつけたとしても身につくものではありません
繰り返し練習をして出来るようになるものです

ですから「出来るようになる理論」とは
<どのような練習をどのように実行するか>
を論ずる練習論であると言えるでしょう

32 :選曲してください:2018/07/23(月) 18:45:06.61 ID:EuvzyW98.net
続いて「ミックスボイス」ですが
これについては種々様々な捉え方があるようですが
その特性の共通する点を見てみますと
「歌唱における換声点の克服を主眼とした音楽的発声技法」
であると言えるのではないでしょうか

33 :選曲してください:2018/07/23(月) 20:49:20.39 ID:EuvzyW98.net
「換声点」について
>声区と声区の移り目のことを換声点とかブレイクポイントなどという。
とあります
つまり単に声区と声区の境界点に過ぎず上達次第では換声点のコントロールが可能ということです
「換声点の克服」という表現も間違いでは無いですが「換声点の問題の克服」とした方が良いような気がします

「ミックスボイス」=「歌唱における換声点の問題の克服を主眼とした音楽的技法、またはその声」

と修正しましょう

34 :選曲してください:2018/07/23(月) 22:43:03.24 ID:AArZkA8A.net
長い

35 :選曲してください:2018/07/24(火) 11:40:36.74 ID:l5j2q8Ho.net
理屈を語るんだから長いのは当然で良いと思う。

36 :選曲してください:2018/07/24(火) 11:58:05.93 ID:rRHXqcN4.net
まず超基本になる話声と歌声の違いは理解してるか?
これが分からないのなら発声が出来てないも同然だ
実際話す時と歌う時で全く声が変わらず歌声特有の響きも無い
大抵の場合は高音が出ず全体的に響かず篭った低い声になる
カラオケではマイク音量とエコーを強めにしないと
まるで拡声器でリズミカルに朗読してるような声になってしまう

話声と歌声も話声で歌ったり歌声で話したりする事も可能なので
明確な境があるわけではないが一般的な人なら確実に使い分けるもの
これらに違いは無いと堂々と言ってしまう人は本当に何も出来てない

37 :選曲してください:2018/07/24(火) 18:58:40.97 ID:i/IRArcw.net
>>36を理屈っぽくまとめますと
「聴感覚と発声感覚の認識細分化による発声改善の為の声区二分割法」
であるといえます

専門用語などに拒否反応を示す方々向けに分かりやすくしようと一般名詞である「歌声」「話声」をその声区名としたのかもしれませんが、
その弊害として意味の多重化がおこってしまっており、声区分割法としての機能が十分果たされていないのではないでしょうか?

38 :選曲してください:2018/07/24(火) 22:04:26.58 ID:i/IRArcw.net
「換声点の問題」ついて
曲中に換声点が出現するという事は声区が変化するという事を意味します
即ち音色が変化するという事です

この音色変化は、演者の発声技術の未熟により意図せず発生する場合、一般的には音楽上の、または発声技術上の価値の棄損と見做されます
これはその発声が演者自身、または聴者が期待する音楽的心象との不協和を惹起する為です

これが「換声点の問題」です

39 :選曲してください:2018/07/26(木) 19:32:00.57 ID:T2BVt5yX.net
某スレでのモーラ拍リズム言語等の話ですが迷惑になりそうなのでこっちに書きます

日本語の特性としては一拍子のリズム感であろうと思いますが、それを日本人のリズム感に当て嵌めようとしているところにバイアスの存在が疑われるという事ですね
単純に日本語としての特性の解説であればよいのですが、日本人の同質性を強調したい余りに典型的な日本人論の誤謬に嵌まり込んでいます

40 :選曲してください:2018/07/27(金) 20:46:34.59 ID:KI0WsEdH.net
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41 :選曲してください:2018/07/30(月) 22:08:38.99 ID:fPV51yCq.net
「換声点の問題」に対するアプローチとして考えられるものは以下のようなものが考えられます

・キー変更
・単一声区(拡張された地声・拡張された裏声・ミックス(ミドル))
・段差解消アプローチ

42 :選曲してください:2018/07/30(月) 22:17:58.75 ID:fPV51yCq.net
「キー変更」は発声技術ではありませんが、その曲のキーを調整することによって換声点が出現しないようにすることが出来ます
カラオケを楽しむ、他人に聴いてもらう、という点においては非常に重要な行為です
これに対しては、いわゆる「原キー厨」問題があります

43 :選曲してください:2018/07/30(月) 22:43:35.39 ID:hy8kfwFD.net
生きててよかった
応援してる

44 :選曲してください:2018/07/30(月) 22:53:58.24 ID:fPV51yCq.net
「原キー厨」問題について
「原キー以外は認めない」「キーを下げると負けた気がする」などの思考が原キー厨です
歌唱に対する価値判断が音高に極端に偏ってしまっている、またはコピー・物真似を至上とする考え方だと言えます

カラオケはプロ歌手のオリジナルが前提として存在していますので、コピーや物真似を目指すのは一つの正統と言えます
こだわりを持つことは決して悪いことではありません

しかしながら、換声点の問題が解決していない段階で「原キー厨」となってしまうと、換声点以上の音高に対して無理な発声でアプローチしていく傾向があります
そうなると、よくない発声の練習を繰り返し行うことになり、結果としてよくない発声が身についてしまう可能性が高くなります

これが「原キー厨」問題です

45 :選曲してください:2018/07/30(月) 23:10:32.05 ID:fPV51yCq.net
生命は、死の可能性を持つことで生命足り得る訳です
死の無い生命は、この世には存在しません
始まりがあって終わりがあるトランジエントな存在です
同様に始まりと終わりがある音に人は魅かれるのかもしれません

46 :選曲してください:2018/07/31(火) 10:59:03.01 ID:T7fNIfBI.net
急に新興宗教みたいなこと言うなよ

47 :選曲してください:2018/07/31(火) 11:14:40.22 ID:D7yPFkN1.net
別人かと思ったわ

48 :選曲してください:2018/07/31(火) 21:57:49.23 ID:R6P3gq4y.net
では話を戻しましょうか
「単一声区(拡張された地声・拡張された裏声・ミックス(ミドル))」について

換声点の問題=音色変化の問題なのですから
単一の声区で歌うことで意図しない音色変化(換声点)が出現しないことになります
声の一本化、声区統一などとも表現されます

49 :選曲してください:2018/07/31(火) 22:29:17.13 ID:R6P3gq4y.net
上の方でも少し触れましたが、「ミックスボイス=高い声を出す技術」という間違った認識の下では上手くいかない可能性が高くなってしまいます
完全な間違いという訳でもないので話がややこしいですが、あくまでも曲中での意図しない音色変化を避けるという音楽的必然性において、ミックスボイスが要求されるのです

50 :選曲してください:2018/08/02(木) 13:45:28.16 ID:S4VZ3HgO.net
なんか歌の話になると人によって定義が違うせいで既存の用語だと一切話し合いにならないんだよな
別の考え方なのに名前が同じだからダメなんだよ
しかも考え方が違うってだけでどっちも間違ってるわけじゃ無いから一つに絞ることができない
例として声区のチェスト・ヘッド(ミックス・ミドルも)は人によって意味が異なりすぎるから話し合いにならない
話し合いするなら定義の見直しが必要だよ
特に声区なんて使ったらいけない

地声・裏声という音色での話なら大体の人が同じような声をイメージすると思うんだよね
そして地声・裏声ってのは意図的にどちらかに近づけようとしない限り急に切り替わるものじゃないってのが大事
低音になるほど地声らしく高音になるほど裏声らしくなっていく 歌ってればわかるだろうけど
すると当然低音・高音の中間があるじゃん(人によって違う)
それは音色における地声・裏声の中間になるから
音色の地声・裏声のどちらかとも明確に言えない声になる
まずこれをこのスレでなんと呼ぶか決めよう

51 :選曲してください:2018/08/02(木) 14:08:13.35 ID:f4U5SVct.net
ヘッド発声出来るようになるとそれまで発声していた裏声はでなくなるので
裏声、表声の区別はヘッド出る人と出ない人では全く噛み合わないよ

52 :sage:2018/08/02(木) 14:23:58.36 ID:t3miS61N.net
>>51
むしろそれまで発声していた裏声ってのが分からん、喉絞めた裏声になるのかな
ヘッドもいまいち分からなくて、閉鎖した裏声と若干開いた裏声
それを地声ヘッドとかピュアヘッドとか言ってんのかな
前どこかでやってたんだよなよく読んどけばよかった…
ヘッドを詳しく頼む

53 :選曲してください:2018/08/02(木) 14:55:11.57 ID:PVyTVbM+.net
さっきもいったけど声区を使うんだったら自分の定義を説明してからにしてくれ
どの定義のヘッドを言ってんのかわからん
もう言われてるけどそれまでの裏声とその後の裏声ってのも解説頼むな

54 :選曲してください:2018/08/02(木) 15:47:02.71 ID:un6cCjzI.net
武田梵声のオルフェ歌唱芸能研究所のサイトを15年振りにリニューアルしました。
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55 :sage:2018/08/02(木) 16:28:04.80 ID:t3miS61N.net
>>53
理論苦手で例で言うといわゆるもののけがヘッドだと思ってるラルクの初期の頃とか
そんでそれをmid2ぐらいまで下げられるのも分かる
今のハイドは違うもっとロック的なエッジぽい高音も出してる
疑問なのはヘッドの種類特に地声ヘッドって何なのかと裏声って何なのか中島美嘉の高音は裏声?ヘッドの息漏れ?
ってところです。

56 :選曲してください:2018/08/02(木) 18:58:08.36 ID:W9TpkTy/.net
用語の多義性の問題について

仰られる様にカラオケ板で見られる用語は様々な解釈で用いられています
以前にネット記事やスレッドで見かけた用語をなんとなく使用されている方も多いでしょう
知識や経験の違う人々が集まる掲示板という特性上、これは致し方ないことではあります
このような環境下では、定義の厳格な運用は困難を極めます
また、一意性に拘ることで定義自体を争うような不毛な展開となることもしばしば発生するでしょう

定義の矛盾は、理屈の破綻となりますので言葉によって考える場合、一見用語の多義性は排除すべきもののようにも見えます
しかしながら、上記のようにその排除は、凡そ不可能であると言っていいでしょう

であるならば、理屈で考える人は、掲示板上での用語の多義性を認め、階層構造的にその用語の定義を保持する必要に迫られます
これによって多様な文章表現が理解でき、理屈をこねることが可能になります

57 :選曲してください:2018/08/02(木) 23:34:43.24 ID:W9TpkTy/.net
>>50後段の「声」については、一般的に
「中間声」「ミックス(ボイス)」「ミドル(ボイス)」「混ぜ声」
などの表現が適当ではないかと思われます

もう少し限定的に使用したい場合は
「地声と裏声の音色的な中間という意味でのミックスボイス(ミドルボイス)」
のような表現が考えられます

58 :選曲してください:2018/08/03(金) 21:49:16.56 ID:jX8EIY+J.net
声区について
>声区(せいく、レジスタ、レジスター、voice-register、vocal-register)とは
>音楽で発声(人声及び楽器の発音)の分類に関わる語である。
とあります

最も簡明な分類は、日常語として使用される「地声」「裏声」です
人体の構造(声帯の振動形式の違いによる音色の違い)に由来します

これに対応する音楽上、またはボイトレ上の分類として「チェストボイス(胸声)」「ヘッドボイス(頭声)」があります

地声→「チェストボイス(胸声)」
裏声→「ヘッドボイス(頭声)」

チェストボイスとヘッドボイスについてですが、音楽上の、またはボイトレ上の語彙ですので、非音楽的な、非声楽的な、発声上好ましくない、ものはその範疇に含めないというニュアンスで使用されることがあります

59 :選曲してください:2018/08/03(金) 23:44:20.86 ID:RWglCsAD.net
ここで書いてるヘッドボイスと裏声は全くちがいますね
音域は同じですが、声帯がほとんど振動してないのがヘッド出来てない人の言うところの裏声
地声といっている発声と同じように声帯を振動させてるのがヘッドです、ただし地声の振動の倍音になってます

60 :選曲してください:2018/08/04(土) 00:13:46.23 ID:e3ES1BxR.net
>>59
2行目まではいわゆる軽い声を
「上手い軽い声」=ヘッドボイス
「下手な軽い声」=裏声
と分類しているように読めます

「上手い軽い声」=ヘッドボイス=「地声といっている発声と同じように声帯を振動させてる。但し地声の振動の倍音になっている」
となります
「地声」と「ヘッドボイス」を分ける基準は、「地声の振動」の「倍音」となっているかどうか
ということでしょうか?

「ヘッドボイスの声帯の振動」=「倍音」と言っているようにも読めます
これに関しては意味がわかりません

61 :選曲してください:2018/08/04(土) 00:29:59.92 ID:XIzYezUk.net
>>60
私の考えでは、一般的な地声、裏声の区別は声帯の振動状態だと思います。声帯本体がしっかり振動しているのが地声、周辺粘膜が振動してかすれた音がなってるけど本体はほとんど振動してないのが裏声という訳です。
ヘッドは声帯がしっかり振動している状態なのでこの定義だと裏声ではない事になります。
しかし、音程は普通の人の裏声領域
何故ならヘッドの出来ない人が地声で出している振動の倍振動を声帯で鳴らしてるからです。音程で言うと一オクターブ上と言うことになります。
倍振動を作る為には声帯が強く引かれて閉じてないといけませんが、普段はそういう筋肉の使い方しないので、かなりトレーニングしないとなかなかできません。
実際はあらゆる倍音は程度の差で含まれてるけどややこしくなるのでそれは省略してます

62 :選曲してください:2018/08/04(土) 00:56:02.15 ID:e3ES1BxR.net
>>61なるほど
「ヘッドボイス=地声」という解釈になりますね
文脈にもよりますが、「ヘッド」と単独表記するよりは「地声ヘッド」「高音地声」という表記の方がしっくりくるかもしれません
地声に対して裏声的な声を「ヘッド」というケースも多いので

「倍音」に関しては理解違いをされているのではないかと思います
>倍音(ばいおん、独: Oberton、英: overtone[1]、harmonic sound[1]、harmonic overtone、harmonics)とは、
>楽音の音高とされる周波数に対し、2以上の整数倍の周波数を持つ音の成分。1倍の音、すなわち楽音の音高とされる成分を基音と呼ぶ。

ある音に含まれる高次の周波数成分の事なので
「地声」に対して「ヘッド」の、声帯の振動数が「倍」だから「倍音」という訳ではありません

63 :選曲してください:2018/08/04(土) 01:12:57.67 ID:EJJu+Gar.net
倍音の意味はその通りですので、地声ヘッドは基音を通常地声の基音の倍周波数で声帯を振動させて音を出していると言う風に言い替えたいと思います。

64 :選曲してください:2018/08/04(土) 03:32:16.50 ID:MGVCLwcb.net
きよそか?いい加減現実見なさい

65 :選曲してください:2018/08/04(土) 10:49:29.81 ID:e3ES1BxR.net
>>63
基音の周波数=音高になる訳ですから、通常地声の倍の振動数という説明ですと
lowEを通常地声とした時にmid1Eは地声ヘッドになる
ことになります

恐らくは、
「細い声で閉鎖感がある声」を地声ヘッド
「太い声で閉鎖感がある声」を通常地声
と定義したいのではないかと思います

細い声と太い声の違いの理由として、基音の周波数(音高)を持ち出すのは不適当ではないでしょうか?
何故ならば、同じ音高と閉鎖感を持つ「細い声」と「太い声」が存在するためです
これらを説明することが出来ません

66 :選曲してください:2018/08/05(日) 08:09:50.57 ID:6eP0K6l5.net
バイバイありがとうさようなら

67 :選曲してください:2018/08/07(火) 06:37:27.19 ID:ks7eNhdc.net
細い声と太い声の違いは、発音体の違いに依るものと考えられます
(共鳴などはひとまず置いておくとして)

発音体となるのは声帯です
声帯(=声唇)は、声帯靭帯と内側甲状披裂筋(=内筋=声帯筋)とに分かれます
発音体としては一体のものなのでしょうが単純化すると

細い声・裏声 → 発音体が声帯靭帯
太い声・地声 → 発音体が声唇(声帯靭帯 + 内側甲状披裂筋)

となります

68 :選曲してください:2018/08/07(火) 18:11:26.99 ID:ks7eNhdc.net
「発音体が声帯靭帯」とはファルセットの説明で使われることが多いようです
ファルセットは、閉鎖期が殆どないとされている発声ですが「発音体が声唇」でも生じ得ます

ということは「発音体が声帯靭帯」がファルセットであるとは必ずしも言えないという事になります
また「発音体が声帯靭帯」の時に閉鎖期が現れることも起こり得ます

細い声の声区 → 発音体が声帯靭帯
太い声の声区 → 発音体が声唇(声帯靭帯 + 内側甲状披裂筋)

と説明できると思われます

69 :選曲してください:2018/08/07(火) 18:26:34.07 ID:ks7eNhdc.net
「細い声」と「太い声」に対して「閉鎖感がある」「閉鎖感が無い」の違いもあるとすると

1.細い声で閉鎖感ある声
2.細い声で閉鎖感の無い声
3.太い声で閉鎖感のある声
4.太い声で閉鎖感の無い声

以上の4種類の声が設定されることになります

70 :選曲してください:2018/08/07(火) 20:44:12.18 ID:ks7eNhdc.net
1.いわゆる「ヘッドボイス」
2.いわゆる「ファルセット」
3.いわゆる「チェストボイス」

と一般的な解釈が可能です
しかし、
4.に関しては「低音裏声」または、「ミックスボイス」または、「志村声」
などの解釈も可能なように思われます

71 :選曲してください:2018/08/08(水) 17:50:16.57 ID:vDehEHHD.net
>>55
地声・裏声っていう種類の声があるわけじゃなくて
地声っぽくする力(地声の力)と裏声っぽくする力(裏声の力)があって
その力関係が偏った状態が音色において地声・裏声と呼ばれてるって考えるのがわかりやすい
もちろん0か1かの力じゃないから力関係の組み合わせは無限通りにあるよ
声を太くするのとか声帯閉じたりってのが地声の力の仕事
音高を上げるのは裏声の力の仕事
地声の力が得意なのは低音
裏声の力が得意なのは高音
得意な音域以外では力を発揮しづらくなる

ヘッドっていうか高音域における地声・裏声ってのは地声の力を使うか否か(使えるか否か)
息漏れはちょっと難しくなるけど声を出すためには基本的には閉鎖が必要で
地声の力のうちの閉鎖する力を弱めた状態
閉鎖が弱いので通り道が広く息が多く通る これが息漏れ

72 :選曲してください:2018/08/08(水) 20:32:50.45 ID:ReXsp+v6.net
「閉鎖」について
よく言われる「閉鎖」ですが、以下の意味のいずれか、または混同的に使われているようです

1.左右の声帯が軟骨の稼働によって接近すること(声帯内転)
2.左右の声帯が気流によって互いに接近すること(声門閉鎖)
3.声帯振動における閉鎖期(閉鎖期)
4.声帯以外を使った摩擦音などの発生源

73 :選曲してください:2018/08/08(水) 23:08:16.00 ID:isv1ezKc.net
>>72
それじゃ1→2→3の順でないと成立しなくね
123が別のものならいいが通過点を区切られてもな
総じて閉鎖でいいじゃん
(3のために事前に1→2が必要で
2のために事前に1が必要になるってこと)
4は意味わからん
あと()内の用語はいいけどその外の言葉が微妙に意味が通ってない

74 :選曲してください:2018/08/08(水) 23:29:01.63 ID:ReXsp+v6.net
>>73
「閉鎖」という単語の意味を列挙したものですから
>総じて閉鎖でいいじゃん
と言われましても反応に困ります

ここ(「閉鎖」という単語の意味の分析)で重要なポイントは、その機序では無くて、各意味の物理的なスケール上の位置にあるという事ですね
尺度が違うと話が噛み合わなくなります

4.に関してはあまり一般的ではないので無視しても良いかと思います
>有声口蓋垂破裂音(ゆうせい・こうがいすい・はれつおん)は子音の種類の一つ。後舌と軟口蓋の後端で閉鎖を作って開放することによって起こる破裂の音

>あと()内の用語はいいけどその外の言葉が微妙に意味が通ってない
具体的にご指摘ください

75 :選曲してください:2018/08/09(木) 01:09:14.78 ID:IhB3YWkQ.net
>>74
いやそうじゃなくて
閉鎖って言葉が色んな使われ方してるってのはいいんだけども
1なしに3の状況を作れないんだからその書き方はおかしくね
結局どこまでを呼ぶかってことじゃん

あと1と2わける必要ある?こうじゃね
1+2.左右の声帯が軟骨の稼働(内転)によって接近すること(声門閉鎖)
3. 1+2〜閉鎖期まで
4.声帯以外を使った摩擦音などの発生源(これいる?てか破裂音だろ多分)

つか1以外が特殊なんだから普通に考えてほぼ全員が1だろ
閉鎖って言われて3,4考える奴いねえだろ

76 :選曲してください:2018/08/09(木) 02:37:05.40 ID:OG2RtXMY.net
確かに4.については「摩擦音」ではなくて「阻害音」とすべきところでしょうか

恐らく
『一連の機序を「閉鎖」と呼称すべき』
という主張なのではないかと思われます

そう考えますと4.などを関係ないものとして排除しようとするのもわかります

以上を踏まえますと下記のように修正されます

1.左右の声帯が軟骨の稼働によって接近すること(声帯内転)
2.左右の声帯が気流によって互いに接近すること(声門閉鎖)
3.声帯振動における閉鎖期(閉鎖期)
4.1.〜2.もしくは1.〜3.の一連の機序
5.声帯以外を使った阻害音などの発生源

77 :選曲してください:2018/08/09(木) 19:03:02.33 ID:HSySswil.net
>>76
さっきも修正したけど内転は軟骨の稼働だし
2が1〜3までにかかってんだよな(声門閉鎖)のせいで意味不明
あと5は百歩譲っていいとしても
23を種類として混ぜたくないんだけど
だって有ろうが無かろうが1が大前提に行われてないとできないんだから
どっちかというと派生じゃね

罫線見えるか知らんけどこうだろ
1 左右の声帯が軟骨の稼働(内転)で接近する(声門閉鎖)
┣1.2 呼気による閉鎖期なし
┗1.3 呼気による閉鎖期あり
2 声帯以外を使った阻害音などの発生源

78 :選曲してください:2018/08/09(木) 19:15:29.50 ID:MwHUU7v8.net
>>1が真面目なのはいいけど、指摘は指摘として取り入れるといいよ
語りも構成も堅すぎてROMも減るぞ

79 :選曲してください:2018/08/09(木) 19:50:42.59 ID:HSySswil.net
>>69
あとこれも同じ人でしょ多分
声帯間の距離っていう意味で閉鎖の強・弱
音色において声の太い・細いの組み合わせで
両者の中間を全く考えずに超極端に4パターンってのはいいけど
太い声で閉鎖弱いが低音裏声だのミックスになるってのはどういうことだ
声区=音色派なのは構わないけど
太い声なんだったら裏声でもミックスでもないだろ
閉鎖とか関係なしにチェストなんじゃねえの

80 :選曲してください:2018/08/09(木) 20:01:56.15 ID:OG2RtXMY.net
カラオケ板やその他での使用例を、>>56の観点から観察したものが、>>76の「閉鎖」の意味の列挙です
「閉鎖」の認識論そのものではなくて、メタ的に捕捉されたものである、とお考え下さい
このような立場から申し上げれば、>>77の主張は>>76の4.項に該当する訳です

「声門閉鎖」についてですが「閉鎖」と同じく、多義性の問題があるという事ですね
実際上は、「声門閉鎖」の略として「閉鎖」が使用されているとのご指摘もあります

よってこのように修正されます

1.左右の声帯が軟骨の稼働によって接近すること(声帯内転)
2.左右の声帯が気流によって互いに接近すること(ベルヌーイの定理)
3.声帯振動における閉鎖期(閉鎖期)
4.1.〜2.もしくは1.〜3.の一連の機序
5.声帯以外を使った阻害音などの発生源
6.声門閉鎖の略

81 :選曲してください:2018/08/09(木) 20:04:29.29 ID:OG2RtXMY.net
ご指摘はしっかり考えた上で反映させているつもりですが、分かりにくいなどありましたら、さらにご意見いただけるとありがたいです

82 :選曲してください:2018/08/09(木) 22:52:23.00 ID:OG2RtXMY.net
>>79
声区の違いは、振動体の違いではないか?ということですね
これは人体の構造上発生する違いなので、主観の入る余地が少なくなります
ここを起点とするのが良いではないかと思います

中間は、ここでは一旦除外して考えています
両極が定まれば、中間は自ずと導き出せると考えられるからです

「閉鎖感がある・ない」とぼやかして書いていますけど
これは閉鎖期の多少、または有無で決定づけられるのではないか?
という所に持っていこうかなと
全体的に説明不足ではありますが

83 :選曲してください:2018/08/10(金) 01:03:35.96 ID:aEPKh0Hi.net
>>82
別に閉鎖期があるかないかじゃ急に音色は変わらないけど
つか閉鎖感って何?
いっぱい閉鎖候補出してくれたけどどれに関係すんの

84 :選曲してください:2018/08/10(金) 20:01:47.66 ID:vJsXqK2W.net
「閉鎖感」は、地声感、実声感、などと言い換えることもできるでしょうね
感覚や認識でのことで、厳密な意味がある言葉ではありません

この「感覚・認識」がどこから来るのかを考えたときに

<<「閉鎖期」の多少なのではないか?>>

という推測が立てられます

85 :選曲してください:2018/08/11(土) 13:37:50.18 ID:UL0+kljb.net
「閉鎖期」について
「期」とありますので、これは一定の時間、期間です
スケールとしてはかなりミクロな話となります

声帯の振動は、「閉鎖期」「開放期の閉小期」「開放期の開大期」に分けられます

「閉鎖期」・・・声帯が閉じた状態の時間
「開放期の閉小期」・・・声帯が閉じる方向に運動している時間
「開放期の開大期」・・・声帯が開く方向に運動している時間

閉鎖期の存在は、開大閉少のバランスを崩すので波形が複雑になり、より多くの倍音を含むことになると考えられます
より多くの倍音を含む、という事は、音色が変化するという事です

単純に言えば
いわゆる裏声は、倍音が少ない(閉鎖期が無い)
いわゆる地声は、倍音が多い(閉鎖期がある)
となります

86 :選曲してください:2018/08/11(土) 15:05:41.16 ID:VnIFRUS9.net
その地声・裏声の定義なら音色とは別で考えろよ
その考えだと音高が上がればゆっくりと地声から離れ閉鎖期が作れなくなっていくけど作れなくなった瞬間から急に音色も裏声にはなるわけじゃないから
むしろ大抵の人が音色が地声のうちに閉鎖期作れなくなるから
あと閉鎖期と上音に関係性はない

それとエッジって知ってる?あれ声帯を閉じたことで発生するけど
音色が裏声でもエッジかけられるから
つまり倍音っていうか上音の少ない声で且つ閉じてるってこと
まぁエッジ自体が声帯間距離の閉鎖を無理やり強めてるから
無理がある声を混ぜない前提なら構わんよ
今度からそれを明記すること

87 :選曲してください:2018/08/11(土) 15:56:13.79 ID:UL0+kljb.net
>>86
まず理解していただきたいのが
「閉鎖期」に関してなので、かなり視点がミクロで物理的な説明であるという事です

「いわゆる地声」「いわゆる裏声」とあるのは、「閉鎖期」に関しての、ということですね

>あと閉鎖期と上音に関係性はない
とありますが、>>85は原音自体の波形が、というこれもミクロな視点に立っています
”「閉鎖期」の有無によって音色は変化しない”
という主張への反論となっています

エッジは、ボーカルフライの事ですが「閉鎖期」によるものとは限りません
「エッジ」という言葉自体が、声帯同士の摩擦音のようなもの、という誤った認識から導き出された用語ではありますし、文面からもそのような認識と受け取れます
これも>>85は、そのような大雑把なイメージ論ではないという事ですね

88 :選曲してください:2018/08/11(土) 16:41:17.47 ID:UL0+kljb.net
「閉鎖期の存在は、開大閉少のバランスを崩す」について

図1)閉鎖期のある波形
http://splab.net/APD/G100/phonation.jpg
図2)正弦波
http://phys.dip.jp/cars/gpractice/images/sin.png

図1の波打っていない止まっている期間が「閉鎖期」です
膨らんで波打っているところが「開放期」で頂点を境に「開大期」と「閉少期」です

「閉鎖期」が存在するという事は、ベルヌーイの作用が働いているという事、ですので、声帯間の圧力に変化が起こり、開大閉少のバランスが崩れます(声帯が素早く閉じる)
これによって波形が、ノコギリ波になります
ノコギリ波ということは、多数の正弦波に変換できるという事になります(倍音を多く含む)

一方で、閉鎖期が無い声帯振動ですと図2の正弦波のような波形になります
(声帯が止まらずに常に波打っている状態)

89 :選曲してください:2018/08/11(土) 16:42:38.87 ID:UL0+kljb.net
正直、物理とかはさっぱりなので間違ってたらゴメンナサイですが
多分合ってると思います

90 :選曲してください:2018/08/11(土) 23:21:36.81 ID:QxuIr0i7.net
何を勘違いしてるのかまるでわからん
とりあえず人間の声どころか自然に発生した音は絶対に正弦波にならないけど
勝手に基音以外もでて合成されるしな
人間が一つの音高だと思ってる音は実はそれ以外の色んな音高の音が混ざってるんだし
基音(正弦波)+上音(正弦波)=混ざった音(ノコギリ波)
機械でその音のみを作り出す以外じゃ正弦波なんてできないでしょ多分

あと音の波形って空気の疎密だから人間にわかりやすく視覚化した場合に上下に揺れる波形になってるけど
2枚目画像の波の1番左の開始位置で横一直線が0
例えば無音になった場合は疎密なしだからその位置で1本線な
1波長における0地点を無音と定義してもいいかは知らん
そういう問題じゃ無い気がする ナンセンスって奴だ

1枚目の画像は音じゃないけど何だこれ
どっから拾ってきたの

91 :選曲してください:2018/08/11(土) 23:56:00.63 ID:UL0+kljb.net
>波形(はけい、英語:waveform)とは、波動の伝わり方を示す図のこと[1]。
>一定点(ある定まった場所)において測定される何らかの物理量の時間的な変化を表現した図[1]、もしくは一定時刻(=ある一瞬)の物理量の空間的な変化(=位置による変化)をグラフで示したもののこと[1]。

とあります
この場合は、「何らかの物理量」が声帯の変位となる訳です
声帯の振動(変位)が空気の粗密を作り出す訳ですから、即ち音の波形となります
スケールにおいてかなりミクロな事象ですので共鳴等は考慮してません

0地点では、仰る通り粗密が0ですが、続けてマイナス方向に声帯は振動を続けるわけです
そうしますと粗密が発生し、音が鳴るという事ですね
その波形は、より正弦波に近いものとなるという事です

>機械でその音のみを作り出す以外じゃ正弦波なんてできないでしょ多分
については、こういうことですね
>上記の通り、正弦波は単一の周波数成分のみを持つ波動であり、厳密な意味では自然界には存在しない。
>しかし、一般の物理学や電磁気学、音響学などでは、観測されるべき波動(すなわち上記の基本形・一般形で表される波動)の振幅が、
>付随される雑音に比べて十分に大きい場合、これを正弦波と見なすことが多い。 この広義の意味での正弦波は自然界でも海の波、音波、光波などで発生する。

92 :選曲してください:2018/08/12(日) 00:05:24.88 ID:ICcYhJFZ.net
何が言いたいかと言いますと

・「閉鎖期」の多少が声の音色に対して大きな影響を及ぼす
・「閉鎖期」が地声と裏声を分ける一つの尺度となり得る

という事ですね
感覚的にも、裏声はサイン波的であり、地声はノコギリ波的だというのは経験上納得できるのではないでしょうか?

93 :選曲してください:2018/08/12(日) 01:49:53.87 ID:m78Xw7/x.net
その閉鎖期があると開大と閉小のバランスが崩れるってのが当然のように書いてるのが納得いかないんだが
どうみても簡単に切り分けできるし
1波長で1回ずつ疎密 当然1周波数だし
開大と閉小が疎と密のどっちに当たるのかわからんけど閉鎖期がいる期間は確実に0の場所だろ

崩れたら上音が増えるってのも納得いかないけどな
閉鎖弱めたところで地声のままだし
閉鎖の強弱が自由にできない人にはわからんだろうけど

94 :選曲してください:2018/08/12(日) 21:03:03.85 ID:ICcYhJFZ.net
>>93
>その閉鎖期があると開大と閉小のバランスが崩れるってのが当然のように書いてるのが納得いかないんだが
これについては、もう少し考慮が必要ですね

>どうみても簡単に切り分けできるし
>1波長で1回ずつ疎密 当然1周波数だし
>開大と閉小が疎と密のどっちに当たるのかわからんけど閉鎖期がいる期間は確実に0の場所だろ

何について話しているのか分かりません

95 :選曲してください:2018/08/12(日) 21:17:04.94 ID:ICcYhJFZ.net
(閉鎖期が無い場合)
A1.声門下圧が高まると声帯を押し上げて声帯間の距離が拡がります・声帯の弾性復元力が上昇し始めます(開大)
A2.声帯間を通過する空気は圧力が低下し始め、声門上に向かって運動します
A3.声帯の弾性復元力が、声門下圧を上回ると声帯が閉じ始めます(閉少)
A4.声門下圧が上昇し始めます
以下繰り返し

(閉鎖期がある場合)
B1.声門下圧が高まると声帯を押し上げて声帯間の距離が拡がります・声帯の弾性復元力が上昇し始めます(開大)
B2.声帯間を通過する空気は圧力が低下し始め、声門上に向かって運動します
B3.声帯の弾性復元力が、声門下圧を上回ると声帯が閉じ始めます(閉少1)
B4.声門下圧が上昇し始めます
B5.一定条件下でベルヌーイ力が高まり、声帯がさらに接近する(閉少2)
B6.声帯が閉鎖する(閉鎖期)
以下繰り返し

一応こんな説明を考えてみましたが
どうでしょうか?

96 :選曲してください:2018/08/13(月) 23:15:15.29 ID:bAayDTus.net
大前提として自分でコントロールができない筋肉はあるよね
じゃないと内蔵や心臓を自在に止めれてしまうことになる
自分でコントロールができない筋肉を扱うのはオカルト理論

97 :選曲してください:2018/08/13(月) 23:34:28.83 ID:UTR+n1ie.net
発声の話題しかやらないのかな
歌唱の理論を読みたいな

98 :選曲してください:2018/08/14(火) 00:35:54.72 ID:AWONSScl.net
発声のメカニズムを解析する理論と、どうやって発声するかという方法論の違いですね
自動車を例に取れば、前者がエンジンなどがどうやって駆動するのかという理論、後者がハンドルやアクセルの操作方法を説明する理論です
前者がオカルトという事ではありませんが、前者と後者を、理屈に因らずに結びつけてしまうとオカルト理論となります

歌唱の理論というと、どういうものでしょうか?

「歌うこととは何か?」のような抽象論の事でしょうか
それとも、細かいテクニックなどの理論的解釈等でしょうか

99 :選曲してください:2018/08/14(火) 07:14:33.18 ID:+z3u0lbE.net
例えば心地の良いビブラートの振れ幅とスピードとか、
うまい歌手が使ってるさりげないテクニックとか。
あ、自分がそれを知りたいから、話すことはできません
いずれそういうところに話が及ばないかなって楽しみに待ってる

100 :選曲してください:2018/08/14(火) 13:36:34.12 ID:MCzERi/Q.net
>>99
それは発声が向上して自在に操れるようになると自然と再現できるようになる
逆に発声無くして出し方を聞いたところで意味不明なだけだ

101 :選曲してください:2018/08/14(火) 19:29:47.91 ID:AWONSScl.net
ビブラートは、音高などを規則的に揺らすテクニックの事ですね
振幅やスピードについては、ジャンルや曲調、テンポなどに左右されますので一定ではないと言えます
「演歌みたいなビブラートは気持ち悪い」とか、「縮緬ビブは〜」とか
ただ一般的には、1秒間に5〜7回、±1半音以内とされてるようですね

人間が何故、このような波を好むのかと言えば、「脳波」との関連があるのかもしれません
α波は、8〜14Hz
θ波は、4〜8Hz
この辺りの周期が何か関係してるのでしょうか?

102 :選曲してください:2018/08/16(木) 10:36:35.14 ID:L1IbrM48.net
少し話を戻しまして
>>69で示した4種の声は、このように言い換えることが出来ます

1.細い声(発音体が声帯靭帯)で 閉鎖期が多い(地声的波形)
2.細い声(発音体が声帯靭帯)で 閉鎖期が少ない(裏声的波形)
3.太い声(発音体が声唇(声帯靭帯 + 内側甲状披裂筋)) で 閉鎖期が多い(地声的波形)
4.太い声(発音体が声唇(声帯靭帯 + 内側甲状披裂筋)) で 閉鎖期が少ない(裏声的波形)

103 :選曲してください:2018/08/16(木) 11:14:06.16 ID:L1IbrM48.net
この分け方よれば
「太い高音には裏声成分がある」「地声ヘッド」「地声からシムラへのひっくり返り」「裏声実声」
などの(地声ー裏声)尺度のみでは、矛盾してしまう現象を説明することが出来ます

104 :選曲してください:2018/08/16(木) 16:33:27.75 ID:L1IbrM48.net
これらの4つを声区として見た場合、それぞれについて発声可能音域が異なります
例示しますと

1.細地(mid2F〜hiC)
2.細裏(mid2F〜hiG)
3.太地(lowG〜mid2G)
4.太裏(mid1C〜hiB)

発声可能音域は、個人の発声の癖、理想とする声、それぞれの声区の熟練度などによって大きく異なってきます

上記の場合、その人の声域は、lowG〜hiGとなります

声帯波形による地声裏声2声区論ですと、
地声音域(lowG〜hiC)
裏声音域(mid1C〜hiG)

振動体による地声裏声2声区論ですと、
地声音域(lowG〜hiB)
裏声音域(mid2F〜hiG)

となります

105 :選曲してください:2018/08/17(金) 20:37:53.95 ID:fRfhyNnW.net
>>95
最近忙しくて見るの遅れたけど
閉鎖期のバランスが崩れる理由と
崩れたら(閉鎖期がある)上音が増える理由教えてくれ

106 :選曲してください:2018/08/17(金) 23:22:34.44 ID:9BCvrca2.net
閉鎖期を伴う場合に開大閉少のバランスが崩れる理由について)

開大しはじめるとその呼気圧が弾性復元力に変換されます
弾性復元力が高まると声帯が閉じ始めます
閉鎖期に突入するための一定条件下でベルヌーイ力が強く働き、声帯が閉鎖します

つまり
A開大する力 = 呼気圧
B閉少閉鎖する力 = 弾性復元力(=開大時に得た呼気圧)+ ベルヌーイ力

であり
A<B
となります

より大きな力が働いているという事は、運動するスピードが速くなるということになります

107 :選曲してください:2018/08/17(金) 23:23:30.96 ID:9BCvrca2.net
崩れたら(閉鎖期がある)上音が増える理由について)

http://splab.net/APD/G100/phonation.jpg

この波形を例にとりますと、山の頂点を境に前半部のカーブと後半部のカーブの仕方が違います
前半部のカーブを一部とする正弦波Cと後半部のカーブを一部とする正弦波Dに分けることが出来ます
正弦波Cと正弦波Dの波長を比べますと正弦波Dの方が短くなります
波長が短いという事は、周波数が高いという事になります

つまり高い音が含まれているという事になります

108 :選曲してください:2018/08/19(日) 12:20:31.17 ID:GWxx6TII.net
>>107
前も言ったけどこれ何だよ
どっから拾った何の波なの

109 :選曲してください:2018/08/19(日) 13:52:44.83 ID:7ILJoReB.net
>>108
図の横軸が時間、縦軸が声門の開き具合を示しています
「どっから」が、インターネット上の存在位置ということでしたら
http://splab.net/APD/G100/
になります

110 :選曲してください:2018/08/21(火) 22:39:40.27 ID:w/B8ODN7.net
ここで重要な点は、一般的な声域設定においては、「声帯波形2声区」「振動体2声区」いずれにおいても上記の4声区的換声点が、それぞれの同一声区内において出現することです
このような構造が、「地声」「裏声」にまつわる解釈の多様性の根源であり、認識の混乱を招くことになっている、と考えられます

111 :選曲してください:2018/08/21(火) 23:16:23.48 ID:w/B8ODN7.net
以上の様に、声帯振動上のミックスボイスとは、
「声帯波形」及び「振動体」のコントロールによる発声可能音域の調整技術である
とひとまず結論することが出来るでしょう

112 :選曲してください:2018/08/22(水) 21:17:38.66 ID:1v3PGxGz.net
ここで話を少し転じまして、「高音偏重主義」について考えたいと思います

「高音偏重主義」とは、
歌唱における音楽的価値は、”できるだけ高い音域を発声できる”ことに集約されているという立場を取るイデオロギーのことです

113 :選曲してください:2018/08/22(水) 21:19:26.31 ID:1v3PGxGz.net
そもそも、なぜ波長の短い音を”高い”と表現するのでしょうか?

114 :選曲してください:2018/08/22(水) 22:34:24.73 ID:1v3PGxGz.net
これは人体の構造に由来すると考えられます
つまり頭部の固有振動数と胴体の固有振動数の違いです
基本的に音は 聴覚で感じるものですが、振動を身体で感じることもできます

波長の短い音は、頭部の固有振動数と一致し、より波長の長い音は胴体の固有振動数と一致するという物理現象です
頭部と胴体の空間的位置関係は常に上下であり、波長の短い音は波長の長い音よりも空間的に高い位置関係にある、と認識されます
故に、波長の短い音は、”高い”音と表現されます

115 :選曲してください:2018/08/23(木) 23:26:00.82 ID:3QyOqaEZ.net
”高い”という状態は、その物理的な重力ポテンシャルから、観念的な評価においても潜在的に良好な状態であると言う解釈がなされます

物理:”高い” = 位置エネルギーが大きい
観念:”高い” = 身分が・達成度が・技術力が

例えば、古今東西を問わず、富と権威の象徴として高層の構造物を建築するということが行われていますが、これはそれだけの重力に抗う力を顕示する行為である、と考えることでができます
玉座が睥睨出来る位置に設置されることも、神がいる天、天国は高所にあるという発想も同様です

116 :選曲してください:2018/08/23(木) 23:27:16.92 ID:3QyOqaEZ.net
このように、物理的な位置エネルギーと観念的な評価においては、相関があります
しかしながら、”高い音”に関しては、音そのものが位置エネルギーを帯びている訳ではなく、
前述のようにその”高い状態”というのが、固有振動数との関係における人体の構造上の共鳴腔の位置関係に過ぎないのでありますから、”高い音”=”良い音”というのは錯誤的な相関関係という事になります

117 :選曲してください:2018/08/24(金) 22:38:52.71 ID:3rwGqGgF.net
「カラオケ」というものは、音楽体験を手軽に楽しめる娯楽です
歌を歌うことは、それ自体が楽しく、また音楽を通じたコミュニケーションの場としてカラオケボックスや、ネット上のサイトなどが幅広い層に支持されています
カラオケ板もその一つです
非常に健康的で文化的な娯楽ではありますが、その裾野の広さから、音楽に対する理解があまりにも不足した人が多いのも事実です
(オクターブが何か分からないとか、拍が何かわからないというレベルについてです)

118 :選曲してください:2018/08/24(金) 22:40:47.42 ID:3rwGqGgF.net
自己満足なんだから音楽の知識や理解など必要ない、という意見もあるかもしれません
確かに、一人カラオケでこもって歌ってる分には必要ないでしょう
但し、ネットなどを通じて他者の評価を求めたり、何らかの主張を行った途端に自己満足の領域からは、外れてしまいます
高度な理解は必要ない、としても最低限の基礎的知識は備えていないと、他者との相互理解に支障を来す可能性が高くなります

何故ならば、「カラオケ」というものが、音楽を媒介としたコミュニケーションという特性も持っているからです

119 :選曲してください:2018/08/26(日) 01:08:19.85 ID:PKF1R75T.net
へりくつご苦労さま

120 :選曲してください:2018/08/26(日) 22:11:25.74 ID:Ub0vMbZM.net
共有知識の欠如から来るコミュニケーション上の軋轢に直面すると、人は、「無視する」か「受容する」か「反発する」かのいずれか行動をとることになります
音楽というものは、数百年の時間をかけて蓄積された高度で複雑な知識体系を有しますので、その権威主義的従属圧力は非常に強大です
これに対して「反発する」という選択をした人にとっては、それに対抗し得るべき強固な精神的支柱となる何らかの価値基準が必要になると考えられます

このような権威との葛藤は、新しい音楽スタイルを生む原動力となる為、直ちに否定されるものではありません
しかし、カラオケにおいては、既存のスタイルの模倣が主な表現手法であり、この方法論による新たな価値観の創出が難しいという現実があります

121 :選曲してください:2018/08/26(日) 22:21:34.25 ID:Ub0vMbZM.net
ポップミュージックに関しては、前述のような権威との葛藤を経て獲得された多様な音楽スタイルの上に成り立っているものですから、それらの模倣に因る価値基準も多様となります
よってコミュニケーションの存立基盤を「カラオケ」というごった煮状態に置く場合、特定の音楽スタイルのみに価値基準を設定してしまうと、これもまた他者との軋轢が避けれ得ないことになります

122 :選曲してください:2018/08/27(月) 00:12:29.30 ID:kV/wI24+.net
「カラオケ」というものは、プロタゴニスタ願望を手軽に充足できるため、ナルシシスティックな感情を強化しやすいという側面があり、
現代のポップミュージックの消費が、肥大した自意識の仮託的表明であるとすると、その範疇にあるカラオケ歌唱もまた尖鋭化しやすいと言えます
拡散的孤立の中での尖鋭がコミュニケーションの存立基盤としての「カラオケ」を侵食することは、基本的にその受け皿のロングテイル化によって回避できるかに見受けられますが、
一方で価値観の異なる者同士の相互理解というコミュニケーションの本質性を希釈ないしは破壊する結果に陥っているとも取れます

123 :選曲してください:2018/08/28(火) 19:37:11.34 ID:XevqzWAH.net
ガイドラインとなるべき知識が無い状態で、まず第一に価値基準となると考えられるのは自己の身体感覚になります
その最も分かりやすい例が高音発声の問題です
プロ歌手が軽々と歌いこなす高音を、実際に自分がやってみると全く届かないという経験は、誰しもあると思います
ここから「歌が上手い=高音が発声できる」という単純な構図が導けます
これ自体は、間違いではありませんし、発声が良ければ発声可能音域が、広くなるのは理屈に適っています

124 :選曲してください:2018/08/28(火) 20:34:27.01 ID:XevqzWAH.net
しかしながら、身体感覚以外の手掛かりがない状態ですと、そのような身体の強健性に比重が偏ることになり、前述の錯誤的相関などの影響から、
「歌が上手い=高音が発声できなくてはならない」、「歌が上手くなりたい」という欲求が「高音を発声したい」へと次第に書き換えられていくことになります
そして、その背景にある価値基準の非統一性という混乱状態において、コミュニケーションの媒介手段として「歌唱力」(この場合は高音発声)が選択されることになります

これが「高音偏重主義」に至るメカニズムではないかと考えられます

125 :選曲してください:2018/08/28(火) 21:41:47.42 ID:iljsCRrE.net
それはそんな感じだね
自分にできないから上手い…じゃないにしても、自分にできないからすごい、ってのは絶対あるから

126 :選曲してください:2018/08/30(木) 22:04:31.76 ID:7FPaHMvk.net
高音発声の問題は、色々な曲を歌う上で避けて通れない現実であって、多くの人は無自覚に、または潜在的に抱えている考え方だと思います
成熟した音楽観といものがあるとしたら、そこへの発達途上で見られる、ある種の逸脱であると考えられます
簡単に言いますと、思春期や反抗期のようなものではないか、と言う事ですね

高音発声への問題意識が昂じた結果起こる何らかの認知的不協和に対応して、イデオロギーとして表れてくるのでしょう
そして、このイデオロギー性にネガティブな要素が、あると考えられます

127 :選曲してください:2018/08/30(木) 22:07:42.95 ID:7FPaHMvk.net
その発生機序から言って、「高音偏重主義」はイデオロギーであると考えられます
イデオロギーの特徴を抜粋しますと

・イデオロギーは世界観である
・イデオロギーは極めて政治的である。
・イデオロギーは偏った考え方であり、何らかの先入観を含む。
・イデオロギーは闘争的な観念である。
・イデオロギーは政治理念と政治目的が何らかの形において結合したものである

これを「高音偏重主義」に当てはめてみましょう

128 :選曲してください:2018/08/31(金) 00:27:30.77 ID:nI30SL/Y.net
・世界観(「歌が上手い=高音が発声できなくてはならない」)

・政治的(
ここで言う「政治」は、選挙や国政問題に対してどうのこうのという話ではありません

「政治」とは、
>人間集団における秩序の形成と解体をめぐって、人が他者に対して、また他者と共に行う営み。
とのことですので、「ある価値基準」の形成に関する外交的営為と解釈できます

高音を発声すること、または発声できないことに関して、他者への干渉的な働きかけが
確認されるでしょう


129 :選曲してください:2018/09/01(土) 18:28:54.84 ID:Wi9Uk3An.net
・偏った考え方、先入観(音高に偏った見方は、それ以外の要素の軽視や無視に繋がります
また、それによって見たくないものを無意識に隠蔽することがあります)

・闘争的(一方の価値基準に対して対抗する為のものです)

・政治理念と政治目的が何らかの形において結合したものである(
この場合の政治理念とは、「音高に歌唱力が集約されている」という理念です
政治目的とは、「その理念を他人にも持たせること」となります

130 :選曲してください:2018/09/01(土) 20:47:53.73 ID:g2WltJmA.net
このスレ読んでると頭良くなりそうだな
じゃ歌の訓練をした平均的な日本男性の一番適切な高音はどこら辺だと思う?

131 :選曲してください:2018/09/01(土) 21:04:50.01 ID:Wi9Uk3An.net
>>130
「適切」というのがどの様な文脈上の意味を持っているかによると思いますし、個人差もありますので、一概には言えないと思います
しかし、この問題は別のアプローチから考察することは、出来ると思います

ひとつには、「母音とフォルマントとの関連性」
ひとつには、「ポップミュージックにおけるサウンドプロダクションとの関連性」

などでしょうか

132 :選曲してください:2018/09/01(土) 21:36:55.11 ID:g2WltJmA.net
それで…お願いします…
俺は何となくhiAだと思うそれはJポップの最高音はhiAの曲が多いから

133 :選曲してください:2018/09/02(日) 10:46:54.22 ID:gMK7nfbS.net
高音の音域は時代と共にかわってる
典型的な昭和歌謡、1970年代前半位はmid2E位で最高音それより上は特殊高音扱い
1980年あたりから普通にmid2F
1990年代はmid2G位だが、歌手によってはhiD, E位出すようになってきた。この時点ではカラオケが普及してなかったのでヘッド発声できる人が神ボイスだった
2000年代から現在は世界的には女性と男性の声域はトップアーティストではほとんど同じになった、日本でもカラオケ普及で誰でも練習した人はヘッド発声出来るようになったのでhi域後半まで歌うようになってる
でも男性の喚声点がhiA-B辺りにあるのは昔から全く変わってない

134 :選曲してください:2018/09/02(日) 11:53:25.01 ID:cRvB/q5+.net
フォルマントに関しては難しい話ですね
ちょこっと調べてみましたが正直現状では、知識が足りません

しかし、500Hzあたりに壁がある感じなので
B4 493.883 Hz
C5 523.251 Hz
このあたりではないかなと言う感じです

135 :選曲してください:2018/09/02(日) 12:48:01.52 ID:cRvB/q5+.net
>>133
60年代、70年代のグループサウンズやフォークあたりから最高音は上がって来出したんじゃないでしょうか
洋楽の影響が強いんじゃないかなと言う感じですね
父性的なものに対する反抗というものが通底しているのかもしれません

90年代以降にハイトーン信仰のようなものが加速しているのはあると思います
小室系など女性でもキンキンで高すぎるのが流行りましたね
>2000年代から現在は世界的には
というのは思い込みじゃないでしょうか

136 :選曲してください:2018/09/02(日) 13:12:02.74 ID:DcME3TXE.net
世界的に見ればカバー含めてもっともレコード売れた曲のひとつ1950年代のUnchanged MelodiesなどはさびでhiEロングトーン出してる
昔から発声できてる人は女性音域と変わらなかった
それが現代ではBruno Marsとかのクラスでは当たり前になってきた

137 :選曲してください:2018/09/02(日) 13:25:48.85 ID:GXt1tn1M.net
もう50年近く前のツェッペリンのロバートプラントもhiEとか出してたな

138 :選曲してください:2018/09/02(日) 13:57:33.02 ID:cRvB/q5+.net
現代では
というか昔から洋楽(英米)はあまり変わってないと思いますが
ソウル系などでは昔から裏声的な声で歌ってましたし

139 :選曲してください:2018/09/06(木) 20:22:15.01 ID:pEDYhMsG.net
少し話を変えて「理論」に移りたいと思います

>りろん【理論】
>個々ばらばらの事柄を法則的・統一的に説明するため、また認識を発展させるために、筋道をつけて組み立てたもの。
とあります

掲示板やネットなどに書き込まれる情報は、基本的に「断片的知識」であると言えます
これらのバラバラな情報に加えて自己の身体感覚や経験、記憶を合わせ、法則的に組み立てることで認識が発展します

認識の発展とは、考え方が変わるという事です
考え方を変えると、今まで試行していなかったやり方を自発的に試すことが出来、技術が向上する可能性が高まります

140 :選曲してください:2018/09/06(木) 21:56:12.85 ID:pEDYhMsG.net
ですので「知識」の断片は、そのままではあまり意味がありません
それらを自己の内部で「どのように組み立てるか?」が重要です

組み立て方を間違いますと、それによって導き出される結論が間違いであったり、不十分であったりします
そうしますと、誤った認識へと発展してしまう恐れがあります

誤った考えと言うのは色々あるかと思いますが、いわゆるオカルトと言われるようなものなどが挙げられるでしょうか

141 :選曲してください:2018/09/06(木) 22:55:59.24 ID:pEDYhMsG.net
>オカルト(英語: occult)は、秘学・神秘(的なこと)・超自然的なもの
とあります

”体内のドラゴンパワーを上昇させて、フェニックスパワーと融合させれば、ミックスボイスが出る”
のようなものがオカルトと言えます

「披裂軟骨」のような聞き慣れない専門用語も、馴染みが無い人からすれば「ドラゴンパワー」などと同じようなものに思えるかもしれません
この2つの最大の違いは、科学的に定義されているかどうかです

従って、その理論が、オカルトかどうかを見分けるには、使用されている言葉が、科学的に定義されている、かどうかで判断できます

142 :選曲してください:2018/09/07(金) 21:59:17.14 ID:CTtz3MR+.net
しかし、実際の所「ミックスボイス」や「喉声」など、科学的に定義されていない言葉で説明されることが、非常に多い現状があります
これは、その語られる文脈においての要求される意味の厳密性の違い、から来るものと考えられます
科学的に定義された専門用語を使用しますと、多様な解釈を排し、意味を厳密にすることが出来ますが、一方で可読性は、低くなります

ですから、話の流れなどによりますが、予備知識を必要とするような専門用語を唐突に使用するのは、一般的にマナー違反と言えます
他者を威嚇する目的をもって難しい言葉を使っている、と受け取られる可能性もあります

その点、このスレは、難しい言葉の使用を推奨していますので、マナー違反になるような心配は無用です
なぜ推奨しているかと言いますと、意味の厳密性を上げ、直感的理解を妨げる必要がある為です

143 :選曲してください:2018/09/08(土) 21:13:44.18 ID:ZL5lWtPC.net
発声に関わる身体操作を考える場合、基本的に自己の肉体しかサンプルはありません
自己の内部での理論構築に際して実践上の試行錯誤に必要な仮説形成、及び、それを客観的理論として外部に出す過程、で起こる短絡的な一般化という帰納的誤謬が問題となります
さらに可読性の向上を目指す目的の有無にかかわらず使用される日常語の意味の不確実性から、科学の前段階的思考様式としての「呪術」が用いられることになります

144 :選曲してください:2018/09/08(土) 23:44:57.11 ID:ZL5lWtPC.net
科学的定義に因らず原理を説明しようとするのが、人類学上の「呪術」であり、その中でも模倣の原理を持つ「類感呪術(模倣呪術)」に相当すると考えられます
巷間よく聞かれるものの中で、代表的な類感呪術の類は、いわゆる「引っ張り系理論」でしょうか
頭部の立断面図などに引っ張る方向のイメージを書き込んで、この方向は○○ボイスなどとしているものですね

勿論、単なる感想や自身の感覚の言語化など主観的叙述である、と明示されていれば何も問題ありません
これを、第三者にも適用可能な客観的理論である、と主張することに問題があるのです

科学的根拠をもって提唱されている方もおられるでしょうが、大抵の場合は、圧倒的な情報量の不足、
例えば、三次元的な回転運動を含む発声挙動を平面的に説明しようとするなどの行き過ぎた簡略化、の状態であり、
実際に自分がそうなるという実演があったとしても、それは、単なる自己充足的予言に過ぎないのではないか、と言う批判が理屈の上では成り立ちます

145 :選曲してください:2018/09/08(土) 23:47:35.65 ID:ZL5lWtPC.net
プラセボとして現実的効果を発揮するならば、それでよいのではないか、と言う反論が予想されますが、
ならば「フェニックスパワーで頭をインシナレイトするとヘッドボイスが出る」という理論でもよいわけです

故に「引っ張り系理論」は、大抵の場合において、ある特定の状態を引き出す為に、科学的でない見地に立って、因果関係を説明しようとする「呪術」的性格を有しており、”オカルト理論”であると判断できます

146 :選曲してください:2018/09/13(木) 18:42:21.17 ID:rZ5rgNB2.net
「喉声」について
いわゆる喉つめ発声、喉締め発声、タイトニング、ハイラリ等と言われる良くないとされる発声方法のことを指して使用されることが多いようです
その他には、非腹式発声、響きの薄い声、志村、浅い声、のっぺりした声、ガキ声などと同じような意味で使用されることもあるようです

主に喉頭(ラリンクス)を挙上させ、喉を緊張させて発声しようとすることが共通点と言えるでしょう

目的としては、

1.母音を作る為
2.地声の音高を上げる為

というものが考えられます

147 :選曲してください:2018/09/13(木) 19:15:01.57 ID:rZ5rgNB2.net
1.母音を作る為
発声上の癖として、特に「い」「う」の母音を作るために喉を詰めます
狭母音「い」「う」は、舌が上顎に接近する必要がありますが、これを喉頭ごと持ち上げる事で実現しようとします
(舌・舌骨・喉頭をひとまとめに運動させる)

喉頭と下の運動を分離するには、表情筋等を使う必要があります
英語話者に比べると日本語話者は無表情ですが、こうすることで発声を省力化しています
日本語が母音が英語などに比べて少なく、舌の細かな動きや響きの違いに鈍感である為、また無駄なエネルギーを使わないために自然と喉声となる傾向が強いようです

148 :選曲してください:2018/09/13(木) 19:16:31.16 ID:rZ5rgNB2.net
誤)喉頭と下の運動を分離するには、表情筋等を使う必要があります
正)喉頭と舌の運動を分離するには、表情筋等を使う必要があります

149 :選曲してください:2018/09/13(木) 19:31:45.96 ID:rZ5rgNB2.net
2.地声の音高を上げる為
甲状披裂筋(声帯)を収縮させると厚く短くなり、音高が上がります
この時に甲状軟骨は、声帯に引っ張られて上向きになります
このポジションを維持する為に喉頭を引き上げる筋肉を使用し、安定させます

150 :選曲してください:2018/09/13(木) 19:43:44.38 ID:rZ5rgNB2.net
喉頭を上げて喉を詰めた結果、「喉声」の最大の特徴である響きの消失に繋がります
特に、mid2D〜mid2Gあたりの音高に必要な共鳴空間が損なわれます
これが、英語話者はmid2Dあたりの換声点を感じにくく、日本人の多数が換声点を強く感じるということの原因です

151 :選曲してください:2018/09/15(土) 16:25:07.43 ID:gMVU1rh6.net
響きの消失に対しては、呼気圧を上げることで声量を保とうとします(張り上げ)
呼気圧の上昇に対して声門閉鎖をキープしようと周辺の筋肉を収縮させます(喉締め)

A筋力により過剰に高めた呼気圧
B喉を締める筋力

Aを強めれば強めるほど音高は上がりますが、Bによって声帯の閉鎖を維持する必要があり、A>Bの関係になると、いわゆる「裏声」へとひっくり返ることになります
一般的日本語話者(男性)が、mid2D以上の音域を歌う際に現れるこの現象の克服を主眼に置いた技術が、いわゆる「ミックスボイス」と認識されている場合もあります

カラオケ歌唱においての最大のストレスは、音域が届かない場合に行われる、この喉締め発声による肉体的疲労であり、これに起因する歌唱の不安定性や「歌い切れない」という未達成感であろうと考えられます

152 :選曲してください:2018/09/15(土) 19:31:40.67 ID:gMVU1rh6.net
この喉締めと張り上げのセットで音高(だけ)は、hi域後半でも到達可能になります
必要なのは、過剰に高めた呼気圧と喉を締める筋力です
しかし、ある段階以上に呼気圧が高まりますと、呼気流量の増大によって声帯粘膜の損傷が始まります
粘膜の損傷が進行し痛みを感じた時点や無酸素運動の持続時間の限界において、喉締め、または呼気圧上昇の筋運動は、停止されます
呼気圧上昇の為の筋運動は、言い換えれば声門下体積の圧搾運動であり、主に胸郭の締め付けによって行われます(いわゆる「胸式呼吸」)

呼気圧が一定であるとすると、声帯粘膜の損傷を避けるには、声門裂を広げて息を逃してやる必要があります
そうしますと地声に必要な閉鎖期が失われますが、強い呼気圧によって芯のある声は出すことが可能です(いわゆる「志村」)
声帯粘膜の損傷は避けられますが、その上部の喉頭蓋、軟口蓋、咽頭壁などは喉の締め付けによって互いに接近しており、これらの粘膜が損傷する可能性は高いままとなります

153 :選曲してください:2018/09/17(月) 00:23:38.51 ID:3U0GIZjg.net
少し話は前後しますが、ちょっと前に出ていた「適切な高音」云々の話で
フォルマントなどの関係と言うのは、副次的な話で基本は、もう少し単純なのかもしれないですね
声道長を単純な閉管長として見た場合の声の1/4波長との合致性にあるのではないか?ということですね

一番ナチュラルで強い響きが得られるこの合致点が、サビなど楽曲上のクライマックスに設定されるのでしょう
人体の構造上の「適切な高音」というものがあるとするならば、一つの目安になるのかもしれません
こう考えますと女性と男性の音域が、あまり変わらない(女性の方が少し高い)という事も説明できるような気がするのですが
どうでしょうか?

「1/4波長」 (だいたいの数字です)
A3=38.6cm
A4=19.3cm
B4=17.2cm
C5=16.2cm
D5=14.5cm
D#5=13.5cm

154 :選曲してください:2018/09/19(水) 17:51:15.57 ID:JJQAr8X2.net
母音「い」などを作るには、舌を盛り上げる必要がある訳ですが、発声習慣的に(特に口を殆ど開けずにボソボソ喋るなど)舌をあまり動かさない場合、別の運動をもとにして実現しようとします
別の運動とは「嚥下反射」(食べ物を飲み込む運動)です
食べ物を食べる行動は、基本的にすべての人が毎日行っていますので、無意識且スムーズに実行することが出来ます

「嚥下反射」の第4期(咽頭期)では、以下の運動がセットで行われます

・「喉頭拳上」(ハイラリ)
・「舌口蓋閉鎖」(舌が口蓋に接近する・口腔共鳴の阻害)
・「鼻咽腔閉鎖」(鼻腔共鳴が出来ない)
・「喉頭閉鎖」(喉頭蓋が閉じる・声の籠り癖)
・「嚥下性無呼吸」(息漏れ癖)
・「咽頭収縮」(声道の締め付け・喉締め・間違った声門閉鎖)

この一連の運動の癖が、発声時に出てしまうと、その発声に悪影響を及ぼし、総称的に「喉声」「喉締め」と呼ばれるものになります

「良いハイラリ」と「悪いハイラリ」があるとするならば、これらの嚥下反射的行動がセットで行われるような「ハイラリ」が、「悪いハイラリ」と言えるでしょう
また、いわゆる「喉を開ける」を大雑把に言いますと、これらの反対方向への運動であるとも言えます

155 :選曲してください:2018/09/23(日) 22:56:50.51 ID:umMm0iyS.net
「練習」について
>特定の行動をより能率的に行うために,あるいは特定の習慣を形成するために一定の行動を反復して行うこと。
>練習による行動の変容過程は,学習曲線と同じように,横軸に試行回数,縦軸に作業量の測度をとり,いわゆる練習曲線として描くことができる。

または

>心理学的には、精神的または身体的作業の望ましい方向への変容(作業時間の短縮、質の向上など)を目的として、その作業を反復することと説明される。
>したがって練習には、作業を反復して行う側面と、その結果として作業が望ましい方向へ変容していく側面とがある。前者を「練習活動」、後者を「練習効果」という。
>また、練習者がその目的を意識して作業を反復練習する場合(たとえば、計算練習、野球の守備練習など)を「有意識練習」、目的を意識しない場合(たとえば毎日無意識に行う着替え、掃除など)を「無意識練習」という。[中原忠男]

のような定義があります

156 :選曲してください:2018/09/23(日) 23:28:18.27 ID:umMm0iyS.net
歌の練習が、娯楽をより楽しむための一つの手法である、とする立場をとるならば、カラオケを純粋に楽しむという行動が、無意識練習となっている状態が最も好ましいことになります
とは言え、このような理想的な状態ばかりであることはありませんので、練習効果が上がらない場合は、有意識練習と無意識練習のバランスを考えていく必要があります

1)問題意識
2)練習課題
3)練習方法
4)練習活動
5)練習後の反省

と言う順路が考えられますが、いずれにしても練習が、楽しさの一環となるように配慮しておくことが、中長期的に見ても長く続けられ、練習効果の総和は大きくなると考えれます

157 :選曲してください:2018/09/24(月) 22:50:41.67 ID:l2+5MwIu.net
1)問題意識
「サビがひっくり返っている」や「高音は出ているけど変な声になっている」などの状態に対しての問題意識が、まずは先行的に得られている必要があります
問題意識が無くては、当然ながら、それを改善しようとは思わないからです
問題意識を得る方法は、大きく分けて「自己発見」と「他者の意見」の2つがあります

1-1)自己発見
自分で問題があるのではないかと気付くことです
歌唱中の自己の音声を客観的に判断することは、非常に難しいので録音するか、他人に聴いてもらうかという方法が推奨されます
この自己発見能力を上げることは、一般的に「耳を良くする」「耳を鍛えるという」という言い方をされます
この場合の「耳」は、物理的な聴力ではなくて、音に対する認識力と言う意味になります
音楽的知識や経験を得ることによって、音への感受性や分解能が向上し、聞きわけることが可能になります

1-2)他者の意見
第三者による問題の発見とその受容のことになります
第三者の意見は、自身だけでは発見できていない問題点に気付くきっかけになることが多いものです
しかし、その受容についてはいくつかの問題点も存在します

1-2-1)他者の意見の受容に関しての心理的抵抗の問題
1-2-2)他者意見の信頼性の問題

158 :選曲してください:2018/09/27(木) 19:20:45.40 ID:ndBiVokf.net
1-2-1)他者の意見の受容に関しての心理的抵抗の問題
基本的に自己発見されていない問題点の他者からの指摘は、問題点のみを叙述していることは稀で、何らかのアドバイスや個人の価値観の主張を伴う形、または内包された形で為されます
その為、相違する価値観への反発やアドバイスに対する心理的リアクタンスといったものが、ノイズとして問題点そのものの発見の障害となることがあります
また、問題と思っていないことを問題だと指摘されることになるので、認知的不協和が起こる可能性があります
このような心的脅威への防衛の必要性が大きいほど、受容に対する抵抗は増大します

1-2-2)他者意見の信頼性の問題
意見の発言者が特定されている場合は、その発言者の信頼性に因ることになるのですが、掲示板上の匿名意見の信頼性は、合っているのか、間違っているのか不明確です
理論的な意見であれば、その理屈が正しいかどうかで判定できるのですが、大抵の場合は、短文かつ感覚的であり、理屈では判断することが出来ません
ですので、何らかのフィルタリングプロセスを通した上で、自己発見に資する参考程度に留めておかざるを得ません

159 :選曲してください:2018/09/30(日) 16:16:26.81 ID:cPCZxAtT.net
2)練習課題
取得できた問題点の克服の為に練習を行いますが、そのためには何をするかという練習課題の選定が重要になってきます
様々な練習課題が様式化されていますので、その様なものを利用するのも一つの手段となり得ます
また、様式化された練習課題とは、多数の異なる人に共通する問題点の集約でもありますから、自身の問題点の発見に役立てることも可能となります

3)練習方法
選定した練習課題についてどのような方法で行うかです
最も練習効果が高くなる方法を選択することが望ましいのですが、これについては、ある人にとっての最良の方法が、他の人にとっても最良とは限りませんので、試行錯誤を繰り返し自身に最適化する必要があるでしょう
また、間違った方法で取り組んでしまった場合、練習効果が上がらないばかりか、悪い癖を強化してしまう可能性もあります

4)練習活動
実際の練習です

5)練習後の反省
練習活動中のミニマルな修正とは別に、一定の練習時間単位を通しての総括的な反省もあります
有意識練習と無意識練習の最大の違いは、これらの修正や反省があるか無いかであり、たとえ有意識練習として自己規定している練習活動でも、反省や修正が無ければ、有意識練習としての効率性向上が望めないことになります
この場合の反省とは、大まかに言って成功と失敗の弁別であり、成功行動を残し、失敗行動を排除することで、ある技術の正確性を向上させるものです

160 :選曲してください:2018/10/05(金) 23:32:59.25 ID:7SEY/Hkw.net
問題意識の自己発見についての簡単なアイデア その1

グラフ図を作成します
横軸に音高(音階名)、縦軸に完成度(0〜100)を取ります
録音を聴き返すなどして、自己の発声を当て嵌めていきますと、一本の線グラフとなります
この様にして得られた曲線を仮に「音高完成度曲線」とします

大抵の人は、完成度(0〜100)が、低音下限から急峻に上昇(低域崖)から、なだらかな上昇を経て(低域坂)、平坦なプラトーを形成した後(中低域台地)、右肩下がりに漸減して行き(中高域坂)、急峻な落ち込み(高域崖)となるであろうと考えられます

問題意識は、落差の激しい”崖”部分に向けられがちです
これが、高音厨や低音厨と言った人々の発生する理由でもありますが、元々完成度の低い低音や高音に限られた資源である練習資源(時間・回数・資金)を投資するのは、「音高完成度曲線」の一般的様式図から言って、効率的とは言えないでしょう
発声全体の完成度は、音高完成度曲線によって囲まれた領域の面積(山の部分)に因りますので、曲線中の最も高い部分を伸ばすことによる裾野の拡大が有効であると考えられるためです
つまり「音高完成度曲線」の一般的様式図における中低域台地の完成度を上げることが、理論的には最良の方法と言えます

161 :選曲してください:2018/10/11(木) 18:34:14.36 ID:kjBFvjH5.net
音量と声量の違いなどと言われることがありますが、これについて考えたいと思います
>【音量】
>1 音の大きさ・強さの度合い。ボリューム。「音量をしぼる」
>2 音声学で、音の長短の度合い。

>【声量】
>その人が出すことのできる声の大きさの度合い。「声量のある歌手」

「音量」2の意味は文脈的判断により除外するとして、いずれも科学的に定義された言葉ではありません
傾向としては、「音量」が物理的な「音圧」を指し、声量が倍音構成に起因する感覚的な音の大きさ(「ラウドネス」)を指していることが多いようです

>【音圧】
>音圧(おんあつ)とは、音による圧力の大気圧からの変動分である[1]。単位はパスカル (Pa) である。

>【音圧レベル】
>健康な人間の最小可聴音圧は実効値で 20 μPa であり[1]、これを基準音圧として音圧をデシベル (dB) で>表したものを音圧レベルと言う。

>【ラウドネス】
>音の大きさ(ラウドネス:loudness)とはヒトの聴覚が感じる音の強さであり感覚量(心理量)のひとつである。
>音の大きさ(ラウドネス)の単位はsone(ソーン)であり、音圧レベルが40dBの1,000Hzの>純音の音の大きさを1soneと定義している。

>【ラウドネスレベル】
>音の大きさのレベル(ラウドネスレベル:loudness level)が記載されている。
>音の大きさのレベル(ラウドネスレベル)は、同じ大きさに聞こえる1,000Hzの純音の音圧レベルとして定義されており、単位はphon(フォン)である

162 :選曲してください:2018/10/11(木) 18:36:02.05 ID:kjBFvjH5.net
ですので「音量を上げずに響きで声量を上げる」と言う表現は、「dBを上げずにphonを上げる」と言い換えることが可能です

音圧レベルとラウドネスレベルの関係は、等ラウドネス曲線によって示されます
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Lindos1.svg#/media/File:Lindos1.svg

これによれば、同じ感覚的な音の大きさ(ラウドネスレベル)は、周波数によって物理的な音圧レベルが異なるという事がわかります
周波数が低くなればなるほど、同じラウドネスレベル(フォン)を出すために、より大きい音圧レベル(dB)が必要になり、1k〜3kHzにかけては、より小さい音圧レベル(dB)で良いという事になります
特に3kHzを中心として強調効果が高いゾーンがあり、ここの周波数を倍音として多く含む声が、「響きの強い声」「声量のある声」として認識されます
これが「歌声フォルマント」「シンガーズフォルマント」と呼ばれるものです

163 :選曲してください:2018/10/11(木) 18:41:25.61 ID:e8oM5ec5.net
難しくてわかんねー

164 :選曲してください:2018/10/11(木) 18:56:40.83 ID:kjBFvjH5.net
できるだけ分かりやすくお伝えしたいとは思ってますけど
もう少し丁寧に見ていきましょうか

165 :選曲してください:2018/10/11(木) 20:12:44.71 ID:Y6vwN5Nb.net
人の声は色んな周波数の音の集合なんだけど倍音以外は打ち消しあう
倍音通しは足しあって大きく聞こえる
だから倍音の比率があがればより響く声になるって言うことだろ
イメージは

166 :選曲してください:2018/10/11(木) 21:53:57.09 ID:kjBFvjH5.net
>>165
それは単純な定常波の共鳴の話でしょうか
確かにそこからの方がいいのかもしれませんね

167 :選曲してください:2018/10/17(水) 22:17:27.56 ID:pBmvmJUp.net
声楽を除く伝統的な歌謡曲では、洋の東西を問わず、いわゆる演歌的な唱法が好まれるようです
恐らく「上手い」または「好ましい」と感じられる歌い方が、集約されて様式化した結果だと思われます
これは「様式的発声技術及び歌唱技術」が「表現」の主題と密接に結びついているという事ではないでしょうか
『私が「歌う」何か』がテーマということです

一方でいわゆるポップスは、等身大の個人としての「表現」を重視する為に、そのような様式性を排除する方向に意識が働きます
重要なのは個人の感性や感情であり、「表現」の主題が
『私が「感じる」何か』がテーマなのでしょう

勿論これはあくまでも二極化して考えた場合で、この2つのバランスが曲やアーティストの性格を決める要素になっていると思われます

カラオケ歌唱は、オリジナルが前者の性格を持つものとの相性は良いでしょう
後者の場合は、前者が持つ様式化ベクトルを用いる場合は、「ものまね」的で技術偏重的に、
後者の持つ個性化ベクトルを用いる場合は、「原曲無視」的に、表現されるものと考えられます

168 :選曲してください:2018/10/18(木) 00:13:20.68 ID:AXN1K5+x.net
簡単に申し上げますと「歌ウマ指向」か「オリジナリティ指向」かという事になるのではないかと思います
前者は、オーセンティックな歌唱価値観に対して踏襲的であり、後者は変革的であると言えるでしょうか
この両者の間でトレードオフとなる要素もあれば、そうでは無い要素もあります

カラオケ歌唱では、作品性については関与することが出来ません
ですので「作品性の解釈」を「技法と特性」によって表現するという構造を持っていると言えます

169 :選曲してください:2018/10/21(日) 23:40:53.97 ID:CX5hAdbM.net
1.作品性の解釈
作品性の解釈とは、その作品の「表現したいことは何か?」という考察を通して、歌唱上の主題を自分なりに再構築していくことです
有名な曲などは、通俗的な解釈(主にオリジナル歌手の歌唱に於いて表現された)が既に存在しており、それを採用することが最も簡単ではありますが、そこに自分なりの味付けであったり、全く違う解釈を試みることもできます
オリジナル歌手が存在しない、または存在が希薄なものについては、軛が無い、若しくは緩い、ため自由度が高くなります
「詞曲」「メタな作品性」「他の表現者」に分類できます

1.1「詞曲」の解釈
作品として成立する最小単位である「詞曲」そのものの分析です
詞によって言語的な意味が、曲によって音楽的な意味が表されます
詞は、言葉として口から発することで音声を生じ、音声は、音韻として、言語的な意味を持つと同時に音楽的な意味も持つことになります

170 :選曲してください:2018/10/23(火) 21:41:27.46 ID:9fVR8Nfv.net
1.1.1「歌詞」の解釈
詩としての形式の解釈(韻律論など)と内容の解釈があります
形式の解釈は、大変なので一旦置いておくとしましょう

内容については、恋愛であったり、何らかの主張であったり、またはそれらがストーリーとなっていたり、抽象的な語句の連なりであったりします
また、全く意味を成さないもであったり、共感性を高めるためだけに作られたようなマーケティング的なものである場合もあるでしょう
「歌詞として何が言いたいのか」を言語化するまでではないにしろ、抜き出す必要があります

この抜き出した「歌詞の解釈」と、現実の自己との心理的距離に応じて、演技力の要求度合いが決定されます
心理的距離が遠いほど、演技力とそれを実現する「技法」の必要性が増します

171 :選曲してください:2018/10/25(木) 22:53:15.32 ID:uSNL/VcZ.net
1.1.2「曲の解釈」
ポップスの楽曲は、既聴感が重視されます
数多の楽曲の累積の中から優れた類型を抽出することで、聴取者に受け入れられ易くなる為です
芸術性よりも通俗性が、鑑賞性よりも機能性が優先されます
広義の歌謡曲においては、特にこの傾向が強く、更にカラオケ配信リストに含まれるものはその最たるものであるでしょう
その採用されているであろう類型において、ある程度曲の性格が、暗示ないし明示されることになります(パクリなのかオマージュなのか、その範囲がどこまでなのかという議論は別としても)

従って、「曲の解釈」について必要なことは、まずそのような類型をある程度、自身の内部に取り込んでおくことが、最低条件となるでしょう
具体的には、数多くの曲を聴くという事になりますが、色々なジャンル、邦楽だけでなく洋楽も含めて、最低でも1万曲程度は聴いておいた方が良いのかもしれません

172 :選曲してください:2018/10/26(金) 22:00:37.47 ID:l+JU9A2D.net
表現力スレと連動してていい感じ〜♪

173 :選曲してください:2018/10/28(日) 12:42:03.14 ID:59mOTtZC.net
たまに他のスレにお邪魔することもあります

174 :選曲してください:2018/10/28(日) 12:42:32.26 ID:59mOTtZC.net
1.1.2.1「形式」
二部形式や三部形式といったストロフィックフォームと節や繰り返しを避けるスルーコンポーズドがありますが、構成要素が多くなればなるほど繊細で複雑になり、より技術力が要求されることになります
単純な形式の方が、より簡明端的に伝えたいことを伝えることが出来ますが、音楽的な起伏も少なくなるという関係になっています
曲の構成を分解して見ていくことも理解する上では有用だと言えます

175 :選曲してください:2018/10/28(日) 12:43:09.95 ID:59mOTtZC.net
ストロフィックフォームとスルーコンポーズドの対立は、時間というもの切り取り方と形式自体が持つ暗示性の対立と言えるかもしれません
スルーコンポーズドの、その構造において不可逆な変化を示すという点は、無限旋律のような形態をとって、どれほど長大化や延伸化したとしても、採取対象である時間に対して有限であることからは、逃れざるものであり、リジッドな死を示すことになります
他方、ストロフィックフォームの持つ、節の終了によって為される有限性の描出とそこからの再開という点は、生命の生長サイクルを想起させ、有限の連続によって無限を示すことになります
成長サイクルの各位相の変化とその連環による生命の本質とも言える快楽の反復が、感覚的な時間の停止乃至は巻き戻しを可能にします

176 :選曲してください:2018/10/30(火) 14:42:46.55 ID:rWrUrfNb.net
皆さん見てください
コレがファウさんの実力です

5chで練りに練った※を投稿し続ける・・・そんな無意味な事に価値なんてないよね

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177 :選曲してください:2018/10/31(水) 19:09:38.13 ID:jPxiVqlw.net
このような構造美の抽出は、創造的理性への浸透とそれ自体の結晶化的膨張を以て、現実の物理現象である空気の振動へと昇華される(=表現)と考えられる訳ですが、それが実際には、どのような機構によって変換され得るのか、正直分かりません
現段階では、ある種のブラックボックスとして存置しつつ、その作動性の向上を仮定的に吟味するのがよいのかもしれません

いずれの方法にせよ、重要なのは、音の変化の流れであって、区切りではありません
セクショナルに分割する事によって作り出される流れを理解することが、その本流の生命の活化に帰するものでなければ意味が無いとも言えます

流れとは流体であり、時々の変化によって表すものを異ないながらもその性質は、不変であることでしょうか

178 :選曲してください:2018/11/01(木) 00:45:38.30 ID:2eNPP448.net
そして、流れの中に存在する何らかの波動が、その曲の持つ振動数であるとすると
この振動数を解釈することが、曲の解釈となり、その振動数に対して自己の振動数の同調、または増幅、または合成が、歌唱表現上の主題となると考えられます
同調などを引き起こすには、自己自体も流体となることが必要です
この場合は、本来持っている自己の固有振動数との解離が問題となるかもしれません
自己の水底にある振動体が淵源となって、その固有振動を作り出すとするならば(それは本能のようなものかもしれません)、自己内部で行われる波動伝播の問題も出てくるでしょう
つまり、精神や肉体といった自己の粘性化や硬直化を避け、その流体性を保持することが、俎上に上がるのではないかと考えられるのです

179 :選曲してください:2018/11/01(木) 00:46:27.16 ID:2eNPP448.net
(水についての名言)
こういうのを読むと何となくわかった様な気分になるものです
他にもご存知の方がいたら教えてください

老子 第八章
上善(じょうぜん)は水の若(ごと)し。
水は善(よ)く万物を利して而(しか)も争わず、衆人(しゅうじん)の悪(にく)む所に処(お)る。
故(ゆえ)に道に幾(ちか)し。
居(きょ)には地が善く、心には淵(えん)が善く、
与(まじわり)には仁が善く、言には信が善く、
正(政)には治が善く、事には能が善く、動には時が善し。
それ唯(た)だ争わず、故に尤(とが)め無し。

黒田如水[水五訓]
一、自ら活動して他を動かしむるは水なり
二、障害にあい激しくその勢力を百倍し得るは水なり
三、常に己の進路を求めて止まざるは水なり
四、自ら潔うして他の汚れを洗い清濁併せ容るるは水なり
五、洋々として大洋を充たし発しては蒸気となり雲となり雨となり雪と変じ霰(あられ)と化し凝(ぎょう)しては玲瓏(れいろう)たる鏡となりたえるも其(その)性を失はざるは水なり

Bruce Lee
“You must be shapeless, formless, like water.
When you pour water in a cup, it becomes the cup.
When you pour water in a bottle, it becomes the bottle.
When you pour water in a teapot, it becomes the teapot.
Water can drip and it can crash. Become like water my friend.”

180 :選曲してください:2018/11/01(木) 12:31:14.29 ID:0SiHMv+j.net
何者だよあんた

181 :選曲してください:2018/11/01(木) 12:37:55.67 ID:0SiHMv+j.net
ブルースリー?なのかな
流(動)についてはそうなんだろうけど、静はいらんの?
太極拳のあの太極図
静と動ありみたいな
両儀のやつ

182 :選曲してください:2018/11/02(金) 12:04:00.53 ID:uo8kNEJQ.net
別に何者でもありませんけども

特に詳しい訳でもないのでよくわかりませんが、陰陽については、ブルースリー師曰く、
“The ideal is unnatural naturalness, or natural unnaturalness. I mean it is a combination of both.
I mean here is natural instinct and here is control. You are to combine the two in harmony.
Not if you have one to the extreme, you'll be very unscientific.
If you have another to the extreme, you become, all of a sudden, a mechanical man
No longer a human being.
It is a successful combination of both.
That way it is a process of continuing growth.
Be water, my friend.”

とのことです
本能とコントロールのコンビネーションが、流体的であり、アンナチュラルなナチュラルネス、またはナチュラルなアンナチュラルネスこそが理想であると
流れを太極として見たときには、陽が媒質中の波動であり、陰は、波動の休止となります(休符)
または、ダイナミクスにおける強弱にあたります
流れは間断なく続いており、陰陽は、媒質中の相対的なものです
つまり、「流=動」ではなく、「流=動と静」という事になります

183 :選曲してください:2018/11/05(月) 00:36:43.41 ID:rnHPh788.net
1.1.2.2「ジャンル」
ジャンル毎に特定の多用されるリズムパターンや音色、曲調などがあるように、歌にも「それっぽい」歌唱法が存在します
発声・歌唱手法のこれらのセットが「歌唱スタイル」となります
この様な様式は、数多くの指針を与えてくれることと思います
カラオケで中心となる、いわゆるJ-POPは、洋楽などからの影響が、ごった煮状態で取り込まれている傾向があるので、多様なジャンルを知っていくことも、解釈の方法として考えられるでしょう

しかし、これらはそのジャンルの歴史や精神性の理解に深く根差し、多くの修練を要するものですので、付け焼刃的に表面をなぞっただけでは、安易な物真似にしかなりません
ですから、あれもこれもと手を出す必要は無いと思います
どちらかと言うと、ある一つのジャンルを深く掘り下げていく方が良いと言えるでしょう

とは言え、カラオケ環境ですと色々な歌を歌ってみたくなるものですし、上記の前提を踏まえた上で、様々な挑戦をしていくべきなのかもしれません
また、曲のジャンルに囚われず、「演歌をJ-POP風に」とか「女性曲を野太いロック風に」など試していくのも、カラオケならでは、なのではないかと思います

184 :選曲してください:2018/11/13(火) 01:20:52.57 ID:eYY2qUAc.net
参考になります

185 :選曲してください:2018/11/17(土) 15:38:50.32 ID:CzsSe4v3.net
1.2「メタな作品性」
作品の作られた時代背景や流行、他の楽曲との関連等についての周辺情報をもとにした解釈です
あまり意味を成さないこともあるでしょうが、何かの手掛かりになる可能性もあります
作詞作曲者の情報であったり、その時の歌手のイメージや路線などが考えられます

186 :選曲してください:2018/11/25(日) 06:50:28.10 ID:ICnGWGhX.net
舌骨に関して)
舌骨の操作に関してまず抑えておかねばならないことは、その位置上の機能でしょう
舌骨の位置構造は、喉頭の上部にあり、甲状舌骨筋、甲状舌骨膜によって繋がれており、舌根を支えることによって舌の動きをコントロールします
つまり、舌骨の操作とは構音や口腔共鳴、咽頭共鳴のコントロールであるという事です

喉頭挙上は、主に舌骨上筋群によって舌骨が引き上げられる為に起こります
舌骨が最大挙上し、固定されますと舌骨上筋群の力は、下顎骨を後方に引く力になります(顎下の力み)
下顎骨が、後方に引かれますと、その中央の口腔底に位置する舌が口蓋部、咽頭後壁部に接近します(咽頭共鳴腔が狭まる)

舌骨を前方に引く筋群(オトガイ舌骨筋・顎舌骨筋・顎二腹筋前腹)と
舌骨を後方に引く筋群(茎突舌骨筋・顎二腹筋後腹)とのバランスを取ることにより喉を開くことが可能です

いわゆる喉声が固定化してしまっている場合は、舌骨を後方に引く筋群が固まってしまっている可能性が高いと言えます
通常の咬合において、下顎歯が上顎歯の後方に位置している場合、下顎が引きつけられているため常に喉が締まっている状態となります

187 :選曲してください:2018/11/25(日) 15:01:59.54 ID:ICnGWGhX.net
下咽頭収縮筋輪状咽頭部(輪状咽頭筋)の収縮は、喉締めの一種で下咽頭収縮筋甲状咽頭部と協働して喉頭を背側に引きつけることによって、梨状窩の閉鎖が行われます
これによって低音成分の削減が行われ、いわゆるキンキンボイスになります

188 :選曲してください:2018/11/25(日) 17:12:12.43 ID:kama4w+I.net
>>187
ソースプリーズ

189 :選曲してください:2018/11/25(日) 18:38:13.45 ID:ICnGWGhX.net
>>188
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibi1954/49/6/49_459/_article/-char/ja/
こういうのとかでしょうか?

190 :選曲してください:2018/11/26(月) 22:25:28.85 ID:sFANwy3F.net
付け加えで中咽頭収縮筋(舌骨から起こる咽頭収縮筋)の収縮によって舌骨が挙上し、それに伴う喉頭挙上がいわゆるハイラリ喉締めの大きな要因なのでは無いでしょうか?
この場合、舌骨上筋群(特にオトガイ舌骨筋)は、あまり機能してない可能性が高いと考えられます

・中咽頭収縮筋ハイラリ
・舌骨上筋ハイラリ

の違いです

191 :選曲してください:2018/11/28(水) 20:08:25.13 ID:AeGLRaTR.net
2.技法と特性
【技法】
芸術などで、技術上の方法。手法。

【特性】
そのものだけが持つ性質。特有のすぐれた性質。特質。「素材の特性を活かす」

とあります

技法は、発声技法や歌唱技法などの歌を歌う上での技術と手法
特性は、歌を歌う人に属する固有の性質
と言えるでしょう

例えば、「ミックスボイス」は、「技法」です
そして、「Aさんのミックスボイス」は、その「技法」によって表現される「特性」となります
同じ「ミックスボイス」という技法を使っても「Bさんのミックスボイス」と「Aさんのミックスボイス」は違います
この差が「特性」であり、「表現」が、「作品性の解釈」と「技法と特性」によって成り立つとするならば、いずれの要素も当然無視できないものとなります

192 :選曲してください:2018/11/28(水) 20:55:16.46 ID:AeGLRaTR.net
特に焦点となりやすいのは発声技術ですが、それ以外の技法にも、歌唱上の好ましいとされる特性に近づけるために、生来的な特性を矯めるという特徴があります
カラオケにおいては、多様な楽曲群を歌うという前提がありますので、汎用性に優れた発声技術が、評価されやすくなります
しかし一方で、量産型などと揶揄されるほどの特性の矯正が為されることもあります
これについては、双方のバランス感覚が要求されることになるでしょう

クラシック音楽での特性の違いは、声種において規定されています
コロラトゥーラソプラノやテノーレ・リリコといった音域とキャラクターによっての分類が為されるようです
これはある意味で、個性というものが余り尊重されない身分制的近世社会の画一性が、反映されていると言えます
現代のポップミュージックの方が、より個性的な表現が為されています
中世的な宗教的束縛からの自由が、いわゆる西洋音楽の発展の歴史の原動力であり、それに続くクラシック音楽から現代に至るまで、連綿と続く個人の自由の希求を音楽というものが、孕んでいると言えます
自由に表現するには、表現の自由が保障されいなければなりません

193 :選曲してください:2018/11/30(金) 17:32:02.62 ID:0cIk2eOz.net
自由主義的価値観から言いますと、表現することとは、神や国家、その他のいかなる権威によっても制限されるものではなく、一人の独立した人間の内部から現れるものの奔放な表出である、と言えるかと思います

人の内面は、外界に絶えず影響され変容するものであり、表面上感知できる自己の内面と外界との接触によるこの抵抗や摩擦が、表現の基底として存在することとなります
これが「技法と特性」であり、表現する上での両輪として要求されるものです
これらのバランスが表現を決定付けますので、技法に極端に偏ると機械となり、特性に極端に偏るとただの動物となります

194 :選曲してください:2018/12/07(金) 23:36:24.11 ID:RdFX48I/.net
フースラーさんがアンザッツにあの7つの出し方を選んだ根拠について見解を聞かせてください。憶測でいいのでお気楽に。

195 :選曲してください:2018/12/07(金) 23:50:21.07 ID:L7M31bdi.net
https://voice-lab.net/wp/wp-content/uploads/2016/02/hasseihaichizu.png
フースラー自体は、読んだことが無いのでよくわかりませんが、この図を基に考察しますと「アンザッツ」と呼んでいるものは、恐らく「喉頭コントロール時の意識の焦点を身体上にマッピングしたもの」ではないのか、と考えます
実際の共鳴ではなく、共鳴を引き起こすための空間を作る筋運動を目的としたものと言えるかと思います
詳しくは見ていませんが、恐らくすべて解剖学的に理に適っているものだと、直感的ではありますが、この図を見た現時点では判断します

196 :選曲してください:2018/12/08(土) 00:54:15.13 ID:wZfNJkIs.net
>フースラー自体は、読んだことが無いのでよくわかりませんが
気楽に、思った事を言ってほしかったので確度については気にしてません。

>「喉頭コントロール時の意識の焦点を身体上にマッピングしたもの」
>実際の共鳴ではなく、共鳴を引き起こすための空間を作る筋運動を目的としたもの
意識の焦点ですか。体感上は共鳴しているように感じるが、現実には共鳴していないというのは面白いです。

>共鳴を引き起こすための空間を作る筋運動を目的としたもの
興味深いです。

>恐らくすべて解剖学的に理に適っているもの
アンザッツは解剖学を根拠に考案されたものという事ですね。

お付き合い頂きありがとうございます。

197 :選曲してください:2018/12/08(土) 01:16:23.62 ID:N1a+K15v.net
例えば1は、図を見る限り歯と下唇小帯からオトガイ唇溝にかけての意識のように解釈できますが、こうすることでオトガイに対しての運動が焦点化されると考えられます
その中には、オトガイ舌骨筋の収縮を引き起こして舌骨から喉頭にかけて喉を開ける運動等が含まれるのでしょう
この様な細かい挙動と更に歯で感じる空気の振動感覚とを混在的、または集約的に表しているのではないかと思います
ですから、解釈の違いによって効果が全く違うような、取り扱いの難しいものではないかと思います

198 :選曲してください:2018/12/08(土) 02:21:36.69 ID:wZfNJkIs.net
1でオトガイに対しての運動が焦点化されるという考えですか。面白いです。この辺りは自分で検証してみたいという気持ちもあります。5ちゃんねるで医学の板が無いか探してみたのですが探し切れませんでした。喉の筋肉の触診の仕方についていい情報源があればいいのですが。
甲状舌骨筋とオトガイ舌骨筋の見分け方などは知っておきたい所です。
ちなみにフースラー系のメソッドでよくクローズアップされる外喉頭筋は甲状舌骨筋,胸骨甲状筋,口蓋喉頭筋,茎状咽頭筋,輪状咽頭筋です。

1に喉を開ける効果があるという考え方も興味深いです。

解釈の違いといえば、フースラー系のメソッドは、発声配置図の響かせる位置を重視する考え方と、音色の種類を重視して響かせる位置を気にしない考え方があります。

音色の種類を重視する考え方は
1.志村けん
2.歌のお兄さん
3a.オペラのバスの発声
3b.平井堅
4.ポーポーファルセット
5.メタルのシャウト
6.淡谷のり子
を指すと考えて、響かせる位置を気にしない考え方です。

199 :選曲してください:2018/12/08(土) 02:41:37.07 ID:N1a+K15v.net
1の音色が志村けんというのは、大げさにやるとオトガイを前に突き出すような所謂アイーンとかでしょうか
よく分かりませんが
個人的には「響きかせる位置」ではなくて「力を焦点化する位置と響きのセット」で考えるのがいいような気もします

200 :選曲してください:2018/12/08(土) 02:54:52.00 ID:wZfNJkIs.net
https://www.rittor-music.co.jp/e/furoku/mp3/3112317310.zip
ここに音源があります。
武田梵声さんの解釈によるフースラーメソードです。
響かせる位置を気にしない考え方です。
3bと4については指している音色とは食い違いますが、鍛えるための音色なのでこうなっていると思われます。

201 :選曲してください:2018/12/18(火) 22:38:00.75 ID:SQ700jYB.net
>>200
幾つか聴いてみましたが、思っていた感じとは少し違いました
民謡向けとかなのでしょうか
参考にさせてもらいます

202 :選曲してください:2018/12/20(木) 22:06:53.22 ID:k/C+XawY.net
>>201
参考になればさいわいです。
発声配置図の響かせる位置を重視する考え方とは別物と思ったほうがいいかもしれません。
武田梵声さんは純邦楽や民謡などが好みなようです。

203 :選曲してください:2019/01/05(土) 18:57:09.03 ID:YJMaNDC2.net
私の頭では追いけ
ない。

204 :選曲してください:2019/01/05(土) 18:58:32.10 ID:YJMaNDC2.net
次回に教えて貰いたいことが
あり、質問させていただきます。

205 :選曲してください:2019/01/06(日) 18:49:43.21 ID:o1RZNLsL.net
最近書き込みをサボってますが
質問などあれば答えられる範囲でお答えします
他にも理屈で考えるネタなどあれば歓迎です

206 :選曲してください:2019/01/07(月) 16:37:29.03 ID:pVR7KvSu.net
理屈ね
頭デッカチも良くないよ

207 :選曲してください:2019/01/10(木) 02:03:21.16 ID:a/yUfjAU.net
もちろん頭でっかちなだけではいけませんが…
あくまでも実践や経験を前提として、理屈や理論にあえて尖鋭化することで解ける「何か」があるのではないか、という見方をされてはいかがでしょうか?
また経験や技量は、個人差によるばらつきが大きく、それらに基づいた主観的な意見は、どうしても共有性が薄くなります
人体構造の類似性から、ある程度の共有感覚は導き出せるとも言える訳ですが、厳密性と深度を求めたときには、主観的叙述が邪魔をして特定に至らない、または誤った結論を導き出してしまう事さえあると考えられるのです
例えば、よく言われる「後ろに引く感覚」「脱力」などが代表的でしょうか

208 :選曲してください:2019/01/10(木) 21:42:15.72 ID:a/yUfjAU.net
歌う時に座っていた方がいいのか、立っていた方がいいのかを理屈で考えてみたいと思います
まず立って歌う場合の「立位」ですが、これは二本の足で全体重を支えて直立するものとします
次に座って歌う場合の「座位」ですが、これは一般的なカラオケボックスにあるようなベンチ状の椅子に腰かけた状態を想定することにします

立位と座位の違いは、姿勢維持筋の働きの違いだと言えます
立位が体重を全て自力で支えるのに対して、座位では、背もたれなどを利用することで筋力の省力化を行っています
立っているときより、座っているときの方が楽なのは、この為です(当たり前ですが)
姿勢維持とは、骨格の制御に他なりません
つまり、

立位 = 骨格のフルコントロール
座位 = 骨格の部分的コントロール

とすることが出来るでしょう

209 :選曲してください:2019/01/10(木) 21:59:28.73 ID:a/yUfjAU.net
人が倒れずにいれるのは、三半規管などの平衡感覚をつかさどる器官からの情報をもとに、骨格を制御し、重心を適切に移動させることが出来るからです
座位においては、重量を椅子の座面や背もたれに預けることになる為、骨格のコントロールが制限されます
椅子の形状によって骨格が歪むことになる訳ですが、それでも倒れずに姿勢をキープできるのは、椅子自体を外骨格として利用しているからです
つまり、立位の平衡は、内骨格の制御による重心安定であるのに対して、座位の平衡は、不十分な内骨格の制御とそれを補うための椅子の構造による重心安定と言えるかと思います
ポイントは、立位が理想的な骨格を保持しやすいことに対して、座位が歪んだ骨格になりやすいという事です 

210 :選曲してください:2019/01/12(土) 03:09:28.40 ID:uN6SeWTD.net
座って歌ってるけど背もたれには寄りかかったことない

211 :選曲してください:2019/01/12(土) 21:32:52.66 ID:wuByDgTS.net
骨格が歌にどのような影響を及ぼすか、という事ですが、
姿勢を維持するための骨格のコントロールの大部分は、脊柱の制御にあります
脊柱の部位ごとの歌への関連性は、それぞれの影響を与える箇所で大別することが出来るでしょう

「頸椎」・・・声道、喉頭
「胸椎」・・・喉頭、胸郭、横隔膜
「腰椎」・・・横隔膜、胸郭、腹腔
「仙椎」・・・腹腔
「尾椎」・・・腹腔

当然ながら、脊柱は、各椎骨の連なりという構造である為、隣接する椎部の動きにも影響を与えます
背もたれによりかからない場合は、影響を受けるのは、腰椎〜尾椎にかけての骨格という事になります

212 :選曲してください:2019/01/12(土) 21:51:51.95 ID:wuByDgTS.net
しかしながら、インドの古典音楽や日本の長唄など、座位での歌唱を定型とするものもあります
そのような点を踏まえて、>>209との整合性を考えた場合、歌唱に対する骨格の影響は、「立位」か「座位」かという外形的分類ではなく、その骨格の自律的制御の有無ではないか、とすることでが出来るのではないでしょうか?
つまり、立位でも骨格の自律的制御を欠いている場合は、悪影響が認められると言えるでしょう
逆に、座位において骨格の自律的制御があるならば、悪影響は少ない、とすることもできる訳です
そして、この骨格の自律的制御は、個々人の普段からの姿勢維持習慣に依拠する、と考えられます

213 :選曲してください:2019/02/02(土) 02:23:33.55 ID:/bXjd9F/.net
いま、ホイッスルが、日によって出たり出なかったりで不安定なので、輪状甲状筋を鍛えようかと思うのですが、
輪状甲状筋を鍛えるとホイッスルは安定するのでしょうか?

214 :選曲してください:2019/02/03(日) 08:38:11.79 ID:lMwzfyi/.net
「ホイッスルボイス」と「輪状甲状筋」の関係についてという事だと思いますが、これについて考えていきましょう
まずポイントとして考えられますのが、次の二点ではないかと思います

1)「ホイッスルボイス」とは何か?
2)「輪状甲状筋」とは?
この二点を理解することで、「ホイッスルボイス」と「輪状甲状筋」の関連性が、自ずから導き出せると考えられます

1)「ホイッスルボイス」とは何か?
「ホイッスルボイス」に関して確定的な定義は、ありません
主に「笛の音のように聞こえる声」を指すことが多いようです

「広義のホイッスルボイス」には、口笛や歯笛、指笛など、呼気を利用した非声帯声を含むと考えることが出来ます
「狭義のホイッスルボイス」は、主に声帯由来の音、という事になるでしょうか

「広義のホイッスルボイス」の発音原理は、カルマン渦であり、「狭義のホイッスルボイス」の発音原理は、声帯振動、もしくは声帯振動とカルマン渦の両方である、と考えられます
文脈的に「狭義のホイッスルボイス」と「輪状甲状筋」の関係であると思われますので、基本的に「広義のホイッスルボイス」扱いません

215 :選曲してください:2019/02/03(日) 08:50:23.04 ID:lMwzfyi/.net
カルマン渦【カルマンうず】
流体中を柱状物体が適当な速さで動く(物体が静止し流体が動いても同じ)と,物体の左右両側から交互に逆向きの渦が発生し,規則正しく2列に並ぶ。
名称はカルマンにちなむ。むちの音,電線に風が当たって生じるエオルス音もこの渦が原因。

これを利用した発音機構がフルートなどでの「エアリード」になります

エアリード
ノンリード、無簧(むこう)とも呼ばれる。
薄片を用いず、空気を絞りビーム状にしてエッジに当て振動させる。
リコーダーやオカリナのように歌口からエッジ部分までが整形されている(「ブロック」を持つ)もの、
フルートや尺八、篠笛、龍笛などのように奏者の口許の形状(アンブシュア)でビームを作るものがある。

216 :選曲してください:2019/02/03(日) 23:01:52.56 ID:8lRUxeS6.net
ふむふむ。
気流のみのホイッスルは輪状甲状筋は関係なさそうですね。
閉鎖は鍛えなければならないほどの強さは必要ないのかもしれないです。
大事なのは閉鎖の制御能力で、フルートのような状態になる閉鎖の形を精密に制御しなければならないという事の様です。
自分は気流のみの時はピッチを変えられないので、そこでなんとなく判別できます。HiHiFより低い音域からホイッスルになった時も気流のみになります。意図的には出しづらいです。

217 :選曲してください:2019/02/03(日) 23:06:25.36 ID:8lRUxeS6.net
声帯音源のホイッスルについては輪状甲状筋との関連が強そうです。
自分の場合、HiGまでは通常のファルセットで、HiHiAからスーパーヘッドに切り替えます。
この時、コンディションによって正弦波的な音色になる時と、正弦波を少しノコギリ波に近付けたような音色になる時があります。
そこから音程をあげていくとHiHiFからHiHiG辺りで自分の意志と無関係にホイッスルに切り替わります。
が、日によって、切り替わらずにそのままHiHiHiAになり、ここが限界です。

輪状甲状筋を鍛える事によってHiHiFから確実にホイッスルに入れるようになる事を期待しています。
鍛え方についてはチェスト限界を反復する、通常ファルセット限界を反復する、声帯音源ホイッスル限界を反復するなどが思い付きますが
声帯音源ホイッスル限界を反復して鍛えようかなと思います。

218 :選曲してください:2019/02/04(月) 00:29:51.20 ID:KshMdmbz.net
>>216
少し誤解があるようですので、補足させていただきます
一般的によく言われる「構音型」「気流型」の二種については、いずれも声帯由来の音であるため、「狭義のホイッスルボイス」になります
従って、「輪状甲状筋」との関係性は、強いと考えられます
>閉鎖の形を精密に制御しなければならない
訳ですから、声帯をコントロールする筋肉のひとつである「輪状甲状筋」との関係を否定することは、難しいと思われます

「広義のホイッスルボイス」(口笛など)については、「輪状甲状筋」との関係性は、薄いでしょう

いわゆる「気流型」のホイッスルボイスは、
>空気を絞りビーム状にしてエッジに当て振動させる
この"エッジ"(一般的な意味での「ふち。へり。端。」を指します。ボーカルフライの事ではありません)が、声帯であり、カルマン渦によって発音される成分が、より強いものという認識をしています

「広義のホイッスルボイス」 口笛などを含む
「狭義のホイッスルボイス」 声帯由来の音(「構音型」「気流型」)

219 :選曲してください:2019/02/04(月) 02:59:25.45 ID:9nbM98F4.net
誤解していました。
気流型は狭義に入り、広義は口笛など
という事ですね。
気流型に輪状甲状筋は関係あるとの事について、気流型は偶然でる事が多いのですが、HiGより下で出た事が無いので、輪状甲状筋にはHiG程度の力は必要という事かもしれません。
張力を上げる副作用として声帯の開大作用があった気がするので、開大作用による声帯の変形も、カルマン渦を起こすために必要なのかもしれません。
根拠のないあてずっぽうですが。
カルマン渦が起きる声帯の形の条件については、今までは声帯削減説による前端または後端の針の穴程度の穴を想像していたのですが、
意図的にそうしようとしなくても偶然でる事があるので、通常の声門の形でも条件が揃った形状なら、声門のふちにビームが当たった時にカルマン渦は起きるという事かもしれません。

220 :選曲してください:2019/02/06(水) 20:40:05.95 ID:uxO8k2fX.net
詳しく分類できていないので、上手く説明できなくて申し訳ないです
現状の考えでは、いわゆる「構音型」「気流型」とされる分類は、”ホイッスル状の音に聴こえる理由”を説明した理論的解釈に過ぎないのではないか、と思います
つまり、”発声法”の分類ではないのではないでしょうか?

またもう一つの疑問は、”「気流型」=カルマン渦のみによる発音なのか?”ということです
「気流型」の理論的説明では、声帯を硬化させることでエアリードの状態を作り出すというものですが、声帯筋を硬化させ振動を抑えたとしても、声帯靭帯及びその表面の浅層粘膜などの振動は、止めることは出来なのではないか、と考えられる為です
理屈の上では、エアリードによる音と声帯振動による音の混合であると推測できます

一方でいわゆる「構音型」ホイッスルボイスについては、母音に必要な第一フォルマントと第二フォルマントの比が失われることによって母音が消失する、という特性を利用した笛状の音声である、という認識です
特に超高音域では、人体の構造上、フォルマントを維持することが出来ないので、「超高音域=ホイッスルボイス(声区)=スーパーヘッド」という図式が、先入観化している傾向もあると考えれます
しかしながら、フォルマントの操作で”笛状の音”を出すことが可能であれば、低音域でもホイッスルボイスを出すことは可能であると言えます

221 :選曲してください:2019/02/06(水) 21:58:07.73 ID:JEIEc2N3.net
>>220
なんのメソード勉強してる人なの?

222 :選曲してください:2019/02/06(水) 22:14:20.39 ID:uxO8k2fX.net
>>221
特定のメソッドを勉強してるわけではありません
ボイトレ用語などは、ネットを媒介として独り歩きしていく傾向が強く、本来の意味などが失われたり、変化したりすることが多いのです
そのような事象も含めて、理屈で考えることで何か見えて来るものがあるかもしれない、というのがこのスレのひとつのテーマであると思います

223 :選曲してください:2019/02/06(水) 23:18:07.93 ID:xj1bvk1W.net
>>222
勉強したことを教えてくれ

224 :選曲してください:2019/02/07(木) 03:04:17.64 ID:n1nWf83q.net
>>220
理論的解釈のために気流型と構音型に分ける理由がピンと来ていません。
自分の体感によると別の発声法が2つ存在しているように感じます。
自分はHiHiAをなるべく力に頼らずに出す方法を模索している時にスーパーヘッドを掴みました。
張り上げにくいが楽に高音が出ると思いました。
スーパーヘッドでHiHiCが出る様になった頃から偶然気流型が出るようになりました。
その後、意図的に出そうとしましたが、成功率が低すぎるので、まだ意図的に出せるとは言えません。
スーパーヘッドでHiHiFが出る様になった頃に構音型が出るようになりました。

気流型と構音型を比較すると
気流型は
力に頼らずに出せる。
「超」で強調する程の超高音でなくても出る。
なかなか成功しない。
制御が難しい。
自分はピッチを変えられない。
ピッチは張力に反応する気がしない。
構音型は
限界音域でやっと出るので力みが発生する。
出る音階まで上げるのが大変。
音階さえ上げ切ってしまえば気流型より成功率が高い。
勝手に切り替わるかんじです。
気流型より安定感を感じます。
ピッチは張力に反応する手応えを感じます。
音色と触覚は自分の場合は両方とも同じに感じます。

やはり、自分の体感によると別の発声法が2つ存在しているように感じます。
あくまで自分の感じ方がそうであるという事です。
「実際の発声法は1つである」という説があったとしてもそれはそれで興味深いです。

225 :選曲してください:2019/02/07(木) 03:04:59.36 ID:n1nWf83q.net
気流型はカルマン渦のみかについて考えようとしましたが、カルマン渦の音のイメージが沸きませんでした。
ホワイトノイズ系、ピッチ感のあるノイズ、正弦波系など、カルマン渦はどんな感じの音なのでしょうか?

また、気流型でピッチを変えるにはどうすれば良いと思いますか?
張力を変える事でカルマン渦の発生周期が変わるようには思えないです。

226 :選曲してください:2019/02/07(木) 22:42:08.70 ID:SxDudTEb.net
>>223
いろいろ勉強しながら書いてますので、上の方を読んでもらえるといいのではないかと思います

>>224
>理論的解釈のために気流型と構音型に分ける理由
ですが、”笛状の音”を説明しようとした時に、「構音型=フォルマントの起因するもの」「気流型=カルマン渦に起因するもの」という二種類が、仮説的に考え出されたのだと思います
そして、仰るような体感的な2種類の出し方と、混同されたのではないでしょうか?

声には、大きく分けて2種類の出し方が存在する、という感覚は、超高音域に関わらず多くの人が、共有するところだと思います(「地声と裏声」や「張り上げとミックス」など)
また、「構音型」(=共鳴部においての原因)、「気流型」(=発音部においての原因)であるとしますと、この二者は必ずしも択一的なものでは無く、両立すると考えざるを得ません
カルマン渦に由来する音成分が多いという事は、共鳴部の如何に関わらず、「笛状の音」に聴こえる原因と言えますが、共鳴部も由来する原因だけでは、「笛状の音」に聴こえる理由としては、弱いと言えます
例えば、オーボエなど声帯と同じように振動体を二枚重ね合わせたダブルリード楽器の高音(フォルマントがありません)が、「笛状の音」とは言えないのではないか?という疑問です
従って、人体においては、「気流型」的要因と「構音型」的要因が重なった時に、「笛状の音」(ホイッスルボイス)と認識されるものになるのではないか、と考えられます

エアリード構造の管状楽器が、一般的に「笛」と呼称されますので、フルートやリコーダーなどの音が、カルマン渦の音だと言えます
口笛や汽笛もカルマン渦ですね
「気流型」の正体がいまだ不明なので、ピッチ変更についてのご質問には、お答えすることが出来ませんが、もう少し考えてみたいと思います

227 :選曲してください:2019/02/08(金) 05:28:32.30 ID:+JzHHHbO.net
理屈ウゼーな
こういうの真顔でぶっ込んでくる奴って大概音痴なんだわ
能書きは程々にしとけ

228 :選曲してください:2019/02/08(金) 17:52:32.67 ID:WPfshpFR.net
まーね笑

229 :選曲してください:2019/02/10(日) 01:02:22.15 ID:K6YRHexs.net
ふむふむ。
構音型と気流型に分ける理由は
「構音型=共鳴部」
「気流型=発音部」
ですね。
確かに同時に起きる可能性が考えられますね。
カルマン渦の音がどんな音かは口笛のイメージを持つ事にしました。

ピッチについては、ホイッスルでの説明の難易度が高いという事であれば部分的な回答を探るというのはいかがでしょうか?
ホイッスルでの答えはいったん保留にして、
声帯から唇までと同じ形をしたゴムの塊をイメージし、声帯の形が声帯削減説によるホイッスルの、後端に針の穴程度の隙間が空いているモデルで考えて、
例えば、この針の穴の大きさを変えるとピッチが変わる。というのはどうでしょうか?変わるかはわかりません。例です。針の穴の大きさを変えるのに似た構造の楽器などがあれば有効だと解るのですが-。

230 :選曲してください:2019/02/10(日) 16:36:17.66 ID:tjnT1FJU.net
>>229
なるほど
「声帯削減説によるホイッスル」が、「気流型ホイッスル」だという事ですね
これまでの解釈では、完全に見落としていたものです
まだ考えがまとまっていませんが、かなり有用なヒントかもしれません

声帯削減説は、ジップアップとか声帯ジッパー理論と呼ばれるようなものと理解します
ミックスボイスを考える上では、否定的立場を取る人が多いようです
これは、声帯とその周辺にジッパーを閉めるように閉じていく機能が無く、声帯突起より後方で発声するのだと考えると、そこには、甲状披裂筋内側部が存在しない為だ、と考えられます
声帯は、甲状軟骨の後面から披裂軟骨の声帯突起までが膜様部、声帯突起より後方が軟骨部となります

>後端に針の穴程度の隙間が空いているモデル
というものは、恐らく左右の披裂軟骨同士の隙間をイメージしたものでは無いかと思われます
それでは、声帯が振動しないのではないかということですが、逆にホイッスル化する為に声帯を振動させない、という事ではないでしょうか?
つまり「気流型ホイッスル」は、上記の「広義のホイッスルボイス」にあたるのではないか、という事です

231 :選曲してください:2019/02/10(日) 20:07:11.23 ID:tjnT1FJU.net
「気流型ホイッスル」の機構を仮定してみます
・肺からの気流が、声帯でビーム化され(アンブシュア)、”エッジ”においてカルマン渦による音が発生する
こう考えますと、完全にエアリードの状態と符合します
”エッジ”が、どこの部位になるのか、幾つか候補がありますが、恐らく仮声帯、または、左右の披裂軟骨の隙間、または、その複合といったところでしょうか
加えて、ミックスボイスやヘッドボイスの延長線上にある超高音という説明では、整合性が取れない声の低い男性でもホイッスルを出している、という現象とも矛盾しません
ポイントは、「気流型ホイッスル」は、声帯がなっているわけではないが、音を鳴らすために声帯をコントロールする必要があるという事でしょう

232 :選曲してください:2019/02/12(火) 16:36:07.53 ID:QFGzGZvx.net
>>230-231
1さんが思っているほど深読みはしていなくて、単純に声帯削減説が正しいとの仮定で、よくある声帯削減説によるホイッスルの図をイメージしていたのですが、披裂軟骨同士の隙間という新しい考えの切っ掛けになったようでなによりです。
声帯はビーム化の為に使って、エッジは別の場所を使うという事ですね。
仮声帯、または、左右の披裂軟骨の隙間、または、その複合。
声帯はエッジの形ではなくビーム化の形になる。
お付き合い頂きありがとうございます。
ゆっくり考えてください。

233 :選曲してください:2019/03/13(水) 02:20:46.03 ID:qD0Y5UcC.net
気流型に関しての先の仮説は少し疑問が出てきました
理屈の上ではあり得なくもないという感じでしょうか

234 :選曲してください:2019/03/14(木) 00:05:27.37 ID:Xt8Buywt.net
まぁ仮説なので正解ではない可能性もあるでしょう。正解を知っている人は居なさそうです。
何か良い仮説を思い付いたとして、論文を書くとしたらどこの学会が良いと思いますか?

235 :選曲してください:2019/04/06(土) 07:04:13.07 ID:FotuYt6G.net
このスレでいいんじゃないでしょうか

236 :選曲してください:2019/04/21(日) 14:10:07.75 ID:pH63QdCA.net
tew

237 :選曲してください:2019/04/28(日) 00:39:09.33 ID:+GWf/St9.net
腹式呼吸について考えていきたいと思います
「腹式呼吸」については、「ミックスボイス」と同様に諸説あり、明確な定義が存在しません
どのような行動を「腹式呼吸」とするかは、各人それぞれの定義に因ります
よって、「腹式呼吸」というキーワードをトリガーとして発動される単純な腹式呼吸否定論は、形としては詭弁の一種である藁人形論法となります
「腹式呼吸」がなにを指し示すかを考察することによって、その是非を判断しなければなりません

まず、「呼吸」と「音」の関係ですが、
ヒトの発声は、外界から肺へ酸素を取り入れ二酸化炭素を排出する、というガス交換の為の器官を利用した発声機構によって音を発生させます
ガス交換は、当然ながら、肺臓内の空気の入れ替えを必要とする為、肺と外界の間に空気の流れ(気流)が生じます
気流によって、振動体(声帯)が振動し、空気の疎密を作り出します
これが、媒質中を縦波として伝わります
つまり「音」です

発声において「音」を決定づける必要不可欠な一要素が「気流」になります

「気流」がどのようにして発生するのかは、へーリングの模型図を示します
より直感的な理解が出来るのではないでしょうか

へーリングの模型図)
https://img.kango-roo.com/upload/images/scio/kaibo-seiri/76-98/z4-15.png

動画)
https://youtu.be/f-hj1aRyhps

238 :選曲してください:2019/05/03(金) 06:32:33.13 ID:AKRgYOO/.net
>>200
うわっ変な大量ファイルダウンロードしちゃった
こういうの何気なく置いておかれるとすごい迷惑
キモイおっさんの裏声が聴こえてきてゲロ吐きそう

239 :選曲してください:2019/05/19(日) 09:51:34.72 ID:dVsIQ7ZJ.net
実際には、模型図で容器となっている胸郭も拡がることによって、胸腔内の体積に関与します
胸腔内の体積変化を起こす要因としては、
1)横隔膜の挙動
2)胸郭の挙動
になります
一般的に良くないとされる「胸式呼吸」は、1)の横隔膜の挙動が小さく、2)の胸郭の挙動を中心とした胸腔内の体積変化、であると考えられます
厳密に言うと、横隔膜は、下部肋骨や胸骨と接続していますので、2)上部胸郭の挙動になるでしょう

いわゆる「胸式呼吸」の一般的に想定される弊害とは、「喉締め呼吸」にあると考えられます
「喉締め呼吸」とは、上部胸郭の動きを咽頭収縮筋を中心とした挙動で実現しようとする呼吸法、とします

呼吸と音との関係を簡単にまとめますと、このようになります
音 ← 気流 ← 肺の体積変化 ← 腹腔と胸郭の体積変化 ← 腹腔と胸郭の体積変化を起こす為の筋肉の挙動(=呼吸)

240 :選曲してください:2019/05/24(金) 23:14:39.59 ID:jI/PFNCp.net
体内の気圧と大気圧との差によって生まれる気流が、振動体(声帯)を通過することによって音が発生します
つまり、発声時の呼気の本質とは、体内気圧(声門下圧)のコントロールになる訳です
肺活量(容積)は、身体活動において重要にはなりますが、問題の根本ではありません
声門下圧を一定に維持することで発声の安定性が増します
また、圧力を適宜上下させることで、音に変化を与え、歌唱として成立するだけの表現力を得ることが出来ます
声門下圧は、肺に対する狭窄運動(呼気運動)と声門閉鎖によって決定されます
細分化して叙述されることが多い、呼気運動と声門閉鎖ですが、共鳴と合わせて一体的な挙動で音を構成します

241 :選曲してください:2019/05/29(水) 22:23:15.50 ID:mTiZnOeM.net
体内気圧(声門下圧)のコントロールとは、以下の3段階で考えることが出来ます
1)あるレベルの気圧を作り出すこと
2)あるレベルの気圧を維持すること
3)気圧の増減を自在に行えること

これらを肺に対する狭窄運動(呼気運動)で実現しようとするわけですが、声門閉鎖の習熟度によって要求される難度が、変化します
極論すれば、息を止めた状態(完全閉鎖)であれば、上記のコントロールは非常に容易いものになります
しかし、気流が無ければ、音は発生しませんので、どのように閉鎖するかが、呼気コントロールに大きな影響を与えることになります

声門閉鎖が上手くできない場合、いわゆる「息の漏れすぎ」状態になります
声門閉鎖が上手くできている場合に比べて、消費する呼気量が多くなり、繊細なコントロールも難しくなります
この状態への声門閉鎖要素を考慮しない対策が、「肺活量の向上」という形で短絡的に試行されやすいのですが、理論的には直接的な関連が、ありません
しかしながら、肺活力向上を目指した筋運動が、結果として呼吸筋の鍛錬になるならば、概ね肯定的に捉えることはでき、上記三点の達成に間接的に寄与することになるでしょう

242 :選曲してください:2019/06/05(水) 21:36:08.74 ID:DKEoV9jR.net
音源無しで理屈だけでやりとりして
うまくなった気になっていく、というスレにしたら面白いかもな


720 選曲してください2019/06/05(水) 10:43:51.23ID:S+e2NXKV>>721
声帯周辺まで振動を拡大させる事で響きや力強さが増す様に感じてるのですが、これは喉の共鳴と勘違いでしょうか?
詳しい方教えて下さい

721 選曲してください2019/06/05(水) 10:52:00.85ID:P1PNXrXA
>>720
響きが喉元でなく外に向かって飛んでるなら良い傾向にある
普通に話してる時は喉仏の辺りだけ振動するが歌う時は鼻方向へ飛ぶものだ
その振動が話声のよう喉元に篭らず鼻方向へ強く飛ぶよう目指して発声するといい

243 :選曲してください:2019/06/05(水) 23:23:41.32 ID:9mj33Run.net
理屈というのは、あくまでも何らかの根拠があって、論理的に考えることが出来るものです
答えは、誰が考えても同じようになるべきものです
一方で、感覚は、その人にのみ属し、共有することは不可能です
例えば、「痛い」という感覚が、なぜ起こるのかを理屈で説明することはできますが、「痛み」そのものを共有することはできません

>声帯周辺まで振動を拡大させる事で響きや力強さが増す様に感じてるのですが、これは喉の共鳴と勘違いでしょうか?
恐らく脱字があるのでしょうが、推測するに「声帯周辺まで振動を拡大させる事」(自己感覚)と「喉の共鳴」(一般論)との間でのイコーリティに疑義があるという事でしょう
自己感覚である「声帯周辺まで振動を拡大させる事」が何を意味するのか、情報が少なすぎて解釈しようがありません
また、一般的によく言われる感覚論とも合致しません

それに対しての返信が下記のようになります

>響きが喉元でなく外に向かって飛んでるなら良い傾向にある
>普通に話してる時は喉仏の辺りだけ振動するが歌う時は鼻方向へ飛ぶものだ
>その振動が話声のよう喉元に篭らず鼻方向へ強く飛ぶよう目指して発声するといい

予想される状況設定については、言及がありません
恐らく、質問者の個別の状況については、興味が無い、もしくは、あまりに漠然とした質問なので、追及を放棄したと考えられます
返答に関しては、いずれも根拠が示されておらず、非常に漠然とした感覚論であると言えます

漠然とした質問に漠然とした返答であり、どのような根拠に基づくものなのかも不明な感覚論です
よって、このやり取りは、「理屈」が、一切含まれていないと結論できます

本当の「理屈」でのやり取りは、音源なしでも成立します
それは、論理的に考えて否定できない事柄の積み重ねを根拠とするからです
バイアスに塗れた「理屈」風感覚論は、特にネット界隈では、よく見かけるものですが、「理屈」で考えますと、おかしな点に自ら気付くことが可能になります

244 :選曲してください:2019/06/06(木) 11:58:55.71 ID:UatQYDa7.net
>>242
声帯や筋肉の働きについての理解を深めるのに音源は必要ない

245 :選曲してください:2019/06/06(木) 12:11:10.28 ID:lKaRwr3l.net
喉ニュースオワタ

246 :選曲してください:2019/06/09(日) 14:08:02.73 ID:7YaIsJvi.net
呼気圧が一定のレベルに達していなければ、声帯が振動を開始しないために音声は出ません
これが実行できない人は、ほぼいない訳ですが、歌唱に要求される呼気圧は、さらに大きな呼気圧レベルの幅となります
ここで注意しなければならないのは、呼気圧と呼気量、呼気流速の関係性です

声門閉鎖と肺への狭窄運動によって呼気圧は決定されますので、単純化しますと声帯同士の距離が遠ければ遠いほど、一定の声門下圧を得るにはより多くの呼気量が要求されます
呼気量を増やすためには、肺への狭窄運動を強める必要があり、これがいわゆる力みを伴った「良くない腹式」発声となります(呼気量が多い = 息の漏れすぎ)

いわゆる”単純な”「閉鎖」が増しますと、呼気圧up↑・呼気量down↓・呼気流速up↑となり、音高が上昇します(声帯の振動スピードの上昇)
そして、一定以上の呼気圧に達すると「閉鎖期」が増加します(ファルセット→地声)
「閉鎖期」が、増加しますと振動数が減少する為、音高は下がりますが、倍音は増加します(呼気圧up↑・呼気量down↓・呼気流速down↓(地声感の増加)
さらに閉鎖期が増加しますと、いわゆるエッジボイスとなります

247 :選曲してください:2019/06/09(日) 22:57:09.09 ID:7YaIsJvi.net
閉鎖期の多い状態では、呼気圧の上昇が、音高の低下となりますので、音高を上げるために呼気流速を上げて振動スピードを維持、もしくは増加させる必要があります(張り上げ音高上昇)
この時に何らかの理由で急激に閉鎖が緩まりますと、呼気圧の急激な低下となり、閉鎖期が減少します(声の裏返り)
声の裏返り時の呼気圧が十分に高ければ、声帯靭帯と内側甲状披裂筋が振動し、地声的であるが閉鎖期の少ない声になります(いわゆる「志村」)
呼気圧が、低い場合は、声帯靭帯のみの振動となり、音が急に弱く細くなります(ファルセット的な裏返り)
閉鎖期の多い状態では、音高の上昇は、呼気圧の低下によって引き起こすことが出来ますが、呼気圧の減少によって閉鎖期も減少し、グラデーション的に地声と裏声が繋がります(ミックスボイス)

248 :選曲してください:2019/06/11(火) 13:39:43.35 ID:zG+pMvIs.net
ビブラートの音程上下はあれ息量変化に合わせて軟口蓋が上下して共鳴バランスが変わって起きてるんだよな?

249 :選曲してください:2019/06/11(火) 13:45:12.17 ID:2CMNMzrl.net
ちげえよ

250 :選曲してください:2019/06/11(火) 21:52:11.07 ID:O1W4EIO9.net
>>248
ビブラートにおける音程の上下について、呼気圧の周期的変動と共鳴態様の周期的変動が、その主な要素であることについては、間違いないと思います
しかし、仰るように共鳴バランスの変動が、軟口蓋の上下のみにおいて起こるとは言えません
「共鳴バランス」の変動が、ヘルムホルツ共鳴器としての口腔及び咽喉内空間の形状変化によって引き起こされるとしますと、軟口蓋のみならず、顎、舌、喉頭蓋、その他の周期的変動によっても、達成可能であるからです
呼気圧の周期的変動を指して、俗に「横隔膜ビブラート」等と言われることもありますが、
通常ビブラートに要求される微細な周期運動は、肺への狭窄運動によって行うのは、ほぼ不可能であると考えられますので、実際は、声帯(いわゆる閉鎖)によって、呼気圧をコントロールしていると考えられます

251 :選曲してください:2019/06/12(水) 11:11:59.74 ID:1wrI59fF.net
>>250 質問スレに投下するついでに誤爆しちゃったものだが
ためになりました他のレスも読んで考えてみます

252 :選曲してください:2019/06/14(金) 01:20:06.16 ID:2CVuWOsP.net
喉を開けて鼻を鳴らす
息が喉でつっかからず流れる感覚がわかると
腹から声出してると形容したくなる

253 :選曲してください:2019/06/16(日) 18:29:54.62 ID:wjKvw/Aj.net
「腹から声出す」という形容は、よく言われる感覚で、様々に解釈できますが、単独で非文脈的な使用の場合、一般的には、医学的な意味での「腹式呼吸」で高い呼気圧を達成するということ、になるでしょう
呼気圧は、「閉鎖」と「肺への狭窄運動」で決定されますが、このいわゆる「腹式呼吸」(肺への狭窄運動)は、肺に対する非常に強い圧縮運動ですので、いわゆる「閉鎖」の熟練度が低くても、「歌声」的な発声が、可能になります
しかし、このことがかえって「閉鎖」の上達を妨げる結果になることもあります
強すぎる呼気によって、息の漏れすぎ、志村、張り上げ音高上昇と言った、よくない発声の癖を身につけてしまいがちです
「医学的腹式呼吸」に対して、上がり過ぎた呼気圧を下げるためにお腹を意識した発声をすることを目的に唱えられるのが「脱力系腹式呼吸」になります

254 :選曲してください:2019/06/17(月) 13:19:36.96 ID:2WnK5aUe.net
実際に腹から声出せと言ってる本人は具体的な事が何も分かってなく
自分がそのイメージで出して上手く行くからそう言ってるだけに過ぎない
実際は腹を意識する事で腹式をはじめ伸展や閉鎖等のあらゆる動作が行われるようになる
ただし誰しもが意識すればできるわけでなく一定以上の発声レベルが無ければ何の意味も無い行為だ

255 :選曲してください:2019/06/18(火) 20:37:58.39 ID:uOvssBBw.net
感覚論は、あくまでも主観的な感覚を述べたものであり、当事者と第三者では受け取り方が異なります
感覚論の良いところを申し上げますと、直感的で(場合によっては)伝わりやすく、共感性をベースに全身的な操作感覚を短時間で、もしくは端的に伝える事ができるところでしょう
複雑な知識や、難解な専門用語も必要ありません
発声は、全身の協調的運動技術ですので、実践上の時間軸で考えると、論理の介入する余地がありません
対面での指導や理論の自己身体への落とし込みにおいても、有効に使える場面は多いと思います

しかしながら、当事者と第三者の間での身体感覚、または言語感覚の乖離が大きくなりますと、感覚論の有効性は減少することになります
特にネットの掲示板などでの文字情報だけのやり取りになりますと、当時者の手を離れた感覚論だけが、独り歩きするような現象も見られます
また、いかに似たような感覚を持っていたとしても、それを証明することは、不可能です
このような感覚と感覚の隔たりを橋渡しするのが、論理性であり、共感性の高さが担保されない場面での価値判断の基準となり得ます

感覚自体は、即否定されるものではありません
感覚論とは、特定の個人の言語感覚によって表された感覚ですから、これを共通理解可能な用語などに置き換え、解釈していくことが、重要になります
問題となるのは、感覚論に感覚論を継ぎ足して、一見理論風の体裁を整えているようなものや、呪術的連想によって組み立てられているようなもの、言語化に際しての論理破綻などの誤謬を含むもの、になると言えるでしょう

256 :選曲してください:2019/06/18(火) 22:41:36.87 ID:uXI7RNRN.net
>>255 科学だな
初心者スレで見つけた
24 選曲してください sage 2019/06/02(日) 18:18:02.82 ID:LMxpuK4D
すぐに喉が枯れる
発声が悪いとよく言われるけど腹から出すってなんだ
喉仏下げればいいのか?
それでも枯れるけどね
25 選曲してください sage 2019/06/02(日) 20:29:08.39 ID:hvhvTF+i
喉を開けて鼻を鳴らす
息が喉でつっかからず流れる感覚がわかると
腹から声出してると形容したくなるんじゃないかな

257 :選曲してください:2019/06/19(水) 02:01:25.66 ID:GQ6900th.net
そもそも腹から声出せ、は理屈でもあるよね
感覚で言えば、声だって意識的に喉から出してるわけじゃないよ
実際の指導で腹から声出せがなくならないということは他にいい説明がないのだろう

258 :選曲してください:2019/06/19(水) 16:07:20.73 ID:N9y2ftPH.net
腹から声は一番分かり易くしっくり来るからよく使われるんだろうな
実際に出来てる人なら感覚的に言いたい事は分かるはず
それでも結局のところは実際に出来るようになってから
ああこの事を言ってたのかと分かるのが発声の難しいところだ
これは腹から声に限らずあらゆる事に言える

259 :選曲してください:2019/06/19(水) 20:12:51.42 ID:EAkSpkT3.net
「腹から声出す」感覚は、ひとつには、横隔膜と腹部の筋肉との関係で説明することが、できるでしょう
横隔膜は、起始部が三つありますが、そのひとつ胸骨部において剣状突起後面と腹直筋鞘後葉から起始しています

剣状突起は、胸骨体の下端にある軟骨です
お腹に対する意識は、剣状突起から胸骨を通じて、喉頭の動きにも関連します

腹直筋鞘は、腹直筋を包む腱膜で外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋などによって構成され、後葉は、その背面(身体側)になります
これらの腹部の筋肉の挙動により、横隔膜は、コントロールすることができます
具体的には、呼気時に弛緩する横隔膜を腹直筋、内腹斜筋、外腹斜筋、腹横筋と言った呼気補助筋で押し上げ、胸腔内の体積を減少させることで肺臓内の空気を圧縮し、呼気圧を上昇させることができます
また、力み過ぎなどでの呼気圧の上がり過ぎ、を改善する場合は、お腹を意識することで脱力し、腹筋群の過剰な収縮を抑制します
これも「腹から声出す」の感覚と言えるでしょう

260 :選曲してください:2019/07/03(水) 18:55:23.56 ID:5Qaa6Zpt.net
内腹斜筋の起始部は、骨盤に3か所あります

起始1(胸腰筋膜深層、上前腸骨棘)
起始2(腸骨稜の中間線)
起始3(鼠径靭帯)

停止1(第10〜第12肋骨の下縁)
停止2(腹直筋鞘)
停止3(精巣挙筋)

支配神経は、肋間神経、腸骨下腹神経、腸骨鼠径神経

呼吸に関連する動きとしては、肋骨を引き下げ胸郭を圧迫することで呼気圧を上昇させることができます
一般的に言われる腹式呼吸の要素としては、横隔膜の最大吸気時の収縮を維持しつつ、内腹斜筋の肋骨の引き下げによって、大ききすぎない呼気圧を得るという点が、挙げられるでしょう

261 :選曲してください:2019/07/04(木) 23:38:14.52 ID:cIq7qXta.net
> 声帯は鍛えることができず鍛えられるのは喉の筋肉だけと聞いたので、
>それならば喉を鍛えるために声を出す必要はないんでしょうか?
>例えば最高音出す時の喉の形をしばらく保ってれば
>筋トレとなって音域は上がるのかなと思ったのですがどうでしょう

なかなか面白い発想だと思うよ
理屈から言えばたしかにそう
でもそもそも筋肉鍛えれば高音出る保証なんてないでしょ
筋力じゃなくて脱力が大事だという人もいるし

262 :選曲してください:2019/07/05(金) 00:47:44.24 ID:pm4JB/We.net
「声帯を鍛える」の解釈によりますが、一般的なイメージで言うところの「鍛える」は、”刀を鍛える”のような鍛造的な意味合いや、”筋トレ”的な意味が想起されるでしょう

>鍛造(たんぞう、forging)とは、
>金属加工の塑性加工法の一種。金属をハンマー等で叩いて圧力を加える事で、金属内部の空隙をつぶし、結晶を微細化し、結晶の方向を整えて強度を高めると共に目的の形状に成形する。
>古くから刃物や武具、金物などの製造技法として用いられてきた。

接触によって、その部位が強化されるというイメージであり、人体においても、胼胝(たこ)という現象が起きます

>胼胝(たこ、べんち)とは、
>物理的圧迫を反復して受け続けることにより、皮膚の角質が増殖して肥厚・硬化し、丘状扁平に隆起する現象[1]。
>角質層が真皮に向かって楔状に突起し痛みを伴うものは鶏眼(魚の目(うおのめ))という

そして、声帯における胼胝(たこ、べんち)とは、声帯結節になります

>声帯結節とは、発声に重要なはたらきをする声帯に生じる炎症性の硬いこぶを指します。声帯にできる一種のタコのようなものです。声帯の前方3分の1に発生することが多く、通常、左右対称に発生します。

ですから、鍛造的イメージによる、喉を酷使すれば声帯が強くなる、高い声が出る、という思い込みは間違いです
正しくは、声帯を酷使した結果、声帯が物理的に固くなり(胼胝たこ)、声がかすれるという事になります

263 :選曲してください:2019/07/05(金) 02:05:11.76 ID:RLCWekkh.net
>>260
停止3(精巣挙筋)

息を意識するとキンタマが上がるのはこのせいだったのか。

264 :選曲してください:2019/07/08(月) 10:35:51.37 ID:twsG7bXE.net
>>261
声帯の外側に付いてる喉を開く筋肉は腕の筋肉と同様なので「鍛える」で正解
実際はムキムキにすると言うより反応を良くすると言った方が正しいかもしれないが
正しい鍛え方が出来れば高音が出るようにもなる
それを行うのに普段から喉の形を維持する練習方法はとても効果的だ

脱力もよく勘違いされるがこれらの筋肉を鍛えきった次の段階で行う事
鍛える際に無駄な力みも入るのでそれを脱力で減らして行く
なので最初から脱力すると鍛えるべき物が全く鍛えられない
脱力だけでOKと言う人は最初からそれらの筋肉が使えてる「天然」と言われる人だけだ
それで実際に高音が出て歌も上手いので皆コロっと騙されてむしろ上達しなくなる罠となっている

265 :選曲してください:2019/07/10(水) 07:27:32.09 ID:pnIJJMOu.net
いわゆる「脱力」感覚は、スポーツなどとも同じで無駄な力みを削減するという解釈が正しいでしょう
必要な力を入れ、不必要な力を抜く
さらに言えば、筋肉の拮抗関係を正しく理解する、という事になります

>>264の「脱力」前段開説は、前提としている「脱力」が、アスペルガー的解釈とも言える完全脱力を意味する点であること、が問題となります
「脱力」に関する説の理論的骨子は、筋肉の拮抗関係を前提に、発声に必要な筋収縮を妨げる他の(余計な)筋収縮の除去にあります
ですから、「脱力」前段開説も「脱力」説も、発声に必要な力を入れるという点においては、同じ主張となります

代表的な拮抗関係としては、輪状甲状筋と甲状披裂筋の関係が挙げられます
甲状披裂筋の力みによって輪状甲状筋の収縮が阻害されるために、高い声が出ない、ミックスボイスが出来ないというのが基本的な考え方です
この場合の「脱力」は、甲状披裂筋の脱力になります

266 :選曲してください:2019/07/10(水) 13:52:33.58 ID:XfqG0aiW.net
実際脱力で成功してそれを勧めてる人も
それを妄信し実践している人も何も理解せずに自分の感覚だけでやってるからな

歌ウマが脱力重要俺はこれで成功したと言えば
これだけ上手いなら言ってる事に間違いはないと完全脱力で抜けるところ全部抜いて
結果話す時と同じ発声になり全く上達せずに終わる
ほとんどの人がこれに気付かず完全脱力を妄信し続けてるのが現状だ
その辺りはある意味悪い意味での宗教にも似ている
これはどこか有名な機関が大々的に間違いを発表しない限りこの先も変わらないだろう

267 :選曲してください:2019/07/10(水) 14:00:13.68 ID:XfqG0aiW.net
そういえばEXILEが喉声の裏返った裏声と同等な発声なんて言われてるのも大間違いだな
だからEXILEみたいな声なら簡単に真似れるなんて勘違い発言が多過ぎる
実際は裏声でなくウィスパーボイスなわけだが
このウィスパー自体が単なる息漏れの多い裏声だと考えてる人がまた多過ぎる
まあ結局自分の出来ない事に対して真実が分からないのは当然なんだが

268 :選曲してください:2019/07/10(水) 21:31:45.73 ID:pnIJJMOu.net
>>266
申し訳ありませんが、その論理で行きますと、「力を入れるという部分を妄信して、無駄な力みから全く上達しない」というケースも、同時に考えられることになります
自己の経験を無分別に他人に当てはめようとしている点では、妄信的脱力論者と同じであり、自家撞着と言わざるを得ません
理屈で考える場合に大事なのは、拮抗関係を理解することにより、何が必要な力か、何が不必要な力か、を区別できるようになることです

多くのボイトレ手法で「脱力」がクローズアップされているのも、類型として「力み」による弊害が目立つ人、が多いという事ではないでしょうか?
仰るような、完全脱力を妄信して上達しない人が多数だ、という意見には賛同できません

しかし、「腹から声出せ」や「脱力」に対する反発というものを、
「それくらいできないのならば歌に向いてないのだから歌なんかやめちまえ」
という、ある種の”できている”人の自己中心的な傲慢さ、への感情的反発であると理解すれば、読み解けないこともないのかもしれません
残念なのは、単なる感情論に堕しており、前述のような自己矛盾に陥ってしまっている点です
理屈で考えることによって、このような自分の中の歪みを矯正し、正しい答えを導き出すことができます

それ以外にも、主流となるボーカルスタイルの変遷や、歌唱環境の違いなど、広範囲にわたって共通するこの種の対立構造については、考察を進めても面白いかもしれません

269 :選曲してください:2019/07/11(木) 09:40:51.93 ID:C4SY5W9O.net
>>268
まあ俺の言いたいのは相手の状態を考慮せずに何でもコレだけやれば上達するなんて言って
むしろ上達の阻害になる人間が多い事だ
特に天然と言われる人種は社交的で自信家が多いせいか性格も横柄な人間が多く
これだけ出来てて歌も上手い俺の言う事は絶対だ
非天然なんて存在しない単に練習が足りないだけと言い張る
出来てるのは認めるが出来てない人間からすると全く参考にならんし
それ以前の問題がある人間が存在する事自体を認めない
もしこれと同じ考えを持ってるなら最初に書いたように出来ない人からすれば害悪でしかない

270 :選曲してください:2019/07/11(木) 23:39:46.06 ID:nZkrzx0A.net
>>269
ですから、その論理で行きますと、
「一般的な既存の手法の効用については無視し、弊害だけを取り上げ、自己流の解説を押し付けることで、自分に注目を集めようする人」は、初学者にとって非常な害悪である、とも言えるわけです
提唱者の価値を他と比べて高めようとする一種の差別化戦略ですが、理屈的な立場から言いますと、前述のような”天然”的発言も”非天然”的発言も、その非論理性においては、同列であります
理屈というものは、そのようなナルシズムの相克を、その善悪は別だとしても、不毛なものにしてしまう力がある、という事です
(理屈を積み上げることで、より高次な視点を獲得するという意味での生産性に対して”不毛”であるということです)

271 :選曲してください:2019/07/12(金) 09:40:21.35 ID:KVDE15X2.net
元々非天然から天然並みに上達した俺は飽くまで非天然主体の話をしているのが大前提
さらに世間で間違っている認識を強く例に挙げているのもある
その点で言えば一般論から外れているのは確かに言う通りだが
そこらに書いてあるような一般論をわざわざ話す意味は無い

しかし天然非天然の区別が発声の解明において物凄く重要な事を分かってない人だったか
未だに明確なミックスの原理や誰でも上達するメソッドみたいなものが何故存在しないか
それは考える人達が皆天然と言われる人ばかりだからだ
結局適度な知識を持って非天然から天然並みに上達できた人でないとその真理には辿り付けない
何せ天然と非天然で発声の違う部分がミックスの原理そのものなので

君は自分の事を全く語らないが状態からするに全く上達していない非天然か
天然は大した努力もなく発声が上達するし性格的にも理論を極めるなんて方向に行かないし
非天然から上達した人ならその違いにも気付けるはずなので
所詮実践を伴わない知識だけのものでは机上の空論と大差ないな

272 :選曲してください:2019/07/12(金) 18:19:16.92 ID:9u6Pqj+n.net
理屈で考える場合は、まず「天然」「非天然」「ミックスボイス」を簡潔に定義しなければなりませんよ
簡潔に定義できないのであれば、それは理論ではなく単なる感情論という事になります

273 :選曲してください:2019/07/12(金) 18:37:16.87 ID:KVDE15X2.net
天然非天然の違いは歌声に必用な筋肉が使えてるかどうかの違い
これは普段話す時には動かなくても問題はないので
非天然はそれを使わず話声のままで歌っている

元々子供の頃には自然に使ってたわけだが声変わりにより
声帯が2倍近く成長すると使われなくなる事が多い
天然にチビが多いのは声変わりによる影響を受け難い為
それとは別に若い頃に飲食店のバイト等で大声を出す環境に居た人は自然と使われ易い
この事は実際に天然に聞けば必ずと言っていいぐらい当てはまる

そしてミックスはその歌声用の筋肉の制御具合で決まる
色々ある中でも最も重要なのが喉仏を動かす筋肉でこれを使い喉を開く
それを声質や音域によって正しく制御するのがミックスの原理
天然は大した意識もなく声が出来てるが非天然はコレッポッチも制御できてない
その中でも志村声やクロちゃん声等の悪声はこれらの極一部だけが強く作用した声で
これらの制御が出来れば如何に大きく発声が変えられるかが分かる例だ

最後にまとめると喉仏を動かす筋肉群を使って喉を開けているかどうかの違い
制御具合自体は人によって違うしコテコテの天然は基本無意識で行っている
逆に俺みたいに完全な非天然からの上達者は故意に制御できる事が多い

274 :選曲してください:2019/07/12(金) 18:48:36.63 ID:9u6Pqj+n.net
簡潔に定義しなければなりませんよ

「天然」=喉仏を動かす筋肉群を使って喉を開けている人
「非天然」=喉仏を動かす筋肉群を使って喉を開けていない人
「ミックスボイス」=

ということでしょうか?
「ミックスボイス」が未定義ですね

275 :選曲してください:2019/07/14(日) 21:26:53.06 ID:yRkJjSgx.net
言葉で説明できない非特定対象の原理を説明することなど、誰にもできません
つまり、「ミックスボイス」が、何なのか説明できなければ、「ミックスボイスの原理」も説明できないのです
上の方でも言及しているように「ミックスボイス」が、多義的な慣用表現であるとするならば、具体的な身体運動の解説を伴った包括的理論は、成立し得ません
ですから、声と身体運動の因果関係を理屈として語る場合は、必ず「ミックスボイス」の定義が要求されることになります

「ミックスボイス」が未定義であるということは、その(ミックスボイスに関する)論は、理屈ではありません
理屈でないならば何なのかということですが、

「理屈はわからないが、こうしてこうすればミックスボイスが出せる」

というインストラクションになります

この場合、「ミックスボイス」を言葉で説明しませんので、音源等で例示する必要があります
音源などの例示が無い場合は、極めて信憑性に乏しい、いい加減なものである可能性が高い、と判断せざるを得ません
その上で、理屈として再構成しよう、と試みることはできますが、論に含まれる指示が、具体的であればあるほど解釈の余地が狭まるため、理屈として成立し難くなります

276 :選曲してください:2019/07/28(日) 01:06:12.11 ID:BX1u2aDJ.net
「ミックスボイス」は、あくまでもボイストレーニング用語です
発声の改善に先立つ「声」に対する認識改善、を促進するための抽象的、または仮定的、な語句です
歌い手と聴き手という関係性において、「ミックスボイス」という言葉を用いた評価基準は、通常存在しません
「良い声」や「悪い声」、「良い歌」、「悪い歌」という評価基準が、一般的です

ボイストレーニングの過程では、習慣として身につけた歌唱に適さない発声方法を改善する為に、「良い発声=ミックスボイス」という意識へと、いわば自己洗脳します
基本的な動機は、プロ歌手のように高い音域を歌いこなしたいという、カラオケユーザーとしては、ごく一般的なものです
この「ミックスボイス」意識は、その自己認識への導入手法から、ファンダメンタリズム化しやすい構造になっており、いわゆる「高音至上主義」を、技術的側面から強化する役割を担います

しかしながら、あくまでもボイトレ用語ですので、「ミックスボイス」は、「良い声」を手に入れるためのツールでしかありません

277 :選曲してください:2019/08/04(日) 01:59:51.15 ID:ixplYWbF.net
「ミックスボイス」という声の仮定的理想化モデルが、内在化することによって「良い声」を獲得できるとするのが、いわゆる「ミックスボイス」の本質です
「内在化」とは、理論の具象化作業である「実践」であり、「実践」の抽象化フィードバックが、「理論」となります

ここで注意しなければならないのは、自分だけの経験である実践の抽象化は、直ちに、他人に適用可能な「理論」となる訳ではないことです
自己の経験は、論理的思考と様々な知識や情報によるフィルター、を通して初めて反証可能性を得ることができ、独自理論(感覚論)的なものから「理論」として言語化されます

この場合「理論」は、体系的実践方法論としては成立せず、個人的実践感覚と理論的解釈の紐づけに過ぎません
声の仮定的理想化モデルが、発声方法の理想化モデルへとすり替わって行く、もしくは混同されていく、傾向があるように感じられます
なぜこのような事が起こるのでしょうか?

278 :選曲してください:2019/08/14(水) 13:21:46.46 ID:sl2WMrMr.net
「腹から声出す」「ポッコリお腹」や「内臓が下がる」などの感覚論は、表現は違えども現象としては、「横隔膜の収縮を伴う腹腔圧の増大」を意味します

「横隔膜の収縮を伴う腹腔圧の増大」=「胸腔圧の減少」
ですから、胸腔圧が陰圧となることによって肺臓内に空気が流入します(吸気)

これを逆転しますと
「横隔膜の弛緩を伴う腹腔圧の減少」=「胸腔圧の増大」
となり、胸腔圧が陽圧となることで肺臓内の空気が流出します(呼気)

発声時は、上記の(呼気)状態であり、声門閉鎖に必要な一定以上の声門下圧が、要求されます
声門下圧が増大し過ぎた場合は、過剰閉鎖等の問題が発生しますので、適正なプレッシャーを維持することが、安定した発声には、欠かせません

「横隔膜の弛緩を伴う腹腔圧のコントロール」は、「胸腔圧のコントロール」の一部であり、「胸腔圧のコントロール」は、「声門下圧のコントロール」の一部となります
「声門下圧のコントロール」とは、つまり「声」のコントロールの一部となります

279 :選曲してください:2019/08/15(木) 13:13:46.40 ID:2a7u8bEo.net
「ミックスボイス」と認識される声や歌い方に関しては、統一的な解釈が、存在しませんが、大別して2系統の考え方があります
未定義のまま語られることの多い「ミックスボイス」に関する意見対立は、凡そこの2系統の対立に収斂されていくのではないでしょうか
簡潔に述べますと「強い声」対「弱い声」の対立です

この対立の発端は、声を電気的に増幅するテクノロジーが開発されたことにあります
つまり、マイクの使用を前提とした歌唱法の出現です(クルーナー唱法)

「クルーナー唱法」や「クルーナーボイス」も一定の定義が難しい言葉ですが、共通する要素として、あくまでもマイクの使用を前提としたもであることが、重要になります
歌謡曲やJPOPなどは、これの系統で、いわゆる「ミックスボイス」もそうです
クラシックや民謡などマイクを前提としない歌唱法とは、考え方が異なります

280 :選曲してください:2019/08/27(火) 13:38:20.54 ID:J/FPQbKU.net
音源なしであれこれいうってことは全部理屈だからな

281 :選曲してください:2019/08/27(火) 19:30:03.98 ID:LmUnMyIx.net
ミックスボイスの手本のような音源見つけた
ご本人さんに無許可なんだけど・・・
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/karaok/1565782296/38
俺はミックスボイスってのが嫌いで、そんな声は存在しないと常日頃から言ってきてたんだけど、
おそらく世間一般に言う、多くの人がそうであると思ってるミックスボイスがあるとしたら、これ
きれいな響きは保ってるんだけど、それがほぼ鼻に集中しちゃってて俺に言わせればバランスは良くない
だけど、マイクには綺麗にのるし、高音域でも破綻せずに綺麗に鳴ってる
何が言いたいかというと、スレ主さんのいうマイク使用前提のクルーナー唱法
ベルカント的な発声を中心から上の部分にだけ響きを集中させ弱い声化したものが世間でいわれるミックスボイスそのものじゃないかと思ったわけです
これの弱点は音が高くなるにつれ子音が崩れていくことかな
母音が変形するのは、まあ仕方ないことなのだけれど、子音まで崩れちゃうと美しくなくなっちゃうんですね
主さんのご意見求む

282 :選曲してください:2019/08/27(火) 23:30:42.29 ID:ToEtF/+O.net
>>281
「ミックスボイス」については一定の定義が難しいというのが、このスレの立場ではあります
個々人の思い描く「ミックスボイス」は、それぞれにありますので、
「この声はミックスボイスか否か?」
という問いは不毛である、という結論になります
上の方でも述べたかと思いますが、
「この声をミックスボイスとすると」
という仮定的な理想の発声モデル(観念)と現実の声(音)との相互フィードバックに供すべきものでは無いのか、と考えています

提示いただいた音源の声は、個人的見解を申し上げますと、
・閉鎖期が少ない=声帯の開き(”中心から上の部分にだけ響きを集中させ”にあたるかと思います)
・それに付随する息漏れ

という特徴が見受けられますので、いわゆる「志村声」もしくは、広い意味での「裏声」であると判断します
いわゆるクルーナー唱法ではありません

このような特徴の声を「ミックスボイス」としますと、
・息漏れによって、さまざまな歌唱時のコントロールが難しくなる(上手く歌えない)
・閉鎖期が少ないため、豊かな倍音が出せない(良い声にならない)

という現象面が、歌唱における理想の発声モデルであるとした場合の「ミックスボイス」と矛盾を来す事になります
故に、この声は、「ミックスボイスとは言えない」と判断せざるを得ません
高音域を、ただ単に出せばいい、という「高音至上主義」的立場ではなく、あくまでも「ミックスボイス」とは、「良い声」で「上手く」歌を歌うためのツールであるとする立場に基づくからです

283 :選曲してください:2019/08/28(水) 01:12:47.37 ID:IKNYYh2q.net
>>282
>「この声はミックスボイスか否か?」
という問いは不毛である、という結論になります
そうでしたね
ありがとうございます

284 :選曲してください:2019/08/29(木) 00:59:00.80 ID:QWIlm8aP.net
これまでの経緯を辿れば、オケ板において
張り上げ高音がミックスボイスと認定されていたり
またある時は太い裏声がミックスボイスと言われていたりして
時期により、又は人により何を指してるのかが異なる。
所詮は2ちゃん発の造語で、学術用語でもなんでもない。

285 :選曲してください:2019/08/29(木) 02:09:29.81 ID:MwZazI9Z.net
>>284
2ちゃん発祥というのは誤認ですね

>クラシック音楽におけるヴワ・ミクスト(混声)
>しっかりと声門が閉じているイタリア・オペラの明るい高音(アクート)と異なり、フランスの流派では高音では声門が僅かに開いた柔らかい響きを持つ。又それにより各声区を滑らかに移動し、あたかも一つに融合してしまうような歌唱、発声様式を指す

ヴワ・ミクスト(混声)というものに源流があるらしいです
あまり詳しくありませんが、確かにドビュッシーやラヴェルの声楽曲は、ワグナーみたいな、いかにもなクラシックというよりは、現代ポップスに近いものがありますね
印象派芸術が、中産階級の急速な拡大とそれに伴う表現の多様性への要求によって生まれたとすると、その表現欲求に適応する形でミックスボイスの源流が、表れたと解釈できるのではないでしょうか

286 :選曲してください:2019/08/29(木) 05:44:36.57 ID:dqAbptG9.net
15年程前は誰もミックスボイスなんて言葉を使ってなかったんだけどな
とある民間のボイストレーナーが金儲けのために魅惑的な商品名をつけて2ちゃんなどで拡散したら
多くの民間ボイストレーナーがそれに乗っかって同じように商品名として取り入れたんだと思う

287 :選曲してください:2019/08/29(木) 09:03:58.29 ID:GgGapElo.net
>>286
ある概念に名前をつけることで明確に意識、議論できるようになる

例えば
ジョブズが考えていた概念をiPhoneとして具現化した
Apple社内では違う名前で開発していただろう
Androidとかも含めてスマートフォンという名前が付けられた

288 :選曲してください:2019/08/29(木) 09:06:30.47 ID:GgGapElo.net
概念、用語を列挙して
かつそれらの概念がどう関係するのかを明確に文書化、図示し
かつ自分でコントロールする方法、技術、訓練方法、効果測定方法、評価方法を明確にする
それらができたら有益なものになると思う

289 :選曲してください:2019/08/29(木) 10:52:34.55 ID:O9z+6d7e.net
自分で出来れば分かるがミックスボイスは確かに存在する
ただ声帯コントロールという見えない部分だけに出来た人にしか分からない
そして出来てたとしても天然みたいな最初から無意識で使えた人も分からない
しかも実際に出来てる人の大半がそんな人ばかりだから尚更原理が不明になってるわけで

290 :選曲してください:2019/08/29(木) 20:30:13.59 ID:MwZazI9Z.net
明確なソースが見つかりませんが、90年代には既に「ミックスボイス」という言葉は、使われていたように思います
タイミング的にもJ-POPのCDバブルとカラオケボックスブームがあり、男性も女性もハイトーン至上主義的な風潮があって、高音発声の為の手法に対しての需要が非常に高まった時期なのでしょう

声区融合を説いたコーネリウス・リードの「ベル・カント唱法―その原理と実践」が、日本語訳として1986年出版らしいので、時間軸的にも不自然ではありません

カラオケ板では、これが最古になるのでしょうか?
ミックス ヴォイス って実在するの???
https://music2.5ch.net/test/read.cgi/karaok/1066753452/

291 :選曲してください:2019/08/29(木) 20:41:50.68 ID:Z57y9p+j.net
人の数だけミックスボイスあってもいいじゃん

292 :選曲してください:2019/09/01(日) 06:08:01.85 ID:Edjd4Uoh.net
我思う、故に我あり。
ベルディングて言葉を最近聞いた。
知人が、ユ●チュ〜ブのボイトレ講師の発声の動画を見せてくれた。
「おお…王置鹿の鷹じゃん?!」
真似したいけど出来へんな…
理論先行の人の話は、ヘッドボイスだのミックスだの
言葉のパンドラの箱は拵えてるけど、実践が伴わない
人が多いね。
僕みたいなお莫迦さんにもわかるようにレクチャ〜して
つかあさい。

293 :選曲してください:2019/09/01(日) 12:02:02.84 ID:raUzsIEV.net
>>292
ベルティング(belting)ですね

belt out
大きな声で歌う、大声で(元気よく)歌う、力強く歌う、大声で叫ぶ、大きな音で奏する、大音量で鳴らす、がなりたてる
・She's been belting out the tune since 1985. : 彼女はその曲を1985年からずっと歌い続けている。

ベルティングも単一の歌唱法の名称ではなく、様々に解釈され使用されています
喉締め張り上げなどもベルティングと言われて、止めましょうと指導してる動画などもあります
共通する特徴としては、地声の太さを維持して高音を出すような発声でしょうか
高音地声、高音チェスト、張り上げ、地声ミックス、地声ミドル、などとも呼ばれるようです

理論的な話を理解できない場合は、とにかく気合で頑張りましょう
張り上げで、地声を維持できないのは、気合が足りないからだと思います

294 :選曲してください:2019/09/01(日) 12:46:24.74 ID:Edjd4Uoh.net
>>293
いまいちよくわかりませんな。
B'zの稲葉氏がベルティング唱法と
どこかしらで見かけましたが、
あれは、ヘッドボイスでは?
とか、知人と侃侃諤諤しておりました。
志村ボイスとも、そのボイトレ講師は
仰っておりましたが、私が聴く限りでは
違いがわかりません。
ベルティング唱法は、あまり長時間使えない
のならば、プロとしての唱法には
適さないのでは?

295 :選曲してください:2019/09/01(日) 13:47:26.84 ID:raUzsIEV.net
>>294
ですから「ベルティング」は、様々な解釈があるのでどうとでも言える訳です
こちらの動画では、「ヘルシーベルト」としてダメージの少ない正しい方法をとるようにと解説されています
またベルティングは、「glorified yelling」(見せかけの張り上げ)だとしています
英語の一般用語としての「belting」と音楽的な用語としての「belting」の差異についての解説かと思われます
やり方としては、簡単に言うと、腹から声出して下に引っ張って鼻腔共鳴というごく一般的なものです
https://youtu.be/-olLjURMEwE

B'zについては、ここら辺も解釈と用語の話で「ベルティング」という解釈も可能ですし、「志村」でも「ヘッドボイス」という解釈も可能かと思います
ただし、「ベルティング」と言った場合には、一般的に想起されるチェスト成分というものとの矛盾があります
「志村」と言った場合には、いわゆる失敗声としての要素と矛盾します
「ヘッドボイス」と言った場合には、「裏声」という意味との矛盾があります

ここら辺の矛盾を解消する為に「地声ヘッド」という様な表現に落ち着くのかもしれません

296 :選曲してください:2019/09/01(日) 13:55:49.74 ID:Edjd4Uoh.net
>>295
なるほど、玉虫色の用語なわけですな?
王奥六の多花は、相当な喉の負担に見受けられます
が、あの歌い方は実に素晴らしい。

297 :選曲してください:2019/09/06(金) 16:04:38.27 ID:DFW+YI6V.net
呼気圧が一定だとしますと、
声帯が引き伸ばされると弾性復元力が増す為、声帯振動が早くなります
(元に戻ろうとする力が強いためより早く運動する=伸展による高音化)
逆に、声帯が緩みますと弾性復元力が弱くなりますので、声帯振動は遅くなります(低音化)

この伸展高音化に加えて、「閉鎖期」の要素があります
「閉鎖期」が増えますと声帯の振動数は、遅くなります(地声化・低音化)
逆に、「閉鎖期」が減りますと振動数は、早くなります(裏声化・高音化)

閉鎖期が増え、声帯振動が、共鳴腔の固有振動数を下回り出しますと、徐々に喉頭原音が混じり出し、最終的には、鋸形波原音のみとして聴こえることになります
これが、いわゆるエッジボイスです

298 :選曲してください:2019/09/19(木) 23:10:52.11 ID:teADf568.net
仮声帯には、声帯靭帯と声帯筋が無いので、真声帯と同じようなクリーントーンは出せないと考えられます
また、仮声帯は、声帯の直上に位置しますので、真声帯を鳴らさずに仮声帯だけを鳴らすのは、特殊な方法が必要になります
呼気圧を、真声帯の振動開始呼気圧以下、且、仮声帯の振動開始呼気圧以上、にする必要があります
(理論上は不可能ですが、仮声帯の音が真声帯の音を上回っていれば、実質的な意味での仮声帯のみの発声と捉えることは出来るでしょう)

299 :選曲してください:2019/09/26(木) 22:58:54.21 ID:cS0uPP80.net
「ミックスボイスへの錬金術的認識」
いわゆるミックスボイス理論では、「地声」「裏声」、そしてその「中間」という切り分け方をしますが、「地声」の発声、または「裏声」の発声についての具体論が、しばしば見過ごされます
理屈で考えますと、ミックスボイスは「中間」にあたる訳ですから、「悪い地声」と「悪い裏声」の中間は、「悪い中間声」になるのが自明です
しかしながら、「悪い地声」と「悪い裏声」から、「良い中間声」が生成されると考える「ミックスボイスへの錬金術的認識」という状態に陥る場合があります

300 :選曲してください:2019/09/28(土) 22:01:37.02 ID:6a7ce6TZ.net
発声要素三分割法について)
発声を以下のように切り分けます

1.共鳴
2.声帯
3.呼吸

これらは、それぞれが相互に関係し、影響し合う事で、最終的な発声が決定されます
「ミックスボイスはバランスである」という論や、「呼吸を整えれば自動的に閉鎖が最適化される」などといった論に現れます
例えば、共鳴の不足から、呼気の増大になり、声帯の閉鎖が開く、などと言った具合です

音=(共鳴・声帯・呼吸)というのが実相なのですが、理論や感覚論などは通常断片的に語られる為、そのひとつだけでは、思ったような結果が得られないことがあります

301 :選曲してください:2019/10/04(金) 18:37:26.48 ID:3Py20ecR.net
声帯で出した振動が、共鳴腔で共鳴することによりより大きな音になる現象が、共鳴です
共鳴腔の形状により、複数の振動数が含まれる声帯振動のうち、ある特定の振動数が強調され、特定の音楽的な音高として認識される音になります
音の波長により、共鳴するためには、高い音はより小さな空間、低い音はより大きな空間が必要になります
共鳴における喉締めとは、共鳴腔を小さくする為に声道を締め付けたり、喉頭を挙上させたりすることになります
共鳴腔を小さくして高い音を作るという目的は達成されますが、共鳴態様の変化による音色変化や、呼気圧や声帯振動の変動といった音楽的にネガティブな要素も同時に表れることになります

302 :選曲してください:2019/10/07(月) 20:02:40.40 ID:4rkf4dmi.net
もう一つ歌唱において重要な共鳴が、母音の形成です
母音は、振幅スペクトルにおける1番目の山と2番目の山で聴こえ方が決まります(第一フォルマント(F1)・第二フォルマント(F2))
舌や口の動きでこのフォルマントを形成するわけですが、日本語話者の場合、日本語の母音の少なさ(中咽頭から口腔にかけての響きの違いに無頓着)の為、前述の嚥下反射運動と発声運動との混同が、習慣的に生じるケースが多くなります
この嚥下反射による間違ったフォルマント形成で母音を作ろうとすると、喉が締まります
これが一般的に言われる「喉声」問題の典型例になります(音域に関わらず、母音を発声しようとすると常時喉が締まる)

303 :選曲してください:2019/10/08(火) 02:23:18.29 ID:7TySx7BD.net
嚥下反射による喉締めは、特にmid2B〜mi2Gあたりに必要な中咽頭の共鳴空間が失われます
共鳴の減少に対応する為に、呼気圧を上昇させ音量のバランスを取ろうとします(張り上げ・プル)
この呼気圧上昇の為の運動と声帯周りの挙動との関係により、mid2Eあたりで発声が破綻するケースが多くなります(ファーストブリッジ・第一換声点)
単純化したイメージで言いますと、共鳴腔の形状が、砂時計型になります
これが、地声(下部共鳴)と裏声(上部共鳴)の極端な分離(ひっくり返り)となる訳です

304 :選曲してください:2019/10/09(水) 00:27:40.64 ID:YH/xlK4B.net
重要なようで重要じゃないスレ

305 :選曲してください:2019/10/09(水) 21:03:03.40 ID:YrE+EnX5.net
上記のフォルマント共鳴を形作るのは、口の形、舌、軟口蓋になりますが、これらを一元的に表すとすると、「ワルダイエル咽頭輪の制御」、と言えるかと思います

>舌根にある左右の舌扁桃、口蓋舌弓と口蓋咽頭弓の間にある左右の口蓋扁桃、耳管開口部の周囲にある左右の耳管扁桃、
>咽頭円蓋にある咽頭扁桃は口腔と鼻腔の裏門を取り囲むように配列されており、ワルダイエル咽頭輪と呼ばれる

「ワルダイエル咽頭輪の制御」とは、

「喉の奥を開く」
「喉にたまごやピンポン玉のような空間を作る」
「あくびの喉」

などといった感覚論を理屈で解釈したものと言えるでしょう

306 ::2019/10/12(Sat) 21:54:13 ID:KatiX5KW.net
「才能」とは、物事を上手くこなす素質や適性の事ですが、これは数種類に分けられるでしょう

1.「過去の才能」(賞賛)
2.「未来の才能」(チャンス)
3.「天分としての才能」(宿命論)
です

1.「過去の才能」は、既に表されたもの(表現そのものや実績)に対する賞賛であり、プロ歌手や上手い人、に対して用いられます
因果関係で言えば、「才能がある」→「上手い」ではなく、「上手い」→「才能がある」という事になります

一方で、2.「未来の才能」は、未だに表されていないものに対して用いられる動機付けの言葉です
「現在は下手だが、未来において上手くなるチャンス」になります
「才能がある」ので「上手くなる」という予想です

ですから未来の才能視点で言えば、プロ歌手や上手い人は、「上手い」という事実があるので、過去において100%「才能」(未来の才能)があったという事になります

3.「天分としての才能」は、生まれつき表現能力が決められていて変更することは出来ないとする宿命論です
極端に言えば、人間の意志や練習などによっては変えられない才能(天分)という考え方です

307 :選曲してください:2019/10/21(月) 11:39:02 ID:bVavG9j1.net
>>304
重要だと思っちゃう人は行き詰まって
どうしても頭でなんとかしようと考えちゃうんだよね

308 :選曲してください:2019/11/02(土) 22:13:01.56 ID:cabOBYhT.net
身長185の欠陥遺伝子精子
◆〜〜
◆〜〜 ◆〜〜
◆〜〜 ◆〜〜 ◆〜〜
◆〜〜
◆〜〜 ◆〜〜
◆〜〜 ◆〜〜 ◆〜〜
◆〜〜

309 :選曲してください:2019/11/09(土) 10:15:40.18 ID:9X6PeBYK.net
理屈や言葉というものは、物事を観念上において認識するツールになります
単純に聞く見る感じるだけでは、認識が出来ない物事を把握することができます
物事を把握できるという事は、そこへの対処が可能になるという事です
形而下の観察と考察を形而上に構成し、フィジカルへと還元するためのものになります
道具も使い方を誤れば、有害なものになります
観念上では、自然状態を超越することが容易にできますが、そのように超越した観念は、自然状態に還元することができません

310 :選曲してください:2019/11/21(木) 21:14:57.65 ID:u9gvzYlx.net
鼻を詰まんで声を出す→出るのが喉声、出ないのが歌声?

311 :選曲してください:2019/11/22(金) 21:10:18.21 ID:Ofv8asjI.net
一般的に「喉声」とは、身体全体を使わずに喉だけで無理に力んで出してるような声、非腹式発声、喉締め発声、などの悪い発声を指摘するときに使用されます
ですから、鼻をつまんで出ない、からと言って「歌声」であるとか、「喉声」ではない、とは限りません

「喉が開いている」声は、「喉声」ではありません
しかしながら、「喉を開ける」というのは、全身の筋肉の複合的な運動で、理屈で考える場合は、非常に複雑な考察が要求されます
断片的には、「咽頭収縮筋の脱力」などのように言及は可能ですが、僧帽筋などの緊張が、それを阻害してる可能性も考えられますから、そのような点をケアしていこうとすれば、膨大な知識の積み重ねが必要になってきます
勢い、「喉開けろ、とにかく開けろ」というような、曖昧で単純な理解に留まるのだろうと思われます

312 :選曲してください:2019/11/22(金) 21:38:42.81 ID:mLfrBe4F.net
>>311
喉開けた状態のままでフレーズ歌うために声帯閉鎖せざるをえないから喉開けて歌えという話しが出るのだと思う
喉開けるだけでは全く意味ないのだから

313 :選曲してください:2019/11/26(火) 11:10:33 ID:spSo2uvg.net
>>312
全くその通りで閉鎖を促す為に喉を開く必用がある
喉を開かなければわずかな閉鎖で閉じてしまうので喉声になってしまう
そして喉が開かないと伸展も止まるので高音が苦しくもなると

314 :選曲してください:2019/11/26(火) 19:33:45.47 ID:BW9jkpvR.net
「喉を開くと声帯閉鎖が促される」の理論的説明を考察します
まず、「喉を開く」ですが、大きく分けて2つに分けられます

1.「声道のコントロール」(狭義の「喉を開く」)
2.「喉周辺の筋肉のコントロール」(広義の「喉を開く」)

これらは、厳密な区別なく使われる事が多いのですが、1.は主に「響き」の文脈において、2.は主に「脱力」の文脈において、使用されます

>声道(せいどう)(英: Vocal tract)とは、動物体内の音の発生器より発せられた音が、体外に放出されるまでの間に通過してくる、動物の体内の空洞のことである。
>なお、ここで言う音の発生器というのは、鳥類の鳴管や、哺乳類の喉の辺りにある音の発生器(ヒトで言う声帯)を指す。

「喉の開き」=「声道の開き」と仮定しますと、
「喉の開き」=「声道の開き」=「共鳴空間の増大」となります

「共鳴」とは、「音量の増大」ですから、「共鳴空間の増大」=「音量の増大」となります
これは、「一定の音量を得るために声門下圧を上げる」という行動の抑制につながります
(音量を増大させる為に声門下圧を上げる、いわゆる張り上げ状態)
また、特に換声点付近の音高で顕著になります
(換声点付近の音高での共鳴空間の急激な不足が、声の裏返りとなりますので、それを補完する必要から、肺への狭窄運動を高めることになります)

315 :選曲してください:2019/11/26(火) 19:34:59.72 ID:BW9jkpvR.net
声帯閉鎖に依っても、声門下圧は上昇しますが、「喉の開き(共鳴空間)の不足」=「音量の不足」によって、結局は、過剰な声門下圧に陥ります

過剰な声門下圧がありますと、声帯同士を近づけ無くても声が出せますが、地声感に乏しい、息漏れし過ぎの声になります
これが、いわゆる「閉鎖が無い」と形容される状態です

「喉の開き」=「共鳴空間の増大」=「音量の増大」=「声門下圧の低減」
となりますので、「声を出すために声帯同士をより接近させる」行動に繋がります

これが「喉を開くと声帯閉鎖が促される」の理論的説明になります

316 :選曲してください:2019/12/11(水) 22:26:39.20 ID:BQv5ezyg.net
2軸中間理論
ミックスボイスは、様々な捉え方がありますが、共通するのは「地声(チェスト・胸声)」と「裏声(ヘッド・頭声)」の中間的、または、混合的存在としてる所です
この発想は、どこから来ているかと言いますと、「地声(チェスト・胸声)」と「裏声(ヘッド・頭声)」の2声区論であり、これは、大まかに言って声帯の構造に由来する声唇振動と声帯粘膜振動の違いにあたります(振動体)

「地声(チェスト・胸声)」と「裏声(ヘッド・頭声)」2声区論とは別に、実声仮声2声区論があります(フルボイス・ファルセット(仮声))
これは、声帯振動時の「閉鎖期」の有無の違いにあたります(閉鎖期)

この2つの理論は、物理現象に根拠がありますが、それぞれ論理的分割に過ぎないので中間が存在します
2軸による認識で、ミックス・ミドルに関する声帯振動については、すべて説明が可能ですが、この理論では、共鳴の要素を考慮していない点に注意が必要です
この理論の直接的な発声実態への適用は、共鳴に関する考察を欠いた場合に必ず破綻するという事です

317 :選曲してください:2020/01/10(金) 19:41:28.89 ID:v56h2aq6.net
共鳴とは?

318 :選曲してください:2020/01/18(土) 00:44:01.33 ID:Pgn04TkQ.net
sageぱなしのスレ多いから
ガッツリ上げといてやるよ

319 :選曲してください:2020/01/18(土) 10:30:34.24 ID:EvHyGsmo.net
無意識スレとかいうのほぼ一人が書き込んでるみたいだけど
このスレと完全に趣旨重なってると思う

320 :選曲してください:2020/01/18(土) 20:58:08.46 ID:1NppGrEF.net
無意識スレの方にも少し書きましたけど、モーターラーニングという分野になるのかと思います
運動学習や知覚運動学習ともいわれます

「運動技能学習の3相説」というのがあるようです

1.初期相(認知相) 何を行うかを理解する
2.中間相(連合相) 個々の運動の協調 誤りの訂正
3.最終相(自動相) 運動が自動化し、注意が低下 自分の運動を言語で説明しにくくなる

321 :選曲してください:2020/01/19(日) 10:57:30.24 ID:Hs77QBaL.net
何かの学習は、人間の記憶が基礎となります
「宣言的記憶」という言語的な記憶と「手続き記憶」という非言語的な記憶があります

>宣言的記憶(Declarative memory)とは、人間の記憶の一種で、事実と経験を保持するもの。宣言的記憶は意識的に議論したり、宣言(言明)したりすることができる。このため陳述記憶とも呼ぶ。

>手続き記憶(Procedural memory)とは長期記憶の一種で、技能や手続き、ノウハウ(手続き的知識)を保持するもの。手続き的記憶あるいは非陳述記憶とも。他にも「技能記憶」、「連合記憶」といった名称もある。
>手続き記憶は簡単には言葉で説明できないことが多く、意識しなくとも使うことができる。いわゆる「体が覚えている」状態である。手続き記憶は、時間をかけて学習した刺激応答などのパターンを反映することができる。
>一方、宣言的記憶は言葉にするのが容易である。手続き学習の例として、自転車の乗り方の練習、タイピングの練習、楽器の練習、水泳の練習がある。手続き記憶は永続性がある場合もある。

学習においての初期段階では、宣言的記憶によって、行動を認知することで効率が上がります
中間層においては、宣言的記憶から手続き的記憶へと身体動作と共に協調関係が形作られます
最終相において、手続き的記憶が完成し”無意識”に行動することが可能になります

322 :選曲してください:2020/01/19(日) 15:50:22.75 ID:Hs77QBaL.net
2つの記憶系という視点で見た場合に、ボイトレ関係などによくある自己の歌唱体験を言葉にしようとして、よくわからない叙述になっているケース、というのが理解できます
手続き記憶という非言語的記憶を、言語に無理矢理に置き換えようとしていると言えます
また、理屈否定論もこの手続き記憶は言語化し難い、という特性に基づきます
ですから、アプローチとして理屈を用いる場合は、身体内部的な自己の記憶を理屈にしようするのではなく、運動技能学習の3相説の端緒となる宣言的記憶に基づいて、組み立てていく必要があります

323 :選曲してください:2020/01/19(日) 18:05:45 ID:XbOVksU6.net
>>319
あっちのスレ主です、ごめんなさい

324 :選曲してください:2020/01/19(日) 18:07:18 ID:XbOVksU6.net
しかもこちらのスレの方々のほうが順序だててきちんと解説してますし汗
あっち下げましょうか?

325 :選曲してください:2020/01/19(日) 18:50:37.43 ID:Hs77QBaL.net
>>324
>>319さんは別の人ですよ
こちらは私の独り言スレみたいなものですから気になさらないでください
あっちのスレはもっとカジュアルにみんなで書き込む感じなのかなあと思ってます
最近特に書き込むネタが無かったのでいい考察の材料になりました

326 :選曲してください:2020/01/19(日) 19:10:18 ID:XbOVksU6.net
>>325
別な方なのはわかってますよー
独り言なのはあちらのも同じだったりw
では、お言葉に甘えてスレは落とさずに引き続きチラ裏メモ帳として継続しますね
ありがとうございます
客観的に見て、読み手の参考になるのはこちらのスレのほうかなと思いますのでお邪魔にならないよう無意識スレはsageで進行しますw

>>320からのレスを読んで素晴らしいなと思いました
私のは小学生レベルの考察&文章で、ソースなしの持論でしかないのに比べ、きちんとした内容で勉強になりました
スタンスが似てはいますが、趣旨については
狭義な無意識スレよりこちらのほうが広義なので読んで参考にさせて頂きたいなと思っています

327 :選曲してください:2020/01/19(日) 19:14:57.95 ID:XbOVksU6.net
age

328 :選曲してください:2020/01/25(土) 06:21:09 ID:JXx8k+BJ.net
宣言的記憶(意識)から手続き記憶(無意識)という過程を想定しますと、発声の場合の宣言的記憶は、必ずしも言語としての知識ではありません
宣言的記憶を”事実的知識”と”概念的知識”に分割するブルームタキソノミーの分類に従いますと、”事実的知識”としては、「音」の記憶であり、「空気振動の知覚」の記憶という事になるかと思います
これらに対しての、「hiAである」とか「ミックスボイスである」とかの言語化された知識は、”概念的知識”になります
いわゆる”音楽知識”と言われる、実際の音から抽出された一般的理解になります

”事実的知識”としての感覚的記憶は、何らかの”概念的知識”と結合しない限り、言語として表現する事が難しくなります
しかしながら、”事実的知識”は、宣言的記憶ですので、これをもとに反復練習することで、手続き記憶へと移行することができます
これで、理屈はわからなくても感覚だけで上手くなる、ことが説明できます
この様な言語を介さない学習形態が、外部からは概念的に把握することが難しい為、「才能」や「センス」と言った語句で表されます

329 :選曲してください:2020/02/02(日) 01:56:51 ID:yA9ZuGe5.net
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      l.",!    .リ         |
      l":|    .&#12316;'''      ,. │
      l; :!    .|'"    ...ノ,゙./ │
      l: l「    !    . ゙゙̄ /  !
      .| .|    !     ,i│  |
      :! .l.    }    ,i'./    |
      :! .|    :|    . /     .|
      :! |    ;!   "      .|
      :! !    │        │
      :!:|               ,! i ,!
      :! ,    .l,      / .l゙ !
      :! |    , l.     | .|  :,
    : v'" .!    |'i .ヽ,    ./ :

330 :選曲してください:2020/02/03(月) 08:31:31 ID:hPsyRyUH.net
な、なにやらすごい…

>”事実的知識”としての感覚的記憶は、何らかの”概念的知識”と結合しない限り、言語として表現する事が難しくなります

結合した場合、手続き記憶をこなすのに弊害が出る可能性についてはどうだろ?
意識してしまったものを無意識に戻すのはくそ大変そう
元は出来てたものが知識詰め込んだあげく、出来なくなっちゃったみたいな

331 :選曲してください:2020/02/03(月) 12:18:28.17 ID:u47R05U7.net
違うか、
元は出来てたものが意識しまくったあげく…のがしっくりくる

いずれにしても手続き記憶の引き出しを増やして歌えるようになるには膨大な時間の反復行動が必要なのはわかった
呼吸に関しては完全にクリアしてると思うので一項目ずつ確認するしかないか

332 :選曲してください:2020/02/03(月) 12:21:29.00 ID:u47R05U7.net
あと、プライミング記憶についてはどう思われます?

333 :選曲してください:2020/02/03(月) 12:36:03 ID:u47R05U7.net
前から言ってた意識したら出来なくなる説の根拠がこんなところにあったとは…

334 :選曲してください:2020/02/04(火) 23:19:48 ID:rupeqRPk.net
無意識でできるようになった事は、手続き記憶を有する限り、無意識で実行することが可能です
自転車が進む理屈を後から理解したからと言って、自転車が運転できなくなることはありません
恐らく懸念されているのは、宣言的知識から手続き記憶への移行段階において、”事実的知識”と”概念的知識”の誤った結合によって、手続き記憶への移行が阻害されること、なのではないかと思います

言語というのは、非常に強力なイメージ想起力を持ちます
実際には経験したことが無いことでも言語を介して疑似体験することで、あたかも自分が経験したかのように記憶されることもあります
”事実的知識”としての音や身体感覚の記憶が、言語のイメージによって上書きされる可能性が、大いにあるという事になります
このようにして歪曲された記憶を元に練習すると、自ずと結果は望ましくないものになることが考えられます

逆にこの上書きを正しく使えれば、一度癖づいてしまった望ましくない行動を矯正することも可能になります

335 :選曲してください:2020/02/05(水) 00:39:04 ID:n/u7gEKZ.net
なるほど
考えさせられますね

>実際には経験したことが無いことでも言語を介して疑似体験することで、あたかも自分が経験したかのように記憶されることもあります

とかくそ恐ろしいですね
アドバイスしている方の中にもそういう方いらっしゃるでしょうしね…
本人すら把握できてないものを、これまた言葉によって人に伝える
おそロシア

336 :選曲してください:2020/02/05(水) 00:45:31 ID:n/u7gEKZ.net
ナチスの精神的拷問で、鏡の中の自分に向かって「お前は誰だ!」と問いかけさせる行為を継続すると、自我が崩壊して発狂するというのがあるとか

言葉にして繰り返し語ることであたかも語った内容が真実であるかのように自己暗示をかけてしまう場合がある
語る側も、語りを聞かされる側も…ですからね

337 :選曲してください:2020/02/05(水) 00:52:53.69 ID:n/u7gEKZ.net
できてる、できてない
あるいは正誤判定の場面で
良い方向に行けば、等身大以上の自信を持つ鼻持ちならない自信家
悪い方向に行けば、等身大以下の過小評価のしょんぼり君
客観視の難しさに繋がりますしね…

338 :選曲してください:2020/02/05(水) 00:57:24.69 ID:n/u7gEKZ.net
違うかww
良い方向に行けば等身大どおりの的確な客観視、ですもんねw

339 :選曲してください:2020/02/05(水) 11:25:55.18 ID:P7pb9SNW.net
>>334
自転車の乗り方と一緒には出来ないんだよ。

発声関連で、議論されてるのはその先だから

音程の合わせ方とか、歌い方を模倣というか、再現しようとする能力は人間にあるわけで、それ自体は自転車の乗り方のように教えるんじゃなくて勝手に出来てる。う◯この仕方と一緒

340 :選曲してください:2020/02/05(水) 11:28:09.54 ID:54qOhanN.net
モノマネを勝手にできる人と出来ない人がいるんじゃない?
出来る人は手続き記憶の元になる似たパターンをどこかで経験してる

341 :選曲してください:2020/02/05(水) 11:29:34.52 ID:54qOhanN.net
うんこと違ってモノマネの練度には差があるしね

342 :選曲してください:2020/02/05(水) 11:30:57.84 ID:P7pb9SNW.net
自転車の話であれば

自転車の漕ぎ方が違うと言いたいのかもね。おれは

競輪選手の漕ぎ方と一般人の漕ぎ方は違うみたいな感じ?実際に違うかどうかは知らないが

343 :選曲してください:2020/02/05(水) 15:25:44 ID:UhL2eU/f.net
発声を自転車に乗る事に置き換えるなら
乗り方以前に手足を上手く使っているかどうかの話になる
例えば全身脱力したら跨るだけで何もできない
腕が使えないと上手く乗れないし仮に乗れても不安定で運転も難しい

発声も同様で必用な筋肉を使っているか使っていないかで大きな差が出てくる
これを無意識で最初から使える人も居れば一生使えないまま終わる人も居る
それは自転車の例えにおける手足を使うかどうかぐらいの大きな問題となる
ただし見えてない部分だけにそこまで重要になっているという意識が無い

344 :選曲してください:2020/02/05(水) 20:32:49 ID:tmQ+R7Yh.net
>>332
> プライミングとは、以前の経験により、後に経験する対象の同定を促進(あるいは抑制)される現象を指し、直接プライミングと間接プライミングがある。

例えば、>>336の「ナチスの〜」エピソードは、ゲシュタルト崩壊にまつわる全く根拠のない都市伝説ですが、「ナチス」「精神的拷問」などの要素で、
「鏡の中の自分に向かって「お前は誰だ!」と問いかけさせる行為を継続すると、自我が崩壊して発狂する」
があたかも真実であると感じやすくなります
これが、プライミング記憶による対象の同定の促進の例かと思われます

発声の学習段階においては、いわゆる感覚論の自己身体での再現などが当たるでしょうか
例えば、「後ろへ引く」などの矢印方向論など大雑把な感覚論を事前に聞いていた場合、なんとなく上手く出来た時に「ああこの感覚なんだな」と信じ込むような状況などが考えられます
バーナム効果などとも関連があるのかもしれません
理屈で考える際は、事実を基盤にする必要がありますので、注意が必要かと思います

345 :選曲してください:2020/02/05(水) 22:11:07.89 ID:n/u7gEKZ.net
え、都市伝説なの?こりゃ一本やられたわwww

346 :選曲してください:2020/02/08(土) 04:42:45 ID:4Ep2caf+.net
>>339
確かに、歌唱は、子供の頃からの発声習慣に大きく影響されますので、無意識に身についたものを矯正していくものですね
「宣言的記憶→手続き記憶」という基本メカニズムは、間違っていませんが、歌唱訓練の実践面で言えば、「悪い手続き記憶→宣言的記憶→良い手続き記憶」となります
モノマネについては、当然ですが、オリジナルの歌手の発声が宣言的記憶となります
これを自己の身体で実行したときに、似ていなければその発声は捨てられ、より近いものが採用されていくことで上達します

自転車の例というのは、学習についての基本となるメカニズム(特に手続き記憶の例として)を説明するためのものですので、>>343は、かなりズレているように思えます

347 :選曲してください:2020/02/08(土) 23:41:06 ID:zYBIPPpe.net
このスレ面白いw

348 :選曲してください:2020/02/09(日) 01:41:35 ID:OzN891cw.net
理屈より練習やで

349 :鬼滅の刃:2020/02/16(日) 21:05:31 ID:rqhGm2Ju.net
身長185cm欠陥遺伝子精子

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350 :選曲してください:2020/02/22(土) 17:38:52 ID:VHJ/cxed.net
「音をよく聴く」というのは当然のごとく言われている事ですが、歌唱中のリアルタイムなフィードバック運動の為のみと捉えると、いわゆる「無意識」運動と干渉することになります
フィードフォーワード運動の為のトリガーとして音の聴取という観点が重要なのではないかと思われます

もうひとつの「音をよく聴く」は、音の感覚と知覚に対する認知や記憶の明確化と音楽的意味への修正・翻訳になります
音は、実生活上で主に音声言語として使用されますので(特に幼少期から音楽的訓練を受けていない限り)、音の意味性が言語としてに偏重した状態にあります
代表的なものとしては、響き(倍音)などへの認知が低い状態などがあげられます
母音構成に必要なフォルマント比率への注意は高くとも、それ以外の言語的意味を持たない要素については、フィルタリングされている状態であるとも言えます

1.音 → 2.感覚・知覚 → 3.認知・記憶 → 4.運動(発声)

空気の振動である音は、上記のような順路で学習され、模倣されます
2.感覚・知覚と3.認知・記憶において大きな歪みが生じている場合には、4.の段階においての結果も歪んでしまうことになります

351 :選曲してください:2020/02/22(土) 23:58:06.47 ID:Qx95uinR.net
いわゆる音が外れてることに気付けない音痴がそれなんですかね

352 :選曲してください:2020/02/23(日) 11:43:18 ID:DODm4bo7.net
>>351
一概には言えませんが、仰る通りに音高の音楽的意味に対しての認知が不足していることが大きな原因である、と考えてもよいと思います
自然に存在する音の高さに、一定の法則で音名を付与し相対的関係を定める音律が、音楽的意味になるからです
ある音とある音の高さの関係を規定するルールが音律になります
最もポピュラーな音律が、十二平均律です
この十二平均律に対する理解が、一オクターブ内には12個の音高しか存在しないというような大雑把で不足した理解ですと、少し高いドや少し低いソという音高が、認知外の存在となってしまうため、「音が外れている」という理解にならないと考えられます

353 :選曲してください:2020/02/23(日) 11:55:26 ID:LxGqjX1E.net
https://dotup.org/uploda/dotup.org2070318.jpg
これ面白くないですか?左は日本人の傾向
ただ音に強い倍音が加わると左から右へスイッチするという話も

354 :選曲してください:2020/02/23(日) 13:25:12 ID:DODm4bo7.net
>>353
角田忠信氏の『日本人の脳 脳の働きと東西の文化』(大修館書店、1978年)で知られた角田理論と言われるものですね
同様の実験結果が得られず批判が多いようです
https://machida77.hatenadiary.jp/entry/20170112/p2

特に角田理論をもとにした日本人論や右脳左脳論などは、信憑性に乏しい似非科学的なものが多いので注意が必要だと言われています

355 :選曲してください:2020/02/23(日) 17:36:08 ID:LxGqjX1E.net
角川さんをたった今知りましたよww

356 :選曲してください:2020/03/19(木) 21:31:05 ID:kEo16EAy.net
ここの人居なくなっちゃったのかな
面白いスレなのに

357 :選曲してください:2020/04/16(木) 03:36:18 ID:Tr+eM5Ii.net
居なくなったわけではないのですが…

358 :選曲してください:2020/05/14(木) 01:56:34 ID:Mp2ltuAP.net
aaaa

┏━━━━━━━━━━━┳━━┓
┃  大いなる田舎      ┃検索┃
┗━━━━━━━━━━━┻━━┛

359 :選曲してください:2020/05/29(金) 19:00:14 ID:pAy5nkRX.net
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              .|    .ミ     .と     〔                    〕
              .{     \,_   _》、    .{                    .}
              {      ¨^^¨′¨'ー-v-r《                    〔

360 :選曲してください:2020/06/14(日) 19:18:14 ID:tLYHWW5G.net
保守しておきましょう

361 :選曲してください:2023/04/29(土) 06:18:08.49 ID:jvBiekw+/
さすか゛にもうこんな白々々しいプ口パガンタ゛に騙される人としての最低限の知的能力すら有しないウ゛ァカはいないよね?
嘘…新型コ□ナやウクライナ情勢の影響で‥
正…クソ航空機飛は゛しまくって石油需給逼迫させて工ネルギ―危機引き起こして物価高騰させて、氣候変動させて土砂崩れ.洪水,暴風、大雪
  にと災害連発させて国土に国カにと破壊して住民殺害しまくって、黒田東彦が金刷りまくって資本家階級の資産倍増させてる影響て゛‥
クソ省略‥[JALた゛のΑΝАだの国土破壊省た゛のクソポリへリによる)土砂崩れや河川の氾濫が相次ぎ‥OO人か゛〔殺害され〕亡くなった
嘘‥SАFは従来の燃料と比へ゛てС○2の排出量8О%程度減らせる(←たった1%混せ゛るうちて゛、しかも"実質"とすら言わない利権キチ]
正…SAFは税金泥棒して人の食料生産と竸合して飼料価格から食料価格にと高騰させて飢餓まて゛引き起こして人を殺すことて゛プラマヰて゛
  "実質"排出量が減るんダソ゛という燃料、滑走路や航空機倍増させて他國に核攻撃以上の破壞活動しているテ囗國家曰本の現実は変わらない

創価学会員は,何百万人も殺傷して損害を与えて私腹を肥やし続けて逮捕者まて゛出てる世界最悪の殺人腐敗組織公明党を
池田センセ─がロをきけて容認するとか本氣て゛思ってるとしたら侮辱にもほどか゛あるそ゛!
hтtps://i、imgur、cоm/hnli1ga.jpeg

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