ディーマジェスティ、来年凱旋門賞へ

名無しさん＠実況で競馬板アウト

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160602-00000191-sph-horse

今秋は国内に専念し、菊花賞（１０月２３日、京都）を目指すことになった

皐月賞馬ディーマジェスティ（牡３歳、美浦・二ノ宮厩舎）が来年、凱旋門賞へ向かうプランを進めていることが２日までに分かった。

　今年も１次登録を済ませていたが、日本ダービー（３着）での結果以上に、現地までの輸送手段と、馬ピロプラズマ病の影響で出国から帰国までの期間が６０日に制限されるなど多くの課題があったことで断念した。
また、凱旋門賞で２度（９９年エルコンドルパサー、１０年ナカヤマフェスタ）２着に敗れた二ノ宮調教師にとっては、代替開催のシャンティイ競馬場ではなく、改修工事が終わるロンシャン競馬場で出走させたい意向も強かった。

　海外遠征に関して嶋田オーナーから一任されている二ノ宮調教師は「向こうへ行くならエルコンドルパサーの時のように早くから行きたかったが、輸送や馬ピロプラズマ病の影響など、いろいろ制約が多い。
ロンシャンでの開催になる来年は行きたい」と改めて挑戦の意志を示した。

　【馬ピロプラズマ病】家畜伝染病に指定されている病気で、症状は発熱や下痢などが見られ、患畜と診断された場合は殺処分の対象となる。
今年２月にフランスから日本に輸出された肥育用素馬に感染が認められたため、国際交流競走出走馬について検疫条件、滞在期間など家畜衛生条件に制約が設けられた。