The Beach Boys同様、The Beatlesの対抗馬として音楽活動を存続することが 出来たことは光栄に思います。現在は再評価されているところは喜ばしいことでは ありますが、日本での評価は未だに低いのが現実です。 メンバーは Frankie Valli, Bob Gaudio, Tommy DeVito, Nick Massiの4人。
3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2024/05/14(火) 07:13:26.41 .net
全米1位の曲が5曲、Frankie Valliのソロでは2曲もある。 The Beach Boysは4曲あるが、Brian Wilsonのソロの1位の曲は1曲もない。 これに関してはThe Four Seasonsのほうが軍配が上。
Frankie ValliはThe Four Seasons(The Four Lovers) DionはDion & The Belmonts Johnny MaestroはThe Crests
共通するのは3人共、イタリア系アメリカ人で、グループのヴォーカリスト。 ValliはThe Four Seasons以前は、The Four Loversの1曲しか チャートに入れることが出来なかった。
Dionは脱退後はソロになってブレイクし、Maestroもソロになって3曲を チャートに入れている。その後The Brooklyn Bridgeを結成し、 "Worst That Could Happen"を3位に入れている。
10 :名無しさん@お腹いっぱい。:2024/05/14(火) 07:16:58.52 .net
>>8 作詞・作曲はBob GaudioとBob Crewe Bob GaudioはThe Four Seasonsのメンバーで、The Four Seasonsのヒット曲は 彼の作曲が多い。Valliの"君の瞳に恋してる"は67年全米最高位2位にもなった。
11 :名無しさん@お腹いっぱい。:2024/05/14(火) 07:18:04.60 .net
>>6 "Silence Is Golden"を歌ってるThe Tremeloesだが元々は Lead SingerのBrian Pooleを中心にしたBrian Poole & The Tremeloesで、 あのThe Beatlesを蹴落としたDECCAのオーディションで合格になった バンドでもあった。採用後デビュー、数曲のヒットを出すが、どれもこれも アメリカの曲のカヴァーばかりだった。その後Brianはソロになる為、脱退。 新たなメンバーを加え、The Tremeloesと改名、再デビューする。 代表曲"Silence Is Golden"は4枚目のシングルで67年全英1位となった。
ジャケットは豪華に見えるが、実際は "Introducing... The Beatles"とGolden Hits of the Four Seasons"を そのまま抱き合わせた2枚組LPだった。The Beatlesが世界進出した64年にリリース されたが、結果は142位に終わった。 The Four Seasonsはこの年、レーベルをVee-JayからPhillipsに移籍する。 ここでも1位の曲を出し、数々のヒットを出しながら70年まで所属することになる。
"You're the Apple of My Eye"は56年最高位62位。これがThe Four Loversとしては 唯一のヒット曲で、それ以降のシングルは全て不発に終わった。 この頃の若者はThe Four Loversよりも、ElvisやPat Boone, R & Rのほうに 耳を傾けていた。このグループ時代の"You're the Apple of My Eye", "The Girl in My Dreams", "Honey Love",はThe Four Seasonsになってから Vee-Jay時代に焼き直ししている。
The Four Seasonsの"Sherry"が大ヒットした1962年は "The Twist", "The Loco-Motion"などのダンスものの ナンバーがヒットした年でもあった。黒人音楽の宝庫、 Vee-Jayレーベルで白人アーティストが所属することは 当時として異例だっただろう。ここで彼等は3曲を全米1位に している。The Four Seasonsがスターの階段を登り始めた頃、 The Beach BoysはCapitolで1stをリリース、イギリスでは 2年後に世界を変えるあの"4人組"がデビューしていた。 R & Rの王者Elvisもこの年に1位の曲を出したが、69年までは 1位の曲が出ることはなかった。 ポピュラーではF. Sinatraが自身のレーベルRepriseに 所属していたが、チャートに入っても、 66年まではTOP 10に入ることはなかった。
The Four Seasonsは"Sherry"がなかったら、どうなっていただろうか、 "Big Girls Don't Cry","Walk Like a Man"があったとしても1位になることは なかったと思う。これらが1位になったのは"Sherry"の影響もあるんだと 思うんだよね。この曲は彼等にとって重要だったんだよ。
67年のアルバム"New Gold Hits"に収録されている"Tell It To The Rain"は 通常のものとは異なった別ヴァージョン。歌に慣れてない感じがするし、 通常ではテンションが高めの♪(Tell it baby) Yeah, yeah,....の箇所なんかは 同じ音の高さで歌ってるだけ。 90年代にACEから出た2in1 CDにはこのヴァージョンが収録されていた。
32 :名無しさん@お腹いっぱい。:2024/05/14(火) 07:27:55.56 .net
1962年という年はThe Four Seasonsにとって最初の年でもあった。 1月にGoneからデビューシングル"Bermuda/Spanish Laceをリリースするが、 全く売れなかった。この後Vee-Jayに移籍、7月に"Sherry/I've Cried Before"を リリース、これが彼らにとって初の全米1位になるのである。
Vee-Jayレコードで1962年の1位で、The Four Seasonsの2曲があるが、それ以外は Gene Chandlerの"Duke of Earl"がある。Geneはこの曲で1位を手にしたが、 Vee-Jayでの他の曲はチャートに入っても大ヒットにはならなかった。(Popチャート) その後別のレーベルに移籍して幾つかのヒットを出すことになる。
>>41 Frank Ifieldの"I Remember You"も実はカヴァー、元々はJohnny Mercerと Victor Schertzingerが1941年に書かれたスタンダードナンバーで、色々な 歌手たちに歌われてる名曲。 Australia出身のFrank Ifieldはイギリスで活躍、この曲以外にも、 "Lovesick Blues", "The Wayward Wind", "Confessin' (That I Love You)"を全英1位にしているが、これらは全て アメリカの曲のカヴァー。彼も60年代前半のイギリスでよく見られる 猿真似シンガーの1人ではあるが、歌は他の猿真似シンガーよりも上手いほうに 値する。アメリカでは一発屋で終わったが、 イギリスでは66年までは数々のヒットを残した。
Swanといったら、Danny & The Juniors以外にも、Freddy Cannon, Billy And Lillieが頭に浮かぶ。これらの共通はBob Crewe。 Danny & The Juniorsの"Twistin' All Night Long"にはFrankie Valliや Freddy Cannonが参加している。
50 :名無しさん@お腹いっぱい。:2024/05/14(火) 07:33:57.90 .net
Danny & The JuniorsのTwistin, U.S.Aは1960年秋でツイストブームの頃ではない ツイストブームを起こしたシングルのB面がTwistin, U.S.Aのカバー
51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2024/05/14(火) 07:34:18.08 .net
Swanの最大ヒットと言ったらThe BeatlesのShe Loves You この曲もTwistin, U.S.A.の話に絡んでいる
52 :名無しさん@お腹いっぱい。:2024/05/14(火) 07:34:30.66 .net
The Beatlesの"She Loves You "で1位を獲得したSwanは 2,3年後は閉鎖。レーベルのスターだったFreddy Cannonは 64年の頃はW.B.に移籍し、翌年に"Action"のヒットを放つ。 時代がこのレーベルの存続を許してはくれなかったんだな。
53 :名無しさん@お腹いっぱい。:2024/05/14(火) 07:34:43.16 .net
Surfin' U.S.A.はChuck BerryのSweet Little Sixteenの替え歌だと言われている じゃあTwistin, U.S.A.もSweet Little Sixteenの替え歌なのか?
>>32 不発のデビューシングルの裏面,"Spanish Lace"は アルバムに収録してもおかしくはない作品だと思うんだよな。 1stに収録されていた"Apple of My Eye", "Girl In My Dreams", "Lost Lullabye" みたいに焼き直して欲しかった。
61 :名無しさん@お腹いっぱい。:2024/05/14(火) 07:37:04.74 .net
The Beatles"I Want To Hold Your Hand","She Loves You" The Beach Boys"I Get Around","Don't Worry Baby" The Four Seasons"Dawn","Rag Doll" 1964年のこれらの曲が丁度60年前になるんだな。
62 :名無しさん@お腹いっぱい。:2024/05/14(火) 07:37:28.61 .net
Danny & Juniorsの日本盤CDは1990年頃にMCAから出ていたことがあったが、 10,11曲しか収録されていなかった。値段は2,300円くらいだった。 その後、輸入盤でABC時代の頃の音源は全て聴くことが出来るようになった。 昔、ABC〜Swan時代の頃の音源を収録したRockin' Withというタイトルの CDがあったが、最後の"Mister Whisper"だけはエラーになってた。 買った店に取り替えてもらいたかったが、店にあったCDもエラーだった。
>>63 "The Genuine Imitation Life Gazette"はThe Four Seasonsのファン以外からは そう見られるんだな。初期の頃が好きな人でもこの作品は好まれないらしい。 逆に、60年代の音楽やソフトロックファンには再評価されているのも事実。 この時期の作品は当時の日本でも未発売が幾つかあるが、この作品は何故か出ていた。
Bob GaudioがプロデュースしたF. Sinatraの"Watertown"は 聴いて退屈なのは同感だ。 Sinatraは歌は上手いがそこまで聴きたいという感じがしない。
今ではValliの"Can't Take My Eyes of You"は日本でも有名になったけど、 60年代当時の日本ではそうでもなかった。 The Four Seasonsの曲でも日本では"Sherry"程度。 この曲以降、Valliの日本盤シングルが数枚出ていたが何の反応もなし。 Valliのソロが日本で知られるようになったのは"瞳の面影"だろうな。
The Royal Teens(B.Gaudioが在籍)のメンバー、Joe Villaが Joey And The Twisters名義のシングルでこの曲をカヴァーしているというところは面白い。
79 :名無しさん@お腹いっぱい。:2024/05/16(木) 11:58:18.23 .net
どん底時代のアルバム"Chameleon"が日本でもビクターから 発売されていたのには意外だった。70年代初期頃の日本では The Four Seasonsは過去扱いだし、注目されることもなかったからだ。 そうなるとValliのMotown期の"Inside You"が日本でも出ていたのかが気になるな。