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グクサナポエム
- 1 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2016/07/29(金) 18:47:51.86 .net
- ※ sage進行
※アンチ、モメサは徹底スルー
※コテは出禁
※メンバーsage禁止
※モモミナ話禁止
※他アーの話や比較は禁止
※次スレ立ては>>990が立てましょう
※立てられない場合は他の人に依頼してください
※バンタン×サナポエムもどうぞ
前スレ
- 343 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2016/08/31(水) 22:12:30.08 .net
- >>342
最高!
スパーク笑いました!
グクが受け身になってて萌えの連続です🐨❤
- 344 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2016/09/01(木) 01:21:17.15 .net
- ほのぼのバースデーの方でちょっと泣ける〜ってなってたら続きあったんですね!
エロも良いです…Vヒョンを好みの形に整えちゃうグクちゃん…
本当に毎回ありがとうございます!神様なの?
- 345 :「バースデープレゼント」テテグク:2016/09/01(木) 18:01:07.74 .net
- >>343
すいません、興奮してうっかり(笑)
>>344
前半のホンワカを後半で台無しにする企画です。嘘です。
いつもありがとうございます。
- 346 :「カメラ」ユンミン:2016/09/03(土) 00:56:30.90 .net
- ユンミンです。エロ描写あり。
- 347 :「カメラ」ユンミン1:2016/09/03(土) 00:57:31.23 .net
- カシャカシャカシャ
ユンギは新しいカメラで試し撮りをしていた。
被写体を探して宿舎をうろつく。
メンバーは映画を見に出かけてしまったようだ。静まり返っている。
ホソクのフィギュアを撮ってみようと思い立ち、彼とテヒョン、ジミン3人の部屋のドアを開けた。
驚いたことにジミンがベッドに腰掛けて何か作業をしている。
「いたのか」
ユンギの声にジミンは顔をあげた。
鉛筆でスケッチブックに絵を描いていたらしい。
「サマーパッケージの絵日記、愚痴ばかり書いたら書き直しになったんですよ」
のぞき込むとジミンは笑って手で隠す。
「下書きは大体できたんで、あとは絵の具を塗っておしまいかな」
ベッドの上には絵の具と絵筆も置いてある。
「ジミナ、ちょっとモデルになってくれ」
ユンギはジミンにカメラを向ける。
ジミンはチラッとカメラを見たが、再びスケッチブックに鉛筆を走らせる。
- 348 :「カメラ」ユンミン2:2016/09/03(土) 00:58:03.65 .net
- ユンギはそんなジミンを何枚か撮っていたが、突然首元に息を吹きかけた。
ジミンが驚いて首に手をやり、ニヤニヤする。
「何するんだよ〜」
カシャ
ジミンをカメラが捕らえる。
ユンギがニヤッと笑う。
ジミンはユンギをたしなめた。
「もう、変なことしないでよ〜」
ジミンは再びスケッチブックに向かったが、今度は耳元に息をかけられて
「ひゃん」
と声を出した。すかさずカメラのシャッター音がする。
ジミンは耳を押さえて抗議する。
「ヒョン、向こう行ってよ」
ユンギはお構いなしにベッドに寝そべり、ジミンに向かって立て続けにシャッターを押した。
手を伸ばしてジミンのシャツを引っ張る。
「脱いで脱いで」
ジミンは飛びのくと怒ってみせた。
「シュガヒョン、邪魔するとマネヒョンに言いつけるよ」
「別にかまわんよ」
ジミンの脅しがユンギにきくわけもない。
ベッドに座りたかったが、ユンギがジッと見ている。
ジミンは仕方なく、上だけですよ、と言ってシャツを脱いだ。
鍛えられたジミンの体は白く光っている。腕の筋肉の盛り上がりや、腹筋の美しい丘陵がジミンの体に色気を添えている。
ユンギはシャッターを押す。
「いいね、ジミナ」
場所を変えてまた撮る
「かっこいい」
また場所を変えて撮る。
「セクシー!」
ユンギに褒められてジミンは喜ぶというより居心地悪そうだ。
「もう服着ていい?」
ジミンの言葉にユンギは首を振る。
「まだだめだよ」
- 349 :「カメラ」ユンミン3:2016/09/03(土) 00:58:36.73 .net
- ベッドに仰向けに寝そべらせ、ユンギはジミンの体をまたいで写真を撮る。
カシャカシャ
ジミンは文句がありそうだったが、黙ってモデルを務めていた。
が。
「ひゃん」
ジミナがまた悲鳴をあげた。
ユンギの手には絵筆が握られ、ジミンの脇腹をくすぐっていた。
「なんだよ。くすぐったいよ」
ユンギは真剣な顔で絵筆を持っている。
「ジミナの困った顔撮りたい」
ジミンは勘弁してという顔で叫んだ。
「シュガヒョン、変態だよ」
ジミンは胸の前で腕を組んで、脅しには屈しないぞというポーズをとる。
が、脅しには屈しないものの、柔らかい絵筆の毛先には屈してしまう。
「ひゃん。あっ。く、くすぐったい」
ユンギはシャッターを押すことも忘れてジミンをいじめていた。
絵筆はジミンの脇腹から唇、へそ、そして乳首を責める。
ジミンは思わず色っぽい声を出した。
「あっ、いやっ、そんなとこ、あんっ、はうっ、ああんっ、もう、やめてよシュガヒョン」
絵筆は乳首を集中に攻め始める。
ジミンの体が思わずはねた。
「ああ、あ、ちょっと、もう…あ、はあっ、んん〜」
指を咥えて耐えるジミンは体を起こして、体を飛び回る絵筆を見る。
白い体は汗ばんできている。
と、ユンギは絵筆を置き、身を乗り出してきた。
「おまえ見てたら欲情してきた」
- 350 :「カメラ」ユンミン:2016/09/03(土) 00:59:11.20 .net
- 今日はここまで。続きます。月曜日あたりに
- 351 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2016/09/03(土) 18:57:06.70 .net
- ユンミンキター!!!
シュガがSっぽいのがいい
続きお待ちしてます
- 352 :「カメラ」ユンミン4:2016/09/05(月) 23:45:32.84 .net
- 「え?」
ジミンは驚いて声をあげたが、かすれた声しか出ない。
色白で愛くるしいジミンが口をポカンと開けている様子は、追い詰められた小動物を思わせる。
ユンギは置いてあったカメラを再び構える。
「ノってきた」
カシャカシャカシャ
シャッター音が響く間、ジミンはじっとユンギを見つめていた。
ユンギがカメラから顔をあげるとすかさずお願いする。
「ねえ、もう服着ていいよね?」
「まだだ」
妥協を許さないカメラマンはなかなかイエスと言わない。
次から次へと要求を出す。
「ジミン、汗かいて」
「待ってよ、ヒョン。汗かけって言われてかけるもんじゃないよ」
走ってこようか、と真面目に立ち上がろうとするジミンの手をつかみ、ユンギはベッドに押し倒す。
押し倒したまま、ジミンの上にまたがってじっとジミンを見つめている。
当惑したジミンが目をそらすと
「目合わせて」
仕方なくヒョンの目を見つめる。
ユンギの目は微動だにしない。
見つめられているうちに、ジミンは自分の呼吸が早くなってきているのに気がついた。
なんとなく頬も赤くなった気がする。
困って目をそらすと又ユンギの声がする。
「目そらすな」
- 353 :「カメラ」ユンミン5:2016/09/05(月) 23:46:03.32 .net
- ただ押し倒されて、ただ見つめられているだけなのに、ジミンの体が熱くなってくる。
ジミンは落ち着かない気もちになる。
「ユンギヒョン」
ユンギは黙って見つめている。
ジミンはたまらなくなって、もう一度言った。
「ユンギヒョン、もういいでしょ。もう僕…」
たまらないよと言いかけたとき、ユンギが唐突にジミンの上から退いた。
「出たな、汗」
気づくと額から汗が流れ落ち、上半身もじっとり汗ばんでいた。
体を起こそうとすると、ユンギが制する。
「いい、そのまま」
カシャカシャカシャ
「仰向けに、手を投げ出して。そう」
「いいぞ」
夢中でシャッターを切っていたユンギは、ふとジミンがベッドの上で動かないのに気づいた。
「ジミン?」
近づくと、ユンギに言われたように裸の腕を片腕は投げ出し、片腕は胸の上に置いている。
ユンギの気配に物憂げな視線だけがユンギを見た。
あまりにもジミンがおとなしいので、機嫌を害したかなとユンギは詫びた。
「すまん、俺すぐ夢中になっちまって」
ジミンは答えない。
ユンギはベッドの上のジミンに顔を寄せた。
「ジミン?平気か?」
チラッとジミンがユンギに視線を向ける。
「平気じゃない」
- 354 :「カメラ」ユンミン6:2016/09/05(月) 23:46:29.88 .net
- 色白のジミンの頬がポオッと赤くなっている。
肉づきのよい唇が赤く湿っていた。
ユンギが何と答えようか考えていると、ジミンはユンギの首に両腕を回した。
「何とかしてよ、ヒョン」
ユンギは躊躇う。
「何とかっておまえ…」
ジミンがそっと腕に力を入れたので、少しだけユンギの顔がジミンに近づいた。
「ジミン」
「ヒョン」
黒い艶やかな瞳がユンギを誘う。
「ユンギヒョンのせいだよ」
「悪かったよ、オレ、」
「してよ」
ユンギは戸惑って視線をそらす。その途端、
「ヒョン、目そらさないで」
「……おう」
仕方なくユンギはジミンと目を合わせた。
ジミンの潤んだ瞳を見ていると引きずりこまれそうだ。
ユンギはそっと唾を飲み込む。
体が熱くなってくる。
そのときジミンがもう一度、かすかな声で囁いた。
「来て、ヒョン」
「……いや」
ジミンから目を離すことができないままユンギは答える。
「何言ってんだよ?」
ジミンがユンギの首に回した腕に更に力が入った。
ユンギの顔はさっきよりジミンに接近する。
「ジミン」
「どうにかなりそうなんだけど」
ジミンはもっと腕に力を入れた。
「ユンギヒョンのせいだから」
- 355 :「カメラ」ユンミン6:2016/09/05(月) 23:46:57.75 .net
- 色白のジミンの頬がポオッと赤くなっている。
肉づきのよい唇が赤く湿っていた。
ユンギが何と答えようか考えていると、ジミンはユンギの首に両腕を回した。
「何とかしてよ、ヒョン」
ユンギは躊躇う。
「何とかっておまえ…」
ジミンがそっと腕に力を入れたので、少しだけユンギの顔がジミンに近づいた。
「ジミン」
「ヒョン」
黒い艶やかな瞳がユンギを誘う。
「ユンギヒョンのせいだよ」
「悪かったよ、オレ、」
「してよ」
ユンギは戸惑って視線をそらす。その途端、
「ヒョン、目そらさないで」
「……おう」
仕方なくユンギはジミンと目を合わせた。
ジミンの潤んだ瞳を見ていると引きずりこまれそうだ。
ユンギはそっと唾を飲み込む。
体が熱くなってくる。
そのときジミンがもう一度、かすかな声で囁いた。
「来て、ヒョン」
「……いや」
ジミンから目を離すことができないままユンギは答える。
「何言ってんだよ?」
ジミンがユンギの首に回した腕に更に力が入った。
ユンギの顔はさっきよりジミンに接近する。
「ジミン」
「どうにかなりそうなんだけど」
ジミンはもっと腕に力を入れた。
「ユンギヒョンのせいだから」
- 356 :「カメラ」ユンミン7:2016/09/05(月) 23:47:42.78 .net
- ユンギ愛用のカメラが静かにベッドから滑り落ちた。
まるで魔法にでもかかったように、ユンギはベッドの上に乗る。
ジミンの腕は相変わらずユンギの首にかかっている。
ユンギは言った。
「オレ知らないぞ。どんなことになっても」
「うん。いいよ」
「やめとけって」
「いいんだ」
ジミンに息がかかるくらい、ユンギの顔は近づいている。
躊躇っていたユンギは、ついに、引きずりこまれるように、ジミンの唇に唇を重ねた。
「……あ」
甘いジミンの吐息が聞こえる。
ジミンとキスを交わしながら、ユンギは注文をつける。
「色っぽい声出すなよ」
ジミンは笑った。
「色っぽいって、わからないよ」
ユンギはジミンの頬に手を添えて、舌を吸う。
「あ…….」
「……今の声」
「……わかったよ」
ジミンは笑う。
- 357 :「カメラ」ユンミン8:2016/09/05(月) 23:48:17.39 .net
- 「あ」
「色っぽい声出すなって」
「わかってる……うん…あ」
「こら」
「だってヒョンが」
「シー。静かに」
「……う、」
「おい、ジミン」
「……はい」
「平気か?」
ジミンは息をはずませていたが笑い出す。
「平気じゃないよ。見ればわかるくせに」
「そうか」
ユンギはキスをする。
キスを受けながらジミンは答える。
「キスだけでイキそうだよ、ヒョン……」
- 358 :「カメラ」ユンミン:2016/09/05(月) 23:49:50.92 .net
- 続きます。いつもありがとうございます。
投稿がエラーになって6がかぶってしまいました。すみません。
- 359 :「カメラ」ユンミン:2016/09/10(土) 12:30:54.87 .net
- 間があきましたが続きです。
エロです。いけない二人設定にしてみました。
- 360 :「カメラ」ユンミン9:2016/09/10(土) 12:31:46.27 .net
- ユンギの舌が胸の上を這う。
薄く目を開けたジミンはヒョンの舌の動きに小刻みに反応している。
透明な道筋をつけながら動き回るユンギの舌は、未知の土地を訪れた冒険者のようにジミンをくまなく探検する。
ジミンの喘ぐ声はこの冒険のBGMであるかのようだ。
ユンギがジミンの右腕を押し上げて、その脇に舌を這わせるとジミンは嫌がった。
「汗臭いからやめて」
かまわずユンギが舐め回すと、眉間に皺を寄せて顔を赤くして堪えている。
この嫌がる顔がくすぐるんだよなあ
ユンギは舌を這わせながらジミンの顔をチラ見する。
何をくすぐるか、それはユンギの持ち合わせている若干のサディスティックな部分だろうか。
「ジミン、俺のこと好きだって言えよ」
唐突なユンギの言葉にジミンは笑う。
「なんですか、いきなり」
「盛り上がるからさ、言ってよ」
ジミンはニコニコしているが、一向に言おうとしない。
「そういうの簡単には言いたくないんです」
- 361 :「カメラ」ユンミン10:2016/09/10(土) 12:32:21.10 .net
- ユンギはいきなりジミンのズボンを脱がせ、ジミン自身を口に含んだ。
舌使いはここでも健在で、張りのあるツヤツヤしたジミンが喜ぶ部分を探り当て往復する。
ジミンは腰をもぞもぞさせながら、じっとヒョンのすることを見つめていたが、散々高められたあとでまた唐突にユンギが口を離すと、何とも言えない切ない顔をする。
ユンギの視線に気づくとジミンは笑った。
「もう…そんな「言うか?」みたいな顔されても」
ヒョンの髪を優しくなでる。
「言いませんよ、だって」
言葉を切ると、ためらいを表現するようにユンギの髪に何度も指を通す。
「だって」
「ヒョンには決まった人いるよね?」
- 362 :「カメラ」ユンミン11:2016/09/10(土) 12:33:25.61 .net
- ジミンの視線を避けるようにユンギは立ち上がった。何か言葉にしようと努力していたができずに苦笑する。
「知ってたのか」
ジミンは少し沈黙していたが、呟いた。
「ううん、知らなかったよ」
顔をあげるとやや歪んだ笑顔を作ってみせる。
「今知った」
ユンギは息をつき口に手を当てる。
「おまえ悪いやつだな。カマかけやがって」
ジミンはベッドに突っ伏し、シーツを握りしめた。
「知りたくなかった」
沈黙が続いた。
とうとうユンギはベッドに突っ伏したままのジミンに近づくと、そっと頭を撫でる。
「すまん」
ジミンは顔をあげずに答えた。
「いいよ、別に。ただつまり僕は」
少し言葉を切る。
「僕に好きと言わせてヒョンがどうしたかったか、知りたいよ」
- 363 :「カメラ」ユンミン12:2016/09/10(土) 12:34:24.63 .net
- ユンギの手が離れていくのを感じて、ジミンは堪らず跳ね起きた。
扉へ向かうユンギに向かって叫ぶ。
「好きだよ」
足が止まったユンギに訴える。
「辛くなるから言いたくなかったんだ、僕の一方通行だから」
ジミンはベッドから駆けおりるとユンギの背中に抱きついた。
「好きだよ、ヒョン。好き」
ユンギは黙っている。
ジミンはユンギの背中に額をつけていたが、苦しそうに呟いた。
「わかってる。わかってるんだ」
ジミンが回した腕を緩めると、ユンギはゆっくりジミンを振り返った。
両手てわジミンの頬を挟むとそっと唇に口づける。
外で雨が降り出していた。
- 364 :「カメラ」ユンミン:2016/09/10(土) 12:35:01.50 .net
- 続きます。
- 365 :「カメラ」ユンミン:2016/09/10(土) 16:25:20.47 .net
- うーん、前半とジミンのキャラが変わってしまいましたね(笑)
- 366 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2016/09/10(土) 21:08:52.95 .net
- 本当に色気ある文章書かれますよねー大好きです
ジミンはちょっと辛い恋が似合ってしまうのが切ないですが続き楽しみです
- 367 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2016/09/10(土) 21:45:53.66 .net
- 作者様待ってました!
スイッチ入るとキャラ変わるのむしろ美味しいですw
- 368 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2016/09/10(土) 23:00:05.37 .net
- 待ってました!
切ない恋のジミンちゃん最高です!
- 369 :「カメラ」ユンミン:2016/09/11(日) 00:24:45.07 .net
- 感想ありがとうございます。感謝感激!
続きです。ラストです。エロありです。
- 370 :「カメラ」ユンミン13:2016/09/11(日) 00:25:03.53 .net
- ジミンは裸のまま、目を閉じてキスを受け入れていたが、やがてユンギの体に回した腕に力を入れ、ヒョンを思い切り抱きしめた。
かと思うとヒョンを自分から引き剥がし、燃えるように熱い瞳で睨みつける。
ユンギも負けずに睨み返す。
ジミンは呻いた。
「好きだ」
ユンギは答えない。
ジミンはいきなりユンギの手をとり、強引にベッドまで引っ張っていく。
ヒョンをベッドに突き飛ばすと、素早くその上に乗る。
押し倒された体になったユンギは何も言わない。ただじっとジミンを見つめている。
ジミンはヒョンを睨んでいたが、自分からユンギに押しつけるように口づけする。
「好きだよ」
泣きそうになりながら何度も口づける。
「好きだよ、シュガヒョン」
ユンギは目を閉じていたが、ジミンの唇が離れるとじっとジミンの瞳を見つめる。
片手を伸ばしてジミンの頬に触れると愛おしそうに撫で、そのまま手を滑らせてジミンの頭を引き寄せ、口づけた。
しばらく二人はお互いの舌を貪り合う。
ジミンが自分のシャツに手をかけたので、ユンギは「ジミン」と制止とも、愛着ともわからない声で呼びかける。
その声はあっさり無視され、ユンギの上半身が露わになった。
ユンギは黙って体を起こす。
ジミンは捕縛するようにユンギの細い肩を捕まえ、執拗に唇を吸った。
長い前髪の隙間から垣間見える瞳にはユンギしか映っていない。
ユンギがベッドから見上げるジミンは、いつもの愛らしくたよりないチムチムではない。ユンギと同じように色白ではあるが、筋肉のついたたくましい腕と彫刻のように鍛えられた腹筋、引き締まった尻を持つ見知らぬ男だった。
- 371 :「カメラ」ユンミン14:2016/09/11(日) 00:25:54.10 .net
- ユンギの目の前にジミンの首から下がる愛用のペンダントが揺れている。
金色に光るペンダントトップを見つめているとジミンの声がした。
「ヒョン。抱きたい」
逆じゃないか?と思いながらもユンギは素直に頷いた。
抱かれるのも悪くないとジミンを受け入れながらユンギは思う。
ジミンは可愛い雄となって、ユンギを責め立てる。
俺をいじめてるつもりなんだ、こいつは。
ユンギは背中で息を弾ませるジミンを愛おしく思う、
と同時に申し訳ない気持ちになる。
ジミンはユンギの耳に舌を這わせながら囁く。
「ね、いい?」
ユンギはニヤッとして答えない。
ジミンはますますムキになってヒョンを責め立てる。
時々それはユンギの底にヒットして、彼を沼に引きずり込みそうになる。
「ヒョン、僕のこと好きって言ってよ」
汗だくになりながらジミンが言った。
ユンギは首を傾けてジミンと唇を重ねる。
「うるさいぞ」
その途端、ジミンに頭をシーツに押しつけられる。
「たまには素直になってよ」
ユンギは頭を押さえつけられたまま、減らず口が止まらない。
「いい気になるなよ。黙れ」
- 372 :「カメラ」ユンミン15:2016/09/11(日) 00:26:40.82 .net
- ヒョンはもう、という声がして、ジミンが前に手を伸ばし、繋がったままユンギ自身を手にした。
一斉に始まる快感のリズムにユンギは悔しがる。
喘ぐユンギの口をジミンの唇が追いかけていって塞ぐ。
また耳元で囁いた。まるでユンギがヒョンではないかのように。
「好きって言えよ」
ジミンの目は本気だった。
ユンギの髪をつかんで上を向かせる。
痛みに眉をひそめるユンギに更に囁く。
「言えよ」
すぐに髪を離し、唇を求める。
「言えよ、好きだって」
熱く唇を重ねる。
「俺を好きだって」
ヒョンの舌を求める。
「俺のことが好きで好きでしようがないって」
そっくりそのままユンギに対する告白のように聞こえていることに、ジミンは気づいているのかわからなかった。
- 373 :「カメラ」ユンミン16:2016/09/11(日) 00:27:58.65 .net
- ユンギはどうしても答えない。
答えを口にしないかわりに、ジミンに好きなようにさせている。
ジミンが多少手荒なことをしてユンギを痛めつけても、快感の海に落とされ続けて泳ぎ疲れても、自由にさせる。
それがユンギの答えだった。
そんなユンギがもどかしくて、ジミンはますます手荒になっている。
ユンギは堪えていたが、ふと気をやった拍子に急速に自分が高まるのを感じ、舌打ちした。
自分の腕の中でユンギが高まっているのに気付いてジミンは喜んだ。
今すぐにでも終わりたいところをジミンの責めにあって、さすがにユンギは辛そうに声を漏らす。
ジミンは意地悪く、ユンギの当ててほしい箇所を外してくる。
「おい…」
「好きって言ってよ」
「るせぇ」
「嘘でいいから言ってよ」
「…知らん」
「本気にしないから」
「…」
「言わないとイカせないよ、ヒョン」
ユンギはため息をついた。ジミンを振り返る。
- 374 :「カメラ」ユンミン17:2016/09/11(日) 00:28:46.02 .net
- 「嘘でもいいのか?」
「うん」
いいよ、とジミンが答えるのでユンギは言った。
「嫌いだよ」
ジミンの動きが止まる。
「嫌いだよ、パクジミン」
ユンギはニヤッと笑う。
「嘘でいいんだろ?」
ジミンは頷いた。その目から一筋涙がこぼれている。
「嘘でいいよ」
感謝の気持ちでヒョンに口づけた。
「僕も嫌いだ。ミンユンギ」
ー終わりー
- 375 :「カメラ」ユンミン:2016/09/11(日) 00:30:30.85 .net
- 以上で「カメラ」ユンミン終わりです。
はっ。
最後カメラ関係無くなった。
いつも感想ありがとうございます。
萌えの原動力です。感謝感謝です。
- 376 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2016/09/11(日) 01:41:36.00 .net
- うわあまさかの逆転劇!
いままでの中で一番興奮したかもです!
ユンギ受け目覚めちゃいましたw
- 377 :「カメラ」ユンミン:2016/09/12(月) 08:48:14.57 .net
- 感想ありがとうございます。
またよろしくお願いします!
リクエストも是非
- 378 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2016/09/13(火) 19:36:00.68 .net
- 嘘でもいいから好きって言ってほしいジミンちゃんって私の中でとっても理想的でした
次回作も楽しみにしてます!いつもありがとうございます!
- 379 :「カメラ」ユンミン:2016/09/14(水) 08:36:05.10 .net
- ありがとうございます!
エロばかりでひかれてないか心配ですが…w
またよろしくお願いします!
- 380 :「コーラ」ナムテテ:2016/09/18(日) 23:58:15.20 .net
- ナムテテです。爽やか系。
つきあっている設定です。
- 381 :「コーラ」ナムテテ1:2016/09/18(日) 23:58:43.88 .net
- 喧嘩をした翌朝でも、おはようのメッセージをカカオトークに入れればおはようの返事が返ってくる。
夕べの反省をしつつも、そんなことはおくびにも出さず、他愛ないやり取りを続けて、そろそろかなという頃にやっと起き出してアイツと顔を合わせる。
アイツもモヤッとしてるだろうに、そんな素振りは見せずに語らい、笑い、「普通」に戻っていく。
いつもの喧嘩はたいていそうやっておさまった。
だから。
今朝もそのつもりだった。
カトクに既読がつかない。
10分待ってもつかないので気になって、アイツの部屋のドアを叩くと、眠そうな顔のホソクが出てきた。
アイツはジミンと朝早くからどこかに出かけたらしい。
作業室に赴いて作曲をしようと試みたが、気になって何度もカトクをチェックしてしまい、全く作業は進まなかった。
昼過ぎになっても既読マークはつかない。
イライラも頂点に達しそうな頃に作業室のドアが開いてアイツが顔を出した。
「ヒョン」
未読スルーには触れずに部屋に入ってくる。
「ヒョン聞きたいことあるんだけど、俺の」
「仕事中だ。邪魔するな」
- 382 :「コーラ」ナムテテ2:2016/09/18(日) 23:59:13.07 .net
- テヒョンは口をつぐんだ。
唇を舐めると次の言葉を選んでいる。
「ナムジュニヒョン、なんか機嫌悪い?」
ナムジュンは煌々と光るパソコンのディスプレイを睨んできる。
「さあな」
腹立たしさもあり、ぞんざいに答えるが、しばらくして気になって振り返るとテヒョンの姿はなかった。
事務所の階段を駆け下りると、一階のロビー片隅にある自動販売機の前にテヒョンがいて、コインを入れようとしていた。
突然ナムジュンが現れたので、やや驚いているようだった。
「ヒョン…」
「何買うんだ」
テヒョンの答えを待たずにポケットのコインを自動販売機に放り込む。
テヒョンは黙ってディスプレイされた缶飲料を見つめている。
ナムジュンは重ねて言った。
「こっち向けよ」
- 383 :「コーラ」ナムテテ3:2016/09/18(日) 23:59:43.45 .net
- 少しためらった後、テヒョンはナムジュンを振り返る。
大きな瞳でナムジュンを見つめる。
「なんですか」
「怒るなよ」
テヒョンははあ?という顔をする。
「怒ってないですよ」
「悪かったよ、ゆうべは」
ナムジュンの謝罪の言葉にテヒョンは片目をしかめる。
「なんで謝るんですか」
「俺が悪かったからだ」
「ヒョンは悪くない。いつもヒョンは悪くない」
まだ続けようとするテヒョナの顎を持って、ナムジュンは口づけた。
テヒョンは驚いたようで唇がすくんでいる。
興奮する動物をなだめるように頭をなでる。
唇を離すとまた喋り出す。
「あのさ、ナムジュニヒョン、う、む」
うるさいので又口を塞ぐ。
唇を吸い、舌を絡めると応えてくる。
テヒョナの甘い舌をたくさん味わってから、そっと唇を離すと、テヒョン はおとなしくなった。
おねだりするような瞳で見上げてくるので、ナムジュンは微笑んでテヒョンの頭を撫でた。
「ヒョン…」
三たび口を塞ぐと、テヒョンはもう待ち構えていて積極的に舌を絡めてくる。
ナムジュンがもっとよく味わおうと、テヒョンを自動販売機に押しつけると、彼の背中で押されてコーラが音を立てて出てきた。
テヒョンとナムジュンは顔を見合わせて笑った。
ニッコリしながらコーラを取り出したテヒョンはふと真顔になって言った。
「ヒョン、俺のスマホ知らない?ゆうべから見かけないんだ」
- 384 :「コーラ」ナムテテ:2016/09/19(月) 00:00:22.56 .net
- 短いですが、ナムテテこれで終わりです。
ありがとうございました
- 385 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2016/09/19(月) 00:18:42.55 .net
- ナムはキス上手そうだしもっとって顔してるテテ想像つきすぎてたまんないです
書かれてるどのカプもほんと大好きです〜ありがとうございます
- 386 :ナムテテ好き:2016/09/19(月) 01:13:29.68 .net
- >>384
オチがすごくかわいかったです
しょうがないなぁってナムジュンが言ってそうで
実はテテのが上手なのかもと思えたり楽しいカップルですよねw
- 387 :「コーラ」ナムテテ:2016/09/19(月) 10:20:48.73 .net
- >>385
感想ありがとうございます。
おねだりテテ、私も大好物です。
ナムジュン、キス上手そうですよね〜
- 388 :「コーラ」ナムテテ:2016/09/19(月) 10:21:58.63 .net
- >>386
感想ありがとうございます。
テテが上手、間違いないですw
テテの掌の上で転がされるナムジュン可愛いですw
- 389 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2016/09/19(月) 13:52:16.00 .net
- 作者さんいつも素敵なお話ありがとうございます
もし気が向いて思い付いたらでいいんですけど前回爽やかにチュー止まりだったホプミンがエロい事致すまでの話が読みたいです
- 390 :「コーラ」ナムテテ:2016/09/19(月) 14:17:10.66 .net
- >>389
リクエストありがとうございます!
すみません、見る前に別のを書いてしまいました。
また後日書いてアップしますね。
- 391 :「洗濯機」ジングク:2016/09/19(月) 14:31:25.17 .net
- ジングクです。が、ユングクが前提でジンが横取り?横恋慕的な話です。
若干エロ要素ありますが、直接描写なし。
病みユンギなので苦手な方はスルーで。
- 392 :「洗濯機」ジングク1:2016/09/19(月) 14:32:11.43 .net
- Tシャツと下着を他の服と一緒に洗濯機の中に放り込み、洗剤を適当に入れ、スイッチを押す。
静まり返った宿舎に洗濯機の蓋を操作する音が響いている。
洗濯機が動き出し、水が投入され出すとジョングクはホッとした。
洗剤と水で全てが洗い流されるわけではないが、少しは気が楽になった。
音を立てて回る洗濯物をジョングクはジッと見つめた。
肩に手が置かれ振り向くと、洗濯物を抱えたジンが立っている。
「おはようジョング」
回っている洗濯機をチラッと見る。
「洗濯機使ってるみたいだね?」
ジョングクは答えず俯いていた。
ジンは笑いながらマンネの肩を叩く。
「俺の匂い、洗い流してんの?」
顔を上げたジョングクと目があうとジンはニコッと笑い、自分の洗濯物を持って自室へ帰って行った。
ジョングクの後ろで洗濯機がマンネの後悔を洗っている。
しばらくしてジンが再び部屋を出ようとすると、ドアの外にマンネが立っている。
ジンは目を丸くしてマンネを見つめた。
「どうした?」
ジョングクは黙っていたが、ジンは頷いて「入りなよ」と自室へ誘う。
ジョングクは首を振った。
ジンは顎に手を当ててジョングクの様子を見ていたが、やがてこう言った。
「ユンギならまだ帰ってないよ」
どんよりとした顔で見上げるマンネにジンは微笑みかける。
「だから入れって」
- 393 :「洗濯機」ジングク2:2016/09/19(月) 14:33:01.60 .net
- ジンとユンギの部屋は綺麗に整頓され、掃除も行き届いている。
ほのかにユンギの好きな香水の香りがした。
部屋に入るとジンが抱きしめてくる。
「ジンヒョン」
ジョングクは軽く抗ったが、案外あっさりとジンの腕の中に収まり、長兄の口づけにも応えた。
ジンは一度唇を離してマンネの顔を見つめた後、再び唇を重ねる。
が、途中でマンネが手で自分の胸を押し返しているのに気がついた。
ジョングクは真面目な顔をしている。
「ジンヒョン」
「うん?」
誘って二人でベットに腰掛けると、マンネの手をとり、自分の太腿の上に置いた。
ジョングクは言葉を選んでいる。
「あの、ゆうべのことだけど」
「素敵な夜だったよ」
ジンが囁くとジョングクの顔は真っ赤になった。
「驚いたよ。ジョングがあんなに」
マンネの耳にキスをする。
「あんなに乱れるなんて」
ジンは自分の手の下でジョングクの手が震えているのに気づく。
「可愛いかった、ジョング」
と、ジョングは決死の形相で顔を上げた。
「なかったことにして、ジンヒョン。お願い」
ジンは口をつぐむ。
マンネは必死に頼み込むり
「ごめんね、ジンヒョン。でも間違いだったんだ」
「間違い?」
ジンの声にはわずかに冷ややかな調子が混じっている。
「間違いってどこから?」
- 394 :「洗濯機」ジングク3:2016/09/19(月) 14:33:50.51 .net
- ジョングは夢中で喋っている。
「だから、ゆうべあったことは、」
「ゆうべダンスの補習をした」
ジンがジョングクの言葉を遮る。
「いつも通り、僕がうまくできなかったからね。ジョングと二人、練習室で遅くまで練習した。そこから間違い?」
ジョングクはボソボソ呟いた。
「いえ、そこは違います」
「じゃあ、その後だ。二人でシャワーを浴びて、脱衣所で服を着た。君はスマホをいじっていた。険しい顔でね」
ジョングクは黙っている。
「俺はマンネを気にした。スマホを手にしたまま、ずっとベンチに座って動かないから。だから横に座って言った。『ジョング?どうした?』って」
落ち着かない様子でマンネは口に手を当てる。ジンは続けた。
「君は涙を流していた。俺は知ってた。君がこのところ何かに非常に悩んでいることを。ゆうべもそうだったんだろ?だから」
ジンは言葉を切って、また続ける。
「君を慰めたかったんだ。ジョング。だから君にキスした」
ジョングクは俯いた。
「君を抱いた」
ジョングクはジンを見上げた。
「間違いでした」
「どうして?少しは気が晴れたろ?」
「また別の悩みができた」
「あんなに喜んでたじゃないか」
言葉に詰まるジョングクをジンはやり込める。
「キスだって情熱的で、身体中で感じてたじゃない?俺が入ると涙を浮かべてさ、『いい、いい、ジンヒョン』って」
「もうやめてよ!」
ジョングクは顔を真っ赤にして立ち上がったが、すぐにジンにベットに押し倒されもがいた。
キスしようとするジンの顔を必死でよける。
「やめて、ジンヒョン。この部屋ではやめて!」
- 395 :「洗濯機」ジングク4:2016/09/19(月) 14:34:54.08 .net
- ジンが体を起こすと、マンネは顔を覆って泣いている。
ジンはため息をつき、マンネの頭を撫でた。
「ユンギには言わないよ」
涙を流していたジョングクは驚いた顔をした。ジンは目を合わせずピースを出す。
「ジンヒョン、知って…」
ジンは答えずマンネの髪をなでてグシャグシャにする。
ジョングクは涙に濡れた顔で呟いた。
「僕がいけなかったんだ」
ジンは首を振る。
「寂しかったんだろ、わかるよ」
ジョングクはベットに突っ伏して泣いている。
その頭をジンは撫でた。
「ユンギ、時々、心がどこかに行っちゃうんだ。昔から。一回離れるとしばらく帰ってこない」
ジョングクはしゃくり上げながら黙っている。
ジンは優しく言った。
「ジョングのせいじゃないよ。きっと、ユンギは月から来たんだ。里帰り中なんだよ、今」
「僕ではシュガヒョンを救ってあげられないんだ」
マンネの目にまた涙が滲む。
愛おしくなってジンはマンネの頬にキスをした。
「そんなことない、ジョング。ユンギはもがいてるんだ、今一生懸命。いつか道を見つけるだろうけど、それは自分でしか見つけられない。でも」
優しくマンネの涙を拭う。
「ユンギが助けてほしいと願う時、側にいてやって」
ジョングクは体を起こした。
グシャグシャの顔で何度も頷く。
「うん。側にいる。絶対」
泣きながら抱きつくマンネをジンは力一杯抱きしめる。
ユンギを心の底からうらやましく思ったが、ゆうべの一件を思い出し、それでチャラだな、と一人呟いた。
マンネが回した手が服の上から、ジンの背中のキズに触れていることをマンネは知らない。
ゆうべ、ジンに抱かれながら、マンネは無意識にユンギの名前を呼んでいた。ユンギの名前を呼びながら、ジンの背中に爪で痕をつけた。
痛むのは背中か、それとも密かにジョングクを想っていた胸か。
ジンは回っている洗濯機を思い浮かべた。
ー終わりー
- 396 :「洗濯機」ジングク:2016/09/19(月) 14:36:31.13 .net
- 終わりです。
- 397 :「洗濯機」ジングク:2016/09/19(月) 14:39:52.32 .net
- すみません、今気づきました。
洗濯機の蓋を操作する→洗濯機の蓋を開け閉めする
- 398 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2016/09/19(月) 22:12:55.45 .net
- 相変わらず最高でした…
ぜひ今度は、月から来たユンギメインのをお願いしたいです!
でも作者様が書かれると正直どの組み合わせも最高なんですよねw
- 399 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2016/09/19(月) 22:33:51.50 .net
- なるほどグクが洗濯好きなのはすなわちそういう理由なのですね(←違う)
雄全開のジンニムえろくていいですね〜!
よく考えると結構酷いことしてるけど惚れますw
- 400 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2016/09/19(月) 23:05:41.08 .net
- 弱っているところにつけ込むジンニム悪い男だけど結局優しいところ惚れそうです
月から来たユンギは誰のこと好きなのかな
本当に作者様のおかげでどの組み合わせも好きになって毎日が楽しいですw
- 401 :「洗濯機」ジングク:2016/09/20(火) 00:13:55.71 .net
- >>398
感想ありがとうございます。
「月から来たユンギ」…,。
うっ、自分の首を絞めてしまったw
多分にヘビーな物語になってしまいそうなので、うまい落とし所を思いついたら書いてみますね
どのカプも読んでくださって感謝です!
- 402 :「洗濯機」ジングク:2016/09/20(火) 00:16:42.16 .net
- >>399
感想ありがとうございます。
そうそう、だからグクは洗濯が好き…←違う
ジンは美貌と相まって悪い男似合いますね
本物が「アニンデ〜」言ってますけどねw
- 403 :「洗濯機」ジングク:2016/09/20(火) 00:21:16.72 .net
- >>400
感想ありがとうございます。
全部知ってるのに一回やっちゃう男ジンニムですw
>月から来たユンギは誰のこと好きなのかな
このシリーズではグクです。
私も皆様からのヒントで思いがけないカプを思いついてうれしいです。
これからもよろしくお願いします。
- 404 :「朝焼け」ホプミン:2016/09/20(火) 18:07:19.03 .net
- ホプミンです。今回途中まででキス止まりです。
- 405 :「朝焼け」ホプミン1:2016/09/20(火) 18:07:59.69 .net
- 音楽番組の収録を終えて、メンバーたちはドヤドヤと大型バンに乗り込んだ。
大きい車内も7人のメンバーと運転手であるマネージャーが乗り込むと、たちまち手狭になった。
早朝からの収録に夜の生放送、合間に行われるインタビューやちょっとした撮影。
今日もハードな一日だった。
車内にはやっと終わったとの安堵感と疲労感が充満している。
明日のスケジュールについて口にするものは誰もいなかった。
明日も朝から晩まで仕事だ。
宿舎に戻ってシャワーを浴びて、早いところ体を休めなければならない。
年功序列のシャワーの順番からいくと、ジミンが床につけるのはどう考えても深夜だった。
それでも隣のマンネと軽くふざけたり、そのまた隣のテヒョンをからかったりして、車内を活気づけようとするが、ジンが付き合い程度に乗ってくれた程度で、ヒョンラインは各々イヤフォンをつけ思い思いの音楽に聞き入り、自分の世界に入ってしまっていた。
ジミンはそっと後ろの座席を見る。
ホソクはイヤフォンを耳にはめたまま眠り込んでいた。
くっきりとした目元の隈が疲れを表している。
おつかれ、ホソギヒョン
ジミンは心の中でそっと呟く。
二人がキスを交わしてから何カ月経っただろう。それ以上進展も発展もないまま、初めてのキスはそのまま最後のキスになりそうにも思えた。
ジミン自身も、ホソクに気持ちを伝えてしまった今は妙に落ち着いてしまって、ホソクにとってそれ以上の存在になりたいのかどうか自分でもよくわからなかった。
気がつくと隣でジョングクが、その向こうでテヒョンが、そしてヒョンたちも皆、爆睡していて車内に寝息の音があちこちで聞こえる。皆、一様に疲れ果てた顔をしている。
お疲れ様、みんな。
ジミンは胸の内で呟くと自分も一時の眠りに着こうと腕を組み直した。
***
- 406 :「朝焼け」ホプミン2:2016/09/20(火) 18:08:26.29 .net
- 部屋で着替えていると、一足先にシャワーを浴びたテヒョンが黙々と再び出かける用意をしていた。
ホソクはベットの上でタオルをかぶったまま横になっている。すでに寝入っているのかもしれなかった。
部屋の入り口でテヒョンを送迎するためにマネージャーが待っている。
テヒョンは疲労の色を顔に浮かべていた。
ジミンは思わず声をかけた。
「まさかこれから仕事?」
「うん」
説明する気力もないようなテヒョンを思わずジミンは抱きしめる。
「がんばれ。おまえならきっといい仕事ができるよ。辛いだろうけど、がんばれ」
テヒョンはジミンの腕の中でニコッと笑った。
「うん。ありがとうな、ジミナ」
テヒョンもジミンを抱きしめる。
「また後で会おう」
テヒョンとマネージャーを玄関まで見送ったあと、ジミンはふっと肩の力を抜いた。
皆がんばっている。
自分ももっとがんばれるんじゃないか。
一瞬意気込んだものの、ドッと疲れが押し寄せてきて、この床でもすぐに眠れそうだった。
どこからかヒョンたちのイビキが聞こえてくる。
僕も寝よう。
- 407 :「朝焼け」ホプミン3:2016/09/20(火) 18:09:00.01 .net
- そう思って振り返った瞬間、ジミンは息を飲んだ。
目の前にランニング姿のホソクが立っている。
ジミンは驚きのあまり胸の動悸が止まらず、どもりながら言った。
「ホソギヒョン、寝てたんじゃないの?」
ホソクは玄関ドアに目をやりながら、呟く。
「起きてきちゃまずかったか?」
そう言うとあっと言う間に踵を返して部屋に戻っていった。
少々棘のある言い方にジミンは疑問を感じながらも、後について部屋に戻る。
ホソクとテヒョン、そしてジミンの三人部屋のドアを開けると、先に帰ったはずのホソクの姿がない。
不思議に思って振り向くと、部屋のドアの横にホソクが腕組みして立っている。
ホソクに笑顔はなく、どことなく怒っているようにも見える。
ムッツリとしたまま片手を伸ばし、無言で部屋のドアを閉めた。
ジミンはただならぬ空気を感じて言葉を発する。
「ホソギヒョン?どうかした?」
ホソクがつかつかとジミンの前にやってきて、無言で立ちはだかった。
そして戸惑うジミンの肩を片手でポンと突く。その拍子にジミンは自分のベッドの上に尻餅をつくことになった。
「ホソギヒョン?」
ホソクは無言でジミンを押し倒すと、彼の足を抱えてベッドの上に持ち上げ、彼の上にまたがった。
両手でジミンを抑え込む。
意味がわからずジミンは抵抗する。
「ホソギヒョン、どうしたの?なんだよ」
ジミンが抵抗すると、ホソクは抑え込む手に益々力を入れ、ジミンは悲鳴をあげる。
「痛い、痛いよ、ホソギヒョン!ヒョン!ヒョンってば!」
暴れるジミンにホソクは言う。
「嫌か?」
ジミンが答えるより先にホソクが遮る。
「テヒョナがいいか?」
ジミンはホソクの言葉にキョトンとした。
「え?」
ホソクの顔がジミンの顔のすぐ上まで近づいてきた。
「テヒョンじゃなきゃ嫌か?」
- 408 :「朝焼け」ホプミン4:2016/09/20(火) 18:09:13.33 .net
- あまりのことにジミンは開いた口が塞がらない。
「ヒョン、何言ってるの…」
突然戒めが解かれ、腕が自由になった。と、ホソクはジミンの両頬を手で包みこむようにしてジミンに口づけた。
数ヶ月の隙間を埋めるような、長いキスだった。
夢にまで見た懐かしい唇の感触をジミンは天に昇るような気持ちで味わっていた。
ホソクはジミンの両頬を手で挟んだまま、何度も何度も口づける。
「ジミン……」
ジミンは名前を呼ばれても答えることもできない。
気がつくとホソクがジミンの顔を覗き込んでいる。
ジミンはぼんやりとしたままヒョンの名前を呼んだ。
「ホソギヒョン……?」
ホソクは悲しそうに言った。
「テヒョンが好きか?」
ジミンはブンブンと首を振る。
「そりゃ好きは好きだけど、あくまでも友達としての好きで、本当に好きなのはホソギヒョンだよ」
というセリフの「そ」を言ったあたりで、再びホソクに唇を奪われて、全く言うことができない。
「ジミン、渡したくないよ」
とびきりうれしいホソクの言葉にジミンは歓喜した。
「僕もだよ。僕もホソギヒョンのこと、誰にも渡したくないよ」
という言葉を言いたかったが、例によって口を塞がれて「ぼ」位しか言えてない。
「ジミン、もう俺のこと忘れたか?」
「……」
忘れてはいないのだが、なにしろキスに注ぐキスでほとんど喋らせてもらえない。
好きな人からのキスはどうしてこんなに甘いのだろう。
- 409 :「朝焼け」ホプミン:2016/09/20(火) 18:09:39.20 .net
- とりあえずここまでです。
続きます。
- 410 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2016/09/20(火) 19:40:27.62 .net
- >>409
既に萌えすぎて気絶しそうなんですけどまだ続きがあるなんてこれは夢かもしれない…
嫉妬するホソクも好きって言わせてもらえないジミンちゃんも可愛すぎます
ありがとうございます!
- 411 :「朝焼け」ホプミン5:2016/09/20(火) 23:38:08.93 .net
- ホソクのキスの合間をかいくぐり、ジミンは体を起こした。
ニヤけてしまう顔をなんとか整え、ホソクと向かい合う。
ホソクは口をへの字に曲げている。
「俺、そんなにおかしいか?」
またニヤけてしまいそうだ。
ジミンは慌てて深刻な顔を作ったものの、ホソクの顔を見るとまた口の端からニヤけてくるのを止められなかった。
叫びたい。僕は今、幸せだと心の底から叫びたい。
ジミンは胸にフツフツと沸き起こる喜びを抑え込むのに必死だった。
そんなジミンの苦悶などわかるはずもなく、ホソクは相手の沈黙を否定的にとらえたようだった。
大きなため息をつく。
「あ〜…俺ってホント自分のことばかりだな。ごめんな、ジミン。おまえの気持ちも考えないで」
ジミンは俯いたまま答えた。
「いいんだよ、ヒョン」
ホソクは暗い目をして続ける。
「俺、正直言うと、毎日おまえが気になってしかたない」
ジミンは俯いたまま黙っている。
- 412 :「朝焼け」ホプミン6:2016/09/20(火) 23:39:12.71 .net
- 髪を神経質に何度もかきあげながら、ホソクは呻いた。
「毎日毎日ジミンのことばっかり考えてさ、で、そのおまえは平気な顔して同じ部屋にいるわけだろ?平気な顔でここで寝るわけだろ?無防備な寝顔さらして俺の近くで寝てるわけだろ?勘弁してくれよ」
ホソクはジミンの手をとった。
「勘弁してくれよ、ジミン」
今だったら空も飛べる
と、ジミンは思った。
が、できたのはホソクに固い笑みを浮かべてみせることだけだった。
少しでも気を緩めると顔がヘラヘラしてしまいそうだったからだ。
気づくとホソクが怒った顔でジミンをのぞき込んでいる。
「なんだよ、その顔は」
ジミンはあわてた。
「なんでもないよ」
ホソクは続ける。
「俺じゃ不満か」
ジミンは驚いて目を丸くした。
「まさか!」
と、勢いよく押し倒され、唇にホソクのそれが強く押し付けられた。
「生意気なんだよ、ジミン」
- 413 :「朝焼け」ホプミン7:2016/09/20(火) 23:39:27.75 .net
- 言葉を失っているジミンにホソクは怒りの言葉をぶつける。
「おまえが俺にこんなことしなかったら」
再び唇が重なり、離れ、また重なる。
「こんなふうに俺にしなかったら」
「ヒョン……ごめ、あう」
ホソクはジミンの唇を噛んだ。
「生意気なんだよ、この口も」
「ヒョン」
「この指も」
ジミンのぽちゃっとした手をとり、指先をかじる。ジミンの息が弾んだ。
「あ……」
「この耳も」
ホソクの舌先がジミンの耳を舐め、ピアスを鳴らした。
「全部生意気なんだよ、おまえ」
「……ごめんなさい」
弾む息を抑えながら、ジミンは謝った。
なんだか怖い。
いつも優しいホソクが怖い。
怖くて、知らない人のように見える。
急にジミンはシュンとした。
「ヒョン、ごめん。ごめんよ、ホソギヒョン」
怯えているジミンの髪の毛を撫でながら、ホソクは囁く。
「許さない」
目を見開くジミンに更に言った。
「だから……わかるだろ?」
改めてジミンの上にまたがる。
「わかるよな?」
- 414 :「朝焼け」ホプミン:2016/09/20(火) 23:39:52.18 .net
- 今日はここまでです。続きます。
- 415 :「朝焼け」ホプミン:2016/09/20(火) 23:41:21.13 .net
- >>410
感想ありがとうございます。
ドキドキしながら書いてます(笑)
- 416 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2016/09/21(水) 14:06:57.67 .net
- >>415
ジミンちゃんと同じくらいニヤニヤするのを止められないし叫びたいし空も飛べそうです
ありがとうございます!この先も楽しみです
- 417 :「朝焼け」ホプミン:2016/09/21(水) 15:16:15.96 .net
- できました。すごくすごくすごく長いです。
読んでもらえるか不安ですが、少しずつ投下していきます。
R18なので、苦手な方はごめんなさい。
- 418 :「朝焼け」ホプミン8:2016/09/21(水) 15:17:38.07 .net
- ホソクの言葉の意味を悟った瞬間、ジミンは本能的に逃げようとした。
が、ホソクの腕の中でそれは叶わず、恐る恐る自分を押さえつけているヒョンの顔を見上げる。
ホソクは言った。
「大丈夫」
そう言って、ジミンに口づけようとする。
ジミンは反射的に手で顔を覆いガードしたが、ものすごい力で突破される。
それでもジミンはキスすることを拒否して、顔を背けた。
「ジミン」
「……や」
「ジミン」
「やだよ」
「ジミン、いい子だ」
「や……や、だ……」
「大丈夫、大丈夫」
ホソクの唇がジミンから抵抗する気力を奪っていく。
だが大丈夫というホソクの言葉とは裏腹にジミンの体は固くなった。
何か得体のしれないことが自分の身に起きそうな恐怖にジミンは震えていた。
「ヒョン……何もしないで」
「……どうして?」
「怖いから」
「大丈夫、大丈夫」
ホソクの手が首筋に触れるとジミンはピクリとした。
抗議する口はホソクに奪われて、怯える舌はホソクになだめられて、今ジミンにできることは目で訴えることだけだ。
怖いよ。
必死で目で合図するのに、見えてるはずなのに、ホソクはジミンを拘束し、キスを繰り返し、懐柔しようとしている。
なぜこんなに恐怖なのか、ジミンにもわからない。
憧れの人に触れたいと、キスしたいと、ジミンも思っていたはずなのに。
さしずめ浅瀬で遊んでいたつもりが、気づいたら大海に流されていた、そんな感じだろうか。
- 419 :「朝焼け」ホプミン9:2016/09/21(水) 15:18:33.53 .net
- 必死でホソクの顔を避け、抵抗する。
目を固くつむり、口を引き結んでイヤイヤするジミンの手首をホソクはつかんだ。
「ジミン。落ち着けジミン」
やっとジミンはおとなしくなった。
相変わらず顔を背けている。
目の端にうっすら涙が浮かんでいた。
ホソクはジミンの頭を撫でる。
「怖いのか?」
ジミンの頭が一回頷く。
「俺でもか?」
またジミンの頭が動く。
黙ってジミンを見つめていたホソクは、やがてジミンのスウェットの腰部分に手をかけた。ジミンがその手を抑える。
「ジミン」
「脱がせないで」
「どうして」
「嫌なんだ」
「どうして」
「どうしてって……恥ずかしいからです」
その言葉を聞くと、ホソクの手にもっと力が入り、ジミンは慌てた。
「ヒョン!やめて」
「見たい」
「やだって。やだ」
「いいから」
スウェットの上からいきなりその部分を握られて、ジミンは息が止まりそうになる。
「見なくてもわかるぞ」
スウェットの上からさすられると、やや曖昧であるものの、形が浮き上がってくる。
それはしっかりとした形になっていて、ジミンをもっと恥ずかしがらせた。
- 420 :「朝焼け」ホプミン10:2016/09/21(水) 15:19:28.35 .net
- ホソクはジミンの背後に回ると後ろからジミンのその部分を撫でる。
ジミンは首を振った。
「やめてってヒョン。やめてよ」
「何もしないよ」
言葉とは裏腹にホソクの指はジミンのそれを楽器のように弾き出す。
直接ではなく、スウェットの上からの緩慢な刺激は逆にジミンに身悶えさせる。
緩やかにジミンの上をなぞり、また戻り、またなぞりしていくホソクの指は時折ジミンを強く刺激してみたり、また離してみたり自由自在だ。
枕にしがみついて必死に耐えているジミンだが辛くて、いっそ直接触ってほしいという考えが頭をよぎり、慌てて打ち消す。
そういうことをしたくない。
ホソクとの綺麗な思い出を汚したくない。
ところが今そういうことをしようとしているのが、当のホソクであるのがジミンにとっての悩みである。
スウェットの上から撫でる速度が速まっているのを、ホソクはジミンの唇を奪うことで気づかれないようにする。
ジミンはふいに自分が決壊しようとしていることに気づいて目を見開いた。
あわてたが遅かった。
情け無いことに、甚だしくスウェットのズボンと下着を汚してしまった。
ジミンは死にたくなった。
- 421 :「朝焼け」ホプミン11:2016/09/21(水) 15:21:58.03 .net
- 顔を手で覆うジミンにホソクは囁く。
「汚れちゃったな」
ジミンは声も出ない。
ホソクは彼の手を引っ張って起こす。
「着替えないと」
肩を落とすジミンをベッドの脇に立たせ、ホソクは幼児の粗相を片づけるように、ジミンから汚れたスウェットと下着を脱がせた。
ジミンはスウェットの上で隠しているものの下半身を裸にされて、しょんぼり立っている。
ホソクはティッシュを持ってくると、ジミンを綺麗にしてやった。
ジミンはおとなしくしていたが、主人と同じようにうなだれているそれをホソクが咥えると身震いした。
ヒョンの頭の上に手を乗せ、再びイヤイヤする。
「ヒョン……だめだよ」
その途端、ホソクの舌が感じる部分をなぞってジミンはゾクッとする。
思わず大きなため息が出る。
ホソクは片手でジミンの手を握り、片手でジミンの分身を持ち、熱心に可愛いがる。
いつの間にかジミンはヒョンにやめさせようという気持ちはどこへやら、ホソクの舌使いに夢中になって捕まるものを探した。
またホソクの舌がジミンの感じる部分をとらえ、ジミンは思わず声を漏らした。
ホソクがニコッと笑いかけると立ち上がる。
スウェットの上も脱がされ、生まれたままの姿でベッドに転がされる。
幼子になったような気分でジミンは瞬きをした。
ホソクも裸になってジミンの横に滑り込んでくる。
「ヒョン…」
絡んでくるホソクの舌。
優しくジミンの舌を転がす、頼もしい兄だ。
が、次の瞬間彼は獰猛になる。
目の前の可愛い弟が食べたくて仕方がない悪い兄になる。
想いを遂げようとするヒョンからジミンは必死に逃れる。
が、体のあちこちを刺激されキスされて、反抗する気力を奪われていく。
ホソクのキスは麻薬のようで、ジミンの全てを痺れさせていく。
- 422 :「朝焼け」ホプミン:2016/09/21(水) 15:22:45.84 .net
- とりあえずここまで。
う〜長い!ごめんなさい!
夜にまた投下します。
- 423 :「朝焼け」ホプミン12:2016/09/21(水) 18:35:23.07 .net
- 「ヒョン……」
息も絶え絶えになったジミンはやっとのことで言葉を絞り出す。
「ヒョン、食べないで。僕を食べないで」
汗だくのジミンを捉えてキスして愛撫しながらホソクは囁く。
「俺、腹減ってるんだ」
「美味しくないよ、僕」
ジミンの言葉にホソクはニヤッとする。
「美味いよ」
アイスクリームを舐めるように、ジミンの顎を舐める。
ジミンはホソクの愛撫で溶けかかっていた。
体の至る所が楽器のようで、どこに触れられても声が出る。
ホソクはそれをわかっていて、常に複数箇所を刺激し続ける。
手をつなぎながら口づけし、脇を舐めながら胸の先端を刺激し、背後から耳をかじりながら、尻の間に手を伸ばす。
ホソクの長い指がジミン自身を捉えると、ジミンはもう快感をこらえることができない。
二度目の爆発が起きそうだ。
ホソクにそう伝えると、ホソクはジミンにキスをした。
ジミンは覚悟を決めた。
- 424 :「朝焼け」ホプミン13:2016/09/21(水) 18:37:19.49 .net
- 声を出すまいと思ったが、経験したことのない感覚に苦痛めいた声が出てしまうのは仕方ない。
少しずつジリジリとホソクがジミンに侵入しつつあった。
苦しそうな声を出すジミンをホソクはねぎらう。
「大丈夫か?」
ジミンには答える余裕が無い。
固く目をつぶっていたが、ホソクが更に進んでくると思わず声が出る。
時間をかけてホソクはすっかりジミンの中に入ってしまった。
そうホソクが告げるとジミンは荒く息をしながら、泣き笑いの表情を見せた。
「もう僕、ホソギヒョンに侵略された」
「侵略?」
ホソクは優しくジミンの頭を撫でる。
「もうずっと前から俺のもんだったろ?」
ジミンはじっとホソクの目を見つめて、微笑む。
「そうだったね」
横向きに抱きしめたまま、ホソクはゆっくり動き出す。
喘ぐジミンの肩に口づける。
「たまんないな、おまえ」
前に手を伸ばし、ジミン自身を弄ぶのでジミンは更に喘いだ。
「こんな可愛いもの、誰が他のやつに渡せる?なあ?」
動きに熱が入る。
快感に気が遠くなりながらジミンはうわ言のように言う。
「僕はホソギヒョンのものだよ」
「ほんとかよ」
強く突かれたのでジミンはウッという声を漏らした。
「ほんとだよ、なんで疑うの…」
ホソクの目がやや鋭くなって、ジミンはドキリとする。
「ヒョン、僕はずっと…」
また強く突かれてジミンは声をあげた。
「ヒョン、僕…」
激しく唇を奪われる。
「可愛いだろ、おまえ」
ホソクの舌が絡むとすぐにでもイッてしまいそうだ。
- 425 :「朝焼け」ホプミン14:2016/09/21(水) 18:41:23.89 .net
- 「こんなに可愛いのに、どうして俺だけのものだと思える?」
「ヒョン」
今こんなことしてるのに、と言うとホソクはふっとジミンを手放し、前に回ってジミン自身を口に含む。
ジミンは抗った。
「だめヒョン、僕もう」
「ジミンは俺のもの。文句言うな」
「やだよやだよ」
抗議も虚しく、ホソクの舌使いでたちまちジミンは絶頂を迎えてしまう。
ヒョンの頭を抱えたまま、小さな悲鳴をあげて腰を震わせた。
呆然と息を弾ませるジミンの前で、全て呑み込んだホソクが唇を拭う。
立って再びジミンの後ろに回り込むホソクにジミンは恨めしそうな声を出した。
「ひどい」
「なんか言ったか」
恐ろしいほどの気怠さがジミンの体を覆っていたが、もちろんそれで無罪放免ではなかった。
ホソクがジミンの耳元で囁く。
「俺もイッていい?」
ジミンの耳にキスして言った。
「ジミンの中でイきたい」
ジミンは掠れた声で頷く。
「いいよ」
ホソクはジミンを抱きしめる。
「食べていいのか?」
ジミンはもう一度頷いた。
「いいよ、僕を食べて。全部」
- 426 :「朝焼け」ホプミン15:2016/09/21(水) 18:42:51.89 .net
- 再びホソクが入っていくとジミンはさっきより大きな声を出し、あわててホソクが注意する。
ジミンは涙目で抗議した。
「だって、さっきより感じるんだ」
この夜の間にジミンは自分がすっかり変わってしまったのを感じた。
壊れてしまったのかと思うほど、快感に喘ぐ自分がいた。
ホソクはそんなジミンがたまらないようで、たびたび動きを止めてはジミンを抱きしめてジッとしている。
あまり長いことジッとしているので、ジミンの方から動くように促すほどだ。
ホソクはジミンの髪の毛をグシャグシャにする。
「こっちにもいろいろ都合があるの」
少し動いては、困ったというように目をつぶり又ジミンを抱きしめてジッとしている。
ジミンはもうたまらなくなって、ホソクの腕をさする。
「ねえ、ヒョン」
ホソクは無言だ。
ジミンはホソクを振り返り、急いでヒョンに口づけてねだる。
「ヒョン、ねえ、」
もう一度口づける。
「ねえ、ホソギヒョン、僕もう我慢できないよ」
ホソクの前髪の間から彼の目が見える。
「我慢できないのか?」
「うん…」
「ほんとにできないのか?」
「焦らしてるのヒョン?」
「違うよ」
- 427 :「朝焼け」ホプミン16:2016/09/21(水) 18:44:32.84 .net
- 苦しそうに息をついて、ホソクはジミンに口づけた。
「俺もできないの、我慢」
もう一度口づけて言った。
「行くぞ」
ホソクが動き出すと、ジミンの中を電流が走り抜けていた。
喘ぎ声というより甘い悲鳴がジミンの口から漏れる。
ジミンの中のホソクが今までジミン自身も知らなかった快感をもたらしている。
いつの間にか大声を出したらしく、ホソクの手が口を塞いだ。
「声大きいぞ」
口を塞がれるとジミンはホソクに攻められても、うんうん言うことしかできない。
声出さないからと懇願して、手を口から離してもらい、犬のように四つん這いになる。そのままホソクに攻められていると、またジミン自身が復活してきた。
ホソクは声を出すなと言うくせに、声を出させようと突いてくる。
思わず悲鳴をあげるとジミン自身を弄びながら、声出てんじゃんと意地悪を言う。
「ごめん……」
「ん?聞こえないぞ」
自分自身を刺激されてジミンはまた悲鳴をあげる。
「ほらまた言った」
「ごめんごめん」
そうは言っても抑えられないものは抑えられない。
ジミンを仰向けにして、膝を折り曲げながらホソクは再びジミンの中に入っていく。
「可愛いな、ジミン」
「わからないよ」
意識が朦朧としながらジミンはホソクのキスを受け取る。
- 428 :「朝焼け」ホプミン17:2016/09/21(水) 18:46:16.94 .net
- 「可愛いんだって、おまえ」
「そうなの?」
責め立てるホソクに喘ぎながら返事をする。
ホソクの動きに熱がこもった。
「可愛い」
悲鳴をあげるジミンの唇を奪う。
「可愛いよ」
激しくなる動きにジミンが耐えられず、逃げようとするのを押さえつけて、キスした。
ジミン自身を手で激しく動かすのと同時に、ホソクもジミンの中で激しく動いたので、ホソクの唇の下でジミンは堪らず何度も悲鳴をあげる。
ジミンをいじめていじめてしていたホソクは最後に全部ジミンの中に出した。
と同時にかわいそうなジミンも三たび放ってしまったようだ。
汗だくで呻くジミンにホソクはそっと囁く。
「可愛いよ、ジミン」
ジミンの涙を拭い、柔らかな唇に優しくキスをする。
「俺のものだよ、ジミン」
しばらくベッドで息を整えていたが、ふと立ち上がる。
カーテンを開けると朝焼けが眩しい。
寝乱れたジミンの裸体を赤く染め上げている。
ジミンは朝日の眩しさに顔を上げると、窓際に立つホソクと目があった。
どうやら自分たちは寝そびれたようだ、とホソクとジミンは顔を見合わせて苦笑した。
ー終わりー
- 429 :「朝焼け」ホプミン:2016/09/21(水) 18:47:01.68 .net
- 終わりです!
長い!
最後まで読んでいただいてありがとうございました。お疲れ様でした!
- 430 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2016/09/21(水) 20:51:34.14 .net
- >>429
毎回ありがとうございますしか言えないの悔しいですありがとうございます!!
ジミンが可愛すぎて不安なホソクと最終的に全部受け止めてくれるジミン最高でしたー!
この先も末長くお幸せに……と言いたくなる2人でした本当にありがとうございました!
たくさん書いていただいたお話に見合った長い感想書きたいけど自重しますw
- 431 :「朝焼け」ホプミン:2016/09/21(水) 22:55:10.43 .net
- >>430
長い話を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
個人的にこの話が書けて大満足です。
長いし、エロマラソンですがw
スッキリしましたwww
- 432 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2016/09/22(木) 01:49:14.18 .net
- 北風と太陽の両方を駆使して獲物をメロメロにするホソクがエロすぎです!
がまんしてるとことか…生々しくてやばすぎます///
もし設定のリクエストも受け付けてらっしゃるようでしたら、サマパケ@ドバイでのホビ→シュガ→ナムのプレゼント交換ネタで一本考えてみていただいてもよいでしょうか…?
- 433 :「朝焼け」ホプミン:2016/09/22(木) 08:43:30.63 .net
- >>432
長い話を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
太陽と北風、そうですね
爽やか版からの流れで行くと、もうちょいホソク優しい方が良かったなあと反省です。
リクエスト受付てます!ありがとうございます。もう一点リクエストいただいてるので、妄想具合で書いてみたいと思います。
- 434 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2016/09/22(木) 11:05:58.10 .net
- 可愛い可愛いジミンちゃんがあふれてて、その可愛さのせいで不安になりすぎるホビヒョンも、全部リアルで最高でした!
いつもありがとうございます!
次も楽しみにしています!
- 435 :「朝焼け」ホプミン:2016/09/22(木) 12:13:38.21 .net
- >>434
ありがとうございます!
皆さん、こんな長い話を読んでくださって、なんて辛抱強い…感謝の念に堪えません。
ジミンちゃん可愛いですよね
こんな可愛い子が同室だなんて…
いじめたくなるホソクの気持ち、すごくわかります!
次もがんばりますね
- 436 :「ワイシャツとネクタイと」ユングク:2016/09/29(木) 10:31:49.77 .net
- ご無沙汰です
リクエストの月から来たユンギの前に、ユングクの軽いエロを挟ませてください。
軽い?→擬音多い?エロです
- 437 :「ワイシャツとネクタイと」1ユングク:2016/09/29(木) 10:32:46.23 .net
- 異国でのコンサートの中日、メンバー、チームスタッフ全員で食事に行くことになった。
高級レストランなので、全員ワイシャツにネクタイ着用が義務付けられ、ライブの疲れた体にはかなり厄介に思われたが、シャワーを浴び、身なりを整えるとそれなりに気持ちがピンとする。
用意されたバスに乗り込むとマンネの姿がない。
マネージャーに聞くと「ぐっすり寝てて起きない」。
ユンギは前回メンバーで食事に行った時にやはり起きないジョングクを置いていったところ、とても悲しんでいたのを思い出す。
後からマンネを連れてタクシーで向かうとメンバーとマネージャーに告げて、一人でホテルに戻った。
ジョングクの部屋のチャイムをしつこく鳴らし続けると、やっとドアが開き、まるで目の開かないジョングクが出迎えた。
一応服は着替えたものの、そのまま爆睡したようでワイシャツがヨレヨレになっている。
ユンギは黙って部屋に入るとマンネの目を覚ますためにコーヒーを入れた。
ジョングクはコーヒーを一口飲んだもののベッドに座ったまま、ボーッとしている。
果たして食事が終わるまでに連れて行けるだろうか。
ユンギはジョングクの髪をわしゃわしゃとして聞く。
「目、覚めたか?食事行けるか?」
ジョングクの目は再び閉じかかっている。
「キスしてくれないと目が開かない」
- 438 :「ワイシャツとネクタイと」2ユングク:2016/09/29(木) 10:33:24.86 .net
- 唇に何か触れたのでジョングクは目を開けた。
と、自分の唇に触れていたのはユンギの人差し指だった。
ユンギはニヤリとする。
「目、覚めたな」
ジョングクは丸い目をキョロッとさせると、しらばっくれて又目を閉じた。
ユンギが怒っても身動きしない。
仕方なくユンギがジョングクの望むものをくれてやると、マンネはぱっちり目を開けてニッコリ笑った。
「用意しようっと」
ユンギは文句を言う。
「コンサート終わるまでお預けって決めただろ?」
ジョングクはニヤニヤ笑って答えない。
鏡に向かいながらご機嫌に歌を歌っている。
ネクタイに手間取っているのを見かねて、ユンギが手伝う。
ジョングクはおとなしくヒョンのすることを見ている。
ネクタイは首尾よく締められたようだが、作業が終わってもなお、ユンギとジョングクは密着している。
ユンギのキスを受けると、ジョングクは笑う。
「お預けじゃないの?」
ユンギは笑って答えず、ジョングクを壁に押し付けてキスを繰り返す。
ジョングクの口紅がよれて彼の唇の脇を赤くする。
- 439 :「ワイシャツとネクタイと」3ユングク:2016/09/29(木) 10:34:08.72 .net
- 「ヒョン…食事は?」
小悪魔マンネにユンギは意地悪を言う。
「そうだな、行ってもいいぞ、このまま。行くか?」
笑って出て行くふりをするマンネの腕を、ユンギはつかんで引き戻し、また情熱的なキスを繰り返す。
小悪魔は悪魔には勝てないようだ。
「ん…あ…あ、あ…ヒョン…」
溶けていく小悪魔に悪魔が囁く。
「いいことしようか」
ワイシャツを脱ごうとするジョングクをユンギは押し留める。
「そのままでいいぞ」
ジョングクのズボンと下着だけ脱がして、ベッドに押し倒す。
マンネは靴下だけ履いている状態を嫌がる。
「ヒョン、なんか変だよ」
ユンギはジョングクの脚を膝で折り曲げながら舌舐めずりをする。
「いいんだよ、これで」
ワイシャツの裾から見え隠れするジョングクに触れながら、もう一方の手で彼のネクタイを緩めてやる。
ジョングクの目は疑り深そうにヒョンを見ている。
ユンギはその目が面白くて「ん?」と聞くと、マンネから返ってきた言葉は
「シュガヒョン変態ですか?」
その言葉を聞くやユンギはジョングクに口づけする。
「さあな。知りたい?」
ジョングクは笑いながら
「知りたくないです」
- 440 :「ワイシャツとネクタイと」4ユングク:2016/09/29(木) 10:35:00.98 .net
- 少し後にジョングクは喘ぎながら叫んでいた。
「ヒョンやっぱり変態です」
何をされたのかジョングクの頬は赤らみ、潤んだ瞳の端にうっすら涙の痕が見える。
再び口づけようとすると、ジョングクは笑って「嫌、嫌」と言う。
ユンギも笑い、やや乱暴にジョングクの顎をつかむと強引にキスをし舌をからめる。
ジョングクをベッドから起こすと壁に取り付けられた等身大の鏡の前に連れて行き、マンネにワイシャツと靴下だけ身につけた自分の姿を見せる。
ジョングクは嫌がった。
「嫌ですよ、ヒョン」
そんなマンネの耳にキスしながらユンギは囁く。
「可愛いよ」
ワイシャツを押し上げているジョングクをユンギが取り出して見せたので、ジョングクは恥ずかしがって横を向く。
「もうやだ、シュガヒョン…」
「ん?なんで?こんなになってるぞ」
硬くなったジョングクを鏡の前で弄ぶとジョングクは呻いた。
「ヒョン…意地悪しないでよ」
ユンギはニヤリとした。
「やだね」
- 441 :「ワイシャツとネクタイと」4ユングク:2016/09/29(木) 10:35:31.83 .net
- 再びベッドに連れ帰り、ジョングクにおねだりのポーズをさせる。
ジョングクは嫌がったが、最後にはあきらめて四つん這いになり、ワイシャツと靴下しか身につけていない姿で腰を高々とあげた。
恥ずかしがって悲鳴をあげる。
「ヒョン、早くしてよ」
ユンギは軽くジョングクの尻を叩くと、さらに意地悪をしようとする。
「犯してほしい?」
ジョングクは悔しそうに頷いたが、口で言わされた。
「ヒョン、犯して」
望み通り、ユンギがジョングクを犯し出し、ジョングクは声をあげた。
「……っあ、あっ、あ、うん、あっ」
ユンギはジョングクの耳を舐める。
「どうだ?」
「…い、い」
「ん?」
「いい…あっ」
「何?」
「ああ…、ん、もう、意地悪しないで、よ、…う、」
「犯されてうれしいか?」
「ふん…あっ、あ、ん…は…う、う、あ、あ、あ」
「好きだろ?意地悪されるの」
「知りません、よ、…う、あ、あ」
ユンギはジョングクを撫でる。
「どうする?先に行くか?」
「やだ、まだイキたくない…」
「そうか…」
「あああ、ヒョン!やめてよ!意地悪!」
「ん?」
「ヒョン、悪魔…」
- 442 :「ワイシャツとネクタイと」6ユングク:2016/09/29(木) 10:36:31.80 .net
- ユンギのスマホが鳴り出し、ジョングクはビクッとした。
ユンギはジョングクの中に入ったまま、平気な顔でスマホをとるのでジョングクはあわてた。
「ヒョン、ま…」
「はい。すいません、今用意させてるところ」
マネージャーからの電話らしい。
ユンギは電話の相手と話ししながら、ゆっくりジョングクの中をかき回す。
「ええ、中々起きなくて、え?デザート?なんでもいいです、お任せで。はい」
ユンギに責められながらジョングクは必死で声を抑えていたが、感じるところを責められて思わず声が出た。
「今の声?ジョングクが何か落としたのかな。ああ、シャツに何かこぼしたみたい。何大きな声出してるんだか。着替えさせますね」
電話を切るとジョングクに囁く。
「声出したらダメだろ」
ジョングクはユンギを睨む。
「だって」
「そろそろ行かなきゃな。皆待ってる」
「…、はっ、ああっ、あん、あっ、待って、あっ、待って、ヒョン、僕まだ…」
「だって急がないとだろ」
「あ、待ってまだ準備が、あ、僕、あ、やだ、や…だ、やだーっ」
「わがまま言うなよ、グギ」
「あああ、ヒョン待って、待って、あっ、」
「イクか?」
「ィキそう…あっ、イキそう、あん、やだって、僕、まだ、やだ、い、イキたくな…あ…」
「イッたか…可愛いなオマエ」
「……」
「俺もイカなきゃな」
「……はっ、、あぅ、ぅうん、あっ、ああ、あっ、いい、」
「好きだよ、ジョング」
「僕も……あっ、ヒョン…うう、ヒョン、ヒョン、ヒョン、……あっ」
「ジョング……可愛いやつ。俺のジョング」
「ヒョン…大好き…」
放心状態でジョングクがベッドに横たわっていると、いつの間にかすっかり身支度を整えたユンギが言った。
「おい、何してんだ。行くぞ」
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