【中国ネット】日本人はなぜ中国人を嫌うのか～中国古来の「仁義礼智信」の価値観を失い、中国人らしさを失っているからだ [05/19]

★日本人はなぜ中国人を嫌うのか―中国ネット
配信日時：2015年5月19日(火) 8時40分

2015年5月16日、中国のインターネット掲示板に「日本人はなぜ中国人を嫌うのか」と題する文章が掲載された。

先日、環球時報が日中のメディアの調査を基に「93％の日本人が中国を嫌っている」と報じ、話題になった。

静かで秩序があり、清潔で平和な日本は、中華文明を色濃く残しており、「最も中国人らしい」と言われる。
国民の素養は世界トップクラスである日本人が、中国人をこれほどまで信用せず、目障りだと感じるのは
なぜなのか。日本の歴史教育による誤解や無知、右翼勢力による宣伝、民族感情以外に、私はもう1つ
根本的な原因があると思っている。それは、「中国本土人がどんどん中国人らしくなくなっている」ということだ。

中華文明の中の仁義礼智信（五常）など、「調和」の核心的な価値は、すでに唯物論と闘争哲学の暴力に
よって粉砕された。これは、多くの社会的な悲劇をもたらしただけでなく、良知や理性、道徳性、理解力、
人間性を失わせた。5000年の歴史で「礼儀の国」であった中国本土は、今や最も基本的な礼儀の部分に
問題が生じている。無知で凶暴、非文明的で低俗、「己の欲せざる所は人に施すことなかれ」の精神はない
中国人により、利己主義と敵対意識が蔓延した社会になってしまった。現在の中国は、かつての中国と
似ても似つかないのだ。

これこそが、日本人（ひいては香港人、シンガポール人、台湾人など）が、ますます中国本土人を
嫌っているのかの主な原因の1つではないか。たとえば、「反日愛国」デモで見られる暴力や略奪、
放火などの激しい行為や、「頼むから開戦してくれ」「核で日本のイヌどもを滅ぼせ」
「日本人を皆殺しに」「環球時報：近代以来、日本は初めて中国を恐れ始めた」などの過激な言論だ。
これらは他国の警戒を招くだけでなく、国のイメージや今後の発展にもマイナスとなる。
表向きは「国を愛して」いても、実際は「国を害して」いるのだ。

私は問いたい。もしあなたが日本人なら、五常や廉恥に欠け、公民意識、理性、民主、法治、
人権理念に欠けた中国人を、嫌わずにいられるだろうか？（翻訳・編集/北田）

http://www.recordchina.co.jp/a109180.html