【中国】旅客機内で乗組員を殴る　携帯使用咎められて激昂、機長判断で便は引き返す[11/17]

ねこ名無し ★＠＼(^o^)／

　「なんで使っちゃいけないんだ。どうしてだ！」――。夜間飛行の旅客機内で、怒鳴り声が響いた。男は、携帯電話の使用をやめるよう求めた乗組員に食って掛かり、殴りかかった。中国メディアの京華時報が伝えた。

　京華時報によると、事件が発生したのは北京発大連行きの中国東方航空２３１３便内。１３日午前０時ごろだった。旅客機は、離陸のための滑走をはじめようとしていた。
ところが乗客の１人が携帯電話を使用していた。乗り組んでいる保安員が、電源を切るように求めた。

　男は激怒した。「なんで使っちゃいけないんだ。どうしてだ！」と、怒鳴った。保安員は繰り返し、電源を切るように求めた。男は不承不承、電源を切った。

　電源を切っても、大声で文句を言い続けた。保安員を罵りつづけた。罵っているうちに、怒りがさらにこみ上げたようだ。保安員に向って突進し、顔を殴った。体を殴った。両者がもみあった。

　京華時報によると、２３１３便はすでに離陸していたが、機長が機内の秩序と安全を維持できないと判断し、同機は出発した北京空港に引き返した。着陸後、警察が男の身柄を空港内の空港に連行した。
「中華人民共和国治安管理処罰法」にもとづいて、１０日間の行政拘留の処罰を科したという。

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◆解説◆
　中国人絡みの、旅客機内における乱闘事件がしばしば発生している。国内便だけではなく、国際線でも発生している。機内だけでなく、空港内でも発生している。機内の場合には「乗客と乗客の乱闘」、「乗客と乗組員の乱闘」に分類できる。

　「乗客と乗客の乱闘」の場合、「シートのリクライニングを巡る争い」、「食事をする音がうるさい」など、実にくだらない原因で発生する場合が一般的。
「乗客と乗組員の乱闘」は、乗務員がルール順守を求めた際に発生する。地上で発生する乱闘は乗客と職員間の場合が一般的で、遅延が原因で乗客が怒りを爆発させる場合が多い。
ただしマダガスカルで、規則に違反してたばこを吸った中国人旅客と警察官の間で乱闘が発生したこともある。

　珍しい例としては６月１４日、飛行中の中国連合航空機内で、機長と副操縦士が乱闘をして、当事者と会社が当局に処罰された。（編集担当：如月隼人）

http://news.searchina.net/id/1594474?page=1

【中国】旅客機内で乗組員を殴る 携帯使用咎められて激昂、機長判断で便は引き返す[11/17]

【中国】旅客機内で乗組員を殴る　携帯使用咎められて激昂、機長判断で便は引き返す[11/17]