【少女像設置】釜山総領事館前の韓国人「日本政府は慰安婦問題に対して、心からの謝罪をして」

鴉 ★＠＼(^o^)／

少女像設置で異例の対抗措置　駐韓大使ら一時帰国へ

2017年の日韓関係、まさに緊迫のスタートとなった。新たに立てられた少女の像に、日本側は、異例ともいえる、怒りの対抗策を打ち出した。そして、6日午後、韓国の外相が日本の大使を呼び出している。

韓国第2の都市・釜山(プサン)の日本総領事館の前に、新たに設置された少女像。
12月30日、慰安婦問題をめぐる日韓合意に反対する市民団体が設置したもの。

設置から1週間、撤去を求める日本政府に対し、韓国側が具体的な動きを見せなかったことから、6日、菅官房長官が対抗措置をとることを明らかにした。
菅官房長官は「この現状について、日本政府の極めて遺憾である、そのことを、この4項目によって、形として示した」と述べた。
対抗措置は、長嶺駐韓国大使と釜山総領事の一時帰国や、日韓共同スワップの中断、さらに、日韓ハイレベル経済協議の延期や、釜山総領事館職員の釜山での関連行事の参加見合わせの4項目で、すでに韓国側に通告したことを明らかにした。

菅官房長官は「極めて残念でありますけど、そこは、お互いに国と国として、約束したことは履行してほしい」と述べた。
今回、異例の対抗措置に踏み切った理由について、政府関係者は、「(少女像設置について)いくらなんでも、やりすぎでしょう。誰でもいいから、早く何とかしろってこと」としている。

2015年末に日本と韓国の間で合意した、慰安婦問題の解決。
岸田外相は2015年12月、「この問題が、最終的かつ不可逆的に解決されることを確認します」と述べていた。
この合意に基づき、日本側は10億円を拠出したものの、韓国側が適切に解決するよう努力するとしていたソウルの日本大使館前の少女像は、そのまま。
逆に、12月28日、今度は釜山の日本総領事館の前に、新たな少女像が設置されようとした。

この時は、警察が違法だとして撤去したものの、市民団体が地元の区長に猛抗議。
すると一転、設置が認められ、12月30日、再び総領事館前に設置された。

日本政府が対抗措置を打ち出したことに、韓国外務省は「非常に遺憾だ」とコメント。

少女像が設置された釜山の総領事館前に来ていた人は、「日本政府は、慰安婦問題に対して、責任ある意識をもって、心からの謝罪をして、賠償問題を解決すべき」と話した。

野党議員は「慰安婦問題は解決していない。日本政府は、法的な責任を認めていない」と話した。

新年早々浮上した、大きな火種。
日韓関係は、2017年も混乱含みとなっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20170106-00000305-fnn-pol