【米韓】文大統領の外交ブレーン、韓米合同軍事演習の縮小求める　北の挑発の中断を目的[07/06]

荒波φ ★＠＼(^o^)／

文在寅（ムン・ジェイン）政権の対北朝鮮政策ブレーン、あるいは側近のグループが、北朝鮮の核・ミサイル挑発の中断を目的とする韓米合同軍事演習と戦略兵器の縮小を求めはじめた。

韓国大統領府は「個人の意見」として一線を引いているが、政界からは「政府による対北朝鮮政策のブレーンたちは北朝鮮と全く同じ主張をしている」などの批判が相次いでいる。

丁世鉉（チョン・セヒョン）元統一部（省に相当）長官は5日、あるネットメディアとのインタビューで「中国は北朝鮮の核・ミサイル実験と韓米合同軍事演習を同時に中断するよう求めているが、これは北朝鮮の核問題に対する解決策として検討に値する」「その可能性を念頭に、我々もこれに便乗する準備をすべきだ」などと述べた。

丁氏はさらに「北朝鮮の主張が正しければ、ICBM（大陸間弾道ミサイル）の射程距離が伸びるのはもはや時間の問題だ」「米国は（北朝鮮のミサイルが）本土の脅威となるレベルにならないよう、中国が提案した解決策について検討を始めるだろう」との見方も示した。

その一方で丁氏は「北朝鮮の核問題も重要だが、少し回り道をしてでも核問題の解決に取り組まねばならない」とした上で「（対話のために）板門店のルートを開き、人道的次元の問題解決のためにも南北間には固定的な（対話の）チャンネルがなければならない」などとも主張した。

丁氏による一連の発言は、文大統領の統一・外交・安全保障特別補佐官を務める文正仁（ムン・ジョンイン）氏が先月ワシントンで発言した内容とほぼ一致する。

文正仁氏は韓米首脳会談の直前「北朝鮮が核とミサイルの開発を中断すれば、韓米合同軍事演習と米軍の戦略兵器を縮小できるというのが文大統領の考えだ」「北朝鮮が非核化に応じなければ対話をしないという米国の考えは受け入れられない」などと発言し、大きな問題となっていた。

これに対して統一部はこの日「北朝鮮の挑発に対しては厳しい圧力と制裁に取り組み、それと同時に対話の窓は常にオープンにしている。これら従来からの構想に変化はない」とコメントした。

朝鮮日報日本語版　2017/07/06 09:46
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/07/06/2017070600812.html

【米韓】文大統領の外交ブレーン、韓米合同軍事演習の縮小求める 北の挑発の中断を目的[07/06]

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