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ヘーゲルの言ってることを簡単に説明してくれ
- 1 :考える名無しさん:2021/12/02(木) 16:33:14.24 0.net
- 頼む
- 2 :考える名無しさん:2021/12/02(木) 16:37:41.52 0.net
- 利害がうごめく市民社会は国家へと向かって完成する。
社会そのものは絶えず運動し変転する。
ってな感じか
- 3 :倭王 :2021/12/02(木) 16:58:03.99 0.net
- 他者の承認を求める欲求が、自己を動かす原動力である
- 4 :考える名無しさん:2021/12/02(木) 18:52:38.67 0.net
- 絶対精神とか観念論的にいうと難解なので
マルクスの資本論に多大な影響を与えたのが
ヘーゲルの止揚の原理。
資本論は止揚の原理を唯物論で反転解釈したもの。
資本は最終的に単元化するとした経済予言書。
絶対化すると思えば絶対化するより
物理の根拠で絶対化は必然とした。
でもどちらにせよ観念論にすぎない。
- 5 :倭人 :2021/12/04(土) 14:05:24.22 0.net
- 絶対精神ってものがある
神とは言ってないんだが、まあ神みたいなもんだ
歴史は、絶対精神の自己展開だ
- 6 :考える名無しさん:2021/12/04(土) 17:01:40.31 0.net
- ますます分からなくなってきた
- 7 :塩なめくじ:2021/12/04(土) 17:42:03.80 0.net
- ヘーゲルを理解するには、まず弁証法を理解しなければいけない。
弁証法とは何か。いかつい言葉だが、実は我々が日常的にやっていることである。
例えば中華料理店で、「北京ダックコースが食べたい」と主張するAと、「いや、小籠包コースがいい」と主張するBがいる。
2人の主張は相容れないものであるから、AとBは議論をするが、やがて「北京ダックコースと小籠包コース、両方頼めばいいじゃないか!」と結論する。
この結論は元の2人の主張を両方包摂するものだから優れている。このように議論をしてより優れた結論を出すことを、弁証法という。
世界は、北京ダックコースと小籠包コースのように相反する主張に満ちておるため、それらが押し合いへし合いし、
自動的に弁証法が行われていく。より優れた結論が自動的に生まれ、世界が改善されていく。
最終的には、フカヒレの姿煮や餃子、麻婆豆腐までを頼むことになり、食べ終わったらもうお腹いっぱい、美味しかったからまた来ようね。
- 8 :倭人 :2021/12/04(土) 18:44:35.83 0.net
- それを言うなら、「小籠包の入った北京ダックコースにしよう!」が、止揚するってことなんじゃないのかな
単に両者を合算しただけだと止揚とは言えない
- 9 :塩なめくじ:2021/12/04(土) 18:52:37.05 0.net
- 言えます。
- 10 :倭人 :2021/12/04(土) 19:01:01.29 0.net
- そうなんかい?
単純合算でもいいのか
じゃあ、こちらが誤解してたのかもしれない
- 11 :塩なめくじ:2021/12/04(土) 19:01:56.34 0.net
- そもそもそれを言い出すなら、小籠包コースに含まれる卵スープが北京ダックコースには含まれないので、
小籠包入りの北京ダックコース案が止揚しているとは言えない。Bの主張は小籠包単品ではなく小籠包コースである。
- 12 :考える名無しさん:2021/12/04(土) 19:02:13.99 0.net
- 世界は戦争やら武力の威嚇やら、マウンティングし合いのゴタゴタ、ギスギスが
一向になくならないが、 世界は 止揚により改善しているのではなくて、
末期症状に向かいつつある ように見えるのだが
- 13 :倭人 :2021/12/04(土) 19:03:42.86 0.net
- >世界は 止揚により改善しているのではなくて、末期症状に向かいつつある ように見えるのだが
それは、ヘーゲル思想と真っ向から反する
- 14 :塩なめくじ:2021/12/04(土) 19:04:10.45 0.net
- >>10
合算とかじゃなくて両者の条件を満たせば良い。
「料金が高すぎて払えない」「量が多すぎて食べきれない」「アレルギーがあって食べられない」
などアンチテーゼが出てくるなら話は別だが、そんなアンチテーゼは出てきていない。
- 15 :塩なめくじ:2021/12/04(土) 19:05:26.62 0.net
- >>12
じゃあヘーゲルが間違ってるんじゃね。
- 16 :倭人 :2021/12/04(土) 19:05:40.88 0.net
- なんか、
「テーゼとアンチテーゼを単純に合算するんじゃなくて、もっと良いものに変質するのだ」
というような話だと思ってたけどなあ
- 17 :倭人 :2021/12/04(土) 19:07:09.18 0.net
- もちろん、ヘーゲルが正しいとは限らんが
というより、それ以後の西洋哲学は、そんなヘーゲル思想への異論が続出する展開になった
- 18 :倭人 :2021/12/04(土) 19:08:03.71 0.net
- >合算とかじゃなくて両者の条件を満たせば良い。
なるほど!
- 19 :塩なめくじ:2021/12/04(土) 19:09:04.32 0.net
- >>16
それは僕がギャグで出した中華料理の例に引っ張られているだけだろう。
良さの定義が曖昧だから、テーゼとアンチテーゼを包含することを良さとしたんだろう。
それなら論理的に良さを計測できるからな。知らんけど。
- 20 :考える名無しさん:2021/12/04(土) 19:59:45.26 0.net
- テーゼとアンチテーゼ、止揚で 人類の歴史を説明しちゃおうというのは
単純にすぎるような
- 21 :考える名無しさん:2021/12/04(土) 20:03:52.22 0.net
- というアンチテーゼですね
- 22 :倭人 :2021/12/04(土) 20:22:03.23 0.net
- 日韓併合により、素晴らしい国が生まれた
- 23 :倭人 :2021/12/04(土) 20:22:15.29 0.net
- というようなものか
- 24 :考える名無しさん:2021/12/04(土) 20:25:38.89 0.net
- 結局ヘーゲル哲学ってその程度のものなのか
- 25 :考える名無しさん:2021/12/04(土) 20:30:01.24 0.net
- 個人が到達するぶんには面白いんですけどね、哲学は
- 26 :倭人 :2021/12/04(土) 20:34:03.73 0.net
- ヘーゲルは神(絶対精神)を中心とした世界観・歴史観を構築した
神がこの世の中を 作り、それが歴史を動かしていくという考え方だった
神が世界を創造し、そして人間をはじめとしてあらゆるものが、あたかも神に操られるあやつり人形のように行動し、歴史を作っていくという体系
それが、ヘーゲル哲学の根幹
- 27 :倭人 :2021/12/04(土) 20:35:18.36 0.net
- それを批判したのは、フォイエルバッハ
「神が人間を創ったのではない。人間が神を創ったのだ」
それが、フォイエルバッハの思想
- 28 :倭人 :2021/12/04(土) 20:38:11.19 0.net
- ヘーゲル史観をひっくり返したような歴史観
それが、マルクスの唯物史観だった
マルクスによれば、経済こそが歴史を動かす原動力
そこには、神などいない
- 29 :考える名無しさん:2021/12/04(土) 20:51:02.06 0.net
- ちょっと感覚として分かってきたような感じ
- 30 :考える名無しさん:2021/12/05(日) 08:25:18.66 0.net
- >>27
あたり前田のクラッカー
- 31 :考える名無しさん:2021/12/08(水) 12:24:44.09 0.net
- 自己自身を対象化する個人は、自らの承認欲求を社会貢献の為に行使する。だから、その社会貢献への欲求を客観的な法や制度によって確実なものにすることで社会の近代化はなし得る、と言う事だと思う。
- 32 :考える名無しさん:2021/12/18(土) 12:12:41.28 0.net
- ヘーゲルの場合はじめは1であるものが2に分離するという話をする(例えば実体と性質、主語と述語、自己と他者、普遍と個別、自然と歴史等々)。そしてこの2のうちの一方と他方は区別され対立するものとしてあるけれど、片方抜きには自己を存立することはできないことから両方が合理的な関係(認識)を結び直して和解に至るとする。ヘーゲルのストーリーは現実で自動的に進行するものではなく自由な社会に至る構想として解釈される。
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