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【科学・経済・哲学】黒田寛一とは何者か

1 :考える名無しさん:2021/12/25(土) 01:40:21.46 0.net
黒田寛一の著作からとりあえず勉強家ということは窺える。

2 :考える名無しさん:2021/12/25(土) 01:41:47.03 0.net
そして、勉強した成果を人々に知らしめたいと思っていたであろうことはわかる。
ただ、何故それが暴力集団になってしまったのかがよくわからない。

3 :考える名無しさん:2021/12/25(土) 03:01:52.91 0.net
クロカンが様々な本に接する中で、左翼的な思想を開陳するだけでなく、
運動体を作ってしまった遠因もやはりその本の読み方によるものであったのだろうか。

4 :考える名無しさん:2021/12/25(土) 03:14:52.79 0.net
最初の著作がヘーゲルとマルクス
ということからして、ブルジョワ哲学であるカント哲学ではなかったことから、
やはり闘争意欲はかなりあったとみて良いのか。

5 :考える名無しさん:2021/12/25(土) 17:45:20.76 0.net
一応理系なんだよな。

6 :考える名無しさん:2021/12/26(日) 15:24:15.19 0.net
医者の家に生まれるというのは大変なことである。
そういうのが同級生にたくさんいたからよくわかる。

7 :考える名無しさん:2021/12/26(日) 15:48:58.04 0.net
地方秀才が集まるバンカラな第一高等学校ではなく、
スマートな校風といわれる東京高等学校に行ったのも裕福な家庭だからかね。

8 :考える名無しさん:2021/12/26(日) 16:00:15.60 0.net
旧制東京高等学校は
中高一貫だからというのも大きいかもしれない。
旧制中学は一般的にドロップアウト率は高いし学力差も大きかった感じだし。

9 :考える名無しさん:2021/12/26(日) 18:48:42.42 0.net
黒田寛一は、俺はテレビで観てはいないが天本英世=死神博士みたいな感じがするね。
旧制高校中退のクロカンに旧制第七高等学校→東大法学部中退の天本。

10 :考える名無しさん:2021/12/26(日) 18:56:54.44 0.net
黒田寛一(1926年生まれ)とほぼ同世代の天本英世(1927年生まれ)。
そして、いいだもも(1926年生まれ)。

11 ::2021/12/26(日) 18:57:45.36 0.net
さすまたや

12 ::2021/12/26(日) 18:57:51.76 0.net
さすまやた

13 :考える名無しさん:2021/12/26(日) 19:00:34.66 0.net
いいだももはこぶし書房にはこぶしが出した本の解説者として参加している。

14 :考える名無しさん:2021/12/26(日) 20:33:58.93 0.net
黒田寛一の著作は、1960年くらいのものまでは全部読まないといかんだろうな。
哲学するんだったら。

15 :考える名無しさん:2021/12/26(日) 20:36:57.16 0.net
主要著作その1

『ヘーゲルとマルクス−技術論と史的唯物論序説』(理論社、1952年)
『経済学と弁証法』(人生社、1956年)
『社会観の探求−マルクス主義哲学の基礎』(理論社、1956年)
『スターリン主義批判の基礎−<スターリン批判>の批判』(人生社、1956年)
『現代における平和と革命』(現代思潮社、1959年)
『何を、どう読むべきか?』(こぶし書房、1959年)
『逆流に抗して』(こぶし書房、1960年)
『プロレタリア的人間の論理−「資本の生産過程」の基底にあるもの』(こぶし書房、1960年)
『社会観の探求』(現代思潮社、1961年)
『組織論序説』(こぶし書房、1961年)
『マルクス主義形成の論理』(こぶし書房、1961年)
『宇野経済学方法論批判』(現代思潮社、1962年)
『ヒューマニズムとマルクス主義』(こぶし書房、1963年)
『資本論以後百年』(こぶし書房、1967年)
『現代唯物論の探求』(こぶし書房、1968年)
『日本の反スターリン主義運動・2』(こぶし書房、1968年)
『ヘーゲルとマルクス』(現代思潮社、1968年)
『革命的マルクス主義とは何か』(こぶし書房、1969年)
『スターリン批判以後』(現代思潮社、1969年)

16 :考える名無しさん:2021/12/26(日) 20:38:25.49 0.net
その2

『日本の反スターリン主義運動・1』(こぶし書房、1969年)
『現代中国の神話』(こぶし書房、1970年)
『毛沢東神話の破壊』(こぶし書房、1970年)
『読書のしかた』(こぶし書房、1970年)
『日本左翼思想の転回』(こぶし書房、1970年)
『唯物史観と変革の論理』(こぶし書房、1971年)
『唯物史観と経済学』(こぶし書房、1973年)
『変革の哲学』(こぶし書房、1975年)
『中ソ代理戦争』(こぶし書房、1980年)
『二十世紀文明の超克』(こぶし書房、1981年)
『革新の幻想』(こぶし書房、1981年)
『ソ連圏革命論ノート』(こぶし書房、1984年)
『米ソ角逐』(こぶし書房、1985年)
『ゴルバチョフ架空会談』(こぶし書房、1986年)
『ソ連のジレンマ』(こぶし書房、1987年)
『現代世界の動き−その捉え方』(こぶし書房、1989年)
『資本論入門』(こぶし書房、1989年)
『クレムリンのお家騒動』(こぶし書房、1989年)
『戦後主体性論ノート』(こぶし書房、1990年)
『ゴルパチョフの悪夢』(こぶし書房、1990年)

17 :考える名無しさん:2021/12/26(日) 20:39:43.12 0.net
その3

『Destruction of the Revolution』(解放社、1991年)
『What is Revolutionary Marxism?』(解放社、1991年)
『死滅するソ連邦』(こぶし書房、1991年)
『覺圓式アントロポロギー』(こぶし書房、1991年)
『覺圓 現実を読む』(こぶし書房、1992年)
『Gorbachev's Nightmare』(解放社、1991年)
『宇野経済学方法論批判』増補新版(こぶし書房、1993年)
『平和の創造とは何か』(こぶし書房、1993年)
『社会の弁証法』「社会観の探求」増補改題版(こぶし書房、1994年)
『労働運動の前進のために』(こぶし書房、1994年)
『賃金論入門』(こぶし書房、1994年)
『STALINIST SOCIALISM』(こぶし書房、1996年)
『PRAXIOLOGY』(こぶし書房、1998年)
『宇野学派の経済学』(こぶし書房、1998年)
『組織論の探求』(こぶし書房、1998年)
『場所の哲学のために(上・下巻)』(こぶし書房、1999年)
『黒田寛一初期セレクション(上・中・下巻)』(こぶし書房、1999年)

18 :考える名無しさん:2021/12/26(日) 20:40:15.36 0.net
その4

『政治判断と認識』(あかね図書、1999年)
『実践と場所 第一巻 実践の場所』(こぶし書房、2000年)
『Kuroda's Thought on Revolution』(あかね図書、2000年)
『実践と場所 第二巻 場所における実践』(こぶし書房、2000年)
『Engels' Political Economy』(あかね図書、2000年)
『実践と場所 第三巻 場所の認識』(こぶし書房、2001年)
『Dialectic of Praxis』(あかね図書、2001年)
『On Organizing Praxis』(あかね図書、2001年)
『Studies on Marxism in Postwar Japan』(あかね図書、2002年)
『マルクス ルネッサンス』(あかね図書、2002年)
『黒田寛一歌集 日本よ!』(こぶし書房、2006年)
『変革的実践の主体性』(こぶし書房、2007年)
『ブッシュの戦争』(あかね図書、2008年)
『〈異〉の解釈学』(こぶし書房、2008年)
『組織現実論の開拓 第一巻 実践と組織の弁証法』(あかね図書、2008年)
『組織現実論の開拓 第二巻 運動=組織論の開拓』(あかね図書、2009年)
『黒田寛一初期論稿集 第二巻 唯物弁証法・論理学』(こぶし書房、2009年)

19 :考える名無しさん:2021/12/26(日) 20:54:11.51 0.net
著作集はKK書房から出ている。

20 :考える名無しさん:2021/12/27(月) 17:12:24.64 0.net
インターネットだけでは黒田寛一が旧制東京高等学校を何年で中退したかがわからない。
東京高校は7年制高等学校だったので、
尋常科4年と普通科3年の組み合わせだが、
前者で教育は受け終えたのか後者まで進んだのか。

まあ、いずれにせよ戦前では旧制中学に進むだけでもかなり恵まれた部類だったので、
戦後で言えば東大を1年で中退したようなものか。

21 :考える名無しさん:2021/12/27(月) 17:38:30.14 0.net
クロカンの評伝は、
高知聰 『孤独な探究者の歩み―評伝・若き黒田寛一』(現代思潮新社、2001年)があるな。

22 :考える名無しさん:2021/12/27(月) 22:23:14.99 0.net
『社会の弁証法』
国労の学習テキストに採用されたと聞く。

23 :考える名無しさん:2021/12/27(月) 22:27:18.30 0.net
著作集の第二巻ですな。
クロカンの社会観ってどんなもんだろう。
『社会観の探求−マルクス主義哲学の基礎』を読んで考えないといかんのだろうな。

24 :考える名無しさん:2021/12/28(火) 22:58:52.66 0.net
最初に入るのはこれから?

革命的マルクス主義の入門講演
マルクス主義入門 全五巻
黒田寛一 著
http://kk-shobo.co.jp/mn_1-5_top.htm

25 :考える名無しさん:2021/12/28(火) 23:37:52.38 0.net
俺はヘーゲルとマルクスから入った。
少ししか読んでないけどこの人凄いわと思った。

26 :考える名無しさん:2021/12/30(木) 20:31:59.79 0.net
黒田寛一著作集 全40巻 
http://www.kk-shobo.co.jp/books_cont/kkw_1-40.htm

刊行の順番に意味があるのだろうか。
第1巻から順次読めということか。

27 :考える名無しさん:2021/12/30(木) 20:34:43.15 0.net
巻数が若いほど最初の方に刊行したものが入っているのでは・・?

28 :考える名無しさん:2022/01/17(月) 07:43:28.38 0.net
やはり、医者の家に生まれるということは大変なことである。

29 :考える名無しさん:2022/01/17(月) 19:23:18.57 0.net
早い話が無に帰した。

30 :考える名無しさん:2022/01/17(月) 19:29:23.14 0.net
医者って人体を上手く傷つける素質とそれを統御する精神がないとダメだから、
破綻すると大変なことになるな。

31 ::2022/01/17(月) 19:38:45.77 0.net
欲しい

32 :考える名無しさん:2022/01/18(火) 19:38:30.80 0.net
『宇野経済学方法論批判』増補新版の奥付けによると、

1927年10月20日生まれ
1947年 東京高等学校理科乙類中退 蹴球部・美術部に所属
日本革命的共産主義者同盟(革マル派)議長

やはり眼病を患って以降は休学していたのかもしれないが、
旧制高校を卒業する間近で中退、絵を描く機会まで失ったというのは
かなり大きかったのだろうなと思う。

33 :考える名無しさん:2022/01/29(土) 16:22:38.61 0.net
黒田の著書は、ヘーゲルとマルクスや戦後主体性論ノートを
30ページ程度読んだことがあるぐらいしかないが、
その印象は、全体として、レジュメみたいな文章だなあということと、
特に前者は瑞々しいまでの学者っぽくない感じの新鮮な文章だということだな。

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