2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【反出生主義】 ベネター Part4 【antinatalism】

102 :考える名無しさん:2022/05/04(水) 07:53:35.41 0.net
>>99
>子の人生で起こる事象と自分との因果関係を自動的に認めることになるけど?
ならないよ
子が存在(誕生)することになった原因は親で間違いないけど、子の経験(人生で起こる事象)の原因は必ずしも親であるとは限らない
つまり親は子が誕生したという結果の原因であって、子が生きて何らかの経験(人生で起こる事象)を積み重ねたという結果の原因では(必ずしも)ない

子がお腹を痛めてる原因は子が存在しているからではなく本人が確認もせず消費期限が切れたものを食べたからだ
(親の不注意で子に悪いものを食べさせたなら親に原因がある)
子が膝小僧を擦り剝いて血を流しているのは子が存在するからではなく本人が周りをよく見ず走って転んだからだ
(親がいきなりぶつかってきて子が転んだんなら親に原因がある)
子が寝坊して遅刻したのは子が存在するからではなく本人が夜更かしして早く眠らなかったからだ
(深夜に酔っぱらった親が騒いでうるさくて子が眠れなかったなら親に原因がある)

子の経験(人生で起こる事象)の原因は「子が存在すること」ではなくて上記のように経験(人生で起こる事象)の数以上に色んな原因(人・物・状況・行動など)がある
「子が存在すること」は子の経験(人生で何らかの事象が起こること)を可能にする条件(=所与の前提)なのであって原因ではない

Q:じゃあ親に責任はないのか?
A:責任はある
Q:子の経験(子の人生で起こる事象)の原因だからか?
A:子の経験(子の人生で起こる事象)の原因ではない
Q:なら何故責任はあるのか?
A:所与の前提を作った原因だからだ
Q:その場合の責任の内容とはどんなものか?
A:親は子に対し「私はお前の親である」と認めることだ

総レス数 1001
303 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver.24052200