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カール・マルクス 55

1 :考える名無しさん:2022/11/13(日) 12:26:17.56 0.net
カール・ハインリヒ・マルクス
Karl Heinrich Marx, 1818年5月5日 - 1883年3月14日
荒らしはスルーで

前スレ
カール・マルクス 52
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1662872034/
カール・マルクス 53
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1664507024/
カール・マルクス 54
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1666410261/

506 :考える名無しさん:2022/11/20(日) 23:24:54.14 ID:0.net
>>504
そうだよ。
元科学と言うべきものだ。
新しい科学に乗り越えられた科学だ。

507 :考える名無しさん:2022/11/20(日) 23:26:17.60 ID:0.net
>>506
神話(宗教)は科学ではないが、科学で乗り越えられるものでもない。

508 :考える名無しさん:2022/11/20(日) 23:28:31.95 ID:0.net
>>507
コーラをヴァギナに入れたら妊娠しない、
みたいなのは科学に乗り越えられた"神話"だろう。

509 :考える名無しさん:2022/11/20(日) 23:31:08.06 ID:0.net
>>508
エロ話がしたければ他に行け。

510 :考える名無しさん:2022/11/20(日) 23:33:00.05 ID:0.net
>>509
性科学で乗り越えられた話だろ。

511 :考える名無しさん:2022/11/20(日) 23:34:00.07 ID:0.net
>>510
荒らしは消えろ。

512 :考える名無しさん:2022/11/20(日) 23:35:15.09 ID:0.net
>>511
科学の範囲を限定する方がおかしい。

513 :考える名無しさん:2022/11/20(日) 23:35:46.68 ID:0.net
>>512
消えろ。

514 :考える名無しさん:2022/11/20(日) 23:37:15.49 ID:0.net
>>513
それもおかしい。

515 :考える名無しさん:2022/11/20(日) 23:43:28.36 ID:0.net
mythも神話のうちだが、
レジェンドだけが神話とされがちなのがややこしい

516 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 01:29:53.86 ID:0.net
唯物史観において人間社会というのは経済・生産方式によって形作られる
科学が発展すれば社会が発展する
社会はその時代の科学技術においてもっとも効率的な形態にあるはずだ、と

でも、人間の歴史はそれでは説明できない
人類史には非効率な社会形態・時代がある
それを全部、宗教のせいにしたのが「宗教とはアヘンである」なんだよ

説明ができないことは全部宗教のせいw
都合が良い理論だろ?w

517 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 01:48:22.26 ID:0.net
>>516
仮に宗教のせいだとして
じゃあ宗教を禁じれば人間は効率的な社会を形成できるのか?

例えば現代の日本
今、統一教会の問題が騒がれているとはいえ、世界的に見れば政教分離が出来ている国であり
現代人の信仰心はかなり薄い
効率的な社会を形成できているだろうか?

経済性のない年寄りに多額の社会保障を投入し、それを支えるための税負担はどんどんキツくなって行ってる
どれだけ経済に悪影響を及ぼしているか
そしてみんな子供を作らなくなった
もう日本は経済破綻寸前だ

科学が発展し、なおかつ宗教の影響が薄い国でこんなことになってるのを唯物史観じゃ説明できまい

518 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 02:08:26.78 ID:0.net
「宗教」 というのは必ずしも神様だとかオカルトだとか
そういった非科学的なモノだけを指すわけじゃない

「自分の親を大事にしなさい」
「命を大事にしなさい」
というのも宗教的な価値観なわけ

人間がそれらの価値観を捨てて、生産性や効率性のみを考えて生きられますか?
「生産性がなくなった年寄りは見殺しにすっか」
と言えますか?

できないでしょう・・・
所詮人間は宗教に縛られて生きていくしかないのです
マルクスの言葉を使うなら人間皆アヘン中毒者ですわ

519 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 02:15:08.52 ID:0.net
青年ヘーゲル派は宗教国家に批判的で世俗国家こそが近代国家だと思っていた。
それが例えばブルーノ・バウアーの考えだった。
宗教は政治と分離して個々人の趣味の領域に隔離する。その中では信教の自由ですよと。
マルクスはブルーノ・バウアーにある程度共感しつつも、それとやや異なる考えをもっていた。

520 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 08:26:03.64 0.net
「家族構造とイデオロギーシステムの一致は絶対的である。」
           エマニュエル・トッド

核家族社会で共産革命が起きたところはひとつもない。

521 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 08:37:04.96 0.net
トッドが言うにはマルクスがドイツが哲学者しか産み出せず、工場ひとつないとバカにした時代、
工場と資本主義の誕生のあったイングランドよりドイツははるかに識字率が高かったという。

ヨーロッパでドイツと並び識字率が高かったのは、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランドの北欧地域とスイスでドイツとスイス、北欧は現代はるかに一人当たりのGDPでイギリスを越えている。

識字率の高さすなわち教育レベルはすぐには経済発展につながらない場合もあるが長期的には経済発展と連動すると分析している。

522 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 08:40:10.16 0.net
「観念的知識はマルクスの重視した物質的発展に勝利したのだ。」
          エマニュエル・トッド

523 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 08:53:17.91 0.net
「個人主義の強い絶対核家族のイギリスやアメリカでのみ産業革命が生まれた。これは教育程度とは関係がない。教育程度はドイツや北欧、スイスの方が高かった。」
         エマニュエル・トッド

524 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 09:33:16.39 0.net
>>517
>経済性のない年寄りに多額の社会保障を投入し、それを支えるための税負担はどんどんキツくなって行ってる

自民党の宣伝を鵜?みにしてどうするw

525 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 09:34:46.84 0.net
>>518
「宗教」 というのは非科学的なものを指す。
支配者の倫理そのものと混同してはいけない。

526 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 09:40:09.51 0.net
>>520
WW2以前に核家族社会が存在した地域があるのか?
欧米はむしろ親子関係が権威主義的である外婚制共同体家族としての権力構成が強いんだが?
イギリス王室に代表される西欧の貴族主義やアメリカのマフィアの礼賛などはその象徴だぞ?

527 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 09:40:49.13 0.net
>>524
× 鵜?み
〇 鵜呑み

528 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 09:41:45.68 0.net
>>525
疑似科学の代表がマルクス

529 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 09:44:02.34 0.net
>>523
>個人主義の強い絶対核家族のイギリスやアメリカ

まるで逆ともいえるんだが?
個人主義に見えるのは、キリスト教が個人と神との関係を基本にしているからだが、実際には父やその一族の権力は非常に強い。
基準の無い牽強付会がこの人の論の特徴。

530 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 09:44:40.92 0.net
>>528
具体的にどこが疑似科学?

531 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 09:55:47.04 0.net
>>526
トッドによると核家族自体は、イギリスやアメリカなどのアングロサクソン社会、
フィリピンのタガログ族、タイのシャム族などで慣習的に行われたとしている。

532 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 10:01:45.60 0.net
>>526
マフィアはイタリア南部の移民だがイタリア中南部は外婚制共同体家族社会で西側最大と呼ばれたイタリア共産党の支持基盤。

ヨーロッパの貴族階級については国際的政略結婚が近年まで普通で現代のイギリス王室はドイツのハノーヴァー家の血統でイギリス土着ではない。

533 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 10:06:24.77 0.net
>>530
そもそも自称科学的社会主義のどこが科学なの?

534 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 10:12:09.33 0.net
>>532
欧米は核家族、という議論だろ?w

535 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 10:16:03.35 0.net
ビッグバン等の今の科学セオリーがいずれ神話になり得るのは、アメリカの科学裁判の判例に基づけば、科学の科学性だけど、一つの事象の説明として神話に科学性があってもかまわない。

懐疑論ならレーニンが飛び掛かかるだろうけど。

536 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 10:18:45.64 0.net
>>533
科学的社会主義というのは、歴史の分析(見かた)のことについていわれてる。
ヘーゲルの神に向かう進歩が歴史であるという歴史観を、人間が自由に向かう進歩が歴史であると転換させた唯物史観のことを指すことが多いかな。
経済状況の大きな変化をその根拠としてとらえた。

根拠のない神に向かう歴史観を否定して、根拠を明確にしたから科学的と言ってるんだね。

537 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 10:20:02.42 0.net
>>535
ビッグバン等の今の科学セオリーは神話になることはない。
ただの訂正が必要な一つの議論になるに過ぎない。

538 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 10:22:39.70 0.net
>>526
兄弟が平等な外婚制共同体家族社会と長男が優先される権威主義家族社会は異なる。


権威主義家族社会

日本、韓国、ドイツ、オーストリア、スウェーデン、ノルウェー、ベルギー、チェコ、スペイン北部、ポルトガル北部、フランスの地方部、ユダヤ人、ジプシー。

これらの地域は概して共産主義のような普遍主義イデオロギーに距離を置く傾向があり、排他性や自民族優越主義が見られる場合もある。

539 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 10:29:51.08 0.net
>>538
欧米の家族も、兄弟が平等であるわけでもない。
特に貴族は長男相続が一般的だし、庶民はそもそも相続するような財産がなかったりする。
権威とは、金やものをもとにした支配構造に過ぎないし、その家族の中での支配権が父親にある以上、家父長的な権力構造はどこにでもある。

日本などでも末子相続の慣行が時代によってはあった。
欧米はむしろ、権威主義家族社会以外のなにものでもなかった。
反共のための牽強付会に学問的な意味は無い。

540 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 10:33:46.06 0.net
非科学が神話の十分条件ではない点が要かな。

541 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 11:15:40.98 0.net
「社会主義者たちが、現在の人類における所有物の分配は無類の不公正や横暴の結果である、と指摘して、このように不当な基礎がきずかれたものに対する義務を全体として(傍点)拒否するときは、彼らはなにか個々のものをみているにすぎない。」

「不公正な意向は無産者の魂にもまた潜んでいる、」

ニーチェ

542 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 13:00:08.99 0.net
>>539
最初から決めつけずにちゃんと読めよ。
君の思い込みからの決めつけは悪いクセだ。

権威主義家族は親と後継ぎの子供だけが同居して次男坊、三男坊は外に出るので、次男、三男に関しては核家族が成立するがロシアや中国などで行われた外婚制共同体家族社会は兄弟と親が同居することが多く行われてより共同体性が強い。

トッドも日本でも地方により、男女関係ない長子相続が行われたりした事実も指摘している。
全体としての傾向。

核家族社会で共産革命はまったく起きてないのは単なる事実でしかない。

543 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 13:03:49.18 0.net
>>534
トッドが指摘しているのは核家族が必ずしも近代の産物とは言い切れず、アングロサクソン社会、フィリピンのタガログ族、タイなどでは昔からその傾向が強かったとしている。

544 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 13:08:42.14 0.net
絶対核家族の主要地域

アングロ・サクソン世界、オランダ、デンマーク。

平等主義核家族の主要地域

フランスのパリ盆地、イタリア北部、スペイン中南部、ポルトガル中部、ギリシャ、ラテンアメリカ、エチオピア、タイ、フィリピン。

545 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 13:17:03.52 0.net
内婚制共同体家族社会。

主要なのはイスラム社会。

親と兄弟が同居することが推奨されて共同体性が核家族や権威主義家族に比べて強く、一定の範囲内の親族による内婚が推奨される。

546 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 13:22:57.77 0.net
権威主義家族社会は半分は核家族社会でもある。

共同体性家族は外婚、内婚問わず親と子供たちの同居が推奨されより共同体性が強い。
外婚制共同体家族社会では共産革命が勢いを振るった。
内婚制共同体家族社会はイスラム社会。

ともに共同体主義的普遍イデオロギーが勢いを持つ。

権威主義家族社会に関しては後継ぎの子供と親との同居のみ推奨され、次男、三男については核家族を形成するのでより共同体性が弱い。

547 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 13:31:58.28 0.net
>>533
唯物論に基づいて人類史・あるいは人間社会を紐解いたものを唯物史観
唯物史観に基づいて導き出された次の時代の社会形態が社会主義(共産主義)

理想や妄想ではなく、じゃんとした根拠に基づいて考え出された社会形態なんだよ
っていう意味で科学的社会主義を"自称"してるわけ

ただし上でも言ったように唯物史観の正しさというのは証明されてない
説明できないことは全部 宗教のせいにしてしまってる
人々が宗教にそそのかされたから唯物史観に矛盾した社会になってしまってるんだ、と

否定的な人間から疑似科学と言われてもしょうがない

548 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 13:59:43.89 0.net
特定の範囲内の親族同士による内婚は現代では行われてないが日本でも地方で結構行われた。

外婚だと土地や財産を外部に分与しなければならなくなるが内婚だと土地や財産を外部に分与しなくて済むからだ。

549 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 14:44:41.00 0.net
>>548
親族同士の内婚なら天皇家や藤原摂関家もそうだね。

550 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 15:28:42.09 0.net
トッドはブラックアフリカについては家族形態が多様性を持っていて傾向性が把握しづらく調査を進んでないのでわからないとしている。

ブラックアフリカでもエチオピアは核家族社会だとしている。

551 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 15:32:28.13 0.net
エチオピアは核家族社会だが一見共産革命に見える革命が成功したように見えるが実態はロシアや中国のようなマルクス・レーニン主義の範囲内の社会主義ではなく部族主義的要素の強いアフリカ社会主義だったようだ。

552 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 15:39:59.30 0.net
旧時代において結婚は家を、つまり自分のコミュニティを繁栄させるための行為だった
当然ながらそこに自由恋愛などはなく、人権はなかった
まさに社会主義国でしょw
これが社会主義の本質だよw

553 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 15:41:54.28 0.net
散々指摘されてきたことだけど社会主義っていうのは全体主義なんだよ
個人の利益や人権より、公益を重視するってことなんだから

554 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 16:06:09.84 0.net
女性の贈与のような婚姻や家族の形態による社会構造を論じたひとつが構造人類学だったね。

トッドはアナール学派らしいけど?

555 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 16:11:34.08 0.net
>>553
そこが核家族社会や半分核家族社会である権威主義家族社会よりも共同体(=公益)を重んじる外婚制共同体家族社会と社会主義が馴染んだ理由かもね。

556 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 16:30:26.04 0.net
トッドによると核家族社会は人類の最も古い家族形態だとしている。

核家族が見られるのは南米のインディオ、アフリカで最も原始的とされるブッシュマン
原始部族のひとつアンダマン島人などの技術水準が低く、政治組織はほとんどなく、農耕もなく、
機織り、恒常的住居すらない人類で最も原始的な部族に見られるとする。

核家族社会は人類最古の家族形態をよく保存してた社会だという。

557 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 16:37:34.37 0.net
>>556
南米のインディオは南米のインディオ(アマゾンの先住民)だった。

558 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 16:43:18.82 0.net
原始部族は核家族が親族を中心にいくつか集まって人類学者によってバンドといわれる集団を構成する。
その構成要素たる核家族は様々に変動し、発達した共同体家族社会のような固定的共同体ではないとする。

559 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 16:51:20.26 0.net
イギリスが核家族社会だった理由。

それは大規模農業経営社会だったことによる。

家族ぐるみではなく親と子供を分離して個人の労働力として活用する方がイギリス式大規模農業経営には適していた。

560 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 16:53:16.62 0.net
イギリスでは個人は個人として村落社会に組み込まれ大規模農業経営社会の構成要素になった。

561 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 16:54:06.47 0.net
大規模農業経営と小規模農業経営はどう違うんだ?

562 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 17:03:31.14 0.net
「共同体家族は父親の権威の下で兄弟間の相互扶助が行われることから権威と相互扶助という価値観を育むが、
この価値観は共産主義イデオロギーの価値観と共通する。
逆に言うと共産主義とは、共同体家族社会の価値観の近代イデオロギー的再編または復興に他ならない。」

        エマニュエル・トッド

トッドによれば共産主義イデオロギー自体が共同体家族社会の近代イデオロギー的再編でしかないとする。

563 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 19:32:01.64 0.net
うああ、すっかりトッドスレ化しとるね。😓

564 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 20:02:28.86 0.net
>>421
くだらないからやめろよ。
反共宣伝のための牽強付会の引用は荒らしだよ。

565 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 20:03:13.72 0.net
反共君の最後の頼みの綱が、ドットさんw

566 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 20:03:45.13 0.net
トッドさんだけどねw

567 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 20:15:09.06 0.net
共産主義は外婚制共同体家族社会で大体説明できる。

世界の外婚制共同体家族社会。

ロシア(共産主義)、中国(共産主義)、ベトナム(共産主義)、旧ユーゴスラビア地域(共産主義)、ブルガリア(共産主義)、スロバキア(共産主義)、キューバ(共産主義)、イタリア中部(共産党支持率がかつて50%近かった。)
フィンランド(北欧型社会民主主義)、インド(本来親ソ連の社会民主主義)だ。
ここまで見事に重なることはトッドにとっても驚きだった。

568 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 20:16:53.54 0.net
>>553
社会主義は「社会権」の尊重を人権の土台とする立場だよ。
まず衣食住、安定した生活があってこそ人々の人権が基本的に守られるとする基本的人権の考え方。
リベラリズムは家族の財産権を優位に置き、社会権を人権において軽視し、二の次とし、自己責任とする傾向が伝統的にあった。
特に古典的リベラリズムではそうで、それが新自由主義と呼ばれて復活しているのが今日。
それはどちらかといえば裕福な資産家階層(貴族やブルジョワジー)を優先するイデオロギーだったので資本制の上部構造に真っ先に採用されてきた。

569 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 20:17:52.18 0.net
>>565
マルクスに反すると見なした者=反共
統一教会に反すると見なした者=サタン
マルクス主義者と統一教会は同類w

570 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 20:20:53.15 0.net
>>568
マルクスごっこ君(笑)は社会主義は国営化(笑)(笑)(笑)だと断言してたよ?

571 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 20:22:11.21 0.net
>>521
新自由主義やグローバリゼーションへの批判で知られる開発経済学者のハジュン・チャン氏は『世界経済を破綻させる23の嘘』(徳間書店)の中で23の嘘の一つに「教育こそ繁栄の鍵だ」を挙げていて、その典型的な例としてフィリピンと台湾を比較していた。
彼によると、もともとはフィリピンの人々のほうが台湾の人々よりも教育水準が高かったらしい。しかしその後の経済発展で優位に立ったのは台湾のほうだった。

トッド氏が挙げるヨーロッパの例もハジュン・チャン氏のその説を補強するものかもね。
そしてひょっとすると旧社会主義諸国の例も彼の説を補強するかもしれない。

ただし「初等教育」が経済発展にとって重要なインフラであることは多くの論文が支持してはいる。
ハジュン・チャン氏は韓国出身で母国の教育熱のあまりの過剰さが学歴インフレまで起こしている現状を嘆いてあえて23の嘘の内に教育を加えたのかもしれない。
韓国に見られるような過度な高等教育進学熱に対して彼は懐疑的なのだと思う。

彼が国民経済にとっていちばん重要だと思っているのは製造業で、IT革命以降の経済にあっても製造業こそが一国経済と安定した雇用を支えていると見ているようだね。

572 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 20:27:37.80 0.net
>>571への追記:

大学進学率の国際比較を見ると、日本、スイス、ドイツ、ルクセンブルクよりもイギリスやアメリカやオーストラリアのほうが高く、さらにポルトガルやポーランドやスロベニアははるかに高い。
ただし北欧は大学進学率が高いほうに位置するね。
こうして見ると高等教育については経済と教育との関係に関して意見が割れるかもしれないね。

日本では高度経済成長時代、例えばトヨタ自動車とその下請け工場のある東海地方へ九州地方から就職する人々が少なくなかった。で、地元東海地方の人は中卒で就職しているのに九州出身の人は高卒の人が多かったらしい。
話によると、九州の若者は安定した就職口が相対的に限られていたので就職するよりも進学するほうを選ぶ傾向にあったらしい。
こうした傾向は今でも景気循環と進学率の関係との間にある程度見出されるのかもしれないね。

とはいえ、これらは20世紀までの話で、21世紀になると事情が変わる可能性もある。例えばアメリカを見ていると。
ハジュン・チャン氏は新自由主義を引っ張ってきたアングロサクソン経済に懐疑的でドイツやスイスや台湾や日本の経済に贔屓目っぽいんだなw

573 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 20:30:43.46 0.net
くだらないな。

574 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 20:32:05.63 0.net
共同体家族社会の最も重要な徳目は権威を大切にして相互扶助をすること。

トッドの指摘ではこれは共産主義の徳目と共通しており、共産主義自体が共同体家族社会理念の焼き直しでしかないと指摘する。

575 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 20:32:49.67 0.net
エマニュエル・トッド氏はなんでもかんでも家族の社会的再生産様式(家族の自己複製パターン)に還元して社会構造全体を説明したり予測しようとしているという意味では経済還元主義と裏腹だね。

576 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 20:49:12.57 0.net
製造業が大事なのはその通りだが、
向いていない地域は、農林水産業や
観光業に力を注ぐべきだろうな。

577 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 20:51:41.96 0.net
フランスや日本のメディアではよくとりあげられるエマニュエル・トッド氏だけど、学界ではあまり評価されていないらしいね。

578 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 20:54:42.66 0.net
>>572に追記

で、マルクスは?
資本制を加速させてそのためにより早く崩壊させる可能性があるのは果たしてどちらなんだろうか。

579 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 20:56:45.95 0.net
>>575
まぁトッド自身が元共産党でいまだにマルクスの影響下にあることは本人も認めてるからね。

トッドの祖父でトッドに影響したポール・ニザンはゴリゴリ共産主義者でサルトルの親友だったみたいだし。

580 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 20:58:22.91 0.net
>>578
資本主義は皆が努力しない限り簡単には倒せないよ。

581 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 20:59:54.12 0.net
家族は資本制以前には経済主体というよりか主要な生産力主体だった。
そういう意味ではトッド氏の理論もマルクス派とそれほど距離があるようには見えない。
>>559がトッド氏の説なのか不明だけど、>>559なんかは経済主義的説明だね。

582 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 21:01:20.69 0.net
金融や情報・IT産業にビビらないことも大事だな。
アマゾンが従業員を大量に解雇しているみたいだし。

そういう産業は雇用の受け皿にはなりにくい。
やはり第一次産業が大事だな。

583 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 21:02:43.71 0.net
>>577
ノーベル経済学賞は学界で評価された証拠だけどそれは批判するよね?
二枚舌w

584 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 21:05:35.89 0.net
>>583
学界で評価されていないことを批判しているわけじゃないよ。

585 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 21:07:37.14 0.net
ノーベル経済学賞は学界で評価された証拠ってのも何を根拠にしているんだろうか?
審査基準が不透明で批判されているんじゃなかったっけ?

586 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 21:07:41.75 0.net
東京や大阪の都心でもっと農業が盛んになるのなら、
東京人や維新の会が偉そうにしても認めたるわ。

587 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 21:07:48.59 0.net
>>581
トッドの説だよ。
トッドは経済システムが家族システムに大きく影響することは認めてるよ。
家族システムも経済システムに大きく影響するとしてるけどね。

588 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 21:11:09.39 0.net
>>585
小理屈言ってもひとつの大きな基準であることは否定できないでしょ?

589 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 21:11:45.81 0.net
家族経営の工場とかの経済的変遷を研究した論文
あったりするんだろうな。

590 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 21:20:22.52 ID:0.net
gafaも実は落日なんかな?
MacBookなんか見なくなったしな。
dellのほうが日本では勢いがありそう。

591 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 21:25:06.21 ID:0.net
「日本においては男性長子相続は主流ではあったが普遍的ではなかった。
日本の南西部では末子相続や相続人の自由選定が行われた地域がある。
また東北地方には年長の娘が弟に優先する、絶対長子相続がある地域もあった。」

          エマニュエル・トッド

592 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 21:26:36.91 ID:0.net
実は東北大学の学風は女子を大切にするものだしな。

593 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 21:30:08.02 ID:0.net
>>588
否定できないでしょうと言えるだけの根拠がないでしょう。

594 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 21:33:31.69 ID:0.net
森嶋通夫や置塩信雄や宇沢弘文が貰ってたらこのスレの住人も皆が、
ノーベル経済学賞を認めていたでしょう。

595 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 21:36:06.20 ID:0.net
トッドは資本主義以前まで長く経済主体でもあった家族形態においてよそ者を外婚という形でメンバーに加える外婚制共同体家族社会自体が共産社会だったという感じの主張をする。

共産主義自体が共同体家族社会という経済社会のありかたを理念的に焼き直したものだとも主張する。

596 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 21:38:09.66 ID:0.net
>>595
日本で他所からの婿入りを認めるのは、
裕福な家柄のところがやってるイメージがあるわ。

597 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 21:40:38.52 ID:0.net
トッドの主張に従えば社会構造の外格は共産革命によってはまったく変わらなかったしだからこそ共産革命は理念的に需要され成功したと言える。

598 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 21:46:41.71 ID:0.net
何やかんや言って、
現在の日本の政治経済的形態は、
社会民主主義的だよな?

599 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 21:54:45.02 ID:0.net
T.J. ペンペルは比較政治学的観点から、暴力団やマフィアが暗躍する点で、
日本とイタリアを似た政治形態だと書いていたが、
家族社会学的には日本とドイツが似た政治経済的形態を取っていると言えるのだろうな。

600 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 22:03:48.27 ID:0.net
イデオロギーが家族の経済的構造の違いで決定されたというならばオーソドックスなマルクス主義的議論の焼き直しだよね。
封建制から資本制に移り変わる過渡期の歴史段階論としてのみ自らの説をトッド氏が受け入れるならぴったり。

601 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 22:11:43.43 ID:0.net
統一教会問題でどうなるかはわからないが、
一応キリスト教民主同盟と自民党は対応物だよな。

602 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 22:12:52.71 ID:0.net
トッド氏が「共同体家族」と呼んでいるものは社会学とかで「複合家族」と呼ばれているものと同じ?
だよね?
日本には次男三男が結婚すると「離れ(屋)」を同じ敷地内に建てて住む慣習があるけど、これはどこに分類される?

狩猟採集社会も核家族だったと言われるけれども、血縁集団が同じ集落を形成したんだよねえ。

603 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 22:18:49.64 ID:0.net
>>602
核家族と複合家族・大家族の間に位置するように
思える。

604 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 22:20:18.46 ID:0.net
>>595
そのことはロシアの社会主義ポピュリスト(ナロードニキ)がマルクスに問うたことを連想させる。
マルクスは西欧でこそ共産革命が成功するというが、ロシアでも伝統的共同体を利用して共産革命が成功するんじゃないかと。
ソ連はマルクス主義というよりはナロードニキの思想を事実上反映しているように見える。
そう考えるためには主体と思想の一致をモデル化した精神分析を批判した構造主義のモデルを採用しないといけないが。

605 :考える名無しさん:2022/11/21(月) 22:23:36.23 ID:0.net
自分の理解だとこんな感じ。

家族の再生産様式の三つのモデル:

一、結婚したら子供たちが等しく親元から離れて暮らすモデル、
二、結婚したら子供たちの内の誰か一人だけが親元に残ってその他の子は親元から離れて暮らすモデル、
三、結婚したら男の子ならば皆親元に残って女の子ならば夫方の家族と共に暮らすモデル。
三つ目を更に、いとこ同士の結婚を許容するモデルとそうじゃないモデルに区別する。

違っている?
三つめは複合家族のモデルのように見える。

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