2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

ウクライナ人「中国は中華民国蒋介石の下統一だ」

1 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 00:05:02.74 .net
ツボライナ人はその場その場で適当な事言ってるだけ

カザフスタン大統領
「国連憲章に反するゆえ承認できない国家ドネツィク・ルハンシク・台湾・コソヴォ・アブハジア・南オセチア」



ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina
トカエフ?カザフスタン大統領は、プーチンの目の前で「ドネツク?ルハンすく人民共和国は似非国家であり、
我が国はそれらを承認することはない」と発言。
意外だけど素晴らしい。
午前1:02 ・ 2022年6月18日・Twitter Web App



ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina
私は「一つの中国」を否定しているのは大嘘です。中国は確かに一つです。
中華民国。その国の領土の殆どは、ソ連赤軍の支援を受けていたテロ組織「中国共産党」によって不法占拠されていますが、
いずれか北京でもこの旗????がはためく日が来るでしょう ^
午後1:15 ・ 2022年8月3日・Twitter Web App

このゴミ中華民国の旗出してんだが
緑の台湾国旗じゃなくてさ 緑の台湾協和国の旗すら知らんアホ

2 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 00:06:21.75 .net
https://twitter.com/Jano663/status/1557321906520727554?s=20&t=ra-ChsBYl17x87p1Ar2opg 動画
【プチ字幕】ペロシが台湾訪問後、テレビで語りました。
台湾と中国をケンカさせる為に行ったのではなさそうです。ワンチャイナポリシーをしっかり確認。中国は世界有数の自由な社会だそうです。
これは・・・ウク擁護が錯乱するぞ

報道しろよ

ペロシが台湾訪問後、テレビで語りました。
台湾と中国をケンカさせる為に行ったのではなさそうです。
ワンチャイナポリシーをしっかり確認。中国は世界有数の自由な社会だそうです


ペロシと共にあるらしい

ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina
空港でペロシ氏を歓迎している台湾人のマスクと服装が… ウクライナ国旗!!! ありがとう!!!
ウクライナも貴方と共にいる! 狂った隣人は我々の共通問題。 やはり世界は連帯している。 頑張れ台湾~

ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina
空港でペロシ氏を歓迎している台湾人のマスクと服装が… ウクライナ国旗!!! ありがとう!!!
ウクライナも貴方と共にいる! 狂った隣人は我々の共通問題。 やはり世界は連帯している。 頑張れ台湾~

ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina
私は「一つの中国」を否定しているのは大嘘です。中国は確かに一つです。
中華民国。その国の領土の殆どは、ソ連赤軍の支援を受けていたテロ組織「中国共産党」によって不法占拠されていますが、
いずれか北京でもこの旗????がはためく日が来るでしょう ^
午後1:15 ・ 2022年8月3日・Twitter Web App
(deleted an unsolicited ad)

3 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 00:06:25.35 .net
ロシアは参拝に行く長崎広島には参拝に行かないのか?
やっぱりナザレンコさんとグレンコさん、原爆の日の話はスルーしてんなw

ナザレンコに限らず得体の知れん外人ウヨ芸人がこのパターンばかりだなw
おかしいねぇ個人で日本に来てる外人は中国人ですらこんな傾向ないよな

靖国眠ってるのは我が国の兵隊
広島慰霊碑に眠ってるのは我が国の民間人

長崎広島行ったら真っ先に参拝して詫びるんだが右翼ならな
守れなかったことを悔やんで必ず長崎広島行ったら真っ先に参拝して詫びるんだが右翼ならな



佐藤翔@satoshoww
そして、ナザレンコやグレンコが一度だって原爆の民間人虐殺について触れたり、寄り添った事無いでしょ?可笑しいな?
手の内は読めてるのでわお疲れちゃん笑笑
【ブロックされましたキャプ】

4 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 00:07:01.35 .net
ナザレンコ「戦争負けてもウクライナは爆破、放火、奇襲、パルチザン戦やる」

ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina
ゼレヌスキー大統領が降伏を発表したところで、より多くの国民が立ち上がり、全土で無規律な徹底抗戦を始める。
爆破、放火、奇襲、パルチザン戦。ウクライナ人を大人しく占領を受け入れる民に思っているなら、貴方はウクライナの何も知らない。
午前10:54 ・ 2022年3月7日・Twitter Web App

>青年・スポーツ部長のディミトロ・サヴチェンコが車の仕掛けれた爆弾で殺害された 6月26日

↓ でも山上容疑者の話だと言ってる事がおかしいだろ

ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina
日本メディアは警備の甘さ、警察対応の不十分さ、爆発音がしてもしゃがまない日本人の危機意識の無さについてあまり警鐘をならさないね。
つまり、暗殺やテロの犠牲者を減らしたい気持ちはない。政治家の死を政治利用し、自民党を叩きたいだけ。
午後3:45 ・ 2022年8月6日・Twitter Web App

反共カルト批判をあたかもテロ肯定、暴力肯定のようにすり替えて黙らせようという姑息なやり口

勝共 UNITE(ユナイト) @ifvoc_unite
ウクライナが本当に大変な状況ですが、今こそ、こちらの動画を改めてご覧頂きたいですね。
ウクライナ出身の若手政治評論家であるナザレンコ・アンドリーさんが、2020年11月3日、
私たちの改憲オンライン集会で講演した際の映像です。ウクライナや改憲についてなど必見の内容…

5 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 00:07:14.00 .net
統一教会の拠点が韓国、日本、米国、ウクライナ
https://kizuna.5ch.net/test/read.cgi/kyoto/1657977283/
ロシアでユダヤ人がマルクス革命起こして「ソ連」を作るソビエト社会主義共和国 誕生
共産(ユダヤ人のマルクス思想)からロシア正教が国を取り戻したから
ロシアが共産主義国家とか世界中で聞いても勝共ぐらいしか言わん
この時にユダヤ人のマルクス思想(欧米オリガルヒ)が逃げ込んだのがアメリカ、イスラエル、ウクライナ
ソ連後継者はウクライナ人民共和国


アメリカとユダヤ人がウクライナで学生運動とバンデラ主義者を影で操ってマイダン革命起こした
バンデラ主義者(ネオナチ)が制御不能になって戦争

これを認めない反共活動とか全て嘘

「世界反共連盟」の母体は、蒋介石が創設したアジア反共人民連盟(APACL)とヤロスラフ・ステツコが率いる
反ボリシェビキ国家連合(ABN)だとされる。創設メンバーは、
蒋介石、ヤロスラフ・ステツコ、文鮮明、朴正熙、笹川良一、児玉誉士夫ら
昔からウクライナのバンデラ主義者は旧統一右派と密接。

ステパン・バンデラの副官だったヤロスラフ・ステスツィコは世界反共連盟(WACL)の役員
日本の似非保守勢力を影響下に置く朝鮮半島系反共勢力(勝共)と
ウクライナのバンデラ主義者の接点wだいたいソ連はもうないロシア正教中心のロシアは共産主義ちゃうわw

ナチスの協力者で虐殺者ステパン・バンデラはウクライナの英雄なんだろ?

6 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 00:07:44.37 .net
ハイ自爆


ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina
3月14日、ウクライナ副総理が世界に発信した動画では、名指しで感謝が示された国は
「ドイツ、スイス、イスラエル、日本、ベリーズ、ニュージーランド、ペルー」。
アジアの国は日本のみだった。でも全く話題にならなかった…

7 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 00:07:49.28 .net
異世界の世界史語られても分からんなw

異世界の世界史(ウクライナ限定)では
正義のウクライナが悪ロシア人(ソ連じゃなくロシア人)と戦うために悪ナチスドイツを利用しただけで
バンデラは悪ロシア人(ソ連じゃなくロシア人)とナチスの両悪にやられたが
最後までウクライナの為にた戦った偉大な人で悲劇の英雄ステパン・バンデラこんな感じになってる

スターリンはロシア人じゃないしホロドモールも戦犯にウクライナ人が居る事なんかは教えられてない
ホロドモールも悪ロシア人(ソ連じゃなくロシア人)がやったもので正義のウクライナは被害者ニダ
ソ連がナチスを駆除した日はロシア人歴史修正主義の祭りだから祝てはいけない
ソ連がナチス退治してなきゃウクライナなんかないけどな

8 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 00:08:29.17 .net
ロシアに八紘一宇されてるだけだから自己責任至上主義で勝手にウクライナだけでやっててください

ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina
ちなみに、一部のパヨクは「ウクライナ人なのに八紘一宇をあげるのはおかしい」みたいな的外れなことを言うけど、
せめて八紘一宇の「八紘」が何を示しているか、調べてから発言すれば?
「全世界を一つにまとめて、一家のように和合させること(ただしウクライナを除く)」って説明はどこにもないぞw
午後9:48 ・ 2020年10月21日・Twitter Web App

ナザレンコ元のプロフ
ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina
在日ウクライナ人です。
政治的立場 国民自由主義(民族主義政治+自由市場資本主義経済)
小政府主義・自己責任至上主義・八紘一宇
八紘一宇>親日>親米>反共>反露 著書・「自由を守る戦い」2019年日本語

9 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 00:10:04.17 .net
グレンコ アンドリー@Gurenko_Andrii
ゼレンスキーが無能である事は、彼が就任した時から分かりきっている事です。
私は彼が当選した日からそれを言っています。彼の当選はウクライナ人の重大な過ちです。
しかし、国民はたまに間違えます。日本にも鳩山由紀夫先生はいらっしゃいました。(続く)
午後10:43 ・ 2022年7月21日・Twitter Web App

ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina
ちなみに、私は選挙でゼレヌスキーに票を入れなかった。理由は「リベラルすぎる」から。
左翼っぽいって理由で支持しなかった彼、ロシア人にネオナチのレッテルを貼られることに失笑しか出ない。
「ユダヤ人でネオナチのゼレヌスキー」というくだりを平気で書ける人は正気と思えない。
午後6:57 ・ 2022年3月13日・Twitter Web App


無能らしいぞ(笑)

10 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 00:10:08.87 .net
義勇兵が現地で待ってるが絶対に帰らないナザレンコ

サーロ@rattionyade
ナザレンコさん、
貴方もそろそろ来る時が来ましたね!
現地で待ってます!
引用ツイート
ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina ・ 8月9日
クリミア半島、ロシア軍の空軍基地への攻撃。成功。
8年間も待たせてごめんね、クリミア。後少しでウクライナ陸軍が来るから待ってて ^^
午後11:13 ・ 2022年8月9日

11 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 00:38:57.61 .net
風流成性!蔣介石為什麼是光頭?前妻爆驚人內幕:染上性病

2022/06/07 17:06:00


蔣介石的標誌之一就是大光頭,還被戲稱為「花生米」。至於為什麼蔣介石總是以光頭示人?
《金陵春夢》一書提到,老蔣年輕時在十里洋場風流成性,因此染上梅毒,落下毛髮盡脫的病症。
此外,據蔣介石前妻陳潔如回憶,蔣介石得了梅毒,因此造成禿頭,而後乾脆剃光毛髮。

1919年,陳潔如剛滿13歲,還是懵懂無知之齡,被31歲的蔣介石熱烈追求,
二人於1921年底結婚,陳潔如於是做了7年的蔣夫人。
在《陳潔如回憶錄》中,她提到曾發現自己身體有異,診治良久不癒,
後來蔣介石承認染上梅毒,並帶其去留學コ國的朋友兼醫生處治療。

另外,在《蔣介石日記》中,內容提到「荒淫無度,墮事乖方」的8字考語(1919年7月24日);
以及「中夜自檢過失,反覆不能成寐」(1920年1月17日)。被後來的人認定,
這是他身染梅毒後自我悔恨的證據。

事實上,蔣介石年輕時頭髮多而密,他習慣梳分頭。在曰本炮兵學校學習期間,
學員一概光頭,這對其造成了深刻影響。

1934年2月,蔣介石在南昌督戰圍剿紅軍時,他在南京向全國提出所謂的開展
「新生活運動」的主張,並親自擔任該總會的會長。
此時的蔣介石已改變自身的形象而剃了光頭,以示所謂新生活軍事化、
藝術化和反共剿共的決心。從此,蔣介石就以光頭形象出現了。

12 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 00:39:22.36 .net
蔣介石讓張學良率軍抗日竟遭憤怒拒絕…漢奸聽完理由好慚愧

2022/06/07 22:27:00


九一八事變,日軍打開了中國的大門,順勢占領東北全境,
張學良沒有開一槍就逃到了關外,事後張學良、蔣介石互相埋怨,說是對方的過錯。
在這之後的1932年6月,當時的行政院長汪精衛以及宋子文親自登門拜訪駐紮在北平的張學良,
希望張學良能率軍抗日,但是張學良卻拒絕,不同意出兵,聽完張學良拒絕的理由後,讓汪精衛好慚愧。

就在上述時間點的一個月前,國民政府與日本就淞滬局勢簽訂條約後,
滬寧杭地區的危局暫時被解除,但是東北的局勢卻呈加重態勢,讓國民黨大為頭疼。
同時,國內民眾也紛紛走上街頭,痛斥國民黨當局倒行逆施的行為,讓國民政府的壓力非常大,
正是在這種背景下,蔣介石就派汪精衛和宋子文,去北平跟張學良商量抗日。

見面後,汪精衛開門見山地說:「現在熱河和山海關的局面你都看到了,政府希望,
你的軍隊能跟日本人打一下。」張學良沒有急著表態,而是問汪精衛:
「既然如此,南京那邊有什麼準備嗎?是不是準備真打?」

汪精衛避重就輕地說:「漢卿,現在必須要和日本人打一下,要不然政府會垮台的,
近來的輿情你都看到了,來勢洶洶,所以希望你跟日本人打一下,緩解一下政府的壓力。」
張學良聽完非常生氣回罵:「汪先生你說什麼!拿我部下的生命來換你們的政治生命,
我張學良幹不出來!」

汪精衛聽了有點慚愧,低著頭沒有說話,張學良繼續說:
「如果是你們直接給我下命令,那我沒話說,我只能服從,東北軍打光了也是為國捐軀,
光榮!但是你現在來跟我商量,讓我來做主,那我肯定不幹!」
見張學良如此拒絕,汪精衛也沒辦法,只好離開了。

其實,張學良並不是不想跟日本人打一仗,東北是在他的手裡丟掉的,他比任何人都想拿回東北,
趕走日本人,但是戰爭是很嚴肅的事,必須要做好準備,要打就徹底地打,
發動全國的力量跟日本人打,而不是單純為了緩解政府的壓力,象徵性地打一下,掩人耳目。

13 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 00:39:35.58 .net
蔣介石才去世!蔣經國脫口吐這8個字 宋美齡轉頭直奔美國

2022/06/08 23:07:00


蔣介石和宋美齡是中國近代史上一對經典傳奇的夫妻。
在兩人相愛的過程中,蔣介石是真的疼愛了妻子,而宋美齡也深深愛著蔣介石。
在蔣介石病重時,宋美齡日夜守護在床前,不離不棄,不眠不休。

在蔣介石的身體出現惡化,甚至昏迷的時候,宋美齡是指揮著當時的大局,
穩定局面,當時的大事小事都是宋美齡說了算,連醫護人員的輪班都要向宋美齡做報告。
而蔣經國此時的地位也是迅速攀升,已經當上了行政院院長。

蔣介石去世後,有一次,蔣經國前來探望宋美齡,並告訴她8個字,「撤掉妳的上將軍銜」。
原來,蔣經國已經把宋美齡的空軍上將軍銜給撤掉了。
這是蔣介石當年親自授予的,意在組建空軍大隊。

蔣經國這一動作,讓宋美齡感到心寒,她明白了蔣經國的用意,
於是立即決定遠走美國,並聲稱赴美治病。

14 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 00:41:30.56 .net
蔣介石哭了!昔下令暗殺「他」 臨終前淚崩認:我錯了

2022/06/08 23:18:00


我國抗日名將、前陸軍中將李玉堂,曾取得抗日戰爭的偉大勝利,
先總統蔣介石還親自授予他勳章。
然而,李玉堂夫妻因「通共嫌疑」而遭當局秘密逮捕,而後傳出被暗殺而死。
直到後來,事情被查明,蔣介石去世前還抹淚說道,「錯了,錯了」。

畢業於黃埔軍校的李玉堂,擁有著卓越的作戰能力,北伐和東征戰役都有著他的身影。
面對敵軍,李玉堂毫不氣餒,一步步向敵軍逼近,取得戰役勝利果實。

蔣介石得知軍中有一李玉堂,內心歡喜萬分,直接提拔他為少校營長,對於李玉堂來說,
這可是莫大的殊榮。一路走來,李玉堂步步高升,成為了軍中知名人物。

然而,一場意外悄然臨近,國民黨來台初期,李玉堂夫人被冠上「通共」罪名,
當局將夫妻二人秘密逮捕,而後傳出遭暗殺而死。

直到後來,事情被查明,真相浮出水面,可是卻為時已晚,逝去的生命再也無法挽回。
蔣介石去世前還一邊抹淚、一邊喃喃自語,「錯了,錯了」。

15 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 00:42:09.07 .net
蔣介石西安事變預言一句話 竟秒應驗!張學良整個懵了

2022/06/09 05:15:00


西安事變,可以說是中國近代史上最重要的一次歷史轉折。張學良和楊虎城為了
改變蔣介石攘外必先安內的政策,毅然決然的在西安發動兵諫,抓捕蔣介石,
逼迫蔣介石停止內戰,一致抗日。當時蔣介石就對張學良預言一句話,後來果真應驗了。

1936年,張學良為了建立東北軍內部的核心集團,深度改造強化東北軍,
從而建立了一個神秘的組織「抗日同志會」,張學良親自擔任主席,
其餘的核心人物主要是以孫銘九為首的少壯派軍官。

自從皇姑屯事件張作霖被日本人陷害之後,張學良便接手了東北的大旗,
而當時在軍中存在兩股勢力,一股就是極力擁護張學良的少壯派,
還有一股就是對張學良不是那麼服氣,以東北軍元老為首的元老派。

而孫銘九,就是少壯派中主要的成員,他和張學良的關係十分要好,
他和張學良的弟弟張學銘是同學。1931年,張學良出任國民黨海陸空軍副總司令,
有一次路過天津,張學銘便派孫銘九保護張學良的安全,從此張學良十分看重孫銘九,
還送過他一塊名貴的瑞士手錶。

西安事變發生後,張學良把蔣介石從華清池「請」到了張公館,蔣介石對張學良說:
「你今天犯上作亂,你就不怕今後你的手下會效法你為榜樣,對你也玩這一手嗎?」
當時張學良並沒有在意,但他想不到蔣介石對他的這個預言,真的成了現實。

因為張學良決定送蔣介石回南京,卻被蔣介石關押時,東北軍中的孫銘九等少壯派成員
決定用武力解救張學良,但遭到元老派成員東北軍高級將領王以哲等人的反對,
雙方因此發生激烈的衝突。

最終,孫銘九竟然派人槍殺王以哲,這徹底激怒了元老派,東北軍眾多高級將領極其憤怒,
很多人便因此投靠南京,還有一部分人找孫銘九報仇。從此,東北軍徹底土崩瓦解。

張學良做鬼也想不到,蔣介石的話真的應驗了,自己的下屬也和自己一樣,
犯了以下犯上的錯誤,進而釀成大禍,把自己一生的心血東北軍集團毀於一旦。

16 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 00:44:12.35 .net
マイダン革命は裁判ですらないwただの暴力革命
厳しい現実を受け入れてヤヌコビッチ大統領を認めればよかったんじゃないんですか?
寝言抜かすなよウクライナ人
トランプなら起きなかった戦争の厳しい現実を受け入れて勝手にお前等だけでやってろ

グレンコ アンドリー(新刊「NATOの教訓」増刷決定)@Gurenko_Andrii
米大統領選挙で、裁判は逆の事を定めない限り、バイデンが当選しました。
厳しい現実だが、これが現実。この現実にどう備えるのか、どう生きぬけるのか、真剣に考えないと、
いつまでも日本は独裁中露に振り回されます。トランプが逆転勝利するという気持ちいい妄想に浸っても、現実が変わりません。
午前11:49 ・ 2020年11月25日・Twitter Web App

グレンコ アンドリー(新刊「NATOの教訓」増刷決定)@Gurenko_Andrii
不正選挙ですが、お伺います。もし、モリカケ桜、慰安婦、徴用工、南京大虐殺について、野党韓国中国は、
今トランプ陣営が出している「証拠」と同程度のものが「証拠」として出されたら、皆さんは信じますか?
怒りでこの話を全否定する前に、一度、単にこの状況を想像してみて下さい。
午後2:43 ・ 2020年11月29日・Twitter Web App

グレンコ アンドリー(新刊「NATOの教訓」増刷決定)@Gurenko_Andrii
というわけで、「不正」選挙ではありませんでした。9人の判事の内、6人は保守派、
更にその内の3人はトランプ前大統領に任命されました。バイデンに傾く恐れはありません。これ以上、
米選挙は「不正」だったという主張は中共を利するだけだから、やめるべきです。
午後4:39 ・ 2021年3月9日・Twitter Web App

17 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 00:44:17.42 .net
おまえらがマイダン革命なんかやらんで
トランプみたいに次の選挙までは抗議だけにすりゃよかったんだろ
トランプは内戦になるから暴力はつかうなと言ってたんですよ

ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina
>>ウクライナもミンスク合意の履行に力を尽くすべきだった
ロシアはミンスク合意の履行に何の力を尽くしましたか?ご存知だと思いますが、
「ロシア軍の撤収」と「親露派武装組織の非武装化」もミンスク合意で定められていました。
相手側が具体的に何の条項を履行しましたか?
????だけ譲歩しろとでも?
引用ツイート
橋下徹@hashimoto_lo ・ 3月29日
そもそもこの中立化は戦争なんかやらなくてもNATOとロシア で政治的に決着する話。
どうせウクライナを加盟させる意思もないのにこの2月にアメリカが突っぱねたことにも責任がある。
ウクライナもミンスク合意の履行に力を尽くすべきだった。ロシア の軍事侵攻が一番悪いが政治で回避できた話や。
このスレッドを表示
午後11:35 ・ 2022年3月29日・Twitter Web App

18 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 00:45:03.20 .net
中國為何會淪陷?蔣介石死前鬆口認了:罪魁禍首「這2人」

2022/06/09 23:13:00


蔣介石因為和共軍聯手抗日聲名鵲起,然而他的野心也愈來愈大,還對解放區進行轟炸,
造成無數人員傷亡。
也正因如此,蔣介石逐漸失去民心,最後被迫逃亡台灣。
在他晚年日記裡,寫了這樣一句話,失去江山不怪別人,真正的罪魁禍首是這2人。

其實,蔣介石對歷史也是有很大貢獻的,他曾在軍閥時期發動北伐,在這亂世中實現了統一。
此外,他還曾一起抵禦日軍,最終將侵略者趕了出去。
然而後來解放戰爭戰敗,他被迫逃亡台灣。

對此,蔣介石死前說出兩個人的名字,並且他認為他們才是罪魁禍首。
這兩人就是李宗仁和馬歇爾。

李宗仁和蔣介石不怎麼聊得來,蔣介石曾經好幾次想調桂軍支援,
可李宗仁卻沒答應,令蔣介石損失慘重。
而馬歇爾表面是促進關係,但實際上是想把控中國。
因此,蔣介石才說,這兩個人是導致戰敗的罪魁禍首。

19 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 00:45:49.96 .net
蔣介石死後真相大白!張學良葬禮留下這16字 竟字字誅心

2022/06/09 23:20:00


在蔣介石的一生中,有幾個人對蔣介石的影響是非常大的,比如說孫中山,
宋美齡等,還有一個人對蔣介石的一生都有著深刻的影響,這個人就是張學良。
而蔣介石對張學良的感情可以說是十分的複雜,因為張學良曾幫助過蔣介石,
但是又背叛了蔣介石。

當時的中國是各路軍閥割據,而蔣介石能打敗各路軍閥,張學良幫了很大的忙。
大家都知道,張作霖被日本人炸死後,張學良就成為了東北了老大,
而當時的東北軍無論是人數還是裝備,在全國都處於領先地位。
而張學良在上台後沒多久,就宣布「東北易幟」。
可以說「東北易幟」幫了蔣介石一個大忙,因為東北易幟後,
東北就要聽從國民政府的安排,遵守三民主義。

後來在中原戰爭的時候,張學良也是站在了蔣介石這一邊,
幫助蔣介石擊敗閻錫山等軍閥,而這一仗也是奠定了蔣介石的地位。
張學良當時還稱呼蔣介石為兄弟,可見兩人的關係很好。
但是後來由於張學良發動了西安事變,所以兩人的關係也是直接破裂,
據說要不是當時宋美齡的阻攔,蔣介石要槍斃了張學良,
不過對於張學良來說,雖然活了下來,但是後半輩子也失去了自由。

蔣介石在1975年因病去世,由於蔣介石的影響力巨大,所以宋美齡不僅收到了
成百上千的弔唁,還有很多人來到了蔣介石的葬禮現場。
但是讓大家沒有想到的是,張學良竟然也出現在了現場。這時候的張學良的心情
可謂是五味雜陳,因為年輕時的張學良是風光無限,可以說是一人之下,萬人之上,
但是西安事變後,張學良就被蔣介石關押,並且這一關押就是50多年,
蔣介石在死前,還專門叮囑蔣經國,要繼續關押張學良。
而此時的張學良來到現場,肯定是感慨萬千。

而在現場上,張學良是送來了16個字:關懷之殷,有如骨肉;政見之爭,有如仇讎。
這句話的意思就是說在生活關係上,蔣介石對他就像是親兄弟一樣,
但是在政見上,兩人就如同敵人一樣。
可以說短短的一句話概括了張學良和蔣介石一複雜的關係,也讓人無限的感慨。

20 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 00:46:18.88 .net
美軍擬射核彈滅中共?蔣介石竟吐4字:打回大陸是不可能了

2022/06/10 17:26:00


蔣介石因為連連戰敗,退居台灣,但他從來沒有放棄反攻中國的想法。
直到1964年,中國成功試爆了原子彈,在世界上引起強烈反響,
美國甚至提出對中國大陸直接使用原子彈,以幫助蔣介石反攻大陸。
對此,蔣介石立刻回應了4個字,「堅決反對」。

蔣介石轉往台灣後,一直計劃反攻中國,美國空軍方面向蔣介石表示可以出借原子彈。
為此,蔣介石在日記曾記載:即使反攻大陸不得成功,亦堅決反對使用此物,因為這將大失民心。

1964年中國試爆原子彈成功時,蔣介石在日記中嘆息,「打回大陸是不可能了」。
此時,美國人卻表示可以幫助蔣介石,在中國使用核武器,清除中國的原子彈設施。
這已是美國人不只一次對中國實施核恐嚇,美國人數次準備以熱核武器攻打北京,
在韓戰爆發後、越法戰爭中,美國人都有此類表態,以表示支持蔣介石的態度。

但蔣介石是一個明白人,雖然敗退台灣後,一直念念不忘反攻大陸,
他曾經雄心勃勃規劃制訂了多個反攻方案。
但蔣介石深知自己力量有限,要反攻中國大陸,就必須爭取美國的軍事、經濟援助。

他當然知道原子彈的至Q,也知道此物對他反攻大陸會很有用,但他更清楚,
此物「使用」不得,一旦使用,「對於民心將有不利之影響」。
後來的歷史表明,蔣介石終其一身,沒有向美方提出有關「申請」。
所以,他也堅定了即使反攻不了大陸,也不會要求美國對中國人民使用核武器。

21 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
蔣介石最愛的女人僅15歲! 第一次約會就上賓館
 
2022/06/10 22:06:00 
 
 
蔣介石在娶宋美齡之前,蔣介石還曾有過一個最愛,名叫陳潔如,而且當年陳潔如僅15歲, 
但蔣介石已經34歲,而且還已經有兩位太太,為了追求陳潔如拋棄了前面兩任妻子。 
 
陳潔如在13歲的時候遇見蔣介石的,她出身在上海富裕的家庭,長相精緻貌美, 
接受了良好的教育,當時蔣介石都已經32歲,兩人的年齡差距,卻絲毫不影響蔣介石 
看到陳潔如的悸動,因此便經常出現在她家的門口,每天都邀請他出去約會, 
三番兩次下,陳潔如也只好答應了。 
 
不過第一次約會,蔣介石就把他帶到了一個旅館中,還包下了一個小房間, 
這讓年紀輕輕的陳潔如非常害怕,對蔣介石也留下了非常不好的印象, 
蔣介石也覺得自己有點心急,隨後就多次去陳家表白自己的心聲,最後終於打動了陳潔如。
 
而陳潔如在15歲的那一年,嫁給了34歲的蔣介石,此時的蔣介石已經娶了兩任老婆,
蔣介石當年為了娶到陳潔如,通過張靜江和孫中山先生的關係,向陳潔如的母親說媒,
他也對陳潔如聲稱,自己已和原配及侍妾脫離了關係, 
許諾道:「你將是我獨一無二的合法妻子。」看得出蔣介石對陳潔如是真心實意的。 

22 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
發動西安事變!張學良偷看蔣介石日記「看到2字」後悔痛哭

2022/06/10 22:17:00


張學良、楊虎城1936年12月12日發動「西安事變」,在扣押蔣介石期間,
張學良偷看蔣介石的隨身日記後,深感羞愧汗顏,據說,看了蔣介石日記後,
張學良對自己發動叛變悔恨交加,更多次在蔣介石面前痛哭,所以,
蔣介石的日記中究竟記錄了什麼?張學良的變化又是出於什麼原因呢?

原來,蔣介石在日記中,每天都以「雪恥」警示自己,並制定長期細緻的抗日規劃,
其中包括修訂陸軍法典,購買先進武器、擴充陸軍空軍、建立兵工廠,更計劃用六年時間,
在?國支持下,以?式裝備,伺機收復張學良的老家—東北三省,有了強大?國的支持,
也讓張學良看到了打回老家去的希望。

但作為當時軸心國的?國,為什麼會幫中國組建軍隊呢?中國和?國是如何一拍即合?
蔣介石的?械師又經歷哪些傳奇?
?國在希特勒上台後,軍費逐年上升,為了維持高額度的軍備生產,
?國急需進口一批鎢礦作為其重要的戰略資源,而中國剛好是鎢礦資源豐富的國家。

當時的中國,形式上統一,實際上軍閥各自擁兵自重,隨著日本對華侵略的進一步擴張,
讓蔣介石意識到勢力單薄,特別是與蘇聯交惡後,急於尋找新的國際力量建立同盟,
蔣介石把目光轉向?國,因為?國提供軍事支持,相互需要讓中?兩國進入蜜月期,
1936年,希特勒曾專門致電蔣介石,
稱「中?兩國之間的貨物互換,給予兩國經濟的發展以莫大的幫助。」

?軍上校馬克斯・鮑爾,1927年11月應蔣介石之邀來華,出任第一任駐華?軍總顧問,
他在對國軍進行考察和調研後,迅速以全?式裝備,幫助蔣介石組建一支教導隊,
這也是國軍多兵種現代化部隊的雛形,後來繼任者佛采爾,
將原教導隊擴編為三個師,這三個師便是蔣介石最早的三個?械師。

漢斯・馮・塞克特,前?國陸軍總司令,1934年5月成為第三任?國駐華總顧問,
他來華任職,足見當時?國政府高度重視對華關係,這位「?意志國防軍之父」
一到中國就全身心地投入工作,根據他向國民政府遞交的《陸軍改革建議書》,
蔣介石決定從1935年起施行「六十個整編師計畫」,打算用六年的時間,
以?式裝備和編制組建六十個現代化的陸軍師,「?械師」一詞便由此而來。

而「?械師」就是士兵們頭戴?制M−35鋼盔,手握中正步槍,
這中正步槍是根據?國1924M毛瑟槍仿製的,是當時世界上較為先進的步槍之一,
殺傷力遠強於日軍的「三八大蓋」。此外,「?械師」還以班為單位配備捷克式ZB−26輕機槍,
直至全面抗戰爆發時,?國幫助完成編制二十個「?械師」,不久,中?合作就被迫終止,
但被蔣介石寄予極大厚望的雙贏合作,為何忽然中止?是什麼原因導致中?關係破裂呢?

因為隨著日軍侵華腳步加快,中日矛盾加劇,?國在處理中日關係上陷入兩難,
1938年2月,由於歐洲局勢的變化,?國最終決定支持日本,
中?長達十年之久的合作就此結束,十年來,共計有四位?軍將軍、
135名?國顧問先後來華任職,約有30萬國軍裝備了?式武器並接受?式訓練,
?國人還幫助開辦兵工廠和軍事學校。

即便是在已完成整編的二十個「?械師」中,每個師所配的?式裝備都參差不齊,
接受?式培訓的程度更是不盡相同,其中,裝備訓練最完全的師,
也只有中央軍校教導總隊和第36、87、88師而已,?械師在當時並不打算做為作戰部隊使用,
其中教導總隊是樣本師,基本都是由精心選拔的高素質士官組成,
是以後要安插到各個部隊當種子用的。

不可否認的是,這十年的軍事活動大大?強了中國的國防實力,為日後在正面戰場上牽制、
消耗日軍的有生力量,做出了積極準備,特別是在兩次淞滬會戰中,
國軍「?械師」的表現曾引起全世界的關注。

23 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
 
「一二八」淞滬抗戰時期,兩個?械師第87、88師支援第十九路軍對日作戰。 
兩師官兵給來犯日軍以猛烈的回擊。迫使日軍四易主帥,多次?兵。 
並取得了「廟行大捷」等戰役的勝利,大漲國軍威風。 
 
「八一三」淞滬會戰,蔣介石首先投入了最得意的?械師, 
試圖讓外國人見識下中國軍隊的軍力,讓日軍知難而退。 
第87、88師兩個「?械師」的?制火炮,發起了令日軍窒息的猛烈炮擊。 
隨後,便採用?國式「閃電戰」,主動向日軍陣地發起猛烈攻勢,重創日軍, 
差點就攻下日本的海軍陸戰隊總部。 
 
在整個抗日戰爭中,國軍「?械師」官兵們英勇殺敵、犧牲慘烈。 
湧現了如「四行倉庫戰役」中團長謝晉元, 
「雨花臺戰役」中旅長朱赤等一批可歌可泣的民族英雄。 
 
「?械師」,國軍中名副其實的王牌師!可惜抗戰中,這樣的?械師太少, 
有的部隊只是名義上的?械師,士兵素質及裝備遠達不到標準。 
如果淞滬會戰中再多幾個像第87、88、36師這樣的「?械師」, 
完全可以把日本趕下大海,改寫抗戰歷史。 
 
蔣介石在選擇全面抗戰的時間上被迫提前了。 
如果再晚一兩年,國軍就能接受更多的?式裝備和?式訓練,上海就不會潰敗, 
上海、南京不丟,就不會陷入血戰八年幾乎亡國的地步。 

24 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
蔣介石去世時打雷又下雨! 房間「竟出現詭異現象」眾人驚呆 
 
2022/06/10 22:38:00 
 
 
蔣介石1975年4月5日因心臟病突發,在台北市陽明山官邸內病逝,享年88歲, 
一名曾跟隨蔣介石多年的侍衛透露,蔣介石去世的那一天, 
天空不但突然打雷又下雨,房間更出現一個異象,讓旁人都驚呆了! 
 
4月5日清明節的當天早上,蔣經國向父親蔣介石請安後,才剛轉身離去, 
蔣介石又把他叫了回來,似乎有所預感,囑咐了蔣經國注意身體,侍衛回憶說, 
傍晚蔣經國又向蔣介石請安,見父親氣色不錯,就回家吃飯了,晚飯後, 
蔣介石被扶上輪椅,到士林官邸花園逛逛,大約晚上8點就上樓休息, 
到這個時候,蔣介石的身體狀況都還很正常。 
 
然而,到了晚上9點後,警鈴突然大作,這是蔣介石身體出現緊急情況的訊號, 
聽到鈴聲後,侍衛隨即趕到蔣介石房間,醫生也馬上進行急救, 
蔣經國很快趕到蔣介石的房間,根據醫療小組的報告,醫生等人急救3個多小時, 
到了11時30分,蔣介石瞳孔已放大,心臟猶有微弱跳動,醫師最後以電擊刺激心臟, 
但仍無效,宋美齡最後只好無奈放棄急救,在4月5日晚間11時50分, 
醫師正式宣布蔣介石死亡。 
 
當醫生把蔣介石身上插管拔下來時,天空突然打雷又下雨,房間內從未掉下來過的 
落地窗大窗簾,那時更是非常詭異地掉了下來,蔣介石的年譜也對此進行記載, 
稱4月5日這天晚上,「午夜迅雷震電,飈風疾雨,如山頹、如野哭,雖鼎湖箕尾、 
天道難知,顧羹牆禋祀,人顧允同也」,簡直就有天地同悲的意味, 
而看到這種奇異天象,宋美齡、蔣經國等人都驚呆了。 
 
這場大雨,一直下到隔天早晨2點,當蔣介石的遺體由4名侍衛抬上救護車時,才停止, 
但開車的時候,又莫名其妙下起了雨,一些人站在雨中,冒著大雨為蔣介石送行, 
據蔣介石年譜,當時臺灣政府新聞局發布的公報,蔣介石病逝被稱為「崩殂」, 
從周代開始,只有帝王的死才能稱為「崩」,諸葛亮在其《出師表》裡就說: 
「故臨崩寄臣以大事也。」 
 
有意思的是,蔣介石其實沒做過帝王,是「民主選舉」產生的「總統」, 
在死後享受帝王的待遇,台灣政府還明令,從4月6日起歷時一個月為「國喪」期, 
蔣介石遺體停放在台北市「國父紀念館」5天,供人們瞻吊,蔣介石年譜記載當時的場景: 
「少長扶攜,路祭野哭,百二十里,頂禮不絕,更無慮三百萬眾,其顏色之戚, 
哭泣之哀,實有史以來所未嘗有。」 

25 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
蔣介石差1秒魂斷槍下! 內幕曝光了 張學良親吐「這真相」 
 
2022/06/10 23:13:00 
 
 
1936年12月12日,張學良與楊虎城兵諫蔣介石,共同逼蔣介石聯共抗日, 
造成震驚中外的「西安事變」,後來西安事變落幕,蔣介石很是氣憤,但迫於當時的抗日壓力, 
沒有立即對張學良和楊虎城下毒手,之後他把張學良革職審判並一直軟禁,但對楊虎城卻不同, 
在撤往台灣之前,蔣介石就把楊虎城殺害了,可是張學良卻得以善終,引發後人關注, 
於是乎晚年的張學良也道出了真相。 
 
「西安事變」之後,蔣介石就心甘情願的開始抗日,原以為此次行動的目的已經完成, 
就準備把蔣介石放走,但楊虎城卻一直都在猶豫放不放,因為放了蔣介石的話, 
蔣介石肯定不會放過他與張學良兩人,所以就決定殺了蔣介石。 
 
而據說當時楊虎城已經子彈上膛準備開槍打死蔣介石,但張學良及時現身阻攔, 
這也是蔣介石後來為什麼要殺楊虎城的原因之一。 
 
蔣介石沒殺張學良的原因是什麽呢? 
實上原因有兩個,一個是交情,一個是私情。 
說起蔣中正和張學良之間的關系,在交情上兩人可謂是情同手足, 
當年張學良在日本關東軍大兵壓境的情況下選擇改旗易幟, 
順利幫蔣介石完成了統一全國的豐功偉業。 
 
另還有中原大戰時,蔣介石一比三的處境下,張學良率領三十萬關東軍入關調停, 
幫助蔣介石取得決定性勝利,這份交情蔣介石不能不記得。 
但這並不足以讓蔣介石原諒自己部下的背叛,所以除了交情之外, 
讓張學良長命百歲的是私情。 
 
晚年的張學良曾說過一句話「宋美齡能活一天,張學良就能活一天」。 
其實從這句話中就能知道張學良和宋美齡之間關係不一般,蔣宋美齡晚年接受採訪時透露, 
她與張學良在一個酒會上認識,兩人一見鐘情、相談甚歡。 
 
當時的宋美齡還沒有認識蔣介石,只是張學良已有家室,因此二人也就只能是相互欣賞。 
然而,也就是這種關係才使得宋美齡威脅蔣介石說 
「你要是敢殺張學良,我就把你幹的事全說出來」。 
這也是為什麽張學良說宋美齡活一天,張學良就能活一天的原因。 

26 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
太狂了!蔣介石去世後 宋美齡遭爆靠「這件事」爽爽過生活 
 
2022/06/10 23:28:00 
 
 
1975年4月5日午夜蔣介石與世長辭,幾個月後,其妻子蔣宋美齡女士前往美國定居, 
由於蔣宋美齡沒有子嗣,一切都由侄子和侄女安排照顧,在紐約上東區豪宅度過晚年, 
而她沒了蔣介石這個靠山在美國如何生活也引發後人關注。 
 
蔣宋美齡和蔣經國的關係不算融洽,而兩人的權力鬥爭幾乎都擺上檯面, 
所以在丈夫蔣介石去世後,蔣宋美齡深知自己已無立足之地,只有離開才能夠全身而退。 
 
蔣宋美齡到了美國定居,她的侄子為她安排的豪宅位於紐約上東區,裡面非常豪華, 
雖然蔣宋美齡沒有孩子,但在侄子和侄女的照顧下,她的晚年依然非常幸福, 
雖說蔣介石去世她沒有了靠山,在政治上也逐漸被邊緣化, 
但蔣宋美齡是一個非常智慧和見識的女性,所以很早就替自己想好了後路。 
 
蔣宋美齡年輕時就做了多項投資,眼光獨到的她,非常有理財天賦, 
從早年就投資一些海外石油和天然氣公司,這些都為她帶來了巨大的回報, 
因此蔣宋美齡晚年的資產非常可觀,沒了蔣介石她的生活水平也沒有下降,生活依然養尊處優。 

27 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
蔣介石婚後偷腥 宋美齡不哭不鬧一招擺平! 現很多貴婦效仿 
 
2022/06/11 07:26:00 
 
 
「蔣宋聯姻」後感情一直很好,雖然兩人的結合中有各取所需的政治利益所在, 
但是不可否認的是,婚後蔣介石和宋美齡一直舉案齊眉, 
攜手度過了半個世紀的風風雨雨。 
雖然蔣介石對夫人百依百順非常愛護,但是日子久了難免會有異心, 
而宋美齡也為了防止丈夫外遇想出一個妙招。 
 
民國時期,蔣介石地位不斷?長的同時,逐漸意識到身邊一個賢內助的重要性, 
在與前兩任夫人離婚後,於1927年12月1日與年輕美貌的宋美齡結婚。 
宋美齡身為一名才貌雙全的女子,出身名門,又擁有著豐富的學識,精通6國語言, 
人脈極廣,在政治方面給予蔣介石的幫助是非常大的,尤其是在外交方面, 
所以蔣介石能夠將宋美齡娶回家,也是福氣十足了。 
 
剛結婚時,蔣介石、宋美齡如普通新婚夫妻一樣恩愛有加,但隨著時間一長兩個人又沒有孩子, 
加上宋美齡也已年華老去,蔣介石沒有如以往那般在宋美齡身上花心思。 
《光明書摘》曾刊文,在宋美齡更年期時,就住在了大姐宋靄齡家中,已沒與蔣介石同床共枕了, 
寂寞難耐的蔣介石一次在戴笠的陪同下,去到了陳立夫家中,並遇到其年輕美麗的姪女陳穎。 
 
之後回到府邸,蔣介石的腦海裡不斷閃現陳穎身影,猶豫再三,他叫來了戴笠。 
戴笠耐心的聽了半天,終於聽出蔣介石的意思是誇獎陳立夫的姪女品貌出色, 
於是立刻順著蔣介石的意思說:「校長您身邊正好缺一個英文能力強的秘書啊? 
我認為陳小姐應該能勝任。」不久之後,陳穎便成為了蔣介石的貼身秘書。 
 
宋美齡是一個非常聰明的女人,她很快就察覺到了丈夫和秘書之間的曖昧, 
但是她知道自己這個時候如果大發怒火的話,對誰都沒有好處,所以她什麼都沒有表現出來, 
而是找到陳穎談話,她先是將利弊分析清楚,並給陳穎了50萬美金和一張去往美國的機票, 
讓她自己做選擇,結果陳穎立刻拿著錢和機票離開了。 
 
沒過幾天,蔣介石忽然得到戴笠的報告,說夫人用50萬美金把陳穎送去了美國。 
看完情報後,蔣介石明白宋美齡應該是知曉了他與陳穎之間的事情, 
即便有點惋惜卻也無可奈何。 
 
回顧整個事件,宋美齡在面對婚姻出現危機時,不是想著自暴自棄,而是沉著應對, 
積極尋找辦法解決問題。 
她送陳穎出國深造的做法,既考慮到了蔣介石的顏面,又成功勸退陳穎,同時, 
體現了自己優雅而不失風度的大家閨秀風範,這一計引得後來的很多貴婦太太借鑑。 

28 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
不是「暗殺」! 蔣介石竟連4年「生死交關」 小命差點沒了 
 
2022/06/12 11:45:00
 
 
前已故總統蔣介石一生跌宕,他的早期啟蒙老師和機要秘書毛思誠, 
就曾在《民國十五年以前之蔣介石先生》中披露蔣介石早年的生活, 
可以發現他幼時非常調皮,甚至在四歲到七歲,年年遭遇「生死交關」, 
小命差點都沒了。 
 
毛思誠在書中描寫,「是歲除夕,公忽發奇想,欲測知自口至會厭深度, 
戲以箸探之,既入,不得出,暈絕,經醫救始甦。」 
指蔣介石4歲時,玩筷子差點死掉,原因是他想知道嘴巴到會厭的深度。 
自己拿筷子插入結果不得出,就昏過去了。 
 
蔣介石5歲時,毛思誠說「是冬,公見簷前缸水凍冰,圓明如鏡,樂甚,乃即伸腰撲取, 
以用力掙扎過猛,致身倒植水缸中,久之,家人見而獲救,然已氣息奄奄。」 
指蔣跌入水缸,許久才被家人發現,當時已奄奄一息。 
 
蔣介石6歲時,毛思誠指「公幼好嬉,尤樂水,門臨清溪,時出游泳,山洪暴至,險遭滅頂者再」 
說蔣好玩水,到溪中戲水不幸遇上山洪暴發,險遭滅頂。後來蔣介石母親王采玉擔心又再出事, 
學齡還未到,就趕緊送入私塾。 
 
不料事與願違,蔣介石7歲時,毛思誠稱「隨從玉表公登法華菴之祖山,以步履不慎,下頹巖谷間, 
右額流血不止,玉表公就地採草藥瘳治乃癒。」指蔣隨祖父蔣斯千登祖山,腳步沒踩好, 
跌下山谷間,右額流血不止,祖父用草藥治療才好。 

29 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
中美相敬…蔣介石去世8年後 宋美齡才知道一個噴淚秘密 
 
2022/06/13 00:24:00 
 
 
1975年4月5日,蔣介石因突發性心臟病去世,幾個月後, 
宋美齡拿上蔣中正結婚時送給她的14K金掛錶前往美國定居,8年後的某天, 
這支金掛錶突然故障,宋美齡將錶送回台灣修理時,卻意外揭露一個蔣介石深藏的祕密。 
 
宋美齡與蔣介石在1927年結婚,當時結婚的排場,可說盛大空前, 
當時蔣介石還送了個14K金掛錶給宋美齡,當結婚禮物。 
婚後的蔣介石與宋美齡二人也十分恩愛,宋美齡一直陪伴蔣介石從一介平常官員, 
到當上中華民國的總統,還陪伴著他一同退守台灣,並照顧他到終老。 
兩人相伴47年,在當時算得上是令人羨慕的模範夫妻。 
 
因此,當蔣介石過世後,宋美齡帶著金掛錶離開傷心地,之後這支正常運轉近 
50年的掛錶竟突然故障,由於製錶的葛倫錶廠已經歇業, 
美國市面上已經找不到維修的廠商及零件,宋美齡只得將錶送回台灣, 
請著名鐘錶維修師楊聞達修理。 
 
據悉,楊聞達小心拆下錶殼組件維修時,赫然發現在錶殼內面刻有「中美相敬」四個字, 
宋美齡得知此事時也甚感驚訝,原來這個祕密蔣中正從未告訴她。 
而宋美齡拿到修好的錶,並細看殼內側「中美相敬」四個字時, 
發現旁邊還刻著民國16年12月1日,這也是夫妻倆結婚的日子,意會到這四個字的意涵, 
就是取「中」正與「美」齡的字,表示夫妻二者相敬如賓的意思。 

30 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
姓「蔣」是資產或包袱? 蔣萬安:以身為蔣家後人感到驕傲 
 
2022/06/13 12:35:00 
 
 
年底台北市長選舉,立委蔣萬安將代表國民黨出戰, 
蔣萬安13日被問到蔣家身分是否會成為包袱,他強調, 
「這是我的資產,我以身為蔣家後人感到驕傲」, 
再來也會帶領台北市站上國際一流都會行列。 
 
蔣萬安今日前往松山進安宮參拜,被問到蔣家身分,蔣回應, 
對於兩位蔣總統對中華民國與這片土地的貢獻不容抹滅,不管是土地改革、 
三七五減租,公地放領等民眾有感政策,還有蔣經國推動十大建設、 
台積電護國神山,大家都有目共睹。 
 
蔣萬安昨日接受《聯合報》專訪提到,蔣字對他來說是一個資產, 
他舉例第一次參選時的一個故事,他登記參選隔天和太太到市場拜票, 
來不及做背心,就印了一張A4紙,然後寫蔣萬安3個字用別針別在衣服上, 
攤商看到他,握手時說「你就是蔣萬安喔」原本大家連蔣萬安是男生、 
女生都還不知道,但是因為我的身分受媒體關注, 
大家知道蔣家第四代蔣萬安要出來參選,「對我當然有幫助」。 
 
蔣萬安說,對於兩位蔣總統的評價,社會自有公評,民眾非常清楚, 
過去那段歷史他來不及參與,但是面對未來, 
他秉持著過去兩位蔣總統勤政愛民的精神,來推動相關的市政。 

31 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
宋美齡錶送修驚見暗藏「這4字」 曝蔣介石身前「大秘密」 
 
2022/06/14 23:17:00 
 
 
1975年4月5日午夜蔣介石(蔣中正)與世長辭,幾個月後, 
其妻子蔣宋美齡女士前往美國定居,據傳她當時除了隨身行李外, 
她還隨身帶著蔣介石在結婚時送給她的14K金掛錶, 
沒想到8年後的某一天,掛錶發生故障的問題,於是蔣宋美齡將該錶送修, 
卻因此發現掛錶內暗藏了蔣介石的一個大秘密。 
 
1927年12月1日,蔣介石與宋美齡在上海結婚,當時蔣介石就送她一支14K金的掛錶, 
婚後蔣宋美齡始終都帶在身上,在1975年4月5日蔣介石與世長辭後, 
身心俱疲的她前往美國定居,除了隨身行李外,她還戴著蔣介石送她的14K金掛錶。 
 
蔣宋美齡在美國8年後的某天,這支正常運轉近50年的掛錶發生故障, 
蔣宋美齡急著將掛錶送修,找了著名鐘錶維修師楊聞達,他畢業於黃埔軍校十六期, 
退伍後開了一間鐘錶行維生,其手藝精湛,蔣介石生前也是他的客戶之一。 
由於蔣宋美齡委託送修的14K金掛錶是 
美國辛辛那提葛倫錶廠的作品,當時這家錶廠已經歇業, 
且美國市面上已找不到維修的廠商和零件,所以掛錶從美國寄回台灣請楊聞達維修。 
 
該掛錶抵達台灣後,楊聞達小心翼翼的拆解,在拆下錶殼組件維修後,他赫然發現, 
在錶殼內面刻有「中美相敬」四個中文字;楊聞達在維修完畢後, 
告知蔣宋美齡這件事,這讓蔣宋美齡相當震驚,因為蔣介石並未告訴她這件事。 
 
後來掛錶寄回美國,蔣宋美齡看著錶殼內側「中美相敬」四個字, 
旁邊還刻著民國16年12月1日,而這就是她與蔣介石結婚的日子,慢慢回憶, 
才想起當年取這四個字的意涵,是取「中」正與「美」齡的字,表示夫妻二者相敬如賓的意思。 

32 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
蔣介石風流愛將90歲生女! 妻妾12人 親手處死2叛逆的 
 
2022/06/14 23:15:00 
 
 
楊森是民國初年四川軍閥,他以妻妾成群,兒女眾多而出名, 
他公開的妻妾有12位,子女共有43人,且軍事化管理,賞罰分明。 
據說七姨太曾桂枝、九姨太蔡文娜因為移情別戀,遭楊森殺害。 
 
在民國初期,有權勢的男人都以納妾為榮,尤其在一些軍閥、富商圈子, 
更是妻妾成群,爭奇鬥豔。 
楊森尤喜歡漂亮、有文化的年輕女孩。迎娶進門的大多是不到20歲的中學生。 
 
據說楊森和他的「十二釵」採封建帝王似的關係,他和每個老婆輪流住宿三夜。 
一旦妻妾懷孕,可憑醫生證明領取生活費,倘使順利產下子女, 
則可領取存補助費,同時還可以子女的名義領取一份豐厚的田產。 
 
不過要當楊森的妻妾不容易,據說他的七姨太曾桂枝、九姨太曾桂枝兩人美艷驚世, 
因為移情別戀,深為楊森所惡,最後被設套處死。他最為人津津樂道的是, 
九旬高齡納17歲少女為妾,還生下一女。 
 
1949年國共內戰,解放軍逼近成都,楊森和其他四川軍閥一起輾轉到了台灣。 
1950年蔣介石委任楊森為台灣「總統府上將國策顧問」、「戰略顧問委員會戰略顧問」。 
楊森愛好體育,蔣還給他安排了「中華全國體育協進會」理事長。 
 
1972年楊森九十大壽,蔣介石派人在三軍軍官俱樂部為楊森布置祝壽。 
不久後,楊森看中17歲台灣新竹的女高中生張靈鳳,並以招募「秘書」為由娶進府中, 
成了第「十二釵」。 
不到一年,張靈鳳居然又為楊森生下最後一女,傳為海內外的奇談。 
 
直到1977年,93歲的楊森才因肺癌去世。 

33 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
西安事變誰活捉了蔣介石? 1位80多歲的老農不藏了:是我 
 
2022/06/14 01:01:00 
 
 
震驚中外的「西安事變」,無人不知無人不曉,然而關於誰才是第一個活捉老蔣的人, 
歷史上一直有一個誤傳,當時有媒體報導活捉老蔣的是孫銘九,但後來證實另有其人, 
且還得到中國政府6字評價。 
 
話說1936年10月22日,蔣介石由南京飛抵西安,嚴令進剿紅軍。張學良當面表示反對, 
並提出停止內戰,一致抗日的要求,遭蔣拒絕,兩人大吵;同年12月12日, 
為了改變蔣介石「攘外必先安內」的既定國策,張學良、楊虎城毅然在臨潼對蔣介石實行「兵諫」; 
東北軍奉命到華清池捉拿蔣介石,蔣介石從臥室窗戶跳出,摔傷後背,躲在一塊大石頭後面, 
被發現活捉,西安事變正式爆發。 
 
後來從西安事變結束到1979年,長達四十多年的時間裡,張學良西北剿匪總部衛隊 
第二營中校營長孫銘九不斷在面對媒體和報紙採訪時,發表了很多回憶錄, 
內容都是關於西安事變中抓蔣的現場,裡面誇大了自己的功績, 
把自己塑造成了第一個衝進房間抓蔣的第一人,在很長一段時間,很多人都信以為真。 
 
1979年《人民日報》等報紙上登載了孫銘九寫的《關於「西安事變」中如何捉拿蔣介石》; 
此時一位80多歲的老農名叫王玉瓚,寫了一封6000字的長信給中共高層葉劍英元帥, 
信上表示他才是第一個抓住蔣介石的人,而不是孫銘九;本來葉劍英也是不信的, 
但王玉瓚信中描寫抓蔣的過程實在太詳細了!葉劍英立刻安排調查員對此事進行調查求證, 
歷時三個多月,最後得出結論:王玉瓚才是「捉蔣第一人」。 
 
而王玉瓚究竟是誰?王玉瓚1896年生,遼寧?山縣人。 
1914年參加東北軍,歷任排長、連長、營長、少校副官、上校營長、副旅長等職。 
1929年入東北講武堂第九期學習,畢業時因其優異成績被張學良將軍調至身邊工作。 
後來,身在農村的王玉瓚,收到了中國政府的6字評價:「有功、愛國、正義」。 

34 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 03:28:27.35 .net
人生終わって鬱屈した底辺のように意味不明に「俺の勝ちだ」やら「論破」やら言い出し精神的勝利
意味不明に発狂してはループさせながら内容皆無の煽りだけ精神的勝利もやたら多い
そもそも会話する気もなく勢いだけのマウントやら精神的勝利が多すぎてマジでキモいんだけど

壷パターン脳みそ小さいから馬鹿にされると内容皆無で煽り返さないと死んじゃう病
脳みそ小さいから馬鹿にされると精神的勝利しようと必死になります

統一協会やアホの左翼がやる何でも日本が悪いをロシアに代えただけの
叩くためならデマでもなんでもいいって言う朝鮮人みたいな叩き方して恥ずかしくないのか?

35 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
「決定的な瞬間となる可能性」ウクライナ軍ハルキウ州“ほぼ全域”奪還

9/12(月) 23:30配信

ウクライナ軍が11日までにハルキウ州の“ほぼ全域”を奪還。要衝の都市からロシア軍を撤退させることに成功しました。

半年にわたりロシアの占領下にあった、北東部ハルキウ州バラクリアでは、ウクライナ国歌とともに国旗が上げられました。

バラクリア市議会Facebook:「大統領に結果を発表します。ハルキウ州バラクリアはウクライナ軍の支配下にあります。任務完了です。現在9月8日午後4時。ウクライナに栄光あれ」

街とその周辺には、いたるところにロシア軍の戦車や車両、兵器が打ち捨てられていて、ロシア軍はパニックに陥ったともいわれます。

住民たちは息を潜めながら、その時を待っていました。

住民:「3カ月間、地下室で生活した。今もそんな生活をする人がいる。食料を入手するために時々、地下室を出たりしながら生き残った。ウクライナ軍が奪還するとは正直思っていなかった。ウクライナの兵士が来たと分かった時、とてもうれしかった」

住民:「私は肉料理、友達はボルシチを作って、ウクライナ軍に持って行きます。涙が出るほど幸せです」

住民:「パスポートなしでは移動できず、携帯電話は検査され、黄色と青色の物が見つかると壊された」

街はまだ機能する状態ではなく、支援物資が配られています。とはいえ、ロシア軍がいなくなったことは、住民たちにとって安心のもととなっているようです。

住民:「何も売ってないし、食料を買うところすらない。でも、発砲や敵対行為がないことが大事です。もう外を歩くのが怖くないので、呼吸が楽です」

ウクライナ軍の反転攻勢はこれで終わりではありません。ハルキウ州南部イジュームでは、市議会の建物に国旗が掲げられ、ゼレンスキー大統領もイジュームを奪還したと発表しました。

ゼレンスキー大統領:「戦士たちよ。今、ウクライナ中の人々が君たちの行動を目の当たりにし、祝福している。世界も喜びに満ちている。敵はパニックに陥っている。君たちはウクライナの誇りだ。無事に帰還することを祈っている」

36 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
 
つづき

ニューヨーク・タイムズは、この奪還を「戦争の決定的な瞬間となる可能性がある」と報じました。

イジュームは、ロシアからの補給路がつながる要衝。ロシア軍が3月から占領し、ドンバス地方に侵攻する拠点にしてきた街です。

ウクライナ軍は今月6日以降、電光石火の勢いで、イジュームを含むハルキウ州の大部分を奪還。ロシアの補給路は断たれました。

ロシア国防省、コナシェンコフ報道官:「ドンバス解放を目指す特別軍事作戦を達成するため、バラクリアとイジュームの部隊を東部ドネツクに再編成する」

旧日本軍風に言えば「転進」です。アメリカのシンクタンクは「ロシアが作戦上の大敗北を喫した」としています。

ウクライナ軍は、このための“布石”ともとれる動きを見せていました。2カ月前から力を入れていた南部地域の奪還攻勢です。

ロシア軍の補給路を何度も攻撃し、攻勢を強めていくウクライナ軍。ロシア軍は防衛部隊の増派を余儀なくされ、その規模は約1万人とも言われています。

ウクライナ軍はさらに揺さぶりをかけるように先月末、「ヘルソンを含む多方面で反転攻勢をかける」と宣言。イジューム奪還に向けた奇襲作戦が始まったのは、この宣言の1週間後のことです。

CNN:「へルソンでは確かにウクライナ軍の攻撃があったが、その意図はロシア軍を釘付けにすることにあったようだ」

ただ、半年におよぶ占領で懸念されるのは、ブチャのような虐殺が起きていないかということです。

7日に解放されたばかりの村では、3月にロシア軍が埋葬するよう命じた遺体を掘り起こす作業が行われていました。戦争犯罪の捜査が早速始まっています。

警察官:「埋葬されていた2人の遺体を調査した。首筋には銃による傷があり、両耳は切り取られていた」

地元住民:「ロシア兵に脅迫されて墓を掘った。銃を持っていたので、言う通りにするしかなかった」

ハルキウ州の中でも占領は免れてきた州都ハルキウ。攻撃は度重なり、今も続いています。

フォトジャーナリスト・児玉浩宜さん:「現在午後8時を過ぎたところです。急きょ市内が停電になりました。つい先ほど空が赤く光るのが見えました」

児玉浩宜さんが滞在していたのは、ハルキウ市内のホテル。

児玉浩宜さん:「宿の方からキャンドルを頂きました。復旧のめどは立っていないそうです」

停電の原因は、ハルキウ郊外の発電所へのミサイル攻撃で起きた火災でした。ウクライナ側は、イジュームなどの奪還に対する報復だとしています。

37 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
NATO加盟に向けたウクライナの意欲はなお脅威=クレムリン

9/15(木) 0:59配信

ロシア大統領府(クレムリン)は14日、北大西洋条約機構(NATO)加盟に向けたウクライナの意欲はロシアの安全保障に対する脅威との見方を示した。

ウクライナ大統領府が13日に発表したNATO加盟などを巡る安全保障に関する草案を受け、クレムリンのペスコフ報道官は電話会見で、ロシアはこの草案を否定的に捉えており、ウクライナのNATO加盟という考えは「ロシアにとって主要な脅威」と指摘。「それは再びわれわれ自身の安全と国益を確保するための関わりと緊急の必要性を強調している」と述べた。

NATO前事務総長のラスムセン氏およびウクライナ大統領府のアンドリー・イェルマーク長官によって作成された9ページにわたる草案は「ウクライナの国際的な安全保障」に関して提言しており、ウクライナがNATOに加盟するまでの数年間に自衛能力を高めるために西側諸国に対し「政治、財政、軍事、外交資源」を提供するよう求めている。

ゼレンスキー大統領は、この草案はウクライナの新たな安全保障の基盤になるとした。

ペスコフ報道官は、ウクライナが自国の安全を保証するために西側諸国の支援を利用していると批判した上で、ゼレンスキー大統領がロシアの要求を直ちに受け入れることでウクライナの安全を高めることができると言及。「ウクライナの指導者はロシアに対する脅威を取り除く行動を取らなければならない。ウクライナ側はその行動が何でなければならないかを完全に認識している」とした。

38 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
マリン首相、ロシアの「ゆすり」批判 エネルギー問題 フィンランド

9/14(水) 14:51配信

 フィンランドのマリン首相は13日、フランス東部ストラスブールの欧州議会で演説し、ロシアが天然資源を兵器の一つとして扱い欧州各国へのエネルギー供給を著しく絞っていることを「ゆすり」と批判した。



 厳しい冬を前に欧州連合(EU)の結束を訴え、対ロシア制裁の強化を求めた。

 フィンランドはロシアのウクライナ侵攻を受け、隣国スウェーデンと共に北大西洋条約機構(NATO)への加盟を準備中。マリン氏は「エネルギー供給を通じてわれわれの社会にゆすりを行うことは、欧州のウクライナ支援やわれわれの結束を破壊しようとするロシアの一つの戦略だ」と非難。「(プーチン大統領に)これを成功させてはいけない」と述べた。

39 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ロシア政府、国内エレクトロニクス産業の技術不足を認識=新聞

9/14(水) 8:17配信

ロシア政府は国内エレクトロニクス産業の主要問題点として外国技術への依存や深刻な人員不足などを認識していると、露紙コメルサントが産業貿易省の文書を引用して報じた。

文書では、ロシアの技術レベルが世界水準から10─15年遅れていることや国内の部品生産コストが高いことなども指摘されている。

産業貿易省は、生産能力の拡大や開発支援に向けた研究促進などを提案。2030年までにエレクトロニクス産業をほぼゼロから創出し、国外のアーキテクチャーを採用せずに電子機器を設計することを目指すとしている。

40 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
「露軍、メリトポリから逃走」と地元市長 反攻加速も

9/14(水) 9:05配信

ロシアによるウクライナ侵略で、ロシアの占領下にある南部ザポロジエ州メリトポリのフェドロフ市長は13日、SNS(交流サイト)を通じ「露軍部隊が市内からクリミア半島に向けて逃走を始めた」と述べた。ウクライナメディアが伝えた。

メリトポリはアゾフ海に近い南部の要衝で、露軍が侵攻開始直後に制圧したが、ロシア側要人を狙ったパルチザンによる武力闘争が伝えられていた。露軍が同市を放棄した場合、南部でのウクライナ軍の反攻が進展する可能性がある。

ウクライナ軍が反攻を展開している東部ハリコフ州に関し、同国のマリャル国防次官は13日、6日以降に露軍から300カ所以上の都市や集落を奪還したと発表した。

一方、ウクライナ警察当局は13日、奪還した同州の要衝バラクレヤの警察署に露軍が拷問施設を設置していたと発表。ウクライナ側の協力者を拘束し、電気ショックを与えるなどの残虐行為をしていた上、同市からの撤退時に民間人を銃撃した情報もあるとし、捜査に着手したと表明した。

露軍が制圧を宣言している東部ルガンスク州のガイダイ知事は13日、地元テレビを通じ、隣接するドネツク州の中心都市スラビャンスクに近い要衝リマンでウクライナ軍が奪還に向けた戦闘を開始したと発表。リマンの奪還に成功すれば、ルガンスク州の解放が近づくとの認識を示した。

41 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 10:11:48.03 .net
「露軍、メリトポリから逃走」と地元市長 反攻加速も

9/14(水) 9:05配信

ロシアによるウクライナ侵略で、ロシアの占領下にある南部ザポロジエ州メリトポリのフェドロフ市長は13日、SNS(交流サイト)を通じ「露軍部隊が市内からクリミア半島に向けて逃走を始めた」と述べた。ウクライナメディアが伝えた。

メリトポリはアゾフ海に近い南部の要衝で、露軍が侵攻開始直後に制圧したが、ロシア側要人を狙ったパルチザンによる武力闘争が伝えられていた。露軍が同市を放棄した場合、南部でのウクライナ軍の反攻が進展する可能性がある。

ウクライナ軍が反攻を展開している東部ハリコフ州に関し、同国のマリャル国防次官は13日、6日以降に露軍から300カ所以上の都市や集落を奪還したと発表した。

一方、ウクライナ警察当局は13日、奪還した同州の要衝バラクレヤの警察署に露軍が拷問施設を設置していたと発表。ウクライナ側の協力者を拘束し、電気ショックを与えるなどの残虐行為をしていた上、同市からの撤退時に民間人を銃撃した情報もあるとし、捜査に着手したと表明した。

露軍が制圧を宣言している東部ルガンスク州のガイダイ知事は13日、地元テレビを通じ、隣接するドネツク州の中心都市スラビャンスクに近い要衝リマンでウクライナ軍が奪還に向けた戦闘を開始したと発表。リマンの奪還に成功すれば、ルガンスク州の解放が近づくとの認識を示した。

42 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 10:13:28.46 .net
ロシア・メディアが“砕け散った”後の“破片”の状況

9/14(水) 11:02配信

【ウクライナ侵略とロシア】『ノーヴァヤ・ガゼータ』に加えられ続ける圧力と国外での活動
「ノーヴァヤ・ガゼータ」のロゴ=cc0

 ロシアが2月24日に「特別軍事作戦」を開始した後、これを「中傷する」報道は違法とされ、事実上の軍事検閲が行われ、政府公式発表に一致しない情報発信は禁じられてしまった。

 『ノーヴァヤ・ガゼータ』は、3月下旬に新聞の発行を停止したが、メディアとしてのライセンスは保持していた。しかし、それも9月5日、モスクワの裁判所の決定で取り消された。

 報道の自由を享受したロシア人ジャーナリスト達は“破片”として、一部はロシア国内にとどまり、一部はバルト3国、東欧、西欧、ジョージア、ウクライナなどにちらばり、組織を作り直したり、あるいは個人レベルで情報発信を試みている。

 彼らの動向を、数回に分けて紹介したい。

【ロシア・メディアが置かれた状況】

 戦争開始から7月末までに、ロシアの検閲当局ロスコムナゾル(連邦通信・情報技術・マスコミ監督庁)は、ロシアで活動していた少なくとも95のネットの情報源を遮断した。

 「国境なき記者団(RSF)」の2022年度の言論の自由ランキングで、ロシアは180カ国中155位にランクされた(最下位は北朝鮮)。

 ロシアの調査報道ネット『プレエクト』によれば、少なくとも504人のジャーナリストがロシアを離れ、その多くが2月24日以降に離れた者である。

 ロシアの独立系メディアの名前は、亡くなった人達の「追悼リスト」の様相を呈している。

 著名な弁護士イリヤ・ノヴィコフは、国外での彼らの活動を「オフショア・ジャーナリズム」と呼んだ。

 彼自身も、2021年にキエフに移り、2022年にはロシア軍から自分の新しい故郷(ウクライナ)を守るための防衛戦に参加した。

 ロシアのジャーナリズムは、「オフショア・ジャーナリズム」であると同時に「オンライン・ジャーナリズム」でもある。

▼新聞『ノーヴャヤ・ガゼータ』

 この新聞は故ゴルバチョフにより1993年に創設され、プーチン政権に批判的であり、そのために6人のジャーナリストを殺された。

 編集長は、2021年のノーベル平和賞受賞者のドミトリー・ムラトフである。

 彼はノーベル賞メダルを1億350万ドルで売り、国連児童基金(ユニセフ)に寄付し、ウクライナ難民の子供たちとその家族を支援した

 3月下旬、新聞は発行を停止した。

43 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 10:14:19.86 .net
 
つづき

 『ノーヴァヤ・ガゼータ』からウクライナに派遣されていた記者のエレナ・コスチュチェンコは、逮捕を恐れ国外にいるが、「本を書き上げたらロシアに帰国するつもり」と述べている。(『エコノミスト』5月3日)

 ロシアでもサイト『novayagazeta.ru』の存続は認められているが、もちろんウクライナに関する報道などは認められない。

 過去のアーカイブの記事や、ゴルバチョフ追悼など、一見政権に無害な記事は掲載されているが、その中には、プーチン批判のメッセージを読み取れるものもある。

 7月、『ノーヴァヤ・ガゼータ』は、紙媒体による96ページの雑誌『NO』の発行をロシア国内で開始した。

 これは経済、社会、文化を扱っており、購入したいとの注文も沢山入っていると、『ノーヴァヤ・ガゼータ』編集部はサイトで説明している。
 
 この雑誌に連動して、youtubeチャンネル「NO.Media from Russia」 も立ち上げた。

 またウェブサイト「NovayaMedia」を立ち上げて、国内政治などを報じている。

 たとえば8月23日には、まだロシアにとどまっているリベラルな政治家のレオニード・ゴズマンのインタビューを、また8月25日には野党政治家で元エカテリンブルグ市長のエフゲニー・ロイズマンの拘束を伝えた。
 
  『ノーヴァヤ・ガゼータ』が読者や支持者にアンケートをとったところ。90%が、「検閲を受けいれてもよいので、それでも報道を続けてほしい」と答えたということだ。

 現下の厳しい状況下で、何とかその期待に応えようとしている。

 新聞『ノーヴァヤ・ガゼータ』の発行は停止されたが、メディアとしてのライセンスはまだ保持していた。しかし9月5日のモスクワの裁判所決定により、このライセンスも抹消された。

 プーチン政権は、上記の様々な『ノーヴァヤ・ガゼータ』の活動を全て禁止したいのだろう。

 ムラトフ編集長は、上訴するとしているが、ロシア国内の活動への圧力は益々強まっている。
 それでも『ノーヴァヤ・ガゼータ』も、あの手この手で対応していくのだろう。


▼『ノーヴァヤ・ガゼータ・ヨーロッパ』

 4月7日、ムラトフ編集長が列車内で赤い液体をかけられるという事件が発生した。

 この同じ日、国外に『ノーヴァヤ・ガゼータ』の一部の人員を移し、国外から発信することが決定された。

 このようにして、ラトビア共和国リガで『ノーヴァヤ・ガゼータ・ヨーロッパ』(https://novayagazeta.eu/)が発信を始めた。

 この『ノーヴァヤ・ガゼータ・ヨーロッパ』の編集長は、キリル・マルティノフ(41歳)である。

 彼は4月に約30人のスタッフと共にロシアを離れ、リガに落ち着いた。

 マルティノフは、モスクワの有名な大学である経済高等学院で教鞭をとっていたが、2022年3月14日に『ノーヴァヤ・ガゼータ』編集部に加わり、最初に書いた記事は「石油と専制主義」というものであった。

 現在、『ノーヴァヤ・ガゼータ・ヨーロッパ』は、ロシア・ウクライナ戦争の状況、ロシア社会の軍国主義化、ウクライナ、ベラルーシ、バルト諸国の状況などを伝えている。

44 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 10:14:35.14 .net
 
つづき

 ロシア語版と英語版があるが、異なる記事を掲載している。

 彼は、8月29日に『モスクワのこだま』の番組「個人的にあなたの」に出演し、約1時間、意見を述べた。

 マルティノフの意見は、モスクワの指導者は、ウクライナを主権国家としてみなしておらず、政権維持の目的もあり、この「特別軍事作戦」を続けるだろうというものである。

 マルティノフは、毎週「怖いニュース」

 と題して、ウクライナ戦争の状況も含めて、過去1週間の出来事を振り返ってコメントもしている(Youtubeで見ることができる。音声はロシア語)。

 ラトビア発の『ノーヴァヤ・ガゼータ・ヨーロッパ』は、反プーチンととられる内容のため、ロシアでは、このサイトを見ることができない。

 『ル・モンド』紙の告知によれば、来る9月17日の同紙主催のイベントで、マルティノフは、「ウクライナ:戦争を語る」と題する講演を行うそうだ。

 欧州のメディアは、独立系ロシア・メディアと連携している。

 以上のように『ノーヴァヤ・ガゼータ』はいくかのメディアにばらけて、「別々のプロジェクトとして運営されている」と説明される。

 そのことにより、ロシアにとどまっている同志が、外国での報道についての責任を問われないようにしている。

 それでもかつての同僚達の連帯は、国を超えて維持されているようだ。

(次回は、独立系テレビ局『ドジュチ(雨)』、ラジオ局『モスクワのこだま』を取り上げる。)

**********************************

【ニュースソクラ編集部による注】

 ロシアの独立系メディアは、ロシア国内での活動が制限される中で、それでも内外で様々な発信を試みています。日本のマス・メディアでは、彼らの活動が紹介されることは殆どなく、あっても断片的なものです。

 この記事は、ロシアの独立系メディアの今日の状況を説明しています。

45 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 10:15:29.32 .net
パキスタンへのガス供給可能、パイプライン通じ=ロシア大統領

9/16(金) 3:13配信

ロシアのプーチン大統領は15日、パイプラインを通じたパキスタンへのガス供給は可能であり、インフラの一部はすでに整備されていると述べた。ロシア通信(RIA)が報じた。

プーチン大統領はこの日、ウズベキスタンのサマルカンドで開催された上海協力機構(SCO)首脳会議に合わせ、パキスタンのシャバズ・シャリフ首相と会談。パキスタン首相府は「シャリフ首相は食料安全保障、貿易と投資、エネルギー、防衛、安全保障を含む相互利益の全ての分野で、両国間の協力を一段と拡大・強化するために、ロシアと緊密に協力するというパキスタンのコミットメントを再確認した」と発表した。

両国は次回の政府間委員会をパキスタンの首都イスラマバードで近く開催することで合意したという。

46 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 10:17:52.54 .net
 EUの制裁、ロシアの軍備品維持に深刻な打撃=ボレル上級代表

9/14(水) 1:29配信

欧州連合(EU)の外相に当たるボレル外交安全保障上級代表は13日、ロシアの技術のほぼ半分が欧州からの輸入品に依存しているとし、EUによる制裁がウクライナ戦争におけるロシアの兵器など軍備品の維持に深刻な打撃を与えていると述べた。

欧州議会で「ウクライナの路上で破壊されたロシアの戦車の内部を見れば、その戦車には欧州諸国が製造した膨大な量の電子部品が使われていることが分かる」と指摘。「ロシアの技術の45%は欧州からの輸入品に依存しており、(制裁によって)これが断ち切られた」と指摘した。

また、EUの対ロシア制裁は、すでにロシアに「非常に深刻な結果」をもたらしていると言及。「民間航空機の3分の2は、その部品が西側諸国からのものであるため、もはや飛ぶことができず、封鎖によって必要な予備部品も入手不可能になっている」とした。

軍事面では、ロシアは「被った莫大な軍事的損失」を克服できていないとした。

47 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 10:18:42.33 .net
ウクライナ軍、ハルキウ奪還で“劣勢”ロシア兵に変化も 占領下の実態明らかに

9/14(水) 19:49配信

 解放されたウクライナの街の様子が明らかになってきました。一方、ロシアではハルキウ州の敗北をきっかけにある変化が起きていました。

 解放されたウクライナ東部の街からは、ロシアの国旗や横断幕が次々と排除されていきました。

 そして占領下の街で何があったのか、その実態も明らかになってきました。

 現地住民:「ずっと銃撃をされていたので爆発音を聞くとすぐに立ってしまいます」「15から20人くらいのロシア兵たちが家の中庭から出てきて、至近距離で息子たちの車を撃ったのです。皆、この戦争やプーチンを呪っています」

 要衝の街イジュームに入ったカメラはロシア軍が乗り捨てた戦車と、破壊された学校を捉えていました。さらに、ウクライナ兵が案内した先にあったのは、ロシア軍が支配した痕跡、最前線の基地でした。

 要衝の街イジューム。その地下には、ロシア軍が設置した司令部がありました。

 CNN特派員:「ここが前線の司令部です。ここを歩いていると本当に不思議なことがあります。この壕(ごう)の中にはロシア軍の上級将校の役割別のラベルが学校の机に貼られて、並べられています」

 イジュームの市議会議員によると、およそ半年間の占領期間に、少なくとも1000人の市民が死亡したと言います。

 ロシア軍が残した爪痕は決して小さくありません。そうした状況で、ゼレンスキー大統領は希望の光となる報告を続けています。

 ゼレンスキー大統領:「奪還した我々の地域を具体的に分析した。現在4000平方キロメートル以上の地域を完全に掌握した」

 さらにイギリスの国防省は13日、ハルキウから撤退したロシア軍のなかには、NATO(北大西洋条約機構)と戦争になった際、主力と考えられていた戦車部隊も含まれると分析。

 こうしたロシア軍の現状については、国内からも問題視する声が…。

 ロシア兵の人権保護団体、アレクセイ・タバロフ代表:「(戦争が始まった)当初に比べたら、戦争に参加することを断る兵士たちが増えているし、これからも増えていくと思う」

 ロシア兵の人権保護に取り組むNGOの代表、アレクセイ・タバロフさんは、軍の士気が下がっているのではないかと指摘します。

 ロシア兵の人権保護団体、アレクセイ・タバロフ代表:「ロシア軍には徴兵された兵士もいれば、契約を結んで戦争に行っている兵士もいます。兵士たちに対する待遇も良くない。約束していた契約の給料も払われていません」

 しかし、それでも兵力が不足することはないと言います。

 ロシア兵の人権保護団体、アレクセイ・タバロフ代表:「兵士たちの士気は下がっているのですが、まだ戦争でお金を稼ぎたい人はいます。囚人を強制的に徴兵したり、国営企業による(兵士の)募集もあります」

 ハルキウ州の敗北をきっかけに、ロシア国内にも大きな変化があると専門家は指摘しています。

 笹川平和財団・主任研究員、畔蒜泰助氏:「言ってみればロシアの大きな敗北が明るみになった。そのタイミングでサンクトペテルブルクの市議会の方ででプーチンの辞任要求が出された。戦争開始当初はロシアの情報統制が効いていたんだと思う。ここにきてロシアの情報統制や政治統制があまり効果を見せなくなりはじめていることの表れ」

 しかし、プーチン政権を本当に脅かすのは戦争反対の声ではないといいます。

 笹川平和財団・主任研究員、畔蒜泰助氏:「『ロシア国内の生活とウクライナの戦争は完全に別物ですよ』とある種のパラレルワールドだと言い方をする人もいるが、政府のやっていること(特別軍事作戦)に反対して生活が苦しくなっても嫌だから(プーチン政権の)支持をする。ところが今回こういう形で敗北を喫した、戦争を支持している人たちのなかからも『こんなやり方じゃダメだ』『大動員すべきなんだ』という声が上がり始めている。ロシア国民が本当に戦争を実感せざるを得ない状況になっていく。(その状況では)パラレルワールドを維持できない可能性がある」

 こうした状況のなか、ロシア大統領府は15日、プーチン大統領と習近平国家主席が、対面での首脳会談を行うことを発表。

 笹川平和財団・主任研究員、畔蒜泰助氏:「中国が(ロシアから)石油や資源を買うとかどこまで踏み込んだ支援をプーチンに約束するのかどうか、これが一つの焦点となる」

48 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 10:19:37.02 .net
ウクライナ軍の進撃は「迅速で衝撃的」 米ホワイトハウス

9/14(水) 12:02配信

 米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報担当調整官は13日、ウクライナ軍がロシア軍の実効支配地域で進撃を続けていることについて、「迅速で衝撃的」と語った。ホワイトハウスは慎重ながらも楽観的な見方を繰り返し示している。



カービー氏はテレビ番組に出演し、「彼らには確かに一定の勢いがある。特に北東部のドンバス地方で勢いがある。あなたもウクライナ軍の進撃がいかに迅速で衝撃的だったか報道で目撃したと思う」と述べた。

カービー氏はそれでも、さらに戦闘が続くとし、特に南部ではウクライナ軍がヘルソン市近郊への突破を図っていると指摘。ウクライナ軍は南へ向かう際にはロシア軍からのさらに厳しい抵抗に直面しているものの、北東部について前進しており、そこではウクライナ側に一定の勢いがあることは間違いないと述べた。

カービー氏によれば、何週間にもわたる計画が実行に移されたという。

カービー氏は、ロシア国内でのプーチン大統領に対する脅威について質問されると、米国は状況を注視していると述べた。

カービー氏は、プーチン氏に対して、反体制派からだけではなくロシア国内で選出された議員からも批判が出ているとして、成り行きを見守っていると語った。反対意見を述べた一部の議員に対して取り締まりが始まる兆候がすでにあるという。それでも、選挙で選ばれた地区議員でさえプーチン氏に対する批判の声を上げているのは注目に値すると述べた。

カービー氏は、米国が外交的解決の状況が整ったと考えているかと質問されると、分からないとし、ウクライナのゼレンスキー大統領の考えに従うと述べた。

49 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 10:20:26.06 .net
ロシア軍車両を待ち伏せ攻撃 ウクライナ軍特殊作戦部隊

9/13(火) 11:32配信

ーウクライナ特殊作戦軍は9月12日、特殊部隊がロシア軍車両を待ち伏せ攻撃する映像を公開した。

 同作戦軍によると、部隊は偵察活動中にロシア軍車両に遭遇。急きょ待ち伏せ攻撃を敢行したところ成功したという。

 車両にはロシア兵2人が乗っていたが、この攻撃で殺害され、特殊部隊は武器や無線機、ロシア軍の腕章とスティッカーなどを押収した。

50 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 10:20:54.03 .net
「ネズミみたいに逃げた」 ウクライナ空挺隊が映像公開

9/14(水) 13:43配信

 ウクライナ陸軍第25独立シチェスラフ空挺旅団は9月13日、ロシア軍から奪還した同国北東部のハルキウ州で撮影した映像を公開した。

 映像の中で、ウクライナ軍空挺隊員は「ロシア軍は戦車から友軍兵士まで置き去りにして退却した」と語った。「逃げるために、(足手まといになる)負傷した友軍兵士を撃つこともあった」という。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は12日、数週間でルクセンブルクの2倍以上の広さに相当する6000平方キロメートル以上を奪還したと発表した。
 一方のロシアは、ハルキウ州から部隊を撤退させたことを認めている。

51 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 14:44:32.67 .net
米国とEU、対ロシア制裁実施へトルコへの圧力強化=FT

9/15(木) 14:37配信

米国と欧州連合(EU)は、ロシアに対する制裁実施に向けトルコへの圧力を強めている。英紙フィナンシャル・タイムズが15日報じた。

計画に関与している西側当局者2人の話として、米国はロシアの決済システム「ミール」に統合されているトルコの銀行に注目していると伝えた。EUはトルコ当局者に直接懸念を表明するため代表団を準備している。

52 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 14:45:51.52 .net
ロシア、途上国に無償で肥料提供の用意=プーチン氏

9/16(金) 19:00配信

ロシアのプーチン大統領は、ウズベキスタンで開催された上海協力機構(SCO)首脳会議で演説し、欧州が対ロシア制裁の一段の緩和に合意すれば、欧州の港に滞留しているロシア産肥料30万トン以上を途上国に無償で提供する用意があると述べた。

プーチン氏は欧州がロシアの肥料輸出を妨げている制裁を「部分的に」しか解除していないと指摘。欧州連合(EU)がロシアの輸出品の輸送に対する一部の制裁を緩和したことは歓迎するが、EUは加盟国のためだけに「身勝手に」制裁を解除していると非難した。

同氏は「ロシア産肥料を購入できるのは彼らのみだ。途上国や世界の最貧国はどうなるのか」と述べた。

53 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 14:46:52.87 .net
露のガス、モンゴル通り中国へ 3首脳が新パイプラインの推進で合意

9/16(金) 17:40配信

 中国の習近平(シーチンピン)国家主席、ロシアのプーチン大統領、モンゴルのフレルスフ大統領は15日、上海協力機構(SCO)首脳会議で滞在中のウズベキスタンで会談した。中国外務省によると、3者はモンゴル経由で中ロを結ぶ天然ガスのパイプライン建設計画を推進していくことで合意した。ウクライナ侵攻をめぐり米欧から制裁を受けるロシアを、中国が経済面で支える構図が強まっている。



 中国メディアによると、この計画は、モンゴルを通過し、ロシア西部と中国北部をパイプラインで結ぶ「シベリアの力2」で、年間約500億立方メートルの輸送能力を見込んでいる。

 中ロ間には2019年、ロシアと中国の東北部を結ぶパイプライン「シベリアの力」が一部開通し、現在も延長工事が進む。ロシア・サハリンの天然ガスを中国に運ぶパイプラインも計画中で、中ロのエネルギー安全保障をめぐる協力関係が深まりつつある。

 ウクライナ侵攻後、欧州などはロシアへのエネルギー依存の低下もはかっている。「シベリアの力2」が開通すれば、ロシアは欧州向けの天然ガスを中国に振り分けることも可能になる見通しだ。

54 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 14:48:10.57 .net
パキスタンへのガス供給可能、パイプライン通じ=ロシア大統領

9/16(金) 3:13配信

ロシアのプーチン大統領は15日、パイプラインを通じたパキスタンへのガス供給は可能であり、インフラの一部はすでに整備されていると述べた。ロシア通信(RIA)が報じた。

プーチン大統領はこの日、ウズベキスタンのサマルカンドで開催された上海協力機構(SCO)首脳会議に合わせ、パキスタンのシャバズ・シャリフ首相と会談。パキスタン首相府は「シャリフ首相は食料安全保障、貿易と投資、エネルギー、防衛、安全保障を含む相互利益の全ての分野で、両国間の協力を一段と拡大・強化するために、ロシアと緊密に協力するというパキスタンのコミットメントを再確認した」と発表した。

両国は次回の政府間委員会をパキスタンの首都イスラマバードで近く開催することで合意したという。

55 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 14:49:20.45 .net
トルコとシリアが接触、ロシアは段階的に軍撤退=関係筋

9/16(金) 8:39配信

トルコの国家情報機構(MIT)トップ、ハカン・フィダン氏は過去数週間、シリアの首都ダマスカスで同国の情報機関トップ、アリ・マムルーク氏と複数回協議を行っている。関係者4人がロイターに明らかにした。

両国の接触は、ウクライナ戦争の長期化に備えたロシアのシリア政策の転換を反映していると関係者らは指摘する。

トルコ治安当局者によると、シリアのアサド政権の後ろ盾であるロシアは、ウクライナ戦争に注力するためにシリアから軍を段階的に撤退させており、シリアにおける「政治的解決を加速させる」ため、トルコに対してアサド政権との関係正常化を要請した。

シリア情報筋によると、ロシアはウクライナでさらなる軍展開が必要になった場合に備え、シリアでの立場を明確にしようとしており、トルコとシリアに交渉開始を促した。

ただ、トルコとロシアは、ロシア軍が撤退した後、政府の統治地域で既に広範囲に配備されているイラン支援勢力が影響力を拡大することを望んでいないという。

56 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 15:33:38.87 .net
台湾が真の中国。
国連でも中華民国で登録されている

57 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 18:42:18.02 .net
習主席がプーチン大統領と直接会談へ 発言に注目

9/15(木) 10:39配信

 中国の習近平国家主席が新型コロナ拡大後、初の外遊で中央アジアのウズベキスタンに到着しました。15日、ロシアのプーチン大統領とウクライナ侵攻後初の直接会談が予定されています。

 習主席は14日夜、ウズベキスタンのサマルカンドに到着し、歌や踊りで歓迎を受けました。

 15日から2日間にわたって中国やロシア、インドなどが参加する上海協力機構の首脳会議に出席します。

 中国共産党系の環球時報は会議では、首脳宣言が発表される見通しで、国際問題に対する立場が表明されると伝えています。

 ウクライナ侵攻後初めてプーチン大統領との直接会談も予定されていて、アメリカやヨーロッパなどが制裁を強めるなか、習主席がウクライナ問題についてどのように言及するかが焦点です。

58 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 19:02:04.32 .net
ウクライナ快進撃“要衝の町”奪還 “プーチン氏辞任要求”に30議員署名

9/13(火) 20:17配信


 ウクライナの反転攻勢を受け、ロシアが大きく揺らいでいます。専門家はロシアの核兵器使用について、「今までの中で一番近づいている」としています。

 半年にわたりロシア軍に制圧された街で、笑顔と共にウクライナの国旗が掲げられました。
   
 デルガチ地区長:「(彼女は)本日から通常の業務に戻ることになりました」

 ウクライナ北東部で広がる歓喜の声。今、ハルキウ州でウクライナ軍の快進撃が続いています。

  ゼレンスキー大統領:「9月初めから今まで我々の兵士は、ウクライナ東部と南部で6000平方キロメートル以上を奪還しました。そして反攻作戦は続いています」

 9月に入った時点では、ハルキウ州の多くが赤で示されたロシア軍に制圧された地域でした。

 ターニングポイントは6日です。ウクライナ軍はそれからわずか5日ほどでロシア軍の補給路につながる要衝イジュームを奪還。ハルキウ州の大部分を取り戻したのです。その面積は東京都の2.7倍に及びます。

 奪還した地域に残されていたのは、ロシア軍の戦車や兵器です。ロシア軍の一部の兵士は、軍服を脱ぎ捨てて私服姿になり、地元住民に紛れ込んで逃走しているといいます。

 わずか5日の“奪還劇”はなぜ成功したのでしょうか。専門家は、ウクライナ軍の巧みな作戦があったと指摘します。

 防衛研究所・高橋杉雄氏:「ウクライナ側がロシア側をだました」「当然ロシアも人工衛星があるので、ハルキウ方面にウクライナ軍が集結していたのは分かっていた。分かっていたが本命はヘルソンだと頭が最初にできているから、判断するのは人間なので、人間がだまされてしまうと、衛星情報やサイバーの情報があろうと正確な判断はできない」「(Q.この展開は予想できた?)まったく予想はしていなかった」

 世界を欺いたというウクライナの進撃を受けてロシア側は大きく揺らいでいます。

 防衛研究所・高橋杉雄氏:「決定的な敗北を回避する目的での核使用。今までの戦争の展開の中で一番近づいている」

 ウクライナ軍はわずか5日でハルキウ州の大部分を取り戻す快進撃をみせています。それを受けてロシア側は大きく揺らいでいます。

 ロシア国防相はハルキウ州の部隊を再編成すると発表しました。この地域からの撤退を認めたものとみられます。

 こうした動きにプーチン大統領の熱烈な支持者からも批判の声が。

 チェチェン共和国、カディロフ首長:「最新情報を得ているが、具体的な説明がない」

 プーチン大統領に忠誠を誓うチェチェン共和国のカディロフ首長。自身が指揮する部隊をウクライナに派遣するなど、ロシア軍を支援していますが、今回の戦略には不満があり、状況次第では直談判すると訴えました。

 チェチェン共和国、カディロフ首長:「私は国防省のように戦略を考える専門家ではないが、今回間違えてしまったことがあると思う。今後、戦略の見直しをしてくれることを期待する」

 そしてロシア国内でもプーチン大統領に逆風が。地方議会で反プーチンの動きが広がっているのです。

 12日、サンクトペテルブルクの地方議員がプーチン大統領に辞任を求める声明を発表しました。そのなかで、「プーチン大統領の行動がロシアと市民の未来に害を及ぼすと信じている」と指摘。この声明にはモスクワなど、およそ30の地区の議員が署名しています。

 専門家は“核の緊張”が軍事侵攻開始以来、最も高まっていると警鐘を鳴らしています。

 防衛研究所・高橋杉雄氏:「核兵器を使う状況は大まかに2つあり得る。一つは『核兵器を使うことで戦争に勝つ』。もう一つは『核兵器を使うことで敗北を回避する』。少し前までの戦況は基本的に膠着(こうちゃく)状態で、核兵器を使ったからといって戦争に勝てる状態じゃなかった。今、ロシア側が地上軍にかなり打撃を受けた形で負けつつある。決定的な敗北を回避する目的での核使用という2つ目のパターンが、浮上する可能性というのが出てきていて、(核兵器使用の選択が)テーブルの上に載ったうえで、最後にプーチン大統領がどう判断するか。そう考える状況が今までの戦争の展開の中で一番近づいている」

59 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ロシア人軍事ブロガーの物騒なSNS「前例は1945年の日本だ」 核の脅し、プーチン氏は?

9/16(金) 7:00配信

 核兵器を使うしかないのでは――。そんな声がロシア人の軍事ブロガーからあがった。9月中旬、ロシア軍が、ウクライナ北東部ハルキウ州でウクライナ軍の奇襲を受け、敗走を重ねたからだ。ウクライナ本格侵攻後、核使用の脅しは、プーチン大統領をはじめ様々なロシア人がかけてきた。いったいどうなるのか。



*  * *

 プーチン大統領はウクライナ東部ドンバス地方の軍事的な「解放」を戦争目標に掲げている。「ドンバス決戦」の行方がプーチン政権の今後を左右する、と言っても過言ではない。ドンバスのうちルハンシク州はロシア軍が押さえ、残るドネツク州の攻防が焦点となっている。

 その北隣ハルキウ州はロシアからのドンバスの戦地への補給路が走る。ウクライナ軍は9月10日までに、鉄道輸送の拠点だった同州クピャンスクを奪還するなど、重要な補給路を断った。ロシア側は、3日間で50キロも進軍する素早い奇襲を受け、大敗北した。ロシアの軍事ブロガー、「ロマノフ・ライト」が9月10日、SNSに次のように書き込んだ。このブロガーは、米国のシンクタンク「戦争研究所」も情報源としている。

「ハリコフ(ハルキウ)州をロシアが失うのは時間の問題。焦点は(ドンバスでロシアがすでに占領した)ルガンスクを救えるかどうかだ。唯一の手段は、(西側の武器供与のルートである)ウクライナ西部諸州への戦術核使用だ。あらかじめ降伏をキエフに求めたうえで、数発撃ち込めばよい。前例がある。1945年の日本だ。アメリカはこの方法で日本を占領下においた」


 日本人にとっては物騒な発言に聞こえるが、実はロシア側の核戦力の重視は、2000年に大統領に当選したプーチン氏が任期1期目すでに表明していた。当時、ロシアのテレビインタビューに「ロシアの国力の源泉は天然資源と『核の3本柱』です。(核弾頭の運搬手段の)大陸間弾道ミサイル、戦略爆撃機、原子力潜水艦、この三つを持つのはロシアとアメリカだけなのです」と述べた。

60 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 19:50:31.51 .net
 
つづき

「核の3本柱」という表現は、ウクライナ本格侵攻後もロシアメディアに登場した。侵攻4日目の2月27日。プーチン大統領はショイグ国防相に、核抑止戦力を「高度な警戒態勢」に移すよう指示した。その言葉の意味を、プーチン氏に近いテレビ司会者がネットメディアで解説した。

「抑止戦力とは、核の『3本柱』のことです。ロシアの原潜11隻から500発以上の核弾頭を撃ち込め、それだけで全NATO諸国を亡ぼせます。その他、大陸弾道ミサイルの威力は言うまでもありません。核弾頭数でロシアは世界一。プーチンは『ロシアを脅してはならない』と警告したのです」。

 実際、米ロは核弾頭をそれぞれ約6千発持ち、世界の9割を占める。

 さらにこの司会者は、テレビのトークショーでも、ウクライナ支援に最も積極的な英国にミサイルが飛んでいくCGを見せながら、「小さな島国は核ミサイル1発で永久に消滅する」とも述べた。

 ただし、プーチン大統領自身が「核を使用する」とはっきり述べたことはない。御用マスコミをはじめ、その意向をくむ人々が、プーチン氏の言葉を自分なりに解説し、西側諸国を脅す。こうした役割分担ができており、ウクライナへの支援を何とか防ごうとしているのだ。つまり、この時点では核使用をほのめかして脅してはいるが、本気で「核を使う」と警告しているわけではない。

 では、どんな場合にそこから一歩進んで、戦術核兵器が使われる可能性があるとロシアは考えているのか。

 一つの参考になるのは、メドベージェフ安全保障会議副議長(元大統領)の説明だろう。ロシアメディアが次のように伝えた。

 メドベージェフは「ロシアの軍事ドクトリンで戦術核兵器の使用は想定されているのか」との質問に、「我が国ではそのテーマのドクトリンは公開されており、『核抑止分野における基本国家戦略』という文書もある」。ロシアが核兵器を使用する根拠として、敵国の核兵器使用、核兵器を管理している軍施設への攻撃、国家そのものの存立を危うくする事態などを列挙した。そして、「今のところ、そういう行為はみられない」と述べた。

61 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 19:51:30.24 .net
 
つづき

 戦術核兵器使用に関して明文化された基本原則があるならば、国家としてそれに則って判断すると思いたいところだ。しかし、メドベージェフ氏自身はそういう文書に基づく冷静な議論は好まず、聖書も引用しながら言葉による「核の威嚇」を繰り返してきた。ロシアのタス通信(9月3日)は「メドベージェフは偉大なロシアを守る最良の保証は核兵器の武器庫だと考える」と題する次のような記事を配信した。

「メドベージェフは、核大国を崩壊させようという死のゲームがどうなるかは、火を見るより明らかだ。人類の“最後の審判の日”が来るのである、と述べた」

 7月にも「ウクライナがクリミア半島を攻撃した場合、最後の審判の日が来る」と聖書を引用して脅した。5月には「西側の武器支援が続けば、(ロシアとの)代理戦争となり、全面核戦争になるかもしれない」と述べた。

 こうした「核のプロパガンダ」はロシア人の心にどんな影響を与えているのだろうか。ロシアの世論調査機関レバダセンターは6月、次のような調査結果を発表した。


「ウクライナでの状況は、ロシア・NATOの軍事紛争に転化すると思いますか」

はい 48%
いいえ 42%




「西側との戦争になった場合、プーチンは軍に核の先制使用を命じると思いますか」

間違いなく 10% 
おおいにありうる 24%
ありそうもない 36%  
絶対ない 22%



「ロシアが核使用する可能性について恐ろしいと感じますか」

感じない 21%
感じる 77%



 プーチン氏が核を先制使用するのかについては、ロシア人の間で意見が割れている。また、核を恐ろしいと感じる人が大半を占め、ロシアの世論が核使用に賛成しているとまではなっていないようだ。

 果たして、最近のロシア側から発せられる核使用への言及は、その危険性がかつてないほどに高まっているサインなのか、西側へのブラフにとどまるのか。また、その先、追い詰められたロシアはいったい、どんな選択をするのだろうか。

62 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 19:52:01.27 .net
 
つづき

 米ニューヨークタイムズ紙(9日10日)はプーチン氏の胸のうちを推し量るような記事を書いた。ウクライナ軍の東部ドンバス方面での反攻を受け、次のように伝えた。

「ベストシナリオはロシア軍が今の前線から撤退することだろうが、危険なのは、モスクワが絶望にかられて核使用の瀬戸際に向かうことだ。戦場での敗北を戦術核で逆転する戦略をロシアは想定しているからだ。(ウクライナが)どこまで軍を進撃させるべきなのか。(ウクライナ南部にあり、ロシアが一方的に編入した)クリミア半島や、ドンバスは、越えると危険な一線なのかもしれない」。

 核のボタンを持つのはプーチン大統領。世論が反対したり、逆に軍事ブロガーが煽ったりしたとしても、最後に決めるのはプーチン氏ひとりだ。

 ウクライナ・ハリキウ州でのロシア軍大敗が日本などで報じられた9月10日、筆者はロシア国営テレビのサイトをノートパソコンで開いた。代表的な報道番組「ブレーミャ」は、モスクワの創設875周年の祭典がトップニュースだった。プーチン氏もそのニュースに登場。映像の中では終始、上機嫌で笑顔を見せていた。

63 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 20:05:02.10 .net
米政権、新たな対ロシア経済措置巡り議会と協議=国務省

9/15(木) 6:20配信

米国務省は14日、バイデン政権がウクライナ侵攻を続けるロシアに対する新たな経済措置を巡り議会と協議していると明らかにした。

国務省のプライス報道官は記者会見で、政権がロシアをテロ支援国家に指定する考えに反対姿勢を示していることについて「意図する結果および意図しない結果を考慮する必要がある」と指摘。そのため、政権はテロ支援国家への指定と「類似した影響をロシア経済や政府に及ぼすと同時に、意図しない結果をもたらさない手段について議会と関与している」と述べた。

こうした中、米民主・共和両党の上院議員は14日、ロシアをテロ支援国家に指定する法案を提出した。

64 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 20:05:35.20 .net
米上院議員、ロシアをテロ支援国家に指定する法案を提出

9/15(木) 4:21配信

米民主・共和両党の上院議員は14日、ロシアをテロ支援国家に指定する法案を提出した。ウクライナは指定を呼びかけているが、バイデン政権は反対する姿勢を示している。

法案を提出したのは、民主党のリチャード・ブルーメンソール議員のほか、共和党のリンゼー・グラム議員ら。ブルーメンソール議員は記者会見で、ロシアの侵攻以来ウクライナで起きている民間人の殺害やその他の「残忍で残酷な抑圧」に言及し、「ロシアをテロ支援国家に指定する必要性はかつてないほど差し迫っている」と述べた。

グラム議員は、ロシアをテロ支援国家に指定することでウクライナだけでなく、米国の同盟国にもウクライナ支援の強いシグナルを送ることになると述べた。

今回提出された法案がいつ、どのような形で採決されるかは現時点で不明。

両議員は依然からロシアをテロ支援国家に指定するよう呼びかけており、7月には推進のためにウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪問。民主党のペロシ下院議長も7月、ロシアのテロ支援国家指定は「長年の懸案」と述べ、賛同を示していた。

ただ、バイデン大統領は指定する計画はないと表明。政権関係者は、ロシアに責任を負わせる最も効果的な方法とはいえず、ウクライナへの人道支援に支障をきたす恐れがあるとしている。

米国はイラン、北朝鮮、キューバ、シリアなどをテロ支援国家に指定。ロシアは米国がロシアをテロ支援国家に指定すれば、外交関係が著しく阻害されると警告している。

65 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 20:06:24.43 .net
米、ナゴルノでの戦闘即時停止を呼びかけ 国務長官が電話会談

9/14(水) 0:56配信

ブリンケン米国務長官は13日、アルメニアとアゼルバイジャンがナゴルノカラバフ地域を巡り衝突したことを受け、ロシアが両国間の紛争を拡大しようとする可能性について懸念していると述べた。

ブリンケン長官は記者団に対し「ロシアが何らかの方法で紛争を触発し、ウクライナから注意をそらそうとするのではないかと常に懸念している」と述べた。同時に、ロシアはこの地域への影響力を利用し鎮静化を助けることもできるの考えも示した。

米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官はホワイトハウスで記者団に対し、ナゴルノカラバフを巡るアルメニアとアゼルバイジャンの衝突を米政府は深く懸念しているとし、両国に外交、軍事チャンネルを通じた直接のコミュニケーションラインを再確立するよう呼びかけたと表明。「この紛争に軍事的解決はあり得ない。軍事的敵対行為の自制を強く求める」と述べた。

国務省によると、ブリンケン長官はアルメニアのパシニャン首相、およびアゼルバイジャンのアリエフ大統領と夜の間に個別に電話会談を行い、米国の懸念を伝えると同時に、戦闘の即時停止を呼びかけた。

66 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 20:06:56.58 .net
ウクライナ軍「著しい進展」、ロシア軍への反転攻勢で米国務長官

9/13(火) 9:49配信

ブリンケン米国務長官は12日、ウクライナのロシア軍に対する反転攻勢はまだ初期段階だが、ウクライナ軍は「著しい進展」を遂げていると述べた。

訪問先のメキシコで記者会見し、米国などによる支援がウクライナの反転攻勢につながっているとの認識を示した。

ただ、紛争はまだしばらく続く可能性が高いとし、ロシア軍は依然としてウクライナで部隊や兵器を大規模に展開し、一般市民や民間のインフラに対し「無差別」に使用していると指摘。

「侵攻したのはロシアだ。ロシアは自国が払っている代償を考えれば、侵攻をやめることが可能であり、そうすべきだ」と述べた。

また、イラン核合意復活問題について、欧州連合(EU)の提案に対する同国の反応を考慮すると近いうちに合意が成立する可能性は低いと発言。

「イランは合意成立に必要な対応を取ることができないか、もしくはその意向がないようだと言う以外、時期を示すことはできない」と述べた。

67 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 20:07:52.15 .net
ウクライナ反攻、ロ占領地の完全解放目指す 米が追加軍事支援も

9/14(水) 8:18配信

13日 ロイター] - ウクライナ軍は北東部で迅速な反転攻勢を進めており、ロシア軍に占領された全域の解放を目指している。さらなる米国の軍事支援が行われることも示唆された。

ウクライナのゼレンスキー大統領は演説で、これまでに約8000平方キロメートルが解放され、その全てが北東部のハリコフ地域に集中していると述べた。

その約半分の地域では「安定化措置」が完了し、「ほぼ同じ広さの解放地域で安定化措置がなお進行中」という。

ロイターはウクライナ側の主張を独自に確認できていない。ゼレンスキー氏が言及した総面積はギリシャ・クレタ島とほぼ同じ大きさ。

ロシアが10日に北東部の主要拠点を放棄して以来、ウクライナ軍は戦況を転換させ、多くの町を奪還している。

こうした中、米ホワイトハウスのジョン・カービー戦略広報調整官は13日、バイデン政権がウクライナに対する追加軍事支援策を「近いうちに」発表する可能性が高いと発表した。

ロシア軍は南部と東部でウクライナの約5分の1をなお支配しているが、ウクライナ軍は現在、両地域で攻勢に出ている。

ウクライナのハンナ・マリャル国防次官は、先週末にウクライナ軍が奪還した重要な軍事補給拠点であるバラクリヤの中央広場で、この地域で15万人がロシアの支配から解放されたと述べた。

同次官はハリコフから南東に74キロ離れたバラクリヤへ向かう途中、「目的はハリコフ地域とその先、つまりロシアに占領された全ての地域を解放することだ」と述べた。

一方、ドイツのショルツ首相は13日、ロシアのプーチン大統領と電話会談し、ウクライナ戦争について、停戦とロシア軍の完全撤退に基づく外交的解決策を可能な限り早く模索するよう求めた。ドイツ政府のヘベストライト報道官が述べた。

68 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 20:08:23.81 .net
ウクライナ、かつて考えられなかった勝利が現実領域に-反撃成功

9/13(火) 7:25配信

ウクライナ軍による同国北部での反転攻勢の驚異的な速さと成功を受け、2月にロシア軍の侵攻が始まった当時ではほとんど考えられなかった可能性が浮上している。ロシア軍が敗北し、崩壊さえあり得るということだ。

ロシア軍が急速に崩れる公算はなお小さい。1日の戦況の変化でさえ不透明であり、両軍の作戦や正確な状況については言うまでもない。ウクライナ軍は今月、3000平方キロメートルの相当の領土を奪還したとしているが、国土の約5分の1が依然としてロシア軍に制圧された状態にある。

それでもロシアと西側の軍事オブザーバーは、ウクライナ軍による今回の反転攻勢が転機となるのはほぼ間違いないとの見方で一致している。少なくともロシアのプーチン大統領が掲げているウクライナ東部ドンバス地方の完全な制圧といった目標を妨害することは確実だ。

米中央情報局(CIA)長官や国防長官を務めたレオン・パネッタ氏は12日のブルームバーグテレビジョンのインタビューで、「極めて重要であるとともに危険でもあると思う」と発言。「危険なのは、プーチン氏が追い込まれることで反撃しなくてはならなくなるためだ」と指摘。敗北のリスクに直面するロシアが、戦術核による攻撃の可能性を含め、戦争をエスカレートさせる恐れがあると述べた。

軍事史専門家で、ロンドン大学キングスカレッジの名誉教授(軍事学)であるローレンス・フリードマン氏は週末のブログ投稿で、冬を通して膠着(こうちゃく)状態が続くといった幅広く共有されていた想定が一変したと指摘し、ロシアの突然の崩壊の可能性すら、もはや排除できなくなったと分析。

「軍事的敗北は破産のように起きる。長く痛みを伴う苦しみがたちまち敗走に変わり得る」と述べた。

ロシア軍のハルキウ州イジュームからの撤退は非常に大きい出来事だと幅広く受け止められている。米戦争研究所は「ウクライナ軍によるイジューム奪還で、ロシアが掲げているドネツク州での目標が達成される見込みはなくなった」と分析した。

69 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 20:08:50.38 .net
 
つづき

ロシア大統領府のペスコフ報道官は、ウクライナでの「特別軍事作戦」は当初の目的が達成されるまで継続されるとコメント。プーチン氏は表向きには懸念の兆しを見せておらず、12日の経済会議では、来年の予算に関する仕事に午前を費やしたと発言した。

最近の戦況を受け、ロシアへの併合の是非を問うためにドンバス地方のルハンスクとドネツクや南部のヘルソン、ザポリージャで向こう数カ月以内に実施される予定だった住民投票は棚上げとなった。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。

70 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 20:09:53.19 .net
「露軍、メリトポリから逃走」と地元市長 反攻加速も

9/14(水) 9:05配信

ロシアによるウクライナ侵略で、ロシアの占領下にある南部ザポロジエ州メリトポリのフェドロフ市長は13日、SNS(交流サイト)を通じ「露軍部隊が市内からクリミア半島に向けて逃走を始めた」と述べた。ウクライナメディアが伝えた。

メリトポリはアゾフ海に近い南部の要衝で、露軍が侵攻開始直後に制圧したが、ロシア側要人を狙ったパルチザンによる武力闘争が伝えられていた。露軍が同市を放棄した場合、南部でのウクライナ軍の反攻が進展する可能性がある。

ウクライナ軍が反攻を展開している東部ハリコフ州に関し、同国のマリャル国防次官は13日、6日以降に露軍から300カ所以上の都市や集落を奪還したと発表した。

一方、ウクライナ警察当局は13日、奪還した同州の要衝バラクレヤの警察署に露軍が拷問施設を設置していたと発表。ウクライナ側の協力者を拘束し、電気ショックを与えるなどの残虐行為をしていた上、同市からの撤退時に民間人を銃撃した情報もあるとし、捜査に着手したと表明した。

露軍が制圧を宣言している東部ルガンスク州のガイダイ知事は13日、地元テレビを通じ、隣接するドネツク州の中心都市スラビャンスクに近い要衝リマンでウクライナ軍が奪還に向けた戦闘を開始したと発表。リマンの奪還に成功すれば、ルガンスク州の解放が近づくとの認識を示した。

71 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ロシアの攻勢困難か ハリコフ州奪還で米英分析

9/12(月) 21:50配信

ロシアの侵略を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は11日、東部ハリコフ州の要衝イジュムを露軍から奪還したと宣言した。2月下旬の開戦後、首都キーウ(キエフ)近郊の奪還に続く大きな戦果となる。米シンクタンクの「戦争研究所」は、同州で露軍によって制圧されたほぼ全域を取り戻したと分析。東部戦線の補給路となってきたハリコフ州の喪失で、露軍によるこれ以上の占領地域の拡大が困難になる可能性が出てきた。



これに先立ち、露国防省は10日、同州に展開していた露軍部隊を、主目標とするドネツク州に差し向ける「再編成」を行うとし、ハリコフ州からの事実上の撤退を表明していた。

戦争研究所の11日の分析では、ウクライナ軍が過去5日間でハリコフ州の被占領地域の大半に当たる3千平方キロメートル以上を奪還した。同州のシネグボフ知事は「40以上の集落を奪還した」と表明。ウクライナ軍参謀本部も「露軍が敗走している」と発表した。

露軍にとってハリコフ方面からの撤退は、3月末のキーウ方面からの撤退に続く戦線縮小となり、苦境を改めて示した形だ。これに先立ち、ウクライナ側はハリコフ州の要衝バラクレヤとクピャンスクの奪還も発表していた。

露国防省は「再編成」の理由について、「東部ドンバス地域(ドネツク、ルガンスク両州)の解放という特別軍事作戦の目的を達成するためだ」と主張した。

ドンバス地域を巡って露軍は、7月上旬、ルガンスク州の制圧を宣言したものの、残るドネツク州では、約4割の面積を保持するウクライナ軍に阻まれ、前進が停滞していた。

ただ、戦争研究所は11日、「ハリコフ州の喪失で、露軍がドネツク州を制圧できる見通しは無くなった」と分析。「露軍が今後、局所的な前進に成功する可能性はあるものの、戦いの流れはウクライナ側に傾いた」とも指摘した。

英国防省も12日、「(東部での)ウクライナ軍の成功はロシアの作戦全体に重大な影響を与える」とし、露軍が防御に転じることを余儀なくされるとの見通しを示した。

さらに、ルガンスク州のガイダイ知事は10日、7月上旬に露軍に占拠された同州の要衝リシチャンスク付近までウクライナ軍が到達したと発表。ガイダイ氏は12日、同州の集落スバトボから露軍が撤退し、別の集落もウクライナ軍が解放したとも明らかにした。

72 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
「ロシアの兵士は自転車を奪って逃げた」…ウクライナが奪還したハルキウ州の住民が証言

9/13(火) 11:10配信

ウクライナ軍が同国のハルキウ州でロシアから領土を奪還したと報道されている。

ワシントン・ポストとフィナンシャル・タイムズは、ロシア兵はあらゆる方法を使って逃げ出そうとしたと伝えている。

あるロシア兵は自転車を盗み、他の兵士は地元の人に変装したという。

2022年9月11日の複数の報道によると、ウクライナがハルキウ州の数百平方kmの領土を奪還し、ロシア兵はライフルを捨て、地元民を装って村から逃亡したという。

ウクライナ軍は、西側諸国の強力な武器に支えられ、ハルキウ州の大部分を奪還した。

この地域の大部分は、2月に始まったロシア軍の最初の攻撃以来占領されており、ロシア軍はハルキウやキーウなどの主要都市から数kmの距離に迫っていた。

ロシア軍は油断していたと、ハルキウから60kmの小さな村、ザリズニチネの住民はワシントン・ポストに語っている。

地元住民のオレーナ・マトヴィエンコ(Olena Matvienko)さんがポスト紙に語ったところによると、ウクライナ軍の攻勢が始まって数時間で約半数が車で逃げ出した。見捨てられた残りのロシア兵はパニックになり、あらゆる手段で逃げようとしたという。

「ドローンに軍服姿を見られないよう、服を奪うために家に入ってきた」とマトヴィエンコさんは言う。

「自転車も奪われた。その鍵を渡すまで我々銃を向けていた」

マトヴィエンコさんはポスト紙に、兵士は「ライフルを地面に捨て」て、弾薬の木箱やトラックに積まれたロシア製戦車を含む車両も残していったと語った。

73 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ロシアが民間施設攻撃強化か、政府内に衝撃と挫折感-関係者

9/15(木) 3:19配信

ウクライナの電撃的な反攻で自尊心を傷付けられたロシアのプーチン大統領は、戦況の反転を目指す中で取り得る選択肢が狭まりつつある。

ウクライナ北東部ハルキウ州からの突然の撤退は、ロシアの愛国的ブロガーの批判を招き、それが主流派の政治家にも広がった。だがロシア軍は依然としてウクライナのドンバス地方で重要拠点を確保しており、南部のヘルソン周辺地域で激しい戦いを続けている。ウクライナがクリミアとロシア本土を結ぶ補給路の遮断に成功する場合、クリミアを守るためロシアが軍の再配置に動く兆しも見られる。

事情に詳しい関係者によると、ロシア大統領府内では戦況の劇的な変化に衝撃を受け、挫折感がますます支配的となり、戦闘を激化させ、戦線から遠く離れたウクライナ領のインフラに対する攻撃を強めることへの決意が膨らんでいるという。関係者は部外秘の話だとして匿名で語った。

ロシアは公には民間施設を標的にしていることを否定している。民間施設への攻撃は国際法違反となる。

だが、ロシアはウクライナの発電所を攻撃し、11日には広範な地域で停電を発生させた。ウクライナ政府は14日、ロシアが巡航ミサイル「カリブル」を搭載した艦船や潜水艦の数を黒海で増やしていると主張。ただ、今のところ攻撃が増大したとの報告はない。

74 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
プーチン氏、ウクライナ侵攻が誤りだとまだ認識せず=独首相

9/15(木) 2:12配信

ドイツのショルツ首相は14日、ロシアのプーチン大統領はウクライナ侵攻という判断が誤りであることを「残念ながら」まだ認識していないようだと述べた。

また、ロシアがウクライナから撤退しなければならないことをプーチン大統領に力説することが引き続き重要だとした。

ショルツ首相は13日、プーチン大統領と電話会談し、ウクライナ戦争について、停戦とロシア軍の完全撤退に基づく外交的解決策を可能な限り早く模索するよう求めた。

75 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
バイデン氏、駐アルメニア米大使を駐ロシア大使に起用か=関係筋

9/15(木) 2:15配信

バイデン米大統領がキャリア外交官のリン・トレイシー氏を駐ロシア米国大使に起用する計画と、関係者が14日述べた。

トレイシー氏は現在、駐アルメニア米国大使を務める。2014─2017年には在モスクワ米大使館の上級高官を務めた経歴もある。

ホワイトハウスからコメントは得られていない。

ジョン・サリバン駐ロシア大使が今月4日に任期を終えた後、同ポストは空席となっていた。

76 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
米、国連会合出席のロシア外相にビザ発給 代表団全員には認めず

9/14(水) 10:39配信

米国は、ロシアのラブロフ外相がニューヨークで来週開催される国連の年次ハイレベル会合に出席するためのビザを発給した。ロシア外交筋が13日に明らかにした。

ロシア側は米国に56件のビザ発給を求めていたが、同筋によると承認されたのは24件だった。

米国務省からは今のところコメントを得られていない。国連総会のハイレベル会合は20日に始まる。

1947年の国連「本部協定」に基づき、米国は基本的に他国外交官の国連へのアクセスを許可することが義務付けられている。ただ米政府は、安全保障、テロ、外交政策上の理由からビザを拒否できると主張している。

国連は今月、このビザ問題について米国と話し合っていると明らかにしていた。

ロシア大統領府は13日、米国がロシアの代表団全員にビザを発給しないのは「義務違反」だとし、この状況について国連と米国の責任を追及すると表明した。

77 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ウクライナ軍、ハルキウ奪還で“劣勢”ロシア兵に変化も 占領下の実態明らかに

9/14(水) 19:49配信

 解放されたウクライナの街の様子が明らかになってきました。一方、ロシアではハルキウ州の敗北をきっかけにある変化が起きていました。

 解放されたウクライナ東部の街からは、ロシアの国旗や横断幕が次々と排除されていきました。

 そして占領下の街で何があったのか、その実態も明らかになってきました。

 現地住民:「ずっと銃撃をされていたので爆発音を聞くとすぐに立ってしまいます」「15から20人くらいのロシア兵たちが家の中庭から出てきて、至近距離で息子たちの車を撃ったのです。皆、この戦争やプーチンを呪っています」

 要衝の街イジュームに入ったカメラはロシア軍が乗り捨てた戦車と、破壊された学校を捉えていました。さらに、ウクライナ兵が案内した先にあったのは、ロシア軍が支配した痕跡、最前線の基地でした。

 要衝の街イジューム。その地下には、ロシア軍が設置した司令部がありました。

 CNN特派員:「ここが前線の司令部です。ここを歩いていると本当に不思議なことがあります。この壕(ごう)の中にはロシア軍の上級将校の役割別のラベルが学校の机に貼られて、並べられています」

 イジュームの市議会議員によると、およそ半年間の占領期間に、少なくとも1000人の市民が死亡したと言います。

 ロシア軍が残した爪痕は決して小さくありません。そうした状況で、ゼレンスキー大統領は希望の光となる報告を続けています。

 ゼレンスキー大統領:「奪還した我々の地域を具体的に分析した。現在4000平方キロメートル以上の地域を完全に掌握した」

 さらにイギリスの国防省は13日、ハルキウから撤退したロシア軍のなかには、NATO(北大西洋条約機構)と戦争になった際、主力と考えられていた戦車部隊も含まれると分析。

 こうしたロシア軍の現状については、国内からも問題視する声が…。

 ロシア兵の人権保護団体、アレクセイ・タバロフ代表:「(戦争が始まった)当初に比べたら、戦争に参加することを断る兵士たちが増えているし、これからも増えていくと思う」

 ロシア兵の人権保護に取り組むNGOの代表、アレクセイ・タバロフさんは、軍の士気が下がっているのではないかと指摘します。

 ロシア兵の人権保護団体、アレクセイ・タバロフ代表:「ロシア軍には徴兵された兵士もいれば、契約を結んで戦争に行っている兵士もいます。兵士たちに対する待遇も良くない。約束していた契約の給料も払われていません」

 しかし、それでも兵力が不足することはないと言います。

 ロシア兵の人権保護団体、アレクセイ・タバロフ代表:「兵士たちの士気は下がっているのですが、まだ戦争でお金を稼ぎたい人はいます。囚人を強制的に徴兵したり、国営企業による(兵士の)募集もあります」

 ハルキウ州の敗北をきっかけに、ロシア国内にも大きな変化があると専門家は指摘しています。

 笹川平和財団・主任研究員、畔蒜泰助氏:「言ってみればロシアの大きな敗北が明るみになった。そのタイミングでサンクトペテルブルクの市議会の方ででプーチンの辞任要求が出された。戦争開始当初はロシアの情報統制が効いていたんだと思う。ここにきてロシアの情報統制や政治統制があまり効果を見せなくなりはじめていることの表れ」

 しかし、プーチン政権を本当に脅かすのは戦争反対の声ではないといいます。

 笹川平和財団・主任研究員、畔蒜泰助氏:「『ロシア国内の生活とウクライナの戦争は完全に別物ですよ』とある種のパラレルワールドだと言い方をする人もいるが、政府のやっていること(特別軍事作戦)に反対して生活が苦しくなっても嫌だから(プーチン政権の)支持をする。ところが今回こういう形で敗北を喫した、戦争を支持している人たちのなかからも『こんなやり方じゃダメだ』『大動員すべきなんだ』という声が上がり始めている。ロシア国民が本当に戦争を実感せざるを得ない状況になっていく。(その状況では)パラレルワールドを維持できない可能性がある」

 こうした状況のなか、ロシア大統領府は15日、プーチン大統領と習近平国家主席が、対面での首脳会談を行うことを発表。

 笹川平和財団・主任研究員、畔蒜泰助氏:「中国が(ロシアから)石油や資源を買うとかどこまで踏み込んだ支援をプーチンに約束するのかどうか、これが一つの焦点となる」

78 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ブリンケン氏、ロシアに「影響力行使して平和構築を」…旧ソ連構成国の軍部隊衝突で

9/14(水) 11:33配信

 米国のブリンケン国務長官は13日、記者団に対し、旧ソ連構成国のアルメニアとアゼルバイジャンの国境地帯で発生した軍部隊の衝突について、「交渉のテーブルに戻り、平和を構築するための努力を望んでいる」と述べた。

 ブリンケン氏は、両国が2020年11月、ロシアの仲介で停戦合意を締結したことを踏まえ、「ロシアが自らの影響力を行使し、平和構築を促すことができれば好ましい」と期待感を示した。一方で、「ウクライナ(への侵略)から注意をそらそうとすることを懸念している」とも述べた。

 国連のアントニオ・グテレス事務総長も13日、両国軍部隊の衝突を受け、「深く懸念している」との声明を報道官を通じて発表した。声明は双方に緊張緩和に向けた措置をとり、「最大限自制する」よう促した。過去の停戦合意の履行と対話による問題解決も求めた。

79 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ウクライナ軍、ヘルソン市への進攻「なし」 親ロシア派当局者

9/14(水) 12:13配信

ウクライナ南部のヘルソン州やミコライウ州でロシア軍とウクライナ軍との戦闘が続くなか、親ロシア派の当局者は、ウクライナ軍による進撃は阻止されていると述べた。



ヘルソン州の親ロシア派政権幹部のキリル・ストレモソフ氏は前線近くから動画メッセージを投稿し、自身はヘルソン州とミコライウ州を結ぶ幹線道路にいるが、「誰も退却していないし、これからもしない」と述べた。

ヘルソン市周辺の前線の多くを訪問したというストレモソフ氏は、同市について「しっかりと守られている」と指摘。ウクライナ軍が防衛線を突破できるチャンスはないと主張した。

そのうえで「ヘルソンに脅威はない。ヘルソンは引き続きロシアにとどまる」と述べた。

ウクライナ当局者は南部での進攻状況について、ほとんど詳細を明らかにしていない。しかし、主にミコライウ州とヘルソン州の州境に沿って約500平方キロの領土を取り戻したとしている。

80 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ロシア、戦局悪化で政権批判警戒 増援派遣検討か

9/13(火) 21:26配信

ウクライナに侵略したロシアは、東部ハリコフ州からの事実上の敗走を認めず、「作戦は当初目標の達成まで継続される」(ペスコフ露大統領報道官)と強気の姿勢を崩していない。露軍が再度の攻勢に向け、増援部隊の派遣を準備しているとの情報もある。プーチン政権は露軍の苦戦で国内に反戦機運や政権批判が強まる事態を警戒しているとみられるが、戦局を覆す方策に乏しいのが実情だ。



露国防省はハリコフ州からの露軍部隊の撤退を「再編成」と表現。連日の発表でも、同州などでウクライナ軍に多大な損害を与えていると主張している。国営テレビもハリコフ州からの撤退をほとんど伝えていない。政権側が国内世論を意識しているのは明白だ。

ただ、米シンクタンク「戦争研究所」は11日、露軍事ブロガーの間で作戦失敗への批判が強まっていると指摘。侵攻に部隊を派遣している露南部チェチェン共和国のカディロフ首長も作戦の破綻に言及するなど、政権側の情報統制には限界も見え始めた。

露軍部隊の士気が低下し、戦闘拒否も相次いでいるとされる中、ロシアは部隊を増強し、勢いの回復を図る構えだ。ウクライナ国防省情報総局は12日、露軍が極東地域で高額の報酬を提示して志願兵を募集し、ウクライナに派遣しようとしているとの諜報結果を公表した。ただ、錬度や士気の低い急造の部隊では、不利に傾きつつある戦局を覆すのは困難だとの見方が強い。

81 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ウクライナ侵攻直後に和平合意、プーチン氏拒否で幻に=関係筋


9/14(水) 16:58配信

ロシアのウクライナ侵攻が始まった時点で北大西洋条約機構(NATO)に加盟しないとの約束をウクライナから取り付けていたにもかかわらず、プーチン大統領が軍事侵攻を進めたことが政権中枢部に近い3人の関係筋の話で明らかになった。

関係筋によると、ロシア交渉団を率いたドミトリー・コザク氏は、ウクライナとのこの暫定合意により大規模なウクライナ領土の占領は不要になったとプーチン氏に報告した。

プーチン氏は当初コザク氏の交渉を当初は支持していたが、同氏から合意案を提示された際に譲歩が不十分と主張し、目標を変更してウクライナの領土の大部分を併合する意向を示した。その結果コザク氏がまとめた合意は採用されなかったという。

ロシア大統領府のぺスコフ報道官はロイターの報道について「事実と全く関係がない。そうしたことは起こらなかった。確実に間違った情報だ」と述べた。

ウクライナ大統領府のポドリャク顧問はロシアが侵略の準備のために交渉を煙幕として利用したと述べたが、交渉の内容に関する質問には答えず、暫定合意があったかどうかも確認しなかった。

関係筋2人は、2月24日のウクライナ侵攻開始の直後から合意を正式なものにする動きがあったと明かした。コザク氏はロシアが求めていな主要な条件をウクライナが受け入れたと考え、プーチン氏に署名するように勧めたという。

ある関係者によると、コザク氏は2月24日以降に白紙委任されたが、本国に持ち帰ったところ全て取り消された。「プーチン氏は計画を変更した」と語った。

3人目の関係者は、コザク氏がプーチン氏に暫定合意について提案し、プーチン氏が拒否したのはウクライナ侵攻前と述べた。

プーチン氏がコザク氏の助言を聞き入れていたとしてもウクライナ戦争が終結していたかは定かでない。ロイターはウクライナのゼレンスキー大統領や政府高官がこの合意に関わっていたかを独自に確認することはできなかった。

82 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
「皆逃げていった」、住民がロシア軍撤退を目撃 ウクライナ・ハルキウ州

9/13(火) 20:00配信
 
ウクライナは風向きが変わる日を待ち望んでいた。ロシアによる侵攻開始から6カ月、ウクライナが南部と東部で仕掛けた反攻は数カ月にわたり練られた計画に基づき、米軍の巨大な軍事支援パッケージに支えられている。

ロシア軍ヘリを撃墜、ウクライナが動画公開

世間への広報活動も成り行き任せにしていない。先月29日に南部反攻が始まる前から、先週口火を切った東部での軍事作戦に向けた広報の準備が念入りに行われていた。

当局は前線にジャーナリストが向かうことを許可していない。ただ、ウクライナ側兵士がソーシャルメディアに投稿する一定の画像を発表することが許されているだけだ。

その結果、ウクライナ軍は難なくロシア軍を6カ月以上占領していた地域から追い出したとの印象が出来上がる。

だが真実はどうか。戦争をしている地域では不可避なことだが、はるかに不透明な状況というのが現実だ。

CNNは同国北東部ハルキウ州の町クピャンスクに独占的な立ち入りが許された。庁舎の屋上にウクライナの国旗を掲げる兵士の写真が登場した翌日だ。

そこで見たのはウクライナが完全に支配する状態からは程遠く、支配を巡る厳しい戦闘が続く町の様子だった。

町の辺境で取材に応じたある人は「(ロシア軍が何日も)ハルキウで続く闘いで砲撃を繰り返していた」と語った。

11日午後も、発射される砲弾の鈍い音が、飛来してくる砲弾の音で中断される状況にあった。ロシア軍はクピャンスクの支配を巡って戦闘を続けている。北部国境の向こうにあるロシア・ベルゴロドの軍基地とドネツク州東部やドンバス地方前線を結ぶ補給路を確保する上で、この町は極めて重要な地点となっている。

ザルジニー・ウクライナ軍総司令官は11日、同軍が今月に入り3000平方キロ以上を奪還したと発表した。その大半の地域はハルキウ州内にあるとみられる。

だが現地を見れば、クピャンスクの運命は定まっているとは言い難い。ウクライナが新たに解放した地域を支配し続けることは困難を伴う状況にある。

そこよりもさらに西に行けば、平穏が訪れている村々もある。ハルキウ州の村ザリズニチネは先週、東方での反攻ペースが上がる中で解放された。同村での戦闘ははるかに痛みを伴わないものだったとみられる。

ロシア軍の退却を目撃したオレクサンドル・ベルビツキーさん(66)は「これほど早くなるとは思いもしなかった」と語る。「店に行って戻ってきたら、皆逃げていっていた。ロシア人が逃げようとして墓地を車で突っ切っていった。想像できるか」

ザリズニチネの近くでは、ウクライナの捜査官が現地を訪れ、戦争犯罪の証拠が残っていないか注意を払っている。

ブチャをはじめとする首都キーウ(キエフ)北郊では、ロシア軍が1カ月に及ぶ占領を経て退却した後、恐ろしい光景が残っていた。それを知っている捜査官は皆、何を探すべきか心得ている。

戦争犯罪の捜査官は他の当局者とともに、壊れた家で住民の女性から話を聞いた。マリア・グリゴロワさんは今年2月、ロシアの侵攻から数日後に近所の人1人と友人1人の遺体を埋めざるを得ない状況に置かれた。

グリゴロワさんは「数日間戸が少し開いていたことに気づいていた。彼らが生きているか、または負傷しているかを確認すると、冷たい状態になっていて、コンスタンティンの額には2つの穴があったと気づいた」と語った。

ザリズニチネの住民は占領は「恐ろしかった」と語る。平穏の感覚が戻ってきても、ロシア軍が戻ってくるのではないかとの恐怖がまだ残っている。ハルキウ州警察の捜査部門トップは「ほぼあらゆる村で」戦争犯罪とみられる証拠を記録していると語る。

前述のベルビツキーさんは「ロシア人が何を考えているのか決してわからなかった。彼らが自分を撃つ可能性があると知っていたから、決して話さないようにしていた。彼らが自分を通り過ぎるときは、顔をそむけていた」と語った。

83 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ロシアのシンクタンク、ウクライナに供給されているエストニア製ロボット車両に懸賞金

9/13(火) 20:00配信

エストニアの防衛関連企業、ミルレム・ロボティクスによると、無人地上車両「THeMIS」はウクライナの民間人避難に使用されているという。

ロシアのシンクタンクは無人地上車両「THeMIS」の獲得に100万ルーブル(約240万円)の懸賞金をかけている。



この車両は最近ウクライナに納品され、負傷した民間人を避難させるために使用されているという。

CASTは、このような車両をロシア軍に供給したいのだとInsiderに語っている。

モスクワを拠点とするシンクタンクで、ロシア軍とつながりの深い「戦略・テクノロジー分析センター(CAST)」は、ウクライナで負傷した民間人の避難を支援するために使用されている最先端のロボット車両を「いかなる手段」を使ってでも獲得した者に懸賞金を提供するという。その額はほとんどの兵士の年収よりも高い。

「THeMIS(Milrem's Tracked Hybrid Modular Infantry System)」と呼ばれるその遠隔操作式無人地上車両は、エストニアの防衛関連企業ミルレム・ロボティクス(Milrem Robotics)が製造している。同社の広報担当者が防衛専門誌Janesに語ったところによると、少なくとも1台はすでにウクライナに納品され、医療支援や負傷した民間人の搬送に使用されているという。

同社によると、最大750キログラムまで運搬可能なこの車両は「運搬から兵器化まで迅速に設定を変える」ことができ、戦闘でも使用可能だという。戦場での負傷者や迫撃砲弾などの武器を輸送する能力の高さをセールスポイントにしている。

ウクライナに戦闘用のTHeMISを提供する意図があるかどうかについて問われたミルレム・ロボティクスは回答を避けた。フランス、ドイツ、アメリカを含む6カ国以上の北大西洋条約機構(NATO)加盟国が、THeMISを保有している。

84 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
「解放を祈っていた」 ウクライナ軍が奪還した街、現地の様子は CNN EXCLUSIVE

9/14(水) 20:15配信

ウクライナ・イジューム(CNN) 
ロシア軍のシンボルである「Z」が描かれた戦車やトラックが焼け焦げた状態で道路の脇に横たわる。ぼろぼろで、できたばかりのさびで赤茶けている。崩落した橋は「地雷注意」の看板だらけだ。さらに先を行くと、崩壊したガソリンスタンドの傍らに残された車の残骸。周囲には砲弾の破片が散らばっている。



これらはウクライナの勝利の象徴であり、さしあたってはロシア軍の敗走劇が残した痕跡だ。

ウクライナ軍が10日にイジュームを奪還して以来、CNNは国際テレビ局取材班として初めて街に足を踏み入れた。そこで取材班が目にしたのは、6カ月にわたる占領が終わったという新しい現実に直面したばかりの街の姿だった。

ウクライナ軍の情報筋は、イジュームとともにハルキウ州のほぼ全域がついに「解放」されたとCNNに語った。イジュームの陥落はロシア軍にとって戦略的に大きな痛手だ。この街は東部ウクライナにおけるロシア軍の要衝であり、供給経路でもあったからだ。北東部でウクライナ軍が展開してきた電光石火の反撃のスピードと規模がうかがえる。

ボロディミル・ゼレンスキー大統領は12日、ウクライナ軍が南部で並行して行った反撃と合わせて6000平方キロメートルの領土を奪還したと明らかにした。ロシア側はこの地域からの撤退について、ドンバス地方周辺に軍備を集約するための「戦術的」なものだと述べている。

イジュームでは、市街地の安全を確保するための作業が今も進行中だ。ウクライナ軍は今なお隠れているわずかなロシア兵士を捕えようとしている。占領時にロシア軍に協力した住民もだ。街の情報網は遮断されたままで、電話も電波も届かない。占領地域全般でロシア軍が敷いている戦術だ。

CNN取材班が見る限り、地元住人は街がウクライナの手に戻ってほっと胸をなでおろしていた。

イジュームの道路はほとんど静まり返っていたものの、住人たちが思い切って外に出てCNNの車両や通り過ぎる軍のトラックに向けて手を振ったり、ウクライナ兵士と出くわすたびに手を握ったりする姿が時折見られた。

だが同時に、ロシア兵への恐怖はいまも街を支配している。CNNが接触した住人の多くが、恐怖のあまりこの数カ月に街で起きた出来事を進んで話そうとしなかった。

50代の夫婦が取材に応じてくれたが、ファーストネームしか語らなかった。

ワレリーさんは、皆が街の奪還を祝福していると言い、ウクライナの勝利を「魂の鎮静剤」と呼んだ。

「戦闘や血が流れることなく解放されるよう神に祈っていた。それが実現した」(ワレリーさん)

遠くから砲弾の音が聞こえる。今回の反撃で目覚ましい成果を収めたとはいえ、戦争に勝ったわけではないことを絶えず思い知らされる。ウクライナの大半は今もなお、ロシアが抱える大量の重火器の射程距離にある。

ウクライナ軍はゆっくりとだが、イジュームをはじめとする奪還した領土が日常に近い状態に戻れるよう復旧作業を行っている。

CNNの取材中、ウクライナ兵士の一団が勝ち誇ったように、白煙を上げながら戦車を走らせていた。見るからに喜びながら、逃走したロシア兵が無傷のまま残していったロシア製自走砲を素早く戦車にくくりつけた。ロシアが擁する兵器の中でもとくに強力な部類に入る武器で、このあとウクライナが反撃するために再利用される。

奪還にむけた戦闘は厳しかったかと尋ねると、榴弾(りゅうだん)砲を牽引(けんいん)していた戦車の操縦手は「それほどでも」と答えた。

ロシア部隊の多くが逃げ延びるために車両を犠牲にしていったため、ウクライナ軍は北東部の戦闘で大量の兵器を入手した。

85 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
 
つづき

打ち捨てられたロシア司令部

ウクライナ軍によると、イジュームの戦闘で決戦の舞台となった場所のひとつが、ロシア軍の基地として使われていた元学校だった。ロシア軍は建物周辺を塹壕(ざんごう)や土嚢(どのう)、装甲車両で固めていた。

いまや建物は損壊し、赤れんがやラジエーターの山には割れたガラスや崩壊した屋根の木材が混じっている。建物の隣には、ロシア軍の「Z」マークをつけた赤いトラックの車体が横倒しになっている。

さらに道を進むと、部隊が必死で守ろうとした建物がある。使われなくなった工場の地下シェルターに設置されたロシア軍の司令部だ。

薄暗い地下室には多種多様な学校の机が並べられ、階級を記した白いラベルが貼られていた。防空部隊、砲兵部隊、諜報(ちょうほう)部隊、保安部隊の司令官と並んで、「当直士官」といった低い階級も見受けられる。近くではウクライナ部隊が、手りゅう弾のついた仕掛け線など、ロシア部隊の隠れ家を守るために残された偽装爆弾がないか調査を続けている。

司令部の向かいにある殺風景なコンクリートの部屋は寝泊まり用で、れんがや石油缶を積み上げた上に古ぼけた木製のドアをのせて即席のベッドが作られていた。部隊は慌てて撤退したのだろう、衣類や歯磨き粉、書類が床やベッドの上に散乱したままだった。

あるウクライナ兵がCNNに緑色の回転ダイヤル式の電話を見せてくれた。ロシア部隊の置き土産だ。「ロシアのテクノロジーさ!」と、バカにしたように英語で言った。

地上には、ロシア兵が残していった弾薬の山もあった。

武器を失った上、屈辱的な敗走劇が複数の動画に収められてソーシャルメディアに拡散されている中、大勢のロシア兵がウクライナ軍に戦争捕虜として捕らえられたと軍関係者はCNNに語った。

ウクライナ兵は勝利に酔いしれながら街中を車で走り回り、新たに手に入れた戦車やトラックから手を振った。そうした車両の多くには、はっきり「Z」の文字が描かれていた。

86 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
 
つづき

「誰を解放するためにここに来たのか」

イジュームに住むワレリーさんが言うには、街の住人はロシア兵のふるまいに腹を立てているそうだ。

「人がいなくなると、(ロシア兵は)何もかも盗んでいった」とワレリーさん。「まるで豚のようにふるまっていた。自分たちがある家に入ったが、そこでは豚のほうがましだった」

イジュームでの戦闘が始まった3月4日、8発のロケット弾がワレリーさん夫妻の住む家の近くに着弾したという。「恐怖で震えあがった」が幸い2人とも被弾しなかった。そのうちの1発で隣の家は破壊されたが、隣人はけがひとつなく無事だった。

ワレリーさんが言うには、戦争の早い段階で街にやってきたロシア部隊はウラジーミル・プーチン大統領が掲げる侵攻の大義名分、すなわちウクライナの「非ナチ化」が嘘(うそ)だったことにすぐに気づいたという。

「(ロシアの)砲兵が来て、『我々はあなたたちをナチから救った』と言った」とワレリーさん。「だから言ってやった、『1人でもナチを見せてみろ』と」

ワレリーさんは若い兵士にロシア語で話しかけ、かつては親密だったウクライナ人とロシア人の関係を破壊していることに気づかせようとした。とりわけ国境にほど近いこの地域ではそうだった。

「あなたたちが壊した家の男性は(ロシアの)クルスク州出身だったと教えた」とワレリーさん。「ここにいる誰もが(ロシアの)ベルゴロドなどの街に親戚がいる」

ある時にはロシアの偵察部隊がやって来て、「自分たちは誰を解放するためにここに来たのか」と尋ねられたそうだ。

ロシア地上部隊のそうした混乱や裏切りが、この1週間でロシア兵がこの地域から撤退した大きな要因だったと思われる。

だがプーチン大統領にとってもっと危険なのは、ハルキウ州で軍隊の指揮体系が崩れていることだ。上級将校は塹壕から避難し、部下たちも重火器を捨てて逃げ出した。

今後もウクライナ軍はロシア兵を退却させ続けようとするだろう。いつかロシア兵らがハルキウでの出来事を手土産にモスクワに戻り、上層部に償いを求めることを期待しながら。

87 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ウクライナ軍が北東部で反転攻勢、奪還した街で兵士がロシア国旗燃やす

9/14(水) 11:19配信

ウクライナ軍はロシア軍に占領された全域の解放を目指し、北東部で反転攻勢を強めている。ウクライナ国境警備隊が9月13日に公開した映像には、東部ハリコフ近郊ボルチャンスクのスーパーで同国兵がロシア国旗を燃やす様子が映っていた。ロイターはこの光景と撮影場所を、第三者による画像から確認した。

ウクライナ東部でロシア国旗を燃やす兵士。
「ロシアと私は同じ民族だ」と書かれたポスターも剥がされた。

ウクライナ国境警備隊が9月13日に公開した映像だ。
ロイターは、この映像が東部ハリコフ近郊ボルチャンスクのスーパーで撮影されたものと確認した。

ウクライナ軍は、ロシア軍に占領された全域の解放を目指し、北東部で反転攻勢を強めている。

88 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
国連、ロシアのアンモニア輸出再開へ仲介 ウクライナ経由

9/14(水) 11:21配信

国連がウクライナ経由でロシアからのアンモニア輸出を再開させようと仲介に取り組んでいると、西側外交官が13日明らかにした。

アンモニアは硝酸塩肥料の重要な原料だが、ロシアの軍事侵攻以降、同国のボルガ地方からウクライナの黒海沿岸オデーサ(オデッサ)港にアンモニアを運ぶパイプラインは停止されている。

国連とトルコが7月に仲介したウクライナ産穀物輸出再開の合意では、ロシアからの食料・肥料輸出を促すことも柱となっていた。だがロシアは最近、自国からの輸出が依然妨げられているなどとして合意に不満を示している。

国連はロシアの肥料大手ウラルケムが保有するアンモニアガスをパイプラインでウクライナ国境まで運び、商品トレーダーの米トラモが買い取ることを提案している。

トラモは国連から打診があったことを明らかにし、協力に前向きな姿勢を示した。

国連貿易開発会議(UNCTAD)のグリンスパン事務局長は「国際市場へのロシアのアンモニア輸出再開に向けて前向きな結果が得られるようあらゆる努力をしている」と述べた。

詳細についてはコメントを控え、合意が近いかどうかはまだ分からないとした。

89 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 20:52:16.02 .net
IMF専務理事、ウクライナ大統領と会談 支援強化模索で合意

9/14(水) 0:57配信

国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は13日、ウクライナのゼレンスキー大統領と会談し、利用可能なあらゆる手段を用いてIMFの支援を強化する方法を模索することで合意したと述べた。

ツイッターに「ゼレンスキー大統領との素晴らしい会談」で世界の貸し手がどのようにすれば「ウクライナを支援し続けることができるのか」を協議したと投稿。「利用可能なあらゆる手段を用いて(ウクライナの)金融と政策への関与を強化する方法を模索することに合意した」とした。

IMF理事会は12日、ロシアのウクライナ侵攻に起因する食料価格の高騰に直面するウクライナなどの国々に緊急支援を提供する方法について協議。承認されれば、ウクライナは3月にIMFから受けた14億ドルの緊急支援に加え、さらに14億ドルの追加支援を受けることになる。

ゼレンスキー大統領はツイッターで、ゲオルギエワ専務理事と協議し、「14億ドルの追加支援の割り当て」に謝意を表明したほか、「ウクライナの金融の安定性を高めるための今後の協力について話し合った」とした。

90 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 20:54:13.40 .net
ウクライナ、ロシアによるインフラ攻撃激化を懸念=大統領顧問

9/14(水) 6:10配信

ウクライナ大統領府のポドリャク顧問は13日、冬季を控えロシアがウクライナのエネルギーシステムに対する攻撃を激化させると懸念しているとし、西側諸国に対しウクライナに防空技術を提供するよう改めて呼びかけた。

ロシア軍は過去2日間にウクライナの電力と暖房インフラを攻撃し、東部で広範な停電が発生。ポドリャク氏はロイターに対し「こうした攻撃の頻度が増すと予想している」とし、この冬に電力と暖房の問題に直面する可能性に備えておく必要があると述べた。

ウクライナでは冬季の気温がマイナス15度近辺まで下がることがある。

ポドリャク氏は、ロシアによる侵攻開始時からウクライナは重要インフラの防衛のためにパートナー国に防空システムでの支援を求めてきたと指摘。ただ、いまだに提供されていないとし「ボールはパートナー国側のコートにある」と述べた。

ウクライナエネルギー省報道官は、ウクライナの送電網は現在、全てロシアのミサイルの射程圏内にあるとし、「ウクライナの上空が閉鎖されるまで、ロシア軍はどこへでもミサイル攻撃を行える状態になっている」と述べた。

91 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 20:54:55.91 .net
EUとウクライナとの連帯、揺るぎない=欧州委員長

9/14(水) 18:02配信

欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は14日、ストラスブールの欧州議会で施政方針演説を行い、EUとウクライナの連帯は「揺るぎない」と強調した。

欧州で戦争が起きている状態で施政方針演説が行われたことはなかったとし「勇気と連帯があればプーチン(ロシア大統領)は失敗し欧州は勝利する」と言明、「欧州とウクライナの連帯は揺るぎない」と述べた。

EUは家計や企業を守るために取り組んでいるとし、低コストの発電事業者の収入に上限を設け、化石燃料を扱う企業にエネルギー価格の高騰から得た利益を分配するよう義務付ける措置を提案した。

西側諸国のロシアに対する制裁は効果を上げており、「ロシアの金融部門は生命維持装置につながれた状態だ」と指摘。1000社近くの国際企業がロシアから撤退したとし、「ロシア軍は半導体が足りず、食洗機や冷蔵庫の部品を流用して軍装備を修理している。ロシアの産業はぼろぼろだ」と語った。

ウクライナ軍が領土を奪還しつつある中でEUが姿勢を軟化させる時ではないとし「今こそ宥和ではなく決意を示す時だ」と訴えた。

欧州はエネルギーの調達先を多様化しているが、ロシアはなお「市場を活発に操作」し、ガス価格は新型コロナウイルスの流行前と比べて10倍以上になったと述べた。

92 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 20:55:36.99 .net
数日内にウクライナへの追加軍事支援を発表も=ホワイトハウス

9/14(水) 5:26配信

米ホワイトハウスのジョン・カービー戦略広報調整官は13日、バイデン政権がウクライナに対する追加軍事支援策を「近いうちに」発表する可能性が高いと発表した。

カービー氏はドンバス地域でウクライナ軍が勢い付いているようだと指摘。ロシア軍がウクライナ北東部から撤退後、次にどう出るかはまだ見えないとした。

93 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 20:57:20.63 .net
ウクライナ軍、ヘルソンまで20キロに迫る

9/15(木) 8:45配信

 ウクライナメディアによると、南部ヘルソン州議会議長は14日、州都ヘルソンから約20キロの集落をウクライナ軍が13日に奪還したと明らかにした。

94 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 20:58:14.98 .net
めんたいこ業界、ロシア産使い続けるワケ

9/16(金) 10:43配信

ロシア産原料が6割を占めるめんたいこ

 「ロシアのウクライナ侵攻後も、めんたいこ業界がロシア産原料を使い続ける理由を知りたい。ロシアに加担することになるのではないか」。西日本新聞「あなたの特命取材班」にこんな投稿が寄せられた。福岡の名産品めんたいこの原料であるスケトウダラの卵は、ロシア産が約6割を占める。取材すると、限られた海域でしか取れない水産物の産地を排除する難しさが浮き彫りとなった。

「ロシア産ゼロだと、めんたいこの死活問題」やまや・山本正秀社長に聞く

米ロが世界二大産地
 福岡市内のスーパーに並ぶめんたいこ。パッケージの裏側を見ると、原産地は「米国産またはロシア産」や、単に「ロシア産」とある。ロシア産は小ぶりで米国産に比べて単価は安く、贈答用には米国産、量販店向けはロシア産が多いという。

 各社は通常、春に1年分の原料を仕入れる。スケトウダラの卵は米ロが世界の二大産地。メーカーによると、ロシア産約3万トン、米国産約2万トンが日韓に輸入され、その約8割が日本、残りが韓国で加工されている。


 ロシアがウクライナ侵攻を始めた2月下旬は、原料を仕入れる直前のタイミングだった。メーカーに原料を販売する大手輸入会社の担当者は「そもそも入手可能かどうかや、国民感情の見極めも考えて、慎重に議論した」と振り返る。

拒否反応はそれほど
 政府は4月、ウオッカなど計38品目を輸入禁止にしたものの、主要な海産物の輸入停止は国内産業への影響が大きいとして見送った。ロシア産を排除しようとする大手量販店などの動きも限定的だった。

 同社も「国民のロシア産への拒否反応もそれほど大きくない」と判断。当初は入札への参加を見送っていたが、その後、ロシア産の仕入れを実施した。

取引価格が大幅上昇
 ただ取引価格は大幅に上昇した。安定確保を目指すメーカーの動きに加え、米国の漁獲枠の減少、円安が重なった。同社の調べでは、今春の米国産の落札単価は、平均で前年比5割ほど上昇。ロシア産も4割ほど上がったという。仕入れ価格の上昇分を販売価格に転嫁するため、めんたいこ各社は商品(100グラム)を398円から498円にするなど、相次いで値上げを実施している。

 次の原料の仕入れは来年春。あるメーカー担当者は「原産地が限られることから調達ルートを変更しても意味はなく、むしろさらなる価格の高騰を招く」と頭を抱える。

現実的ではない排除
 ロシアは日本にとって水産物の世界3位の輸入相手国で、紅ザケやカニ、ウニはロシア産の割合が最も多い。ロシア産の輸入を減らせば価格が高騰する構図は同じ。既にさまざまな価格が上昇し、ロシア産排除に動くのは現実的ではないとの見方が強まっている。

95 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 20:59:35.19 .net
焦点:変わるドイツ経済勢力図、エネ問題契機に北部が台頭

9/16(金) 10:43配信

ドイツで北部地方と言えば、湿気が多く、風が吹き荒れるという厄介な気象条件のせいで、工業化された南部地方に比べて長らく経済発展が遅れてきた。ところが世界的なグリーンエネルギー移行の動きや、ロシアのウクライナ侵攻をきっかけとした欧州のエネルギー危機を受け、こうした従来の勢力図に変化が起きている。

スウェーデンの新興電池メーカー、ノースボルトが国外最初の工場建設地をドイツで探していた際に選んだのは南部ではなく、風力発電施設が稼働し始めている北海沿岸に近い場所だった。

ノースボルトの公共問題責任者は「電池製造はとてつもなくエネルギー集約的だ。ドイツのこの地域に目を向けると、エネルギー(調達)の観点だけでなく、エネルギーの種類にも関心をそそられる」と述べた。

同社がこの工場建設を発表した3月15日は、まさにエネルギー危機が本格化しつつあった時期に当たる。ウクライナに侵攻したロシアに対して西側が制裁を強化し、ロシアが欧州向けのパイプラインを通じた天然ガス輸出をじりじりと減らしたからだ。

こうした中でロシア産ガスに大きく依存していたドイツは、エネルギー調達における脱ロシア化を急いでいる。北部沿岸地域は、再生可能エネルギーの生産を拡大するとともに、原発や石炭火力の代替燃料としてガスを輸入するという、こうした取り組みの中心地と言える。

北海沿岸では数カ月中に液化天然ガス(LNG)の浮上式受け入れ施設が稼働する予定。これは恒久的な輸入ターミナルが建設されるまでのつなぎだ。

ニーダーザクセン、シュレスウィヒ・ホルシュタイン、メクレンブルク・フォアポンメルンといった北部諸州は、ドイツ全体の風力発電量64ギガワット(GW)の半分を生産しているが、そのほとんどは陸上の発電施設が占める。ドイツは2040年までに洋上風力発電料を現在の7.7GWから70GWまで増やす計画で、北部諸州は今よりもっと大きな役割を果たすだろう。

南部地方は第2次世界大戦後のドイツ経済復興をけん引し、現在もバイエルン州にBMWやシーメンス、バーデン・ビュルテンブルク州にメルセデスといった大手企業が本社を構えるものの、経済面で北部という新たなライバルが出現した形だ。

96 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 20:59:54.16 .net
 
つづき

<変わる対立軸>

これはドイツ国内の「対立軸」が、従来の「豊かな西部対貧しい旧共産圏の東部」という構図から変わりつつあることを意味している。

ドイツのある州の首相は「北部と南部の間で密かに経済の主導権を巡る闘いが進行している」と明かした。

そして勢いを増しているのは北部の方だ。

米電気自動車(EV)大手テスラは今年3月、北部のブランデンブルク州に工場を開設。ドイツの自動車メーカーで唯一北部を拠点とするフォルクスワーゲンは、ニーダーザクセン州にEV用電池工場を建設しようとしている。

ニーダーザクセンでは、ベルギーのツリー・エナジー・ソリューションズ(TES)も水素工場の建設を計画中。当初は食品その他の廃棄物に由来するメタンを原料とし、いずれ洋上風力による水の電気分解を利用するという。

IW経済研究所が税還付から技能労働者の分布などの要素を用いてドイツの400の行政区域を調べた結果によると、ドイツで最も繁栄しているのは引き続き南部だが、急速に発展しているのは北部と西部だ。

同研究所のハンノ・ケンパーマン氏は「(ドイツ経済の)支配権は当初何十年間も西部が握った後、南部に移り、今や北部が手に入れようとしている」と述べた。

欧州のエネルギー危機も北部にとって追い風になるかもしれない。ドイツは既に、南北をつなぐ高圧送電線を必要としており、北部で生産される再生可能エネルギーが増えるにつれ、設置は一層急務になるだろう。

バイエルン州のゼーダー首相はこれまで繰り返し、連邦政府は同州の経済を十分に守ってくれないと不満を表明し、ドイツに残った最後の原発3基をずっと稼働させて工業活動が苦境に陥らないようにしてほしいと要望している。

これに対して連邦政府は、ゼーダー氏がなかなか州内に風力発電施設を設置しないと苦言を呈しつつ、年末で停止する予定だった2基の原発は来年春までいつでも稼働できる状態を維持する方針を示した。

いずれにせよロシアからのガス供給が細っているドイツは、既に天然ガスに関する3段階の緊急計画で第2段階の「警報」を発令している状態にあり、最終段階になれば産業界向けの電力割り当てが実施されることになる。

ゼーダー氏は今月、北部メクレンブルク・フォアポンメルン州のシュベーズィヒ首相に対して、LNG受け入れ施設建設を加速させるためにバイエルン州職員を派遣すると申し出た。バイエルン州のある高官は「ゼーダー氏はシュベーズィヒ氏の下を訪れた。なぜなら北部から南部にガスを届けるという面で共通の利益が存在するからだ」と述べた。

97 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 21:00:53.05 .net
ウクライナ軍 ハルキウ奪還で露呈したロシア軍の致命的欠陥 軍事専門家も驚き

9/16(金) 11:01配信

 奇襲攻撃は、なぜ成功したのか──? 

日テレNEWSは9月13日、「ウクライナ軍『不意打ち』成功で――領土“東京の1・4倍”を電撃奪還 ハルキウで何が? 『ロシアの目標は風前の灯火』の見方も」との記事を配信した。担当記者が言う。



 ***

「9月11日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領(44)は、北東部ハルキウ州で軍が反転攻勢し、同州のイジュームなどロシア軍の拠点を奪還したと発表しました。更に12日、イギリスの国防省はロシア軍について『ウクライナ東部ハリコフ州のオスキル川以西の州全域から撤退を命じた可能性が高い』とも発表したのです」

 ウクライナ軍の戦果は、日本テレビによると《東京都の1・4倍ほどとされる広い範囲》だという。

 これほどの大戦果をあげた理由として、世界各国のメディアが「勝因は奇襲作戦の成功」と報じた。

「ウクライナ政府は『南部を奪還する』と公言し、実際に兵力を投入していました。ロシア軍が反撃のため南部に戦力を集中させた結果、北東部が手薄になったのです。その隙を突いて、ウクライナ軍が奇襲攻撃。これが大成功を収めた、というのが日本テレビなどの報道内容です」(同・記者)

 さる軍事ジャーナリストは「確かに奇襲だったのでしょう。現地の映像を見ると、ロシア軍が慌てふためいた様子が伝わってきます」と言う。

兵站の悪化
「ロシア軍が逃げた街には、戦車や装甲兵員輸送車が無傷のまま置き去りにされていました。CNNは『ロシア軍の兵士は軍服を捨て、私服で逃走した』とも報じています(註)。どうやらロシア軍の兵士は、『戦車や輸送車で退却したら、ウクライナ軍の追撃を受けてしまう』との恐怖心を持ったようです。そのため私服で“敵前逃亡”したのでしょう」

 敵前逃亡は、多くの軍隊で即決銃殺となる重罪だ。にもかかわらず、ウクライナ軍を迎え撃つ考えなど微塵もないのだから、ロシア軍における士気の低下は言わずもがなだ。背景には弾薬不足など兵站(へいたん)の悪化があるという。

「9月6日、アメリカ政府は『ロシアは不足した弾薬やロケット弾を補給するため、北朝鮮からの購入を試みている』と発表しました。経済制裁でロシア国内の生産力は落ち、ウクライナ軍はロシア軍の補給路を叩く作戦を続けています。古今東西、最前線の兵士は、補給状況に敏感です。弾薬や糧秣(りょうまつ)の不足を感じると、一気に士気は下がってしまいます」(同・軍事ジャーナリスト)

 もし補給された弾薬ケースにハングル文字が書かれていたら──最前線の兵士は、これだけで自軍の苦境を導き出すに違いない。

98 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 21:01:29.16 .net
 
つづき

奇襲成功の謎

「北朝鮮の弾薬が補給されていたら、最前線の部隊は頭を抱えているかもしれません。2010年、朝鮮人民軍が韓国軍を砲撃するという『延坪島砲撃事件』が発生し、韓国は海兵隊員2人と民間人2人が死亡するなどの被害を受けました。その際、北朝鮮の弾薬は不発弾が相当な割合に達するなど、状態がひどいことが明らかになったのです」(同・軍事ジャーナリスト)

 同じことがウクライナでも起きている可能性がある。そもそもロシア軍も、朝鮮人民軍の砲弾に信頼を置いているとは考えにくい。

「もしウクライナの最前線に届いたのなら、試射を行っても不思議ではありません。その結果、延坪島砲撃事件と同じくらいの高率で不発弾があることが判明すると、部隊全体が不安に包まれるはずです。士気は更に低下することになるでしょう」(同・軍事ジャーナリスト)

 そもそもウクライナ軍の奇襲攻撃が成功するという時点で、ロシア軍の致命的な欠陥が浮き彫りになるという。

「偵察衛星や偵察機の発達により、『敵軍の動きを把握すること』と『自軍の動きが把握されていること』は、現代の戦争では前提条件となりました。1990年の湾岸戦争でアメリカ軍は、最前線で進軍する陸上部隊の同行取材を一部のメディアに許可し、戦況をリアルタイムで広報しました。『イラク軍も自分たちの動きを知っている』ことは当たり前だと考えていたからです」(同・軍事ジャーナリスト)

今後の戦局に影響

 ロシアも軍事大国である。宇宙に偵察衛星を飛ばし、空で偵察機も運用している。近年はドローンによる偵察にも力を入れている。

「ウクライナ軍は大規模な反攻作戦に乗り出したのですから、兵力も相当な規模でしょう。機械化部隊なのは当然で、先頭を戦車が進み、その後を装甲兵員輸送車が続いたはずです。小規模な決死隊ならいざしらず、多数の敵軍が攻めてくるのをロシア軍はキャッチできなかった。ただただ呆然とするばかりです」(同・軍事ジャーナリスト)

 兵站や偵察という要素も極めて大きいが、やはり結局は士気が最重要なのだろう。不退転の決意で反攻作戦に乗り出したウクライナ軍と、軍服を捨てて遁走したロシア軍との差はあまりに大きい。

「西側諸国が軍事支援を行っても、戦線が膠着していた時期もあり、“支援疲れ”が心配されていました。更に、冬の訪れが現実味を増し、ロシアがエネルギー供給を口実に圧力をかけ、一部の国が屈服するのではないかとも懸念されていました。それが今回の大勝利で、ウクライナ軍はもちろんのこと、支援を続けていた西側諸国も手応えを掴んだはずです。これは今後の戦局に大きな影響を与えるでしょう」(同・軍事ジャーナリスト)

99 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 21:02:09.21 .net
 
つづき

ミッドウェイ作戦

 8月24日はウクライナの独立記念日だが、この日にゼレンスキー大統領は「ロシアから全土を取り戻す」と演説を行った。

 このためには南部と東部の二正面作戦が必要であり、軍事の専門家からは「現実的な戦略ではない」という指摘も少なくなかった。

「しかし今回、ウクライナ軍はまさに二正面作戦を敢行し、東部で大きな戦果を挙げました。南部でも前進を続けているとの報道もあります。いわば“有言実行”を果たしたわけで、西側諸国のウクライナ軍に対する評価も上がると考えられます」(同・軍事ジャーナリスト)

 一方のロシアは、このまま敗走が続くと、「開戦前の国境線」まで戻される可能性も出てきた。

「そもそもロシア軍はウクライナ全土を支配下に置くため、あの“特別軍事作戦”を実施したのです。ところが、キエフの攻略には失敗し、東部の占領地も失いつつあります。このまま敗北が続き、結局は開戦前の“国境線”に戻ったとなれば、徒労感は桁違いでしょう」

 ただでさえロシア軍は士気の低下に苦しんでいる。それに加えて「“特別軍事作戦”は全く意味がなかった」との事実を突きつけられたとしたら、どうなってしまうのか──。

「ウクライナ軍の戦果は、1942年に劣勢のアメリカ海軍が日本海軍を撃破して戦局を一気に転換した、『ミッドウェイ作戦』に匹敵する価値を持つ可能性も出てきました」(同・軍事ジャーナリスト)

100 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 21:03:43.32 .net
ウクライナ軍、ヘルソン州「要衝を奪還」 南部でも反撃進む

9/15(木) 8:31配信

ロシアによるウクライナ侵略で、南部ヘルソン州当局者は14日、ウクライナ軍が州都ヘルソン市から北西約15キロに位置する要衝キセリョフカを露軍から奪還したと発表した。ウクライナメディアが伝えた。東部ハリコフ州で反攻を成功させたウクライナ軍は、南部でも奪還作戦を進めているもようだ。



キセリョフカに関し、米シンクタンク「戦争研究所」は12日、衛星写真データに基づき露軍部隊の大半が撤退したと指摘。キセリョフカを喪失した場合、露軍はヘルソン市の防衛が困難になると分析していた。

ウクライナ国防省情報総局は14日、露軍はヘルソン市周辺に増援部隊を派遣しようとしているものの、士気の低下や人員不足により成功していないとする諜報結果を明らかにした。

ウクライナは南部での反攻を機密とし、進展の詳細は即座に公表しない方針。ただ、同国軍高官は12日、領土500平方キロメートルを奪還したと明らかにしている。

同国のゼレンスキー大統領は14日、奪還に成功したハリコフ州の要衝イジュムを訪問。「侵略者は領土を一時的に占領できても、国民を征服することはできない」と演説し、前線の兵士らに感謝を表明した。

101 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 21:04:35.15 .net
9人目の不審死…ロシア実業家 遺体発見「粛清か」

9/15(木) 8:42配信

 死亡したのは、ロシア極東・北極圏地域の開発を担当する、イバン・ペチョーリン氏(39)です。

 ウラジオストクの近海で、高速のボートから転落し、その後、遺体で発見されたということです。

 ロシアでは、今年に入り、実業家などの要人が、自殺や原因不明の事故で次々と命を落としています。

 CNNによりますと、ペチョーリン氏で9人目だといいます。

 ロシアに詳しい専門家は、不審死した人の多くが、国家プロジェクトに参加している人たちだと説明しています。

 ロシア政治学者・中村逸郎氏:「欧米から厳しい経済制裁を受けている。非常に窮地に追いやられてしまっている状況。そうした人たちが、プーチン大統領に批判とか不平を抱く。そして、そういう言動を見せるだけで、実は(プーチン政権から)粛清されてきている、その可能性が高い」

102 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 21:05:12.67 .net
ロシア、兵員不足で受刑者の動員を計画か 兵役で「犯罪歴取り消す」

9/14(水) 19:03配信

朝日新聞デジタル
ロシア極東カムチャツカで5日、環境フォーラムの参加者に語りかけるプーチン大統領。スプートニク提供=AP

 ウクライナ軍参謀本部は14日朝の戦況報告で、ロシア軍は人的損失が大きく、兵士の動員に躍起になっているとの見方を示した。



 報告によると、ロシア軍は受刑者の動員を計画。重罪を犯した受刑者は6カ月の兵役で、ほかの受刑者は3カ月の兵役につけば、「犯罪歴を取り消す」などの条件を示しているという。また、薬物やアルコールの依存症の人たちも、数多く動員されているとしている。

 一方、親ロシア派の支配下にある東部ドネツク州の町では、19日までに男性市民6千人を動員することになり、市民は不満を募らせているという。

103 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 21:05:54.89 .net
ウクライナ軍、南部も反撃 ロシア世論、「敗退」に動揺

9/14(水) 20:15配信

 ウクライナ東部ハリコフ州のロシア側支配地域をほぼ奪還したウクライナ軍は南部でも反撃を強めた。ゼレンスキー大統領は14日、奪還した州の要衝イジュムを訪問し戦果を誇示した。

ウクライナ国防相、反攻は「第3段階だ」欧米供与の兵器活用

 南部ザポロジエ州にロシア軍が一方的に設置した「軍民行政府」幹部は14日、ウクライナ軍が同州の前線に「かつてない規模の」大部隊を集結させていると主張した。ロシア通信が伝えた。

 ロシア国防省は当初、ハリコフ州からの撤退を「再配置」と説明したが、ロシア国内では「敗退」との受け止め方が広がり、テレビ番組などで激論も交わされている。ウクライナの脅威が強調され、世論が動揺している。

104 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 21:06:56.72 .net
国連総長、収容所爆発で調査団準備 プーチン氏は関与否定か

9/15(木) 6:35配信

 ロシアのプーチン大統領は14日、グテレス国連事務総長と電話会談し、ウクライナ東部ドネツク州の親ロシア派支配地域で7月下旬に起きたウクライナ兵捕虜収容所の爆発事件について協議した。

 大統領府によると、グテレス氏は「客観的で独立した調査のため、国連の専門家を派遣する準備を鋭意進めている」と説明。一方、ロシア側の発表は「ウクライナ軍の攻撃」と表現しており、プーチン氏は関与を否定したもようだ。

105 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 21:07:33.69 .net
「ネズミみたいに逃げた」 ウクライナ空挺隊が映像公開

9/14(水) 13:43配信

 ウクライナ陸軍第25独立シチェスラフ空挺旅団は9月13日、ロシア軍から奪還した同国北東部のハルキウ州で撮影した映像を公開した。

 映像の中で、ウクライナ軍空挺隊員は「ロシア軍は戦車から友軍兵士まで置き去りにして退却した」と語った。「逃げるために、(足手まといになる)負傷した友軍兵士を撃つこともあった」という。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は12日、数週間でルクセンブルクの2倍以上の広さに相当する6000平方キロメートル以上を奪還したと発表した。
 一方のロシアは、ハルキウ州から部隊を撤退させたことを認めている。

106 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 21:08:35.16 .net
ウクライナ見捨てるか米共和党、トランプ再登板待つプーチン

9/16(金) 11:01配信

米国がウクライナへの支援を打ち切ったらいったい何が起きるのだろうか

■ ウクライナ関心度は80%から69%に低下

 ロシア軍による無差別攻撃で破壊される町や村。殺害される市民。戦火を逃れて国外に避難する婦女子。

 連日のように全世界に支援を訴えるウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領。

 この間まで米メディアがこれでもか、これでもかと映像を流していたウクライナ情勢。

 春には米国民の80%が関心を示していたウクライナ問題は、9月に入って69%に減ってしまった。

 この間にジョー・バイデン大統領がウクライナに供与した軍事援助額は1730億ドル。

 2024年就役予定の米新鋭原子力空母「ジョン・F・ケネディ」(CVN-79、積載排水量10万1605トン)の建造費とほぼ同額だ。

 (日本が湾岸戦争に拠出し、「Too little too late」=今さらこれだけではどうにもならない=と国際的な不評を買った支援額ともほぼ同額)

 今後、戦闘が長引けば、支援額は右肩上がりで増える。バイデン政権に中長期的政策があるわけでもない。

 ウクライナの戦況について米国民(および西側国民)に伝えているのは、米保守系シンクタンク「戦争研究所」*1
(The Institute for the Study of War)が公表する情報だ。 生データは、米国防総省、米情報機関から非公式に入手している。いわば米国防総省の名を出さぬ事実上の「大本営発表」といっていい。

 *1=2007年、ネオコン(新保守主義者)が中心となって設立した軍事研究機関で、イラク戦争をテーマに多様な紛争地帯における軍事作戦、敵の脅威、政治動向に焦点を当てた報告書を発表して脚光を浴びた。米国連大使だったキンバリー・ケーガン氏が理事長。ゼネラル・ダイナミックス、ダインコープ(元レイソン)、マイクロソフトが資金を拠出している。

 その戦争研究所の9月11日の発表は、というと―――。

 「ウクライナ軍が東部ハリコフ州で攻勢を維持し、10日にロシア軍の鉄道による補給拠点だったクピャンスクを奪還した」

 「11日にはロシア軍が同州内の重要拠点としてきたイジュ―ムを奪還した」

 「急速な反攻で東部ハリコフ州のロシア軍制圧地域のほぼ全域を奪還した」

 「米欧から供与された兵器でロシア軍の補給拠点をたたき、同軍の継戦能力が大幅に低下したタイミングで一気に攻勢をかけた」

 「ウクライナ軍にとり、2~3月にかけて首都キーウ(キエフ)を守り抜いて以来の大きな戦果となる」

 「自壊ぶりを隠せないロシア軍が局面打開へ大量破壊兵器の使用などに踏み切る懸念もある」

 「ロシア軍は、イジュームを失ったことで、東部ドネツク州全域の制圧というロシアの目標は達成困難になった」

 何やら、これでウクライナ軍はロシア軍を一気に駆逐するかのような情報だ。

 米国および西側諸国にとっては、「明るいニュース」だが、この種のニュースは過去6カ月の間に何度も聞かされてきた。

 聞く方(米国民もメディアも)も“耳たこ”だし、それがウクライナの勝利に直結するとは信じていない。

 米主要紙「ロサンゼルス・タイムズ」(印刷版)の9月13日付、一面記事の見出しはこうだった。

 「ウクライナは戦争終結からほど遠い。今日のウクライナの作戦は成功したが、戦争力は依然プーチンが掌握」

107 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 21:09:15.32 .net
 
つづき

 確かに今日、昨日のウクライナ軍の作戦は成功した。

 だからといって、戦争終結に向けた状況が開かれたというと、そんなことはバイデン氏すら思っていないだろう。

 いつまで続く、泥濘(ぬかるみ)ぞ、なのだ。

■ ハーバード世論調査:48%が軍事支援停止

 その一方で米国民は、対ロシア経済制裁のしわ寄せをじわり感じている。

 ガソリンをはじめとする物価高、インフレ定着化で米庶民の日常生活は厳しさを増している。

 米国民の51%が「ウクライナ戦争は米経済にダメージを与えている」と答えている。

 ハーバード大学ケネディ行政大学院米政治研究センター(CAPS)とハリス世論調査が7月に行った共同世論調査によると、47%の米国民が「ウクライナへの軍事支援は十分すぎた。ストップすべきだ」と言い出したのだ。

 (https://iop.harvard.edu/youth-poll/spring-2022-harvard-youth-poll

 もっとも、ロシア侵攻から6カ月経ったから「軍事支援ストップせよ」と言い出したわけではない。

 こうした声は侵攻2か月後の5月段階で米議会には出ていた。

 バイデン氏は5月、ウクライナに対する40億ドルの追加軍事援助を要請したが、下院では57人の共和党議員が反対、上院では11人の共和党議員がこれに反対した。

■ カネは納税者のガソリン代に回せ

 大物上院議員、ランド・ポール氏(ケンタッキー州選出)は、反対理由についてこう述べていた。

 「ウクライナの戦闘を支援することが本当に米国の国益に合致するのか。ガソリン価格の高騰に苦しんでいる納税者に、1人当たり500ドル配れば彼らは助かるのだ」

 「ウクライナにくれてやる新たな40億ドルはそれだけの価値があるカネだ、ウクライナよりも米国民を優先すべきだ」

108 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 21:10:05.95 .net
 
つづき

 ウクライナへの新たな軍事支援に反対した上下両院の共和党議員の大半は、親トランプ派。

 ロシア侵攻に際してプーチン氏を「激励」したトランプ氏の意向を反映していると見て間違いない。


■ トランプ再登場まで戦闘続ける

 保守派政治評論家のチャーリー・サイクス氏は9月13日のコラムでこう指摘する。

 「戦闘がだらだら長引けば、米国はウクライナを見捨てるのか。プーチン氏はそう思っているし、そうなることを期待しているに違いない」

 「そんなことはとんだ誤算だ、と今は言い切れるが、同氏の希望が全く根も葉もないことではない」

 「バイデン氏は9日、新たに137億ドルの対ウクライナ軍事・経済支援を議会に要請した」

 「これに対して保守系ヘリテージ財団と『米国を憂慮する在郷軍人会』(Concerned Veterans for America )は、連邦議員にこの追加支援案を拒否するようアピールした」

 「今、保守陣営で発言力を持っているのは(300万人の視聴者を誇る)テレビのアンカーマンだ」

 「フォックス・ニュースのタッカー・カールソン氏はミッチ・マコーネル上院共和党院内総務よりも影響力を持っている」

 「カールソン氏は最初から『ウクライナがどうなろうとも米国の国益には無関係だ』と言い続けてきた」

 「共和党議員の多くが、いずれカールソン氏の主張に耳を傾ける公算大だ。トランプ氏はNATO(北大西洋条約機構)からの脱退、NATOの解体を主張してきた」

 「プーチン氏はバイデン氏が2024年の大統領選挙後に去り、再びトランプ政権が登場するまでウクライナ侵攻(占拠)を続けるつもりなのかもしれない」

 「プーチン氏の究極の目標は、NATO弱体化にとどまらず、米欧加の軍事同盟に楔を打ち、崩壊させることだ」

109 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 21:10:42.36 .net
 
つづき

■ 中国よりロシアに脅威の米国民

 超党派の「シカゴ国際関係評議会」(Chicago Council on Global Affairs)が行った最新の世論調査の結果が注目されている。それは以下の通りだ。

 一、「ロシア嫌い」の米国民はウクライナ侵攻以後、85%にまで達した。(10年前は44%だった)

 二、ロシアを「敵対国」と思う米国民は57%だ。(中国を「敵対国」と思う人は22%)。

 ロシアを「脅威」と答えた米国民は60%になった。(中国を「脅威」と答えた人は52%)。

 三、ロシアがウクライナから撤退するまで軍事支援をせよ、とする米国民は53%。民主党支持者は66%だが、共和党支持者は51%と少ない。

 四、「ウクライナに米軍を派遣すべきだ」と主張する米国民は26%だ。(「対ロシア経済制裁は続けよ」とする人は3月には55%だったのが、5月には54%と減っている)

110 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 21:11:09.52 .net
 
つづき

 この世論調査で見る限り、米国民は「中国の脅威」よりも「ロシアの脅威」を恐れている。

 だが、それが即、米国の死活的国益とは直接関係のないウクライナを最後まで助けるか、ということにはなりそうにない。

 前述のサイクス氏のコラムのタイトルは「米国はウクライナを見捨てるか。起こりうることだ」(Will the U.S. Abandon Ukraine?  It could Happen.)。

 かつて「自由と民主主義」を錦の御旗に国際介入主義を党是としてきた共和党保守派。

 どちらかと言えば、内向的スタンスに終始してきた民主党リベラル派。

 ウクライナ情勢では、双方の立ち位置は入れ替わったように見える。「ウクライナ」は中間選挙の争点として急浮上しないのだろうか。

111 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 21:12:09.60 .net
ウクライナが空からの大反撃開始へ、空中電子戦で敗北したロシア

9/16(金) 11:01配信

 ウクライナ軍によるハルキウ州奪回成功の陰に、ロシア軍電子戦の敗北がある。

 航空作戦を有利に進めるためには、戦闘機などが自由に飛行できるように、侵攻当初から敵の防空兵器を破壊することが必要だ。

ロシア軍の放射電波を収集する米軍の電子戦機

 破壊する方法の代表的なものは、対レーダーミサイルで、レーダー波を出している防空レーダーを攻撃することだ。

■ 1.空中の電子戦に当初敗北していた? 

 2月24日、ロシア軍がウクライナに侵攻したその日、テレビニュースには、ウクライナ軍の防空レーダーが、ロシア軍のミサイルに攻撃されて燃えている様子が映し出されていた。かなり衝撃的であった。

 これは、ウクライナ軍の防空レーダー(防空ミサイル用の射撃統制レーダーや防空監視レーダー)が発するレーダー波に、ロシアの対レーダーミサイルがロックオンして、レーダー波の発信源に向かって飛翔し、命中し、破壊したのだ。

 ウクライナ軍のレーダーが破壊され燃える映像は、すべての防空兵器が、破壊されたのではないかと想像させるものでもあった。

 ウクライナ軍の防空レーダーが使えなくなったのでは、ウクライナ上空の航空優勢はロシア軍のものであり、ロシアの戦闘機や爆撃機の飛行は思いのままだ。

 たった1日で、この戦争の行方は「ロシア勝利」と見えているかのようだった。

 実際のところウクライナ軍は、旧式の防空レーダーのみが破壊されたのであって、大部分の防空兵器は残存していた。

 つまり、旧式の防空ミサイルは囮となって破壊され、旧式ではない防空レーダーは当時、電源を切っていていたか、あるいは別の対策を行って、対レーダーミサイルの攻撃から逃れたのだ。

 このような戦いに、勝敗を左右する電子戦が存在しているのだ。

 空中における電子戦は、日頃公表されない。このため、どのようなことが行われているのか、理解されないことが多い。

 そこで、今回はウクライナ上空における電子戦について、以下の順序で考察する。

 (1)あらゆる電波が飛んでいる空間で、防空レーダーの電波を特定する方法

 (2)防空レーダー波の収集と解析で、破壊すべき防空レーダーを選定する方法

 (3)ウクライナ軍の対レーダー作戦

 (4)ロシア軍の空中での電子戦の実態

 (5)ロシア軍による航空作戦のための電子戦の成否は

112 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 21:12:51.88 .net
 
つづき

■ 2.電波空間で防空レーダー波を特定する方法

 空間には、両軍のありとあらゆる電波が飛んでいる。

 例えば、地上部隊の無線通信電波、対砲レーダー波、各種防空レーダー波、妨害電波、対艦レーダー波、戦闘機の捜索レーダー波、軍艦のレーダー波などだ。

 交信している電波を集めるのがシギント機、各種レーダー波を集めるのがエリント機だ。

 各種電波を収集するため、機はそれぞれの電波をキャッチできる各種アンテナを備え付けている。

 エリント機は、空間を飛んでいる各種レーダー波を集める。

 戦争をしている時に、接近してレーダー波を集めることは、ミサイルで撃墜される恐れがあるため難しい。

 そのため、平時から敵地に接近して、レーダー波を集める。

 ロシア軍が放射する電波を収集する米軍の電子戦機

 防空ミサイルのレーダーには、捜索用(監視用)レーダーと射撃統制(火器管制)レーダーがある。

 日頃、捜索用レーダー波が送信されているので、これをキャッチすることは容易だ。

 だが、火器管制レーダー波を収集することは難しい。

 なぜなら、火器管制レーダーを敵機に照射することは、誤ってミサイルが飛ぶという危険なことが発生するために、平時には照射することはほとんどない。

 だが、2018年12月、韓国海軍軍艦が日本の「P-1」哨戒機に火器管制レーダーを照射した。

 これは、かなり危険なことであり、照射された日本機はミサイルが飛来してくる危険を予想したために、慌てて帰投した。

 韓国軍軍艦が、危険なことをあえて行ったので、日韓関係がかなり悪化したのも当然のことである。

 しかしながら、このことを情報関係者から見ると、これほど上手い話はない。

 なぜなら、日頃得られない韓国の火器管制レーダーのデータを集められたからだ。

 特に、この場合はどの艦が照射したかが分かるので、火器管制レーダー波の諸元と、照射した艦が分かった。

 したがって、照合もしやすい。

 韓国側は日本の哨戒機を脅し、近くの上空から立ち去らせるために実施したことなのだろうが、重要な火器管制レーダー波の情報を日本の情報機関に与えたことになった。

113 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 21:13:32.90 .net
 
つづき

■ 3.破壊すべき防空レーダーを選定する方法

 電子戦機は、平時、敵国の各種レーダーの電波を収集し、機器に記録して帰投する。

 レーダー波の解析は、地上勤務の解析担当の部署が行う。レーダー波の解析のため、極めて特殊な解析能力が必要だ。

 長い年月を経て、解析の蓄積が必要なのだ。

 解析官の研究とその知識の向上、併せて解析機器の開発を実施しなければならない。このようなことは、短時間にできるものではない。

 また、監視レーダー、火器管制レーダー、対砲レーダーなどとの区別が必要だ。

 今回のウクライナでの戦争では、防空レーダーの区別、例えば、ロシア軍の「S-300」、「S-300改良型」、「S-400」、さらに中短SAM用の捜索用レーダーや射撃統制レーダーを区分しなければならない。

 もし、区分し選別していなければ、ミサイルはどのレーダーに向かって行けばいいのか分からないのである。

 (1)基地で、対レーダーミサイルに、狙いを定める特定のレーダー波をセットする。

 (2)(3)(4)(5)そのレーダー波が、戦闘機に照射され、レーダー波にロックオンして、ミサイルが発射されるのである。

 ウクライナ軍「MIG-29」戦闘機からHARMを発射



 もしも、敵のレーダーが電波を放射することをやめれば、GPS誘導によって特定された位置まで飛翔して攻撃する。その場合は、精度が落ちることもある。

 捜索用レーダーだけでは、反射波の大きさによって、爆撃機と戦闘機の区分はできるが、機種までは特定できない。

 そこで、戦闘機のレーダー波も解析する。

 まず、レーダー波の種類によって、どの戦闘機の機種なのかを解明するのである。

 例えば、戦闘機MiG-29・「Su-27」・「Su-35」、対地攻撃機「Su-25」攻撃機、爆撃機「Tu-95」・「Tu-22」・「Tu-16」・「Tu-160」などを特定できる。

 時間をかけて解析し、そのレーダー波を継続して捕捉すれば、それぞれの軍用機がどのように飛行しているのかが分かる。飛行バターンを解明できるのである。

 とはいえ、戦闘機などの場合は、レーダー波を放射する時間は極めて短いので、そのレーダーに向けて、対レーダーミサイルを撃ち込むことはできない。

114 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 21:14:04.60 .net
 
つづき

■ 4.ウクライナ軍の対レーダー作戦は

 米国国防省は8月、ウクライナへの支援の中に、対レーダーミサイル「HARM」が含まれると述べた。別の情報ではもうすでに、対レーダーミサイル「HARM」を供与したとなっている。

 しかし、以下のことが実行できなければ、このミサイルは能力を発揮できない。

 (1)ロシア軍の防空レーダーの電子情報を、それも、どの種類の防空ミサイルのレーダーなのかという正確な情報を保有していること。

 (2)ミサイルが、ロシア軍防空レーダー波をロックオンして、その後、それに向かって飛翔できるように、そのミサイルにレーダー波諸元をセットしていること。

 (3)戦闘機が、戦場上空にこのミサイルレーダー波を他のレーダー波と区別してキャッチし、機内に表示できていること。

 (4)そのレーダーの位置が判明していること、ミサイルの射程内であること。

 したがって、HARMを供与したということは、ウクライナ軍と米軍が、もうすでにウクライナ上空での電子戦を機能させ、ミサイルを発射できる段階であることを証明している。

 米空軍機であれば、米国製HARMを発射できる能力を有している。

 だが、ウクライナ軍はそれができる戦闘機を保有しているのか。MiG-29を改良しているという情報があるが、米軍機と同様のシステムを搭載できているのか。

 このMiG-29は、どの国の戦闘機なのか。ウクライナ軍の戦闘機か。

 もしくは、4月にスロバキアの首相がウクライナに供与することを検討していると発言していたことから、この戦闘機を改良している可能性もある。

 ただし、改良するといっても簡単なことではない。

 米軍の電子戦の秘密情報が洩れる恐れもあるし、実際に、MiG機に対レーダーミサイル用のレーダー、処理機材、ディスプレイを搭載するには大改修が必要なはずだ。

 米国は、このミサイルを供与したと発言したことから、搭載用の戦闘機は改修が済んでいるか間もなくということだろう。近いうちに、その能力を発揮するだろう。

 米空軍の対レーダーミサイル「AGM88」は、射程約150キロという。

 戦闘機は、レーダー波をキャッチし、レーダーから最も離れた地点から、ミサイルを発射して帰投するということになる。

 この作戦が成功すれば、ウクライナの上空では、ウクライナ空軍戦闘機が、頻繁に活動できるようになる。

115 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 21:14:49.85 .net
 
つづき

■ 5.ロシア軍、空中での電子戦実態

 ロシア軍侵攻開始直後、マリウポリの軍の監視レーダーやキーウの電波塔が破壊された。これは、ロシア軍が対レーダーミサイルを使用して破壊した成果だったのだろう。

 だが、ウクライナ軍の大部分の防空レーダーは生き残った。

 こられのレーダーは、今でも機能しているため、ロシア空軍戦闘機・爆撃機は、ウクライナ内部(例えば、ドニエプル川の線)まで侵入していない。

 ウクライナ軍の防空ミサイルの有効射程内には、ほとんど入っていないということだ。ウクライナ軍の防空ミサイルが生きていて、戦闘機を撃墜されるのが怖いからだ。

 実際に、数は少ないが撃墜もされている。

 ウクライナ軍の旧型のレーダーには、対レーダーミサイルには有効に機能したが、その他の防空レーダーには、ミサイル射撃の効果がなかったようだ。

 ウクライナ軍は、ロシア軍に気付かれないように、米軍の協力を得て改良して対レーダーミサイルの効果を減少させた可能性がある。

 そのためなのか、最近ではウクライナ軍の防空レーダーが破壊されている映像も見ない。

 ロシア軍には、米空軍の空中警戒管制機(AWACS)の電波や無人機のGPS誘導を妨害できる「クラスハ2/4」という電子戦兵器がある。

 キーウから撤退する時に、置き去りにされた電子兵器だ。

 妨害の範囲は、約250~300キロだ。戦場では、ロシア軍のこれらの電子戦兵器は機能していないか、使用してはいないようだ。

 現実には、米軍のAWACSは、ウクライナとポーランドの国境付近を飛行して、収集した情報をウクライナ軍に送っている。

 さらに、ウクライナ軍の自爆型無人機やGPSによる誘導砲弾なども妨害されることなく機能しているのだ。

116 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 21:15:06.50 .net
 
つづき

■ 6.航空作戦用の電子戦にも敗れたロシア

 ロシア軍の情報収集機には、IL-20、Tu-16、Yu-22があるが、ソ連邦が崩壊する前から、最前線で活動している。現在も同じだ。

 電子戦の情報収集に力を入れているという情報はほとんどない。つまり、ロシア軍の電子戦では、ウクライナ軍の電子兵器の機能をストップさせてはいないということであろう。

 日本周辺を飛行するロシア軍IL-20情報収集機

 米国は、ウクライナに対レーダーミサイルHARMを供与したというが、このミサイルが発射されて、防空レーダーが破壊された映像はまだ見ていない。

 おそらく、これから成果として表れてくるだろう。

 これまで(9月13日)、ロシア軍の防空システムの損耗は、ウクライナ軍参謀部の情報によると、165基。損耗率13%だ。

 火砲の損耗率70%に比べて、極めて少ない。

 ロシア軍防空システムの損害は、これまではほとんど自爆型無人機の攻撃によるものった。

 これからは、MiG-29に搭載される対レーダーミサイルで、防空兵器が破壊されることになる。

 旧ソ連軍の電子戦は、世界最強と考えられてきた。

 その後30年が経過し、ロシア軍は、ウクライナ軍の電子戦に敗北することになる。

 ロシアはハリキウ州特に都市イジュームまで奪還された。

 ロシア軍は、再編成して攻撃するという。現実には、攻撃は不可能だ。

 なぜなら、ロシアは、電子戦を含めたあらゆる分野ですでに敗北しているからだ。

 電子戦は、ウクライナでの戦いの一部であるので、戦い全般での位置づけを知りたい場合は、ウクライナ戦争から見えてきた国防の問題を指摘した『こんな自衛隊では日本は守れない』(ビジネス社2022年8月1日)を、参照してほしい。

117 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 21:16:25.02 .net
猛烈な台風が接近するなか異形の「ポセイドン」3機が日本に集結…ロシア・中国など14カ国参加の軍事演習を監視?

9/12(月) 19:31配信

9月10日、青森県・三沢基地に、米航空宇宙局(NASA)のWB-57Fキャンベラ高高度観測機が飛来した。



アジアの夏の「モンスーンに関する調査」を韓国・烏山(オサン)基地から行い、その帰路、三沢に寄ったものと見られている。

WB-57は、1949年に初飛行した爆撃機キャンベラを改造した航空機で、現在、NASAに3機しか存在しない。

そのWB-57Fの1機をNASAが派遣したことは、沖縄・九州に接近した台風11号も観測対象として注視していたことを示唆している。

この猛烈な勢力の台風11号の接近で、沖縄や九州が緊張していた8月31日、米空軍・横田基地(東京・福生市)に、米海軍のP-8Aポセイドン哨戒機が着陸した。

P-8Aポセイドンの本来の任務は、海中の潜水艦や水上艦を空中から見つけ出し監視。場合によっては“狩り出す”こと。

台風避難ともみられたが、その姿は、通常のポセイドンと異なり、機体の下に巨大な出っ張りを持つ、横田基地ではめったにみられない異形のポセイドンだった。

異形のポセイドンは、翌9月1日にも2機が横田基地に着陸。合計3機が横田に展開した。

一体、何が米海軍に異例の行動をとらせたのか?

米軍にとって、見逃せない動きが日本周辺であったということだろうか?

ロシア主催ボストーク2022における中露海軍演習
今月(9月)1日から7日にかけてロシア軍は、極東の各地で戦略的軍事演習とされる「ボストーク(東方)2022」を開始した。

ロシアによると、この演習には、中国やインドなど計14カ国、兵員5万人以上が参加したとされるが、兵員数は、2018年の約30万人以上の参加と比べると減っていた。

今回、特に注目されたのは日本海で実施された露・中海軍共同演習。

ロシアのメディアが発表した映像では、最初に、MR-750フレガット-M2対空捜索レーダーの大きなドームが目立つロシア海軍のマーシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦「マーシャル・クルイロフ(艦番号:331)」の姿があった。

ミサイル追跡艦の任務は、ミサイルの発射試験の際に、その高性能レーダーを使って、ミサイルの飛行をモニターすること。

従って、マーシャル・クルイロフの参加は、中露海軍共同演習で、本格的なミサイル発射があることが予想された。

ウクライナとの戦争で、砲弾やロケット弾の不足に直面することが予想され、北朝鮮から100万発もの砲弾やロケット弾の導入を行おうとしていると米「ニューヨーク・タイムズ」紙やCNNに報じられたロシアが、どんなミサイルを発射するのか(ロシア側は北朝鮮からの弾薬調達を否定)。そして、中露海軍は、どのような協力関係を構築しているのか。

ロシア・メディアの映像から、ボストーク2022演習への参加が確認できるのは、上記のミサイル観測支援艦「マーシャル・クルイロフの他に、ロシア海軍のウダロイ級駆逐艦「マーシャル・シャポシニコフ(艦番号:543)」、ステレグシュチィI級ミサイル・フリゲート「グロムキー(335)」、「アルダー・ツィデンジャポフ (339)」。

ウダロイ級は、一般的に、RPK-5ラストルブ-B対潜ミサイル、3K-95キンジャール艦対空ミサイル等、多彩なミサイルを搭載する。

118 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 21:16:39.27 .net
 
つづき

また、ステレグシュチィI級も同II級もステルス性を意識した外観で、ステレグシュチィI級フリゲートは、射程130kmまたは260kmの3M24ウラン対艦ミサイル、そして、射程60km、到達最高高度15kmの9M96艦対空ミサイルを搭載している。

だが、日本や米国にとって注目されるのは、参加していたとみられるステレグシュチィII級フリゲートだろう。

同艦に搭載された、艦対空ミサイルである9M96対艦ミサイルは、射程60km、到達高度15km。

また、この他に、射程800kmのP-800 オーニクス対艦ミサイル、または、射程1500kmの3M-14Tカリブル地上攻撃用巡航ミサイルを運用できる。

さらに、極超音速巡航ミサイル「ジルコン」も搭載可能になるとされる。

ジルコン極超音速巡航ミサイルは射程1000kmとされ、従来の発射試験では、マッハ7前後、最高高度20~30kmで飛び、標的に命中したと発表されているが、飛行途中でぐねぐねと機動するので、日米の弾道ミサイル防衛システムでは迎撃が難しいとされるミサイルだ。

また、中国海軍からは、同海軍最大の駆逐艦であるレンハイ級/055型ミサイル駆逐艦「南昌 (101)」の姿もロシアのメディアに映っていた。

レンハイ級は、ミサイルの垂直発射装置が、前後の甲板をあわせて、112セルもあるという軍艦。

米海軍のイージス巡洋艦の122セルには及ばないモノの、米海軍イージス駆逐艦が96セル、海上自衛隊の「まや型」イージス護衛艦が96セルを上回っている。

レンハイ級のミサイル垂直発射機には、射程2000kmの核・非核両用のCJ-10巡航ミサイル、射程537kmの対艦・対レーダー巡航ミサイルのYJ-18A、射程650kmと言われるYJ-100対艦巡航ミサイル、射程150km、到達高度30kmのHHQ-9A/B艦対空ミサイル、それに、射程9kmのHHQ-10艦対空ミサイルを混載できる。

「南昌 (101)」の他に、8月29日には、南昌とともに、中国海軍ジャンカイII級(054A型)フリゲート「塩城」(546)、フチ級補給艦「東平府」(902)東シナ海から対馬海峡を抜けて、日本海に入っているので、これらもボストーク2022演習に参加したかもしれない。

ジャンカイII級フリゲートは、最大射程180kmのYJ-83 対艦巡航ミサイル、射程40kmのHHQ-16艦対空ミサイル、射程30kmのCY-5対潜ロケット・システムを搭載している。

このように、中露の艦隊は、多彩なミサイルを搭載している可能性があり、米軍としても見逃すことは出来なかったのだろう。

119 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 21:17:31.73 .net
 
つづき

アメリカ軍が派遣した特殊な軍用機とは
冒頭で紹介した、機体の下に出っ張りをもつP-8Aポセイドン哨戒機の姿は、これまでも沖縄・嘉手納基地で見られることはあるが、横田基地では珍しい。

この出っ張りはAPS-154と呼ばれる、高度空中センサー・レーダー(AAS)だ。

このレーダーは、稼働させるべきエリアに来ると油圧で細長いアンテナ面を下げる。

アンテナ面は左右を向いていて、ほぼ360度をカバー。

AASは、昼夜、悪天候下でも、監視対象の艦船や地上目標を遠距離から監視し、高解像度の映像を作成。

さらに、低空飛行でステルス巡航ミサイルや潜水艦の発見と追跡も可能とされる。

敵艦船を見つけると、AASを装備したP-8Aは標的の位置・動きの情報を、味方の軍艦や戦闘機、それに攻撃機に送付し、トマホーク巡航ミサイル、SLAM-ER地上攻撃用ミサイル、JASSM地上攻撃用ミサイルや、SDB IIグライダー爆弾など、ネットワーク化された兵器を誘導すると報じられている。

そんな特殊なミサイル等の監視役の航空機を米海軍は3機も横田基地に集めたのだ。

アメリカ海軍だけではなく、アメリカ空軍も、機体の下にレーダーを抱えたE-8Cジョイントスターズ地上戦指揮機や、空中で、レーダーや通信装置の能力を調べるRC-135Uコンバットセント電磁波計測偵察機、

それに、通信傍受が任務のRC-135Vリベットジョイント電子偵察機も、ほぼ同時期に横田基地に展開した。

もちろん、ロシアや中国もアメリカ軍の「目」を意識せざるをえない状態だったのではないだろうか。

では、ボストーク2022では、米軍の目を意識しつつ、どのようなミサイルの発射試験、または、発射訓練が行われたのか。

ボストーク2022演習にロシアが投入した様々な兵器
9月4日、「ボストーク-2022」演習で、ロシア太平洋艦隊のタランタル級コルベット、「R-11(艦番号:946)」「R-14(艦番号:924)」「R-18(937)」「R-19(978)」からなるミサイル艇打撃群(RKAUG)は演習で敵艦に見立てた標的の船に「モスキート」による打撃演習を実行した(タス通信2022/9/4)。

この演習では、ロシア太平洋艦隊の防空システムが、「敵」艦船のミサイル攻撃を撃退。

敵艦船を攻撃するよう命令を受けた「RKAUG」部隊は、直ちに敵艦船を追い、距離を50kmに短縮した後、RKAUGのミサイル艇は敵艦船を模擬した海上目標に4発のモスキートミサイルを命中させた」とロシア国防省は成果を示した (TASS通信2022/9/4)という。

タランタル級コルベットは、ソ連時代の1980年代から建造が続けられている軍艦で、全長56.1m、全幅11.5m、基準排水量391トンと小ぶりながら、最高速度は36ノットと小回りが利く艇体に、射程160km、最高速度マッハ2.2の超音速対艦巡航ミサイル=モスキートM(SS-N-22サンバーン)4発を搭載する。

この演習で、タランタル級コルベット4隻が参加し、モスキート対艦巡航ミサイル4発が発射されたのだとすれば、1隻で、4発発射したのか、4隻が1発ずつ発射したのか、興味深いところだが、上記のP-8A/AASやE-8Cジョイントスターズなら、リベットジョイントが傍受した通信内容を参考に、リアルタイムで状況を掌握出来たのかもしれない。

120 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 21:17:51.09 .net
 
つづき

また、ロシアのプーチン大統領が、ボストーク2022演習を視察した6日、ロシア軍は「イスカンデル-M 戦術ミサイル・システムの複数回発射を使用して、仮想敵のコマンド ポストを破壊」するという演習を実行した(TASS通信2022/9/6)。

イスカンデル-M 戦術ミサイル・システムというのは、核弾頭装着可能な最大射程500kmの9M723弾道ミサイル、または、推定最大射程490kmの9M728 巡航ミサイルのどちらも装填/発射可能な西側ではあり得ないミサイル・システムだ。

そして、「敵の非常に重要な施設を標的にするために、複数回の航空攻撃に加え攻撃部隊の多連装ロケット・システムであるウラガン、トーネード G、グラッドからなる大隊、およびアルメニアとモンゴルの派遣団の多連装ロケット・システムの部隊に関与した。

これとは別に、2S5 Giatsint-S152mm自走砲や中国人民解放軍の PLZ-07 自走榴弾砲大隊も攻撃に従事した」(TASS通信2022/9/6)という。

さらに同日付で、配信された映像には、ロシア太平洋艦隊の地対艦ミサイル・システム「バスチオン」が、射程120~300kmとされる超音速対艦ミサイル「オー二クス」を発射するシーンがあった。

もちろん、ボストーク2022でロシア軍、中国軍が発射したロケット弾やミサイルは他にあったかもしれない。

が、米軍の様々な情報収集機の眼前で、様々な訓練発射がされていたなら、日本の安全保障にとっても重要な情報が収集される結果となっていたとしても不思議ではないだろう。

121 :美麗島の名無桑:2022/09/17(土) 21:22:02.87 .net
ウクライナ南部ミコライウに砲撃、2人死亡 6人負傷

9/14(水) 19:15配信
 
ウクライナ南部ミコライウ州のキム知事によると、州都の港湾都市ミコライウが14日未明、ロシア軍による砲撃を受け、少なくとも2人が死亡、6人が負傷した。

キム氏がSNS「テレグラム」に暫定的な情報として投稿したところによれば、ロシアの地対空ミサイル「S300」が撃ち込まれ、教育機関やインフラ施設、住宅が損壊したほか、工場で火災が発生した。

負傷者のうち3人は外来で治療を受けたとされる。詳細は確認中だという。

同氏はまた、発電所への砲撃の可能性があるとして、住民に近寄らないよう呼び掛けた。

ミコライウのセンケービッチ市長もテレグラムへの投稿で、同市に大規模な砲撃があり、住宅が損壊したと報告。被害状況の情報を収集中だと述べた。

ウクライナ側は、ミコライウ州とその東側に位置するヘルソン州の境界に沿って、約500平方キロの領土をロシア軍から奪還したと主張する。

これに対して親ロシア派の当局者らは13日、両州でウクライナ軍の攻勢を食い止めたと述べた。

122 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 09:05:17.30 .net
平壤擬派10萬志願兵加入俄國部隊 普丁回贈能源和糧食給北韓

2022年8月9日 上午8:04


俄羅斯國家電視台報導稱,北韓將派遣10萬名志願軍到烏克蘭東部2個自治區,
參加俄軍對抗烏克蘭的戰爭。

《紐約郵報》報導,脫口秀主持人科羅琴科在俄羅斯第一頻道表示,
有10萬名北韓志願兵準備參加俄國部隊。

俄國讚揚北韓軍隊在反砲擊方面有豐富經驗

科羅琴科讚揚北韓軍隊在反砲擊方面具有豐富經驗,他認為,
俄羅斯應該歡迎北韓軍隊和他們的反砲擊專業知識。

根據軍事雜誌報導,因為美國決定向烏克蘭贈送12台HIMARS
(高機動火砲火箭系統,海馬斯火箭系統),有效的反砲台作戰,對俄羅斯軍方來說越來越重要。
一位軍事專家上個月告訴《商業內部》記者,遠程、
高精準度的海馬斯火箭對烏克蘭軍隊的產生巨大的正面影響。

同時,英媒《鏡報》(The Mirror)也援引俄羅斯新聞社《Regnum》的報導證實,
北韓透過「外交管道」表示,會提供龐大的戰鬥力給俄羅斯,
這些志願兵將被派往烏東2個自治區:頓涅茨克人民共和國 ( DPR )、
盧甘斯克人民共和國 ( LPR ),支援俄軍。

123 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 09:05:57.56 .net
 
北韓軍隊編制為世界上第4大 
 
根據紐約的外交關係委員會的數據,北韓軍隊編制為世界上第4大, 
有近130萬現役軍人,另外還有60萬預備役士兵,他們使用老舊的軍備和技術運作。 
 
親俄羅斯的通訊社也指出,北韓將派遣多達10萬名士兵和戰術部隊到頓巴斯地區, 
作為回報,俄羅斯會提供糧食和能源,以緩解北韓的經濟絕境和大飢荒。 
 
鑒於玉米和稻米價格2年飆升2倍和1倍,現在北韓人民很難每天3餐都將食物端上餐桌, 
引發外界對該國數十年來最嚴重飢荒的擔憂,南韓發展研究所形容這是一場「沉默的饑荒」, 
北韓目前面臨比1990年代「艱難三月」更嚴重的飢荒。 
 
糧食價格飆漲,北韓人民3餐不濟 
 
國際制裁;與中國的貿易停滯,從2019年到2021年,中朝雙邊貨物貿易暴跌89%;
以及北韓國內疫情肆虐引起官方封城,這3大因素對北韓經濟造成壓力,
雖然平壤領導人金正恩將繼續對西方保持強硬立場,但是他可能會尋求北京和莫斯科的援助。

長期的封鎖擾亂北韓當地市場的經濟活動,並摧毀民眾的生活。 
由於金正恩鼓勵經濟開放和改革,許多民眾現在依靠當地市場謀生。 
 
Daily NK報導,平壤的市場在5月暫時關閉逾半個月,5月晚些時候, 
市場每周恢復營業兩到三天,但在停工期間,北韓有很多人挨餓到無法再工作的地步。 
 
這些報導發布之際,俄羅斯的軍事部隊兵員在侵略烏克蘭首都基輔等關鍵地區失敗後已經耗盡。 
 
有人估計,俄羅斯士兵陣亡人數高達15,000至25,000人。 
按照俄烏戰爭持續5個多月計算,俄羅斯每天傷亡士兵人數約100人。 
 
俄羅斯每天傷亡士兵人數約100人 

科羅琴科還提到有報導稱俄羅斯已邀請北韓建築商,幫忙重建俄羅斯佔領的頓巴斯地區。

今年7月,俄羅斯駐北韓大使馬歇各羅(Alexander Matsegora)訪問時表示,
「高素質、勤奮並準備好在最困難的條件下工作的北韓建築商將是重建
頓巴斯被毀基礎設施的重要組成部分。」
 
科羅琴科誇獎北韓的建商能夠常駐戰地,而且要求不高,最重要的是,他們「有工作動機」,
北韓與俄羅斯的合作沒有得到任何回報,並表示北韓只是按照良心行事。

北韓還要派建商重建頓巴斯地區

俄羅斯入侵烏克蘭後,北韓和俄羅斯的伙伴關係更加密切,
北韓是世界上第3個承認頓涅茨克人民共和國(DNR)和盧甘斯克人民共和國(LNR)獨立的國家。

「北韓是少數幾個有能力承認DNR和LNR獨立的國家。無論是俄羅斯還是中國,
更不用說美國,都不能強迫北韓人民做某件事或是不做件某事。」
馬歇各羅指出,他還承諾幫助北韓在全球舞台上對抗聯合國制裁。

「在我們存在的新現實中,北韓存在,頓巴斯共和國將存在,
我們需要習慣生活在各種限制條件下。」馬歇各羅最後說道。

124 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 09:06:13.46 .net
 
普丁和金正恩是靈魂契合的夥伴 
 
俄羅斯和北韓的友好關係可以追溯到1948年,當時蘇聯成為第一個正式承認北韓的國家, 
韓戰期間,北韓人民軍得到蘇聯的支持。 
 
即使在蘇聯解體後兩國仍然延續友好關係,普丁2000年當選俄國總統時更加重視與北韓的邦交。 
金正恩2015年應邀訪問俄羅斯,他與普丁兩人的會面氣氛猶如靈魂伴侶的契合。 
 
當普丁2月24日在烏克蘭發動入侵時,北韓是投票反對聯合國譴責俄軍入侵決議的5個國家之一。 

125 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 09:07:44.29 .net
又2艘運穀船離開烏克蘭港口 烏軍再轟赫松俄通行橋 
 
2022-08-08 18:50 
 
 
烏克蘭和土耳其表示,今天又有2艘載運烏克蘭穀物的貨船從烏克蘭K海港口出發, 
累計已有10艘。 
在俄羅斯控制的烏南城市赫松,烏軍據稱再度砲擊一座俄軍進城重要橋梁。 
 
路透社報導,7月在聯合國與土耳其斡旋下,俄羅斯與烏克蘭達成協議, 
讓烏產穀物能恢復從K海港口輸出,以免爆發嚴重糧食短缺、 
甚至在全球部分地區發生饑荒。首艘運穀船上週啟航。 
 
土耳其國防部今天表示,載運1萬1000公噸黃豆的薩古拉號(Sacura) 
已從烏克蘭的皮夫登尼港(Pivdennyi Port)出發,正航向義大利; 
亞利桑那號(Arizona)則從切爾諾莫斯克港(ChornomorskPort)啟程, 
準備將4萬8458公噸玉米運往土耳其南部港市伊斯肯コ隆(Iskenderun)。 
 
烏克蘭基礎建設部長庫布拉科夫(OleksandrKubrakov)證實這2艘貨輪已經離港。 
他還說,運穀協議涵蓋的第3座港口皮夫登尼港終於恢復正常運作。 
 
庫布拉科夫先前曾指出,皮夫登尼港若重啟, 
將能使烏克蘭穀物出口量能提高到每月300萬公噸。 
 
在俄羅斯2月入略烏克蘭之前,烏克蘭每月從K海和亞速海(Sea of Azov) 
港口出口的穀物達到600萬公噸。 
 
土耳其國防部今天還說,昨天離開烏克蘭港口的4艘運穀船, 
預計今晚抵達伊斯坦堡附近停泊,將於明天接受檢查。 
 
烏克蘭穀物恢復海運出口作業,由位於伊斯坦堡的一個聯合協調中心 
(Joint Coordination Centre)監督,中心有來自俄羅斯、烏克蘭、 
土耳其和聯合國的工作人員。 
 
另據俄羅斯新聞社國際傳真社(Interfax)報導,莫斯科指派的烏克蘭赫松市(Kherson) 
副市長斯特雷穆索夫(Kirill Stremousov)今天表示, 
烏軍再度砲擊安東尼夫斯基橋(Antonivskyi Bridge),造成建築設備受損, 
使得橋梁恢復通行時間延後。 
 
赫松市位於第聶伯河(Dnipro River)西岸,俄羅斯部隊目前要進城只能通過2座橋, 
安東尼夫斯基橋是其中一座。 
 
這座橋是烏軍近幾週重要攻擊目標。 
烏軍試圖利用美國提供的高精準火箭摧毀它, 
以便為了可能發動反攻奪回南部被俄羅斯控制的地區做準備。 
 
斯特雷穆索夫告訴國際傳真社,烏軍最新砲擊行動並未造成「嚴重損害」, 
但他並未透露這會使得原定恢復通行時間延後多久。 

126 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
聯合國譴責俄襲核廠 澤倫加碼控俄「假公投」吞烏 
 
2022年8月8日 下午8:58 
 
 
位於烏克蘭的札波羅熱核電廠,6日晚間遭到軍事攻擊,聯合國祕書長出面譴責, 
他形容對核電廠的攻擊是人類在自取滅亡。 
不過烏克蘭南部和東部都已經落入俄羅斯的控制,現在傳出當地有官員提議進行公投, 
詢問民眾併入俄羅斯的意願。對此,烏克蘭總統澤倫斯基怒斥, 
假如俄羅斯執意搞假公投,他將拒絕再和俄羅斯做任何協商。 
 
裝甲車翻倒在地上,街道上一陣濃煙瀰漫,烏東頓內次克的戰火持續燃燒。 
聯合國祕書長古特瑞斯:「我們見證到一些地緣政治上進行的激進行動, 
讓我們擔心核戰風險會再次爆發,對核電廠的任何攻擊,都是自取滅亡。」 

歐洲最大核電廠、烏克蘭的札波羅熱核電廠,6日晚間又被轟炸,
當天聯合國祕書長正好出席廣島核爆77周年活動,會後他出面嚴?譴責, 
強調人類不該重演廣島的慘劇。 
 
不過札波羅熱核廠目前由俄方控制,因此烏俄雙方都互控這次的攻擊是對方所為。 
烏克蘭總統澤倫斯基:「面對俄羅斯襲擊歐洲最大的札波羅熱核電廠, 
國際社會應立即有所反應。」 
澤倫斯基表示,他已聯繫歐洲理事會主席,要求制裁俄羅斯的核能工業與燃料。 
 
由於烏克蘭南部已有大片領土落入俄羅斯手中,據傳當地有官員提議舉辦公投, 
詢問當地民眾是否願意併入俄羅斯。 
澤倫斯基怒斥,如果俄羅斯執意舉辦這種偽公投,他和俄羅斯就沒什麼可再談的了。 
 
烏克蘭總統澤倫斯基:「如果占領者朝著偽公投的方向前進, 
他們將關閉與烏克蘭和自由世界談判的機會。」 
戰火下的烏克蘭,陸續有更多支持者前往。奧斯卡影后潔西卡崔絲坦7日抵達基輔, 
和澤倫斯基相見歡,澤倫斯基持續透過名人的力量,呼籲全球支持烏克蘭。 
 

127 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
美國防部估:多達8萬俄軍在烏克蘭受傷或死亡 
 
2022-08-09 09:05 
 
 
美國國防部次長卡爾(Colin Kahl)今天估計,自俄羅斯2月底入侵烏克蘭以來, 
已有多達8萬名俄羅斯人在烏克蘭喪命或受傷。 
 
卡爾說:「在不到6個月的時間裡,俄方傷亡人數可能已經來到7或8萬人。」 
他還表示,俄羅斯軍隊折損了「3000到4000輛」裝甲車, 
而且自2月24日發動入侵以來,俄軍發射大量飛彈襲擊烏克蘭目標, 
如今可動用的精準導引飛彈(precision-guided missiles)數量恐已愈來愈少, 
包括從空中和海上發射的巡弋飛彈。 
 
卡爾對記者說:「這些損失相當引人注目,因為俄軍沒有實現(俄羅斯總統) 
蒲亭(Vladimir Putin)在戰爭之初設下的任何目標」。 
他提到,俄軍使用遠程和精準導引飛彈的速度放緩, 
顯示他們目前持有的數量已接近莫斯科必須為「其他突發事件」儲備的數量。 
 
卡爾也坦言,烏克蘭在戰場上也折損許多兵力,但沒有給出具體數字, 
「雙方都有傷亡。這場戰爭是二戰以來歐洲最激烈的常規衝突」、 
「但烏克蘭人有很多優勢,其中最重要的是他們拚戰的意志。」他說。 


 

128 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
受西方經濟制裁下 俄羅斯對巴西出口成長95% 
 
2022-08-09 09:19 
 
 
根據巴西經濟部的數據,因今年2月下旬入侵烏克蘭而被西方經濟制裁的俄羅斯, 
今年1月至7月對巴西的出口成長95%,超越巴西原先排名較前的巴西貿易夥伴。 
 
自2月俄烏開戰以來,美國和歐洲各國對俄羅斯祭出貿易、金融和外交制裁。 
但俄羅斯總統蒲亭(Vladimir Putin)6月向金磚五國(BRICS)的中國、 
印度、巴西和南非喊話,表示將重新調整銷售方向。 
 
根據巴西外交部,在俄烏戰爭的頭幾個月裡,美國和歐洲對巴西施加強大壓力, 
要求總統波索納洛(Jair Bolsonaro)政府支持孤立俄羅斯的倡議。 
7月中旬,烏克蘭總統澤倫斯基(Volodymyr Zelenskyy)致電波索納洛, 
要求所有貿易夥伴加入對俄羅斯的制裁。 
 
波索納洛政府不僅沒有回應制裁要求,還繼續與克里姆林宮保持對話, 
官方數據更證實俄羅斯與巴西的貿易流量擴大:2021年1月至7月, 
巴西從俄羅斯進口26億美元;2022年前7個月升至51億美元,幾乎?加一倍。 
同期巴西從世界各地的進口平均成長率為32%。 

2021年,俄羅斯產品占巴西進口總額2.2%,如今已達3.3%, 
從原本在巴西市場參與度國家排名第11,現在排名第5,超越墨西哥、韓國、 
日本和加拿大,以及安地斯山共同體(Andean Community)國家累積對巴西的出口。 
 
按照目前的速度,不排除巴西從俄羅斯的進口可能超過巴西購買的阿根廷產品 
(今年前7個月71億美元)。 
主要原因包括燃料價格上漲,以及巴西提前購買俄羅斯的化肥,導致俄羅斯對巴西進口額?加。 
 
俄烏戰爭期間,巴西對俄羅斯出口也?加,但速度較慢。 
根據經濟部的數據,交易額從2021年8.43億美元?加到2022年11億美元。 




 

129 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
俄羅斯與烏克蘭同意 保護糧食出口航道 
 
時間:2022-08-09 09:36 
 
 
俄羅斯入侵以後,首艘貨船Fulmar S號停靠在烏克蘭的切爾諾莫斯克港 
(Chornomorsk)準備運出穀物。(圖:FB@Oleksandr Kubrakov) 
路透社報導,根據俄羅斯、烏克蘭、土耳其和聯合國8日達成的程序, 
經由?海出口烏克蘭穀物的船隻,將受到一個10海里緩衝區的保護。 
 
在俄羅斯2月24日侵略烏克蘭造成糧食出口中斷後,聯合國和土耳其上個月促成了一項協議。 
糧食出口中斷已引發全球糧食危機,聯合國稱這場危機使得數千萬人陷入飢餓中。 
 
自此之後,俄羅斯、烏克蘭、土耳其和聯合國一直致力於敲定書面程序, 
希望此協議能提供運輸業與保險業者足夠的保證,以恢復從烏克蘭的敖?薩(Odesa)、 
切爾諾莫斯克(Chornomorsk)和尤日內(Yuzhny)等港口運送穀物和肥料。 
 
聯合國秘書長古特瑞斯(Antonio Guterres)的發言人 
杜雅里克(Stephane Dujarric)在達成這些程序後表示: 
「我們非常希望在此倡議下能?加運輸量。」 
 
過去兩週,這項倡議一直處於試驗運行階段。有10艘載運玉米、大豆、 
葵花籽油和精磨粉的船隻離港,這些船自從戰爭爆發後就一直被困在烏克蘭。 
有2艘空船也移動至烏克蘭,以收集貨物。 
 
根據聯合協調中心(Joint Coordination Centre)8日表示,截至目前最大的船隻Sea Lion號, 
預計在今天(9日)載運6萬4,720公噸的玉米,離開切爾諾莫斯克港前往南韓。 
位在伊斯坦堡的聯合協調中心負責監督這項糧食出口協議,並且是由土耳其、 
俄羅斯、烏克蘭和美國官員所組成。 





 

130 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
拆解俄羅斯軍武殘骸,七成來自美國電子零件 
 
2022 年 08 月 09 日 11:05 
 
 
俄烏戰爭成為俄羅斯與西方的軍備競賽,外界好奇 8 年前俄羅斯入侵克里米亞後, 
西方就管制俄羅斯關鍵零件出口,阻斷俄國軍備發展,這幾年俄國龐大武器到底哪裡來? 
英國調查發現,俄羅斯武器和設備關鍵零件最多來自美國,也有來自日本、 
台灣和南韓等地生產的微電子產品,顯示俄羅斯早就逃過西方制裁另闢進口管道。 
 
英國皇家國防和安全智囊團 (RUSI) 檢查烏克蘭收集的 27 個從巡航導彈到防空系統 
等俄羅斯軍事設備,發現至少 450 種是俄羅斯境外設計和製造零件, 
約三分之二是美國公司製造,亞?諾半導體 (Analog Devices)  
和?州儀器 (Texas Instruments) 產品占近四分之一。 
雖然多數來自美國,但也有 77 家來自日本、台灣、南韓、 
中國和新加坡等亞洲公司,也有?國、瑞士、荷蘭和英國等歐洲公司技術。 

 
如俄羅斯最先進武器之一,可在低空機動躲避雷達,並打擊數百公里外的目標的  
9M727 巡航導彈,就含 31 個外國零件,由?州儀器和 AMD 等 
及賽普拉斯半導體 (Cypress Semiconductor) 製造, 
賽普拉斯半導體公司現在歸?國公司英飛凌 (Infineon Technologies) 所有。

另一案例是俄羅斯 Kh-101 巡航導彈也有 31 個外國零件, 
含英特爾和 AMD 旗下賽靈思等產品。 
2014 年俄羅斯發動克里米亞戰爭後,超過 80 種西方製造微晶片受美國出口管制, 
運往俄羅斯的電子零件需許可證才能出口,而微波爐等日常家居用品零件不受管制。 
報告顯示這幾年俄羅斯逃過制裁,得到製造武器的關鍵零件。 
 
?州儀器表示,遵守所在國法律,俄羅斯武器的零件是為商業產品設計。 
英特爾僅表示不支持或容忍產品用以侵犯人權。 
報告推測,俄羅斯逃避制裁的方式是透過第三國轉運中心和祕密網路找尋新運輸路線, 
確保取得西方微晶片,如許多零件透過亞洲經銷商銷售,
如香港就是電子產品進入俄羅斯軍方或代表軍方企業的門戶。

美國是最大供應商,日本公司也提供 34 項技術,包括相機、
多層陶瓷電容器和表面貼裝電感器等。
報告指出,雖然一些零件是早在 1980 年代就有生產的普通微電子產品,
但其他零件可能是透過俄羅斯安全機構營運的祕密網路取得,如西方政府加強出口管制,
設法關閉俄國祕密採購網路,並防止支持俄羅斯的國家生產關鍵零件,
可能才會永久削弱俄羅斯的軍力。







 

131 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
美國正式批准芬蘭、瑞典入北約 拜登:對兩國的加入有信心

2022年8月10日 上午11:36


芬蘭、瑞典因俄羅斯入侵烏克蘭,而決定申請加入「北大西洋公約組織」
(NATO, North Atlantic Treaty Organisation)。
美國參議院於3日以95票同意芬蘭、瑞典加入北約後,美國時間9日,
美國總統拜登(Joe Biden)正式批准兩國入北約的申請,
而正式加入還得等其餘會員國同意。

不顧俄羅斯反對加入北約 拜登:對2國的加入很有信心
拜登表示,「這兩國加入北約的決定,將讓北約比以往更強大」,
因瑞典和芬蘭擁有強大的民主制度、軍隊,以及強而透明的經濟體系,
兩國的加入能滿足北約的各項需求。美國也對瑞典和芬蘭很有信心,
認為有兩國的助力,會讓美國人民在面臨烏俄緊張局勢中更加安全。

芬蘭、瑞典入北約 仍需等30會員國批准才生效
芬蘭和瑞典長期保持中立,不參與軍事聯盟,俄羅斯為防止北約勢力東擴,
強烈反對兩國加入北約,而兩國因烏俄戰爭局勢緊張,為防止俄羅斯勢力向歐洲擴張,
不顧俄羅斯反對申請加入。雖然加拿大、義大利、?國、美國等已經批准芬蘭、
瑞典加入北約的申請,但兩國要正式加入北約,還得等全部30個會員國都簽署通過才生效。

「北大西洋公約組織」於1949年成立,一開始是由12個國家組成的軍事聯盟,
成員國都同意,在任何一個成員國受到武裝攻擊時,會對彼此伸出援手,
而該組織原本的目標是要對抗二戰後向歐洲擴張的俄羅斯,如今的北約,
目的則在圍堵俄羅斯向歐洲擴張的意圖。


 

132 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
歐洲最大核廠遇襲 澤倫斯基憂爆核災籲制裁俄國 
 
2022-08-09 11:52 
 
 
歐洲規模最大的核電廠上週遭到攻擊,烏克蘭總統澤倫斯基(Volodymyr Zelenskyy) 
今天表示恐有爆發核災之虞,呼籲對俄羅斯祭出更多制裁。 
 
位於烏克蘭東南部的札波羅熱(Zaporizhzhia)核電廠在俄羅斯入侵烏克蘭之初即遭占領。 
基輔與莫斯科當局上週互控對方攻擊核電廠。 
 
法新社報導,澤倫斯基說:「世界不應忘記車諾比(Chernobyl)核災, 
應記住札波羅熱核電廠是歐洲最大的核電廠。車諾比核災是由一座反應爐爆炸引起, 
而札波羅熱核電廠有6座反應爐。」 
 
在蘇聯時代,位於烏克蘭的車諾比核電廠在1986年發生全球最嚴重的核災。 
 
澤倫斯基夜間發表談話時說:「俄羅斯構成核災威脅, 
因此有必要對這個恐怖主義國家與整個俄羅斯核能工業實施新制裁。」 




 

133 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
俄羅斯製造衛星致盲地基雷射系統「卡莉納」,專家解釋技術 
 
2022 年 08 月 09 日 12:35 
 
 
前陣子,多家外媒報導俄羅斯一處知名太空基地已裝備代號「卡莉納」(Kalina) 
的陸基雷射系統,用途為干擾他國放在地球軌道運行的間諜衛星,思路很簡單: 
用雷射打向衛星感光區,使感光元件眼花甚至永久失明。 
近日,有專家解釋相關技術。 
 
據《The Space Review》、《Forbes》等媒體報導, 
美軍情報單位這些年來一直在搜集俄軍的反衛星武器開發, 
強力證據表明俄羅斯的克羅納太空物體辨識站(Krona Space Object Recognition Station) 
正在建造新的地基雷射設施,代號「卡莉納(Kalina)」,就像用一把強力手電筒照向太空, 
可讓路過設施頭頂的衛星眼花甚至永久失明,與其他僅暫時致盲的光學系統明顯不同。 
 
將雷射光從地面準確指向太空並不是什麼新鮮技術,根據光子強度與波長, 
定向能量束可以加熱、蒸發、熔化甚至燒穿目標材料,然而要達到摧毀目標衛星之目的, 
雷射功率、與目標距離、光束聚焦能力都是決定成效的重要因素, 
地基雷射需準確將足夠光量打到離地數百公里的衛星感光區, 
由於距離非常遠、且雷射光束要穿透地球大氣層,因此絕非易事。 

《Scitech daily》報導指出,卡莉納反衛星武器系統使用直徑數公尺的望遠鏡聚焦光束, 
於紅外波段產生雷射脈衝,每平方公分產生約 1,000 焦耳能量,能照瞎高空間諜衛星、 
屏蔽衛星內光學感測器收集情報,範圍覆蓋達 100,000 平方公里。 
 
雖然還未有證據表明俄羅斯的反衛星武器系統已成功使用,但隨著技術發展、 
雷射功率持續?加,該國反衛星武器系統正走在永久損壞衛星感光元件的路上, 
除了攻擊感光區,雷射也能瞄準衛星推進劑儲罐與動力系統,導致探測器完全癱瘓。 
 
此種重大侵略行為將導致國際緊張局勢迅速升級,但俄羅斯在不在乎後果便不得而知了。 





 

134 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
烏南親俄首長擬辦入俄公投 澤倫斯基重批:關上對話大門 
 
2022-08-09 14:27 
 
 
烏克蘭和土耳其表示,8日又有2艘穀物船從?海港口出發,迄今已累計10艘; 
此外,運穀協議涵蓋的第3座港口皮夫登尼港終於恢復正常運作。 
另一方面,烏軍再度於南部城市赫爾松反攻俄軍,炮擊當地一座重要橋梁; 
烏南札波羅熱占領區的親俄首長則簽署法令,準備舉行併入俄羅斯公投。 
 
俄羅斯國際傳真社報導,莫斯科指派的赫爾松市副市長斯特雷穆索夫表示, 
烏軍再度砲擊安東尼夫斯基橋,造成建築設備受損,使得橋梁恢復通行時間延後。 
此外,也被俄軍占領的札波羅熱,地方首長已簽署舉辦入俄公投的行政命令。 
 
烏克蘭總統澤倫斯基對此說重話,表示: 
「如果俄羅斯持續朝舉辦偽公投的方向前進,他們就是自己關上了與烏克蘭、 
與自由世界對話的大門。」 
 
另一方面,「國際特赦組織」日前發布報告,稱烏軍無視國際法, 
讓平民置身俄羅斯砲火之下。 
報告出爐後引發烏克蘭人「痛苦和憤怒」,特赦組織烏克蘭分會負責人 
波考楚克(Oksana Pokalchuk)也辭職以示抗議;澤倫斯基則說, 
特赦組織試圖「把責任從侵略者轉移到受害者身上」。 
國際特赦組織8日對此「深表遺憾」。 

而在烏俄開戰後,數百萬人逃向鄰國,芬蘭當局8日表示, 
向芬蘭尋求庇護的難民人數創下歷史新高, 
「截至8月4日,已有3萬5074份臨時保護申請」,打破2015年歐洲難民危機期間的紀錄。 
 
聯合國難民事務高級專員公署(UNHCR)最新數據顯示, 
歐洲各地記錄在案的烏克蘭難民已超過630萬人。 







 

135 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 10:35:37.35 .net
ロシア公社幹部、遺体で発見 社長も、不審死相次ぐ

9/14(水) 18:32配信

 ロシアの極東・北極圏開発公社は12日、航空部門の幹部イワン・ペチョリン氏が「悲劇的な死」を遂げたと発表した。

 極東のメディアによると、ウラジオストクのルースキー島沖で10日夜に高速のボートから転落し、捜索により遺体で発見されたという。

 ウクライナ侵攻を続けるロシアでは今年に入り、エネルギー企業などの関係者の不審死が相次いでいる。米政府系放送局によれば、2月には極東・北極圏開発公社のイーゴリ・ノソフ社長(当時)も急死している。

136 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 10:36:31.48 .net
ハリコフ州でも「拷問」遺体 ロシア軍撤退後、戦争犯罪で捜査

9/13(火) 6:25配信

 ウクライナのメディアは12日、検察当局の情報として、ロシア軍が占領後に撤退した北東部ハリコフ州の村で、民間人4人が遺体で見つかったと伝えた。

 いずれも拷問を受けたような痕があり、3人は土の中、残る1人は工場敷地内で発見されたという。検察当局は「戦争犯罪」などの疑いで捜査を始めた。

137 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 10:37:05.78 .net
国連総長、収容所爆発で調査団準備 プーチン氏は関与否定か

9/15(木) 6:35配信

 ロシアのプーチン大統領は14日、グテレス国連事務総長と電話会談し、ウクライナ東部ドネツク州の親ロシア派支配地域で7月下旬に起きたウクライナ兵捕虜収容所の爆発事件について協議した。

 大統領府によると、グテレス氏は「客観的で独立した調査のため、国連の専門家を派遣する準備を鋭意進めている」と説明。一方、ロシア側の発表は「ウクライナ軍の攻撃」と表現しており、プーチン氏は関与を否定したもようだ。

138 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 10:38:00.13 .net
「戦争終結は遠い先」 国連事務総長、プーチン大統領と会談

9/15(木) 10:16配信

国連のアントニオ・グテーレス事務総長は14日、ウクライナの戦争終結に向けた和平合意はまだ近づいていないとの見解を示した。



グテーレス事務総長は同日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と電話で会談。会談後、記者団に「我々は戦争の終結から遠く離れている」と述べ、「停戦は視野にない」「それが実現すると言えばうそになる」と語った。

事務総長はプーチン大統領との会談で、穀物に関する合意やロシア産品の輸出の可能性などさまざまな問題について話し合ったとしたうえで、ロシアの食料や肥料の輸出には障壁があると語り、「年内には世界の食糧が不足するリスクがある」との見通しを示した。

2人は戦争捕虜についても協議した。グテーレス事務総長によると、プーチン大統領は、先月ウクライナ東部のロシア占領地で捕虜収容所が攻撃された事件をめぐり、事実確認を行っている調査団に関してロシア側の障壁はないと語ったという。

グテーレス事務総長は、ウクライナの原子力発電所についてもプーチン大統領と話し合ったことを明らかにした。

139 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 10:39:21.79 .net
南部でも要衝奪還か 「ロシアは敗北する」 ウクライナ大統領

9/15(木) 17:53配信

 ロシア軍が占拠するウクライナ南部ヘルソン州のサモイレンコ州議会議長は14日、州都ヘルソンから北西約15キロにある要衝キセリョフカをウクライナ軍が13日に奪還したと明らかにした。

 同国メディアが報じた。ウクライナ軍は今月に入り、北東部ハリコフ州からロシア軍をほぼ駆逐したとみられており、南部でも反撃に出ている。

 これに先立ち、米シンクタンクの戦争研究所は12日の分析で、衛星画像により親ロシア派武装勢力の大半がキセリョフカから撤退したと確認したと説明。「ヘルソン市の防衛能力が低下し、この地域のロシア軍に差し迫った脅威があることを示唆している」と分析していた。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は15日未明のビデオ声明で、ロシア軍が「軍事的価値のない標的を攻撃し、何十万人もの市民が攻撃を受けている」と指摘。「ロシアは敗北する。兵士が生き残る唯一の方法は降伏することだ」と主張した。

140 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 10:41:46.33 .net
それでも中国がロシアと運命を共にすることはない プーチン大統領と習主席がウズベキスタンで会談

9/11(日) 17:30配信

外交評論家で内閣官房参与の宮家邦彦が9月9日、ニッポン放送「新行市佳のOK! Cozy up!」に出演。9月15日からウズベキスタンで行われる予定の習主席とプーチン大統領の会談について解説した。



中国・習近平国家主席とロシア・プーチン大統領がウズベキスタンで会談 ~中国がロシアと同盟を組んでアメリカに向かうことはない
中ロ首脳会談=2019(令和元)年6月5日、ロシア・モスクワ(ロイター=共同) 写真提供:共同通信社

新行)中国の習近平国家主席とプーチン大統領が、9月15日からウズベキスタンで会談するというニュースも出ています。

宮家)中国が本気でロシアと同盟を組み、アメリカと喧嘩しようとしているとは到底思えません。

新行)本気でロシアと同盟を組むことはない。

宮家)ロシアにとっても中国にとっても、アメリカとの関係こそが戦略的に重要で、逆に言うと、アメリカとの関係が悪いときには、お互いが必要なのです。ロシアと中国の関係自体は「戦略的同盟関係」というより、「戦術的なパートナー」でしかありません。

中国はロシアを戦術的なパートナーとして利用しようとしているだけ ~ロシアと運命を共にすることはない
宮家)仮にロシアがアメリカとの関係を改善できるのなら、中国そっちのけでアメリカに専念しますよ。中国も同じように、いまアメリカと対立しているからロシアを利用しようとしているのです。

新行)ロシアを利用しようとしているだけ。

宮家)そう考えると、どちらから声を掛けたかはわかりませんが、中国が会いたくて会いに行くというわけではないと思います。むしろ中国としては、ここまで来てしまった以上、アメリカとの関係もあるし、ロシアを支援せざるを得ないのだけれど、ロシアを支援しすぎるとアメリカとの関係がこじれるので、これ以上リスクを取ってまでロシアにのめり込むかと言うとそういうわけではない。

新行)これ以上、のめり込むことはない。

宮家)習近平さんも北京オリンピックの直前に、北京でロシアと首脳会談をしたでしょう。そして共同声明を出し、「中国とロシアの友情にリミットはない」と言ってしまったわけです。当初はもっと早く(ウクライナとの)戦争が終わると思っていたのかも知れません。しかし、これだけ戦争が長続きしてロシアに対する反発が高まれば、当然、スピルオーバーしている中国に対する批判になるわけです。

新行)ロシアへの反発が高まれば。

宮家)そのことにやっと気が付いて、中国はずいぶん軌道修正をしました。それ以来、中国はロシアに対して必ずしも完全に支持しているわけではない。急に状況が変わったとも思えないので、ロシアとはつかず離れずになると思います。切るわけにはいかないですよね。切ったらアメリカが中国に強く出る可能性もあるので、ロシアに頑張ってもらわないといけない。でも、中国がロシアを最後まで支持して運命を共にすることはありません。

141 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 10:43:53.04 .net
 
つづき


ロシアが北朝鮮に頼ることはロシアの窮地を表す象徴的なこと

宮家)残念ながら今のロシアはだいぶ苦しい感じがします。象徴的なのは、北朝鮮から武器・弾薬を買うことでしょうか。

新行)バイデン政権が「ロシアが北朝鮮から大量の弾薬の調達を打診している」と明らかにしたということです。

宮家)足りなくなってきたのですね。いまのウクライナでの戦争は、基本的に消耗戦・物量作戦ですから。北朝鮮の砲弾がどれくらい正確に飛んでいくのかはわかりませんが、ここに極まれりですよね。「ロシアもついに北朝鮮に支援を求めなければいけなくなったのか? 大丈夫なのか?」と。そのくらい窮地に追い込まれている印象を受けました。

あくまで戦術的なロシアと中国の関係
新行)中国との関係が戦術的とおっしゃいましたが、ロシア軍と中国軍の艦艇が日本列島を回ったことがありました。

宮家)それも戦術的なものですよ。

新行)ボストークの軍事演習に参加したのもそういうことですか?

宮家)両国が一緒に戦えるとは思えないですからね。統一の司令部がなくて、どうやって戦うのでしょうか。あれは政治的なデモンストレーションで、もちろん政治的な意味はありますし、我々もそれを無視するつもりはありません。しかし、彼らの動きは極めて戦術的で便宜的な部分がまだあると思います。ただ、これからロシアや中国を追い込めば追い込むほど、お互いの絆は強まると思います。

142 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 10:45:32.29 .net
ウクライナ軍ヘルソン州都に迫る 大統領車が事故、重傷なし

9/15(木) 9:52配信

 ウクライナ南部ヘルソン州議会のサモイレンコ議長は14日、州都ヘルソンから北西約20キロの集落を軍が13日にロシアから奪還したと述べた。地元メディアが報じた。ゼレンスキー大統領は乗っていた車が首都キーウ(キエフ)で衝突事故に遭ったが、深刻な負傷はなかった。報道官が15日明らかにした。

 ウクライナ軍は東部と南部でロシア軍への反撃を継続。ドニエプル川の河口近くにあるヘルソンは人口約30万人で、ウクライナ軍は奪還を狙い、同市に通じる主要道路の橋を組織的に攻撃し、ロシア軍の補給路を分断してきた。

143 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 10:46:14.25 .net
ロシア排除・中立化拒否、ウクライナが「安全の保証」で新提案

9/15(木) 0:30配信
 
ウクライナ大統領府は13日、ロシアに再侵略を許さないことを目的にした自国の「安全の保証」に関する作業部会の提案を公表した。安全の保証を確約する国際条約からロシアを排除し、自国の中立化も拒否しているのが特徴で、3月末の提案から様変わりした。タス通信によると、露大統領報道官は14日、提案が「ロシアにとって主要な脅威になる」と反発した。



 作業部会は、ウクライナの大統領府長官と北大西洋条約機構(NATO)のアナス・フォー・ラスムセン前事務総長が共同議長を務めており、13日にウォロディミル・ゼレンスキー大統領に提案内容を勧告した。ゼレンスキー氏は13日のビデオ演説で、「ロシアがウクライナに戦争を仕掛ける幻想を持たせないようにする」ことの重要性を強調し、国際条約の準備を進める意向を表明した。

 提案ではウクライナが侵略されないようにするため、米英仏独やカナダ、トルコ、豪州などと「キーウ安全保障盟約」と名付けた法的拘束力のある国際条約の締結を提唱した。ロシアの参加には言及していない。

 安全の保証は、ウクライナのNATO加盟が実現するまで「暫定的に」必要だと強調し、ウクライナは「中立化」などの義務を負わないとも明記した。

 ウクライナが3月29日のロシアとの停戦協議で提示した安全の保証に関する国際条約案では、ウクライナのNATO加盟を嫌うロシアに配慮し、ウクライナが「中立化」を確約する見返りに、自国の安全を保証してもらう内容だった。

 新たな提案では、条約の適用範囲についても、「国際的に承認された領土」と位置付け、ロシアが2014年に併合した南部クリミアや、東部の親露派武装集団が実効支配する地域にも対象を拡大した。日本にも対露制裁など非軍事での貢献に期待感を示した。

 ウクライナの副首相は13日、フランスのテレビ局とのインタビューで、ロシア側から、改めて停戦協議の打診があったことを明らかにし、ウクライナは拒否したと説明した。双方の停戦協議は5月中旬以降、中断している。

144 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 10:46:52.13 .net
ロシア、外国政党・候補者に巨額献金 米情報機関が分析

9/14(水) 4:42配信

 ロシアが2014年以降、外国で影響力を得るために20か国以上の政党や選挙の候補者に少なくとも3億ドル(約430億円)を極秘で献金していたとする米情報機関の分析結果が13日、機密解除に伴い公表された。



 米政府高官によると、この額は「最低限の数字」であり、発覚していない献金事例もあるとみられる。標的となった国は今も機密扱いとされているが、特に甚大な事例の一つとして、あるアジアの国のロシア大使が大統領候補に数百万ドル(数億円)を提供していたことが挙げられた。

 ジョー・バイデン(Joe Biden)政権は、2月24日のウクライナ侵攻開始を受け、ロシアによる献金状況を分析するよう指示。政府高官によると、米国は100か国以上の政府にこの調査結果を共有している。

 今回の分析対象には米政界は含まれていないが、米情報機関は以前、ロシアが2016年の米大統領選挙にソーシャルメディア上の情報操作などを通じて介入し、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領を支援したとの分析結果を公表していた。

145 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 10:47:28.04 .net
プーチン大統領〝弾劾〟危機 ロシア軍中将も捕虜か 強硬派からは圧力も 「国民の反戦機運加速…終了宣言考える可能性」識者

9/14(水) 17:00配信

ロシア軍が危機的状況だ。ウクライナ東部ハリコフ州の支配地の大部分を奪還され、未確認ながら軍トップレベルの将官とされる人物が捕虜になったとも報じられた。敗色濃厚のなか、ロシア国内ではプーチン大統領の辞任や弾劾を求める声が出始めた。一方、強硬派は総動員令を出して本格的な戦争に突入するよう要求するなど、左右からの圧力が強まっている。

ウクライナ現地メディア「リヴィウ・ジャーナル」はツイッターで、丸刈りで迷彩服姿の軍人が、額から眉間にかけて出血した状態でひざまずき、後ろ手に拘束された様子の映像を投稿した。この人物がロシア軍のアンドレイ・シチェボイ陸軍中将(53)とみられると推測している。

現地英字紙の「キーウ・ポスト」も「ウクライナに配備された部隊の半分を担当するロシアのトップ将軍を捕らえた可能性が高い」「第二次世界大戦以降、捕虜となった最高位のロシア将校となるだろう」と報じた。

シチェボイ氏は侵攻開始直後の2月28日、第8親衛諸兵科連合軍の中将兼司令官として欧州連合(EU)の制裁リストに掲載された。シリアの軍事作戦にも関与した経験があるという。

捕虜とされる映像の人物が本当にシチェボイ氏なのかは不明だが、これに先立つ8月26日、ウクライナ国防省情報総局がシチェボイ氏から別の人物に司令官が交代したと伝えており、関連も注視される。

筑波大名誉教授の中村逸郎氏は「司令官レベルで通常、捕虜になることは考えにくく、事実ならばロシア軍の崩壊を意味するに等しい。士気の低下や戦意喪失も加速するだろう。ロシア軍の敗北が近づいている」とみる。

国内でもプーチン政権への反発が強まる。首都モスクワ南西部の区議らが「国を事実上、冷戦時代の状況に陥れた」としてプーチン氏の辞任を求めた。サンクトペテルブルク中心部の区議も、プーチン氏を弾劾するよう下院に求めるアピールを公表したという。

プーチン氏は侵攻を「特別軍事作戦」と呼び、「戦争」ではないと位置付け、職業軍人のみを前線に投入していると説明してきた。

しかし、政権与党「統一ロシア」に所属するクリミア選出のシェレメト下院議員は12日、「総動員令を出して全ての力を結集しなければ作戦の目的は達成できない」と述べた。

中村氏は「国民の反戦機運も加速するだろう。11月のG20(20カ国・地域)首脳会議への参加を見据えてプーチン氏は軍事作戦の終了宣言を考える可能性もある。これに対し、強硬派はウクライナの原発を〝人質〟にとる戦略に出るとの見方もあり、妥協案をめぐってプーチン政権との確執が生じるかもしれない」と強調した。

146 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 10:48:34.24 .net
ウクライナ見捨てるか米共和党、トランプ再登板待つプーチン

9/16(金) 11:01配信

米国がウクライナへの支援を打ち切ったらいったい何が起きるのだろうか

■ ウクライナ関心度は80%から69%に低下

 ロシア軍による無差別攻撃で破壊される町や村。殺害される市民。戦火を逃れて国外に避難する婦女子。

 連日のように全世界に支援を訴えるウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領。

 この間まで米メディアがこれでもか、これでもかと映像を流していたウクライナ情勢。

 春には米国民の80%が関心を示していたウクライナ問題は、9月に入って69%に減ってしまった。

 この間にジョー・バイデン大統領がウクライナに供与した軍事援助額は1730億ドル。

 2024年就役予定の米新鋭原子力空母「ジョン・F・ケネディ」(CVN-79、積載排水量10万1605トン)の建造費とほぼ同額だ。

 (日本が湾岸戦争に拠出し、「Too little too late」=今さらこれだけではどうにもならない=と国際的な不評を買った支援額ともほぼ同額)

 今後、戦闘が長引けば、支援額は右肩上がりで増える。バイデン政権に中長期的政策があるわけでもない。

 ウクライナの戦況について米国民(および西側国民)に伝えているのは、米保守系シンクタンク「戦争研究所」*1
(The Institute for the Study of War)が公表する情報だ。 生データは、米国防総省、米情報機関から非公式に入手している。いわば米国防総省の名を出さぬ事実上の「大本営発表」といっていい。

 *1=2007年、ネオコン(新保守主義者)が中心となって設立した軍事研究機関で、イラク戦争をテーマに多様な紛争地帯における軍事作戦、敵の脅威、政治動向に焦点を当てた報告書を発表して脚光を浴びた。米国連大使だったキンバリー・ケーガン氏が理事長。ゼネラル・ダイナミックス、ダインコープ(元レイソン)、マイクロソフトが資金を拠出している。

 その戦争研究所の9月11日の発表は、というと―――。

 「ウクライナ軍が東部ハリコフ州で攻勢を維持し、10日にロシア軍の鉄道による補給拠点だったクピャンスクを奪還した」

 「11日にはロシア軍が同州内の重要拠点としてきたイジュ―ムを奪還した」

 「急速な反攻で東部ハリコフ州のロシア軍制圧地域のほぼ全域を奪還した」

 「米欧から供与された兵器でロシア軍の補給拠点をたたき、同軍の継戦能力が大幅に低下したタイミングで一気に攻勢をかけた」

 「ウクライナ軍にとり、2~3月にかけて首都キーウ(キエフ)を守り抜いて以来の大きな戦果となる」

 「自壊ぶりを隠せないロシア軍が局面打開へ大量破壊兵器の使用などに踏み切る懸念もある」

 「ロシア軍は、イジュームを失ったことで、東部ドネツク州全域の制圧というロシアの目標は達成困難になった」

 何やら、これでウクライナ軍はロシア軍を一気に駆逐するかのような情報だ。

 米国および西側諸国にとっては、「明るいニュース」だが、この種のニュースは過去6カ月の間に何度も聞かされてきた。

 聞く方(米国民もメディアも)も“耳たこ”だし、それがウクライナの勝利に直結するとは信じていない。

 米主要紙「ロサンゼルス・タイムズ」(印刷版)の9月13日付、一面記事の見出しはこうだった。

 「ウクライナは戦争終結からほど遠い。今日のウクライナの作戦は成功したが、戦争力は依然プーチンが掌握」

147 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 10:49:15.65 .net
 
つづき

 確かに今日、昨日のウクライナ軍の作戦は成功した。

 だからといって、戦争終結に向けた状況が開かれたというと、そんなことはバイデン氏すら思っていないだろう。

 いつまで続く、泥濘(ぬかるみ)ぞ、なのだ。

■ ハーバード世論調査:48%が軍事支援停止

 その一方で米国民は、対ロシア経済制裁のしわ寄せをじわり感じている。

 ガソリンをはじめとする物価高、インフレ定着化で米庶民の日常生活は厳しさを増している。

 米国民の51%が「ウクライナ戦争は米経済にダメージを与えている」と答えている。

 ハーバード大学ケネディ行政大学院米政治研究センター(CAPS)とハリス世論調査が7月に行った共同世論調査によると、47%の米国民が「ウクライナへの軍事支援は十分すぎた。ストップすべきだ」と言い出したのだ。

 

 もっとも、ロシア侵攻から6カ月経ったから「軍事支援ストップせよ」と言い出したわけではない。

 こうした声は侵攻2か月後の5月段階で米議会には出ていた。

 バイデン氏は5月、ウクライナに対する40億ドルの追加軍事援助を要請したが、下院では57人の共和党議員が反対、上院では11人の共和党議員がこれに反対した。

■ カネは納税者のガソリン代に回せ

 大物上院議員、ランド・ポール氏(ケンタッキー州選出)は、反対理由についてこう述べていた。

 「ウクライナの戦闘を支援することが本当に米国の国益に合致するのか。ガソリン価格の高騰に苦しんでいる納税者に、1人当たり500ドル配れば彼らは助かるのだ」

 「ウクライナにくれてやる新たな40億ドルはそれだけの価値があるカネだ、ウクライナよりも米国民を優先すべきだ」

148 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 10:50:30.57 .net
 
つづき

 ウクライナへの新たな軍事支援に反対した上下両院の共和党議員の大半は、親トランプ派。

 ロシア侵攻に際してプーチン氏を「激励」したトランプ氏の意向を反映していると見て間違いない。


■ トランプ再登場まで戦闘続ける

 保守派政治評論家のチャーリー・サイクス氏は9月13日のコラムでこう指摘する。

 「戦闘がだらだら長引けば、米国はウクライナを見捨てるのか。プーチン氏はそう思っているし、そうなることを期待しているに違いない」

 「そんなことはとんだ誤算だ、と今は言い切れるが、同氏の希望が全く根も葉もないことではない」

 「バイデン氏は9日、新たに137億ドルの対ウクライナ軍事・経済支援を議会に要請した」

 「これに対して保守系ヘリテージ財団と『米国を憂慮する在郷軍人会』(Concerned Veterans for America )は、連邦議員にこの追加支援案を拒否するようアピールした」

 「今、保守陣営で発言力を持っているのは(300万人の視聴者を誇る)テレビのアンカーマンだ」

 「フォックス・ニュースのタッカー・カールソン氏はミッチ・マコーネル上院共和党院内総務よりも影響力を持っている」

 「カールソン氏は最初から『ウクライナがどうなろうとも米国の国益には無関係だ』と言い続けてきた」

 「共和党議員の多くが、いずれカールソン氏の主張に耳を傾ける公算大だ。トランプ氏はNATO(北大西洋条約機構)からの脱退、NATOの解体を主張してきた」

 「プーチン氏はバイデン氏が2024年の大統領選挙後に去り、再びトランプ政権が登場するまでウクライナ侵攻(占拠)を続けるつもりなのかもしれない」

 「プーチン氏の究極の目標は、NATO弱体化にとどまらず、米欧加の軍事同盟に楔を打ち、崩壊させることだ」

 

■ 中国よりロシアに脅威の米国民

 超党派の「シカゴ国際関係評議会」(Chicago Council on Global Affairs)が行った最新の世論調査の結果が注目されている。それは以下の通りだ。

 一、「ロシア嫌い」の米国民はウクライナ侵攻以後、85%にまで達した。(10年前は44%だった)

 二、ロシアを「敵対国」と思う米国民は57%だ。(中国を「敵対国」と思う人は22%)。

 ロシアを「脅威」と答えた米国民は60%になった。(中国を「脅威」と答えた人は52%)。

 三、ロシアがウクライナから撤退するまで軍事支援をせよ、とする米国民は53%。民主党支持者は66%だが、共和党支持者は51%と少ない。

 四、「ウクライナに米軍を派遣すべきだ」と主張する米国民は26%だ。(「対ロシア経済制裁は続けよ」とする人は3月には55%だったのが、5月には54%と減っている)
 

 この世論調査で見る限り、米国民は「中国の脅威」よりも「ロシアの脅威」を恐れている。

 だが、それが即、米国の死活的国益とは直接関係のないウクライナを最後まで助けるか、ということにはなりそうにない。

 前述のサイクス氏のコラムのタイトルは「米国はウクライナを見捨てるか。起こりうることだ」(Will the U.S. Abandon Ukraine?  It could Happen.)。

 かつて「自由と民主主義」を錦の御旗に国際介入主義を党是としてきた共和党保守派。

 どちらかと言えば、内向的スタンスに終始してきた民主党リベラル派。

 ウクライナ情勢では、双方の立ち位置は入れ替わったように見える。「ウクライナ」は中間選挙の争点として急浮上しないのだろうか。

149 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 10:52:04.25 .net
ロシアとの全面核戦争に現実味、シミュレーション動画の再生が急増

9/15(木) 20:12配信

ニューズウィーク日本版
一発の戦術核の応酬があっという間に世界全面核戦争に広がった

ロシアとNATOが核戦争に突入したら、数時間以内に何百万人もの死者が出る──最初の一発が発射された後、刻々と展開する恐るべきシナリオをリアルに示した動画がいま注目を集めている。



「プランA」と題した4分間の動画は、米プリンストン大学の科学・地球規模安全保障プログラムに携わる研究者たちが作成したもの。ロシアのウクライナ侵攻で核使用のリスクがかつてなく高まるなか、核戦争の影響を予測するシミュレーションに多くのビューワーが関心を寄せている。

ロシア軍は今年2月24日、首都キーウ(キエフ)近郊をはじめウクライナ各地に侵攻を開始。ウクライナ東部で2014年から続いていた戦闘が全土に拡大した。

ロシアのウラジーミル・プーチンが核使用に踏み切るかは不明だが、ウクライナにおける戦闘の激化で核戦争勃発のシナリオが現実味を帯び、差し迫った脅威として議論を呼ぶようになった。

「冷戦終結以降、今は最も深刻な危機の最中にある。本格的な核戦争のリスクは依然として『小さい』と、多くのアナリストは言うかもしれないが、そうであってもロシアと米軍主導のNATOが核使用に踏み切る可能性は無視できない」──プリンストン大学公共国際問題大学院と機械航空宇宙工学部の准教授で、プランAの作成に関わったアレックス・グレーザーは本誌にこう語った。

意図の読み違えが大惨事に

「いま私たちが直面しているような危機では、しばしば敵対する2陣営が相手の出方を読み違える。ロシアとNATOの間では今や水面下の対話ルートがほとんど機能しておらず、偶発的な衝突が起きやすい」

今年に入る前の段階ですら、米ロは長年効力を保ってきた核軍縮の枠組みに背を向け、新型核兵器の開発に乗り出していた。これにより、核兵器の使用が想定される範囲が一気に広がった。

プランAは2017年にプリンストン大学のバーンスタイン・ギャラリーでの展示のために制作され、2019年にYouTubeで公開された。ロシアとNATOの核戦争の「人類の破滅につながりかねない」影響をリアルに浮かび上がらせる映像だ。

公開当初は反響を呼んだものの、その後再生回数は伸び止まっていた。グレーザーによれば、今年2月末のウクライナ侵攻開始後にプーチンが核使用の可能性をほのめかしたとたん、アクセス数が急増。再生回数は100万回を突破した。

動画は局地的な核使用があっというまに地球規模の大惨事に発展するさまを描いている。展開するシナリオは、入手可能な科学的証拠に基づいてシミュレートされたものだ。

150 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 10:52:57.91 .net
 
つづき

数時間以内に900万人が死傷

動画の作成に当たっては、「米ロ軍の現在の配置、核戦争の作戦計画、核兵器の攻撃目標に関する独立系の研究機関の評価を参考にした」と、グレーザーは言う。「現在配備されている核兵器、兵器生産、特定兵器の攻撃目標とみられる地点などのデータに基づきシミュレーションを行い、さらに事態の進展を示すため、戦争のどの段階にどの順番で、どの目標にどの兵器が使用されるかを予測した」

ただし、「言うまでもなく軍事機密は入手できないし、特定兵器の攻撃目標の予測には、しばしば単純なルールを当てはめざるをえなかった」と、グレーザーは認める。


戦争の各段階における核攻撃直後の死傷者数は、ネット上で公開されているNUKEMAPを使って割り出した。これはスティーブンズ工科大学のアレックス・ウエラースタインが開発したツールで、地図上に特定の核兵器を落とせば、汚染範囲が表示される。

「予測では戦争開始から数時間以内に900万人を超える死傷者が出る」と、グレーザーは言う。加えて、「医療システムの崩壊、放射性降下物、さらには地球全体が核の冬に見舞われる可能性など長期的な影響により、夥しい数の死者が出るので、最終的な人的被害はそれよりはるかに大きくなるだろう」。

とめどないエスカレーション

シミュレーションは、通常兵器による紛争の最中から始まる。ロシアがNATOの進軍を阻止するためにカリーニングラード近郊の基地から警告として核爆弾を1発放つ。これに対し、NATOが1発の戦術核で報復攻撃を行う。

ヨーロッパを舞台とした双方の核攻撃はたちまちエスカレートし、NATOの基地と進軍するNATOの部隊をたたくため、ロシアは爆撃機や短距離弾道ミサイルを使って300発の核を使用する。

ヨーロッパの多くの地域が破壊されるなか、NATOはロシアの核部隊と核兵器システムを標的に、アメリカ本土や潜水艦から核攻撃を行う。ロシアはサイロや軍用車両、潜水艦から核ミサイルを発射して必死の応戦を試みる。

戦争の最終段階では、ロシアとNATOはいずれも相手陣営の最も人口の多い30の都市と工業地帯など経済の要衝を標的に据え、人口規模に応じて、1カ所につき5~10個の核弾頭を使用し、目標地点を回復不能なまでに破壊し尽くす。

グレーザーによれば、地球規模の核戦争は「最悪の展開を想定したシナリオ」とみなされているが、プランAという動画のタイトルが示すように、こうした展開は軍事作戦の標準的なマニュアルに含まれている。

151 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 10:53:24.27 .net
 
つづき

核の冬が地球を覆う

「核使用のレッドラインをいったん超えてしまえば、全面的な核戦争へのエスカレーションを止めるのは非常に難しい。1発の戦術核の使用がヨーロッパ全域を巻き込む核戦争に発展し、核施設や核部隊を標的とするカウンターフォース(対兵力)攻撃から、最終的には都市や経済の要衝を標的に据え、敵を完膚なきまでにたたきのめすカウンターバリュー(対価値)攻撃に変わるのは時間の問題だ」

核攻撃が「限定的」なレベルにとどまり、相手陣営が通常兵器のみで報復を行うシナリオも考えられるが、先制攻撃をした側を優位に立たせないために、「核には核で」報復を行うよう、軍トップには猛烈な心理的圧力がかかるという。


地球上の生物に対する核戦争の影響は「想像を絶する」と、グレーザーは言う。

「直後に出る膨大な死者と経済社会構造の崩壊による苦境に加え、その後何年間も続く核の冬が破滅的な影響をもたらす」

グレーザーによると、米ロの核戦争が起きれば、最終的に50億人を超える死者が出るとの予測を示した論文もある。

「人類がその惨禍から立ち直るにはどのくらいかかるか、正直考えるのも嫌だ」

152 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 10:55:32.95 .net
ロシア軍「パニック状態で逃げ出した」か 軍支える貴重な装備を放棄

9/15(木) 21:24配信

 英国防省は15日、ウクライナ北東部ハルキウ州の大部分から撤退したロシア軍をめぐり、撤退の際に貴重な装備品を放棄していったと指摘した。「一部の部隊の無秩序さと局所的な指揮統制の破綻(はたん)の可能性を浮き彫りにしている」と述べた。



 ウクライナ軍は9月上旬からハルキウ州で反転攻勢に成功し、州の大部分を奪還した。英国防省はロシア軍部隊の一部が撤退の際に「明白なパニック状態で逃げ出した」とし、砲撃を中心とするロシア軍の戦い方を支える、対砲兵レーダーなどを放棄していったと指摘している。

153 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 10:56:15.68 .net
独首相、ウクライナからの「完全撤退」要請 ロ大統領と電話会談

9/14(水) 3:25配信

 ドイツのオラフ・ショルツ(Olaf Scholz)首相は13日、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領と電話会談し、ウクライナから軍を撤退させるよう呼び掛けた。



 ロシアは現在、ウクライナによる急速な反転攻勢を受けている。独首相府のシュテフェン・ヘベシュトライト(Steffen Hebestreit)報道官によると、ショルツ氏は90分にわたる会談で、プーチン氏に対し「停戦やロシア軍の完全撤退、ウクライナの領土や主権の尊重に基づく外交的解決」を可能な限り早く行うよう要請した。

 また世界的な食糧不足を受け、ウクライナからの穀物輸出に関する合意を守るようロシアに促した。ロシアは合意について、輸出された穀物の大半が開発途上国ではなく欧州に送られているなどとして、繰り返し批判している。

 さらにショルツ氏は、欧州最大の原子力発電所であるザポリージャ(Zaporizhzhia)原発の安全性をめぐる問題も提起。原発周辺で数週間前から続く戦闘の激化を避け、国際原子力機関(IAEA)の勧告した措置を完全に実施するよう求めた。

154 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 10:56:46.66 .net
民間機がウクライナを出国、4月以降初めて

9/15(木) 11:16配信

民間の航空機が13日、ウクライナ西部のリビウを出発し、ポーランドに到着したことがわかった。同機は数カ月にわたってリビウに駐機していた。航空機追跡サイト「フライトレーダー24」が明らかにした。

フライトレーダー24によれば、同機はハンガリーの格安航空会社(LCC)ウィズエアのもので、今年4月に商用便がウクライナを出国して以降で初めての便だという。

フライトレーダー24の広報部門の責任者はCNNの取材に対し、ウィズエアの航空機がウクライナ・リビウからポーランド・カトウィツェに飛行したことを確認したと述べた。同機が離陸したのは米東部時間13日午前11時前。

正確な出発時刻がわからないのは、同機がトランスポンダーを起動させたのがポーランド国境を越えてからのためで、こうした措置は安全対策のために実施された可能性が高いという。

フライトレーダー24によれば、今回飛行したエアバスA320はウィズエアに登録されているものの、同社が運航したかどうかは確認できなかった。

ウィズエアはウクライナ首都キーウ(キエフ)に3機の航空機を駐機させている。

ウクライナのインフラ省は、西側諸国からの安全に関する保証が得られれば、リビウの空港からの便を再開する用意があるとしている。

155 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 10:57:21.48 .net
ロシアの旅行会社、ビザ発給停止の影響を実感

9/15(木) 12:35配信

業界団体のロシア旅行事業者協会(ATOR)は15日までに、欧州連合(EU)がロシア人に対するビザ発給の手続きを厳格化したことについて、影響を感じつつあると明らかにした。欧州では9カ国がロシア人からの観光ビザを受け付けていない。

EUは先ごろ、ロシア人に対するビザ発給の円滑化措置について、停止する決定を下していた。これにより、ロシア人が欧州を旅行することがより難しくなった。

ATORはウェブサイトで、ビザ発給の円滑化措置が停止されたため、ロシア人はEUの一般的な条件下で「シェンゲン協定」のビザを取得することになると説明した。

旅行会社によれば、今までのところビザを発給したり、受け付けを継続したりしている国々は、イタリアやスペイン、ギリシャ、フランス、ハンガリー、キプロス。注目すべきなのは、発給されるビザはナショナルビザで、欧州の他の国にも移動できるシェンゲン協定のビザではないという点だ。

ATORによれば、ラトビア、リトアニア、エストニア、ポーランド、チェコ、スロバキア、デンマーク、ベルギー、オランダは観光ビザの受け付けを行っていない。

欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会のヨハンソン欧州委員(内務担当)は先ごろ、EU内を旅行することは基本的な権利ではないとの見方を示していた。

ヨハンソン氏によれば、EU加盟各国は、ロシア人からのビザの申請について、徹底的な確認を行うよう勧告されており、領事館が保安上の危険性を認めた場合には申請を拒否する必要がある。

ヨハンソン氏は、記者や反体制派、人権活動家など保護を必要とする人々や家庭の事情で旅行する人々については扉は開かれているとした。

156 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 10:57:54.75 .net
プーチン大統領に変化の兆候「なし」 独首相

9/15(木) 12:00配信

ドイツのショルツ首相は14日、記者会見で、ロシアのプーチン大統領について、ウクライナでの戦争に対する姿勢に変化の兆候はみられないと述べた。

ショルツ氏とプーチン氏は13日に電話会談を行っていた。

ショルツ氏は「残念ながら、プーチン氏が戦争を開始したのは間違いだったと気づき始めたとは言えず、新しい考え方が生まれつつあるとの兆候もみられない」と述べた。

ショルツ氏によれば、プーチン氏に対して軍の撤退を求めたという。

ショルツ氏は、対話をして、自身の観点から言うべき事について伝えるのは正しいことだと指摘。ロシア軍は撤退すべきだと確信しているとし、ロシア軍の撤退によってのみウクライナに平和が訪れる可能性があることが日々明らかになりつつあるとの見方を示した。

157 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 10:58:32.49 .net
元米外交官、ロシアで指導者らと面談 米国人解放交渉の実績も

9/14(水) 17:00配信

米ニューメキシコ州の元知事で国連大使を務めた経歴もあるビル・リチャードソン氏らの一行が今週、ロシアの首都モスクワを訪れ、同国指導部メンバーらとの会合で面談したことが、CNNの取材で明らかになった。



会合の詳細は不明。同氏の名前を冠したNPO「リチャードソン・センター」は、世界各地で拘束された米国人らの解放交渉に民間の立場で取り組んでいる。

バイデン政権は現在、ロシアで拘束された女子プロバスケットボール選手のブリトニー・グライナー氏と、元海兵隊員ポール・ウィラン氏の解放を最優先課題に掲げている。

CNNは7月半ば、リチャードソン氏がモスクワを訪問するとの見通しを伝えていた。

今年4月には、ロシアで収監されていた元米海兵隊員のトレバー・リード氏が囚人交換で釈放された。事情に詳しい関係者によれば、リチャードソン氏はこの時も交渉にかかわっていた。リチャードソン・センターのメンバーが2月にモスクワを訪問し、ロシアの指導者らと面会していたという。

158 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 10:59:47.19 .net
情報BOX:ウクライナ北東部で退却、プーチン氏の次の一手は

9/14(水) 15:12配信

ロシアのプーチン大統領は、ウクライナ北東部においてロシア軍が素早く部隊を退却させたことについて、まだ、公式にコメントしていない。ただ、国内のナショナリスト勢力からは、戦争の主導権を奪い返せと迫られている。

西側情報当局者の話や公開情報の分析結果が正しいとすれば、プーチン氏に事態を早急に収拾できる方法は乏しい。行使可能な手段のほとんどは、ロシア国内絡みや地政学的な側面でリスクを抱えている。

1999年に権力の座についたプーチン氏がこれまで相手にした中で最も手ごわかったのは、チェチェンや北コーカサス地方のイスラム勢力だったが、これらの軍事作戦では部隊増強という道を選んだ。

ウクライナの戦争で同氏が持つ主な選択肢は、以下の通り。

◎戦線の安定化と部隊再編後に反撃

ロシアと西側の軍事専門家の意見が一致しているのは、ロシア側の立場で見ると、ロシア軍は早急に戦線を安定させてウクライナの進撃を食い止め、部隊を再編し、可能ならば反撃作戦を展開する必要があるという点だ。

しかし、西側諸国の間では、ロシアがこれまでのウクライナ軍との戦闘で多くの兵力を失い、遺棄ないし破壊された装備も多数に上る以上、果たして新たに投入する十分な地上兵力や兵器があるのか疑問視されている。

ポーランドのロチャン・コンサルティングのコンラッド・ムジカ所長は、ロシア軍のウクライナ北東部からの後退を受け「兵力は枯渇している。志願兵部隊は戦力が低下し、募兵活動によっても想定された規模の人数を届けられていない。入隊希望者が少なくなっているので、状況は悪化する一方だと思う。もし、ロシアが兵力を増やしたいなら、総動員が不可欠だ」と話す。

159 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 11:00:47.10 .net
 

つづき

◎国家総動員

ロシアは過去5年以内に軍務経験がある予備役兵約200万人を動員できるが、彼らを訓練して実戦配置するには時間がかかる。

大統領府は13日、「現時点で」国家総動員は議論されていないと明らかにした。

総動員はナショナリストの支持を得られるとしても、都市部で暮らす一般の成人男性には歓迎されないだろう。彼らは戦争参加に消極的と伝えられている。

政府としても総動員となればウクライナ問題に関する公式メッセージを修正し、目的を限定した「特別軍事作戦」ではなく、全面戦争と呼ぶしかなくなる。そうなると大半のロシア国民のウクライナ侵攻前の日常生活を確保するという政府の方針も、撤回しなければならない。

全面戦争に移行した場合、徴兵に対する世論の反発という国内政治の上でのリスクも生じる。また、同じスラブ民族に全面戦争を仕掛けるというのも、プーチン政権の印象を悪くすることになる。

ロシア外務省に近いシンクタンク、RIACを率いるアンドレイ・クルチュノフ氏は以前から、ロシア政府は総動員には消極的だとの考えを披露してきた。

同氏は「大都市では多くの国民が戦争に行きたがっておらず、総動員が人気を博する公算は乏しい。しかも、今回の全事態を限定的な軍事作戦と説明することこそが、プーチン氏の利益になるのは明らかだと思う」と説明する。

英国の元駐ロシア大使、トニー・ブレントン氏は、総動員がロシア軍の戦力強化をもたらすには何カ月も必要になると発言している。

◎ロシアのエネルギー戦略で欧州が動揺することに期待

ロシア大統領府の考えに詳しい2人のロシア人関係者は先月ロイターに、プーチン氏の期待する展開を明かした。それによると同氏は、この冬のエネルギー価格高騰と供給不足によって欧州諸国がウクライナに対してロシアに都合の良い条件での休戦を強く働きかけてくれるのを待ち望んでいる。

もっとも欧州の何人かの外交官は、ウクライナが最近何度か軍事的な成功を収めたことで、一部の欧州諸国がウクライナに譲歩を促す取り組みは意味が薄れたとみている。

また、ドイツなどはここ数週間でロシアに対する姿勢が一段と強硬になり、冬のエネルギー危機を乗り切る決意をより固めているようだ。

◎ミサイルの標的拡大

ウクライナ北東部で退却したロシア軍は、ウクライナの電力施設へのミサイル攻撃に移行している。これにより主要都市・ハルキウや、その周辺のポルタバ、スミなどで一時的な停電が発生。水道やモバイル通信ネットワークにも被害が出ている。

こうした作戦をロシアのナショナリスト勢力の一部は称賛し、彼らはロシア軍が巡航ミサイルでウクライナの各インフラをより恒久的に破壊するのを望むだろう。ただ、それは国際的な非難を浴びかねない。

ロシアのナショナリスト勢力は、ウクライナの首都キーウ(キエフ)や各地の「意思決定」の中枢に攻撃をかけろとも長らく主張してきた。実行されれば、重大な副次的被害を招くのは避けられない。

160 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 11:01:07.36 .net
 

つづき

◎穀物輸出再開合意の破棄ないし縮小

プーチン氏は、国連とトルコの仲介で合意したウクライナの穀物輸出再開を巡り、ロシアと貧困国にとって公平さに欠ける内容だと不満を表明し続けている。

今週にはプーチン氏がこの合意の修正を議論するため、トルコのエルドアン大統領と会談する予定。プーチン氏が直ちにウクライナに打撃を与えたいと考えるなら、合意を停止もしくは破棄するか、11月の期限到来時に更新しないという選択肢がある。

西側諸国や中東・アフリカの貧困国はプーチン氏が世界的な食料不足を深刻化させたと非難するだろうが、プーチン氏はウクライナに責任を押しつけるとみられる。

◎和平協定

ロシア大統領府は、適切な時期がくれば何らかの和平協定締結に向けた条件をウクライナに通知する意向だ。一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は、軍事力を駆使してロシアの制圧地を解放すると明言した。

ゼレンスキー氏が挙げる解放対象には、ロシアが2014年に強制編入したクリミア半島が含まれる。ロシア側は、クリミア問題は永久に解決済みと繰り返している。

ロシアは、ウクライナ東部の親ロシア勢力の「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」を国家として正式に承認しており、これらの地域をウクライナに譲り渡すことも政治的には不可能に見受けられる。

ロシアがウクライナ侵攻で最初に「大義名分」に掲げたのが、この2つの地域で迫害されている親ロシア住民を全面的に「解放する」ことだったからだ。

もちろんロシアは、部分的に制圧しているウクライナ南部の返還も国内世論に受け入れさせるのは難しい。南部ヘルソン州はクリミア北部と直接つながっている上に、クリミア半島に必要な水のほとんどを供給する要地。

また、ヘルソン州は、隣接するザポロジエ州とともにロシアがクリミア半島に物資を供給できる陸上回廊の役割も果たしている。

◎核兵器使用

複数のロシア政府高官は、ロシアがウクライナで戦術核を使うのではないかという西側の見方を否定した。それでも西側には不安が残っている。

戦術核が投入された場合、大規模な被害が生じるだけでなく、事態がエスカレートして西側とロシアの直接戦争に発展しかねない。

ロシアの核ドクトリンは、ロシアが核兵器ないし他の種類の大量破壊兵器の先制攻撃を受けた場合、あるいは通常兵器によって国家の存亡につながる脅威がもたらされた場合、核兵器使用を認めている。

元駐ロシア英大使のブレントン氏は、プーチン氏が追い詰められ、面目を保てないほどの屈辱的敗北に直面したなら、核兵器を使う恐れがあると警告した。

ブレントン氏によると、ロシアが敗北、しかもひどい負け方をしてプーチン氏が失脚するか、それとも核兵器の威力を誇示してこうした事態を回避するかの選択を迫られるとすれば、プーチン政権が核兵器使用に踏み切らないと断言できないという。

米国の駐欧州陸軍司令官を務めたベン・ホッジス氏も、そのリスクはあると認めつつ、実際に核兵器が使われる確率は乏しいとの見方も示した。「使っても実際に戦場で優位に立てるわけではなく、米国が座視して何の対応もしないのは不可能なので、プーチン氏ないし彼の側近が自滅的行動に走るとは思わない」という。

161 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 11:02:06.32 .net
デンマーク、ウクライナ兵の訓練実施で合意=国防相

9/14(水) 6:11配信

デンマークのボドスコフ国防相は13日、訪問先のキーウ(キエフ)でウクライナの国防相と会談し、デンマーク国内でウクライナ兵を訓練することで合意したと発表した。

ただ、訓練する兵士の数のほか、時期や場所などの詳細については明らかにしなかった。

162 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 11:02:44.30 .net
ロシアとウクライナ、ザポロジエ原発周辺の保護区設置に関心=IAEA

9/12(月) 23:27配信

国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は12日、ウクライナ南部のザポロジエ原子力発電所の周辺に保護区を設けるIAEAの提案に、ウクライナとロシアが共に関心を示していると明らかにした。

グロッシ事務局長は、攻撃の即時停止と原発周辺への安全保護区域の正式な設置を双方に要請。記者会見で協議の進展について「双方が関心を示す兆候が見られている」とし、「両国はIAEAと共に取り組んでおり、双方から多くの質問を受けている」と述べた。

IAEAの提案は軍備や人員の撤去というより、むしろ停戦を呼びかけるものかとの質問に対しては、IAEAの提案には「停戦も含まれている」と答えた。

グロッシ氏によると、保護区の範囲のほか、IAEA職員が果たす役割などについて協議が進められている。ザポロジエ原発には現在、2人のIAEA職員が駐在しているという。

163 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 11:03:16.94 .net
トルコ・ロシア首脳、アルメニアとアゼルバイジャン情勢巡り協議へ

9/14(水) 23:50配信

トルコ政府高官は14日、エルドアン大統領とロシアのプーチン大統領が16日にウズベキスタンで行う予定の会談で、アルメニアとアゼルバイジャンの情勢を巡り協議すると明らかにした。

旧ソ連構成国のアゼルバイジャンとアルメニアの間では軍事衝突が発生し、13日には両国の兵士100人近くが死亡した。

当局者は「アゼルバイジャンとアルメニア二国間の問題を解消するため、トルコはすでに接触を開始した。これ以上拡大する前に終わらせる必要がある」と述べた。

その上で「トルコは引き続きアゼルバイジャンを支持する」という立場を強調した。

エルドアン大統領とプーチン大統領の会談は、ウズベキスタンのサマルカンドで開かれる上海協力機構(SCO)首脳会議に合わせ行われる。

164 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 11:04:08.53 .net
ウクライナ大統領、奪還した東部要衝を訪問 「勝利」誓う

9/15(木) 14:32配信

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は14日、東部の要衝イジューム(Izyum)を訪問し、自国軍の「勝利」を誓った。イジュームは、ウクライナ軍が反転攻勢を強めてロシア軍から最近奪還した都市の一つ。

 ゼレンスキー氏は「われわれの青と黄色の国旗が、奪還されたイジュームに掲揚されている。ウクライナの全ての都市や村に掲げられるだろう。われわれはただ一つの方向に向かって進んでいる、前へ、勝利の方へ」とソーシャルメディアに投稿した。

 ウクライナ軍はここ数日、北東部ハルキウ(Kharkiv)州で大きな戦果を挙げたほか、黒海(Black Sea)に面した南部ヘルソン(Kherson)州でも領土を奪還。9月に入り、奪還した市町村の数は数百に上るとしている。

 一方、ロシア政府は14日、ウクライナ軍が奪還したハルキウ州内で自国軍が「大規模な攻撃」を仕掛けて反撃に出ており、ウクライナ側に損害を与えたと主張。ただし、その証拠は示していない。

165 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 11:04:44.29 .net
国連総会に大統領のビデオ演説許可要請、ウクライナが決議案

9/15(木) 14:26配信

国連年次総会は16日、ウクライナのゼレンスキー大統領が総会演説をビデオで行うことを許可する決議案を審議する。総会では過去2年、新型コロナウイルス禍のため各国指導者のオンライン演説が認められていたが、今年はニューヨークを訪れて演説するよう求められている。

ゼレンスキー氏は21日に演説する予定だが、ロイターが閲覧したところによると、ウクライナの国連代表団は加盟諸国に送付した文書で、ゼレンスキー氏は「ロシアによる侵攻のため対面出席が不可能」と訴えている。

決議案の草案はウクライナが作成。「今後の会議の前例を作るものではない」と明記している。

外交関係者らは、ロシアがこの草案を巡り投票を求めるとみている。ロシアのネベンジャ国連大使は14日、ゼレンスキー氏のビデオ演説に反対を表明、記者団に「ゼレンスキー氏は全く問題なく世界中を訪れているが、ここには来られないそうだ。ならば代表を派遣して演説させることになる」と述べた。

166 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 11:05:21.06 .net
ゼレンスキー氏は登壇するか 渡米判断にも注目 国連総会が開幕

9/14(水) 16:21配信

 国連総会が13日、ニューヨークの国連本部で開幕した。国連安全保障理事会の常任理事国ロシアがウクライナに侵攻を続けるさなかの開催で、国連の役割が改めて問われそうだ。議論は対面形式が基本となり、現地では、演説を予定するウクライナのゼレンスキー大統領の動向も話題になっている。



 各国の首脳らによる一般討論演説は20日に始まる。コロナ下でビデオによる参加が認められた過去2年とは違い、第77回となる今年は原則、国連本部で登壇して演説する。国連事務局の暫定リストによると、計195カ国・地域の首脳らが演説を見込む。バイデン米大統領や岸田文雄首相も参加予定だ。

 ゼレンスキー氏の演説は21日の予定だ。ロシアの責任を追及し、国際社会の支援を改めて求めるとみられる。ただ、戦争中の自国を離れれば指揮や戦況に影響を与えかねない。米国での警備も課題で、出国は簡単ではない。ロシアによる侵攻後、ゼレンスキー氏の出国は一度も確認されていない。

 ただ、ゼレンスキー氏が出席しないという正式な発表も出ておらず、現地では「可能性が完全に消えたわけではない」との見方もくすぶる。欧州の外交官は朝日新聞の取材に、ゼレンスキー氏にはリスクを抱えてでも渡米を検討する理由があると語った。「ビデオ演説では、侵攻が始まったころと同じような(国際世論への)影響は得られなくなった」と指摘。「現地に来た方がウクライナにとって望ましいだろう」と話した。

167 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 11:06:14.35 .net
ウクライナ軍、東部ハルキウで「広島県」相当の地域奪還…ゼレンスキー氏「全ての地域で国旗が戻る」

9/15(木) 11:19配信

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は15日、ビデオ演説し、東部ハルキウ州で400の集落をロシア軍から奪還し、15万人を露軍の支配から解放したと明らかにした。ゼレンスキー氏は「ハルキウ同様、全ての地域でウクライナ国旗が戻ってくることになる」と強調し、南部クリミア半島を含む全土の奪還に改めて意欲を示した。


 ビデオ演説に先立ち、ゼレンスキー氏は14日、奪還した主要都市の一つであるイジュームを訪問し、被害状況を視察した。大統領府の発表によると、ゼレンスキー氏は州知事から州内の6%の地域が依然として露軍の占領下に置かれているとの説明を受けた。

 ウクライナ国防次官によると、ウクライナ軍が反転攻勢を強めた6日以降、ハルキウ州内の8500平方キロ・メートルの地域で露軍を撃退した。面積は広島県に匹敵する規模となる。露軍と対峙(たいじ)する前線は、東部から南部まで2500キロ・メートルに及び、うち1300キロ・メートルの範囲で激しい交戦が続いているという。

 一方、ウクライナ大統領府副長官によると、露軍は14日、ゼレンスキー氏の出身地クリビー・リフを巡航ミサイル8発で攻撃した。米紙ニューヨーク・タイムズは、ダムが破壊され、市内を流れるインフレツ川が氾濫する恐れがあると報じた。一部地域では断水しているという。

 露軍は11日にもハルキウ州で火力発電所などを攻撃したばかりで、市民生活に関わる重要インフラが狙われる懸念が高まっている。

168 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 11:07:00.44 .net
「戦争終結は遠い先」 国連事務総長、プーチン大統領と会談

9/15(木) 10:16配信

国連のアントニオ・グテーレス事務総長は14日、ウクライナの戦争終結に向けた和平合意はまだ近づいていないとの見解を示した。



グテーレス事務総長は同日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と電話で会談。会談後、記者団に「我々は戦争の終結から遠く離れている」と述べ、「停戦は視野にない」「それが実現すると言えばうそになる」と語った。

事務総長はプーチン大統領との会談で、穀物に関する合意やロシア産品の輸出の可能性などさまざまな問題について話し合ったとしたうえで、ロシアの食料や肥料の輸出には障壁があると語り、「年内には世界の食糧が不足するリスクがある」との見通しを示した。

2人は戦争捕虜についても協議した。グテーレス事務総長によると、プーチン大統領は、先月ウクライナ東部のロシア占領地で捕虜収容所が攻撃された事件をめぐり、事実確認を行っている調査団に関してロシア側の障壁はないと語ったという。

グテーレス事務総長は、ウクライナの原子力発電所についてもプーチン大統領と話し合ったことを明らかにした。

169 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 11:07:55.44 .net
プーチン大統領、ウクライナ侵攻への中国の「疑問と懸念」認める

9/16(金) 6:50配信

中国の習近平(シーチンピン)国家主席とロシアのプーチン大統領は15日、上海協力機構(SCO)のサミットを前に開催地のウズベキスタンで会談した。プーチン氏はウクライナでの戦争に対する中国の「バランスのとれた立場」を称賛したものの、ロシアの侵攻に対して中国が「疑問と懸念」を持っていることを認めた。両者の間に見解の相違があることを暗に認めたものとみられる。



両氏が直接会談するのは侵攻以来初めて。現在、ロシア軍がウクライナで大きな後退を余儀なくされており、ロシアが1週間で失った領土は5カ月かけて占領した領土よりも多い。

中国はこれまでロシアのウクライナに対するいわれのない攻撃を明確に非難することを拒否してきた。一方でロシアへの経済支援を強化し、西側の制裁の中でロシアの経済に利益をもたらし、二国間貿易を過去最高水準に押し上げた。

「ウクライナ危機に関する中国の友人たちのバランスのとれた立場を高く評価する。この点に関するあなた方の疑問や懸念は理解している」とプーチン氏は会談の冒頭で述べた。

中国外交部が発表した会談の要旨によると、習氏は中国が「ロシアと協力して互いの核心的利益に関わる問題で強力な相互支援を行い」、「変化と無秩序の世界に安定と前向きなエネルギーを注入する上で主導的な役割を果たす」と述べた。

習氏はまた「ロシアが『一つの中国』原則を守り、台湾が中国の一部であることを強調した」ことに謝意を示した。

プーチン氏と習氏は近年、西側との対立の激化と強い個人的な絆により緊密なパートナーとなっている。

ロシア国防省によると、力と結束を象徴するように、ロシアと中国の海軍は首脳会談のわずか数時間前に太平洋で合同パトロールと演習を行ったという。

170 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 11:09:27.05 .net
国連総長、収容所爆発で調査団準備 プーチン氏は関与否定か

9/15(木) 6:35配信

 ロシアのプーチン大統領は14日、グテレス国連事務総長と電話会談し、ウクライナ東部ドネツク州の親ロシア派支配地域で7月下旬に起きたウクライナ兵捕虜収容所の爆発事件について協議した。

 大統領府によると、グテレス氏は「客観的で独立した調査のため、国連の専門家を派遣する準備を鋭意進めている」と説明。一方、ロシア側の発表は「ウクライナ軍の攻撃」と表現しており、プーチン氏は関与を否定したもようだ。

171 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 11:13:47.77 .net
ロシア軍からの砲撃、一部地域で大きく減少 ウクライナ軍

9/15(木) 12:31配信

ウクライナ軍は15日までに、ハルキウ州で反転攻勢を成功させて以降、同州でのロシア軍による砲撃が大きく減少していると明らかにした。



しかし、ウクライナ軍参謀本部によれば、ドネツク州での砲撃は続いており、特にバフムートやアウディーイウカではそうだという。参謀本部はまた、ドネツク州の複数の方面で、ロシア軍による進攻を食い止めたと述べた。

ザポリージャ州の集落に対しても砲撃が行われているという。ウクライナ軍はミコライウやヘルソン方面へ向けて領土の奪還を目指しているが、ロシア軍の抵抗に直面している。

ウクライナ軍によれば、ロシア軍は地対空ミサイル「S300」について、占領地の後方、さらにロシアの領土へと撤収させようとしている。

ウクライナが米国製の高速対レーダーミサイル「HARM」を獲得して以来、ロシア軍の防空システムは、より損傷を受けやすい状況となっている。

参謀本部によれば、ウクライナ空軍が11度の空爆を実施した。ウクライナ軍のミサイル部隊も、ヘルソン州を含めて、ロシア軍の人員や装備が集中している地域に対して攻撃を行っているという。

それでも、ロシア軍の巡航ミサイルによる攻撃は続いている。

ティモシェンコ大統領府副長官によれば、14日にはクリビーリフ市を狙って8発の巡航ミサイルが発射された。民間の主要なインフラを狙ったものだったが、民間人に犠牲者はないという。

172 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 11:14:26.34 .net
ロシア軍増強のための国家総動員、政府は検討せず 大統領報道官

9/14(水) 9:36配信

ロシアによるウクライナ侵攻でロシア軍の増強には全国的な動員が必要との見方が議員から上がるなか、ペスコフ大統領報道官は13日、政府は国民の動員について検討していないと述べた。

地元メディアの報道によれば、与党・統一ロシアの議員が「経済も含めて、総動員が行われなければ、戦時編成が行われなければ、我々は適切な結果を達成できない」と語った。

しかし、ペスコフ氏は13日、記者団に対し、「今のところ、そうした議論は行われていない」と述べた。

ペスコフ氏は、人気のあるロシア人のブロガーやコメンテーターから最近のウクライナでのロシア軍の状況に対して批判が出ていることについて質問されると、「多元主義」を示しているとの見方を示した。ペスコフ氏は、ロシアの人々はプーチン大統領とその決断を支持しているとしながらも、批判的な意見を表明する場合には「微妙な境界線」があると言い添えた。

ペスコフ氏は、批判的な意見であっても法律の枠内にある場合には多元主義といえるが、そこには微妙な境界線があり、その点については注意を払うべきだとしている。

173 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 11:15:05.94 .net
ウクライナでの後退、ロシア国内でも議論に 批判の矛先は国防省

9/15(木) 10:41配信

ロシア軍がウクライナ・ハルキウ州で後退したことを受けて、ロシア国内では珍しく、コメンテーターや政治家が議論し、公の場で批判の声が上がっている。ただ、批判の矛先は主に国防省だ。



ロシアがウクライナで行っている「特別軍事作戦」に関する公の場での批判は、これまで起きたロシア軍の撤退とは対照的だ。例えば、ロシア軍の黒海のスネーク島からの撤退は善意の印とされていた。

コメンテーターは、国防省が週末に発表した軍のハルキウ州からドンバス地方への軍の「再移動」という説明を受け入れていない。

ロシア政府の民族融和に関する評議会のメンバーの1人は、ウクライナ軍の攻撃が差し迫っているとの情報を無視した軍当局者に責任を取らせるべきだと指摘した。

同メンバーは国営メディアで「2カ月前からウクライナ軍と軍事物資が当該の地域に集まっていた。全てテレグラムに書かれていた」と指摘した。

同メンバーは「限定的な動員」を呼びかけたほか、ウクライナでの後退について「戦術的な敗北」と述べた。

国民の動員に関する議論と、特別軍事作戦を「戦争」と呼ぶことの議論も議会で始まりつつある。

共産党のジュガーノフ委員長は「特別軍事作戦と戦争と何が違うのか。軍事作戦はいつでも止められる。戦争は止められない。勝利か敗北かで終結する」と述べ、戦争が起こっているとの見方を示した。

ペスコフ大統領報道官は先に、政府は国民の総動員について検討していないと述べていた。

174 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 11:15:56.67 .net
ウクライナ軍、領土8000平方キロを解放 ゼレンスキー氏

9/14(水) 18:38配信

ウクライナのゼレンスキー大統領は13日の演説で、ウクライナ軍が今月に入り解放した土地は約8000平方キロに上ると明らかにした。約半分の地域では依然として「安定化」の措置が進められているという。



ゼレンスキー氏は演説で、「占領者や破壊工作集団の残党を見つけ、協力者を拘束している。完全な治安が回復されつつある」と説明。解放した領土に普通の暮らしが戻ることが非常に重要との認識を示した。

ゼレンスキー氏は前日の声明で、9月初旬以降にウクライナ軍が奪還した土地の大半は北東部や南部に集中していると述べていた。

ゼレンスキー氏は今回、最近奪還した土地に住む全てのウクライナ人に年金の支払いを直ちに再開すると約束した。

北東部ハルキウ州のバラクリアなどでは、占領で未払いとなっていた5カ月分の年金を一括で支払う作業が既に始まったとし、ウクライナは常に国民への社会的義務を果たすと表明した。

175 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 11:16:55.38 .net
ロシア、外国政党・候補者に巨額献金 米情報機関が分析

9/14(水) 4:42配信

 ロシアが2014年以降、外国で影響力を得るために20か国以上の政党や選挙の候補者に少なくとも3億ドル(約430億円)を極秘で献金していたとする米情報機関の分析結果が13日、機密解除に伴い公表された。



 米政府高官によると、この額は「最低限の数字」であり、発覚していない献金事例もあるとみられる。標的となった国は今も機密扱いとされているが、特に甚大な事例の一つとして、あるアジアの国のロシア大使が大統領候補に数百万ドル(数億円)を提供していたことが挙げられた。

 ジョー・バイデン(Joe Biden)政権は、2月24日のウクライナ侵攻開始を受け、ロシアによる献金状況を分析するよう指示。政府高官によると、米国は100か国以上の政府にこの調査結果を共有している。

 今回の分析対象には米政界は含まれていないが、米情報機関は以前、ロシアが2016年の米大統領選挙にソーシャルメディア上の情報操作などを通じて介入し、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領を支援したとの分析結果を公表していた。

176 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 11:17:29.12 .net
ロシア地方議会でプーチン大統領への「批判」表面化 モスクワや故郷サンクトペテルブルクでも

9/13(火) 12:32配信

ロシア軍がウクライナ北東部ハルキウ州の要衝の街から事実上の撤退を余儀なくされる中、ロシアの地方議会では、プーチン大統領を批判する声が表面化してきています。



ハルキウ州・親ロシア派幹部「(ウクライナ側は)ロシア軍をおよそ8倍上回る勢力だった。ロシアは兵士を守るために撤退し、再編成を決定したと思う」

ロシア軍は、ハルキウ州の要衝イジューム周辺からの事実上の撤退を表明しました。ウクライナ側もイジュームのほか南部では過去2週間でおよそ500平方キロメートルを奪還したとしています。

ウクライナが攻勢を強める中、プーチン大統領に忠誠を誓うチェチェン共和国のカディロフ首長は11日、作戦に「間違いがあった」とロシア軍を批判しました。

また、ロシア国内でもプーチン大統領を批判する声があがりはじめています。モスクワの区議グループは、ウクライナ侵攻の責任を問いプーチン大統領の辞任を求める要望書を公表しました。プーチン大統領の故郷サンクトペテルブルクでも議員グループが「プーチン氏の行動は、ロシアの安全保障を脅かしている」として辞任を求める要望書を公表しています。

177 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 11:18:21.61 .net
ロシア軍、クリミア半島に移動の兆候 ウクライナ軍が指摘

9/15(木) 12:49配信

ウクライナ軍は14日、ロシア軍がウクライナ南部の一部地域からロシアの実効支配下にあるクリミア半島に移動している兆候が見られると明らかにした。



ウクライナ軍南部作戦管区の報道官は会見で、「我々は占領者がクリミアに逃げて再編を図っているのを目にしており、そう理解している」と説明。軍の装備品が集まれば大きな攻撃目標になるため、今より対応は簡単になると指摘した。

これに先立ち、ウクライナ南部ザポリージャ州メリトポリのフェドロフ市長は13日、ヘルソンからクリミアに入るチョンガルの検問所ではすでに軍装備品の列が確認されていると主張していた。

フェドロフ氏によると、ロシア兵は盗品をザポリージャ州からクリミアに運ぶため、車庫に侵入して民間人の車を盗んでいるという。

CNNはフェドロフ氏の主張や、ロシア軍がチョンガルを通って脱出しているとの情報について独自に検証できていない。SNSではそうした動きを捉えた動画は公開されていない。

親ロシア派の当局者は、ここ数日の間に南部でウクライナの進軍は起きていないと主張。ロシア国防省は14日、南部で攻撃を試みたウクライナ軍が甚大な損失を被ったと述べた。

178 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 11:18:59.03 .net
ロシア軍車両を待ち伏せ攻撃 ウクライナ軍特殊作戦部隊

9/13(火) 11:32配信

キーウ、ウクライナ、9月13日(AP)― ウクライナ特殊作戦軍は9月12日、特殊部隊がロシア軍車両を待ち伏せ攻撃する映像を公開した。

 同作戦軍によると、部隊は偵察活動中にロシア軍車両に遭遇。急きょ待ち伏せ攻撃を敢行したところ成功したという。

 車両にはロシア兵2人が乗っていたが、この攻撃で殺害され、特殊部隊は武器や無線機、ロシア軍の腕章とスティッカーなどを押収した。

179 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 11:19:26.72 .net
「ネズミみたいに逃げた」 ウクライナ空挺隊が映像公開

9/14(水) 13:43配信

 ウクライナ陸軍第25独立シチェスラフ空挺旅団は9月13日、ロシア軍から奪還した同国北東部のハルキウ州で撮影した映像を公開した。

 映像の中で、ウクライナ軍空挺隊員は「ロシア軍は戦車から友軍兵士まで置き去りにして退却した」と語った。「逃げるために、(足手まといになる)負傷した友軍兵士を撃つこともあった」という。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は12日、数週間でルクセンブルクの2倍以上の広さに相当する6000平方キロメートル以上を奪還したと発表した。
 一方のロシアは、ハルキウ州から部隊を撤退させたことを認めている。

180 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 11:20:20.66 .net
ウクライナ軍、南部の州都ヘルソン近くの集落奪還…南部でも反転攻勢が進展か

9/15(木) 18:48配信

 ウクライナ南部ヘルソン州議会の議長は14日、ウクライナ軍が州都ヘルソンから約20キロ・メートル北西の集落を露軍から奪還したと明らかにした。ウクライナ軍の南部での反転攻勢が進展している可能性がある。

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は15日未明のビデオ演説で、東部ハルキウ州で約400の集落を奪還し約15万人を解放したと宣言した。

軍用車両の上に立つウクライナの兵士ら

 ウクライナ軍がヘルソン州で奪還した集落は、交通の拠点だ。ウクライナ軍はヘルソン州の奪還に向け、ヘルソンがあるドニプロ川西岸の遮断を狙う。米国が供与した高機動ロケット砲システム(HIMARS)を駆使し、露軍の補給路や弾薬庫を集中的に攻撃してきた。

 ウクライナの国防次官は14日、ハルキウ州で6日以降に約8500平方キロ・メートルを露軍から奪還したと説明した。ハルキウ州知事によると、露軍占領地域は州全体の約6%に減少した。ウクライナ軍は、南部の反攻を本格化させるタイミングととらえている模様だ。

 ウクライナ大統領府副長官によると露軍は14日、ヘルソン州に近い南部クリビー・リフに巡航ミサイル8発を撃ち込み、ダムを破壊した。インフレツ川の水位が急上昇しており、住宅の浸水被害が伝えられている。

 露軍は、発電所など市民生活に直結する重要施設への攻撃を強化しているが、米政策研究機関「戦争研究所」は、露軍が、インフレツ川の下流にあるウクライナ軍の浮橋を使用不能にして反攻を妨害しようとした可能性を指摘した。

181 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 11:22:56.14 .net
ウクライナの反撃が強まる中、ロシア空軍は「身動き取れない」

9/16(金) 7:00配信

ロシアが侵攻しているウクライナで、ウクライナ軍は東部と南部で反撃に転じ、広い高速道路や広々とした野原を進み続けている。

ウクライナ軍は白昼堂々、身を隠すものはない野外にいる。ロシア空軍の数百機もの最新鋭の戦闘爆撃機にとっては格好の標的のはずだ。

しかしロシア空軍は「行方不明」だ。8月30日に南部で、その8日後に東部で始まったウクライナの反攻を阻止しようとする動きはない。

ロシア軍機の不在を説明するのは簡単だ。ロシアの昔ながらの空中戦の戦法は急速に変化する戦況についていくことができない。そしてウクライナ軍と空軍は悪条件を克服し、前線の上空で堅牢な防御を展開し続けている。

地上の混乱とウクライナ軍のミサイルや銃に当惑し、ロシア空軍のパイロットは現在ほぼ作戦に従事していない。

ウクライナ軍の旅団はロシアに占領されているヘルソンに向けて南下し、ハリコフ州を東進しているが、本来ならロシア軍のカモにされるはずだった。南方戦線は樹木のない広い野原と渡るのが困難な多数の河川があり、敵の戦車を狙う戦闘機のパイロットにとっては好都合だ。

一方、東部戦線はところどころにうっそうとした森林があり、このため機動部隊が速く移動するには道路を選ばざるを得ない。しかし隠れ場所のない道路では部隊は空からの待ち伏せ攻撃に遭う危険がある。

つまり、ロシア空軍とロシア海軍の航空部隊は、ウクライナ軍の旅団や大隊が車両を重点的に配備し、慎重に前進するという反抗の最初の数時間という最も重要な瞬間に攻撃するチャンスがあった。

しかしロシア軍は攻撃しなかった。

ロシア軍にとって不幸な真実は、敵が移動しているときに地上部隊を緊密に支援することをロシア空軍の戦法が妨げていることだ。というのも、ロシア空軍は多くの西側諸国が考えているような「空軍」ではないからだ。

むしろ、ロシア空軍は空挺の砲兵だ。パイロットは往々にして地上の司令官から与えられた、古い情報に基づいている座標を目視外で爆撃する。空軍は敵の地上部隊をリアルタイム追跡していない。パイロットが自分の判断で敵を攻撃する自由はない。

ウクライナの進軍が続く限り(はっきりいうと8月下旬から動きが速くなっている)、ロシア空軍に狙いを定めさせることなく攻撃を避けることができるはずだ。

182 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 11:24:02.73 .net
 

つづき


あと数カ月で冬が訪れ、前線地帯が凍結する可能性もある

この10日間であった何回かのロシア軍の出撃で、パイロットはウクライナの強固な防空に直面した。ウクライナ政府は8月29日から9月12日の間に自国軍がロシア軍機9機を撃墜したと主張している。独立アナリストがソーシャルメディアから写真やビデオを探し出し、攻撃機の「Su-25」と「Su-3」各2機、そして1機の「Su-30」を含む少なくとも5機の撃墜を確認した。

ウクライナ側がどのようにロシア軍機を撃墜したかは不明だが、英エコノミスト誌はドイツ製のゲパルト対空戦車(自走式対空砲)を挙げるウクライナの情報筋の見方を紹介した。ドイツ政府はウクライナにこの古い型の戦車20両を提供している。

ゲパルトはレオパルド戦車の車体に軽装甲の砲塔を組み合わせたもので、機動性と防御力に優れている。エリコン機関砲を2門搭載し、1分間に550発の弾丸を発射して3マイル(約4.8キロメートル)先まで飛ばす。乗員3人は砲塔に取り付けられたレンジ9マイル(約14.5キロメートル)のレーダーで合図を受ける。

防空システムである長距離「S-300」、中距離「ブーク」、短距離「ストレラ」、そして携行型ミサイルなどと組み合わさったウクライナ軍のゲパルトは、ロシア空軍の標的リストのトップにくるはずだ。ウクライナ軍の防空を抑え、標的を定めるサイクルを迅速化できればロシア空軍は再び存在意義を打ち出せる。

しかし、ロシアがウクライナに侵攻してから200日が経過したが、ロシア空軍はいまだにウクライナの防空網を見つけて追跡し、攻撃するための協調的な取り組みを行っていない。

ウクライナ空軍のSEAD(敵防空網制圧)作戦とは対照的だ。ウクライナの戦闘機「MiG-29」と「Su-27」は米国製の対レーダーミサイルを発射してロシアの防空システムをいくつか破壊して防空網を抑圧し、レーダーをオフにするようロシア軍を脅かしている。

これが、ウクライナ近くの基地にジェット機300機を抱え、ウクライナ軍よりもはるかに大規模なロシア空軍が稼働していないところで、生き残ったジェット機は100機ほどのウクライナ空軍が活発な理由の1つだ。現在続いている反撃の写真やビデオには、急速に動いている前線の近くで近接航空支援任務を行うウクライナ軍の飛行機が写っている。

あと数カ月で冬が訪れ、前線地帯が凍結する可能性もある。そうなれば、ロシアの指揮官は時代遅れの戦法が再び役立つことに気づくかもしれない。

しかし、その時までにはウクライナの防空はさらに危険なものになっているだろう。米国とドイツはウクライナに新型の優れた地対空ミサイルを提供すると約束しており、まもなく到着するはずだ。

183 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 11:25:31.64 .net
中ロ、多極主義で米に対抗 ウクライナめぐり距離も

9/16(金) 7:07配信

 ロシアのウクライナ侵攻後初となる15日の中ロ首脳会談で、双方の思惑は重なった。

 先進7カ国(G7)の包囲網の中、上海協力機構(SCO)にインドも巻き込んで、複数の国が力を持つ多極主義を標ぼう。11月のインドネシアでの20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の主導権をめぐって米国に対抗する戦略で一致する。

 ◇あいまいな態度

 中国の習近平国家主席は、米国との長期対立を見据え、西側諸国が形成した国際秩序の再編を目指す。新型コロナウイルス感染拡大後の最初の外遊に、中ロ主導のSCO首脳会議を選んだのはそのため。共産党総書記として3期目入りが確実視される10月の党大会を前に、中ロ連携を今後も重視する外交方針を内外に示した形だ。

 中国外交担当トップの楊潔※(※竹カンムリに褫のツクリ)共産党政治局員は12日、退任を控えたロシアの駐中国大使に「中国はロシアと共に、国際秩序を一層公正で合理的な方向へ発展させたい」と呼び掛けた。

 習氏は14日、カザフスタンを訪れてトカエフ大統領と会談。この中でも「双方は真の多国間主義を実践し、一層公正で合理的な国際統治システムの構築に貢献しなければならない」と米主導の国際秩序に異を唱えた。

 ただ、中国は侵攻を続けるロシアを非難しない一方、明確な肩入れも避けている。ウクライナの領土一体性を訴えつつ、北大西洋条約機構(NATO)拡大に反対するあいまいな態度を堅持。共産党機関紙・人民日報系の環球時報は14日の社説で、侵攻をめぐり中国がロシア側に立ったことは「これまでにない」と距離を置いた。

 ◇仲介期待せず
 ロシアのプーチン大統領は、侵攻から半年を迎えて外交攻勢をスタート。SCO首脳会議を皮切りに、10月にはカザフでやはり中ロ主導のアジア相互協力信頼醸成会議(CICA)首脳会議などに参加する。

 多極主義を強調し、ロシアが「孤立していない」ことを誇示する狙いだが、別の理由も透けて見える。北東部ハリコフ州でウクライナ軍の反転攻勢によってロシア軍が撤退を余儀なくされ、独立系メディアは「侵攻開始後で最大の敗北」と深刻視している。停戦交渉は頓挫しており、仮に再開するにも仲介国が必要となる。

 2014年からの東部ドンバス地方の紛争でミンスク合意を後押しした独仏両国は、ロシアに制裁を科しており「中立」とは言えない。そのためプーチン氏は、穀物輸出を含めて仲介に乗り出すトルコに頼り、エルドアン大統領と16日に会談する。

 一方、中国については、ウクライナ問題で「バランスのある対応」(ロシア高官)を取っていると評価。プーチン氏は「対米共闘」を演出できれば十分と考えている可能性がある。制裁下の経済を支える盟友には、仲介者の役割まで期待していないもようだ。

184 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 11:26:26.88 .net
旧ソビエト・アルメニアの高官、アゼルバイジャン側と「停戦合意に達した」 これまでに兵士155人が死亡 タス通信

9/15(木) 14:48配信

 旧ソビエトのアルメニアとアゼルバイジャンの武力衝突が激化していたが、アルメニアの高官が、アゼルバイジャン側と「停戦合意に達した」と明らかにした。

 アルメニアは、アゼルバイジャンが12日夜から国境周辺の都市を迫撃砲や無人機などで攻撃したと主張し、14日までに兵士105人が死亡したと発表していた。

 一方、アゼルバイジャンは50人の兵士が死亡したとしている。

 ロシアのタス通信によると、この武力衝突について、アルメニアの高官が「国際社会の関与のお陰で停戦合意に達した」と明らかにしたことがわかった。

 アルメニアとアゼルバイジャンは、ナゴルノカラバフ地域の領有権を巡って、ソ連時代から対立しており、2020年には大規模な軍事衝突が勃発していた。

185 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 11:27:02.42 .net
ロシアと中国が「合同パトロール」 去年10月に続き2回目 関係強化をアピールか

9/15(木) 19:30配信

ロシア国防省は、ロシアと中国の海軍が太平洋で「合同パトロール」を行っていると発表しました。両国の合同パトロールは去年10月以来2度目です。

ロシア国防省は15日、ロシアと中国の海軍が太平洋で「合同パトロール」を実施していると発表しました。

目的については「両国海軍の協力を強化し、アジア太平洋地域の平和と安定を維持し、海洋経済活動施設を保護すること」と説明しています。

ロシアと中国の海軍が太平洋で合同演習を行うのは、去年10月に続き2度目で、前回は津軽海峡を通過し太平洋を南下するという、日本をほぼ一周する形で行われました。

その後、去年11月には両国の国防相が軍の協力関係を強化することで一致したほか、今年5月には中ロの爆撃機が共同パトロールを行うなど、ロシアと中国が軍事的に共同歩調をとる場面が目立っています。

今回のパトロールは中ロ首脳会談がウズベキスタンで開かれるのを前に、関係強化をアピールする狙いがあるとみられます。

186 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 11:30:01.75 .net
プーチン大統領の解任要望書を公表…ロシア主要都市でも政権批判強まる 変動への予兆か

9/14(水) 16:50配信

ウクライナ軍がロシアに占領された地域を次々と奪還する中、特別軍事作戦と称して侵攻を続けるプーチン大統領に主要都市からも批判が出ています。

プーチン大統領のお膝元であるサンクトペテルブルクの地方議員の一部は、先週ウクライナ侵攻でのロシア軍の損失やNATOの拡大などを理由に、プーチン大統領が国家反逆罪にあたるとし解任を求める要望書を公表。ロシアの裁判所は13日、議会解散につながるとの見方を示しました。

政権批判は取り締まりの対象になるため、こうした動きは異例とも言えますが、8日にはモスクワでも一部の区議のグループが大統領の辞任を求める要望書をまとめていました。

現在、ウクライナ軍は急速に領土の奪還を進め、北東部ハルキウ州においてはロシアが事実上の撤退を表明。こうした中、プーチン大統領に忠誠を誓っているとされ自身の部隊も侵攻に参加しているチェチェンのカディロフ首長は、作戦について「間違いがあった」と批判。プーチン大統領を支える勢力がこれまでと違う流れを可視化しています。

187 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 11:30:39.75 .net
チェチェン・カディロフ首長 侵攻めぐり ロシアの各首長に『自主動員』呼びかけ

9/15(木) 22:56配信

 ウクライナ侵攻でロシア側を支持するチェチェン共和国のカディロフ首長が、ロシア国内の各首長に戦闘への「自己動員」を呼び掛けました。

 ウクライナ軍が反転攻勢を強めるなか、カディロフ首長は15日、自身のSNSで「クレムリン(=ロシア政府)の戒厳令を待つ必要はない」として、各地域の首長が自主的にウクライナの戦場に向け、動員を行うよう呼び掛けました。

 カディロフ氏は、各地域にはそれぞれ少なくとも1000人の志願兵を準備し、訓練、配置する能力があるなどと主張しています。

 一方、ロシア国内では軍の兵力不足は深刻化しているとみられています。

 ウクライナ北東部・ハルキウでのロシア軍の撤退を機に、与党「統一ロシア」から本格的な動員を求める声が上がっています。

 ただ、世論の反発は必至でプーチン政権は動員を実行できないままでいます。

 兵士の動員を巡っては、プーチン氏に近い民間軍事会社「ワグネル」の経営に関わっているとされるオリガルヒのエブゲーニー・プリゴジン氏がロシアの刑務所で受刑者に志願を促す動画がSNS上で拡散しています。

 調査報道サイト「インサイダー」はその後、この刑務所からおよそ150人の受刑者がウクライナの戦場に派遣されたと報じています。

 プリゴジン氏が経営するケータリング会社は映像について、「本人に非常に似ている」とコメントしています。

188 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 11:32:42.43 .net
領土奪還に沸くウクライナ、秀逸動画でロシアを嘲笑う

9/13(火) 18:59配信

<芸術的才能かユーモアか、ロシアの占領軍を追い払ったウクライナ発の動画が光る>


ツイッターに投稿されたある動画が、ソーシャルメディア上で拡散している。ウクライナ領土に駐留していたロシア軍兵士たちの撤退をからかったものだ。



ウクライナを占領していたロシア兵の敗走するさまが、SNSの格好のネタになっている。兵器や戦争に関するニュースサイト「カリバー・オブスキュラ」がツイートした動画は、「ロシア軍の『T-72』戦車に乗る兵士たちが、ウクライナ軍から逃れようとして次々に飛び降りたあげく、最後はT-72が木に衝突するという驚くべき動画」。


真っ直ぐな道を走る戦車から、ロシア兵たちが次々と飛び降りる。操縦する人間がいなくなると、戦車はしばし自走した後、立ち木に衝突する。

<動画を見る>

9月9日に投稿されたこの動画は、既に130万回以上再生されている。

この動画が投稿されたのは、ウクライナ軍が同国第2の都市ハルキウ周辺の地域を奪還するため、予想外の反転攻勢に出た時期だ。ウクライナ軍はその数日でさらに、イジュームやクピャンスクといった主要都市の奪還にも成功し、ロシア軍は撤退を余儀なくされている。

ウクライナ国防省も9月1日、ツイッターの公式アカウント、ウクライナ軍の猛攻を前にして撤退するロシア軍兵士たちをからかう動画を掲載した。ヘルソン州から出ていかなければ、死に直面すると警告している。

この動画の背景に流れる曲は、第二次大戦が始まった1939年にロンドンで人気になった名曲「ラン・ラビット・ラン(ウサギよ、走れ)」。ロシア軍兵士たちがミサイルや銃、スナイパーに狙われているように見える映像が流れる。ロシア軍兵士を皮肉たっぷりに「お客様」と呼び、逃げろ、さもなくば死ね、と警告する。

189 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 11:34:02.96 .net
プーチン氏解任要求のロシア地方議会解散も、裁判所が無効判断

9/14(水) 10:32配信

ロシアによるウクライナ侵攻を巡りサンクトペテルブルクの地方議員グループがプーチン大統領の解任を要求し、議会が解散される可能性が浮上している。

ニキータ・ユフェレフ議員によると、ロシアの裁判所は13日、一連の議会会合を無効と判断し、自治体首長による議会解散につながるとの見方を示した。

またドミトリー・パリュガ議員は、プーチン氏解任要求で当局の信用を失墜させたとして、裁判所から4万7000ルーブル(780ドル)の罰金を科されたという。裁判所からコメントは得られていない。

サンクトペテルブルクのスモルニンスコエ地区議会では先週、議員グループがウクライナでの軍事的損失や西側の制裁による経済への打撃などの理由を挙げ、プーチン氏に対する国家反逆罪での告発と解任を下院に求めていた。

12日に公表されたプーチン辞任を求める請願書には、サンクトペテルブルクやモスクワなどの地方議員65人が署名したという。

190 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 11:34:57.57 .net
ロシアが民間施設攻撃強化か、政府内に衝撃と挫折感-関係者

9/15(木) 3:19配信

ウクライナの電撃的な反攻で自尊心を傷付けられたロシアのプーチン大統領は、戦況の反転を目指す中で取り得る選択肢が狭まりつつある。

ウクライナ北東部ハルキウ州からの突然の撤退は、ロシアの愛国的ブロガーの批判を招き、それが主流派の政治家にも広がった。だがロシア軍は依然としてウクライナのドンバス地方で重要拠点を確保しており、南部のヘルソン周辺地域で激しい戦いを続けている。ウクライナがクリミアとロシア本土を結ぶ補給路の遮断に成功する場合、クリミアを守るためロシアが軍の再配置に動く兆しも見られる。

事情に詳しい関係者によると、ロシア大統領府内では戦況の劇的な変化に衝撃を受け、挫折感がますます支配的となり、戦闘を激化させ、戦線から遠く離れたウクライナ領のインフラに対する攻撃を強めることへの決意が膨らんでいるという。関係者は部外秘の話だとして匿名で語った。

ロシアは公には民間施設を標的にしていることを否定している。民間施設への攻撃は国際法違反となる。

だが、ロシアはウクライナの発電所を攻撃し、11日には広範な地域で停電を発生させた。ウクライナ政府は14日、ロシアが巡航ミサイル「カリブル」を搭載した艦船や潜水艦の数を黒海で増やしていると主張。ただ、今のところ攻撃が増大したとの報告はない。

191 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ウクライナのトップバレエダンサー、ロシア軍と戦いで死亡「永遠に記憶に残るアーティスト」

9/15(木) 17:50配信

ウクライナのトップバレーダンサーで、自ら志願して戦闘に参加していたオレクサンダー・シャポヴァル氏が9月12日、ロシア軍との戦いで死亡した。



シャポヴァル氏が所属していたウクライナ国立オペラが13日に同氏の死亡を発表。「言葉で表現できないほど悲しい」とコメントした。

キーウ・インディペンデントによると、シャポヴァル氏は激しい戦闘が行われているウクライナ東部ドネツィク州で、ロシア軍の迫撃砲攻撃を受けて亡くなった。

シャポヴァル氏は48歳。長年ウクライナ国立オペラでプリンシパル・ダンサーを務め、近年は首都キーウのバレエ学校で教えていた。

また、パフォーミングアーツの世界に残した功績から、ウクライナの名誉アーティストに選ばれていた。

ウクライナ国立オペラは、シャポヴァル氏を「永遠に記憶に残るアーティストで勇敢な戦士、そして美しく誠実な人物」と称えている。

ウクライナ国立オペラによると、シャポヴァル氏はロシアがウクライナに侵攻を開始した直後に、自国の領土を守るために志願して戦闘に参加。

キーウの左岸地域で戦い、手榴弾の使い方を学んだ。その後所属する部隊が最も戦闘の激しい地域に移動になり、そこで死亡した。

戦闘で犠牲になったバレエダンサーはシャポヴァル氏だけではない。

3月には、ウクライナ国立オペラに所属していたアルテム・ダシシン氏がロシア軍の攻撃で亡くなった。また俳優でウクライナで最も栄誉あるパフォーミングアーツ賞を受賞したオクサナ・シュヴィッツ氏も、3月に爆撃の犠牲になった。

192 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ロシア軍、東部で砲撃減少 ハリコフ知事「占領地域6%に」

9/15(木) 21:18配信

 米シンクタンクの戦争研究所は14日、ウクライナ東部ハリコフ州での同軍の反撃はロシア軍の戦力を低下させ、州都ハリコフに対するロシア軍の砲撃の激しさが著しく減少したとの分析を示した。ハリコフ州のシネグボフ知事は14日、州内でロシア軍に占領されている地域は32%から6%に減少したとゼレンスキー大統領に報告した。

 戦争研究所によると、ロシア軍は東部で前進するウクライナ軍の砲撃から守るために防空システムを前線から引き離さざるを得なくなっている。地対空ミサイルシステムS300などを搭載した輸送部隊がロシア国境の方向に移動したという。

193 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ロシア軍からの砲撃、一部地域で大きく減少 ウクライナ軍

9/15(木) 12:31配信

ウクライナ軍は15日までに、ハルキウ州で反転攻勢を成功させて以降、同州でのロシア軍による砲撃が大きく減少していると明らかにした。



しかし、ウクライナ軍参謀本部によれば、ドネツク州での砲撃は続いており、特にバフムートやアウディーイウカではそうだという。参謀本部はまた、ドネツク州の複数の方面で、ロシア軍による進攻を食い止めたと述べた。

ザポリージャ州の集落に対しても砲撃が行われているという。ウクライナ軍はミコライウやヘルソン方面へ向けて領土の奪還を目指しているが、ロシア軍の抵抗に直面している。

ウクライナ軍によれば、ロシア軍は地対空ミサイル「S300」について、占領地の後方、さらにロシアの領土へと撤収させようとしている。

ウクライナが米国製の高速対レーダーミサイル「HARM」を獲得して以来、ロシア軍の防空システムは、より損傷を受けやすい状況となっている。

参謀本部によれば、ウクライナ空軍が11度の空爆を実施した。ウクライナ軍のミサイル部隊も、ヘルソン州を含めて、ロシア軍の人員や装備が集中している地域に対して攻撃を行っているという。

それでも、ロシア軍の巡航ミサイルによる攻撃は続いている。

ティモシェンコ大統領府副長官によれば、14日にはクリビーリフ市を狙って8発の巡航ミサイルが発射された。民間の主要なインフラを狙ったものだったが、民間人に犠牲者はないという。

194 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
一部のロシア兵、森に迷い込む ウクライナ奪還のハルキウ州

9/15(木) 19:15配信

ロシア軍の大規模な撤収が伝えられるウクライナ北東部ハルキウ州の行政当局者は15日までに、一部のロシア軍兵士が「森林の中に迷い込み」、放棄された大量の弾薬も処理されていないなど危険な状態に依然あるとして住民らに警戒を呼びかけた。



同州の要衝イジューム市の行政責任者であるステパン・マセルスキー氏はCNNの電話取材に、ロシア軍が残した多数の仕掛け爆弾や爆発物が残っており、非常に危険な事態にあると主張した。

マセルスキー氏は、ロシア軍兵士の一部はイジューム地区の森の中にまだ隠れ潜んでいるなどと指摘し、彼らを捕捉するための措置を講じているともした。

同州のロシア軍の重要な補給路で先週陥落したバラクリヤでは、13日に1人が地雷で死亡したとも報告。解放された領土は非常に広く、地雷除去などには時間がかかると述べた。ロシア軍の弾薬類が置き去りのままの場所は多くあるとも説明した。

ロシアの占領軍は、逃避した民家から全てを略奪したとも主張。地元住民による強奪の阻止にも努めているとし、解放された集落は即座に国家警察の監視下に置いたとした。

住民が自宅に戻る状況になるのにはまだ時間がかかるだろうとも述べた。

同氏は13日の時点で、イジューム周辺地区の大半の集落では給電や給水もないと説明。多くの地域社会ではガス供給の配管に深刻な損傷が出たため、ガス確保に大きな問題を抱えているとした。占領中には提供されていなかった医療サービスの再開もまだないとした。

195 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ウクライナ軍が反転攻勢で窮地のプーチン大統領 状況打開の“キーマン”と会談へ

9/15(木) 19:55配信

ウクライナ侵攻後、初となる対面での中ロ首脳会談がまもなく行われます。ロシアとの距離に揺れる中国の出方は。一方、反転攻勢を強めるウクライナから心配なニュースも入ってきています。

 その一報に、緊張が走りました。ウクライナメディアが、SNSに投稿した「事故現場」とされる映像。

 15日、ウクライナの大統領報道官が、「ゼレンスキー大統領が乗っていた車が首都キーウで乗用車と衝突する交通事故にあった」と明らかにしました。

 幸い、ゼレンスキー大統領に深刻なけがはなかったということです。

 この事故の前のこと、ゼレンスキー大統領の姿が要衝の街イジュームにありました。

 今年3月以降、ウクライナ北東部・ハルキウ州の多くがロシア軍に占領されてきましたが、今月に入り、ウクライナ軍が州のほとんどの地域を奪還。10日には、ロシア軍がイジュームからの撤退を表明し、数千人のロシア兵が退却しています。

 14日、急きょイジュームを訪問したゼレンスキー大統領。気さくに写真撮影に応じるなどウクライナの兵士らをねぎらい。

 ゼレンスキー大統領:「死者を追悼するために1分間黙祷(もくつ)しよう。亡くなった兵士らは私たちの土地を解放した本物のヒーローだ。自分の命という両親から与えられた最も価値あるものを差し出した」

 亡くなった人たちに、黙とうを捧げました。

 街を見たゼレンスキー大統領は、ウクライナ全土奪還に向け、決意を新たにしたようです。

 反転攻勢を強めるウクライナ軍。ハルキウのほか、黒海に面した南部・ヘルソン州の領土も一部奪還しています。

 一方のロシア、この状況に国内では公然とロシア軍に対する批判の声が上がり始めていますが。

 14日、ロシア産肥料の輸出再開を巡り、プーチン大統領と電話で会談したことを明かした国連のグテーレス事務総長。会談のなかでこう感じたそうです。

 国連・グテーレス事務総長:「ロシアが和平交渉に応じる可能性が近づいていると考えるのは甘いだろう」

 そのうえで、「停戦はプーチン大統領の視野にない」などと語っています。

 ドイツのショルツ首相も、13日にプーチン大統領と電話会談したことを明らかにしましたが、「プーチン大統領のウクライナ侵攻に対する姿勢に、変化の兆候は見られない」と述べました。

 ただ、劣勢が続くプーチン大統領に「焦り」はないのでしょうか。

196 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
 
つづき

 慶応義塾大学・廣瀬陽子教授:「焦りを見せてしまうと、国民にも、ロシアが負けているんじゃないか?という感覚が伝わってしまう。ロシアメディアも撤退ということは国民に伝えていない。あくまで“再編成”という言葉を使って(撤退を)国民に隠している。(プーチン氏としては)あくまで平静を保ちつつ、心の中では“どうやったら状況を改善できるのか”と、大きな焦りはあると思う」

 状況の打開をもくろむプーチン大統領。やはりこの人物が“カギ”を握りそうです。

 新型コロナ拡大後、初の外遊で中央アジア・ウズベキスタンに到着した、中国の習近平国家主席。この後、現地でプーチン大統領と会談する予定です。

 プーチン大統領は習主席に何を求めるのでしょうか。

 慶応義塾大学・廣瀬陽子教授:「中国としては、軍事的な協力というのは絶対にしないと思います」

 15日、ウズベキスタンに到着したプーチン大統領。15日から2日間にわたって開催されるのは「上海協力機構」の首脳会議です。中国、ロシア、インドなどの加盟国が政治・経済など様々な分野について協議し、協力関係を確認します。

 この会議に合わせ、プーチン大統領と習近平国家主席の直接会談が設定されたわけですが、ロシア側の狙いは。

 慶応義塾大学・廣瀬陽子教授:「まず中露が非常にいい関係であって、ロシアは常に中国のサポートを得ているのだと欧米に見せたい。情報戦の一種にもなってくると思うが、“ロシアは決して孤立していない”“困っていない”ということをいかにアピールするかの意味合いが非常に大きい。中国から見ると(ロシアとの会談は)“ついで”のわけですが、ロシアにとっては“渡りに船”のタイミングの会談といえる」

 廣瀬教授は、「劣勢が続くロシアとしては、是が非でもこのタイミングで中国のサポートを得たいはず」と指摘。ただ、求めるのは「あくまで“経済支援”ではないか」と分析します。

 慶応義塾大学・廣瀬陽子教授:「ロシアとしましては、中国との関係において、本当は武器の供与、武器でのサポートをしてほしい。しかし、中国は制裁を恐れているので、ロシアに兵器を売らないのは自明のこと。いくらプーチン大統領が習近平氏に言ったところで習近平氏の気持ちが変わることはほぼ想定できません。ロシアは世界から経済制裁にあって、経済的に厳しい局面にある。ロシアが今、一番売りたいのは石油と天然ガス。これが欧米の制裁にあって、欧米に売れない状況になっているので、中国になるべくたくさん資源を買ってもらいたい。(ロシアは)今、中国・インドなどにすがるしかない状況。そういう国により多く石油・天然ガスを買ってもらうことがヨーロッパへの圧力になる」

197 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ウクライナ軍 ハルキウ奪還で露呈したロシア軍の致命的欠陥 軍事専門家も驚き

9/16(金) 11:01配信

 奇襲攻撃は、なぜ成功したのか──? 日テレNEWSは9月13日、「ウクライナ軍『不意打ち』成功で――領土“東京の1・4倍”を電撃奪還 ハルキウで何が? 『ロシアの目標は風前の灯火』の見方も」との記事を配信した。担当記者が言う。



 ***

「9月11日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領(44)は、北東部ハルキウ州で軍が反転攻勢し、同州のイジュームなどロシア軍の拠点を奪還したと発表しました。更に12日、イギリスの国防省はロシア軍について『ウクライナ東部ハリコフ州のオスキル川以西の州全域から撤退を命じた可能性が高い』とも発表したのです」

 ウクライナ軍の戦果は、日本テレビによると《東京都の1・4倍ほどとされる広い範囲》だという。

 これほどの大戦果をあげた理由として、世界各国のメディアが「勝因は奇襲作戦の成功」と報じた。

「ウクライナ政府は『南部を奪還する』と公言し、実際に兵力を投入していました。ロシア軍が反撃のため南部に戦力を集中させた結果、北東部が手薄になったのです。その隙を突いて、ウクライナ軍が奇襲攻撃。これが大成功を収めた、というのが日本テレビなどの報道内容です」(同・記者)

 さる軍事ジャーナリストは「確かに奇襲だったのでしょう。現地の映像を見ると、ロシア軍が慌てふためいた様子が伝わってきます」と言う。

兵站の悪化
「ロシア軍が逃げた街には、戦車や装甲兵員輸送車が無傷のまま置き去りにされていました。CNNは『ロシア軍の兵士は軍服を捨て、私服で逃走した』とも報じています(註)。どうやらロシア軍の兵士は、『戦車や輸送車で退却したら、ウクライナ軍の追撃を受けてしまう』との恐怖心を持ったようです。そのため私服で“敵前逃亡”したのでしょう」

 敵前逃亡は、多くの軍隊で即決銃殺となる重罪だ。にもかかわらず、ウクライナ軍を迎え撃つ考えなど微塵もないのだから、ロシア軍における士気の低下は言わずもがなだ。背景には弾薬不足など兵站(へいたん)の悪化があるという。

「9月6日、アメリカ政府は『ロシアは不足した弾薬やロケット弾を補給するため、北朝鮮からの購入を試みている』と発表しました。経済制裁でロシア国内の生産力は落ち、ウクライナ軍はロシア軍の補給路を叩く作戦を続けています。古今東西、最前線の兵士は、補給状況に敏感です。弾薬や糧秣(りょうまつ)の不足を感じると、一気に士気は下がってしまいます」(同・軍事ジャーナリスト)

 もし補給された弾薬ケースにハングル文字が書かれていたら──最前線の兵士は、これだけで自軍の苦境を導き出すに違いない。

198 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
 
つづき

奇襲成功の謎

「北朝鮮の弾薬が補給されていたら、最前線の部隊は頭を抱えているかもしれません。2010年、朝鮮人民軍が韓国軍を砲撃するという『延坪島砲撃事件』が発生し、韓国は海兵隊員2人と民間人2人が死亡するなどの被害を受けました。その際、北朝鮮の弾薬は不発弾が相当な割合に達するなど、状態がひどいことが明らかになったのです」(同・軍事ジャーナリスト)

 同じことがウクライナでも起きている可能性がある。そもそもロシア軍も、朝鮮人民軍の砲弾に信頼を置いているとは考えにくい。

「もしウクライナの最前線に届いたのなら、試射を行っても不思議ではありません。その結果、延坪島砲撃事件と同じくらいの高率で不発弾があることが判明すると、部隊全体が不安に包まれるはずです。士気は更に低下することになるでしょう」(同・軍事ジャーナリスト)

 そもそもウクライナ軍の奇襲攻撃が成功するという時点で、ロシア軍の致命的な欠陥が浮き彫りになるという。

「偵察衛星や偵察機の発達により、『敵軍の動きを把握すること』と『自軍の動きが把握されていること』は、現代の戦争では前提条件となりました。1990年の湾岸戦争でアメリカ軍は、最前線で進軍する陸上部隊の同行取材を一部のメディアに許可し、戦況をリアルタイムで広報しました。『イラク軍も自分たちの動きを知っている』ことは当たり前だと考えていたからです」(同・軍事ジャーナリスト)


今後の戦局に影響

 ロシアも軍事大国である。宇宙に偵察衛星を飛ばし、空で偵察機も運用している。近年はドローンによる偵察にも力を入れている。

「ウクライナ軍は大規模な反攻作戦に乗り出したのですから、兵力も相当な規模でしょう。機械化部隊なのは当然で、先頭を戦車が進み、その後を装甲兵員輸送車が続いたはずです。小規模な決死隊ならいざしらず、多数の敵軍が攻めてくるのをロシア軍はキャッチできなかった。ただただ呆然とするばかりです」(同・軍事ジャーナリスト)

 兵站や偵察という要素も極めて大きいが、やはり結局は士気が最重要なのだろう。不退転の決意で反攻作戦に乗り出したウクライナ軍と、軍服を捨てて遁走したロシア軍との差はあまりに大きい。

「西側諸国が軍事支援を行っても、戦線が膠着していた時期もあり、“支援疲れ”が心配されていました。更に、冬の訪れが現実味を増し、ロシアがエネルギー供給を口実に圧力をかけ、一部の国が屈服するのではないかとも懸念されていました。それが今回の大勝利で、ウクライナ軍はもちろんのこと、支援を続けていた西側諸国も手応えを掴んだはずです。これは今後の戦局に大きな影響を与えるでしょう」(同・軍事ジャーナリスト)

199 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
 
つづき

ミッドウェイ作戦

 8月24日はウクライナの独立記念日だが、この日にゼレンスキー大統領は「ロシアから全土を取り戻す」と演説を行った。

 このためには南部と東部の二正面作戦が必要であり、軍事の専門家からは「現実的な戦略ではない」という指摘も少なくなかった。

「しかし今回、ウクライナ軍はまさに二正面作戦を敢行し、東部で大きな戦果を挙げました。南部でも前進を続けているとの報道もあります。いわば“有言実行”を果たしたわけで、西側諸国のウクライナ軍に対する評価も上がると考えられます」(同・軍事ジャーナリスト)

 一方のロシアは、このまま敗走が続くと、「開戦前の国境線」まで戻される可能性も出てきた。

「そもそもロシア軍はウクライナ全土を支配下に置くため、あの“特別軍事作戦”を実施したのです。ところが、キエフの攻略には失敗し、東部の占領地も失いつつあります。このまま敗北が続き、結局は開戦前の“国境線”に戻ったとなれば、徒労感は桁違いでしょう」

 ただでさえロシア軍は士気の低下に苦しんでいる。それに加えて「“特別軍事作戦”は全く意味がなかった」との事実を突きつけられたとしたら、どうなってしまうのか──。

「ウクライナ軍の戦果は、1942年に劣勢のアメリカ海軍が日本海軍を撃破して戦局を一気に転換した、『ミッドウェイ作戦』に匹敵する価値を持つ可能性も出てきました」(同・軍事ジャーナリスト)

200 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
プーチンの大誤算…頼みの中国・習近平も冷ややかで、「四面楚歌」に追い込まれた!

9/16(金) 7:02配信

 ウクライナが8月下旬から始めた反転攻勢で、ロシア軍を圧倒し、9月11日までに東部のハリコフ州のほぼ全域を奪還した。戦況はウクライナ優勢で動いていくのか。それとも、ロシアが形勢逆転を狙って、核や化学兵器に手を伸ばす可能性はないのだろうか。



 まず、8月下旬からの展開を振り返ろう。

 米国のジョー・バイデン政権は8月24日、29億8000万ドル(約4200億円)に上るウクライナへの追加軍事支援を決めた。これは1回の支援額として過去最大だっただけでなく、防空システムや長距離砲、弾薬など、中身も数年がかりの大規模な支援だった。

 バイデン大統領は、支援を発表した声明で「米国はウクライナの人々が主権を守るために戦い続ける限り、彼らを支援することを約束する」と述べた。この言い方は、ほとんど「同盟国扱い」したも同然である。

 それまでの支援は、言ってみれば「負けないように、しかし勝ちすぎないように」というような、中途半端なものだった。たとえば、5月30日に表明した支援では「ハイマース」と呼ばれる高機動ロケット砲システムも、わざわざロシアまで届かないように射程を短くしていた。

 それに比べれば、8月の支援は、かなり本腰を入れてきた印象がある。なぜ、そうなったかと言えば、1つには、米国内でバイデン政権の姿勢に対して「いかにも中途半端」という批判が高まっていたからだ。

 たとえば、ウォール・ストリート・ジャーナルは「ウクライナ支援で曖昧なバイデン氏」と題した5月31日付の社説で「これでは戦争に勝つことも、ウクライナに有利な形で膠着(こうちゃく)状態を強いることもできない」と批判した。

 それだけではない。

 私は、米国がロシアのウラジーミル・プーチン大統領は結局「核を使わないし、使えない」という判断に傾いてきたから、とみている。もしも、プーチン氏が本気で核のボタンに手を伸ばす可能性を本気で心配していたら、大胆な軍事支援を躊躇したはずだ。

 米国は軍事衛星による偵察や通信傍受、あるいはロシア内部からの情報で、かなりの程度、ロシア軍の動向を把握している。たとえば、5月4日付のニューヨーク・タイムズは「米国の機密情報が、ロシアの将軍たちの殺害に役立っている」と報じた。

 そうした実績もあって、米国は「ロシアが核兵器を使おうとすれば、事前に把握できる」という自信を深めているのではないか。

201 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
 
つづき

ウクライナ軍が優勢だが…

 ウクライナ軍が本格的な反転攻勢に踏み切ったのは、まさに米国が積極的な支援姿勢に転換した直後だった。CNNが特ダネとして、反転攻勢の第1報を報じたのは、バイデン政権の発表5日後の8月29日だ。

 9月13日付のニューヨーク・タイムズによれば、ジェイク・サリバン米大統領補佐官やマーク・ミリー米統合参謀本部議長が、数カ月前からウクライナ側のカウンターパートと協議し、作戦を練り上げていた。米国の支援はその一環だ。つまり、今回の作戦は事実上、米国と英国、ウクライナの3カ国による共同作戦だったのだ。

 ウクライナは、このまま優勢を維持できるのだろうか。楽観できない。

 元米国防長官のレオン・パネッタ氏は9月12日、ブルームバーグ・テレビのインタビューに答えて「(今回の攻勢は)重要な岐路(pivotal)であると同時に、危険でもある」と、次のように語っている。

----------
〈我々は、重要な岐路にさしかかっている。プーチン氏を追い詰めれば、彼は反撃に転じるだろう。モスクワには、今回の攻勢で撤退を余儀なくされたことで、彼を批判する人々もいる。プーチン氏は実際、インフラを攻撃した。彼は戦域核に手を出すかもしれない〉
----------

 攻勢直前のタイミングで、核戦争に発展する可能性を警告する専門家もいた。攻撃的現実主義の大御所、シカゴ大学のジョン・ミアシャイマー教授だ。

 教授は8月17日、外交専門誌「フォーリン・アフェアーズ」に「ウクライナにおける火遊び」と題した論文を寄稿し、楽観的な見方を厳しく戒めた。次のようだ。

----------
〈西側の政策担当者は、次のような見解で一致しているように見える。すなわち「対立は膠着状態に陥る」「弱体化したロシアは結局、米国とNATO(北大西洋条約機構)、ウクライナに有利な平和協定を受け入れる」「米国もロシアも戦争をエスカレートさせて得られる利点を承知しているが、破局は避けられる」というのだ。米国が直接、戦闘に介入したり、ロシアが核を使うなどとは、ほとんど誰も思っていない〉
----------

 だが、それは「あまりに軽率」と批判する。

----------
〈破局的なエスカレーションを避けられたとしても、戦闘集団がそんな危険を管理する能力があるかどうか、まったく不確実だ。常識で考えるよりも、はるかに危険は大きい。欧州が核戦争で全滅する可能性を考えれば、特に注意しなければならない〉
----------

202 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
 
つづき

戦略を大転換した米国

 教授はロイド・オースチン米国防長官が「我々はロシアを弱体化させたい」と語った発言に注目した。私は4月29日公開コラムで、この発言を引用して「米国が戦略を大転換した」と書いたが、教授はこう指摘している。

----------
〈米国はロシアを大国の座から引きずり下ろして、ノックアウトする意図を表明したのだ。国防長官は7月「支援は効果を上げている。ロシアは我々を潰せる、と思っているが、彼らの計算違いだ」と語っている。もはや、妥協の余地はない〉
----------

 教授は具体例を挙げて、米国の方針転換を指摘した。ハイマースと呼ばれる多連装ロケットシステムの提供、スロバキアを通じたミグ29戦闘機の提供、さらに、ニューヨーク・タイムズが報じた「米国の隠れ戦闘員、スパイ網の構築」などだ。

 このニューヨーク・タイムズの記事(6月25日付)は、興味深い。米国や西側同盟国はドイツやフランス、英国に設けた基地で、ウクライナの特殊部隊を訓練している。米中央情報局(CIA)の担当者はキーウで、ウクライナ軍に極秘情報を提供している、という。

 そのうえで、教授はこう指摘した。

----------
〈プーチン氏が核を使うシナリオは3つある。1つは、米国やNATOが戦闘に加わるケースだ。そうなったら、脅しで核を爆発させるかもしれない。2つ目は戦場で形勢を逆転するために使う場合だ。ウクライナがロシア軍を打ち負かし、領土を奪還しそうになったら、モスクワは脅威が迫ったとみるだろう。3つ目は外交的解決が見込めず、戦争がロシアに非常に過酷な膠着状態に陥った場合だ〉

〈多くの人々が、戦争がエスカレートする危険性を、あまりに過小評価している。戦争はそれ自体のロジックを持っており、行方を予測するのは難しい。我々にできるのは、指導者が破局的エスカレーションを避けるために、戦争を管理するよう願うことだけだ〉
----------

203 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
 
つづき

世界中が注目する中ロ首脳会談

 戦争の行方を占ううえで、大きな鍵を握っているのは、中国である。

 プーチン氏と中国の習近平総書記(国家主席)は9月15日に上海協力機構の首脳会議が開かれるウズベキスタンで会談した。プーチン氏は戦況の悪化を受けて、軍事支援にとどまらず、可能ならば「核の使用」についても、習氏から事前に「暗黙の了解」を取り付けたかったはずだ。

 本稿執筆時点(15日午後9時)で、会談の詳細は明らかになっていないが、軍事支援も核の使用容認も、習氏は要請に応じないだろう。中国がロシア支持に大きく舵を切った後で、ロシアが大敗北を喫したら、習近平体制の基盤が揺らいでしまう。10月の共産党大会で総書記3選を至上命題にしている習氏に、そんなリスクを犯せるわけがない。

 中国が了解を与えた後で、ロシアが本当に核を使ってしまったら、中国も世界から非難を浴びるのは避けられない。そうなったら、中国の「台湾奪取」という大目標にも、悪影響を及ぼすのは必至だ。

 中国は核の「先制不使用」を宣言している。それがタテマエにすぎなくても、西側の中国批判に格好の武器を与えてしまう形になる。米国との対決で「ロシアと中国のどちらが主導権を握るのか」という問題もある。それは、戦後の世界秩序作りに直結する。

 頼みの中国からもつれなくされ、プーチン氏はいよいよ「四面楚歌」状態に追い込まれてきた。

204 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ウクライナが空からの大反撃開始へ、空中電子戦で敗北したロシア

9/16(金) 11:01配信

 ウクライナ軍によるハルキウ州奪回成功の陰に、ロシア軍電子戦の敗北がある。

 航空作戦を有利に進めるためには、戦闘機などが自由に飛行できるように、侵攻当初から敵の防空兵器を破壊することが必要だ。

ロシア軍の放射電波を収集する米軍の電子戦機

 破壊する方法の代表的なものは、対レーダーミサイルで、レーダー波を出している防空レーダーを攻撃することだ。

■ 1.空中の電子戦に当初敗北していた? 

 2月24日、ロシア軍がウクライナに侵攻したその日、テレビニュースには、ウクライナ軍の防空レーダーが、ロシア軍のミサイルに攻撃されて燃えている様子が映し出されていた。かなり衝撃的であった。

 これは、ウクライナ軍の防空レーダー(防空ミサイル用の射撃統制レーダーや防空監視レーダー)が発するレーダー波に、ロシアの対レーダーミサイルがロックオンして、レーダー波の発信源に向かって飛翔し、命中し、破壊したのだ。

 ウクライナ軍のレーダーが破壊され燃える映像は、すべての防空兵器が、破壊されたのではないかと想像させるものでもあった。

 ウクライナ軍の防空レーダーが使えなくなったのでは、ウクライナ上空の航空優勢はロシア軍のものであり、ロシアの戦闘機や爆撃機の飛行は思いのままだ。

 たった1日で、この戦争の行方は「ロシア勝利」と見えているかのようだった。

 実際のところウクライナ軍は、旧式の防空レーダーのみが破壊されたのであって、大部分の防空兵器は残存していた。

 つまり、旧式の防空ミサイルは囮となって破壊され、旧式ではない防空レーダーは当時、電源を切っていていたか、あるいは別の対策を行って、対レーダーミサイルの攻撃から逃れたのだ。

 このような戦いに、勝敗を左右する電子戦が存在しているのだ。

 空中における電子戦は、日頃公表されない。このため、どのようなことが行われているのか、理解されないことが多い。

 そこで、今回はウクライナ上空における電子戦について、以下の順序で考察する。

 (1)あらゆる電波が飛んでいる空間で、防空レーダーの電波を特定する方法

 (2)防空レーダー波の収集と解析で、破壊すべき防空レーダーを選定する方法

 (3)ウクライナ軍の対レーダー作戦

 (4)ロシア軍の空中での電子戦の実態

 (5)ロシア軍による航空作戦のための電子戦の成否は

205 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
 
つづき


■ 2.電波空間で防空レーダー波を特定する方法

 空間には、両軍のありとあらゆる電波が飛んでいる。

 例えば、地上部隊の無線通信電波、対砲レーダー波、各種防空レーダー波、妨害電波、対艦レーダー波、戦闘機の捜索レーダー波、軍艦のレーダー波などだ。

 交信している電波を集めるのがシギント機、各種レーダー波を集めるのがエリント機だ。

 各種電波を収集するため、機はそれぞれの電波をキャッチできる各種アンテナを備え付けている。

 エリント機は、空間を飛んでいる各種レーダー波を集める。

 戦争をしている時に、接近してレーダー波を集めることは、ミサイルで撃墜される恐れがあるため難しい。

 そのため、平時から敵地に接近して、レーダー波を集める。

 ロシア軍が放射する電波を収集する米軍の電子戦機

 

 防空ミサイルのレーダーには、捜索用(監視用)レーダーと射撃統制(火器管制)レーダーがある。

 日頃、捜索用レーダー波が送信されているので、これをキャッチすることは容易だ。

 だが、火器管制レーダー波を収集することは難しい。

 なぜなら、火器管制レーダーを敵機に照射することは、誤ってミサイルが飛ぶという危険なことが発生するために、平時には照射することはほとんどない。

 だが、2018年12月、韓国海軍軍艦が日本の「P-1」哨戒機に火器管制レーダーを照射した。

 これは、かなり危険なことであり、照射された日本機はミサイルが飛来してくる危険を予想したために、慌てて帰投した。

 韓国軍軍艦が、危険なことをあえて行ったので、日韓関係がかなり悪化したのも当然のことである。

 しかしながら、このことを情報関係者から見ると、これほど上手い話はない。

 なぜなら、日頃得られない韓国の火器管制レーダーのデータを集められたからだ。

 特に、この場合はどの艦が照射したかが分かるので、火器管制レーダー波の諸元と、照射した艦が分かった。

 したがって、照合もしやすい。

 韓国側は日本の哨戒機を脅し、近くの上空から立ち去らせるために実施したことなのだろうが、重要な火器管制レーダー波の情報を日本の情報機関に与えたことになった。

206 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
 
つづき


■ 3.破壊すべき防空レーダーを選定する方法

 電子戦機は、平時、敵国の各種レーダーの電波を収集し、機器に記録して帰投する。

 レーダー波の解析は、地上勤務の解析担当の部署が行う。レーダー波の解析のため、極めて特殊な解析能力が必要だ。

 長い年月を経て、解析の蓄積が必要なのだ。

 解析官の研究とその知識の向上、併せて解析機器の開発を実施しなければならない。このようなことは、短時間にできるものではない。

 また、監視レーダー、火器管制レーダー、対砲レーダーなどとの区別が必要だ。

 今回のウクライナでの戦争では、防空レーダーの区別、例えば、ロシア軍の「S-300」、「S-300改良型」、「S-400」、さらに中短SAM用の捜索用レーダーや射撃統制レーダーを区分しなければならない。

 もし、区分し選別していなければ、ミサイルはどのレーダーに向かって行けばいいのか分からないのである。

 (1)基地で、対レーダーミサイルに、狙いを定める特定のレーダー波をセットする。

 (2)(3)(4)(5)そのレーダー波が、戦闘機に照射され、レーダー波にロックオンして、ミサイルが発射されるのである。

 ウクライナ軍「MIG-29」戦闘機からHARMを発射

 

 もしも、敵のレーダーが電波を放射することをやめれば、GPS誘導によって特定された位置まで飛翔して攻撃する。その場合は、精度が落ちることもある。

 捜索用レーダーだけでは、反射波の大きさによって、爆撃機と戦闘機の区分はできるが、機種までは特定できない。

 そこで、戦闘機のレーダー波も解析する。

 まず、レーダー波の種類によって、どの戦闘機の機種なのかを解明するのである。

 例えば、戦闘機MiG-29・「Su-27」・「Su-35」、対地攻撃機「Su-25」攻撃機、爆撃機「Tu-95」・「Tu-22」・「Tu-16」・「Tu-160」などを特定できる。

 時間をかけて解析し、そのレーダー波を継続して捕捉すれば、それぞれの軍用機がどのように飛行しているのかが分かる。飛行バターンを解明できるのである。

 とはいえ、戦闘機などの場合は、レーダー波を放射する時間は極めて短いので、そのレーダーに向けて、対レーダーミサイルを撃ち込むことはできない。

207 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
 
つづき


■ 4.ウクライナ軍の対レーダー作戦は

 米国国防省は8月、ウクライナへの支援の中に、対レーダーミサイル「HARM」が含まれると述べた。別の情報ではもうすでに、対レーダーミサイル「HARM」を供与したとなっている。

 しかし、以下のことが実行できなければ、このミサイルは能力を発揮できない。

 (1)ロシア軍の防空レーダーの電子情報を、それも、どの種類の防空ミサイルのレーダーなのかという正確な情報を保有していること。

 (2)ミサイルが、ロシア軍防空レーダー波をロックオンして、その後、それに向かって飛翔できるように、そのミサイルにレーダー波諸元をセットしていること。

 (3)戦闘機が、戦場上空にこのミサイルレーダー波を他のレーダー波と区別してキャッチし、機内に表示できていること。

 (4)そのレーダーの位置が判明していること、ミサイルの射程内であること。

 したがって、HARMを供与したということは、ウクライナ軍と米軍が、もうすでにウクライナ上空での電子戦を機能させ、ミサイルを発射できる段階であることを証明している。

 米空軍機であれば、米国製HARMを発射できる能力を有している。

 だが、ウクライナ軍はそれができる戦闘機を保有しているのか。MiG-29を改良しているという情報があるが、米軍機と同様のシステムを搭載できているのか。

 このMiG-29は、どの国の戦闘機なのか。ウクライナ軍の戦闘機か。

 もしくは、4月にスロバキアの首相がウクライナに供与することを検討していると発言していたことから、この戦闘機を改良している可能性もある。

 ただし、改良するといっても簡単なことではない。

 米軍の電子戦の秘密情報が洩れる恐れもあるし、実際に、MiG機に対レーダーミサイル用のレーダー、処理機材、ディスプレイを搭載するには大改修が必要なはずだ。

 米国は、このミサイルを供与したと発言したことから、搭載用の戦闘機は改修が済んでいるか間もなくということだろう。近いうちに、その能力を発揮するだろう。

 米空軍の対レーダーミサイル「AGM88」は、射程約150キロという。

 戦闘機は、レーダー波をキャッチし、レーダーから最も離れた地点から、ミサイルを発射して帰投するということになる。

 この作戦が成功すれば、ウクライナの上空では、ウクライナ空軍戦闘機が、頻繁に活動できるようになる。

208 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
 
つづき


■ 5.ロシア軍、空中での電子戦実態

 ロシア軍侵攻開始直後、マリウポリの軍の監視レーダーやキーウの電波塔が破壊された。これは、ロシア軍が対レーダーミサイルを使用して破壊した成果だったのだろう。

 だが、ウクライナ軍の大部分の防空レーダーは生き残った。

 こられのレーダーは、今でも機能しているため、ロシア空軍戦闘機・爆撃機は、ウクライナ内部(例えば、ドニエプル川の線)まで侵入していない。

 ウクライナ軍の防空ミサイルの有効射程内には、ほとんど入っていないということだ。ウクライナ軍の防空ミサイルが生きていて、戦闘機を撃墜されるのが怖いからだ。

 実際に、数は少ないが撃墜もされている。

 ウクライナ軍の旧型のレーダーには、対レーダーミサイルには有効に機能したが、その他の防空レーダーには、ミサイル射撃の効果がなかったようだ。

 ウクライナ軍は、ロシア軍に気付かれないように、米軍の協力を得て改良して対レーダーミサイルの効果を減少させた可能性がある。

 そのためなのか、最近ではウクライナ軍の防空レーダーが破壊されている映像も見ない。

 ロシア軍には、米空軍の空中警戒管制機(AWACS)の電波や無人機のGPS誘導を妨害できる「クラスハ2/4」という電子戦兵器がある。

 キーウから撤退する時に、置き去りにされた電子兵器だ。

 妨害の範囲は、約250~300キロだ。戦場では、ロシア軍のこれらの電子戦兵器は機能していないか、使用してはいないようだ。

 現実には、米軍のAWACSは、ウクライナとポーランドの国境付近を飛行して、収集した情報をウクライナ軍に送っている。

 さらに、ウクライナ軍の自爆型無人機やGPSによる誘導砲弾なども妨害されることなく機能しているのだ。

209 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
 
つづき


■ 6.航空作戦用の電子戦にも敗れたロシア

 ロシア軍の情報収集機には、IL-20、Tu-16、Yu-22があるが、ソ連邦が崩壊する前から、最前線で活動している。現在も同じだ。

 電子戦の情報収集に力を入れているという情報はほとんどない。つまり、ロシア軍の電子戦では、ウクライナ軍の電子兵器の機能をストップさせてはいないということであろう。

 日本周辺を飛行するロシア軍IL-20情報収集機

 米国は、ウクライナに対レーダーミサイルHARMを供与したというが、このミサイルが発射されて、防空レーダーが破壊された映像はまだ見ていない。

 おそらく、これから成果として表れてくるだろう。

 これまで(9月13日)、ロシア軍の防空システムの損耗は、ウクライナ軍参謀部の情報によると、165基。損耗率13%だ。

 火砲の損耗率70%に比べて、極めて少ない。

 ロシア軍防空システムの損害は、これまではほとんど自爆型無人機の攻撃によるものった。

 これからは、MiG-29に搭載される対レーダーミサイルで、防空兵器が破壊されることになる。

 旧ソ連軍の電子戦は、世界最強と考えられてきた。

 その後30年が経過し、ロシア軍は、ウクライナ軍の電子戦に敗北することになる。

 ロシアはハリキウ州特に都市イジュームまで奪還された。

 ロシア軍は、再編成して攻撃するという。現実には、攻撃は不可能だ。

 なぜなら、ロシアは、電子戦を含めたあらゆる分野ですでに敗北しているからだ。

 電子戦は、ウクライナでの戦いの一部であるので、戦い全般での位置づけを知りたい場合は、ウクライナ戦争から見えてきた国防の問題を指摘した『こんな自衛隊では日本は守れない』(ビジネス社2022年8月1日)を、参照してほしい。

210 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ウクライナ軍 ハルキウ奪還で露呈したロシア軍の致命的欠陥 軍事専門家も驚き

9/16(金) 11:01配信

 奇襲攻撃は、なぜ成功したのか──? 日テレNEWSは9月13日、「ウクライナ軍『不意打ち』成功で――領土“東京の1・4倍”を電撃奪還 ハルキウで何が? 『ロシアの目標は風前の灯火』の見方も」との記事を配信した。担当記者が言う。



 ***

「9月11日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領(44)は、北東部ハルキウ州で軍が反転攻勢し、同州のイジュームなどロシア軍の拠点を奪還したと発表しました。更に12日、イギリスの国防省はロシア軍について『ウクライナ東部ハリコフ州のオスキル川以西の州全域から撤退を命じた可能性が高い』とも発表したのです」

 ウクライナ軍の戦果は、日本テレビによると《東京都の1・4倍ほどとされる広い範囲》だという。

 これほどの大戦果をあげた理由として、世界各国のメディアが「勝因は奇襲作戦の成功」と報じた。

「ウクライナ政府は『南部を奪還する』と公言し、実際に兵力を投入していました。ロシア軍が反撃のため南部に戦力を集中させた結果、北東部が手薄になったのです。その隙を突いて、ウクライナ軍が奇襲攻撃。これが大成功を収めた、というのが日本テレビなどの報道内容です」(同・記者)

 さる軍事ジャーナリストは「確かに奇襲だったのでしょう。現地の映像を見ると、ロシア軍が慌てふためいた様子が伝わってきます」と言う。

211 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
 
つづき


兵站の悪化

「ロシア軍が逃げた街には、戦車や装甲兵員輸送車が無傷のまま置き去りにされていました。CNNは『ロシア軍の兵士は軍服を捨て、私服で逃走した』とも報じています(註)。どうやらロシア軍の兵士は、『戦車や輸送車で退却したら、ウクライナ軍の追撃を受けてしまう』との恐怖心を持ったようです。そのため私服で“敵前逃亡”したのでしょう」

 敵前逃亡は、多くの軍隊で即決銃殺となる重罪だ。にもかかわらず、ウクライナ軍を迎え撃つ考えなど微塵もないのだから、ロシア軍における士気の低下は言わずもがなだ。背景には弾薬不足など兵站(へいたん)の悪化があるという。

「9月6日、アメリカ政府は『ロシアは不足した弾薬やロケット弾を補給するため、北朝鮮からの購入を試みている』と発表しました。経済制裁でロシア国内の生産力は落ち、ウクライナ軍はロシア軍の補給路を叩く作戦を続けています。古今東西、最前線の兵士は、補給状況に敏感です。弾薬や糧秣(りょうまつ)の不足を感じると、一気に士気は下がってしまいます」(同・軍事ジャーナリスト)

 もし補給された弾薬ケースにハングル文字が書かれていたら──最前線の兵士は、これだけで自軍の苦境を導き出すに違いない。

212 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
 
つづき


奇襲成功の謎

「北朝鮮の弾薬が補給されていたら、最前線の部隊は頭を抱えているかもしれません。2010年、朝鮮人民軍が韓国軍を砲撃するという『延坪島砲撃事件』が発生し、韓国は海兵隊員2人と民間人2人が死亡するなどの被害を受けました。その際、北朝鮮の弾薬は不発弾が相当な割合に達するなど、状態がひどいことが明らかになったのです」(同・軍事ジャーナリスト)

 同じことがウクライナでも起きている可能性がある。そもそもロシア軍も、朝鮮人民軍の砲弾に信頼を置いているとは考えにくい。

「もしウクライナの最前線に届いたのなら、試射を行っても不思議ではありません。その結果、延坪島砲撃事件と同じくらいの高率で不発弾があることが判明すると、部隊全体が不安に包まれるはずです。士気は更に低下することになるでしょう」(同・軍事ジャーナリスト)

 そもそもウクライナ軍の奇襲攻撃が成功するという時点で、ロシア軍の致命的な欠陥が浮き彫りになるという。

「偵察衛星や偵察機の発達により、『敵軍の動きを把握すること』と『自軍の動きが把握されていること』は、現代の戦争では前提条件となりました。1990年の湾岸戦争でアメリカ軍は、最前線で進軍する陸上部隊の同行取材を一部のメディアに許可し、戦況をリアルタイムで広報しました。『イラク軍も自分たちの動きを知っている』ことは当たり前だと考えていたからです」(同・軍事ジャーナリスト)

213 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
 
つづき


今後の戦局に影響

 ロシアも軍事大国である。宇宙に偵察衛星を飛ばし、空で偵察機も運用している。近年はドローンによる偵察にも力を入れている。

「ウクライナ軍は大規模な反攻作戦に乗り出したのですから、兵力も相当な規模でしょう。機械化部隊なのは当然で、先頭を戦車が進み、その後を装甲兵員輸送車が続いたはずです。小規模な決死隊ならいざしらず、多数の敵軍が攻めてくるのをロシア軍はキャッチできなかった。ただただ呆然とするばかりです」(同・軍事ジャーナリスト)

 兵站や偵察という要素も極めて大きいが、やはり結局は士気が最重要なのだろう。不退転の決意で反攻作戦に乗り出したウクライナ軍と、軍服を捨てて遁走したロシア軍との差はあまりに大きい。

「西側諸国が軍事支援を行っても、戦線が膠着していた時期もあり、“支援疲れ”が心配されていました。更に、冬の訪れが現実味を増し、ロシアがエネルギー供給を口実に圧力をかけ、一部の国が屈服するのではないかとも懸念されていました。それが今回の大勝利で、ウクライナ軍はもちろんのこと、支援を続けていた西側諸国も手応えを掴んだはずです。これは今後の戦局に大きな影響を与えるでしょう」(同・軍事ジャーナリスト)

214 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
 
つづき


ミッドウェイ作戦

 8月24日はウクライナの独立記念日だが、この日にゼレンスキー大統領は「ロシアから全土を取り戻す」と演説を行った。

 このためには南部と東部の二正面作戦が必要であり、軍事の専門家からは「現実的な戦略ではない」という指摘も少なくなかった。

「しかし今回、ウクライナ軍はまさに二正面作戦を敢行し、東部で大きな戦果を挙げました。南部でも前進を続けているとの報道もあります。いわば“有言実行”を果たしたわけで、西側諸国のウクライナ軍に対する評価も上がると考えられます」(同・軍事ジャーナリスト)

 一方のロシアは、このまま敗走が続くと、「開戦前の国境線」まで戻される可能性も出てきた。

「そもそもロシア軍はウクライナ全土を支配下に置くため、あの“特別軍事作戦”を実施したのです。ところが、キエフの攻略には失敗し、東部の占領地も失いつつあります。このまま敗北が続き、結局は開戦前の“国境線”に戻ったとなれば、徒労感は桁違いでしょう」

 ただでさえロシア軍は士気の低下に苦しんでいる。それに加えて「“特別軍事作戦”は全く意味がなかった」との事実を突きつけられたとしたら、どうなってしまうのか──。

「ウクライナ軍の戦果は、1942年に劣勢のアメリカ海軍が日本海軍を撃破して戦局を一気に転換した、『ミッドウェイ作戦』に匹敵する価値を持つ可能性も出てきました」(同・軍事ジャーナリスト)

215 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
プーチン大統領、ウクライナ侵攻への中国の「疑問と懸念」認める

9/16(金) 6:50配信

中国の習近平(シーチンピン)国家主席とロシアのプーチン大統領は15日、上海協力機構(SCO)のサミットを前に開催地のウズベキスタンで会談した。プーチン氏はウクライナでの戦争に対する中国の「バランスのとれた立場」を称賛したものの、ロシアの侵攻に対して中国が「疑問と懸念」を持っていることを認めた。両者の間に見解の相違があることを暗に認めたものとみられる。



両氏が直接会談するのは侵攻以来初めて。現在、ロシア軍がウクライナで大きな後退を余儀なくされており、ロシアが1週間で失った領土は5カ月かけて占領した領土よりも多い。

中国はこれまでロシアのウクライナに対するいわれのない攻撃を明確に非難することを拒否してきた。一方でロシアへの経済支援を強化し、西側の制裁の中でロシアの経済に利益をもたらし、二国間貿易を過去最高水準に押し上げた。

「ウクライナ危機に関する中国の友人たちのバランスのとれた立場を高く評価する。この点に関するあなた方の疑問や懸念は理解している」とプーチン氏は会談の冒頭で述べた。

中国外交部が発表した会談の要旨によると、習氏は中国が「ロシアと協力して互いの核心的利益に関わる問題で強力な相互支援を行い」、「変化と無秩序の世界に安定と前向きなエネルギーを注入する上で主導的な役割を果たす」と述べた。

習氏はまた「ロシアが『一つの中国』原則を守り、台湾が中国の一部であることを強調した」ことに謝意を示した。

プーチン氏と習氏は近年、西側との対立の激化と強い個人的な絆により緊密なパートナーとなっている。

ロシア国防省によると、力と結束を象徴するように、ロシアと中国の海軍は首脳会談のわずか数時間前に太平洋で合同パトロールと演習を行ったという。

216 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 15:01:38.59 .net
反転攻勢「大きなヤマ場」 駐ウクライナ日本大使

9/13(火) 20:32配信

 松田邦紀駐ウクライナ大使は12日、時事通信のインタビューに応じ、侵攻を続けるロシア軍に対してウクライナ軍が南部や東部で進める反転攻勢について、「戦争全体の行方に直結する大きなヤマ場だ」と語った。

 ウクライナ側は今月に入り、北東部ハリコフ州の要衝イジュムなどを奪還。失地回復のペースを上げている。

 松田氏は「ロシアは電撃作戦で、国家としてのウクライナを崩壊させるという開戦当初の目的達成に失敗した」と指摘。4月以降、東部ドンバス地方の占領拡大・固定化に戦争目的を変更したが、反転攻勢によって、「それも達成が難しくなりつつある」と分析した。

 ロシア軍の侵攻に伴い、在ウクライナ日本大使館は3月に閉鎖。現在はポーランド南東部ジェシュフに拠点を置く。松田氏は先月下旬から約2週間、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪問し、シュミハリ首相ら政府高官と意見交換するとともに、治安状況などを踏まえて大使館再開の可否を探った。ただ、再開時期については「総合的に検討している」と述べるにとどめた。先進7カ国(G7)で日本の大使館だけが閉鎖されたままとなっている。

 キーウ滞在中、ウクライナ側からは、冬に向けた準備が最大の課題と説明を受け、「日本からの協力を期待された」という。破壊されたインフラや学校、病院の復旧に加え、国内避難民向けのシェルターや暖房器具、浄水器なども必要になっている。ウクライナ側は早期の復旧費用として170億ドル(約2兆4000億円)、そのうち年末までに34億ドル(約4800億円)を見積もっているという。

 他方、ロシア極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」に日本の商社が継続参画することについて、松田氏はウクライナ側に「日本のエネルギー安全保障にとって重要なプロジェクトだ」と説明。「異論や反論はなかった」という。

217 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 15:02:32.38 .net
ロシア敗北 プーチン大統領10月に〝終戦宣言〟か 東部の支配地域ほぼ取り戻され、国内外で窮地「G20首脳会談出席に意欲」中村逸郎氏

9/15(木) 17:00配信

ウクライナ東部ハリコフ州のロシア側支配地域をほぼ取り戻したウクライナ軍は、南部でも奪還作戦を展開している。ロシア国内でも「敗北」を認める声が強まっている。国際社会でも孤立を深めるプーチン大統領が「作戦終了を宣言する場合、10月末が期限だ」と専門家は指摘する。



ゼレンスキー大統領は14日、ハリコフ州の要衝イジュムを訪問。「侵略者は領土を一時的に占領できても、国民を征服することはできない」と演説し、前線の兵士らに感謝を表明した。

ウクライナ軍は南部ザポロジエ州でも前線に大部隊を集結させているとみられる。

ロシア国内では「敗退」との受け止め方が広がり、国営テレビの番組などで激論も交わされている。米シンクタンクの戦争研究所は13日、プーチン政権が世論の批判の矛先を軍に向けようとしており、敗退を軍の動員強化に利用するもようだと分析した。ただ、国内外で窮地に追い込まれており、特別軍事作戦を継続できるのか、不透明さが増してきた。

ロシア政治に詳しい筑波大学名誉教授の中村逸郎氏は「ロシア軍にとって侵攻開始後、最大の痛手となっている。G20(20カ国・地域)の枠組みを重視するプーチン氏は11月の首脳会合への出席に意欲をみせているが、侵攻継続の状態なら他国がボイコットし、国際的孤立を深める可能性もある。終了宣言を考える場合、10月末ごろまでがタイムリミットになりそうだ」と分析した。

218 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 15:03:09.54 .net
ロシア軍「パニック状態で逃げ出した」か 軍支える貴重な装備を放棄

9/15(木) 21:24配信

 英国防省は15日、ウクライナ北東部ハルキウ州の大部分から撤退したロシア軍をめぐり、撤退の際に貴重な装備品を放棄していったと指摘した。「一部の部隊の無秩序さと局所的な指揮統制の破綻(はたん)の可能性を浮き彫りにしている」と述べた。



 ウクライナ軍は9月上旬からハルキウ州で反転攻勢に成功し、州の大部分を奪還した。英国防省はロシア軍部隊の一部が撤退の際に「明白なパニック状態で逃げ出した」とし、砲撃を中心とするロシア軍の戦い方を支える、対砲兵レーダーなどを放棄していったと指摘している。

219 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 15:04:00.81 .net
ゼレンスキー氏事故を捜査、テロ可能性も

9/16(金) 0:01配信

ロシアによる侵攻が続くウクライナの南部ヘルソン州当局者は14日、州都ヘルソン市から北西約15キロに位置する要衝キセリョフカを露軍から奪還したと発表した。ウクライナ・メディアが伝えた。東部ハリコフ州で反撃を成功させたウクライナ軍は、南部でも奪還作戦を進めているもようだ。



一方、首都キーウ(キエフ)で14日、ゼレンスキー大統領の乗った車に乗用車が衝突。同氏に重いけがはないという。ウクライナ捜査当局は15日、衝突について捜査を開始したと発表した。テロの可能性を念頭に置いているとみられる。

キセリョフカに関し、米シンクタンク「戦争研究所」は12日、衛星写真のデータを基に露軍部隊の大半が撤退したと指摘。キセリョフカを喪失した場合、露軍はヘルソン市の防衛が困難になると分析していた。

また、ウクライナ国防省情報総局は14日、露軍はヘルソン市周辺に増援部隊を送ろうとしているものの、人員不足などで成功していないとの見方を示した。

ウクライナ当局は南部での軍事行動を機密にし、結果の詳細をただちに公表することを控えている。ただ、同国軍高官は12日、領土500平方キロメートルを奪還したと明らかにしている。

220 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 15:04:55.33 .net
領土割譲「認めない」87%に ウクライナ世論調査 軍の攻勢で

9/16(金) 4:26配信

 ウクライナの世論調査会社「キーウ国際社会学研究所」が15日、発表した最新の世論調査結果で、回答した人の87%が、どんなに戦争が長引いても領土をロシアに提供することを「認めない」と答えた。5月時点より5ポイント増加したという。ウクライナ軍が今月に入って東部と南部で領土を奪還したため、国民の士気が高まっているとみられる。

 同社によると、調査期間は9月7~13日で、18歳以上の計2000人に携帯電話で聞いた。地域別では、露軍の占領地域が広がる東部で意識の変化が大きく、5月時点で領土割譲を「認めない」とした人は68%だったが、今回は85%に上昇した。西部は91%、中部は88%、南部は83%だった。

 一方、ウクライナに住むロシア系住民も57%が領土割譲を「認めない」と回答した。プーチン露大統領は2月下旬にウクライナに侵攻した際、「ロシア系住民の保護」を理由にしていたが、プーチン氏の思惑とは大きく異なる結果となった。

 同社幹部は調査結果について、「国民に(戦争に対する)疲労はなく、ウクライナに(ロシアとの)和平を押しつけることは意味がない」とするコメントを発表した。

221 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 15:05:52.89 .net
ロシアにウクライナ原発の返還要求 決議採択、中国は反対 IAEA理事会

9/16(金) 5:50配信

 ウィーンで開かれている国際原子力機関(IAEA)定例理事会は15日、ロシア軍が占拠しているウクライナ南東部ザポロジエ原発について、ロシアに対しウクライナの管理下に戻すよう求める決議を賛成多数で採択した。

 
 2月のウクライナ侵攻開始以降、IAEA理事会が原発問題でロシアを非難する決議を採択したのは、3月に続き2度目。

 ロイター通信によると、理事会メンバー35カ国のうち、日米欧など26カ国が賛成する一方、中ロが反対。インドやパキスタン、南アフリカ、ベトナムなど7カ国は棄権した。

222 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 15:06:44.57 .net
ロシアの財政黒字が急減、原油安とウクライナでの戦争で打撃

9/16(金) 7:27配信

エネルギー価格が下落し、7カ月近くに及ぶウクライナでの戦争の費用が増すにつれ、ロシア経済に新たな緊張の兆しが見えてきた。

地図が示す、ロシアの力の背景に天然ガス

ロシア財務省が今週発表したデータによると、ロシアの財政黒字は夏の間にほぼ消えた。6月末の黒字は1兆3700億ルーブル(約3兆3000億円)だったが、先月末にはわずか1370億ルーブルにまで落ち込んだ。

歳入が圧迫されている。従来、ロシアの予算では天然ガスよりも石油の方が大きな割合を占めているが、指標となるブレント原油価格は6月上旬のピーク時から約25%下落した。

これが大きな打撃となっている。欧州連合(EU)によるロシアからの海上石油輸入の禁止や主要7カ国(G7)のロシア産石油の価格上限規制が12月に実施される前にもかかわらずだ。また、欧州の天然ガス価格は異常に高いままだが、EUおよび英国へのガス供給は年初から49%減少したとロシアの天然ガス会社ガスプロムは先週発表した。

ドイツ国際安全保障研究所の上級研究員、ジャニス・クルゲ氏によると、軍事費と、西側諸国の厳しい制裁の影響から経済を守るための対策費が大幅に増えているという。

ロシア政府のリアルタイムのデータは予算が現在赤字であることを示しているとクルゲ氏は指摘し、軍事費の上昇に伴いロシアの赤字はさらに膨らむ可能性があると付け加えた。

「軍事費はもともと今年3兆5000億ルーブルを予定していたが、今月すでに超えた可能性が高い」とCNNにコメントした。

ロシアの経済紙「ベドモスチ」は15日、政府に近い情報筋の話として、財務省が政府機関に対し来年10%の支出削減が必要だと伝えたと報じた。しかし国防費は増加する見込みという。

223 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 15:07:46.95 .net
ロシア軍2度目の戦略的敗北 重要拠点イジュームを放棄

9/15(木) 16:41配信

イジューム、ウクライナ、9月15日― ゼレンスキー大統領が改めてウクライナ全土の解放を誓った9月14日、ウクライナ軍はイジュームの奪還を祝った。

 ウクライナ軍の電撃的攻勢の前にロシア軍は10日、北東部ハルキウ州の戦略的拠点イジュームを放棄。この結果、ウクライナは同州のほとんどを手中に収めた。

 ロシア軍は3月6日に砲爆撃を開始し、4月1日にはイジュームを占領したが、ウクライナ軍の反転攻勢に、慌てて退却した形跡が随所にみられ、放棄された多数の武器や装備で、使えるものはウクライナ軍が接収した。

 イジューム市長によれば、ビルの7割が砲爆撃を受け、市内の大部分でガス、電気、水道が止まっているという。
 戦争前約4万5000人だったイジュームの人口は、今では1万人程度まで減り、1000人以上が戦争の犠牲になった。

224 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 15:08:26.09 .net
撤退のロシア軍の略奪行為はびこる、ウクライナ東部や南部

9/15(木) 16:13配信

ウクライナ軍は15日までに、ロシア軍が北東部ハルキウ、東部ルハンスクの両州から撤退する際、略奪行為を広範に行っていると報告した。



ウクライナ軍参謀本部によると、スタロビルスク、ルハンスクを結ぶ高速道路ではルハンスクへ向かう車線でロシア軍兵士らが運転する複数のトレーラートラックが目撃された。積んでいたのは約300台の自家用車で、大半はハルキウ州のナンバープレートを付けていた。

略奪は南部でも起きているとし、ポロヒ市周辺ではロシア軍が自家用車を盗んでいるとした。ヘルソン州ノバカホウカでは住民が一時的に退避した集落で家具や家電製品を大量に持ち出し始めたという。

また、中南部ザポリージャ州メリトポリ市のフェドロフ市長は、同州での盗品をロシアが一方的に併合したウクライナ・クリミア半島へ運ぶため、ロシア軍兵士が車庫に侵入し、自家用車を強奪していると主張した。

CNNはウクライナ軍参謀本部などが主張する略奪の発生を独自に確認出来ていない。ただ、ハルキウ州やロシアが以前占領していた地域で略奪が多発していたことを示す証拠はこれまで出ていた。

225 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 15:09:27.19 .net
ロシア下院、ショイグ国防相の召喚を検討 非公開で質問=有力議員

9/16(金) 5:17配信

ロシア下院はショイグ国防相を召喚し、非公開で質問を行うことを検討している。有力紙コメルサントが「公正ロシア」代表を務めるセルゲイ・ミロノフ議員の発言として報じた。

議会が国防相を召喚し説明を求めることはこれまで事実上なかったが、ロシア軍がウクライナ東部ハリコフの制圧を急速に失ったことについて、軍は公然と批判している。

ミロノフ氏が率いる公正ロシアは親プーチン派政党で、同氏はウクライナ侵攻を強く支持。前日「非公開の場で市民が関心を持つあらゆる質問を行えるよう」ショイグ国防相の召喚を提案したとツイッターに投稿していた。

226 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 15:10:29.20 .net
ロ、米のウクライナへの長距離ミサイル供給はレッドライン超えると主張

9/16(金) 1:10配信

ロシア外務省のザハロワ報道官は15日、「米政府がウクライナへの長距離ミサイル供給を決定すれば、レッドライン(越えてはならない一線)を超え、紛争の直接の当事者になる」とけん制した。

ザハロワ氏は報道陣に対し、ロシアが「自国の領土を防衛する権利を持っている」とも訴えた。

米政府はウクライナに対して先進的な「誘導多連装ロケットシステム」(GMLRS)を公然と供給してきた。 これは高機動ロケット砲システム「ハイマース」(HIMARS)発射台から発射され、最大80キロ(50マイル)離れた標的を攻撃できる。

米当局によると、ウクライナは米国のロケットをロシア攻撃には使用しないと約束している。

「ハイマース」の発射台は、最大300キロの射程を持つ「陸軍戦術ミサイルシステム」(ATACMS)の打ち上げにも使える。ウクライナ政府高官は8月19日、ATACMSを保有しているかどうかについて言及を避けていた。

ウクライナは、2月に侵攻したロシア軍と戦うために米国などの西側同盟国に対して大量の武器を供給するように要請し、受け取ってきた。

227 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 15:11:41.54 .net
米国とEU、対ロシア制裁実施へトルコへの圧力強化=FT

9/15(木) 14:37配信

米国と欧州連合(EU)は、ロシアに対する制裁実施に向けトルコへの圧力を強めている。英紙フィナンシャル・タイムズが15日報じた。

計画に関与している西側当局者2人の話として、米国はロシアの決済システム「ミール」に統合されているトルコの銀行に注目していると伝えた。EUはトルコ当局者に直接懸念を表明するため代表団を準備している。

228 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 15:12:23.79 .net
G7貿易相、不当な貿易制限措置の回避呼びかけ WTO改革確約

9/16(金) 2:26配信

主要7カ国(G7)貿易相会合は15日、2024年までに世界貿易機関(WTO)の全加盟国が利用できる紛争処理システムを完全に機能させることを目指すとする共同声明を発表した。

共同声明は「WTOは開放性、透明性、公正な競争、法の支配といった共有する価値観を反映する必要がある」とし、WTO改革に建設的に取り組むと確約。

食料と農産物市場の開放を維持することにコミットするとし、不当な貿易制限措置を回避するよう呼びかけると同時に、貿易に関連した経済的な抑圧に深刻な懸念を表明した。

また、ロシアによるウクライナ侵攻を非難。「貿易はウクライナの経済回復に向けた重要な推進力となり得る」とし、ウクライナへの支援を確約した。

229 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 15:13:24.09 .net
英女王国葬からの排除は「冒涜」 ロシアが批判

9/16(金) 3:58配信

 ロシア外務省は15日、エリザベス英女王(Queen Elizabeth II)の国葬にロシアを招待しないとした英国の決定を「冒涜(ぼうとく)」と批判した。両国間の関係は、ロシアのウクライナ侵攻を受けて大きく悪化している。



 ロシア外務省のマリア・ザハロワ(Maria Zakharova)報道官は声明で、「世界中の何百万人もの人々の心を動かした国家の悲劇を、(中略)わが国に対する恨みを晴らすための地政学的な目的に利用しようとする英国の試みについて、われわれは深く不道徳とみなす」と非難。「これは特にエリザベス女王の記憶に対する冒涜だ」と糾弾した。

230 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 15:15:04.57 .net
防空システムがウクライナの優先事項=ゼレンスキー大統領

9/16(金) 1:30配信

ウクライナのゼレンスキー大統領は15日、欧州委員会のフォンデアライエン委員長との共同記者会見で、ロシアの攻撃からウクライナの都市や町を守るために防空システムが優先事項と述べた。

また、イスラエルから防空システムが供給される可能性について、ウクライナはまだ前向きな回答を得ていないと指摘。米国とドイツが確約した防空システムもまだウクライナに到着していないとした。

一方、フォンデアライエン委員長は、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟に向けた「手続きは順調に進んでいる。そのスピード、決断力、正確さに感銘を受けた」と言及。ウクライナが「より多くのビジネスと収入」を確保できるよう、EUは可能な限りのことを行う必要があるとした。

フォンデアライエン委員長はまた、ロイターのインタビューに対し、欧州で物価やエネルギー価格が高騰する中、ウクライナ支援に伴う「コストは大きい」ものの、「自由や国際平和秩序、民主主義に値段は付けられない」と語った。

EUによる対ロシア制裁は目に見える影響を及ぼしているという認識をも示した。

231 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 15:53:49.92 .net
ロシア、外国政党に資金供与か 20カ国超、民主主義を妨害

9/14(水) 11:39配信


 米紙ワシントン・ポストは13日、ロシアが2014年以降、20カ国以上の政党や選挙の候補者らに対し少なくとも3億ドル(約430億円)の資金を秘密裏に供与してきたと伝えた。米政府高官の話としている。対象国の民主主義を妨害し、ロシアの利益に沿って国際政治を誘導するためだと指摘した。

 工作はアルバニアやモンテネグロ、マダガスカルなどで行われ、アジアのある国ではロシア大使が現金数百万ドルを大統領選候補に渡したとされる。資金供与にはペーパーカンパニーやシンクタンクを利用。政治的な集会に影響力を行使したり、極右団体に便宜を図ったりした。

232 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 15:54:22.47 .net
駐ロ米大使にトレーシー氏 CNN報道

9/15(木) 5:40配信

 米CNNテレビは14日、バイデン大統領が、今月離任したサリバン前駐ロシア大使の後任にリン・トレーシー駐アルメニア大使を指名する方向だと報じた。

 トレーシー氏は2014~17年にモスクワの米大使館でナンバー2の首席公使として勤務。19年から駐アルメニア大使を務めている。

 米政府はロシア政府の同意(アグレマン)を既に要請しており、同意が得られれば米議会の承認手続きを踏む。米ロはウクライナ危機で対立が続くが、米政府はロシア側が米国との外交関係を維持する意向を示していることから、同意を遅らせる可能性は低いとみているという。

233 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 15:55:04.38 .net
米欧日など債権国グループ、ウクライナの返済猶予で覚書

9/15(木) 12:58配信

米国や欧州諸国や日本などの西側ウクライナ債権国グループは14日、ウクライナの対外債務の元本返済や利払いを一時猶予する覚書を締結したと発表した。グループは7月に2023年末までの猶予を表明し、さらに1年延長する可能性も示していた。

覚書を交わしたのはカナダやフランス、ドイツ、日本、英国、米国など。覚書についての声明は「ロシアの不当で違法な侵略戦争に対応し、ウクライナ政府が社会的、医療的、経済的支出を増やせるようにする」と強調した。債権国グループはウクライナと2者間で交渉する他の公的な債権者らにも、返済猶予に早急に合意するよう呼びかけた。

ウクライナは現在、毎月50億ドル規模の財政不足に陥っており、西側の友好諸国や国際通貨基金(IMF)、世界銀行などからの資金支援に大きく頼らざるを得なくなっている。

234 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 15:55:36.12 .net
米、ロシアの個人22人と2団体に制裁 ウクライナ戦争を助長

9/16(金) 5:01配信

米財務省は15日、ロシアによるウクライナでの戦争を助長した個人22人および2団体に新たな制裁を課すと発表した。

新しい制裁は商務省および国務省と連携して行われる。イエレン財務長官は「ウクライナが自由を守るために前進している中、われわれは今日、ロシアの軍事再建能力をさらに低下させ、暴力を振るう加害者に責任を追求し、プーチン氏を財政的にさらに孤立させるための措置を取る」とした。

235 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 15:58:50.47 .net
トルコとシリアが接触、ロシアは段階的に軍撤退=関係筋

9/16(金) 8:39配信

トルコの国家情報機構(MIT)トップ、ハカン・フィダン氏は過去数週間、シリアの首都ダマスカスで同国の情報機関トップ、アリ・マムルーク氏と複数回協議を行っている。関係者4人がロイターに明らかにした。

両国の接触は、ウクライナ戦争の長期化に備えたロシアのシリア政策の転換を反映していると関係者らは指摘する。

トルコ治安当局者によると、シリアのアサド政権の後ろ盾であるロシアは、ウクライナ戦争に注力するためにシリアから軍を段階的に撤退させており、シリアにおける「政治的解決を加速させる」ため、トルコに対してアサド政権との関係正常化を要請した。

シリア情報筋によると、ロシアはウクライナでさらなる軍展開が必要になった場合に備え、シリアでの立場を明確にしようとしており、トルコとシリアに交渉開始を促した。

ただ、トルコとロシアは、ロシア軍が撤退した後、政府の統治地域で既に広範囲に配備されているイラン支援勢力が影響力を拡大することを望んでいないという。

236 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 15:59:36.41 .net
米、対ロシア追加制裁 子供連れ去り、穀物盗難で

9/16(金) 8:50配信

 バイデン米政権は15日、ウクライナ侵攻を続けるロシアへの追加制裁を発表した。

 ウクライナの子供をロシアへ強制的に連れ去ったり、穀物盗難に関わったりした政府関係者を新たに対象とした。

237 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 16:02:24.19 .net
「ネズミみたいに逃げた」 ウクライナ空挺隊が映像公開

9/14(水) 13:43配信

 ウクライナ陸軍第25独立シチェスラフ空挺旅団は9月13日、ロシア軍から奪還した同国北東部のハルキウ州で撮影した映像を公開した。

 映像の中で、ウクライナ軍空挺隊員は「ロシア軍は戦車から友軍兵士まで置き去りにして退却した」と語った。「逃げるために、(足手まといになる)負傷した友軍兵士を撃つこともあった」という。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は12日、数週間でルクセンブルクの2倍以上の広さに相当する6000平方キロメートル以上を奪還したと発表した。
 一方のロシアは、ハルキウ州から部隊を撤退させたことを認めている。

238 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 16:03:04.50 .net
チェチェン・カディロフ首長 侵攻めぐり ロシアの各首長に『自主動員』呼びかけ

9/15(木) 22:56配信

 ウクライナ侵攻でロシア側を支持するチェチェン共和国のカディロフ首長が、ロシア国内の各首長に戦闘への「自己動員」を呼び掛けました。

 ウクライナ軍が反転攻勢を強めるなか、カディロフ首長は15日、自身のSNSで「クレムリン(=ロシア政府)の戒厳令を待つ必要はない」として、各地域の首長が自主的にウクライナの戦場に向け、動員を行うよう呼び掛けました。

 カディロフ氏は、各地域にはそれぞれ少なくとも1000人の志願兵を準備し、訓練、配置する能力があるなどと主張しています。

 一方、ロシア国内では軍の兵力不足は深刻化しているとみられています。

 ウクライナ北東部・ハルキウでのロシア軍の撤退を機に、与党「統一ロシア」から本格的な動員を求める声が上がっています。

 ただ、世論の反発は必至でプーチン政権は動員を実行できないままでいます。

 兵士の動員を巡っては、プーチン氏に近い民間軍事会社「ワグネル」の経営に関わっているとされるオリガルヒのエブゲーニー・プリゴジン氏がロシアの刑務所で受刑者に志願を促す動画がSNS上で拡散しています。

 調査報道サイト「インサイダー」はその後、この刑務所からおよそ150人の受刑者がウクライナの戦場に派遣されたと報じています。

 プリゴジン氏が経営するケータリング会社は映像について、「本人に非常に似ている」とコメントしています。

239 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 16:03:39.38 .net
ロシア敗北 プーチン大統領10月に〝終戦宣言〟か 東部の支配地域ほぼ取り戻され、国内外で窮地「G20首脳会談出席に意欲」中村逸郎氏

9/15(木) 17:00配信

ウクライナ東部ハリコフ州のロシア側支配地域をほぼ取り戻したウクライナ軍は、南部でも奪還作戦を展開している。ロシア国内でも「敗北」を認める声が強まっている。国際社会でも孤立を深めるプーチン大統領が「作戦終了を宣言する場合、10月末が期限だ」と専門家は指摘する。



ゼレンスキー大統領は14日、ハリコフ州の要衝イジュムを訪問。「侵略者は領土を一時的に占領できても、国民を征服することはできない」と演説し、前線の兵士らに感謝を表明した。

ウクライナ軍は南部ザポロジエ州でも前線に大部隊を集結させているとみられる。

ロシア国内では「敗退」との受け止め方が広がり、国営テレビの番組などで激論も交わされている。米シンクタンクの戦争研究所は13日、プーチン政権が世論の批判の矛先を軍に向けようとしており、敗退を軍の動員強化に利用するもようだと分析した。ただ、国内外で窮地に追い込まれており、特別軍事作戦を継続できるのか、不透明さが増してきた。

ロシア政治に詳しい筑波大学名誉教授の中村逸郎氏は「ロシア軍にとって侵攻開始後、最大の痛手となっている。G20(20カ国・地域)の枠組みを重視するプーチン氏は11月の首脳会合への出席に意欲をみせているが、侵攻継続の状態なら他国がボイコットし、国際的孤立を深める可能性もある。終了宣言を考える場合、10月末ごろまでがタイムリミットになりそうだ」と分析した。

240 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 16:04:33.94 .net
旧ソ連諸国で情勢不安定化 ロシア、軍をウクライナ動員で

9/16(金) 18:42配信

 米シンクタンク、戦争研究所は15日の戦況分析で、ロシアがウクライナ侵攻に伴い旧ソ連諸国の基地に駐留する部隊を動員したことで、同諸国でロシアの影響力が弱まり、地域情勢が不安定化している可能性を指摘した。



 ウクライナ侵攻後に中央アジアのタジキスタンとキルギスの国境での軍事衝突や、アルメニアとアゼルバイジャンとの間で係争地ナゴルノカラバフを巡る争いが再燃している。

 戦争研究所は欧米メディアを引用し、タジキスタンのロシア軍基地からは約1500人がウクライナに派遣され、さらに600人が動員される予定とした。

241 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 16:05:30.96 .net
トルコとシリアが接触、ロシアは段階的に軍撤退=関係筋

9/16(金) 8:39配信

トルコの国家情報機構(MIT)トップ、ハカン・フィダン氏は過去数週間、シリアの首都ダマスカスで同国の情報機関トップ、アリ・マムルーク氏と複数回協議を行っている。関係者4人がロイターに明らかにした。

両国の接触は、ウクライナ戦争の長期化に備えたロシアのシリア政策の転換を反映していると関係者らは指摘する。

トルコ治安当局者によると、シリアのアサド政権の後ろ盾であるロシアは、ウクライナ戦争に注力するためにシリアから軍を段階的に撤退させており、シリアにおける「政治的解決を加速させる」ため、トルコに対してアサド政権との関係正常化を要請した。

シリア情報筋によると、ロシアはウクライナでさらなる軍展開が必要になった場合に備え、シリアでの立場を明確にしようとしており、トルコとシリアに交渉開始を促した。

ただ、トルコとロシアは、ロシア軍が撤退した後、政府の統治地域で既に広範囲に配備されているイラン支援勢力が影響力を拡大することを望んでいないという。

242 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 16:06:34.78 .net
エリザベス女王国葬、招待客と招待されなかった国

9/16(金) 17:58配信

 英ロンドンで19日に執り行われるエリザベス女王(Queen Elizabeth II)の国葬には、各国の王族や首脳が大勢参列し、外交的な集まりとしてはここ数十年で最大規模のものになるとみられている。


 会場のウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)の収容人数は約2000人なので、各国から国家元首に加えて1、2人しか招待されていない。

 一方、政治的配慮から招待されていない国もあり、少なくとも1国は猛反発している。

 英国で1965年のウィンストン・チャーチル(Winston Churchill)元首相以来約60年ぶりとなる国葬の主な招待客と招待されなかった国を以下にまとめる。

■世界の皇族・王族

 日本からは天皇、皇后両陛下が参列される。両陛下にとって2019年の即位後初の海外訪問となる。

 オランダからはウィレムアレクサンダー国王(King Willem-Alexander)とマキシマ王妃(Queen Maxima)、ベアトリックス(Beatrix)元女王、ベルギーからはフィリップ国王(King Philippe)、ノルウェーからはハラルド5世国王(King Harald V)、モナコからはアルベール2世公(Prince Albert II)が出席する。

 デンマークからはマルグレーテ女王(Queen Margrethe)が参列。マルグレーテ女王は親戚のエリザベス女王の死去を受け、自身の即位50周年を祝う一連の記念行事を取りやめた。

 スペインからは国王フェリペ6世(King Felipe VI)と前国王フアン・カルロス1世(Juan Carlos I)が出席する。

■世界の首脳

 米国からは、ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領と妻のジル(Jill Biden)氏が参列。招待客リストの筆頭を飾る。

 フランスからはエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領が出席。エリゼ宮(Elysee、大統領府)は英国との「揺るぎない」絆を示し「永遠の女王」に敬意を表するためとしている。

 強権的な指導者も招待されており、トルコからはレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領、ブラジルからはジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)大統領が参列する。

 英国は欧州連合(EU)を離脱したが、欧州委員会(European Commission)のウルズラ・フォンデアライエン(Ursula von der Leyen)委員長と欧州理事会(European Council)のシャルル・ミシェル(Charles Michel)常任議長(EU大統領)も出席する。

 この他、イタリアやドイツ、イスラエル、韓国からも大統領が参列する。

 アイルランドからはミホル・マーティン(Micheal Martin)首相が出席。2011年に同国を訪問し、長年にわたる英国との緊張の緩和を促したエリザベス女王に敬意を表する象徴的な動きだ。

 エリザベス女王を国家元首としていた国や英連邦(Commonwealth)加盟国からも首脳が参列する。

■招待されなかった国

 英政府筋によると、女王の国葬にロシアとベラルーシが招待されていない。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が理由とされる。

 ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領はウクライナ侵攻を受けての制裁の一環として、英国への入国を禁止されているが、国葬には参列しないと明言していた。

 しかし、ロシア外務省は15日、国葬にロシアを招待しないのは「女王の記憶に対する冒涜(ぼうとく)」であり「甚だしく不道徳」と非難した。

 政府筋によると、2か国以外にも、旧英植民地だが軍政下にあるミャンマーと、長年にわたり国際的に孤立している北朝鮮も招かれていない。

243 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 16:08:27.07 .net
ウクライナ最高会議議長と会談 細田衆院議長

9/16(金) 9:10配信

 G7(主要7カ国)下院議長会議に出席するためドイツ訪問中の細田博之衆院議長は15日、ベルリンでウクライナ最高会議のステファンチュク議長と会談した。

 細田氏はロシアのウクライナ侵攻による犠牲者に哀悼の意を表明。国際社会と連携し支援を継続すると伝えた。この後、ペロシ米下院議長とも会談し、日米議会間交流の必要性で一致した。

244 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 16:09:24.31 .net
プーチン氏は国際刑事裁判所で裁かれるべき 欧州委員長

9/16(金) 9:24配信

 欧州連合(EU)欧州委員会(European Commission)のウルズラ・フォンデアライエン(Ursula von der Leyen)委員長は15日に公開されたインタビューで、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領がウクライナでの戦争犯罪について、国際刑事裁判所(ICC)で裁かれるべきとの見解を示した。



 フォンデアライエン氏は独紙ビルト(Bild)のインタビュー動画で、「プーチンはこの戦争に負け、自らの行動に向き合わなければならない。これこそが重要だ」と述べた。

 さらに、ウクライナで戦争犯罪が行われたのは間違いないとして、ICCへの提訴を視野に「証拠収集を支援する」と述べた。

「このような犯罪を罰するのが、国際司法制度の原則だ。最終的に責任を負うべきはプーチンだ」

 プーチン氏がいつかICCに出廷するのかと問われると、フォンデアライエン氏は「実現可能だと信じている」と答えた。

 フォンデアライエン氏は同日、ウクライナの首都キーウを訪問した。

245 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 16:10:01.77 .net
ロシア軍から奪還後のイジュームで集団埋葬地を発見 ゼレンスキー氏

9/16(金) 9:26配信

ウクライナのゼレンスキー大統領は15日夜、先週末にロシア軍から奪還した北東部イジュームで集団埋葬地が見つかったと発表した。

ゼレンスキー氏は「必要な手続き的措置が既に始まった。明確で検証された追加の情報は明日にでも手に入るだろう」と述べた。

同氏は、ウクライナと外国の記者が16日にイジュームを訪れ、埋葬地を取材する予定だとも語り、「何が本当に起きているのか、ロシアの占領がどんな結果になるのか、世界に知ってもらいたい」と続けた。

さらに「ブチャ、マリウポリ、そして今度は残念ながらイジュームだ。ロシアはあらゆる場所に死体を残し、その責任を問われなければらない」と語気を強めた。

246 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 16:10:40.28 .net
穀物大国ウクライナ、農作物貯蔵能力の15%失う…米国務省「世界の食料安全保障が危機」

9/16(金) 18:30配信

 米エール大の研究所は15日、ロシアの侵略を受けているウクライナが、農作物の貯蔵能力の約15%を失ったとする報告書を発表した。

 それによると、ロシアの侵略前、ウクライナには計約5800万トンの農作物を貯蔵できる施設があった。しかし、7月時点で計約225万トン分が損傷し、さらに計約624万トン分がロシアの支配地域に入った。

 ウクライナは小麦の輸出で世界5位、トウモロコシでは3位の穀物大国だが、貯蔵施設の不足による生産・輸出の減少は必至だ。米国務省のネッド・プライス報道官は記者会見で、「世界の食料安全保障が危機にさらされている」と述べた。

247 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 16:11:16.11 .net
ロシア軍「パニック状態で逃げ出した」か 軍支える貴重な装備を放棄

9/15(木) 21:24配信

 英国防省は15日、ウクライナ北東部ハルキウ州の大部分から撤退したロシア軍をめぐり、撤退の際に貴重な装備品を放棄していったと指摘した。「一部の部隊の無秩序さと局所的な指揮統制の破綻(はたん)の可能性を浮き彫りにしている」と述べた。



 ウクライナ軍は9月上旬からハルキウ州で反転攻勢に成功し、州の大部分を奪還した。英国防省はロシア軍部隊の一部が撤退の際に「明白なパニック状態で逃げ出した」とし、砲撃を中心とするロシア軍の戦い方を支える、対砲兵レーダーなどを放棄していったと指摘している。

248 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 16:12:49.51 .net
欧州委員長、キーウ訪問 「必要な限り」の支援表明

9/16(金) 1:43配信

 欧州委員会(European Commission)のウルズラ・フォンデアライエン(Ursula von der Leyen)委員長は15日、ウクライナの欧州連合(EU)への統合に向けた協議のために同国の首都キーウを訪問し、同国を「必要な限り」支援していくと表明した。



 ロシアが2月にウクライナ侵攻を開始して以来、フォンデアライエン氏の同国訪問はこれが3回目。だが同氏は、今回の訪問はこれまでとは違うと言明した。

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領との共同記者会見で、フォンデアライエン氏は「私たちはウクライナ人が払っている犠牲を埋め合わせることはできない」と説明。「だが言えることは、欧州の友人があなたたちに必要な限り寄り添うということだ」と述べた。

 フォンデアライエン氏は到着時、今回の訪問ではEUとウクライナの「経済と人々の距離を縮める」取り組みを協議すると述べていた。

 同国は隣国モルドバと共に6月、EU加盟候補国となった。モルドバもウクライナと同様、国内東部に独立を目指す親ロシア派地域があり、ロシア軍が駐留している。

 ゼレンスキー氏は会見で、EU加盟に先立ち、欧州単一市場への加盟を希望すると表明した。

249 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 16:13:44.60 .net
ドイツ、ウクライナに多連装ロケットシステム追加提供=国防相

9/16(金) 5:18配信

ドイツのランブレヒト国防相は15日、ウクライナに対し多連装ロケットシステム「MARSII」2基とロケット弾200発を追加的に提供すると明らかにした。

このほか「ディンゴ」装甲車50台も提供する。

250 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 16:14:34.64 .net
ロシア排除・中立化拒否、ウクライナが「安全の保証」で新提案

9/15(木) 0:30配信

 ウクライナ大統領府は13日、ロシアに再侵略を許さないことを目的にした自国の「安全の保証」に関する作業部会の提案を公表した。安全の保証を確約する国際条約からロシアを排除し、自国の中立化も拒否しているのが特徴で、3月末の提案から様変わりした。タス通信によると、露大統領報道官は14日、提案が「ロシアにとって主要な脅威になる」と反発した。



 作業部会は、ウクライナの大統領府長官と北大西洋条約機構(NATO)のアナス・フォー・ラスムセン前事務総長が共同議長を務めており、13日にウォロディミル・ゼレンスキー大統領に提案内容を勧告した。ゼレンスキー氏は13日のビデオ演説で、「ロシアがウクライナに戦争を仕掛ける幻想を持たせないようにする」ことの重要性を強調し、国際条約の準備を進める意向を表明した。

 提案ではウクライナが侵略されないようにするため、米英仏独やカナダ、トルコ、豪州などと「キーウ安全保障盟約」と名付けた法的拘束力のある国際条約の締結を提唱した。ロシアの参加には言及していない。

 安全の保証は、ウクライナのNATO加盟が実現するまで「暫定的に」必要だと強調し、ウクライナは「中立化」などの義務を負わないとも明記した。

 ウクライナが3月29日のロシアとの停戦協議で提示した安全の保証に関する国際条約案では、ウクライナのNATO加盟を嫌うロシアに配慮し、ウクライナが「中立化」を確約する見返りに、自国の安全を保証してもらう内容だった。

 新たな提案では、条約の適用範囲についても、「国際的に承認された領土」と位置付け、ロシアが2014年に併合した南部クリミアや、東部の親露派武装集団が実効支配する地域にも対象を拡大した。日本にも対露制裁など非軍事での貢献に期待感を示した。

 ウクライナの副首相は13日、フランスのテレビ局とのインタビューで、ロシア側から、改めて停戦協議の打診があったことを明らかにし、ウクライナは拒否したと説明した。双方の停戦協議は5月中旬以降、中断している。

251 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 17:57:17.17 .net
ロシア軍による拷問や殺害を証言 解放されたウクライナ東部の住民

9/14(水) 11:48配信

ウクライナ軍は、北東部での反転攻勢でロシア軍を押し戻し、多くの領土を奪還している。

しかし、新たに解放された地域では安堵(あんど)と悲しみが交錯している。住民からは、数カ月にわたるロシアの占領下で起きた拷問や殺害に関する証言が浮上している。

東部ハルキウ州の街バラクリヤで暮らすアルテムさんは、ロシア軍に40日以上拘束され、電気ショックによる拷問を受けたとBBCに語った。

■苦痛と恐怖の「叫び声」

半年以上にわたりロシア軍に占領されていたバラクリヤは9月8日に解放された。残虐行為の拠点となっていたのは、ロシア軍が司令部として使用していた市内の警察署だった。

アルテムさんは、ほかの部屋から苦痛と恐怖による叫び声が聞こえてきたと証言した。

占領者たちはこうした叫び声が聞こえるよう、建物の騒々しい換気装置を止めたのだという。

「彼ら(ロシア軍)はみんなに電気ショックを受けた時の悲鳴が聞こえるように(換気装置を)止めていました」とアルテムさんは話した。「1日おきに一部の収容者にこういうことをしていました。(中略)女性に対しても」

アルテムさんも電気ショックを受けたが、1度だけで済んだという。

「2本の配線を持たされました」

「発電機がありました。速く動かせば電圧も上がります。『それを離したらお前は終わりだ』と言われました。そして尋問が始まりました。彼らは私がうそをついていると言って速度をさらに上げ始め、電圧も上昇しました」

アルテムさんは、軍服姿のきょうだいの写真をロシア軍が見つけたため拘束されたと話した。バラクリヤに住む別の男性は、ウクライナの国旗を持っていたという理由で25日間拘束されたという。

ある学校の校長を務めるタチアナさんは、警察署で3日間拘束された。その間、ほかの部屋から叫び声が聞こえたという。

私たちは警察署を訪れた。狭い部屋の壁には「主の祈り」の文字と、拘束された日数が刻まれていた。

ウクライナの警察官によると、2人用の部屋に最大8人が収容されていた。地元住民はロシア兵に捕まるかもしれないと、警察署の前を通り過ぎることにさえおびえていたという。

252 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 17:57:33.03 .net
 
つづき


■息子の殺害、「プーチンに聞きたい」

ウクライナ国旗が再びはためいているバラクリヤ中心部では、食料品を運ぶ小型トラックの周りに人だかりができていた。並んでいる人の多くは高齢者で、疲れ切った様子だった。それでも、ロシア軍を追い出してから初めて友人と抱き合うなど、うれしい再会の瞬間も見られた。

少し歩いたところにある、ひとけのない路地裏では、一部の犠牲者が近所の人たちによって急いで埋葬されていた。ペトロ・シェペルという名のタクシー運転手の墓には、粗末な木の十字架があった。隣に横たわっているのは身元不明の乗客だ。

警官が遺体を掘り起こして遺体袋に入れると、死臭が立ちこめた。

当局によると、ペトロさんと乗客はロシア軍の占領の最後の日に、ロシア軍の検問所で撃たれた。

ペトロさんの母ヴァレンティナさんは、遺体が掘り起こされるのを見守りながら、一人息子を殺したロシア人をののしった。

「プーチンに聞きたい。なぜ息子を撃ち殺したのかを」とヴァレンティナさんは叫んだ。

「何のために?  誰があのような脅威的な武器を持ってここに来るよう頼んだのか。あの人は私たちの子どもを殺しただけでなく、その母親である私たちをも殺した」

「近頃、自分はもう死んだようなものです。世界中の母親たちに言いたい。あの殺し屋に反逆しようと」

■撤退直前にも破壊行為

バラクリヤへ向かう際、私たちは戦争支持派のシンボル「Z」がついた軍用車両を目にした。ロシア軍はこれらの車両を放棄して逃げたようだ。

近くの村では、大きな被害を受けた学校を見せてもらった。地元当局によると、ロシア軍が追い出される前に最後に行った破壊行為の1つだという。

ハルキウ州の行政トップ、オレ・シニェフボフ氏は廃墟にたたずみ、水と電気の供給を回復することが重要な課題だと述べた。また、送電線が攻撃される懸念があるとした。

ロシア軍が戻ってくる可能性はあると思うかとBBCが尋ねると、シニェフボフ氏はこう答えた。「我々は戦争のただ中になる。危険は常に存在する」。

253 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 17:59:01.55 .net
ロシアの軍事備蓄、当初想定より少ない可能性=独国防相

9/17(土) 0:16配信

ドイツのランブレヒト国防相は、ロシアはウクライナで兵力と装備に大幅な損失を被っており、ロシアの軍事備蓄が想定より少ないことが明らかになるかもしれないと述べた。

同相は14日に行われたロイターとのインタビューで「ロシア軍はこれまでに兵力と装備の両方で大きな損失を被っている。ロシア軍が事実上無限の軍事的手段を自由に使えるという認識は現実と一致しない」と述べた。

また、ロシアは多くの装備を修理する必要があり、十分な人員を新たに確保するのに苦労しているとも指摘。「ロシア軍の残存兵力が実際どの程度あるのか注視したい。われわれが当初考えていたよりもかなり少ないと思う」と述べた。

同時に「ロシアは敗北から程遠く、まだ様々な軍事的選択肢を持っている」とも述べ、楽観視はできないとした。

独はウクライナを長期的に支援する用意があるとも表明した。同相は15日、ウクライナに対し多連装ロケットシステム「MARSII」2基とロケット弾200発を追加的に提供すると明らかにしている。

254 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 18:02:02.90 .net
トルコとシリアが接触、ロシアは段階的に軍撤退=関係筋

9/16(金) 8:39配信

トルコの国家情報機構(MIT)トップ、ハカン・フィダン氏は過去数週間、シリアの首都ダマスカスで同国の情報機関トップ、アリ・マムルーク氏と複数回協議を行っている。関係者4人がロイターに明らかにした。

両国の接触は、ウクライナ戦争の長期化に備えたロシアのシリア政策の転換を反映していると関係者らは指摘する。

トルコ治安当局者によると、シリアのアサド政権の後ろ盾であるロシアは、ウクライナ戦争に注力するためにシリアから軍を段階的に撤退させており、シリアにおける「政治的解決を加速させる」ため、トルコに対してアサド政権との関係正常化を要請した。

シリア情報筋によると、ロシアはウクライナでさらなる軍展開が必要になった場合に備え、シリアでの立場を明確にしようとしており、トルコとシリアに交渉開始を促した。

ただ、トルコとロシアは、ロシア軍が撤退した後、政府の統治地域で既に広範囲に配備されているイラン支援勢力が影響力を拡大することを望んでいないという。

255 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 18:02:36.81 .net
米政権、新たな対ロシア経済措置巡り議会と協議=国務省

9/15(木) 6:20配信

米国務省は14日、バイデン政権がウクライナ侵攻を続けるロシアに対する新たな経済措置を巡り議会と協議していると明らかにした。

国務省のプライス報道官は記者会見で、政権がロシアをテロ支援国家に指定する考えに反対姿勢を示していることについて「意図する結果および意図しない結果を考慮する必要がある」と指摘。そのため、政権はテロ支援国家への指定と「類似した影響をロシア経済や政府に及ぼすと同時に、意図しない結果をもたらさない手段について議会と関与している」と述べた。

こうした中、米民主・共和両党の上院議員は14日、ロシアをテロ支援国家に指定する法案を提出した。

256 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 18:03:40.29 .net
数日内にウクライナへの追加軍事支援を発表も=ホワイトハウス

9/14(水) 5:26配信

米ホワイトハウスのジョン・カービー戦略広報調整官は13日、バイデン政権がウクライナに対する追加軍事支援策を「近いうちに」発表する可能性が高いと発表した。

カービー氏はドンバス地域でウクライナ軍が勢い付いているようだと指摘。ロシア軍がウクライナ北東部から撤退後、次にどう出るかはまだ見えないとした。

257 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 18:04:17.09 .net
ウクライナ勢、10月に受け入れ 新体操

9/16(金) 19:22配信

 日本体操協会は16日、ロシアの侵攻を受けるウクライナの新体操チームを群馬県高崎市が受け入れる期間が、10月5~22日に決まったと発表した。

 選手17人を含む28人が対象で、高崎市内に滞在し、高崎アリーナなどで練習。一部はイオン・カップ世界クラブ選手権(同20~23日、東京体育館)に出場する。

258 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 18:05:09.47 .net
米欧日など債権国グループ、ウクライナの返済猶予で覚書

9/15(木) 12:58配信

米国や欧州諸国や日本などの西側ウクライナ債権国グループは14日、ウクライナの対外債務の元本返済や利払いを一時猶予する覚書を締結したと発表した。グループは7月に2023年末までの猶予を表明し、さらに1年延長する可能性も示していた。

覚書を交わしたのはカナダやフランス、ドイツ、日本、英国、米国など。覚書についての声明は「ロシアの不当で違法な侵略戦争に対応し、ウクライナ政府が社会的、医療的、経済的支出を増やせるようにする」と強調した。債権国グループはウクライナと2者間で交渉する他の公的な債権者らにも、返済猶予に早急に合意するよう呼びかけた。

ウクライナは現在、毎月50億ドル規模の財政不足に陥っており、西側の友好諸国や国際通貨基金(IMF)、世界銀行などからの資金支援に大きく頼らざるを得なくなっている。

259 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 18:06:17.81 .net
イジュームで440人の遺体発見、無名の墓から ウクライナ政府

9/16(金) 16:50配信
 
ウクライナ国防省は16日、ロシア軍から最近奪還した東部イジュームの埋葬地で、440基の無名の墓を発見したと明らかにした。



ウクライナのゼレンスキー大統領はこれに先立ち、国内外のジャーナリストに埋葬地を公開する方針を示し、「何が起きているのか、ロシアの占領がどういう結果につながったのかを世界に知ってもらいたい」と表明した。

ウクライナの「戦略コミュニケーションセンター」の15日の発表によると、イジュームで見つかった墓の一部はまだ新しく、大半の遺体は民間人のものだという。

イジュームは4月にロシアの激しい砲撃を受けた。ハルキウ州とドネツク州の境に位置する同市は5カ月に及んだ占領中、ロシア軍の重要な拠点になっていた。

ウクライナ軍は今月10日にイジュームを奪還。ウクライナ東部を攻撃するロシア軍にとって戦略上の打撃になった。

ウクライナ国防省が16日に公開した写真には、イジューム付近の雑木林の塚に据えられた多数の十字架が見える。

ゼレンスキー氏は15日の演説で、イジューム以外にも多数の遺体が発見されたブチャやマリウポリの名前を挙げ、「ロシアはあらゆる場所に死を残していく。世界はロシアの責任を問う必要がある。我々はそのために全力を尽くす」と語った。

260 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 18:07:03.43 .net
米、6億ドルのウクライナ追加軍事支援 ロケット砲や砲弾など

9/16(金) 10:09配信

バイデン米大統領は、ウクライナ向けに新たに6億ドルの軍事支援を行うと発表した。ホワイトハウスが国務省に15日に送った関連資料で明らかにされた。

バイデン氏は、国内余剰兵器の移送を許可する緊急時大統領在庫引き出し権(PDA)を使って支援を承認した。

国防総省によると、高機動ロケット砲システム「ハイマース」や暗視ゴーグル、クレイモア地雷、地雷除去装置、105ミリ砲弾、155ミリ精密誘導砲弾などが供与される見通し。

ホワイトハウスの資料によると、軍事教育や訓練向けの資金も含まれる。

米国はロシアの侵攻以降、ウクライナの安全保障のために約151億ドルの支援を行っている。

同省は「戦場での要求に応えるため、米国は同盟国やパートナーと協力し、ウクライナに重要な能力を提供し続ける」とした。

261 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 18:07:56.69 .net
G7貿易相会合が共同声明でロシアを非難

9/16(金) 2:09配信

 ドイツで開かれていたG7=主要7カ国貿易相会合が閉幕し、各国はロシアのウクライナへの侵攻を非難する共同声明を発表しました。

 西村経産大臣:「ロシアのウクライナ侵略ということがあってまさに未曽有の事態。今回率直な意見交換を行い、共通の認識が醸成され、閣僚声明がまとめられた」

 G7は共同声明で「ロシアによるウクライナへの侵略戦争は農業や貿易の混乱を引き起こしている」とロシアを非難しました。

 そのうえで、G7各国がロシアへの経済制裁を継続することやウクライナの復興のため貿易や投資を通じて支援していく方針で一致しました。

 また、食料や物資のサプライチェーンを強化する方針も盛り込まれました。

262 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 18:08:40.93 .net
ロシア、北極圏で軍事演習 原潜が巡航ミサイル発射

9/16(金) 19:30配信

ロシア国防省は、北極圏での軍事演習の一環で原子力潜水艦が16日に巡航ミサイルを発射したと発表した。

演習はロシアと米アラスカ州を隔てるチュクチ海で実施。原子力潜水艦2隻が対艦巡航ミサイルを発射し、400キロメートル先の標的に命中させた。

国防省は、今週の北極圏での演習について「ロシアの北極圏を軍事的手段で防衛する能力と準備」を試すためのものだと説明した。

西側諸国はロシアによる北極圏の軍事化に懸念を示しており、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は先月、北極圏でのロシアの軍備増強はNATOにとって「戦略的課題」だとの見解を示した。

263 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 18:09:50.05 .net
露のガス、モンゴル通り中国へ 3首脳が新パイプラインの推進で合意

9/16(金) 17:40配信

 中国の習近平(シーチンピン)国家主席、ロシアのプーチン大統領、モンゴルのフレルスフ大統領は15日、上海協力機構(SCO)首脳会議で滞在中のウズベキスタンで会談した。中国外務省によると、3者はモンゴル経由で中ロを結ぶ天然ガスのパイプライン建設計画を推進していくことで合意した。ウクライナ侵攻をめぐり米欧から制裁を受けるロシアを、中国が経済面で支える構図が強まっている。



 中国メディアによると、この計画は、モンゴルを通過し、ロシア西部と中国北部をパイプラインで結ぶ「シベリアの力2」で、年間約500億立方メートルの輸送能力を見込んでいる。

 中ロ間には2019年、ロシアと中国の東北部を結ぶパイプライン「シベリアの力」が一部開通し、現在も延長工事が進む。ロシア・サハリンの天然ガスを中国に運ぶパイプラインも計画中で、中ロのエネルギー安全保障をめぐる協力関係が深まりつつある。

 ウクライナ侵攻後、欧州などはロシアへのエネルギー依存の低下もはかっている。「シベリアの力2」が開通すれば、ロシアは欧州向けの天然ガスを中国に振り分けることも可能になる見通しだ。

264 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 18:10:26.27 .net
国連総長、収容所爆発で調査団準備 プーチン氏は関与否定か

9/15(木) 6:35配信

 ロシアのプーチン大統領は14日、グテレス国連事務総長と電話会談し、ウクライナ東部ドネツク州の親ロシア派支配地域で7月下旬に起きたウクライナ兵捕虜収容所の爆発事件について協議した。

 大統領府によると、グテレス氏は「客観的で独立した調査のため、国連の専門家を派遣する準備を鋭意進めている」と説明。一方、ロシア側の発表は「ウクライナ軍の攻撃」と表現しており、プーチン氏は関与を否定したもようだ。

265 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 18:11:33.44 .net
米、ロシアを支持しないよう中国に要請 ウクライナ戦争巡り

9/15(木) 23:59配信

(表現を一部修正して再送します)

米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は15日、中国に対し、ロシアによるウクライナでの戦争を支持しないよう求めた。また、ロシアのウクライナ侵攻に対して全世界が一丸となるべきで、傍観者であってはならないと述べた。

CNNのインタビューで「誰も傍観者であってはならない。全世界が一列に並び、ロシアのプーチン大統領の行いに対抗すべきだ」と指摘。「プーチン氏と通常通りのやり取りをしている場合ではない」と語った。

上海協力機構の会議に出席するためサマルカンドを訪れているプーチン大統領と中国の習近平国家主席はこの日、ロシアのウクライナ侵攻後初の直接会談を実施した。

カービー氏は、中国がロシアによるウクライナでの戦争をどの程度支援するかはまだ分からないとし、中国政府はプーチン大統領を実質的に支援する動きも、ロシアに対する制裁措置に違反することもなかったと指摘した。

これとは別に、カービー氏はMSNBCで、米国はウクライナに対し、新たな安全保障支援策を実施する準備を進めていると言及。時期などの詳細については明言を避けていたが、CNNでは「非常に近いうちに」発表される見込みとした。

266 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 18:12:29.86 .net
“侵攻”以来初の中ロ首脳会談 ウクライナや台湾情勢を議論

9/16(金) 2:13配信

 中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領がウクライナ侵攻後、初めて対面で会談しました。中国側は、ウクライナ問題については明言を避けつつ協力をアピールしています。

 会談はウズベキスタンで15日に行われました。

 中国の国営メディアによりますと、習近平国家主席はウクライナ問題を念頭に、「世界の変化に直面しても中国はロシアとともに努力し、大国として混乱した世界に安定をもたらす」と述べました。

 そのうえで、「互いの核心的利益を支え合い、貿易や農業などの実務協力を深化させたい」としています。

 また、台湾問題についてはプーチン大統領が「『一つの中国』の原則を断固として守り、一部の国が挑発的行動を取ることを非難する」と述べ、習主席はその姿勢を称賛しています。

267 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 18:14:41.43 .net
【解説】プーチン大統領が「忖度」中国は「弱いロシアにショック」ロシアウォッチャーが読み解く首脳会談 国営テレビに変化 戦況悪化伝えるのはなぜ

9/16(金) 20:19配信

ロシア国営テレビに変化 「敗北」示唆する者も


―――ウクライナの攻勢を受けて、ロシアではテレビの放送内容に変化があるということです。大和大学の佐々木正明先生によりますと、政権支持の国営テレビでは「前線への兵器の補給が圧倒的に少ない。何をやってるんだ」とか「達成目標から遠ざかっているのは明らかだ」などと専門家たちが公言し、中には「敗北を示唆するものまで出現している」と。



ロシアのメディアは国営、プロパガンダばかりを流していますので、ここはやはり違う意図があると見た方がいいと思います。これはですね、まずい状況を国民に植え付ける。兵力不足・武器不足の状況にありますので、このようにひどい状況だよ、反転攻勢でロシアが撤退していることを示唆することによって、一般のロシア人たちがこれはまずい状況なんだと。

今、別れ道に来ているかなと思います。一つはやはり戦時体制に入る。戦争継続を重視するような予算編成をする。例えばそこで切られるのは教育費や高齢者福祉施設の予算だったりというようなことをやる、そして大量増員するような戒厳令を敷いたり、そのような「地ならし」に使っているんではないかと私は考えています。

―――ということは、計算された放送ということになるわけですか?

もちろん専門家たちは状況を知っているんですね。真実を喋っている。それをこれまではシャットアウトしていたわけで、そうするとやはりロシア側の意図が隠されていると思った方が良いと、私は思います。

268 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 18:15:55.07 .net
 
つづき

プーチン大統領が「中国に忖度」か

――中ロ首脳会談でプーチン大統領は「ウクライナ危機における中国のバランスが取れた姿勢を高く評価する」と述べ、習近平国家主席は、「我々はロシアとともに変動する世界を発展へと導く主導的な役割を果たす用意がある」と話したそうです。佐々木先生によりますと、「のどから手が出るほど支援が欲しいロシアは『一つの中国』の原則を支持。ここまではっきり台湾問題の発言をしたことは初めてではないか」踏み込んだ発言があったということですか?

はい。忖度したということです。中国では10月に共産党大会、大事な人事があります。プーチン大統領にしてみれば、援軍が欲しい、経済的苦境になりかねないので、中国側、例えば半導体が手に入らなかったりとか、エネルギーをもっと買ってくれということを言いたいんだけれども、中国側に配慮を示した一つにこの台湾問題というのがあった。

私ずっと長く中露を見てきたんですけれども、冒頭のメディアにオープンにされたところで言ったのは、私記憶にないんですよ。もちろん2人で話し合うときや、外交文書を交わすときに「一つの中国」を確認し合うことはあるんでしょうが、それがクローズアップされるというのはこれは忖度していると。「バランスが取れた姿勢」という言葉も、これは習近平国家主席がですね、話し合いによる解決を求めているということですので、この発言も習近平国家主席に配慮をしていることになると私は思います。

―――習近平国家主席ですけども、佐々木先生によると「反米連合を築きたい中国だが、今回の侵攻で弱いロシアにショックを受け頼りにならないと考えているんじゃないか」ということですか?

2月に2人は会って、6月に電話会談もしています。2月の段階で「蜜月を強調」はあるんですけれども、今回のものに関しては、裏にある不協和音の匂いを非常に感じます。例えば「ロシアとともに変動する世界を発展へと導く主導的な役割を果たす用意がある」本当はプーチン大統領は、もう少し前のめりになってウクライナへを軍事支援するようなことをやって欲しいんですが、ここまでにとどまっている。

そして反米連合ということでは、少し言い方がきついんですが、ロシアはまだ味方なんですよね、使えるというふうに思っている。台湾有事があった際も、もしロシアとウクライナが戦っていれば、アメリカの目線をそらすことができる、ということでは一致できるんだけども、ここまでバランスを失ったロシア、そして弱いロシアを見せつけられて、習近平国家主席の「心やいかに」というふうに私は感じます。

269 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 18:17:08.84 .net
 
つづき

―――中国は、軍事的な支援はもうできないという感じですね?

ウクライナの戦地でイランのドローンが見つかったという報道があるんですよ。もし中国語の武器などがあれば、制裁を破って、ロシアに支援しているということになりますので、なかなか表立ってはできない。ただこの2人もメディアにオープンのところではないところで話し合っていますので、本当は何を話し合ってるかはわからないです。


「プーチン大統領は秋、確実に一手を打ってくる」

―――ロシアは日本に対して「窓を閉じつつある」ということなんですけれども、これは?

安倍元総理とプーチン大統領の関係がありました。なぜ安倍さんがプーチン大統領との関係を良好にしようと思ったかというと、もちろん北方領土問題もあるんですけども、ロシア側が、対中依存度を深めたくないんです。シベリア極東開発で中国に思うようにするのはやはりよろしくない、バランサーとしての日本ってのは必要だと思います。

ところが今回、日本も非友好国になりましたので、「窓を閉じつつある」というのは、まず平和条約交渉、これ停止しております。漁業交渉、ビザなし自由枠組みも閉じつつある。サハリン2もポイントになるんですが、ここまで閉じていくと、やはりその中国べったりにならざるを得ない、これはロシアにとっては良くない状況なんですけれども、ウクライナ侵攻でもう選択肢がなくなっているんだと思います。

―――今後のロシア、5つの可能性を先生に挙げていただきました。①国家総動員令②西側諸国のゼレンスキー疲れを誘う③友好国との協力を強化④ザポリージャ原発を「人質」⑤大量破壊兵器・戦術核の使用の選択肢。10月から11月はぬかるむ季節で、進軍速度は両軍ともに遅くなる、だが「プーチン大統領は秋、確実に一手を打ってくる」ということですが?

②(西側諸国のゼレンスキー疲れを誘う)は、既にもう狙っていますね。私、以前に冬将軍と言いましたが、凍えあがらせるのはヨーロッパの各家庭です。つまりエネルギー供給を停止して、ウクライナの支援を滞らせる、その国の政府に対してウクライナを支援すると、自分たちの光熱費も上がるし、冬寒くなるかもしれないということを狙っている可能性がある。すでに確実だと思います。

そして③(友好国との協力を強化)は、CIS=旧ソ連諸国、そしてベトナムとかミャンマー、アルゼンチンやブラジル。ロシアの協力国を増やしてエネルギーを安く売りますよ、武器を安く売りますよ、原発もやりますよとやって、支援の継続を長期化させる。つまり支援をいただくことによって、戦争継続のための資金を得ていく、これも外交としてやっていくんではないかなと思います。

そして④(ザポリージャ原発を「人質」)危険な賭けをすることによって時間稼ぎをする。サイバー攻撃があったり、不確実性の高いものを使う可能性もあります。①(国家総動員令)と⑤(大量破壊兵器・戦術核の使用の選択肢)は少し怖い、キナ臭い状況だと思います。

270 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 18:18:43.37 .net
ウクライナ東部ルガンスクの親ロ派幹部、爆発で死亡

9/16(金) 23:36配信

 ロシアに占領されたウクライナ東部ルガンスク(Lugansk)州で16日、爆発があり、分離派政権の検事総長と次官が死亡した。親ロシア派当局が発表した。


 自称「ルガンスク人民共和国」の指導者レオニード・パセクニク(Leonid Pasechnik)氏の報道官がメッセージアプリのテレグラム(Telegram)に、「きょう、セルゲイ・ゴレンコ(Sergei Gorenko)検事総長とエカテリーナ・ステグレンコ(Ekaterina Steglenko)次官がテロ行為により死亡した」と投稿。検察庁が標的とされたことについては、「キーウの政権があらゆる限界を超えたことを示している」との見方を示した。

 また、ここ数日、ウクライナ軍が優勢を主張している南部ヘルソン(Kherson)州では、砲撃が激化していると伝えられている。モスクワから派遣された南部ザポリージャ(Zaporizhzhia)州の親ロ派当局のウラジーミル・ロゴフ(Vladimir Rogov)氏は、ウクライナ軍がヘルソン市の市庁舎を攻撃し、死者1人、負傷者1人を出したと非難した。

271 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
プーチン氏、ウクライナ巡る中国の懸念に理解表明 習氏の姿勢評価

9/15(木) 23:57配信

ロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席が15日、訪問中のウズベキスタン・サマルカンドで会談した。プーチン大統領はウクライナ情勢を巡る中国側の疑問や懸念を理解しているとした上で、習氏の「バランスの取れた姿勢を高く評価している」と述べた。

首脳会談は上海協力機構(SCO)首脳会議に合わせ行われ、ロシアのウクライナ侵攻開始後としては初の対面会談となる。

習氏は「旧友」と再会できたことをうれしく思っていると述べた上で、「世界や時代、歴史が変化に直面する中、中国はロシアと協力し、大国の責任を示す上で主導的な役割を果たすと同時に、混乱する世界に安定と前向きなエネルギーをもたらす考えだ」と語った。

国営の中国中央テレビ(CCTV)によると、中国政府は会談に関する声明でウクライナには言及せず、中国はロシアの中核利益に絡み、ロシアを支援する用意があると表明した。また習氏によるウクライナに関する公の発言もなかった。

プーチン大統領は、一極集中化の世界を目指す米国の試みは失敗に終わるという見方を示した上で、「ウクライナ危機に関して、中国の友人たちのバランスの取れた姿勢を高く評価している」とし、「親愛なる同志の習近平氏、親愛なる友人」と呼びかけた。

その上で「この件に関する中国側の疑問や懸念を理解している。今日の会談では、もちろんわれわれの立場を説明する。この問題について以前にも話したことがあるが、われわれの立場を詳しく説明する」と述べた。

プーチン氏がウクライナ戦争に対する中国の懸念について言及したのは初めて。

こうしたプーチン大統領の発言は、ウクライナ侵攻を巡り慎重姿勢を維持してきた中国が批判的な見解にシフトしている可能性を示唆しているという。

米コロンビア大学のイアン・ブレマー政治学教授はプーチン大統領の発言について、「引き下がることを余儀なくされる圧力をプーチン氏が認識したことを示す初の公的なサイン」と指摘。「ロシアはウクライナ侵攻によって主要7カ国(G7)ののけ者となった。中国はそれに関わることは望んでいない」と述べた。

中国はロシアのウクライナ侵攻開始後、西側諸国による対ロ制裁を批判する一方、ロシアへの非難を控えると同時に、ロシアの軍事作戦に支持は表明せず、支援も供給していない。

一方、ロシアのラブロフ外相は記者団に対し、非公開の中ロ首脳会談は素晴らしい内容だったと言及。「国際情勢に関するわれわれの評価は完全に一致しており、食い違いは全くない」とし、「近く開催される国連総会を含め、われわれの行動を引き続き調整していく」と述べた。

プーチン大統領はまた、台湾を巡り中国への支持を明示。「われわれは『一つの中国』政策の原則を堅持する」とし、「米国とその衛星国による台湾海峡での挑発を非難する」と表明した。

習氏は2013年の国家主席就任以降、プーチン大統領と行った対面会談は39回。一方、21年に就任したバイデン米大統領とはまだ対面会談を行っていない。

また、モンゴルのオヨーンエルデネ首相はプーチン、習両首脳との会談で、モンゴルを経由しロシアから中国に石油・ガスを供給するパイプラインを建設する構想に支持を表明した。

272 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
IAEA理事会、ロシアにザポロジエ原発撤退を要請 決議案採択

9/16(金) 2:32配信

国際原子力機関(IAEA)理事会は15日、ロシアに対しウクライナのザポロジエ原子力発電所の占拠をやめるよう求める決議案を採択した。35カ国で構成するIAEA理事会の非公開会合に参加した外交官が述べた。

外交官によると、決議案には26カ国が賛成。ロシアと中国の2カ国が反対し、エジプト、南アフリカ、セネガル、ブルンジ、ベトナム、インド、パキスタンの7カ国が棄権した。

IAEA理事会は今回の決議文書で「ウクライナのザポロジエ原発および他の核関連施設に対する、およびこれらの施設でのあらゆる行動を直ちに停止する」ようロシアに要請。「ザポロジエ原発にロシア軍および(ロシア国営原子力企業)ロスアトムの職員が現在滞在していることを含め、ウクライナの核関連施設に対するロシアの執拗な暴力行為を非難する」とした。

また、ロシアによるザポロジエ原発の占拠が原発事故のリスクを著しく高めているとした。

これに対し、IAEAのロシア代表は今回の決議文書ではザポロジエ原発への組織的な砲撃に関する記述がないと非難。その理由は「この砲撃が、西側諸国があらゆる面で支援し、かばっているウクライナによって行われているからだ」と主張した。

273 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
領土割譲「認めない」87%に ウクライナ世論調査 軍の攻勢で

9/16(金) 4:26配信

 ウクライナの世論調査会社「キーウ国際社会学研究所」が15日、発表した最新の世論調査結果で、回答した人の87%が、どんなに戦争が長引いても領土をロシアに提供することを「認めない」と答えた。5月時点より5ポイント増加したという。ウクライナ軍が今月に入って東部と南部で領土を奪還したため、国民の士気が高まっているとみられる。

 同社によると、調査期間は9月7~13日で、18歳以上の計2000人に携帯電話で聞いた。地域別では、露軍の占領地域が広がる東部で意識の変化が大きく、5月時点で領土割譲を「認めない」とした人は68%だったが、今回は85%に上昇した。西部は91%、中部は88%、南部は83%だった。

 一方、ウクライナに住むロシア系住民も57%が領土割譲を「認めない」と回答した。プーチン露大統領は2月下旬にウクライナに侵攻した際、「ロシア系住民の保護」を理由にしていたが、プーチン氏の思惑とは大きく異なる結果となった。

 同社幹部は調査結果について、「国民に(戦争に対する)疲労はなく、ウクライナに(ロシアとの)和平を押しつけることは意味がない」とするコメントを発表した。

274 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
プーチン大統領、中国の後押しに期待感 中露首脳会談

9/15(木) 23:33配信

中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領は、日本時間の15日夜、ウクライナ侵攻後初となる首脳会談を行い、プーチン大統領は、中国が引き続きロシアを後押しすることに期待感を示しました。

習近平国家主席「中国はロシアと共に努力し、大国の責任を示し、リーダー的役割を発揮したい」

これに対しプーチン氏は、「ウクライナ危機での中国のバランスの取れた立場を高く評価する」と述べ、中国がロシア寄りの姿勢を続けていることを評価しました。

また、台湾問題をめぐっても、「アメリカなどの挑発を非難する」と述べ、中国に寄り添う姿勢を強調しました。

一方、習主席も「両国それぞれが重視する問題で、互いを力強く支持することを望む」と述べています。

ウクライナでロシア軍の苦戦が伝えられる中、プーチン大統領は台湾問題で中国の立場を強く支持することで、中国側からさらなる支援を引き出したい思惑もあるとみられます。加盟に向けたウクライナの意欲はなお脅威=クレムリン
28
コメント28件

9/15(木) 0:59配信

ロイター
ロシア大統領府(クレムリン)は14日、北大西洋条約機構(NATO)加盟に向けたウクライナの意欲はロシアの安全保障に対する脅威との見方を示した。写真はクレムリンのペスコフ報道官。2月撮影。提供写真(2022年 ロイター/Sputnik/Sergey Guneev/Kremlin via REUTERS)

[モスクワ 14日 ロイター] - ロシア大統領府(クレムリン)は14日、北大西洋条約機構(NATO)加盟に向けたウクライナの意欲はロシアの安全保障に対する脅威との見方を示した。

ウクライナ大統領府が13日に発表したNATO加盟などを巡る安全保障に関する草案を受け、クレムリンのペスコフ報道官は電話会見で、ロシアはこの草案を否定的に捉えており、ウクライナのNATO加盟という考えは「ロシアにとって主要な脅威」と指摘。「それは再びわれわれ自身の安全と国益を確保するための関わりと緊急の必要性を強調している」と述べた。

NATO前事務総長のラスムセン氏およびウクライナ大統領府のアンドリー・イェルマーク長官によって作成された9ページにわたる草案は「ウクライナの国際的な安全保障」に関して提言しており、ウクライナがNATOに加盟するまでの数年間に自衛能力を高めるために西側諸国に対し「政治、財政、軍事、外交資源」を提供するよう求めている。

ゼレンスキー大統領は、この草案はウクライナの新たな安全保障の基盤になるとした。

ペスコフ報道官は、ウクライナが自国の安全を保証するために西側諸国の支援を利用していると批判した上で、ゼレンスキー大統領がロシアの要求を直ちに受け入れることでウクライナの安全を高めることができると言及。「ウクライナの指導者はロシアに対する脅威を取り除く行動を取らなければならない。ウクライナ側はその行動が何でなければならないかを完全に認識している」とした。

275 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
イジューム集団墓地に「450基の墓」 大統領府顧問

9/16(金) 20:22配信

 ウクライナ軍がロシア軍から奪還した東部イジューム(Izyum)で、集団墓地が見つかったとされる問題で、大統領側近は16日、墓の数が450基に上ったと明らかにした。同日現地入りしたAFP取材班も、同市近郊の森に数百の墓があるのを確認した。



 ミハイロ・ポドリャク(Mykhailo Podolyak)大統領府顧問はソーシャルメディアに「450基の墓…これはイジューム近郊で見つかった複数の集団埋葬地のうちの一つにすぎない。占領地では数か月にわたり、恐怖による支配、暴力、拷問、集団殺害が横行していたのだ」と投稿した。

 ウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は15日、イジュームで「集団墓地」が見つかったと明かしていた。

276 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ウクライナ軍 ハルキウ奪還で露呈したロシア軍の致命的欠陥 軍事専門家も驚き

9/16(金) 11:01配信

 奇襲攻撃は、なぜ成功したのか──? 

日テレNEWSは9月13日、「ウクライナ軍『不意打ち』成功で――領土“東京の1・4倍”を電撃奪還 ハルキウで何が? 『ロシアの目標は風前の灯火』の見方も」との記事を配信した。担当記者が言う。



 ***

「9月11日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領(44)は、北東部ハルキウ州で軍が反転攻勢し、同州のイジュームなどロシア軍の拠点を奪還したと発表しました。更に12日、イギリスの国防省はロシア軍について『ウクライナ東部ハリコフ州のオスキル川以西の州全域から撤退を命じた可能性が高い』とも発表したのです」

 ウクライナ軍の戦果は、日本テレビによると《東京都の1・4倍ほどとされる広い範囲》だという。

 これほどの大戦果をあげた理由として、世界各国のメディアが「勝因は奇襲作戦の成功」と報じた。

「ウクライナ政府は『南部を奪還する』と公言し、実際に兵力を投入していました。ロシア軍が反撃のため南部に戦力を集中させた結果、北東部が手薄になったのです。その隙を突いて、ウクライナ軍が奇襲攻撃。これが大成功を収めた、というのが日本テレビなどの報道内容です」(同・記者)

 さる軍事ジャーナリストは「確かに奇襲だったのでしょう。現地の映像を見ると、ロシア軍が慌てふためいた様子が伝わってきます」と言う。

兵站の悪化
「ロシア軍が逃げた街には、戦車や装甲兵員輸送車が無傷のまま置き去りにされていました。CNNは『ロシア軍の兵士は軍服を捨て、私服で逃走した』とも報じています(註)。どうやらロシア軍の兵士は、『戦車や輸送車で退却したら、ウクライナ軍の追撃を受けてしまう』との恐怖心を持ったようです。そのため私服で“敵前逃亡”したのでしょう」

 敵前逃亡は、多くの軍隊で即決銃殺となる重罪だ。にもかかわらず、ウクライナ軍を迎え撃つ考えなど微塵もないのだから、ロシア軍における士気の低下は言わずもがなだ。背景には弾薬不足など兵站(へいたん)の悪化があるという。

「9月6日、アメリカ政府は『ロシアは不足した弾薬やロケット弾を補給するため、北朝鮮からの購入を試みている』と発表しました。経済制裁でロシア国内の生産力は落ち、ウクライナ軍はロシア軍の補給路を叩く作戦を続けています。古今東西、最前線の兵士は、補給状況に敏感です。弾薬や糧秣(りょうまつ)の不足を感じると、一気に士気は下がってしまいます」(同・軍事ジャーナリスト)

 もし補給された弾薬ケースにハングル文字が書かれていたら──最前線の兵士は、これだけで自軍の苦境を導き出すに違いない。

277 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
 
つづき

奇襲成功の謎

「北朝鮮の弾薬が補給されていたら、最前線の部隊は頭を抱えているかもしれません。2010年、朝鮮人民軍が韓国軍を砲撃するという『延坪島砲撃事件』が発生し、韓国は海兵隊員2人と民間人2人が死亡するなどの被害を受けました。その際、北朝鮮の弾薬は不発弾が相当な割合に達するなど、状態がひどいことが明らかになったのです」(同・軍事ジャーナリスト)

 同じことがウクライナでも起きている可能性がある。そもそもロシア軍も、朝鮮人民軍の砲弾に信頼を置いているとは考えにくい。

「もしウクライナの最前線に届いたのなら、試射を行っても不思議ではありません。その結果、延坪島砲撃事件と同じくらいの高率で不発弾があることが判明すると、部隊全体が不安に包まれるはずです。士気は更に低下することになるでしょう」(同・軍事ジャーナリスト)

 そもそもウクライナ軍の奇襲攻撃が成功するという時点で、ロシア軍の致命的な欠陥が浮き彫りになるという。

「偵察衛星や偵察機の発達により、『敵軍の動きを把握すること』と『自軍の動きが把握されていること』は、現代の戦争では前提条件となりました。1990年の湾岸戦争でアメリカ軍は、最前線で進軍する陸上部隊の同行取材を一部のメディアに許可し、戦況をリアルタイムで広報しました。『イラク軍も自分たちの動きを知っている』ことは当たり前だと考えていたからです」(同・軍事ジャーナリスト)

今後の戦局に影響

 ロシアも軍事大国である。宇宙に偵察衛星を飛ばし、空で偵察機も運用している。近年はドローンによる偵察にも力を入れている。

「ウクライナ軍は大規模な反攻作戦に乗り出したのですから、兵力も相当な規模でしょう。機械化部隊なのは当然で、先頭を戦車が進み、その後を装甲兵員輸送車が続いたはずです。小規模な決死隊ならいざしらず、多数の敵軍が攻めてくるのをロシア軍はキャッチできなかった。ただただ呆然とするばかりです」(同・軍事ジャーナリスト)

 兵站や偵察という要素も極めて大きいが、やはり結局は士気が最重要なのだろう。不退転の決意で反攻作戦に乗り出したウクライナ軍と、軍服を捨てて遁走したロシア軍との差はあまりに大きい。

「西側諸国が軍事支援を行っても、戦線が膠着していた時期もあり、“支援疲れ”が心配されていました。更に、冬の訪れが現実味を増し、ロシアがエネルギー供給を口実に圧力をかけ、一部の国が屈服するのではないかとも懸念されていました。それが今回の大勝利で、ウクライナ軍はもちろんのこと、支援を続けていた西側諸国も手応えを掴んだはずです。これは今後の戦局に大きな影響を与えるでしょう」(同・軍事ジャーナリスト)

278 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
 
つづき

ミッドウェイ作戦

 8月24日はウクライナの独立記念日だが、この日にゼレンスキー大統領は「ロシアから全土を取り戻す」と演説を行った。

 このためには南部と東部の二正面作戦が必要であり、軍事の専門家からは「現実的な戦略ではない」という指摘も少なくなかった。

「しかし今回、ウクライナ軍はまさに二正面作戦を敢行し、東部で大きな戦果を挙げました。南部でも前進を続けているとの報道もあります。いわば“有言実行”を果たしたわけで、西側諸国のウクライナ軍に対する評価も上がると考えられます」(同・軍事ジャーナリスト)

 一方のロシアは、このまま敗走が続くと、「開戦前の国境線」まで戻される可能性も出てきた。

「そもそもロシア軍はウクライナ全土を支配下に置くため、あの“特別軍事作戦”を実施したのです。ところが、キエフの攻略には失敗し、東部の占領地も失いつつあります。このまま敗北が続き、結局は開戦前の“国境線”に戻ったとなれば、徒労感は桁違いでしょう」

 ただでさえロシア軍は士気の低下に苦しんでいる。それに加えて「“特別軍事作戦”は全く意味がなかった」との事実を突きつけられたとしたら、どうなってしまうのか──。

「ウクライナ軍の戦果は、1942年に劣勢のアメリカ海軍が日本海軍を撃破して戦局を一気に転換した、『ミッドウェイ作戦』に匹敵する価値を持つ可能性も出てきました」(同・軍事ジャーナリスト)

279 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
習氏「露と主導的役割」中露首脳会談で対米連携

9/16(金) 0:13配信

ロシアのプーチン大統領は15日、ウズベキスタン・サマルカンドでの上海協力機構(SCO)首脳会議に合わせ、中国の習近平国家主席と会談した。プーチン氏は会談冒頭、「ロシアは『一つの中国』の原則を堅持し、米国などによる台湾海峡での挑発を非難する」と表明。習氏は「中国はロシアとともに責任ある大国として主導的役割を果たす用意がある」と述べ、両国が欧米に対抗するため連携していく姿勢を強調した。

中露首脳が対面で会談するのは2月上旬以来で、同月下旬のロシアのウクライナ侵攻後では初めて。

プーチン氏は、ウクライナ情勢に関して、「中国が中立的な立場を取っていることを高く評価する」と話した。中国側の報道によると、習氏は「今年、中露は戦略的な意思疎通を保った」と指摘。ロシア側に対し「実務協力を広げ、地域の安全や広範な発展途上国の共同利益を守る必要がある」と呼び掛けた。

ウクライナ侵攻後に米欧が発動した制裁で、ロシアは精密部品の輸入や金融取引が制限された。外国企業の撤退も相次いだ。

プーチン氏は、15~16日のSCOに参加したインドなど、米欧主導の制裁から距離を置く各国との協力強化を図る。15日にイラン反米保守強硬派、ライシ大統領と会談。16日に「対話パートナー」との位置づけで出席したトルコのエルドアン大統領と会談する予定。タス通信などによるとイランは15日、SCO正式加盟に向けた文書を交わした。

280 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
国連総会に大統領のビデオ演説許可要請、ウクライナが決議案

9/15(木) 14:26配信

国連年次総会は16日、ウクライナのゼレンスキー大統領が総会演説をビデオで行うことを許可する決議案を審議する。総会では過去2年、新型コロナウイルス禍のため各国指導者のオンライン演説が認められていたが、今年はニューヨークを訪れて演説するよう求められている。

ゼレンスキー氏は21日に演説する予定だが、ロイターが閲覧したところによると、ウクライナの国連代表団は加盟諸国に送付した文書で、ゼレンスキー氏は「ロシアによる侵攻のため対面出席が不可能」と訴えている。

決議案の草案はウクライナが作成。「今後の会議の前例を作るものではない」と明記している。

外交関係者らは、ロシアがこの草案を巡り投票を求めるとみている。ロシアのネベンジャ国連大使は14日、ゼレンスキー氏のビデオ演説に反対を表明、記者団に「ゼレンスキー氏は全く問題なく世界中を訪れているが、ここには来られないそうだ。ならば代表を派遣して演説させることになる」と述べた。

281 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
G7、ウクライナ経済支援 貿易相会合、供給網強化

9/15(木) 22:18配信

 ドイツのベルリン近郊ノイハルデンベルクで開かれた先進7カ国(G7)貿易相会合は15日、ロシアが侵攻するウクライナへの経済支援を盛り込んだ共同声明を採択し、閉幕した。侵攻が農業生産やサプライチェーン(供給網)、貿易を混乱させていると非難した。

 共同声明では、重要鉱物の供給網構築に向けた作業を強化すると強調。中国やロシアを念頭に、貿易関連の経済的威圧の使用に懸念を示した。

 また中国を念頭に、全ての形の強制的な技術移転や知的財産の窃取、国有企業の市場歪曲的な行動といった不公正な慣行を懸念すると指摘した。

282 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
中ロ首脳が会談 連携強化を示唆

9/16(金) 6:12配信

ロシアのプーチン大統領は、15日、中央アジアのウズベキスタンで中国の習近平国家主席と首脳会談を行い、経済や軍事などの連携強化を通じて欧米など、各国をけん制する構えを見せた。

ロシアがウクライナ侵攻を開始してから初めてとなる会談の冒頭、プーチン氏は侵攻について「中国のバランスの取れた立場を高く評価している」と述べたうえで、「中国の問題意識は理解しており、この会談でロシアの立場をくわしく説明したい」と伝えた。

さらに、アメリカのペロシ下院議長が8月、台湾を訪問したことを「挑発だ」と非難し、台湾を含めて「ひとつの中国」とする中国の主張を強く支持した。

一方、習氏は、「中国はロシアとともに責任ある大国としての規範を示す準備ができている」と応じるなど、両首脳は経済や軍事での連携強化を示唆して、ロシアや中国を危険視する各国をけん制した。

283 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
「ウクライナ危機における中国のバランスが取れた姿勢を高く評価」ウクライナ侵攻後初めての中ロ首脳会談 

9/16(金) 11:54配信

ウクライナが反転攻勢に出る中、15日、ロシアのプーチン大統領は、中国の習近平国家主席と会談を行いました。2人が対面で会談するのはウクライナ侵攻後初めて。プーチン氏はウクライナ情勢をめぐる中国側の姿勢を高く評価しました。

 

■“他の人に悲鳴が聞こえるように換気扇を止めて…”ロシア軍による市民への拷問と虐殺
ロシア軍から取り戻したハルキウ州・イジュームの街は破壊され、様変わりしていました。

ゼレンスキー大統領
「私たちが最初に解放したブチャと同じような光景がある」

今年4月、ロシア軍撤退後に多くの市民の遺体が見つかった首都キーウ近郊のブチャ。今回、イジュームでもロシア軍による市民虐殺や拷問などがあったと言います。

イジュームの市民
「私の息子は友人と車の中にいて、射殺されました。目撃した人の話では、15人から20人が銃を持って家から出てきて車を至近距離から撃ったそうです」

イジュームの市民
「私は電気ショックを使って拷問されました。拷問のときは、他の人に悲鳴が聞こえるように換気扇を止めていました」

電撃訪問後、キーウに戻ったゼレンスキー氏。大統領報道官によるとゼレンスキー氏の乗る車と別の車が衝突する事故があり、ゼレンスキー氏が軽傷を負ったということです。

■ウクライナ侵攻後初の中ロ首脳会談
ウクライナの反転攻勢で非常に厳しい状況にあるロシア。そんな中、15日にウズベキスタンで「中ロ首脳会談」が行われました。

中国とロシアが主導する枠組み「上海協力機構」の首脳会議が15日からウズベキスタンで開催されていて、それに合わせて行われたものです。

習近平国家主席とプーチン大統領が対面で会談するのはウクライナ侵攻後初めてです。

■ロシアと中国の思惑は? 今後のウクライナの戦況は?
国山ハセンキャスター:
ロシア情勢に詳しい慶應義塾大学の廣瀬陽子教授にお話を伺います。
どうぞよろしくお願いします。

慶應義塾大学 廣瀬陽子教授:
よろしくお願い致します。

山本恵里伽キャスター:
ロシアのプーチン大統領は「ウクライナ危機における中国のバランスが取れた姿勢を高く評価する」としました。一方で、中国の習近平国家主席我々は「ロシアとともに変動する世界を発展へと導く主導的な役割を果たす用意がある」としています。

慶應義塾大学 廣瀬陽子教授:
プーチン大統領が積極的支配に反対するというようなことを主張していますし、そして習近平氏からはロシアと共にという発言が出ています。つまりこの会談の中心は反アメリカということでの中露の結束にあると思います。反アメリカではいろいろな問題があっても、両国が必ず一つになれることを改めて強調したと思います。

ーーウクライナ侵攻についてプーチン大統領が習近平国家主席に軍事支援を求めた可能性はありますか。

慶應義塾大学 廣瀬陽子教授:
可能性としては若干はあると思うんですけれども、強くはないと思うんですね。というのは、やはりプーチン大統領も、中国が、この問題でロシアと共闘していると世界から思われたくないことを理解しています。軍事支援ができない、しづらいということも理解していますので、そこを外した経済協力などを求めていった可能性が高いのではないかと思います。

284 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
 
つづき


ーーそんな中で戦局に変化がありました。ウクライナ軍が重要拠点の奪還に成功しましたが、その要因をどのように分析されますか。

慶應義塾大学 廣瀬陽子教授:
ウクライナの奇襲作戦がうまくいったということだと思うんですね。8月にウクライナはロシアが南部を抑えるために重要視しているクリミアを攻撃することも含めて、南部の攻撃に注力をしていたわけです。ですのでロシアは南部に注目をしていたわけですけれどもそこで突然、北東部に奇襲をかけるとそれが非常に上手くいったわけですね。さらにロシアに対してウクライナが使っている西側の新しい武器が効いていることもありますし、ロシア軍の士気がどんどん低下している一方でウクライナ軍の士気と団結が強まっていることも大きいと思います。

ーーここはウクライナの戦略が成功したとも見られるわけですけども、奪還は今後も続いていくのか、それともロシアの攻撃が激しくなるのか。

慶應義塾大学 廣瀬陽子教授:
10月になると雨季に入ります。そうしますと路面が、ぬかるみになってしまう時期になりますので、戦車などが通りにくくなるんですね。そうしますと大規模な軍事活動ができなくなる可能性というのがありますので、その間にロシアが立て直してくる可能性もありますし、またウクライナがこのまま進んでいくという可能性もありまして、5分5分かと思うんですけれども、戦闘は長引く可能性は高いと思います。

285 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
露・トルコが首脳会談 穀物輸出、ア・ア衝突を協議

9/16(金) 20:31配信

ロシアのプーチン大統領は16日、ウズベキスタン・サマルカンドでの上海協力機構(SCO)首脳会議に合わせ、トルコのエルドアン大統領、インドのモディ首相と会談する。プーチン氏は、ウクライナ侵攻を受けて米欧諸国が発動した対露制裁から距離を置く両国との友好を確認し、ロシアが国際的に孤立しているとの印象を払拭する思惑だ。

タス通信によると、ペスコフ露大統領報道官は15日、プーチン氏とエルドアン氏がウクライナからの穀物輸出の現状について協議する予定だと説明した。

侵攻で停滞してきたウクライナ産穀物の輸出を巡っては7月下旬、トルコと国連の仲介でロシアとウクライナが再開に合意。しかしプーチン氏は今月7日、ウクライナ産穀物の大半が欧州に送られ、食糧危機に直面する発展途上国にほとんど届いていないと主張。欧州向け輸出に制限を設けるなど合意の修正を提案する可能性があるとしていた。

プーチン氏が合意の修正を求める背景には、途上国からのロシアへの支持を集める思惑や、ウクライナの財政を悪化させる狙いがあるとみられる。ウクライナは「ロシアに合意の修正を求める権限はない」と非難。英国防省も11日、「国連の統計ではウクライナ産穀物の30%が途上国に送られており、プーチン氏の主張は真実でない」とした。

トルコは軍用ドローン(無人機)の供与などを通じてウクライナとも良好な関係にあり、エルドアン氏が合意修正に賛同するかは不透明だ。

プーチン、エルドアン両氏は最近発生したアルメニアとアゼルバイジャンの軍事衝突についても協議する見通し。アルメニアはロシアを、アゼルバイジャンはトルコをそれぞれ後ろ盾としている。エルドアン氏は14日、アルメニアの動きを「受け入れがたい」と述べ、アゼルバイジャン支援の姿勢を明確にした。

トルコとアゼルバイジャンはともにイスラム教徒が多く、民族的にも近い。トルコは2020年、アルメニアと衝突したアゼルバイジャンに無人機を供与し、アゼルバイジャンが戦闘で優位に立つ一因になった。

来年6月に大統領選が行われるトルコでは経済悪化が続き、エルドアン氏の支持が低迷している。イスラム保守層に票田があるエルドアン氏には、支持基盤を固めるためにもアゼルバイジャン支援を続けるのが得策だという事情がある。

286 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ローマ教皇「中ロとの対話必要」 困難伴うも放棄せず

9/16(金) 6:34配信

 ローマ教皇フランシスコは15日、バチカンと国交がない中国やウクライナに侵攻したロシアとの対話が必要だとの考えを改めて示した。中国について「理解するには1世紀かかる」と述べ、ロシアに関しては「戦争を始めた国々との対話は常に難しい」と指摘したが、それでも話し合いを放棄してはならないと強調した。

 教皇は訪問先のカザフスタンからローマに戻る機中で記者会見した。中国で宗教の自由が脅かされているとの懸念があることを踏まえ、極めて複雑な国だとしつつ「理解するために対話の道を選んだ」と述べた。

287 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ウクライナから「お礼の絵」届く 絵の具寄付の絵画教室 

9/16(金) 9:51配信

 日本に訪れたウクライナ避難民に絵の具を寄付している宮崎市の絵画教室「現代っ子センター」(藤野ア子主宰)の元に、絵の具を受け取った子どもたちからお礼の絵が送られてきた。青空の下広がる小麦畑やウクライナ国花のヒマワリなどの作品9点は、同市・宮崎銀行宮崎支店で30日まで展示している。

288 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ロシアの1─8月経常黒字は1831億ドル、前年同期の3倍に

9/12(月) 14:49配信


ロシアの1─8月の経常黒字は1831億ドルで、前年同期(609億ドル)の約3倍に増加した。ロシア中央銀行が9日に公表した。

西側諸国の制裁で財(モノ)とサービスの輸入が減少する一方、コモディティー(商品)価格の世界的な上昇で輸出収入が押し上げられ、今年の経常黒字は過去最高となる見込みだ。

だが、中銀は8月、最近のルーブル相場回復を支えてきた経常黒字が下半期に顕著に縮小するとみられるほか、経済の落ち込みが加速するとの見通しを示している。

289 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
米政府、ロシアに新たな制裁-穀物略奪に関与した人物も対象

9/16(金) 6:24配信

米政府は15日、ロシアの軍事情報機関や防衛産業、ウクライナ産穀物の略奪に関与した疑いのある人物を対象に新たな制裁を発表した。プーチン大統領による戦争遂行の能力をそぐことが狙い。

国務省は防衛やテクノロジー、エレクトロニクス関連の31団体に制裁を科した。財務省の制裁は22人の当局者が対象で、「数十万トンのウクライナ産穀物の押収・略奪を監督した」人物も含まれると、ブリンケン国務長官が発表文で説明した。

同長官によると、今回発表の制裁にはベラルーシとロシアが生物・化学兵器の製造に使用し得る品目を対象とする商務省の輸出規制も含まれる。米国はさらに、ウクライナの子供を親から引き離し強制移動させる行為に関わったとされる情報機関を対象に新たな制裁を科した。

ウクライナ当局者は同国産穀物をロシアが盗んでいるとたびたび主張してきた。ロシアの支配下にあるクリミア半島からの7月の出荷量が通常のこの時期の50倍余りに膨らんだことをデータから読み取ることができ、押収された穀物が海外に送られていることを示唆した。

290 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
G7貿易相会合閉幕 ウクライナ支援の共同声明採択

9/16(金) 6:18配信

2日間にわたり、ドイツで開かれていたG7(主要7カ国)の貿易相会合は、貿易を通じたウクライナへの経済支援を盛り込んだ共同声明を採択し、15日に閉幕した。

G7の貿易相会合は、ロシアによる軍事侵攻が農業生産やサプライチェーン、貿易を混乱させているとしてロシアを非難した。

そのうえで、貿易を通じてウクライナの経済回復に向けた支援を強化することや、中国を念頭に、健全な競争をゆがめる行為をG7としてけん制することなどが盛り込まれた共同声明が採択された。

出席した西村経産相は、対立する国への貿易や投資に制限をかける「経済的威圧」に対して、「G7で連携して対応する必要があると強く主張した」としたうえで、2023年のG7の議長国として、「さらなる成果を目指していきたい」と強調した。

291 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
奪還・解放されたイジュームの今、戦車はあっても水や電気はなく……

9/16(金) 11:58配信

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は12日、ロシア軍から解放されて間もない東部イジュームにウクライナ国旗を掲げた。その直後にBBCが取材した街は、電気と水が停まってしまっていたものの、ウクライナ軍の到着に安心している様子だった。

イジュームに接近すればするほど、ロシアが急いで撤退した証拠が次々と見えてくる。

ウクライナ兵たちは街の近くの道路脇に集まり、戦いの残骸を、大きな笑みを浮かべながら調査している。

ロシア軍の戦車が2台打ち捨てられている。そのうちの1台にはすでにウクライナ国旗が差してあった。1台を使ってもう1台をくぼみから引っ張り出そうとしながら、ウクライナ兵たちは互いに抱き合って喜びを分かち合っている。

街の中に入るとさらにもう1台、道路の真ん中に戦車が放置されていた。まるでロシアの敗北を記念するかのようだ。地元の住民がその前で、親指を下に向けたポーズでセルフィーを撮っていた。

ミニバンに乗った2人の女性と会った。車には、日用品などを詰めた小さなかばんがたくさん積まれていた。ラリッサさん(61)と友人のウィクトリアさんは、イジュームに初めて戻ってきたという。

ラリッサさんは、戦争が始まってすぐにこの街を離れたので、戻れてうれしいと話した。しかし、市街地にあったラリッサさんの家は壊されており、状況は複雑だ。私と話した後、2人は友人の家に泊まると言い、歩いて去っていった。

市内には、爆撃を受けて真っ黒になった建物がたくさんあった。破壊された市庁舎前の道路を渡ると、午後の雨の中で数十人が静かに列を作っていた。ピクルスや乾物、ミネラルウォーターといった支援物資を待っているのだ。

この街には現在、水道や電気、暖房が通っていない。

死者数はまだ確定していないが、市職員によると、3月に5階建てのアパートを狙った爆撃で、子供を含む47人が亡くなったという。この攻撃では、建物の中心に大きな穴が開いた。

今その建物を訪ねると、外からいくつかの部屋がはっきりと見て取れる。一番上の階の部屋では、テーブルの上にテレビが置かれている。数階下では、ワードローブの中にまだ服が整然とかけられていて、持ち主がまた着るのではないかと思うほどだ。がれきのなかに落ちていた小さなアルバムの中では、3人の女性が笑顔を浮かべていた。

このアパートに22年住んでいたというタチアナさん(69)は、2階の焼け焦げたバルコニーを指さした。

攻撃は朝に起きたという。自分は職場のシェルターにいて、アパートにはいなかったとタチアナさんは話した。

この建物の中にあるシェルターに逃げ込んだ住民は、暖を取るために建物の中心に集まっていた。爆撃は、建物の中心に当たった。

ロシア軍が司令部として使っていた市庁舎の建物には、今なお扉にロシアの表示が付いている。しかし、ごみ箱の中には焼かれたロシアの旗があった。

建物内にはファイルの箱が散らかっていた。近くにはロシア軍が人々を拘束していた警察署があり、そこで私たちは、ウクライナのパスポートを大量に見つけた。地元の警察によると、ロシア軍は数カ月にわたる占領期間中に、住民のパスポートを押収していたのだという。

292 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 18:43:54.34 .net
米、ロシアの個人22人と2団体に制裁 ウクライナ戦争を助長

9/16(金) 5:01配信


米財務省は15日、ロシアによるウクライナでの戦争を助長した個人22人および2団体に新たな制裁を課すと発表した。

新しい制裁は商務省および国務省と連携して行われる。イエレン財務長官は「ウクライナが自由を守るために前進している中、われわれは今日、ロシアの軍事再建能力をさらに低下させ、暴力を振るう加害者に責任を追求し、プーチン氏を財政的にさらに孤立させるための措置を取る」とした。

293 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 18:45:45.68 .net
インド、ロシアとのルピー建て貿易近く開始=輸出促進団体

9/15(木) 10:49配信

インドが近くルピー建てでロシアとの貿易を開始する。国内最大手行のインドステイト銀行が新たな決済メカニズムの促進に同意したと、インド輸出促進団体が14日に明らかにした。

ウクライナ侵攻で欧米がロシアに制裁を発動して以来、インドの対ロ輸出は減速している。

政府が設立したインド輸出組織連盟(FIEO)のA・シャクティベル理事長は記者団に対し、「インドステイト銀行はロシアとのルピー建て貿易を促進するために名乗りを上げ、他のいくつかの銀行も関心を示している」と述べた。対応するロシアの銀行名は今後15日以内に発表される可能性があるという。

インド中央銀行は7月、世界的な通貨安の影響を食い止めるため、国際貿易をルピー建てで決済する仕組みを導入。同様の仕組みは制裁を受けているイランとの決済にも使用されたため、この動きはロシアとの貿易を支援するものとみられた。

シャクティベル理事長は「ルピーでの取引により、インドの対ロ輸出は今年度50億ドル程度まで増加する可能性がある」と述べた。昨年度は約33億ドルだった。

294 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 18:46:53.60 .net
同盟国のカザフスタン元首相がプーチン政権を批判

9/16(金) 20:37配信

 ロシアのウクライナ侵攻を巡り、ロシアの同盟国である中央アジアのカザフスタンの元首相がプーチン政権を批判し、ソ連崩壊を繰り返すことになると警告しました。

 カザフスタンのアケジャン・カジェゲリディン元首相は、ドイツメディアのインタビューに答え、ロシアのウクライナ侵攻を巡るロシア側の主張を「理解できない要求」だと批判しました。

 また、ロシア国内で中央政府に対する地方の不満が高まっていて、ソ連邦崩壊時と同じ状況に陥っているとし、ロシアが連邦制を維持できず政治的に分裂する可能性があると指摘しました。

 カザフスタンは、石油や天然ガスなど豊富な資源を有していて、ロシアにとって重要な同盟国です。

 先月には、カザフスタンだけでなくキルギス、タジキスタンもアメリカなどと共同軍事演習をするなど、中央アジアの国々のロシア離れが進んでいます。

295 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 18:47:46.73 .net
ウクライナ、インフレ率が来年30%に上昇も 予算案提出

9/14(水) 11:24配信

ウクライナのシュミハル財務相は13日、2023年予算案を提出し、インフレ率は30%と8年ぶりの高水準に達する可能性があると述べた。インタファクス・ウクライナが伝えた。

23年予算全体のほぼ半分に当たる1兆1400億フリブナ(312億3000万ドル)を安全保障と国防に振り向けるとしている。

予算案では、実質国内総生産(GDP)の伸び率を4.6%、年間インフレ率を最大30%と想定。この通りになれば、インフレ率は15年に記録した平均48.7%以来の高水準となる。

財務相によると、予算の35%を年金、低所得者層への支援、国内避難民の援助、医療や教育への支出といった社会プログラムに使う。

ウクライナは、戦争のコストと税収減少により、戦争前のGDPの2.5%に当たる月50億ドルの財政赤字が発生していると見積もっている。エコノミストは、年間の財政赤字は対GDP比25%と、戦争前の3.5%から大幅に押し上げられると試算している。

296 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 18:48:50.78 .net
ウクライナの子供たちを支援するチャリティオークション。「Spring is around the corner」展がポーラ ミュージアム アネックスで開催へ

9/16(金) 12:04配信

 ウクライナの子供たちを支援するチャリティオークション「Spring is around the corner」展が東京・銀座のポーラ ミュージアム
アネックスで開催される。2022年9月現在もいまだ出口の見えないロシアによるウクライナへの軍事侵攻に対して、「その戦禍にいる人々、とりわけ子どもたちへの支援がしたい」というアーティストたちの声も数多く寄せられ、本展の開催に至ったという。会期は11月2日~12月4日。

 
アネックスは昨年もチャリティオークションを実施。その売上全額を日本赤十字社の「新型コロナウィルス感染症への対応等に関する寄附金」として寄付した。


 今回のチャリティオークションのテーマは「春」。本企画に賛同した当ギャラリーに縁のある20名のアーティストが各々1点、作品を制作。作品は展示会場で鑑賞することができるほか、サイレントオークション(*)形式でオンライン入札も可能だ(11月7日入札サイトオープン予定)。また、ドローイング作品の抽選販売に加え、前回要望が多数寄せられたカタログ販売も行う。

 今回のオークションでの販売収益は、ウクライナの子どもたちへ支援を行っている公益財団法人 日本ユニセフ協会「ウクライナ緊急募金」へ全額寄付される予定だ。

*──サイレントオークションとは、競りは行わず入札形式のみのオークションで、入札された中で最高額をつけた方が落札者となる形式。

297 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 18:49:46.21 .net
EU向けガス輸出、今年は500億立方メートル減少へ=ロシア副首相

9/16(金) 11:59配信

ロシアのノバク副首相は15日、今年の欧州連合(EU)向けの天然ガス輸出量が前年から500億立方メートル減少するとの見通しを示した。インタファクス通信が伝えた。前年の輸出実績は1500億立方メートル前後で、3分の1に相当する量が減ることになる。

ロシア産ガスはウクライナ侵攻前、EUのガス輸入量の40%を占めていた。ロシアが西側諸国の制裁に対する報復として、技術的問題を口実にEUへのガス供給を削減したため、シェアは9%に低下している。

国営天然ガス独占企業ガスプロムの上級幹部は15日の会議で、欧州にとってロシアに代わるガス調達先はないと発言。「シベリアやヤマル半島のガス田に匹敵する供給力を有する国は一つもない」と述べた。

298 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 18:50:28.76 .net
G7貿易相、不当な貿易制限措置の回避呼びかけ WTO改革確約

9/16(金) 2:26配信

主要7カ国(G7)貿易相会合は15日、2024年までに世界貿易機関(WTO)の全加盟国が利用できる紛争処理システムを完全に機能させることを目指すとする共同声明を発表した。

共同声明は「WTOは開放性、透明性、公正な競争、法の支配といった共有する価値観を反映する必要がある」とし、WTO改革に建設的に取り組むと確約。

食料と農産物市場の開放を維持することにコミットするとし、不当な貿易制限措置を回避するよう呼びかけると同時に、貿易に関連した経済的な抑圧に深刻な懸念を表明した。

また、ロシアによるウクライナ侵攻を非難。「貿易はウクライナの経済回復に向けた重要な推進力となり得る」とし、ウクライナへの支援を確約した。

299 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 18:51:26.28 .net
防空システムがウクライナの優先事項=ゼレンスキー大統領

9/16(金) 1:30配信

ウクライナのゼレンスキー大統領は15日、欧州委員会のフォンデアライエン委員長との共同記者会見で、ロシアの攻撃からウクライナの都市や町を守るために防空システムが優先事項と述べた。

また、イスラエルから防空システムが供給される可能性について、ウクライナはまだ前向きな回答を得ていないと指摘。米国とドイツが確約した防空システムもまだウクライナに到着していないとした。

一方、フォンデアライエン委員長は、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟に向けた「手続きは順調に進んでいる。そのスピード、決断力、正確さに感銘を受けた」と言及。ウクライナが「より多くのビジネスと収入」を確保できるよう、EUは可能な限りのことを行う必要があるとした。

フォンデアライエン委員長はまた、ロイターのインタビューに対し、欧州で物価やエネルギー価格が高騰する中、ウクライナ支援に伴う「コストは大きい」ものの、「自由や国際平和秩序、民主主義に値段は付けられない」と語った。

EUによる対ロシア制裁は目に見える影響を及ぼしているという認識をも示した。

300 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 18:52:11.37 .net
印首相、ウクライナ侵攻を公に批判 「今は戦争の時でない」

9/17(土) 0:14配信

インドのモディ首相は16日、ロシアのプーチン大統領と訪問先のウズベキスタン・サマルカンドで会談し、「今は戦争の時ではない」と述べ、約7カ月に及ぶウクライナ侵攻について公に批判した。

プーチン大統領はモディ首相の発言に対し、口をすぼめ、モディ氏に視線を向けた後下を向いた。そして「ウクライナ紛争に関するインドの立場や懸念は理解している」とした上で、「われわれは可能な限り早期の停戦に向け全力を尽くしている」と言明した。ウクライナが交渉を拒否したとも述べた。

プーチン大統領はこれまで、西側諸国と対立しているものの、中国やインドなどアジアの大国に目を向けることができるため、ロシアは孤立していないと繰り返し述べていた。

15日に行われた中国の習近平国家主席との会談では、プーチン大統領はウクライナ情勢を巡る中国側の疑問や懸念を理解しているとし、ウクライナ戦争に対する中国の懸念に初めて言及した。さらに、習氏の「バランスの取れた姿勢を高く評価している」と述べた。ウクライナ戦争に対する中国の懸念に言及するのは初めて。

また、習氏は16日、当地で開かれている上海協力機構(SCO)の首脳会議で演説し、旧共産圏で発生した民主化運動「カラー革命」が外国勢力の扇動によって引き起こされることがないよう、加盟国は協力する必要があると訴えた。

301 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 18:53:48.43 .net
米政権、新たな対ロシア経済措置巡り議会と協議=国務省

9/15(木) 6:20配信

米国務省は14日、バイデン政権がウクライナ侵攻を続けるロシアに対する新たな経済措置を巡り議会と協議していると明らかにした。

国務省のプライス報道官は記者会見で、政権がロシアをテロ支援国家に指定する考えに反対姿勢を示していることについて「意図する結果および意図しない結果を考慮する必要がある」と指摘。そのため、政権はテロ支援国家への指定と「類似した影響をロシア経済や政府に及ぼすと同時に、意図しない結果をもたらさない手段について議会と関与している」と述べた。

こうした中、米民主・共和両党の上院議員は14日、ロシアをテロ支援国家に指定する法案を提出した。

302 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 18:54:25.07 .net
「バランス取れた立場」プーチン大統領が中国を評価…侵攻後 初の中ロ首脳会談

9/15(木) 23:30配信

ロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席による対面での首脳会談が、日本時間15日午後8時半ごろ、始まりました。ウクライナ侵攻開始以降、初めてとなります。

中ロ首脳会談は、『上海協力機構』の首脳会議が開かれているウズベキスタンで行われています。

プーチン大統領は、冒頭、習主席に対して「ウクライナの危機における中国のバランスの取れた立場を評価する」と述べ、侵攻をめぐる中国の姿勢を評価しました。

また、プーチン大統領は台湾情勢をめぐり「『一つの中国』政策を支持し、台湾海峡におけるアメリカ側の『挑発』に反対する」と述べました。

303 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 18:55:07.65 .net
ロシア下院、ショイグ国防相の召喚を検討 非公開で質問=有力議員

9/16(金) 5:17配信

ロシア下院はショイグ国防相を召喚し、非公開で質問を行うことを検討している。有力紙コメルサントが「公正ロシア」代表を務めるセルゲイ・ミロノフ議員の発言として報じた。

議会が国防相を召喚し説明を求めることはこれまで事実上なかったが、ロシア軍がウクライナ東部ハリコフの制圧を急速に失ったことについて、軍は公然と批判している。

ミロノフ氏が率いる公正ロシアは親プーチン派政党で、同氏はウクライナ侵攻を強く支持。前日「非公開の場で市民が関心を持つあらゆる質問を行えるよう」ショイグ国防相の召喚を提案したとツイッターに投稿していた。

304 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 18:55:52.73 .net
ウクライナ財政赤字、23年は380億ドルへ─首相=ロシアの通信社

9/15(木) 8:22配信

ウクライナのシュミハリ首相は来年の財政赤字について、380億ドルを見込んでいると明らかにした上で、主に国際通貨基金(IMF)、米国、欧州連合(EU)からの融資で補填されると述べた。ロシアのインタファクス通信が14日伝えた。

戦争債の発行や税収も赤字の穴埋めに寄与するとしたほか、来年に向けてIMFと新たな資金調達プログラムで合意できることに期待を示した。

首相は赤字を補うために米国が180億ドル、EUとIMFがそれぞれ120億ドルを拠出する見込みだと述べた。

また年内にEUから「補助金として」の30億ユーロを含む計80億ユーロの資金提供を受けると語った。

2022年第4・四半期から23年第1・四半期にかけて20億立方メートルの天然ガス供給で、米国と合意したことも明らかにした。

「冬を無事に通過できる見通しだ。貯蔵量は十分とみている」と述べ、米国との合意を受けてウクライナの冬場のガス貯蔵量は推定150億立方メートルになるとした。

305 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 18:56:18.50 .net
「ネズミみたいに逃げた」 ウクライナ空挺隊が映像公開

9/14(水) 13:43配信

 ウクライナ陸軍第25独立シチェスラフ空挺旅団は9月13日、ロシア軍から奪還した同国北東部のハルキウ州で撮影した映像を公開した。

 映像の中で、ウクライナ軍空挺隊員は「ロシア軍は戦車から友軍兵士まで置き去りにして退却した」と語った。「逃げるために、(足手まといになる)負傷した友軍兵士を撃つこともあった」という。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は12日、数週間でルクセンブルクの2倍以上の広さに相当する6000平方キロメートル以上を奪還したと発表した。
 一方のロシアは、ハルキウ州から部隊を撤退させたことを認めている。

306 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 18:57:01.92 .net
「サムライ」と「マンガ」が大好き 長崎国際大学にウクライナ人が入学

9/16(金) 19:33配信

戦禍を逃れ日本にやって来たウクライナ人の学生など15人が、16日、佐世保市の長崎国際大学に入学しました。

長崎国際大学の秋季入学式には、ウクライナ人のダニロバ エリザベータ さん(18)など15人が出席しました。

エリザベータ さんはロシアから侵攻を受けるウクライナのキーウ出身で、9月、来日しました。

日本の文化や歴史に憧れ、1年近く日本語を勉強していたということです。

式では、安東 由喜雄 学長が「佐世保には楽しめる場所が多くある。日本の文化を学んでほしい」とエールを贈りました。

「サムライ」と「マンガ」が大好きなエリザベータ さん。

日本に来ることを楽しみにしていました。

ダニロバ エリザベータ さん「私の夢は先生になること。日本語をマスターしたい。そのあと先生になるために、日本の歴史・文化を大学で学びたい。佐世保はきれいなまちです、佐世保は大好きです」

長崎国際大学はウクライナ人の学生に対し、入学料と授業料を免除するほか、生活支援金を支給しています。

大学では今後、ウクライナの学生10人ほどを受け入れる予定です。

307 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 18:58:02.61 .net
ウクライナ軍を長期支援の検討開始、終戦以降も見据え 米国防総省

9/15(木) 18:26配信

米国防総省がウクライナ軍への長期支援の検討を開始したという

米国防総省がウクライナ軍に関する詳細な分析を準備し、同軍をロシアとの軍事衝突の終了以降も含め中長期的に支える方途をまとめていることが15日までにわかった。

【映像】ロシア軍ヘリを撃墜、ウクライナが動画公開

同省当局者の3人が明らかにした。まだ初期段階にあるとする作成作業などは米軍の制服組トップのミリー統合参謀本部議長が仕切っている。

中長期的な支援の財源は、ロシアによる今年2月の侵攻開始以降、米国がウクライナに供与してきた数十億ドル規模の軍事援助をあてにしている。

国防総省高官は、今回の作成作業は「ウクライナ軍の将来の姿を見据えている」とし、軍事支援の側面で道理にかない、中長期的に米国がウクライナに取り組んで欲しい課題に関する重要な問題点への回答を見い出すことを狙っているとした。

中長期との位置づけについては、ウクライナ内の軍事衝突が長期化しそうなことを踏まえ戦争が終わった後の少なくとも5年間を念頭に置いているとした。

分析はウクライナ側と協力して進めており、バイデン米大統領が承認すれば将来的に複数年の兵器売却や米国が提供する長期の軍事訓練計画に結実する可能性があるとした。

中長期的な軍事支援の道筋がまとまればウクライナ側に示して評価を求めるとした。ただ、ウクライナ軍のあるべき姿と米側が判断した将来像に関する明確なロードマップ(行程表)の提供になるだろうともした。

米国防総省高官は分析作業は今後1~2カ月でまとまるとの見通しを示した。ただ、ウクライナ側の見解が最終的な骨格にとって最重要との考えも表明。「彼らの戦略や要望は何なのか」を知る必要があると強調。この調整作業は、ウクライナ戦争での戦局の推移や同国軍が得る戦果の度合いをにらみながら今後数カ月間、継続するだろうとも予測した。

その上でこれら作業の初期段階での成果は、ウクライナ側の承認次第としながらも兵器供与や訓練提供の勧告につながる可能性があると指摘。最終的に、長期かつ複数年にわたるウクライナに対する兵器提供の契約を通じて米国と同盟国によるウクライナへの関与が拡大する可能性にも言及した。この種の最初の契約はバイデン大統領が1期目を終える前に実現するかもしれないとした。

一方、米ホワイトハウスは15日までに、ウクライナに対する新たな軍事援助を近く発表する方針を明らかにした。

米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報担当調整官が述べた。新規援助の内容についての説明は避けたが、ウクライナ軍が必要とする装備品については同国側と同時進行の形で話し合っていると説明。

米国が過去数週間あるいは過去2カ月の間にウクライナへ引き渡してきた装備が攻勢を仕掛ける上で役に立ち、その有効性を立証したと指摘。ウクライナの防御面でも過去数日間あるいは数週間において非常な効果を示したと述べた。

ウクライナのゼレンスキー大統領は先に、同国軍の最近の反転攻勢における米の軍事支援の重要性を強調。反撃の計画は数カ月かけて慎重に練ってきたとし、「同盟国、特に米軍の偵察などに関する情報を生かし、西側の兵器を投入した」とも明かしていた。

308 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 18:58:57.86 .net
旧ソ連諸国で情勢不安定化 ロシア、軍をウクライナ動員で

9/16(金) 18:42配信

 米シンクタンク、戦争研究所は15日の戦況分析で、ロシアがウクライナ侵攻に伴い旧ソ連諸国の基地に駐留する部隊を動員したことで、同諸国でロシアの影響力が弱まり、地域情勢が不安定化している可能性を指摘した。



 ウクライナ侵攻後に中央アジアのタジキスタンとキルギスの国境での軍事衝突や、アルメニアとアゼルバイジャンとの間で係争地ナゴルノカラバフを巡る争いが再燃している。

 戦争研究所は欧米メディアを引用し、タジキスタンのロシア軍基地からは約1500人がウクライナに派遣され、さらに600人が動員される予定とした。

309 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 18:59:52.66 .net
プーチン氏「世界が権威認めた」 新国王チャールズ3世に弔電

9/9(金) 7:42配信

 ロシアのプーチン大統領は8日、死去したエリザベス英女王について「英国民の愛と尊敬を集めるとともに、世界が権威を認めた」とたたえる弔電を新国王チャールズ3世に送った。ロシア大統領府が通信アプリで発表した。

 プーチン氏は「現代英国の主要な出来事は、女王の名と分かち難く結び付いていた」と指摘し、王室と英国民に弔意を表した。

 タス通信などは死去のニュースを速報。ただウクライナ侵攻を巡り極度に悪化した英ロ関係を背景に、ロシア主要テレビの扱いは軒並み地味だった。

310 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 19:00:57.27 .net
ゼレンスキー氏事故を捜査、テロ可能性も

9/16(金) 0:01配信

ロシアによる侵攻が続くウクライナの南部ヘルソン州当局者は14日、州都ヘルソン市から北西約15キロに位置する要衝キセリョフカを露軍から奪還したと発表した。ウクライナ・メディアが伝えた。東部ハリコフ州で反撃を成功させたウクライナ軍は、南部でも奪還作戦を進めているもようだ。



一方、首都キーウ(キエフ)で14日、ゼレンスキー大統領の乗った車に乗用車が衝突。同氏に重いけがはないという。ウクライナ捜査当局は15日、衝突について捜査を開始したと発表した。テロの可能性を念頭に置いているとみられる。

キセリョフカに関し、米シンクタンク「戦争研究所」は12日、衛星写真のデータを基に露軍部隊の大半が撤退したと指摘。キセリョフカを喪失した場合、露軍はヘルソン市の防衛が困難になると分析していた。

また、ウクライナ国防省情報総局は14日、露軍はヘルソン市周辺に増援部隊を送ろうとしているものの、人員不足などで成功していないとの見方を示した。

ウクライナ当局は南部での軍事行動を機密にし、結果の詳細をただちに公表することを控えている。ただ、同国軍高官は12日、領土500平方キロメートルを奪還したと明らかにしている。

311 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 19:01:52.18 .net
ロシアが民間施設攻撃強化か、政府内に衝撃と挫折感-関係者

9/15(木) 3:19配信

ウクライナの電撃的な反攻で自尊心を傷付けられたロシアのプーチン大統領は、戦況の反転を目指す中で取り得る選択肢が狭まりつつある。

ウクライナ北東部ハルキウ州からの突然の撤退は、ロシアの愛国的ブロガーの批判を招き、それが主流派の政治家にも広がった。だがロシア軍は依然としてウクライナのドンバス地方で重要拠点を確保しており、南部のヘルソン周辺地域で激しい戦いを続けている。ウクライナがクリミアとロシア本土を結ぶ補給路の遮断に成功する場合、クリミアを守るためロシアが軍の再配置に動く兆しも見られる。

事情に詳しい関係者によると、ロシア大統領府内では戦況の劇的な変化に衝撃を受け、挫折感がますます支配的となり、戦闘を激化させ、戦線から遠く離れたウクライナ領のインフラに対する攻撃を強めることへの決意が膨らんでいるという。関係者は部外秘の話だとして匿名で語った。

ロシアは公には民間施設を標的にしていることを否定している。民間施設への攻撃は国際法違反となる。

だが、ロシアはウクライナの発電所を攻撃し、11日には広範な地域で停電を発生させた。ウクライナ政府は14日、ロシアが巡航ミサイル「カリブル」を搭載した艦船や潜水艦の数を黒海で増やしていると主張。ただ、今のところ攻撃が増大したとの報告はない。

312 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 19:02:44.76 .net
習氏「露と主導的役割」中露首脳会談で対米連携

9/16(金) 0:13配信

ロシアのプーチン大統領は15日、ウズベキスタン・サマルカンドでの上海協力機構(SCO)首脳会議に合わせ、中国の習近平国家主席と会談した。プーチン氏は会談冒頭、「ロシアは『一つの中国』の原則を堅持し、米国などによる台湾海峡での挑発を非難する」と表明。習氏は「中国はロシアとともに責任ある大国として主導的役割を果たす用意がある」と述べ、両国が欧米に対抗するため連携していく姿勢を強調した。

中露首脳が対面で会談するのは2月上旬以来で、同月下旬のロシアのウクライナ侵攻後では初めて。

プーチン氏は、ウクライナ情勢に関して、「中国が中立的な立場を取っていることを高く評価する」と話した。中国側の報道によると、習氏は「今年、中露は戦略的な意思疎通を保った」と指摘。ロシア側に対し「実務協力を広げ、地域の安全や広範な発展途上国の共同利益を守る必要がある」と呼び掛けた。

ウクライナ侵攻後に米欧が発動した制裁で、ロシアは精密部品の輸入や金融取引が制限された。外国企業の撤退も相次いだ。

プーチン氏は、15~16日のSCOに参加したインドなど、米欧主導の制裁から距離を置く各国との協力強化を図る。15日にイラン反米保守強硬派、ライシ大統領と会談。16日に「対話パートナー」との位置づけで出席したトルコのエルドアン大統領と会談する予定。タス通信などによるとイランは15日、SCO正式加盟に向けた文書を交わした。

313 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 19:03:44.36 .net
独、ウクライナに兵器追加供与 要求の戦車は含まず

9/16(金) 13:54配信

 ドイツのクリスティーネ・ランブレヒト(Christine Lambrecht)国防相は15日、ウクライナに多連装ロケットシステム「マース2(MARS II)」2基とロケット弾200発、装甲車「ディンゴ(Dingo)」50台を追加供与するが、ウクライナが求めている戦車は供与しないと明らかにした。



 さらに、旧ソ連製の歩兵戦闘車「BMP1」複数台が「近日中に」ギリシャからウクライナに送られるとした。その穴埋めとして、ドイツからギリシャに独製の歩兵戦闘車「マルダー(Marder)」を供与するという。

 ウクライナはドイツに対し、「マルダー」と「レオパルト(Leopard)」戦車の供与を繰り返し要請してきたが、どちらも今回の兵器供与リストには含まれていない。

 ドイツ政府は「単独」では兵器供与を行わない方針を示しており、ランブレヒト氏は今回、他の同盟国も西側製戦車をウクライナに供与していないと指摘した。

 一方、ウクライナのドミトロ・クレバ(Dmytro Kuleba)外相は「これらの兵器を供与できない合理的な根拠は一つもない」として、戦車供与に消極的なドイツを批判した。

314 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 19:04:48.55 .net
ゼレンスキー大統領怒り心頭 ロシアが出生地にミサイル

9/16(金) 15:32配信

ロシア軍は9月14日、ウクライナのゼレンスキー大統領の出生地にある貯水池のダムをミサイル攻撃した。

 ゼレンスキー大統領は、ウクライナ中部ドニプロ川の中流に位置するドニプロペトロウシク州のクリビー・リフで生まれたが、同地にある貯水池のダムがロシア軍のミサイル攻撃を受け、周辺一帯が洪水で100世帯以上が浸水した。

 水の流出を食い止めるための努力が続けられており、当局は市民には安全な場所に避難するよう呼び掛けているが、水は15日の朝には引き始めているという。

 ウクライナ当局は、ミサイル攻撃はウクライナ軍のハルキウ州での電撃的勝利に対する報復と捉えており、ダムへのミサイル攻撃に、怒り心頭のゼレンスキー大統領は「この攻撃に軍事的価値はない」として、ロシアを「テロ国家」と呼び捨てた。

315 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 19:05:40.22 .net
中露、ウクライナで温度差 プーチン氏「懸念を理解」

9/16(金) 20:30配信

ロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席は、15日にウズベキスタンで行われた首脳会談で中露の良好な関係を高く評価した。ただ、ロシアが侵攻したウクライナの情勢に関しては、習氏が公の場での言及を避けた。プーチン氏も「中国側の疑問と懸念は理解している」と述べるなど、ウクライナを巡る両国の温度差が透けてみえた。

会談冒頭でプーチン氏は「この半年間で世界は劇的に変化しているが、変わらないものが一つある。それは中露の友情だ」と発言。台湾情勢に関しても「ロシアは米国や従属国による挑発を非難する」と述べ、中国への支持を鮮明にした。習氏も「激変する世界で、中国はロシアとともに大国の模範を示し、主導的役割を果たす」と応じるなど、蜜月ぶりをアピールした。

しかし、ウクライナ情勢に話が及ぶと、プーチン氏は「中国の中立的立場を高く評価する」と述べ、中国がロシアを完全には支持していないことを暗に認めた。習氏はウクライナに言及せず、ウクライナ情勢を念頭に置いたとみられる発言すらしなかった。

ウクライナ侵攻で中国は、対露制裁を発動した米欧などを非難する一方、ロシアへの支持も表明していない。ロシアに巻き込まれる形で国際社会で孤立したり、米欧の制裁対象とされたりすることを避けたいのが本音だ。タス通信によると、米国務省のプライス報道官は15日の記者会見で「現時点で中国がロシアに軍事支援や制裁回避手段を組織的に提供している兆候は見られない」と述べた。

他方で習氏には、米国への対抗軸を形成する上でロシアとの連携を必要としている事情がある。

ウズベクで16日に行われた上海協力機構(SCO)首脳会議で、習氏は米国による対中包囲網の形成を念頭に「陣営対立を作り出すことや、地域の安定を破壊する企てを食い止めるべきだ」と発言した。SCOの参加国拡大にも意欲を見せている。

習氏は同日、ウズベクでイランのライシ大統領とも個別に会談し、「内政不干渉の原則を守り、途上国の共通の利益を擁護したい」と強調した。

「地域の安全や広範な途上国、新興国の共通利益を守る必要がある」。プーチン氏との会談でこう訴えた習氏は、ロシアと連携し、米国と異なる価値観を持つ発展途上国をまとめ上げていく考えとみられる。

316 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 19:06:28.31 .net
ロシアの財政黒字が急減、原油安とウクライナでの戦争で打撃

9/16(金) 7:27配信

エネルギー価格が下落し、7カ月近くに及ぶウクライナでの戦争の費用が増すにつれ、ロシア経済に新たな緊張の兆しが見えてきた。

地図が示す、ロシアの力の背景に天然ガス

ロシア財務省が今週発表したデータによると、ロシアの財政黒字は夏の間にほぼ消えた。6月末の黒字は1兆3700億ルーブル(約3兆3000億円)だったが、先月末にはわずか1370億ルーブルにまで落ち込んだ。

歳入が圧迫されている。従来、ロシアの予算では天然ガスよりも石油の方が大きな割合を占めているが、指標となるブレント原油価格は6月上旬のピーク時から約25%下落した。

これが大きな打撃となっている。欧州連合(EU)によるロシアからの海上石油輸入の禁止や主要7カ国(G7)のロシア産石油の価格上限規制が12月に実施される前にもかかわらずだ。また、欧州の天然ガス価格は異常に高いままだが、EUおよび英国へのガス供給は年初から49%減少したとロシアの天然ガス会社ガスプロムは先週発表した。

ドイツ国際安全保障研究所の上級研究員、ジャニス・クルゲ氏によると、軍事費と、西側諸国の厳しい制裁の影響から経済を守るための対策費が大幅に増えているという。

ロシア政府のリアルタイムのデータは予算が現在赤字であることを示しているとクルゲ氏は指摘し、軍事費の上昇に伴いロシアの赤字はさらに膨らむ可能性があると付け加えた。

「軍事費はもともと今年3兆5000億ルーブルを予定していたが、今月すでに超えた可能性が高い」とCNNにコメントした。

ロシアの経済紙「ベドモスチ」は15日、政府に近い情報筋の話として、財務省が政府機関に対し来年10%の支出削減が必要だと伝えたと報じた。しかし国防費は増加する見込みという。

317 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 19:07:16.06 .net
米、6億ドルのウクライナ追加軍事支援 ロケット砲や砲弾など

9/16(金) 10:09配信

バイデン米大統領は、ウクライナ向けに新たに6億ドルの軍事支援を行うと発表した。ホワイトハウスが国務省に15日に送った関連資料で明らかにされた。

バイデン氏は、国内余剰兵器の移送を許可する緊急時大統領在庫引き出し権(PDA)を使って支援を承認した。

国防総省によると、高機動ロケット砲システム「ハイマース」や暗視ゴーグル、クレイモア地雷、地雷除去装置、105ミリ砲弾、155ミリ精密誘導砲弾などが供与される見通し。

ホワイトハウスの資料によると、軍事教育や訓練向けの資金も含まれる。

米国はロシアの侵攻以降、ウクライナの安全保障のために約151億ドルの支援を行っている。

同省は「戦場での要求に応えるため、米国は同盟国やパートナーと協力し、ウクライナに重要な能力を提供し続ける」とした。

318 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
米欧日など債権国グループ、ウクライナの返済猶予で覚書

9/15(木) 12:58配信

米国や欧州諸国や日本などの西側ウクライナ債権国グループは14日、ウクライナの対外債務の元本返済や利払いを一時猶予する覚書を締結したと発表した。グループは7月に2023年末までの猶予を表明し、さらに1年延長する可能性も示していた。

覚書を交わしたのはカナダやフランス、ドイツ、日本、英国、米国など。覚書についての声明は「ロシアの不当で違法な侵略戦争に対応し、ウクライナ政府が社会的、医療的、経済的支出を増やせるようにする」と強調した。債権国グループはウクライナと2者間で交渉する他の公的な債権者らにも、返済猶予に早急に合意するよう呼びかけた。

ウクライナは現在、毎月50億ドル規模の財政不足に陥っており、西側の友好諸国や国際通貨基金(IMF)、世界銀行などからの資金支援に大きく頼らざるを得なくなっている。

319 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ルカシェンコ大統領が突如薪割り「欧州暖める!」皮肉動画公開

9/16(金) 20:02配信

ロシアと同盟関係にあるベラルーシのルカシェンコ大統領、突然、薪割り動画を公開しました。その狙いとは。

丸太を持ってカメラの前に姿を現したルカシェンコ大統領。何をするのかというと。

ベラルーシ ルカシェンコ大統領
「ヨーロッパを凍えさせないぞ。兄弟を助けるんだ。いつか彼らも私たちを助けてくれるかもしれない」

隣にいる地元の実業家、テテリン氏と薪割りです。

ルカシェンコ大統領
「良い木だ!」

テテリン氏
「これは切りづらいぞ!」

2人で繰り返し斧を振り下ろします。

ロイター通信によりますとこれは14日に公開された映像で、ウクライナ侵攻を受けロシアに制裁を加えるヨーロッパでは、ロシアからのエネルギー供給が限られていることから、この事態に対する皮肉とみられます。

ルカシェンコ大統領
「ヨーロッパは、もみの木か白樺か選ぶ立場にない。暖める事が最重要事項だ」

ルカシェンコ氏は「彼らは考えを変えるかもしれない」などと話しながら薪を割り続けていました。

320 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
大統領車に衝突 運転手から薬物 ゼレンスキー氏の事故

9/16(金) 16:51配信

ゼレンスキー大統領専用車と衝突した車の運転手に薬物反応。

ウクライナのゼレンスキー大統領は14日、電撃訪問した東部の拠点・イジュームからの帰り道、キーウ市内で、交通事故に巻き込まれた。

この事故について、ウクライナ高官は、大統領車と衝突した車の運転手から、薬物反応が見つかったことを明らかにした。

薬物反応があった運転手は、その後、軍の医療スタッフから応急処置を受け、病院に搬送されている。

大統領に、深刻なけがはなかった。

321 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ロシアにウクライナ原発の返還要求 決議採択、中国は反対 IAEA理事会

9/16(金) 5:50配信

 ウィーンで開かれている国際原子力機関(IAEA)定例理事会は15日、ロシア軍が占拠しているウクライナ南東部ザポロジエ原発について、ロシアに対しウクライナの管理下に戻すよう求める決議を賛成多数で採択した。

 
 2月のウクライナ侵攻開始以降、IAEA理事会が原発問題でロシアを非難する決議を採択したのは、3月に続き2度目。

 ロイター通信によると、理事会メンバー35カ国のうち、日米欧など26カ国が賛成する一方、中ロが反対。インドやパキスタン、南アフリカ、ベトナムなど7カ国は棄権した。

322 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ウクライナへの長距離兵器供与、米政権は当面行わない公算 情報筋

9/16(金) 11:54配信

バイデン米政権がウクライナ軍への支援のアプローチを大きく変える見込みは少ないことが分かった。複数の情報筋がCNNに明らかにした。ウクライナが要望する兵器のうち、一部については今のところ拒否しているという。



ウクライナ軍はここ数日めざましい戦果を挙げており、ロシアから数千キロの領土を奪還した。

米当局者の間ではウクライナの最近の勢いについて、欧米がここ数カ月の間に供与してきた兵器や情報が効果を上げている証しとの見方が多い。一部の当局者は、ウクライナ軍の急進撃を戦局の転換点と呼ぶには時期尚早だとして慎重姿勢を示し、ロシアにはまだ軍事的な余力が残っていると警鐘を鳴らす。

ウクライナは最近、議会や米国防総省に長距離ミサイルシステムや戦車を要望し、こうした兵器があれば攻勢の維持や奪還した領土の保持に役立つと主張している。だが、米当局者は短期の劇的な戦略転換を正当化するほど戦況が変化したとは見ていない。

少なくとも今のところ、米国はウクライナ軍が数カ月前から要望している長射程の「陸軍戦術ミサイルシステム(ATACMS)」を供与する考えはないという。

ATACMSの射程は最大300キロ。ロシア国内への攻撃に使われる可能性があるため、米政権はこのシステムを供与すれば情勢をエスカレートさせかねないとの見方を示している。現状、米国がウクライナに供与した兵器の最大射程は約79キロにとどまる。

323 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
習氏、コロナ対策で夕食会欠席 SCO首脳は密で料理囲む

9/16(金) 18:16配信

 中国の習近平国家主席は15日夜、ウズベキスタンの古都サマルカンドで開かれた中ロ主導の上海協力機構(SCO)首脳会議初日の夕食会を欠席した。

 ロイター通信が16日、ウズベク政府筋の話として伝えた。共産党総書記として3期目が確実視される党大会を10月に控え、新型コロナウイルス対策を最優先したとみられる。

324 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ロシアの軍事備蓄、当初想定より少ない可能性=独国防相

9/17(土) 0:16配信

ドイツのランブレヒト国防相は、ロシアはウクライナで兵力と装備に大幅な損失を被っており、ロシアの軍事備蓄が想定より少ないことが明らかになるかもしれないと述べた。

同相は14日に行われたロイターとのインタビューで「ロシア軍はこれまでに兵力と装備の両方で大きな損失を被っている。ロシア軍が事実上無限の軍事的手段を自由に使えるという認識は現実と一致しない」と述べた。

また、ロシアは多くの装備を修理する必要があり、十分な人員を新たに確保するのに苦労しているとも指摘。「ロシア軍の残存兵力が実際どの程度あるのか注視したい。われわれが当初考えていたよりもかなり少ないと思う」と述べた。

同時に「ロシアは敗北から程遠く、まだ様々な軍事的選択肢を持っている」とも述べ、楽観視はできないとした。

独はウクライナを長期的に支援する用意があるとも表明した。同相は15日、ウクライナに対し多連装ロケットシステム「MARSII」2基とロケット弾200発を追加的に提供すると明らかにしている。

325 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
集団墓地に400人以上の遺体、拷問の痕跡・砲撃で死亡した子供たち…ゼレンスキー氏が非難

9/16(金) 23:00配信

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は16日、SNSで、ウクライナ軍が反転攻勢により解放した東部ハルキウ州イジュームで見つかった集団墓地から、400人以上の遺体を確認したことを明らかにした。「ロシアは死と苦しみを残していった」と非難した。



 ゼレンスキー氏は遺体の収容作業の写真も投稿した。拷問の痕跡があるものや、砲撃で死亡した子供たち、ウクライナ軍の兵士らが埋められていたと指摘し、「世界は直視しなければならない」と訴えた。

 国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は16日、調査団を派遣する方針を明らかにした。集団墓地は、露軍が一時占領していた首都キーウ近郊ブチャなどでも確認されている。

 インターファクス・ウクライナ通信によると、ウクライナ警察の長官は16日、露軍が地元住民らを拘束するために設置した拷問用の施設が、ハルキウ州で10か所見つかったと明らかにした。アジアなどの外国人留学生も拘束されていたとの情報もある。

 ウクライナ国防省情報総局は15日、露軍の占領下にある東部ドネツク州ホルリフカでは、露軍がウクライナ軍との戦闘に投入するため地元住民6000人を動員し、成人男性が市内にほぼいなくなったとの分析を明らかにした。占領地での住民の徴兵はジュネーブ条約で禁じられている。

 一方、国際原子力機関(IAEA)は15日の理事会で、南部ザポリージャ原子力発電所の占拠を続けるロシア軍に即時撤退と、ロシアにウクライナの原発を狙った軍事行動の即時停止も求めた。

 ロシアに原発での行動停止を求める決議は、露軍がザポリージャ原発を占拠した3月に続いて2度目だ。ロイター通信によると、理事国35か国のうち日米欧など26か国が賛成した。ロシアと中国は反対し、インドや南アフリカ、エジプトなど7か国は棄権した。

326 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
IAEA理事会 ザポリージャ原発からロシア軍の撤退求める決議採択 中ロは反対

9/16(金) 7:58配信

IAEA=国際原子力機関の理事会は、ウクライナ南部ザポリージャ原発からロシア軍の撤退を求める決議を採択しました。ロシアと中国は、反対したということです。

IAEAが15日に公表した決議文書によりますと、理事会は「ロシアが武力によってウクライナの核関連施設を制圧し、原子力事故の危険を著しく高めている」と指摘。ロシアに対し、ザポリージャ原発およびウクライナの核施設に対するいかなる行動も直ちにやめるよう求めています。

決議案は、在ウィーン国際機関のポーランドとカナダの政府代表部が提出しました。

ロシア政府代表部はツイッターで35か国中、26か国が賛成し、7か国が棄権、ロシアと中国が反対したとしています。

IAEAは今月からザポリージャ原発に2人の専門家が常駐し、監視を続けていますが、周辺への砲撃が続き、極めて深刻な状態にあるとして、「安全保護区域」を設置するよう求めています。

327 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ウクライナのNATO加盟問題は侵略の名目か…プーチン氏「断念合意」拒否 

9/16(金) 6:44配信

 ロイター通信は14日、ロシアが2月24日にウクライナ侵略を始めた時点で、ウクライナが北大西洋条約機構(NATO)加盟を断念する暫定合意が両国間でまとまっていたにもかかわらず、プーチン露大統領が合意を拒否し、侵略を続行したと報じた。プーチン氏にとって、ウクライナのNATO加盟問題は、侵略の名目にすぎなかったとの見方が強まっている。



 ロイター報道は、露政権指導部に近い3人の証言に基づいたもの。侵略を開始した直後か直前に、ウクライナとの協議を担当していたドミトリー・コザク大統領府副長官が、ロシアによるウクライナの大規模な占領を回避するため、ウクライナとの暫定合意をプーチン氏に打診したと指摘した。

 プーチン氏は「不十分だ」と指摘して当初の合意支持を撤回し、侵略目的にウクライナ領土の併合を追加したという。露大統領報道官は「事実と全く異なる」と述べた。

328 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ウクライナの穀物窃盗の「支援者」に制裁 米国務省

9/16(金) 7:58配信

米国務省は15日、ロシアを代理して「ウクライナ産穀物の窃盗を支援または可能にした」5人に対する制裁を含む、新たな制裁措置を発表した。



ブリンケン国務長官は声明で「今日の措置には、数十万トンのウクライナ産穀物の押収や窃盗を監督し、世界中の食糧難を悪化させた5人など、ロシアの代理人当局者22人の指定が含まれている」と述べた。

ブリンケン氏はまた「ロシアの主要な防衛関連企業、ロシアの防衛産業基盤を支える主な先端技術企業、金融インフラ」、そして「ロシアの軍事情報機関、ロシア大統領府の対ウクライナ戦争とロシア国内の両方で人権侵害に関わる個人」に対してさらなる措置を講じると明らかにした。

国務省の制裁は、バイデン政権が同日、ロシアに対して取った一連の措置の一つ。国務省の概況報告書によると、穀物盗難に関与したとして制裁を受けた人物は、ウクライナの占領地域のいくつかで主導的な役割を担っていた。CNNが5月に報じたように、ロシア軍は占領地域から農機具と数千トンの穀物を盗んだ。

今回の制裁は国連総会を来週に控えている中でのものだ。バイデン政権は国連総会で、ウクライナでの戦争に端を発した世界的な食糧危機への支援を強化するよう、世界の指導者に改めて要請する見込みだ。

329 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
集団墓地に両手縛られた遺体 ウクライナ大統領、ロシアを非難

9/17(土) 1:58配信

 ウクライナ軍がロシア軍から奪還した東部イジューム(Izyum)郊外の森にある集団墓地で、両手が縛られている遺体が少なくとも1体見つかった。AFP記者が目撃した。



 遺体の状態が悪いため、死者が着ていた服が民間人のものか軍人のものかははっきりしない。

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領はソーシャルメディアへの投稿で、「ロシアは死と苦しみしか残さない。殺人者であり、拷問者だ」と非難。集団墓地に埋葬された400人以上の中には子どもや、拷問を受けたとみられる人が含まれていることを明らかにした。

330 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ロシアの刑務所で新兵募集か-ウクライナ戦争に行けば早期釈放の条件

9/16(金) 13:51配信

ロシアの刑務所の中庭とみられる場所に集められた受刑者。その中央には、同国で最も悪名高い傭兵集団に関連があるとされる実業家に「酷似」した男性が立ち、ウクライナでの前線で半年間生き延びた者には早期に釈放するという条件を提示している。

反体制活動家のイワン・ジダーノフ氏が今週公表した動画によれば、ロシアの民間軍事組織ワグネル・グループを支配していると米国が指摘する実業家エフゲニー・プリゴジン氏に似たこのリクルーターは、脱走や降伏は死刑に値すると説明している。ジダーノフ氏はこの動画が刑務所から自身の団体に送られたものだと述べたが、詳細には言及していない。

プリゴジン氏のケータリング事業会社コンコルド・グループの広報部はロシアのソーシャルメディアで、「動画に登場した人物はエフゲニー・ビクトロビッチ(プリゴジン)氏に恐ろしく似ている」とし、この人物はプリゴジン氏と同じように話が非常にうまく、一般の人々にも親しみやすい言葉で分かりやすく説明していると皮肉っぽく投稿した。

ロシアがウクライナに展開する部隊を補強するため受刑者を新兵に採用しているとの報道は数カ月前から広がっている。今回公表された動画は日付がなく、第三者によって確認されてはいないが、ワグネル・グループによる政府施設での新兵採用の様子を映し出している。

ウクライナ侵攻開始から半年余りが経過した中、プーチン大統領はロシア軍が兵力不足に直面していても、政治的に不人気な大衆動員という手段は拒否。代わりに、新兵募集のため雇い兵や奨励金を頼りにしている。

ロシア政府とのケータリング契約を理由にプーチン氏の「シェフ」と呼ばれるプリゴジン氏は、雇い兵による人権侵害や米選挙への干渉の疑惑などから制裁対象とされているが、ワグネルとの関係を一切否定している。

331 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ロシア、北極圏で軍事演習 原潜が巡航ミサイル発射

9/16(金) 19:30配信

ロシア国防省は、北極圏での軍事演習の一環で原子力潜水艦が16日に巡航ミサイルを発射したと発表した。

演習はロシアと米アラスカ州を隔てるチュクチ海で実施。原子力潜水艦2隻が対艦巡航ミサイルを発射し、400キロメートル先の標的に命中させた。

国防省は、今週の北極圏での演習について「ロシアの北極圏を軍事的手段で防衛する能力と準備」を試すためのものだと説明した。

西側諸国はロシアによる北極圏の軍事化に懸念を示しており、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は先月、北極圏でのロシアの軍備増強はNATOにとって「戦略的課題」だとの見解を示した。

332 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ロシアがウクライナ兵力確保苦戦か 受刑者募集、士官学校も課程短縮

9/16(金) 19:19配信

 英国防省は16日のウクライナの戦況報告で、ロシア軍の「人員確保はますます厳しくなっている」との分析を示した。

 民間軍事会社「ワグネル」が前線での戦闘のため受刑者を募集しているとされる映像が出回っているほか、士官学校も士官を早期に作戦に投入するため、卒業までの課程を短縮しているという。

 映像では、ワグネルに資金提供をしているとされるエブゲニー・プリゴジン氏とみられる人物が、刑務所で「突撃部隊」への参加を呼び掛ける様子が記録されている。英国防省は、こうした動向は歩兵と若手士官の不足の深刻化を示唆していると説明した。

333 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
独首相、連邦軍を欧州で「最も装備充実した」軍隊に

9/16(金) 21:40配信

 ドイツのオラフ・ショルツ(Olaf Scholz)首相は16日、欧州の安全保障において主導的な役割を果たす用意があると表明し、連邦軍を欧州で「最も装備の充実した」部隊へと強化する方針を示した。



 ショルツ首相は、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領率いるロシアが、北大西洋条約機構(NATO)にとって「最大の脅威」となっていると強調し、欧州は課題に正面から立ち向かわなければならないと訴えた。

 首相は軍の会合で「ドイツは欧州の安全保障で主導的な責任を引き受ける用意がある。欧州大陸の中央にあり、人口が最も多く経済規模第1位の国家として、わが軍は欧州の通常防衛の礎となり、装備を最も充実させなければならない」と述べた。

 2度の世界大戦の記憶がつきまとうドイツは、紛争や軍事問題に関して国際社会では存在感を示さないよう努めてきた。しかし、ロシアのウクライナ侵攻を受け、ショルツ政権は従来の防衛・外交政策を転換。連邦軍の増強に1000億ユーロ(約14兆円)を投じると表明している。

334 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
世界に不可逆的変化とロシア大統領

9/16(金) 18:42配信

 ロシアのプーチン大統領は16日の上海協力機構(SCO)首脳会議で、米欧との対立を念頭に「世界の政治、経済に根本的な変化が起きており、元に戻ることはない」と述べ、SCO加盟国に結束を求めた。

335 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ロシアの財政黒字が急減、原油安とウクライナでの戦争で打撃

9/16(金) 7:27配信

エネルギー価格が下落し、7カ月近くに及ぶウクライナでの戦争の費用が増すにつれ、ロシア経済に新たな緊張の兆しが見えてきた。

地図が示す、ロシアの力の背景に天然ガス

ロシア財務省が今週発表したデータによると、ロシアの財政黒字は夏の間にほぼ消えた。6月末の黒字は1兆3700億ルーブル(約3兆3000億円)だったが、先月末にはわずか1370億ルーブルにまで落ち込んだ。

歳入が圧迫されている。従来、ロシアの予算では天然ガスよりも石油の方が大きな割合を占めているが、指標となるブレント原油価格は6月上旬のピーク時から約25%下落した。

これが大きな打撃となっている。欧州連合(EU)によるロシアからの海上石油輸入の禁止や主要7カ国(G7)のロシア産石油の価格上限規制が12月に実施される前にもかかわらずだ。また、欧州の天然ガス価格は異常に高いままだが、EUおよび英国へのガス供給は年初から49%減少したとロシアの天然ガス会社ガスプロムは先週発表した。

ドイツ国際安全保障研究所の上級研究員、ジャニス・クルゲ氏によると、軍事費と、西側諸国の厳しい制裁の影響から経済を守るための対策費が大幅に増えているという。

ロシア政府のリアルタイムのデータは予算が現在赤字であることを示しているとクルゲ氏は指摘し、軍事費の上昇に伴いロシアの赤字はさらに膨らむ可能性があると付け加えた。

「軍事費はもともと今年3兆5000億ルーブルを予定していたが、今月すでに超えた可能性が高い」とCNNにコメントした。

ロシアの経済紙「ベドモスチ」は15日、政府に近い情報筋の話として、財務省が政府機関に対し来年10%の支出削減が必要だと伝えたと報じた。しかし国防費は増加する見込みという。

336 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ロシア下院、ショイグ国防相の召喚を検討 非公開で質問=有力議員

9/16(金) 5:17配信

ロシア下院はショイグ国防相を召喚し、非公開で質問を行うことを検討している。有力紙コメルサントが「公正ロシア」代表を務めるセルゲイ・ミロノフ議員の発言として報じた。

議会が国防相を召喚し説明を求めることはこれまで事実上なかったが、ロシア軍がウクライナ東部ハリコフの制圧を急速に失ったことについて、軍は公然と批判している。

ミロノフ氏が率いる公正ロシアは親プーチン派政党で、同氏はウクライナ侵攻を強く支持。前日「非公開の場で市民が関心を持つあらゆる質問を行えるよう」ショイグ国防相の召喚を提案したとツイッターに投稿していた。

337 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ロシア、豪ジャーナリストら個人41人を入国禁止に

9/17(土) 6:02配信

ロシア外務省は16日、オーストラリアのジャーナリストら41人を追加で入国禁止にすると発表した。

入国禁止者リストに追加されたのは、スカイニュースやABCのジャーナリストのほか、軍需産業の幹部ら。ロシアはこれまで、オーストラリアの個人100人以上を無期限入国禁止としている。

338 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ウクライナ東部ルガンスクの親ロ派幹部、爆発で死亡

9/16(金) 23:36配信

 ロシアに占領されたウクライナ東部ルガンスク(Lugansk)州で16日、爆発があり、分離派政権の検事総長と次官が死亡した。親ロシア派当局が発表した。



 自称「ルガンスク人民共和国」の指導者レオニード・パセクニク(Leonid Pasechnik)氏の報道官がメッセージアプリのテレグラム(Telegram)に、「きょう、セルゲイ・ゴレンコ(Sergei Gorenko)検事総長とエカテリーナ・ステグレンコ(Ekaterina Steglenko)次官がテロ行為により死亡した」と投稿。検察庁が標的とされたことについては、「キーウの政権があらゆる限界を超えたことを示している」との見方を示した。

 また、ここ数日、ウクライナ軍が優勢を主張している南部ヘルソン(Kherson)州では、砲撃が激化していると伝えられている。モスクワから派遣された南部ザポリージャ(Zaporizhzhia)州の親ロ派当局のウラジーミル・ロゴフ(Vladimir Rogov)氏は、ウクライナ軍がヘルソン市の市庁舎を攻撃し、死者1人、負傷者1人を出したと非難した。

339 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
習主席「内政干渉に共同で対抗しよう」ロシアなどに呼びかけ

9/17(土) 0:29配信

中国の習近平国家主席は、中国やロシアなどが主導する「上海協力機構」の首脳会議で演説し、「他国の内政干渉に共同で対抗しよう」と呼びかけました。

中央アジアのウズベキスタンで開かれている上海協力機構の首脳会議には、中国、ロシアのほかトルコなど欧米と一線を画す国々が参加しています。

この中で習主席は、「我々は外部勢力が(政権打倒を目指す)カラー革命を策動することを防ぎ、他国の内政に干渉することに共同で反対すべきだ」と訴えました。

中国の新疆ウイグル自治区で人権侵害が行われているなどとして、欧米各国が批判を強めていることなどを念頭に置いた上で、各国に共闘を呼びかけた形です。

その上で、テロ対策の治安要員養成などで、加盟国を支援していく方針を打ち出しました。

上海協力機構は、新たにアメリカと対立するイランを正式な加盟国として迎える手続きも進めていて、中国やロシアとしては、アメリカやヨーロッパと対抗する足場として活用する狙いがあります。

340 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
穀物貯蔵施設、15%に被害 米推計、ロシアが意図的攻撃か

9/16(金) 19:09配信

 ロシアによる戦争犯罪の証拠を収集する米国務省の関連団体「紛争監視団」は15日、ウクライナ国内の穀物貯蔵施設のうち15%程度が被害を受けたとの推計を発表した。このうち約8割が港や線路などの輸送インフラ付近に集中。ロシアや親ロ派勢力が意図的に狙った疑いもあるとしている。

 紛争監視団は衛星画像や統計などを基に調査。民間人の生命を脅かす穀物貯蔵施設に対する攻撃は「戦争犯罪や国際法違反に当たる可能性がある」と指摘した。

 州別に見ると、被害が判明した施設の5割超が東部ドネツク州、南部ミコライウ州、ザポロジエ州に位置していた。

341 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ロシア軍、ドネツク州では依然前進を試みる ウクライナ軍発表

9/16(金) 9:56配信
 
ウクライナ軍参謀本部は15日、ロシア軍は東部ドネツク州では依然として進軍を試みているものの、阻止されているとの認識を示した。



CNNは参謀本部の主張について独自に検証できていない。

ウクライナ軍は「敵は引き続きドネツク州全域を占領することに注力している。敵は接触線沿いにある我々の陣地を砲撃し、別の方面では部隊の再編を試みている」と指摘した。

ドネツク州の前線では6月後半以降、ほとんど動きがない。隣接する北東部ハルキウ州でウクライナ軍が戦果を挙げたことにより、ロシアの目標は複雑になっている。

342 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
集団墓地には首にロープ・腕折れた遺体…ゼレンスキー氏「ロシア占領下の残虐行為の証拠」

9/17(土) 10:40配信

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は16日のビデオ演説で、ウクライナ軍が解放した東部ハルキウ州イジュームの集団墓地で400人以上の遺体が確認されたことを受け、「ロシア以外にこれほど多くの死をもたらすテロ勢力はない」と語った。ロシアをテロ支援国家に指定するよう改めて各国に訴えた。



 ゼレンスキー氏は、これまでの調査で、首にロープが巻かれた遺体や腕が折れた状態の遺体が見つかったとし、「ロシア占領下の残虐行為の証拠だ」と述べた。子供や、家族全員が一か所に埋葬されたとみられる複数の遺体もあったと指摘した。調査は始まったばかりで「正確な遺体の数はまだわからない」とも語った。

 米国のブリンケン国務長官は16日の記者会見で、イジュームで多数の遺体が見つかったことを受け、「残虐行為を行った者や命令した者の責任を追及する」として、ウクライナや国連などと連携して証拠収集を進める考えを強調した。ただ、ロシアのテロ支援国家指定に関しては、「指定によって行使されうる全ての制裁や圧力を既に実行している」と述べ、否定的な立場を改めて示した。

343 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ウクライナで米制裁に反対 中ロ主導の上海協力機構 イラン加盟、来年はインド開催

9/16(金) 20:45配信

 中ロ主導の上海協力機構(SCO)首脳会議は16日、中央アジアのウズベキスタン・サマルカンドで最終日の全体会合を開き、米国を念頭に制裁や内政干渉に反対する首脳宣言を採択した。

 ウクライナ侵攻で制裁を科されるロシアと、台湾問題で包囲網を敷かれる中国は、インドも巻き込んで先進7カ国(G7)を率いる米国の一極支配をけん制した格好。来年はインドで初開催される。

 英紙インディペンデントはSCO首脳会議について、大半が強権国家の「権威主義サミット」と批判している。サマルカンドではイランの加盟が決まり、正式メンバーは9カ国に拡大。ロシアのプーチン大統領は演説で「世界最大級の地域機構」と主張した。

 11月のインドネシア・バリ島での20カ国・地域首脳会議(G20サミット)やタイ・バンコクでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を前に、中ロは複数の大国による多極主義を強調。G7の存在感を薄めようと躍起になった。

344 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ロシアの財政黒字が急減、原油安とウクライナでの戦争で打撃

9/16(金) 7:27配信

エネルギー価格が下落し、7カ月近くに及ぶウクライナでの戦争の費用が増すにつれ、ロシア経済に新たな緊張の兆しが見えてきた。

地図が示す、ロシアの力の背景に天然ガス

ロシア財務省が今週発表したデータによると、ロシアの財政黒字は夏の間にほぼ消えた。6月末の黒字は1兆3700億ルーブル(約3兆3000億円)だったが、先月末にはわずか1370億ルーブルにまで落ち込んだ。

歳入が圧迫されている。従来、ロシアの予算では天然ガスよりも石油の方が大きな割合を占めているが、指標となるブレント原油価格は6月上旬のピーク時から約25%下落した。

これが大きな打撃となっている。欧州連合(EU)によるロシアからの海上石油輸入の禁止や主要7カ国(G7)のロシア産石油の価格上限規制が12月に実施される前にもかかわらずだ。また、欧州の天然ガス価格は異常に高いままだが、EUおよび英国へのガス供給は年初から49%減少したとロシアの天然ガス会社ガスプロムは先週発表した。

ドイツ国際安全保障研究所の上級研究員、ジャニス・クルゲ氏によると、軍事費と、西側諸国の厳しい制裁の影響から経済を守るための対策費が大幅に増えているという。

ロシア政府のリアルタイムのデータは予算が現在赤字であることを示しているとクルゲ氏は指摘し、軍事費の上昇に伴いロシアの赤字はさらに膨らむ可能性があると付け加えた。

「軍事費はもともと今年3兆5000億ルーブルを予定していたが、今月すでに超えた可能性が高い」とCNNにコメントした。

ロシアの経済紙「ベドモスチ」は15日、政府に近い情報筋の話として、財務省が政府機関に対し来年10%の支出削減が必要だと伝えたと報じた。しかし国防費は増加する見込みという。

345 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ウクライナ紛争、「一刻も早く」終結を トルコ大統領

9/16(金) 23:06配信

 トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は16日、ウズベキスタンで開催されている上海協力機構(SCO)首脳会議の会合で、ウクライナ紛争が「一刻も早く」終結することを望んでいると述べた。



 同会議には、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領も出席した。

 この会合でエルドアン氏は、「ウクライナでの紛争を、外交を通じて一刻も早く終結させるための努力を続けている」と述べた。

 エルドアン氏はロシアとの良好な関係を生かし、プーチン氏がウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領との停戦交渉にトルコ国内で臨むよう、プーチン氏を説得しようと努めている。

346 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
親ロシア派、ウクライナが攻撃と非難 3カ所で合計7人死亡

9/17(土) 6:01配信

ロシア軍が制圧するウクライナの親ロシア派地域で16日、3カ所で攻撃があり、合わせて少なくとも7人が死亡し、10人以上が負傷した。親ロシア派当局はウクライナ政府が背後にいると非難している。

ウクライナ東部のルガンスク市では、親ロシア派「ルガンスク人民共和国」の行政官が、検事総長と副検事総長が爆弾により死亡したと対話アプリ「テレグラム」に投稿。ウクライナ政府を「テロ国家」と非難した。

ウクライナ大統領府のポドリャク顧問は、検事総長と副検事総長の殺害は犯罪組織によるものか、ロシアによる「戦争犯罪」の目撃者の粛清のいずれかとの見方を示している。

ウクライナ南部では、親ロシア派当局がベルジャンシクで当局者2人が殺害されたと発表。ウクライナ政府が背後にいると非難した。

殺害されたのは夫婦で、夫はベルディアンスクの行政副長、妻はザポロジエ州でロシア編入の是非を問う住民投票を実施する準備に関与していたという。ロイターこうした情報を独自に確認できていない。

このほかロシア通信(RIA)はロシアが設置した行政機関の情報として、南部ヘルソン州の地方政府本部がミサイル攻撃を受け、3人が死亡、13人が負傷したと報じた。

ベルジャンシクの当局者殺害とヘルソン州のミサイル攻撃について、ウクライナ政府は今のところコメントしていない。

347 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
奪還・解放されたイジュームの今、戦車はあっても水や電気はなく……

9/16(金) 11:58配信

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は12日、ロシア軍から解放されて間もない東部イジュームにウクライナ国旗を掲げた。その直後にBBCが取材した街は、電気と水が停まってしまっていたものの、ウクライナ軍の到着に安心している様子だった。

イジュームに接近すればするほど、ロシアが急いで撤退した証拠が次々と見えてくる。

ウクライナ兵たちは街の近くの道路脇に集まり、戦いの残骸を、大きな笑みを浮かべながら調査している。

ロシア軍の戦車が2台打ち捨てられている。そのうちの1台にはすでにウクライナ国旗が差してあった。1台を使ってもう1台をくぼみから引っ張り出そうとしながら、ウクライナ兵たちは互いに抱き合って喜びを分かち合っている。

街の中に入るとさらにもう1台、道路の真ん中に戦車が放置されていた。まるでロシアの敗北を記念するかのようだ。地元の住民がその前で、親指を下に向けたポーズでセルフィーを撮っていた。

ミニバンに乗った2人の女性と会った。車には、日用品などを詰めた小さなかばんがたくさん積まれていた。ラリッサさん(61)と友人のウィクトリアさんは、イジュームに初めて戻ってきたという。

ラリッサさんは、戦争が始まってすぐにこの街を離れたので、戻れてうれしいと話した。しかし、市街地にあったラリッサさんの家は壊されており、状況は複雑だ。私と話した後、2人は友人の家に泊まると言い、歩いて去っていった。

市内には、爆撃を受けて真っ黒になった建物がたくさんあった。破壊された市庁舎前の道路を渡ると、午後の雨の中で数十人が静かに列を作っていた。ピクルスや乾物、ミネラルウォーターといった支援物資を待っているのだ。

この街には現在、水道や電気、暖房が通っていない。

死者数はまだ確定していないが、市職員によると、3月に5階建てのアパートを狙った爆撃で、子供を含む47人が亡くなったという。この攻撃では、建物の中心に大きな穴が開いた。

今その建物を訪ねると、外からいくつかの部屋がはっきりと見て取れる。一番上の階の部屋では、テーブルの上にテレビが置かれている。数階下では、ワードローブの中にまだ服が整然とかけられていて、持ち主がまた着るのではないかと思うほどだ。がれきのなかに落ちていた小さなアルバムの中では、3人の女性が笑顔を浮かべていた。

このアパートに22年住んでいたというタチアナさん(69)は、2階の焼け焦げたバルコニーを指さした。

攻撃は朝に起きたという。自分は職場のシェルターにいて、アパートにはいなかったとタチアナさんは話した。

この建物の中にあるシェルターに逃げ込んだ住民は、暖を取るために建物の中心に集まっていた。爆撃は、建物の中心に当たった。

ロシア軍が司令部として使っていた市庁舎の建物には、今なお扉にロシアの表示が付いている。しかし、ごみ箱の中には焼かれたロシアの旗があった。

建物内にはファイルの箱が散らかっていた。近くにはロシア軍が人々を拘束していた警察署があり、そこで私たちは、ウクライナのパスポートを大量に見つけた。地元の警察によると、ロシア軍は数カ月にわたる占領期間中に、住民のパスポートを押収していたのだという。

348 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ロシア軍の統制崩壊、戦場の失策に拍車

9/17(土) 7:35配信

 戦争は机上で計画されるが、現場で戦われる。ウクライナ侵攻をめぐるロシア軍の戦略的な誤りは、特に兵卒の統制が不十分であることを示している。



 ロシアが2月24日に侵攻を開始した当初、多くの兵士がその目的を明確に把握しておらず、中には単なる演習のために招集されたと思っていた兵士もいたことが示唆されていた。そして半年が経過した今も、西側諸国の専門家は、ロシア軍が虚偽と腐敗にまみれ、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領とその側近が聞きたがっていることを伝えるのに必死だとみている。

 エルサレム安全保障戦略研究所(JISS)のアレクサンダー・グリンバーグ(Alexander Grinberg)氏は、「プーチン氏は非現実的な結果を要求するため、非公開の場であっても同氏には誰も本当のことを伝えない」と指摘する。

 軍事史家で作家のクリス・オーウェン(Chris Owen)氏も、「ロシア軍の将校は部隊の状況について上官によくうそをつく」と説明。ロシア兵が戦闘で成功を収めたという虚偽の報告をする通信をウクライナ側が傍受しており、そうした虚偽情報に基づいて攻撃が行われていると指摘した。

■士官育成の失敗

 ロシア軍の不意を突いたウクライナ軍の最近の反撃をめぐっては、ロシア軍内での脱走、命令拒否、士気の低下など、指揮系統の崩壊を示唆する情報が出ている。さらに専門家は、将官や士官の死や負傷が大打撃となっていると指摘。軍隊の訓練体制が近年悪化し、有能な後任を確保するのが難しくなっているとみている。

 匿名を条件にAFPの取材に応じたフランス軍幹部は、ロシア軍には階級を上って「その分野のエキスパート」となった下士官が十分にいないと指摘。ロシアは年配の兵士を優先して昇進させる傾向があるが、「年長者だけが昇進し、部下との関係が権力によるものだけになると、攻撃を実行するのが難しくなる」と説明した。

■受刑者を傭兵に?

 ウクライナの電撃的な反攻を受け、プーチン氏が総動員令に踏み切る可能性をめぐる議論が再燃している。そうなれば、同氏がこれまで「特別軍事作戦」と呼んでいたものが、紛れもない「戦争」であることが明確になる。

 ロシア政府はその代わりに、ワグネル(Wagner)などの民間軍事会社から傭兵(ようへい)を積極的に雇い入れたり、正規軍の志願兵を増やしたりしようとしているようだ。

 ソーシャルメディア上では、プーチン氏と親しい関係にあり、ワグネルの資金源となっているとみられるオリガルヒ(新興財閥)のエフゲニー・プリゴジン(Yevgeny Prigozhin)氏が、ロシアの刑務所の中庭で受刑者たちに契約を持ちかける様子を撮影したとされる動画が拡散。AFPはその信ぴょう性を確認していないが、動画の人物は受刑者に対し「半年間従軍すれば、自由になれる。ウクライナに着いた後、これは自分には合わないと決めた者は、われわれが処刑する」と宣告していた。

349 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ウクライナ産穀物略奪に関与、親ロシア「市長」ら制裁対象に…米政府「世界の食糧難悪化させた」

9/16(金) 17:52配信

 米政府は15日、ロシアによるウクライナ産穀物の略奪に関わったとして、ロシアがウクライナで一方的に指名した「市長」ら5人を制裁対象に加えた。米国内の資産を凍結し、米国人との取引も禁止する。



 制裁が科されるのは、ウクライナ南部ザポリージャ州で露軍が支配する港湾都市ベルジャンシクの「市長」ら。ブリンケン米国務長官は声明で、「数十万トンの穀物の差し押さえや盗難を監督し、世界の食糧難を悪化させた」と述べた。

 米政府はほかに、ロシア南部チェチェン共和国の事実上の独裁者で、プーチン露大統領に近いラムザン・カディロフ首長とその家族も制裁対象に加えた。米財務省は、カディロフ氏が動員したチェチェン人部隊について、民間人の遺体が多数見つかったウクライナの首都キーウ近郊ブチャで活動していたと指摘した。

350 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 19:44:30.70 .net
プーチン氏、早期停戦に言及 インド首相の侵攻批判に

9/16(金) 22:42配信

 AFP通信などによると、ロシアのプーチン大統領とインドのモディ首相は16日、ウズベキスタンのサマルカンドで会談した。

 

 モディ氏は「今は戦争の時ではない」とプーチン氏に伝え、ロシアによるウクライナ侵攻を間接的に批判。プーチン氏は「懸念は理解する」と応じた上で、早期の停戦に努めると約束した。

 プーチン氏がウクライナ側に条件を明示せず、停戦に言及するのは異例。ウクライナ侵攻を決断してから半年以上が経過し、今月に入ってからはロシア軍が北東部ハリコフ州で撤退を余儀なくされるなど、ロシア側に不利な戦況が続いている。プーチン氏は「敵側が停戦交渉を拒否し、目的を軍事的に達成しようとしている」と述べ、ゼレンスキー政権に長期化の原因があると持論を展開した。

 この後の記者会見では、ウクライナ軍の反転攻勢の中、東部ドンバス地方の作戦を続けると発言しており、停戦の実現には疑問も残る。

351 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 19:59:24.90 .net
元米外交官、ロシアで指導者らと面談 米国人解放交渉の実績も

9/14(水) 17:00配信
 
米ニューメキシコ州の元知事で国連大使を務めた経歴もあるビル・リチャードソン氏らの一行が今週、ロシアの首都モスクワを訪れ、同国指導部メンバーらとの会合で面談したことが、CNNの取材で明らかになった。



会合の詳細は不明。同氏の名前を冠したNPO「リチャードソン・センター」は、世界各地で拘束された米国人らの解放交渉に民間の立場で取り組んでいる。

バイデン政権は現在、ロシアで拘束された女子プロバスケットボール選手のブリトニー・グライナー氏と、元海兵隊員ポール・ウィラン氏の解放を最優先課題に掲げている。

CNNは7月半ば、リチャードソン氏がモスクワを訪問するとの見通しを伝えていた。

今年4月には、ロシアで収監されていた元米海兵隊員のトレバー・リード氏が囚人交換で釈放された。事情に詳しい関係者によれば、リチャードソン氏はこの時も交渉にかかわっていた。リチャードソン・センターのメンバーが2月にモスクワを訪問し、ロシアの指導者らと面会していたという。

352 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:00:10.03 .net
「テクノロジー、非軍事手段、戦争様態から考える」ウクライナ戦争が古典的な戦いになった3つの訳

9/12(月) 7:01配信

 本稿は、今次のウクライナ戦争が古典的な戦争概念と大きく離れた非在来型の闘争……「新しい戦争」と言えるのかどうかを検討するものである。結論から言えば、ウクライナ戦争には非在来的要素が多々含まれるものの、戦場における大規模な暴力行使が闘争の趨勢を決するという点で、この戦争は古典的な戦争と見ることができる。



 この点を明らかにするため、本稿では、①テクノロジー、②非軍事手段、③戦争様態の3つの側面からこの戦争のありようを検討した。そのうえで、この戦争はなぜ古典的なのか、日本の安全保障が汲み取るべき教訓は何か、といった点についても論じた。

■テクノロジーが変える戦場:UAVを一例として

 ウクライナ戦争には、2020年代初頭時点において想定しうる軍事テクノロジーがほとんど投入されている、と言ってよいだろう。

 代表例は無人航空機(UAV)、いわゆるドローンである。中でも小型の戦術UAVはロシア・ウクライナ双方がほぼ標準装備として用いており、情報・監視・偵察(ISR)を担う。より大型で飛行性能やISR能力の高い中高度UAV(MALE)も双方が実戦投入しており、こちらは限定的に攻撃任務も担っているようだ。交戦国の双方が大規模にMALEを投入しあう戦争は、おそらく今回が初めてであろう。

 さらにウクライナは民生用マイクロドローンによってごく近距離におけるISRを分散的に行ったり、アメリカから供与された徘徊型攻撃UAV(いわゆる自爆ドローン)でロシア軍の後方を打撃するという戦術を採用しており、UAV利用の幅という点ではロシアを凌ぐ。

 ただし、現行のUAVは遠隔操縦型であるため、電子戦によって妨害可能であるし、有力な防空システムが存在する環境下でも活動を制約される。実際、ロシア軍が大規模な電子戦を開始すると、ウクライナ軍のUAVの平均寿命は1週間以下に落ち込んだ。他方、アメリカが高速対レーダーミサイル(HARM)をウクライナ軍に供与し始めると、ロシア軍の防空システムは次々と損害を受け、その間隙をついてウクライナのUAVや有人戦術航空機が活動できる余地が広がっていった。

353 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:00:41.49 .net
 
つづき


 この点からも明らかなように、UAV(あるいはその他の新テクノロジー)はそれ単独で戦闘の様相を一変させるというものではない。UAVが効果を発揮するためには、そのような環境を作り出す因子(エネーブラー)が必要なのであり、あるいはUAV自体がその他の軍事アセットのためのエネーブラーとして機能しているということである。

■非軍事手段による「戦わない戦争」

 2014年にロシアが行ったクリミア半島の強制併合やドンバス地方への軍事介入では、非軍事手段、特に情報戦の活用が注目を集めた。政変で成立した暫定政権はロシア系住民を弾圧するネオナチ集団である、政変自体が西側に操られている、ロシアに併合されれば生活がよくなる、といった情報が紛争地域の住民に浴びせかけられ、認識を操作したのである。また、ロシアはウクライナ各地のインフラに対して大規模なサイバー攻撃を仕掛け、オンライン化されたサービスの機能不全や停電といった事態を引き起こしてもいる。

 翻って今回の戦争では、非軍事手段はあまり目立っていない。ロシア側は、ゼレンスキー政権がネオナチであるとか、密かに核兵器を開発しているといったナラティブを展開したものの、ウクライナ国民に幅広い動揺を引き起こすことはなかった。国民の間で偽情報に対する耐性ができていたことに加え、ロシアのSNSやマスコミが軒並みブロックされていたことがその主な要因として挙げられよう。また、ロシアが開戦前後に行った大規模サイバー攻撃も、結局はウクライナ社会に壊滅的な混乱をもたらすことはなかった。

 一方、ウクライナ側は、国民と国際社会の支持を広く獲得することに成功している。被侵略側であるという道義的な正当性に加え、ゼレンスキー政権の巧みなメディア戦略がここで大きな役割を果たした。ただ、ウクライナの情報戦はロシア社会を揺るがし、プーチンに停戦を決断させるには至っていない。プーチン政権が進めてきた国内情報統制が効果を発揮している形であり、この意味でも情報戦の限界が改めて確認される。

354 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:01:31.00 .net
 
つづき


■戦争の様態

 今回の戦争の様態は非常に古典的である。つまり、大量の兵士と火力を投入し、互いの軍事力を撃滅することで政治的意志の強要を目指す戦争、クラウゼヴィッツが「拡大された決闘」と呼んだ戦争だということである。実際、今回の戦争では、ウクライナ側が国民総動員令によって大量の戦時動員を行う一方、ロシア軍は新型から旧式に至るまでの多様な火砲・ロケット砲・ミサイルを大量に投入し、火力の優位を前面に押し立てて戦いを進めてきた。

 ただ、開戦後半年以上を経ても、双方は依然として決定的な勝利を得ることができておらず、総延長2500kmに及ぶ戦線もまた顕著な変動を見せてはいない。その結果として出現したのは、長大な戦線を挟んで双方が消耗戦を繰り広げるという、第1次世界大戦の縮小版のような事態である。この間、ロシア側では7万~8万人の兵員が死傷したほか、1000両以上の戦車が破壊されたとされ、ウクライナ側の損害もおそらくはこれと同等か、それ以上であろう。

 それでも戦争が継続できているのは、ロシア側が膨大な予備兵器を保有し、ウクライナ側は総動員による兵員の補充能力と西側からの軍事援助を得られているからにほかならない。

 まとめるならば、ウクライナ戦争では兵力や火力、それらの補充能力といった古典的な要因が戦況を左右しているのであり、テクノロジーや非軍事手段・非国家主体という要素は(戦争の性質というマクロな視点に立つ限り)その従属変数と見たほうがよい、ということである。

■「新しい戦争」とはならなかった

 では、ウクライナ戦争はなぜ、古典的な戦争になったのだろうか。

 革新的な軍事テクノロジーによって兵力や火力の多寡に関わらず勝敗が決まる戦争というビジョン、あるいは非軍事手段によって敵国を内部から瓦解させる戦争というビジョンは、古くから存在してきた。この点はロシアにおいても例外ではなく、参謀本部内では多くの「新しい戦争」のあり方が論じられてきた。

 にもかかわらず、戦争の様相が古典的なものになった要因は3つ挙げられる。

355 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:01:55.87 .net
 
つづき


 第1に、2014年の戦争でロシアが用いた非軍事手段は、必ずしも期待通りの成果をもたらさなかった。元々ロシア系住民が多いクリミアやドンバスの一部地域を除いて住民の認識操作は成功せず、多くの地域はウクライナ政府の統治下に残ることを選んだのである。大規模な正規軍による侵攻という方法が選ばれたのは、これに対する反省であったのだろう。

 第2に、ウクライナの抗戦意志の強固さが挙げられる。開戦後、ゼレンスキー大統領は首都に踏みとどまってロシアへの抵抗を呼びかけ、国民も概ねこれを支持した。この結果、ロシア軍は短期間で首都を占領してウクライナの国家体制を瓦解させることができず、その間に西側からの大規模軍事援助が始まったため、早期の勝利はより困難になった。

 第3に、今回の戦争では、核抑止が機能している。ロシアは西側との直接対決を恐れて軍事援助を強制的な手段で排除することができず、逆に西側もウクライナに直接介入を行うことができていない。この結果、ロシアとウクライナは破滅的な核戦争にエスカレートするという可能性をひとまず脇に置き、持てる通常戦力すべてをぶつけ合う「限定全面戦争」を行うことができているのである。

 以上のように、一定の条件下においては、現在の世界でも国家間の古典的な戦争は生起しうるのであって、わが国の安全保障を考えるうえでも貴重な教訓となろう。特に、激しい消耗に耐えながら戦い続けるための継戦能力はわが国の防衛体制における大きな弱点であると思われ、今後の防衛力整備における焦点となろう。これは弾薬の備蓄にとどまらず、防衛・民生用インフラの抗堪化・分散化・冗長化、それらの復旧能力の強化といった措置にも及ばねばならない。

■古典的な戦争と「新しい戦争」の相関関係

 また、ウクライナでの戦争が古典的なものであったとしても、「新しい戦争」に備えなくてもよいということにはならないだろう。戦争はある様態からまた別の様態に変遷していくのではなく、むしろ戦争という営みに際して選択可能なオプションが増加しているというふうに考えるべきだからである。

 さらに言えば、古典的な戦争と「新しい戦争」の間には一定の相関関係がある。今回の戦争の場合、古典的な戦争を中心としつつも「新しい戦争」的要素は補助的な形で使用されているし、その逆であるとか、両者の要素が同じくらいの割合で併存しているとか、さまざまな戦争様態がありえよう。わが国としては、将来のこうした多様な戦争にどう備えるのか、限られたリソースの範囲内でそのうちの何を特に重点とするのかを真剣に考慮していくことが求められるのではないだろうか。

356 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:02:40.64 .net
【解説】 ウクライナの反撃、「奇襲」で成功 危険も残る

9/13(火) 11:04配信

ウクライナは、ここ数日で3000平方キロメートル以上の領土を奪還し、ロシア軍を押し返す大きな成果を上げたと発表した。これほどの成功をなぜ収められたのか。戦争に勝つためにウクライナ軍が今後直面するであろうハードルは何なのか。BBCのジョナサン・ビール防衛担当編集委員が詳しく見ていく。

「ウクライナの奇襲能力を見くびるな」。ある米軍幹部が私にそう言ったのは今年の夏だった。当時、ロシアはドンバス地方で前進を続けていた。

ウクライナの奇襲能力は、この戦争の特徴になっている。ロシアをキーウから撤退させたことに始まり、最近ではクリミアを攻撃した。現在はウクライナ東部で、新たな驚きが生じている。

これまでの進軍のほとんどは、ロシアによるものだった。過酷な状況で犠牲を被りながらも、ゆっくりと前進していた。しかし今、軍を前に進めているのはウクライナだ。わずか数日で、数千平方キロメートルの領土を取り戻した。

ウクライナにとって最も大きいのは、東部ハルキウ市周辺を奪還したことだ。イギリスの最新防衛情報の報告書によれば、ウクライナは英グレーター・ロンドンの2倍の面積を解放した。ただ、記者は前線での取材が認められておらず、進軍と戦闘がどれほどなのか確認するのは難しい。

ウクライナは、戦略的に重要なイジュームとクプヤンシクを占領したと説明している。ロシアはそれらを、ドンバス地方の部隊への補給拠点にしていた。この損失だけでも、ロシア軍にとっては大打撃だろう。

ウクライナの前進の鍵は「奇襲」だ。これと、米英の長距離多連装ロケット砲など西側兵器の賢い利用によって、ロシアの補給線、弾薬庫、司令部を破壊してきた。ロイド・オースティン米国防長官は先週、ウクライナ側の長距離砲が夏の間に、400以上の重要な標的に命中したと述べた。

これらの兵器が登場する以前は、ロシアは砲兵の面で常に数的優位に立っていた。しかし今や、形勢は逆転したように見える。米情報当局によると、ロシアは数百万発の砲弾を補給するのに北朝鮮の助けを借りなければならない。これは、半年にわたる戦闘で備蓄が著しく枯渇していることを示している。

西側からの兵器の効果と、領土を取り戻すことへの決意が相まって、ウクライナはロシア軍とその代理勢力を、混乱した退却と思える状況に追い込んでいる。ソーシャルメディア上の画像からは、戦車や装甲車、武器、弾薬が慌ただしく取り残され、放置された様子がうかがえる。

興味深いのは、ウクライナの東部での前進が、南部でのヘルソン市に向かう攻勢よりも、はるかに速いペースで進んでいることだ。ウクライナは南部の攻勢についてかなり前から情報を発していたが、東部での計画は秘密にしていた。今考えれば、これも計画の一部だったようだ。東部で準備していたものを隠す目くらましだったのだ。

ロシアに不意打ちを食らわせたのは明らかだ。この数カ月、ロシアは南部の防衛を強化するため、東部の軍を振り向けている。その結果、どちらの前線も弱体化している。

しかし、ウクライナは南部での前進に苦労している。見通しのよい田園地帯で戦わねばならず、敵に見つかりやすい。ロシア側の防衛軍に打ち勝つには、より多くの兵力と火力が必要だ。

現在のウクライナにとっての危険は、戦争初期にロシアが直面したものと似ているかもしれない。複数の戦線で前進しようとすれば、弾薬、装備、兵力に犠牲が出る。戦果を上げるほど補給線は長くなり、防衛する側に狙われる。最も深く進軍した部隊が、相手に包囲される危険性もある。

楽観的な見方が出る一方で、ウクライナのオレクシイ・レズニコフ国防相は東部のウクライナ軍について、ロシアの反撃に弱いかもしれないと警告している。領土を確保するだけでは不十分だ。地盤を固めなければならない。現地住民の支持を得られれば、それは容易かもしれない。

ウクライナの2正面攻勢はリスクが高い。簡単に失敗し得る。だがこれは、単なる領土奪還ではない。たとえそれが最終的な目標であるとしてもだ。

ウクライナは今、世界にシグナルを送っている。この戦争に勝てると本気で信じているのだ、というシグナルだ。ウクライナはすでに、一連の成果を強調して、西側にさらなる兵器供与を訴えている。攻勢は重要な時期に行われている。冬になれば戦闘は困難になり、西側諸国の意志が試される。今はその直前だ。戦争はまだ終わっていない。ウクライナは改めて、形勢をひっくり返して世界を驚かすことができるとアピールしている。

357 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:03:59.79 .net
ウクライナが奪還した地域、解放に住民は衝撃と喜び

9/12(月) 20:58配信

解放の瞬間を思い出して、ナタリアさん(50)の顔は輝いた。ウクライナ南部ヘルソンのノウォウォズネセンスキ村から、憎い占領者が出ていった瞬間のことだ。

ナタリアさんは村にロシア兵がやって来た3月29日まで、農業を営みながら静かに、穏やかに暮らしていた。ロシア兵は、壊さなかったものは何もかも盗んでいったという。フォークやスプーン、果ては年金受給者が履いていた靴まで。

「ろくでもない連中だった」。トラウマを追体験しているかのように手をもみながら、ナタリアさんは話した。

自由はついに、9月2日にようやく訪れた。

「ウクライナ軍が到着した時、私たちは地下室にいた」

「ウクライナ語で『誰か生きてるか?』と聞かれて、自分たちの軍だと分かった。ファシスト(ナタリアさんはロシア人をそう呼んだ)に比べると本当に格好良くて、美しかった」

「抱きしめるべきか、手を握るべきなのかも分からなかった。手で触ってみて、とても嬉しかった」

数カ月間の戦況膠着(こうちゃく)を経て、ウクライナとロシアはいま新しい現実に直面している。ヨーロッパで起きた紛争としては第2次世界大戦以降で最大規模のこの戦争が、いきなり動き始めたからだ。

ウクライナ軍が前進し、ロシア軍は急きょ、東部の戦略的要衝ハルキウなどから撤退を余儀なくされた。重要な補給拠点だったクプヤンシクと、攻撃の起点だったイジュームを失った。

ウクライナのアンドリイ・イエルマク大統領府長官はツイッターで、「ロシア軍は世界最速の軍隊として有名になろうと急いでいる」、「そのまま逃げ続けろ」と書いた。

ソーシャルメディアには、ロシアが放棄し破壊した拠点の映像と、ウクライナ軍が解放された地域に国旗を掲げる様子があふれかえった。

その反撃の速度と範囲に、占領者だけでなく多くのウクライナ人が驚いた。私のウクライナ人の同僚は「ショックを受けた、いい意味で」と話した。

「元気になるため、大きな勝利が必要だった」と、この同僚は語った。

「それに、ハルキウではドミノ効果が表れているようだ。それでもロシアにはまだ兵器も部隊もあるし、多くの地域を支配している。ウクライナの人々は今なお、隣国がどういう国か理解している。けれども、前ほどは怖がっていないし、前より自信がついた」

夏にかけて東部ドンバス地方で過酷な敗北を喫したウクライナにとって、この反攻は大きな刺激になった。

私たちが6月にドンバスで取材をしていた頃、ウクライナ軍がこれほど強力な反撃に出られると思える兆しはなかった。取材したITエンジニアのミハイロさんは、「これは軍事的な奇跡だ」と話した。

この「奇跡」は、多連装長距離ロケットシステムなど、諸外国が提供した大量の兵器と、外国政府が諜報活動で得た機密情報の賜物だ。

加えてウクライナは、南部ヘルソン州で反撃に出るという情報をあえて流し、またしてもロシアを出し抜いたようだ。

ロシア政府はこの「情報」に食いつき、一部の部隊をヘルソンに送った。そのせいで、ハルキウの自軍部隊を危険にさらしてしまったようだ。

358 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:04:17.26 .net
 
つづき


一方で西側の軍事専門家らは、今回の反攻によってウクライナが戦場でもロシアを敗れることが明らかになったと指摘する。

英王立防衛安全保障研究所(RUSI)元所長のマイケル・クラーク教授は、「我々は、ロシア軍が劣勢なだけでなく、敗れるのを目撃している」と話し、これが「初期の転換点」になるとの見方を示した。

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は奪還した土地について、8日夜には1000平方キロメートル、10日夜には2000平方キロメートルになったと発表していた。

さらにウクライナ軍は11日朝、この面積は実に3000平方キロメートルだと述べた。

現時点では、BBCを含む報道陣は前線での取材を認められていないため、ウクライナ側の説明が全て正しいのか検証できていない。しかしロシア側も、自軍が「再編成」のためイジュームとクプヤンシクから撤退したと発表している。

それでもロシア軍はまだ、ウクライナの約5分の1を制圧している。これには、南部ヘルソン州の州都ヘルソンも含まれている。ヘルソンは、2014年にロシアが併合したクリミア半島のすぐ北に位置し、今回の侵攻でも真っ先にロシアの手に落ちた場所だ。

我々はヘルソンに今も住んでいるいう女性と連絡を取ることができた。女性の身の安全のため匿名にするが、この女性によると、最近のロシア兵たちはなるべく目立たないように、まるで息をひそめるようにしている。

「ここ2~3日で、ロシア軍は少し静かになったようだ」とこの女性は話した。

「カフェやレストランで見かける姿が減った。市街戦が始まれば非常に危険だと思うけれども、そうなったら数日でも数週間でも地下室にいるつもりだ。ウクライナ軍をここで待って、感謝したい。勝利が見たい」

ヘルソン市内でロシアへの抵抗を続ける活動家たちも、勝利を待ち望んでいる。この人たちはロシア軍の位置など情報を収集し、ウクライナ軍へ伝達している。

ある匿名の活動家は、自分たちは狙われていると話した。

「ロシア側は、写真の撮影場所を探し出している」

「撮影に適した場所の近いアパートが、一斉に捜索された。先週には2回、通りから人がいきなり連行された」

それでも、前線からの知らせは希望をくれると、この活動家は述べた。

「ハルキウでの前進にみんながとても勇気づけられている。次は自分たちの番だと望んでいる」

ヘルソンでの戦いはいずれ、重要な決戦になるだろう。だがこれまでの前進はウクライナにカタルシスを、そして支援する西側諸国にも安心をもたらした。ロシアから奪還した地域を維持できれば、紛争の流れが変わるきっかけになるかもしれない。

一方で、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領がギブアップするとは誰も考えていない。ウクライナについて、プーチン大統領は(偏執的とさえ言えるほどの)長期戦の構えでいるからだ。

それでも、ロシアの前線はところどころで完全に崩壊し、部隊は逃げ出した。それはただの敗北ではない。屈辱だ。

359 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:06:01.45 .net
ゼレンスキー氏、奪還領土を訪問 南部ではダムが攻撃され住民避難

9/15(木) 11:51配信

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は14日、ロシアから奪還した北東部の要衝イジュームを訪れ、兵士らをたたえた。首都キーウに戻った後、乗っていた車両が別の車と衝突する事故に遭ったが、大きなけがはなかった。

ゼレンスキー氏はイジュームで、ロシア占領軍に対する反撃に参加した部隊に感謝の言葉を述べた。

国旗掲揚式にも臨み、ウクライナのすべての都市や村にウクライナ国旗が戻ると宣言した。

ウクライナはこのところ、急速な反転攻勢で領土を次々奪還し、ロシア軍を撤退に追い込んでいる。ウクライナ当局は、東部ドンバス地方の多くの町を取り戻したいとしている。

ゼレンスキー氏は13日深夜の演説で、東部ハルキウ州でこれまでに領土8000平方キロメートルを奪還したとし、軍がその保持に努めていると述べた。

ゼレンスキー氏は先週8日、ウクライナ軍が1000平方キロメートルを奪還したと説明。11日には奪還領土が3000平方キロメートルに広がったとし、翌12日には6000平方キロメートルに増えたと述べていた。

BBCは、奪還領土の正確な面積を確認できていない。

ゼレンスキー氏は、ロシア軍に占領されているウクライナの全領土を奪還すると宣言。いつ実現するかは分からないが「真実は私たちの側にある」と述べた。

ウクライナ軍の情報機関によると、ロシア軍は自軍部隊の逃亡を防ぐため、いわゆる「バリア部隊」をウクライナに配置している。同軍に「パニック」と「戦闘拒否」が広がっていることが、傍受した会話からうかがえるという。

■ゼレンスキー氏の乗った車が衝突事故

ウクライナの大統領報道官は14日、大統領専用車と護衛の乗用車が首都キーウで衝突したと発表した。

報道官は「大統領は医師の診察を受けたが、大きなけがは見つからなかった」とした。運転手が現場で手当てを受け、救急車で運ばれたという。

ゼレンスキー氏は、イジュームの訪問を終えてキーウに戻ったところで、事故に遭っったとされる。

360 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:06:15.96 .net
 
つづき


■ロシアがダムにミサイル攻撃か

ウクライナ当局は14日、南部の都市クリヴィー・リフで、ロシア軍が民間インフラを攻撃したと非難した。ダムに巡航ミサイルが撃ち込まれ、近くの川の水位が上昇したほか、住民の飲料水の供給が脅かされたという。

同市の市長によると、市内2地区の通り22カ所ほどで被害が出ている。当局は、ダムの決壊によって1秒間に100立法メートルの水が流れ出しており、川が危険なレベルまで増水していると説明した。

市中心部などの住民約60万人が、洪水の恐れがあるとして、避難するよう指示されている。

ウクライナは、反撃を受けたロシアが、仕返しとしてダムを攻撃したと主張している。

ゼレンスキー氏は、「クリヴィー・リフを水浸しにする」ことを狙った「テロ国家」だと、ロシアを批判。

「占領者はパニックを引き起こし、非常事態を作り出し、人々から光や熱、水、食料を奪おうとすることしかできない。それで私たちは屈服するか?  とんでもない。向こうは相応の対応と報復を受けるのか?  もちろんだ」と述べた。

一方、アメリカのジョー・バイデン大統領は、ウクライナが「目覚ましい」前進を遂げたと発言。ただ、攻勢は「長丁場になる可能性がある」と警告した。

ロシアは依然として、ウクライナ領土の約5分の1を支配している。侵攻初期に制圧したドンバス地方の町は現在、ウクライナ軍が奪還を目指している。

首都キーウなどの占領に失敗したロシアは、ドンバス地方に重点を置いている。同地方の一部は、ロシアの侵攻前から、ロシアの支援を受けた反政府勢力の支配下にあった。

ドンバス地方を構成する2地域のうちの1つ、自称「ルガンスク人民共和国」のアンドレイ・マロチコ軍司令官は、戦闘が領土の境界まで及んでいると、ロシア国営メディアに話した。

一方、ルハンスク州の知事で避難中のセルヒイ・ハイダイ氏は、ウクライナ軍とロシア軍が「現在リマンで激しく戦っており、あと数日続くとみられる」と、テレグラムに投稿した。

リマンは5月末、長い戦闘の末にロシア軍に陥落した都市。自称「ドネツク人民共和国」の首都ドネツク市から150キロも離れていない。

ハイダイ氏はまた、ウクライナ側がイジュームとクプヤンシクの2つの町を奪還したことで、ロシアが支配するセヴェロドネツク、リシチャンスクの両都市への補給線を断絶できるかもしれないと述べた。

ロシア政府は、「当初設定されたすべての任務が果たされるまで」作戦を続けると主張している。

しかし、ウクライナの素早い進撃にロシア軍は驚いたと様子で、一部の兵士は軍服を捨てて市民に紛れ込んだとも報じられている。

いくつかの都市や町では、ロシアが制圧した後に移り住んでいたロシア人教員たちが、ロシア軍の撤退で取り残されている。

ウクライナ軍は現在、多数の人を拘束している。イリナ・ヴェレシュチュク副首相は、そうした人たちを訴追するとしている。

東部ハルキウ州では、数カ月にわたるロシアの占領下で拷問や殺害があったと、住民らが証言している。

他方、ドイツのオラフ・ショルツ首相は13日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と電話で協議。ドイツ政府によると、ショルツ氏は90分間の協議で、「停戦、ロシア軍の完全撤退、ウクライナの領土と主権の尊重に基づいて、できるだけ早く外交的解決策を見いだす」よう、プーチン氏に求めたという。

361 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:07:26.10 .net
「帰ってくると信じていた」半年ぶり奪還の町で母子再会、ゼレンスキー氏はイジュームを電撃訪問

9/15(木) 11:43配信

ウクライナのゼレンスキー大統領は14日、新たにロシア軍から取り戻したイジュームを電撃訪問し、領土奪還に成功したウクライナ軍に謝意を表した。また、約半年に及ぶロシア軍の占領から解放されたハリコフ近郊の町では、母親と息子の感動的な再会の場面が見られた。

「息子よ」

約半年に及ぶロシア軍の占領から解放され、再会した母と子――。ハリコフ近郊だとする場所でウクライナ軍が撮影した。

ロイターはこの映像がいつどこで撮影されたものか確認できないが、村長だというこの息子が、コザチャロパン村であると語った。母親は息子が帰ってくると信じていたと話している。

ロシアが支援する自称「ドネツク人民共和国」の幹部は、ロシア側部隊がドネツク州東部のライマン付近の少なくとも1カ所でウクライナ軍の前進を押し戻したと述べた。

ウクライナ側が最近奪還した主要拠点イジュームでは、ロシア側勢力のシンボルである「Z」マークを示した戦車があちこちに放置されていた。

米政府は、数日のうちにウクライナへの新たな支援策を打ち出す可能性を示唆した。このところのウクライナによる反転攻勢が、戦争全体の転機となるかは依然不透明なままだ。

米政府のカービー戦略広報調整官はこう述べた。

カービー戦略広報調整官
「軍事的に転換点に達したと感じるかどうかは、ゼレンスキー大統領に判断を委ねたい。しかし少なくともドンバス地方では、明らかにウクライナ軍の勢いが感じられる。我々は、できる限り彼を支援し続けるつもりだ。」

ゼレンスキー大統領は14日、前線から約14キロ離れた主要な物流拠点であるイジュームをサプライズ訪問した。現地を視察したゼレンスキー氏は、次のように述べた。

ウクライナ ゼレンスキー大統領
「この光景はとても衝撃的だが、私にとっては衝撃ではない。なぜなら同じ光景を、最初に占領されたブチャから見てきたからだ。破壊された建物、殺された人々、同じだ。何と言ったらよいのか――」

そう語ったゼレンスキー氏は黙とうをささげた。

ロシアは侵攻を特別軍事作戦と称し、民間人を標的とした意図的な攻撃を否定している。

ゼレンスキー氏は13日夜の時点で、約8030平方キロの領土を奪還したと述べた。ロイターはこの主張を確認できない。

362 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:08:08.96 .net
バラクレヤ半年ぶりに解放 ロシア軍の跡には拷問部屋も

9/14(水) 16:49配信

ウクライナ軍が解放した北東部ハルキウ州の町に9月13日、市民待望の救援物資が届けられた。

 同州イジューム地区のバラクレヤは、今年の3月から9月10日までロシア軍占領下にあったが、ウクライナ軍の電撃攻勢で半年ぶりに解放された。

 ロシア軍の撤退に伴って、バラクレヤでは住民2万5000人の生活が徐々にではあるが平穏を取り戻し、市民は身の危険を感じることなく外出できるようになった。

 さらに、ウクライナ当局のロシア軍兵士による住民に対する残虐行為の調査も始まり、地元の警察署内でロシア軍の"拷問部屋"が見つかった。住民の証言によれば、ロシア軍は「常時少なくとも40人を署内に拘束していた」という。

 また、バラクレヤ近くの村では、撤退に際してロシア軍が宿舎にしていた学校を爆破したという証言もある。

 ウクライナの反撃はロシアに大きな打撃を与えたが、7カ月近くに及ぶ戦争の転機になるかどうかはまだ不明だ。

 プーチン大統領にはまだ使える軍隊と資源があるが、ウクライナのハンナ・マリャル国防次官は、この電撃戦が「この戦争における絶対的な転機」であると主張。「ウクライナには動機と軍に力がある」と強調した。

363 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:09:06.81 .net
ウクライナ反撃の“立役者” ロシア軍 装備捨て撤退か

9/13(火) 19:06配信

無数の銃声が響く中、前進していくウクライナの特殊作戦部隊。

12日に公開された、ロシア軍との戦闘の様子。

アメリカ国防総省は、ロシア軍の装備が放棄され、指揮・統制が乱れていると分析。

ゼレンスキー大統領は、東部と南部、あわせて6,000平方kmを超える領土を奪還したと発表した。

さらに、ウクライナの国防相が、SNSで紹介したのは...。

ウクライナ・レズニコフ国防省「ブッシュマスターのおかげで、ウクライナ軍はハルキウ州の解放を続けられている」

反撃の立役者となったという装甲車は、オーストラリアが支援として送ったもの。

特徴は、不思議な逆三角形になった車の底。

地雷などの爆風をうまく逃がす構造になっている。

あわせて10人を乗せ、最高時速はおよそ100km。
一度の燃料補給で、800km以上走れる。

ロシア軍を押し返した電撃的な作戦を支えたのは、簡易爆弾の中でも進める支援物資だった。

364 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:09:49.63 .net
親ロシア派幹部 撤退理由語る「相手は8倍の勢力」

9/13(火) 5:56配信

ウクライナ軍による北東部・ハルキウ州での反転攻勢について地元の親ロシア派幹部は12日、「相手は8倍の勢力だった」と撤退の理由を語りました。



ハルキウ州親ロシア派幹部「(ウクライナ側は)ロシア軍をおよそ8倍上回る勢力だった。ロシアは兵士を守るために撤退し再編成を決定したと思う」

ハルキウ州では、ロシア軍が要衝イジューム周辺からの事実上の撤退を表明し、ウクライナ側もイジュームなどの奪還を発表しています。

これについて、プーチン大統領に忠誠を誓うチェチェン共和国のカディロフ首長は11日、作戦に「間違いがあった」とロシア軍を批判しました。

また南部についてもウクライナ軍の報道官が12日、「過去2週間でおよそ500平方キロメートルを奪還した」と南部ヘルソン州の5つの集落の名前を挙げて発表するなどウクライナ側の反転攻勢の動きが続いています。

一方、安全性が懸念される南東部のザポリージャ原子力発電所に関し、IAEA=国際原子力機関のグロッシ事務局長は12日、砲撃で原子力事故が起きないよう、周辺を「安全保護区域」に設定する案について、ロシア、ウクライナ双方と協議を始めたことを明らかにしました。

365 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:13:49.39 .net
ロシア、20か国以上の政党や政治家に430億円供与か…米情報機関調査

9/14(水) 17:39配信

 米主要メディアは13日、ロシアが2014年以降、20か国以上の政党や政治家などに対し、少なくとも3億ドル(約430億円)を供与していたと報じた。選挙干渉による民主主義体制の弱体化や、ロシアに有利な世論形成を図る工作の一環だという。米政府高官が、米情報機関による調査結果を記者団に明らかにした。

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、調査の結果、アジアのある国では、ロシア大使が大統領候補に現金数百万ドルを渡していたことが分かった。欧州では、ロシアのビジネス関係者が極右政党を支援するために親ロシアの調査研究機関を利用しようとした例もあった。

 国務省のネッド・プライス報道官は13日の記者会見で、ロシアによる選挙干渉は「主権に対する攻撃だ」と批判し、「世界のパートナー国と対抗策を協議していく」と述べた。

366 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:15:31.11 .net
プーチン氏はウクライナ侵攻を間違いだと思っていない=ドイツ首相

9/15(木) 14:24配信

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ウクライナ侵攻を誤りだとは認識していない――。ドイツのオラフ・ショルツ首相は14日、前日にプーチン氏と電話協議をした時の内容について、そんな説明をした。

ショルツ氏とプーチン氏は13日に、90分間にわたって電話で協議した。

ショルツ氏は14日、電話協議について記者団に説明。プーチン氏に対して、部隊の撤退とウクライナとの協議再開を求めたと述べた。

また、プーチン氏について、「残念ながら」侵攻に関する立場は変えていないと発言。一方で、プーチン氏と対話を続けることの重要性を強調し、「この問題については、互いに話をし、言うべきことを言うのが正しい」と話した。

一方、ロシア政府も電話協議についてコメントし、暴力が続いているのはウクライナのせいだと主張した。

■兵器供与の圧力に直面

ショルツ氏はこの日、ドイツがウクライナに提供した武器が「決定的」な効果を生み、ウクライナ東部で「状況を変えた」とも主張。

ロシア軍がウクライナから撤退することが、「この地域に平和をもたらす」唯一の方法だとした。

また、ロシアはウクライナの主権を尊重すべきだと述べた。

ショルツ氏はこのところ、ウクライナへの軍事支援を強化すべきだとの圧力にさらされている。

ウクライナのドミトロ・クレバ外相は13日、ドイツが兵器の提供を止めていることを批判。「合理的な議論はひとつもなく、抽象的な恐怖と言い訳があるだけだ」とツイートした。

また、8月までに、ウクライナに12億ドル以上の軍事支援を行っている。大きな額だが、イギリスやアメリカよりはるかに少なく、経済規模の小さいポーランドよりも少ない。

ドイツのクリスティーネ・ランブレヒト国防相は14日、ウクライナへの追加の兵器供与を約束。先週には、寒い季節が近づく中、発電機、冬服、テントを提供すると表明した。

ロシアによるウクライナ侵攻は、ドイツの対ロシア外交にも疑問を投げかけている。ドイツの経済は近年、ロシア産の石油とガスに依存している。

一方でドイツはウクライナ侵攻の始まった2月、連邦軍の増強に今年1000億ユーロ(約13兆円)を投じると表明。さらに、「毎年、国内総生産(GDP)の2%以上を国防費として投じる」として、戦後の防衛方針の大転換を宣言している。

367 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:17:41.36 .net
焦点:ザポロジエ原発で情報戦、翻弄されたウクライナ人の告白

9/17(土) 7:20配信

ウクライナ南部・ザポロジエ原発で次席広報責任者を務めていたアンドリー・タズ氏(32)は、ロシア軍が同原発を制圧した事実を世界中に広める役割を果たした。

ところが、今は外国に亡命中で職を失い、原発を運営するウクライナ国営企業・エネルゴアトムの文書に基づくと、ウクライナの情報機関からは、ロシアの協力者ではないかと疑われている。

<愛国者か裏切り者か>

なぜ、タズ氏がウクライナの愛国者とたたえられた立場から、「裏切り者」呼ばわりされる状況に陥ったのか。それは原発から避難した際にロシアの情報機関と接点を持ってしまったことや、6月に公開された動画でタズ氏が「ロシアが原発を砲撃したと発言したのは真実ではなかった」と述べたことなどが原因だ。もっともタズ氏によると、これはロシアの情報機関当局者に拷問を受けた後、録画を強制されたのだという。

ザポロジエ原発はロシアとウクライナの戦争で最前線に位置する。外部電源切断などの被害が報告されている同原発を巡っては、相手に問題の責任を押しつけようとする両国の政治宣伝合戦が白熱化しており、タズ氏はその渦中で翻ろうされている。

7月11日付のエネルゴアトムの内部文書をロイターが確認したところ、ウクライナの情報機関、保安局(SBU)はタズ氏がロシア軍を手助けした可能性があると考えている。

この文書には、タズ氏解雇の指示も記載されていた。ロイターは、ロシアから拷問されてロシア寄りの発言を強いられたというタズ氏の主張を確かめることはできていない。

SBUは今月、ロイターに対して、現場の情報収集活動でタズ氏に関する話を入手したと説明したが、こうした活動の秘匿性を保障する法令を根拠に、それ以上詳しい内容は明らかにしなかった。

現時点では、同氏の刑事裁判に向けた手続きは、開始されていないとも付け加えた。

ロシア情報機関、連邦保安局(FSB)とロシア大統領府はコメント要請に回答がなかった。ロシアはこれまで、ザポロジエ原発の安全な運転を維持するため、あらゆる措置を講じていると強調している。

エネルゴアトムの広報担当者はロイターに対し、タズ氏はもはや従業員でないと述べた上で「FSBに協力していたかどうか」はSBUに聞いてほしいと質問をかわした。

タズ氏はロイターに、今後解雇に異議を申し立てるつもりで、ウクライナ当局は彼の身に何が起きたか理解すれば無実を認めてくれるだろう、との期待感を示した。

ロシア軍が3月上旬にザポロジエ原発を制圧した後も、ウクライナ人の従業員らは運転を継続。ウクライナ政府の表現によれば、実質的に「銃口を突きつけられて」の行動という。

原発施設内や付近への砲撃はやまず、国際社会はかつてのチョルノービリ(チェルノブイリ)原発のような放射能漏れの大惨事が再び起きるのではないかと懸念を強めている。

先週には国際原子力機関(IAEA)の専門家が現地入りし、原発が広範囲にダメージを受け、存続不能の状況になっているとの見解を表明した。

こうした砲撃について、ロシアとウクライナはともに相手側の行為だと非難。ソーシャルメディアや政府声明、その他の情報伝達手段を通じて自己正当化に余念がなく、双方が相手は「核テロリズム」に手を染めていると激しい言葉をぶつけ合っている。

368 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:18:07.07 .net
 
つづき


<FSBの登場>

タズ氏の話では、自身がザポロジエ原発で働き始めたのは2012年。次席広報責任者を任されたのは昨年だった。

そして今年3月初め、ロシア軍が接近してくるとテレグラムに開設したエネルゴアトムとザポロジエ原発の公式アカウントに定期的に動画を投稿し、テレビにも出演。

3月4日に投稿された一連の動画では、タズ氏が直接カメラ目線で「気をつけて、ロシアの火器がザポロジエ原発に向けて発砲している」とコメント。別の動画では、原発のある建物で火災が起きたが、銃火のせいで消防隊が近づけないと話していた。

ロシア軍はまさにこの日、原発を制圧。ほぼ同時に働き手の大半が暮らすエネルホダル市も手中に収めた。タズ氏の動画更新は同日で止まっている。

6月に入り、タズ氏は年老いた母とともにエネルホダルを離れ、ロシアを経由してジョージアに向かおうとした。ウクライナ軍の支配地域に逃げ込むには、危険な前線を通る必要があったためだ。

タズ氏の話などによると、6月21日に自ら運転する車がロシア南部の検問所で止められた。ロシア側の警察による車内捜索の様子を目撃した1人はロイターに、確かに運転者と高齢女性がいたと語った。

その後、警察はタズ氏をFSBに引き渡し、FSBが同氏を拘束して約90キロ離れたソチ市に移送。同地では騒乱罪で起訴され、ロイターが調べたところ、罰金支払いを命じられた。タズ氏は、FSBが同氏を拘留する名目作りのために罪をでっち上げたと主張している。

ソチ市があるクラスノダール地方の刑事警察と交通警察の監督機関は、コメント要請に応じなかった。

ここに移されたタズ氏は、取り調べ担当者から頭にポリ袋をかぶせられ、両手首をきつく縛られて殴打され、ライターで指をあぶられるなどの拷問を受けた。そのため何でもするから拷問をやめてほしいと言わざるを得なくなり、幾つかの質問に答えさせられた後、ロシア軍による原発砲撃を否定する動画の録画を強制された。

タズ氏は「こんな与太話を誰も信じるわけがないと認識していた」と当時を振り返る。

次の日、同氏はソチ市内の公園に連れて行かれ、カメラに向かって「私はソチで休暇中だ。当地の人々は非常に友好的で親切にしてくれる」と言わされたという。

さらに3月にロシア軍が原発を砲撃したと述べたことについて、その情報が正しくなかったのだと、今は理解していると発言を訂正した。

このロシアに都合の良い動画は、6月23日にユーチューブを含めたロシア国内のソーシャルメディアに拡散された。

FSBは、タズ氏が明かした拘束や取り調べの状況に関するロイターの質問に答えなかった。

タズ氏の母親はロイターに、息子が解放された際には「大変やつれきった」様子で、シャツには血が付いていたと語った。

369 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:18:34.92 .net
 
つづき


<怪しい人物>

タズ氏は動画撮影を終えた6月22日夜に解放されたが、FSBは7月8日までパスポートを返さなかったので、即座に移動できなかった。

この間、同氏を拘束したFSB職員の1人で「マトベイ」と名乗る人物が、携帯電話で定期的に接触を維持してきたという。

ロイターがタズ氏から教わったこの人物の番号に電話すると「マトベイさん」との呼びかけに応じ、ロシアの情報機関に勤務していることを否定しなかった。

また、タズ氏と会い、同僚とともにソチまで同行したことも認め、タズ氏が「興味深い情報」を所持していたからだと説明。ただ、その情報の中身は明かさなかった。

「マトベイ氏」は、この情報を手にした後でタズ氏を解放したと述べ、拷問は否定。ロイターに「当然あり得ない。自分からここにやって来た人にどうして拷問する必要があるのか」と述べた。

タズ氏は、拷問後に地元エネルホダルの有力政治家の名前を提供することも求められたほか、7月1日に受けた電話では自分をロシア大統領側近だと紹介した人物から、ザポロジエ原発で動画ブログを配信する仕事をしないかと提案された。

ロイターは、この電話がイリヤ・チェルメンスキーと名乗る人物からだったと突き止めた。

チェルメンスキー氏はロイターの問い合わせに対して、プーチン政権のために働いていてタズ氏に電話したものの、タズ氏に仕事のあっせんはしなかったと説明した。チェルメンスキー氏によると、タズ氏が拷問を受けたことや、それまで置かれてきた状況については何も知らないという。

タズ氏と母親は、7月12日にようやくジョージアに入国。タズ氏はそこからスイスまで移動する途中で、元同僚の1人から自分がエネルゴアトムを解雇されたことを知った。

現在、米国に渡っているタズ氏は、スイス滞在中にロイターの取材に応じ、FSBの「マトベイ氏」から事実を明るみにすれば毒殺すると脅されているにもかかわらず、声を上げることを決めたと述べた。ロシアが脅迫し続けるのを許したくなかったからだ。「だから、あらゆる危険や恐怖があっても、私の話を公にしようとしている」と強い決意を口にした。

ロイターが以前会話した「マトベイ氏」の番号に電話を再びかけると、今度出た人物は違う番号にかかっていると返答した。

FSBは、脅迫されているというタズ氏の主張についての質問には、回答していない。

370 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:19:43.98 .net
ロシア軍2度目の戦略的敗北 重要拠点イジュームを放棄

9/15(木) 16:41配信

 ゼレンスキー大統領が改めてウクライナ全土の解放を誓った9月14日、ウクライナ軍はイジュームの奪還を祝った。

 ウクライナ軍の電撃的攻勢の前にロシア軍は10日、北東部ハルキウ州の戦略的拠点イジュームを放棄。この結果、ウクライナは同州のほとんどを手中に収めた。

 ロシア軍は3月6日に砲爆撃を開始し、4月1日にはイジュームを占領したが、ウクライナ軍の反転攻勢に、慌てて退却した形跡が随所にみられ、放棄された多数の武器や装備で、使えるものはウクライナ軍が接収した。

 イジューム市長によれば、ビルの7割が砲爆撃を受け、市内の大部分でガス、電気、水道が止まっているという。

 戦争前約4万5000人だったイジュームの人口は、今では1万人程度まで減り、1000人以上が戦争の犠牲になった。

371 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:20:49.60 .net
ウクライナ軍、南部も反撃 ロシア世論、「敗退」に動揺

9/14(水) 20:15配信

 ウクライナ東部ハリコフ州のロシア側支配地域をほぼ奪還したウクライナ軍は南部でも反撃を強めた。ゼレンスキー大統領は14日、奪還した州の要衝イジュムを訪問し戦果を誇示した。

ウクライナ国防相、反攻は「第3段階だ」欧米供与の兵器活用

 南部ザポロジエ州にロシア軍が一方的に設置した「軍民行政府」幹部は14日、ウクライナ軍が同州の前線に「かつてない規模の」大部隊を集結させていると主張した。ロシア通信が伝えた。

 ロシア国防省は当初、ハリコフ州からの撤退を「再配置」と説明したが、ロシア国内では「敗退」との受け止め方が広がり、テレビ番組などで激論も交わされている。ウクライナの脅威が強調され、世論が動揺している。

372 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:21:42.60 .net
ウクライナ軍、ハルキウ奪還で“劣勢”ロシア兵に変化も 占領下の実態明らかに

9/14(水) 19:49配信

 解放されたウクライナの街の様子が明らかになってきました。一方、ロシアではハルキウ州の敗北をきっかけにある変化が起きていました。

 解放されたウクライナ東部の街からは、ロシアの国旗や横断幕が次々と排除されていきました。

 そして占領下の街で何があったのか、その実態も明らかになってきました。

 現地住民:「ずっと銃撃をされていたので爆発音を聞くとすぐに立ってしまいます」「15から20人くらいのロシア兵たちが家の中庭から出てきて、至近距離で息子たちの車を撃ったのです。皆、この戦争やプーチンを呪っています」

 要衝の街イジュームに入ったカメラはロシア軍が乗り捨てた戦車と、破壊された学校を捉えていました。さらに、ウクライナ兵が案内した先にあったのは、ロシア軍が支配した痕跡、最前線の基地でした。

 要衝の街イジューム。その地下には、ロシア軍が設置した司令部がありました。

 CNN特派員:「ここが前線の司令部です。ここを歩いていると本当に不思議なことがあります。この壕(ごう)の中にはロシア軍の上級将校の役割別のラベルが学校の机に貼られて、並べられています」

 イジュームの市議会議員によると、およそ半年間の占領期間に、少なくとも1000人の市民が死亡したと言います。

 ロシア軍が残した爪痕は決して小さくありません。そうした状況で、ゼレンスキー大統領は希望の光となる報告を続けています。

 ゼレンスキー大統領:「奪還した我々の地域を具体的に分析した。現在4000平方キロメートル以上の地域を完全に掌握した」

 さらにイギリスの国防省は13日、ハルキウから撤退したロシア軍のなかには、NATO(北大西洋条約機構)と戦争になった際、主力と考えられていた戦車部隊も含まれると分析。

 こうしたロシア軍の現状については、国内からも問題視する声が…。

 ロシア兵の人権保護団体、アレクセイ・タバロフ代表:「(戦争が始まった)当初に比べたら、戦争に参加することを断る兵士たちが増えているし、これからも増えていくと思う」

 ロシア兵の人権保護に取り組むNGOの代表、アレクセイ・タバロフさんは、軍の士気が下がっているのではないかと指摘します。

 ロシア兵の人権保護団体、アレクセイ・タバロフ代表:「ロシア軍には徴兵された兵士もいれば、契約を結んで戦争に行っている兵士もいます。兵士たちに対する待遇も良くない。約束していた契約の給料も払われていません」

 しかし、それでも兵力が不足することはないと言います。

 ロシア兵の人権保護団体、アレクセイ・タバロフ代表:「兵士たちの士気は下がっているのですが、まだ戦争でお金を稼ぎたい人はいます。囚人を強制的に徴兵したり、国営企業による(兵士の)募集もあります」

 ハルキウ州の敗北をきっかけに、ロシア国内にも大きな変化があると専門家は指摘しています。

 笹川平和財団・主任研究員、畔蒜泰助氏:「言ってみればロシアの大きな敗北が明るみになった。そのタイミングでサンクトペテルブルクの市議会の方ででプーチンの辞任要求が出された。戦争開始当初はロシアの情報統制が効いていたんだと思う。ここにきてロシアの情報統制や政治統制があまり効果を見せなくなりはじめていることの表れ」

 しかし、プーチン政権を本当に脅かすのは戦争反対の声ではないといいます。

 笹川平和財団・主任研究員、畔蒜泰助氏:「『ロシア国内の生活とウクライナの戦争は完全に別物ですよ』とある種のパラレルワールドだと言い方をする人もいるが、政府のやっていること(特別軍事作戦)に反対して生活が苦しくなっても嫌だから(プーチン政権の)支持をする。ところが今回こういう形で敗北を喫した、戦争を支持している人たちのなかからも『こんなやり方じゃダメだ』『大動員すべきなんだ』という声が上がり始めている。ロシア国民が本当に戦争を実感せざるを得ない状況になっていく。(その状況では)パラレルワールドを維持できない可能性がある」

 こうした状況のなか、ロシア大統領府は15日、プーチン大統領と習近平国家主席が、対面での首脳会談を行うことを発表。

 笹川平和財団・主任研究員、畔蒜泰助氏:「中国が(ロシアから)石油や資源を買うとかどこまで踏み込んだ支援をプーチンに約束するのかどうか、これが一つの焦点となる」

373 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:23:59.04 .net
ロシア外務省「女王の記憶への冒涜だ」 イギリスがエリザベス女王の国葬に招待しなかったことを批判

9/16(金) 17:50配信

ロシア外務省は15日、イギリスがエリザベス女王の国葬にロシアを招待しなかったことについて、「女王の記憶への冒涜(ぼうとく)だ」と批判しました。

ロシア外務省のザハロワ報道官の声明によりますと、イギリス外務省は、19日に行われるエリザベス女王の国葬にロシア関係者を招待しないと通知してきたということです。ロシアによるウクライナ侵攻が理由だとしています。

これについてザハロワ報道官は、「世界中の何百万人もの人々の心を揺さぶった国家的悲劇を、地政学的な目的のために利用する、不道徳な決定だ」とした上で、「エリザベス女王の記憶を冒涜するものだ」と批判しました。

ロイター通信によりますと、イギリス側は、ロシアのほかにベラルーシとミャンマーなども国葬に招待していないということです。

374 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:25:21.90 .net
なぜプーチンは8割の国民に支持されるのか…「愛国心」が無尽蔵に生み出されるロシアの特殊事情

9/17(土) 10:16配信

なぜロシア国民はプーチン大統領を支持しているのか。元外交官の亀山陽司さんは「ロシア国民は、ロシア正教会の神に守られた『ロシア』という国家を信仰している。プーチンを支持する理由は宗教事情と密接に関係している」という――。



■なぜロシア人はプーチンを支持し続けるのか

 ロシア軍によるウクライナ侵攻は長期化の様相を見せ、ウクライナは粘り強い抵抗を続けている。その影響で石油や天然ガス、食品の価格が高騰。世界経済は深刻な物価高に直面することになった。

 米国もNATOも長期戦を覚悟し、8月末にはプーチン大統領が軍の拡充のための大統領令を発出した。ウクライナは東部や南部をロシア軍に占拠され、女性や子供たちは国内外に避難している。ロシアも軍事面で多大なコストと人命の損害を出している。

 このような悲惨な実情を前にしても、渦中のロシア国民はこの戦争や、プーチン大統領に対する支持をし続けている。

 ロシアの世論調査機関「世論基金」によれば、プーチン大統領の支持率は、ウクライナ侵攻前には60%前後だったが、侵攻後は80%前後で推移している。同じく世論調査機関であるレヴァダセンターによれば、ウクライナにおける「特別軍事作戦」について、今なお約80%の人が支持している。

 また、ロシア国民の約60%は、ウクライナの惨状に個人的には道義的責任を感じていないとの調査結果が出ている。つまり、ロシア国民の多くは、ロシアのウクライナ侵攻を自分たちの責任と感じることなく、軍事行動自体を支持しているというわけだ。

■政府の立場を人々が共有する土壌

 これは、ロシア国民の大半が、ロシアのウクライナにおける軍事行動は「正当なもの」であると感じていることを意味する。

 実際、4月末のレヴァダセンターの世論調査によれば、ウクライナの惨状の責任は米国とNATOにあると答えた人が実に57%、ウクライナ自身にあると答えた人が17%、ロシアにあると答えた人は7%であった。

 要するに、ロシアは米国やNATOによる脅威に対抗するためにウクライナに侵攻するほかなかったというロシア政府の立場を共有しているということである。

 これが、ロシア国民が隣国への侵攻というロシア政府の暴挙を支持する一つの答えなのであるが、問題は、なぜロシア国民は政府の立場を共有するのか、という点にある。それがわからない限り、この紛争を理解することはできないだろう。

375 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:25:48.95 .net
 
つづき


■ロシア人の戦争観

 拙著『地政学と歴史で読み解くロシアの行動原理』(PHP新書)でも詳しく解説したが、ロシア国民の立場を理解するためには、ロシアにおいて支配的な考え方、ロシアン・イデオロギーと呼ぶべきものについて考察することが必要である。

 まずロシア人にとっての戦争とはどのようなものなのかを考えてみたい。

 我々日本人は第2次世界大戦、連合国による占領を経験して、平和を掲げる国家として再生した。従って、戦争は国際紛争を解決する手段としては放棄するとの立場をとっている。また、国連も平和と安全を守るという目的を持ち、武力行使を原則的には禁じている。日本では戦争は決して起こしてはならないものだという認識が一般的となっている。

 しかし、ロシアでは若干事情が異なる。

 もちろん、ロシアでも戦争は望ましいものではなく、できることならば避けたいと考えていることに変わりはない。第2次世界大戦でソ連が被った人的損害は2000万人以上といわれ、文字通り桁違いの犠牲者を出しているのである。

 それでもロシア人は、日本人のように戦争をタブー視していない。それを示す好例が、法律によって定められた19に上る「軍事的栄光の日」だろう。

■法的に刻まれ、受け継がれてきた

 それは、13世紀のドイツ騎士団との戦いから始まり、14世紀のモンゴル・タタールとの戦い、18世紀のスウェーデンとの大北方戦争、二度にわたるロシア・トルコ戦争、19世紀のナポレオンとの戦い、クリミア戦争、そして第2次世界大戦の主要な戦闘まで続く長いリストだ。中には、対日戦争勝利に関する「第2次世界大戦終了の日」もある。

 このようにロシア史における数々の戦争は法的にも記憶されているのである。

 戦争は多大な犠牲を伴うが、それは祖国の防衛という輝かしい行為でもある。従ってそれは記憶され、語り継がれ、追体験されなければならない。そうすることによって、ロシアという国の偉大さと誇りを受け継いでいかなければならない、ということだ。

 こうした戦争観は、ロシアの国家観と密接に結びついている。

■専制、ロシア正教会、国民性の3本柱

 近代的なロシアの国家観は19世紀の前半期に、特にニコライ1世(在位:1825~55)の治世に形成されていった。それは、ロシア・ナショナリズムと皇帝専制主義との結合を特徴とするイデオロギーである。

 ヨーロッパではフランス革命に端を発するリベラリズムの思潮が勢いを見せている中、ロシアはそうした動きを武力介入も辞さない構えで牽制したため、ニコライ1世は「ヨーロッパの憲兵」と恐れられた。

376 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:26:21.78 .net
 
つづき


 ニコライ1世はヨーロッパ的な価値よりもロシア的な固有の価値を重視した。そのイデオロギーは、専制、ロシア正教会、国民性(ナロードノスチ)の3本柱である。

 専制というのは、皇帝権力の絶対性を擁護し、皇帝権力はなにものにも制約されないということである。また、ロシア正教会は、東ローマ帝国(ビザンツ帝国)からロシアが受容したキリスト教であり、西ローマ帝国からヨーロッパが継承したカトリック、そしてそこから派生したプロテスタントとは異なる流れである。国民性というのは、専制と正教会への全面的献身こそがロシア国民の国民性であるという考え方である。

 こうしたニコライ1世の時代の国家的なイデオロギーは、実は現代のロシアにもある程度通じるものがある。

 ロシア革命によって皇帝はいなくなったが、専制的な強権政治はソ連時代も現代ロシアでも同じだ。そして、先の世論調査に見たように、ロシア政府の立場を支持しているロシアの国民性にも共通点があることがわかるだろう。

■愛国心が無尽蔵に生み出されるカラクリ

 また、正教信仰もソ連崩壊とともに輝かしい復活を遂げ、今や正教会はプーチン政権と一体となっている。

 正教会は同じキリスト教でもカトリックやプロテスタントとは色合いが違う。カトリックにおけるローマ教皇のような普遍的な権威はなく、あくまでもロシア正教会のトップである「モスクワおよび全ルーシの総主教」がトップである。

 カトリックの普遍主義とは異なり、土着主義であり、民族教会を基本としている。民族教会の自治独立権が尊重され、民族語での礼拝が認められていた。ロシアの正教徒は他の総主教ではなく、あくまでもロシアの総主教に従うのである。このように正教会はそもそもナショナリズムと結びつきやすい土台を持っていると言える。

■政権支持の背景にある「ロシアに対する信仰」

 実はロシア国民が信じているのは、プーチンという個人でもなければ、なおさら政府でもない。また、一般的で普遍的なキリスト教の神というのでもない。それは、ロシア正教会の神によって守られた「ロシア」という国家なのである。

 ロシアに対する信仰、これがロシアの国民性の根幹にある。ナショナリズムに裏打ちされたパトリオティズム(愛国主義)と言ってもいい。このロシアへの信仰の中身は、次のようなものだ。

 「ロシアは偉大な祖国である。ロシアは、国土、歴史、文化、そしてロシア正教によって形成された一つの文明圏であり、世界の命運の鍵を握る大国である」

 このロシアという偉大な祖国を擁護し、発展させること。これがロシア国民の使命というわけだ。こうした国民性は、政権が変わったらなくなるというものではない。従って、プーチン大統領を引きずりおろせばロシアが変わるとは言えない。

 プーチン大統領が支持されるのは、ロシアの偉大さを擁護するその姿勢が共感されるからなのである。

377 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:26:48.91 .net
 
つづき


■プーチンの圧政より、西側への敗北を恐れる

 プーチン大統領はそのことをよく理解している。

 プーチン大統領が2000年に大統領に就任する直前に発表した「千年紀の境にあるロシア」という論文には「ロシア的理念」という章がある。ここで、根源的で伝統的な価値観として、パトリオティズム、大国性、国家主義、そして社会的連帯を掲げている。

 国家主義とは、強力な国家権力がロシアにとって必要だということであり、社会的連帯とは、個人主義よりも集団的形態が優先されており、個人の努力よりも国家による支援が求められているということである。ここからロシアには強力な国家権力が必要だと結論付けている。

 確かに、ロシア政府は言論の自由に制限を加えている。政府はウクライナでの戦争を「特別軍事作戦」と呼ぶことをメディアに強制しており、例えば昨年のノーベル平和賞を受賞したメディア「ノーバヤ・ガゼータ」紙は「作戦」に批判的であるとして活動停止に追い込んだ。

 しかし、現時点でロシア国民が恐れているのは、プーチン政権による「圧政」ではなく、米国やNATOといった西側勢力に再び「敗北」することである。

■ロシア人が重視する「誇り」と「偉大さ」

 米政府は、プーチン政権はロシア国民の敵であると主張することで、ロシア国民の政府からの離反を期待しているが、世論調査の結果が示すとおり、ロシア国民にとっては、敵でありウクライナの惨状の責任者であるのは、米国でありNATOなのだ。

 ロシア軍はウクライナ軍と戦闘はしているが、戦っている相手はウクライナというより、背後にいる米国とNATOということになる。

 親露派であるドンバス地域やヘルソン州、ザポロージエ州を制圧することで、ロシアが取り戻しているのは歴史的な領土(18世紀のエカテリーナ2世の時代にオスマン帝国との戦争でロシア帝国が獲得した領土)なのではなく、冷戦での「敗北」で失った「誇り」、そしてロシアの「偉大さ」に他ならない。

 米国とNATOがウクライナを明確にバックアップし続ける限り、こうしたロシア国民の認識を変えることは難しい。

378 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:29:06.53 .net
エリザベス女王の国葬、プーチン大統領は招待されず ウクライナ侵攻が理由

9/15(木) 20:00配信

 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が、英国のエリザベス女王の国葬に招待されないことが分かった。ロシアによるウクライナ侵攻が理由で、プーチン大統領と側近たちは全員、バッキンガム宮殿で”ブラックリスト”に載せられている。また、ベラルーシとミャンマーからの代表者も招待を見送られ、イランは大使などが葬儀に参列するのみとなった。



 19日にウェストミンスター寺院で行われる葬儀には、政治家や王族など世界中から約500人の高官が参列する予定で、政府関係者は「この数十年で最大の国際的儀式になる」とメトロ紙に語った。

 葬儀には、オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相、ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相、カナダのジャスティン・トルドー首相らの出席がすでに明らかになっている。また、日本からは天皇、皇后両陛下が参列されると発表。陛下にとって即位後初の外国訪問となる。皇室とエリザベス女王は昭和天皇、上皇さま、天皇陛下の3代にわたる交流があり、新型コロナウイルスの影響で延期になっていたものの、両陛下が女王から英国訪問の招待を受けられていたことも考慮したという。

 ジョー・バイデン米大統領もジル・バイデン夫人と共に出席する意向を示しており、8日に女王の悲報を受け、「絶え間なく変化する世界の中で、女王は何世代にもわたって英国人の心を安定させる存在であり、慰めと誇りの源であった。女王のおかげで自国の認識が高まった多くの国民がいることでしょう」と追悼の意を表していた。

379 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:30:09.04 .net
ロシア軍「拷問部屋」で40日間拘束され電気ショック…ゼレンスキー氏は東部要衝を訪問

9/14(水) 21:51配信

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は14日、ウクライナ軍が反転攻勢で解放した東部ハルキウ州の要衝イジュームを訪問した。ハルキウ州では、露軍の支配が約半年間に及んだ地域もあり、戦争犯罪とみられる行為が次々と指摘されている。



 ゼレンスキー氏は現地で兵士を激励している写真をSNSで公開した。地元メディアによると、ゼレンスキー氏は、露軍の撤退後に多数の民間人の殺害が発覚したキーウ近郊ブチャに触れながら「何の驚きもない。同じことが起きていた」と述べ、ロシアを非難した。

 一方、ハルキウ州の警察幹部は13日、SNSを通じ、イジューム北方のバラクレヤで露軍が地元住民を拘束し、拷問したとみられる施設の存在を確認したと明らかにした。

 露軍はバラクレヤで、建物の地下にウクライナ軍に協力したなどの疑いで地元住民を常時約40人拘束し、拷問を加えていたという。英BBCは、スマートフォンに軍服姿の兄弟の写真を保存していたため、約40日間拘束され、電気ショックなどの拷問を受けた男性の証言を伝えた。

13日、ウクライナ東部ハルキウ州で、戦車に乗るウクライナ軍の兵士=ロイター

 米紙ニューヨーク・タイムズはウクライナがハルキウ州と南部ヘルソン州での「二正面」の領土奪還作戦を数か月前から米国と協議していたと報じた。ウクライナ大統領府顧問は13日、米CNNに対し、ウクライナ軍がドネツク州北部にある鉄道輸送の拠点リマン奪還に注力しており、「進軍速度は落ちる」との見通しを示した。ウクライナでは例年、10月頃から路面がぬかるみ戦車の走行に適さない雨期を迎える。双方の攻防は天候にも左右される。

 英国防省は14日、露軍が自国製兵器の不足を補うためにイラン製の無人機(ドローン)を侵略作戦に投入している可能性が高いと指摘した。

380 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:31:07.94 .net
英国政府、女王の葬儀に北朝鮮大使級招待…ロシア・ミャンマーなどは除外

9/15(木) 7:54配信

英国が19日(現地時間)に行われるエリザベス2世女王の葬式に北朝鮮を招待したという現地メディアの報道が出た。

英紙テレグラフなどによると、英国政府は今回の葬式に北朝鮮代表を招待した。招待対象は大使級だという。

これに先立って、英国政府はウクライナを侵攻したロシアとその友好国であるベラルーシ、昨年2月軍部がクーデターを起こしたミャンマーを招請名簿から除外した。

ロンドンのウェストミンスター寺院で執り行われる女王の葬儀には、バイデン米大統領と尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領など外国高官500人余りが出席する予定だ。

381 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:31:58.14 .net
警察署地下にロシアの「拷問施設」 電気ショック、叫び声響いた独房

9/14(水) 20:00配信

 ロシア軍が撤退したウクライナ北東部のハルキウ州で、ロシア軍が「拷問施設」として使ったとみられる痕跡が見つかった。地元警察が13日、明らかにした。ウクライナ軍によると、ウクライナのゼレンスキー大統領は14日、ロシア軍が撤退した同州の要衝イジュームを訪れた。



 「拷問施設」の痕跡が見つかったのは、ハルキウ州のバラクリア。州の警察トップは13日、「侵略者は、司令本部として使っていた警察署の地下に拷問施設をつくり、住民40人以上を常時拘束していた」とフェイスブックに投稿した。

 英BBCによると、ここで40日以上拘束された男性は「電気ショックを使って拷問された」と証言した。他の独房からは痛みと恐怖による叫び声が聞こえ、電気ショックが使われるたびに、叫び声が響くよう空調が止められたという。

382 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:32:47.62 .net
ロシア、兵員不足で受刑者の動員を計画か 兵役で「犯罪歴取り消す」

9/14(水) 19:03配信

 ウクライナ軍参謀本部は14日朝の戦況報告で、ロシア軍は人的損失が大きく、兵士の動員に躍起になっているとの見方を示した。



 報告によると、ロシア軍は受刑者の動員を計画。重罪を犯した受刑者は6カ月の兵役で、ほかの受刑者は3カ月の兵役につけば、「犯罪歴を取り消す」などの条件を示しているという。また、薬物やアルコールの依存症の人たちも、数多く動員されているとしている。

 一方、親ロシア派の支配下にある東部ドネツク州の町では、19日までに男性市民6千人を動員することになり、市民は不満を募らせているという。

383 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:33:44.47 .net
英エリザベス女王の国葬 プーチン大統領らは招待されず

9/15(木) 16:49配信

 今月19日に予定されている英エリザベス女王の国葬に、ロシアのプーチン大統領らが招待されないことが分かった。

 今年初めから続いているウクライナ侵攻が理由。ウェストミンスター寺院で行われる葬儀には、ジョー・バイデン米大統領夫妻、カナダのトルドー首相をはじめ、世界中から約500人の高官が参列する予定。天皇、皇后両陛下が参列されることも発表されている。

384 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:35:43.12 .net
ロシア軍、東部で砲撃減少 ハリコフ知事「占領地域6%に」

9/15(木) 21:18配信

 米シンクタンクの戦争研究所は14日、ウクライナ東部ハリコフ州での同軍の反撃はロシア軍の戦力を低下させ、州都ハリコフに対するロシア軍の砲撃の激しさが著しく減少したとの分析を示した。ハリコフ州のシネグボフ知事は14日、州内でロシア軍に占領されている地域は32%から6%に減少したとゼレンスキー大統領に報告した。



 戦争研究所によると、ロシア軍は東部で前進するウクライナ軍の砲撃から守るために防空システムを前線から引き離さざるを得なくなっている。地対空ミサイルシステムS300などを搭載した輸送部隊がロシア国境の方向に移動したという。

385 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:36:27.74 .net
ウクライナ軍、南部の州都ヘルソン近くの集落奪還…南部でも反転攻勢が進展か

9/15(木) 18:48配信

 ウクライナ南部ヘルソン州議会の議長は14日、ウクライナ軍が州都ヘルソンから約20キロ・メートル北西の集落を露軍から奪還したと明らかにした。ウクライナ軍の南部での反転攻勢が進展している可能性がある。

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は15日未明のビデオ演説で、東部ハルキウ州で約400の集落を奪還し、約15万人を解放したと宣言した。

軍用車両の上に立つウクライナの兵士ら(14日、ウクライナ東部ハルキウ州で)=ロイター

 ウクライナ軍がヘルソン州で奪還した集落は、交通の拠点だ。露軍との激しい戦闘が15日も続いているとの情報もある。ウクライナ軍はヘルソン州の奪還に向け、ヘルソンがあるドニプロ川西岸を遮断するため、露軍の補給路や弾薬庫を集中的に攻撃してきた。

 ウクライナの国防次官は14日、ハルキウ州で6日以降に約8500平方キロ・メートルを露軍から奪還したと説明した。広島県の広さに相当する。ハルキウ州知事によると、露軍占領地域は州全体の約6%に減少した。ウクライナ軍は、南部の反攻を本格化させるタイミングととらえている模様だ。

 ウクライナ大統領府副長官によると露軍は14日、ヘルソン州に近い南部クリビー・リフに巡航ミサイル8発を撃ち込み、ダムを破壊した。インフレツ川の水位が急上昇しており、住宅の浸水被害が伝えられている。

 露軍は、発電所など市民生活に直結する重要施設への攻撃を強化しているが、米政策研究機関「戦争研究所」は、露軍が、インフレツ川の下流にあるウクライナ軍の浮橋を使用不能にして反攻を妨害しようとした可能性を指摘した。

386 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:37:08.82 .net
ロシアの刑務所で新兵募集か-ウクライナ戦争に行けば早期釈放の条件

9/16(金) 13:51配信

ロシアの刑務所の中庭とみられる場所に集められた受刑者。その中央には、同国で最も悪名高い傭兵集団に関連があるとされる実業家に「酷似」した男性が立ち、ウクライナでの前線で半年間生き延びた者には早期に釈放するという条件を提示している。

反体制活動家のイワン・ジダーノフ氏が今週公表した動画によれば、ロシアの民間軍事組織ワグネル・グループを支配していると米国が指摘する実業家エフゲニー・プリゴジン氏に似たこのリクルーターは、脱走や降伏は死刑に値すると説明している。ジダーノフ氏はこの動画が刑務所から自身の団体に送られたものだと述べたが、詳細には言及していない。

プリゴジン氏のケータリング事業会社コンコルド・グループの広報部はロシアのソーシャルメディアで、「動画に登場した人物はエフゲニー・ビクトロビッチ(プリゴジン)氏に恐ろしく似ている」とし、この人物はプリゴジン氏と同じように話が非常にうまく、一般の人々にも親しみやすい言葉で分かりやすく説明していると皮肉っぽく投稿した。

ロシアがウクライナに展開する部隊を補強するため受刑者を新兵に採用しているとの報道は数カ月前から広がっている。今回公表された動画は日付がなく、第三者によって確認されてはいないが、ワグネル・グループによる政府施設での新兵採用の様子を映し出している。

ウクライナ侵攻開始から半年余りが経過した中、プーチン大統領はロシア軍が兵力不足に直面していても、政治的に不人気な大衆動員という手段は拒否。代わりに、新兵募集のため雇い兵や奨励金を頼りにしている。

ロシア政府とのケータリング契約を理由にプーチン氏の「シェフ」と呼ばれるプリゴジン氏は、雇い兵による人権侵害や米選挙への干渉の疑惑などから制裁対象とされているが、ワグネルとの関係を一切否定している。

387 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:40:53.79 .net
南部でも要衝奪還か 「ロシアは敗北する」 ウクライナ大統領

9/15(木) 17:53配信

 ロシア軍が占拠するウクライナ南部ヘルソン州のサモイレンコ州議会議長は14日、州都ヘルソンから北西約15キロにある要衝キセリョフカをウクライナ軍が13日に奪還したと明らかにした。

 同国メディアが報じた。ウクライナ軍は今月に入り、北東部ハリコフ州からロシア軍をほぼ駆逐したとみられており、南部でも反撃に出ている。

 これに先立ち、米シンクタンクの戦争研究所は12日の分析で、衛星画像により親ロシア派武装勢力の大半がキセリョフカから撤退したと確認したと説明。「ヘルソン市の防衛能力が低下し、この地域のロシア軍に差し迫った脅威があることを示唆している」と分析していた。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は15日未明のビデオ声明で、ロシア軍が「軍事的価値のない標的を攻撃し、何十万人もの市民が攻撃を受けている」と指摘。「ロシアは敗北する。兵士が生き残る唯一の方法は降伏することだ」と主張した。

388 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:41:54.54 .net
ブチャでのあの悪夢の再現か イジューム郊外に集団埋葬地

9/16(金) 14:06配信

 ウクライナ北東部ハルキウ州イジュームの森林地帯で9月14日、ウクライナ軍兵士と数百人の市民の墓が発見された。

 「特殊事情による行方不明者問題」担当のオレグ・コテンコ検査官によると、ウクライナ軍兵士の遺体はロシア軍が埋葬したという。

 ロシア軍が17人のウクライナ軍兵士の遺体を埋めた映像を見たという同検査官は、「われわれが見たビデオでは、遺体の数はもっとあった。数えなかったが、25体から30体はあったと思う」と述べた。

 ロシア軍の占領期間中に何らかの理由で死亡した住民の遺体も、森には埋められており、無数の簡単な十字架が遺体が埋められた場所に立てられている。住民の遺体が埋められたことは、生き残った市民も証言している。

 コテンコ検察官によると、遺体はすべて掘り起こされ、DNAが調べられるという。

 ゼレンスキー大統領も「ロシア軍が占領ていた町の近くで、ウクライナ当局が集団埋葬地を発見した」といっている。

 同大統領はテレビで「ハルキウ州のイジュームで民間人の集団墓地が発見された。必要な手続きはすでに始まっており、明日には検証可能な情報が入手できる」と述べた。

389 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:42:45.40 .net
白昼警察署の建物が被弾炎上 ロシア軍ミサイル攻撃を継続

9/13(火) 14:20配信

ウクライナ東部ハルキウ州でロシア軍の敗走が報じられるなか、ハルキウ市に対するロシア軍のミサイル攻撃は依然として続いている。

 9月12日の白昼には、市中心部にある警察署にミサイルが1発明中、建物の一部が炎上し、1人が死亡した。また、この爆撃の影響で、近くのビルでも1人が死亡した。

 この前夜の11日には、S-300ミサイルがハルキウ市内のアパートを直撃して1人が死亡。これとは別に、市内のインフラにミサイルが命中して2人が死亡した。

 ウクライナ軍はロシア軍を北東部の国境付近まで押し戻し、ハルキウ州のほぼ全域を奪還したが、ハルキウ市の住民は連日ロシア軍のミサイル攻撃に晒(さら)されている。

390 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:43:39.21 .net
ロシアとベラルーシ、英女王国葬から排除 政府筋

9/14(水) 9:33配信

 英ロンドンで19日に執り行われるエリザベス女王(Queen Elizabeth II)の国葬に、ロシアとベラルーシが招待されていないことが英政府筋の話で分かった。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が理由とされる。



 国葬には各国の元首ら100人以上が参列する見通し。政府筋によると、2か国以外にも、旧英植民地だが軍政下にあるミャンマーと、長年にわたり国際的に孤立している北朝鮮も招かれていない。

 ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は8日に女王が死去したのを受け、「英国民の愛と尊敬を集め、世界の舞台で権威を認められてきた」と弔意を表する一方、国葬には参列しないと明言していた。

 プーチン氏とベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領はウクライナ侵攻を受けての制裁の一環として、英国への入国を禁止されている。

391 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:45:21.97 .net
プーチン氏は国際刑事裁判所で裁かれるべき 欧州委員長

9/16(金) 9:24配信

 欧州連合(EU)欧州委員会(European Commission)のウルズラ・フォンデアライエン(Ursula von der Leyen)委員長は15日に公開されたインタビューで、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領がウクライナでの戦争犯罪について、国際刑事裁判所(ICC)で裁かれるべきとの見解を示した。



 フォンデアライエン氏は独紙ビルト(Bild)のインタビュー動画で、「プーチンはこの戦争に負け、自らの行動に向き合わなければならない。これこそが重要だ」と述べた。

 さらに、ウクライナで戦争犯罪が行われたのは間違いないとして、ICCへの提訴を視野に「証拠収集を支援する」と述べた。

「このような犯罪を罰するのが、国際司法制度の原則だ。最終的に責任を負うべきはプーチンだ」

 プーチン氏がいつかICCに出廷するのかと問われると、フォンデアライエン氏は「実現可能だと信じている」と答えた。

 フォンデアライエン氏は同日、ウクライナの首都キーウを訪問した。

392 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:46:02.61 .net
ウクライナ当局「数百人の住民が…」新たな“集団墓地”発見 ロシア軍から奪還のイジュームで

9/16(金) 10:59配信

 ロシアによる侵攻が続くウクライナで、ロシア軍から奪還したハルキウ州イジュームで新たな集団墓地が見つかった。数百人の民間人が埋葬されているとみられている。



 ゼレンスキー大統領は15日、イジュームで集団墓地を発見したと明らかにした。当局は「数百人の住民がこの場所に埋葬されている」と主張していて、キーウ近郊のブチャで発生した多数の民間人殺害に続き、ロシア軍による新たな戦争犯罪となる可能性がある。

 イギリス国防省は15日、ハルキウ州から撤退したロシア軍について、「一部の部隊は明らかにパニック状態で逃げた」と指摘。多数の武器が放棄されていることから、ウクライナ軍の反転攻勢が成功し、慌てて退却せざるをえなくなったと指摘している。

393 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:46:43.45 .net
「銃突きつけられたら何もできない」ロシア軍は何を?奪還地域で“集団墓地”

9/16(金) 23:30配信

ロシア軍が撤退したウクライナのハルキウ州・イジュームの山中から“集団墓地”が見つかりました。ロシア軍による占領期間中に作られたとみられています。

約440人の墓標。多くが一般市民だとみられます。規模はこれより小さいですが、集団墓地は、イジュームのほかの場所でも見つかっているそうです。ウクライナ側は、かつて、ブチャ、そしてマリウポリで起きたことが、またも繰り返されたと非難しています。

ウクライナ側は、戦争犯罪の証拠を調べるため、すべての遺体を掘り出そうとしていますが、それも簡単ではありません。
ウクライナ軍兵士:「埋葬されている場所で金属探知機が鳴った場合、敵がそこに手りゅう弾を隠している可能性がある」

半年間、ロシア軍が何をしてきたのか。次々と証言が出てきています。
市民:「ロシア兵は占領すると、防衛隊を刑務所に連行した。彼らは激しく殴った。ひどく殴られた人々を見た」
市民:「ロシア兵の中には、普通の人もいたが、蛮行に走る人もいた。彼らは人々をいじめ、物や車を盗み、車にZサインをかいて町中をうろついた。機関銃で脅され、強制的に働かされた。私も働いていた。生きるうえでほかに選択肢はなかった。銃を突きつけられたら何もできない」
ウクライナ議会・ルビネッツ人権委員:「ここはイジュームの拷問部屋。床には血の痕が残らないよう、洗いやすいリノリウムが敷かれている。ここで尋問が行われていたという多くの証言がある」

ロシアの戦争犯罪と指摘されていることがほかにもあります。

14日、ウクライナ南部の町で大規模な浸水被害が発生。原因は、上流のダムにロシア軍が巡航ミサイル攻撃8発を撃ち込み、破壊したことでした。
市民:「あの夜のことは言葉にもできない。みんな叫びながら逃げていた」
市民:「何も間に合わなかった。何も運び出せなかった。着の身、着のまま避難した」

ダムや原発への攻撃は、ロシアも批准する国際法で明確に禁止されている行為です。ただ、堂々とザポリージャ原発を占拠しているのがロシアです。
15日、IAEA=国際原子力機関は、原発からのロシア軍撤退を求める決議を採択しました。35カ国中、反対したのはロシアと中国だけでした。

394 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:49:38.93 .net
ウクライナ、ハリコフ州「完全な解放」目指す 住民15万人解放

9/14(水) 5:46配信

 ウクライナのマリャル国防次官は13日、北東部ハリコフ州でロシア軍から奪還した地域が約3800平方キロに達し、300以上の集落と約15万人の住民を解放したと発表した。ウクライナ軍はこの地域での軍事作戦を継続しており、ハリコフ州の「完全な解放」を目指すという。

 インタファクス・ウクライナ通信によると、マリャル氏は13日のテレビ放送でハリコフ州における戦果について説明し、「ウクライナ国民のスタミナと精神力には目を見張るものがある」と語った。ハリコフ州の奪還作戦は6日に始まったという。ゼレンスキー大統領は13日、9月に入り東部と南部でロシアから約8000平方キロの地域を取り戻したと表明している。

 ウクライナ軍は要衝イジュームを10日に奪還するなど、ハリコフ州で反転攻勢を強めている。英国防省は13日、ハリコフ州から撤退したロシア軍部隊には、北大西洋条約機構(NATO)軍に攻撃された場合に反撃の主力を担う精鋭部隊が含まれていたとする分析結果を発表した。この部隊は「第1親衛戦車軍」で、2月に始まった侵攻の初期に大きく戦力を損失し、その後、十分に立て直すことができなかったとみられる。分析はこの部隊を含む西部軍管区の陣容が乱れたことで「NATOに対抗するためのロシアの防衛力は著しく弱体化し、再建には何年もかかるだろう」と指摘した。

395 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:51:19.79 .net
ゼレンスキー大統領 “奪還都市”訪問…ウクライナ軍攻勢 “領土奪還”改め強い意志

9/15(木) 15:20配信

ロシア軍に支配されていた東部地域を奪還するなど、ウクライナ軍が攻勢を強めている。ゼレンスキー大統領が14日、奪還した北東部の都市イジュームを訪問した。

■ゼレンスキー大統領が“奪還地域”訪問

 ロシア軍が去った後に残されていたのは、乗り捨てられた戦車。むき出しの砲弾。そして、破壊し尽くされた町。

 現地住民:「ずっと銃撃をされていたので、爆発音を聞くと、すぐに立ってしまいます」

 ウクライナ軍の反撃により、ウクライナ東部は領土の奪還が進んでいる。

 14日、ゼレンスキー大統領は、奪還した北東部ハルキウ州の交通の要衝・イジュームを急きょ訪問し、亡くなった兵士らをたたえた。

 ゼレンスキー大統領:「死者を追悼するために、黙祷(もくとう)をしよう。彼らは、私たちの土地を解放した本物の英雄だ」

 イジュームでは、ウクライナ軍に押される形で、ロシア軍が撤退を表明した。

 ウクライナ軍は、ハルキウ州のロシア側支配地域をほぼ取り返し、黒海に面した南部ヘルソン州でも領土を奪還するなど、攻勢を強めている。

 ゼレンスキー大統領:「ロシアが、これをやったのだ。真実は、私たちの側にあることは明白だ」

■バイデン大統領「大きな進展を遂げた」

 こうした動きに、軍事支援を続けてきたアメリカのバイデン大統領は、次のように述べた。

 バイデン大統領:「ウクライナが大きな進展を遂げたことは確かだ」

 一方で、今後については「長い道のりになる」との見方を示した。

 果たして、ウクライナの東部奪還は、今後の戦況にどのような変化をもたらすのだろうか。

 ゼレンスキー大統領は、奪還したイジュームに、およそ半年ぶりに掲げられたウクライナ国旗の下で、改めて領土奪還への強い意志を示した。

 ゼレンスキー大統領:「ここは我々の国民が住む我々の領土だ。それが、私たちが戻ってくる理由だ」

396 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:52:16.64 .net
ウクライナ軍反転攻勢の背景に、「ロシア軍の裏をかく」作戦

9/14(水) 17:50配信

慶應義塾大学総合政策学部准教授の鶴岡路人が9月14日(水)、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』に出演。ロシア軍による軍事侵攻が続くウクライナの反転攻勢について、その成果の理由やロシア軍の実態を分析した。



ゼレンスキー大統領は9月12日「東部と南部で6000平方キロメートル以上を解放した」と発表し、反撃をさらに進める考えを示した。2月にロシアがウクライナに侵攻してから200日となる今、ウクライナ軍がこれまでで最大とみられる反攻の成果を挙げられたのはなぜなのか。

飯田浩司アナウンサーの「ウクライナ軍のスピードが速すぎやありませんか」との問いに対し鶴岡は「ウクライナにとってもこのスピードは驚きではありつつ、ウクライナは作戦を立てていた」と答えた。そして「ロシア軍に正面から戦って勝ったということではない。ウクライナ軍は『南部を奪還する』と猛アピールしていたが、そのことによってロシア軍は東に配置していた部隊を南部に動かした。手薄になった東部をアメリカなどの手引きで衛星で確認し、進軍した。ウクライナ軍の頭脳、分析の勝利ではないか」と分析した。

実際、ヨーロッパでの報道によると、手薄になったロシア軍は士官が下士官を置いて逃げた。また、兵隊が個人レベルで制服を脱ぎ捨て服を奪い、車を盗んだり自転車に乗ったりして一目散に逃げた、とされている。鶴岡は「部隊として『退却』も出来ていなかった」と見ている。

飯田アナウンサーから「ウクライナに攻め入っているロシア軍兵士は、貧しい地域の人たちだと言われているが?」と問われると、鶴岡は「確かにロシア軍兵士は裕福なモスクワ、サンクトペテルブルクの人たちではない。彼らの間では自分の家族が死んだという人は少なく、自分たちの戦争ではないと思っている」とロシア国内における格差について触れた。

そのうえで「注目すべきは、9月12日から始まった『EUのビザ停止措置』。EUはロシアへの制裁の一環として、ロシア人観光客のEU域内への受け入れを事実上制限することを正式に決定した。ヨーロッパに行きにくくなることで不満を抱えるロシアの富裕層が、ロシア政府にどのように影響を与えるか。EUではそこに期待しているところがあるのではないか」とその意図を汲み取った。

397 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:53:48.59 .net
ウクライナ侵攻後初 対面で中・ロ首脳会談 ロシア側「特別に重要な会談」と位置づけ

9/15(木) 18:02配信

中国とロシアが主導する枠組み「上海協力機構」の首脳会議が、ウズベキスタンできょうから行われていて、この後まもなく中ロの首脳がウクライナ侵攻後、対面で初めて会談します。

日本時間午後1時半すぎ、中央アジアのウズベキスタンに到着したロシアのプーチン大統領。中ロ首脳会談を前にロシア大統領府は。

ロシア ウシャコフ大統領補佐官
「現在の国際情勢を考慮すると、この会談は特別に重要な意味を持つ」

なぜ、会談が重要な意味を持つのか。背景にはウクライナ侵攻開始から7か月が過ぎ、今、ロシアが最も深刻な危機に陥っていることが考えられます。

うち捨てられた「ゼット」マークの戦車。ウクライナ軍の奇襲攻撃でロシア軍は北東部ハルキウ州から事実上、撤退を余儀なくされました。

14日、奪還した重要拠点「イジューム」を電撃訪問したゼレンスキー大統領は。

ウクライナ ゼレンスキー大統領
「我々の領土を占領することはできても、ウクライナ人の心まで占領することは絶対に不可能だ」

さらに、ウクライナ軍は南部でも反転攻勢を強めています。非常に厳しい状況で、中ロ首脳会談に臨むプーチン大統領。

ロシア国防省は、きょう、ロシアと中国の海軍が太平洋で「合同パトロール」を行っていると発表し、会談が始まる前から中国との関係強化をアピールするかのようです。

一方、中国では…。会談を控えた13日、中国共産党系の国際紙にこんな社説が載りました。

中国 環球時報
「中国はこれまで『ロシアとウクライナの衝突』という虎の背中に乗ったことはない」

社説では、ウクライナ侵攻で中国は「常に公平で客観的」だったとして、ロシア、ウクライナどちらの肩ももたず、中立の立場をとってきたことを強調。中国は「ロシアとウクライナの紛争を嘆き、長期化を憂慮してきた」と主張しています。

ウクライナ侵攻以来、中国は欧米とは一線を画す姿勢をとり続けてきましたが、侵攻が長期化する中、首脳会談を前に中国がロシアを全面的に支持し、一体だという見方を否定したい狙いがあるとみられます。

398 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:56:19.48 .net
橋下徹氏「精神論で死ぬまで戦えの風潮 日本にもあった」ウクライナ侵攻「精神論はダメ」

9/18(日) 15:21配信

 前大阪市長の橋下徹氏が18日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」に出演。ウクライナが反転攻勢していると報じられる、ロシア侵攻について「感情論に流されてはいけない」と合理性が大切と話した。

 番組ではウクライナが東部を奪還し、南部にも攻勢をかけ、「クリミア半島奪還も視野か?」と放送。現状認識を問われた橋下氏は「僕はウクライナの状況を、日本の、もし有事のときの参考にしなくちゃいけないと思っている。やっぱり感情的に、精神論で、死ぬまで戦えというのは僕はダメだと思います」と話した。

 続けて「ウクライナもまず、前線地域にあるところは、一般市民をまず避難させる。十分、戦闘員に思う存分戦ってもらうような環境をつくりながら、ルハンスク州もですね、ロシアに占領されてしまってますけども、最後の拠点の攻防のときにはウクライナ軍は囲まれることも考えると、兵士を生かすということで撤退してるわけですね」とウクライナの戦略を確認。その上で「兵士というのは重要な戦力で宝ですから、これを死ぬまで戦え、追い詰められたら、死んでもいいから最後まで頑張れ、ではなくて、合理的に危ないなと思ったら、いったん撤退し、力をつけてから反撃する。精神論で死ぬまで戦えみたいな風潮は、僕は一時、日本にもあったと思いますから、そうではなくて、戦闘は合理的にやるべきだと」と主張した。

 さらに「ウクライナは合理的にやる以上は、西側から武器も入って反撃攻勢きちっとできるんだというのを日本の政治家も認識してもらいたいと思う」と求めた。

399 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:58:34.36 .net
ロシア軍の統制崩壊、戦場の失策に拍車

9/17(土) 7:35配信

 戦争は机上で計画されるが、現場で戦われる。ウクライナ侵攻をめぐるロシア軍の戦略的な誤りは、特に兵卒の統制が不十分であることを示している。



 ロシアが2月24日に侵攻を開始した当初、多くの兵士がその目的を明確に把握しておらず、中には単なる演習のために招集されたと思っていた兵士もいたことが示唆されていた。そして半年が経過した今も、西側諸国の専門家は、ロシア軍が虚偽と腐敗にまみれ、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領とその側近が聞きたがっていることを伝えるのに必死だとみている。

 エルサレム安全保障戦略研究所(JISS)のアレクサンダー・グリンバーグ(Alexander Grinberg)氏は、「プーチン氏は非現実的な結果を要求するため、非公開の場であっても同氏には誰も本当のことを伝えない」と指摘する。

 軍事史家で作家のクリス・オーウェン(Chris Owen)氏も、「ロシア軍の将校は部隊の状況について上官によくうそをつく」と説明。ロシア兵が戦闘で成功を収めたという虚偽の報告をする通信をウクライナ側が傍受しており、そうした虚偽情報に基づいて攻撃が行われていると指摘した。

■士官育成の失敗

 ロシア軍の不意を突いたウクライナ軍の最近の反撃をめぐっては、ロシア軍内での脱走、命令拒否、士気の低下など、指揮系統の崩壊を示唆する情報が出ている。さらに専門家は、将官や士官の死や負傷が大打撃となっていると指摘。軍隊の訓練体制が近年悪化し、有能な後任を確保するのが難しくなっているとみている。

 匿名を条件にAFPの取材に応じたフランス軍幹部は、ロシア軍には階級を上って「その分野のエキスパート」となった下士官が十分にいないと指摘。ロシアは年配の兵士を優先して昇進させる傾向があるが、「年長者だけが昇進し、部下との関係が権力によるものだけになると、攻撃を実行するのが難しくなる」と説明した。

■受刑者を傭兵に?

 ウクライナの電撃的な反攻を受け、プーチン氏が総動員令に踏み切る可能性をめぐる議論が再燃している。そうなれば、同氏がこれまで「特別軍事作戦」と呼んでいたものが、紛れもない「戦争」であることが明確になる。

 ロシア政府はその代わりに、ワグネル(Wagner)などの民間軍事会社から傭兵(ようへい)を積極的に雇い入れたり、正規軍の志願兵を増やしたりしようとしているようだ。

 ソーシャルメディア上では、プーチン氏と親しい関係にあり、ワグネルの資金源となっているとみられるオリガルヒ(新興財閥)のエフゲニー・プリゴジン(Yevgeny Prigozhin)氏が、ロシアの刑務所の中庭で受刑者たちに契約を持ちかける様子を撮影したとされる動画が拡散。AFPはその信ぴょう性を確認していないが、動画の人物は受刑者に対し「半年間従軍すれば、自由になれる。ウクライナに着いた後、これは自分には合わないと決めた者は、われわれが処刑する」と宣告していた。

400 :美麗島の名無桑:2022/09/18(日) 20:59:09.72 .net
印首相、プーチン氏に「戦争の時代でない」

9/17(土) 0:18配信

ロシアのプーチン大統領は16日、ウズベキスタン・サマルカンドでの上海協力機構(SCO)首脳会議に合わせ、インドのモディ首相、トルコのエルドアン大統領とそれぞれ会談した。プーチン氏は、ウクライナ侵攻を巡る対露制裁から距離を置く両国と友好関係を確認し、ロシアが国際的に孤立しているとの印象を払拭したい考えだ。

プーチン氏はモディ氏との会談冒頭で「ロシアはウクライナでの紛争に対するインドの懸念を理解している」と述べた。その上で「ロシアは紛争ができるだけ早く終わるよう全てのことをしているが、ウクライナが交渉を拒否し、武力で目的を達成しようとしている」と自説を主張した。

モディ氏は「印露関係は良好になっており、それは世界全体の利益となる」としつつ、「現代は戦争の時代でない。平和に向けた道を話し合いたい」とウクライナ侵攻の停止を求めた。

一方、プーチン氏とエルドアン氏の会談ではウクライナからの穀物輸出について協議された。プーチン氏は「ウクライナから輸出された穀物の大部分が最貧国に送られることを望んでいる」と述べ、輸出の状況に不満を示した。

侵攻で停滞してきたウクライナ産穀物の輸出を巡っては7月下旬、トルコと国連の仲介でロシアとウクライナが再開に合意。しかしプーチン氏は今月、合意を修正し、穀物輸出先を制限したい意向を示した。穀物の大半が欧州に送られ、食料危機に直面する発展途上国にほとんど届いていないと主張している。

プーチン氏には、途上国の支持を得たり、ウクライナの財政を悪化させたりする思惑がありそうだ。ウクライナは「ロシアに合意の修正を求める権限はない」と非難。英国防省も「国連の統計ではウクライナ産穀物の30%が途上国に送られており、プーチン氏の主張は真実でない」としている。

トルコは軍用ドローン(無人機)の供与などを通じてウクライナとも良好な関係にあり、エルドアン氏が合意修正に賛同するかは不透明だ。

プーチン、エルドアン両氏は最近発生したアルメニアとアゼルバイジャンの軍事衝突についても協議した可能性がある。アルメニアはロシアを、アゼルバイジャンはトルコをそれぞれ後ろ盾としている。エルドアン氏は14日、アルメニアの動きは「受け入れがたい」と述べ、アゼルバイジャン支援の姿勢を明確にした。

401 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 07:35:04.55 .net
ロ石油子会社、政府管理下に 安定供給維持へ 独

9/16(金) 17:27配信

 ドイツ経済・気候保護省は16日、エネルギー安全保障法に基づき、ロシア国営石油大手ロスネフチの独子会社を政府の管理下に置くと発表した。

 存続が危ぶまれる3製油所の運営を維持する。ウクライナ侵攻を続けるロシアとの対立でエネルギー危機が深刻化する中、安定供給を確保するのが狙いだ。

 ロスネフチ子会社はドイツの製油能力の約12%を占める。しかし、欧州連合(EU)がロシアからの石油輸入を年内に90%減らす方針を決め、ロシア産石油に依存する子会社は事業の行方が不透明になっていた。

402 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 07:36:45.51 .net
米政府、ロシアに新たな制裁-穀物略奪に関与した人物も対象

9/16(金) 6:24配信

米政府は15日、ロシアの軍事情報機関や防衛産業、ウクライナ産穀物の略奪に関与した疑いのある人物を対象に新たな制裁を発表した。プーチン大統領による戦争遂行の能力をそぐことが狙い。

国務省は防衛やテクノロジー、エレクトロニクス関連の31団体に制裁を科した。財務省の制裁は22人の当局者が対象で、「数十万トンのウクライナ産穀物の押収・略奪を監督した」人物も含まれると、ブリンケン国務長官が発表文で説明した。

同長官によると、今回発表の制裁にはベラルーシとロシアが生物・化学兵器の製造に使用し得る品目を対象とする商務省の輸出規制も含まれる。米国はさらに、ウクライナの子供を親から引き離し強制移動させる行為に関わったとされる情報機関を対象に新たな制裁を科した。

ウクライナ当局者は同国産穀物をロシアが盗んでいるとたびたび主張してきた。ロシアの支配下にあるクリミア半島からの7月の出荷量が通常のこの時期の50倍余りに膨らんだことをデータから読み取ることができ、押収された穀物が海外に送られていることを示唆した。

403 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 07:49:20.89 .net
プーチン氏、ウクライナ巡る中国の姿勢評価 習氏は侵攻に言及せず

9/16(金) 11:51配信

ロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席が9月15日、訪問中のウズベキスタン・サマルカンドで会談した。プーチン大統領はウクライナ情勢を巡る中国側の疑問や懸念を理解しているとした上で、習氏の「バランスの取れた姿勢を高く評価している」と述べた。

ロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席が9月15日、訪問中のウズベキスタン・サマルカンドで会談。両首脳の対面での会談は、ロシアのウクライナ侵攻開始以来初。

プーチン氏は、ウクライナ情勢を巡る中国の疑問や懸念を理解しているとし、習氏の「バランスの取れた姿勢を高く評価している」と述べた。

ロシアのプーチン大統領
「ウクライナ危機に関し、中国の友人らのバランスの取れた姿勢を高く評価する。
この点に関するあなた方の疑問や懸念は理解している。本日の会談では、もちろんわれわれの立場を説明する」

ウクライナ侵攻は、冷戦以来最大のロシアと西側諸国の対立となった。数万人が死亡し、世界経済は未知の状態に陥り、食料とエネルギー価格は高騰した。

この会談のわずか数日前、ロシア軍はウクライナ北東部で電光石火の反撃にあい、性急かつ屈辱的な撤退をしていた。
中国は、ウクライナ侵攻を「侵略」と呼ぶことを避け、非難もしていないが、欧米の制裁が中国に及ばないよう、ロシアへの物質的支援はしていない。

習氏は公の場では、ウクライナ侵攻に触れなかった。

ウクライナ侵攻の数週間前に両首脳が直接会談した際、中国はロシアとの「無制限」のパートナーシップを宣言。協力関係の強化を約束した。

習氏は2013年の国家主席就任以降、プーチン氏と39回、対面で会談。両首脳のパートナーシップは中国にとり、40年間での国家台頭に続き地政学上の最も重要な発展の1つとみなされている。

だがウクライナ侵攻は、10年後に経済成長において米国を追い抜くと予測される超大国・中国と、戦争で疲弊した旧大国ロシアという中ロの異なる立場を鮮明にした。


習氏のカザフスタンとウズベキスタン訪問は、新型コロナのパンデミック以来初の外遊となった。

404 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 07:50:14.73 .net
ロシア、ウクライナ戦争反対者を威嚇 自由侵害=国連人権高等弁務官代理

9/13(火) 2:50配信

国連人権高等弁務官代理のナダ・アルナシフ氏は12日、ロシア国内でウクライナでの戦争に反対する人々が威嚇され、表現の自由を含む憲法で保障された基本的自由の行使が損なわれていると述べた。

アルナシフ氏はジュネーブで始まった国連人権委員会の会議の冒頭で「ロシア連邦ではウクライナ戦争に反対を表明する人々に対する脅迫、制限的措置、制裁が行われ、集会、表現、結社の自由を含む憲法で保障された基本的自由の行使が損なわれている」と述べた。

また、ロシア政府はジャーナリストに圧力をかけるほか、インターネットを遮断したり、検閲を実施したりすることで、情報へのアクセス権を侵害しているとも指摘した。

ロシア大統領府のペスコフ報道官は定例記者会見で、アルナシフ氏の発言には「根拠がない」とし、「このような一方的な見解をロシア政府は考慮しない」と述べた。

国連総会は4月、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、人権理事会でのロシアの資格を停止している。

405 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 07:51:31.41 .net
トルコとシリアが接触、ロシアは段階的に軍撤退=関係筋

9/16(金) 8:39配信

トルコの国家情報機構(MIT)トップ、ハカン・フィダン氏は過去数週間、シリアの首都ダマスカスで同国の情報機関トップ、アリ・マムルーク氏と複数回協議を行っている。関係者4人がロイターに明らかにした。

両国の接触は、ウクライナ戦争の長期化に備えたロシアのシリア政策の転換を反映していると関係者らは指摘する。

トルコ治安当局者によると、シリアのアサド政権の後ろ盾であるロシアは、ウクライナ戦争に注力するためにシリアから軍を段階的に撤退させており、シリアにおける「政治的解決を加速させる」ため、トルコに対してアサド政権との関係正常化を要請した。

シリア情報筋によると、ロシアはウクライナでさらなる軍展開が必要になった場合に備え、シリアでの立場を明確にしようとしており、トルコとシリアに交渉開始を促した。

ただ、トルコとロシアは、ロシア軍が撤退した後、政府の統治地域で既に広範囲に配備されているイラン支援勢力が影響力を拡大することを望んでいないという。

406 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 07:54:22.80 .net
EU、省エネと発電事業者への特別課税を提案 エネルギー価格の高騰受け

9/15(木) 17:34配信

欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は14日、エネルギー価格の高騰を受け、欧州連合(EU)加盟国に電力消費の削減とエネルギー企業への特別課税を呼びかけた。
フォン・デア・ライエン委員長は欧州議会での施政方針演説で、ロシアのウクライナ侵攻以降、ガス・電力価格が史上最高額に達していると指摘。ピークタイムので電力消費を少なくとも5%削減するよう訴えた。

一方、天然ガス価格の上限設定は棚上げされた。天然ガスは、ロシアの対EU主要輸出品。

ロシアのウクライナ侵攻により燃料価格が高騰する中、エネルギー企業は通常より大きな利益を上げている。8月には国連のアントニオ・グテーレス事務総長も、石油・ガス企業に特別な税を課す必要があると述べた。

欧州委員会の提案は「超過利潤」に着目。低炭素で発電する企業から利益の一部を徴収するとともに、石油・ガス・石炭の関連企業に事実上の超過利潤税を課す。

これにより得られる約1400億ユーロは、加盟27カ国の消費者や企業支援に還元するという。

風力や太陽光、原子力など低炭素資源を利用するエネルギー企業については、1メガワット時当たりの利益の上限を180ユーロとする。EU最大の経済を持つドイツでは14日、1年先の電力価格が1メガワット時あたり500ユーロで取引されている。

欧州員会のフランス・ティメルマンス副委員長は、「運用コストの低い発電事業者は現在、合理的な投資判断の域を超えて、異常な利益を得ることができる」と指摘した。

一方、化石燃料の生産者や精製事業者には、 課税対象となる超過利益の33%に、特別税を課す予定。

EU加盟国はこの提案について、9月末までに調整を進める方針だ。

フォン・デア・ライエン委員長は、「数百万もの企業と家庭にとって、生計を立てることが不安の種になりつつある」と指摘。「こうした時期に戦争から異常な記録的収益を上げ、顧客に背を向けることは間違っている」と述べた。

また、14日午後にはウクライナでウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談すると明らかにし、「欧州とウクライナの連帯は揺るがない」と話した。

この日の欧州議会には、ゼレンスキー氏の妻のオレナ・ゼレンスカ氏が招かれていた。

■「ロシアの産業は破綻している」

フォン・デア・ライエン氏はこの日の演説でEUの対ロ制裁を擁護。「今は融和ではなく決意を示すべきときだ」と話した。

また、1000社近くの国際企業がロシアを去ったと述べ、「ロシアの金融セクターは生命維持装置が必要だ」と述べた。

「ロシア軍は半導体不足のため、食洗器や冷蔵庫からチップを取り除いて兵器を直している。ロシアの産業は破綻している」

ロシアは今のところ、大規模な制裁が科された今春に推測されたような経済的メルトダウンを、おおよそ避けられている。石油や天然ガス輸出による収入が、制裁の衝撃を緩和しているためだ。

それでも、EUへの輸出は大幅に減っている。侵攻前にはEUの輸入する天然ガスの40%をロシア産が占めていたが、現在は10%以下だ。

しかしその結果、欧州ではこの夏のガス価格が過去10年平均の10倍に達した。

EUでは冬に向けた天然ガスの貯蔵が始まっている。フォン・デア・ライエン氏によると、EU各国はすでに貯蔵目標の84%を達成しており、アメリカやノルウェー、アルジェリアが「信頼できる」ガス供給元となっているという。

407 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 07:58:33.32 .net
ロシアの雇い兵組織「ワグネル」が刑務所で募集 動画が流出

9/17(土) 9:36配信

ロシアの雇い兵集団「ワグネル」のトップが、ウクライナでの戦争に参加させるため、国内の刑務所で雇い兵を募集している動画が流出した。

流出した動画では、ワグネル最高幹部のエフゲニー・プリゴジン氏が受刑者に対し、ワグネルで6カ月働けば自由になると説明している。ワグネルは、2014年のロシアによるクリミア半島併合でも雇い兵を送り込んでいたとされている。

プリゴジン氏は、この件について正当性を主張。受刑者を戦地に送りたくない人は、代わりに自分の子供を戦争に出すべきだと話した。

動画が拡散された後、プリゴジン氏はソーシャルメディアに声明を投稿。もし自分が服役中なら「母国への借りを返す」ためにワグネルに参加できることを「夢見る」だろうと話した。

また、雇い兵や受刑者を戦地に送るべきではないという人々に向け、「民兵組織と受刑者か、自分の子供たちか、そのいずれかだ。選ぶのはあなた自身だ」と語りかけた。

一方でこの声明では、問題の動画に直接言及せず、本物だとも認めていない。

イギリス国防省は、ロシアが受刑者を兵士として募集していることについて、同国の歩兵隊が「著しく」欠員になっていることを示していると指摘した。

■BBCが動画を検証

BBCは検証の結果、この動画を本物と判断。ロシアが受刑者を雇用して兵士の増員を行っているという、長らくの憶測を決定づけるものとなった。

ロシアには、受刑者を軍務や民兵組織への参加と引き換えに自由にできるという法律はない。しかしプリゴジン氏は動画の中で、ワグネルで働けば「誰も格子の内側に戻らなくて済む」と話している。

プリゴジン氏は受刑者たちに「6カ月働けば自由だ」と説明した一方、脱走について警告。「ウクライナに到着してから気が変わった場合、我々が処刑する」と述べた。

動画は、刑務所の運動場で撮影されたとみられる。いつ、誰が撮影したのか、どのように流出したかは分かっていない。

BBCは、この動画がロシア中部のマリ・エル共和国で撮影されたと特定した。また、顔認証ツールで、受刑者に話している人物をプリゴジン氏だと特定し、複数のソースで確認をとった。

BBCは先に、プリゴジン氏とワグネルの関連についても特定してきた。「プーチンのシェフ」の異名をもつプリゴジン氏は、ケータリング事業を通してウラジーミル・プーチン大統領と軍を長年助けてきたとされ、西側の制裁対象となっている。

プーチン氏の関係者はこれまで、ワグネルとのかかわりを否定している。

しかし流出した動画でプリゴジン氏は、自分は「民間軍事会社の代表だ」、「名前を聞いたことがあるかもしれない……ワグネル・グループだ」と受刑者たちに話している。

ワグネルは、シリア、リビア、マリ、中央アフリカの各国でも展開している。

408 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 07:59:16.11 .net
ロシア軍の統制崩壊、戦場の失策に拍車

9/17(土) 7:35配信

 戦争は机上で計画されるが、現場で戦われる。ウクライナ侵攻をめぐるロシア軍の戦略的な誤りは、特に兵卒の統制が不十分であることを示している。



 ロシアが2月24日に侵攻を開始した当初、多くの兵士がその目的を明確に把握しておらず、中には単なる演習のために招集されたと思っていた兵士もいたことが示唆されていた。そして半年が経過した今も、西側諸国の専門家は、ロシア軍が虚偽と腐敗にまみれ、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領とその側近が聞きたがっていることを伝えるのに必死だとみている。

 エルサレム安全保障戦略研究所(JISS)のアレクサンダー・グリンバーグ(Alexander Grinberg)氏は、「プーチン氏は非現実的な結果を要求するため、非公開の場であっても同氏には誰も本当のことを伝えない」と指摘する。

 軍事史家で作家のクリス・オーウェン(Chris Owen)氏も、「ロシア軍の将校は部隊の状況について上官によくうそをつく」と説明。ロシア兵が戦闘で成功を収めたという虚偽の報告をする通信をウクライナ側が傍受しており、そうした虚偽情報に基づいて攻撃が行われていると指摘した。

■士官育成の失敗

 ロシア軍の不意を突いたウクライナ軍の最近の反撃をめぐっては、ロシア軍内での脱走、命令拒否、士気の低下など、指揮系統の崩壊を示唆する情報が出ている。さらに専門家は、将官や士官の死や負傷が大打撃となっていると指摘。軍隊の訓練体制が近年悪化し、有能な後任を確保するのが難しくなっているとみている。

 匿名を条件にAFPの取材に応じたフランス軍幹部は、ロシア軍には階級を上って「その分野のエキスパート」となった下士官が十分にいないと指摘。ロシアは年配の兵士を優先して昇進させる傾向があるが、「年長者だけが昇進し、部下との関係が権力によるものだけになると、攻撃を実行するのが難しくなる」と説明した。

■受刑者を傭兵に?

 ウクライナの電撃的な反攻を受け、プーチン氏が総動員令に踏み切る可能性をめぐる議論が再燃している。そうなれば、同氏がこれまで「特別軍事作戦」と呼んでいたものが、紛れもない「戦争」であることが明確になる。

 ロシア政府はその代わりに、ワグネル(Wagner)などの民間軍事会社から傭兵(ようへい)を積極的に雇い入れたり、正規軍の志願兵を増やしたりしようとしているようだ。

 ソーシャルメディア上では、プーチン氏と親しい関係にあり、ワグネルの資金源となっているとみられるオリガルヒ(新興財閥)のエフゲニー・プリゴジン(Yevgeny Prigozhin)氏が、ロシアの刑務所の中庭で受刑者たちに契約を持ちかける様子を撮影したとされる動画が拡散。AFPはその信ぴょう性を確認していないが、動画の人物は受刑者に対し「半年間従軍すれば、自由になれる。ウクライナに着いた後、これは自分には合わないと決めた者は、われわれが処刑する」と宣告していた。

409 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:00:59.42 .net
集団埋葬地で遺体掘り起こし「拷問の証拠」を記録 ウクライナ奪還の街

9/17(土) 13:18配信

ウクライナ東部イジュームのはずれにある松林に死臭が漂っていた。そこでは大量の遺体の掘り起こし作業が始まっていた。

この大地は秘密を明らかにしようとしている。ウクライナ当局は戦争犯罪が行われていたと考えており、その証拠を記録する決意だ。

青色のビニールカバーをかぶったウクライナ側の救急隊員約100人が土にスコップを入れ、仮設の墓を掘り起こしている。

彼らはイジュームのはずれにある森に埋められた数百人の死因を特定しようとしている。この街は、前進を続けるウクライナ軍によって最近解放されたばかりだ。

4月にロシア軍に侵略されたイジュームは、ロシア軍が東方から運ばれる物資の補給を行う重要な軍事拠点としていた。

遺体の掘り起こし作業は、警察と検察が見守る中ほとんど無言で行われた。ある警官は両手で頭を抱え、別の人はその場から離れた。

ハルキウ州のオレクサンドル・イリェンコフ検察官は、この場所で戦争犯罪が行われたことは間違いないと話す。

「最初の墓には首にロープをかけられた女性の民間人の遺体がある。拷問の跡が見られる」と、同検察官はBBCに語った。

ここで見つかったほぼ全員がロシア兵に殺害されたという。

「ある者は殺され、ある者は拷問され、ある者はロシア連邦の空爆と砲撃で殺された」

ウクライナは、この不穏な光景を世界に公開すると決めていた。外国メディア記者の一団を現場に入れ、立ち会わせた。

集団埋葬地は既存の墓地の隣にあった。粗末な木製の十字架が立てられた墓が何列も並んでいた。

名前が書かれていたのはほんの一部で、ほとんどの墓には番号だけが記されていた。これらの遺体はロシア軍が支配していた時期に、ロシア軍の命令でここに埋葬された。

ウクライナ警察によると、この場所では新たに445基の墓が見つかったが、複数の遺体が入った墓もあるという。全員どのように死亡したかは不明だ。多くは民間人で女性や子どもも含まれているとされる。

検察官は、ロシア軍の砲撃で死亡した者もいれば、3月に47人が死亡した集合住宅へのロシア軍の空爆で犠牲になった人も含まれるとしている。

当局によると、ある墓からは約20人の兵士が見つかり、手を縛られたり首に縄をかけられたりした兵士もいた。掘り起こされた軍服姿の男性の遺体は白い遺体袋に入れられた。

遺体の掘り起こしが続く中、治安部隊は地雷除去にあたった。遠くでは散発的に爆発音が聞こえた。

フルィホーリイさん(72)はこの日、妻ルドミラさんの墓を見るために埋葬地にやって来た。ルドミラさんは3月7日、イジュームで激しい砲撃が起きた際に亡くなったという。

最初は自宅の庭に埋めなければならず、8月に別の場所に埋葬したという。そして再び、ルドミラさんの遺体は掘り起こされることになった。

ウクライナはロシア軍が撤退した今になって初めて、この場所で詳細な調査を行い、占領軍が残した犠牲者の数を明らかにできるようになった。

森の反対側に住む女性は、ロシア軍が地元住民を墓地から遠ざけていたと、私たちに明かした。

埋葬地に姿を見せた地元の男性マクシムさんは、自分が受けた拷問について記録するようジャーナリストたちに求めた。

マクシムさんは今月上旬にロシア軍に拘束され、10日にイジュームに到着したウクライナ軍によって解放されたと話した。

そして私たちに向かって、手首に残った手錠の跡を見せ、電気ショックを受けたと述べた。

410 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:01:16.26 .net
 
つづき


ウクライナのミハイロ・ポドリャク大統領顧問は、ウクライナ軍が最近奪還したいくつかの地域で、拷問が行われていたことを示す証拠が見つかったとBBCに語った。

「我々は明かりもなく、食べ物もなく、水もなく、正義を受ける権利もなく、ひどくおびえた人々を目の当たりにした」

ハルキウ州のイリェンコフ検察官は、ウクライナ軍が最近奪還した複数の地域で、同様の埋葬地がいくつか見つかったと話した。

米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー報道官は、イジュームの墓地に関する報告は「ぞっとする」ものだが、「ロシア軍がウクライナに対して行っている戦争での堕落や残虐性と一致する」と指摘した。

「我々はロシア軍がウクライナで犯した戦争犯罪や残虐行為を記録し、関与したロシア人を特定し責任を取らせるための国内外の取り組みに対する支援を積極的に続けていく」

フランスのエマニュエル・マクロン大統領はイジュームで「残虐行為」が行われたとし、「可能な限り最も強い言葉で」非難した。

国境を越えた重大犯罪の起訴と捜査を専門とするイギリスの弁護士で、イジュームから戻ったばかりのナイジェル・ポヴォアス氏は、BBC番組「ニューズアワー」に対し、遺体の掘り起こしで戦争犯罪の証拠が見つかっても自分は驚かないだろうと語った。

「現時点での初期の兆候として、かなり初期の段階ではあるものの、砲撃や栄養失調、医療不足で死亡した遺体も含まれているとみている」とポヴォアス氏は述べた。「異常が無いようにみえる遺体も検査が行われ、死因が特定されれば、拷問や処刑の証拠が見つかると思う。複数の占領地でみられているのと同じパターンだ」

411 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:02:28.57 .net
プーチン氏「早く停戦できるよう最善尽くす」…侵略に苦言のモディ印首相との会談で言及

9/17(土) 0:01配信

 ロシアのプーチン大統領とインドのモディ首相は16日、中央アジアのウズベキスタンで会談した。モディ氏が「今は戦争の時ではない」とウクライナ侵略に苦言を呈したのに対し、プーチン氏は「なたの立場と懸念は分かっている。できる限り早く停戦できるように最善を尽くす」と述べた。



 両者が対面で会談するのはプーチン氏が訪印した昨年12月以来で、ウクライナ侵略開始後は初めて。

 インドは、武器調達をロシアに依存し、伝統的な友好関係にある。インドは、これまでも「対話と外交による解決」の重要性をロシアに訴える一方、米欧日による対露制裁には加わってこなかった。

 プーチン氏が停戦条件を明示せず停戦に言及するのは異例だ。ただ、侵略が継続している理由について「ウクライナ政府が停戦協議を拒否すると宣言した」と述べ、責任転嫁する主張を崩しておらず、停戦が実現するかどうかは不透明だ。

 モディ氏は「食料と肥料、燃料の確保が世界的な問題となっている」と述べた。侵略の長期化で国民生活に悪影響が及んでいることへの懸念が発言の背景にあるとみられる。

412 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:03:08.09 .net
穀物貯蔵施設、15%に被害 米推計、ロシアが意図的攻撃か

9/16(金) 19:09配信

 ロシアによる戦争犯罪の証拠を収集する米国務省の関連団体「紛争監視団」は15日、ウクライナ国内の穀物貯蔵施設のうち15%程度が被害を受けたとの推計を発表した。このうち約8割が港や線路などの輸送インフラ付近に集中。ロシアや親ロ派勢力が意図的に狙った疑いもあるとしている。

 紛争監視団は衛星画像や統計などを基に調査。民間人の生命を脅かす穀物貯蔵施設に対する攻撃は「戦争犯罪や国際法違反に当たる可能性がある」と指摘した。

 州別に見ると、被害が判明した施設の5割超が東部ドネツク州、南部ミコライウ州、ザポロジエ州に位置していた。

413 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:03:44.74 .net
同盟国のカザフスタン元首相がプーチン政権を批判

9/16(金) 20:37配信

 ロシアのウクライナ侵攻を巡り、ロシアの同盟国である中央アジアのカザフスタンの元首相がプーチン政権を批判し、ソ連崩壊を繰り返すことになると警告しました。

 カザフスタンのアケジャン・カジェゲリディン元首相は、ドイツメディアのインタビューに答え、ロシアのウクライナ侵攻を巡るロシア側の主張を「理解できない要求」だと批判しました。

 また、ロシア国内で中央政府に対する地方の不満が高まっていて、ソ連邦崩壊時と同じ状況に陥っているとし、ロシアが連邦制を維持できず政治的に分裂する可能性があると指摘しました。

 カザフスタンは、石油や天然ガスなど豊富な資源を有していて、ロシアにとって重要な同盟国です。

 先月には、カザフスタンだけでなくキルギス、タジキスタンもアメリカなどと共同軍事演習をするなど、中央アジアの国々のロシア離れが進んでいます。

414 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:04:47.89 .net
防空システムがウクライナの優先事項=ゼレンスキー大統領

9/16(金) 1:30配信

ウクライナのゼレンスキー大統領は15日、欧州委員会のフォンデアライエン委員長との共同記者会見で、ロシアの攻撃からウクライナの都市や町を守るために防空システムが優先事項と述べた。

また、イスラエルから防空システムが供給される可能性について、ウクライナはまだ前向きな回答を得ていないと指摘。米国とドイツが確約した防空システムもまだウクライナに到着していないとした。

一方、フォンデアライエン委員長は、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟に向けた「手続きは順調に進んでいる。そのスピード、決断力、正確さに感銘を受けた」と言及。ウクライナが「より多くのビジネスと収入」を確保できるよう、EUは可能な限りのことを行う必要があるとした。

フォンデアライエン委員長はまた、ロイターのインタビューに対し、欧州で物価やエネルギー価格が高騰する中、ウクライナ支援に伴う「コストは大きい」ものの、「自由や国際平和秩序、民主主義に値段は付けられない」と語った。

EUによる対ロシア制裁は目に見える影響を及ぼしているという認識をも示した。

415 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:06:00.32 .net
脱原発・脱炭素・脱ロシアの「三兎を追う」ドイツ、景気後退でも突き進むか

9/18(日) 7:01配信

 ドイツの各種世論調査によると、ヨーゼフ・ショルツ首相を擁する中道左派の最大与党・社会民主党(SPD)の支持率が低迷しており、3位にまで後退している(図)。一方で、2位に躍進したのが連立政権の主要なパートナーである環境政党、同盟90/緑の党(B90/Grünen)だ。なお、首位を走るのは中道右派の同盟(Union)である。


 

 B90/Grünenの元共同代表だったアンナレーナ・ベアボック氏は外相を務めており、もう一人の元共同代表だったロベルト・ハーベック氏は副首相と経済・気候保護相を兼任している。若く精力的な両名がアイコンとなり、同党のイメージアップにつながった。そのB90/Grünenは現在、脱原発・脱炭素・脱ロシアの「三兎を追う」を進めようとしている。

 脱原発・脱炭素・脱ロシアは、いずれもB90/Grünenの党是といえる。環境政党である同党にとって、放射性廃棄物を生み出し、深刻な環境汚染を引き起こすリスクがある原発は認めがたい発電手段だ。脱炭素化も、地球温暖化対策を重視する同党にとって不可欠なもの。ロシアとの関係見直しは、同党は長らく主張してきたことだ。

 そして、2月24日にロシアがウクライナに侵攻したことは、ロシアとの経済・外交関係の見直しを早くから主張してきたB90/Grünenにとって、非常に強い追い風になった。同党が脱炭素化の観点から重視してきた再エネはエネルギーの脱ロシア化にも資するものだとして、B90/Grünenは高々に再エネ拡充の号令をかけ、人々を鼓舞している。

 段階的にヨーロッパ向けの天然ガス供給を絞ってきたロシアは、8月末、ロシアとドイツを結ぶガスパイプライン「ノルドストリーム」の稼働を遂に停止した。再開のめどが立たず、ロシアに対するエネルギー依存の危険性が強く認識される中で、B90/Grünenが叫ぶ脱ロシア化の必要性は、ドイツの有権者の間に一段と広まっているのだろう。

416 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:06:33.21 .net
 
つづき


■ 各シンクタンクも下方改定したドイツの実質GDP

 他方で経済面に目を転じると、直近2022年4~6月期のドイツの実質GDP(国内総生産)は前期比0.1%増と低迷した。今後ドイツの景気は10~12月期にも後退局面に入るという見方が強まっており、五大経済研究所による秋の合同経済予測(9月29日発表予定)を前に各研究所が発表した最新の予測も、軒並み下方修正がなされている(下表)。

 各予測機関とも2022年の成長率を1%台に引き下げており、一番強気のIfo経済研究所で1.6%、弱気のRWI経済研究所で1.1%となっている。2023年に関してはRWI経済研究所だけがプラス成長(0.8%)を予想したが、それ以外の3つ研究所はマイナス成長になると予測した。特にハレ経済研究所は▲1.4%と、厳しい見方である。

 【表 ドイツ五大経済研究所の景気見通し(単位:パーセント)】

 こうしたことから、9月末に発表される五大経済研究所の定例見通しでも、ドイツの2022年の成長率はプラス1%台に引き下げられ、2023年は1%前後のマイナス成長に下方改定されるはずだ。経済予測を下方改定した理由はいずれも共通しており、一つが世界景気の鈍化に伴う輸出の不振であり、もう一つがエネルギー高の影響である。

 世界景気については、利上げが先行する米国を中心に、2023年に鈍化することは必至である。そのため、輸出依存度が高いドイツの経済に対する逆風が強まることも避けがたい。むしろ問題は、いつまで続くかわからない物価高、特にその主因であるエネルギー高の方にある。各経済研究所が予測を下方改定した理由もそれだ。

 このエネルギーインフレの最大の理由は、欧米を中心とする主要国による対ロシア制裁にある。制裁への対抗措置としてロシアが天然ガスの供給を絞っていることが、エネルギーインフレをもたらした。そして、B90/Grünenを中心にドイツ全体が重視する再エネ、特に風力による発電が不安定なことも、エネルギーインフレにつながっている。

417 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:07:05.29 .net
 
つづき


■ 非常時でも脱原発を重視するショルツ政権

 エネルギーインフレを緩和するためには、エネルギーの安定供給に努めることが望ましい。その観点からすれば、今年中に稼働を取り止める3基の原発の延命を図ることも有力な手段となる。しかしながら、ショルツ政権は2基の原発について、あくまで「非常用の予備電源」として来年4月半ばまで待機状態、つまりいつでも動かせる状態にしておくと発表した。

 つまりショルツ政権は、今冬のエネルギー不足が深刻化した場合においてのみ、原発と稼働させるとしたわけだが、これに反発したのが運営を担当するエーオン社である。報道によるとハーベック副首相はエーオンの反応に当惑したようだが、ベースロード電源である原発が非常用の予備電源にはなりえないという同社の見解は至極妥当だろう。

 これまでの脱原発の取り組みを受けて、ドイツの電源構成のうち原子力が占める割合はすでに8%程度まで低下している。とはいえ非常事態に鑑みれば、安定したベースロード電源として原発を維持しておくことには一定の合理性が見出せるはずだ。それよりもショルツ政権は、温室効果ガスの排出が多い石炭火力発電の時限的な拡大を優先する。

 一連の事実からは、非常時においてもなお脱原発を優先するB90/Grünenの姿勢がうかがえる。しかしながらエーオンの反応が示すように、その姿勢は現実との間で摩擦を生むものでもある。それでもなお、B90/Grünenの意向を汲むショルツ政権がご都合主義的な原発の稼働延期を図るなら、ドイツのエネルギー事情はさらに不安定さを増しそうだ。

■ スタグフレーションで有権者の支持はどう変わるか

 各経済研究所は2024年にもドイツ経済が2%前後のプラス成長に転じるという見方を示しているが、ドイツが掲げる諸問題を考慮に入れれば、そうした見方はかなり楽観的ではないだろうか。むしろエネルギー事情が不安定なドイツの場合、スタグフレーション(不景気と高物価の併存)に入るという見方をした方が自然だろう。

 こうした状況を軽減するためには、再エネを主体とする戦略を見直してエネルギーコストの抑制を図ることが有効である。高性能の石炭火力発電や原子力発電の活用など、当然、議論されてしかるべきだろう。だが、脱原発・脱炭素・脱ロシアの「三兎を追う」戦略を志向するB90/Grünenが政権で強い影響力を持つ以上、路線変更は望みにくい。

 そうなれば、ドイツの有権者はスタグフレーションを否応なしに受け入れざるをえない。スタグフレーションに直面しても、ドイツの有権者は「三兎を追う」戦略を支持するのだろうか。最大野党の中道右派、Unionや極右のAfD(ドイツのための選択肢)の支持率が持ち直しているように、ショルツ政権の方針に対して不満を持つ有権者も増えてきている。

 ドイツの次期の総選挙は2025年10月26日より前に予定されているため、まだ間がある。この間の経済の厳しさ次第では、現在は高水準であるB90/Grünenの支持率も低迷することになるだろう。B90/Grünenが描く脱原発・脱炭素・脱ロシアの「三兎を追う」戦略は、果たしてどの程度、有権者の支持をつなぎとめることができるだろうか。

418 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:08:24.90 .net
ロシアによる原発占拠で非難決議 IAEA、事故リスク強調

9/16(金) 8:03配信

 国際原子力機関(IAEA)の理事会(35カ国)は15日、ロシアによるウクライナ南部ザポロジエ原発の占拠を非難する決議を賛成多数で採択した。原子力施設に対する行動を止めていないとして「重大な懸念」を表明。ロシア軍が原発に駐留を続けることは安全への深刻な脅威で「原子力事故のリスクを格段と高めている」と強調した。

 決議は、ザポロジエ原発を含むウクライナの原子力施設の安全な運用のため、ウクライナ当局が「再び完全に管理すること」が重要だとの認識を示した。ロシアに対して、原子力施設を対象とした「全ての行為の停止」を求めた。

419 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:09:26.75 .net
ロシアにウクライナ原発の返還要求 決議採択、中国は反対 IAEA理事会

9/16(金) 5:50配信

 ウィーンで開かれている国際原子力機関(IAEA)定例理事会は15日、ロシア軍が占拠しているウクライナ南東部ザポロジエ原発について、ロシアに対しウクライナの管理下に戻すよう求める決議を賛成多数で採択した。

 
 2月のウクライナ侵攻開始以降、IAEA理事会が原発問題でロシアを非難する決議を採択したのは、3月に続き2度目。

 ロイター通信によると、理事会メンバー35カ国のうち、日米欧など26カ国が賛成する一方、中ロが反対。インドやパキスタン、南アフリカ、ベトナムなど7カ国は棄権した。

420 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:10:11.91 .net
ロシアがウクライナでの戦闘のために募集したシリア人傭兵はいまだ実戦に参加せず

9/16(金) 9:41

英国を拠点として活動する反体制系NGOのシリア人権監視団は、複数筋から得た情報として、ロシアがウクライナでの戦闘のために募集したシリア人傭兵に関して、その多くがロシアに、そして一部がウクライナ東部に残留しているものの、警護任務に就くだけで、第一線での戦闘には参加していないと発表した。

同監視団によると、ロシアやウクライナ東部に駐留するシリア人傭兵は依然として2,000人あまりに達しているが、戦闘に参加していない理由については、シリア人傭兵がロシア語を修得していないことが障害になっているという。

ロシア側のシリア人傭兵については、パン・アラブ日刊紙『シャルクルアウサト(シャルク・アウサト)』が3月、2万人以上がウクライナでロシア軍とともに戦闘に参加する準備ができていると報じていた。また、『フォーリン・ポリシー』も150人とも800人とも言われていると傭兵がロシア入りしたと伝えていた。

一方、ウクライナ側が募集した外国人傭兵のなかにも、シリア人は含まれている。ロシア国防省が6月に発表したところによると、外国人傭兵の数は6,956人で、シリア人は200人いるとされた。

NHKワールド・ジャパンでの佐野圭崇記者のリポートによると、ウクライナ側のシリア人傭兵は実戦に参加しており、少なくとも10人が戦死している。

421 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:11:03.45 .net
ウクライナに追加軍事支援 砲弾など860億円規模 米

9/16(金) 9:45配信

 米政府は15日、ロシアの侵攻が続くウクライナに対し、6億ドル(約860億円)規模の軍事支援を実施すると発表した。

 ロシア軍に反転攻勢を仕掛けるウクライナ軍を支えるため、砲弾や装備などの兵器を供与する。

 ブリンケン米国務長官は声明で、供与する兵器が戦場で効果を上げ、「(停戦)交渉の際にウクライナの立場を強くする」と強調した。昨年1月のバイデン政権発足以降、ウクライナへの軍事支援は総額約158億ドル(約2兆2650億円)に上る。

422 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:12:37.96 .net
ウクライナ巡り温度差も示唆 中露首脳会談

9/16(金) 9:45配信

15日にウズベキスタンで行われたロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席の首脳会談で、両氏は中露の良好な関係を高く評価した。ただ、ロシアが侵攻したウクライナ情勢に関しては、習氏は公の場での言及を避けた。プーチン氏も「中国側の疑問と懸念は理解している」と述べるなど、ウクライナ情勢を巡る両国の温度差も示唆した。

会談冒頭でプーチン氏は「この半年間で世界は劇的に変化しているが、変わらないものが一つある。それは中露の友情だ」と発言。台湾情勢に関しても「ロシアは米国や従属国による挑発を非難する」と述べ、中国への支持を鮮明にした。習氏も「激変する世界で、中国はロシアとともに大国の模範を示し、主導的役割を果たす」と応じるなど、蜜月ぶりをアピールした。

しかし、ウクライナ情勢に議題が及ぶと、プーチン氏は「中国の中立的立場を高く評価する」と述べ、中国がロシアを完全には支持していないことを暗に認めた。習氏はウクライナに言及せず、ウクライナ情勢を念頭に置いたとみられる発言すらしなかった。

ウクライナ侵攻で中国は対露制裁を発動した米欧側を非難する一方、ロシアへの支持も表明していない。米欧側の制裁対象とされることを警戒しているとみられる。タス通信によると、米国務省のプライス報道官は15日の記者会見で「現時点で中国がロシアに軍事支援や制裁回避手段を組織的に提供している兆候は見られない」と述べた。

423 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:13:39.98 .net
ロシア軍、ドネツク州では依然前進を試みる ウクライナ軍発表

9/16(金) 9:56配信
 
ウクライナ軍参謀本部は15日、ロシア軍は東部ドネツク州では依然として進軍を試みているものの、阻止されているとの認識を示した。



CNNは参謀本部の主張について独自に検証できていない。

ウクライナ軍は「敵は引き続きドネツク州全域を占領することに注力している。敵は接触線沿いにある我々の陣地を砲撃し、別の方面では部隊の再編を試みている」と指摘した。

ドネツク州の前線では6月後半以降、ほとんど動きがない。隣接する北東部ハルキウ州でウクライナ軍が戦果を挙げたことにより、ロシアの目標は複雑になっている。

424 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:14:09.22 .net
事故遭遇のゼレンスキー氏、健在アピール 欧州委員長と会談

9/16(金) 9:59配信

ロシアの侵略を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は15日、首都キーウ(キエフ)で欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長と会談した。ゼレンスキー氏は14日、乗っていた車に乗用車が衝突する事故に遭ったが、健在ぶりをアピールした。

ウクライナ大統領府によると、会談後の共同記者会見でゼレンスキー氏は「対空ミサイルの供与について米欧諸国と協議している」と明らかにし、東部や南部での反攻作戦を進展させるには米欧側の継続的な軍事支援が必要だと訴えた。

一方、フォンデアライエン氏はウクライナ軍の反攻の進展を評価。「欧州委員会は、ウクライナが必要とするだけの支援を提供するというEU各国の方針を支持する」と表明した。

ゼレンスキー氏の事故を巡りウクライナ捜査当局は捜査に着手。捜査結果を後日公表するとしている。

425 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:15:01.47 .net
ウクライナの穀物窃盗の「支援者」に制裁 米国務省

9/16(金) 7:58配信
 
米国務省は15日、ロシアを代理して「ウクライナ産穀物の窃盗を支援または可能にした」5人に対する制裁を含む、新たな制裁措置を発表した。



ブリンケン国務長官は声明で「今日の措置には、数十万トンのウクライナ産穀物の押収や窃盗を監督し、世界中の食糧難を悪化させた5人など、ロシアの代理人当局者22人の指定が含まれている」と述べた。

ブリンケン氏はまた「ロシアの主要な防衛関連企業、ロシアの防衛産業基盤を支える主な先端技術企業、金融インフラ」、そして「ロシアの軍事情報機関、ロシア大統領府の対ウクライナ戦争とロシア国内の両方で人権侵害に関わる個人」に対してさらなる措置を講じると明らかにした。

国務省の制裁は、バイデン政権が同日、ロシアに対して取った一連の措置の一つ。国務省の概況報告書によると、穀物盗難に関与したとして制裁を受けた人物は、ウクライナの占領地域のいくつかで主導的な役割を担っていた。CNNが5月に報じたように、ロシア軍は占領地域から農機具と数千トンの穀物を盗んだ。

今回の制裁は国連総会を来週に控えている中でのものだ。バイデン政権は国連総会で、ウクライナでの戦争に端を発した世界的な食糧危機への支援を強化するよう、世界の指導者に改めて要請する見込みだ。

426 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:16:03.03 .net
奪還の東部要衝に集団墓地 民間人ら440人超を埋葬か

9/16(金) 10:09配信

 ウクライナのゼレンスキー大統領は15日のビデオ演説で、ロシアから奪還した東部ハリコフ州の要衝イジュムで集団墓地が発見されたと述べ「ロシアの占領が何をもたらしたのか、世界に知ってほしい」と強調した。英メディアによると、地元警察は集団墓地に440人以上が埋められていたと説明した。民間人らの遺体が埋葬されている可能性がある。



 ゼレンスキー氏は虐殺が疑われる遺体が多数見つかった首都キーウ(キエフ)近郊ブチャや南東部マリウポリの名を挙げ「今度は残念なことにイジュムだ。ロシアにこの戦争の本当の責任を負わせなければならない」と訴えた。

427 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:17:06.81 .net
プーチン氏、ウクライナ巡る中国の姿勢評価 習氏は侵攻に言及せず

9/16(金) 11:00配信

ロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席が9月15日、訪問中のウズベキスタン・サマルカンドで会談した。プーチン大統領はウクライナ情勢を巡る中国側の疑問や懸念を理解しているとした上で、習氏の「バランスの取れた姿勢を高く評価している」と述べた。一方習氏は、公の場ではウクライナ侵攻に触れなかった。

ロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席が9月15日、訪問中のウズベキスタン・サマルカンドで会談。両首脳の対面での会談は、ロシアのウクライナ侵攻開始以来初。
プーチン氏は、ウクライナ情勢を巡る中国の疑問や懸念を理解しているとし、習氏の「バランスの取れた姿勢を高く評価している」と述べた。

ロシアのプーチン大統領
「ウクライナ危機に関し、中国の友人らのバランスの取れた姿勢を高く評価する。

この点に関するあなた方の疑問や懸念は理解している。本日の会談では、もちろんわれわれの立場を説明する」

ウクライナ侵攻は、冷戦以来最大のロシアと西側諸国の対立となった。数万人が死亡し、世界経済は未知の状態に陥り、食料とエネルギー価格は高騰した。

この会談のわずか数日前、ロシア軍はウクライナ北東部で電光石火の反撃にあい、性急かつ屈辱的な撤退をしていた。
中国は、ウクライナ侵攻を「侵略」と呼ぶことを避け、非難もしていないが、欧米の制裁が中国に及ばないよう、ロシアへの物質的支援はしていない。

習氏は公の場では、ウクライナ侵攻に触れなかった。

ウクライナ侵攻の数週間前に両首脳が直接会談した際、中国はロシアとの「無制限」のパートナーシップを宣言。協力関係の強化を約束した。

習氏は2013年の国家主席就任以降、プーチン氏と39回、対面で会談。両首脳のパートナーシップは中国にとり、40年間での国家台頭に続き地政学上の最も重要な発展の1つとみなされている。

だがウクライナ侵攻は、10年後に経済成長において米国を追い抜くと予測される超大国・中国と、戦争で疲弊した旧大国ロシアという中ロの異なる立場を鮮明にした。

習氏のカザフスタンとウズベキスタン訪問は、新型コロナのパンデミック以来初の外遊となった。

428 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:18:18.50 .net
ウクライナへの武器売却は道徳的に許容される、自衛目的なら ローマ教皇

9/16(金) 11:28配信
 
ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は15日、ウクライナへの武器売却は自衛目的で使用される限り道徳的に許容されうるとの見解を示した。

カザフスタンからの帰路のフライト中に開いた記者会見で語った。

フランシスコ教皇は「自分を守ることは正当であるだけでなく、愛国心の表れでもある」と述べた。

記者からウクライナへの武器売却は正しいことかと問われると「それは政治的な決定だ。もし道徳的に行われるなら、道徳的に許容されうる」と答えた。

ただ「もしさらなる戦争を引き起こす意図や、武器を売りつけたり、もう必要のない武器を処分したりする目的で行われるなら、それは道徳にもとる」とも発言。「道徳心とは動機で決まる」と語った。

ロシアによるウクライナ侵攻に関する質問には「たとえ鼻をつままざるを得ない」相手でも対話することが重要だと回答。「私は戦争中のいかなる大国との対話も排除しない。それが侵略者であったとしてもだ」「もしかしたら嫌なにおいがするかもしれないが、人はそれをしなければならない」と語った。

429 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:19:40.72 .net
ウクライナ軍 ハルキウ奪還で露呈したロシア軍の致命的欠陥 軍事専門家も驚き

9/16(金) 11:01配信

 奇襲攻撃は、なぜ成功したのか──?

 日テレNEWSは9月13日、「ウクライナ軍『不意打ち』成功で――領土“東京の1・4倍”を電撃奪還 ハルキウで何が? 『ロシアの目標は風前の灯火』の見方も」との記事を配信した。担当記者が言う。



 ***

「9月11日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領(44)は、北東部ハルキウ州で軍が反転攻勢し、同州のイジュームなどロシア軍の拠点を奪還したと発表しました。更に12日、イギリスの国防省はロシア軍について『ウクライナ東部ハリコフ州のオスキル川以西の州全域から撤退を命じた可能性が高い』とも発表したのです」

 ウクライナ軍の戦果は、日本テレビによると《東京都の1・4倍ほどとされる広い範囲》だという。

 これほどの大戦果をあげた理由として、世界各国のメディアが「勝因は奇襲作戦の成功」と報じた。

「ウクライナ政府は『南部を奪還する』と公言し、実際に兵力を投入していました。ロシア軍が反撃のため南部に戦力を集中させた結果、北東部が手薄になったのです。その隙を突いて、ウクライナ軍が奇襲攻撃。これが大成功を収めた、というのが日本テレビなどの報道内容です」(同・記者)

 さる軍事ジャーナリストは「確かに奇襲だったのでしょう。現地の映像を見ると、ロシア軍が慌てふためいた様子が伝わってきます」と言う。

兵站の悪化
「ロシア軍が逃げた街には、戦車や装甲兵員輸送車が無傷のまま置き去りにされていました。CNNは『ロシア軍の兵士は軍服を捨て、私服で逃走した』とも報じています(註)。どうやらロシア軍の兵士は、『戦車や輸送車で退却したら、ウクライナ軍の追撃を受けてしまう』との恐怖心を持ったようです。そのため私服で“敵前逃亡”したのでしょう」

 敵前逃亡は、多くの軍隊で即決銃殺となる重罪だ。にもかかわらず、ウクライナ軍を迎え撃つ考えなど微塵もないのだから、ロシア軍における士気の低下は言わずもがなだ。背景には弾薬不足など兵站(へいたん)の悪化があるという。

「9月6日、アメリカ政府は『ロシアは不足した弾薬やロケット弾を補給するため、北朝鮮からの購入を試みている』と発表しました。経済制裁でロシア国内の生産力は落ち、ウクライナ軍はロシア軍の補給路を叩く作戦を続けています。古今東西、最前線の兵士は、補給状況に敏感です。弾薬や糧秣(りょうまつ)の不足を感じると、一気に士気は下がってしまいます」(同・軍事ジャーナリスト)

 もし補給された弾薬ケースにハングル文字が書かれていたら──最前線の兵士は、これだけで自軍の苦境を導き出すに違いない。

430 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:20:12.77 .net
 
つづき


奇襲成功の謎

「北朝鮮の弾薬が補給されていたら、最前線の部隊は頭を抱えているかもしれません。2010年、朝鮮人民軍が韓国軍を砲撃するという『延坪島砲撃事件』が発生し、韓国は海兵隊員2人と民間人2人が死亡するなどの被害を受けました。その際、北朝鮮の弾薬は不発弾が相当な割合に達するなど、状態がひどいことが明らかになったのです」(同・軍事ジャーナリスト)

 同じことがウクライナでも起きている可能性がある。そもそもロシア軍も、朝鮮人民軍の砲弾に信頼を置いているとは考えにくい。

「もしウクライナの最前線に届いたのなら、試射を行っても不思議ではありません。その結果、延坪島砲撃事件と同じくらいの高率で不発弾があることが判明すると、部隊全体が不安に包まれるはずです。士気は更に低下することになるでしょう」(同・軍事ジャーナリスト)

 そもそもウクライナ軍の奇襲攻撃が成功するという時点で、ロシア軍の致命的な欠陥が浮き彫りになるという。

「偵察衛星や偵察機の発達により、『敵軍の動きを把握すること』と『自軍の動きが把握されていること』は、現代の戦争では前提条件となりました。1990年の湾岸戦争でアメリカ軍は、最前線で進軍する陸上部隊の同行取材を一部のメディアに許可し、戦況をリアルタイムで広報しました。『イラク軍も自分たちの動きを知っている』ことは当たり前だと考えていたからです」(同・軍事ジャーナリスト)

今後の戦局に影響

 ロシアも軍事大国である。宇宙に偵察衛星を飛ばし、空で偵察機も運用している。近年はドローンによる偵察にも力を入れている。

「ウクライナ軍は大規模な反攻作戦に乗り出したのですから、兵力も相当な規模でしょう。機械化部隊なのは当然で、先頭を戦車が進み、その後を装甲兵員輸送車が続いたはずです。小規模な決死隊ならいざしらず、多数の敵軍が攻めてくるのをロシア軍はキャッチできなかった。ただただ呆然とするばかりです」(同・軍事ジャーナリスト)

 兵站や偵察という要素も極めて大きいが、やはり結局は士気が最重要なのだろう。不退転の決意で反攻作戦に乗り出したウクライナ軍と、軍服を捨てて遁走したロシア軍との差はあまりに大きい。

「西側諸国が軍事支援を行っても、戦線が膠着していた時期もあり、“支援疲れ”が心配されていました。更に、冬の訪れが現実味を増し、ロシアがエネルギー供給を口実に圧力をかけ、一部の国が屈服するのではないかとも懸念されていました。それが今回の大勝利で、ウクライナ軍はもちろんのこと、支援を続けていた西側諸国も手応えを掴んだはずです。これは今後の戦局に大きな影響を与えるでしょう」(同・軍事ジャーナリスト)

431 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:20:42.59 .net
 
つづき


ミッドウェイ作戦

 8月24日はウクライナの独立記念日だが、この日にゼレンスキー大統領は「ロシアから全土を取り戻す」と演説を行った。

 このためには南部と東部の二正面作戦が必要であり、軍事の専門家からは「現実的な戦略ではない」という指摘も少なくなかった。

「しかし今回、ウクライナ軍はまさに二正面作戦を敢行し、東部で大きな戦果を挙げました。南部でも前進を続けているとの報道もあります。いわば“有言実行”を果たしたわけで、西側諸国のウクライナ軍に対する評価も上がると考えられます」(同・軍事ジャーナリスト)

 一方のロシアは、このまま敗走が続くと、「開戦前の国境線」まで戻される可能性も出てきた。

「そもそもロシア軍はウクライナ全土を支配下に置くため、あの“特別軍事作戦”を実施したのです。ところが、キエフの攻略には失敗し、東部の占領地も失いつつあります。このまま敗北が続き、結局は開戦前の“国境線”に戻ったとなれば、徒労感は桁違いでしょう」

 ただでさえロシア軍は士気の低下に苦しんでいる。それに加えて「“特別軍事作戦”は全く意味がなかった」との事実を突きつけられたとしたら、どうなってしまうのか──。

「ウクライナ軍の戦果は、1942年に劣勢のアメリカ海軍が日本海軍を撃破して戦局を一気に転換した、『ミッドウェイ作戦』に匹敵する価値を持つ可能性も出てきました」(同・軍事ジャーナリスト)

432 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:21:36.85 .net
強力な反攻作戦で追い詰められるプーチン大統領、ウクライナは全土奪還戦略でアメリカと合意

9/15(木) 16:01配信

 2022年8月29日に始まったウクライナ軍の反攻作戦は、開始からわずか2週間で西側専門家も驚くスピードで領土奪還を進めている。ロシア軍を翻弄するウクライナ軍の巧妙な戦略の前に完全に、戦局の主導権を奪われたプーチン政権はいよいよ追い込まれている。

強力な反攻作戦で追い詰められるプーチン大統領、ウクライナは全土奪還戦略でアメリカと合意

 この背後には、ウクライナと米欧が「連合国体制」をがっちり組んだ強力な軍事支援がある。ゼレンスキー政権は米英との間で戦争終結に向けた大戦略でも一致し、今後の攻勢に自信を深めている。さらに米欧は反攻作戦開始前から、ロシア敗北を前提に「戦後処理」の検討も密かに始めている。

■ウクライナ軍の陽動作戦

 このスピード進撃を象徴するのが、ハリコフ州の交通要衝イジュムの奪還だ。イジュムはロシアの軍事集積地のベルゴロドから南下してウクライナに入り、東部ドンバス地方に至る補給路の要所。ロシア軍が2022年3月に制圧して以来、ドンバスへの攻撃の拠点になっていた。

 2022年9月10日にウクライナ部隊のイジュム到達が明らかになったが、翌11日にはゼレンスキー大統領が奪取を宣言した。ロシア軍は陥落直前に、武器などを置いたまま慌てて逃げており、2022年2月末の侵攻開始以来、最も屈辱的な敗走となった。

 この奪還劇の裏には、今回ウクライナ軍による巧みな陽動作戦があった。反攻作戦で当初、焦点になったのは南部ヘルソンだった。ロシア軍はドニエプル川西岸でウクライナ軍により半ば包囲された状態で、いつ掃討作戦が始まるのかが注目されていた。

 そのような中、2022年8月14日にウクライナ政府がヘルソンの住民に対し避難を要請した。これを知ったロシア軍は「ヘルソンでの掃討作戦が近い」と焦り、本来ドンバス地方攻略へ投入する予定だったイジュムの部隊をヘルソンに移動させた。この結果、イジュムには小規模の非正規部隊が残るのみとなった。これを見計らってウクライナ軍は奇襲の形でイジュムを制圧した。「住民避難要請」はロシア軍を誘い出す、完全な罠であった。

433 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:22:15.67 .net
 
つづき


 ウクライナの軍事専門家は、このロシア軍の狼狽ぶりについて、2022年8月初めにクリミア半島のロシア軍基地に行ったウクライナによるパルチザン攻撃が影響したと指摘する。不意を突かれたことで、ロシア軍はその後、冷静な判断力を失ったという。

 イジュム陥落により、ドンバス地域を完全制圧するというプーチン政権の軍事目標の実現は完全に遠のいた。2022年2月末に侵攻を開始したプーチン政権は、当初狙った首都キーウの制圧に失敗。その後目標をルハンスク州とドネツク州を合わせたドンバス地方の完全制圧に目標を切り替えていた。それだけに今回のイジュム陥落は大きな権威失墜の事態だ。

 ロシア国防省は2022年9月10日、イジュムとバラクレヤに展開していたロシア軍部隊を東部ドネツク州方面に「再配置する」と発表した。敗走を認めたくないクレムリンの苦しい言い訳と言える。

 このウクライナ軍の巧妙な戦略を支えているのは総力戦体制だ。正規軍、軍情報機関、そしてパルチザン的な協力を行う住民が連携している。住民はロシア軍の移動をスマホで映像に撮って軍に伝えている。今回のイジュムから南部への増援派遣も、住民からの通報でウクライナ軍に筒抜けになっていた。

■軍服脱いで脱走図るロシア兵

 これとは対照的なのが、ロシア軍の明らかな士気低下だ。イジュムへのウクライナ軍の接近に気づかなかったことからして、「偵察がずさんだった」とロシアのメディアも指摘するほどだ。最前線から逃亡しようとする兵士が、これを止めようとする上官を射殺するケースも報道されている。

 ヘルソンでは包囲から密かに抜け出そうとする兵士らが軍服から私服に着替えて、ドニエプル川西岸から東岸に逃げようとしているという。西岸には最近、ロシア・チェチェン共和国から部隊が投入されたが、任務は戦闘というよりロシア兵の脱走阻止と言われている。

 
ロシア軍の指揮統制の混乱は、ウクライナ側も指摘している。2022年6月に侵攻作戦を指揮していたドボルニコフ司令官が解任されて以降、誰が後任なのか明らかになっていない。ウクライナは大規模な地上戦一本やりという、ソ連時代以来の戦略を引きずるロシア軍最高幹部の作戦立案能力の欠如を指摘している。ウクライナのミハイロ・ポドリャク大統領顧問は、セルゲイ・ショイグ国防相はじめロシア軍最高幹部の「知的レベルが低いのはわが国にはよいこと」と皮肉っているほどだ。

434 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:22:43.83 .net
 
つづき


 さらに今回のイジュム陥落で露呈したのは、ロシア軍部隊の兵力不足だ。ウクライナ軍の反攻は、①ハリコフなど北東部、②東部ドンバス地方、③ヘルソン、ザポリージャの南部という3方面に展開している。先述したイジュムからヘルソンへの部隊急派が示しているのは、反攻をこの3方面でそれぞれ食い止めるだけの十分な兵力がロシア軍にないことを露呈した。

 キーウの軍事筋は、正規軍や領土防衛隊などを含めた全兵力数の面で「ウクライナ軍はもはやロシア軍に勝っており、火力でもロシア軍との差を縮めている」と指摘する。

 プーチン政権にとって芳しくない情報はまだある。ロシア軍が主導権を取り戻す切り札として編成し、投入したはずの「第3軍団」の動向が不明だからだ。同軍団は2万人規模で志願兵から成り、最新兵器も装備しており、南部に派遣されると言われていた。しかし現状ではどの戦線に配備されたのかは報道されておらず、今後どこに投入されたとしても同軍団に戦局を変える力はないとウクライナ側はみている。

 一方、主導権を握ったウクライナ軍は、反攻作戦の今後の戦略の全容を明らかにしていない。今後もロシア軍の意表を突くような陽動作戦を展開する可能性がある。しかし、イジュム奪還を踏まえると、方面ごとに異なる戦略で奪還作戦を進めると筆者はみる。北東のハリコフ州全域を奪還したことで、当面は東部のドンバス地方(ルガンスク、ドネツク両州)で奪還作戦を急ぐとみられる。

 2014年のクリミア併合時に、親ロ派分離地域としてロシアがドンバス地方に設置した「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」は、ウクライナからすれば8年間に及ぶ屈辱のシンボルだ。それだけにポドリャク顧問はドンバス奪還が「今や中心的課題であり、奪還できればロシア軍は戦意を喪失する」と述べた。

 南部ヘルソンでは、すでにロシア軍部隊をほぼ包囲しており、制圧作戦をすぐに開始することはないとみられる。ロシア軍が弾薬・食料が尽きて、降伏あるいは逃亡するのを待つ作戦だろう。事実、ヘルソンの一部ロシア部隊から、戦争捕虜の人道的扱いを決めたジュネーブ条約を守る条件で、投降の用意があるとウクライナ軍に伝えてきたとの情報もあるとロシアの軍事専門家が指摘する。

435 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
 
つづき


■米欧との連携深めるウクライナ

 勢いに乗り始めたウクライナには、さらに強い追い風が吹いている。米英をはじめとするウクライナ支援の枠組みである連合国側との連携緊密化だ。公表されていないが、反攻作戦開始直前、アメリカとの間でウクライナは高官協議を開催、作戦の概要について調整を行った。

 アメリカ側からはジェイコブ・サリバン大統領補佐官(安全保障問題担当)、アメリカ軍制服組トップのマーク・ミリー統合参謀本部議長が、ウクライナ側からはアンドリー・イェルマーク大統領府長官とヴァレリー・ザルジニー総司令官が参加した。ここで戦争の進め方について合意できた。今後も両国は、ロイド・オースティン国防長官とオレクシー・レズニコフ国防相の間でも、今後適宜、意見や情報を交換するという。

 さらに2022年9月8日には、アメリカのブリンケン国務長官が事前の予告なしにキーウ入りして、ゼレンスキー大統領と会談した。ここで、両国は戦争をめぐる大戦略ですり合わせができたといわれる。合意内容は公表されていないが、同じ時期にキーウで開催されたウクライナ情勢に関する国際会議での議論が合意内容を反映したものになっている。

 最も注目されるのは会議にオンライン参加したサリバン大統領補佐官の発言だ。「ウクライナはこれ以上戦争を続けないで、占領された領土をめぐってはロシアと交渉すべきだ」とのアメリカのキッシンジャー元国務長官の提案についてどう思うかとの質問に対し、サリバン氏はこの提案を明確に否定した。

 「民主的に選ばれたウクライナの大統領が戦争の処理について決めなくてはならない。アメリカは、ウクライナが交渉であれ戦場であれ、領土の一体性を回復することを支持している。これがアメリカの主要な関心事だ」と述べた。さらに「アメリカの仕事はウクライナの戦場での力を強化することであり、戦闘において支援することだ」と強調した。

 つまり、ブリンケン氏がゼレンスキー大統領との会談で合意したのは、侵攻されたウクライナの今後の選択をアメリカ政府が全面的に尊重するということである。全領土回復のため戦争でロシア軍を敗退に追い込むというのであればその選択を支持するし、戦争の途中で交渉を開始するならば、それも支持するということだ。いずれにしても停戦交渉に入るならば、ウクライナが出す条件通りにすべきとの立場だ。

436 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
 
つづき


■戦後処理を水面下で検討開始

 このバイデン政権との合意をゼレンスキー大統領は非常に喜んだという。これに気をよくした大統領はさっそくCNNテレビのインタビューで、ロシアに対し「ロシアがウクライナから完全に出ていくまでは何も話すことはない」と非常に強硬な立場を表明した。つまり、今回の侵攻が始まった2022年2月24日以前の状態ではなく、クリミアを併合した2014年年以前の国境までロシアが完全に撤退することが話し合いの条件だということだ。

 つまりゼレンスキー政権が設定した和平交渉開始のマジックナンバーは「1991」だ。つまり旧ソ連から独立した1991年にさかのぼってウクライナ領土を原状回復することをロシアに要求したことを意味する。ゼレンスキー大統領は先述した国際会議で、2023年春までの反攻作戦が非常に重要だと述べ、短期決戦の構えでロシアを軍事的に追い詰めるとの意志を明確にした。

 プーチン政権に対する米欧の厳しく非妥協的な姿勢を象徴するのがNATO(北大西洋条約機構)のストルテンベルグ事務総長の、2022年9月9日の発言だ。ウクライナへの連合国による武器支援問題を協議するため、ドイツのラムシュタイン空軍基地で行われた会議で「もしロシアが戦闘をやめたら平和が来るだろう。もしウクライナが戦闘をやめたら、ウクライナは独立国としての存在をやめるだろう。われわれは、ウクライナと自分たちのために今の路線を継続する必要がある」。

 この継戦戦略の一方で、米欧が水面下で検討を始めているのが「戦後処理」問題だ。近い将来、具体的な検討課題として浮上してくるのが、ウクライナへのロシアの賠償問題やプーチン大統領の戦争犯罪を問う国際法廷の設置問題だ。ロシアが国連安保理常任理事国である以上、これらの問題が国連で正式に協議されるかは予断を許さないが、議論自体は水面下で関係国間で始まっている。

 「戦後処理」問題で一番の焦点は、プーチン氏の扱いだ。ゼレンスキー大統領はこの問題でプーチン氏の排除を求める立場を明確にしており、米欧も「ポスト・プーチン」のロシアをめぐり検討している。戦後処理と言えば、アメリカが1941年の太平洋戦争の開戦から2年後には対日戦後処理問題の検討を始めていたことが有名だ。今回の米欧によるロシアに対する検討開始もそれとよく似た展開だ。

 この戦後処理問題の結論が出るのはまだ先の話だろうが、今後のプーチン政権との関係を考える時、日本も考慮に入れるべき要素だろう。

437 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
プーチン氏、「報復」砲撃を示唆 ウクライナがロ民間施設攻撃と

9/17(土) 19:38配信

 ロシアのプーチン大統領は16日、ウクライナ軍がロシア国内の民間インフラを攻撃していると主張し、「つい最近、ロシア軍はいくつかの攻撃を行った。これは警告と言える」と述べた。ウクライナ南部のダムや変電所への砲撃を指すとみられる。ウクライナの「テロ行為」が続けば「対応はより深刻になる」とも警告した。



 ウクライナ軍は南部や東部のロシア制圧地域への反撃を強めており、インフラ施設を狙ったロシア側の「報復」が増加する可能性がある。

 南部ヘルソン州の州都ヘルソンでは16日、ロシアが一方的に設置した「軍民行政府」が利用する建物で爆発があった。

438 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ウクライナ侵攻で存在感増す「上海協力機構」 さらなる拡大目指すプーチン氏

9/16(金) 18:26配信

中国とロシアが主導する枠組み「上海協力機構」の全体会合が開かれています。ウクライナ侵攻をめぐり欧米が制裁で足並みを揃える中、プーチン大統領にとって国際協調をアピールする舞台ですが、微妙な温度差もうかがえます。

中央アジア、ウズベキスタンで開かれた上海協力機構の首脳らによる全体会合。ロシアや中国、インドなどの加盟国のほか、オブザーバーなど含め過去最多の15か国が参加しました。

上海協力機構は加盟国だけでも世界の人口の半分近くを占める巨大な枠組み。今回、イランが正式加盟に関する文書への調印を行うなど拡大を続けています。

ウクライナ侵攻をめぐり対ロ制裁を科す欧米とは一線を画し、「多極的な世界」を掲げるプーチン大統領にとっては「孤立していない」とアピールする恰好の場といえます。

ロシアは中国やインドへ、エネルギーの輸出を拡大。制裁下で経済的な結びつきも強めています。

またプーチン氏は、きのう行われた中国との首脳会談で、枠組みのさらなる拡大に意欲を示しました。

ロシア プーチン大統領
「建設的で生産的な枠組みとして、さらに強化していく必要がある」

ただ、ウクライナ情勢に関する微妙な“温度差”も浮かび上がっています。中国の習近平国家主席はウクライナについては明言せず、態度を明確にしませんでした。

ウクライナ側による領土奪還の動きが広がる中、一連の首脳会議ではウクライナ情勢に深入りしないという各国の姿勢が目立つ形となっています。

439 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
「他に誰がやるんだ」 ウクライナの消防士、戦火の中の決死の火災出動

9/16(金) 18:30配信

消火活動はそもそも危険な仕事であるのに、ロシア軍の砲撃を受けるウクライナの都市の消防士は、戦闘状態下で行わねばならない。砲撃があれば、空襲警報が鳴り終わるのも待たずに現場に急行する。ロシア軍の攻撃の標的になることもある。



このように戦火にさらされた街を決死の覚悟で守る消防士の働きぶりを米紙「ワシントン・タイムズ」が紹介している。

空襲警報が鳴る中現場に急行

9月7日午前4時過ぎ、セルヒー・モスカレッツは、「ブーン」という音で目を覚ました。数秒後、予想していた通り携帯電話が鳴った。ロシア軍の砲撃を受ける都市の消防署長にとって、戦争で最初に犠牲になったのは、安らかな夜だった。

「静かなときでも、だいたいこの時間には目が覚めます。この時間帯に攻撃されることが多いんです」と、モスカレッツは話す。

通信指令員によると、今回はロケット弾だった。トルスカ通りのビルが被弾。複数の階で火災が発生し、構造が損傷。中には人がいるという。

10万人の人口を抱えるウクライナ東部ドンバス地方のスラビャンスクの消防署の平時の仕事は、おおよそ周辺の田園地帯の野山の火災や、台所やごみからの発火に限られていた。

そして現在、モスカレッツは燃える街並み、崩壊する建物、大量の死傷者、といった新しい日常に備えて、防火服に着替え始めている。

ロシアがウクライナ東部のドンバス地方の大部分の占拠を試み始めた6月以降、モスカレッツのチームは250件以上のこうした事態に対応してきた。7月の激しい砲撃の後には、一度に10件の大火災の消火にあたったこともある。

戦時下のルールでは、消防士は通常は民間人と見なされる。モスカレッツは、戦時中の民間人の保護などを定めたジュネーブ条約を遵守するため武器を持たないとしている。しかしその仕事は、完全にウクライナの戦争に飲み込まれている。仕事量は膨大で、シフトに終わりはない。ただでさえ危険な仕事なのに、今では戦闘状態下で行わなければならない。

スラビャンスク市当局のトップ、ワディム・リャフは「消防士はロシアのミサイルが着弾した瞬間に、空襲警報が鳴り終わるのも待たずに現場に急行します」と話す。

440 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
 
つづき


モスカレッツが前の大火事の煙の匂いが残る防火服に着替えていると、先頭の消防車が市の中心部近くの3階建てのアパートから少し離れた場所で止まった。奥のほうから炎が出ている。

現場責任者のセルヒー・チャバンが飛び出し、応急処置の必要な人の有無を確認し、周辺を見渡し始めた。

平時であれば消防車はもっと近寄れるし、もっと早く運転できる。しかし、戦時下の手順を守らねばならない今では、タイヤを傷付けられて退避ができなくなる恐れがあるため、爆弾の破片などの危険物の有無を確認せねばならない。

「最大の懸念は不発弾です」と、モスカレッツは話す。「クラスター爆弾や弾道ロケットを見つけました。あまり近寄れません」

もう一つの懸念は、攻撃を受けて最初に現場に到着した者が襲われる2度目の攻撃だ。数週間前、この消防隊が市の周縁部で砲撃で引き起こされた火災の消火にあたっていた際、約150メートルも離れてない場所に別の砲弾が着弾した。

「私たちは標的にされているんです。消防車を隠すのは難しいですから」と、モスカレッツは説明する。

ドネツク地方の救急当局によると、ロシアによる侵攻開始以来、この地域の消防士6人が死亡し、23人が負傷している。

崩壊寸前の建物の中で遺体捜索

現場では、数人が消火ホースを取り出し始めた。ある消防士は、隣接する建物のゆがんだ入り口のドアに油圧式くさびを打ち込んで、こじ開けた。中に閉じ込めれていた5人の住民が出てきた。

他の消防士は近くに集まっていた近隣住民にアパートについて聞き取った。爆撃を受けた箇所には、2人が3階に、1人が1階に、少なくとも3人が住んでいたという。アパートの大半は、梁(はり)も垂木も地階まで崩れ、つぶれて平たく焼け落ちていた。生存者がいる可能性はわずかだ。

「私たちはいつも希望を持っています」と、モスカレッツは話す。

まずは火を消さねばならない。しかし、包囲された都市では水の問題がある。砲撃で停電が起こると、市の水道は止まる。浄水場から政府が市内各所に設置した80のプラスチックのタンクへ水を輸送することが、戦時下の消防署の新しい仕事となった。

そして今、タンクローリーからホースに水が供給されていた。太陽が昇るころには炎は消え、より危険な作業が始まる。

消防士はこれから数時間にわたる作業を行う場所となる穴の上の、傾いたコンクリートやレンガの塊に目をやった。上階を支える4本の梁のうち、3本は破壊されている。最後の1本には持ち堪えてもらわねばならない。

モスカレッツはお気に入りの言葉を繰り返した。

「他に誰がやるというんだ」

午前10時ごろには、市の水道局のクレーンが噴煙を上げる現場に応援に駆けつけた。モスカレッツとチャバンに加えて3人の消防士が穴の中に入り、状況を調べ始めた。クレーンの操縦者に合図を送り、巨大なコンクリートや鉄筋に次々とケーブルを結ぶ。クレーンでつり上げられた荷が頭上で砕けると、反対側に身を寄せる。

正午までには、この穴から十数個の塊を撤去した。さらに多くの消防士が中に入って、泥っぽいすすを掘り起こし、小さながれきを運び出した。その中の1人が挟まっていた毛布をぐっと引っ張った。

「今立っている場所、毛布がある場所のものを全部移動してくれ」。コンクリートのスラブの横にしゃがんだ消防士が言った。「ここに何とかケーブルを引っ掛けられないか?」

フックが降りてきて、消防士はクレーンの操縦者に向けて親指を立てて持ち上げるよう促した。しかし突然、やめろ! と怒鳴った。ケーブルが震えている。消防士は黙り込んだ。クレーンの操縦者はエンジンを切った。

1体の遺体が発見されたのだ。

警察によると、この犠牲となった58歳の男性は、ロシアの侵攻が始まった際にこの地域を離れたが、最近荷物を取りにスラビャンスクに戻り、ロシアの攻撃で死亡した22人の民間人の1人になってしまった。

他の2人の住民の遺体を発見するのにさらに3時間、合計12時間におよぶ危険な作業を終えて、消防士は署に戻った。

署にはシャワーもなく、電気の供給も不安定。家族との会話は画面越しだ。そんな場所で消防士たちは次の出動に備えて待機することになる。

441 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
環境NGOグリーンピース、ウクライナ戦争下のチョルノービリ原発を現地調査

9/14(水) 11:59配信

2022年2月24日、ロシア軍はウクライナに侵攻したその日に、キーウ(キエフ)の北100キロのプリピャチ市にあるチョルノービリ(チェルノブイリ)原発を攻撃、掌握しました。世界で初めての原発への軍事攻撃が、36年前に史上最悪の事故を起こした原発で起きたのです。そこで科学的にどんなことが起きているか、7月に国際環境NGOグリーンピースが調査しました。(サポーター窓口・金海初芽)

免責事項:グリーンピースは政治的に独立しており、領土問題のいずれの側に立つこともありません。地図上の境界線は、法的要件および/または出典元に従っています。

■史上最悪の大事故を起こした原発

1986年4月26日、旧ソビエト連邦のチョルノービリ原子力発電所4号機で爆発事故が発生、7~9トンの高放射能核燃料が破片や粒子となって大気中に拡散されました。ヨーロッパの実に40%にあたる広大な地域が、4,000Bq/㎡を超えるセシウム137で汚染されたのです。

およそ13万5,000人が避難を余儀なくされ、事故処理に従事した作業員を含む13万人以上が被ばくしたと記録にはあります。原発の半径30キロ圏はいまも、高い放射能汚染のため立ち入り禁止となっています。

グリーンピースは1990年代から継続的に、チョルノービリ原発事故の影響を調査・分析・発表してきました。

■ロシア軍の侵攻

2022年2月24日、ロシア軍はチョルノービリ原発を占拠・掌握しました。

ウクライナや近隣地域の人々は皆、36年前の事故を知っています。一方で、ロシア軍の中には事故を知らされていない、もしくは知っていてもその危険性を認識していない兵士がいたと思われます。占拠は3月30日まで続きました。


数百人の作業員が武装警備員の監視下に置かれ、原発の安全・保安機能維持に不可欠な電源の喪失、核研究施設などの建物への被害も報じられました。

原発は常にすべての設備を最上の状態に保っておく必要があります。廃炉作業中のチョルノービリ原発も、厳重な放射能遮断状態を維持管理しなくてはなりません。戦時下では、それらのシステムが正常に機能しなくなり、深刻な事態を招く可能性があるのです。

442 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
 
つづき


■原発への軍事攻撃のリスク

原発とロシア軍の位置関係を確認できるインタラクティブマップ

グリーンピースの委託を受けた専門家は数十年にわたり、原発や関連施設が軍事攻撃を受けた場合のリスクと影響についての分析をし、各国政府に示してきましたが、国際原子力機関(IAEA)や原子力産業界はこの警告を無視してきました。

今年2月のロシア軍の侵攻によってウクライナの15基の原発が危機にさらされ、ヨーロッパ大陸の広大な地域が何十年にもわたって居住不可能になるかもしれないという事態に陥っています。

グリーンピースは5月、ウクライナの原子力発電所とロシア軍との位置関係を一定時間間隔で見ることができるインタラクティブマップを公開しました。このマップで、どの原発にどのくらい軍事的な危機が迫っているかがわかります。

■グリーンピースの放射能調査

チョルノービリ立入禁止区域内の調査は、数カ月かけて綿密に計画され、地元当局の承認を得て実施されました。

メンバーはグリーンピース・ドイツを中心に、ウクライナをはじめ世界各地から国際的なチームを編成。ロジスティクス担当者、無人航空機パイロット、通訳、写真・映像のプロも参加しました。

出発前に、ウクライナで日常的に軍事攻撃を受け続けている東部や南部地域とは異なり、チョルノービリ周辺はすでにロシアの占拠下、攻撃下ではないことが確認されました。

【主な調査結果】
1. ロシアの軍事行動はチョルノービリの放射線モニタリングシステムに深刻な被害を及ぼした。

2. 人や環境への放射線の影響の研究に必要な実験装置が損壊した。

3. ロシア軍が立入禁止区域に多数埋設した地雷によって、科学者の命は危険にさらされ、消防士や一般市民、国際社会に重要な情報を提供する必要不可欠な活動が妨害されている。

4. ロシアが軍事行動を展開した地域の放射線量は、国際原子力機関(IAEA)の推定値の少なくとも3倍以上。

5. セシウム137の空間濃度は45000Bq/kgから500Bq/kg以下まで大きなばらつきがある。

6. ロシア軍の軍事行動によって立入禁止区域に蓄積された放射性物質が攪拌され、大気中の放射性核種の増加につながる可能性がある。

7. 専用の無人航空機(ドローン)を使って地上100メートルの高さで測定したところ、南側の広い範囲でより高い放射線量が観測された。

8. ロシア軍キャンプの上空では約200cps(毎秒カウント)が計測されたのに対し、南側600~700メートル地点では約8000cpsと40倍も高い放射能が計測された。

443 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
穀物大国ウクライナ、農作物貯蔵能力の15%失う…米国務省「世界の食料安全保障が危機」

9/16(金) 18:30配信

 米エール大の研究所は15日、ロシアの侵略を受けているウクライナが、農作物の貯蔵能力の約15%を失ったとする報告書を発表した。

 それによると、ロシアの侵略前、ウクライナには計約5800万トンの農作物を貯蔵できる施設があった。しかし、7月時点で計約225万トン分が損傷し、さらに計約624万トン分がロシアの支配地域に入った。

 ウクライナは小麦の輸出で世界5位、トウモロコシでは3位の穀物大国だが、貯蔵施設の不足による生産・輸出の減少は必至だ。米国務省のネッド・プライス報道官は記者会見で、「世界の食料安全保障が危機にさらされている」と述べた。

444 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:33:17.33 .net
国連事務総長、ロシア産肥料原料の輸出促進巡りプーチン氏と電話会談

9/15(木) 12:40配信

 国連のアントニオ・グテレス事務総長は14日、ロシアのプーチン大統領と電話会談し、露産肥料の輸出促進などについて協議した。グテレス氏は会談後の記者会見で、肥料の原料となるアンモニアについて「黒海経由で輸出する可能性について(ロシアなどと)協議が行われている」と明らかにした。

 グテレス氏は会見で、ロシアからの輸出停滞などによる肥料価格の上昇で農家が使用を控え、農作物の収穫量が減って食料不足につながると懸念を示した。輸出促進に向け「あらゆる障害を取り除くことが重要だ」と強調した。

 ロイター通信によると、ロシアからウクライナの黒海沿岸までアンモニアガスを運ぶパイプラインは侵略のため停止中だが、国連は再開を提案している。

 国連とロシアは7月下旬、ウクライナの穀物輸出再開に合わせ、露産食料や肥料の輸出促進で合意したが、ロシアは輸出が進んでいないとして不満を表明していた。

 露大統領府の発表によると、会談では露軍が占拠するウクライナ南部ザポリージャ原子力発電所についても議題に上った。プーチン氏は、ロシアが原発の安全確保に必要な措置を講じていると主張した。

445 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:34:15.21 .net
ウクライナのNATO加盟問題は侵略の名目か…プーチン氏「断念合意」拒否 

9/16(金) 6:44配信

 ロイター通信は14日、ロシアが2月24日にウクライナ侵略を始めた時点で、ウクライナが北大西洋条約機構(NATO)加盟を断念する暫定合意が両国間でまとまっていたにもかかわらず、プーチン露大統領が合意を拒否し、侵略を続行したと報じた。プーチン氏にとって、ウクライナのNATO加盟問題は、侵略の名目にすぎなかったとの見方が強まっている。



 ロイター報道は、露政権指導部に近い3人の証言に基づいたもの。侵略を開始した直後か直前に、ウクライナとの協議を担当していたドミトリー・コザク大統領府副長官が、ロシアによるウクライナの大規模な占領を回避するため、ウクライナとの暫定合意をプーチン氏に打診したと指摘した。

 プーチン氏は「不十分だ」と指摘して当初の合意支持を撤回し、侵略目的にウクライナ領土の併合を追加したという。露大統領報道官は「事実と全く異なる」と述べた。

446 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:36:05.67 .net
習氏とプーチン氏、侵略後初の直接会談…非難強める米国へのけん制として中露連携を誇示

9/15(木) 20:26配信

 中国の習近平(シージンピン)国家主席とロシアのプーチン大統領は15日、中央アジア・ウズベキスタンのサマルカンドで会談した。ロシアが2月24日にウクライナ侵略を開始してから初めての直接会談となった。両首脳は中露の覇権主義的行動への非難を強める米国へのけん制として、会談を通じて連携を誇示した。

 会談はサマルカンドで15日に開幕する上海協力機構(SCO)の首脳会議に合わせて開催された。習氏の外遊は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が始まって以来初めてで2年8か月ぶりだ。

 露大統領府の発表によると、プーチン氏は会談の冒頭で、ウクライナ情勢に対する「中国のバランスの取れた立場を高く評価している」と述べた。台湾情勢を巡っては「『一つの中国』原則を強く支持し、台湾海峡での米国などによる挑発を非難する」と強調し、習政権の立場を擁護した。

 中国外務省によると、習氏は会談で「双方の核心的利益に関わる問題で互いに力強く支持したい」と述べた。中国が絶対に譲ることのできない核心的利益と位置づける台湾問題を提起するとともに、ウクライナ侵略を巡るロシアの立場への理解を示唆した可能性がある。一方で、習氏のウクライナ問題についての発言は伝えられていない。

 プーチン氏はウクライナの反転攻勢で戦況が悪化する中、中国のさらなる支持を取り付けたい思惑がある。一方、中国としてはロシアとともに国際社会からの孤立がさらに進む事態は避けたい考えで、習氏は直接的な軍事面の支援などには踏み込まなかった模様だ。

 プーチン氏は会談で「昨年の中露の貿易総額が35%増の1400億ドル(約20兆円)超となった」とし、対露制裁が続く中、「今年、我々は記録を更新するだろう」と述べて貿易の拡大に期待を示した。

 SCOには日米と連携するインドも加盟し、イランの正式加盟に関する手続きも進められている。習氏は1か月後の共産党大会で異例の3期目政権発足をにらむ。その直前の外遊に拡大が進むSCOの会議を選んだのは、米国との対立長期化を見据え、ロシアなどと対抗軸構築を改めて打ち出す狙いがあるとみられる。

447 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:37:36.50 .net
ロシアなどの悪意あるサイバー攻撃と“法に縛られる”日本の対応…元防衛相と専門家に問う

9/16(金) 18:31配信

9月6日、親ロシア派のハッカー集団が総務省所管のサイトや民間企業のサイトにサイバー攻撃を行い、障害が発生。日本のサイバーセキュリティの脆弱性が浮き彫りとなり、官民挙げての対応策が急務となっている。



BSフジLIVE「プライムニュース」では小野寺元防衛相と専門家を迎え、日本のサイバー防衛のあり方を検証した。

親ロシア派のハッカー集団 背後でロシア政府が資金援助か
新美有加キャスター:
9月6~7日に日本に対してサイバー攻撃があり、官民の複数サイトが一時閲覧できなくなるなどの障害が発生。大量のデータを送りつけて障害を発生させるDDoS(ディードス)攻撃とみられるが、行ったのは親ロシア派ハッカー集団「キルネット」とされる。どんな集団で、狙いは何か。

松原実穂子 NTTチーフ・サイバーセキュリティ・ストラテジスト:
当初金銭目的の集団だったが、軍事侵攻後にロシア擁護の傾向が出て、ウクライナを支援する10カ国以上に攻撃してきた。このDDoS攻撃は、相手の国や組織のITサービスやサイトをダウンさせてしまうため素人目にも効果がわかりやすく、心理的威圧をかけやすい。しかもそれほど高いスキルが要らず、こうしたハッカー集団に比較的よく使われる手法。

新美有加キャスター:
背後でロシア政府が関与している可能性は。

小谷賢 日本大学危機管理学部教授:
今の段階で判断は難しいが、おそらく民間有志のハッカー集団で、ロシアが資金援助をしていると考えるのが妥当では。

小野寺五典 自民党安全保障調査会長 元防衛相:
攻撃は3月6日で、ロシアが日本の領土である国後島・択捉島を含めた大軍事演習を行い、現場をプーチン大統領が視察した日。ロシアと何らかの関係があると推察すべき。

反町理キャスター:
このDDoS攻撃は、サイバー攻撃のレベルとしては高いか低いか。

松原実穂子 NTTチーフ・サイバーセキュリティ・ストラテジスト:
中の下ぐらい。国民生活への影響度を考えると、烈度が最も低いのがウェブサイトの改ざん。国民は動揺するが被害は長期化しない。次がDDoS攻撃で、ITのサービス停止などの影響はあるが、対策はできそれほど長期化しない。さらに烈度が高いのはワイパーと呼ばれる攻撃で、システムからデータを削除し業務そのものを長期間止めてしまうもの。

448 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
 
つづき


巧妙な中国のサイバー攻撃、法に縛られる日本の防衛

新美有加キャスター:
日本にとって最大の脅威である中国のサイバー攻撃能力について。2022年版の防衛白書によれば、中国のサイバー戦部隊は17万5000人規模、攻撃部隊だけで3万人との指摘。一方、日本では自衛隊のサイバー防衛隊の規模は約540人。中国の実力をどう見るか。

松原実穂子 NTTチーフ・サイバーセキュリティ・ストラテジスト:
国によって得意・不得意がある。中国が得意だとされるのは、相手国のハイテク企業などから知的財産を盗み、競争力の強化に生かすサイバースパイ活動。中国は当然否定しているが。

小谷賢 日本大学危機管理学部教授:
中国のサイバー攻撃はかなり巧妙で、日本にいる一般の中国人留学生にお膳立てを依頼する。必要なら日本企業の社員にもさせる。犯人を突き止めても留学生らは帰国しており、手が出せない。

反町理キャスター:
経済安全保障の話でも、特定の国籍の人を採用するなとまで踏み込んだ話はなかなかない。捕まえる法的根拠も部隊も、日本には未整備の部分が多いのでは。

小野寺五典 自民党安全保障調査会長 元防衛相:
犯罪者を追う際、不正アクセス禁止法等の法の制限がある。日本では捜査がしにくい。自国民に対しての不正アクセスは禁止されていても、他国へはそれほど制約がない国がかなり多いと聞く。

松原実穂子 NTTチーフ・サイバーセキュリティ・ストラテジスト:
特定の国々に、悪意あるサイバー攻撃を行う攻撃部隊がいるのは厳然たる事実。対して日本が今の人数や予算で足りるかという点は、小野寺先生に安保戦略の中で議論していただきたい。ただ、もちろん法的な課題に取り組む必要があるが、技術的な部分でもカバーできるとは思う。

小谷賢 日本大学危機管理学部教授:
サイバー空間の諜報活動における法律の問題は、実はグレーゾーンのまま。アメリカもイギリスもやっており、国際的に制限をつくることにどの国も同意しない。恐らく今後も何らかの規制が設けられる見通しはない。金銭獲得やランサムウェアは明らかに犯罪で、司法の分野でなんとか取り締まれる。システムの破壊・妨害となると、これは軍事活動に近い。安全保障や軍事の領域。

反町理キャスター:
すると国内法などの話ではなく、戦時国際法の扱いになる?

小谷賢 日本大学危機管理学部教授:
そういう議論もあるが、実際問題サイバー攻撃は戦時ではなく平時に行われるため、まだ意見の一致を見ないのが現状。

小野寺五典 自民党安全保障調査会長 元防衛相:
諜報活動・情報収集に関して、他国はインターネット上で情報を得ているのに、日本はそれができない。安全保障上かなり苦しい状況にあるのは事実。日本が情報のガラパゴスになるのではという心配が強くある。

449 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
 
つづき


サイバー領域でも憲法の壁 防衛は技術以前の問題

反町理キャスター:
通常兵器における安全保障では、日本は専守防衛。最近は、反撃力を持つことによる抑止が重要だという議論があるが、ではサイバー領域においても専守防衛なのか。反撃は許されるのか、その能力はあるのか。

小野寺五典 自民党安全保障調査会長 元防衛相:
最初に防衛大臣になったときに最も悩んだのはこれ。サイバー空間上ではどこまで反撃してよいか、まだ固まっていない。だが、サイバー攻撃を武力攻撃事態と同じく判断することはあり得る。例えばアメリカでは、原発や大規模ダムへのサイバー攻撃という例が挙げられる。日本でも国民生活に耐えられない影響が出るとなれば、武力攻撃事態と判断すべきと整理している。当然、サイバー攻撃にはサイバーでの対応が基本だが。

反町理キャスター:
反撃時、指示がどう行われているか含め、いかに相手の出どころを特定するか。

小谷賢 日本大学危機管理学部教授:
まずインテリジェンスによって特定する作業が必要。ただ、これは技術的にも難しいが、日本の場合は憲法21条に通信の秘密という規定があり、通信をむやみに傍受してはならない。攻撃元の特定や、普段から攻撃してきそうな団体の情報を集めるなどできないのが現状。

反町理キャスター:
たとえ日本が技術的な能力を持とうとも、法的な壁がある以上全く意味をなさないという意味?

小谷賢 日本大学危機管理学部教授:
全くそのとおり。

日本はサイバー安全保障の国際的な枠組みに加わるべきか

新美有加キャスター:
サイバー攻撃に対する国際連携について。機密情報を共有する国際的な枠組みには、アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドの5カ国からなるファイブアイズがある。こうした国際連携の必要性とその実現可能性については。

小谷賢 日本大学危機管理学部教授:
ファイブアイズは通信傍受の同盟として生まれ、今はほぼサイバー空間の情報をとるための連携。例えば、中国やロシアから本格的な攻撃をされたときに一国で防ぐのは、今やアメリカですら難しい。国際的な協力は合理的。

新美有加キャスター:
これに日本が加わる可能性は。法の壁がある中、ギブアンドテイクの関係を築けるか。

小谷賢 日本大学危機管理学部教授:
2020年ごろから誘いは受けているが、やはり日本ができることは非常に限られている。なかなか難しい。

松原実穂子 NTTチーフ・サイバーセキュリティ・ストラテジスト:
日本は経済力も自衛隊の規模もあり、国際規範や平和への貢献もある。広い観点から見て、この枠組みに日本が入るのかどうかという議論はできると思う。

小野寺五典 自民党安全保障調査会長 元防衛相:
今現在もアメリカとの同盟関係やイギリスとの関係があり、それなりの情報は入ってきている。国際的なスタンダードから取り残されないよう、ファイブアイズを見ながら努力をしていくことは大事。

450 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
 
つづき


意識は高まっている。多様な人材のチームでサイバー防衛を

新美有加キャスター:
今後のサイバー攻撃を想定した場合、官民連携できる体制が整っているか。その意識レベルはどうか。

松原実穂子 NTTチーフ・サイバーセキュリティ・ストラテジスト:
必要性への関心・理解は、東京オリンピック・パラリンピックが2013年に決まって以降、またウクライナや台湾の話によっていっそう、民間企業でも相当高まっている。

反町理キャスター:
人材は。民間に松原さんのように専門性の高い方はたくさんいるか。

松原実穂子 NTTチーフ・サイバーセキュリティ・ストラテジスト:
サイバーセキュリティは技術、法律、語学とさまざまな分野にまたがっており、全部わかっている人材は誰もいない。いかに多様な人材をチームとして集め、それなりの優遇をして政府や民間企業で働いてもらえるか。

小谷賢 日本大学危機管理学部教授:
企業がサイバーに関わるときも、安全保障とのつながりについて認識を持つことが重要。またセキュリティに関わることは、人々の安全や企業の利益を守る尊い仕事であるということを、もう少し強くアピールしてもいいのでは。

小野寺五典 自民党安全保障調査会長 元防衛相:
自衛隊は横須賀に高等工科学校と通信学校を持っており、スキルと国防への思いを持つ人を育てようとしている。また防衛分野において継続的に分析や検査をしていくにはコストがかかる。サイバー分野のお金も含め予算に乗せることが必要だと提言している。

451 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ウクライナで米制裁に反対 中ロ主導の上海協力機構 イラン加盟、来年はインド開催

9/16(金) 20:45配信

 中ロ主導の上海協力機構(SCO)首脳会議は16日、中央アジアのウズベキスタン・サマルカンドで最終日の全体会合を開き、米国を念頭に制裁や内政干渉に反対する首脳宣言を採択した。

 ウクライナ侵攻で制裁を科されるロシアと、台湾問題で包囲網を敷かれる中国は、インドも巻き込んで先進7カ国(G7)を率いる米国の一極支配をけん制した格好。来年はインドで初開催される。

 英紙インディペンデントはSCO首脳会議について、大半が強権国家の「権威主義サミット」と批判している。サマルカンドではイランの加盟が決まり、正式メンバーは9カ国に拡大。ロシアのプーチン大統領は演説で「世界最大級の地域機構」と主張した。

 11月のインドネシア・バリ島での20カ国・地域首脳会議(G20サミット)やタイ・バンコクでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を前に、中ロは複数の大国による多極主義を強調。G7の存在感を薄めようと躍起になった。

452 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ロシア中銀が利下げ、緩和サイクルで最小幅-今後の見通しは不透明

9/16(金) 20:48配信

ロシア銀行(中央銀行)はウクライナ侵攻後に金融政策の緩和に転じてから最小幅の利下げを決定した。制裁の影響で経済が縮小する一方、インフレリスクの再燃で慎重な姿勢になることを強いられた。

ナビウリナ総裁率いるロシア中銀は16日、政策金利を8%から7.5%に引き下げた。決定に際して発表した政策声明では、今後の金融緩和に関する道筋を明確には示さなかった。

「今後の政策金利決定においては、目標に対する実際のインフレやインフレ見通しの動き、経済の変化、国内外の状況によるリスク、金融市場の反応を考慮に入れる」と説明した。

453 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
遺体は大半が市民か、国連調査へ ロシア撤退のウクライナ北東部

9/16(金) 21:37配信

 ロシア軍が撤退したウクライナ北東部ハリコフ州イジュムで多数の遺体が埋められているのが発見された問題をめぐり、ウクライナ警察当局は16日、遺体の大半は市民とみられるとの見解を示した。

 

 ロイター通信が報じた。また、国連人権高等弁務官事務所は、調査団をイジュムに派遣する方針を示した。

 イジュムでは、少なくとも440体の遺体が発見された。記者会見した警察幹部は、兵士の遺体もあるとの情報を得ているが、ほとんどの遺体は市民のようにみえると述べた。

 ただ、ウクライナ政府の行方不明者担当者はテレビ番組で、殺害された多数の民間人が見つかった首都キーウ近郊のブチャよりは「より丁寧に埋葬されている」として状況が異なるとの認識を示しており、まだ不明な点も多いもようだ。

454 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ウクライナ、奪還の東部で10か所の「拷問部屋」発見

9/16(金) 21:57配信

 ウクライナ警察は16日、同国東部でロシア軍から奪還した領土で、拷問に使用されていた場所を少なくとも10か所特定したと発表した。



 インタファクス・ウクライナ(Interfax-Ukraine)通信が報じたところによると、ウクライナ国家警察のイーホル・クリメンコ(Igor Klymenko)長官は、東部ハルキウ(Kharkiv)州の集落で「少なくとも10か所の拷問部屋が存在する」と説明した。

 同長官はロシア軍による戦争犯罪の可能性について捜査するため、この1週間で204件の刑事手続きを開始したと述べた。

 AFP取材班は、ウクライナ高官が集団墓地が見つかったと発表した後、ロシア軍から奪還した東部イジューム(Izyum)近郊の森で数百の墓を確認している。

455 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
プーチン氏、早期停戦に言及 インド首相の侵攻批判に

9/16(金) 22:42配信

 AFP通信などによると、ロシアのプーチン大統領とインドのモディ首相は16日、ウズベキスタンのサマルカンドで会談した。

 

 モディ氏は「今は戦争の時ではない」とプーチン氏に伝え、ロシアによるウクライナ侵攻を間接的に批判。プーチン氏は「懸念は理解する」と応じた上で、早期の停戦に努めると約束した。

 プーチン氏がウクライナ側に条件を明示せず、停戦に言及するのは異例。ウクライナ侵攻を決断してから半年以上が経過し、今月に入ってからはロシア軍が北東部ハリコフ州で撤退を余儀なくされるなど、ロシア側に不利な戦況が続いている。プーチン氏は「敵側が停戦交渉を拒否し、目的を軍事的に達成しようとしている」と述べ、ゼレンスキー政権に長期化の原因があると持論を展開した。

 この後の記者会見では、ウクライナ軍の反転攻勢の中、東部ドンバス地方の作戦を続けると発言しており、停戦の実現には疑問も残る。

456 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:46:09.75 .net
【解説】プーチン大統領が「忖度」中国は「弱いロシアにショック」ロシアウォッチャーが読み解く首脳会談 国営テレビに変化 戦況悪化伝えるのはなぜ

9/16(金) 20:19配信

―――ウクライナの攻勢を受けて、ロシアではテレビの放送内容に変化があるということです。大和大学の佐々木正明先生によりますと、政権支持の国営テレビでは「前線への兵器の補給が圧倒的に少ない。何をやってるんだ」とか「達成目標から遠ざかっているのは明らかだ」などと専門家たちが公言し、中には「敗北を示唆するものまで出現している」と。



ロシアのメディアは国営、プロパガンダばかりを流していますので、ここはやはり違う意図があると見た方がいいと思います。これはですね、まずい状況を国民に植え付ける。兵力不足・武器不足の状況にありますので、このようにひどい状況だよ、反転攻勢でロシアが撤退していることを示唆することによって、一般のロシア人たちがこれはまずい状況なんだと。

今、別れ道に来ているかなと思います。一つはやはり戦時体制に入る。戦争継続を重視するような予算編成をする。例えばそこで切られるのは教育費や高齢者福祉施設の予算だったりというようなことをやる、そして大量増員するような戒厳令を敷いたり、そのような「地ならし」に使っているんではないかと私は考えています。

―――ということは、計算された放送ということになるわけですか?

もちろん専門家たちは状況を知っているんですね。真実を喋っている。それをこれまではシャットアウトしていたわけで、そうするとやはりロシア側の意図が隠されていると思った方が良いと、私は思います。

プーチン大統領が「中国に忖度」か
――中ロ首脳会談でプーチン大統領は「ウクライナ危機における中国のバランスが取れた姿勢を高く評価する」と述べ、習近平国家主席は、「我々はロシアとともに変動する世界を発展へと導く主導的な役割を果たす用意がある」と話したそうです。佐々木先生によりますと、「のどから手が出るほど支援が欲しいロシアは『一つの中国』の原則を支持。ここまではっきり台湾問題の発言をしたことは初めてではないか」踏み込んだ発言があったということですか?

はい。忖度したということです。中国では10月に共産党大会、大事な人事があります。プーチン大統領にしてみれば、援軍が欲しい、経済的苦境になりかねないので、中国側、例えば半導体が手に入らなかったりとか、エネルギーをもっと買ってくれということを言いたいんだけれども、中国側に配慮を示した一つにこの台湾問題というのがあった。

私ずっと長く中露を見てきたんですけれども、冒頭のメディアにオープンにされたところで言ったのは、私記憶にないんですよ。もちろん2人で話し合うときや、外交文書を交わすときに「一つの中国」を確認し合うことはあるんでしょうが、それがクローズアップされるというのはこれは忖度していると。「バランスが取れた姿勢」という言葉も、これは習近平国家主席がですね、話し合いによる解決を求めているということですので、この発言も習近平国家主席に配慮をしていることになると私は思います。

―――習近平国家主席ですけども、佐々木先生によると「反米連合を築きたい中国だが、今回の侵攻で弱いロシアにショックを受け頼りにならないと考えているんじゃないか」ということですか?

2月に2人は会って、6月に電話会談もしています。2月の段階で「蜜月を強調」はあるんですけれども、今回のものに関しては、裏にある不協和音の匂いを非常に感じます。例えば「ロシアとともに変動する世界を発展へと導く主導的な役割を果たす用意がある」本当はプーチン大統領は、もう少し前のめりになってウクライナへを軍事支援するようなことをやって欲しいんですが、ここまでにとどまっている。

そして反米連合ということでは、少し言い方がきついんですが、ロシアはまだ味方なんですよね、使えるというふうに思っている。台湾有事があった際も、もしロシアとウクライナが戦っていれば、アメリカの目線をそらすことができる、ということでは一致できるんだけども、ここまでバランスを失ったロシア、そして弱いロシアを見せつけられて、習近平国家主席の「心やいかに」というふうに私は感じます。

―――中国は、軍事的な支援はもうできないという感じですね?

ウクライナの戦地でイランのドローンが見つかったという報道があるんですよ。もし中国語の武器などがあれば、制裁を破って、ロシアに支援しているということになりますので、なかなか表立ってはできない。ただこの2人もメディアにオープンのところではないところで話し合っていますので、本当は何を話し合ってるかはわからないです。

457 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:46:47.38 .net
 
つづき


「プーチン大統領は秋、確実に一手を打ってくる」

―――ロシアは日本に対して「窓を閉じつつある」ということなんですけれども、これは?

安倍元総理とプーチン大統領の関係がありました。なぜ安倍さんがプーチン大統領との関係を良好にしようと思ったかというと、もちろん北方領土問題もあるんですけども、ロシア側が、対中依存度を深めたくないんです。シベリア極東開発で中国に思うようにするのはやはりよろしくない、バランサーとしての日本ってのは必要だと思います。

ところが今回、日本も非友好国になりましたので、「窓を閉じつつある」というのは、まず平和条約交渉、これ停止しております。漁業交渉、ビザなし自由枠組みも閉じつつある。サハリン2もポイントになるんですが、ここまで閉じていくと、やはりその中国べったりにならざるを得ない、これはロシアにとっては良くない状況なんですけれども、ウクライナ侵攻でもう選択肢がなくなっているんだと思います。

―――今後のロシア、5つの可能性を先生に挙げていただきました。①国家総動員令②西側諸国のゼレンスキー疲れを誘う③友好国との協力を強化④ザポリージャ原発を「人質」⑤大量破壊兵器・戦術核の使用の選択肢。10月から11月はぬかるむ季節で、進軍速度は両軍ともに遅くなる、だが「プーチン大統領は秋、確実に一手を打ってくる」ということですが?

②(西側諸国のゼレンスキー疲れを誘う)は、既にもう狙っていますね。私、以前に冬将軍と言いましたが、凍えあがらせるのはヨーロッパの各家庭です。つまりエネルギー供給を停止して、ウクライナの支援を滞らせる、その国の政府に対してウクライナを支援すると、自分たちの光熱費も上がるし、冬寒くなるかもしれないということを狙っている可能性がある。すでに確実だと思います。

そして③(友好国との協力を強化)は、CIS=旧ソ連諸国、そしてベトナムとかミャンマー、アルゼンチンやブラジル。ロシアの協力国を増やしてエネルギーを安く売りますよ、武器を安く売りますよ、原発もやりますよとやって、支援の継続を長期化させる。つまり支援をいただくことによって、戦争継続のための資金を得ていく、これも外交としてやっていくんではないかなと思います。

そして④(ザポリージャ原発を「人質」)危険な賭けをすることによって時間稼ぎをする。サイバー攻撃があったり、不確実性の高いものを使う可能性もあります。①(国家総動員令)と⑤(大量破壊兵器・戦術核の使用の選択肢)は少し怖い、キナ臭い状況だと思います。

458 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:48:45.54 .net
中国・習主席「内政干渉に共同で反対を」欧米をけん制

9/16(金) 21:54配信

中国やロシアなどが参加する「上海協力機構」の首脳会議が行われ、習近平国家主席は欧米諸国へ対抗していくことを呼びかけました。

中央アジアのウズベキスタンで開かれている上海協力機構の首脳会議で、中国の習近平国家主席は「世界は今、統一か分裂か、協調か対立かといった二者択一を迫られる世界になっている。しかし、これは平和と安定や地域の発展にとって有害である」としたうえで、「加盟国は、お互いの核心的利益を支援し合いながら、連帯と協力を強化すべきだ」とよびかけました。

また、「外部勢力によるいかなる内政干渉にも共同で反対しなくてはならない」と述べ、欧米諸国をけん制。

そのうえで、テロ対策などの分野で加盟国を支援するなど安全保障面での連携を強化していく考えを示しました。

これに先立ち、習主席はイランのライシ大統領とも会談し、イランの上海協力機構への加盟を歓迎するとともに関係強化を進める方針を示しました。

これに対し、ライシ大統領は「国際情勢における中国の立場を評価する」と述べたほか、中国が進める「一帯一路構想」を支持する考えを示しています。

459 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:49:35.27 .net
<ウクライナ情勢まとめ>奪還イジュームに集団墓地 「一部は砲撃で殺害」(9月16日)

9/16(金) 19:19配信

 ウクライナがロシアから奪還した北東部ハリコフ州の要衝イジュームで、約440人が埋葬された州内「最大規模」とみられる集団墓地が見つかった。一方、ウクライナの世論調査会社が発表した最新の世論調査では、回答した人の87%がどんなに戦争が長引いても領土をロシアに提供することを「認めない」と答えた。ウクライナ情勢を巡る日本時間16日の動きを中心にまとめた。【デジタル報道センター】

 ◇イジュームに州内「最大規模」の集団墓地

 ウクライナ国防省は15日、ロシアから奪還した北東部ハリコフ州の要衝イジュームで、集団墓地が見つかったと明らかにした。英スカイニュースは、地元警察幹部の話として、埋葬されている遺体の一部は砲撃などで殺害されたとの見方を報じた。【関連記事】奪還イジュームに集団墓地、440人埋葬 地元警察「州内最大規模」

 ◇ロシアへの領土割譲「認めない」が87%

 ウクライナの世論調査会社「キーウ国際社会学研究所」が15日発表した世論調査結果で、回答した人の87%が、どんなに戦争が長引いても領土をロシアに提供することを「認めない」と答えた。5月時点より5ポイント増加したという。ウクライナ軍が今月に入って東部と南部で領土を奪還したため、国民の士気が高まっているとみられる。【関連記事】領土割譲「認めない」87%に ウクライナ世論調査 軍の攻勢で

 ◇中露首脳が侵攻後初会談

 中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領は15日午後、上海協力機構(SCO)首脳会議に合わせてウズベキスタンのサマルカンドで会談した。両首脳による会談は、北京冬季オリンピックの開会式が開かれた今年2月以来で、ロシアによるウクライナ侵攻後初めてとなる。

 タス通信によると、プーチン氏は会談冒頭で、「中国がウクライナ危機で示したバランスの取れた対応を高く評価している」とし、台湾問題については「一つの中国」原則を厳格に守り、台湾海峡における米国の挑発に反対すると述べた。

460 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:50:48.16 .net
ロシアが世界中の政治に深く介入するために使っている「手」とは

9/19(月) 7:30配信

日々報じられるニュースの陰で暗躍している諜報機関──彼らの動きを知ることで、世界情勢を多角的に捉えることができるだろう。国際情勢とインテリジェンスに詳しい山田敏弘氏が旬のニュースを読み解く本連載。今回取り上げるのは、世界各国で影響力を持つためにロシアが行っている「工作」について。



選挙を前にロシアを警戒するアメリカ

11月に中間選挙を控えたアメリカ。政治にからんだニュースが増えている。

たとえば米ニューハンプシャー州で、若干25歳の共和党候補が誕生するなど、若い候補が増えてきているという。また中間選挙前に、2024年の大統領選挙への出馬を表明するのではないかと言われていたドナルド・トランプ前大統領が、機密文書を私的に隠し持っていたことが大きなニュースにもなった。

さらに、中間選挙を意識したとみられるロシアのスパイ工作についての情報が、米情報機関のまとめたリポートをもとに関係者から漏れ伝わっている。これもニュースになっているのだ。

米テレビ局「CNN」は、「ロシアが2014年以降、世界中の国々の政党に対して、併せて3億ドル以上の資金を秘密裏に送っていると、米情報コミュニティによる報告を受けたバイデン政権の高官が9月13日に語っている」と報じている。

さらにこの高官はCNNに、「(これから)少なくとも数億ドル規模を秘密裏にばら撒く計画をしている」と語った。世界で4大陸の24ヵ国以上に、ロシアはカネを送ってきたという。

同記事は、リポートに次のような記述があると書いている。

「『極秘の政治的な資金提供』をすることで、ロシアは2つの利益を得られるとリポートは記述している。個人や政党に影響を与えることができること、そして影響を与えた政党が選挙で飛躍する可能性が高まることだ」

「ただ、ロシアの工作と政党が関与するこうした隠れた関係は、民主的な制度の尊厳と、大衆の信頼を失うことにつながる」

ロシアといえば2016年の米大統領選でも、トランプ候補を有利にするべくSNSなどを使い、政治干渉を試みて、効果を上げたと指摘されている。その工作に関与したロシア軍のスパイの一部は、米司法省から指名手配された。

同じニュースを報じた米紙「ニューヨーク・タイムズ」いわく、アメリカの情報機関がまとめたリポートには次のような記述もある。

「ロシア政府とその代理人たちは、外国の政界でロシア寄りの状況を作るためにカネを送っていた」
「対象になっている国々でのロシアの活動についての機密状態の情報を、アメリカは公式連絡チャンネルを使って共有する予定だ」

在外の米大使館を通して、ロシアによる活動に関する情報共有をしていくことになるという。この水面化の動きをメディアに報じさせるということは、それほどロシアの動きに懸念を示しているということだろう。

米紙「ワシントン・ポスト」もロシアの影響工作に関する詳細について、「政治への工作が確認されている国は、アルバニアやモンテネグロ、マダガスカルに加えて、さらにエクアドルもそこに入っていると見られる」と報じている。同紙はさらに、次のように指摘した。

「高官らはアジアのある国についても言及しているが、国名は明らかにしなかった。だがその国では、ロシアの大使が大統領候補に数百万ドルの現金を与えていると語っている」

「ロシア政府とつながりのある勢力はまた、ダミー会社やシンクタンクなども使って政治的なイベントに影響を与え、時には極右集団の利益になるようなこともしている」

「アジアのある国」と言われると余計に気になるが、大統領候補がいる国となると、日本ではないことがわかる。ロシアが数百万ドルを使って影響を行使したい大統領制の国ならいくつか思い当たるが、それがどこの国であるかは、アメリカでも現時点では報じられていない。

461 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:51:19.77 .net
 
つづき


名指しされているロシア人ふたりの実態とは

米政府は7月、2016年米大統領選からの選挙干渉にからんで、制裁措置を発表している。

ロシア政府が世界各地の政界や選挙に「悪影響」を与える工作をしているとして、米財務省はロシア人2名と4組織を名指しして制裁を課した。発表では、アメリカやウクライナを含む同盟国に対して、ロシアが民主主義を妨害したり、不安定化を狙ったりしていると指摘している。

スパイ機関やその協力者がSNSなどのアカウントを悪用し、ロシア政府のナラティブを広めるため、偽情報や誤情報、プロパガンダをばら撒いている──そうロシアは批判されているのだ。

情報機関が政治干渉について各国に送って警鐘を鳴らしたリポートには、ロシア人2名が名指しされている。

一人は、エフゲニー・プリゴジン。ロシア軍などのケータリングを担うなど既得権益で富豪になったオリガルヒで、「プーチンの料理長」と呼ばれている人物だ。2016年の米大統領選で偽情報をインターネットで流布させたサンクトペテルブルクを拠点とする組織、インターネット・リサーチ・エージェンシーを彼は運営している。ロシアの影響工作の中心人物だ。

しかもプルゴジンは、ロシアの準軍事組織であるワグナー・グループの運営に関与していると言われている。とにかく、ロシアの汚い仕事を請け負っている人物だ。

もう一人は、アレクサンドロ・ババコフ。ロシア連邦国家院副議長を務める人物で、プーチンの側近である。「国際的な対外影響力と偽情報ネットワーク」を運営して、影響工作を国外で行っていた。

彼らがからんで、現金のみならず仮想通貨や電子資産などを駆使して、カネを動かしているらしい。加えて、政治家らに効果なギフトを贈ることもしていると指摘されている。

ロシアが国外に影響を行使しようとしている事実は、日本にとっても他人事ではない。日本はロシアと領土問題を抱えており、ロシアにとって、日本との関係は国家的利害関係につながっている。そんなことから、日本に対して工作を行っているのは当然だと言えるだろう。

政治的な干渉を受けないよう、日本の政府も注意深く調べていく必要がある。

462 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:53:01.75 .net
英女王国葬からの排除は「冒涜」 ロシアが批判

9/16(金) 3:58配信

 ロシア外務省は15日、エリザベス英女王(Queen Elizabeth II)の国葬にロシアを招待しないとした英国の決定を「冒涜(ぼうとく)」と批判した。両国間の関係は、ロシアのウクライナ侵攻を受けて大きく悪化している。



 ロシア外務省のマリア・ザハロワ(Maria Zakharova)報道官は声明で、「世界中の何百万人もの人々の心を動かした国家の悲劇を、(中略)わが国に対する恨みを晴らすための地政学的な目的に利用しようとする英国の試みについて、われわれは深く不道徳とみなす」と非難。「これは特にエリザベス女王の記憶に対する冒涜だ」と糾弾した。

463 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:53:59.37 .net
ローマ教皇、ウクライナへの武器供与「道徳にかなう場合もある」…許容されるとの認識示す

9/16(金) 19:35配信

 ローマ教皇フランシスコ(85)は15日、ロシアのウクライナ侵略を巡り、ウクライナに武器を供与することは「道徳的に許容される」との認識を示した。カザフスタン訪問を終え、バチカンに戻る機内で行われた記者会見で語った。

 教皇は「戦争を挑発する意図であれば不道徳だが、道徳にかなう場合もある。自己防衛は合法であるだけでなく、自国を愛する表現の手段でもある」と述べた。その上で、対話によって戦争を終結させる努力を続ける必要性を訴えた。

464 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:54:36.20 .net
ウクライナの反撃、ロシアの計画を変えはしない=プーチン氏

9/17(土) 13:34配信

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は16日、ウクライナの最近の反転攻勢について、ロシアの計画を変更するものではないと述べた。この件で公式にコメントしたのは初めて。

ウクライナ軍は、北東部ハルキウ州で6日間のうちに、領土8000平方キロメートル以上をロシアから奪還するという、驚異的な結果を出したとしている。

プーチン氏はこの日、ウズベキスタンで上海協力機構(SCO)首脳会議に臨んだ後に会見。ウクライナの反攻に慌ててはいないとし、東部ドンバス地方でのロシアの攻勢は順調なままだと述べた。

また、「ロシア軍は全軍が戦っているわけではないことを指摘しておく。(中略)職業軍人しか戦っていない」と説明。

「ドンバスでの私たちの攻勢は止まっていない。あまり速いペースではないが前進している。徐々に獲得領土を広げている」とした。

そして、ウクライナが攻撃を続ければ、「より深刻な」対応を取ると威嚇した。

工業地帯のドンバス地方は、ロシアによる侵攻の焦点となっている。プーチン氏は、ロシア語を話す住民を集団虐殺から救うために攻め込む必要があると、誤った主張をしている。

ドンバス地方の一部は2014年以降、ロシアの支援を受ける分離派が支配している。ウクライナが最近反撃を見せているハルキウ州は、ドンバス地方には含まれない。

■兵士募集に苦労か

ロシアが支配地を失っていることを受け、ロシアの政府寄りの論者たちからは、より多くの兵士を動員すべきだとの声が出ている。

最近流出した動画には、ロシアの民間軍事会社が囚人を採用しようとしているとみられる様子が映っている。これは、ロシアが兵士の募集に苦労していることを示唆している。

プーチン氏は2月に侵攻を開始してから、ほとんどロシアを離れていない。今週、SCO首脳会議に出席し、中国の習近平国家主席と会談したことは、西側諸国から見放されたプーチン氏が、アジア諸国との関係強化を必要としていることを浮き彫りにした。

ただ、SCOに集った指導者らも、ロシアの侵攻への懸念を表明した。

インドのナレンドラ・モディ首相は、「今は戦争の時ではない」とプーチン氏に伝えた。

前日には、プーチン氏が中国の習氏に対し、「あなた方の疑問や懸念は理解している」と発言。習氏がロシアの侵攻を支持していないことをほのめかした。

465 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:55:19.25 .net
「ウクラナチに敗北を!」神社にロシア語の絵馬…発見したロシア人女性は「恥ずかしい」と涙

9/17(土) 11:02配信

「この絵馬が目に入ってきたときは、あまりのひどさに絶句しました」

 そう語るのは、東京在住のロシア人会社員・アナスタシアさん(30代・仮名)。2022年8月某日、東京・上野の神社を訪れた彼女は、神社の境内に懐かしいキリル文字で書かれた絵馬を見つけ、手に取って読んだ。

【画像30枚】ロシア侵攻前の「美しきウクライナ」

 そこに書かれてあった内容は、癒しの気分も吹き飛ぶものだった。

《ロシア軍人に栄光あれ。我々こそが真実だ。ウクラナチは負かされなければならない。勝利は我々のものだ。我々の先祖はナチスと戦い、勝った。今回も勝つ》

 アナスタシアさんが語る。

「2月24日のウクライナ侵攻により、私を含めた在日ロシア人の人生、生活は大きく変わりました。私は今回の侵攻に反対していますが、“ロシア人” というだけで白い目で見られ、ネットには誹謗中傷があふれています。私も一時期は、ニュースを見ないようにしていたくらいです」

 アナスタシアさんの知人のなかには、失職した人や、精神的に不調をきたし、心療内科に通っている人もいるという。そして在日ロシア人にとって深刻なのが、母国に残った家族との不和だ。

「ロシアに暮らす人の多くは、国営メディアの報道だけに接しており、海外に暮らすロシア人が戦争の問題点をいくら指摘しても聞き入れてくれません。まわりには、母国を見限って、日本への帰化を決めたロシア人もいます。

 絵馬を見て、衝撃のあまり、一瞬の目の前がぼやけました。日本という外国で、好戦的な考えを神聖な場所に書きつけるなんて……。同じロシア人として恥ずかしいですし、取り外したくなりました」

 アナスタシアさんは、自分に何かできることはないかと、3月におこなわれたウクライナ侵攻反対デモに参加した。

「もともと、私は政治意識が高いほうではありませんでした。むしろ、1990年代の混乱を経験しており、ロシアに “安定” をもたらしたプーチン大統領の功績を認めていたくらいです」

 プーチン大統領への見方が変わったのは、2014年のクリミア侵攻だ。ウクライナ・クリミア半島を併合したことを喜ぶロシア人たちにも違和感を抱くようになった。

「残念ながら、すでにロシアは全世界的に “パライア・ステイト(嫌われ者国家)” になってしまいました。そんななか、このような絵馬を掲示する神経がわかりません。海外に住むロシア人に、ますます累がおよんでしまいます。

 大部分の在日ロシア人は、今回の侵略に心を痛め、草の根活動を続けているのですが……」

 アナスタシアさんは、そう語って涙を拭いた。

466 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:55:54.38 .net
ロシアの雇い兵組織「ワグネル」が刑務所で募集 動画が流出

9/17(土) 9:36配信

ロシアの雇い兵集団「ワグネル」のトップが、ウクライナでの戦争に参加させるため、国内の刑務所で雇い兵を募集している動画が流出した。

流出した動画では、ワグネル最高幹部のエフゲニー・プリゴジン氏が受刑者に対し、ワグネルで6カ月働けば自由になると説明している。ワグネルは、2014年のロシアによるクリミア半島併合でも雇い兵を送り込んでいたとされている。

プリゴジン氏は、この件について正当性を主張。受刑者を戦地に送りたくない人は、代わりに自分の子供を戦争に出すべきだと話した。

動画が拡散された後、プリゴジン氏はソーシャルメディアに声明を投稿。もし自分が服役中なら「母国への借りを返す」ためにワグネルに参加できることを「夢見る」だろうと話した。

また、雇い兵や受刑者を戦地に送るべきではないという人々に向け、「民兵組織と受刑者か、自分の子供たちか、そのいずれかだ。選ぶのはあなた自身だ」と語りかけた。

一方でこの声明では、問題の動画に直接言及せず、本物だとも認めていない。

イギリス国防省は、ロシアが受刑者を兵士として募集していることについて、同国の歩兵隊が「著しく」欠員になっていることを示していると指摘した。

■BBCが動画を検証

BBCは検証の結果、この動画を本物と判断。ロシアが受刑者を雇用して兵士の増員を行っているという、長らくの憶測を決定づけるものとなった。

ロシアには、受刑者を軍務や民兵組織への参加と引き換えに自由にできるという法律はない。しかしプリゴジン氏は動画の中で、ワグネルで働けば「誰も格子の内側に戻らなくて済む」と話している。

プリゴジン氏は受刑者たちに「6カ月働けば自由だ」と説明した一方、脱走について警告。「ウクライナに到着してから気が変わった場合、我々が処刑する」と述べた。

動画は、刑務所の運動場で撮影されたとみられる。いつ、誰が撮影したのか、どのように流出したかは分かっていない。

BBCは、この動画がロシア中部のマリ・エル共和国で撮影されたと特定した。また、顔認証ツールで、受刑者に話している人物をプリゴジン氏だと特定し、複数のソースで確認をとった。

BBCは先に、プリゴジン氏とワグネルの関連についても特定してきた。「プーチンのシェフ」の異名をもつプリゴジン氏は、ケータリング事業を通してウラジーミル・プーチン大統領と軍を長年助けてきたとされ、西側の制裁対象となっている。

プーチン氏の関係者はこれまで、ワグネルとのかかわりを否定している。

しかし流出した動画でプリゴジン氏は、自分は「民間軍事会社の代表だ」、「名前を聞いたことがあるかもしれない……ワグネル・グループだ」と受刑者たちに話している。

ワグネルは、シリア、リビア、マリ、中央アフリカの各国でも展開している。

467 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:56:43.77 .net
戦死者212人、プーチン氏自制訴え アルメニアとアゼルバイジャンに ナゴルノカラバフ

9/17(土) 5:53配信

 ロシアのプーチン大統領は16日、係争地ナゴルノカラバフをめぐって再び交戦した旧ソ連構成国アルメニアとアゼルバイジャンの両首脳と個別に協議し、自制を呼び掛けた。

 インタファクス通信によると、自国側の戦死者について、アルメニア側は135人、アゼルバイジャン側は77人と発表。双方で計212人に上っている。

 13日に再燃した紛争は沈静化に向かっている。上海協力機構(SCO)首脳会議のためウズベキスタン滞在中のプーチン氏は、アルメニアにとどまったパシニャン首相と電話会談。パシニャン氏は「国境地帯は比較的静かだが、アゼルバイジャンの攻撃により情勢は緊張したままだ」と相手側を非難した。

 プーチン氏は、ウズベクを訪れたアゼルバイジャンのアリエフ大統領と対面で協議。「情勢悪化を非常に懸念している。アルメニア側にも同じことを伝えた」と説明した。対するアリエフ氏は、ロシアの仲介に謝意を表明した上で「もう2日間ほど停戦が守られている。これは(双方が)大規模な紛争を望んでいない証拠だ」として緊張緩和を約束した。

468 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:57:28.39 .net
中ロ、天然ガス管建設で合意 モンゴル経由、曲折も

9/16(金) 18:17配信

 中国、ロシア、モンゴルは15日にウズベキスタンで首脳会談を開き、ロシアの天然ガスをモンゴル経由で中国に運ぶパイプラインの建設計画を進めることで合意した。中国政府が16日発表した。天然ガスの買い手を確保したいロシアは積極姿勢だが、中国は国内生産を増強する戦略で、完成までに曲折も予想される。

 中国の習近平国家主席、ロシアのプーチン大統領、モンゴルのフレルスフ大統領が会談し、計画の積極的な推進を確認した。ロシアは2019年に中国向けパイプラインの稼働を開始。今回合意したのは近年取り沙汰されていた2本目の「シベリアの力2」プロジェクトとみられる。

469 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:58:28.45 .net
他国への干渉に共同で対抗すべきと中国主席

9/16(金) 18:12配信

 中国の習近平国家主席は16日の上海協力機構(SCO)首脳会議で「外部勢力による革命誘発の試みを容認せず、他国への干渉に共同して対抗することが重要だ」と述べ、米欧などをけん制した。ロシア通信が伝えた。

470 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 08:59:37.28 .net
上海協力機構、「カラー革命」防ぐために協力を=中国国家主席

9/16(金) 18:18配信

中国の習近平国家主席は16日、ウズベキスタンで開かれている上海協力機構の首脳会議で演説した。旧共産圏で発生した民主化運動「カラー革命」が外国勢力の扇動によって引き起こされることがないよう、加盟国は協力する必要があると訴えた。

上海協力機構の加盟国は自国の安全と発展を守るための取り組みを互いに支援すべきと述べた。全ての国は「ゼロサムゲームとブロック政治」をやめるべきとの主張を繰り返した。

ロシアによるウクライナ侵攻には言及しなかった。

中国は加盟国向けに今後5年間で法執行官2000人に訓練を行い、対テロ業務に焦点を当てた訓練施設を設けると表明した。

中国が4月に提唱した「グローバル安全保障イニシアティブ」に加わるよう呼び掛けた。同イニシアティブは、いかなる国も他国を犠牲にして自国の安全を強化してはならないとしている。

習氏はまた中国経済は回復力があり「潜在力に満ちている」と述べた。途上国に15億元(2億1400万ドル)相当の穀物などの緊急援助を提供する考えを示した。

471 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 09:00:46.50 .net
【ウクライナ】奪還都市に「大規模な遺体埋葬地」-ゼレンスキー氏

9/16(金) 12:52配信

ウクライナのゼレンスキー大統領は、同国軍の反転攻勢で奪還したハルキウ州のイジュームで「大規模に多数の遺体が埋葬された場所」が見つかったと明らかにした。バイデン米政権は国防総省の武器在庫から供与する形で最大6億ドル(約860億円)相当の追加軍事支援を行うと発表した。

中国の習近平国家主席はウズベキスタンでロシアのプーチン大統領と会談。プーチン氏は習氏に対し、ウクライナ侵攻を巡る中国の「疑念と懸念」を理解していると伝え、状況を「詳細に」説明すると約束した。プーチン氏は「ウクライナ危機」に対する中国の「バランスの取れた姿勢」を称賛した。

欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会のフォンデアライエン委員長はウクライナの首都キーウを訪問。ブルームバーグテレビジョンのインタビューで、ウクライナが求める全ての軍事支援を提供するよう同盟国に訴えた。同委員長がキーウを訪れるのは、ロシアの侵攻後3回目。

ウクライナ情勢を巡る最近の主な動きは以下の通り。

米、ウクライナに6億ドルの追加軍事支援

米国は国防総省の在庫から提供する形で最大6億ドル相当の兵器をウクライナに追加供与する。バイデン大統領がブリンケン国務長官宛ての文書で明らかにした。バイデン政権が2021年9月以降に在庫からウクライナに武器供与するのは21回目となる。

国防総省の15日夜の発表資料によると、今回の支援には高機動ロケット砲システム「ハイマース」の砲弾などが含まれる。

イジュームに大規模な多数の遺体の埋葬地-ゼレンスキー大統領

ゼレンスキー大統領は15日夜のビデオ演説で、ウクライナ軍が先週奪還したハルキウ州の都市イジュームで「大規模に多数の遺体が埋葬された場所」が見つかったと明らかにした。詳細には触れなかったが、16日にさらに情報を公開すると語った。大統領は14日にイジュームを訪問していた。

ゼレンスキー氏は「明日、ウクライナと外国のジャーナリストがイジュームを訪れる。実際に何が起きているか、ロシアによる占領が招いた結果を世界に知ってもらいたい」と述べ、ロシア軍の撤退後に虐殺の証拠が見つかったキーウ近郊のブチャに言及。「ロシアは至る所に死を残して去る。その責任を負わせる必要がある」と発言した。

472 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 09:01:16.52 .net
 
つづき


米が新たな対ロ制裁-穀物略奪に関与した人物も対象

米政府は15日、ロシアの軍事情報機関や防衛産業、ウクライナ産穀物の略奪に関与した疑いのある人物を対象に新たな制裁を発表。国務省が防衛やテクノロジー、エレクトロニクス関連の31団体に制裁を科した。財務省の制裁は22人の当局者が対象で、「数十万トンのウクライナ産穀物の押収・略奪を監督した」人物も含まれると、ブリンケン国務長官が発表文で説明した。

同長官によると、今回発表の制裁にはベラルーシとロシアが生物・化学兵器の製造に使用し得る品目を対象とする商務省の輸出規制も含まれる。米国はさらに、ウクライナの子供を親から引き離し強制移動させる行為に関わったとされる情報機関を対象に新たな制裁を科した。

米政府、ロシアに新たな制裁-穀物略奪に関与した人物も対象

ウクライナ穀物貯蔵施設、14%が破壊かロシアの管理下に

米政府の支援でまとめられた報告書によれば、ロシアが2月に軍事侵攻を開始して以降、ウクライナの穀物貯蔵施設の14%が破壊されたか、被害を受けたか、ロシアの管理下に置かれており、世界の食糧供給と今後の収穫が危険にさらされている。

ウクライナ全土の約1400の貯蔵施設のうち344カ所を衛星画像で分析した結果、穀物貯蔵能力が4980万トンに減ったという。開戦前は5800万トンだった。

収穫した穀物を貯蔵する場所がないため農家が作付けを見送ることもあり得るとエール大学公衆衛生学部のエグゼクティブディレクター、ナサニエル・レイモンド氏は指摘した。

欧州委員長がキーウ訪問、武器支援呼び掛け

フォンデアライエン欧州委員長は同盟国に対し、ウクライナが求めている軍事支援を全て提供するよう呼び掛けた。

同委員長はキーウでのブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「ウクライナは必要な軍需品を全て受け取るべきだ」とした上で、ウクライナ軍は「軍事的能力があれば自国を防衛できる」と証明したと主張した。

473 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 09:02:03.15 .net
 
つづき


欧州投資銀、ウクライナに5億ユーロ融資

欧州投資銀行(EIB)は15日、15億9000万ユーロ(約2300億円)のウクライナ向け「緊急対応パッケージ」の最初の部分として5億ユーロの支払いを実行したと発表した。道路や橋、インフラの修復や国営鉄道会社、道路運営事業体の支援に充てられる。

G7貿易相会合、ウクライナ支援などを協議

ドイツで開かれた主要7カ国(G7)貿易相会合は15日、ロシアがウクライナ侵攻で利益を得ることを阻止する取り組みを維持・強化し、ロシアの戦争遂行能力を奪うことで一致し、閉幕した。ウクライナのスビリデンコ第1副首相兼経済相も出席した。

G7貿易相は「ウクライナ経済の支援に向け通商関連のさらなる対応を協議した」と共同声明で明らかにした。

474 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 09:03:34.58 .net
ウクライナ当局「数百人の住民が…」新たな“集団墓地”発見 ロシア軍から奪還のイジュームで

9/16(金) 10:59配信

 ロシアによる侵攻が続くウクライナで、ロシア軍から奪還したハルキウ州イジュームで新たな集団墓地が見つかった。数百人の民間人が埋葬されているとみられている。



 ゼレンスキー大統領は15日、イジュームで集団墓地を発見したと明らかにした。当局は「数百人の住民がこの場所に埋葬されている」と主張していて、キーウ近郊のブチャで発生した多数の民間人殺害に続き、ロシア軍による新たな戦争犯罪となる可能性がある。

 イギリス国防省は15日、ハルキウ州から撤退したロシア軍について、「一部の部隊は明らかにパニック状態で逃げた」と指摘。多数の武器が放棄されていることから、ウクライナ軍の反転攻勢が成功し、慌てて退却せざるをえなくなったと指摘している。

475 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 09:04:53.07 .net
欧州委員長、キーウ訪問 「必要な限り」の支援表明

9/16(金) 1:43配信

 欧州委員会(European Commission)のウルズラ・フォンデアライエン(Ursula von der Leyen)委員長は15日、ウクライナの欧州連合(EU)への統合に向けた協議のために同国の首都キーウを訪問し、同国を「必要な限り」支援していくと表明した。


 ロシアが2月にウクライナ侵攻を開始して以来、フォンデアライエン氏の同国訪問はこれが3回目。だが同氏は、今回の訪問はこれまでとは違うと言明した。

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領との共同記者会見で、フォンデアライエン氏は「私たちはウクライナ人が払っている犠牲を埋め合わせることはできない」と説明。「だが言えることは、欧州の友人があなたたちに必要な限り寄り添うということだ」と述べた。

 フォンデアライエン氏は到着時、今回の訪問ではEUとウクライナの「経済と人々の距離を縮める」取り組みを協議すると述べていた。

 同国は隣国モルドバと共に6月、EU加盟候補国となった。モルドバもウクライナと同様、国内東部に独立を目指す親ロシア派地域があり、ロシア軍が駐留している。

 ゼレンスキー氏は会見で、EU加盟に先立ち、欧州単一市場への加盟を希望すると表明した。

476 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 09:05:33.37 .net
「一極体制」狙うと米を批判 中国主席との会談でロシア大統領

9/15(木) 21:44配信

 ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は15日、ウズベキスタンでの上海協力機構(SCO)首脳会議を機に中国の習近平(Xi Jinping)国家主席と会談し、米国が「一極体制」を構築しようとしていると主張するとともに、ロシアが侵攻したウクライナの問題に対する中国の「バランスの取れた」取り組みを称賛した。

【写真】離れて座り会談するプーチン、習両氏

 ロシアのウクライナ侵攻後、中ロ首脳が対面で会談するのは初めて。プーチン大統領は米国を念頭に「一極体制を構築しようとする試みは最近、完全に醜い状態を呈し、全くもって容認できない」と批判した。

 プーチン氏はさらに「われわれは中国の友人たちによるウクライナ危機に関するバランスの取れた立場に対して非常に感謝している」と述べた。

 習氏は「中国はロシアと共に大国としての役割を引き受け、社会的な混乱に揺れている世界に安定と前向きなエネルギーを吹き込む指導的な役割を果たす用意がある」と表明した。

477 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 09:06:49.55 .net
親ロシア派、ウクライナが攻撃と非難 3カ所で合計7人死亡

9/17(土) 6:01配信

ロシア軍が制圧するウクライナの親ロシア派地域で16日、3カ所で攻撃があり、合わせて少なくとも7人が死亡し、10人以上が負傷した。親ロシア派当局はウクライナ政府が背後にいると非難している。

ウクライナ東部のルガンスク市では、親ロシア派「ルガンスク人民共和国」の行政官が、検事総長と副検事総長が爆弾により死亡したと対話アプリ「テレグラム」に投稿。ウクライナ政府を「テロ国家」と非難した。

ウクライナ大統領府のポドリャク顧問は、検事総長と副検事総長の殺害は犯罪組織によるものか、ロシアによる「戦争犯罪」の目撃者の粛清のいずれかとの見方を示している。

ウクライナ南部では、親ロシア派当局がベルジャンシクで当局者2人が殺害されたと発表。ウクライナ政府が背後にいると非難した。

殺害されたのは夫婦で、夫はベルディアンスクの行政副長、妻はザポロジエ州でロシア編入の是非を問う住民投票を実施する準備に関与していたという。ロイターこうした情報を独自に確認できていない。

このほかロシア通信(RIA)はロシアが設置した行政機関の情報として、南部ヘルソン州の地方政府本部がミサイル攻撃を受け、3人が死亡、13人が負傷したと報じた。

ベルジャンシクの当局者殺害とヘルソン州のミサイル攻撃について、ウクライナ政府は今のところコメントしていない。

478 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 09:08:39.39 .net
ウクライナ集団墓地巡る情報「おぞましい」=米政権

9/17(土) 6:03配信

米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は16日、ウクライナがロシア軍から奪還した東部イジュムで440体以上の遺体が1カ所に埋葬されていたという情報について「おぞましい」という認識を示した。

ゼレンスキー大統領はロイターとのインタビューで「現時点で450人の遺体が埋葬されていることが確認されたが、他の場所にも多くの人が埋葬されている。拷問を受けた人々や、家族全員のケースもある」と語った。

カービー氏はさらに、米政権がウクライナのニーズを満たす防衛能力を提供し続ける意向としたほか、ロシアに説明責任を負わせるためには、ロシアをテロ支援国家に指定するよりも良い選択肢があるというバイデン大統領の見解を改めて表明した。

479 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 09:09:35.79 .net
プーチン大統領、ウクライナのインフラ標的にさらなる攻撃を警告

9/17(土) 4:14配信

ロシアのプーチン大統領は16日、ウクライナで非軍事インフラへの攻撃を強化すると威嚇し、侵攻継続の決意を表明した。ここ最近、ロシア軍の形勢は7カ月に及ぶウクライナ軍事作戦で最大級の劣勢に逆転している。

ウクライナがロシアに掌握されていた領土の最大10%を奪還したと表明して以降、プーチン氏がこの問題に関して公に発言するのはこれが初めて。同氏はウクライナの反撃に関して、「状況がどうなるのか見てみないと分からない」と述べ、他の地域ではロシア軍の進軍は続いていると指摘した。

「ここ最近、ロシア軍は重要なターゲットをいくらか攻撃した」とプーチン氏はウズベキスタンのサマルカンドでロシア・メディアの記者団に発言。「状況がこうした方向にさらに発展すれば、われわれの対応は一段と深刻なものになる」と述べた。同氏は上海協力機構(SCO)首脳会議に出席するため、ウズベキスタンを訪問した。

プーチン氏はロシアの軍事作戦は「緩やかなペースながらも、着実に進んでいる」とし、ロシアは軍事力の「一部しか」使っていないと主張。「ロシア軍はどんどん新たな領土を掌握している」と続けた。

480 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 09:10:16.95 .net
「こわもて」プーチン氏、旧ソ連構成国に低姿勢外交…遅刻もせず笑顔で出迎え

9/17(土) 5:26配信

 ロシアのプーチン大統領が16日閉幕の上海協力機構(SCO)首脳会議に合わせ、ロシアが「勢力圏」と位置付ける旧ソ連構成国への影響力確保に腐心している。ロシアのウクライナ侵略以降、カザフスタンなどがロシアと距離を置く姿勢を見せているためだ。ここに来て、旧ソ連構成国同士の武力衝突も相次いで勃発し露軍主導の安全保障も揺らいでいる。



 ロシア通信は、プーチン氏が15日、個別会談のため、キルギスのサディル・ジャパロフ大統領の到着を会場で待つ様子を収めた動画を配信した。プーチン氏は、遅れて到着したジャパロフ氏を満面の笑みで出迎えた。

 今月8日に死去したエリザベス英女王を含め、世界各国の要人との会談に遅刻することで知られるプーチン氏だが、首脳会議が開かれたウズベキスタンの古都サマルカンドでは、旧ソ連構成国の首脳に対しても「平身低頭」の姿勢が目立つ。

 15日に会談したウズベキスタンのシャフカト・ミルジヨエフ大統領には、ロシアとの友好関係強化への功績をたたえ、勲章も授与した。

 こわもてイメージの強いプーチン氏の腰が低いのは、ウクライナ侵略に伴いロシアから一定の距離を保とうとする「遠心力」が強まっていることが影響している。

(写真:読売新聞)

 代表格がカザフスタンのカシムジョマルト・トカエフ大統領だ。6月に露サンクトペテルブルクで開かれた国際経済会議の全体会合にプーチン氏とともに出席したトカエフ氏は、ウクライナ東部の親露派武装集団が実効支配する地域を「正式な国家とはみなさない」と断言し、ロシアによる一方的な国家承認を批判した。トカエフ氏は中国や欧州との関係強化を模索する動きを活発化させている。

 旧ソ連構成国の情勢も不安定化している。タス通信などによると14日以降、タジキスタンとキルギスの国境地帯では両国の国境警備隊員らによる衝突が続いている。米政策研究機関「戦争研究所」は15日、情勢不安定化の要因に関し、ロシアが両国の露軍基地に配置していた兵士をウクライナ戦線に投入したことが影響しているとの見方を示した。

 ロシアの同盟国アルメニアと、アゼルバイジャンの国境地帯でも最近、大規模な軍事衝突が発生した。ロシアがウクライナ侵略に集中している隙をついて、トルコを後ろ盾にするアゼルバイジャンが仕掛けたとの見方が根強い。米国のナンシー・ペロシ下院議長が近くアルメニアを訪問すると取りざたされており、旧ソ連構成国を巡る影響力争いが激しくなっている。

481 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 09:11:15.40 .net
ウクライナ侵攻後初めて中ロ首脳が対面で会談

9/16(金) 6:06配信

ロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席はウクライナ侵攻の開始以降、初めて対面で会談しました。

 15日の首脳会談でプーチン大統領は習主席に対し、「ウクライナの危機における中国のバランスの取れた立場を評価する」と述べました。

 一方、習主席は「世界の変化に直面しても、中国はロシアとともに努力し、大国として混乱した世界に安定をもたらす」と述べました。

 ウクライナについて明言を避けつつも、ロシアとの協力をアピールした形です。

 さらに習主席は「互いの核心的利益を支え合い、貿易や農業などの実務協力を深化させたい」とも述べ、欧米などによる制裁が続くロシアに対し、経済的な連携強化を提案しました。

482 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 09:12:40.49 .net
プーチンの大誤算…頼みの中国・習近平も冷ややかで、「四面楚歌」に追い込まれた!

9/16(金) 7:02配信

 ウクライナが8月下旬から始めた反転攻勢で、ロシア軍を圧倒し、9月11日までに東部のハリコフ州のほぼ全域を奪還した。戦況はウクライナ優勢で動いていくのか。それとも、ロシアが形勢逆転を狙って、核や化学兵器に手を伸ばす可能性はないのだろうか。



 まず、8月下旬からの展開を振り返ろう。

 米国のジョー・バイデン政権は8月24日、29億8000万ドル(約4200億円)に上るウクライナへの追加軍事支援を決めた。これは1回の支援額として過去最大だっただけでなく、防空システムや長距離砲、弾薬など、中身も数年がかりの大規模な支援だった。

 バイデン大統領は、支援を発表した声明で「米国はウクライナの人々が主権を守るために戦い続ける限り、彼らを支援することを約束する」と述べた。この言い方は、ほとんど「同盟国扱い」したも同然である。

 それまでの支援は、言ってみれば「負けないように、しかし勝ちすぎないように」というような、中途半端なものだった。たとえば、5月30日に表明した支援では「ハイマース」と呼ばれる高機動ロケット砲システムも、わざわざロシアまで届かないように射程を短くしていた。

 それに比べれば、8月の支援は、かなり本腰を入れてきた印象がある。なぜ、そうなったかと言えば、1つには、米国内でバイデン政権の姿勢に対して「いかにも中途半端」という批判が高まっていたからだ。

 たとえば、ウォール・ストリート・ジャーナルは「ウクライナ支援で曖昧なバイデン氏」と題した5月31日付の社説で「これでは戦争に勝つことも、ウクライナに有利な形で膠着(こうちゃく)状態を強いることもできない」と批判した。

 それだけではない。

 私は、米国がロシアのウラジーミル・プーチン大統領は結局「核を使わないし、使えない」という判断に傾いてきたから、とみている。もしも、プーチン氏が本気で核のボタンに手を伸ばす可能性を本気で心配していたら、大胆な軍事支援を躊躇したはずだ。

 米国は軍事衛星による偵察や通信傍受、あるいはロシア内部からの情報で、かなりの程度、ロシア軍の動向を把握している。たとえば、5月4日付のニューヨーク・タイムズは「米国の機密情報が、ロシアの将軍たちの殺害に役立っている」と報じた。

 そうした実績もあって、米国は「ロシアが核兵器を使おうとすれば、事前に把握できる」という自信を深めているのではないか。

483 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 09:14:36.11 .net
 
つづき

ウクライナ軍が優勢だが…

 ウクライナ軍が本格的な反転攻勢に踏み切ったのは、まさに米国が積極的な支援姿勢に転換した直後だった。CNNが特ダネとして、反転攻勢の第1報を報じたのは、バイデン政権の発表5日後の8月29日だ。

 9月13日付のニューヨーク・タイムズによれば、ジェイク・サリバン米大統領補佐官やマーク・ミリー米統合参謀本部議長が、数カ月前からウクライナ側のカウンターパートと協議し、作戦を練り上げていた。米国の支援はその一環だ。つまり、今回の作戦は事実上、米国と英国、ウクライナの3カ国による共同作戦だったのだ。

 ウクライナは、このまま優勢を維持できるのだろうか。楽観できない。

 元米国防長官のレオン・パネッタ氏は9月12日、ブルームバーグ・テレビのインタビューに答えて「(今回の攻勢は)重要な岐路(pivotal)であると同時に、危険でもある」と、次のように語っている。

----------
〈我々は、重要な岐路にさしかかっている。プーチン氏を追い詰めれば、彼は反撃に転じるだろう。モスクワには、今回の攻勢で撤退を余儀なくされたことで、彼を批判する人々もいる。プーチン氏は実際、インフラを攻撃した。彼は戦域核に手を出すかもしれない〉
----------

 攻勢直前のタイミングで、核戦争に発展する可能性を警告する専門家もいた。攻撃的現実主義の大御所、シカゴ大学のジョン・ミアシャイマー教授だ。

 教授は8月17日、外交専門誌「フォーリン・アフェアーズ」に「ウクライナにおける火遊び」と題した論文を寄稿し、楽観的な見方を厳しく戒めた。次のようだ。

----------
〈西側の政策担当者は、次のような見解で一致しているように見える。すなわち「対立は膠着状態に陥る」「弱体化したロシアは結局、米国とNATO(北大西洋条約機構)、ウクライナに有利な平和協定を受け入れる」「米国もロシアも戦争をエスカレートさせて得られる利点を承知しているが、破局は避けられる」というのだ。米国が直接、戦闘に介入したり、ロシアが核を使うなどとは、ほとんど誰も思っていない〉
----------

 だが、それは「あまりに軽率」と批判する。

----------
〈破局的なエスカレーションを避けられたとしても、戦闘集団がそんな危険を管理する能力があるかどうか、まったく不確実だ。常識で考えるよりも、はるかに危険は大きい。欧州が核戦争で全滅する可能性を考えれば、特に注意しなければならない〉
----------

484 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 09:15:17.39 .net
 
つづき

戦略を大転換した米国

 教授はロイド・オースチン米国防長官が「我々はロシアを弱体化させたい」と語った発言に注目した。私は4月29日公開コラムで、この発言を引用して「米国が戦略を大転換した」と書いたが、教授はこう指摘している。

----------
〈米国はロシアを大国の座から引きずり下ろして、ノックアウトする意図を表明したのだ。国防長官は7月「支援は効果を上げている。ロシアは我々を潰せる、と思っているが、彼らの計算違いだ」と語っている。もはや、妥協の余地はない〉
----------

 教授は具体例を挙げて、米国の方針転換を指摘した。ハイマースと呼ばれる多連装ロケットシステムの提供、スロバキアを通じたミグ29戦闘機の提供、さらに、ニューヨーク・タイムズが報じた「米国の隠れ戦闘員、スパイ網の構築」などだ。

 このニューヨーク・タイムズの記事(6月25日付)は、興味深い。米国や西側同盟国はドイツやフランス、英国に設けた基地で、ウクライナの特殊部隊を訓練している。米中央情報局(CIA)の担当者はキーウで、ウクライナ軍に極秘情報を提供している、という。

 そのうえで、教授はこう指摘した。

----------
〈プーチン氏が核を使うシナリオは3つある。1つは、米国やNATOが戦闘に加わるケースだ。そうなったら、脅しで核を爆発させるかもしれない。2つ目は戦場で形勢を逆転するために使う場合だ。ウクライナがロシア軍を打ち負かし、領土を奪還しそうになったら、モスクワは脅威が迫ったとみるだろう。3つ目は外交的解決が見込めず、戦争がロシアに非常に過酷な膠着状態に陥った場合だ〉

〈多くの人々が、戦争がエスカレートする危険性を、あまりに過小評価している。戦争はそれ自体のロジックを持っており、行方を予測するのは難しい。我々にできるのは、指導者が破局的エスカレーションを避けるために、戦争を管理するよう願うことだけだ〉
----------

485 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 09:16:43.04 .net
 
つづき

世界中が注目する中ロ首脳会談

 戦争の行方を占ううえで、大きな鍵を握っているのは、中国である。

 プーチン氏と中国の習近平総書記(国家主席)は9月15日に上海協力機構の首脳会議が開かれるウズベキスタンで会談した。プーチン氏は戦況の悪化を受けて、軍事支援にとどまらず、可能ならば「核の使用」についても、習氏から事前に「暗黙の了解」を取り付けたかったはずだ。

 本稿執筆時点(15日午後9時)で、会談の詳細は明らかになっていないが、軍事支援も核の使用容認も、習氏は要請に応じないだろう。中国がロシア支持に大きく舵を切った後で、ロシアが大敗北を喫したら、習近平体制の基盤が揺らいでしまう。10月の共産党大会で総書記3選を至上命題にしている習氏に、そんなリスクを犯せるわけがない。

 中国が了解を与えた後で、ロシアが本当に核を使ってしまったら、中国も世界から非難を浴びるのは避けられない。そうなったら、中国の「台湾奪取」という大目標にも、悪影響を及ぼすのは必至だ。

 中国は核の「先制不使用」を宣言している。それがタテマエにすぎなくても、西側の中国批判に格好の武器を与えてしまう形になる。米国との対決で「ロシアと中国のどちらが主導権を握るのか」という問題もある。それは、戦後の世界秩序作りに直結する。

 頼みの中国からもつれなくされ、プーチン氏はいよいよ「四面楚歌」状態に追い込まれてきた。

486 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 09:17:57.47 .net
【解説】 ウクライナでの戦争、どっちが勝っているのか

9/17(土) 14:06配信

ウクライナ軍はこのところ、急速な前進を遂げ、ロシアから広い地域を奪還している。

ロシアは、部隊を再編成中だとしている。ウクライナの国土の5分の1近くは、まだロシアが押さえている。

■戦局はどう変わった? 

ロシアは2月24日にウクライナに侵攻し、首都キーウを包囲。南部、東部、北部でも攻撃を開始した。

4月に入ると、ロシアはキーウへの進軍を断念。ウクライナ軍が、キーウ周辺の広い範囲を奪還した。

ロシアはその後、ウクライナの南部、東部、北東部に軍を集中。広い地域を制圧してきた。

だが9月になると、状況は一変した。

ウクライナは北東部で圧倒的な攻勢をかけ、ロシア軍を追い返した。ハルキウ市周辺だけで3000平方キロメートルを奪還したとしている。

今月に入ってロシアの支配から取り戻した領土は8000平方キロメートルを超えると、ウクライナは説明している。戦争が始まって以来、最も広範囲に及ぶ奪還となっている。

ウクライナが今月10日に奪還したとしているイジュームとクプヤンシクの両市は、ロシア軍の重要補給拠点だった。そのため、ウクライナにとっては戦略上の大きな利益となった。

ウクライナは、南部ヘルソン州の周辺でも反撃に出ている。

米シンクタンクの戦争研究所 (ISW)は、ウクライナ部隊がロシア軍に「大規模な作戦上の敗北」を与えたとしている。

英シンクタンク、王立防衛安全保障研究所のジャスティン・ブロンク氏は、ハルキウのロシア軍陣地が「完全に崩壊」したと述べた。

同氏はロシアの撤退について、「4月のキーウ撤退以来、ロシアによる最も劇的な反転であることは間違いない」とした。

■ロシアはどう対応した? 

ロシアは、イジュームとクプヤンシクからの撤退を認めた。「再編成」のための戦略的撤退だと説明した。

同時に、それらの地域は軍事攻撃の標的にし続けるとした。

ロシア軍は撤退の際、大量の装備と弾薬を残していったとみられている。

■ロシア支配地域はどれくらいある? 

前出のISWによると、ロシアはまだウクライナ国土の2割近くを押さえている。

その大部分を、東部ドンバス地方と南部、そして2014年にロシアが併合したクリミア半島が占めている。

ドンバス地方では、ロシア語が主な言語となっている。2014年にロシアがクリミアを制圧すると、ドンバス地方では親ロシア勢力が全域の3分の1以上を押さえた。そして、いわゆる「人民共和国」が2つ作られた。

リヴィウなどの都市がある西部は、ミサイル攻撃を受けたが、ロシア軍による占拠の動きは見られていない。

487 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 09:18:12.56 .net
 
つづき


■ロシアは何を望んでいる? 

ロシアは「侵攻」や「戦争」などの言葉を使わず、ウクライナで「特別軍事作戦」を展開していると説明している。

そして、「当初設定されたすべての任務」が達成されるまで、作戦を継続するとしている。

2月に侵攻を開始した際、ウラジーミル・プーチン大統領は、「ウクライナの非軍事化」が目標だと述べた。

目的の1つには、ウクライナが北大西洋条約機構(NATO)に加盟しないことを明確にすることもあった。

当初、ロシアが目指したのは、ウクライナの制圧と、同国政府の追放だった。

しかし現在、ロシアの野心は、ウクライナの東部と南部での土地の確保に限定されているとみられる。

■ウクライナは何を望んでいる? 

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシア軍の完全追放と「すべての領土の解放」が主な目標だと述べている。

ゼレンスキー氏は、ロシアから奪い返した地域の維持に必要だとして、より多くの資金と装備を求めている。

ウクライナ軍は、西側諸国から送り込まれた武器を多数使用している。

■死者は何人に上っている? 

双方に多数の死傷者が出ているが、正確な人数は公表されていない。

ウクライナは、ロシア兵を5万人以上殺したと主張している。8月末には、紛争開始以降のウクライナ軍の死者を約9000人と発表した。

ロシアは自軍の死者数をめったに明らかにしない。直近の発表は3月で、ロシア兵1351人が侵攻開始以降に死亡したとしていた。

米当局は7月時点で、ロシア兵の死者を約1万5000人と推定している。

民間人にも死者が出ている。国連は今月初め、その人数を5700人以上とした。

しかし、実際の死者数はずっと多い可能性が高いとしている。

488 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 09:19:05.22 .net
「戦争している場合ではない」 モディ印首相、プーチン氏に訴え

9/17(土) 12:34配信

 インドのナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相は16日、ウズベキスタン・サマルカンド(Samarkand)で開かれた上海協力機構(SCO)首脳会議に合わせてロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領と会談し、「今は戦争している場合ではない」と訴えた。両者の対面での首脳会談は、ロシアのウクライナ侵攻開始以降初めて。



 インドとロシアの関係は東西冷戦(Cold War)時代からで、インドにとってロシアは今なお最大の武器供給国。

 だが、インドの国営テレビ、ドゥールダルシャン(Doordarshan)によれば、モディ氏はプーチン氏に「閣下、今は戦争をしている場合ではないだろう」と述べ、「民主主義と外交と対話」の重要性を強調した。

 これに対してプーチン氏は「ウクライナでの紛争に対するインドの立場や懸念は理解している」と答え、「紛争ができるだけ早く終わるよう最善を尽くす」とする一方、ウクライナ側が交渉を拒否し、「戦場で軍事的手段を行使して目的を達成しようとしている」と述べた。

489 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 09:19:52.36 .net
プーチン氏、ウクライナとの「合意」拒否し侵攻か 側近が報告も

9/17(土) 5:01配信

 ロシアのプーチン大統領が2月のウクライナ侵攻開始時に、ロシア側が求めるウクライナの北大西洋条約機構(NATO)非加盟について「ゼレンスキー政権とロシア側で合意した」との報告を側近から受けていた可能性が浮上した。ロイター通信が14日に伝えた。ただし、プーチン氏は側近が勧めた合意の受け入れを拒否し、本格的な侵攻に突き進んでいったという。

【ロシアさえ介入しなければ…戦死の息子思う母】

 ロイターは「プーチン政権に近い関係筋3人」の話として伝えた。事実なら、一部のロシア高官も侵攻回避に向けてぎりぎりまで努力していたことになる。

 報告をしたとされる側近は、ウクライナ出身のコザク大統領府副長官。プーチン氏が故郷サンクトペテルブルクの副市長をしていた1990年代からの側近とされる。

 コザク氏はウクライナ側との暫定合意により、「ウクライナの占領の必要はなくなった」とプーチン氏に訴えたが、プーチン氏はこれを無視したとみられる。

490 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 09:21:06.14 .net
集団墓地には首にロープ・腕折れた遺体…ゼレンスキー氏「ロシア占領下の残虐行為の証拠」

9/17(土) 10:40配信

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は16日のビデオ演説で、ウクライナ軍が解放した東部ハルキウ州イジュームの集団墓地で400人以上の遺体が確認されたことを受け、「ロシア以外にこれほど多くの死をもたらすテロ勢力はない」と語った。ロシアをテロ支援国家に指定するよう改めて各国に訴えた。

ウクライナのゼレンスキー大統領(AP)

 ゼレンスキー氏は、これまでの調査で、首にロープが巻かれた遺体や腕が折れた状態の遺体が見つかったとし、「ロシア占領下の残虐行為の証拠だ」と述べた。子供や、家族全員が一か所に埋葬されたとみられる複数の遺体もあったと指摘した。調査は始まったばかりで「正確な遺体の数はまだわからない」とも語った。

 米国のブリンケン国務長官は16日の記者会見で、イジュームで多数の遺体が見つかったことを受け、「残虐行為を行った者や命令した者の責任を追及する」として、ウクライナや国連などと連携して証拠収集を進める考えを強調した。ただ、ロシアのテロ支援国家指定に関しては、「指定によって行使されうる全ての制裁や圧力を既に実行している」と述べ、否定的な立場を改めて示した。

491 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 09:21:58.51 .net
ロシア軍の統制崩壊、戦場の失策に拍車

9/17(土) 7:35配信

 戦争は机上で計画されるが、現場で戦われる。ウクライナ侵攻をめぐるロシア軍の戦略的な誤りは、特に兵卒の統制が不十分であることを示している。



 ロシアが2月24日に侵攻を開始した当初、多くの兵士がその目的を明確に把握しておらず、中には単なる演習のために招集されたと思っていた兵士もいたことが示唆されていた。そして半年が経過した今も、西側諸国の専門家は、ロシア軍が虚偽と腐敗にまみれ、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領とその側近が聞きたがっていることを伝えるのに必死だとみている。

 エルサレム安全保障戦略研究所(JISS)のアレクサンダー・グリンバーグ(Alexander Grinberg)氏は、「プーチン氏は非現実的な結果を要求するため、非公開の場であっても同氏には誰も本当のことを伝えない」と指摘する。

 軍事史家で作家のクリス・オーウェン(Chris Owen)氏も、「ロシア軍の将校は部隊の状況について上官によくうそをつく」と説明。ロシア兵が戦闘で成功を収めたという虚偽の報告をする通信をウクライナ側が傍受しており、そうした虚偽情報に基づいて攻撃が行われていると指摘した。

■士官育成の失敗

 ロシア軍の不意を突いたウクライナ軍の最近の反撃をめぐっては、ロシア軍内での脱走、命令拒否、士気の低下など、指揮系統の崩壊を示唆する情報が出ている。さらに専門家は、将官や士官の死や負傷が大打撃となっていると指摘。軍隊の訓練体制が近年悪化し、有能な後任を確保するのが難しくなっているとみている。

 匿名を条件にAFPの取材に応じたフランス軍幹部は、ロシア軍には階級を上って「その分野のエキスパート」となった下士官が十分にいないと指摘。ロシアは年配の兵士を優先して昇進させる傾向があるが、「年長者だけが昇進し、部下との関係が権力によるものだけになると、攻撃を実行するのが難しくなる」と説明した。

■受刑者を傭兵に?

 ウクライナの電撃的な反攻を受け、プーチン氏が総動員令に踏み切る可能性をめぐる議論が再燃している。そうなれば、同氏がこれまで「特別軍事作戦」と呼んでいたものが、紛れもない「戦争」であることが明確になる。

 ロシア政府はその代わりに、ワグネル(Wagner)などの民間軍事会社から傭兵(ようへい)を積極的に雇い入れたり、正規軍の志願兵を増やしたりしようとしているようだ。

 ソーシャルメディア上では、プーチン氏と親しい関係にあり、ワグネルの資金源となっているとみられるオリガルヒ(新興財閥)のエフゲニー・プリゴジン(Yevgeny Prigozhin)氏が、ロシアの刑務所の中庭で受刑者たちに契約を持ちかける様子を撮影したとされる動画が拡散。AFPはその信ぴょう性を確認していないが、動画の人物は受刑者に対し「半年間従軍すれば、自由になれる。ウクライナに着いた後、これは自分には合わないと決めた者は、われわれが処刑する」と宣告していた。

492 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 09:22:53.80 .net
プーチン氏「反攻見守ろう」 露軍苦戦も余裕演出

9/17(土) 9:12配信

ロシアのプーチン大統領は16日、上海協力機構(SCO)首脳会議が閉幕したウズベキスタンのサマルカンドで記者会見し、ウクライナの戦況に関し「目標は達成に向けて進んでいる」と主張した。ロシア軍がウクライナ東部ハリコフ州や南部ヘルソン州などで劣勢に立たされているとの見方については「ウクライナの反攻がどう終わるか見守ろう」と述べ、余裕の姿勢を打ち出した。



プーチン氏はウクライナ軍による反攻に関する質問に対し「作戦の主目標は東部ドンバス地域(ドネツク、ルガンスク両州)の解放だ。ドンバスで露軍は前進を続け、着実に新たな領土を獲得している」と強調。「ロシアは一部の契約兵だけで戦っている」とも語り、露軍にはなお余力が残っているとした。

また、「ウクライナは交渉ではなく戦場で決着を付けようと宣言した」と指摘しつつ、最終的にはロシアが勝利を収めるとの認識を示した。

米政策研究機関「戦争研究所」などは、露軍は要衝ハリコフ州を喪失したことでドンバスの制圧も不可能になったと分析している。露軍は兵員不足や士気の低下も深刻化しているとされる。プーチン氏が余裕をアピールする背景には、露軍の苦戦で国内に動揺や停戦論が広がることへの警戒感があるとみられる。

493 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 09:24:37.33 .net
負け馬に冷たい習近平の狡さと落ちこぼれるプーチンの悲哀

9/17(土) 6:02配信

 中国の習近平主席は9月14日から中央アジアのカザフスタンとウズベキスタンを歴訪し、16日には(現地時間)にはウズベキスタンにて開催の上海協力機構首脳会議に出席した。さらに首脳会議以外に、首脳会議参加のためにウズベキスタンにやってきた各国首脳とも個別会談を行なった。その中では当然、ロシアのプーチン大統領との首脳会談がセットされた。



 ウクライナ戦争が始まって以来初めての対面会談であるだけに、習近平・プーチン会談は国際的には大きな注目を集めた。日本を含めた世界主要国のメデイアは、習主席の歴訪や上海協力機構首脳会議の開催よりも中露州首脳会談のニュースを大きく取り扱って多大な関心を寄せたのだが、これとの好対照をなしているのはむしろ、中国国内の各官制メデイアの報道ぶりである。

 例えば9月16日の人民日報は1面で、15日の習主席の外交活動を集中的に報道している。習主席がウズベキスタン大統領と会談したニュース、同大統領から「勲章」をもらったニュース、そして中露蒙首脳会談に参加したニュースなどが紙面を飾った中で、習主席がプーチン大統領と会談したニュースはその中の1つとして扱われている。

 しかも紙面上、中露首脳会談のニュースは決して突出しているわけでもなく、「習近平勲章授受」のようなどうでも良いニュースとほぼ同じ取り扱いとなっているのである。この会談が特別なものと受け取られないよう工夫の跡が見られる。

掌を返したような冷淡さ
 そして会談の内容からしても、習主席のプーチン大統領に対する態度は極めて冷淡であることが分かる。

 会談を報じる人民日報の公式記事、すなわち中国側の「公式発表」によれば、プーチン大統領は会談の中で「この半年間で世界は劇的に変化しているが、唯一変わらないのは中露間の友情と相互信頼だ。中露の全面的・戦略的な協力関係は山の如く動かない」と語り、彼にしては珍しく感情的な表現を使って対面の習主席に赤裸々なラブコールを送っている。

 だが、それに対する習主席の反応は至って冷たい。習主席は一応、「今年に入ってからも中露協力と交流が順調に進んでいる」と応じたが、彼の口からは「友情」と「信頼」とかの感情的な言葉が一切出ていないし、今まで中国側が中露関係を語る時に必ず持ち出す「全面的・戦略的な協力関係」という慣用表現ですら、それが習主席の発言から消えているのである。

 プーチン大統領に対する習主席の冷淡さは、今年2月4日に行われた中露首脳会談時の彼自身の態度とは対照的である。

 あのとき、北京冬季五輪の開幕式に参加してきたプーチン大統領に対して、習主席は「中露両国は背中を合わせて肩を並べ、戦略的協力関係を深化させて国際社会の公平と正義を守る。(このような中露関係は)過去でも現在でも未来でも動揺することはない」と、この上ない熱烈な「愛の誓い」を一方的に送っている。

 だが、今や立場が完全に逆転して、プーチン大統領からの「求愛」に対し、習主席の方はにべもない態度で応対した訳である。

494 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
 
つづき


支援? 見て見ぬふり

 習主席が、9月15日の中露会談でプーチン大統領に対して示したのは、単なる態度の冷淡さだけではない。

 周知のように、プーチン政権がウクライナに対する侵略戦争を発動して以来の半年間あまり、ロシアは欧米からの厳しい経済制裁を受けて国際的にかなり孤立し、国内経済もジリ貧となりつつある。その一方、戦争の遂行自体はうまく行かず、むしろロシアの方が徐々に敗色濃厚となって国内ではプーチン大統領に対する批判の声も広がっている。

 このような四面楚歌の状況下では、プーチン大統領は「盟友」であるはずの習主席と会談して切実に求めたいのは言うまでもなく、ロシアの立場に対する今まで以上との支持とロシアの戦争に対する実質上の支援であるに違いない。

 今のプーチン大統領はまさに、藁にもすがる思いで習主席との会談に臨んだのであろう。

 しかし習主席は、プーチン大統領の切実な願望に対しまったく見て見ぬ振りであった。

 中国とロシア両方の公式発表から見れば分かるように、習主席は会談の中で、プーチン大統領自身と世界全体の最大の関心事であるウクライナ戦争にはいっさい触れず、ロシアは喉から手が出るほど欲しがっている経済的・軍事的支援に対する言及もなかった。

 苦境に陥っているプーチンとロシアに対して激励や声援の一言すら発していない。

 その代わりに習主席はプーチン大統領に対し、「貿易・農業・インターネット事業などの領域における双方の実務的協力を深化させていこう」と語っているが、プーチンからすれば、そんな話はまるで、家が火事の最中の隣人に向かって「これからも仲良くしょうよ」と悠長に語っているかのような頓珍漢な対応に思えたであろう。

開戦前に誓った「協力関係」は過去のもの

 今年2月4日に行われた中露首脳会談の共同声明において、ロシアがアメリカなどに求めている「NATO不拡大」について、中国側は「共感し、支持する」との態度を表明し、「両国がNATOのさらなる拡大に反対する」との文句も共同声明に明記された。

 その時点では、ロシアとNATOとの対立に関して、中国側は明らかにロシア側に立ってプーチン大統領の肩を持つ姿勢を鮮明していたが、9月15日の会談では習主席はこの問題に対する言及をも避けていて、いわば「中立」の立場をとっているのである。

 このように、中国の習主席は「旧友」のプーチン大統領との久しぶりの会談において、大変な苦境に陥り支援を求めてくるプーチン大統領とロシアに救いの手をいっさい差し伸べようとはしないし、むしろ一定の距離をおくような冷たい姿勢を貫いている。

 どうやら今の中国と習主席にとって、ロシアと誓った「全面的・戦略的な協力関係」はもはや過去のものとなっており、プーチンのロシアはむしろ、習主席にとって敬遠したい「厄介者」となっている感がある。

495 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
 
つづき


もはや大敗北まで見えてきた

 このように習主席のプーチン大統領に対するこの態度は、今年2月4日に行われた前回の中露首脳会談の時とは天と地ほどの差がある。このような変化が起きた最大の理由はやはり、この半年間において、プーチン大統領とロシアのおかれる状況と立場は以前とは全く異なったものになっているからであろう。

 2月4日の段階では、ウクライナへの侵略戦争を準備している最中のプーチン大統領は軍事大国のロシアの強力な指導者としてEUと世界中から恐れられており、彼の発動する対ウクライナ戦争はロシアの圧倒的な勝利に終わるのであろうと、世界中の誰もがそう予想していたのである。

 その時のプーチン大統領は、来るべき戦争の勝利者だとみなされおり、世界的にも大きな影響力を持つ大国指導者として一目置かれている存在であった。

 だからこそその時の習主席は、いわば勝ち馬に乗る心理でプーチン大統領とロシアを強く支持し、そうすることによって「世界の指導者」になろうとする自らの立場を強化する一方、プーチン大統領と手を組んで欧米と対抗しようと考えていたのである。

 しかし、実際にプーチン大統領とロシアが、「特別軍事行動」という戦争に踏み切ってみたところ、ウクライナの強い抵抗に遭って戦争は頓挫し、ロシアの軍事大国としての威信と地位は大きく傷つけられた。

 加えて、ロシアは欧米から厳しい制裁を受けて、孤立し経済も破綻する道へ向かっている。

 これだけでも、世界に対するプーチン大統領とロシアの立場は大変弱まってきていることは明々白々な事実であるが、間が悪いことに、9月15日の中露首脳会談の直前、ウクライナ軍の大挙反撃によってロシア軍が大敗退を喫し、戦争全体におけるロシアの敗北が近づいてきていることを大きく印象付けてしまっていた。

 中露首脳会談が開催された9月15日には、ロシアはもはや世界屈指の軍事大国でもなければ、プーチン大統領はもはや世界から恐れられる強い指導者でもない。ブーチン大統領とロシアは、破滅する運命から逃れるためには習主席に泣きついて中国からのあらゆる支援を求めなければならない哀れの立場に、完全に立たされているのである。

496 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
 
つづき


わざと世界に距離感を見せつけたのか

 習主席の立場からすれば、転落し始めたロシアの利用価値はそもそも半減しているし、今更プーチンという負け馬に乗っても大したメリットはない。

 逆に、プーチンのロシアとの今までの緊密関係をそのまま継続していけば、あるいはプーチン大統領を助けるために軍事援助を含めたロシア支援を白昼堂々と行っていれば、西側主要国からの厳しい制裁にさらされるだけでなく、プーチン政権が何らかの理由で潰れた時、習近平の中国こそは自由世界全体にとっての不倶戴天の大敵となり、ロシアの二の舞になりかねない。

 こうした中で習主席はむしろ、プーチン大統領との会談を利用してロシアとの距離感をわざと西側と世界に示して見せた感がある。

 だが、その一方、ロシアの利用価値は完全に失われたわけではない。習主席は一応、「我々はロシアとともに、変動する世界を発展へと導く主導的な役割を果たす用意がある」と語り、ロシアと連携して欧米と対抗するそぶりを見せている。つまり中国は、ロシアとは距離を置きながら、外交カードを捨てようともしないのである。

 プーチン大統領は習主席との会談において、台湾問題について「ロシアが一つの中国の原則を堅持し、アメリカとその陣営による挑発を非難する」とまで言って、習主席の一番痒いところを掻いて精一杯のリップサービスをしてあげたのに、習主席の口からは「ロシア支援」の一言を取り付けることもできない。

 しかしそれでもブーチン大統領は、「中国のバランスの取れた姿勢を高く評価する」と言って習主席との「盟友関係」を何とかして今後に繋げていくしかない。もちろん、もしプーチンは今の難局を乗り越えて再び有利な立場に立っていれば、習主席の裏切りに報復してくるとも限らない。

 結局のところ、完全な利害損得の打算に基づく悪党同士の「友情」とはこの程度のものでしかない。だからこそ中露の間には相互信頼に基づく同盟関係は成り立たない。「中露関係が動揺しない」というプーチンと習近平の言い分とは裏腹に、中露関係はいつ経っても流動的なものであって脆弱なものなのである。

497 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
英王室に“差別”を受けて激怒したトランプとプーチン

9/18(日) 6:02配信

■ 条件付きで招かれた北朝鮮とイラン

 英国のエリザベス女王の国葬が9月19日、ロンドンのウェストミンスター寺院(収容人数2000人)で執り行われる。

 全世界から国王、大統領、首相ら高位者500人が参列して、今世紀最大規模の弔問外交が繰り広げられる。

 招待状は、グレート・ブリテン&北アイルランド連合王国の「外務・英連邦・開発省」(Foreign, Commonwealth, Development Office=FCDO)*1
から各国の駐英大使館を通じて各国外務省に送られた。 *1=かつて7つの海を支配した「大英帝国」の歴史を物語る仰々しい名前だが、いってみれば、日本の外務省、米国で言えば国務省だ。左翼は「英植民地主義の名残をいまだに引きずっている」と揶揄している。

 その役所が英王室と協議して決めた「招待受諾者リスト」に大袈裟な言い方をすれば、世界が一喜一憂している。

 特に被植民地だった米国では、物議をかもしている。

 米国人の「英国崇拝」は、一朝一夕にはなくなりそうにない。かつての英国植民地であり、英国軍と戦って独立を勝ち取ったのになぜなのか。

 英歴史学者のジェームズ・ボーン博士によれば、米国民は19世紀から20世紀初頭までアンチ英国だったという。

 ところが産業革命以降、今でいう先端技術を始め、米国の近代化を推進させてくれた英国に対する劣等感も手伝ってか、米国民のネガティブな対英感は急速に薄れたという。
 

 何といっても英語という言語はもとより、清教徒に始まり、英国文化、宗教、風習は米国主流に深く根ざしてきた。

 それはその後移住してきた非英国系の欧州移民にもコモンセンスとして受け入れられた。

 そうした下地を深化させたのは第1次大戦、第2次大戦でともに戦った「戦友関係」だった。

 特に米国民の英国王室に対する関心の強さは異常だ。同じ欧州の王室でも米国民はオランダやスペインにはほとんど関心を示さない。

 言語が英国と共通ということから英国王室はほとんどの米国民にとっては親しみやすい。英国メディアは米国に進出、英王室ニュースは英米で完全に共有されている。

 さらにエリザベス女王をはじめとする英王室のメンバーはカラフルだ。米国民にとっては、ちょうど日本人にとっての「時代劇」のようなものなのだ。

 ダイアナ妃をめぐる数々の悲劇は言うに及ばず、最近ではヘンリー王子と米女優だったメーガン妃の“米国亡命”は、米タブロイド紙にとって格好のネタを提供してきた。

 米英合作のテレビドラマシリーズ「The Crown」(ザ・クラウン)*2
は爆発的な人気を呼び、ゴールデングローブ賞に輝いた。 *2=『ザ・クラウン』は、ピーター・モーガンの原作・脚本による米英合作のテレビドラマシリーズ。エリザベス女王の治世を描く ネットフリックス作品。レフト・バンク・ピクチャーズ(Left Bank Pictures)およびソニー・ピクチャーズ テレビジョンが制作。

 米国民の対英観の中心に鎮座ましましていたのはエリザベス女王だった。

 それだから女王が逝去したニュースはまるで、自国の国家元首が死んだかような報道ぶりだった。

 だからこそ、国葬ともなれば米国は大統領はじめ大統領経験者、上下両院議長らで構成された弔問団が参列するのではないかと見られていた。

 ところが、英国から「現職大統領とファーストレディのみでおいでください」と言われてしまえば、それまでだった。

 理由は「会場収容人員」という物理的なものと言ってしまえば、日本はじめ多くの国は、相手の都合を聞き入れてすんなりと従う。

 だが米国はそうではない。

 超大国の驕りか(? )、米国は相手の都合を素直に受け入れるお国柄ではない。

 「俺はエリザベス女王とは一番近かった」と国葬参列をほのめかしていたドナルド・トランプ氏のような御仁もいる。

 「英国」と近いということは、米国内では「葵の御紋」的な効力を発揮する。

 そのトランプ氏が英王室から間接的に「招かれざる客」の烙印を押されてしまった。この話は後で細かく記す。

498 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
 
つづき

■ 反民主国家と見なされ拒否された6か国

 英国の「招待受諾国リスト」決定に戻る。

 英国が「招かれざる客」と宣言したのは、以下の6か国。

ロシア
ベラルーシ
アフガニスタン*
3

ミャンマー*3

シリア*3

ベネズエラ *3=英国はアフガニスタン、ミャンマー、シリアとは外交関係を結んでいない。ミヤンマーとは2021年2月の軍事クーデター以後、大使館員規模を縮小。ベラルーシは親ロシア路線を堅持している。

 「出席していただいてもよいが、元首ではなく大使級のみ」と、注文を付けて弔問を受け入れたのは、以下の3か国。

 北朝鮮
イラン
ニカラグア

 受け入れた各国に対しても「一国お一人、現国家元首、大統領、閣僚とその配偶者のみ」と通告してきた。

 (弔問する外国人高位者は約500人になると予想されている。なお昭和天皇の国葬の時に参列した外国人高位者は70か国130人だった)

 ということは、「自分とエリザベス女王とは特別な関係にある」と豪語してきたトランプ氏にも「ご遠慮願いたい」と言ってきたことになる。

 (もっともトランプ氏は9月8日の家宅捜索の際に米連邦捜査局=FBIに3通の旅券を押収されており、よほどの特例でもない限り、出国できない)

 「招かれざる客」の筆頭、ロシアは2月、ウクライナに軍事侵攻、ジョー・バイデン米大統領からは「ジェノサイド」(民族大虐殺)と断定されている。

 英国は2021年2月、米豪と対中軍事同盟ともいえる「AUKUS」(豪英米の頭文字を組み合わせたオーカス)を創設している。

 その米国とは最も近い同盟国である英国が、ロシアを女王の国葬に呼べるわけがない。

 その一方で、アジアで軍事活動を活発化させている中国には何ら注文を付けずに「お一人様どうぞ」と、招いた。

 アヘン戦争、香港租借、そして台湾問題と、英国は中国と共に近代史を刻んできた「古い友」だ。

 これに対して、中国は、王岐山国家副主席(中国共産党政治局常務委員の経験者。常務委員7人に次ぐ事実上の「序列8位」)が習近平国家主席の「特別代表」として参列する。

 国家元首(天皇は「国民の象徴」だが、外交的には元首扱いだ)を送り込む日米とは一線を画している。むろん、英国は中国の「格落ち弔問」は最初から織り込み済みだったはずだ。

499 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
 
つづき

■ 女王とロシアはナチスと戦った戦友

 だが、今や「大英帝国」でもない英国の今の「世界観」で国のランク付けが行われているわけだが、収まらないのは外された国だ。

 ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は9月15日、怒りのステートメントを読み上げた。プーチン氏の憤りを代弁している。

 「英外務省は、ロンドンのロシア大使館にエリザベス女王の国葬に同大使館員を含むロシア政府高官を招かぬと通告してきた」

 「これは、世界中の何百万人もの人々の心を動かした(英女王の逝去という)国家の悲劇を弔う行事をわが国に対する恨みを晴らすための地政学的な目的に利用しようとする英国の試みである。これは極めて不道徳なことである」

 「英国は、ロシアが今ウクライナで展開している特別軍事作戦に関する回答だとしているが、これほど皮肉な言いがかりは納得しがたい」

 「なぜなら、当時親王妃だったエリザベス女王は第2次大戦時、英陸軍女性部隊『補助地方義勇軍』(ATS)に入隊し、ナチスおよびウクライナ人協力者であるステパーン・バンデーラ(ウクライナ民族解放運動指導者)やロマン・シューへヴィチ(ウクライナ反政府軍指導者)に立ち向かった」

 「今の英国のエリートたちはナチス的な連中の側に立っている。だが、われわれは第2次大戦での勝利に貢献したすべての戦士たちの記憶を追悼し続けている」

 

 同報道官は、「エリザベス女王の逝去に対する思いに変わりはない」とも付け加え、女王と英国政府とを分けるという含みのあるスタンスを示した。

 (英女王、国王は定期的に首相から内政外交についてブリーフィングを受けており、英政府の政策に合意している)

 (ウクライナ侵攻に関する英国のスタンスは即、女王の承認した決定事項でもある。そんなことも知らぬプーチン氏でもあるまい)

500 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
 
つづき

■ トランプ氏、英大衆紙に寄稿

 英国の決定に怒り狂ってもう一人の御仁がいる。

 「米歴代大統領の中で一番女王と親しかったのは私だ」と豪語していたトランプ氏だ。

 同氏は9月9日、悲報に接するや否や、英大衆紙「デイリー・メール」にステートメントを寄稿した。まるで現職大統領がしたためた追悼の辞だった。

 「女王の歴史的で特筆すべき治世は、平和と安定という大きな遺産を英国にもたらした。女王の存在は何事にも代えがたいものだった」

 「歴史上、女王ほど尊厳、不動、困難を乗り切る決意、責任感、そして献身的な愛国心を実践した人物は数少ない」

 「冷戦、ロンドン空襲、欧州連合(EU)離脱、コロナウイルス禍などの多くの国難に直面した時も女王は常に英国民に寄り添ってきた」

 「米国民にこれほど尊敬され、愛された人物は現代においては数少ない。チャールズ新国王は、大切な母を受け継ぐ偉大で、傑出した後継者になるだろう」

 「私の人生にとって女王と過ごした時は類まれな名誉ある時間だった。私とメラニアは、バッキンガム宮殿とウィンザー城で女王と過ごした時間を死ぬまで忘れはしない」

 

 トランプ氏が大統領在任中に女王に会ったのは2018年7月、2019年6月、同年12月の3回だ。

 (一番多く訪問したのはフランスで4回、次に多いのは3回訪問した英国と日本だ)

 2019年6月3日から5日の時は国賓として訪英、バッキンガム宮殿とウィンザー城で2回会った。その時の感想をのちにこう語っている。

 「女王は私と本当に楽しい時を過ごしたはずだ。女王がこんなに楽しんで話をしたことはなかったと彼ら(同席した人間のことか)は言っていた」

 「女王との話は弾んだ。お互いに信頼に満ちあふれ、包み隠さぬ話をした。晩餐会で女王と私と同じテーブルに座っていたのが誰だったか全く記憶にない」

 「私は女王以外とは誰とも話をしなかった。女王と私は偉大な関係を築いた」

 
 少なくともトランプ氏は女王にすっかり参っていた。クィーンズ・イングリッシュとニューヨークのクィーンズ・イングリッシュ(トランプ氏はクィーンズ郡出身)とで通訳なしの会話が弾んだことだけは分かる。

501 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
 
つづき

 女王がトランプ氏のことをどう思っていたのか。

 「死人に口なし」で分からない。今後側近が書く回顧録が出るまで待つほかない。ただ、英国人一般がトランプ氏をどう見ていたかは今でも分かる。

 英国民に寄り添い、英国民の国民感情には敏感だった女王もおそらく同じだったと仮定してみると、女王のトランプ観が透けて見えてくる。

 歯に衣着せぬことで定評のある英国人作家、ナット・ホワイト氏は、ナレッジコミュニティQuora*4
にこう投稿している。 「トランプという人間には、英国人が人物評価をする際に重んじてきた伝統的価値のほとんどが欠如している」

 「つまり、彼は上品さ、冷静さ、信頼性、同情心、見識、自己認識、節操、雅量、魅力、ウィット、ユーモア、機智に富んだ皮肉、人を楽しませるほのかな笑い、デリカシー、すべての面で欠けているのだ」

 「これらを兼ね備えていたのは、バラク・オバマ第44代大統領だった」

 

 *4=Quoraは、ユーザーコミュニティで作成、編集、運営されているサイト。2010年6月21日に立ち上げ、 質問と回答の収集を行なっており、SNSで世界中に転電され、英語圏での「現代用語の一般常識」との評価を受けている。ユーザーは質問の編集を提案することで協働作業が可能になっている。

 ホワイト氏の見解を鵜呑みにすれば、エリザベス女王がトランプ氏をどう見ていたか、ひと言でいえば、軽蔑以外の何物でもなかったのではないだろうか。

 トランプ氏は2019年6月に訪英した際に英議会での演説を望んだ。

 だが、英下院のジョン・べロウ議長が強硬に反対したため、実現しなかった。

 直接の理由はトランプ氏がイスラム諸国からの渡航者の入国を禁じた大統領令を出したためとされているが、実は英議会に「嫌トランプ気運」が根強かったためとされている。

 (訪英した歴代大統領はロナルド・レーガン、ビル・クリントン、オバマ各大統領全員が議会演説を行っている)

 エリザベス女王死去以後の米国内での動きをフォローしてきたオンライン・メディアの編集者はこうコメントしている。

 「トランプ氏は女王との緊密な関係にあるとの独りよがりもあって、英大衆紙に投稿し、国葬参列を売り込んだが、英国王室は『外国弔問客人数制限』を名目にシャットアウトに出た」

 「女王国葬に参列することで司法当局による訴追の動きで窮地に立っている現状打破を狙ったのだろうが、英国に肘鉄を食らったわけだ」

「バイデン氏はバイデン氏で『英国が招くのは現職だけと言ってきた』と一部で囁かれていた元前大統領に同行する米弔問代表団構想*5
を粉砕してしまった」 「決定以降、トランプ氏は沈黙を守っているが内心煮えくり返る思いだろう」

 *5=同構想を打ち上げたのは、CNNテレビの名物アンカーマンのジェイク・タッパー氏(民主党議員の補佐官を経てテレビ界入り、2012年以降CNNの平日ニュース番組「The Lead with Jake Tupper」のアンカーを担当)だ。反トランプの急先鋒の一人だ。

 9月9日の番組(つまり英国の最終決定前の段階)で「トランプ氏を同行させるのが、バイデン氏にとって賢い行動だと思う」と述べ、超党派の弔問団派遣に期待を示した。

 これを受け、SNSで賛否両論が湧き起こった。

 

 同氏の意図がどこにあるのかはっきりしないが、CNNは「同構想はタッパー氏個人の見解であり、CNNの方針ではない」とコメントを出している。

 米国内でのこのドタバタ騒ぎに天国に召されたエリザベス女王は苦笑しているのではないだろうか。

502 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
中国軍、ロシア軍と同じ潜在的な弱点 米国防大の新報告書

9/17(土) 13:55配信
 
中国軍はウクライナで苦戦するロシア軍と同じ潜在的な弱点を抱えており、同様の戦争を遂行する能力の妨げになる可能性がある――。米国防大学がそんな報告書を公表した。



報告書では、軍種を超えた訓練の不足が人民解放軍(PLA)のアキレスけんになる可能性があると指摘している。ただ、専門家は中国の能力を過小評価することには依然慎重で、ロシアとの比較には注意を促している。

報告書では2021年までの6年間、PLAの陸海空軍とロケット軍、戦略支援部隊の5軍種に所属する幹部将校300人以上の経歴を調査した。その結果、どの軍種においても、幹部はキャリアを開始した軍種以外で作戦経験を積む機会に乏しいことが判明した。

別の言い方をすれば、PLAの陸軍兵は陸軍兵のまま、海軍兵は海軍兵のまま、空軍兵は空軍兵のままキャリアを過ごす。報告書では、PLAの要員がそうした狭い組織の外に出ることはまれだと述べ、軍種をまたいだ訓練が1986年から法律で義務付けられている米軍とは対照的だと指摘している。

報告書はさらに、こうした「硬直性が将来の紛争で中国の有効性を低下させる可能性がある」とし、特に軍種をまたいだ高レベルの統合行動が求められる紛争では問題になると指摘。PLAは「軍全体のまとまりに欠ける」ウクライナでのロシア軍と同様の問題に見舞われる可能性があると示唆した。

7カ月前のウクライナ侵攻開始以降、ロシア軍の組織構造の欠陥は外部から見て明らかになっている。

専門家によれば、ウクライナ軍の反転攻勢で最近敗走した際、ロシアの地上部隊は航空支援を欠いていた。開戦当初には兵たん面の問題で補給能力がそがれ、ロシア軍のトラックは地形に適したタイヤもなく、整備不足による故障が相次いだ。

報告書の著者であるジョエル・ウズノー氏によると、PLAの幹部は軍種をまたいだ訓練の不足から、これと同様の問題に直面している。

「例えば、作戦指揮官が後方支援部門でキャリアを広げる機会はほとんどない。その逆もしかりだ」(ウズノー氏)。同氏は米国防大学中国軍事研究センターの上級研究員を務める。 報告書によると、21年に四つ星司令官(米軍の統合参謀本部議長やインド太平洋軍司令官、あるいは中国の中央軍事委員会幹部や戦区司令官など)を比較したところ、米軍の40人全員が統合軍の経験があったのに対し、中国軍では31人中77%しか統合軍の経験がなかった。

また、米国では四つ星司令官のほぼ全員が作戦経験を持つが、中国では半数近くが「プロの政治将校」だという。

ハワイにある米太平洋軍統合情報センターの元作戦責任者、カール・シュスター氏は、今回の報告書は「中国の現状や今後について私が見た中で最良の分析だ」と語る。

一方で、この報告書を基にウクライナと似た戦争でのPLAの戦いぶりを予想するのには慎重になった方がいいとも指摘した。中国軍にはロシア軍より優れた点が他に数多くあるからだ。

中国は新兵訓練の質がより高く、現在はもう徴集兵に依存していないが、ロシア軍は下士官の「80~85%を入隊7カ月の徴集兵に頼っている」(シュスター氏)。

ロシアとは異なり、中国にはプロの下士官も存在するという。

現在ハワイ大学で教えるシュスター氏は、中国は統合作戦能力の点で4~5年ほど米国に遅れを取っていると推測しつつも、最近の演習を見れば「彼らが追いつきつつあることがうかがえる」と警鐘を鳴らした。

ウズノー氏の報告書では、中国軍と米軍の指導者の人口動態上の違いにも触れており、「中国の上級将校は年齢や教育、ジェンダー、民族の点で同質的だ」と指摘する。

四つ星の階級で見ると、中国軍の将校は米軍に比べ平均年齢が高く(64歳対60歳)、軍隊経験も長い(46年対40年)という。

米軍の指導層はより多様性に富み、女性が2人、アフリカ系米国人が3人いるが、PLAの指導層は全員男性で、99%が漢族と同質性が高い。

そして最後にひとつ、明らかな違いが存在する。米軍の四つ星将校の58%が外国で軍務に就いた経験があるのに対し、中国の四つ星将校は海外経験が皆無という点だ。

503 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
米国務長官、「責任問われるべき」 ロシア撤退後の多数遺体発見

9/17(土) 6:06配信

 ブリンケン米国務長官は16日、ヨルダンのサファディ外相との会談後に記者会見し、ウクライナ北東部のイジュムで多数の遺体が発見されたことを受け、「恐ろしいことに、これは進行中の出来事の一部だ」と述べ、ロシア軍を批判した。

 また、「こうした行為は責任が問われるべきだ」と強調した。

504 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ウクライナ、捕虜返還条件にロシア産アンモニア輸出再開を支持

9/17(土) 6:41配信

ウクライナのゼレンスキー大統領は16日、ロシアが戦争捕虜をウクライナに返還する場合に限り、ウクライナを経由するロシア産アンモニアの輸出再開を支持すると述べた。ただ、ロシアは直ちにこの案を否定した。

アンモニアは化学肥料の原料。国連は世界的な肥料不足の緩和に向けウクライナ経由でのロシア産アンモニアの輸出再開の可能性を示唆している。

ゼレンスキー氏は首都キーウ(キエフ)の大統領府でロイターのインタビューに応じ「ロシアからのアンモニアをウクライナ経由で供給することには反対だ。捕虜と引き換える場合のみに賛成する」と述べ、こうした考えを国連に伝えたと明らかにした。

ロシアのタス通信によると、ロシア大統領府のペスコフ報道官は、「人間をアンモニアと同等に扱うのか」と述べ、この案を拒否する姿勢を示した。

ロシア産のアンモニアをウクライナに送るパイプラインは、2月24日のロシアによる侵攻開始以降、停止されている。

ゼレンスキー氏によると、ウクライナ軍は北東部ハリコフ州での反転攻勢で数百人規模のロシア兵を捕虜にした。ただ、ロシアに拘束されているウクライナ兵の捕虜の数はこれを上回るという。

505 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
プーチン氏、ロシアは「急いでいない」 ウクライナの反攻に初言及

9/17(土) 11:30配信
 
ロシアのプーチン大統領は16日、ウクライナ軍が北東部で反転攻勢に成功してから初めて反攻に言及し、ロシアの「特別軍事作戦」の主要目標は変わっていないとの認識を示した。



上海協力機構(SCO)首脳会議の最後に行った記者会見で述べた。主な目標はルハンスク州とドネツク州を合わせた「ドンバス地方全体の解放」であり、ロシアは「急いでいない」と主張した。

プーチン氏は「ウクライナ軍による反転攻勢の試みはあるが、この仕事は続く。ドンバスでの我々の攻勢作戦そのものも止まることなく続く」と説明。「ペースは遅いが、作戦が続いている。徐々に徐々に、ロシア軍は新たな領土を占領している」とした。

戦闘の終結については、「ウクライナ政府はすでに全ての合意を破棄した」「彼らはロシアとの合意を求めず、戦場で勝利を目指すと表明した」と指摘した。

そのうえで「旗は彼らの手にある」「今回の反転攻勢がどのような終わりを迎えるか見てみよう」と述べた。

ウクライナが北東部と南部で反攻に出るなか、今月に入りロシアは甚大な損失を被っている。ゼレンスキー大統領の14日の発表によると、ウクライナは計8000平方キロの領土を奪還した。

506 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ハルキウ州から撤収急いだロシア軍、大量の装備品失う

9/17(土) 18:50配信
 
ウクライナ軍参謀本部などは17日までに、同国北東部ハルキウ州からロシア軍が大規模な撤収を急いだ際、失ったり、放棄したりした軍装備品は数百規模に達すると報告した。



その量の特定は難しいとしたが、置き去りなどされたのは戦車や装甲車両も含む。専門家は、保有していた戦車の半数を失ったかもしれない戦車師団の存在も指摘。慌ただしく撤退したロシア軍が放置した戦車などを映した画像や動画も最近、多数出回っていた。

ウクライナ軍参謀本部は、今月6日からの1週間で破壊したロシア軍の装備は590と主張。戦車86両、装甲戦闘車両158両、砲門が106丁や車両159台などとした。

CNNはこれら数字を独自に確認出来ていないが、独立系のメディア「オリックス」は今年8月に比べ、ロシア軍の損害が大きく増加したことは立証出来ると説明。これら打撃の大半はハルキウ州で受け、南部ヘルソン州や東部ドネツク州でも生じたとした。同メディアはウクライナ侵攻が始まって以降、ロシア軍の損害などを照合する作業を続けている。

オリックスによると、今月11日の1日で破壊や損壊を受けたほか、捕獲もされていたロシア軍の装備は計102。戦車23両、装甲兵員輸送車13両に歩兵戦闘車両25両などだった。ロシア軍は翌日、さらに99を失ったともした。

これらは確認などが可能な損害のデータ分のみとなっており、実際の数字ははるかに多いともみている。

9月の第2週を対象にしてまとめた移動平均値によると、ロシア軍が一日あたり失った装備は平均で60以上。8月の最終週では約15だった。60以上との数字は、今年5月にウクライナ・ドネツ川の渡河を複数回図り無残な結果に終わった作戦以降では最も高い喪失率となった。

半面、ウクライナ軍が9月第2週で被った装備の損失は約10で推移していた。

ロシア軍がなくした装備の一部は、同国の正規軍ではなく、ウクライナ東部ルハンスク州で親ロシア勢力が名乗る「人民共和国」の民兵組織のものともみられる。これらの装備は旧式の可能性があるが、相当な数の最新型の兵器もあったという。

位置情報が確認された画像は、多数の改良型のT80型戦車が破壊などされた姿も示していた。地雷除去用の車両や装甲兵員輸送車の残骸も収められていた。

英ロンドン大学キングズカレッジで戦争研究に当たる軍事アナリストはSNS上で、2連隊を指揮下に置くロシア軍第4戦車師団がハルキウ州の要衝イジュームでの直近の敗北に伴う損害に言及。1連隊が持つ改良型のT80U型戦車のほぼ全部、あるいは同師団に属する予備の分も含めない全戦車の半分を奪われたとも分析した。

ロシア軍はこのほか、敵の火砲の位置を追跡する対砲兵レーダーも失った。ウクライナ軍兵士がハルキウ州で捕獲した短距離用地対空ミサイルを示す動画も流れた。また、性能に問題がないとみられるロシアのドローン(無人機)も回収していた。

ロシア軍がこれら装備を捨て去った理由について一部の専門家は燃料不足との見方を示した。

米シンクタンク「戦争研究所」は、非常に慌ただしく実行されたロシア軍の撤収は組織的な手法を講じられなかったことを意味すると指摘。今回の撤収に伴いロシア軍がこれほど多くの兵器や装備を失ったことは、ルハンスク州での同軍の戦力編成や新たな防衛ラインの構築を困難にする可能性もあるとした。

507 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ロシア軍、ドネツク州では依然前進を試みる ウクライナ軍発表

9/16(金) 9:56配信

ウクライナ軍参謀本部は15日、ロシア軍は東部ドネツク州では依然として進軍を試みているものの、阻止されているとの認識を示した。



CNNは参謀本部の主張について独自に検証できていない。

ウクライナ軍は「敵は引き続きドネツク州全域を占領することに注力している。敵は接触線沿いにある我々の陣地を砲撃し、別の方面では部隊の再編を試みている」と指摘した。

ドネツク州の前線では6月後半以降、ほとんど動きがない。隣接する北東部ハルキウ州でウクライナ軍が戦果を挙げたことにより、ロシアの目標は複雑になっている。

508 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
ロシアの財政黒字が急減、原油安とウクライナでの戦争で打撃

9/16(金) 7:27配信
 
エネルギー価格が下落し、7カ月近くに及ぶウクライナでの戦争の費用が増すにつれ、ロシア経済に新たな緊張の兆しが見えてきた。

地図が示す、ロシアの力の背景に天然ガス

ロシア財務省が今週発表したデータによると、ロシアの財政黒字は夏の間にほぼ消えた。6月末の黒字は1兆3700億ルーブル(約3兆3000億円)だったが、先月末にはわずか1370億ルーブルにまで落ち込んだ。

歳入が圧迫されている。従来、ロシアの予算では天然ガスよりも石油の方が大きな割合を占めているが、指標となるブレント原油価格は6月上旬のピーク時から約25%下落した。

これが大きな打撃となっている。欧州連合(EU)によるロシアからの海上石油輸入の禁止や主要7カ国(G7)のロシア産石油の価格上限規制が12月に実施される前にもかかわらずだ。また、欧州の天然ガス価格は異常に高いままだが、EUおよび英国へのガス供給は年初から49%減少したとロシアの天然ガス会社ガスプロムは先週発表した。

ドイツ国際安全保障研究所の上級研究員、ジャニス・クルゲ氏によると、軍事費と、西側諸国の厳しい制裁の影響から経済を守るための対策費が大幅に増えているという。

ロシア政府のリアルタイムのデータは予算が現在赤字であることを示しているとクルゲ氏は指摘し、軍事費の上昇に伴いロシアの赤字はさらに膨らむ可能性があると付け加えた。

「軍事費はもともと今年3兆5000億ルーブルを予定していたが、今月すでに超えた可能性が高い」とCNNにコメントした。

ロシアの経済紙「ベドモスチ」は15日、政府に近い情報筋の話として、財務省が政府機関に対し来年10%の支出削減が必要だと伝えたと報じた。しかし国防費は増加する見込みという。

509 :美麗島の名無桑:[ここ壊れてます] .net
中国軍、ロシア軍と同じ潜在的な弱点 米国防大の新報告書

9/17(土) 13:55配信
 
中国軍はウクライナで苦戦するロシア軍と同じ潜在的な弱点を抱えており、同様の戦争を遂行する能力の妨げになる可能性がある――。米国防大学がそんな報告書を公表した。



報告書では、軍種を超えた訓練の不足が人民解放軍(PLA)のアキレスけんになる可能性があると指摘している。ただ、専門家は中国の能力を過小評価することには依然慎重で、ロシアとの比較には注意を促している。

報告書では2021年までの6年間、PLAの陸海空軍とロケット軍、戦略支援部隊の5軍種に所属する幹部将校300人以上の経歴を調査した。その結果、どの軍種においても、幹部はキャリアを開始した軍種以外で作戦経験を積む機会に乏しいことが判明した。

別の言い方をすれば、PLAの陸軍兵は陸軍兵のまま、海軍兵は海軍兵のまま、空軍兵は空軍兵のままキャリアを過ごす。報告書では、PLAの要員がそうした狭い組織の外に出ることはまれだと述べ、軍種をまたいだ訓練が1986年から法律で義務付けられている米軍とは対照的だと指摘している。

報告書はさらに、こうした「硬直性が将来の紛争で中国の有効性を低下させる可能性がある」とし、特に軍種をまたいだ高レベルの統合行動が求められる紛争では問題になると指摘。PLAは「軍全体のまとまりに欠ける」ウクライナでのロシア軍と同様の問題に見舞われる可能性があると示唆した。

7カ月前のウクライナ侵攻開始以降、ロシア軍の組織構造の欠陥は外部から見て明らかになっている。

専門家によれば、ウクライナ軍の反転攻勢で最近敗走した際、ロシアの地上部隊は航空支援を欠いていた。開戦当初には兵たん面の問題で補給能力がそがれ、ロシア軍のトラックは地形に適したタイヤもなく、整備不足による故障が相次いだ。

報告書の著者であるジョエル・ウズノー氏によると、PLAの幹部は軍種をまたいだ訓練の不足から、これと同様の問題に直面している。

「例えば、作戦指揮官が後方支援部門でキャリアを広げる機会はほとんどない。その逆もしかりだ」(ウズノー氏)。同氏は米国防大学中国軍事研究センターの上級研究員を務める。 報告書によると、21年に四つ星司令官(米軍の統合参謀本部議長やインド太平洋軍司令官、あるいは中国の中央軍事委員会幹部や戦区司令官など)を比較したところ、米軍の40人全員が統合軍の経験があったのに対し、中国軍では31人中77%しか統合軍の経験がなかった。

また、米国では四つ星司令官のほぼ全員が作戦経験を持つが、中国では半数近くが「プロの政治将校」だという。

ハワイにある米太平洋軍統合情報センターの元作戦責任者、カール・シュスター氏は、今回の報告書は「中国の現状や今後について私が見た中で最良の分析だ」と語る。

一方で、この報告書を基にウクライナと似た戦争でのPLAの戦いぶりを予想するのには慎重になった方がいいとも指摘した。中国軍にはロシア軍より優れた点が他に数多くあるからだ。

中国は新兵訓練の質がより高く、現在はもう徴集兵に依存していないが、ロシア軍は下士官の「80~85%を入隊7カ月の徴集兵に頼っている」(シュスター氏)。

ロシアとは異なり、中国にはプロの下士官も存在するという。

現在ハワイ大学で教えるシュスター氏は、中国は統合作戦能力の点で4~5年ほど米国に遅れを取っていると推測しつつも、最近の演習を見れば「彼らが追いつきつつあることがうかがえる」と警鐘を鳴らした。

ウズノー氏の報告書では、中国軍と米軍の指導者の人口動態上の違いにも触れており、「中国の上級将校は年齢や教育、ジェンダー、民族の点で同質的だ」と指摘する。

四つ星の階級で見ると、中国軍の将校は米軍に比べ平均年齢が高く(64歳対60歳)、軍隊経験も長い(46年対40年)という。

米軍の指導層はより多様性に富み、女性が2人、アフリカ系米国人が3人いるが、PLAの指導層は全員男性で、99%が漢族と同質性が高い。

そして最後にひとつ、明らかな違いが存在する。米軍の四つ星将校の58%が外国で軍務に就いた経験があるのに対し、中国の四つ星将校は海外経験が皆無という点だ。

510 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 09:41:04.44 .net
プーチン氏と習氏が会談 ウクライナめぐる中国の「懸念」にロシアが理解示す

9/16(金) 11:11配信

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と、中国の習近平国家主席が15日、ウズベキスタンのサマルカンドで対面会談した。ロシアがウクライナを侵攻して以降、両首脳が会うのは初めて。プーチン氏は、侵攻をめぐって中国が「懸念」を抱いていることに理解を示した。

会談は、上海協力機構(SCO)首脳会議の開催に合わせて設定された。ロシアがウクライナで支配地を減らし、戦局が重要な場面を迎えるタイミングでの協議となった。

プーチン氏は、中国の「バランスのとれた立場」への感謝を表明。アメリカの「一極世界を作ろうとする試み」は失敗に終わると述べた。

一方の習氏は、中国にはロシアと協力する意思があると述べ、両国は「大国」同士だとした。

中国は、ロシアによるウクライナ侵攻への支持を表明していない。しかし、侵攻が始まって以降、貿易などの面でロシアとの結びつきを強めている。

■プーチン氏の発言

会談でプーチン氏は、「ウクライナ危機に関して、中国の友人がバランスのとれた立場をとっていることを高く評価する」と発言。

ウクライナ情勢をめぐって中国が「疑問と懸念」を抱くのは理解できると述べた。

そして、「今日の会談では当然、私たちの立場を説明する」とした。

侵攻以降、プーチン氏が外国を訪れたのはこれが2度目。

■両首脳にとっての意義

プーチン氏と習氏は長年にわたり何十回も会談している。だが今回の会談は、特に注目された。

ロシアと中国が関係を強化していることは、1991年のソ連崩壊によって、世界の秩序に大きな変化が起きてきたことを意味する。両国は相互の関係を、西側支配に対する防波堤と位置付けている。

中国が経済大国となったことを受けて、両国の役割は逆転。現在は中国が優越的なパートナーとなっている。

英オックスフォード大学のローズマリー・フット名誉教授(国際関係研究)は、「この会談でより多くのものを得たのは、習ではなくプーチンの方だ。ロシアは国際的にかなり孤立しているので」とBBCに話した。

「そのため、中国が同盟国ではなくても、ロシアを支持してくれるパートナーだと示すことが重要だ。両国は密接な関係にある」

一方、プーチン氏を「旧友」と呼んだ習氏にとっても、今回の会談の意義は大きい。

習氏は来月の共産党大会で、歴史的な党トップ3期目を目指している。今回の中央アジア訪問は、新型コロナウイルスの大流行以降で初の外遊だ。

■「ウィンウィン」の関係

中国とロシアはSCOを、西側諸国の組織に代わるものとして位置づけようと、長年努めてきた。SCOは2001年に、中ロ両国と、旧ソ連の中央アジア4カ国によって設立。現在はインド、パキスタン、イランも加盟している。

プーチン氏は2月、習氏の招きで、冬季オリンピックが開幕した北京を訪問。両者は共同声明で「限界のない」友情を共有すると宣言し、密接な関係を示そうとした。

その数日後、ロシアはウクライナに侵攻。国際的な非難を浴び、制裁を科された。中ロ関係にも厳しい目が向けられた。

中国は敵対的な行為の停止を求め、国家主権の重要性を強調している。しかし、ロシアが今回の戦争を「特別軍事作戦」と呼んでいるのと同様、中国も「侵攻」という言葉は使っていない。

ここ数週間、中国はロシアと合同軍事演習をし、高官をロシアに送っている。西側の制裁を受けるロシアを、経済的にも支援している。

こうした関係は、両国にとって「ウィンウィン」だ。ヨーロッパがロシア産の石油やガスへの依存度を下げるなか、中国は購入を増加。割引価格を適用されていると報じられている。

先月には、中国がガスの代金をロシアのルーブルと中国の人民元で支払うことに同意。ロシアは、ドルに代わる待望の外貨を手に入れた。中国にとっても、人民元の国際通貨としての地位向上を推し進めることになる。

511 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 09:41:17.00 .net
 
つづき


しかし、中国は一線を引いているようだ。

アメリカの情報機関によると、ロシアは武器を強く必要としており、イランや北朝鮮にさえ提供を願い出ている。中国にも打診しているようだが、中国が同意した様子は見られていない。

専門家らは習氏について、美しい友情を前面に出してはいるものの、いくつかの理由から、プーチン氏とは距離を置こうとするだろうとみている。

米シンクタンク、カーネギー国際平和基金のエヴァン・ファイゲンバウム副理事長は最近、「ロシアのウクライナでの戦術的後退が最大となる瞬間にも、中国がこれまで以上にロシアに寄り添うのはまったく不適切だろう」と論評した。

習氏にとって懸念材料は他にもある。SCO加盟の4カ国を含む、中央アジアの旧ソ連の構成国が、ロシアのウクライナ侵攻を支持していないのだ。

オックスフォード大学のフット教授は、「中央アジア諸国が現状に不満を持ち、神経質になっていることを(習氏は)強く意識しているはずだ」とBBCに話した。

512 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 09:42:16.35 .net
&国連、ロシアのアンモニア輸出再開へ仲介 ウクライナ経由

9/14(水) 11:21配信

国連がウクライナ経由でロシアからのアンモニア輸出を再開させようと仲介に取り組んでいると、西側外交官が13日明らかにした。

アンモニアは硝酸塩肥料の重要な原料だが、ロシアの軍事侵攻以降、同国のボルガ地方からウクライナの黒海沿岸オデーサ(オデッサ)港にアンモニアを運ぶパイプラインは停止されている。

国連とトルコが7月に仲介したウクライナ産穀物輸出再開の合意では、ロシアからの食料・肥料輸出を促すことも柱となっていた。だがロシアは最近、自国からの輸出が依然妨げられているなどとして合意に不満を示している。

国連はロシアの肥料大手ウラルケムが保有するアンモニアガスをパイプラインでウクライナ国境まで運び、商品トレーダーの米トラモが買い取ることを提案している。

トラモは国連から打診があったことを明らかにし、協力に前向きな姿勢を示した。

国連貿易開発会議(UNCTAD)のグリンスパン事務局長は「国際市場へのロシアのアンモニア輸出再開に向けて前向きな結果が得られるようあらゆる努力をしている」と述べた。

詳細についてはコメントを控え、合意が近いかどうかはまだ分からないとした。

513 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 09:43:12.72 .net
プーチン氏「早く停戦できるよう最善尽くす」…侵略に苦言のモディ印首相との会談で言及

9/17(土) 0:01配信

 ロシアのプーチン大統領とインドのモディ首相は16日、中央アジアのウズベキスタンで会談した。モディ氏が「今は戦争の時ではない」とウクライナ侵略に苦言を呈したのに対し、プーチン氏は「あなたの立場と懸念は分かっている。できる限り早く停戦できるように最善を尽くす」と述べた。



 両者が対面で会談するのはプーチン氏が訪印した昨年12月以来で、ウクライナ侵略開始後は初めて。

 インドは、武器調達をロシアに依存し、伝統的な友好関係にある。インドは、これまでも「対話と外交による解決」の重要性をロシアに訴える一方、米欧日による対露制裁には加わってこなかった。

 プーチン氏が停戦条件を明示せず停戦に言及するのは異例だ。ただ、侵略が継続している理由について「ウクライナ政府が停戦協議を拒否すると宣言した」と述べ、責任転嫁する主張を崩しておらず、停戦が実現するかどうかは不透明だ。

 モディ氏は「食料と肥料、燃料の確保が世界的な問題となっている」と述べた。侵略の長期化で国民生活に悪影響が及んでいることへの懸念が発言の背景にあるとみられる。

514 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 09:44:01.23 .net
プーチン氏は国際刑事裁判所で裁かれるべき 欧州委員長

9/16(金) 9:24配信

 欧州連合(EU)欧州委員会(European Commission)のウルズラ・フォンデアライエン(Ursula von der Leyen)委員長は15日に公開されたインタビューで、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領がウクライナでの戦争犯罪について、国際刑事裁判所(ICC)で裁かれるべきとの見解を示した。



 フォンデアライエン氏は独紙ビルト(Bild)のインタビュー動画で、「プーチンはこの戦争に負け、自らの行動に向き合わなければならない。これこそが重要だ」と述べた。

 さらに、ウクライナで戦争犯罪が行われたのは間違いないとして、ICCへの提訴を視野に「証拠収集を支援する」と述べた。

「このような犯罪を罰するのが、国際司法制度の原則だ。最終的に責任を負うべきはプーチンだ」

 プーチン氏がいつかICCに出廷するのかと問われると、フォンデアライエン氏は「実現可能だと信じている」と答えた。

 フォンデアライエン氏は同日、ウクライナの首都キーウを訪問した。

515 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 09:44:51.26 .net
戦死者212人、プーチン氏自制訴え アルメニアとアゼルバイジャンに ナゴルノカラバフ

9/17(土) 5:53配信

 ロシアのプーチン大統領は16日、係争地ナゴルノカラバフをめぐって再び交戦した旧ソ連構成国アルメニアとアゼルバイジャンの両首脳と個別に協議し、自制を呼び掛けた。

 インタファクス通信によると、自国側の戦死者について、アルメニア側は135人、アゼルバイジャン側は77人と発表。双方で計212人に上っている。

 13日に再燃した紛争は沈静化に向かっている。上海協力機構(SCO)首脳会議のためウズベキスタン滞在中のプーチン氏は、アルメニアにとどまったパシニャン首相と電話会談。パシニャン氏は「国境地帯は比較的静かだが、アゼルバイジャンの攻撃により情勢は緊張したままだ」と相手側を非難した。

 プーチン氏は、ウズベクを訪れたアゼルバイジャンのアリエフ大統領と対面で協議。「情勢悪化を非常に懸念している。アルメニア側にも同じことを伝えた」と説明した。対するアリエフ氏は、ロシアの仲介に謝意を表明した上で「もう2日間ほど停戦が守られている。これは(双方が)大規模な紛争を望んでいない証拠だ」として緊張緩和を約束した。

516 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 09:46:11.42 .net
集団埋葬地で遺体掘り起こし「拷問の証拠」を記録 ウクライナ奪還の街

9/17(土) 13:18配信

ウクライナ東部イジュームのはずれにある松林に死臭が漂っていた。そこでは大量の遺体の掘り起こし作業が始まっていた。

この大地は秘密を明らかにしようとしている。ウクライナ当局は戦争犯罪が行われていたと考えており、その証拠を記録する決意だ。

青色のビニールカバーをかぶったウクライナ側の救急隊員約100人が土にスコップを入れ、仮設の墓を掘り起こしている。

彼らはイジュームのはずれにある森に埋められた数百人の死因を特定しようとしている。この街は、前進を続けるウクライナ軍によって最近解放されたばかりだ。

4月にロシア軍に侵略されたイジュームは、ロシア軍が東方から運ばれる物資の補給を行う重要な軍事拠点としていた。

遺体の掘り起こし作業は、警察と検察が見守る中ほとんど無言で行われた。ある警官は両手で頭を抱え、別の人はその場から離れた。

ハルキウ州のオレクサンドル・イリェンコフ検察官は、この場所で戦争犯罪が行われたことは間違いないと話す。

「最初の墓には首にロープをかけられた女性の民間人の遺体がある。拷問の跡が見られる」と、同検察官はBBCに語った。

ここで見つかったほぼ全員がロシア兵に殺害されたという。

「ある者は殺され、ある者は拷問され、ある者はロシア連邦の空爆と砲撃で殺された」

ウクライナは、この不穏な光景を世界に公開すると決めていた。外国メディア記者の一団を現場に入れ、立ち会わせた。

集団埋葬地は既存の墓地の隣にあった。粗末な木製の十字架が立てられた墓が何列も並んでいた。

名前が書かれていたのはほんの一部で、ほとんどの墓には番号だけが記されていた。これらの遺体はロシア軍が支配していた時期に、ロシア軍の命令でここに埋葬された。

ウクライナ警察によると、この場所では新たに445基の墓が見つかったが、複数の遺体が入った墓もあるという。全員どのように死亡したかは不明だ。多くは民間人で女性や子どもも含まれているとされる。

検察官は、ロシア軍の砲撃で死亡した者もいれば、3月に47人が死亡した集合住宅へのロシア軍の空爆で犠牲になった人も含まれるとしている。

当局によると、ある墓からは約20人の兵士が見つかり、手を縛られたり首に縄をかけられたりした兵士もいた。掘り起こされた軍服姿の男性の遺体は白い遺体袋に入れられた。

遺体の掘り起こしが続く中、治安部隊は地雷除去にあたった。遠くでは散発的に爆発音が聞こえた。

フルィホーリイさん(72)はこの日、妻ルドミラさんの墓を見るために埋葬地にやって来た。ルドミラさんは3月7日、イジュームで激しい砲撃が起きた際に亡くなったという。

最初は自宅の庭に埋めなければならず、8月に別の場所に埋葬したという。そして再び、ルドミラさんの遺体は掘り起こされることになった。

ウクライナはロシア軍が撤退した今になって初めて、この場所で詳細な調査を行い、占領軍が残した犠牲者の数を明らかにできるようになった。

517 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 09:46:27.83 .net
 
つづき


森の反対側に住む女性は、ロシア軍が地元住民を墓地から遠ざけていたと、私たちに明かした。

埋葬地に姿を見せた地元の男性マクシムさんは、自分が受けた拷問について記録するようジャーナリストたちに求めた。

マクシムさんは今月上旬にロシア軍に拘束され、10日にイジュームに到着したウクライナ軍によって解放されたと話した。

そして私たちに向かって、手首に残った手錠の跡を見せ、電気ショックを受けたと述べた。

ウクライナのミハイロ・ポドリャク大統領顧問は、ウクライナ軍が最近奪還したいくつかの地域で、拷問が行われていたことを示す証拠が見つかったとBBCに語った。

「我々は明かりもなく、食べ物もなく、水もなく、正義を受ける権利もなく、ひどくおびえた人々を目の当たりにした」

ハルキウ州のイリェンコフ検察官は、ウクライナ軍が最近奪還した複数の地域で、同様の埋葬地がいくつか見つかったと話した。

米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー報道官は、イジュームの墓地に関する報告は「ぞっとする」ものだが、「ロシア軍がウクライナに対して行っている戦争での堕落や残虐性と一致する」と指摘した。

「我々はロシア軍がウクライナで犯した戦争犯罪や残虐行為を記録し、関与したロシア人を特定し責任を取らせるための国内外の取り組みに対する支援を積極的に続けていく」

フランスのエマニュエル・マクロン大統領はイジュームで「残虐行為」が行われたとし、「可能な限り最も強い言葉で」非難した。

国境を越えた重大犯罪の起訴と捜査を専門とするイギリスの弁護士で、イジュームから戻ったばかりのナイジェル・ポヴォアス氏は、BBC番組「ニューズアワー」に対し、遺体の掘り起こしで戦争犯罪の証拠が見つかっても自分は驚かないだろうと語った。

「現時点での初期の兆候として、かなり初期の段階ではあるものの、砲撃や栄養失調、医療不足で死亡した遺体も含まれているとみている」とポヴォアス氏は述べた。「異常が無いようにみえる遺体も検査が行われ、死因が特定されれば、拷問や処刑の証拠が見つかると思う。複数の占領地でみられているのと同じパターンだ」

518 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 09:47:32.06 .net
プーチン氏、ウクライナ巡る中国の姿勢評価 習氏は侵攻に言及せず

9/16(金) 11:51配信

ロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席が9月15日、訪問中のウズベキスタン・サマルカンドで会談した。プーチン大統領はウクライナ情勢を巡る中国側の疑問や懸念を理解しているとした上で、習氏の「バランスの取れた姿勢を高く評価している」と述べた。

ロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席が9月15日、訪問中のウズベキスタン・サマルカンドで会談。両首脳の対面での会談は、ロシアのウクライナ侵攻開始以来初。

プーチン氏は、ウクライナ情勢を巡る中国の疑問や懸念を理解しているとし、習氏の「バランスの取れた姿勢を高く評価している」と述べた。

ロシアのプーチン大統領
「ウクライナ危機に関し、中国の友人らのバランスの取れた姿勢を高く評価する。
この点に関するあなた方の疑問や懸念は理解している。本日の会談では、もちろんわれわれの立場を説明する」

ウクライナ侵攻は、冷戦以来最大のロシアと西側諸国の対立となった。数万人が死亡し、世界経済は未知の状態に陥り、食料とエネルギー価格は高騰した。

この会談のわずか数日前、ロシア軍はウクライナ北東部で電光石火の反撃にあい、性急かつ屈辱的な撤退をしていた。

中国は、ウクライナ侵攻を「侵略」と呼ぶことを避け、非難もしていないが、欧米の制裁が中国に及ばないよう、ロシアへの物質的支援はしていない。

習氏は公の場では、ウクライナ侵攻に触れなかった。

ウクライナ侵攻の数週間前に両首脳が直接会談した際、中国はロシアとの「無制限」のパートナーシップを宣言。協力関係の強化を約束した。

習氏は2013年の国家主席就任以降、プーチン氏と39回、対面で会談。両首脳のパートナーシップは中国にとり、40年間での国家台頭に続き地政学上の最も重要な発展の1つとみなされている。

だがウクライナ侵攻は、10年後に経済成長において米国を追い抜くと予測される超大国・中国と、戦争で疲弊した旧大国ロシアという中ロの異なる立場を鮮明にした。

習氏のカザフスタンとウズベキスタン訪問は、新型コロナのパンデミック以来初の外遊となった。

519 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 09:48:17.30 .net
ウクライナ侵攻に中印が一線、露は支持得られず 上海協力機構の首脳会議閉幕

9/17(土) 19:38配信

ロシアと中国が主導する上海協力機構(SCO)がウズベキスタンで開いていた首脳会議は16日、「多極的な国際秩序」の強化を盛り込んだ「サマルカンド宣言」を採択し、閉幕した。米欧への対抗に向けて結束を示したが、ウクライナ侵攻の長期化に対する中国とインドの懸念も垣間見え、プーチン露大統領が侵攻への支持取り付けという期待通りの成果を得られたとは言いがたい。



■際立った露の孤立

サマルカンド宣言は「米国一極」の国際秩序を念頭に「多極性の強化」を目指すことを強調し、「イデオロギー的な手法による国際問題の解決を排除する」とした。会議ではオブザーバー国のイランの正式加盟に向けた覚書が調印され、ベラルーシを正式加盟させる手続き開始を決定。エジプトやサウジアラビアなど3カ国を新たに対話パートナーにすることも決めた。

プーチン氏はSCOについて世界で「役割が拡大している」と成果を誇った。閉幕後の記者会見では、露軍がウクライナ東部ハリコフ州や南部ヘルソン州で攻勢にさらされている状況について、「目標達成に向けて進んでいる」と主張。露軍には余力が残っているとし、「ウクライナの反攻がどう終わるか見守ろう」と余裕のそぶりもみせた。

ただ、サマルカンド宣言には米欧側への直接的な非難やウクライナに関する文言はなく、ロシアの孤立をかえって際立たせた。

■発表文はウクライナに一言も触れず

中国の習近平国家主席は16日の首脳会議で「いかなる口実による他国の内政干渉にも共同で反対すべきだ」と加盟国の協調の重要性を強調した。だが、中国は米国への対抗上、緊密な対露関係を誇示しつつも、本格的な対立に巻き込まれて孤立化などするのは避けたい。ウクライナを巡る習氏の「懸念」にプーチン氏は15日の首脳会談で理解を示した。

中露首脳は2月の会談で友好関係に「上限はない」との共同声明を発表した。今回は共同声明もなく、中国外務省が発表した首脳会談の発表文は「ウクライナ」に関して一言も触れていなかった。

■インドは日米欧に一定の配慮

プーチン氏は16日、インドのモディ首相と会談し、「ウクライナでの紛争を早く終わらせるために全てのことをしている」と述べたが、モディ氏は「今は戦争の時代ではない。問題解決に重要なのは対話と外交」とたしなめた。

インドはこれまで対露制裁を科す日米欧とは一線を画してきた。ロシアとは武器輸入などを通じて伝統的に関係が深く、ロシアを批判すれば、ロシアが中印の国境紛争で中国に加勢しかねないと警戒するためだ。SCOでは一時観測も上がった中印首脳会談は実現せず、冷却した中印関係が改めて鮮明となった。

モディ氏がプーチン氏に「公式の場での最も辛辣(しんらつ)」(英メディア)な発言をしたのは、対中牽制(けんせい)で連携の重みが増す日米欧に一定の配慮を示したといえる。世界的な物価高を受け、モディ氏には戦争長期化が国内経済に与える影響も懸案だ。

520 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 09:50:18.60 .net
バイデン氏、家族と面会 米女子バスケ選手ら、ロシアで拘束

9/17(土) 10:58配信

 バイデン米大統領は16日、ロシアで拘束中の米女子プロバスケットボールリーグ(WNBA)のブリトニー・グライナー選手と、ポール・ウィラン元米海兵隊員の家族とホワイトハウスで面会した。

 米政府が発表した。

 発表によると、バイデン氏はグライナー、ウィラン両氏の帰国に向け「あらゆる手段」を通じて取り組み続けていくことを強調した。グライナー氏はロシアで麻薬密輸などの罪で禁錮9年、ウィラン氏はスパイ罪で禁錮16年の判決を受けている。

521 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 09:59:54.97 .net
ウクライナ軍、ウクライナ製の攻撃ドローン「R18」でロシア軍の約185億円相当を破壊

9/17(土) 10:00

2022年2月にロシア軍がウクライナに侵攻。ロシア軍によるウクライナへの攻撃やウクライナ軍によるロシア軍侵攻阻止のために、攻撃用の軍事ドローンが多く活用されている。また民生用ドローンも監視・偵察のために両軍によって多く使用されている。

ウクライナ軍では主にトルコ製の攻撃ドローン「バイラクタルTB2」がロシア軍の装甲車を上空から破壊して侵攻を阻止したり、黒海にいたロシア海軍の巡視船2隻をスネーク島付近で爆破したり、ロシア軍の弾薬貯蔵庫を爆破したり、ロシア軍のヘリコプター「Mi-8」を爆破したりとウクライナ軍の防衛に大きく貢献している。ウクライナ軍が上空からの攻撃に多く利用しているトルコ製のドローン「バイラクタルTB2」はロシア軍侵攻阻止の代名詞のようになっており、歌にもなってウクライナ市民を鼓舞している。

このようにウクライナ軍での攻撃ドローンによるロシア軍への攻撃は「バイラクタルTB2」ばかりが目立っているが、ウクライナ軍のドローン部隊「エアロロズヴィドカ (Aerorozvidka)」はウクライナ製の攻撃ドローン「R18」を使って、ロシア軍の歩兵戦闘車などを多く破壊してきている。

「バイラクタルTB2」のような大型ドローンと比べると、「R18」は小型ドローンだが、上空からの爆弾投下によるロシア軍への攻撃は効果も大きい。そして2022年9月にはウクライナ製の攻撃ドローン「R18」でのロシア軍の施設や戦車などへの攻撃で、1億3000万ドル(約185億円)相当を破壊したとエアロロズヴィドカ (Aerorozvidka)が発表した。

▼エアロロズヴィドカによる「R18」のロシア軍攻撃の報告


ウクライナ軍の攻撃ドローン「R18」(ウクライナ軍提供)
ウクライナ軍はトルコの軍事ドローン「バイラクタルTB2」や自国製の「R18」や民生品ドローンに爆弾を搭載して改造したドローンだけでなく、米国政府やポーランド政府などから提供された軍事ドローンでロシア軍の戦車やトラック、施設などに上空から攻撃を行っている。

ウクライナ軍ではほぼ毎日ロシア軍への攻撃とその状況をSNSで公開しているが、2022年2月24日にロシアが軍事侵攻してから、ウクライナ軍が破壊した戦車は約2200台、装甲戦闘車約4600台、トラックなど輸送車約3500台、砲兵約1300台を破壊している。多くが上空からドローンによる攻撃で破壊されている。

522 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:00:38.89 .net
ロシアの仲介力低下か 首脳会議中にキルギス、タジキスタン軍事衝突

9/17(土) 20:27配信

 ロシアのインタファクス通信によると、中央アジア・キルギスとタジキスタンの国境で両国軍の衝突が起き、キルギス政府は16日、24人が死亡、87人が負傷したと明らかにした。

 両国大統領はウズベキスタンのサマルカンドで中ロ首脳も出席して開かれた上海協力機構(SCO)首脳会議で、互いに部隊を撤収させることで合意したが、戦闘はその後も続いた模様だ。

 ソ連時代にひかれたキルギスとタジキスタン国境をめぐっては、地域の民族構成が複雑で、キルギス領に囲まれたタジキスタンの飛び地が生じるなどして1991年に両国が独立してから争いが続いた。

523 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:03:18.94 .net
<ウクライナ情勢まとめ>プーチン氏、側近の意見無視し侵攻か(9月17日)

9/17(土) 16:24配信

 ロシアのプーチン大統領が2月のウクライナ侵攻開始時に、ロシア側が求めるウクライナの北大西洋条約機構(NATO)非加盟について「ゼレンスキー政権とロシア側で合意した」との報告を側近から受けていた可能性が浮上した。ロイター通信が伝えた。ウクライナ情勢をめぐる日本時間17日の動きや報道などをまとめた。


 ◇ロシア高官、侵攻回避に努力か

 プーチン氏は側近が勧めた合意の受け入れを拒否し、本格的な侵攻に突き進んでいったという。ロイターは「プーチン政権に近い関係筋3人」の話として伝えた。事実なら、一部のロシア高官も侵攻回避に向けてぎりぎりまで努力していたことになる。【関連記事】プーチン氏、ウクライナとの「合意」拒否し侵攻か 側近が報告も

 ◇国連「平和の鐘」鳴らし紛争解決呼びかけ

 21日の「国際平和デー」を前に、米ニューヨークの国連本部で16日、日本から贈られた「平和の鐘」を鳴らす式典が開かれた。ロシアによるウクライナ侵攻が続く中、グテレス事務総長やコロシ国連総会議長らが参列し、世界各地の紛争解決を呼びかけた。【関連記事】ウクライナに響け「平和の鐘」 国連本部で式典 事務総長ら参列

 ◇ゼレンスキー氏、国連総会でビデオ演説

 国連総会(193カ国)は16日、20日に始まる各国首脳らによる一般討論演説で、ウクライナのゼレンスキー大統領に例外的に事前録画したビデオ演説を行うことを認める決議案を賛成多数で採択した。ゼレンスキー氏は21日午後にビデオ演説する。

524 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:04:53.89 .net
戦時下飛び交う情報と真実…ウクライナ侵攻でのプロパガンダと重なる大本営発表 いつの時代も翻弄される市民

9/17(土) 21:58配信

 戦後77年の2022年、ロシアによるウクライナ侵攻が始まった。日本に暮らすロシア人女性は、ロシアに暮らす友人や父母が受け取っている情報と、自分が受け取っている情報とのあまりの違いにショックを受けている。戦時下における情報統制を取材した。



■軍事力の誇らさを伝えようと友人から届く画像…日本在住のロシア人から見た母国の今
ニュースONE

 来日して23年目、ロシア国籍のクカルキナ・ヴァレンティナさん(47)。岐阜市で日本人の夫と2人の子供と暮らしている。



ヴァレンティナさんの故郷はロシアのベルゴロド。侵攻で甚大な被害が出たウクライナ北東部の都市・ハルキウまで、わずか40キロという近さだ。

ヴァレンティナさん:
「ちょうど40キロなんです。昔のソビエトの頃、子供の頃、私たちハルキウまで本当に買い物行ったり」



そのふるさとのベルドロゴで撮影された、ずらりと並んだ戦車の映像。侵攻が始まる5日前、40年来の地元の友人から送られてきた。



ヴァレンティナさん:
「これは、心配して送ってくるわけじゃないんですよね。これ見せて自慢してる。それが私にはすごく不思議だった。危ないっていう気持ちじゃなくて、自慢してるの。わかる?これだけ(軍事力が)あるって」

ロシアの軍事力の誇らしさを伝えようとする友人。その後も、ウクライナ侵攻を支持するシンボルとして使われているアルファベットの「Z」を人文字で描いた写真などが送られてきた。



ヴァレンティナさん:
「私たち頑張ってるからって、私、それ見た瞬間『は?』って思った。もう終わり、通じなくなったよ。私の40年付き合っていた友達。若い時の青春は本当に、失ったというか奪われた、戦争に。本当に」



大切に培ってきた、40年来の友情は崩れ去った。

■専門家「思惑通りに世論が形成されず…」 情報統制を強化するプーチン大統領の焦り


 侵攻で浮き彫りになった考え方の違い。それはロシア国内でも…。国営テレビでは、職員の女性が「戦争反対」のメッセージを掲げ、生放送中に乱入する事態もあった。防衛省防衛研究所の専門家は、背景にロシアの国家的な「情報統制」があると指摘する。

525 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:05:39.56 .net
 
つづき

防衛省防衛研究所の長谷川雄之さん:
「かつてプーチン政権でも少し自由な、ある程度政権に批判的なことをいうメディアもあったんですけれども、侵攻後、様々な法律が改正されて自由な言論活動というのが全くできない。国営テレビというのは重要な役割を果たすようになってきたんですけど、今のロシア、特にウクライナ侵攻後においては、特に国民はプロパガンダにさらされている」

プーチン大統領は侵攻開始から約1週間後、軍に関する「虚偽情報」を広めた者を最大15年の禁錮刑を科す法案に署名。インターネットも規制して、一部の海外メディアやSNSへのアクセスも遮断し、情報統制を強化した。

ウクライナのブチャで大量の民間人の遺体が見つかった際には、ウクライナ政府は“ロシア軍による大量虐殺”と発表したが、ロシア政府は“ウクライナの自作自演”と徹底して主張した。

交錯する思惑と真実。こうした動きには、プーチン政権の“焦り”が見え隠れすると言う。

長谷川さん:
「今の段階でロシアというのは国家総動員の体制をとっていないんですよね。ということは逆に言いますと、政権側の思惑通りにロシア世論が形成されているのではないのかなという風に思います。必要以上にプロパガンダを流して、ロシア市民から特別軍事作戦に対する支持を取り付けなければならない、そういった焦りというのもあるのかもしれません」

■真珠湾攻撃時には日本でも“プロパガンダ”…自ら情報収集した男性「言ったら警察に引っ張られて…」


 戦時下における国の情報統制は、かつての日本でもあった。長い太平洋戦争の始まりとなった、1941年12月8日の真珠湾攻撃。



愛知県・一宮市出身の宇津木冨美子(うつきふみこ・91)さんは、この時11歳だった。

宇津木冨美子さん:
「ラジオでね、真珠湾攻撃、そこからはじまって…。ほとんど日本の戦果という、良い事ばかりが多くて、だから私たちも気持ちが高揚していて、お国のために頑張らなければって。今みたいに、スマホで当時その日のことがわかるわけでもないので」

526 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:06:45.75 .net
 
つづき


当時信じていた、大本営発表。それは戦意高揚のための、事実に即さない政治目的の「プロパガンダ」だった。



夫の好吉(こうきち・95)さんは、海軍にいた親戚から聞く話と、大本営発表や報道との違いに違和感を覚え、自ら情報収集に動いた。



好吉さん:
「短波のラジオがあったんですわ。短波というのはアメリカのあれ(ラジオ)が聞けますわね。今度はどこへアメリカ兵が爆弾を落とすとか、そういうことが大体言う言葉でわかったわけですね。そんなこと人に言えませんもん。言ったら『あれ(私)が言った』ということで警察に引っ張られて、あの当時だったら酷い仕打ちをされただろうと思います」



当時、禁止されていた短波ラジオで、アメリカ側の空襲の予告を聞いて危険を避けていたと言う。力ずくで歪められていた真実…。文字通り、命がけの情報収集だった。



好吉さん:
「もう、みんな日本の空母はやられてまって沈んでまっとるじゃないかと、何を証拠にそんな嘘を言うんやと、国民をバカにしとると、私たちはそう思ってましたね」

■情報統制はウクライナでも…ジャーナリスト「祖国を守るためには規制も必要」


 国による情報の規制は、侵攻を受けているウクライナでも行われているという。首都・キーウで活動していたウクライナ人のジャーナリスト、セルフィ・シェフチェンコさん(62)。



シェフチェンコさん(日本語訳):
「侵攻から1週間はキーウにそのまま住み続けたのですが、空襲警報が鳴り続け、ミサイルやその破片がどこに飛ぶかわからないため、仕方がなく1週間後にはウクライナを出ることにしました」



2022年7月、広島市など全国各地で現地の状況を講演した。



 侵攻が始まって以降、海外メディアの取材を積極的に受け入れてきたウクライナだが、一方で戒厳令により、軍の配備や国家の安全にかかわる一部の情報については報道が制限されている。

シェフチェンコさん(日本語訳):
「ウクライナ政府は、ロシア政府による情報をできるだけウクライナに浸透させないよう遮断するなどし、とても気を使っています。国内では、例えば『これを書け、あれを書くな』とは言われません。ただし明らかにおかしな報道があれば、そのテレビ局などは閉鎖されます」

シェフチェンコさんによると、戒厳令に違反して報道や取材活動が禁止された例はまだない。

527 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:07:34.81 .net
 
つづき


シェフチェンコさん(日本語訳):
「たとえば、戦時下ではない平和な日々のなかで規制されていたら、私はジャーナリストとしてそれはやりすぎじゃないかと思うかもしれません。あるジャーナリストの言葉に『自分の国の戦争ではとても中立ではいられない』というものがあります。私は、自分を“真実を守るための兵士”だと思っています。私は100%真実を伝えていると信じています」

報道の自由は重要だが、ウクライナを守るための規制は必要だと言う。

■「思わず『すみません、ロシア人です』って言う」…翻弄されるのはいつも一般市民


 2人の子供と岐阜市に住む、ロシア国籍のヴァレンティナさん。長女のまりあちゃんに戦争についての自分の話をどう思っているか聞きました。
ヴァレンティナさん:
「どう?ママの戦争の話は」

ヴァレンティナさんの長女・まりあちゃん(12):
「よく話してると、毎回怒っているというか…。よく(ロシアにいる)おばあちゃんも怒るし、お母さんも怒るから、戦争とかいうことがなかったら喧嘩っていうこともないし…」



故郷のロシアに暮らす母の情報源は、主に国営テレビ。ウクライナ侵攻が始まって以降、電話でも喧嘩が絶えなくなったという。



ヴァレンティナさん:
「人間として戦争止めるって当たり前だと思うけど、でも私たちの友達とかは自分の国を正しくロシアを守っていると思っているから。『あなたどこから来ました』って(聞かれると)、『ロシアです』って今までプライド持って…プライドというか簡単に言えていたものが、最近ここ半年で『何人ですか』って聞かれると、思わず『すみませんロシア人』って言うんだよ、思わずね。子供も全くロシア行ったことないけど、連れていきたいとか、もうたぶん無理だし。だから、戦争って本当に怖い、恐ろしい。変わる、何もかも…」

戦時下で飛び交う情報と真実。翻弄されるのはいつの時代も一般の市民だ。

528 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:08:49.83 .net
ゼレンスキー氏、国連総会でのビデオ演説認められる 21日午後予定

9/17(土) 12:00配信

 国連総会(193カ国)は16日、20日に始まる各国首脳らによる一般討論で、ロシアが侵攻したウクライナのゼレンスキー大統領に例外的に事前録画したビデオ演説を行うことを認める決議案を賛成多数で採択した。現時点の演説リストによると、ゼレンスキー氏は21日午後にビデオ演説する。

 ウクライナ側は、ロシアによる侵攻という「非常事態」(キスリツァ国連大使)によってゼレンスキー氏が対面で出席できないと訴えていた。決議は米国や日本なども共同提案国に加わり、101カ国が賛成。反対はロシア、ベラルーシ、シリア、キューバなど7カ国。棄権は19カ国で中国も棄権に回った。

 一般討論は、国連本部の総会議場に登壇して演説するのが原則。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、過去2年はビデオ演説を認めたが、今年は3年ぶりに完全に対面で実施する。ロシアはラブロフ外相が演説する予定。

529 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:10:15.79 .net
社説:北方四島交流 一方的な破棄許されぬ

9/15(木) 16:01配信

 ロシア政府は、実効支配する北方四島のロシア人と日本の元島民らが相互に訪問できる「ビザなし交流」と、元島民の「自由訪問」について、日本側と結んだ政府間合意を破棄した。

 ロシアは「制裁で圧力をかけ、欧米の反ロシア政策に加わる日本への返答」として取った措置だと主張している。

 だが、制裁を招いたのはロシアのウクライナ侵攻が原因だ。一方的な合意の破棄は容認できない。ロシアは一刻も早い停戦とともに、両事業を再開させるべきだ。

 ビザなし交流は、先日死去した旧ソ連のゴルバチョフ元大統領の提案で始まり、今年30年を迎えた。北方領土問題の解決に向け、住民同士の交流や理解促進のため、ロシアと日本の関係が冷え込んだ時期も地道に続けられてきた。1999年に始まった自由訪問と合わせ、これまで日本人約2万人、ロシア人約1万人が利用した。

 ロシアによる侵攻開始を受け、日本は欧米とともに、貿易上の優遇措置の撤回やプーチン大統領の資産凍結など厳しい経済制裁を課している。

 それに対しロシアは、3月に平和条約締結交渉の中断を発表。日ロ共同経済活動からの撤退や、北方領土周辺水域での「安全操業協定」履行の中断など、次々と報復行動に出ている。

 今月には、戦略的軍事演習「ボストーク(東方)」を、4年前の前回は除外していた北方領土の択捉、国後両島でも実施した。

 今回の合意破棄は、日本への揺さぶりの一環だろう。

 元島民にとっては、ビザなし交流などは故郷を訪問する貴重な機会だ。4島出身者でつくる「千島歯舞諸島居住者連盟」によると、終戦時に約1万7千人いた島民は、今年6月時点で約5500人まで減少し、平均年齢は86歳を超える。

 交流が途絶えれば、4島の領有権を主張する日本の法的立場も弱まり、領土問題に対する国際社会の関心も薄れよう。

 ロシアは、もう一つの交流の枠組みである元島民や家族の「北方墓参」の実施には「影響しない」としている。日本側の出方をうかがい、譲歩を引き出すカードにする可能性もある。

 長期化している非道な侵略行為に対し、圧力を緩めることは適切ではない。その一方で、日本政府は対話の窓口を絶やさず、ロシア側に粘り強く交渉を働きかけることも怠ってはならない。

530 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:11:11.38 .net
日本が「ロシアの研究レベル低下」を教訓に考えなければならない難題

9/16(金) 9:31配信

今のウクライナとロシアの大学から日本の課題を考える全3回連載。第3回はロシアの大学の地位低下と、その状況を踏まえ、日本の大学の現状について話を進めます。



■研究の自由がなくなると

 ロシアにプーチン大統領が誕生してから、研究の統制が強まります。

 第1段階は、政府の方針に沿わない研究者や機関に少しずつ圧力をかけ始めました。自由な議論を行うアカデミック界で、政府の外交方針などに従わない学者を標的にします。公的な機関での身分を外し、地位を下げ発言を押さえます。そのうえで、研究者に政策の過ち等を指摘させないように仕向けます。

 第2段階は、財政的な締め付けです。ソ連邦の崩壊以来、すでに大幅に研究費が削減されていました。さらに政府の意向に合わない研究は支援を打ち切ります。この大義に使われたのが、2012年の教育改革です。「重要な研究への重点的予算配分」とします。

 ところが、この方針や配分の決定は政府役人で、研究には疎く「俯瞰的な見方」はできません。テーマの重要性よりは、方針に合う研究の援助が任務で、それ以外は予算から排除されます。

 第3段階は、研究の自由の大幅な抑制で、研究そのものを妨害します。ロシア政府の方針に沿わない研究者は雇用されなくなります。また、西側に関係のある研究機関は閉鎖されました。

 各大学のトップは、研究実績のある研究者の代表ではなくなりました。政府にとって有能な実務家が、高給を得て管理や経営に当たっています。彼らの主な役目は、政府の目標達成と、不穏分子の粛清です。

 今では、海外の学会や雑誌に、研究成果を発表する際は、事前に内容の申請を受ける必要もあります。

 これらの政策がアカデミック界にどのような影響を与えるのでしょう。

 ソ連邦解体の1990年に比べ、研究者数は約3分の1に減りました。まず世界レベルの研究者が、より自由な環境の海外に流失します。また、経済的に厳しい研究職をやめ、実業界に活躍の場を求める者も増えます。独自の研究をするという夢を描けない道を選ぶ若者も減りました。

 大学統制の結果は、研究レベルの著しい低下となります。1990年代は、最高レベルの論文の世界シェアは6位でしたが、次第に順位を下げ、2012年には15位まで落ちてしまいました。また、かつて世界トップレベルの大学がありましたが、2016年には100位以内の大学はなくなりました。

531 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:11:39.00 .net
 
つづき


 このような状況では、独自の研究成果を活かしたロシア発のイノベーションは起こりにくくなっています。エネルギー資源以外の、技術開発に基づく産業の発展は一層困難です。

 ウクライナ、ロシアの大学の課題から、日本の研究者に起こった日本学術会議の会員の任命問題を考えてみます。

 これは1949年に設立された内閣総理大臣の所轄の特別機関で、政府や社会に科学の立場から提言を行います。また、学術機関の日本代表で、主要な学会の国際交流を促進しています。グローバルな観点から、日本の研究力向上や技術革新を推進する重要な役割を果たしてきました。歴代のノーベル賞受賞者も、この組織の名誉会員になっています。

 会員は各研究分野を代表する、210名で構成されています。3年ごとに半数の105名が日本学術会議より推薦され、首相に任命されます。

 中曽根康弘・元首相が1983年に明言したように、その活動や人事は政治から自立して運営することになっています。国の学術会議法に、自立した機関であることが明記されています。会員の任命は形式的なものにすぎない、というのが長年の法の解釈です。

 法的な「任命」には、他に内閣の下級裁判所裁判官の任命や、天皇の総理大臣の任命がありますが、いずれも形式的な手続きです。

■そもそも何が起こったのか

 2020年に半数の105名が推薦されたのですが、当時の首相は6名を任命せず欠員ができました。この問題の観点は、手続きの不備と、不十分な説明の2つです。

 1つ目は、公的な慣習の基となる法律解釈の大きな変更なのに、適切な議論や手続きが行われませんでした。

 1983年という「昔に約束したことだから、時間がたてば変わる」と、言う方もいます。残念ながら、これは契約や法律の基本概念を理解していない発言でしょう。

 契約は、生物とは異なり、時代が変わっても劣化しない「普遍の記録」となります。

 神と人間の最初の契約と言われる、旧約聖書の「モーゼの十戒」以来、一度、結ばれたものは、ずっと効力があります。例外は、正式な手続きを持って修正する方法です。

 問題の2つ目は、法の解釈を変更する根拠です。なぜ、任命を拒否したのか、説明を行い、行為の妥当性を示す必要があります。

 ところが、任命されない理由は、当初明らかにされませんでした。後日、当時の首相は、総合的・俯瞰的に多様性を考えて、という説明をしました。

532 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:12:06.09 .net
 
つづき


 まず、科学研究の専門家でない方が学問領域を「俯瞰的に見る」ことは可能なのでしょうか。高度な研究事情までは政府が把握できないので、これまで日本学術会議に一任されてきたのでしょう。また、何の「多様性」を考えたのかも明確ではありません。

 任命されなかった研究者には、少数派の女性や、比較的主要でない分野も方もいたので、結果的に構成員の多様性は改善していません。

 このように、今回の問題は正式な手続きがなく、十分な説明がなされていないのです。ロシアで起こった大学研究の統制の第1段階に近いかもしれません。

■民主主義は最悪のシステムなのか? 

 正式な手続きや十分な説明が、なぜ必要なのか、日本もまねて導入したイギリスの議会制民主主義を見てみましょう。この制度では、選挙で選ばれた議員が議題を議会で討議します。この原則は、十分な議論と、多数決による採択です。

 第二次世界大戦中のイギリス首相チャーチルは、次のように言っています。

 「民主主義は、これまでの制度の中で最悪のものだ。ただし、これまでのあらゆる制度を除けば」

 皮肉屋で、ユーモアのあるチャーチルらしい発言です。ほかよりはましだが、システムとして、民主主義は不備があると認識しています。

 最大の弱点は、多数決で決めることです。反対側の意見は反映されないため、つねに問題が残ります。また、多数派になった政権政党が、選挙時で国民に説明していない法案などを、数の理論で決定してしまう危険もあります。

 これは、とても深刻なことで、数で勝れば、何でも自己都合で変えたり、決めたりできるのです。 

拙著『オックスフォード 世界最強のリーダーシップ教室』でも詳しく解説していますが、多数決の問題を緩和するのに必要なのが、採決前の十分な議論です。新たな議案や、政策の変更を公開の場で、国民にわかりやすく賛否両論の立場からディベートを行います。

 この言葉を使い事態を明らかにする、公的な過程を経ることで、主張の正当性や、法律の作成意義、解釈の変更の意図が明確にされます。

 議会の代表者は、国民や社会に責任(Responsible)がありますが、これは英語で「質問に答えることができる」という意味です。

533 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:12:37.19 .net
 
つづき


 チャーチルは、第2次世界大戦の困難な時代も、議会でのディベートや説明を続けました。

 「納得するまで話し合い、最後は投票で決める」これが、民主主義の絶対条件だからです。

 このようにイギリスでは、最大の弱点の多数決による採択を事前の十分な議論で担保します。

 政府や国会が、問題の適切な解決策をとらないため、「議場」でなく、場所が場外に移動します。ネット上で、根拠のない発言が続きました。

 例えば、「推薦者の任命をしないのは、学問の自由を制限したことにはならない」です。

 これは、なぜ、どのように研究に自由が必要かという根本の問題です。

 人類の歴史の中で、科学の進歩や発展には、各時代の権力者からの自立が必須でした。新たな科学の発見は、権力者にとって都合の良いものばかりではありません。このため、自分の利にならない研究を妨害することも多々ありました。

 ガリレオの地動説などは、良い例で、中世の西洋を支配していたカトリック教徒には不都合でした。ガリレオは宗教裁判にかけられます。「それでも地球は回る」と、科学の真実は権威者にも変えられない、という逸話を残しました。

 このような過去の苦い経験から、世界では学問の自由を守り続けています。

 今回は、6名が任命されなかった共通の理由として、「研究の軍事利用などに反対していた」という推測が場外で行われています。

 明確な説明もないまま、今回の事態を一旦認めると、今後も学会の自由を制限する政治的判断ができます。「政府の方針に合わない研究者は選ばれない」、ことが可能になります。

 日本学術会議は、単なる研究者の集まりではなく、国際社会で日本を代表する研究組織です。自立すべき機関の決定を、覆す意図を世界に示すことになってしまいました。

 このため、ノーベル賞の登竜門と呼ばれている、世界的学術誌『ネイチャー』が真っ先に日本政府の行動を批判しました。

 「なぜ?」という質問に、だれも答えられないというのは、世界の研究者からすると、科学の進歩の妨害を危惧する事態だったのです。

■問題の解決には議論が大切

 3回の連載で、ウクライナ、ロシア、日本の現状から、大学の存在意義と研究の自由について考えてみました。

 人類は、これまで過ちを続けながら、自省し少しずつ前に進んでいます。今、行われていることが正しい判断に基づいているのか、この時点で評価できないことも多々あります。新しい発見には、忍耐力が必要で、とかく時間がかかります。

 また、どれが成功するのか、現時点ではわかりません。各研究者が、自分で開拓した未知のテーマを、独自の信念に基づき、継続するしかないのです。このような状況なので、政治家や官吏が、どの研究に何の価値があるのか把握するのは難しいでしょう。

 正解は1つではないかもしれないため、十分議論して、その判断に使った基準を後世に残してきました。記録を客観的に残し、後世に未来を託すこと、これが、人類が歴史から学んだことではないでしょうか。

534 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:14:29.56 .net
人民元の影響力増大、ロシアが後押し-グローバル通貨への道に障害も

9/14(水) 18:31配信

中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領が両国関係の強化に向け対面会談を今週行うとみられる中で、通貨を通じた中ロ経済の結び付きはすでに強まっている。

ロシアによるウクライナ侵攻後、制裁措置としてドル決済が制限された。ロシア企業はドルに代わり、人民元での取引を増やし、元建ての借り入れも進めている。ロシアの外貨準備高でも元建て資産が増えた。

国際舞台復帰の習主席、プーチン氏と会談へ-米主導の秩序に対抗

人民元の取引規模は全体として控えめで、元需要の拡大は一時的だとロシア側は説明しているが、世界経済における人民元の使用拡大に拍車をかけている。ロシアによる元の活用は、基軸通貨ドルへの依存度を徐々に下げたいと考える他の中国貿易相手国にとって参考となる可能性もある。

オーストラリアのクイーンズランド州にあるグリフィス大学のフイ・フォン上級講師は「人民元の利用がさらに増えても驚かない」と述べ、「根本的な要因として中国の貿易黒字が今年も高水準にとどまる見通しであることが挙げられる。これにロシアファクターが加わる形だ」と指摘した。

ウクライナへの侵攻開始以後、ロシアと中国の二国間貿易は急増。中国はロシア産原油の購入をかつてないほど増やす一方、中国の輸出が全体的に減速する中でロシア向けは2桁の伸びとなっている。

国際銀行間通信協会(SWIFT)のデータによると、人民元の世界決済シェアは7月に2.2%と、2年前の1.9%から上昇した。ドルのシェアは41%、ユーロは35%、英ポンドは6%だった。

米コーネル大学のエスワー・プラサド教授は「国際決済での摩擦を和らげる新技術の普及に加え、ドル依存の回避を望む多くの国があり、世界の決済における人民元のシェアは高まる可能性が高い」としながらも、「今後数年はせいぜい控えめな変化にとどまる公算が大きく、ドルの地位を著しく損なうことはない」との見方を示した。

535 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:15:37.46 .net
 
つづき


人民元がよりグローバルな通貨になるには、資本規制や政府による元取引の厳格な管理など多くの障害が残っている。中国の法制度は、主要な貿易競合相手が持つ透明性に欠けているほか、テクノロジーなど国内セクターに対する当局の厳しい締め付けも外国人投資家を不安にさせている。

536 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:17:42.79 .net
「先祖は喜んでいる」北方領土の元島民 洋上慰霊 国後島に向かい手を合わせる 元島民や遺族ら32人参加

9/17(土) 18:35配信

 北方領土の元島民らが9月17日、船で国後島周辺まで近づき、洋上慰霊を行いました。

 洋上慰霊の船は羅臼町から出港し、元島民や遺族など32人が、国後島に向かって先祖の霊に手を合わせました。

 北方領土での墓参は、新型コロナの影響で2020年から中断しています。

 国後島の元島民 伊藤 宏 さん(87):「先祖は喜んでいると思う。(国後島に)もう一回でいいから行きたい」

 ロシアは「ビザなし交流」などについては協定を一方的に破棄しました。

 「墓参の枠組みは今後も維持する」と表明していますが、墓参が再開するかは不透明です。

537 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:18:54.74 .net
北方四島周辺のホッケ漁 16日出漁できず 安全操業めぐりロシア側との調整難航 北海道羅臼町

9/16(金) 19:50配信

 日露両政府の協定に基づいて、北方四島周辺で行う安全操業のうち、ホッケ漁は本来なら、16日が解禁日でしたが、ロシア側との調整が遅れ出漁できずにいます。

 国後島の対岸、知床半島の羅臼町の漁港では16日朝、ホッケが水揚げされていました。しかし、このホッケは北方四島周辺の安全操業ではなくいわゆる「中間ライン」の手前の羅臼側の海で獲れたものです。

 ロシア側との交渉にあたっている北海道水産会などによりますと、本来なら安全操業によるホッケ漁は、16日が解禁日ですが、ロシアのウクライナ侵攻の影響で協力金の送金など調整に時間がかかっていて見送られました。

羅臼の漁師
「不安だけどまあ、行けると信じて今月、来月の頭くらいでも行けると信じてみんな準備している」

 安全操業をめぐって、ロシア政府はウクライナ侵攻後の今年6月「協定の履行を中断する」と発表していますが、北海道水産会は「9月中の開始を目指して調整を進める」と話しています。

538 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:19:49.67 .net
「通商白書2022」を解説、ウクライナ侵略の影響とデジタル貿易の今後とは

9/15(木) 7:10配信

 経産省はこの6月「令和4年版通商白書(通商白書2022)」を発表、食料・エネルギーなどの供給制約・価格高騰、貿易・金融といった領域で、ロシアのウクライナ侵略が世界経済に与える影響が増大している点などをまとめた。本稿では「通商白書2022」の中からウクライナ関連とともに、「グローバルで加速するデジタル変革」「地政学リスクの増大などへの対応」「サステナブルなグローバルバリューチェーン構築」「データ越境」などの論点について解説する。



●そもそも通商白書とは何か? 通商白書2022のトピックは

 通商白書とは、経済産業省が毎年発表している通商政策についての報告書であり、その発行目的は「国際経済動向や通商に影響する諸外国の政策の分析を通じ、通商政策の形成に貢献し、国民などに対して通商政策を基礎づける考え方や方向性を示す」ためという。法律で作成義務が課せられていない非法定白書であり、閣議に提出される点が特徴である。

 2022年7月に公表された通商白書2022では、「ロシアのウクライナ侵略による世界経済への影響のポイント」を軸に各国の対応や、通商政策などが解説されている。

●ウクライナ侵略による世界経済への影響

 ウクライナ侵略を受け、G7(日本、米国、カナダ、フランス、イギリス、ドイツ、イタリア及びEU)を中心とする先進国は、エネルギー分野を含めた前例のない大規模の経済制裁を実施。ロシアとの経済・政治関係の見直しを急速に進めている。

 通商白書2022では、このような状況下で「経済的分断への懸念が高まり、自国中心主義や経済安全保障の重視により多極化が進行する国際経済の構造変化を加速させる可能性」を示している。現在の潮流が国際経済秩序の歴史的な転換点になる可能性があるのだ。


 ウクライナ情勢に加え、コロナ禍での世界経済の非対称な回復や急激な財政措置による需給バランスの歪みにより、サプライチェーンが混乱している。こういった影響も受け、燃料価格が上昇し、物流コストが高騰した。

 さらに異常気象による食料の不作、脱炭素に向けた資源・エネルギー需要の急激なシフトなどによって肥料や食料も含めた「コモディティ価格」が上昇し、エネルギー安全保障や食料安全保障にも影響を及ぼしている。


 世界経済は、ウクライナ情勢に伴う供給制約や資源価格高騰によるインフレ高進などの下方リスクがある。コロナ禍からの正常化へ先行き不透明感が残る。

 コロナ後の成長を見据え、サステナビリティの実現を「大きな軸」として、中長期的課題へ取り組みことの重要度が高まっている。デジタル経済やデジタル技術を通じた第四次産業革命の推進、投資促進といった経済の高付加価値化・産業高度化、気候変動問題への対応が求められているのだ。

539 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:20:33.16 .net
 
つづき


●グローバルで加速する4つのトレンド

 ウクライナ情勢やコロナショックを契機に、「デジタル変革」「地政学リスクの増大」「共通価値の重視」「政府の産業政策シフト」という4つのトレンドがグローバルで加速している。

 この4つのトレンドは、今後の国際関係や世界経済の動向を左右し、企業経営に大きな不確実性を生み出すとともに、企業の付加価値の源泉に変化をもたらしているともいえる。


 「地政学リスク」「共通価値」に関しては、各国政府の国際ルール形成や政策ポジションの違いによってルールのブロック化が発生しており、それを受けた市場のブロック化も進行している。

 さらに白書では、「政府の産業政策強化」の動きから、米国や欧州など主要国・地域の特定セクター(航空宇宙、半導体、グリーン関連など)において大規模な市場が形成された点を指摘している。立地国の政策ポジションにより、企業間で「市場を獲得できるチャンス」について格差が生じるかもしれないのだ。

 このような状況では企業には、従来のコスト削減・低価格製品提供の重視から、差別化・高付加価値化や効率的なオペレーションに取り組むビジネスモデル・産業構造への変革を積極的に促すことが求められる。各企業ごとに「稼ぐ力」を引き上げることが重要ということだ。

 さらに各企業ごとに、「デジタル変革」「地政学リスクの増大」「共通価値の重視」「政府の産業政策シフト」の4つのトレンドを踏まえて、デジタル化による企業変革に挑み、政府が創出する需要を取り込み、経済安全保障・社会的インパクト・共通価値を中核事業における付加価値に転換する、「付加価値創造型のビジネスモデル・産業構造」を実現することが必要だとしている。

●サステナブルなグローバルバリューチェーンの構築に向けて

 世界各国間で、経済連携協定を通じた関税引下げの動きとあいまって、輸送コストの小さい近隣地域内での中間財貿易を中心に「グローバルバリューチェーン」の展開が進んでおり、アジア域内では複雑な国際生産分業体制が構築されている。

 その中で日本は、地政学リスクやパンデミック、自然災害などによる供給制約などの領域で課題が顕在化している。

 日本の企業には、輸入依存度が高くサプライチェーン途絶リスクの大きい重要品目について、「国内生産拠点の整備」「海外生産拠点の多元化」という両輪で、サプライチェーンの強靱化が進める必要がある。そのため、企業ではサプライチェーン全体の可視化、問題発生の予防、問題が発生した場合における適時・適切な対応が重要な課題となっている。

 政府では、デジタル技術を活用し、欧州で先行するデータ連携を参考に、日本とアジアが一体となった高度なサプライチェーンマネジメントの仕組みを構築し、アジア大のデータ共有基盤構築により価値創造につなげることを検討している。

 経済産業省が2022年1月に発表した、アジア各国との経済関係強化のために打ち出した「アジア未来投資イニシアティブ」などが基本施策となる。

540 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:21:02.34 .net
 
つづき


 より詳細には、データをフル活用したサプライチェーンのユースケースを「今後5年で100件」、創出していく計画だ。


 アジア未来投資イニシアティブは、IDSやCatena-X、GAIA-Xなどの欧州で進むデータ連携基盤の取り組みを参考にしながら進められるという。



※IDS:国際データスペース協会(International Data Space Association: IDSA)による国際データスペース(IDS)は、データ主権を担保した「データエコシステム構築」のため、データ交換の標準アーキテクチャー、ルール・ガイドライン、データ交換のための技術要素(コネクター)などを定義・提供している


※GAIA-X:ドイツとフランス両国の政府が2019年10月に発表した認証や契約手続に基づいてデータへのアクセスを制御し、データ主権を保護しつつ、さまざまなクラウドサービスとの相互運用性を確保する技術的な仕組み


※Catena-X:ドイツの自動車メーカーが2021年3月に設立を発表した自動車関連企業間の安全なデータ共有のアライアンス

 「データ連携によるアジアのサプライチェーンのアップグレード」後の姿をサプライチェーン2.0と表現し、「一気通貫のデータ共有による価値の実現」を目指すという。


●デジタル貿易とデータ越境

 さまざまな財・サービスの急速なデジタル化はデータを含めたデジタル貿易を拡大させており、アジアを中心に越境データフローが急増している。

 越境データの流通量は、2021年時点で、アジア大洋州が全体の半数弱を占めており、アジア大洋州、米州、欧州が、越境データフローの約9割を占めている。


 企業が、国内や海外においてデータ収集を行っている状況と生産性の関係について分析したところ、国内かつ海外においてデータ収集を実施している企業の生産性が最も高く、データ収集を実施しない企業の生産性は最も低いという結果が出た。


 一方、デジタル関連規制が増加し、一部の国ではデジタル保護主義の動きが強まっていることから、企業内外の越境データ取引に与える影響が大きくなるおそれがある。デジタル関連規制の動向を把握する重要性が増しているといえよう。

 データや情報、アイデア及び知識の越境流通は、生産性の向上させ、生まれるイノベーションの数を増大させる可能性がある。その一方で、データの自由な流通がプライバシー、データ保護、知的財産権、セキュリティなどの課題も顕在化している。

 データ流通とセキュリティを両立させるため、信頼性のある自由なデータ流通(DFFT:Data Free Flow with Trust)の実現に向けた具体的な仕組みや制度を策定することの重要性が高まっている。

●通商白書が示す今後の展望

 通商白書2022が示す今後の方向性とは何か。

 白書では、経済安全保障の確保や、複雑化するサプライチェーンにおけるデータ連携を通じた可視化・把握、アジアとの積極的なDX連携・価値共創、無形資産投資の増強などを通じた、経済成長機会の獲得が重要であると提言している。

 特に、ロシアによるウクライナ侵略といった突然の状況変化やルール変更に対して、迅速かつ柔軟に対応できるレジリンスを高めるためのグローバルなサプライチェーンの構築が求められる。


 グローバルなサプライチェーンの構築のためには、データ越境における「信頼性のある自由なデータ流通の整備」や、「サプライチェーンを支援するためのグローバルでのデータ共有基盤構築」といった、グローバルな観点でのデータ活用やデジタル化への対応がますます重要となるだろう。

541 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:22:14.31 .net
プーチン与党“圧勝”報道の裏側 野党議員が語る弾圧の実態

9/17(土) 23:20配信

ウクライナで終わりがみえない攻防が続くなか、ロシア国内では、侵攻後初めてとなる選挙が行われました。国営メディアは、プーチン大統領を支える与党「統一ロシア」がおよそ8割の議席を獲得し圧勝したと報じました。しかし…

野党議員:「これはロシアの現実を反映していないと思います。いまや地方議会でも野党への弾圧が強くなっているため、野党から立候補する人が少なくなっているのです」

プーチン大統領の故郷、サンクトペテルブルクの地方議員の男性は、今週、罰金刑を言い渡されたといいます。

野党議員:「私は最初から彼がウクライナでやっていることを支持していません。どうにかしてプーチンを解任させることはできないかと」

この野党議員らは、プーチン大統領の解任を要求したのです。その提案書には65人の地方議員が署名したといいます。

2月の侵攻開始後、ロシア軍に関する「偽情報」などを流した場合、最高15年の禁錮刑を科す法律が成立しました。それをもとに今回の選挙でも野党は厳しい弾圧にさらされ、首都のモスクワでは立候補する人が前回から1000人も減りました。

一方、与党「統一ロシア」にも異変が…

記者「ここは『統一ロシア』の本部ですが、Zという印はあまり大きく描かれていません」

侵攻を支持する「Z」の印。本部では小さく描かれていましたが、他の事務所ではほとんど見られませんでした。ロシアでは、国民のおよそ2割が、「統一ロシア」の支持者だといわれていますが、実際にはかなり少なくなっているといいます。にもかかわらず、今回の選挙ではおよそ8割の議席を獲得しました。ウクライナ侵攻後、野党に対する弾圧はさらに酷くなっているといいます。

野党議員:「反プーチンの我々はこれまで何度も警察に拘束され、何度も裁判所に呼び出されてきた。さらに、議会の最中に爆発がおきて、4名の野党議員がけがをしたこともあります。今こそ我々議員は、自分の立場を表明するべきだと思います。考えを人々に知らせるべきだと」

542 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:22:55.30 .net
ロシアとの関係、理解求める 米・南ア首脳会談

9/17(土) 12:52配信

 バイデン米大統領は16日、ホワイトハウスで、南アフリカのラマポーザ大統領と会談し、安全保障や気候変動対策、保健分野での関係強化で一致した。

 ただ、ラマポーザ氏は、ロシアとの関係を維持したいアフリカの国々は少なくないことを指摘し理解を求めた。

 ラマポーザ氏は会談後、記者団に対し「誰と付き合うかについて、誰かに教わるべきではない」と強調。アフリカとロシアの関係を「罰する」ことを狙った米国内の動きをけん制した。

543 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:23:53.28 .net
ゼレンスキー氏「世界はこれを見よ」 集団埋葬地の写真公開、露軍の残虐さ非難

9/17(土) 20:14配信

ウクライナのゼレンスキー大統領は16日、ロシア軍から奪還した東部ハリコフ州イジュムで見つかった集団埋葬地から遺体を搬出する作業の写真を交流サイト(SNS)上に公開した。遺体はミサイル攻撃の犠牲者や子供、戦死した兵士らで、拷問の痕跡も見つかっているとし、「世界はこれを見るべきだ。ロシアが残すのは死と苦しみだけだ」と訴えた。



ゼレンスキー氏は同日のビデオ声明でも、4月上旬に露軍による民間人虐殺が発覚した首都キーウ(キエフ)近郊ブチャと「同じことをロシアは繰り返した」と非難した。

集団埋葬地は15日に見つかった。ウクライナ警察当局などによると、これまでに445人の遺体が確認され、大半が民間人という。耳を切り落とされたり、銃で撃たれたりした遺体、手を縛られた兵士の遺体などもあった。ウクライナは露軍による民間人殺害や兵士虐待などの戦争犯罪があったとみて捜査を開始した。

米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は16日の記者会見で「ロシアが続けてきた邪悪な行為と一致している」と述べ、ロシアを非難。「米国は、露軍が犯した戦争犯罪と残虐行為を実証するための努力を支援し続ける」と強調した。

米CNNテレビは国連当局者の話として、国連が戦争犯罪の調査チームを現地に派遣する予定だと伝えた。

544 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:25:23.65 .net
ウクライナ侵攻に中印が一線、露は支持得られず 上海協力機構の首脳会議閉幕

9/17(土) 19:38配信

ロシアと中国が主導する上海協力機構(SCO)がウズベキスタンで開いていた首脳会議は16日、「多極的な国際秩序」の強化を盛り込んだ「サマルカンド宣言」を採択し、閉幕した。米欧への対抗に向けて結束を示したが、ウクライナ侵攻の長期化に対する中国とインドの懸念も垣間見え、プーチン露大統領が侵攻への支持取り付けという期待通りの成果を得られたとは言いがたい。



■際立った露の孤立

サマルカンド宣言は「米国一極」の国際秩序を念頭に「多極性の強化」を目指すことを強調し、「イデオロギー的な手法による国際問題の解決を排除する」とした。会議ではオブザーバー国のイランの正式加盟に向けた覚書が調印され、ベラルーシを正式加盟させる手続き開始を決定。エジプトやサウジアラビアなど3カ国を新たに対話パートナーにすることも決めた。

プーチン氏はSCOについて世界で「役割が拡大している」と成果を誇った。閉幕後の記者会見では、露軍がウクライナ東部ハリコフ州や南部ヘルソン州で攻勢にさらされている状況について、「目標達成に向けて進んでいる」と主張。露軍には余力が残っているとし、「ウクライナの反攻がどう終わるか見守ろう」と余裕のそぶりもみせた。

ただ、サマルカンド宣言には米欧側への直接的な非難やウクライナに関する文言はなく、ロシアの孤立をかえって際立たせた。

■発表文はウクライナに一言も触れず

中国の習近平国家主席は16日の首脳会議で「いかなる口実による他国の内政干渉にも共同で反対すべきだ」と加盟国の協調の重要性を強調した。だが、中国は米国への対抗上、緊密な対露関係を誇示しつつも、本格的な対立に巻き込まれて孤立化などするのは避けたい。ウクライナを巡る習氏の「懸念」にプーチン氏は15日の首脳会談で理解を示した。

中露首脳は2月の会談で友好関係に「上限はない」との共同声明を発表した。今回は共同声明もなく、中国外務省が発表した首脳会談の発表文は「ウクライナ」に関して一言も触れていなかった。

■インドは日米欧に一定の配慮

プーチン氏は16日、インドのモディ首相と会談し、「ウクライナでの紛争を早く終わらせるために全てのことをしている」と述べたが、モディ氏は「今は戦争の時代ではない。問題解決に重要なのは対話と外交」とたしなめた。

インドはこれまで対露制裁を科す日米欧とは一線を画してきた。ロシアとは武器輸入などを通じて伝統的に関係が深く、ロシアを批判すれば、ロシアが中印の国境紛争で中国に加勢しかねないと警戒するためだ。SCOでは一時観測も上がった中印首脳会談は実現せず、冷却した中印関係が改めて鮮明となった。

モディ氏がプーチン氏に「公式の場での最も辛辣(しんらつ)」(英メディア)な発言をしたのは、対中牽制(けんせい)で連携の重みが増す日米欧に一定の配慮を示したといえる。世界的な物価高を受け、モディ氏には戦争長期化が国内経済に与える影響も懸案だ。

545 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:26:34.66 .net
ウクライナ、捕虜返還条件にロシア産アンモニア輸出再開を支持

9/17(土) 6:41配信

ウクライナのゼレンスキー大統領は16日、ロシアが戦争捕虜をウクライナに返還する場合に限り、ウクライナを経由するロシア産アンモニアの輸出再開を支持すると述べた。ただ、ロシアは直ちにこの案を否定した。

アンモニアは化学肥料の原料。国連は世界的な肥料不足の緩和に向けウクライナ経由でのロシア産アンモニアの輸出再開の可能性を示唆している。

ゼレンスキー氏は首都キーウ(キエフ)の大統領府でロイターのインタビューに応じ「ロシアからのアンモニアをウクライナ経由で供給することには反対だ。捕虜と引き換える場合のみに賛成する」と述べ、こうした考えを国連に伝えたと明らかにした。

ロシアのタス通信によると、ロシア大統領府のペスコフ報道官は、「人間をアンモニアと同等に扱うのか」と述べ、この案を拒否する姿勢を示した。

ロシア産のアンモニアをウクライナに送るパイプラインは、2月24日のロシアによる侵攻開始以降、停止されている。

ゼレンスキー氏によると、ウクライナ軍は北東部ハリコフ州での反転攻勢で数百人規模のロシア兵を捕虜にした。ただ、ロシアに拘束されているウクライナ兵の捕虜の数はこれを上回るという。

546 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:27:19.65 .net
バイデン氏、プーチン氏の化学・核兵器使用をけん制

9/17(土) 14:30配信

バイデン米大統領は16日、ロシアのプーチン大統領に対しウクライナでの戦闘の激化をあおる行動をけん制し、化学兵器あるいは核兵器の使用に踏み切った場合、相応の結果を招くだろうと警告した。

米CBSテレビとの会見で述べ、その内容の一部が16日に放映された。

バイデン氏はこの中で、化学兵器や核兵器の投入について「するな」の言葉を3回繰り返し、「第2次世界大戦以降、なかったような形で戦争の顔を変えるだろう」と主張した。

ロシアがこれら兵器を用いた際の米国の対応を問われ、当然の結果があるだろうとも指摘。「ロシアは今まで以上に世界でのけ者になるだろう。彼らがするであろう事柄の程度で対応の内容も決まる」と強調した。

547 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:28:18.20 .net
防空システムがウクライナの優先事項=ゼレンスキー大統領

9/16(金) 1:30配信

ウクライナのゼレンスキー大統領は15日、欧州委員会のフォンデアライエン委員長との共同記者会見で、ロシアの攻撃からウクライナの都市や町を守るために防空システムが優先事項と述べた。

また、イスラエルから防空システムが供給される可能性について、ウクライナはまだ前向きな回答を得ていないと指摘。米国とドイツが確約した防空システムもまだウクライナに到着していないとした。

一方、フォンデアライエン委員長は、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟に向けた「手続きは順調に進んでいる。そのスピード、決断力、正確さに感銘を受けた」と言及。ウクライナが「より多くのビジネスと収入」を確保できるよう、EUは可能な限りのことを行う必要があるとした。

フォンデアライエン委員長はまた、ロイターのインタビューに対し、欧州で物価やエネルギー価格が高騰する中、ウクライナ支援に伴う「コストは大きい」ものの、「自由や国際平和秩序、民主主義に値段は付けられない」と語った。

EUによる対ロシア制裁は目に見える影響を及ぼしているという認識をも示した。

548 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:29:06.25 .net
ロシア軍撤退のイジュームに大規模集団埋葬地、番号のみの440の無名墓標…ゼレンスキー大統領「ロシアに責任負わせる」

9/16(金) 11:49配信

ウクライナ情勢です。ロシア軍が撤退した北東部ハルキウ州の重要拠点イジュームで大規模な集団埋葬地が見つかりました。多くの無名の墓標があるということです。

ウクライナのゼレンスキー大統領は15日、ロシア軍が撤退したイジュームで集団埋葬地が見つかったと明らかにしました。

またウクライナ国防省によりますと、最も大規模な埋葬地には番号だけ書かれた440の無名の墓標があったということです。

ゼレンスキー大統領
「実際に何が起きているのか、ロシアの占領が何をもたらしたか、世界に知って欲しい」

ゼレンスキー大統領は、「ロシアに責任を負わせなければならない」と訴えました。

また、中部のドニプロペトロウシク州ではダムが攻撃を受けました。州議会議長によりますと14日、ロシア軍による巡航ミサイル攻撃があり破壊されたダムから付近の街に水があふれ出し住宅112戸が浸水したということです。

この街はゼレンスキー大統領の出身地だということです。

一方、IAEA=国際原子力機関は理事会を開き、南部ザポリージャ原発からロシア軍の撤退を求める決議を採択しました。決議文書では「ロシアが武力によってウクライナの核関連施設を制圧し、原子力事故の危険を著しく高めている」と指摘。

ロシア政府代表部によりますと35か国中、26か国が賛成しましたがロシアと中国が反対したということです。

549 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:30:00.82 .net
ウクライナ、戦車供与しないドイツを批判「ベルリンに兵器の壁」

9/17(土) 11:16配信

 ウクライナのドミトロ・クレバ(Dmytro Kuleba)外相は16日に公開されたインタビューで、戦車を供与しないドイツを改めて批判し、ドイツには「兵器の壁」のようなものがあるとの見方を示した。


 ドイツは15日、ウクライナに多連装ロケットシステム「マース2(MARS II)」2基とロケット弾200発、装甲車「ディンゴ(Dingo)」50台を追加供与するが、ウクライナが求めている戦車は供与しないと明らかにした。

 クレバ氏は独日刊紙フランクフルター・アルゲマイネ(Frankfurter Allgemeine Zeitung)のインタビューで、「われわれは『レオパルト(Leopard)』戦車と『マルダー(Marder、歩兵戦闘車)』を求めているが、ドイツが供与するのはディンゴ装甲車だ」と述べた。

「感謝はしているが、われわれが戦闘で最も必要としているものではない。何が問題なのか。なぜ、われわれが必要としていてドイツが所有しているものが手に入らないのか」として、「ベルリンには兵器の壁のようなものがあるようだ。独首相がこの壁を崩すべき時が来ていると思う」と訴えた。

 ロシアが2月にウクライナに侵攻して以降、ドイツはウクライナにさまざまな兵器を供与してきたが、ウクライナ側からの再三の要請にもかかわらず、レオパルト戦車とマルダー歩兵戦闘車の供与は拒んでいる。

550 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:30:47.57 .net
米、ロ金融関係者に制裁 穀物押収で政府関係者も

9/16(金) 5:53配信

 バイデン米政権は15日、ウクライナに侵攻するロシアへの追加制裁を発表した。財務省はロシア独自の決済システムの運営団体関係者など計24個人・団体を資産凍結や取引停止などの対象に追加。国務省もウクライナの穀物の押収に関与した政府関係者らに制裁を科した。

 イエレン財務長官は声明で「ロシア軍を再建する力をさらに弱め、暴力の加害者に責任を取らせる」と強調した。

 財務省が制裁対象に加えたウラジーミル・コムレフ氏は、クレジットカードのような決済システム「ミール」の運営団体の責任者。

551 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:31:33.45 .net
習主席「内政干渉に共同で対抗しよう」ロシアなどに呼びかけ

9/17(土) 0:29配信

中国の習近平国家主席は、中国やロシアなどが主導する「上海協力機構」の首脳会議で演説し、「他国の内政干渉に共同で対抗しよう」と呼びかけました。

中央アジアのウズベキスタンで開かれている上海協力機構の首脳会議には、中国、ロシアのほかトルコなど欧米と一線を画す国々が参加しています。

この中で習主席は、「我々は外部勢力が(政権打倒を目指す)カラー革命を策動することを防ぎ、他国の内政に干渉することに共同で反対すべきだ」と訴えました。

中国の新疆ウイグル自治区で人権侵害が行われているなどとして、欧米各国が批判を強めていることなどを念頭に置いた上で、各国に共闘を呼びかけた形です。

その上で、テロ対策の治安要員養成などで、加盟国を支援していく方針を打ち出しました。

上海協力機構は、新たにアメリカと対立するイランを正式な加盟国として迎える手続きも進めていて、中国やロシアとしては、アメリカやヨーロッパと対抗する足場として活用する狙いがあります。

552 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:32:25.84 .net
集団埋葬地、死因特定に数週間 イジュム、国連調査団派遣も

9/17(土) 20:39配信

 ウクライナ司法当局は16日、ロシア軍から奪還した東部ハリコフ州イジュムで見つかった集団埋葬地で遺体の発掘調査を始めたが、国家警察のクリメンコ長官は16日、検視で遺体の損傷状況を確認し、死因を特定するには数週間はかかると指摘した。ゼレンスキー大統領によると、国連も現地調査団の派遣を準備している。

 同州検察庁のフィルチャコフ長官はイジュムで記者団に対し、16日に計50遺体を掘り起こす計画だと説明した。市民445人と軍人17人の墓を確認したとしており、発掘に1週間はかかる見通しという。埋葬者数がさらに増える可能性も指摘されている。

553 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:33:43.27 .net
ウクライナでの戦争、どっちが勝っているのか

9/17(土) 14:06配信

ウクライナ軍はこのところ、急速な前進を遂げ、ロシアから広い地域を奪還している。

ロシアは、部隊を再編成中だとしている。ウクライナの国土の5分の1近くは、まだロシアが押さえている。

■戦局はどう変わった? 

ロシアは2月24日にウクライナに侵攻し、首都キーウを包囲。南部、東部、北部でも攻撃を開始した。

4月に入ると、ロシアはキーウへの進軍を断念。ウクライナ軍が、キーウ周辺の広い範囲を奪還した。

ロシアはその後、ウクライナの南部、東部、北東部に軍を集中。広い地域を制圧してきた。

だが9月になると、状況は一変した。

ウクライナは北東部で圧倒的な攻勢をかけ、ロシア軍を追い返した。ハルキウ市周辺だけで3000平方キロメートルを奪還したとしている。

今月に入ってロシアの支配から取り戻した領土は8000平方キロメートルを超えると、ウクライナは説明している。戦争が始まって以来、最も広範囲に及ぶ奪還となっている。

ウクライナが今月10日に奪還したとしているイジュームとクプヤンシクの両市は、ロシア軍の重要補給拠点だった。そのため、ウクライナにとっては戦略上の大きな利益となった。

ウクライナは、南部ヘルソン州の周辺でも反撃に出ている。

米シンクタンクの戦争研究所 (ISW)は、ウクライナ部隊がロシア軍に「大規模な作戦上の敗北」を与えたとしている。

英シンクタンク、王立防衛安全保障研究所のジャスティン・ブロンク氏は、ハルキウのロシア軍陣地が「完全に崩壊」したと述べた。

同氏はロシアの撤退について、「4月のキーウ撤退以来、ロシアによる最も劇的な反転であることは間違いない」とした。

■ロシアはどう対応した? 

ロシアは、イジュームとクプヤンシクからの撤退を認めた。「再編成」のための戦略的撤退だと説明した。

同時に、それらの地域は軍事攻撃の標的にし続けるとした。

ロシア軍は撤退の際、大量の装備と弾薬を残していったとみられている。

554 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:33:59.10 .net
 
つづき


■ロシア支配地域はどれくらいある? 

前出のISWによると、ロシアはまだウクライナ国土の2割近くを押さえている。

その大部分を、東部ドンバス地方と南部、そして2014年にロシアが併合したクリミア半島が占めている。

ドンバス地方では、ロシア語が主な言語となっている。2014年にロシアがクリミアを制圧すると、ドンバス地方では親ロシア勢力が全域の3分の1以上を押さえた。そして、いわゆる「人民共和国」が2つ作られた。

リヴィウなどの都市がある西部は、ミサイル攻撃を受けたが、ロシア軍による占拠の動きは見られていない。

■ロシアは何を望んでいる? 

ロシアは「侵攻」や「戦争」などの言葉を使わず、ウクライナで「特別軍事作戦」を展開していると説明している。

そして、「当初設定されたすべての任務」が達成されるまで、作戦を継続するとしている。

2月に侵攻を開始した際、ウラジーミル・プーチン大統領は、「ウクライナの非軍事化」が目標だと述べた。

目的の1つには、ウクライナが北大西洋条約機構(NATO)に加盟しないことを明確にすることもあった。

当初、ロシアが目指したのは、ウクライナの制圧と、同国政府の追放だった。

しかし現在、ロシアの野心は、ウクライナの東部と南部での土地の確保に限定されているとみられる。

■ウクライナは何を望んでいる? 

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシア軍の完全追放と「すべての領土の解放」が主な目標だと述べている。

ゼレンスキー氏は、ロシアから奪い返した地域の維持に必要だとして、より多くの資金と装備を求めている。

ウクライナ軍は、西側諸国から送り込まれた武器を多数使用している。

■死者は何人に上っている? 

双方に多数の死傷者が出ているが、正確な人数は公表されていない。

ウクライナは、ロシア兵を5万人以上殺したと主張している。8月末には、紛争開始以降のウクライナ軍の死者を約9000人と発表した。

ロシアは自軍の死者数をめったに明らかにしない。直近の発表は3月で、ロシア兵1351人が侵攻開始以降に死亡したとしていた。

米当局は7月時点で、ロシア兵の死者を約1万5000人と推定している。

民間人にも死者が出ている。国連は今月初め、その人数を5700人以上とした。

しかし、実際の死者数はずっと多い可能性が高いとしている。

555 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:34:50.66 .net
戦争犯罪、隠し通せず 「いずれ明るみに」=米軍トップ

9/17(土) 4:19配信

米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長は16日、ウクライナ軍がロシア軍から奪還した北東部で民間人ら多数の遺体が発見される中、戦争犯罪を隠し通すことはできないとの考えを示した。

ミリー氏は北大西洋条約機構(NATO)関連の会合に出席するために訪れているエストニアで記者団に対し、戦争犯罪に該当するか判断は留保するとしながらも、「戦争犯罪は隠しおおせない。特に集団墓地のようなものは、いずれは世界が知るところとなる」と述べた。

ミリー氏はエストニアに入る前にイスラエルを訪問し、ホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)記念施設を訪れた。ウクライナで起きていることをホロコーストと比べるつもりはないとしながらも、「証拠が存在している限り、戦争犯罪は明るみに出されなければならない」と語った。

今後の戦況については慎重な見方を表明。ウクライナはロシアに制圧された全領土を奪還できるかとの質問に対し「ウクライナ軍の反転攻勢は初期段階にある。開始からまだ2週間程度しか経過していない」とし、「ウクライナ軍がどこまでこの戦いを押し進められるかはまだ不明だ。戦闘の展開を見守る必要がある」と述べた。

556 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:35:45.97 .net
イジューム集団墓地「ゾッとする」 米国務長官、ロシアを批判

9/17(土) 18:06配信

 ブリンケン米国務長官は16日、ウクライナがロシアから奪還した北東部ハリコフ州イジュームで集団墓地が発見されたことについて「ゾッとすることであり、現在も行われている出来事の一部だ」とロシア軍の残虐行為を批判した。証拠を集め、戦争犯罪として追及することが重要との認識を示し「残虐行為を行った者や命じた者に責任をとらせなければならない」と強調した。

 ブリンケン氏は、ヨルダンのサファディ外相との会談後に記者会見して述べた。集団墓地には440人以上が埋葬されているとされており、多くが民間人である可能性が指摘されている。ブリンケン氏は「ウクライナの占領地からロシアが撤退するたびに、我々は何が残されるか見てきた」と非難。ウクライナや国連、国際刑事裁判所など関連機関が一体となってロシア軍の戦争責任を追及する必要性を強調した。

557 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:36:45.52 .net
ゼレンスキー大統領が国連総会で特例のビデオ演説へ ロシアの反対認めず

9/17(土) 12:22配信

 国連総会は来週から始まる一般討論演説で、ウクライナのゼレンスキー大統領がビデオ演説を行うことを特例として認めました。

 ゼレンスキー大統領はニューヨークを訪れ、国連総会で演説することを目指してきましたが、現在の戦況を踏まえて渡米は不可能と判断しました。

 一般討論演説は出席しての演説が原則ですが、コロナ禍でビデオ演説も総会の決議によって許可されてきました。

 ゼレンスキー大統領のビデオ演説についてはロシアをはじめ、7カ国が反対しましたが、賛成多数で特例が認められました。

 ゼレンスキー大統領は21日にビデオ演説を行う予定です。

558 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:37:34.98 .net
ロシア軍の統制崩壊、戦場の失策に拍車

9/17(土) 7:35配信

 戦争は机上で計画されるが、現場で戦われる。ウクライナ侵攻をめぐるロシア軍の戦略的な誤りは、特に兵卒の統制が不十分であることを示している。



 ロシアが2月24日に侵攻を開始した当初、多くの兵士がその目的を明確に把握しておらず、中には単なる演習のために招集されたと思っていた兵士もいたことが示唆されていた。そして半年が経過した今も、西側諸国の専門家は、ロシア軍が虚偽と腐敗にまみれ、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領とその側近が聞きたがっていることを伝えるのに必死だとみている。

 エルサレム安全保障戦略研究所(JISS)のアレクサンダー・グリンバーグ(Alexander Grinberg)氏は、「プーチン氏は非現実的な結果を要求するため、非公開の場であっても同氏には誰も本当のことを伝えない」と指摘する。

 軍事史家で作家のクリス・オーウェン(Chris Owen)氏も、「ロシア軍の将校は部隊の状況について上官によくうそをつく」と説明。ロシア兵が戦闘で成功を収めたという虚偽の報告をする通信をウクライナ側が傍受しており、そうした虚偽情報に基づいて攻撃が行われていると指摘した。

■士官育成の失敗

 ロシア軍の不意を突いたウクライナ軍の最近の反撃をめぐっては、ロシア軍内での脱走、命令拒否、士気の低下など、指揮系統の崩壊を示唆する情報が出ている。さらに専門家は、将官や士官の死や負傷が大打撃となっていると指摘。軍隊の訓練体制が近年悪化し、有能な後任を確保するのが難しくなっているとみている。

 匿名を条件にAFPの取材に応じたフランス軍幹部は、ロシア軍には階級を上って「その分野のエキスパート」となった下士官が十分にいないと指摘。ロシアは年配の兵士を優先して昇進させる傾向があるが、「年長者だけが昇進し、部下との関係が権力によるものだけになると、攻撃を実行するのが難しくなる」と説明した。

■受刑者を傭兵に?

 ウクライナの電撃的な反攻を受け、プーチン氏が総動員令に踏み切る可能性をめぐる議論が再燃している。そうなれば、同氏がこれまで「特別軍事作戦」と呼んでいたものが、紛れもない「戦争」であることが明確になる。

 ロシア政府はその代わりに、ワグネル(Wagner)などの民間軍事会社から傭兵(ようへい)を積極的に雇い入れたり、正規軍の志願兵を増やしたりしようとしているようだ。

 ソーシャルメディア上では、プーチン氏と親しい関係にあり、ワグネルの資金源となっているとみられるオリガルヒ(新興財閥)のエフゲニー・プリゴジン(Yevgeny Prigozhin)氏が、ロシアの刑務所の中庭で受刑者たちに契約を持ちかける様子を撮影したとされる動画が拡散。AFPはその信ぴょう性を確認していないが、動画の人物は受刑者に対し「半年間従軍すれば、自由になれる。ウクライナに着いた後、これは自分には合わないと決めた者は、われわれが処刑する」と宣告していた。

559 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:38:46.28 .net
“日本に宣戦布告”親ロシア派ハッカー「キルネット」 大阪メトロのHPをサイバー攻撃か【大阪発】

9/17(土) 9:31配信

9月7日、大阪メトロのホームページが一時つながりにくい状況になった。数時間で復旧したということだが、大阪メトロの担当者は未明まで対応に追われることとなった。
親ロシア派のハッカー集団が、サイバー攻撃を仕掛けた可能性があるということだ。



大阪メトロ広報戦略部 永澤良太係長:
セキュリティー対策は万全を期しているのですが、ホームページが閲覧できなくなるというのは正直驚いているところはあります。お客様にはご迷惑をおかけしましたが、個人情報の漏洩はありませんでした

実はこの裏で、ある不穏な動きがみられていた。

キルネット:
私たちはロシア人です。私たちは「キルネット」です

ロシアのウクライナ侵攻を支持するハッカー集団「キルネット」が、SNSで大阪メトロなどを標的にサイバー攻撃をしたことをうかがわせる投稿をしたのだ。
「キルネット」は、「日本が反ロシアキャンペーンを行っている」との動画を投稿していて、政府のホームページなどにサイバー攻撃をしたと主張していた。

キルネット:
日本国政府全体に宣戦布告する

ホームページを襲った「DDos攻撃」とは…
日本のデジタル庁は、大阪メトロのホームページで起こった事象の原因を「DDos攻撃」によるものとみている。神戸大学大学院の森井昌克教授によると、「DDoS攻撃」とは、ホームページにサーバーが処理できないほど大量のアクセスを行い、つながりにくい状況にすることをいう。

神戸大学大学院・工学研究科 森井昌克教授:
(DDoS攻撃とは)数千・数万というパソコンから、いっぱいアクセスをして攻撃をするということなんですね。たくさんアクセスすることで攻撃になってしまいますから、一番単純な攻撃と言ってもいいわけです

例えば、ウイルスに感染させて遠隔操作できるようにしたパソコン、いわゆる「ゾンビパソコン」から一斉にアクセスする方法などが考えられる。「ゾンビパソコン」は世界中に分散されているため、攻撃を遮断することが難しいのだ。

神戸大学大学院 工学研究科 森井昌克教授:
大きな都市の名前が付いている企業は、ひょっとしたら狙われるかもしれませんね。以前"霞が関"を狙った攻撃があったんです。どういうわけか攻撃者が間違って"霞ケ浦"を狙って自治体を攻撃していましたから、あまり考えていなくて、名前だとか、影響力があるだろうということで狙ってるんでしょうね

大阪メトロは「今後の攻撃に備えて早急に対策を講じていきたい」と話している。

560 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:41:33.59 .net
中ロ首脳が会談 習主席「ロシアと協力し混乱した世界に安定をもたらす」

9/16(金) 11:23配信

 上海協力機構の首脳会議が行われる中央アジアのウズベキスタンで15日、ロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席が会談を行いました。

 両者の首脳会談はロシアのウクライナ侵攻後、初めて対面で行われました。

 会談でプーチン大統領は、習主席に対し「ウクライナの危機における中国のバランスの取れた立場を評価する」と述べました。

 一方、習主席は「世界の変化に直面しても中国はロシアと共に努力し、大国として混乱した世界に安定をもたらす」と述べました。

 ウクライナについて明言を避けつつも、ロシアとの協力をアピールした形です。

 また中ロ首脳は16日、両国やインドが加盟する「上海協力機構」の首脳会議に出席します。

 中国とロシアが主導する上海協力機構は、加盟国の安全保障や経済の連携について協議を行う枠組みでイランも正式加盟を表明しています。

 西側のG7(主要7カ国貿易相会合)などに対抗する枠組みとして存在感を高める狙いがあります。

561 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:42:34.78 .net
ロシア軍撤退のイジュームに大規模集団埋葬地、番号のみの440の無名墓標…ゼレンスキー大統領「ロシアに責任負わせる」

9/16(金) 11:49配信

ウクライナ情勢です。ロシア軍が撤退した北東部ハルキウ州の重要拠点イジュームで大規模な集団埋葬地が見つかりました。多くの無名の墓標があるということです。

ウクライナのゼレンスキー大統領は15日、ロシア軍が撤退したイジュームで集団埋葬地が見つかったと明らかにしました。

またウクライナ国防省によりますと、最も大規模な埋葬地には番号だけ書かれた440の無名の墓標があったということです。

ゼレンスキー大統領
「実際に何が起きているのか、ロシアの占領が何をもたらしたか、世界に知って欲しい」

ゼレンスキー大統領は、「ロシアに責任を負わせなければならない」と訴えました。

また、中部のドニプロペトロウシク州ではダムが攻撃を受けました。州議会議長によりますと14日、ロシア軍による巡航ミサイル攻撃があり破壊されたダムから付近の街に水があふれ出し住宅112戸が浸水したということです。

この街はゼレンスキー大統領の出身地だということです。

一方、IAEA=国際原子力機関は理事会を開き、南部ザポリージャ原発からロシア軍の撤退を求める決議を採択しました。決議文書では「ロシアが武力によってウクライナの核関連施設を制圧し、原子力事故の危険を著しく高めている」と指摘。

ロシア政府代表部によりますと35か国中、26か国が賛成しましたがロシアと中国が反対したということです。

562 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:43:40.99 .net
中国軍、ロシア軍と同じ潜在的な弱点 米国防大の新報告書

9/17(土) 13:55配信
 
中国軍はウクライナで苦戦するロシア軍と同じ潜在的な弱点を抱えており、同様の戦争を遂行する能力の妨げになる可能性がある――。米国防大学がそんな報告書を公表した。



報告書では、軍種を超えた訓練の不足が人民解放軍(PLA)のアキレスけんになる可能性があると指摘している。ただ、専門家は中国の能力を過小評価することには依然慎重で、ロシアとの比較には注意を促している。

報告書では2021年までの6年間、PLAの陸海空軍とロケット軍、戦略支援部隊の5軍種に所属する幹部将校300人以上の経歴を調査した。その結果、どの軍種においても、幹部はキャリアを開始した軍種以外で作戦経験を積む機会に乏しいことが判明した。

別の言い方をすれば、PLAの陸軍兵は陸軍兵のまま、海軍兵は海軍兵のまま、空軍兵は空軍兵のままキャリアを過ごす。報告書では、PLAの要員がそうした狭い組織の外に出ることはまれだと述べ、軍種をまたいだ訓練が1986年から法律で義務付けられている米軍とは対照的だと指摘している。

報告書はさらに、こうした「硬直性が将来の紛争で中国の有効性を低下させる可能性がある」とし、特に軍種をまたいだ高レベルの統合行動が求められる紛争では問題になると指摘。PLAは「軍全体のまとまりに欠ける」ウクライナでのロシア軍と同様の問題に見舞われる可能性があると示唆した。

7カ月前のウクライナ侵攻開始以降、ロシア軍の組織構造の欠陥は外部から見て明らかになっている。

専門家によれば、ウクライナ軍の反転攻勢で最近敗走した際、ロシアの地上部隊は航空支援を欠いていた。開戦当初には兵たん面の問題で補給能力がそがれ、ロシア軍のトラックは地形に適したタイヤもなく、整備不足による故障が相次いだ。

報告書の著者であるジョエル・ウズノー氏によると、PLAの幹部は軍種をまたいだ訓練の不足から、これと同様の問題に直面している。

「例えば、作戦指揮官が後方支援部門でキャリアを広げる機会はほとんどない。その逆もしかりだ」(ウズノー氏)。同氏は米国防大学中国軍事研究センターの上級研究員を務める。 報告書によると、21年に四つ星司令官(米軍の統合参謀本部議長やインド太平洋軍司令官、あるいは中国の中央軍事委員会幹部や戦区司令官など)を比較したところ、米軍の40人全員が統合軍の経験があったのに対し、中国軍では31人中77%しか統合軍の経験がなかった。

また、米国では四つ星司令官のほぼ全員が作戦経験を持つが、中国では半数近くが「プロの政治将校」だという。

ハワイにある米太平洋軍統合情報センターの元作戦責任者、カール・シュスター氏は、今回の報告書は「中国の現状や今後について私が見た中で最良の分析だ」と語る。

一方で、この報告書を基にウクライナと似た戦争でのPLAの戦いぶりを予想するのには慎重になった方がいいとも指摘した。中国軍にはロシア軍より優れた点が他に数多くあるからだ。

中国は新兵訓練の質がより高く、現在はもう徴集兵に依存していないが、ロシア軍は下士官の「80~85%を入隊7カ月の徴集兵に頼っている」(シュスター氏)。

ロシアとは異なり、中国にはプロの下士官も存在するという。

現在ハワイ大学で教えるシュスター氏は、中国は統合作戦能力の点で4~5年ほど米国に遅れを取っていると推測しつつも、最近の演習を見れば「彼らが追いつきつつあることがうかがえる」と警鐘を鳴らした。

ウズノー氏の報告書では、中国軍と米軍の指導者の人口動態上の違いにも触れており、「中国の上級将校は年齢や教育、ジェンダー、民族の点で同質的だ」と指摘する。

四つ星の階級で見ると、中国軍の将校は米軍に比べ平均年齢が高く(64歳対60歳)、軍隊経験も長い(46年対40年)という。

米軍の指導層はより多様性に富み、女性が2人、アフリカ系米国人が3人いるが、PLAの指導層は全員男性で、99%が漢族と同質性が高い。

そして最後にひとつ、明らかな違いが存在する。米軍の四つ星将校の58%が外国で軍務に就いた経験があるのに対し、中国の四つ星将校は海外経験が皆無という点だ。

563 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:44:44.52 .net
ロシア、ガス輸出先を欧州から中国に切り替えへ

9/16(金) 12:17配信

 ロシアのアレクサンドル・ノバク(Alexander Novak)副首相は15日、ロシア産天然ガスを中国に輸送するパイプライン「シベリアの力2(Power of Siberia 2)」が、ウクライナへの軍事侵攻で頓挫したロシア産ガスを欧州に輸送するパイプライン「ノルドストリーム2(Nord Stream 2)」計画の代わりになると述べた。

【写真】「エネルギーを武器に利用」との批判に反論 ロシア大統領

 ノバク氏は国営テレビのロシア1(Rossiya 1)のインタビューで、ロシアは「ノルドストリーム2」計画から2024年着工予定の「シベリアの力2」に切り替えるつもりかとの問いに「イエス」と答えた。

 ノバク氏は同日、訪問先のウズベキスタンで、ロシアと中国が近く、「シベリアの力2」経由で年間500億立方メートルの天然ガスを輸送する協定を結ぶと述べていた。

 この量は、9月2日以降ガス供給を停止しているノルドストリーム1(Nord Stream 1)の最大輸送能力の550億立方メートルにほぼ匹敵する。

564 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:45:27.93 .net
「ウクライナ疲れ」に懸念 国連総会、食糧危機や安保理改革も焦点

9/17(土) 18:53配信

 新たな会期が始まった国連総会(193カ国)は20日、米ニューヨークの国連本部で各国首脳らによる一般討論が始まる。ロシアのウクライナ侵攻に対する各国の立場表明に注目が集まるが、長引く戦争で一部の加盟国には「疲れ」も出ている。開発途上国の間で関心が高い食糧危機や、機能不全が続く安全保障理事会をはじめとする国連改革なども焦点になる。

 「ウクライナでの紛争は、私たち全員にとって転機になった。警戒しなければ、何十年も軽蔑され、非難されてきた『戦争』という方法が、私たちの国際生活の『道具箱』の中に再び頻繁に登場しかねない」。国連総会のコロシ新議長は13日にあった77期国連総会の初会合でそう演説し、ロシアが侵略という手段に出たことが国際社会に与える影響に危機感を示した。

 暫定の演説リストでは195カ国・地域の首脳や外相らが登壇。バイデン米大統領など米欧を中心にロシアへの非難が相次ぎそうだ。ウクライナのゼレンスキー大統領も、例外的に認められたビデオ演説でロシアの侵略の責任を問うとみられる。

 今年2月のウクライナ侵攻以降、国連総会はロシア軍の即時撤退を求める決議を3月に圧倒的な賛成多数で採択し、4月には国連人権理事会でのロシアの理事国資格も停止するなど、国際社会でのロシアの孤立を浮き彫りにしてきた。

 ただ、シンクタンク「国際危機グループ」の国連担当、リチャード・ゴーワン氏は「春の時点でも、西側以外の国は『ウクライナ疲れ』を語り始めていた。それらの国の外交官はウクライナの立場に同情的だが、世界的な食糧危機や世界経済の悪化など戦争以外の問題にも焦点を当てたいと考えている」と指摘する。

 世界食糧計画(WFP)は8月、ソマリアやケニア、エチオピアなど「アフリカの角」と呼ばれる地域で40年ぶりの深刻な干ばつが起き、2200万人が飢餓に直面していると警告した。「世界的な飢餓は新型コロナウイルスの世界的大流行以前から増え始めたが、一向に回復しない」(グテレス事務総長)といわれる中、ほとんどの開発途上国には財政的な余裕もない。

 このため、米国からはブリンケン国務長官が出席して、欧州連合(EU)やアフリカ連合(AU)などと共同で、世界食糧安全保障サミットを20日に開催する。

 米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は16日の記者会見で、優先分野として食糧や保健、国連憲章の堅持の3点を挙げ、「ウクライナに焦点を当てるあまり、我々が世界の他の危機に注意を払っていないのではないかという懸念が他の国々から示されているが、そうではない」と強調。「来週はウクライナの問題で持ちきりになることはない。ただ、私たちはウクライナを見捨てるようなこともしない」とも述べた。

 一般討論は26日まで行われる。ウクライナがロシアから奪還した北東部ハリコフ州イジュームで集団埋葬地が見つかり、一般市民445人や軍人17人の墓が見つかった。暴行の痕跡もあったという。加盟国の間に「ウクライナ疲れ」が見える中で、一般市民が日々犠牲になる現状を見過ごさないというメッセージをロシアにどこまで示せるかも問われる。

565 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:46:23.86 .net
ゼレンスキー氏「渡航困難」 国連総会ビデオ演説へ

9/17(土) 9:11配信

国連総会(加盟193カ国)は16日、全体会合を開き、ウクライナのゼレンスキー大統領が20日に始まる一般討論演説で事前録画のビデオを使って演説することを認める決議案を賛成多数で採択した。決議は「(ロシアによる)侵略の続行が(ゼレンスキー氏の)安全な海外渡航を許さない」としている。



米英仏やインドなど101カ国が決議案に賛成し、ロシアや北朝鮮、シリアなど7カ国が反対した。棄権は中国やイラン、南アフリカ、ブラジルなど19カ国。

過去2年の一般討論演説では、新型コロナウイルスの感染拡大を受けてビデオ演説が認められていたが、今年は直接出席が基本となっている。各国の首脳級が国連総会に集まって討論するのは侵攻後初めて。ウクライナが決議案を起草し、日本やトルコを含む56カ国が共同提案した。

これに対し、ロシア代表は反対演説を行い、「アフリカ諸国の代表は過去に同様の権利を拒否された」と主張した。ロシアと軍事同盟を結ぶベラルーシは全ての国にビデオ演説を認める修正決議案を提出したが、反対多数で否決された。

ゼレンスキー氏のビデオ演説は21日午後(日本時間22日午前)の予定。ただ、19日のエリザベス女王国葬に出席する首脳も多く、日程は流動化している。例年初日に行われるバイデン米大統領の演説は20日から21日に変更された。

566 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:47:15.91 .net
「作戦は続けられる」ウクライナ反撃にプーチン氏強調

9/17(土) 9:04配信

ロシアのプーチン大統領はロシアメディアなどに対し、ウクライナでの「軍事作戦は継続される」と述べました。

ロシア プーチン大統領
「ウクライナ軍が反撃を試みているが、作戦は続けられる。(ウクライナ東部)ドンバス地方への我々の攻勢は止まらない」

プーチン氏は「ロシア軍は職業軍人だけで戦っている」と強調。兵員不足も指摘される中、「我々は急いでいるわけではない」と主張しました。

また、プーチン氏はロシア領内の原発周辺で「テロの試みがあった」として「このような状況が続けば我々の対応はより深刻になる」と述べ、攻撃をさらに強める可能性があると警告しました。

ウクライナとの交渉については「ウクライナ側が拒否している。彼らが交渉に合意することが第一の条件だ」と述べています。

567 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:48:20.72 .net
ウクライナ侵攻に中印が一線、露は支持得られず 上海協力機構の首脳会議閉幕

9/17(土) 19:38配信

ロシアと中国が主導する上海協力機構(SCO)がウズベキスタンで開いていた首脳会議は16日、「多極的な国際秩序」の強化を盛り込んだ「サマルカンド宣言」を採択し、閉幕した。米欧への対抗に向けて結束を示したが、ウクライナ侵攻の長期化に対する中国とインドの懸念も垣間見え、プーチン露大統領が侵攻への支持取り付けという期待通りの成果を得られたとは言いがたい。



■際立った露の孤立

サマルカンド宣言は「米国一極」の国際秩序を念頭に「多極性の強化」を目指すことを強調し、「イデオロギー的な手法による国際問題の解決を排除する」とした。会議ではオブザーバー国のイランの正式加盟に向けた覚書が調印され、ベラルーシを正式加盟させる手続き開始を決定。エジプトやサウジアラビアなど3カ国を新たに対話パートナーにすることも決めた。

プーチン氏はSCOについて世界で「役割が拡大している」と成果を誇った。閉幕後の記者会見では、露軍がウクライナ東部ハリコフ州や南部ヘルソン州で攻勢にさらされている状況について、「目標達成に向けて進んでいる」と主張。露軍には余力が残っているとし、「ウクライナの反攻がどう終わるか見守ろう」と余裕のそぶりもみせた。

ただ、サマルカンド宣言には米欧側への直接的な非難やウクライナに関する文言はなく、ロシアの孤立をかえって際立たせた。

■発表文はウクライナに一言も触れず

中国の習近平国家主席は16日の首脳会議で「いかなる口実による他国の内政干渉にも共同で反対すべきだ」と加盟国の協調の重要性を強調した。だが、中国は米国への対抗上、緊密な対露関係を誇示しつつも、本格的な対立に巻き込まれて孤立化などするのは避けたい。ウクライナを巡る習氏の「懸念」にプーチン氏は15日の首脳会談で理解を示した。

中露首脳は2月の会談で友好関係に「上限はない」との共同声明を発表した。今回は共同声明もなく、中国外務省が発表した首脳会談の発表文は「ウクライナ」に関して一言も触れていなかった。

■インドは日米欧に一定の配慮

プーチン氏は16日、インドのモディ首相と会談し、「ウクライナでの紛争を早く終わらせるために全てのことをしている」と述べたが、モディ氏は「今は戦争の時代ではない。問題解決に重要なのは対話と外交」とたしなめた。

インドはこれまで対露制裁を科す日米欧とは一線を画してきた。ロシアとは武器輸入などを通じて伝統的に関係が深く、ロシアを批判すれば、ロシアが中印の国境紛争で中国に加勢しかねないと警戒するためだ。SCOでは一時観測も上がった中印首脳会談は実現せず、冷却した中印関係が改めて鮮明となった。

モディ氏がプーチン氏に「公式の場での最も辛辣(しんらつ)」(英メディア)な発言をしたのは、対中牽制(けんせい)で連携の重みが増す日米欧に一定の配慮を示したといえる。世界的な物価高を受け、モディ氏には戦争長期化が国内経済に与える影響も懸案だ。

568 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:49:17.95 .net
独、ロ石油子会社管理下に 輸入停止控え代替調達確保

9/17(土) 6:16配信

 ドイツ政府は16日、ロシア国営石油大手ロスネフチのドイツの子会社を一時的に管理下に置いたと発表した。ドイツ国内に持つ三つの製油所も対象。欧州連合(EU)が合意したロシア産石油の禁輸措置に伴ってドイツはロシア産石油の年内輸入停止を決めており、ロシア以外からの代替調達を確保するのが狙いだ。

 経済・気候保護省によると、連邦ネットワーク庁の管理下に置き、6カ月間の時限措置となる。同省は「エネルギー供給の安全性への脅威に対抗する」と説明した。

 ロスネフチ子会社はドイツ国内の石油精製能力の約12%を担う。

569 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:50:05.85 .net
ロシア軍、ウクライナで圧迫なら強硬に対応=プーチン氏

9/17(土) 2:37配信

ロシアのプーチン大統領は16日、ロシアがウクライナで進める「特別軍事作戦」を急いでおらず、目標は変わっていないと述べた。ウクライナのこのところの反転攻勢については受け流したものの、ロシア軍が一段の圧力にさらされればさらに強硬に対応すると警告した。

プーチン氏はウズベキスタンで開催されていた上海協力機構(SCO)首脳会議閉幕後に記者団に対し、ロシアを分裂させようとする西側諸国の試みを阻止するために、ウクライナに対する特別軍事作戦が必要になっていると表明。「ウクライナ当局は積極的な反転攻勢をかけていると発表しているが、どのような展開をたどり、どのように終了するか見届けたい」と述べた。

ウクライナ軍はこのところ南部と東部で反転攻勢を強め、ロシア軍の制圧下にあった領土を奪還。ロシア軍はウクライナの電力供給網やダムなどのインフラに対する攻撃を強めている。プーチン氏は、こうした攻撃が一段と強化される可能性があると述べ、「こうした状況が続けば一段と深刻に対応する」と警告。ロシア軍はウクライナの別の地域を制圧しつつあるとの見方を示した。

ロシアがウクライナに対して実施している「特別軍事作戦」を修正する必要があるかとの質問に対しては「この作戦は修正の対象にはならない」とし、「主な任務に変更はなく、実行に移されている。主要な目標はドンバス全域の解放だ」と語った。

プーチン氏がウクライナ軍の反転攻勢について公の場で発言するのは今回が初めて。

プーチン氏はこのほか、トルコのエルドアン大統領は常にウクライナのゼレンスキー大統領との会談を提案しており、仲介に「重要な貢献」をしているとし指摘。一方、ゼレンスキー大統領には和平交渉を行う用意がないとの見解を示した。

570 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:51:06.49 .net
ウクライナにギリシャ保有の歩兵戦闘車40台供与へ…ギリシャには独製40台で穴埋め

9/17(土) 19:15配信

 ドイツのクリスティーネ・ランブレヒト国防相は16日、ギリシャとの間で、ギリシャが保有する歩兵戦闘車40台をウクライナに供与することで合意したと発表した。その穴埋めとしてギリシャにドイツ製歩兵戦闘車「マルダー」40台を提供する。



 ウクライナ軍が使い慣れた旧ソ連製の重火器をドイツが第三国を通じて供与する枠組みの一環。ドイツ政府は15日、ウクライナへの独製装甲車「ディンゴ」50台などの追加供与を発表したが、ウクライナが求める独製の戦車は含めていない。ロシアへの過度な刺激を避ける判断とみられる。

571 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:52:09.00 .net
ウクライナ軍反撃でも「計画は修正しない」 プーチン氏、強気崩さず

9/17(土) 7:00配信

 ロシアのプーチン大統領は16日、ウズベキスタンで開かれた上海協力機構の会議後の記者会見で、ウクライナ侵攻について、「計画は修正しない。重要な目標は(ウクライナ東部)ドンバス地方の解放だ」と話した。



 ウクライナ軍の反撃を受けていると認めながらも、プーチン氏は「我々のドンバスでの攻撃作戦は止まらず、少しずつ続いている。ロシア軍は占領地を拡大している」と強気の姿勢を崩さなかった。

 最近、ウクライナ軍は東部などで攻勢を強めており、ロシア軍から多くの占領地を奪還したとみられている。

572 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:52:56.12 .net
EU、ガス供給求めるなら制裁解除すべき=プーチン大統領

9/17(土) 4:17配信

ロシアのプーチン大統領は16日、欧州のエネルギー危機とロシアとの関係を否定し、欧州連合(EU)がガス供給拡大を求めるならパイプライン「ノルドストリーム2」の開通を妨げている制裁を解除すべきと述べた。

ウズベキスタンで開催されていた上海協力機構(SCO)首脳会議閉幕後に記者団に対し「いざとなれば年間550億立法メートルのガスを供給するノルドストリーム2に対する制裁を解除し、ボタンを押すだけで、全てが動き出す」と語った。

573 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:53:46.64 .net
イジューム集団墓地の衛星画像 ウクライナ

9/17(土) 10:58配信

 米宇宙技術会社マクサー・テクノロジーズ(Maxar Technologies)は16日、ウクライナ軍がロシア軍から奪還した北東部ハルキウ(Kharkiv)州イジューム(Izyum)郊外の森で見つかった集団墓地および周辺地域を今年3月から8月にかけて捉えた衛星画像を公開した。



 ウクライナ当局は同日、数百人の遺体を収容。AFPの記者が確認したところ、少なくとも1人の遺体は両手を縛られていた。

 当局は、これまでに450の墓と「拷問部屋」とみられる場所10か所を発見したとしている。

574 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:54:42.66 .net
ロシアの仲介力低下か 首脳会議中にキルギス、タジキスタン軍事衝突

9/17(土) 20:27配信

 2022年9月16日、上海協力機構首脳会議が開かれたウズベキスタン・サマルカンドで会談するキルギスのジャパロフ大統領(左)とタジキスタンのラフモン大統領(キルギス大統領府提供)=ロイター

 ロシアのインタファクス通信によると、中央アジア・キルギスとタジキスタンの国境で両国軍の衝突が起き、キルギス政府は16日、24人が死亡、87人が負傷したと明らかにした。

 両国大統領はウズベキスタンのサマルカンドで中ロ首脳も出席して開かれた上海協力機構(SCO)首脳会議で、互いに部隊を撤収させることで合意したが、戦闘はその後も続いた模様だ。

 ソ連時代にひかれたキルギスとタジキスタン国境をめぐっては、地域の民族構成が複雑で、キルギス領に囲まれたタジキスタンの飛び地が生じるなどして1991年に両国が独立してから争いが続いた。

575 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:55:33.61 .net
ロシア軍の統制崩壊、戦場の失策に拍車

9/17(土) 7:35配信

 戦争は机上で計画されるが、現場で戦われる。ウクライナ侵攻をめぐるロシア軍の戦略的な誤りは、特に兵卒の統制が不十分であることを示している。



 ロシアが2月24日に侵攻を開始した当初、多くの兵士がその目的を明確に把握しておらず、中には単なる演習のために招集されたと思っていた兵士もいたことが示唆されていた。そして半年が経過した今も、西側諸国の専門家は、ロシア軍が虚偽と腐敗にまみれ、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領とその側近が聞きたがっていることを伝えるのに必死だとみている。

 エルサレム安全保障戦略研究所(JISS)のアレクサンダー・グリンバーグ(Alexander Grinberg)氏は、「プーチン氏は非現実的な結果を要求するため、非公開の場であっても同氏には誰も本当のことを伝えない」と指摘する。

 軍事史家で作家のクリス・オーウェン(Chris Owen)氏も、「ロシア軍の将校は部隊の状況について上官によくうそをつく」と説明。ロシア兵が戦闘で成功を収めたという虚偽の報告をする通信をウクライナ側が傍受しており、そうした虚偽情報に基づいて攻撃が行われていると指摘した。

■士官育成の失敗

 ロシア軍の不意を突いたウクライナ軍の最近の反撃をめぐっては、ロシア軍内での脱走、命令拒否、士気の低下など、指揮系統の崩壊を示唆する情報が出ている。さらに専門家は、将官や士官の死や負傷が大打撃となっていると指摘。軍隊の訓練体制が近年悪化し、有能な後任を確保するのが難しくなっているとみている。

 匿名を条件にAFPの取材に応じたフランス軍幹部は、ロシア軍には階級を上って「その分野のエキスパート」となった下士官が十分にいないと指摘。ロシアは年配の兵士を優先して昇進させる傾向があるが、「年長者だけが昇進し、部下との関係が権力によるものだけになると、攻撃を実行するのが難しくなる」と説明した。

■受刑者を傭兵に?

 ウクライナの電撃的な反攻を受け、プーチン氏が総動員令に踏み切る可能性をめぐる議論が再燃している。そうなれば、同氏がこれまで「特別軍事作戦」と呼んでいたものが、紛れもない「戦争」であることが明確になる。

 ロシア政府はその代わりに、ワグネル(Wagner)などの民間軍事会社から傭兵(ようへい)を積極的に雇い入れたり、正規軍の志願兵を増やしたりしようとしているようだ。

 ソーシャルメディア上では、プーチン氏と親しい関係にあり、ワグネルの資金源となっているとみられるオリガルヒ(新興財閥)のエフゲニー・プリゴジン(Yevgeny Prigozhin)氏が、ロシアの刑務所の中庭で受刑者たちに契約を持ちかける様子を撮影したとされる動画が拡散。AFPはその信ぴょう性を確認していないが、動画の人物は受刑者に対し「半年間従軍すれば、自由になれる。ウクライナに着いた後、これは自分には合わないと決めた者は、われわれが処刑する」と宣告していた。

576 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:56:41.17 .net
プーチン氏「反攻見守ろう」 露軍苦戦も余裕演出

9/17(土) 9:12配信

ロシアのプーチン大統領は16日、上海協力機構(SCO)首脳会議が閉幕したウズベキスタンのサマルカンドで記者会見し、ウクライナの戦況に関し「目標は達成に向けて進んでいる」と主張した。ロシア軍がウクライナ東部ハリコフ州や南部ヘルソン州などで劣勢に立たされているとの見方については「ウクライナの反攻がどう終わるか見守ろう」と述べ、余裕の姿勢を打ち出した。



プーチン氏はウクライナ軍による反攻に関する質問に対し「作戦の主目標は東部ドンバス地域(ドネツク、ルガンスク両州)の解放だ。ドンバスで露軍は前進を続け、着実に新たな領土を獲得している」と強調。「ロシアは一部の契約兵だけで戦っている」とも語り、露軍にはなお余力が残っているとした。

また、「ウクライナは交渉ではなく戦場で決着を付けようと宣言した」と指摘しつつ、最終的にはロシアが勝利を収めるとの認識を示した。

米政策研究機関「戦争研究所」などは、露軍は要衝ハリコフ州を喪失したことでドンバスの制圧も不可能になったと分析している。露軍は兵員不足や士気の低下も深刻化しているとされる。プーチン氏が余裕をアピールする背景には、露軍の苦戦で国内に動揺や停戦論が広がることへの警戒感があるとみられる。

577 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:57:28.81 .net
プーチン氏「早期停戦」に言及 ウクライナ反攻で実現に疑問

9/17(土) 8:42配信

 ロシアのプーチン大統領は16日、ウズベキスタン・サマルカンドでインドのモディ首相と会談し、ロシアによるウクライナ侵攻について「(インドの)懸念は理解する」と伝えた上で、「早期の停戦に努める」と述べた。

 プーチン氏が停戦に触れるのは異例。ただ、上海協力機構(SCO)首脳会議閉幕に際した直後の記者会見で「ウクライナ軍が反転攻勢を試みる中、東部ドンバス地方の作戦は終わらない」と警告しており、停戦の実現には疑問も残る。

 侵攻開始から半年以上が経過し、今月も北東部ハリコフ州でロシア軍が撤退を余儀なくされるといった戦況が続く。プーチン氏が特別軍事作戦と呼ぶ戦争の「出口」を示唆した背景には、欧米の兵器支援で勢いを増すウクライナ側で、停戦を求める声がトーンダウンしていることへのいら立ちがありそうだ。

 会談でモディ氏は「今は戦争の時ではない」と侵攻を批判。来年のSCO首脳会議の議長国でもあり、米国と関係を深める民主主義陣営の立場から、苦言を呈したとみられる。対するプーチン氏は「ウクライナが停戦交渉を拒否し、目的を軍事的に達成しようとしている」として、長期化の責任を転嫁した。

578 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:58:20.54 .net
ウクライナ中南部の親ロシア派当局者、殺害される 親ロ行政府が発表

9/17(土) 17:25配信

ウクライナ中南部ザポリージャ州の占領地域でロシアの支援を受ける行政府のトップは17日までに、地元高官が殺害されたと明らかにした。



ロシアが据えた行政府のトップによると、死亡したのは同州ベルジャンシク市の高官とその妻。

「悲劇的な出来事」が夜間に起き、ベルジャンシク行政府のナンバー2と選挙委員会委員長を務める妻が殺害されたとしている。

死亡時の状況は分かっていない。

579 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 10:59:04.83 .net
ロシア軍、将兵不足埋めるため士官学校の卒業前倒し

9/17(土) 16:45配信
 
ウクライナ軍参謀本部は17日までに、ロシア軍は下級将校の不足を埋めるため一部の士官学校の卒業時期の前倒しを実施していると主張した。



これら士官学校には黒海高等海軍学校などが含まれるとした。欧米の軍事専門家らはこれまで、ウクライナに侵攻したロシア軍は司令官級あるいは兵士の補充に苦労し、様々な対応策をこらしていると指摘してきた。

ウクライナ軍参謀本部によると、ロシア軍内の戦術レベルでの司令官の不足は最近のウクライナ戦況などを受け予備役士官が軍務契約への署名を拒んでいるのも原因となっている。

ロシア軍兵士の士気や精神状態も低下し続けていると主張。休暇を終えた兵士が所属部隊に復帰しない事例も相当な数に達していると述べた。

580 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:00:04.66 .net
ウクライナ産穀物略奪に関与、親ロシア「市長」ら制裁対象に…米政府「世界の食糧難悪化させた」

9/16(金) 17:52配信

 米政府は15日、ロシアによるウクライナ産穀物の略奪に関わったとして、ロシアがウクライナで一方的に指名した「市長」ら5人を制裁対象に加えた。米国内の資産を凍結し、米国人との取引も禁止する。



 制裁が科されるのは、ウクライナ南部ザポリージャ州で露軍が支配する港湾都市ベルジャンシクの「市長」ら。ブリンケン米国務長官は声明で、「数十万トンの穀物の差し押さえや盗難を監督し、世界の食糧難を悪化させた」と述べた。

 米政府はほかに、ロシア南部チェチェン共和国の事実上の独裁者で、プーチン露大統領に近いラムザン・カディロフ首長とその家族も制裁対象に加えた。米財務省は、カディロフ氏が動員したチェチェン人部隊について、民間人の遺体が多数見つかったウクライナの首都キーウ近郊ブチャで活動していたと指摘した。

581 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:00:53.79 .net
ロシア軍、ウクライナで圧迫なら強硬に対応=プーチン氏

9/17(土) 2:37配信

ロシアのプーチン大統領は16日、ロシアがウクライナで進める「特別軍事作戦」を急いでおらず、目標は変わっていないと述べた。ウクライナのこのところの反転攻勢については受け流したものの、ロシア軍が一段の圧力にさらされればさらに強硬に対応すると警告した。

プーチン氏はウズベキスタンで開催されていた上海協力機構(SCO)首脳会議閉幕後に記者団に対し、ロシアを分裂させようとする西側諸国の試みを阻止するために、ウクライナに対する特別軍事作戦が必要になっていると表明。「ウクライナ当局は積極的な反転攻勢をかけていると発表しているが、どのような展開をたどり、どのように終了するか見届けたい」と述べた。

ウクライナ軍はこのところ南部と東部で反転攻勢を強め、ロシア軍の制圧下にあった領土を奪還。ロシア軍はウクライナの電力供給網やダムなどのインフラに対する攻撃を強めている。プーチン氏は、こうした攻撃が一段と強化される可能性があると述べ、「こうした状況が続けば一段と深刻に対応する」と警告。ロシア軍はウクライナの別の地域を制圧しつつあるとの見方を示した。

ロシアがウクライナに対して実施している「特別軍事作戦」を修正する必要があるかとの質問に対しては「この作戦は修正の対象にはならない」とし、「主な任務に変更はなく、実行に移されている。主要な目標はドンバス全域の解放だ」と語った。

プーチン氏がウクライナ軍の反転攻勢について公の場で発言するのは今回が初めて。

プーチン氏はこのほか、トルコのエルドアン大統領は常にウクライナのゼレンスキー大統領との会談を提案しており、仲介に「重要な貢献」をしているとし指摘。一方、ゼレンスキー大統領には和平交渉を行う用意がないとの見解を示した。

582 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:01:40.40 .net
習主席とプーチン大統領〝共倒れ〟も 中露首脳会談、連携協調も温度差 ロシアの手の内見透かす米国「核のボタン」事前の察知に自信

9/17(土) 17:00配信

【ニュースの核心】

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と、中国の習近平国家主席(総書記)が15日、ウズベキスタン・サマルカンドでの上海協力機構(SCO)首脳会議に合わせて会談した。中露首脳が対面で会談するのは2月上旬以来で、同月下旬のロシアのウクライナ侵攻後では初めて。表面上は「連携姿勢」を強調したが、ウクライナでの敗色が強まるプーチン氏は崖っぷちに立たされている。習氏も「共倒れ」を避けるために距離を置き始めたようだ。ジャーナリストの長谷川幸洋氏の最新リポート。

ロシアのプーチン大統領と中国の習主席が15日、ウズベキスタンで会談した。ウクライナによる反転攻勢は、ロシアだけでなく、中国にとっても「手痛い打撃」であることが赤裸々になってしまった。

会談冒頭、プーチン氏は「ウクライナの危機について、中国のバランスのとれた立場を高く評価する」と述べる一方「この問題で、中国が疑問と懸念を抱いていることを理解する。ここで詳細に説明したい」と述べた。

これは驚くべき発言である。侵略戦争をめぐって、プーチン氏が「オレは負け始めているが、心配するな」と言ったも同然であるからだ。

本来ならば、プーチン氏は中国に対して「軍事支援」を懇願し、可能ならば「核の使用」についても、事前に中国から「暗黙の同意」を得たかったはずだ。ところが、支援を求めるどころか、形勢不利に傾いている戦況について、説明しなくてはならないハメに陥ってしまった。

これでは、とても核使用について中国の出方を探るどころではない。「準同盟関係」と言っていい中露の親密な関係を維持するのが精いっぱいだったのだ。こんな発言から始まった両者の関係は、会談前から、かなりの緊張と腹の探り合いが始まっていた、とみていい。

習氏が、プーチン氏の説明に納得したかどうかは分からない。だが、疑心暗鬼が解消されたとは思えない。

少なくとも、当面は戦況が劇的にロシア有利に逆転する見通しはないからだ。それどころか、ロシアが敗北を喫したら、どうなるか、習氏は心穏やかではないだろう。

開戦前の2月、両氏は北京で会談し、中露両国の「無制限の友好関係」を約束した。ところが、もしもロシアが敗北して、プーチン氏の政治的立場が揺らいでしまったら、直ちに習氏の政治基盤を直撃する。「戦略判断の誤り」が明確になるからだ。

いまは、圧殺しているものの、中国国内には「プーチンと手を切れ」という批判も表面化していた。10月の共産党大会を控えて、再び水面下で習氏批判が起きる可能性も否定できない。

党大会で「総書記3選」を目指す習氏とすれば、もともと、ロシア支援にかじを切るわけにもいかなかった。ロシアに肩入れすれば、「共倒れ」になるリスクがあったのだ。

そんななか、プーチン氏が頼ったのは北朝鮮だ。

米国防総省は、ロシアが北朝鮮からロケット弾や砲弾など数百万発を入手する見通し、と暴露した。北朝鮮が10万人規模の志願兵を派遣する、という情報もある。事実なら、両国は国連の制裁決議違反になるが、もはや、なりふり構わずだ。それほどロシアは追い詰められている。

13日付のニューヨーク・タイムズによれば、今回の攻勢はウクライナ単独の作戦ではなく、最初から米英両国と密接に協議したうえでの共同作戦だった。だからこそ、8月24日という作戦開始直前のタイミングで、米国は大規模な軍事支援を発表した。

北朝鮮との関係暴露が物語るように、米国はロシアの手の内を見透かしている。核のボタンに手を伸ばそうとしても、米国には事前に察知する自信があるのだろう。

ロシア国内でもプーチン批判が高まっている。いよいよ、プーチン氏は「八方塞がり」になってきた。

583 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:02:47.09 .net
ウクライナ、戦車供与しないドイツを批判「ベルリンに兵器の壁」

9/17(土) 11:16配信

 ウクライナのドミトロ・クレバ(Dmytro Kuleba)外相は16日に公開されたインタビューで、戦車を供与しないドイツを改めて批判し、ドイツには「兵器の壁」のようなものがあるとの見方を示した。



 ドイツは15日、ウクライナに多連装ロケットシステム「マース2(MARS II)」2基とロケット弾200発、装甲車「ディンゴ(Dingo)」50台を追加供与するが、ウクライナが求めている戦車は供与しないと明らかにした。

 クレバ氏は独日刊紙フランクフルター・アルゲマイネ(Frankfurter Allgemeine Zeitung)のインタビューで、「われわれは『レオパルト(Leopard)』戦車と『マルダー(Marder、歩兵戦闘車)』を求めているが、ドイツが供与するのはディンゴ装甲車だ」と述べた。

「感謝はしているが、われわれが戦闘で最も必要としているものではない。何が問題なのか。なぜ、われわれが必要としていてドイツが所有しているものが手に入らないのか」として、「ベルリンには兵器の壁のようなものがあるようだ。独首相がこの壁を崩すべき時が来ていると思う」と訴えた。

 ロシアが2月にウクライナに侵攻して以降、ドイツはウクライナにさまざまな兵器を供与してきたが、ウクライナ側からの再三の要請にもかかわらず、レオパルト戦車とマルダー歩兵戦闘車の供与は拒んでいる。

584 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:03:37.71 .net
プーチン氏、侵略長期化は「戦果急いでいないため」…作戦継続を強調

9/17(土) 12:30配信

 ロシアのプーチン大統領は16日、ウクライナ侵略について、親露派武装集団が一部を実効支配するドンバス地方(ドネツク、ルハンスク州)全域の「解放」を目指す方針を改めて強調した。ウクライナ軍の反転攻勢で奪還される占領地が拡大する中でも侵攻作戦を継続する意思を示した形だ。中央アジア・ウズベキスタンでの上海協力機構(SCO)首脳会議後に開いた記者会見で語った。





 プーチン氏は、露軍がウクライナ軍の反撃を受けていることに言及した上で、「露軍の作戦は止まらない。ペースは早くはないが、徐々に新しい領土を制圧している」と強調した。侵略長期化に関しても、ウクライナで戦っている露軍が「一部だけ」で、戦果も「急いでいない」ためだと主張した。

 プーチン氏は、エネルギー供給でも強気な姿勢を示した。侵略開始直前から対露制裁の一環で凍結が続いている欧州向け天然ガスパイプライン事業「ノルトストリーム2」を持ち出し、「(欧州諸国がガスの)必要に迫られたというなら、制裁を解除すればいい」とけん制した。8月にウクライナ産穀物の輸出が再開されたことに関連し、露産穀物や肥料の輸出が阻害されたままの状況に不満を示し、米欧に是正を求めた。

 一方、プーチン氏は16日、SCO首脳会議後、トルコのタイップ・エルドアン大統領と会談した。露大統領府の発表によると、プーチン氏は、国連とともにウクライナ産穀物輸出の再開を仲介したエルドアン氏に対し、露産穀物などのアジアやアフリカへの輸出に向けても協力を持ちかけた。

585 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:04:31.31 .net
プーチン氏を国際刑事裁に ウクライナ戦争犯罪で「責任」 欧州委員長

9/16(金) 14:39配信

 欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は15日、プーチン・ロシア大統領について、ウクライナにおける戦争犯罪で国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)の裁きを受けるべきだと主張した。

 ドイツのテレビのインタビューで語った。

 フォンデアライエン氏は15日に、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪問した。「プーチン氏は戦争に敗れるべきで、自らの行動に向き合う必要がある」と指摘。その上で、ウクライナで戦争犯罪が起きているのは疑いがないとし、ICCで行われる可能性のある審理のため、「証拠集めを支援する」と述べた。

586 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:05:10.40 .net
米政府、ロシアに新たな制裁-穀物略奪に関与した人物も対象

9/16(金) 6:24配信

米政府は15日、ロシアの軍事情報機関や防衛産業、ウクライナ産穀物の略奪に関与した疑いのある人物を対象に新たな制裁を発表した。プーチン大統領による戦争遂行の能力をそぐことが狙い。

国務省は防衛やテクノロジー、エレクトロニクス関連の31団体に制裁を科した。財務省の制裁は22人の当局者が対象で、「数十万トンのウクライナ産穀物の押収・略奪を監督した」人物も含まれると、ブリンケン国務長官が発表文で説明した。

同長官によると、今回発表の制裁にはベラルーシとロシアが生物・化学兵器の製造に使用し得る品目を対象とする商務省の輸出規制も含まれる。米国はさらに、ウクライナの子供を親から引き離し強制移動させる行為に関わったとされる情報機関を対象に新たな制裁を科した。

ウクライナ当局者は同国産穀物をロシアが盗んでいるとたびたび主張してきた。ロシアの支配下にあるクリミア半島からの7月の出荷量が通常のこの時期の50倍余りに膨らんだことをデータから読み取ることができ、押収された穀物が海外に送られていることを示唆した。

587 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:06:03.52 .net
プーチン大統領、ウクライナ侵攻への中国の「疑問と懸念」認める

9/16(金) 6:50配信
 
中国の習近平(シーチンピン)国家主席とロシアのプーチン大統領は15日、上海協力機構(SCO)のサミットを前に開催地のウズベキスタンで会談した。プーチン氏はウクライナでの戦争に対する中国の「バランスのとれた立場」を称賛したものの、ロシアの侵攻に対して中国が「疑問と懸念」を持っていることを認めた。両者の間に見解の相違があることを暗に認めたものとみられる。

【映像】ロシア軍ヘリを撃墜、ウクライナが動画公開

両氏が直接会談するのは侵攻以来初めて。現在、ロシア軍がウクライナで大きな後退を余儀なくされており、ロシアが1週間で失った領土は5カ月かけて占領した領土よりも多い。

中国はこれまでロシアのウクライナに対するいわれのない攻撃を明確に非難することを拒否してきた。一方でロシアへの経済支援を強化し、西側の制裁の中でロシアの経済に利益をもたらし、二国間貿易を過去最高水準に押し上げた。

「ウクライナ危機に関する中国の友人たちのバランスのとれた立場を高く評価する。この点に関するあなた方の疑問や懸念は理解している」とプーチン氏は会談の冒頭で述べた。

中国外交部が発表した会談の要旨によると、習氏は中国が「ロシアと協力して互いの核心的利益に関わる問題で強力な相互支援を行い」、「変化と無秩序の世界に安定と前向きなエネルギーを注入する上で主導的な役割を果たす」と述べた。

習氏はまた「ロシアが『一つの中国』原則を守り、台湾が中国の一部であることを強調した」ことに謝意を示した。

プーチン氏と習氏は近年、西側との対立の激化と強い個人的な絆により緊密なパートナーとなっている。

ロシア国防省によると、力と結束を象徴するように、ロシアと中国の海軍は首脳会談のわずか数時間前に太平洋で合同パトロールと演習を行ったという。

588 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:07:15.69 .net
ウクライナ紛争、「一刻も早く」終結を トルコ大統領

9/16(金) 23:06配信

 トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は16日、ウズベキスタンで開催されている上海協力機構(SCO)首脳会議の会合で、ウクライナ紛争が「一刻も早く」終結することを望んでいると述べた。



 同会議には、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領も出席した。

 この会合でエルドアン氏は、「ウクライナでの紛争を、外交を通じて一刻も早く終結させるための努力を続けている」と述べた。

 エルドアン氏はロシアとの良好な関係を生かし、プーチン氏がウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領との停戦交渉にトルコ国内で臨むよう、プーチン氏を説得しようと努めている。

589 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:08:09.34 .net
ロシアがウクライナ兵力確保苦戦か 受刑者募集、士官学校も課程短縮

9/16(金) 19:19配信

 英国防省は16日のウクライナの戦況報告で、ロシア軍の「人員確保はますます厳しくなっている」との分析を示した。

 民間軍事会社「ワグネル」が前線での戦闘のため受刑者を募集しているとされる映像が出回っているほか、士官学校も士官を早期に作戦に投入するため、卒業までの課程を短縮しているという。

 映像では、ワグネルに資金提供をしているとされるエブゲニー・プリゴジン氏とみられる人物が、刑務所で「突撃部隊」への参加を呼び掛ける様子が記録されている。英国防省は、こうした動向は歩兵と若手士官の不足の深刻化を示唆していると説明した。

590 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:09:23.21 .net
ウクライナ戦争の口実にもなった…「国境線と言語分布の不一致」という欧州各地が抱える深刻な問題

9/18(日) 7:17配信

ロシアはウクライナ戦争の口実のひとつとして、「ウクライナ政府がロシア語の使用を制限したからだ」と主張している。今年6月、東欧を取材した増田ユリヤさんは「ヨーロッパでは歴史的経緯もあり、国境線と言語の分布が必ずしも一致しているとは限らない。そのことがさまざまな問題の背景にある」という。池上彰さんが聞いた――。



■ヨーロッパでは国境線と言語の分布が一致していない

 【増田】ロシアはウクライナへ侵攻する理由のひとつとして、ウクライナ東部で迫害されているロシア系住民を保護するためだ、と主張しています。2014年からウクライナ東部では、親ロシア派武装勢力と政府の間で紛争が始まりました。その紛争のきっかけのひとつはウクライナ政府が現地で「ロシア語の使用の制限」を決定したことだといわれています。反発を受けてウクライナ政府は決定を撤回しましたが、言語というものが紛争の発端になり得るくらい、民族によって重いものであることを示しているのは確かです。

 90%以上が日本語話者である日本にいるとなかなか実感が湧きませんが、ヨーロッパでは歴史的経緯もあり、国境線と言語の分布が必ずしも一致しているとは限りません。

 戦火や内戦から逃れるために他国へ向かう難民や、経済的豊かさや暮らしやすさを求めて他国に移住する移民が多い現在、元々のルーツである言語や文化を守るのか、それとも移住先の国家が指定する公用語に同化していくのか、国家としてそれを求めるのかどうかは、多くの国々にとって重要性の増す課題になりつつあります。

■日本にもあった言語とアイデンティティーの問題

 【増田】日本でも、言語を巡る葛藤がないわけではありません。私が難民取材を始めた30年ほど前、取材した神奈川県横浜市と大和市の間にある公営住宅、通称「いちょう団地」へ行きました。当時、この辺りには1975年のベトナム戦争終結後に国を逃れてきたインドシナ難民が多く住んでいて、その子供たちが多く通う公立小学校が彼らの母国語の授業をするというので、取材したのです。

 インドシナはベトナム、ラオス、カンボジアと、タイとミャンマー両国のマレー半島の部分を除く地域を指す、豊かな文化を持つ地域です。日本で教育を受けた難民の子供たちは日本語を話すことはできても、日本語を十分に話すことのできない親との間でコミュニケーションが取れなくなるという問題が生じていました。

 また、子供自身も「自分たちはインドシナ人なのか、日本人なのか」というアイデンティティーの問題を抱え始めていました。両親ともにインドシナ人でも、日本語を覚え、日本で育つ子供たちは、考え方も、文化も「日本人」的になっていく。暮らしたこともない、ラオス、カンボジア、ベトナムについては、ルーツではあっても、習俗や文化が分からなくなってしまう。

 そこで学校側が「やはり自分のルーツにかかわる言葉や文化を知ることは必要なのではないか」と考えたのです。

 【池上】言語とアイデンティティーは密接に結びついていますよね。

591 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:09:50.27 .net
 
つづき


■ウクライナにおける言語の使用制限

 【増田】ウクライナは親露派のヴィクトル・ヤヌコビッチ大統領が2014年にロシアに亡命し、その後、大統領になったのは反露派のペトロ・ポロシェンコ氏でした。ポロシェンコ氏はウクライナ語の使用を国内で徹底しようと、2017年には「小学校5年生からウクライナ語教育へ移行せよ」という方針を打ち出しました。

 しかしウクライナ国内にはロシア系住民のほか、ハンガリー系住民もおり、そうした人たちにとっては、「自らのルーツにつながる言語を教えるな」と言われているに等しい。

 さらには、ハンガリー内で「ウクライナに住むハンガリー語の話者が、公の場でウクライナ語を話すよう強要されている」事実を知った人たちからすれば、「自分たちと同じ言語を使っている、同じルーツの人たちが、隣国で少数派として虐げられている」という意識になる。

 それが爆発すると、デモなどの大規模な抗議運動に発展しますし、政治が利用しようと思えばできてしまう面もあるでしょう。

■罰則規定も…スロバキアでも言語の使用制限

 【増田】今年6月に私が東欧で取材した際に手伝っていただいたカメラマンの方はルーマニア人なのですが、現在はハンガリーに移住しています。ルーマニアで四半世紀にわたり独裁体制を敷いたニコラエ・チャウチェスク大統領(1918~1989年)に嫌気がさして移住を決めましたが、元々のルーツがハンガリーだから、ハンガリー語を話すことができたことが大きかったと言います。

 オーストリア・ハンガリー二重帝国時代(1867~1918年)は、現在のウクライナやチェコ、スロバキア、ルーマニア、セルビア、クロアチアなどの国の一部もハンガリーの領土でした。そのため、ハンガリー語を話し、ハンガリーの文化を持った人々が今も各国にとどまっているのです。

 スロバキアでは人口の約7.8%にあたる約42万人がハンガリー人のため、ハンガリー語話者も多く暮らしています。しかし時の政権の政治色によって少数民族の母語に対する扱いも変わります。

 たとえば、1995年にナショナリズムの強い政権下で制定された「国語法」という法律ではスロバキア語を「国語」と定め、「スロバキア語は他の言語よりも優先される」(第1条第2項)、「公的機関は、その職務の遂行において、国語を使用しなければならない」(第3条第1項)、「国語の教育は、すべての小学校と中学校で義務付けられる」(第4条第1項)とされました。従わないと罰金も科せられるようになりました。

592 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:10:25.34 .net
 
つづき


■影響はショッピングモールにも及ぶ

 【増田】98年に政権交代が起こり、翌年に罰則規定は廃止されましたが、2009年にはまた民族主義を志向した言語法の改正が可決されました。これによって博物館、図書館、映画、劇場、演奏会やその他の文化的イベントにおける看板やポスターなどの印刷物で、ハンガリー語のみの表記を禁じ、スロバキア語との併記を義務付けることになりました。表記の順番はスロバキア語が先で、少数言語は後という決まりです。

 スロバキア語を少数言語よりも優位に置くこの法律が日常的な場面にも影響を与えたのは事実で、例えば、ショッピングモールの店員さんがハンガリー語でお客さんと話した時に、別のお客さんが「スロバキアではスロバキア語で話せ」と言ってきた、という話も聞きました。こうした圧力が、民族間の対立を生じさせてしまうのです。

 この法律では少数言語による教育を禁じているわけではありません。学校の運営費は地方自治体がサポートしていて、その地域で要望が多ければ、少数言語を使った授業は続けられています。

■26年に及ぶスリランカの内戦も、きっかけは「言語」

 【増田】ただ、現実問題として、ハンガリー系の一家でも子供たちの将来を考え、スロバキア語での教育を受けさせようとスロバキア語の学校へ行かせる人たちも出てくるようになりました。そうなると、ハンガリー語での学校教育への要望は今後減っていくでしょうし、先のいちょう団地のケースのような、親子間のコミュニケーションの問題も生じてきます。

 【池上】難しい問題ですね。スリランカは全人口の4分の3がシンハラ人、4分の1をタミル人が占める国ですが、1951年にシンハラ語を唯一の公用語にするという「シンハラ・オンリー」政策を掲げたバンダラナイケという政治家がスリランカ自由党を創設、1956年の選挙で首相となり、シンハラ語を唯一の公用語にしました。それはシンハラ語が使えない者は公務員の職を追われることを意味します。そのため、タミル語を話すタミル人が猛烈に反発して武装組織をつくり、内戦に発展しました。衝突は1983年に全面的な戦争に発展し、武装組織が壊滅して内戦終結が宣言されたのは2009年。内戦は実に26年にも及ぶことになりました。

593 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:10:58.78 .net
 
つづき


■相手の言語を重んじられるか

 【増田】こうした方針を定めるのは政治家としてトップに立った人ですが、一方で、国民の中にも「自分たちの言語にこだわりたい」「国として公用語を定め、少数派の言語よりも優先して使うべきだ」と思う人たちがいる。私たちは「多様性が大事だ」「違いを認め合おう」と簡単に言ってしまいがちで、もちろんそれは大事なことなのですが、一方で実現するのは非常に難しいことでもある。だからこそ、世界各地で価値観を巡る運動やデモ、摩擦がニュースとして報じられるのです。

 ただし、違う言語や文化、習俗や宗教を持つ「異文化」の人々と接することで生まれるものは、「摩擦」だけではありません。

 ヨーロッパ取材では通訳を介して取材をするので、こちらは日本語で話すのですが、取材相手がジーっと私の様子を見ていることがあるんです。言葉が通じないから、表情から何かを読み取ろうとしているのかな、と最初は思ったのですが、聞いてみると実は「日本語の響きに耳を傾けていた」のです。時には「美しい響きですね、もっと日本語を話してください」と言われることもあります。

 日本人同士ではなかなか気づきませんが、ヨーロッパの人たちにとって日本語の響きというのは自分たちの言語とはまた違った、「美しい響き」を持っているのだと気づかされました。

 【池上】私も以前、テレビのロケでロシアに行った際に、日本語を学んでいるという女子学生にその理由を聞いたところ、「日本語の響きが美しいので、学ぼうと決めました」と言われたことがありました。

 【増田】私たちの「美しい響き」を持つ言葉を大切に思うのと同じように、相手の言語についても重んじ、「その言語や文化を大事に思っている人たちがいる」と理解することこそが、多様性のある社会の実現につながっていくのではないでしょうか。

594 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:12:28.68 .net
【プーチンが崇めるロシアの皇帝】ピョートル大帝が名リーダーになるきっかけとなった「過酷すぎる権力闘争」の実態

9/18(日) 6:01配信

 全世界で700万人に読まれたロングセラーシリーズの『アメリカの中学生が学んでいる 14歳からの世界史』(ワークマンパブリッシング著/千葉敏生訳)がダイヤモンド社から翻訳出版され、好評を博している。本村凌二氏(東京大学名誉教授)からも「人間が経験できるのはせいぜい100年ぐらい。でも、人類の文明史には5000年の経験がつまっている。わかりやすい世界史の学習は、読者の幸運である」と絶賛されている。その人気の理由は、カラフルで可愛いイラストで世界史の流れがつかめること。それに加えて、世界史のキーパーソンがきちんと押さえられていることも、大きな特徴となる。
そこで本書で登場する歴史人物のなかから、とりわけユニークな存在をピックアップ。今回は帝政ロシアの礎を築いたピョートル大帝を取り上げる。ロシアを西欧化させて近代国家へと生まれ変わらせたピョートル大帝は、一体どんな人物だったのか。著述家・偉人研究家の真山知幸氏に寄稿していただいた。



● プーチンが憧れた人物

 ロシアのプーチン大統領がウクライナ侵攻にあたって、引き合いに出したのが、ロシア帝国の初代皇帝ピョートル大帝である。

 ピョートル大帝は17世紀末~18世紀にかけてロシア皇帝の座に君臨し、西欧化に向けて大きく舵を切った。

 大改革を断行しながら、スウェーデンとの長年にわたる領土戦争を繰り広げて、見事に勝利。バルト海の覇者となった。

 プーチンはこの大北方戦争に触れて「ピョートル大帝が何かを奪ったわけではなく、取り戻したのだ」として、今回のロシアによるウクライナ侵攻を正当化している。

● 名リーダーを育んだ「過酷な幼少期」

 なんとも時代錯誤な言い分だが、プーチンがピョートル大帝に憧れる気持ちはよく理解できる。

 ピョートルは他国が想像もしなかった大胆な行動で世界を驚かせ、ロシアを大国へと変貌させることに成功した。

 なぜ、ピョートルはそんなことが可能だったのか。その理由は、彼が皇帝の座に就いた経緯と、権力闘争の渦中で受けた仕打ちに、凝縮されている。

● 改革を夢見て亡くなった父

 ピョートル大帝は1672年、父のアレクセイ・ミハイロヴィチ帝と、その再婚相手であるナタリヤ・ナルィシュキナの間に生まれた。

 父アレクセイの治世は戦いの連続だった。

 コサックの反乱もあれば、オスマン帝国、ポーランド、スウェーデンと対峙しなければならなかった。

 ロシアが生き残るには、ヨーロッパから優れた技術を学ぶほかなかったが、国内の伝統主義者たちによって、改革を阻まれてきた。

 「ロシアの風習の神聖なる遺産を破壊するつもりですか!」

 そう責められると、父アレクセイは自分の意見を引っ込めたという。少々疲れたのかもしれない。

 壊血病と水腫に侵されて、1676年に47歳で死去。4歳のピョートルを残し、31年あまりの長い治世を終えている。

595 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:14:27.15 .net
 
つづき


● 皇帝の座を巡って2つの派閥が対立

 父の死後は、ピョートルにとっては異母兄にあたる、フョードル3世が14歳の若さで即位する。

 しかし、病弱だったために即位から6年後、20歳で死去。

 皇帝の座を巡って、二つの派閥が対立することとなった。

 その派閥とは「ミロスラフスキー派」と「ナルィシュキン派」である。

 ミロスラフスキー派とは、ピョートルの父アレクセイの初婚の相手マリヤ・ミロスラフスカヤの一族のこと。

 一方、再婚相手であるピョートルの母ナルィシュキナの一族は「ナルィシュキン派」と呼ばれた。

 ナルィシュキン派はピョートルを、ミロスラフスキー派はフョードル3世の弟にあたるイヴァン5世を、それぞれ皇帝に担ごうとする。

● 凄惨な内部抗争で40人が殺される

 このとき、ピョートルはまだ10歳だったが、イヴァン5世は16歳。

 年齢的には、イヴァン5世のほうが皇帝にふさわしいように思える。

 だが、イヴァン5世は、兄のフョードル3世と同じく病弱で、しかも精神的に病んでいた。

 健康面でいえば、大柄で頑丈だったピョートルのほうが、はるかに皇帝に適任であった。

 ナルィシュキン派が素早く動き、10歳のピョートルをロマノフ朝第5代の皇帝の座に就かせると、ミロスラフスキー派はこれに反発。

 銃兵士を動かして、ナルィシュキン派を代表する約40人を殺害し、凄惨な内部抗争を巻き起こしている。

● 郊外に追い出されたピョートル

 幼いピョートルにとってはつらい経験になったに違いない。祖父もこのときに殺害されている。

 結局、どちらか一人を皇帝に選んでも事態は収まらないので、ピョートルとイヴァン5世の「二人のツァーリ」が誕生。

 共同で統治することとなった。

 なんだかうまくいきそうにない気がするが、二人はともに未成年であり、いずれにせよ摂政が必要とされた。

 摂政として実権を握ったのは、イヴァン5世の実姉で、ピョートルの義姉にあたる25歳のソフィアである。

 つまり、実質的には、ミロスラフスキー派が勝利したといえよう。ピョートルはモスクワ郊外へと追い出されることとなった。

596 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:15:12.24 .net
 
つづき


● 改革の原点

 こうした皇帝に就くまでの過酷な経験が、ピョートルをたくましいリーダーへと成長させていく。

 ピョートルといえば、伝統主義から脱して、急速に西欧化させることで、ロシアを近代化させたことで知られている。

 その原点は、内部抗争に敗れたピョートルが郊外に追い出されたことにある。

 というのも、当時のロシアでは、1200人以上のヨーロッパ人を郊外の村に集めていた。

 モスクワの住民と軋轢を避けるためだったが、中央政治から外されたピョートルは、郊外の外国人村に頻繁に出入りしている。

 そこでオランダ語やダンス、フェンシングも習得した。

 伝統に縛られることなく、優れたヨーロッパの技術者たちとじかに触れ合うことができたピョートル。

 ロシアは西欧の進んだ制度や技術を取り入れなければならない――。そんな改革への熱い志は、この不遇な時代に育まれることとなった。


● 自ら率先して海外使節団に参加

 1694年、母を亡くすとピョートルは、その死を悼みながらも、葬儀にも翌日のミサにも欠席。

 それは、モスクワの慣習への決別を意味していた。

 2年後には、共同統治者であったイヴァン5世も病死。ピョートルの治世が本格的にスタートする。

 ピョートルは早速、ヨーロッパ諸国に大使節団を派遣する。

 それだけではない。驚くべきことに、ツァーリでありながら、自らそこに加わっているのだ。

 誰よりも自分が西欧に学びたかったのだろう。外交儀礼に振り回されないために、わざわざ匿名で参加している。

 結局は、身元を隠し通すことはできずに、公式な会合にも出席しているが、「とにかく現場を見たい」というピョートルらしい振る舞いだろう。

● 「ロシアの皇帝であるよりは……」

 ロンドンでは、海軍演習を熱心に見学した。

 というのも、母が亡くなり、ツァーリとして本格的に親政が始まった頃、ピョートルはアゾフ遠征を決行している。

 オスマン帝国の要塞を落とすことが遠征の目的だったが、一度目は失敗。オスマン帝国に撃破された。

 海軍を持つ必要性を痛感したピョートルは、すぐさま造船所を設けて、外国人技術者を集結。

 わずか半年でガレー船23隻を作らせるなどして、ロシア海軍を作ってしまう。

 作ったばかりの艦隊で、再びアゾフ要塞を包囲。今度はオスマン帝国を相手に見事な勝利を飾っている。

 そんな成功があっただけに、ロンドンでの見事な海軍演習に、心を打たれるものがあったらしい。

 「ロシアの皇帝であるよりは、イギリス海軍の大将でありたい」とまで言って、その軍事力に感激している。

597 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:15:25.80 .net
 
つづき


● 新都市の整備と軍事力の強化

 帰国後、ピョートルは西洋文明を大胆に取り入れていき、ロシアは近代化を果たす。

 首都をモスクワからヨーロッパに一番近い都市サンクトペテルブルクへと移すため、1703年に新都市の建築に着手。

 1712年に移転させた。その後、サンクトペテルブルクは「西洋に開かれた窓」と呼ばれる新首都へと発展していく。

 また軍事面では、前述したように海軍を創設したほか、ロシア全土にわたって民衆から新兵を強制的に徴集。

 貴族にも軍役を生涯の義務として課し、大規模な軍隊を創設した。

 強大な軍事力をもって、大国スウェーデンを打ち破り、念願だったバルト海への進出を実現させている。

● 西欧化のため「ヒゲ税」を課す

 一国のリーダーとして見事な手腕を見せたピョートルだが、改革がもたらすものは果実だけではない。

 なにしろ、ピョートルは「西欧ではヒゲが流行っていない」と、ヒゲ税を作ってまで、国民や貴族の髭を剃ろうともした。

 やりすぎた西欧化は、ロシアのナショナル・アイデンティティの喪失をもたらすことになる。

 ただ、失ったものと引き換えに、得たものも大きかったということだろう。

 ピョートルによる大胆な改革によって、国際的に大国の仲間入りを果たしたロシア。

 そんな得たものの大きさだけから、プーチンはピョートルの名を挙げるが、今のロシアは国際的にはむしろ孤立を深めるばかりである。

● 世界史を学習することの意味

 世界史を学び、他国の歴史を知ることは、国際感覚を身につけることにほかならない。

 ロシアはこれから、どこに行こうとしているのか。そんな国際情勢を理解するためにも、『アメリカの中学生が学んでいる 14歳からの世界史』を読み、世界史の流れと重要人物を押さえて、気になった人物を深掘りしてほしい。世界史の教養は役立つことだろう。

598 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:16:43.77 .net
「シベリアに女はいないはずですよ」と…数百人いたはずの“女性抑留者たち”の存在は、なぜ歴史から消えたのか?

9/18(日) 6:12配信

シベリアに抑留された女性たちはどこへ行ってしまったのか?

「シベリアに女の方も……?」と切り出すと、「ええ、いましたよ」と、こともなげな返事が返ってきた。――60万人の日本人が収容所に送られ、強制労働に従事させられた「シベリア抑留」。その中には、女性抑留者もいたという。



 彼女たちはなぜシベリアに連れていかれたのか? そして、どんな人生を送ったのか? ドキュメンタリーディレクターの小柳ちひろ氏の新刊『 女たちのシベリア抑留 』より一部抜粋してお届けする。(全2回の1回目/ 後編 を読む)

◆◆◆

女性のシベリア抑留
「シベリアに女の人もいたんですか? 初めて聞きました」

「いや、シベリアに女はいないはずですよ」

1945年8月、日本の敗戦後、旧満州などから関東軍兵士らおよそ60万人がソ連やモンゴルの収容所に送られ、強制労働に従事させられた、いわゆる「シベリア抑留」。その中に数百人の女性もいたという。

 かつてシベリアに抑留された元兵士たちに、女性たちについて知っているか尋ねてみると、たいていの人が怪訝そうな顔をした。だが中には抑留された女性について、わずかに見聞きしている人もいた。

 細谷弘治さんは、満州国の首都新京(現在の長春)にあった満州国軍軍官学校に在籍中、終戦を迎え、シベリアに抑留された。17歳だった。満州国軍とは、満州国の建国とともに創設された軍隊で、“五族協和”を標榜し、日本人のほか漢族・満州族・朝鮮族・蒙古族で編成されていた。日本人は、軍官学校を卒業した各民族の将校(軍官)とともに指揮官として従軍した。韓国の朴正熙元大統領も軍官学校の同窓の一人である。

 細谷さんたち軍官学校の第7期生、375人のうち316人が抑留され、そのうち86人が亡くなった。

 細谷さんが送られたブカチャーチャの収容所に、一人の日本人女性がいた。看護婦だと聞いていたが、直接言葉を交わしたこともなく、詳しいことはわからない。細谷さんは、この女性がどういう経緯でシベリアに送られたのか、かねてから不思議に思っていたという。

 永田潔さんは、入隊後、関東軍露語教育隊に配属され、ロシア語教育を受けて特務機関に在籍していた。シベリアに抑留後まもなく裁判で刑を受け長期抑留を強いられた、いわゆる“戦犯”である。終戦から11年後、1956年に釈放され、帰国を果たした。

「シベリアに女の方も……?」と切り出すと、「ええ、いましたよ」と、こともなげな返事が返ってきた。

 永田さんの記憶に残っているのは、終戦から5年後、多くの抑留者が日本に帰国し、“戦犯”だけがソ連各地からハバロフスクの収容所に集められた頃、慰問団として楽団とともに収容所を訪れた歌手の女性だ。終戦前までは樺太でドサ回りをしていたと聞いている。笑うと出っ歯のため、花より先に葉が出る山桜になぞらえ「山桜嬢」と呼ばれていたが、本名は知らない。

「ソ連の奴らが自分らの慰安のために帰さないんですよ」と苦々しげに語った言葉が妙に生々しかった。

599 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:17:18.39 .net
 
つづき


 千島列島の得撫(ウルップ)島で終戦を迎えた元少尉の渡辺照造さんは、抑留中、女性がいるという噂を耳にした。

「ナホトカで女のアクチブがアジっているという話を聞いたんだよ。『なんでシベリアに女がいるんだ?』と思ったけどね」

 “アクチブ”とは活動家を意味するロシア語で、「民主運動」と呼ばれる、シベリア抑留者たちに対して行われた共産主義の宣伝教育の旗振り役となった日本人を指す。渡辺さんは、アクチブたちが糾弾の対象とした“反動将校”と見なされ、何度も激しい吊るし上げを経験している。

 渡辺さんは複雑な笑みを浮かべ、思い出したように席を立った。

「ああ、これにも載っているよ」

 本棚から大きなハードカバーの本を取り出して来ると、慣れた手つきでページを繰り始めた。ソ連当局が日本人捕虜の思想教育のために発行した「日本新聞」の復刻版だ。

「これ、これ」

 渡辺さんが示したページには、若い女性の似顔絵と、「在ソ中の皆様に」と題された、抑留者に決起を促す激しい言葉が並んでいた。

 この女性の名はS子さんという。抑留者の間で「ナホトカのジャンヌ・ダルク」と呼ばれていたと聞く。のちに私は、S子さんの足跡を追うことになる。

「員数合わせで連れて行かれたらしいんだよ」
 戦後になってから、女性の元抑留者と交流があったという人もいた。

 依田正一さんは、抑留者たち自身が編纂し、シベリア抑留の実態を知るための貴重な資料集となっている『捕虜体験記』(全8巻)の編集に関わった一人だ。この時、体験記を寄せた元抑留者の中に、一人の女性がいた。

「兵器廠(しょう)かどこかの軍属だとか言っていたな。ソ連軍が満州に入って来て避難する際、女だとわからないように軍服を着て男装していたために、員数合わせで連れて行かれたらしいんだよ」

 依田さんは、同情に堪えないという表情を浮かべて言った。

 シベリア抑留を描いた画文集で有名な画家の佐藤清さんは、戦後「日独捕虜交歓会」という会合で、女性の元抑留者に出会った。千島で捕えられた電話交換手だったという。この地域の電話交換手と言えば、ソ連が侵攻した時、戦況を伝えたのち「これが最後です、さようなら」と言い残して自決した、樺太真岡郵便局の9人の乙女のエピソードが思い出される。彼女たちも、自決していなければソ連軍の捕虜となっていたのだろうか。

「その人に『抑留された女の人はどれぐらいいるのですか?』と聞いたら、『1000人ぐらいはいるんじゃないですか』と言っていましたよ。確かなことはわかりませんがね。看護婦で抑留された人もいましたから、看護婦と交換手がいちばん多かったんじゃないかな。女性で抑留されたのは」

600 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:17:46.66 .net
 
つづき


 日本の敗戦後、満州や北朝鮮、樺太、千島列島から、ソ連、およびモンゴルの収容所に抑留された日本人は、厚生労働省の調べによれば、およそ57万5000人。その中に「数百人の女性もいた」という事実は、シベリア抑留について総括的に書かれた書物の中で必ず触れられている。

 しかし、女性たちがどのような経緯で抑留され、何を経験したのかについてはほとんど記述されていない。シベリアに女性も抑留されたという事実は、多くの場合「女性すらも容赦なく連行した」ソ連の非道さを強調するための枕詞に留まっている。

 なぜ、女性たちの存在は忘れられてしまったのか。誰かが意図的にその存在を隠したのか。それとも、誰も注意を払わなかっただけなのか。

歴史から消された女性たち
 実は私自身も、女性抑留者の存在に気付きながら、その前を素通りしたことがある。

 テレビドキュメンタリーのディレクターである私が初めてシベリア抑留について取材することになったのは、2010年にNHKスペシャル「引き裂かれた歳月 証言記録シベリア抑留」の制作に携わった時のことだ。

 その時、ロシア取材を担当していた栗田和久ディレクターが持ち帰った、ある地方公文書館に所蔵されているアルバムの複写を見た。アルバムは、収容所当局が日本人抑留者を撮影した写真を収めたものだ。収容所当局と日本人の良好な関係を強調した、多分にプロパガンダ色の濃いものだったが、その中に、日本への帰国を前に整列する女性抑留者たちの写真があった。

 ロシア語で「ナホトカのアクチブたち」と手書きのキャプションがついたページには、数人の若い兵士たちに混じり、潑剌(はつらつ)とした笑顔を見せているおさげ髪の若い女性もいた。名前を確かめると、前述の「ナホトカのジャンヌ・ダルク」と呼ばれたS子さんだった。彼女の名前は、全国抑留者補償協議会を結成し初代会長を務めた斎藤六郎氏の著作にも登場する。

「女性もソ連の捕虜になったのか。どれほど苦労したことだろう」とその時思った。しかし、この時の取材のテーマは、シベリアの民主運動と、それによって引き裂かれた日本人抑留者たちの対立を浮かび上がらせることだった。

 限られた取材期間の中で、なすべきことは山ほどある。なぜ民主運動が日本人抑留者の間に広がったのか。運動を主導したのは誰か。57万人もの人々が体験した巨大な時代の潮流を、約50分のストーリーにまとめるためには、最大公約数的な体験を描くための情報収集を優先せざるを得ない。女性抑留者は民主運動の根幹に関わった存在ではない。それゆえ女性の抑留という特異な側面を盛り込むことは難しいと思われた。

601 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:18:13.71 .net
 
つづき


 それに、女性でありながらソ連の捕虜になった人たちにとって、抑留生活は忘れたい記憶に違いない。現在、どこかで静かに人生の最晩年を過ごしている彼女たちを探し出し、当時を語って欲しいと望むこと自体、取材とはいえ、あまりにも失礼なのではないだろうか――。

 シベリア民主運動の取材は非常に難しかった。抑留当時、アクチブとして共産主義に傾倒していたはずの多くの人が、取材の申し込みに対し、狼狽し、平静さを失った。多くの人は、シベリアの収容所という異常な環境で、イデオロギーに熱狂した自らの過去を恥じているように感じられた。ロシアの地方公文書館に残るアルバムの中で、無邪気に笑っている「ナホトカのジャンヌ・ダルク」ことS子さんもまた、当時の記憶を忘れたいと思っているかもしれなかった。

彼女たちの存在が消えてしまうのではないか
 しかし、その後も数年にわたり、あの戦争の時代に生きた人々の取材を続ける中で、忘れられた女性たちの存在が気になってきた。

 戦争について取材する場合、対象者の多くは男性である。しかし時折、男性たちの妻や姉妹など、女性たちの話を聞くと、はっとするような真実が立ち現れる瞬間があった。

 女性たちが自ら語り、書き残した記録は非常に少ない。そして歴史について書かれた書物も、多くは男性の書き手によるもので、女性たちを描くために割かれているページは少ない。

 だからこそ、女性たちの存在に気付いた者がその声を聞き、記録を残さなければ、彼女たちの存在は消えてしまうのではないか。私は、シベリアに抑留された女性たちを探すことにした。

 2014年1月から取材を開始し、手がかりが見つからないまま、あっという間に2か月が過ぎた。ようやく一人の女性元抑留者に会えたのは、3月9日のことだった。

602 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:26:20.31 .net
岸田内閣の支持率低下から考える「何も決断しない上司」の方が出世する法則

9/17(土) 16:15配信

 安倍晋三・元首相の国葬が9月27日に執り行われるが、その国葬実施の決断に伴い、岸田内閣の支持率が急落している。「これまで岸田内閣の支持率がそこそこ高かったのは、何も決断しなかったから」と分析するのは、ネットニュース編集者の中川淳一郎氏だ。そのうえで「“何も決断しない”ということが、ビジネスシーンについても評価されるケースはよくある」と皮肉交じりに続ける。いったいどういう意味なのか。中川氏が、岸田文雄・首相のこれまでの発言を紐解きつつ、「何も決断しない上司」の方が出世する法則について考察する。



 * * *

 岸田内閣の支持率が、急落しています。これまで岸田氏は、「聞く力」とか言いつつ何も決断しないことにより、社会に波風を立てないようにして支持率を維持してきました。それが、安倍晋三元首相の国葬実施を「決断」してからみるみるうちに支持率が下がっています。

 9月11日に朝日新聞が発表した内閣支持率は41%で、前回8月調査の47%から下落し過去最低に並びました。不支持率は39%から47%となり、初めて「不支持」が「支持」を上回っています。なお、今年5月の同紙調査では、内閣発足以来最高となる59%を記録しています。

 今回、岸田氏にしては珍しく国葬実施を「決断」したワケですが、その結果、「おいおい、また税金使うのか!」「おいおい、閣議決定で決めて国会通さないのか!」「自民党葬でいいだろう!」などといった批判が殺到。それが岸田内閣の支持率に跳ね返っている格好です。

 これまで岸田氏は何か決断を迫られても、「検討する」と繰り返すばかりで、ネット上では「検討使」とも揶揄されていました。ところが、検討ばかりで現状を変えないことが、逆に支持率アップにつながっていた面もあるのでしょう。それが今回は、安倍氏の国葬を決断してしまったために支持率が下がるという皮肉が発生したのです。

 ネット上では、決断を先延ばしにする岸田氏ならではのフレーズは「岸田話法」や「岸田構文」と呼ばれ、注目を集めています。

603 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:26:48.60 .net
 
つづき


 たとえば、家計に大きな影響を与える物価高騰について聞かれると「緊張感を持って対応」と答えます。これは意訳すると、「オレはヤバいと思っているから、状況を見ながら適切な対応をするから安心してね」という感じでしょう。でも、国民が一国のリーダーに期待しているのは、「生活必需品の値上がりは大きな問題なので、物価高騰を抑える具体的な方法を実施します」といった発言です。そこに「緊張感を持って対応」では、ちょっと他人事過ぎると感じてしまいます。

 ツイッターユーザーの間では、この「緊張感を持って対応」以外にも、実は何も決断していない「岸田話法」の具体例が次々と指摘されています。

「遺憾に思う」「注視していく」「最善を尽くす」「総合的に判断」「慎重に検討する」「遺漏なく取り組む」「検討に検討を重ねる」「最善の方法を模索する」「あらゆる選択肢を排除しない」「専門家の意見を伺いながら議論を続ける」……といった感じです。

ビジネスシーンで使われる「岸田話法」の例
 これらの「岸田話法」ですが、ビジネスシーンにおいても使われるケースが多々あります。たとえば、原油高の影響で、自社の業績にダメージが見込まれる場合、営業部長が部員を集めて朝会を開き、こんなことを言うかもしれません。

「昨今のロシアによるウクライナ進行に伴う原油高やエネルギーの高騰について当社もダメージを受けることが予想されます。ここは、状況を注視したうえで、危機感と緊張感をもって社員の皆さんには日々の業務に取り組んでいただきたい。我々上層部としては、日々対策について検討に検討を重ね、最善の方法を模索し、この危機打破に向け、あらゆる選択肢を排除せず、為替やエネルギー分野の専門家の意見も伺いながらこの危機を脱出すべく適切に対応したいと考えています」

 なんだか賢そうなことをいろいろ言っているように見えますが、結局のところ、何も決断していないんですよね……。ところが、会社では、案外この手の上司がバンバン出世するんです。逆に、「失敗の可能性もあるけど、この事業にチャレンジしてみよう」という冒険心を持った上司は失脚しがち。

604 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:27:30.75 .net
 
つづき


 私はこれまで広告業界と出版業界と深く付き合いをしてきましたが、ドラスティックに何かを変えようとすると、「現状を維持するのが大事だ」という勢力が出てくるのを、何度も目にしてきました。

 たとえば、2000年代後半から2010年代前半にかけて、社としてネットビジネスにどう取り組むかという問題を話し合っていた時、広告業界なら「テレビCMが何より大事だ」、出版業界なら「紙メディアを守れ」と、ネットビジネス参入に反対する声はかなり大きかった。結果的に今はネット広告がテレビ広告の金額を上回っていますし、出版社も「紙+ネット」に舵を切りました。しかし、当時は「ネットに力を入れましょう!」と主張する人は「あいつは我が社のことを考えていない」と追放される例すらあったのです。

 ここからわかるのは、結果的に「正しい決断」をしたからといって、それが評価されるとは限らない。そしてもちろん、「間違った決断」なら責任を追及される、ということ。結局、何も決断しない岸田氏のような「検討使」が、安定して出世していくんですよ。

 だから、あなたが会社で出世したければ、「岸田話法」を活用すれば、それなりの効果があるかもしれません。ただ、そんな人ばかりが評価される会社で働くことが、ほんとうに幸せなのかどうかはわかりません。

605 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:28:44.54 .net
光の芸術、ウクライナからのメッセージ 国際大会で示す「LIFE」

9/17(土) 17:00配信

 LIFE(命、暮らし、人生)をテーマにしたプロジェクションマッピングの国際大会が17~19日、東京・明治神宮外苑で開かれる。「LIFE」の危機に直面するウクライナからの参加作品も最終選考に残った。



 「1minute Projection Mapping Competition」は、光の芸術の催し「TOKYO LIGHTS 2022」の一環。大会には55の国と地域から241組が参加し、最終選考に残った19作品が国指定重要文化財の聖徳記念絵画館の壁面に連日上映される。最終日の19日に「世界一」が決まる。

■抵抗、それはウクライナについて海外に伝えること

 最後の選考まで残った団体の一つが、ウクライナ西部リビウを拠点にするクルバス・プロダクション。演劇の舞台デザイナー出身のボルデミル・ステスコビッチさん(34)を中心に芸術家、デザイナーや音楽家らによるチームだ。普段は、国内外のイベントやショーに用いる視覚表現の作品を制作、運営している。

 出品作は「Resistance(抵抗)」。制作者

の一人でボルデミルさんの妻ルゥドゥミラさん(33)は「海外へウクライナについて伝えることを武器に、ロシアの侵略に抵抗します」。

 現地にいると、欧州を舞台に、ウクライナへの支援を断とうとする宣伝や情報戦が行われていると感じる。そのため、大会にでることは「国際舞台にウクライナの存在を示す意味で重要です」。

 制限時間は1分台と短い。世界に何を伝えるか。

 「戦時下の残酷な現実を強調したいが、これは娯楽イベント」とボルデミルさん。作品冒頭は、ロケット弾などの戦争の描写だが、徐々に刺繡(ししゅう)の柄、紙細工、ヒマワリなどウクライナ文化の「宝物」をちりばめていった。「これらはアイデンティティー、内なる強さや声、希望、愛、団結を示す」とルゥドゥミラさん。侵攻に打ち勝ち、LIFEを保つ力の源を意識して、作品を仕上げた。

606 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:29:32.46 .net
五輪委会長の「鳥人」ブブカ氏、ウクライナ支援に感謝…東京五輪は「最高レベルの運営」

9/13(火) 7:15配信

IOC基金 総額11億円に

 陸上男子棒高跳びの元世界記録保持者で、ウクライナ・オリンピック委員会の会長として、ロシアの侵略を受ける母国のスポーツ選手の支援に奔走するセルゲイ・ブブカ氏(58)が、読売新聞の書面インタビューに応じた。「ウクライナを支えようという世界からの連帯の動きは、前例のないほど大きいものだ。日本オリンピック委員会(JOC)も資金面の援助をしてくれた」と国際的な支援の動きに謝意を示した。

3000人国外でも練習


 ロシア軍が侵略を始めた2月24日、首都キーウにいたブブカ氏は「砲撃音を聞き、大統領府に連絡した」といい、ウクライナのゼレンスキー大統領とは「すぐにスポーツ界に必要な行動を取ろうと合意した」と明かした。その後、国際オリンピック委員会(IOC)などに働きかけ、ロシアと同国を支援するベラルーシの選手の国際大会からの除外や、ウクライナ選手らを支援するIOCの基金創設へとつながった。

 基金の総額は750万ドル(約11億円)に上り、「おかげで100以上のプロジェクトを始められ、侵略後に出国した3000人以上の選手や指導者が各国でトレーニングを続けられている」と感謝した。各競技の国際大会でウクライナ選手が多くのメダルも獲得できているという。

復興へ「力貸して」

 5月のIOC総会で51人と明かしたウクライナ選手の死者数については、「現時点でそれ以上の死者が出ているのは明らかだが、数に触れるのは心が痛む」とした。「兵士だけでなく子供や女性を含めた一般市民も亡くなる恐怖の毎日」の中で、破壊された国内のスポーツ関連施設の被害総額は約1億6000万ドル(約230億円)に達するとの試算があるという。「選手が地元でしっかりとした練習を再びこなせるよう多くの人に復興への力を貸してほしい」と呼びかけた。

 東京五輪について、「日本はコロナ禍で非常に困難な状況にもかかわらず、最高レベルの運営をしてくれた」と評価し、「日本の人々が幸福と繁栄と平和を保てるよう祈りたい。日本選手が望む成果を常に得られるよう願っている」と結んだ。(パリ支局 平地一紀)

 ◆セルゲイ・ブブカ氏= ウクライナのルハンスク生まれ。陸上男子棒高跳びで五輪に4度出場し、1988年ソウル大会で金メダルを獲得。世界選手権では6度優勝し、「鳥人」と呼ばれた。現在は世界陸連の上級副会長も務める。

607 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:30:24.84 .net
ウクライナ選手、東京デフリンピック盛り上げに一役…日本選手と合同練習「自転車が楽しい」

9/14(水) 15:56配信

 聴覚障害者の国際スポーツ大会「2025年夏季デフリンピック」の東京開催決定に合わせ、今年5月のブラジル大会の自転車競技で四つの金メダルを獲得したウクライナ代表選手が来日し、日本の強化指定選手との合同練習などを実施している。

 日本ろう自転車競技協会の招待で来日しているのは、エリザベス・トプチャニウク選手(23)。東京大会に向けた日本選手強化の一環として、日本各地で開かれるレースや、合同練習などに参加している。開催決定を盛り上げる活動にも参加する予定で、「日本が好きになった。自転車の楽しさをかみしめている」と話す。

 エリザベスさんは14年にロシアがクリミアを併合した際の混乱を避け、米国へ移住したが祖母や知人は母国に残っているという。ロシアによる侵略が始まり、ブラジル大会にウクライナ代表として出場できるか不安もあったが、毎日練習に励んで4冠を達成した。

 ブラジル大会の自転車競技の銀メダリストで、東京大会出場を目指す早瀬久美さん(47)は「彼女のレースへの情熱と、練習への打ち込み方を見て多くのことを学んでいる」と話す。

 練習やイベントの合間に、日本の町歩きなども楽しんでいる。横浜ろう学校で中高生対象に講演するなど、交流も楽しむ予定だ。日本滞在は27日までの20日間を予定している。

 「ウクライナの選手仲間たちは、隣国に避難するなど母国で生活できなくなっている」と話すエリザベスさん。25年の東京大会については「戦争のこともあり、先のことは分からないけど、前向きに考え始めている」と笑顔で答えた。

608 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:31:34.45 .net
元琴奨菊、両国国技館での断髪式にウクライナ避難民らを招待へ

9/14(水) 20:09配信

 大相撲の秀ノ山親方(元大関・琴奨菊)は14日、東京・両国国技館で開催する10月1日の引退相撲に、ロシアの侵攻でウクライナから日本へ逃れた避難民らを招待する考えを明らかにした。在日ウクライナ大使館を通じてチケットを送付する予定。

 社会貢献の一環として発案した秀ノ山親方は「海外の人にとっては日本イコール相撲というイメージが強いが、これまでは敷居が高かったようだ。相撲に触れるきっかけになり、興味を持ってもらえれば」と説明した。

 ウクライナはアマチュア相撲の強豪。代表チームは、7月に米国で行われた非五輪競技の国際総合大会「ワールドゲームズ」前には日本で合宿をした。また、歴代2位となる32回の幕内優勝を誇る元横綱・大鵬の父の出身地でもある。

609 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:32:50.74 .net
集団墓地の遺体「99%に暴力的な死の痕跡」とハルキウ州知事…6歳の子供の遺体も

9/17(土) 21:22配信

 ウクライナ東部ハルキウ州の知事は16日、ロシア軍が撤退したイジュームの集団墓地で確認された遺体について「99%に暴力的な死の痕跡がある」と述べ、露軍を非難した。ウクライナ大統領府長官は16日、米欧の駐在大使らとの会合で、露軍の戦争犯罪を裁くための特別法廷の設置を呼びかけた。



 同知事は、後ろ手に縛られた状態や首にロープが巻かれた遺体が見つかったと明かし、「拷問され、処刑されたのは明白だ」と訴えた。6歳の子供の遺体も確認されたという。ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は16日のビデオ演説で、ロシアのテロ支援国家への指定を改めて要請した。「正確な遺体の数はまだわからない」とも述べた。

 ブリンケン米国務長官は16日の記者会見で「おぞましいことにこれは進行中の出来事の一部だ。ロシアが占領地域から撤退する度に、その痕跡を目にしている」と述べ、ウクライナや国連などと連携して証拠収集を進めると強調した。テロ支援国家指定には「意図しない結果を招き、役に立たないだけでなく、有害である可能性さえある」と、否定的な立場を改めて示した。

 一方、ウクライナの国営原子力企業エネルゴアトムは16日、露軍が占拠する南部ザポリージャ原子力発電所に、砲撃で損傷した原発施設の交換部品や非常用ディーゼル発電機の燃料などを積んだトラック25台が、露軍占領地域を経由して到着したと明らかにした。

610 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:33:59.40 .net
ウクライナ出身デフリンピック金メダリスト 京都市で講演

9/13(火) 12:32配信

聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」の自転車競技で、金メダルを獲得したウクライナ人の選手が、11日、京都市内で講演しました。

京都市下京区のひと・まち交流館京都で講演したのは、ウクライナ人でアメリカ・シアトル在住の自転車競技選手、エリザベス・トプチャニウク選手です。

エリザベス選手は、ことし5月にブラジルで行われた聴覚障害者の国際スポーツ大会=デフリンピックの自転車ロード競技で活躍し4種目で金メダルを獲得しました。

初めて出場したデフリンピックについてエリザベス選手は、選手たちの年齢が幅広くコミュニケーションを取るのも大変だったが楽しかったと振り返りました。そしてウクライナ語の「ありがとう」「おいしい」といった手話を披露し、日本食は何でも好き、特に日本の寿司は新鮮でこれまで食べていたものと違うと話すなど、親日ぶりを披露していました。


デフリンピックは、2025年の夏の大会が東京などで開催されることが決まっています。

611 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:34:44.52 .net
ウクライナ侵攻に風刺で抗議 京都で現地漫画家の作品展

9/13(火) 18:02配信

 ロシアのウクライナ侵攻に抗議する風刺漫画展「ウクライナからの手紙」が13日、京都市中京区の「アートスペース余花庵」で始まった。ウクライナ出身の漫画家6人の作品計約60点を展示。入場無料で、25日まで。

 京都精華大の篠原ユキオ名誉教授(73)が代表を務める「世界漫画家連盟日本支部」が主催。ロシアを象徴するクマがミサイルに乗っていたり、旧ソ連圏内で使われた国境の記号を兵士が踏みにじったりする作品などを展示している。

 篠原さんは4~8月にも同趣旨の風刺漫画展を京都、大阪、鳥取で開催。その際はウクライナや日本を含む世界各国の漫画家による作品を展示した。

612 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:35:14.22 .net
ソニー、ロシア音楽事業から撤退 ウクライナ侵攻で

9/12(月) 21:56配信

 ソニーグループが、ロシアでの音楽事業から撤退したことが12日、分かった。現地法人と所属するアーティストを現地企業に譲渡した。譲渡先や譲渡の時期、金額は明らかにしていない。これまでは事業を停止していたが、ロシアによるウクライナ侵攻で人道上の影響が出続けており、各国からの制裁も強まる中で事業を継続できないと判断した。

 ソニーグループの現地法人は7日付で声明を発表し、「もはやロシアでプレゼンスを維持することはできない」と説明した。

 ソニーグループはロシアで音楽事業のほか、ゲームや家電、映画の事業を展開していたが、ウクライナ侵攻を受けて事業を停止している。

613 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:35:55.81 .net
ウクライナ避難民ら招待へ 秀ノ山親方、10月引退相撲

9/14(水) 16:52配信

 10月1日に東京・両国国技館で引退相撲を控える秀ノ山親方(元大関琴奨菊)が大相撲秋場所4日目の14日、ロシアの侵攻で日本に逃れてきたウクライナの避難民らを招待する考えを明らかにした。在日ウクライナ大使館を通じて200~300枚のチケットを送るそうで「社会貢献をやろうということで。相撲に興味を持ってもらいたい」と理由を述べた。

 ウクライナはアマチュア相撲で日本、ロシアと並ぶ強豪国。秀ノ山親方は「大相撲と触れ合いたいけれど、これまでは敷居が高かったようだ。ありがたいと喜んでもらった」と振り返った。

614 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:36:41.26 .net
ウクライナ 奪還した街の集団埋葬地を捜査 拷問の証拠も

9/17(土) 21:35配信

ロシア軍が撤退したウクライナ北東部ハルキウ州の重要拠点イジューム。そこで見つかった集団埋葬地の多数の遺体について捜査が行われました。

ウクライナ当局は16日、イジュームで見つかった集団埋葬地の捜査を始めました。

これまでにおよそ400の遺体が埋められているとしていますが、現場に同行したハルキウ州知事は、「子供の遺体も多い。後ろ手に縛られていた死体もあった」としています。

これについてゼレンスキー大統領は、以前400人以上が殺害されたとみられる首都キーウ近郊のブチャを引き合いに、「拷問の証拠がある。ロシアはブチャで行ったことをイジュームで繰り返した」としてロシアを厳しく非難。また国連が現地へ調査団を派遣する準備していると明かしました。

615 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:37:19.07 .net
外信コラム タリバン「穏健路線」の嘘

9/17(土) 22:30配信

「日本は米国の仲間だろう」。イスラム原理主義勢力タリバンが実権を掌握して1年が過ぎたアフガニスタンを訪れた。首都カブールで取材中、タリバン戦闘員にこう詰め寄られ、カメラ内のデータの削除を求められた。目を離した隙にカメラからSDカードを抜いて隠し、その場は何とか切り抜けたが、厳しい監視の一端がうかがい知れた。

カブールなど各都市で目についたのは街中にあふれる戦闘員だ。「治安維持」を名目に監視を行い、米軍で勤務した人物らへの弾圧を展開している。タリバンは昨年8月の首都制圧後、旧タリバン政権(1996~2001年)が実施した公開処刑など恐怖政治を、表向きは行っていない。「穏健路線」をアピールしている形だが、実態は違う。取材に応じた音楽家や女性活動家は「監視と弾圧はかつての政権と同じで、本質は変わっていない」と異口同音に語った。

タリバン支配が固定化する一方、急速に拡大する貧困に対してタリバン上層部は有効な解決策を持たない。国内では国際社会の目がウクライナ情勢などに向き、アフガンの注目度が下がっていることに懸念の声が上がっている。「アフガン国民にとって地獄は、むしろこれからだ。世界はアフガンを見捨てないでほしい」。音楽家の男性の言葉が胸に響いた。

616 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:39:04.59 .net
ウクライナにギリシャ保有の歩兵戦闘車40台供与へ…ギリシャには独製40台で穴埋め

9/17(土) 19:15配信

 ドイツのクリスティーネ・ランブレヒト国防相は16日、ギリシャとの間で、ギリシャが保有する歩兵戦闘車40台をウクライナに供与することで合意したと発表した。その穴埋めとしてギリシャにドイツ製歩兵戦闘車「マルダー」40台を提供する。



 ウクライナ軍が使い慣れた旧ソ連製の重火器をドイツが第三国を通じて供与する枠組みの一環。ドイツ政府は15日、ウクライナへの独製装甲車「ディンゴ」50台などの追加供与を発表したが、ウクライナが求める独製の戦車は含めていない。ロシアへの過度な刺激を避ける判断とみられる。

617 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:39:48.03 .net
ソニーグループ、ロシアでの音楽事業から撤退…侵略の長期化で事業継続は困難と判断

9/13(火) 1:38配信

 ソニーグループは12日、ロシアでの音楽事業から撤退する方針を明らかにした。

 ソニーは、ロシアによるウクライナ侵略以降、音楽の新作公開などを停止していた。侵略が長期化し、ロシアに対する世界的な非難が高まる中、事業継続は困難と判断したとみられる。

 音楽事業を担うロシア法人と、所属アーティストを現地企業に譲渡することを決定。譲渡先や雇用などの詳細は明らかにしていない。

 ソニーは「ロシアでのプレゼンスを維持することはもはや不可能である」とするコメントを出した。

 ソニーは、ロシアで、映画の新作公開を止めているほか、ゲーム事業でも製品出荷とオンライン販売を停止している。

618 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:40:24.87 .net
サムスン、ロシア市場への年内復帰報道に「何も決定していない」

9/15(木) 8:41配信

韓国サムスン電子は15日、同社がロシアのウクライナ侵攻後に出荷を停止していたロシア市場に年内に復帰する見込みだとする報道を受け、何も決まっていないと説明した。

ロシア紙イズベスチヤは14日、サムスンに近い関係者の話として、10月に販売が開始される可能性があると報道。小売店への製品供給と公式オンラインストアを再開する予定だとしていた。

サムスンは3月上旬、「現在の地政学的状況」を理由に出荷を凍結。同社は2021年第4・四半期の時点で、ロシアへのハンドセット主要サプライヤーであり、市場の30%を占めていた。

619 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:41:34.78 .net
ロシア、外国に秘密資金提供拡大も 政治的影響力維持へ=米高官

9/14(水) 7:59配信

米政府高官は13日、ロシアがウクライナ侵攻を巡る制裁の効果を弱め、対外的な影響力を維持するため、今後数カ月で外国の政党などへの秘密の資金提供を拡大するとの見方を示した。

ロシアによる外国政治への干渉を巡る米情報機関の調査について匿名で記者説明を行い、ロシアが2014年以降、20カ国以上の政党や当局者、政治家などに3億ドル以上を送金したことが判明したと指摘。

極右政党への支援を目的としたシンクタンクへの資金提供なども含まれ、「民主主義を内部から操作する試みだ」と述べた。

具体的な国名や秘密資金の提供を裏付ける証拠は明らかにしなかった。

米政府はロシアが今後数カ月で「秘密の影響力行使手段への依存を強める」と想定しており、調査結果の一部について機密を解除したという。

620 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:42:15.38 .net
元琴奨菊の秀ノ山親方、10・1の引退相撲でウクライナ避難民を招待…トークイベント後に明かす

9/14(水) 14:36配信

 元大関・琴奨菊の秀ノ山親方が秋場所4日目の14日、両国国技館内の相撲博物館でのトークイベントに登場した。日替わりで親方が出演して、事前に申し込みをした観客を前にトークを展開するイベント。相手役の中村親方(元関脇・嘉風)とともに、自身の現役時代の思い出などを振り返った。

 秀ノ山親方は10月1日に引退相撲(両国国技館)を控える。まげ姿も残りわずか。「20年間、まげと付き合ってきて(断髪したら)どういう気持ちになるのか…」と寂しさもある様子。一方で「でもひとつの節目。切らないと次に進めないし、断髪式を終えて次の目標に行きたい」と語った。

 またイベント後には、引退相撲で、ロシアの侵攻を受けてウクライナから避難している人々などを招待するプランも明かした。同国の大使館と直接、連絡を取って話が進んだという。秀ノ山親方は「少しでも社会貢献できればと思って。海外の人にとっては日本イコール相撲というイメージのようだけど、敷居が高いみたい。相撲に触れるきっかけになってくれれば」と思いを語った。

 また引退相撲のチケットは、ウェブでの申し込みは既に販売受付を終了。メール、ファクス、郵送での申し込みは、引き続き販売受付をしている。販売状況等については「琴奨菊引退相撲事務局」まで。

621 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:43:39.56 .net
プーチン氏、「報復」砲撃を示唆 ウクライナがロ民間施設攻撃と

9/17(土) 19:38配信

 ロシアのプーチン大統領は16日、ウクライナ軍がロシア国内の民間インフラを攻撃していると主張し、「つい最近、ロシア軍はいくつかの攻撃を行った。これは警告と言える」と述べた。ウクライナ南部のダムや変電所への砲撃を指すとみられる。ウクライナの「テロ行為」が続けば「対応はより深刻になる」とも警告した。



 ウクライナ軍は南部や東部のロシア制圧地域への反撃を強めており、インフラ施設を狙ったロシア側の「報復」が増加する可能性がある。

 南部ヘルソン州の州都ヘルソンでは16日、ロシアが一方的に設置した「軍民行政府」が利用する建物で爆発があった。

622 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:44:27.20 .net
米国務長官、「責任問われるべき」 ロシア撤退後の多数遺体発見

9/17(土) 6:06配信

 ブリンケン米国務長官は16日、ヨルダンのサファディ外相との会談後に記者会見し、ウクライナ北東部のイジュムで多数の遺体が発見されたことを受け、「恐ろしいことに、これは進行中の出来事の一部だ」と述べ、ロシア軍を批判した。

 また、「こうした行為は責任が問われるべきだ」と強調した。

623 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:45:27.80 .net
戦争はいつも同じ 戦後ポーランドと現代ウクライナの子ども絵画展

9/18(日) 8:04配信

 戦争はどの時代にどこで起きても、「小さな市民」たちの目には同じように映っている──第2次世界大戦(World War II)後のポーランドと今日のウクライナの子どもたちによる戦争画展「Mom, I See War(ママ、戦争だ)」が、ポーランドの首都ワルシャワで行われている。



 両国大使館の協力で実現した野外展覧会のキュレーター、ドロタ・サドウスカ(Dorota Sadowska)さんは「子どもたちが戦争をどう見ているか、何を感じて、何を伝えようとしているか、(中略)どの絵もとてもよく似ています」と語る。「そこに見えるのは、ただひたすら苦しみです」

 ポーランドの作品は戦後の1946年に全国コンクールのために描かれたもので、ワルシャワの公文書館に保存されていた。大部分が鉛筆画だ。

 対照的に現代のウクライナの子どもたちの作品は、マーカーやクレヨンの他、デジタルツールで描いたものもあり、カラフルだ。展覧会と同名のウェブサイトへ寄せられた。

 とりわけ衝撃的なのは、ウクライナの首都キーウ近郊の村に住むバレリアさん(14)の絵だ。ウクライナ国花であるヒマワリの畑が鮮やかな黄色と緑で描かれ、その真ん中に、頭や腕、胴体から真っ赤な血が流れる遺体が散乱している。

 ベビーカーを止めて作品を見ていた女性は、ウクライナの港湾都市ヘルソン(Kherson)の出身だと言い、「ウクライナから来ています。涙が出ます」と語った。

 ウクライナ作品の投稿を呼び掛けているサイト「Mom, I See War」では、集まった絵をデジタルコラージュ作品として一つにまとめ、非代替性トークン(NFT)作品の競売にかける予定。収益はウクライナ紛争下の子どもたちの支援に充てられる。

624 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:46:48.29 .net
英、弔問外交が本格化 女王国葬で首脳続々

9/19(月) 7:07配信

 エリザベス英女王の国葬に参列する首脳らが続々と英国入りする中、「弔問外交」が本格化している。



 チャールズ新国王は17日、オーストラリアやニュージーランド(NZ)など計5カ国の首脳と相次いで面会し、積極的な王室外交を展開。就任から間もないトラス英首相も外交デビューを果たした。

 「本当に温かい面会だった」。NZのアーダーン首相はロンドンのバッキンガム宮殿で国王と面会後、地元メディアにこう強調した。国王が「NZへの深い愛情」を示したとも明らかにした。

 女王の死去直前の6日に就任したトラス首相も、17日に豪州とNZの首脳と相次いで会談した。国葬を控えて会談内容は一切明かさなかったが、英国の環太平洋連携協定(TPP)加入交渉や対中国での連携などが議題になったとみられる。

 豪州やNZなどは歴史的な経緯から英国王を国家元首としているが、立憲君主制から共和制への移行を模索する動きも一部で出ている。国内外を問わず信頼と尊敬を集めた女王の死去後、新国王と新首相はまずこうした国々との関係強化を打ち出した格好だ。

 一方、弔問外交の場ではロシアや中国との亀裂も改めて浮かび上がった。

 ウクライナに侵攻したロシアには国葬の招待状すら送られなかった。プーチン大統領が招待されなかったことに、ロシア外務省のザハロワ情報局長は「多くの人々の心を揺さぶった悲劇を利用しようとする英政府はとても非道徳的だ」と非難した。ベラルーシ、ミャンマー、アフガニスタンなども政治的な状況などを踏まえ招待されなかった。

 英議会は、女王のひつぎが安置された議会議事堂のウェストミンスターホールへの中国代表者による弔問を拒否した。新疆ウイグル自治区の人権問題をめぐって中国に批判的な英議員に中国が制裁を科したことが背景にあるが、中国外務省は「英国は外国からの客人を迎える際のマナーには慣れているはずだ」と不快感をにじませた。

625 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:47:37.00 .net
プーチン氏「参謀本部が決めている」…ハルキウ州での大敗、自身には責任ないとアピール

9/18(日) 10:02配信

 ロシアのプーチン大統領が16日、ウズベキスタンで臨んだ記者会見でウクライナ東部ドンバス地方(ドネツク、ルハンスク両州)の制圧を目指す方針の堅持を表明したのは、戦況の悪化で動揺する国内の沈静化を図る狙いがあった。プーチン氏は、軍部批判を強める強硬派に突き上げを食う形ともなっている。



大敗の責任

16日、ウズベキスタンのサマルカンドで開かれたSCO首脳会議閉幕後に記者会見するプーチン露大統領(AP)

 「作戦の進め方は、軍参謀本部が決めている」

 プーチン氏は記者会見で、一時はロシアへの併合の準備まで進んでいた東部ハルキウ州で露軍が大敗した責任は、自身にはないとアピールする発言が目立った。

 大敗を受け、強硬派の批判は国防省や軍参謀本部に向いている。11日には、ウクライナに部隊を派遣している南部チェチェン共和国のラムザン・カディロフ首長がSNSへの投稿で「戦い方をすぐに見直さなければ、失敗を犯した国防省や軍参謀本部の指導層と談判する」と激烈な批判を展開したことが注目を集めた。

 カディロフ氏はその後、地域ごとに「志願兵」を集め、計約8万5000人を追加派兵すると提唱し、ひとまず矛を収めた。強い忠誠を誓うプーチン氏の立場に配慮した可能性がある。

 だが、強硬論はそれにとどまらない。最大野党・共産党のゲンナジー・ジュガーノフ議長も13日、政権が「特殊軍事作戦」だと主張している侵略が「全面戦争に発展した。戦争は最後まで戦わねばならない」と総動員の必要性を示唆した。

動向を静観

 SNS上で「軍事ブロガー」と呼ばれる一人も15日、ウクライナへの核兵器使用を主張したとも受け取れる投稿を行い、「とても怒っている」と書き込んだ。



 政権は反戦機運を抑え込むため、こうした強硬論をプロパガンダに利用してきた。軍に関する「虚偽情報」を広める行為に厳しい罰則を設けてはいるものの、処罰に踏み切るのが難しい事情がある。一方、総動員などの全面戦争に踏み切れば、作戦の失敗を事実上、認めるだけでなく、国内世論が反戦に傾きかねない。

 プーチン氏としては、作戦の堅持を訴え続けるとともに、責任をひとまず軍部などに転嫁する以外に選択肢はないようだ。ウクライナで短期的な戦果は期待できないため、強硬論の抑え込みには動かず、その動向を静観している模様だ。

626 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:48:13.32 .net
 
つづき


 それでも、プーチン氏に向けた批判の動きもじわりと広がる。国内第2の都市サンクトペテルブルクとモスクワの区議会では今月中旬以降、プーチン氏の辞任を求める嘆願運動が展開されている。賛同する区議が90人近いとも伝えられる。

 また、11日放映の討論会では、ボリス・ナデジュディン元下院議員が「ウクライナ軍を倒すことは不可能だと認識する時が来ている」と述べ、停戦協議も含めた判断をすべきだと訴えた。

627 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:49:48.00 .net
ハルキウ州から撤収急いだロシア軍、大量の装備品失う

9/17(土) 18:50配信
 
ウクライナ軍参謀本部などは17日までに、同国北東部ハルキウ州からロシア軍が大規模な撤収を急いだ際、失ったり、放棄したりした軍装備品は数百規模に達すると報告した。



その量の特定は難しいとしたが、置き去りなどされたのは戦車や装甲車両も含む。専門家は、保有していた戦車の半数を失ったかもしれない戦車師団の存在も指摘。慌ただしく撤退したロシア軍が放置した戦車などを映した画像や動画も最近、多数出回っていた。

ウクライナ軍参謀本部は、今月6日からの1週間で破壊したロシア軍の装備は590と主張。戦車86両、装甲戦闘車両158両、砲門が106丁や車両159台などとした。

CNNはこれら数字を独自に確認出来ていないが、独立系のメディア「オリックス」は今年8月に比べ、ロシア軍の損害が大きく増加したことは立証出来ると説明。これら打撃の大半はハルキウ州で受け、南部ヘルソン州や東部ドネツク州でも生じたとした。同メディアはウクライナ侵攻が始まって以降、ロシア軍の損害などを照合する作業を続けている。

オリックスによると、今月11日の1日で破壊や損壊を受けたほか、捕獲もされていたロシア軍の装備は計102。戦車23両、装甲兵員輸送車13両に歩兵戦闘車両25両などだった。ロシア軍は翌日、さらに99を失ったともした。

これらは確認などが可能な損害のデータ分のみとなっており、実際の数字ははるかに多いともみている。

9月の第2週を対象にしてまとめた移動平均値によると、ロシア軍が1日あたり失った装備は平均で60以上。8月の最終週では約15だった。60以上との数字は、今年5月にウクライナ・ドネツ川の渡河を複数回図り無残な結果に終わった作戦以降では最も高い喪失率となった。

半面、ウクライナ軍が9月第2週で被った装備の損失は約10で推移していた。

ロシア軍がなくした装備の一部は、同国の正規軍ではなく、ウクライナ東部ルハンスク州で親ロシア勢力が名乗る「人民共和国」の民兵組織のものともみられる。これらの装備は旧式の可能性があるが、相当な数の最新型の兵器もあったという。

位置情報が確認された画像は、多数の改良型のT80型戦車が破壊などされた姿も示していた。地雷除去用の車両や装甲兵員輸送車の残骸も収められていた。

英ロンドン大学キングズカレッジで戦争研究に当たる軍事アナリストはSNS上で、2連隊を指揮下に置くロシア軍第4戦車師団がハルキウ州の要衝イジュームでの直近の敗北に伴う損害に言及。1連隊が持つ改良型のT80U型戦車のほぼ全部、あるいは同師団に属する予備の分も含めない全戦車の半分を奪われたとも分析した。

ロシア軍はこのほか、敵の火砲の位置を追跡する対砲兵レーダーも失った。ウクライナ軍兵士がハルキウ州で捕獲した短距離用地対空ミサイルを示す動画も流れた。また、性能に問題がないとみられるロシアのドローン(無人機)も回収していた。

ロシア軍がこれら装備を捨て去った理由について一部の専門家は燃料不足との見方を示した。

米シンクタンク「戦争研究所」は、非常に慌ただしく実行されたロシア軍の撤収は組織的な手法を講じられなかったことを意味すると指摘。今回の撤収に伴いロシア軍がこれほど多くの兵器や装備を失ったことは、ルハンスク州での同軍の戦力編成や新たな防衛ラインの構築を困難にする可能性もあるとした。

628 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:52:52.79 .net
エリザベス女王国葬、招待客と招待されなかった国

9/16(金) 17:58配信

 英ロンドンで19日に執り行われるエリザベス女王(Queen Elizabeth II)の国葬には、各国の王族や首脳が大勢参列し、外交的な集まりとしてはここ数十年で最大規模のものになるとみられている。


 会場のウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)の収容人数は約2000人なので、各国から国家元首に加えて1、2人しか招待されていない。

 一方、政治的配慮から招待されていない国もあり、少なくとも1国は猛反発している。

 英国で1965年のウィンストン・チャーチル(Winston Churchill)元首相以来約60年ぶりとなる国葬の主な招待客と招待されなかった国を以下にまとめる。

■世界の皇族・王族

 日本からは天皇、皇后両陛下が参列される。両陛下にとって2019年の即位後初の海外訪問となる。

 オランダからはウィレムアレクサンダー国王(King Willem-Alexander)とマキシマ王妃(Queen Maxima)、ベアトリックス(Beatrix)元女王、ベルギーからはフィリップ国王(King Philippe)、ノルウェーからはハラルド5世国王(King Harald V)、モナコからはアルベール2世公(Prince Albert II)が出席する。

 デンマークからはマルグレーテ女王(Queen Margrethe)が参列。マルグレーテ女王は親戚のエリザベス女王の死去を受け、自身の即位50周年を祝う一連の記念行事を取りやめた。

 スペインからは国王フェリペ6世(King Felipe VI)と前国王フアン・カルロス1世(Juan Carlos I)が出席する。

■世界の首脳

 米国からは、ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領と妻のジル(Jill Biden)氏が参列。招待客リストの筆頭を飾る。

 フランスからはエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領が出席。エリゼ宮(Elysee、大統領府)は英国との「揺るぎない」絆を示し「永遠の女王」に敬意を表するためとしている。

 強権的な指導者も招待されており、トルコからはレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領、ブラジルからはジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)大統領が参列する。

 英国は欧州連合(EU)を離脱したが、欧州委員会(European Commission)のウルズラ・フォンデアライエン(Ursula von der Leyen)委員長と欧州理事会(European Council)のシャルル・ミシェル(Charles Michel)常任議長(EU大統領)も出席する。

 この他、イタリアやドイツ、イスラエル、韓国からも大統領が参列する。

 アイルランドからはミホル・マーティン(Micheal Martin)首相が出席。2011年に同国を訪問し、長年にわたる英国との緊張の緩和を促したエリザベス女王に敬意を表する象徴的な動きだ。

 エリザベス女王を国家元首としていた国や英連邦(Commonwealth)加盟国からも首脳が参列する。

■招待されなかった国

 英政府筋によると、女王の国葬にロシアとベラルーシが招待されていない。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が理由とされる。

 ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領はウクライナ侵攻を受けての制裁の一環として、英国への入国を禁止されているが、国葬には参列しないと明言していた。

 しかし、ロシア外務省は15日、国葬にロシアを招待しないのは「女王の記憶に対する冒涜(ぼうとく)」であり「甚だしく不道徳」と非難した。

 政府筋によると、2か国以外にも、旧英植民地だが軍政下にあるミャンマーと、長年にわたり国際的に孤立している北朝鮮も招かれていない。

629 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:54:02.83 .net
ウクライナ戦争で台頭する「顔認識」 米新興企業が手掛ける“ヤバすぎる”サービスとは

9/18(日) 8:19配信


 2月24日にロシアによるウクライナ侵攻で始まったいわゆる「ロシア・ウクライナ戦争」。開戦からすでに半年余りが過ぎたが、いまだ終戦の兆しが見えてこない。



 この間、実にさまざまな識者たちが分析や解説を行っている。その中で個人的に最も驚かされたのは、この戦争がいわば「古いタイプ」だったことだ。領土争いや虐殺が行われ、旧式の兵器(なんと百年前のもの!)が使用され、野戦砲が主力とされている。

 一方で、この戦争は2022年という21世紀の近代国家同士によって行われているものであるため、実に現代的な部分も存在している。

 すでに各メディアでも取り上げられているように、トルコ製ドローン(バイラクタル2)の活躍や、緒戦におけるサイバー空間での攻防、そして実業家イーロン・マスク氏のSpaceX社がウクライナ上空から現地の人々に無料で提供している衛星通信を使ったブロードバンドサービス「スターリンク」といったものは、さながら戦場における「最新技術の見本市」の様相を呈している。

 そうした中、筆者が最も注目すべき革命的なテクノロジーだと感じているのは、ウクライナ軍が使用している「クリアビューAI」(Clearview AI)という米国企業が手掛ける顔認識サービスである。

「顔認識」と「顔認証」の違い
 まずこの「クリアビューAI」であるが、これは米ニューヨーク州のスタートアップ企業と、同社が提供するサービスの名前である。

 前述したマスク氏とともに「PayPal」(ペイパル)を創業したことで有名なピーター・ティール氏が17年に資金を提供してニューヨークで創業した会社であり、豪州出身でベトナム系のホワン・トン=タットという30代の人物が創業者として代表を務めている。

 この新興企業が今回の戦争で提供しているのが「顔認識サービス」(Facial Recognition)だ。まずここではっきりさせておきたいのは、同じ英語でも「顔認証」は「積極的認識」と呼ばれ、本人同意で個人認証に使われる機能を言う。

 これに対し、同社が提供するサービスは「顔認識」に該当する。これは「非積極的認識」とも呼ばれ、本人の同意なしで勝手にデータベース(DB)を利用して照会する行為だ。

630 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:54:38.82 .net
 
つづき

クリアビューAIのサービス内容とは?

 クリアビューAIはネット上にアップされている200億枚ともいわれる人物の顔写真を勝手に収集した上でDB化。それらをベースにAIを活用することによって、新たに照会される映像や写真に映った人物を短時間かつ高精度(約98%)で特定するというサービスを提供している。

 同社のサービスは、法執行機関や軍などが積極的に採用するなど運営開始から3年ほどはほとんど問題視されなかったが、20年1月に米NYタイムズ紙が同社の倫理的な問題を指摘する暴露記事を発表。GoogleやFacebookなどから数十億枚にも及ぶ顔写真のデータを無断で取得していたとして倫理的・法的な問題が注目された。その後、ツイッター社など米国内の企業だけでなく、英国や豪州など各国で同社のサービスを排除する動きが相次いだ。

 もちろん同社は人間の顔という「生体情報」を本人の了承なく勝手に使用する行為を行っていたため、プライバシー面から倫理的に問題であるとされ、すでに各国の人権団体などが同社を次々と提訴。英国や豪州に加え、カナダ、フランス、イタリアなどで「違法行為」だとされ、とりわけ英と伊で罰金の支払いを命じられている。

 米国の連邦法では顔認識を取り締まる法律はまだ成立していないが、第二の都市シカゴを擁するイリノイ州では、すでに08年から生体認証に関して本人の許可が必要とする法律(使用料は一人5000ドル、約60万円)が成立していた。訴訟社会である米国では、すでに人権団体などから何件かの訴えが行われ、法的機関を除く企業らは「本人の了承なしでは同社のデータベースを使用できない」とする判決が出ている。

遺体の顔写真を撮影→DBで照合 SNS経由で遺族に通知

 このように法的にも倫理的にも問題を抱えたクリアビューAIの顔認識システムだが、CEOを務めるトン=タット氏は、今回の戦争の開始直後の3月に、知り合いのバイデン政権の関係者を通じてウクライナ政府に無償で提供することを決心し、同アプリのウクライナ語版を作成して渡したのだ。

 ではウクライナ政府はどのようにこの顔認識サービスを活用しているのか。例えば、ウクライナ領内で戦闘中に死亡して遺棄されたロシア軍兵士がいたとする。その兵士の遺体の顔をスマホで撮影し、アプリを通じた「顔認識」で人物を特定するのだ。

 同社のDBはロシア最大のSNSサービスで「ロシア版フェイスブック」と呼ばれる「VKontakte」(VK、フコンタクテ)を基に構築されているため、今度はその死亡した兵士とSNS上でつながっている両親や友人と思しき人物に対して、VKを通じて「ウクライナの〇〇(地名)に遺体がありますので、戦争が終わったら引き取りに来てください」と連絡するのだ。

631 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:55:24.00 .net
 
つづき

8割は敵対的反応 ウクライナ避難民の身分証明書代わりにも

 興味深いのはその反応だ。米CNNの5月14日付けの報道によれば、80%の返答は当然ながら敵対的なもので「そこで待っていろ、今すぐ復讐しに行く」とのことだが、残りの20%は「真実を教えてくれてありがとう」というものや「戦争が終わったら引き取りに行きます」など感謝されるパターンもあるという。

 CNNはまた、国境でウクライナ側に入ってくるロシアの工作員を特定したり、監視カメラなどに映った映像から戦争犯罪を犯したロシア兵を特定する(ベラルーシの郵便局で母国に「略奪品」を送ろうとしていた兵士はその一例)などにも使われていると報じている。

 ロシア側勢力だけではく、逆に避難民となり、隣国ポーランド国境などに来たウクライナ人に対しても活用されており、免許などの身分証明書を持っていなくてもこのアプリで身分照会が可能となっているという。

クリアビューAI活用で分かる3つのこと
 このような“グレー”な最新技術であるクリアビューAIの顔認識だが、今回のウクライナでの活用方法について、以下の3点について指摘しておくべきだろう。

 第一に、今回の戦争は、スマホが活用された戦争であるということだ。もちろん今回と似たような「スマホ戦争」は、すでに2年前にアゼルバイジャンとアルメニアで勃発した「ナゴルノ=カラバフ紛争」で始まっていたといえる。例えば、戦場でのアゼルバイジャン軍側の攻撃が、スマホで撮影された動画がSNSなどを通じてアップされ、それが双方の宣伝戦に活用されていたことなどが挙げられる。

 ところが今回の戦争では、ロシア側が戦争の実態を自国民に秘匿しようとする傾向がある中で、ウクライナ側はスターリンクを通じたスマホによる動画の配信や画像の公表を積極的に行っている。このため、ウクライナ戦争の調査報道で世界的に注目を集めている英調査報道機関「べリングキャット」のようなボランティアのネット民の団体が、ロシア側の犯罪の証拠を集めて特定するなど、戦争の「透明度」が上がっている。

 第二に、戦争が個人の感情レベルまで“えぐり出す”ものになっているという点だ。ナゴルノ・カラバフ紛争でも、個人レベルでは兵士が殺害した敵兵の持っていたスマホからその兵のガールフレンドにわざわざ電話して「今、彼氏が死んだぞ」と連絡するような残酷なエピソードがニュースになっていたが、前述したように、ウクライナ政府は顔認識のテクノロジーを活用してロシア兵の親族に直接連絡をとって、兵士の家族のレベルから同国内の厭戦(えんせん)気分を煽ろうとする動きをしているのだ。

 これはネットにつながった社会にとって、それまで情報が届かずに何が起こっているのか分からなかった遠くの戦場が、すぐ身近に感じられるということになる。戦争がより個人レベルにインパクトを与えるため、精神的にダメージを受ける人が増えることを意味する。

 そして第三が、個人のプライバシーというものがますます軽視されたり、なし崩し的に活用されるような時代になったということだ。もちろん人権やプライバシーというものが軽視されがちな中国やロシアのような権威主義国家では、顔認識は政府に批判的な反対派の人物や少数民族に対する弾圧に活用されているとして人権団体は警戒している(中国の顔認識技術は現在世界一だと言われている)。

 人権意識が高く、個人のプライバシーに敏感な米国のような国でさえ、法執行機関にはネットで拾った顔写真が無断でDB化され、さらに活用することが、違法性を指摘されながらも、個人の「生体情報」として使用することが事実上容認されているのだ。

632 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:55:59.01 .net
 
つづき

最新技術と戦争の関係性

 ここで、アルビン・トフラーという著名学者の言葉を紹介しておきたい。トフラー氏は1980年に「第三の波」を発表して情報化社会の到来を予測した「未来学者」として知られる。そのアイデアを戦争に当てはめた名著『アルビン・トフラーの戦争と平和』で述べられていた中心的な主張は

「ある時代の社会において最も富を生み出す技術が、その時代の戦いの主な手段になる」

というものだった。

 現在はまさに情報技術の時代だ。つまりアプリやドローン、そしてスマホなどを通じて富が生み出されており、その中の機能の一つである顔認識システムも、ここまで戦争に活用されている実態があるのは、トフラー氏の分析の正しさを証明しているようだ。

 このような情報化社会と最新技術の関係性を鑑みたときに、日本の政府や企業はどこまで準備ができているのだろうか。とりわけ顔認識のテクノロジーについては、倫理的な議論と法的な整備が急がれることは、本稿の説明を待たずとも理解できるはずだ。

633 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:57:26.84 .net
ロシアにウクライナ原発の返還要求 決議採択、中国は反対 IAEA理事会

9/16(金) 5:50配信

 ウィーンで開かれている国際原子力機関(IAEA)定例理事会は15日、ロシア軍が占拠しているウクライナ南東部ザポロジエ原発について、ロシアに対しウクライナの管理下に戻すよう求める決議を賛成多数で採択した。

 
 2月のウクライナ侵攻開始以降、IAEA理事会が原発問題でロシアを非難する決議を採択したのは、3月に続き2度目。

 ロイター通信によると、理事会メンバー35カ国のうち、日米欧など26カ国が賛成する一方、中ロが反対。インドやパキスタン、南アフリカ、ベトナムなど7カ国は棄権した。

634 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:58:10.69 .net
バイデン氏、プーチン氏の化学・核兵器使用をけん制

9/17(土) 14:30配信
 
バイデン米大統領は16日、ロシアのプーチン大統領に対しウクライナでの戦闘の激化をあおる行動をけん制し、化学兵器あるいは核兵器の使用に踏み切った場合、相応の結果を招くだろうと警告した。

米CBSテレビとの会見で述べ、その内容の一部が16日に放映された。

バイデン氏はこの中で、化学兵器や核兵器の投入について「するな」の言葉を3回繰り返し、「第2次世界大戦以降、なかったような形で戦争の顔を変えるだろう」と主張した。

ロシアがこれら兵器を用いた際の米国の対応を問われ、当然の結果があるだろうとも指摘。「ロシアは今まで以上に世界でのけ者になるだろう。彼らがするであろう事柄の程度で対応の内容も決まる」と強調した。

635 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 11:59:20.34 .net
ウクライナ大統領夫人、英女王弔問 キャサリン皇太子妃と面会

9/19(月) 10:19配信

 ウクライナのオレナ・ゼレンスカ(Olena Zelenska)大統領夫人は18日、エリザベス女王(Queen Elizabeth II)のひつぎが安置されている英ロンドンの国会議事堂として使われているウェストミンスターホール(Westminster Hall)を訪れ、その後、キャサリン皇太子妃(Catherine, Princess of Wales)と面会した。



 オレナ氏の英国訪問は、ロシアによるウクライナ侵攻後初めて。ウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は国内にとどまっているが、オレナ氏は各国を訪問し、武器供与などの支援を呼び掛けている。

 オレナ氏はウクライナのデニス・シュミハリ(Denys Shmygal)首相、ワジム・プリスタイコ(Vadym Prystaiko)駐英大使と共にウェストミンスターホールを訪れた。その後、バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)でキャサリン皇太子妃と面会した。

 ゼレンスキー夫妻は2020年に英国を訪問し、当時のウィリアム王子(Prince William)夫妻と面会している。

 英王室は2月、「私たちは、ウクライナ大統領と、国の未来のために勇敢に戦うすべての人を支持する」とロシアによる侵攻を非難する声明を発表している。

636 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:00:17.11 .net
「君が描く平和」考えて 若者に意見交換の場を提供、会社員の思い

9/19(月) 10:27配信

 2月にロシア軍によるウクライナ侵攻が始まると、アメリカの核兵器を共同運用する「核共有」論が国内で浮上し、8月に米ニューヨークで開かれた核拡散防止条約(NPT)再検討会議は、最終文書の採択に至ることなく決裂した。核兵器による危機感が一層高まるなか、平和について日ごろからどう考え、関わっていけばいいのか。若者が参加できるワークショップなどを実施する団体のメンバーに聞いた。

 大阪府交野市の会社員、岩本悟さん(34)は大阪平和委員会(大阪市)に所属して核廃絶に向けた運動に携わっている。若手を中心に1カ月に1回ほどのペースで学習会を開き、核問題などについて知識を共有したり意見交換を行ったりしている。

 今年5月には、10~30代の約100人に憲法に関する街頭アンケートを実施。戦力の不保持などを定めた憲法第9条2項について「変えるべきか?」との質問に「変えるべきだ」「どちらかといえば変えるべきだ」と答えた人の割合が例年より増したという。岩本さんは「ロシア軍によるウクライナへの侵略が一因にあると思います」と分析。「これまでのアンケートでは『恋人に戦争に行ってほしくないから戦争はダメだ』という意見もありました。それぞれの立場から平和について考えてもらうことがまずは大事だと思います」と話す。

 岩本さんは職場の先輩に誘われたのをきっかけに委員会の活動に参加するようになったという。「初めは知識も少ないし、平和運動って何をすれば良いのか分からなかった」と打ち明ける。しかし2015年、NPT再検討会議に合わせてニューヨークを訪れた際、山のように積み上げられた核兵器廃絶を求める署名の束を目の当たりにした。その後、核禁止条約が発効し市民運動の力を実感したという。「核問題や平和について触れてこなかった若者にとって考えるきっかけになってほしい」との思いで活動を続ける。

 来年1月には平和について考えるワークショップ「ピースエッグ」が開催される予定だ。日本平和委員会などが主催し、岩本さんも事務局として準備に忙しい日々を送る。これまで全国各地を会場にして行ってきたが、今回は初めてのオンライン開催だという。ワークショップは若い参加者が多く、一人一人が核廃絶など各テーマについて学び、考え、意見を話し合うことを大切にしているという。岩本さんは「平和について、まずは考えてみることが大切で、意見が違ってもいい。気負わずに気軽に参加してみてほしい」と話している。ピースエッグについての問い合わせは日本平和委員会(03・3451・6377)。

637 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:01:18.32 .net
夫が「スパイ」、侵攻を批判 「百万本のバラ」のロシア歌手

9/19(月) 8:33配信

 日本語でも歌われる「百万本のバラ」などのヒット曲で知られるロシアの国民的女性歌手アーラ・プガチョワさん(73)は18日、ウクライナ侵攻を批判した夫がロシア政府からスパイを意味する「外国のエージェント(代理人)」に指定されたため「夫への連帯として、私も指定してほしい」と訴える声明を発表し、侵攻を批判した。

 政府は16日に人気テレビ司会者の夫マクシム・ガルキンさんを指定。プガチョワさんは初めて、侵攻を続けるプーチン政権に反対の立場を明確にした。

 プガチョワさんは2009年、60歳の誕生日に当時のメドベージェフ大統領から「祖国功労勲章」を授与された。

638 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:02:39.51 .net
世界に不可逆的変化とロシア大統領

9/16(金) 18:42配信

 ロシアのプーチン大統領は16日の上海協力機構(SCO)首脳会議で、米欧との対立を念頭に「世界の政治、経済に根本的な変化が起きており、元に戻ることはない」と述べ、SCO加盟国に結束を求めた。

639 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:03:33.65 .net
海外ETFが閉鎖、運用危機も--投資信託とETFのリスクの違いとは?

9/19(月) 6:50配信

天才女性ファンドマネージャーとして知られるキャシー・ウッド氏が率いるアーク・インベストメント・マネジメントのETF(上場投資信託)は、独自のリサーチ力を駆使して「破壊的イノベーション企業」を選定し、市場を上回る成績を目指しているのが特徴です。主力の海外ETF「アーク・イノベーションETF」(ARKK)は、電気自動車メーカー・テスラ(TSLA)へいち早く投資したことでも知られています。コロナ禍からの株価回復局面で急上昇し話題となりましたが、その後のウクライナ侵攻や米利上げ加速懸念により、組入銘柄の株価が大幅に下落したことで運用危機にみまわれました。


上場している投資信託であるETFが運用危機や閉鎖に見舞われると、投資家にはどのような影響があるのでしょうか? 今回は投資信託とETFについて、おもに上場廃止などのリスクにおける違いを解説します。

投資信託とETFとの違い
【株式・ETF・投資信託の比較】

ETFとは「Exchange Traded Fund」の略で、日本語では「上場投資信託」(上場投信)といいます。1990年にカナダで上場されたものが世界初といわれており、日本では実質的に2001年からスタートし、2007年の規制緩和以降に多様化しつつ普及してきました。

つみたてNISA(少額投資非課税制度)では、国内外の株式に投資できる7本の対象商品(2022年8月18日現在)があり、積立投資による資産形成の手段としても活用されています。これらETFは、投資信託に比べると信託報酬が安い傾向にあり、信託期間も無期限であるため、長期投資やNISAや特定口座などで、毎月積立以外でも活用する場合が多いでしょう。

積立投資家に馴染みのある一般的な投資信託は、1日1回のみ算出される基準価額で売買され、その日の価格がいくらになるかは後からわかる仕組みになっています。一方でETFは基準価額(その日の市場価格の終値)だけではなく、株式市場がオープンしている間にも株式と同様、リアルタイムの価格(流通価格)で売買できます。

ETFは日経平均株価やS&P500などの指数に連動するものだけでなく、債券・REIT(不動産投資信託)・コモディティ(商品)・レバレッジ型・インバース型・高配当株やESGなどのテーマ型への投資も可能です。

640 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:04:14.46 .net
 
つづき

株式の上場廃止や倒産リスクと投資信託・ETFとの違い

個別株式への投資には、倒産や破たん、不祥事などによる上場廃止など、投資家が大きな損失を被るリスクがあり、投資信託・ETFにも運用を継続できなくなるリスクがあります。詳細は投資信託やETFの目論見書(説明書)に記載されています。

償還リスク

投資信託では、償還日(運用の満期日)が決められているものと、無期限のものとがあります。償還日が設定されているものを購入する場合は、事前に注意が必要です。

償還日が近づいてくると、一定の条件によってそのまま償還を迎えるか、償還日が延長されるかの判断がされます。この結果は、遅くとも償還日より半年前くらい前までにはお知らせがあり、事前に投資家が対応しやすいようになっています。

また、償還日が延長される場合は新しい償還日まで継続できるようになります。なお国内ETFには満期がありませんので、それによる償還もありません。

繰上償還リスク

投資信託では、株式取引は1株などの「株数」という単位で取引されていますが、投資信託の場合は「口数」単位となっており、おもに1万口あたりいくらかで値段(基準価額)が決まります。この口数が一定規模を下回った場合や、ファンドの規模を表す「純資産総額」が減少し継続的な資産運用が難しくなった場合など、繰上償還が投資家(受益者)にとって有利であると認められた場合に、運用を途中で終了することがあります。

一方、ETFは株式と同じように上場廃止となることがあります。上場廃止には、東京証券取引所(東証)の上場廃止基準に抵触した場合や、管理会社(運用会社)の自主的な上場廃止申請による場合があります。

東証はETFの種類によって、細かく上場廃止基準を定めており、そのETFの対象指標(連動を目指す指標・インデックス)とETFの基準価額の相関係数が0.9を下回ったまま1年以内に改善されない場合や、管理会社が業者として認められなくなるような変更登録を受けた場合などがあります。

また、管理会社が自主的に上場廃止する場合もあります。運用を終了(閉鎖)するための繰上償還基準についても、ETFの請求目論見書に定められており、具体的には、受益権の口数が一定数を下回る場合や、対象指標とするインデックスが廃止された場合などがあります。

上場廃止基準への抵触や上場廃止申請となると、まず上場廃止となるおそれのある「監理銘柄」へ、そして取引所による上場廃止決定後に「整理銘柄」へ指定され、やがて上場廃止となります。管理・整理銘柄であっても途中売却は可能です。

ETFの上場廃止については、日本取引所によると、2015年7月5日以来、国内ETFでは55本のETFが上場廃止となってきました。海外ETFもニュースになることが多く、冒頭のアーク社では、透明性で高い評価を受けた企業を投資対象とする「アーク・トランスパレンシーETF」(CTRU)が、2022年7月に同社としては初めての上場廃止(閉鎖)となりました。

641 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:04:51.75 .net
 
つづき



投資信託・ETFのリスクを判断する基準は

投資信託やETFにおけるリスクを判断する上で、運用成績の好不調のほかにも「投資家に一定程度の人気があるか」というのも一つの目安となります。わかりやすい判断材料としては、投資信託なら純資産総額が減り続けていないか、ETFなら日々の売買高が少なすぎないかなどに特に注目しておくとよいでしょう。

投資信託であれば、保有している大口の投資家による大量解約や、多勢の投資家による解約殺到など、まともな運用を継続できない状態になる可能性が高まります。市場でリアルタイム取引ができるETFについては、日々の取引(売買高)が少なすぎると、取引中に決定された価格そのものが信頼性に欠ける、取引ごとの価格の変動が対象指標と乖離しすぎるということにもなりかねません。

あまり人気のない商品、マイナーなインデックスに連動する商品を買ってみたくなることもあるかもしれませんが、積立投資家にとっては、このような投資信託やETFは資産形成に適していないかもしれませんので、商品選びの際には慎重に検討いただくことをオススメいたします。

642 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:05:54.55 .net
旧共産圏も続々導入 なぜF-35は欧州を席巻? 次期「NATO標準戦闘機」ほぼ決まりか

9/19(月) 6:12配信

 このところ、NATO(北大西洋条約機構)に加盟する各国のあいだで最新のステルス戦闘機F-35「ライトニングII」を採用する動きが相次いでいます。2021年末から10か月ほどのあいだにフィンランド、ドイツ、カナダ、チェコと4か国が立て続けに採用を決めています。



 もともとNATO加盟国にはF-16「ファイティングファルコン」を導入している国が多く、ゆえに同機を「NATO標準戦闘機」などと呼ぶこともあるほどでした。F-35はF-16と比べ、高性能ですが高価格な機体です。また導入後も維持運用には相応のコストがかかります。それにもかかわらず、NATO加盟国で採用が続いているのには、相応の背景があるようです。

 まずは、F-35という機体の開発の背景に目を向けてみましょう。昨今の軍用機開発には、多額の費用に加えてさまざまな技術が必要となるため、かつてのように一国で開発するのではなく、計画を主導する国のもとに複数の計画参加国が集まって開発を行うことが珍しくありません。

 F-35もそのようなケースで、アメリカやイギリスとそのほかの友好国が運用する既存の戦闘機、戦闘爆撃機、対地攻撃機などを置き換えるための、汎用性の高い機体を開発するという旗印のもと、誕生しました。

 その開発プロジェクトは「JSF(Joint Strike Fighter:統合打撃戦闘機)」計画と呼ばれました。計画の中心国はアメリカが務めましたが、費用の多少や技術的参加の程度、また、その他の協力姿勢により、開発に際しての発言力の大小を示すレベル分けが行われています。もっとも発言力の大きいレベル1がイギリス、続くレベル2にオランダとイタリア、レベル3にカナダ、トルコ、オーストラリア、ノルウェー、デンマーク、保全協力国としてシンガポールとイスラエルといった具合です。

比較的導入が容易な第5世代戦闘機として

 このように開発開始の時点で、すでにイギリス、オランダ、イタリア、カナダ、トルコ、ノルウェー、デンマークといったNATO加盟国が加わっていたのです。ゆえに、これらの国々でも将来的にはF-35が導入される見込みが立てられていたのは当然といえるでしょう。また、ライセンス生産あるいは部分生産が各国で行われるようになれば、平時の保守管理はもちろんのこと、有事のパーツ供給や機体そのものの提供などがスムーズに行われるようになるのは間違いないことです。

 つまりF-35は、開発の段階で、すでにNATO加盟国を含むアメリカの友好国に採用されるという宿命が与えられていたわけです。

 このような開発の背景をさらに後押ししたのが、既述した「NATO標準戦闘機」ことF-16の存在でした。

 F-16は性能面に優れているだけでなく、保守管理と操縦の容易さに加えて改修や改造を受け入れられるキャパシティー(高い発展性)を備えており、さらに実戦下のバトル・プルーフィングも済んでいる優秀な戦闘機です。しかし改修を施しても第4.5世代にまでしかレベルアップできないため、同機を装備する各国では、いずれより高性能な第5世代戦闘機を新たに採用するタイミングが来るのは明白でした。

 その際に、F-16と同じアメリカ製(というかアメリカ主体の国際開発)で、細かい部分では異なるものの、実質的にはその「上位互換」的な立場となるF-35は、まったく別開発の第5世代戦闘機を導入することを鑑みれば、F-16との「ハイ・ロー・ミックス」的な運用が、より容易となる機体で、導入しやすいといえるでしょう。

643 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:06:28.86 .net
 
つづき


ロシアのウクライナ侵攻が決定打に

 これだけでもF-35は採用国を増やすためのアドバンテージをかなり持っているといえますが、2022年2月にロシアがウクライナに侵攻したことが、NATO加盟国のあいだで同機を採用するのに追い風となったことも間違いありません。

 この非常事態に対して、アメリカを始めとしたNATO諸国はウクライナへの支援を続けていますが、かつてNATOの仮想敵であった旧ソ連系兵器を主体としたウクライナに、それまで運用経験がなく規格も異なるNATO規格の兵器類を急に提供しても即用できないため、開戦当初は、旧ワルシャワ条約加盟国で現在はNATOに加盟しているチェコやスロバキア、ポーランドといった旧共産圏の国々が、保有していた旧ソ連系兵器を提供するという事態になりました。

 これは、国際的な軍事同盟では常々議論されてきたインターオペラビリティ(相互運用性)の問題であり、それがより切実になった事例といえます。特に国防予算の問題などから高額なF-35の導入に二の足を踏んでいたNATO加盟各国も、「いずれは第5世代戦闘機を導入しなければならないし、ウクライナの件がインターオペラビリティの重要さを今更ながらに浮き彫りにしたし」と考えて、F-35の導入を決断した面も大きいのではないでしょうか。

 その結果、NATO加盟国に限定した場合、2022年9月現在、開発国アメリカ以外にイギリス、イタリア、ノルウェーがF-35の運用を始めているほか、カナダ、オランダ、デンマーク、ベルギー、ポーランド、フィンランド、ドイツ、チェコ、スペイン、ギリシャなどが調達を決定、もしくは導入を表明しています。

 同じく9月現在、NATO加盟国は30か国。そしてスウェーデンとフィンランドの2か国がほぼ加盟目前の状況です。そのなかで、F-35Aを導入ないし、導入決定や前向きであることを表明しているのは、前出の計15か国。すなわちNATO加盟国のほぼ半分の国がF-35を国防に用いようとしているといえるでしょう。

 そう考えると、F-16に続く次なる「NATO標準戦闘機」のあだ名は、間違いなくF-35に与えられることになりそうであり、もしかするとF-16以上の生産数となるかもしれない可能性もはらんでいるといえます。

644 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:07:55.51 .net
ウクライナ出身女性が募金活動 母国の凄惨な状況訴える<岩手県>

9/18(日) 19:04配信

戦禍で苦しむ母国の人を支援しようと、岩手県北上市に住むウクライナ出身の女性が募金活動を行いました。

募金は北上市和賀町で開かれたイベントで行われ、ウクライナ出身で市内に住むトムシンスカ・ナターリアさんが現地の凄惨な状況を訴えました。

北上市在住・ウクライナ出身 トムシンスカ・ナターリアさん
「撃たれた人も(避難する)バスの中にいたし、そのビデオを見た時に、あっダメだ。自分がなんとかしないとと思って」

会場ではナターリアさんの涙ながらの話に耳を傾けていた人たちが、「少しでも役に立てば」と次々に募金に協力していました。

募金した人
「日本だと起きない事でもウクライナは今、戦争が起きていて大変なんだなと思いました」

募金はナターリアさんが直接現地に送り、まきの購入費などに使われるということです。

645 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:08:46.46 .net
プーチン氏「早期停戦」に言及 ウクライナ反攻で実現に疑問

9/17(土) 8:42配信

 ロシアのプーチン大統領は16日、ウズベキスタン・サマルカンドでインドのモディ首相と会談し、ロシアによるウクライナ侵攻について「(インドの)懸念は理解する」と伝えた上で、「早期の停戦に努める」と述べた。

 プーチン氏が停戦に触れるのは異例。ただ、上海協力機構(SCO)首脳会議閉幕に際した直後の記者会見で「ウクライナ軍が反転攻勢を試みる中、東部ドンバス地方の作戦は終わらない」と警告しており、停戦の実現には疑問も残る。

 侵攻開始から半年以上が経過し、今月も北東部ハリコフ州でロシア軍が撤退を余儀なくされるといった戦況が続く。プーチン氏が特別軍事作戦と呼ぶ戦争の「出口」を示唆した背景には、欧米の兵器支援で勢いを増すウクライナ側で、停戦を求める声がトーンダウンしていることへのいら立ちがありそうだ。

 会談でモディ氏は「今は戦争の時ではない」と侵攻を批判。来年のSCO首脳会議の議長国でもあり、米国と関係を深める民主主義陣営の立場から、苦言を呈したとみられる。対するプーチン氏は「ウクライナが停戦交渉を拒否し、目的を軍事的に達成しようとしている」として、長期化の責任を転嫁した。

646 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:09:29.21 .net
アゼル・アルメニア間の調停に向けた「手段」ある=ロシア大統領

9/17(土) 2:21配信

旧ソ連構成国のアゼルバイジャンとアルメニアの間で発生した軍事衝突を巡り、ロシアのプーチン大統領は16日、調停仲介に向けた「手段」を有していると述べた。

一方、アゼルバイジャンのアリエフ大統領は16日、ウズベキスタンのサマルカンドで開催された上海協力機構(SCO)首脳会議の際にプーチン大統領と会談し、アルメニアとの国境紛争は「安定化」し、ここ2日間は停戦状態にあると述べた。

ただプーチン大統領は、緊張緩和は「良いこと」だが、状況はまだ緊迫しているとの見解を示した。

一方、インタファクス通信によると、アルメニアの高官はロシア主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構(CSTO)」の対応に不満を表明。アルメニアはCSTOに介入を要請したが、現時点では調査団の派遣にとどまっている。

アルメニア政府によると、プーチン氏はこの日、アルメニアのパシニャン首相と軍事衝突について電話で協議したほか、パシニャン首相もフランスのマクロン大統領およびブリンケン米国務長官と協議したという。

フランス大統領府は、アルメニアの領土保全と主権に対するフランスの支持を再確認したと発表した。

アゼルバイジャンとアルメニアの両国によると、今回の軍事衝突では200人以上の兵士が死亡した。

647 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:10:40.34 .net
米、中ロの「足並み」けん制 日本参画のサハリン2に否定的 ドンフリード国務次官補インタビュー

9/17(土) 7:50配信

 ドンフリード米国務次官補(欧州・ユーラシア担当)は15日、時事通信の単独インタビューに応じ、ロシアのプーチン大統領と会談した中国の習近平国家主席に対し「ウクライナに全面侵攻したロシアと足並みをそろえないことが重要だ」とけん制した。

 また、制裁に苦しむロシアに中国が軍事支援を提供しないよう注視していくと述べた。

 ドンフリード氏は、ウクライナ情勢をめぐり「中国側とさまざまなレベルで対話を継続し、ロシアの行動が根本的に間違っていると明確にしてきた」と説明。「これはウクライナの存立、世界の安定と主権、領土保全の原則に関わる問題だ」とも強調した。

 ウクライナ軍が今月に入って北東部ハリコフ州などで攻勢に転じたことについては、「この目覚ましい成功は、ウクライナ人が数カ月の間に示してきた勇気と立ち直る力のたまものだ」と称賛した。

 一方、戦争終結への出口戦略に関しては「(ウクライナの)ゼレンスキー大統領とバイデン大統領は、ウクライナがロシアとの交渉のテーブルに着いたとき、できるだけ強い立場にいることがその方法だと明言している」と指摘。ただ「現時点でロシアは誠実な交渉に関心を示していない」と述べた。

 日米欧の先進7カ国(G7)は、ロシア産石油の取引価格に上限を設ける追加制裁を導入する方針で合意している。ドンフリード氏は「対ロシアでの日本の協力に多大な感謝を表する」としつつも、日本企業が参画するロシア極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」について「ロシアの行動は、エネルギーに関し信頼できるパートナーでも供給者でもないことを示し続けている」と否定的に言及した。

 さらに「プーチン氏がエネルギーの供給で戦争資金を調達するのを阻止し、エネルギー価格の高騰も抑えなければならない」として、ロシアを一層の孤立に追い込むことが非常に重要だと念を押した。

648 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:11:35.11 .net
プーチン大統領、ウクライナのインフラ標的にさらなる攻撃を警告

9/17(土) 4:14配信

ロシアのプーチン大統領は16日、ウクライナで非軍事インフラへの攻撃を強化すると威嚇し、侵攻継続の決意を表明した。ここ最近、ロシア軍の形勢は7カ月に及ぶウクライナ軍事作戦で最大級の劣勢に逆転している。

ウクライナがロシアに掌握されていた領土の最大10%を奪還したと表明して以降、プーチン氏がこの問題に関して公に発言するのはこれが初めて。同氏はウクライナの反撃に関して、「状況がどうなるのか見てみないと分からない」と述べ、他の地域ではロシア軍の進軍は続いていると指摘した。

「ここ最近、ロシア軍は重要なターゲットをいくらか攻撃した」とプーチン氏はウズベキスタンのサマルカンドでロシア・メディアの記者団に発言。「状況がこうした方向にさらに発展すれば、われわれの対応は一段と深刻なものになる」と述べた。同氏は上海協力機構(SCO)首脳会議に出席するため、ウズベキスタンを訪問した。

プーチン氏はロシアの軍事作戦は「緩やかなペースながらも、着実に進んでいる」とし、ロシアは軍事力の「一部しか」使っていないと主張。「ロシア軍はどんどん新たな領土を掌握している」と続けた。

649 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:13:10.99 .net
焼け焦げた飼い主の部屋の前で、ネコたちは…… ウクライナ

9/17(土) 8:00配信

 焼け焦げ、崩れ落ちた集合住宅の前を歩き回るネコたちは、かつて飼い主と住んでいた場所から離れがたいのだろうか。



 ウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊ホストメリ。ロシア軍は町にある空港に侵攻開始とともに降り立った。激戦地となり、集合住宅も攻撃を受けた。1階の住人ティナ・オルジャフスカさんはネコ15匹、犬3匹と暮らしていた。戦闘から逃れるため、住民たちはティナさんに地下壕(ごう)に移動するよう促したが、「動物たちを放っておけない」と拒み、自宅にとどまったという。

 ティナさんと同じ棟に住んでいたアレクサンドラさんは、3月上旬にティナさんの部屋の前に止められた、弾薬を積んだロシア軍のトラックが爆発し、激しく炎を上げながら燃えていたのを目撃した。

 ロシア軍撤退後、片付けをしていた作業員がティナさんの遺体を見つけたのは、8月10日ごろだった。現在、ネコを気に掛けた近隣住民やボランティアたちが、餌を与えに定期的にこの場所を訪れている。

 ネコたちは餌をもらったり、歩き回ったりするが、かつてティナさんが住んでいた部屋の前に来ると座り、一休みする。ガラスが割れたその部屋は真っ黒に焦げ、前にはがれきが散乱していた。

650 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:14:20.19 .net
原発の主要送電線1本復旧 IAEA、供給改善

9/18(日) 5:53配信

 国際原子力機関(IAEA)は17日、ロシアが占拠するウクライナ南部ザポロジエ原発で、戦闘によって損傷した主要送電線4本のうち1本が復旧し、原発に電力を供給しているとの声明を発表した。

 ザポロジエ原発は11日に唯一運転していた6号機を止め、6基全てが停止した。原子炉冷却などのため電力が必要で、予備送電線で対応していた。ウクライナの送電網と直接つながる主要送電線が復旧し、電力供給の状況がさらに改善した。

 ザポロジエ原発を巡っては、周辺での攻撃が大事故につながることが懸念されている。

651 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:15:04.19 .net
ゼレンスキー大統領が国連総会で特例のビデオ演説へ ロシアの反対認めず

9/17(土) 12:22配信

 国連総会は来週から始まる一般討論演説で、ウクライナのゼレンスキー大統領がビデオ演説を行うことを特例として認めました。

 ゼレンスキー大統領はニューヨークを訪れ、国連総会で演説することを目指してきましたが、現在の戦況を踏まえて渡米は不可能と判断しました。

 一般討論演説は出席しての演説が原則ですが、コロナ禍でビデオ演説も総会の決議によって許可されてきました。

 ゼレンスキー大統領のビデオ演説についてはロシアをはじめ、7カ国が反対しましたが、賛成多数で特例が認められました。

 ゼレンスキー大統領は21日にビデオ演説を行う予定です。

652 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:16:01.86 .net
岸田首相が国連総会で訪米へ 核軍縮・対ロシアで成果どこまで…守勢の中、“得意”の外交で存在感発揮は

9/19(月) 5:01配信

岸田首相は19日から22日にかけてアメリカ・ニューヨークを訪問する。新型コロナの影響で、3年ぶりに対面での出席となる国連総会で演説する予定だ。長期化するロシアによるウクライナ侵攻などで国際秩序の根幹が脅かされている中、国連改革などで日本の取り組みを発信し、国際社会への貢献をアピールしたい考えだ。



岸田首相は「ロシアによるウクライナ侵略をはじめ、国連は試練のときを迎えている。国連がより大きな役割を果たせるよう積極的に働きかけを行っていく」(14日)と国連総会出席への意気込みを語っており、どのような成果を残せるか注目される。

岸田首相のライフワーク“核軍縮”で議論主導できるか

国連総会にあわせて岸田首相は「包括的核実験禁止条約」(=CTBT)の会合を主催する予定だ。CTBTとは地下から宇宙まであらゆる場所での核兵器の実験的爆発などを禁止する条約だ。しかし、アメリカ、中国、インド、イランなどの条約批准の見通しが立っておらず、発効に至っていない。

条約発効への機運を高めるため、これまで外相レベルで会合を重ねてきたが、岸田首相が8月に訪米した際に「CTBTの議論を今一度呼び戻す」と宣言し、今回初めて首脳レベルに格上げする形だ。

政府関係者は「核軍縮・不拡散は総理のライフワークだ」「灯を絶やさないようにできることは何でもやる」などと意気込むが、ウクライナ情勢の緊迫が続く中、条約発効への道のりは厳しい状況だとの見方も強い。各国首脳が集まる国際会議の場で、被爆地・広島出身の岸田首相が核軍縮の議論をどう主導していくのか注目される。

トップ会談でウクライナ情勢打開は
訪米中には各国首脳とのバイ会談(2国間の会談)も調整されている。首相周辺は「安全保障上重要となる各国の首脳と、個別の対話の時間を持つことが必要だ」と話していて、岸田首相の得意分野とされる外交の舞台で存在感を発揮したい考えだ。複数の外交関係者によると、アメリカのバイデン大統領のほか、イギリス、ドイツ、カナダなどの主要国に加え、トルコ、フィンランド、フィリピンなどとの個別の会談や協議が調整されている。

相次ぎ予定されるトップ会談の念頭にあるのはロシアだ。ロシアによるウクライナ侵攻後、フィンランドは、従来の「軍事的中立」の立場から大きく舵を切り、北大西洋条約機構(=NATO)への加盟手続きに入っているほか、トルコはロシアとウクライナとの停戦協議を仲介する立場にある。岸田首相としては、国連総会の大きなテーマであるウクライナ情勢の打開に向けた協議を各国と深めたい考えだ。

さらに、イランやパキスタンといったCTBTを批准していない国との個別会談も検討している。岸田首相は「イラン核合意の遵守に向けた対話の進展に向けて貢献していく」(8月の訪米時)との決意で、首相自身が主催するCTBT首脳級会合に加え、個別にトップ会談を行うことで「核軍縮・不拡散」の機運を着実に高めたい考えだ。

653 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:16:33.69 .net
 
つづき


守勢の岸田首相 得意の外交で存在感発揮は

複数の政府関係者によると、アメリカ訪問の最終日には、ニューヨーク証券取引所での講演を調整しているという。温室効果ガスを排出しないエネルギーに転換することによる成長戦略(=GX)や、デジタル技術活用による新たなビジネスモデル創出の促進(=DX)、スタートアップ企業支援など岸田政権の取り組みをアピールし、日本がこれからも成長できるということを海外の投資家に発信するものとみられる。

さらに寿司、和牛、日本酒などでニューヨークの政財界の要人に「おもてなし」を行うことで、日本食の魅力を世界に発信するイベントも予定されている。新型コロナの水際対策が緩和される中、インバウンド消費回復の呼び水にしたい狙いがある。

首相就任からまもなく1年となる中、旧統一教会を巡る問題や世論を二分する国葬などで内閣支持率は下落傾向にある。首相周辺は「発信はしているが、総理の掲げる『新しい資本主義』がどういうものか、いまひとつ浸透していないことが課題だ」との認識を示した。10月には臨時国会を控え、野党の厳しい追及が予想される中、得意分野とされる外交でどこまで存在感を示せるか、岸田政権の今後を占う意味でも、重要な舞台となる。

654 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:17:25.12 .net
ロシアへの経済制裁は一体どの程度効いているか

9/19(月) 7:01配信

 地経学ブリーフィングでは、過去3回にわたって、ロシアのウクライナ侵攻は「新しい戦争」という側面があったのかについて、論じてきた。



 8月29日の齊藤論文(「戦場と民間の接近」ウクライナ侵攻が示した側面)では民間企業や一般市民が戦場に参加している点に着目し、9月5日の佐藤論文(ロシア・ウクライナ戦争が世界に刻みつけた教訓)では認知戦、法律戦、そして「ストック」と「フロー」の戦いという点で新たな教訓が得られる戦争だと明らかにした。9月12日の小泉論文(ウクライナ戦争が古典的な戦いになった3つの訳)では新しい点はありながらも古くさい戦争である点に特徴があることを示した。

 本稿では、対ロ制裁に焦点を当て、経済制裁が戦争にもたらす影響を検討してみたい。

■抑止力にならなかった経済制裁

 ロシアがウクライナ国境に兵力を集め、侵攻が今にも始まるという段階で、アメリカは早々にウクライナへの派兵を否定し、武力によってロシアの侵攻を阻止するという選択肢を捨てていた。しかし、その代替手段として、厳しい経済制裁を科すと宣言をすることでロシアの行動を抑止しようとしていた。

 こうした経済制裁による脅しが抑止効果を持たなかったのは驚くことではない。一般的に、経済制裁は経済的合理性に訴え、制裁が実行されれば経済的損失を招くことになるから行動を控えよ、というメッセージを発するものである。

 しかし、戦争を開始するということは、経済的合理性に基づくものとは限らず、ロシアのウクライナ侵攻も、経済的合理性よりは、ロシアの安全保障上の要請や、領土拡大といった野心によって突き動かされているものである。つまり、経済的合理性を上回る理屈で戦争を始めようとするロシアを経済制裁で抑止することは無理な注文であったと言えよう。

■早く、固く、広い制裁だが強くはない

 ロシアのウクライナ侵攻が始まってすぐにG7を中心とした西側諸国は、異例の早さで経済制裁を実施することを決断した。2月24日に大規模な侵攻が始まった直後、国ごとに第1弾の制裁を実施したが、G7においては3月11日(日本時間12日)に共同声明が出され、その後も引き続きG7で歩調を合わせた制裁の強化が実施された。日本も2014年のクリミア半島の占拠に対する制裁では遅れて参加したが、今回はG7の迅速なとりまとめに対応し、ほかのG7諸国からの高い評価を受けることとなった。

655 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:17:51.32 .net
 
つづき


 また、迅速に決定されたにもかかわらず、西側諸国の結束が乱れていないのも今回の制裁の特徴である。経済制裁は後でも述べるように自国の経済にも大きな損害を与える可能性があり、さらにはロシアの報復も想定されるため、各国は自国の利益を優先して、制裁に及び腰になる可能性もある。

 しかし、今回はロシアの国際法違反というだけでなく、ブチャの虐殺のような残忍で非人道的な行為に対する社会的な批判も強く、各国が経済的な損失のリスクを抱えながらも、さまざまな制裁措置を実施することで歩調を合わせている。

 さらに、制裁のメニューもほかの制裁にはない広範な制裁となっているのが特徴的である。金融制裁、とりわけSWIFTからロシアの銀行を切り離し、ロシア連邦中央銀行の国外資産を凍結し、ロシア国債の外貨での起債に制限をかけるといった措置を取っただけでなく、暗号資産の取引の制限強化や奢侈品(ぜいたく品)の規制、半導体などのハイテク製品の規制、新興財閥(オリガルヒ)などプーチン政権に関与する個人や団体の資産凍結など、さまざまな制裁が盛り込まれた。加えて、ロシアの航空会社の乗り入れ禁止やロシア人旅行者に対するビザ発給の優遇条件の撤廃といったメニューまで含まれる広さがある。

 ただ、ロシアの天然ガスに依存している欧州各国は、その輸入をいきなり止めることはできず、ロシア経済に決定的なダメージを負わせることはできていない。過去の制裁は、イランにしても、北朝鮮にしても、いずれも西側諸国から見れば依存度が低く、制裁を実施しても、自国の経済へのダメージは小さい制裁対象であった。

 しかし、ロシアはそれらの国々とは比較にならないほど大きな貿易相手であり、とりわけ化石燃料や鉱物に関しては、欧州各国はロシアに強く依存している状況であった。それだけに、制裁を実施することで、自らの経済への影響が甚大であるという点は、これまでの制裁では見られなかった状況である。

656 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:18:19.02 .net
 
つづき


 それゆえ、今回の対ロ制裁は、ほかの制裁と比較しても「強い」制裁とは言えず、その結果、ロシアの経済に十分なダメージを与えるということは難しい制裁でもある。

■制裁の目標設定

 これまでの制裁は、それによって対象国の行動変容を促し、制裁の対象となっている行為を止めさせ、交渉のテーブルに着かせることを目的としていた。イランや北朝鮮に対する制裁は、制裁解除と引き換えに核開発を止めさせることを目的としていた。イランに対しては2015年のイラン核合意が成立したことで、制裁は一定の効果があったと認められるし、北朝鮮に対しても、一度は六者協議という場を設定することはできた(現在ではその枠組みは機能していないが)。

 北朝鮮の制裁に限らず、多くの経済制裁は、十分な成果を上げているとは言いがたいが、今回のロシアに対する制裁では、ロシアの行動変容を促すようなことが困難だと言える。すでに述べたように、ロシアに強く依存している欧州各国は、制裁を実施しながら、同時にロシアからの天然ガスを輸入し、その代金を支払っているだけでなく、ロシアは戦略的に天然ガスを「武器化」し、欧州各国を脅している。

 また、制裁によってロシア経済を破綻させるや、その結果として国民の不満が高まり、政権転覆や政策変更を求めることも困難である。なぜなら、ロシアに経済的な打撃を与えたとしても、国民の不満は強権的に抑圧され、市民のデモや反体制運動は抑え込まれ、ロシア指導部に影響を与えるのが困難だからである。

■「弾切れ」状態にするのが1つの目的

 では、ロシアに対する制裁の目的は何であろうか?  それは、ロシアが戦争を遂行するうえでのコストを高めること、そして継戦能力を奪うことである。この点でとりわけ重要になるのが、半導体などのハイテク製品の輸出制限と、外国でのロシア国債の起債の制限である。

 ソ連崩壊後のロシア経済は西側諸国のサプライチェーンに強く依存している。とくに、ロシアの半導体産業は事実上存在しないというほど国際競争力がなく、半導体製造は台湾のTSMCにほぼすべて依存している。また航空機などの部品も西側諸国に依存しており、ロシア製のドローンで使われている電子部品などは、西側諸国の電化製品などから流用したものであるとの報道もある。制裁によって武器の調達だけでなく、部品の調達ができないことでロシア国内での兵器生産に影響を与え、「弾切れ」状態にするというのが制裁の1つの目的である。

657 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:18:43.96 .net
 
つづき


 また、ロシアは原油や天然ガスを中国やインドに売ることで継続的に外貨収入を得ることができるとはいえ、膨大な戦費や占領地における「ロシア化」に必要な費用など、これまでのような原油や天然ガスの収入だけでは十分賄えない状況にある。原油価格の高騰で一定の収入は確保できているとはいえ、原油は大幅に安売りせざるをえず、戦費を調達するのは困難である。

 そのため、戦時国債を発行せざるをえない状況にあるが、制裁によって、そうした資金調達には高いハードルが設けられている。つまり「資金不足」によって継戦能力を奪うというのが制裁の目的となる。

■対ロ制裁からの教訓

 今回の対ロ制裁から日本が学ぶ点は多いが、何よりもまず重要な点は、潜在的に対立する国への過度な依存は大きなコストを伴うというものである。日本ではサハリン2の問題などはありつつも、欧州諸国ほどロシアに依存していなかったことで、自らの経済に対する影響はそれほど大きくはなかった。しかし、それでも原油価格や天然ガスの価格は高騰し、ただでさえ物価状況局面にある中で、さらなる物価高をもたらすこととなった。その意味でも経済安全保障の観点から、潜在的対立国への過度な依存は早急に解消すべき問題である。

 もう一点は潜在的対立国が自国の経済にどの程度依存しているのかを把握することである。ロシアの継戦能力を奪うという目標設定からすれば、最も効果があるのはロシアが強く依存している半導体や西側諸国の部品の供給停止であり、金融制裁である。

 こうした制裁のメニューは、ロシアがどの程度西側諸国に依存しているかを把握したうえで効果を発揮する。そのためにも、潜在的対立国との経済関係は維持しつつ、相手が自国に強く依存するような状況をいかに作れるのか、ということが戦略的課題となる。日本はまだ他国にはまねできない製品を作る能力は残っている。その強みや「不可欠性」を強化し、他国が依存する状況を創り出すことこそ、制裁の効果を上げる手段なのである。

658 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:20:35.86 .net
ロシアの仲介力低下か 首脳会議中にキルギス、タジキスタン軍事衝突

9/17(土) 20:27配信

 ロシアのインタファクス通信によると、中央アジア・キルギスとタジキスタンの国境で両国軍の衝突が起き、キルギス政府は16日、24人が死亡、87人が負傷したと明らかにした。

 両国大統領はウズベキスタンのサマルカンドで中ロ首脳も出席して開かれた上海協力機構(SCO)首脳会議で、互いに部隊を撤収させることで合意したが、戦闘はその後も続いた模様だ。

 ソ連時代にひかれたキルギスとタジキスタン国境をめぐっては、地域の民族構成が複雑で、キルギス領に囲まれたタジキスタンの飛び地が生じるなどして1991年に両国が独立してから争いが続いた。

659 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:22:08.68 .net
習主席とプーチン大統領〝共倒れ〟も 中露首脳会談、連携協調も温度差 ロシアの手の内見透かす米国「核のボタン」事前の察知に自信

9/17(土) 17:00配信

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と、中国の習近平国家主席(総書記)が15日、ウズベキスタン・サマルカンドでの上海協力機構(SCO)首脳会議に合わせて会談した。中露首脳が対面で会談するのは2月上旬以来で、同月下旬のロシアのウクライナ侵攻後では初めて。表面上は「連携姿勢」を強調したが、ウクライナでの敗色が強まるプーチン氏は崖っぷちに立たされている。習氏も「共倒れ」を避けるために距離を置き始めたようだ。ジャーナリストの長谷川幸洋氏の最新リポート。

ロシアのプーチン大統領と中国の習主席が15日、ウズベキスタンで会談した。ウクライナによる反転攻勢は、ロシアだけでなく、中国にとっても「手痛い打撃」であることが赤裸々になってしまった。

会談冒頭、プーチン氏は「ウクライナの危機について、中国のバランスのとれた立場を高く評価する」と述べる一方「この問題で、中国が疑問と懸念を抱いていることを理解する。ここで詳細に説明したい」と述べた。

これは驚くべき発言である。侵略戦争をめぐって、プーチン氏が「オレは負け始めているが、心配するな」と言ったも同然であるからだ。

本来ならば、プーチン氏は中国に対して「軍事支援」を懇願し、可能ならば「核の使用」についても、事前に中国から「暗黙の同意」を得たかったはずだ。ところが、支援を求めるどころか、形勢不利に傾いている戦況について、説明しなくてはならないハメに陥ってしまった。

これでは、とても核使用について中国の出方を探るどころではない。「準同盟関係」と言っていい中露の親密な関係を維持するのが精いっぱいだったのだ。こんな発言から始まった両者の関係は、会談前から、かなりの緊張と腹の探り合いが始まっていた、とみていい。

習氏が、プーチン氏の説明に納得したかどうかは分からない。だが、疑心暗鬼が解消されたとは思えない。

少なくとも、当面は戦況が劇的にロシア有利に逆転する見通しはないからだ。それどころか、ロシアが敗北を喫したら、どうなるか、習氏は心穏やかではないだろう。

開戦前の2月、両氏は北京で会談し、中露両国の「無制限の友好関係」を約束した。ところが、もしもロシアが敗北して、プーチン氏の政治的立場が揺らいでしまったら、直ちに習氏の政治基盤を直撃する。「戦略判断の誤り」が明確になるからだ。

いまは、圧殺しているものの、中国国内には「プーチンと手を切れ」という批判も表面化していた。10月の共産党大会を控えて、再び水面下で習氏批判が起きる可能性も否定できない。

党大会で「総書記3選」を目指す習氏とすれば、もともと、ロシア支援にかじを切るわけにもいかなかった。ロシアに肩入れすれば、「共倒れ」になるリスクがあったのだ。

そんななか、プーチン氏が頼ったのは北朝鮮だ。

米国防総省は、ロシアが北朝鮮からロケット弾や砲弾など数百万発を入手する見通し、と暴露した。北朝鮮が10万人規模の志願兵を派遣する、という情報もある。事実なら、両国は国連の制裁決議違反になるが、もはや、なりふり構わずだ。それほどロシアは追い詰められている。

13日付のニューヨーク・タイムズによれば、今回の攻勢はウクライナ単独の作戦ではなく、最初から米英両国と密接に協議したうえでの共同作戦だった。だからこそ、8月24日という作戦開始直前のタイミングで、米国は大規模な軍事支援を発表した。

北朝鮮との関係暴露が物語るように、米国はロシアの手の内を見透かしている。核のボタンに手を伸ばそうとしても、米国には事前に察知する自信があるのだろう。

ロシア国内でもプーチン批判が高まっている。いよいよ、プーチン氏は「八方塞がり」になってきた。

660 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:22:58.54 .net
ロシア軍、ウクライナで圧迫なら強硬に対応=プーチン氏

9/17(土) 2:37配信

ロシアのプーチン大統領は16日、ロシアがウクライナで進める「特別軍事作戦」を急いでおらず、目標は変わっていないと述べた。ウクライナのこのところの反転攻勢については受け流したものの、ロシア軍が一段の圧力にさらされればさらに強硬に対応すると警告した。

プーチン氏はウズベキスタンで開催されていた上海協力機構(SCO)首脳会議閉幕後に記者団に対し、ロシアを分裂させようとする西側諸国の試みを阻止するために、ウクライナに対する特別軍事作戦が必要になっていると表明。「ウクライナ当局は積極的な反転攻勢をかけていると発表しているが、どのような展開をたどり、どのように終了するか見届けたい」と述べた。

ウクライナ軍はこのところ南部と東部で反転攻勢を強め、ロシア軍の制圧下にあった領土を奪還。ロシア軍はウクライナの電力供給網やダムなどのインフラに対する攻撃を強めている。プーチン氏は、こうした攻撃が一段と強化される可能性があると述べ、「こうした状況が続けば一段と深刻に対応する」と警告。ロシア軍はウクライナの別の地域を制圧しつつあるとの見方を示した。

ロシアがウクライナに対して実施している「特別軍事作戦」を修正する必要があるかとの質問に対しては「この作戦は修正の対象にはならない」とし、「主な任務に変更はなく、実行に移されている。主要な目標はドンバス全域の解放だ」と語った。

プーチン氏がウクライナ軍の反転攻勢について公の場で発言するのは今回が初めて。

プーチン氏はこのほか、トルコのエルドアン大統領は常にウクライナのゼレンスキー大統領との会談を提案しており、仲介に「重要な貢献」をしているとし指摘。一方、ゼレンスキー大統領には和平交渉を行う用意がないとの見解を示した。

661 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:24:31.61 .net
プーチン大統領、ウクライナのインフラ標的にさらなる攻撃を警告

9/17(土) 4:14配信

ロシアのプーチン大統領は16日、ウクライナで非軍事インフラへの攻撃を強化すると威嚇し、侵攻継続の決意を表明した。ここ最近、ロシア軍の形勢は7カ月に及ぶウクライナ軍事作戦で最大級の劣勢に逆転している。

ウクライナがロシアに掌握されていた領土の最大10%を奪還したと表明して以降、プーチン氏がこの問題に関して公に発言するのはこれが初めて。同氏はウクライナの反撃に関して、「状況がどうなるのか見てみないと分からない」と述べ、他の地域ではロシア軍の進軍は続いていると指摘した。

「ここ最近、ロシア軍は重要なターゲットをいくらか攻撃した」とプーチン氏はウズベキスタンのサマルカンドでロシア・メディアの記者団に発言。「状況がこうした方向にさらに発展すれば、われわれの対応は一段と深刻なものになる」と述べた。同氏は上海協力機構(SCO)首脳会議に出席するため、ウズベキスタンを訪問した。

プーチン氏はロシアの軍事作戦は「緩やかなペースながらも、着実に進んでいる」とし、ロシアは軍事力の「一部しか」使っていないと主張。「ロシア軍はどんどん新たな領土を掌握している」と続けた。

662 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:25:36.41 .net
プーチン与党“圧勝”報道の裏側 野党議員が語る弾圧の実態

9/17(土) 23:20配信

プーチン与党“圧勝”報道の裏側は

ウクライナで終わりがみえない攻防が続くなか、ロシア国内では、侵攻後初めてとなる選挙が行われました。国営メディアは、プーチン大統領を支える与党「統一ロシア」がおよそ8割の議席を獲得し圧勝したと報じました。しかし…

野党議員:「これはロシアの現実を反映していないと思います。いまや地方議会でも野党への弾圧が強くなっているため、野党から立候補する人が少なくなっているのです」

プーチン大統領の故郷、サンクトペテルブルクの地方議員の男性は、今週、罰金刑を言い渡されたといいます。

野党議員:「私は最初から彼がウクライナでやっていることを支持していません。どうにかしてプーチンを解任させることはできないかと」

この野党議員らは、プーチン大統領の解任を要求したのです。その提案書には65人の地方議員が署名したといいます。

2月の侵攻開始後、ロシア軍に関する「偽情報」などを流した場合、最高15年の禁錮刑を科す法律が成立しました。それをもとに今回の選挙でも野党は厳しい弾圧にさらされ、首都のモスクワでは立候補する人が前回から1000人も減りました。

一方、与党「統一ロシア」にも異変が…

記者「ここは『統一ロシア』の本部ですが、Zという印はあまり大きく描かれていません」

侵攻を支持する「Z」の印。本部では小さく描かれていましたが、他の事務所ではほとんど見られませんでした。ロシアでは、国民のおよそ2割が、「統一ロシア」の支持者だといわれていますが、実際にはかなり少なくなっているといいます。にもかかわらず、今回の選挙ではおよそ8割の議席を獲得しました。ウクライナ侵攻後、野党に対する弾圧はさらに酷くなっているといいます。

野党議員:「反プーチンの我々はこれまで何度も警察に拘束され、何度も裁判所に呼び出されてきた。さらに、議会の最中に爆発がおきて、4名の野党議員がけがをしたこともあります。今こそ我々議員は、自分の立場を表明するべきだと思います。考えを人々に知らせるべきだと」

663 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:27:12.73 .net
トルコとシリアが接触、ロシアは段階的に軍撤退=関係筋

9/16(金) 8:39配信

トルコの国家情報機構(MIT)トップ、ハカン・フィダン氏は過去数週間、シリアの首都ダマスカスで同国の情報機関トップ、アリ・マムルーク氏と複数回協議を行っている。関係者4人がロイターに明らかにした。

両国の接触は、ウクライナ戦争の長期化に備えたロシアのシリア政策の転換を反映していると関係者らは指摘する。

トルコ治安当局者によると、シリアのアサド政権の後ろ盾であるロシアは、ウクライナ戦争に注力するためにシリアから軍を段階的に撤退させており、シリアにおける「政治的解決を加速させる」ため、トルコに対してアサド政権との関係正常化を要請した。

シリア情報筋によると、ロシアはウクライナでさらなる軍展開が必要になった場合に備え、シリアでの立場を明確にしようとしており、トルコとシリアに交渉開始を促した。

ただ、トルコとロシアは、ロシア軍が撤退した後、政府の統治地域で既に広範囲に配備されているイラン支援勢力が影響力を拡大することを望んでいないという。

664 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:28:13.33 .net
厳戒の中、英女王国葬迫る 各国元首ら、国王へ弔問

9/19(月) 7:17配信

 エリザベス英女王の国葬が19日午前11時(日本時間同午後7時)に迫る中、ロンドン市内は18日、大規模な交通規制が敷かれ、厳戒態勢に入った。チャールズ国王夫妻は18日夜、天皇陛下を含めた海外からの参列者らをバッキンガム宮殿に招き、弔問を受けた。

 バッキンガム宮殿でのレセプションには、バイデン米大統領ら各国首脳も数多く出席し、市民が近づくことは禁じられた。バイデン氏はこれに先立ち、遺体を納めたひつぎが安置された英議会議事堂のホールをジル夫人と共に訪れ、胸の前で十字を切って祈った。ウクライナのゼレンスキー大統領夫人もホールに追悼に訪れた。

665 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:29:21.60 .net
ロシア安保トップが18日から中国訪問、戦略安保協議に出席

9/19(月) 8:14配信

中国外務省は18日、ロシアのニコライ・パトルシェフ連邦安全保障会議書記が18日から2日間の予定で中国を訪問し、安全保障関連の会議に出席すると発表した。

パトルシェフ氏は、中ロの戦略安全保障協議および法執行安全保障協力会議に出席するとしている。

15日には中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領がウズベキスタンのサマルカンドで会談。プーチン大統領はウクライナ情勢を巡る中国側の疑問や懸念を理解していると述べている。

666 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:33:14.41 .net
旧ソ連諸国で情勢不安定化 ロシア、軍をウクライナ動員で

9/16(金) 18:42配信

 米シンクタンク、戦争研究所は15日の戦況分析で、ロシアがウクライナ侵攻に伴い旧ソ連諸国の基地に駐留する部隊を動員したことで、同諸国でロシアの影響力が弱まり、地域情勢が不安定化している可能性を指摘した。



 ウクライナ侵攻後に中央アジアのタジキスタンとキルギスの国境での軍事衝突や、アルメニアとアゼルバイジャンとの間で係争地ナゴルノカラバフを巡る争いが再燃している。

 戦争研究所は欧米メディアを引用し、タジキスタンのロシア軍基地からは約1500人がウクライナに派遣され、さらに600人が動員される予定とした。

667 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:34:43.91 .net
プーチン氏、ウクライナとの「合意」拒否し侵攻か 側近が報告も

9/17(土) 5:01配信

 ロシアのプーチン大統領が2月のウクライナ侵攻開始時に、ロシア側が求めるウクライナの北大西洋条約機構(NATO)非加盟について「ゼレンスキー政権とロシア側で合意した」との報告を側近から受けていた可能性が浮上した。ロイター通信が14日に伝えた。ただし、プーチン氏は側近が勧めた合意の受け入れを拒否し、本格的な侵攻に突き進んでいったという。



 ロイターは「プーチン政権に近い関係筋3人」の話として伝えた。事実なら、一部のロシア高官も侵攻回避に向けてぎりぎりまで努力していたことになる。

 報告をしたとされる側近は、ウクライナ出身のコザク大統領府副長官。プーチン氏が故郷サンクトペテルブルクの副市長をしていた1990年代からの側近とされる。

 コザク氏はウクライナ側との暫定合意により、「ウクライナの占領の必要はなくなった」とプーチン氏に訴えたが、プーチン氏はこれを無視したとみられる。

668 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:36:47.39 .net
ロシア、ドル建て債利払いをルーブルで実施=財務省

9/18(日) 17:26配信

ロシア財務省は16日、ドル建て債2本の利息として70億ルーブル(1億1720万ドル)を連邦証券保管振替機関(NSD)に送金したと発表した。

利払いを実施したのは2023年満期債と43年満期債。

米国および大手格付け会社ムーディーズは、ロシアが6月下旬に約1世紀ぶりに外貨建て債でデフォルト(債務不履行)を起こしたと指摘している。だがロシアはデフォルトはしていないと主張している。

次の外貨建て債の利払いは9月21日。

669 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:37:58.46 .net
「欧州債務危機」再来か…緊縮財政国と過剰債務国で深まる溝

9/18(日) 17:01配信

本記事は、フランクリン・テンプルトン・ジャパン株式会社が9月1日に配信したレポート『マクロ見通しー現実味を増すインフレ加速と景気後退』より一部を抜粋したものです。

<<>>

欧州経済…「景気後退」のリスク高まる
[図表1]米国と欧州における4品目のインフレ寄与度 出所:米労働統計局とユーロスタットに基づくブルームバーグ・エコノミクス期間:2021年1月~2022年6月30日

率直にいえば、欧州のマクロ経済の先行きは厳しい状況にあります。ブランディワイン・グローバルのディレクター・オブ・グローバルマクロ・リサーチであるフランシス・スコットランドによると、まだ先のこととはいえ、景気後退のリスクは高くなっています。

しかし、状況はそれ以上に悪く、まず、イタリアの政治危機をきっかけにEUにおける分断リスクが高まっています。こうしたリスクは深刻なエネルギーショックや天然ガスの戦時割り当てという状況下で生じています。

我々はECBのクリスティーヌ・ラガルド総裁を支持していますが、ラガルド総裁は今後数ヵ月間(と数年間)に及ぶ厳しい試練に直面しています。

景気後退懸念の主因であるインフレから話を始めます。表面上は欧州と米国のインフレは似通っているように見えます。

しかし、フランクリン・テンプルトン・ インベストメント・ソリューションズのリサーチ・ヘッドであるジーン・ポドカミナーが指摘するように、欧州のインフレはロシアのウクライナ侵攻によるエネルギーショックが大きく影響しています(図表1)。

米国ではモノやサービスを中心とする家計需要がインフレにはるかに大きな役割を果たしています。このタイプのインフレは、需要を冷やす利上げを通じて解決することが可能です。

欧州のインフレは外的ショックにより引き起こされた異なるタイプのものです。いうなれば、ウラジーミル・プーチン大統領はロシア産の天然ガスを武器として使っているとフランシスは考えています。

ECBは7月に政策金利を0.5%引き上げ、11年ぶりの利上げに踏み切りましたが、今回のインフレショックには機能していません。

ラガルド総裁とEUはいまや、金融引き締めが必要なほどインフレは高止まりしている一方、景気はかろうじて冷え込ませる必要がある程度の強さしかないという厳しい状況に直面しています。

670 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:38:36.37 .net
 
つづき

欧州北部国と欧州南部国の「分断」

ロシアとの直接的な結びつきが強い欧州最大の経済大国ドイツは景気減速の危機に立たされています。国際通貨基金(IMF)は、ロシアがドイツ向けの天然ガス供給を停止した場合、ドイツでは経済生産が4.8%減少する恐れがあると警告しています(注1) 。この発表を受けて天然ガス価格は急騰し、ドイツは緊迫した不安定な状況となっています。

欧州委員会は予防措置として、ロシアが天然ガス供給を停止した場合に備え、EU加盟国に15%の消費削減を要請しました。

これに対し、スペインとポルトガルは要請に応じないことを明らかにしています。両国は欧州の価値観は遵守するものの、両国のエネルギーシステムは欧州とはつながっていないことから、今回の要請は受け入れないとしています(注2)。

フランクリン・テンプルトン債券グループの最高投資責任者(CIO)であるソナル・デサイは、こうした反応はラガルド総裁やECBにとってより大きな問題を示唆していると主張しています。すなわち、ドイツなど欧州北部の緊縮財政国とイタリアなど欧州南部の過剰債務国の分断です。

注1:(出所)Weber, A. “Almost 5% of German Economy at Risk Over Russian Gas, IMF Warns,” ブルームバーグ、2022年6月20日。

注2:(出所)Wilson, J. “Spain and Portugal reject EU plan to limit natural gas use,” アソシエート・プレス、2022年7月21日。

10年前の「欧州債務危機」再来か
欧州が直面している苦境の1つは、ドイツとイタリアのソブリン債の利回り格差の拡大です。ECBが利上げを積極化すればするほど、不安定なイタリア経済をめぐる懸念は強まり、イタリアの利回りは一段と上昇します。

こうした状況に拍車をかけているのがイタリアのマリオ・ドラギ首相の辞任です。これにより欧州第3位の経済大国イタリアの政局をめぐる不透明感が広がっています。ドラギ氏は前ECB総裁としてEUの機能不全への対応の仕方を心得ています。

これに対し、ドラギ氏の後継者として有力視されているのがジョルジャ・メローニ氏ですが、同氏はベニート・ムッソリーニのファシズムの流れをくむとされる「イタリアの同胞(FDI)」の党首を務めています。

1つのプラス材料となり得るのが「トランスミッション・プロテクション・インスツルメント(TPI)」です。TPIによりイタリア債の買い入れを通じて利回りを押し下げることが可能です。

しかし、TPIが有効に機能するかどうかについてはあいまいな点があります。ECBのプレスリリースには「不当かつ無秩序な市場の動きに対応するために」証券の買い入れを行うことができるとしか記載されていません(注3)。

何が正当かを誰が決めるのでしょうか? ドイツなどの緊縮財政国でしょうか? ソナルやフランシスからすると、これは明らかに10年前の欧州債務危機の再来です。様々な意味で欧州の夏は暑くなりそうです。

注3:(出所)欧州中央銀行、「トランスミッション・プロテクション・インスツルメント(TPI)」、プレスリリース、2022年7月21日。

671 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:40:08.28 .net
ドル高円安はさらに15%進んでもおかしくない

9/15(木) 19:01配信

 米ドルが大幅に上昇し、日本円とユーロは対ドルで二十数年ぶりの安値となっている。米国は40年ぶりの高インフレとなり、リーマン危機以来で最悪の貿易収支を記録しているが、それにもかかわらずドル高が進んでいるのだ。いったい何が起こっているのか。ドルは急落することになるのか。

 為替相場の説明、ましてやその予測が極めて難しいことは認める。そのうえで、いま主要通貨の動きに影響を与えている要素は大きく4つあるように思われる。中でも重要なのは、米国になお金融引き締めの余地が残されていることだ。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ開始後も、米国経済は本物の景気後退とは程遠い状態にある。

 欧州も米国同様の高インフレに見舞われているものの、欧州中央銀行(ECB)は引き締めに慎重だ。これは、ユーロ圏経済の見通しが米国よりも暗いことと関係している。利上げが巨額の政府債務を抱えたイタリアの財政に与える影響も懸念材料となる一方で、ECBは現在のようなペースのエネルギー価格高騰は続かないともみている。日本は中国と同じく、米欧のような高インフレには今のところ直面していない。日本銀行が近く引き締めに転じる可能性は低く、中国人民銀行は8月に利上げを行った。

■日欧の地政学リスク

 このドル高の背景には地政学的要因もある。ウクライナの戦争は米国以上に欧州で差し迫った脅威となっている。台湾に対する中国の不気味な威嚇行動は世界的なリスクだが、それがどこよりも色濃く影を落としているのは隣国の日本だ。よって欧州と日本は、景気がどう動こうが防衛能力を大幅増強せざるをえず、軍事支出も長期的に増大するとみられている。

 さらに、現在進行形で進む中国の景気減速が欧州と日本に及ぼすダメージも米国へのそれをはるかに上回る。中国経済の成長を鈍らせている根本要因としては、ゼロコロナ政策の都市封鎖、供給過剰という不動産市場の負の遺産、テクノロジー企業の弾圧、経済の行きすぎた中央統制といった問題が挙げられるが、これらが急速かつ持続的に修正される見込みはない。

672 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:40:35.79 .net
 
つづき


 最後に、エネルギー価格が高騰している中では、エネルギーを自給できる米国に対し、欧州と日本はエネルギーを大量に輸入しているという事実も、ドル高を後押しする要素となっている。

■ドル高が反転する可能性は

 現在のようなドル高は世界経済に重大な影響を及ぼす。世界貿易のかなりの割合(おそらく半分)はドル建てのため、ドル高は世界の大部分で輸入を縮小させる要因となる。その負の影響が統計的に有意なレベルとなることは研究から明らかとなっている。

 新興・途上国経済が受ける打撃は過酷なものとなりかねない。というのも、こうした国々の企業や銀行が外国投資家から借り入れた債務は、基本的にすべてドル建てとなっているためだ。実際、幅広い国・地域の通貨に対するドルの価値を指数化した「広義のドル指数」は、新興国の中央銀行が自国通貨安を食い止めるべく先手で利上げに動いていなければ、もっとドル高に振れていたに違いない。もっとも、こうした利上げを行えば、国内経済は当然、圧迫される。

 一方、米国がドル高で受ける傷は貿易相手国よりも短期的には軽く済む。貿易がほぼドル建てになっていることが、その理由だ。

 では、このドル高が反転する可能性はあるのか。確かに、1980年代半ばと2000年代初頭には、ドル高が大きく進んだ後、一気にドル安に転じた前例がある。しかし、すでに述べたように為替レートの予測は難しいことで有名だ。ユーロと円が対ドルでさらに15%下落する展開は大いにありうるし、地政学的な対立がもう一段階深刻化すれば、その可能性はいっそう高まる。1つだけ確かにいえるのは、14年に始まった為替相場の異例の静止期間は過去のものになった、ということだ。

673 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:42:11.18 .net
禁じられ、こっそり口ずさんだ祖国の民謡 避難先の日本で母は歌う

9/19(月) 12:30配信

 日本で音楽活動をする娘の元に避難したウクライナ人女性が、娘とともに舞台に立ち、戦火を嘆く祖国の歌を歌い始めた。かつてチェルノブイリ原発の近くで暮らし、1986年の事故では家族とともに被曝(ひばく)、移住を迫られた経験も持つ。人前で歌うのは長年の夢でもあり、平和への祈りとともに祖国の今を伝える。



 マリヤ・グジーさん(69)。首都キーウで一人暮らしをしていたが、ロシアの侵攻を受け、自宅近くにロケット弾が着弾。日本人の男性と結婚して、今は東京都三鷹市で暮らす末娘のカテリーナさん(36)を頼り、3月21日に来日した。

■沈む母よ、奮い立て 歌を促した娘

 初めて歌ったのは4月。民族楽器バンドゥーラの奏者として、公演や伝統料理などを教えるイベントで全国を回るカテリーナさんに同行した際、促された。沈みがちな母を奮い立たせようと考えた、カテリーナさんの計らいだった。

 歌うのはマリヤさんが幼い時、家族と一緒に歌った数曲のウクライナ民謡。1920~30年代に作られ、出征した息子の帰りを待ったり、我が子の戦死を嘆いたりする母の思いを歌ったものなど。ロシア軍に突然、殺されるといった歌詞もあるという。

674 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:43:01.27 .net
侵攻から半年「独立記念日と重なり複雑」ウクライナからの避難民 祖国思い、今も溢れる涙【大分発】

9/15(木) 16:01配信

ロシアによるウクライナ侵攻から8月24日で半年が経った。また、この日はウクライナの独立記念日でもある。
大分県内に避難しているウクライナの人たちの今の思いを取材した。



ウクライナへの軍事侵攻開始から半年
2022年2月24日から始まった、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻。
この半年間で、大分県内には別府市と日田市に合わせて12世帯29人が避難してきた。

2022年4月、別府市に子ども2人と共に避難してきたストロミンさん夫婦。

スビトラーナさん:
自立神経も悪くなり、ストレスばかりだった。親戚が向こうにいて毎日心配ばかりで、思い出したら周りに人がいなくても涙が出る

現地には妻・スビトラーナさんの母親や友人が残っていて、毎日、無事かどうか連絡を取り合っているという。話を聞く間も母国を思い、何度も涙を流していた。

「すぐに終わると思ったが…」
スビトラーナさんの家族が住んでいたアパートの室内で、友人が7月に撮影した映像を見せてもらった。そこには、爆撃で壁や床が黒く焦げ、物が散乱する様子が映されていた。

ディミトロさん:
こんなに戦争が長引くと思わなかった。すぐに終わると思ったし(侵攻半年と)独立記念日が一緒になって、すごく複雑な気持ち。私たちはウクライナにおらず、お祝いの気分ではない。戦争が終わるのを待つしかない

スビトラーナさん:
平和なウクライナに戻りたいけど、戻ってもどのように過ごせるかわからない。毎日どうすればいいか考えている。まずはウクライナが平和になってほしい。それを毎日祈っている

お祝いムードのはず…「独立記念日」が2022年は一変
続いて話を聞いたのは、7月に別府市に娘と避難してきたビクトリアさん。
平和だったころの独立記念日の様子を見せてくれた。ウクライナでは例年、各地がお祝いムードに包まれるそうだ。

ビクトリアさん: 
いまは悲しい思いしかない。毎年、立派な祭りやパレード、コンサートがあったのに、ことしはお祝いできない。心の中で覚えているから、少しでも親戚や友達とおめでとうと言うつもり。こんなことになって残念だし、複雑な気持ち

ウクライナに残る両親とは、毎日必ず連絡をとると約束しているビクトリアさん。
多くの命が奪われている争いが、一刻も早く終わってほしいと思いを募らせている。

ビクトリアさん:
戦争に勝ちや負けはなく、恐ろしいことばかりで、悪いことしか起きない。たくさんの人が亡くなり、何がいいのかわからない

ロシアによる軍事侵攻から半年。
避難を余儀なくされ、祖国から遠く離れた地で平和を祈る日々が続いている。

675 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:43:49.70 .net
恩師も戦死、迫る厳冬…信じる祖国の勝利 キーウ大の避難学生

9/13(火) 19:01配信

ロシアによるウクライナ侵攻は半年以上がたち、日本に避難したウクライナ人は1800人を超える。ウクライナの反転攻勢が伝えられるなか、家族の安否や戦況に気をもみながら、勉学に励むウクライナ人学生も多い。奈良県天理市に避難しているキーウ大の学生、オクサーナ・コザールさん(19)は「家族のことを思うと落ち着かないが、ウクライナの勝利を信じている。戦争が終われば祖国の再建に尽くしたい」と決意を語った。



コザールさんはウクライナ中部のチェルカスイ州出身。日本に興味があり、キーウ大では日本語を専攻している。キーウ大と留学協定を結ぶ天理大(同市)が留学生として避難民を受け入れ、学費の免除や寮の提供などの支援を行っていることや、両親の勧めもあり、6月末に来日。9月下旬から天理大で日本語や日本文化を学ぶ予定だ。

「体調はどう?」「今日は何を食べた?」。

ウクライナに残した両親とは毎日メッセージをやり取りし、安否を確認する。たわいない会話が心のよりどころだ。

ロシア軍が侵攻を始めた2月24日は、チェルカスイ州の実家に帰省していた。戦闘が始まってからは、実家周辺でも空を切り裂くミサイルの音と空襲警報のサイレンが鳴り響くようになり緊迫した。爆発音で家の窓が震えることもあり、両親や弟と「『いつかはここも』と恐怖を感じた」と振り返る。

大学は4月まで休学となり、その後はオンライン授業が続いた。かつて講義を受けていた恩師も兵隊として戦場に赴き、命を失った。「本当に頭のいい人だった。悲しい。同級生で戦場に出ている人もいる。心配は尽きない」と表情を曇らす。

来日してから2カ月余り。天理市内のレジャー施設でのアルバイトも始め、「平和に暮らせていることに感謝している。大学や天理市の支援はありがたく、感動している」と話す。

だが、祖国の戦況は常に気がかりだ。

両親によると、実家周辺には、激しい戦闘となっている東部から押し寄せた避難民が多く、空き家に一時滞在している状態だという。これから氷点下20度にもなる厳しい冬を迎える。「ぼろぼろの空き家に住んでいる避難民の中には小さな子供を連れている人もいる。無事に冬を越せるのか心配だ」と話す。

両親らはこうした避難民に食料品を提供するボランティア活動に尽力している。「みんなが国のために頑張っている中で、私は何か役に立っているのか」と自問自答することもある。

ただ、今は避難中に日本語を習得し、戦闘が終結したら、ウクライナと日本との橋渡し役になることが将来につながると、自らに言い聞かせている。

最も懸念しているのは、戦闘が長期化し、世間の関心が薄れること。コザールさんは、「降伏すると、ウクライナ民族がなくなる。自由や民主主義といった大切な価値観が問われている戦いだ。ウクライナのことを忘れないでほしい」と訴えている。

676 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:44:36.89 .net
「日本とウクライナの関係に貢献を」避難民のモルスカさん、武蔵野大に留学

9/15(木) 20:12配信

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から半年以上が経過する中、武蔵野大(東京都江東区、西東京市)は15日、留学生として来日したウクライナ避難民、リリア・モルスカさん(21)の歓迎セレモニーを行った。モルスカさんは22日から同大で他の留学生とともに日本語などを学び、大学院への進学を目指す。

モルスカさんは、首都キーウから南に約80キロに位置するビーラ・ツェールクヴァ出身。中高生のころ、英訳された小説家、太宰治の著書を読んで日本に興味を持ったという。進学したキーウ国立大では日本語を専攻。在学中からウクライナで日本語学校を開校するために、大学院進学後に日本へ留学することを目指していた。

ところが、ロシアによるウクライナ侵攻が発生。モルスカさんの父は国民総動員令により出国が禁止された。街には空襲警報が鳴り響き、夜間外出禁止令が出された。モルスカさんは両親を国内に残してポーランドへ避難のため出国し、オンラインで大学の授業を受けることになった。

大学は6月に卒業。ウクライナ避難民学生を支援するプログラムを通じ、7月に武蔵野大への留学が決定し、今月10日に来日した。

歓迎セレモニーでのあいさつでモルスカさんは、「ウクライナ人が大勢亡くなり、子供たちや私の友人も苦しんでいる」と悲痛な面持ちで話した。同大の西本照真学長は「世界、そしてウクライナを平和で幸せなところにするために、一生懸命勉強してください。そのために全力でサポートします」とモルスカさんにエールを送った。

モルスカさんは日本の印象について「写真と比べても美しく、日本人も優しい」と話し、「大学での勉強や日本での生活を楽しみにしている。日本とウクライナの関係に貢献するために頑張りたい」と明るい表情を見せた。

677 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:45:21.06 .net
「ちょっと大変。でも楽しい」ウクライナの19歳、自立へ一歩 さいたまでアルバイト、学業に奮闘

9/19(月) 9:50配信

 ロシアによるウクライナ侵攻で、埼玉県さいたま市内に避難しているアナスタシア・オシペンコさん(19)が、8月中旬から市内でアルバイトを始めた。戦争の開始から半年が経過し、終わりが見えない中、1人暮らしも始めている。日本語で「ちょっと大変」と言いながら、自立に向けて新たな一歩を踏み出した。

 オシペンコさんは現在、「北辰商事」(桜区)が運営するディスカウントストア「ロヂャース浦和店」で、週3回勤務している。納品された生活雑貨品を棚に補充するなどの仕事を主に担当。通訳アプリを通した質問に対し、「ちょっと大変。でも楽しい。みんなとても優しいです」と日本語で答えた。市内の日本語学校に通いながら、母国の大学のオンライン授業を受けて、アルバイトをこなしている。電車内で勉強することもあり、「時間が全然ありません」と困った顔を見せた。

 2月24日のロシア侵攻後、母親らと隣国のポーランドに避難した。支援サイトを利用して、さいたま市内のホームステイ先を自分で見つけ、5月に避難してきた。アルバイトを始めた直後からは、市から提供を受けた市営住宅で、1人暮らしをしている。父親はウクライナ、母親と弟は英国に避難して、家族は別々に暮らしている。

 オシペンコさんは「時々寂しい。毎日、(電話で)家族と話します」。戦争が続いている現在の心境を問うと、日本語で伝えるのは難しいとして、スマホの通訳アプリで、「早く終息してほしい。日本はいい。ご支援ありがとうございます」と答えた。

 埼玉大学工学部3年の外山玲音さん(21)らが教育担当を務める。同世代ということで指名された外山さんは「こんな身近に戦争を感じるんだと思った」と振り返る。英語は大学受験までで、主に通訳アプリを介して会話している。パート勤務の同僚らもサポートしてくれており、「日本語がどんどんできるようになっている。自立心、責任感が強い。コミュニケーション能力も高く、彼女から雑談をしてくれる。彼女の成長を見守りながら、みんなで楽しく仕事をしている」と語った。

 同社は4月、ウクライナ避難民への生活一時金や支援物資など1千万円相当を市に寄贈した。同社で働くウクライナ避難民はオシペンコさんだけだが、受け入れる用意はあるという。同店の津久井誠店長(45)は「言葉が通じなくて、苦労していると思うが、彼女は前向きで、楽しそうに仕事をしている。本人が働きたいと思っている間は、会社として仕事を用意してサポートを続けていきたい」と話していた。

678 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:49:37.43 .net
国後島のぞむ船上から…洋上慰霊 寒さの中、誰も船内に入らず ビザなし交流再開願う元島民 北海道

9/18(日) 11:30配信

 北方領土の元島民らが国後島を望む羅臼町沖で、船の上から祖先の霊を慰めました。

 この洋上慰霊は、千島連盟羅臼支部と羅臼町が主催で、先月まで行われた根室港発着の洋上慰霊に参加できなかった人が対象です。
 17日は、元島民7人を含むおよそ30人が、国後島を望む海の上で祭壇に白菊を手向け、祖先の霊を慰めました。

 千島連盟羅臼支部 鈴木日出男支部長
「元島民がしっかり島を眺めたいということで、ずっと(船内ではなく)外にいたのが感慨深いものもあった」

 鈴木日出男(すずき・ひでお)支部長は、ロシア側がビザなし交流の協定を一方的に破棄したことについて、再開に向け政府に力強い交渉を求めました。

679 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:51:42.97 .net
独、ロ石油子会社管理下に 輸入停止控え代替調達確保

9/17(土) 6:16配信

 ドイツ政府は16日、ロシア国営石油大手ロスネフチのドイツの子会社を一時的に管理下に置いたと発表した。ドイツ国内に持つ三つの製油所も対象。欧州連合(EU)が合意したロシア産石油の禁輸措置に伴ってドイツはロシア産石油の年内輸入停止を決めており、ロシア以外からの代替調達を確保するのが狙いだ。

 経済・気候保護省によると、連邦ネットワーク庁の管理下に置き、6カ月間の時限措置となる。同省は「エネルギー供給の安全性への脅威に対抗する」と説明した。

 ロスネフチ子会社はドイツ国内の石油精製能力の約12%を担う。

680 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:54:02.77 .net
マリン首相、ロシアの「ゆすり」批判 エネルギー問題 フィンランド

9/14(水) 14:51配信

 フィンランドのマリン首相は13日、フランス東部ストラスブールの欧州議会で演説し、ロシアが天然資源を兵器の一つとして扱い欧州各国へのエネルギー供給を著しく絞っていることを「ゆすり」と批判した。



 厳しい冬を前に欧州連合(EU)の結束を訴え、対ロシア制裁の強化を求めた。

 フィンランドはロシアのウクライナ侵攻を受け、隣国スウェーデンと共に北大西洋条約機構(NATO)への加盟を準備中。マリン氏は「エネルギー供給を通じてわれわれの社会にゆすりを行うことは、欧州のウクライナ支援やわれわれの結束を破壊しようとするロシアの一つの戦略だ」と非難。「(プーチン大統領に)これを成功させてはいけない」と述べた。

681 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:55:08.24 .net
ロシア、北極圏で軍事演習 原潜が巡航ミサイル発射

9/16(金) 19:30配信

ロシア国防省は、北極圏での軍事演習の一環で原子力潜水艦が16日に巡航ミサイルを発射したと発表した。

演習はロシアと米アラスカ州を隔てるチュクチ海で実施。原子力潜水艦2隻が対艦巡航ミサイルを発射し、400キロメートル先の標的に命中させた。

国防省は、今週の北極圏での演習について「ロシアの北極圏を軍事的手段で防衛する能力と準備」を試すためのものだと説明した。

西側諸国はロシアによる北極圏の軍事化に懸念を示しており、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は先月、北極圏でのロシアの軍備増強はNATOにとって「戦略的課題」だとの見解を示した。

682 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:56:14.42 .net
米、6億ドルのウクライナ追加軍事支援 ロケット砲や砲弾など

9/16(金) 10:09配信

バイデン米大統領は、ウクライナ向けに新たに6億ドルの軍事支援を行うと発表した。ホワイトハウスが国務省に15日に送った関連資料で明らかにされた。

バイデン氏は、国内余剰兵器の移送を許可する緊急時大統領在庫引き出し権(PDA)を使って支援を承認した。

国防総省によると、高機動ロケット砲システム「ハイマース」や暗視ゴーグル、クレイモア地雷、地雷除去装置、105ミリ砲弾、155ミリ精密誘導砲弾などが供与される見通し。

ホワイトハウスの資料によると、軍事教育や訓練向けの資金も含まれる。

米国はロシアの侵攻以降、ウクライナの安全保障のために約151億ドルの支援を行っている。

同省は「戦場での要求に応えるため、米国は同盟国やパートナーと協力し、ウクライナに重要な能力を提供し続ける」とした。

683 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 12:59:23.32 .net
ウクライナ侵攻に中印が一線、露は支持得られず 上海協力機構の首脳会議閉幕

9/17(土) 19:38配信

ロシアと中国が主導する上海協力機構(SCO)がウズベキスタンで開いていた首脳会議は16日、「多極的な国際秩序」の強化を盛り込んだ「サマルカンド宣言」を採択し、閉幕した。米欧への対抗に向けて結束を示したが、ウクライナ侵攻の長期化に対する中国とインドの懸念も垣間見え、プーチン露大統領が侵攻への支持取り付けという期待通りの成果を得られたとは言いがたい。



■際立った露の孤立

サマルカンド宣言は「米国一極」の国際秩序を念頭に「多極性の強化」を目指すことを強調し、「イデオロギー的な手法による国際問題の解決を排除する」とした。会議ではオブザーバー国のイランの正式加盟に向けた覚書が調印され、ベラルーシを正式加盟させる手続き開始を決定。エジプトやサウジアラビアなど3カ国を新たに対話パートナーにすることも決めた。

プーチン氏はSCOについて世界で「役割が拡大している」と成果を誇った。閉幕後の記者会見では、露軍がウクライナ東部ハリコフ州や南部ヘルソン州で攻勢にさらされている状況について、「目標達成に向けて進んでいる」と主張。露軍には余力が残っているとし、「ウクライナの反攻がどう終わるか見守ろう」と余裕のそぶりもみせた。

ただ、サマルカンド宣言には米欧側への直接的な非難やウクライナに関する文言はなく、ロシアの孤立をかえって際立たせた。

■発表文はウクライナに一言も触れず

中国の習近平国家主席は16日の首脳会議で「いかなる口実による他国の内政干渉にも共同で反対すべきだ」と加盟国の協調の重要性を強調した。だが、中国は米国への対抗上、緊密な対露関係を誇示しつつも、本格的な対立に巻き込まれて孤立化などするのは避けたい。ウクライナを巡る習氏の「懸念」にプーチン氏は15日の首脳会談で理解を示した。

中露首脳は2月の会談で友好関係に「上限はない」との共同声明を発表した。今回は共同声明もなく、中国外務省が発表した首脳会談の発表文は「ウクライナ」に関して一言も触れていなかった。

■インドは日米欧に一定の配慮

プーチン氏は16日、インドのモディ首相と会談し、「ウクライナでの紛争を早く終わらせるために全てのことをしている」と述べたが、モディ氏は「今は戦争の時代ではない。問題解決に重要なのは対話と外交」とたしなめた。

インドはこれまで対露制裁を科す日米欧とは一線を画してきた。ロシアとは武器輸入などを通じて伝統的に関係が深く、ロシアを批判すれば、ロシアが中印の国境紛争で中国に加勢しかねないと警戒するためだ。SCOでは一時観測も上がった中印首脳会談は実現せず、冷却した中印関係が改めて鮮明となった。

モディ氏がプーチン氏に「公式の場での最も辛辣(しんらつ)」(英メディア)な発言をしたのは、対中牽制(けんせい)で連携の重みが増す日米欧に一定の配慮を示したといえる。世界的な物価高を受け、モディ氏には戦争長期化が国内経済に与える影響も懸案だ。

684 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 13:00:04.77 .net
対米欧で結束、宣言採択 「一方的な制裁」批判

9/17(土) 0:32配信

 上海協力機構(SCO)は16日、ウズベキスタン・サマルカンドで首脳会議を開催し、サマルカンド宣言を採択した。宣言は米欧による対ロシア制裁を念頭に「国連安全保障理事会の認めていない一方的な経済制裁は、国際経済に悪影響を引き起こす」と批判。また「一方的かつ無制限のグローバルなミサイル防衛システム構築が、国際的な安全保障と安定に悪影響を与えている」と指摘し、米国や北大西洋条約機構(NATO)をけん制した。

 SCO首脳会議はロシアのウクライナ侵攻後、初めて。宣言は内政干渉を容認しないことや、「米国一極」への対抗を念頭に「多極性の強化」を掲げた。

685 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 13:01:24.41 .net
集団埋葬地で発掘調査を開始 「拷問の証拠」、国際法廷を提案

9/17(土) 8:59配信

 ウクライナ司法当局は16日、ロシア軍から奪還した東部ハリコフ州イジュムで見つかった集団埋葬地の発掘調査を始め、共同通信などに公開した。市民445人とウクライナ軍人17人の墓を確認したとも表明。ゼレンスキー大統領は声明で「人々を拷問し、屈辱的な扱いをした明白な証拠がある」と主張した。イエルマーク大統領府長官は米欧の大使らに、ロシアを裁く特別な国際法廷の創設を提案した。

 ロシアのプーチン大統領は16日、ウクライナ軍の領土奪還が進む中、「作戦は続ける」と述べ、東部ドンバス地域(ドネツク、ルガンスク両州)全体の制圧が目的だと強調した。

686 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 13:02:30.13 .net
ウクライナ産穀物略奪に関与、親ロシア「市長」ら制裁対象に…米政府「世界の食糧難悪化させた」

9/16(金) 17:52配信


 米政府は15日、ロシアによるウクライナ産穀物の略奪に関わったとして、ロシアがウクライナで一方的に指名した「市長」ら5人を制裁対象に加えた。米国内の資産を凍結し、米国人との取引も禁止する。



 制裁が科されるのは、ウクライナ南部ザポリージャ州で露軍が支配する港湾都市ベルジャンシクの「市長」ら。ブリンケン米国務長官は声明で、「数十万トンの穀物の差し押さえや盗難を監督し、世界の食糧難を悪化させた」と述べた。

 米政府はほかに、ロシア南部チェチェン共和国の事実上の独裁者で、プーチン露大統領に近いラムザン・カディロフ首長とその家族も制裁対象に加えた。米財務省は、カディロフ氏が動員したチェチェン人部隊について、民間人の遺体が多数見つかったウクライナの首都キーウ近郊ブチャで活動していたと指摘した。

687 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 13:03:26.57 .net
トルコとシリアが接触、ロシアは段階的に軍撤退=関係筋

9/16(金) 8:39配信

トルコの国家情報機構(MIT)トップ、ハカン・フィダン氏は過去数週間、シリアの首都ダマスカスで同国の情報機関トップ、アリ・マムルーク氏と複数回協議を行っている。関係者4人がロイターに明らかにした。

両国の接触は、ウクライナ戦争の長期化に備えたロシアのシリア政策の転換を反映していると関係者らは指摘する。

トルコ治安当局者によると、シリアのアサド政権の後ろ盾であるロシアは、ウクライナ戦争に注力するためにシリアから軍を段階的に撤退させており、シリアにおける「政治的解決を加速させる」ため、トルコに対してアサド政権との関係正常化を要請した。

シリア情報筋によると、ロシアはウクライナでさらなる軍展開が必要になった場合に備え、シリアでの立場を明確にしようとしており、トルコとシリアに交渉開始を促した。

ただ、トルコとロシアは、ロシア軍が撤退した後、政府の統治地域で既に広範囲に配備されているイラン支援勢力が影響力を拡大することを望んでいないという。

688 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 13:07:59.17 .net
「判決は全て不正だったと思います」ソ連に裁かれ、日本に見捨てられた「女性受刑者たち」のその後

9/18(日) 6:12配信

「シベリアに女はいないはずですよ」と…数百人いたはずの“女性抑留者たち”の存在は、なぜ歴史から消えたのか? から続く



「サハリン(樺太)では多くの日本人が残っていたため、女性が逮捕され、裁判が行われたという記録もあります。いずれにしても、その判決は全て不正だったと思います」

 戦中、シベリアの監獄に不当に送られた日本人女性たちは、その後どうなったのか? ドキュメンタリーディレクターの小柳ちひろ氏の新刊『 女たちのシベリア抑留 』より一部抜粋してお届けする。

◆◆◆

ソ連の“女囚”となった日本人
 ソ連で裁判にかけられた女性は、果たして何人いたのだろうか。

 日本人抑留問題研究の第一人者、アレクセイ・キリチェンコは言う。

「何人の女性が刑を受けたのか、はっきりした数字はわかりません。日本軍の特務機関などに勤めていた女性もいたでしょうし、またサハリン(樺太)では多くの日本人が残っていたため、女性が逮捕され、裁判が行われたという記録もあります。いずれにしても、その判決は全て不正だったと思います。ご存知のように裁判はソ連の国内法で裁かれました。主に第58条(反革命罪)が適用されています。しかしソ連人でもないのにソ連の刑法でスパイに問われるということがあり得るでしょうか? 仮に裁判が行われるならば、国際裁判であるべきでした。例えばニュルンベルク裁判や東京裁判のように」

 ソ連で刑を受けた日本人は、長期抑留者たちが帰国後に作った団体「ソ連長期抑留者同盟」(のちの朔北会)によれば、男女合わせて2689名。その他、一部重複している可能性もあるが、樺太で刑を受けシベリアに送られた者は2972名に上る(北海道庁、1955年)。

 この中に、女性は何人いたのか。私が調査した範囲では114名の氏名が明らかになったが、この数字が全体の何パーセントに当たるのかは見当もつかない。

 シベリアの監獄に送られた女性たちの存在は、当時、日本社会にどのように伝えられたのだろうか。

 一枚の古い新聞記事のコピーがある。満蒙開拓団について詳細な調査を続けている新潟県在住の郷土史家、高橋健男氏から提供されたものだ。

 記事の見出しは「あゝ日本へはもう帰れない」「郷愁に心も狂う 重労働に泣く五女囚」。少し長くなるが、当時の状況をよく伝えているため全文を引用したい。

689 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 13:08:33.66 .net
 
つづき

毎日新聞が報じた「元兵士による目撃報告」

 シベリヤの奥地、バイカル湖の西方タイシエトからさらにその西方の彼方にあるソ連の“女子戦犯収容所”に密行し、ここに収容されている五人の日本人女性に会ってきたという一引揚者がある。この引揚者は、去る一月廿日入港の高砂丸で帰国した南蒲原郡大面村西大湊、野村勝次氏(三三)で、同氏はタイシエト地区収容所一七八分所の抑留者世話係を務めていたが昨年八月初め、同じ分所でソ連大尉の当番をしていた山形県出身の今光雄という抑留者とともに、同分所から最も離れた地点にあるソ連、朝鮮、その他各国の戦犯婦人ばかり約一千二百名を収容している通称“一九五収容所”でソ連の看守兵のすきをうかがい辛じて作業中の日本婦人五名と決死の会見をしたというのである、しかも野村氏は既に昨年九月か十月頃引揚げているはずの今光雄氏を探し出し、相談の上なんとか出来るものならあの女捕虜の帰国促進の陳情をしたいと今氏を探している、以下は野村氏の語る鉄のカーテンに秘められた“シベリヤ女捕虜幽へい物語”である。

 私達のその“女戦犯収容所”への密行は昨年の八月初旬から九月にかけ、厳重な監視の眼を避けながら汽車で行ったり、馬に乗って出かけたり三回にわたって試みられた。そして三回目にようやく目的を達し千二百名の各国女子収容者に混っていた五人の日本婦人に会うことができた。

 はじめて会った時、彼女たちは『三年ぶりで見た日本の男』と泣いて喜んだ。丁度作業中で支給されたズボン一つでそのズボンもボロボロでシャツはぬぎ半裸の姿で女とは名ばかり、髪は無造作に束ねて油気もなくモッコ担ぎや石運びの重労働作業をしていた。

 一人は元憲兵の妻だったという某女(二八)、他の四人はいずれも二三歳から二五歳までの若い娘で、元関東軍司令部の電話交換手をしていたという。出身地は山形、青森、秋田、北海道などで残念ながら名前は忘れてしまった。彼女たちの話では昭和二一年春満州から三八度線を目指して南下した列車に乗ったが途中で下車させられ身元調査によって元軍人や官吏の家族、軍部の従業員だったことが知れ、各国戦犯婦人一千余名が収容されているシベリヤの奥地タイシエトに送られたものである。憲兵の妻だった某女は単に憲兵の妻だったという理由からタイシエトの戦争裁判にかけられ労役一六年、他の四名は同じように軍部の従業員であったという理由で八年から一〇年の労役を科せられたという。

 同収容所には独ソ戦当時独軍の占領地で敵国の糧秣を運搬したというソ連婦人たちや朝鮮の婦人たちが大多数をしめ日本人は彼女ら五名だけであった。

『私達に何の罪があるというのだ 帰して下さい、帰して下さい、帰せ』彼女らは来る日も来る日もはるかに日本とおぼしき空の果をながめ悲嘆の涙に明け暮れたという。何という残酷、何という非人道であろうか。罪のないものを捕虜とするソ連の冷血さはまだまだ続いている。食糧もごくわずか、薬も医者も与えず次第に衰弱してゆくという状態、自然、収容所内の生活は連日食にうえた女同士のけんか怒号、リンチが繰り返され身を切られるような望郷の念に駆られ一人はほとんど半狂乱の状態であった。絶望感に死を決意したことも幾度かあるという。

 ノルマはひどく全く男そのままの生活で、時にはソ連の看守兵や収容所を訪ねるソ連将校などが理不尽にも貞操を迫り生きた心地がないといっていた。『私たちと同じような日本婦人が他の収容所にもいるかしら』と同胞を気づかう彼女達はひしひしと迫る望郷の念に『ああ私達はもう日本へ帰れないのかしら、一目でいい、お母さんに会って死にたい、一度だけでいい日本の土を踏んでみたい』とほほを涙でぬらし『どうかして帰る術はないか』と私をかき口説いた。だが私にしたところでこの厳重な監視の網の目をかすめてどうして彼女達を逃亡させてやれるだろう。ああそれは余りにも無謀である。何故かといえばこの奥地からはこれまで一度も逃亡して成功したためしはなく発見されれば当然銃殺である。それよりは時機を待つことだ。私は必ず彼女達が救われる日を確信し祈念して秘かにそこを抜け出したが絶望にゆがんだ彼女達のあの顔は今なおまざまざと目に焼きついている。

690 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 13:09:15.69 .net
 
つづき

 こうした女性たちの存在は、シベリアに抑留された兵士たちの間でごく一部の者には知られていたものの、社会の大きな関心を呼び起こすことはなかった。戦後、人々は何より生活を再建することに必死だった。元兵士たちについては、一家の稼ぎ手として早期帰国を求める様々な運動が起こったものの、女性たちについてそうした声が上がったという例はほとんどない。ソ連に捕われた女性たちを救おうという機運が高まることはなく、事実上、彼女たちの存在は見棄てられた。

 その理由は、どこにあるのだろうか。日本政府の無作為という問題だけではない。当時の日本社会における女性の位置づけと深く関わっている。なぜ人々は沈黙したのか。その理由は、受刑者の女性たちの断片的な記録からもおのずと浮かび上がってきた。

女性受刑者たちの肖像
 ソ連で刑を受けた女性たちとは、どのような人々であったのか。彼女たちのうち何人かは、帰国後に回想録を刊行している。

 赤羽(のちの坂間)文子は、大連のソ連領事館で日本語教師をしていた経歴がスパイ罪に問われ、5年間の強制労働を科せられ、その後さらに5年間カザフスタンに流刑され1955年4月、帰国した。彼女の回想録『雪原にひとり囚われて』は、淡々とした筆致で抑留生活が描かれており、随所に手書きのカットが挿入され、紀行文のような味わいがある。

 益田泉は同じく大連でロシア人学校の日本語教師を務めていた。終戦後の1949年、ソ連軍工業局の傘下にある工場で通訳として働いていた時にスパイとして捕えられ、1953年12月に帰国した。親族に特務機関員がいたことも災いしたらしい。旅順監獄を経てウラジオストク、ハバロフスク、イルクーツク、タイシェットの女子戦犯収容所に送られた。

 中村百合子は結婚のわずか一週間後に夫が戦死し、関東軍情報部で勤務した。終戦後、ロシア語が堪能な経歴をかわれ北朝鮮工業技術連盟で通訳を務めた時、38度線を越えて引き返したところを1947年9月ソ連軍第二五軍の諜報機関によって捕えられた。

 彼女たちは、いずれも語学に関わる仕事に携わっていたためスパイと見なされたことが共通している。

 その他、今回の取材で明らかになった110名の女性受刑者の中で多かったのが、特務機関に所属する女子軍属や電話交換手だった(以下、一部伏字)。

塩田美津子 牡丹江特務機関。刑期11年。帰国年月日不明。

西田〇〇 樺太の電話交換手。刑期15年。帰国年月日不明。

長崎美津枝 札幌月寒の憲兵隊事務所勤務。サハリン残留。1990年一時帰国。

〇〇子   樺太特務機関勤務。1956年6月帰国。

森本清子  東寧特務機関の電話交換手。帰国年月日不明。

 いずれもソ連側が諜報活動に従事したと見なし、刑を受けている。

691 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 13:11:11.79 .net
ハリコフ知事「大半は自然死でない」 集団埋葬地から59遺体搬出

9/18(日) 7:48配信

ウクライナ軍がロシア軍から奪還した東部ハリコフ州イジュム近郊で見つかった集団埋葬地を巡り、同州のシネグボフ知事は17日、埋葬地から民間人の男性16人と女性26人、軍人17人の遺体が搬出されたとSNS(交流サイト)で発表した。シネグボフ氏は遺体の大半について「自然死ではない」との見解を専門家が示したとし、露軍による侵攻の犠牲者だと指摘した。



シネグボフ氏によると、集団埋葬地には計450人以上の遺体があり、搬出され次第、司法解剖などに回されるという。一部の遺体には拷問を受けた痕跡があり、ウクライナ国家警察は露軍による民間人殺害などの戦争犯罪があったとみて証拠を収集し、関与者を特定して訴追する方針。

一方、露軍が占拠しているウクライナ南部ザポロジエ原発を巡り、国際原子力機関(IAEA)は17日、同原発と外部電源を結ぶ4本の送電線のうち1本が復旧したと発表した。送電線4本はこれまでの戦闘で全て損傷し、同原発は核燃料の冷却などに必要な外部電源との接続を予備の送電線で維持してきた。同原発では今月11日、唯一稼働していた原子炉6号機を冷温停止することが決定されており、本来の送電線の復旧で安全性がより高まる形。

同原発では8月に入り砲撃などが激化し、重大事故が起きる懸念が高まった。IAEAは今月、IAEAの職員を同原発に常駐させることを決定。最近は原発への砲撃が減少しているとも伝えられている。

692 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 13:14:07.02 .net
ロシア軍、南部ヘルソン州で退路を準備 ウクライナ主張

9/18(日) 14:20配信
 
ウクライナ軍は17日、反攻作戦が進む南部ヘルソン州の戦況に触れ、ロシア軍が同州からの退路の構築を準備していると報告した。

17日時点での戦況分析で明らかにしたもので、ウクライナ軍参謀本部の報道担当者はロシア軍が同州カホウカ市内を流れるドニプロ川で渡河ルートを設けるため列車車両の9両を沈めたと主張した。

ヘルソン州の前線地帯で同川を渡河する全ての経路を封じるウクライナ軍の作戦が成功しているため、「占領者たちは退路を用意している」とSNS上で断じた。

ヘルソン州はウクライナ南部の沿岸部や黒海への進入路を押さえるための要衝の地域と位置づけられている。ロシア軍がウクライナ侵攻に踏み切った後、最初に占領した地域の一つともなっていた。

ウクライナ軍は最近、ヘルソン州を含む南部地域でロシア軍にさらなる損害を与えたとも明かしていた。

米政府高官やウクライナ政府当局者は今月初旬のCNNの取材に、ウクライナ政府は年末までにヘルソン州の占領地の大半を取り戻す野心的な目標を据えているとも説明していた。

693 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 13:16:12.40 .net
ウクライナ軍、小型民生品ドローンで立て続けにロシア軍の戦車やトラック破壊:置き去りにされた戦車にも

9/18(日) 10:43

ロシア軍が置き去りにしていった無人の戦車にも小型民生品ドローンで爆弾投下
2022年2月にロシア軍がウクライナに侵攻。ロシア軍によるウクライナへの攻撃やウクライナ軍によるロシア軍侵攻阻止のために、攻撃用の軍事ドローンが多く活用されている。また民生用ドローンも監視・偵察のために両軍によって多く使用されている。

ウクライナ軍ではここ数か月間くらい、小型の民生品ドローンから爆弾を投下して地上のロシア軍の戦車などを攻撃して破壊している。ドローンで撮影した動画も公開している。そして2022年9月14日から16日にかけて立て続けに小型民生品ドローンからロシア軍の戦車や歩兵戦闘車両、軍事輸送トラックなどに爆弾を投下して破壊している。ロシア軍によって置き去りにされた無人の戦車にも小型民生品ドローンから爆弾を投下して壊滅させている。

以前はロシア軍によって上空のドローンを迎撃されてしまうことも多かった。だが最近では特に小型民生品ドローンが迎撃されたり機能停止されているという話はあまり聞かない。また小型民生品ドローンの場合、機能停止させられても安価なので他の小型民生品ドローンで再び攻撃しに向かうことができる。また置き去りにされた無人の戦車の周りにはロシア兵もいないので上空のドローンが察知されて破壊されることもない。

攻撃用の軍事ドローンではウクライナ軍が使っているトルコ製のドローン「バイラクタルTB2」でのロシア軍への攻撃ばかりが目立っている印象がある。「バイラクタルTB2」は大型攻撃ドローンで爆弾を上空から落として攻撃するので破壊力もあり、ロシア軍へのダメージも大きくロシア軍の装甲車を上空から破壊して侵攻を阻止することにも成功したり、黒海にいたロシア海軍の巡視船2隻をスネーク島付近で爆破したりとインパクトも大きい。そのため「バイラクタルTB2」での攻撃が成功するとウクライナ軍が動画や写真をSNSで世界中にアピールしているので目立っている。


「バイラクタルTB2」のような大型の攻撃ドローンは購入費用も高く、目立つのでロシア軍に地上から迎撃されて破壊されやすい。安価な民生品ドローンであれば、迎撃されても簡単に入手しやすい。「バイラクタルTB2」での攻撃によるダメージも大きいが、安価な民生品ドローンでも敵へのダメージは大きい。民生品ドローンは監視・偵察のために利用されていることがほとんどだが、ウクライナ軍では以前から民生品ドローンに爆弾を搭載してロシア軍に投下させたり、ドローンごと突っ込んでいき爆破している。

歩兵戦闘車であれば爆弾1個でも十分に破壊できるので、小型の民生品ドローンからの投下でも威力はある。また爆弾を搭載した小型のドローンが大量に上空に現れて、爆弾を投下してくるのは、かなりの脅威である。

今までは民生品ドローンで投下する爆弾は1個か2個程度と少量だったので、大型の戦車や地対空ミサイルなどを完全に破壊したり、ロシア兵を殺害することは難しかった。だがウクライナ軍のドローン部隊は工夫や改良を重ねて民生品の小型ドローンにも小型爆弾を多く搭載して落下させる方法を考案して、すでに実戦で活用しておりロシア軍に打撃を与えている。

694 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 13:18:40.92 .net
ウクライナ軍、北東部で攻撃継続 遺体多数発見でロシア非難の声

9/18(日) 7:05配信

 ロシア軍に対する反転攻勢を加速させるウクライナ軍は17日も北東部で攻撃を継続したもようだ。



 英国防省は17日付の情勢分析で、ロシア側は東部ルガンスク州の境界に沿ってオスコル川とスバトボの間に防衛線を構築していると指摘。ロシア国内からの補給路に当たるこの一帯の堅持を「重視しているもようだ」との見方を示した。

 英国防省は、前線のロシア軍部隊の現状について、ウクライナ軍の新たな攻勢を前に士気を保っているかどうかは不透明だと分析した。

 ロシア軍は南部でも守勢に回っている。米国防総省のライダー報道官は16日の記者会見で、南部の戦況に関し「ウクライナ軍が慎重かつ計算された前進を続ける一方、ロシア側は現状を維持しようとしている」と語った。

 ロシア軍の撤退が相次ぐ中、プーチン大統領は16日、上海協力機構(SCO)首脳会議が開かれたウズベキスタン・サマルカンドで、インドのモディ首相と会談した際、「早期の停戦に努める」と発言した。ただ、直後の記者会見では「東部ドンバス地方の作戦は終わらない」とも述べており、停戦を真剣に検討しているかどうかは不透明だ。

 一方、北東部ハリコフ州イジュムで多数の遺体が埋められているのが発見された問題で、ロシア側の関与を指摘し、指弾する声が強まっている。フランスのマクロン大統領は16日、「イジュムで行われた残虐行為を最も強い言葉で非難する」とツイッターに投稿した。

 ブリンケン米国務長官も記者会見で「ウクライナの占領地からロシア軍が退くたびに、その痕跡を目撃している」と指摘。「残虐行為を犯したり、命じたりした者の責任を問うことが非常に重要だ」と強調した。

695 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 13:19:31.64 .net
バイデン氏、プーチン氏の化学・核兵器使用をけん制

9/17(土) 14:30配信
 
バイデン米大統領は16日、ロシアのプーチン大統領に対しウクライナでの戦闘の激化をあおる行動をけん制し、化学兵器あるいは核兵器の使用に踏み切った場合、相応の結果を招くだろうと警告した。

米CBSテレビとの会見で述べ、その内容の一部が16日に放映された。

バイデン氏はこの中で、化学兵器や核兵器の投入について「するな」の言葉を3回繰り返し、「第2次世界大戦以降、なかったような形で戦争の顔を変えるだろう」と主張した。

ロシアがこれら兵器を用いた際の米国の対応を問われ、当然の結果があるだろうとも指摘。「ロシアは今まで以上に世界でのけ者になるだろう。彼らがするであろう事柄の程度で対応の内容も決まる」と強調した。

696 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 13:20:22.98 .net
プーチン氏、早期停戦に言及 インド首相の侵攻批判に

9/16(金) 22:42配信

 AFP通信などによると、ロシアのプーチン大統領とインドのモディ首相は16日、ウズベキスタンのサマルカンドで会談した。

 

 モディ氏は「今は戦争の時ではない」とプーチン氏に伝え、ロシアによるウクライナ侵攻を間接的に批判。プーチン氏は「懸念は理解する」と応じた上で、早期の停戦に努めると約束した。

 プーチン氏がウクライナ側に条件を明示せず、停戦に言及するのは異例。ウクライナ侵攻を決断してから半年以上が経過し、今月に入ってからはロシア軍が北東部ハリコフ州で撤退を余儀なくされるなど、ロシア側に不利な戦況が続いている。プーチン氏は「敵側が停戦交渉を拒否し、目的を軍事的に達成しようとしている」と述べ、ゼレンスキー政権に長期化の原因があると持論を展開した。

 この後の記者会見では、ウクライナ軍の反転攻勢の中、東部ドンバス地方の作戦を続けると発言しており、停戦の実現には疑問も残る。

697 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 13:21:13.48 .net
ザポリッジャ原発が外部電源と再接続 イジュームの集団埋葬めぐり国際法廷求める声

9/18(日) 14:14配信

国際原子力機関(IAEA)は17日、ウクライナ南東部のザポリッジャ原子力発電所が再び外部電源と接続したと発表した。一方、ロシア軍から解放された東部イジュームで集団埋葬地が見つかった件をめぐり、欧州連合(EU)では戦争犯罪を裁く国際法廷を開くべきだとの声が上がっている。

ロシアはウクライナ侵攻の初期に、欧州最大の原発、ザポリッジャ原発を占拠。同原発はその後、繰り返し攻撃にさらされており、送電線が破壊されていた。

ウクライナとロシアは互いに、相手が原発周辺で戦闘行為を続けていると非難している。

6基ある原子炉は全て停止されているが、原子炉を冷却し、メルトダウンを回避するため、電源が必要だった。

IAEAは今回、同原発の状況は改善しているものの、なお危険だとしている。

IAEAは9月初めに現地を視察した後、状況のモニタリングのために永続的に施設にとどまるとしていた。

視察団は16日、砲撃によって損傷を受けていた4本の主要送電線のうち1本が修復され、国内の電力網につながったと報告した。

■集団埋葬地発見で「国際法廷を」=EU

東部イジュームで集団埋葬地が見つかったことをめぐっては、EU議長国から戦争犯罪の国際法廷を開くべきだとの声が上がった。

イジューム郊外の森で発見された集団埋葬地からは、数百人の遺体が発見された。多くは市民で、女性や子供も含まれているという。

ウクライナは、イジュームで戦争犯罪が行われたと主張している。

チェコのヤン・リパフスキー外相はツイッターで、「21世紀に市民に対するこのような攻撃が行われるのは想像もできず、いまわしいことだ」と述べた。

「これを見過ごしてはいけない。全ての戦争犯罪者への罰を支持する(中略)迅速に侵略犯罪を裁く特別国際法廷を要求する」

■東部でウクライナの反撃続く

ロシア軍が占領を続ける東部ドネツク州では、16日も激しい戦闘が続いた。

ドネツク市の分離派の市長は、ウクライナ政府による爆撃で市民4人が死亡したと主張。一方のウクライナ側は、ロシア軍がミコライウの地熱発電所を砲撃し、この地域の飲料水供給が断たれたと訴えた。

イギリス国防省によると、ウクライナ軍はここ数日、北東部での反撃に成功しており、現在も反攻を続けている。また、ロシアはウクライナ国境近くの補給地ベルゴロドへつながる経路を守るため、防衛線を張っているという。

こうしたなか、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は16日、ウクライナの最近の反転攻勢について、ロシアの計画を変更するものではないと述べた。この件で公式にコメントしたのは初めて。

698 :美麗島の名無桑:2022/09/19(月) 13:21:58.80 .net
ロシアの「影響工作」費用、2014年以降に3億ドル超か

9/19(月) 8:30配信

ロシアが2014年以降、数十カ国の政治家や政党を取り込むために費やした金額は、3億ドル(約430億円)を超えているという。氏名が明かされていないバイデン政権の高官が、国内の複数のメディアに対して明らかにした。

国務省の公電などから得た情報を分析した結果として公表されたところによると、ロシアは今後、さらに多くの資金を各国の政治家などに送る計画だ。米当局がどのようにして「3億ドル」という金額を割り出したのか、実際にロシアがどの国を標的としていたのかについては、明示されていない。

だが、ロシアの政府関係者は欧州や中米、アジア、中東にある企業やシンクタンクを通じて、あるいは実在しない契約やシェルカンパニーを通じて、密かに資金を送っていたとされる。アジアのある国では、駐在するロシア大使がその国の大統領候補に現金数百万ドルを渡していたという。

こうした影響工作の一部には、ロシアの政治家アレクサンドル・ババコフと、オリガルヒ(新興財閥)のエフゲニー・プリゴジンが関与している。2人はいずれも、米国の政治に干渉したとして、米連邦検察に起訴されている。

プリゴジンは、2016年の米大統領選に影響を与えようとしたロシアのトロール・ファーム(偽情報を拡散させる組織)、「インターネット・リサーチ・エージェンシー(IRA)」に出資していることで知られる。

また、ウクライナやシリア、アフリカの数カ国に傭兵を送り込み、各国の政府とも密接な関係を築いているとされるロシアの民間軍事会社「ワグネル・グループ」にも出資しているという(プリゴジンとロシア政府はともに、ワグネルとの関係を否定している)。

米国務省の報道官のひとりは、「ロシアの隠れた政治的影響力は、米国と世界中の民主主義国家にとって、大きな問題だ」と述べている。同省のネッド・プライス報道官は、他国の選挙に干渉しようとするロシアの行動について、「国家の主権に対する攻撃」だとしている。

ロシアは長年、外国の選挙に干渉し、自国に都合の良い候補者が有利になるよう画策していると批判されてきた。2016年と2020年の米大統領選では、それぞれ民主党の候補だったヒラリー・クリントン、ジョー・バイデンを誹謗中傷する情報を広めたとされている。

また、米司法省は2020年、2017年に世界各地で起きたランサムウェア攻撃に関与したとして、ロシアの情報機関の関係者を起訴した。この関係者らは、同年の仏大統領選にも影響を与えようとしていた。

ロシアは2019年のウクライナの大統領選にも干渉していたとされるほか、スーダンをはじめとするアフリカの数カ国との関係についても、厳しい目を向けられている。

米政府関係者はCNNに対し、こうしたロシアの影響工作について、バイデン政権が入手した情報を“暴露”することは、ロシアが秘密裏に行っている活動を妨害するための最も効果的な方法の一つだと述べている。

今年2月にロシアがウクライナへの侵攻を開始した前後にも、米政府はロシアの行動に関する情報を公開し、非難していた。暴露されたロシアの計画に関する情報は大半がほぼ正確なものだったが、公開時にそれらを裏付ける直接的な証拠を示さなかったことで、米政府も批判も浴びていた。

総レス数 698
1023 KB
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver.24052200