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【ユーラシア】西洋vs.中洋vs.東洋

1 :世界@名無史さん:2012/11/02(金) 05:54:06.83 0.net
■西洋 Occident

近代500年をリード。歴史的に貧しかったが故に新大陸などに進出に成功した。
金髪碧眼を誇る。

■中洋

北アフリカから中東、中央アジア、さらにインドまでを含む。
ギルガメッシュ叙事詩の時代から先進地帯であり、全ての文明の母なる大地。
西洋と東洋は、ここから伝播した人と技術と宗教で育まれていった。
セム族出身のユダヤ人が、今も最優秀な民族として活躍。

■東洋 Orient

国連地理区分における東アジア及び東南アジア。
歴史的地理的にずっと豊かだったため、対外進出に消極的だった。
近代西洋によって詰み寸前まで追い込まれたが、マギがハック寸前で押し返したように、今押し返している。

100 :世界@名無史さん:2012/11/06(火) 12:56:27.71 0.net
>>94
>>96
さぞかし高尚で深遠なレスがお披露目されるかと思えば、
できることと言えば、ただの一行煽りレスww
幼稚園卒なんだろ?素直に吐けば楽に慣れるぞww

101 :世界@名無史さん:2012/11/06(火) 12:57:54.57 0.net
世界史板自体が過疎ってるし、大学で史学専攻なんて誰にも自慢できないから、こんなスレにまでいっちょ噛みしたがるんだろうな。
検索で調べられる知識なんて頭に詰まってても今じゃ無価値だよ。
どういう史観、仮説に基づいて史実を組み立てていき、今この世界についての解釈と将来予測に役立てるかが肝要。
単純な歴史の知識量が多いって、一体感何の役に立つのさ?
まだオタクアニメの知識量が多い方が実用的だわ。

102 :世界@名無史さん:2012/11/06(火) 15:37:47.20 0.net
251 世界@名無史さん sage 2012/08/13(月) 03:17:27.46 0
>>15
>ユダヤ教は一神教のアテン神信仰に影響受けたと吉村が言ってた。

ユダヤ教がゾロアスター教の影響を受けている事を考えれば
アテン神 ⇒ アフラ・マズダー ⇒ ヤハウェ あるいは 
アフラ・マズダー ⇒ アテン神 ⇒ ヤハウェ じゃないかな

アマルナ宗教改革と出エジプトとゾロアスター教が現れた時期が一致していて面白すぎる
ツタンカーメンの義母ネフェルティティと曾祖母ティイはアーリア系のミタンニ王国出身らしいから繋がっていてもおかしくない

103 :世界@名無史さん:2012/11/08(木) 00:04:26.78 0.net
>>71-75 くらいの錯乱っぷり(´・ω・`)

104 :世界@名無史さん:2012/11/10(土) 10:56:45.10 0.net
http://joumon-juku.com/kaiyou/99.html
西洋:植民地
中洋:通商
東洋:座商

105 :世界@名無史さん:2012/11/12(月) 13:35:31.68 0.net
中洋の女性はあんまり興味が湧かない。
でも一番悲惨な境遇に置かれてる感じがして可哀相

106 :世界@名無史さん:2012/11/12(月) 14:07:29.25 0.net
>>104 納得!!>>105 禿同!!

107 :世界@名無史さん:2012/11/12(月) 22:52:43.29 0.net
80年代の頃関心の高い地域は欧米→東アジア→黒人アフリカ→南アジア→中南米→中東であった。
中洋らしき概念はあったが、それは東洋(東アジア)と西洋(欧米)の間という認識でしかなかった。
文明の対立と言えば、西洋文明VSアフリカ黒人文化、西洋文明VS中南米先住民文化のイメージだった。
これが西洋VSイスラムに変わり中東への関心が黒人アフリカ、インドを抜いたのは悪魔の詩作者への死刑判決以後である。
この後、アメリカ本土で大規模テロが起こりアブデル・ラーマン師がクローズアップされ、名誉の殺人とか石打刑、
パレスチナ紛争、アフガン・イラク戦争等で一気に関心地域に中東がトップになっていった。

108 :世界@名無史さん:2012/11/13(火) 04:30:18.43 0.net
とりあえず「メッカこそ世界の中心」の画像
A New World Map with Mecca at the Center of the World

メッカを中心に据えたときはじめて綺麗な世界地図ができる

ttp://3.bp.blogspot.com/-ga9M9TIGnH8/TmUYDYh_TWI/AAAAAAAAA3M/mjChkmzqKIU/s640/mecca+center+of+world.jpg
ttp://geographer-at-large.blogspot.com/2011/09/map-of-week-9-19-2011-mecca-at-center.html

他の地図と比較
http://www.odt.org/mcart/index.cgi?code=3&cat=1

109 :世界@名無史さん:2012/11/13(火) 04:54:48.13 0.net
メッカ(北緯21.417度 東経39.817度 )の反対、地球の裏側
つまり南緯21.417度 西経140.183度
該当するのはトゥアモトゥ諸島

ファンガタウファ環礁 - Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/ファンガタウファ環礁
ファンガタウファ環礁(ファンガタウファかんしょう、Fangataufa(Fangatafoa) atoll)は、
南太平洋にあるフランス領ポリネシアの島。トゥアモトゥ諸島の一部であり、位置は、
南緯22°15′、西経138°45′である。

ムルロア環礁 - Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/ムルロア環礁
ムルロア環礁(ムルロアかんしょう)は、南太平洋にあるフランス領ポリネシアの島。
トゥアモトゥ諸島の南部にあり、位置は、南緯21°50′、西経138°55′である。

110 :世界@名無史さん:2012/11/15(木) 17:26:02.10 0.net
中洋て。
へんなのー

111 :世界@名無史さん:2012/11/18(日) 23:08:13.53 0.net
革命的に良スレだな。
日本人の世界観にコペルニクス的転換を起こすパワーを秘めている

112 :世界@名無史さん:2012/11/19(月) 21:34:33.56 0.net
【韓国】降霜院博士「人類の始原が韓民族であり、シュメール文明や西欧文明の礎となった」【ホルホル】
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1353322374/

◆【天地日報コラム】歴史を知っている民族が未来のマスター(主人)である
(韓国語)http://www.newscj.com/news/articleView.html?idxno=158772
(日本語はここから)http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1353315152/

113 :世界@名無史さん:2012/11/20(火) 04:02:02.41 0.net
西洋の国々は、昔はギロチン、火炙り、釜茹で、八つ裂きの刑とか、
残酷な公開処刑をやっていたのに、
なぜ死刑制度を廃止していったのだろうか?

114 :世界@名無史さん:2012/11/20(火) 17:34:38.49 0.net
逆なんじゃないの?
つまり、西洋は都合が悪い過去も隠さず記録に残していった…と。

韓国のTV番組たまーに見るけど、NHKでやったイ・サンとか見ると、王が変わると、歴史書を川に流したりするんだね。

115 :世界@名無史さん:2012/11/21(水) 21:23:26.03 0.net
西洋はローマだけで2000年以上も継続してるからな。
記録抹殺刑なんてのもあったが。

116 :世界@名無史さん:2012/11/23(金) 20:01:34.12 0.net
中洋とか本でも使われるのか?

117 :世界@名無史さん:2012/11/24(土) 03:27:50.67 0.net
東洋人の男が西洋に行くと殴られ、東洋人の女が中洋に行くと痴漢される。

118 :世界@名無史さん:2012/11/24(土) 11:27:40.29 0.net
北以外のアフリカはどこに分類されるんだ

119 :世界@名無史さん:2012/11/24(土) 12:51:03.32 0.net
>>118
暗黒空間

120 :世界@名無史さん:2012/12/02(日) 12:47:12.34 0.net
http://seiji.yahoo.co.jp/vote/result/201211270001/

121 :1:2013/01/13(日) 10:03:59.58 0.net
東洋、中洋、西洋の勢力圏は時代により可変である。
東洋の発祥は黄河文明、中洋の発祥はチグリスユーフラテス文明、西洋の発祥はナイル文明。
インダス文明は、それ以前に滅んでしまった。
仏教を産んだ頃のインドは確かに東洋だったが、今のヒンズー教のインドは、イスラム教のパキスタンバングラデシュと同じく中洋圏。
エジプトは西洋文明発祥の地だが、中洋圏の大国ペルシアに征服され、徐々に中洋化し、イスラム教国の今は完全な中洋圏。

つまり三大宗教以前から東洋西洋中洋は存在したが、現在その地がどの文明圏かを判断するのには、三大宗教は簡便な指標となる。

122 :世界@名無史さん:2013/01/19(土) 10:05:22.10 0.net
>>121
エジプトはペルシアの後はギリシアやローマが支配して
最後はイスラム勢力になったね
バルカン半島もトルコが一部支配をしてるし
最終的には中洋勢力が侵食していくんじゃないか
将来的には西洋文明自体がアメリカに移動するのかも

123 :世界@名無史さん:2013/01/29(火) 08:37:46.22 0.net
>>122
中洋からの移民がヨーロッパ各国で出生率を下支えするようになってるし、ヨーロッパは徐々に中洋に浸食されてるね。

西洋の中心は、今はシカゴあたりだと思う。

うちの大学が今度学科再編で、中洋史学科を日本で初めて作るかもしれない。

中洋という用語は京大だけだなく、東大の一部の学者も昔から使ってたしね。

インドやイランからの留学生は、中洋という区分に好印象を持つようだ。
母国に帰っても広めたいと話してた。

124 :世界@名無史さん:2013/02/03(日) 09:02:06.62 0.net
そのアメリカ自体も同じキリスト教だけどメキシコ人が増えて難儀してる

125 :世界@名無史さん:2013/03/02(土) 23:01:36.82 0.net
>>123
中洋史学科新設は延期されたみたいだね

126 :世界@名無史さん:2013/07/29(月) NY:AN:NY.AN P.net
ユーラシア世界を三分して考えるならにイスラム世界とインドを一緒くたはおかしいだろう
三分なら西洋と中洋は↓になるはず

■西洋 Occident
ユダヤ教、キリスト教、イスラームなどのセム系一神教の世界

■中洋
インド世界

キリスト教世界とイスラム世界はインドや「東洋」から見れば
セム系一神教の世界、つまりアブラハムの子孫達ということでどちらも似たようなものだ

キリスト教世界とイスラム世界を分けて考えたいならユーラシアは4分する必要がある

127 :世界@名無史さん:2013/12/04(水) 19:31:48.83 0.net
中東と西洋はエルサレムを中心に一神教

128 :世界@名無史さん:2014/04/03(木) 12:31:41.48 i.net
西洋(ヨーロッパ)=コーカソイド
中洋(中東、インド)=コーカソイド
東洋(東アジア)=モンゴロイド

なんか心細いな、せめてインドがモンゴロイドの味方ならよかったがあいつら白人の仲間だからな

129 :世界@名無史さん:2014/07/12(土) 18:01:34.86 0.net
>>1
『全世界史』

130 :世界@名無史さん:2014/09/09(火) 02:32:00.53 0.net
>>1
ユーラシア北方遊牧騎馬民族アスカ大帝国
 ↓支配
西洋中洋東洋

131 :世界@名無史さん:2014/09/09(火) 02:52:44.69 0.net
>>5
その通り。

>>8
西洋と東洋に文物をもたらし続けた、
アスカ大帝国の分派の
中東からインドにかけての文明。

132 :世界@名無史さん:2014/09/09(火) 03:17:55.08 0.net
>>19
北方遊牧騎馬民族アスカの無文字文明はなんと呼ぶのですか?

133 :世界@名無史さん:2014/09/09(火) 07:36:07.13 0.net
>>33
>日本人から見て、東洋と西洋の狭間にあるあそこらへんには、あまり意識を配って来なかったように感じる。

>>34
>あと、中洋というカテゴリーを導入した際、見落とされる地域はどことどこなのか。

北方ユーラシア。

>>40
>両者があまりにも離れてるので歴史上一番重要だったユーラシア中央部が全部飛んだ。

134 :世界@名無史さん:2014/09/09(火) 11:17:08.70 0.net
>>41>>42
大変興味深い。

135 :世界@名無史さん:2014/09/09(火) 21:45:43.98 0.net
>>128
中東とインドはモンゴロイドとの混血ってイメージあるな
西洋白人は純白人って印象

136 :世界@名無史さん:2014/09/10(水) 15:58:18.35 i.net
インドでも中東でもモンゴロイドは迫害されてるよ、基本的にバングラから西はコーカソイドの世界だから

137 :世界@名無史さん:2014/09/14(日) 12:46:56.65 0.net
>>136
インドで純潔的な白人っていないんじゃない?

138 :世界@名無史さん:2014/10/22(水) 02:59:56.73 0.net
『近年ノーベル賞を取った日本人』

南部陽一郎 1921年生
小柴昌俊 1926年生
下村脩  1928年生
赤崎勇 1929年生
鈴木章 1930年生
根岸英一・大江健三郎  1935年生
白川英樹 1936年生
野依良治 1938年生
利根川進 1939年生
益川 敏英 1940年生
小林誠 1944年生
中村修二 1954年生
田中耕一 1959年生
天野浩 1960年生
山中伸弥 1962年生

139 :世界@名無史さん:2015/07/09(木) 01:41:43.75 ID:QySHrL166
『全世界史』p.186〜187

「 4世紀から8世紀、この4世紀の時間は大きかった。

 しかし、タラス河畔の戦いのあった8世紀は、
これによってイスラムのさらなるアジアへの東進が食い止められたという意味を持つ。

 イスラム圏も中国圏も、そして西ヨーロッパ圏も、
ほぼこの8世紀の世界を元に形成され今日に至っている。
アジアもヨーロッパも4世紀の激動で形を現代に向かって変え始め、
8世紀には大体、現在の基になる勢力圏配置に近づくのである。
エネルギー源が同じだから、両者それぞれの動きもほぼ同じなのである。」

140 :世界@名無史さん:2015/07/09(木) 01:50:47.22 ID:QySHrL166
『全世界史』p.187

「つまり、キメクのおかげで紀元前からあった
東西の交易や交流は維持された。
そしてそのルートにおける安定が維持された。」

141 :世界@名無史さん:2015/07/09(木) 02:15:43.38 ID:QySHrL166
『全世界史』p.189〜190

「 キメクもカザールも汗国と呼ばれることがあるが、
実際には10〜20の小王国を統合する連合制の帝国である。
ただ皇帝をシァンピ風にカガンと呼んだだけだ。

 カガンとはもともとはシァンピの言葉であったが、
柔然の展開以降、
ユーラシアに広く用いられるようになった。

これの漢語が可汗だが、
はっきり原音がわかっているのに漢字を用いてはならない。

ましてや現中国語で可汗をケハンと読むからケハンだというのは
馬鹿げていることは言うまでもない。

間違いなくカガンである。

またカンはカンであってハンではない。」

142 :世界@名無史さん:2015/07/09(木) 02:25:09.73 ID:QySHrL166
『全世界史』p.190〜191

「 8世紀から10世紀にかけての東西を繋ぐ(あるいは分断する)
大帝国キメク、
これを無視したことは、旧来の歴史教科書の最大に近い誤りである。

これなしに、8世紀以降のアジアとヨーロッパを繋ぐ歴史の流れは理解できない。

よって高校の教科書では
全く世界史の流れが理解できないのである。」

143 :世界@名無史さん:2015/07/09(木) 02:47:59.72 ID:QySHrL166
『全世界史』p.191〜191

■カザールとヨーロッパ、そしてユダヤ人の起源

「 イスラム帝国が猛威を振るい始めた7世紀以降、
東ローマ帝国はカザール帝国があったからこそ
国家と国家宗教キリスト教を守ることが出来た。

また、東ローマ帝国がかろうじてでも存続したからこそ、
イスラム軍はアフリカ経由でイベリア半島までしか行けなかった。

 イスラム帝国の軍が地中海ではなく
ウィーンを経て陸路を進んでいけたとしたら、
フランク王国は全く成立しえなかったろう。

コーカサス、黒海北、アナトリア半島北部を押さえた
カザール帝国の意味は限りなく大きいのである。」

144 :世界@名無史さん:2015/07/09(木) 03:07:19.82 ID:QySHrL166
『全世界史』p.194〜194

「 (略)漢民族の歴史家は、
五胡十六国時代(4世紀初頭から5世紀前半)や
五代十国時代(10世紀)を
混乱して実りのなかった時代としてしまうが大きな間違いである。

 この時代(特に五胡十六国時代)がなければ、
そして北方遊牧民の文化的民族的混入がなければ
中国は全く「発展」しなかった。

隋や唐も生まれていないだろう。

隋や唐がなければ、中国はどうなったかは言わずとも知れたことだ。」

145 :世界@名無史さん:2015/07/09(木) 03:21:08.32 ID:QySHrL166
『全世界史』p.195〜197

■満州、南シベリア、興安嶺のイェメク

「 この国の内部において後に韓国を作る韓族が朝鮮半島で活動し始めるが、
彼らは主張しているごとき
北満州のフーユ国の王族(または皇族)の系統ではなく、
コマ国における半島での非支配的民衆である。

 おそらくツングース系ではあるまい。ツングース系は支配層なのだ。」

146 :世界@名無史さん:2015/07/09(木) 03:47:07.54 ID:QySHrL166
『全世界史』p.197〜199
■フーユ、コマと日本のつながり
「 重要きわまる時期、すなわち4世紀前半、
フーユ(夫余)の皇族は、南に逃れて朝鮮半島西部にクダラ王国を作る。

 これもおそらくではあるが、彼らはツングースとチュルクの双方からの血縁的影響を受けた人びとだっただろう。

 ところで、クダラは絶対にクダラであってヒャクサイでもピャクチェでも百済でもない。

当時コマとかなりの程度に言葉が共通し、相互に通じてもいた日本の過去の歴史家が明瞭に音を特定し、言い伝えてきたものが正しい。

 ヒャクサイもピャクチェも百済という漢字から発しただけの音である。
どうしてもそれが正しいというなら、飛鳥はヒチョウと読むべきだということになる。

 このクダラが日本皇室と繋がっていたことはほぼ明らかである。
他方、聖徳太子が異常にコマとの関係を重視していたこと、
大和政権が朝鮮半島に同盟地を持っていたこと、
その同盟地・任那を失ってもなお
九州の小王国はしばしば半島と深い関係を持っていたこと、
クダラの王室に対して日本は国運をかける勢いで救援しようとしたこと、
蘇我氏の追放はそれにさして熱心でなかったことに対する攻撃だったらしいことなどを
あわせて考えて、フーユ、コマと日本は当時、大変深い関係があったことは間違いない。

 繰り返すが、このフーユとコマの存在がシァンピが東へ来る動きを妨げた。

 血流にたとえると、北満州・興安嶺から南(さらに東へ)というルートは
詰まってしまっていたのだ。それどころか、
シャンピはコマやフーユの力に押されて、自らの発祥の地から西へかつ南へと去っていったのだ。

147 :世界@名無史さん:2015/07/09(木) 04:11:06.44 ID:QySHrL166
『全世界史』p.200〜200

■清朝に至る満州の動き
「(前略)

 その満州人中心の清を、漢人中心主義をもって打倒したのが
孫文の辛亥革命(一九一一年)だった。

ただ、それが共産党主導の中国になっても
清国が作り上げた大帝国建設主義の路線は完全に受け継がれて今日に至っている。

残念なことに、その場合、満州人が最初から持っていた
その国際性、移動性が悪く利用された。


 遊牧民が本来持っていた
連合性の尊重が精神の中から全く失われて、
漢人による抑圧的中央集権の極致のごときものが見えるのがその後の動きである。

(後略)」

148 :世界@名無史さん:2015/07/09(木) 05:30:07.28 ID:QySHrL166
『全世界史』
はじめに-哲学と生命論なき「歴史」学は全て退場せよ

第1章世界の中の日本
独立はしていたが孤立していない最古の日本列島文化
日本は漢字文化圏にはいない
蘇我氏の登場と日本連合帝国の成立
「日本」の出現
小王国の連合-ヤマト帝国の成立

第2章文化と文明、王国と帝国、民族と人種
ローマは「王国」、ヤマトは「帝国」である
文明という病はどこから、いつ始まったのか
シュメール人が広めた病、それに罹患した諸民族
誇示すること、残すことへの執着という「病い」
シュメールの病いは古いのか新しいのか
ミシアとメシア-その発祥の地
騎馬民族分化の基軸
シュメール以後の諸王国
経済が誕生した本当の理由
南シベリアからの移動と衝突、融合と展開

第3章人類文化の起源地・ユーラシア
文化と文明の大道
本当は豊かだったシベリア
アレクサンドロスが憧れた草原
草原の大国が重視したチュー川流域の力
人類文化の出発地点、ミヌシンスク文明
「移動」と「金属」が根本特徴
7000年前からの病い

149 :世界@名無史さん:2015/07/09(木) 05:33:02.46 ID:QySHrL166
第4章世界帝国アスカ
世界史の表舞台に立つアスカ
アレクサンドロスの欠陥
アスカとミトラ教
アスカと日本の飛鳥、そしてゲルマン
発展した東西交易とユダヤ人-ローマやむを得ず西へ
ゲルマン人、表舞台へ
ヨーロッパ形成の基軸はなにか
本当は異質物のフランク族

第5章異端と正統の誕生-西ヨーロッパ社会の基礎
西ヨーロッパに響いたユーラシアの動き
ドナウ川、渡って行くのはみなゴート
ミトラ教の浸透
異端と正統の逆転-繰り返し産み出される二重性
ケルト人とフランク族の謎
フランク王国メロビング朝
フランク王国から10世紀のヨーロッパへ
チュルク族のカザールと西ヨーロッパ
南仏、スペインのキリスト教世界

第6章ヨーロッパの本格的成立
アジアと違うヨーロッパ都市の成立
十字軍のインパクトとヨーロッパの経済的成長
ルネサンスは「復興」にあらず
重商主義と絶対王政の展開
海外交易の進展、そして植民地経営
ヨーロッパはどうなるのか、日本はどう対応するのか

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