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日本史より面白い「世界史」は何処か?

1 :世界@名無史さん:2024/03/28(木) 21:02:16.39 0.net
どこの国でも自国史が一番と思うのは普通の感覚かもしれないが、私見では日本ほど面白い各国史は無いと思う。私は小学生の時からの日本史オタであり、高校生から
近現代史(世界史)には強い興味があるのだが、それ以外の時代・地域は興味があまり無い。まあ、始皇帝とナポレオンだけは好きで本も読んだが、特に中国史や近世西洋史に関心があるわけでもない。知識も無い。
 
皆さんが思う「日本史より面白い」各国史(又は地域)や時代はどれですか? 主観でいいのでおいらに語って下さい。

75 :世界@名無史さん:2024/04/06(土) 10:20:24.22 ID:0.net
塩野七生が『ローマの街角から』(新潮社)で、

「…しかし、彼らには健全な常識があったことは認めよう。
西郷隆盛は、軍事援助を申し入れてきたイギリスに対し、
次のように答えて断っているのだ。
『日本の変革は、日本人の手で行わねば面目ない』
この言葉は、自国のことの解決に他国の力を借りる例で埋まっている
世界史を少しでも知っている者ならば、感動なしには思い出せない
一句である」

76 :世界@名無史さん:2024/04/06(土) 10:39:20.80 ID:0.net
>>70
いくら武士の数が多くても戦闘経験がなさ過ぎて使い物にならんかった
開国より半世紀も前の話だが数千人の武士が数十人のロシア海賊に蹴散らされている

77 :世界@名無史さん:2024/04/06(土) 10:42:28.18 ID:0.net
塩野の考えは浅いな。明治維新の成功はイギリスの援助失くしては有り得なかった。
最近 NHKはグロヒスブームに乗った日本史番組をシリーズで放送していたが、そのなかで
パークスが陰で明治維新を“操作”していた解説は面白かった。

78 :世界@名無史さん:2024/04/06(土) 11:29:31.23 0.net
>>75
西郷が薩摩の方向性を決定してたって考え方は古い
あのひとは藩外の人と会話する担当なだけ
2000年以降、薩摩関係はいろいろひっくり返ってるので、それより前に書かれた本には注意

79 :世界@名無史さん:2024/04/06(土) 11:45:52.71 0.net
日本人は、近代における自国が国際社会におけるパワープレイヤー
だったように考えているけど、実際の所は、せいぜいアングロサクソンの
極東支店ぐらいの位置づけだよな。

80 :世界@名無史さん:2024/04/06(土) 11:46:36.15 0.net
パークスが戊辰戦争と新政府の国際的承認において最重要のキーマンだったのは否定しないが、「明治維新を操作していた」みたいな陰謀論的表現はちょっと違うな
少なくとも薩摩から当時の外国勢は、漁夫の利を狙う第三勢力として認識されていて、イギリスだけに頼り切りにならないよう、ベルギーなど小国に近づいたりして、バランス調整を図っている
ひとつの国におんぶにだっこしようとしたがる傾向が強いのは、どっちかというと旧幕府側

81 :世界@名無史さん:2024/04/06(土) 12:19:45.66 0.net
薩摩関連で重視すべきなのは、小松帯刀かな?
あと、最近は坂本龍馬の株がダダ下がり

82 :77:2024/04/06(土) 14:25:39.04 0.net
>>80
俺へのレスと理解して返答するが、「操作していた」はちょっとアレな表現だったとは思うが、
イギリスが自国の思惑で徳川幕府を見限って、早々に薩摩に天下を取らせる方針をとったことを指している。
この部分は陰謀論でもなんでもない。無論 薩摩は英国に踊らされたわけでもないし、明治新政府は英国の傀儡政権でもない。
誰かも指摘しているが、日本人は幕末にロマンを求めすぎて英雄譚に走りすぎ諸外国の思惑や行動を軽視しすぎ。

過去レスに「大英帝国もっと広かった説」の動画を貼ってあるので観てちょ。

83 :世界@名無史さん:2024/04/06(土) 14:57:23.86 0.net
>>82
「操作していた」を撤回してくれたならOK
「幕末にロマンを求めすぎて英雄譚に走りすぎ」のところは、そんなことまったく書いてないぜと言っておくね
今の時代、当時のイギリス側の一次史料とかもアーカイブで読めるのに、それを確認しないで伝言ゲームみたいな日本語情報だけ見てるから、「操作」とか「大英帝国もっと広かった説」とかそういう陰謀論っぽい表現が出てくるわけでw

84 :世界@名無史さん:2024/04/06(土) 15:20:15.06 0.net
あと「イギリスが自国の思惑で徳川幕府を見限って」までは合ってるけと、「早々に薩摩に天下を取らせる方針をとった」は間違いだねw
イギリスは、自分たちが英修好通商条約を結んだのは日本全国と自由貿易をしたいからで、幕府が自分たちだけで貿易を独占しようとして、他藩との取引を邪魔するなら、それはもう日本代表じゃないと言い出す
じゃあALL-JAPANとの貿易を仕切れるのは誰か?天皇を担ぎ上げた新国家なら可能じゃね?って思惑で動いただけ

85 :世界@名無史さん:2024/04/06(土) 16:10:33.50 0.net
>>83.84
ちょこっと補足
>「幕末にロマンを求めすぎて英雄譚に走りすぎ」のところは、そんなことまったく書いてないぜ
そこは俺の言葉であって、>>73を受けての感想。自分のことかと思った?w
 
>「操作」とか「大英帝国もっと広かった説」とかそういう陰謀論っぽい表現が出てくるわけでw
何に噛みついてるのかわからんのだが、あの動画のどこが陰謀論なんかね? 
あれは自由貿易を拡大解釈した歴史観でしょ? 
>「早々に薩摩に天下を取らせる方針をとった」は間違いだねw(後略)
あー、はいはい。ざざっと読むに「早々に」がお気に召さないわけね。んじゃあ、この3文字撤回していいよ。別に戊辰戦争の10年前から、という意味ではないのでw
薩摩藩が倒幕に舵を切ったのは1867年4月(だったかな)の兵庫開港をめぐる慶喜と久光の会談決裂がきっかけ。もうそのころから英国は次を目論んで薩摩に肩入れしてる。
この変わり身を時系列からみて「早々に」と表現しただけ。
内容ではなく表現にクレームという理解で処理する。俺は陰謀論者ないしw

86 :世界@名無史さん:2024/04/06(土) 16:14:22.85 0.net
幕末に関する議論の移り変わり(古→新)
①司馬遼太郎や武田鉄矢を鵜呑みにして受け売りする
②上の逆張り。とりあえず徳川幕府をほめ、明治新政府を否定し、外国に操られていた~と言えばよい、という単純な史観にはまりがち
③2000年以降に山ほど出てきた新史料や研究も一応チェックして発言

体感だと、今は②がいちばん多いかな
②の人におかしいところを指摘すると、①に反論されたと思い込みがちなので、いつまでも知識がアップデートされない

87 :世界@名無史さん:2024/04/06(土) 17:44:56.20 0.net
イギリスは戊辰戦争でも中立で、格別に薩摩に肩入れしてたわけでない
そもそも幕府の方が遥かに強大な軍事力を持ち、冷静に見れば薩長に勝てる見込みは無い
薩摩の倒幕論も挙兵すれば自分たちに続く藩が現れるかもという希望的観測で中止
鳥羽伏見の戦いも偶発的に起き、奇跡的に兵力で劣る薩長が勝ったに過ぎず
日本ですらそんな結果を読めないのに、イギリスが読めるはず無いでしょ

88 :世界@名無史さん:2024/04/06(土) 17:51:13.83 0.net
>イギリスは(中略)格別に薩摩に肩入れしてたわけでない

???

89 :世界@名無史さん:2024/04/06(土) 17:55:19.05 0.net
李氏朝鮮ですら攘夷成功してるわけだから
持久戦してれば外国は撤退するしかなく
勝ちは取れるんだよね

90 :世界@名無史さん:2024/04/06(土) 18:00:28.33 0.net
今度は「こうすればアロー戦争は中国が勝てた」かいなw

91 :世界@名無史さん:2024/04/06(土) 18:13:15.91 0.net
幕末当時も言われてたけど、攘夷なんて大げさで人によって捉え方の違う単語を使うから、世が荒れるんだよ

92 :世界@名無史さん:2024/04/06(土) 20:28:55.95 0.net
皆さんの日本史愛が良く伝わりました。 日本史は面白いですね。

さて、これより面白い世界史をどうぞ。

93 :世界@名無史さん:2024/04/06(土) 20:53:24.78 0.net
高校の選択科目が日本史と世界史だったから、別にどっちが上とか分けて考える発想ないかも

94 :世界@名無史さん:2024/04/06(土) 21:04:40.15 0.net
>>91
開国の方がとらえる意味が違うんでないかな
幕府の言う通りの開国
攘夷してから開国
将来的な開国

有名なのは坂本龍馬
坂本龍馬も将来的な開国かも知れんが
長州の攘夷を応援すべきとしているからまず当時は攘夷派の部類だろう

95 :世界@名無史さん:2024/04/06(土) 21:32:01.88 0.net
中世ヨーロッパの温暖化と十字軍と騎士の隆盛
平安海進とその後の寒冷化と平家滅亡と鎌倉幕府
温暖化で人口が増えたあと寒くなると戦を担う階級が台頭するのはわかるけど
モンゴル帝国は気温と何か関係あるんだろうか

96 :世界@名無史さん:2024/04/07(日) 08:06:32.33 ID:0.net
奴隷貿易や植民地支配があったからアフリカは発展できない、
とか、現在の中東の混迷は全て欧米に原因があるとか、
こういう歴史観にはもう飽きた。

97 :世界@名無史さん:2024/04/07(日) 08:56:26.28 ID:0.net
だれかを悪者にする系の歴史観はそこで止まっちゃうからつまんない
被害者と悪者って構図が好きな人って自分に酔いがちだし
昔は今みたいに物資が豊富じゃないから、生きてくためにリソースの奪い合いが起きてるだけだし
善悪とか評価の話は学問的じゃないからスルーしたいのに、いちいちそっちに話を戻す人って頭固いのかな

98 :世界@名無史さん:2024/04/07(日) 09:10:43.88 ID:0.net
日本史だと井沢元彦がその傾向凄いよ
織田信長のすること全てを世界的だのなんだのと言って正義認定
なまじ作家で文章の書き方はうまいから初心者には大うけで
あいつの愛読者が増えたために日本史の研究がハチャメチャになった

99 :世界@名無史さん:2024/04/07(日) 09:22:44.28 ID:0.net
世界史で地域間の貿易とか文化の伝搬の話をしてると、変なコンプレックスもった人が善悪の話にしてきてつまんない

100 :世界@名無史さん:2024/04/07(日) 09:25:02.01 ID:0.net
大航海時代の話もそうなっちゃうんですよねぇ
そして列強に侵略されなかった日本スゲーとか

101 :世界@名無史さん:2024/04/07(日) 09:33:31.73 ID:0.net
大航海時代で興味あるのは、従来コショウは傷んだ肉の味をごまかすためだったって風説がまことしやかに語られてきたけど、近年そんなわけないだろって否定されてるって話かな
あと、インドカレーにはクローブ、ナツメグ、唐辛子など元々インドになかったスパイスが使われているけど、なんでインド人は多種類のスパイスをひとつの料理に入れるようになったのかとか
掘ってくと意外に深い

102 :世界@名無史さん:2024/04/07(日) 09:40:24.49 ID:0.net
香辛料は最初、薬として使われていたんだっけ?

103 :世界@名無史さん:2024/04/07(日) 10:00:06.18 0.net
当時のヨーロッパで、コショウなどのスパイスは、味の落ちたワインに入れて使われてた記述が多い
今でもホットワインやサングリアに入れることあるし

104 :世界@名無史さん:2024/04/07(日) 10:08:55.04 0.net
大航海時代の香辛料貿易って、ヨーロッパ視点で見るとアジア⇔ヨーロッパの交易路しか見えないから、従来はそのルートだけでどうやって儲けたかって無理やりこじつけようとして、コショウが極端に高値だったと考えられてきた
でも実際にはインド⇔東南アジアとか、東南アジアの島々の間で行う貿易とかの利潤の方が多かった
アジアで近距離貿易を何度も繰り返してがっぽり儲けて、船が傷んできたら修理のためにヨーロッパに戻り、ついでに香辛料もたくさん積んで帰ってヨーロッパで売るというビジネスモデル
香辛料貿易のハブになったのがインドで、多種類のスパイスが集まったため、スパイスを多種類使う食文化が生まれた

105 :世界@名無史さん:2024/04/07(日) 10:23:00.37 0.net
日本でシルクロードと呼ばれているルートは、
ヨーロッパでは香辛料の道と呼ばれているんだよな
絹よりも香辛料

106 :世界@名無史さん:2024/04/07(日) 10:49:45.94 0.net
海のシルクロードは特にそうだよね

107 :世界@名無史さん:2024/04/07(日) 13:10:02.57 0.net
北極圏経由の毛皮の道も興味深いんだがこっちはあまり話題にならないんだ

108 :世界@名無史さん:2024/04/07(日) 14:07:23.04 0.net
香辛料無ければ肉食えなかったんだから
肉食止めれば良かったんでわ

109 :世界@名無史さん:2024/04/07(日) 14:56:39.88 0.net
>>107
話題にならないんだ じゃなくて自分が面白く書いて広めればいいんじゃね
コショウは肉に使ったわけじゃないって話だって、日本語じゃほとんど出回ってないし

110 :世界@名無史さん:2024/04/07(日) 16:01:20.74 0.net
北のステップ・ルートが一番最初に開けたんだよな

111 :世界@名無史さん:2024/04/08(月) 07:07:56.32 ID:0.net
ステップルートもそうだけど、毛皮交易の主なルートってほとんどが北極圏より南だよねえ
クロテンやラッコの生息圏を考えても

112 :世界@名無史さん:2024/04/08(月) 07:34:56.49 ID:0.net
毛皮はイスラーム世界にも輸出されてたんだよな
イスラーム圏=暑い地域、というイメージがあるけど

113 :世界@名無史さん:2024/04/08(月) 08:09:48.48 ID:0.net
高価な香辛料を買える層は腐った肉なんて食わない

114 :世界@名無史さん:2024/04/08(月) 09:06:37.98 0.net
ジェンダー史が流行だけど、最近は自然科学の世界でも、
ジェンダーを取り入れるべき、という意見があるらしいね
少し行きすぎていると思わない?

115 :世界@名無史さん:2024/04/08(月) 09:22:19.40 0.net
自然科学はスレチ

116 :世界@名無史さん:2024/04/08(月) 10:20:47.35 0.net
このスレ的にはアフリカ中心主義ってどうよ?
クレオパトラやベートーベンなど、歴史上の有名人が
黒人だったという説

117 :世界@名無史さん:2024/04/08(月) 12:09:04.47 0.net
日本史より面白いと思うなら語れ
単に叩きたいだけならスレチ

118 :世界@名無史さん:2024/04/08(月) 20:42:42.71 0.net
やっぱ武士だよね
近代だとどこも近代化して、個性が無くなる

119 :世界@名無史さん:2024/04/12(金) 12:57:24.18 0.net
これまで出た「日本史より面白い世界史」
・古代ギリシャ史
・古代ローマ史
・グロヒス(交通史・文化史)
・香辛料の話

>>115
硬い事言うなってw

120 :世界@名無史さん:2024/04/12(金) 17:18:33.13 ID:0.net
明治維新と、エジプトのムハンマド・アリー朝による
近代化の比較とか
近代化を始めたのはエジプトのほうが早かったのに、
人口の少なさや欧州に近いという地理的条件のために
失敗した

121 :世界@名無史さん:2024/04/12(金) 18:00:25.95 ID:0.net
近代化を共に始めた日本とエジプトだが明暗がはっきり分かれたね。
エジプトの失敗の直接原因は財政赤字でイギリスの借金まみれになったことだが、なぜこうなったのか?
なぜ日本は英国の食い物にならなかったのか? 興味あるね。

122 :世界@名無史さん:2024/04/12(金) 19:36:53.87 ID:0.net
当時の技術では、軍事的に日本を取るのは不可能
艦隊を組んでも艦砲射撃ができる程度で遅れる兵は数千がやっと
経済的にも絹があるので、輸出で儲けられたのでないの

123 :世界@名無史さん:2024/04/12(金) 20:54:28.85 ID:0.net
少しスパイスが足らないなあ。こう質問変えてみようかな。 日本は
日本はなぜ経済的植民地にならずにすんだのか? なぜ保護国にならずにすんだのか?
ま、不平等条約飲まされたこと自体が「経済植民地じゃんか」という指摘もあろうが
エジプトやペルシャほどじゃない。
内政面でもエジプトは失敗したが、日本もやばかった。どこに差があったのか?
同じころタイでも近代化政策がはじまったが日本とどう違ったのか?

124 :世界@名無史さん:2024/04/13(土) 00:00:15.07 ID:0.net
エジプトはスエズがあるからだろ
ヨーロッパ⇔アジアの貿易で優位性を保つためには、スエズを安全に通行できるように、エジプトを抑えておく必要がある
日本はそこまで戦略的重要性がないから、駐日イギリス総領事が本国に軍艦を派遣してくれと頼んでも、インドや中国に出払ってて足りないから無理と再三断られている

125 :世界@名無史さん:2024/04/13(土) 00:06:06.28 ID:0.net
世界史の話題でも、日本人の右へならえ思考が出るの面白いよな
よそが植民地になっているのに、なんで自分のところが植民地にならなかったの?みたいな

126 :世界@名無史さん:2024/04/13(土) 09:40:29.16 ID:0.net
やはり日本の近代化は幸運に恵まれた

127 :世界@名無史さん:2024/04/13(土) 10:58:56.86 0.net
ムハンマド・アリーは、日本ではまずまずの成功を収めた
近代的国営工場の経営には失敗している。
あと、彼の孫たちが外国から借款や債券を導入したのも
痛かった。

128 :世界@名無史さん:2024/04/13(土) 12:07:13.16 ID:0.net
>近代的国営工場の経営には失敗している。
先日 「アフリカはなぜ発展しないか」というテーマのブログを読んでいたんだが、
発展途上国が先進国に対抗して民族資本を育成する難しさを挙げていて考えさせられた。
日本の近代化の成功理由の第一は 様々なハードルを乗り越えて民族資本を育成できたことが大きかったね。
ま、元々豪商や職人の多い国だったという点はあるけどね。

129 :世界@名無史さん:2024/04/13(土) 13:09:26.82 ID:0.net
>>123
タイはイギリスと修好通商条約を結んだ後も、政治に大きな
変革が起こったわけでも、上からの近代化政策が行われた
わけでもなかった
開国は当時の国王ラーマ4世や開国派の有力貴族が進めたが、
伝統的支配層が開国を主導し、絶対王政が廃止される1932年まで
支配層を構成した

130 :世界@名無史さん:2024/04/13(土) 14:01:28.36 0.net
>>129
近代化政策の意味を「政権交代」「欧米と肩を並べる」と恣意的に狭義に解釈していないか?
チャクリー改革は紛れもなく上からの近代化政策で 一応、成功例とされる。
ちょっとググってみ。
 「王様と私」でおなじみのラーマ5世はよく明治天皇と比較される。

131 :世界@名無史さん:2024/04/13(土) 15:09:08.43 0.net
ぶっちゃけ「日本はなぜ植民地化されなかったか?」という話題はつまらない
擦られすぎてるし、短い動画やブログだけ見てわかった気になってるやつが、上から目線で無理くり横展開したがるし

132 :世界@名無史さん:2024/04/13(土) 17:11:23.20 0.net
>>131
だったら君はどういう話題なら面白いと感じるのかな?

133 :世界@名無史さん:2024/04/13(土) 22:21:15.83 0.net
軍事、制度、経済共に開国に耐えられる体制を作った
他の東アジアの国は開国したのは良いが、清みたくずるずる不利な要求を吞まされた

134 :世界@名無史さん:2024/04/14(日) 08:09:30.96 ID:0.net
西洋史で、古代末期から中世初期の歴史は面白いと思うけどな
ちょうど日本では奈良時代から平安時代みたいで。

135 :世界@名無史さん:2024/04/14(日) 12:00:41.89 ID:0.net
具体的にどこが?

136 :世界@名無史さん:2024/04/14(日) 20:24:12.02 0.net
日本史ほど面白いのは古代中国くらいかな
三国志とか楚漢とか秦帝国とか有名でしょ
ローマ帝国はそこそこ面白いかな

137 :世界@名無史さん:2024/04/14(日) 20:33:48.55 0.net
三国志は後半がグダグダなので嫌いです。

138 :世界@名無史さん:2024/04/14(日) 22:40:01.85 0.net
面白いかどうかなんて個人の主観だからなあ
このスレで日本史の方が面白いって主張してる人は、マンガとかによく出てくるようなのが好きみたいだね

139 :世界@名無史さん:2024/04/14(日) 23:32:45.85 0.net
ハズレ  >>138

140 :世界@名無史さん:2024/04/15(月) 12:52:19.07 0.net
世界史学ぶと、米英仏のような近代化に成功した国のほうが
むしろ特殊で、その他大勢の、近代化に失敗した国々は
普遍なのだということがよくわかるな

141 :世界@名無史さん:2024/04/15(月) 13:24:15.11 0.net
東欧諸国も近代化に“成功”したのは20世紀末も末、ほんの20数年前だ。
アルバニアや旧ユーゴ、旧ソ連は未だ近代化の途上である。
欧州・中南米においてこれだから、近代とは何かを問い詰めていく「近代史」は面白い。
だから興味あるよ。

142 :世界@名無史さん:2024/04/15(月) 15:31:04.62 ID:0.net
ビザンツ帝国の歴史を調べると、世界史がいかに
西欧中心に偏っているかがわかる

143 :世界@名無史さん:2024/04/15(月) 16:57:38.97 ID:0.net
エジプトと日本の近代化の話なら、成功/失敗だけ取り上げて日本スゲーとやるより
幕末の日本人がエジプト通って、労働者の惨状を見て、公共事業は外資にやらせちゃいかんと思ったとか
パリ万博で日本の展示の近くにスエズ運河館があって、株式で資金を集める方法を学んだとか
スイスやベルギーの成功を見て、小国にはイギリスとは違う近代化の方法があると目を付けたとか
近代化に先に手をつけた国から日本に、事例やノウハウが伝わる流れに興味ある

144 :世界@名無史さん:2024/04/15(月) 17:41:27.10 0.net
明治の日本人たちは、セイロン島に流されていた
ウラービー・パシャに会って、西洋諸国のやり口について
いろいろ忠告してもらっている。

145 :世界@名無史さん:2024/04/15(月) 19:10:07.00 ID:0.net
日本の場合、エジプトと違って、担保になる十分な資源や資産が
なかったことが、逆に幸いした。
あったら外債に頼っていたかもしれない。

146 :世界@名無史さん:2024/04/15(月) 21:23:35.12 0.net
>>68

>では、古代ギリシャを必須にする必要はなくなったな。

古代ギリシアがモデルケースとして今でも世界的に重視されることには、
きちんとした理由があるよ
政体や技術開発は様々な地域で個別に或いは類似的に出てくることはあるとして、
ではそれらの中でも特に、古代ギリシアがなぜ今でも重視されるかというと、
古代ギリシアでは、基礎理論、特に論理・数学・統計に基づいた、研究・証明・考察と、
そこからの理論の体系化が行われていったからということが大きい
そして、特に古代ローマでそれを受け継いで社会基盤が整備されていったという歴史がある

少なくとも、現代日本で、ギリシア・ローマにその淵源がある理論体系を全て除外したら、
社会そのものがおそらく崩壊する(少し思い浮かぶだけでも、科学技術然り、法体系然り)

147 :世界@名無史さん:2024/04/15(月) 22:14:20.48 0.net
>>146
古代ローマは土木・建築技術に優れ、ギリシャのそれを発展させ得たが、自然科学知識や文芸などでは進化した印象が無い。
その辺はどうですか? ま、法体系はわかる。

148 :世界@名無史さん:2024/04/15(月) 22:32:47.89 0.net
>>145
幕府が生糸の専売権と引き換えにフランスから借金しようとはしてたな
明治に生糸は主にアメリカに輸出され、日本の近代化の主要財源になったけど、もしフランスを必ず仲介して利益の大半を中抜きされる構造にされてたら日本は詰んでた
ま、当時日本にいたフランス人は絹織物の盛んな南東部出身が多かったから熱心だったけど、本国のパリの連中はそれほど乗り気じゃなくて断られたんだけど

149 :世界@名無史さん:2024/04/15(月) 22:53:42.47 0.net
>>147
ローマは伝統的に理論研究よりも実践応用を得意とする気風があったからね
それでもローマでは、ギリシア発の理論が、その実践応用の基盤になっていた
共和政ローマの公用語も、東方拡大以降はラテン語とギリシア語の併用だったし

法体系の整備のための基礎理論を含め、例えばアリストテレス政治学などは、
ローマでも現代社会でも、その根底での基盤になっている

150 :世界@名無史さん:2024/04/15(月) 23:00:40.35 0.net
エジプトはインド・ルートの要にあり、スエズ運河開通後は
戦略的重要性が飛躍的に増した

151 :世界@名無史さん:2024/04/16(火) 09:13:03.72 0.net
世界史を学んでいると、不利を有利に一変する、ということが
よくあるな

例えばアメリカ合衆国には、ヨーロッパのように優秀な職人が
大勢いなかったので、寄せ集めの移民、つまり馬鹿でも扱える
ものを数多く創り出した。

ファストフードとか、洗えるウールとか。

でもそれらが今では世界中に広まっている。

152 :世界@名無史さん:2024/04/16(火) 10:56:53.56 0.net
弱みを強みに変える、という逆転の発想で成功する例は企業や地方自治体にも見られ、
そういうサクセスストーリーは面白いね。
イギリスだって欧州の端っこで人口も少なく農業もパッとしない国だから海外に活路を見出して覇権国になった。

153 :世界@名無史さん:2024/04/16(火) 18:39:08.84 ID:0.net
戦争観の変遷について調べてみると、中世の正戦論の時代から、
近代になって無差別戦争観が広まって、二つの世界大戦で
再び正戦論が復活する

こういうのも現代の戦争・紛争と絡んでいて面白い

154 :世界@名無史さん:2024/04/16(火) 20:32:40.95 ID:0.net
>>153
横レスだけど、その推移に更に加えるなら、
第二次世界大戦よりも後には、戦争についての、否定/放棄論が台頭した

実は日本に限らず欧州にも、自国の憲法上の交戦権を自衛権以外認めない規定の事例は有る

155 :ウムウル:2024/04/16(火) 21:35:40.68 ID:0.net
NHKの恐竜番組にしては
フロンティアのはおもしろいな

156 :世界@名無史さん:2024/04/17(水) 15:48:42.70 ID:0.net
世界史学ぶと、ある一つの産業に特化すると、
その国は脆弱化する、ということがよくわかるな

よく踏み固められた馬場でしか走れない、サラブレッドみたい

157 :世界@名無史さん:2024/04/17(水) 17:38:16.21 0.net
お隣のサムスン民国は・・・・

158 :世界@名無史さん:2024/04/17(水) 20:41:33.81 0.net
モノカルチャー経済の国は、大きな変動が
襲ってきたときには弱い

159 :ウムウル:2024/04/17(水) 21:00:18.41 0.net
>>158
こっちはわかるけど

>>156
こっちはわからないですね

なんか例でもあるんだろうか

160 :世界@名無史さん:2024/04/17(水) 23:27:46.63 0.net
ビザンツ時代、古代ギリシアの民主政は、「恥ずべき政体」
と考えられていた

世界史を学ぶと、現代人が当たり前と考えていることが、
異なる時代の人々にとっては当たり前ではなかったことに気づく

161 :世界@名無史さん:2024/04/19(金) 16:31:12.78 0.net
歴史全般を見渡して、ある程度共通の法則があるって話をするときに
誰かが法則の話を出して、それに当てはまるエピソードを皆で探すという流れは面白い
特定の国と時代の話をしてるときに、「詳しくないけど、歴史にはこういう共通法則があるから真実はこうに決まっている。世界史を知らないのか?」とドヤッてくる奴の話はつまらないし邪魔

162 :ウムウル:2024/04/19(金) 23:14:35.00 0.net
>>1

日本史はわりと記録が
残ってるからおもしろいと思う

>>147
マジですかw

163 :世界@名無史さん:2024/04/19(金) 23:27:37.18 0.net
壬申の乱以前の日本史はフィクションだと私は考えています。

164 :ウムウル:2024/04/19(金) 23:33:35.81 0.net
>>95
これはなんかあった気がする

あと大西洋南北熱塩循環が停止したら
どうなっちゃうんだろう

165 :世界@名無史さん:2024/04/20(土) 00:54:21.78 0.net
「RUSTアメリカ編→世界征服編初日」
▽Steam(PC)/PS4,5/XBOX 1,シリーズS/X
架空戦争サバイバルゲーム
RUST(ラスト)ゾンビレイド#38
Season.11 第2話
「ネクロマンサー vs
世界最強軍鯖ラストリア.USMain★1」

ttps://iplogger.info/2Tk4H7.com

166 :ウムウル:2024/04/20(土) 07:58:26.51 0.net
これ以外もみた気がするんですが
発見できませんでしたね

>>95

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/9024/?ST=m_news

167 :ウムウル:2024/04/20(土) 08:17:28.93 0.net
>>20
ほほぅ、生涯と関係あるのか
おもしろそうですね

168 :世界@名無史さん:2024/04/20(土) 12:52:03.30 0.net
歴史気候学は好きなんだけど、まだ研究者が頑張ってデータを集めてる最中だから、ネットではなかなか話しにくいところはあるかも

169 :ウムウル:2024/04/21(日) 12:36:51.95 ID:0.net
>>119
めっちゃ少ないですねww
日本史は強いな

170 :世界@名無史さん:2024/04/21(日) 13:38:44.02 ID:0.net
数でカウントしちゃうと、日本史はひとつだからもっと少ないってことになっちゃうかも

171 :ウムウル:2024/04/21(日) 17:46:53.62 0.net
>>156
やっぱ思い浮かばんなぁ

下のはアイルランドとかナウル
グロスミッチェルなんか
そこそこ出てくるのあるけど

172 :ウムウル:2024/04/21(日) 17:59:28.70 0.net
>>82
大英帝国もっと広かった説は
ちょっとおもしろそうですね

>>20
これにも度肝を抜かれましたがw

173 :ウムウル:2024/04/21(日) 18:05:59.39 0.net
>>8
インド史ってめっちゃ難しい印象あるのだが
どんな感じでまとめてるんだろうか


というかインドってなんだろう
亜大陸で定義するのかな、、、

174 :世界@名無史さん:2024/04/22(月) 09:22:47.28 0.net
ジョン万次郎は日本史視点より世界史視点の方が面白い
最近は高知で、龍馬の代わりに万次郎を妄想で美化して宣伝しようって傾向が出てきてるから特に
よく万次郎はアメリカに残った方が輝かしい未来が待っていたのに、日本が懐かしくて帰って来たと言われる
後半はともかく、前半はほんとにそうなのか米墨戦争や捕鯨の衰退に注目して分析してみると違うものが見えてくる

175 :世界@名無史さん:2024/04/22(月) 09:57:45.56 ID:0.net
>>169
119に追加
・ムハンマド・アリー朝
・世界史から見たジョン万次郎 ←NEW

(但し、これらは近現代史なので>>1により殿堂入りは見送られました。)

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