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チェリビダッケ 14

756 :かざるす:2020/03/03(火) 06:06:29 ID:ShjlZAEs.net
 自分語りさせてください。

 楽典の音楽理論は全くわからないまま、私は18歳頃からクラシックのCD収集の趣味を始めました。
好きな演奏者はパブロ・カザルスでした。(今でも無伴奏とブランデンブルグは大好きです)
指揮者も演奏者もできる限り有名な名盤を集めました。
コレクションはささやかながら立派なものでした。最終で集まったクラCDの数は約6千枚。

 ところが本来音楽を聴かなくてはならないところを、結局は、未聴CD、ミチョランマの山となっていきました。
なぜかわからないのですが収集が趣味になっていきました。40歳を過ぎると数年間はクラCDを購入しても全く聴かず、
最終的にそんな自分に嫌になって、CDはすべて処分してしまいました。
要するに私はクラシック音楽をほとんど理解していませんでした。

 しかし転機は突然起こりました。

 最近私は音楽をまた聴きたくなりました。そして、この2、3日間に聴いた音楽が何かを変えました。はっきりと。
この音はなんだ!!と思いました。それはチェリビダッケのCD(EMIチャイ5)でした。
昔の私のこの指揮者の知識はテンポが遅いぐらいの理解だったのです。しかし今はぜんぜん違う。
音楽を理解させてくれる教師みたいです。
ゆっくりとしたテンポで体に音楽がすーうっと入って響き渡る。なんて美しい旋律だろう!!
何の音楽の理論もないこの私が音楽の核心を深く理解できる…心がなんの邪魔な煩悩もなく無になれる…
私はこの指揮者の虜になってしまっています。その後私はチェリビダッケのブラ4、ベト2&4、展覧会の絵、チャイ6、
ブル8などを聴いてその思いを確かなものにしております。
 また、他の演奏家の演奏を聴いてみても、音楽が今までと全く違った生き生きとした演奏に聴こえるようになってしまいました。
少し大げさで恐縮ですが、私はチェリビダッケに開眼させられたのでした。

こんなスレがあったのを知ったので書き込みました。読んでくださった方ありがとうございます。

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