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【クラシックの迷宮】 片山杜秀 7 【パンドラの箱】

613 :名無しの笛の踊り:2020/05/25(月) 22:18:54 ID:IvhY5rnq.net
>>612
その意味での山田だとか戦前に活躍した作曲家の意義はとてもわかります
まったく違う文化圏の人間がまるでほかの惑星の音楽を見るように習得した形跡というのは貴重だと思う
しかし丸善にいけばいくらでもレコードが買えたような昭和以降に生まれた作曲家については、しかもきちんとした西洋音楽のレッスンを受けた人たちの価値がわからない
独学で登り詰めた人には否定できない単独性があるし、明治生まれの人が西洋音楽に受けたショックの歴史性もわかるんですが、レコードもあってレッスンも受けられた人の価値は同列にしていいと思えないんですね
もうすでに日本は十二分に西欧化していて、レコードであらかたの録音が聞けて音楽教師も一流がそろっていて留学する金のある家も増えていた時代の作曲なら最初から世界で通用しないといけないと思う
日本人がクラシックをできるっていのはある種のキリスト教的普遍性が音楽にはあるからで、その普遍性の中で戦わず十分な音楽教育と金もあったのに地域主義や日本主義に行った昭和以降の作曲家の価値は割り引かないといけないと思う
じじつ、早坂にしろ伊福部にしろ、彼らの曲のフレーズを世界で数億人かそれ以上の人が耳覚えがあるところにあるんだから

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