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The Oxford English Dictionary (OED) の使用記録

1 :名無しさん@英語勉強中 :2019/02/19(火) 20:28:30.49 ID:OTJ9Je2f0.net
このスレッドは、The Oxford English Dictionary (OED) を使うたびに
どの単語をどのように調べたかについて概要を記録するものである。
なお、OED とは、Second Edition では全20巻、2万ページにわたるものだ。

The Oxford Dictionary of English (ODE) という、例の全1巻、2千ページの
辞書ではない。さらには、巷には The Oxford English Dictionary と
称しながらも実はおそらくはほんの1,000ページくらいの小さな辞書を
公開しているサイトもあるようだ。混同しないようにお願いする。

こんなスレッドを作ってどうするつもりだと罵倒されそうだが、
昔から俺は The OED、特に The OED Online (つまりその約半分は
すでに最新版である Third Edition に入れ替わっている) の使用を
みんなに奨励している。OED のファンクラブを作って、みんなで切磋琢磨しあいたい
といつも思っていた。だからこそあちこちで OED を紹介してきたけど、
誰も俺と同じようにこの辞書を使おうとはしてくれない。特に online 版を
使おうとする人は皆無と言っていい。

だからこのスレッドにて、少しだけでも紹介しようとするのだ。
悪く思わんでくれ。暇なときに少し書き込むだけなので、
つまらない書き込みしかできないかもしれない。できるだけ読んで面白いもの
にしたいとは思っている。

2 :名無しさん@英語勉強中 :2019/02/19(火) 20:29:41.22 ID:OTJ9Je2f0.net
なお、Wikipedia の The Oxford English Dictionary の記事にも書いてある通り、
最新版である Third Edition の編集は西暦2000年に始まり、それがずっと
続いている。完成は2037年だそうだ。つまりもう、半分ほどは編集が完了しているのだ。
そして、3か月ごとに The OED Online 上に、出来上がった分についてはどんどん
導入されているのだ。だから、The OED Online 上には、古い Second Edition が
半分と、最新版である残り半分である Third Edition とが今では混在している。

紙版の Second Edition は、すでに内容がかなり古くなってしまっている。さらに
CD-ROM 版は、今では実に安いが、その代わり内容も 2007 年現在に追加されたもので
打ち止めになっているらしい。Oxford University Press に言わせると、それ以降の
追加最新版を CD-ROM でも紙版でも発表するつもりはないらしい。つまり、
2007 年以降に出来上がった追加最新版については、すべて The OED Online 上において
しか俺たちは読むことができないのだ。

だからこそ、一か月あたり3,000円くらいというかなり高額な使用料を払ってでも、この
The OED Online を使い続ける価値があるのだ。

3 :名無しさん@英語勉強中 :2019/02/19(火) 20:36:17.38 ID:OTJ9Je2f0.net
さて俺は、30分ほど前に1週間ぶりくらいに The OED Online を
使ったが、それは statecraft という単語の意味を調べたり用例を
閲覧したりするためだった。


statecraft
The art of managing state affairs; statesmanship; (also) a style or system of this.
Also (esp. in early use) in negative sense: cunning or devious statesmanship.

このような定義文のあとに、10本の用例が並ぶ。1962年からあ2008年までの用例だ。
著作権が絡むので、ここでの引用はごく一部だけに留める。

2008 New Yorker 13 Oct. 112/2
   The report barely mentions great-power diplomacy, the traditional core concept of ★statecraft★.

この下には、statecraft という単語の derivative として、次のような単語を紹介している。

statecraftsman
n. a practitioner of or expert in statecraft.

さらにこの statecraftsman という単語の用例を4つ付け加えている。
そしてこの entry には、次のように2012年12月に追加編集されたのだと書いている。

This entry has been updated (OED Third Edition, December 2012).

4 :名無しさん@英語勉強中 :2019/02/19(火) 20:44:42.09 ID:OTJ9Je2f0.net
この statecraft という単語は、ネットで調べればもちろんその意味などの
概要は簡単に調べられる。しかし、どの解説がどれくらいに信頼性があるかに
ついては、定かでない。その点、いろいろと情報が飛び交う中で、
おびただしいスタッフが毎日毎日、何年も何十年も、いやそれどころか100年くらい
ずっとこの辞書の編纂に携わって責任を持って発表してくれている
定義文や用例なのだから、やはり一度は The OED を引きたいものである。

決して The OED がないと駄目だなどというわけではない。それなしでも
十分に暮らせるし高い英語力を身に着けることもできるだろう。第一、どれかの
辞書を必要以上に、まるで宗教信者であるかのごとく権威付けするのはよくないことだ。

だから決して The OED が何と言っても最高だとかそれなしには本当に英語を
調べられないなどというつもりはない。俺はただ、せっかく使いやすいところに
大きな辞書があるのだから、使わないと損だと思っているだけだ。

5 :名無しさん@英語勉強中 :2019/02/19(火) 21:18:33.10 ID:OTJ9Je2f0.net
statecraft なんていう単語をなぜ調べる気になったかというと、
今日の俺は次の URL 上にある歴史書を少し読んでいたのだ。

Exhausting the Earth: State and Peasant in Hunan, 1500-1850
by Peter C. Perdue, Professor of History
(URL をここに入れるつもりだったが、エラーが出たので、やめる。)

ネット上では読みにくいので、今は拾い読みをしているだけだ。そのうちこの本の
紙版を手に入れて、ちゃんと読もうと思ってはいる。

実は2週間くらい前から、俺は上記の本を書いた Peter C. Perdue という
Harvard University で博士号を取って今は Yale University で教授をしている
中国歴史の研究者による本である次のものを読んでいたのだ。
今のところ、半分を少し過ぎたところだ。

China Marches West
The Qing Conquest of Central Eurasia
Peter C. Perdue
http://www.hup.harvard.edu/catalog.php?isbn=9780674057432

6 :名無しさん@英語勉強中 :2019/02/19(火) 23:22:09.28 ID:X0TShw0p0.net
OEDさんはSapiens: A Brief History of Humankindとか、Homo Deus: A Brief History of Tomorrow
とか読んだ?いずれもYuval Noah Harari が書いた本で、ベストセラーになった本だけど。

7 :名無しさん@英語勉強中 :2019/02/20(水) 06:24:22.68 ID:6erCtycG0.net
>>6
実は、Harari の名前さえつい数か月前までは知らなかった。だから
まだ1ページも読んだことがない。いずれ読んでみるけど、その前に
読みたいものが多すぎて困っている。

というか、年齢とともにますます読むのが遅くなってきている。これは
歳を取ったから先を読み進める気力が衰えてきていることもあるけど、
何よりも、細かい部分を深くきちんと読み取らないと損だと思うように
なってきていることが大きな理由であるらしい。

だから、日本語でさえ実はろくに俺は読み取れておらず、
何もわかってはいないということを、若いときよりも深く感じている。
だから英語で読むとなると、その思いがものすごく強い。大して
英語力があるわけでもないのに、無理をして日本語ではなくて
なんでもかんでも英語で読もうとして躍起になってきたけど、
いまだに何もかもほんの片鱗しか理解できていないというのが、
俺の常なる感触なのだ。何も俺は知らず何もわかっていないという
想いは、思春期の時からずっとあるけど、55歳くらいの時から特に
強くそう思うようになった。

さらに最近では、日本語の辞書を引いて漢字を覚えなおすようにもなったけど、
30歳まで俺は常に日本語でも英語でも手書きを大いにやっていたのに、
それ以来32年間はずっとキーボードばかり叩いてきたから、漢字も忘れまくっている。
漢字なんて読めるだけでいいじゃないかという気もするが、15歳から18歳までのの俺は
論語をまずは100回くらい熟読し、そのあと孟子・荘子・老子などを読んでいて、
漢文の素読まではやらなかったけど、漢語にはけっこう親しんでいて、
漢字はもちろんたくさん覚えていた。

30歳のときから日本語や漢文(めいたもの)を犠牲にしてでも西洋語を身に着けないといけない
と思って、無理やりに英語を中心とした西洋語しか頭に入れないようにしてきたので、
日本語や漢語や漢字がどんどん抜け落ちていく。これも覚えなおさないといけない。

8 :名無しさん@英語勉強中 :2019/02/20(水) 06:49:22.46 ID:6erCtycG0.net
test

9 :名無しさん@英語勉強中 :2019/02/20(水) 06:49:51.19 ID:6erCtycG0.net
China Marches West
The Qing Conquest of Central Eurasia
Peter C. Perdue
http://www.hup.harvard.edu/catalog.php?isbn=9780674057432

この本の索引や注釈を除けば、本文そのものは600ページくらいだけど、
そのうちの半分ほどまで読み進めた。

この本は、別に哲学書でも思想書でもないので、書いてあることそのものが
難しいわけではない。歴史書というものはそもそも、淡々と事実を語り続ける
わけだからさほど抽象的であるわけでもないだろうから、英文そのものは
そんなに難しいわけでもないと思う。

だから歴史書(のみならずノンフィクション一般)は、純文学に比べれば簡単な
はずだと思っていた。しかし歴史書には、ありとあらゆる語彙が出てくる。
自分のよく知らない国や時代の、よく知らない出来事ばかりを扱った歴史書を
読むと、1ページあたり何十という、まったく知らない言葉に出会う。さらには、
普通の辞書には載っていないものが多い。

たとえばこの China Marches West という歴史書は、15世紀くらいから19世紀くらいまでの
中国の清王朝がいかに中央アジアに進出していったか、中央アジアのロシア・モンゴル・
チベット・タタール (Tatars)、テュルク語族 (Turkic peoples) などとどのように交易したり
戦争したり支配したりしていたかを描いている。

10 :名無しさん@英語勉強中 :2019/02/20(水) 06:50:18.32 ID:6erCtycG0.net
この本が出る前には、中央アジアと中国とのかかわりについてはほとんど知られていなかったそうだ。
だからこの Peter C. Perdue という、今は69歳くらいの Harvard 出身の学者によるこの本のおかげで、
世界の学者たちはこの問題について目を開かれたそうで、その功績のゆえにこの本は
book prize を受賞している。普通ならばこのような本はあまりに学術的過ぎて売れず、
いつまでも paperback にもならず、べらぼうに高い hardcover しか売っておらず、しかも
それが絶版になってプレミアムがついたさらに高い古本を買わないといけなくなるものだけど、
この本に限って安い paperback が出回っている。

その安い paperback で俺は、OED や SOED (The Shorter Oxford English Dictionary) や
Wikipedia やそれ以外のネット上の情報源や、手元にもっている詳しくて重たい
The Times Comprehensive Atlas of the World や The Times Atlas of World History
を頼りにしながらこの数週間ほど読み続けていたのだが、少し読んだだけでこの paperback 版は
壊れてしまい、ばらばらになってしまった。だから俺は、hardcover 版を買おうと思ったら、
この本はすでに言ったように極度に専門的な本の割には売れ筋の本なので、paperback 版が
他のものに比べて非常に安いだけではなく、それにつられて hardcover 版の中古品も安くなっている。
だからその中古品をアメリカから注文した。今日か明日あたりにその中古品が届くだろう。
hardcover 版だから、いくら中古品とはいえ、おそらく本の背中がきちんと縫製されているか
何かで、paperback よりもはるかにきちんとしているだろうと期待している。

11 :名無しさん@英語勉強中 :2019/02/20(水) 07:03:36.42 ID:6erCtycG0.net
歴史書を英文で読むのは、最近に始まったことではなく、20年くらい前から何冊も分厚い
ものを読んできた。ただ、昔は歴史書とは言っても読みやすいものを選んで読んでいたらしい。
特に読みにくいものは、最初の数十ページで諦めていたらしい。

(1) Paul Johnson, "The History of the Jews"
(2) Paul Johnson, "Modern Times"
(3) Paul Johnson, "The Intellectuals"

この三冊は、歴史書と言えると思うけど、(1) や (2) は、文字がぎっしり詰まっている
ので、もしも日本語版の文庫本だったらそれぞれが1,500 ページくらいになるんじゃないかと
思うくらいに長い。しかしこの Paul Johnson はもともとジャーナリストなので、
読みやすい文章を書き、しかも全くの素人の読者でも読めるように内容を工夫しながら
書いているらしく、歴史音痴の俺でも20年前に最後まで読めた。

しかし通常の学者は、読みやすい文章が書けるわけではないし、さらには内容を
素人でも読みやすいように順序などを変えながら書いているわけではない。
だからたとえば、

Paul Kennedy, "The Rise and Fall of the Great Powers"

が話題になったので、これもやはり25年くらい前に俺は買って読み進めたのだが、
50ページくらいで挫折した。文章が学者的で、内容も学者的なので、歴史音痴の俺が
英文で読むのは難しかったのだ。ただ、あの頃の俺は辞書も百科事典も引かないで
読めるような洋書ばかり読んでいたので、そういう俺にとっては難しかっただけだ。

7年前からの俺は、それまではあまり手を付けなかった本格的な本を、辞書や百科事典や
地図帳や歴史地図帳などを駆使しながら、いくら時間がかかってもいいから遅々たる速度で
読み進めるようになった。

そういうやり方で、最近の俺は歴史関係の洋書をよく読むようになった。本格的な歴史学者による
ものとは言えなくても、それでも歴史を扱ったものを俺が読むとき、いろんな資料を時間をかけて
きちんと参照しながら読み進めるので、膨大な時間をかけないと最後まで読めない。

12 :名無しさん@英語勉強中 :2019/02/20(水) 07:24:36.96 ID:6erCtycG0.net
この半年くらいのあいだに俺が読んだ歴史関係の本。

(1) Jung Chang, "Wild Swans"

これは、23歳くらいのときまではまともに英語を習ったことさえなかった中国人の
著者が、まずは中国国内のわずかな教材や教育環境の中で英語を学び始め、
26歳くらいのときに奨学金を得てイギリスの大学院にて言語学を専攻して
勉強し、博士号を取得し、イギリスに住み着いてイギリス人の知識人と結婚し、
そのあともずっとイギリスに住み着いたままで本を書き続けている。

彼女は23歳の時に初めて英語に触れたと言ってもいいくらいなのに、見事な英語で
講演したりインタビューに答えたりしている様子が YouTube 上でも見られる。
さらに彼女の書く本は、すべて自分で書いた英文によるものだ。

この (1) の Wild Swans は、そんな彼女の祖父母から父母、そして兄弟姉妹や
自分がどのように封建的な中国、そしてそのあとの毛沢東に支配される暴虐非道な
中国社会の、特に残虐な文化大革命を生き延びていったかを描いている。
ただの自伝小説だと言えなくもないが、あまりにも何もかもが凄まじい。
この本のおかげで、中国の近代から現代にかけての歴史を垣間見ることができた。
著者なりの偏見も混ざってはいるだろうけど、このように感じたり考えたりしながら
中国を体験した人もいるということで、大いに勉強になる。

(2) Jung Chang, "Mao: The Untold Story"

これは、著者とその旦那との二人で書いた毛沢東の伝記だ。800ページくらいにわたり、
克明に毛沢東を描いている。彼の支配した中国がどんな時代であったかを、
著者たちの偏見も混ざっているかもしれないが、できる限り客観的に調査しながら
書こうとしている。

(3) Jung Chang, "Empress Dowager Cixi"

これは、中国清王朝の末期に活躍した西太后 (せいたいごう、Cixi) の伝記。

13 :名無しさん@英語勉強中 :2019/02/20(水) 11:13:46.62 ID:6erCtycG0.net
昨日は OED Online にて statecraft という単語を引いた。
今日は、landholding という単語を引いてみた。
statecraft にしても landholding にしても、「リーダーズ英和」を
引きさえすれば、簡単に意味だけは紹介してくれている。
しかし The OED Online でこれを調べて、その定義文を詳しく調べ、さらには
10項目から15項目にわたる用例も見てみたいものだ。

ところで、この二つの単語は The Shorter Oxford English Dictionary (SOED, 最新版)
には載っていない。

landholding
A piece of land which is owned or rented. Also as a mass noun: the ownership or rental of land.

用例は9つも載っているが、そのうち最新のものだけをここに紹介。

2013 Advertiser (Adelaide) (Nexis) 29 June (Finance section) 79
   [The corporation] can now focus on developing its extensive ★landholdings★
   12km from central Adelaide into a housing project.

This is a new entry (OED Third Edition, June 2014).

   ***************

この上の最後の行を見ると、This is a new entry. と書いている。つまり、この見出し語は
従来の version には載っておらず、2014年になって初めて導入されたらしい。

まあ、landholding などという単語は land + holding(s) だから意味はすぐにわかるというものだが、
そう簡単には意味が分からない複合語も多いし、さらには推測できる意味合いから少し離れた
意味合いや使い方がなされる場合も多いので、やはりこのようにきちんとした解説文や
たくさんの用例を見てみたいものではないか。

いずれにしても、最新版である Third Edition への改訂がどんどん進んでいくのは、見ていて楽しみだ。

14 :名無しさん@英語勉強中 :2019/02/20(水) 11:53:08.60 ID:6erCtycG0.net
ところで、dearth という単語の現代での主な意味は、次の通りだ。

dearth
A condition in which food is scarce and dear; often, in earlier use, a time of scarcity
with its accompanying privations, a famine; now mostly restricted to the condition, as in time of dearth.
(The OED Online より、ただし内容は古い版である Second Edition のまま)

今まで気づかなかったが、The Pocket Oxford English Dictionary (POD) を引いていて気付いたのだが、
dearth は dear + -th から来ている。ああそうか、dear の形容詞としての意味合いに -th をつけただけか。
なるほどなるほど。ということで、dear --> dearth という言葉の推移を認識して、この言葉の意味合いの深さを
再認識した。

dear の意味合いは、古くは次のような意味だったそうだ。

dear
I. Of persons:
†1. a. Glorious, noble, honourable, worthy. Obsolete.
(The OED Online より)

そこから、おなじみの次のような意味が派生したらしい。

2. a. Regarded with personal feelings of high estimation and affection; held in deep and tender esteem; beloved, loved.

さらに、別の流れとして次のような意味も生まれたのだろう。

6. a. Of a high price, high-priced, absolutely or relatively; costly, expensive: the opposite of cheap

15 :名無しさん@英語勉強中 :2019/02/20(水) 13:51:30.52 ID:6erCtycG0.net
夕べ俺はちらりと紹介したのだが、夕べから今日にかけて、次のようなリンク先の歴史書を拾い読みしている。

Exhausting the Earth: State and Peasant in Hunan, 1500-1850
By Peter C. Perdue, Professor of History
*

https://books.google.co.jp/books?id=YSoLfviVYZ8C&printsec=frontcover&dq=Exhausting+the+Earth:+State+and+Peasant+in+Hunan+1500-1850+A.D+winner+
of&source=bl&ots=m9YcbeumAj&sig=ERqImPkhJ5ZxQQw40ky5N6CUZpU&hl=en&ei=T9BzTY2hBML48Aag4pWfDw&sa=X&oi=book_result&ct=result&redir_esc=y#v=onepage&q&f=false


*

16 :名無しさん@英語勉強中 :2019/02/20(水) 17:44:33.57 ID:6erCtycG0.net
>>15 に示したリンク先の Google Books でこの歴史書を拾い読みしていて、
coterminous なんていう単語が出てきたので、The OED Online にて調べてみた。

co-terminous というのは improperly formed だそうで、本来なら conterminous と
いうべきだそうだ。

coNterminous
1. Having a common boundary, bordering upon (each other).
(OED Online)

俺が読んでいた一節は、次のようなもの。

In the south and west, the provincial boundaries are nearly ★coterminous★
with the macroregional boundaries, except for small parts of Guanxi and
Guizhou which lie in the upper watersheds of the Xiang and Yuan Rivers beyond
the provincial borders.

("Exhausting the Earth: State and Peasant in Hunan, 1500-1850"
by Peter C. Perdue, Professor of History)

17 :名無しさん@英語勉強中 :2019/02/20(水) 19:40:34.99 ID:OUxtVYW30.net
このスレきしょw
帰ろ

18 :名無しさん@英語勉強中 :2019/02/20(水) 23:20:57.31 ID:0HYgZpQD0.net
>>7
なるほど。逆に言えば、英語ネイティブだって、英語が読めてない場合もあるでしょうね。

19 :名無しさん@英語勉強中 :2019/02/21(木) 20:37:44.19 ID:Osctnjbv0.net
>>9 >>10 にて紹介した China Marches West という歴史書のペーパーバック版が
壊れてしまって、俺としては不満だったが、幸いにしてこれは本格的な研究書だけど
売れ筋なので、おかげでペーパーバック版が売れていて、それにつられて
ハードカバー版の中古品が値下がりしていたので注文してあった。

それが今、届いた。Used: Very Good ということだったが、730ページの本で、
もしもこれが普通の紙に印刷してあったらペーパーバックでもそんなに壊れることは
なかったろうけど、なんせこれはすべてのページが光沢紙になっている。
途中に写真やカラー地図がたくさん掲載されているので、それをうまく印刷するために
すべてのページを光沢紙にしたらしい。

光沢紙なので、実に重い。そのせいで、背中の糊も壊れやすく、ページもはがれてきやすかったのだ。
腫物に触るような読み方をする人も良くいるので、そういう人たちにとっては何ともないだろうけど、
俺の場合は本を酷使するので、すぐにばらばらになる。Penguin Books の 900 ページくらいの
The Brothers Karamazov なんて、1回しか読まなくてもそのページがぼろぼろと剥がれてくる。
だから俺の場合は、Penguin Books ならば500ページ以内でないと2回以上は読めないのだ。

それはともかく、届いたハードカバーの本は、幸いにして stitched つまり縫製された本だった。
表紙も、ハードカバーらしく布張りのしっかりしたものだ。本格的な研究書の場合は新刊本で
は1万3,000円から2万も3万円もして、中古でもあまり値下がりしない。

しかしこの本のハードカバーに限って、たまたまものすごく安く売りだされていたので、
注文したのだった。アメリカから送ってもらって、送料込みで 3,433 円だ。さほど
汚れていない。これなら大丈夫だ。なんせ、出版されたのが2003年という新しいものだから、
そんなに汚れようがないし、傷みようもないのだけど。

実にいい買い物をした。俺は、この歴史書がかなり気に入っているので、何度も読み返したいと
思っているのだ。歴史には弱いけど、世界の歴史と政治には、これから大いに目を向けて、
その洋書をどんどん読んでいきたいと思っている。

20 :名無しさん@英語勉強中 :2019/02/21(木) 22:01:09.64 ID:AHlobQVV0.net
気に入った大著を繰り返し読むのは楽しいよな

それはそうと
Philology: The Forgotten Origins of the Modern Humanities
これ今度読もうと思ってる
評価が高い

21 :名無しさん@英語勉強中 :2019/02/22(金) 05:04:16.46 ID:YjEjgLd70.net
>>20
面白そうな本ですね

22 :名無しさん@英語勉強中 :2019/02/22(金) 06:54:28.51 ID:KE/MHpnL0.net
>>20
かなり本格的な本のようだけど、the humanities を諦めきれない俺たちにとって
大事な本のようだな。Amazon での本の紹介欄に、次のようなことが書いてあったので、
気に入っている。

James Turner tells the fascinating, forgotten story of how the study of languages and texts
led to the modern humanities and the modern university.
★The humanities today face a crisis of relevance, if not of meaning and purpose.
Understanding their common origins ?and what they still share? has never been more urgent.★

https://www.amazon.co.jp/Philology-Forgotten-Humanities-Memorial-Education/dp/0691145644/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1550785628&sr=8-1&keywords=Philology%3A+The+Forgotten+Origins+of+the+Modern+Humanities

23 ::2019/02/22(金) 15:56:38.42 ID:B7RxV18p0.net
>>19
>3,433 円

OEDさんと性では、資金力が違う。
OEDさんは、その本が6,500円でも買いましたか?

性の場合は積ん読の多買いになるから、本体価格が
500円を越えると迷いますよ。

24 ::2019/02/22(金) 16:12:36.67 ID:B7RxV18p0.net
ゆ、雪山童子。


仏教説話では仏法のために命を投げ出しますが、
性は高価な訳本を買おうかどうか迷っています。

訳本無しで読めればいいのですが…。

25 :名無しさん@英語勉強中 :2019/02/22(金) 18:11:56.79 ID:KE/MHpnL0.net
>>23
その本は、ペーパーバックでは思いっきりボロボロ・バラバラになるので、
6,500円であってもハードカバーを買わないわけにはいかないんだよね。
それでも、定価は15,000円くらいのはずだから、まだましだ。
もっとも、絶版なので定価では買えないけど。プレミアムがついてどんどん
高くなっていく。

26 :名無しさん@英語勉強中 :2019/02/22(金) 18:24:41.91 ID:KE/MHpnL0.net
ところで俺は、何とか本だけは買えるほどのお金は稼いでいるけど、
それ以外のものは何も買わないんだよね。けっこう貧乏なのだ。
この5年ほど前から、年齢が進んだせいもあって、どんどん収入が
減っていく。だから本当は、OED Online の購読料を年に4万円近くも
払うのは贅沢なんだけど、無理をして払い続けている。俺が本を買わなくなったり、
OED Online をやめたりしたら、それこそ俺の存在意義がなくなるからな。
何とかして、それだけでも払えるようなお金だけは稼ぎ続けないといけない。

それはともかく、読めるか読めないかはともかく、力いっぱい洋書を買って、
ともかく1行でも多く、少しでも難しい英文を読み切っていき、
それによって培った英語力でまた稼ぎなおすのだ。

稼いでいる金は、たかが知れているけど、しかしそうは言っても、
ろくに洋書も読まないでいると、もっともっと俺の収入は減ると思う。
微々たる収入しか得ていないとはいえ、やはりこれは今まで何十年も
洋書や映画などに取り組んで、必死で英語に取り組んできたおかげだと
納得するようにしている。

最近は主たる顧客が会社をたたんでしまったせいもあって、
仕事がめっきり減って、もう俺もこれで終わりかと思って、
このまま飢え死にするかもしれんなと思ったりもしたが、
ほんの少しずつまた新たな客が俺に仕事を回すようになってきてくれていて、
そういう会社が、かなり難しいけどやりがいのある仕事(例えば国際政治とか
日本の伝統芸術に関連する英訳の仕事など)を回してくれる。
そういう仕事をやっていると、時間がかかって結局はあまり儲かりはしないのだけど、
俺としては若い時から培ってきた本当の俺の底力が試せる仕事だから
ありがたいと思い、本当にやりがいを感じている。

まあ、細々と稼ぎながら、貧乏ながらも少しずつ本を買いながら、
細々と洋書を読みつつ生きていければいいなと思っている。

27 ::2019/02/22(金) 19:33:33.32 ID:B7RxV18p0.net
では、性は新約聖書を暗誦できるように
なろうかな。

28 :お疲れ様です。 :2019/02/22(金) 19:56:54.89 ID:KE/MHpnL0.net
>>9 >>10 の "China Marches West" の本についてだが、すでに言ったように
この本を読み進めるには、膨大な時間がかかる。亀のごとくノロノロと
進まないといけない。

まずは、中国の15世紀から19世紀くらいまでの話だから、当然のことながら
人名や地名や中国の風物や習慣や歴史的事実や事件を、中国語の
音のままで英語式に表記してある。たとえば「乾隆帝」という中国の皇帝は
the Qianlong Emperor と書いてある。これを書いた著者はアメリカ人だけど、
満州語・ロシア語・中国語にかなり通じているらしい。ついでにモンゴル語や
フランス語や日本語にまで少しは通じているように見える。

満州語なんてもうほとんど死に絶えている言語なので、いまさら勉強しても
あまり役立たないのだが、歴史家はやはり満州語で書かれた昔の文献を
原文で読まないといけないらしく、Harvard にて彼は師匠から真剣に
満州語を習ったらしい。

ともかく、China Marches West というこの本には、中国の人名や地名などが
中国語のままでラテン文字で、それから一部の事件名などは英語訳で、それから
モンゴルの地名や人名はモンゴル語のままで、さらにはロシア人の名前や地名がロシア語の
ままで(ただしすべてラテン文字に転記して)出てくる。

29 :名無しさん@英語勉強中 :2019/02/22(金) 19:59:23.04 ID:KE/MHpnL0.net
ただでさえ歴史に弱い俺なのに、何百年も前の中国の昔の(現代のものとは違う)地名や
人名や満州人の、これまたなじみにくい名前や地名、モンゴルの地名や人名、さらには
チュルク語族 (Turkic peoples) の地名や人名、そしてチベットの地名や人名がずらずらと、
それぞれのページにぎっしりと埋まるのだ。

だから、少しでも油断すると全く何もわからなくなる。常に、両手で持っても重くてたまらないくらいの
(女性では両手でも持てないのではないかと思えるくらいの重い)
The Times Comprehensives Atlas of the World
を何度も何度も閲覧し、歴史書に出てくる地名を、ものすごく時間をかけて一生懸命に探しあぐね、
一つ一つの地名に慣れていく。人名も同じ。ネット上で探し回ることも多い。

そんなことをしながらの読書だから、膨大な時間がかかる。だから、文章の凝った純文学
(特に Samuel Beckett や Virginia Woolf などの modernists が書いた純文学)に比べたら
歴史書などのノンフィクションなんて簡単だと思っていたのは、甘かった。

確かに歴史書などのノンフィクションは、文体としては純文学よりもはるかに単純で、
事実を淡々と述べているだけだからシンプルだともいえる。しかし純文学とは違って、
膨大な固有名詞に悩まされる。それらをいい加減に読み飛ばしていると、すぐに
あらすじさえつかめなくなる。

30 :名無しさん@英語勉強中 :2019/02/22(金) 20:08:40.15 ID:KE/MHpnL0.net
半年ほど前に苦労して読んだ毛沢東の支配したころの中国の歴史を描いた
歴史書めいた本やそれを題材にした小説や、さらには溥儀(ふぎ、Pu Yi)と
いう名前の、例の清の国の最後の皇帝であった人が自ら語って、それを
別の人が英語に訳して書いた本をも読んだ。

そのときもやはり、ずいぶん苦労しながら読んだ。Pu Yi の本はさほど複雑ではなかったし、
さほど地名や人名がずらずらと並んだわけではなかったので、
強引に読み進めたが、毛沢東の支配する中国の50年ほどの歴史を描いた
本を2冊ほど読んだときには、膨大な時間をかけた。

このときもやはり、中国の地図を読むことにものすごく時間をかけた。俺は35年くらい前に
3年ほどかなり真剣に中国語を勉強していて、そのうちの2年6か月のあいだは
毎日のように中国語を書いたりしゃべったりしていた。そのときに中国語に
専念しておいてよかったと、今頃になって強く感じる。

中国のことについて英文で読むときには、ものすごく中国語の知識が役立つ。中国語での
地名や人名の読み方を知らないと、英文に出てくるそういう固有名詞に
なかなか馴染めないのではないかという気がする。

さらには、同じく35年前あたりにアラビア語に3年ほど熱中していたころがあったが、
アラビア語の知識もやはり、たとえ少ないとはいえ、アラブ関係の文献を
英文で読むときに、これまたものすごく役立つ。

31 ::2019/02/22(金) 20:24:48.28 ID:B7RxV18p0.net
なるほど。それは大変ですね。

どこか、聖書の登場人物や地名が覚えられないのに
似ていますね。

32 :名無しさん@英語勉強中 :2019/02/22(金) 20:30:02.93 ID:KE/MHpnL0.net
それぞれの地域や国の現代の情勢や歴史についての本を読むときに、
地名や人名などの固有名詞なんて、そんなに拘泥しなくてもいいだろうと
いうと、そうでもない。実は、固有名詞になじむことができれば、
大いにそれぞれの国の歴史や現代情勢を理解しやすくなると思う。

そして、それぞれの地域の固有名詞にいち早く親しもうとすれば、
その国の言語に少しは慣れた方がよいらしい。

たとえば、英語圏の歴史や現代情勢なら、英語に慣れている人は多いので、
すぐに英語圏の固有名詞には馴染めるし、大昔の歴史に触れても
何とかついていける。

しかし、イタリア・フランス・スペイン・ギリシャ・ロシア・チェコ・ブルガリア・ドイツ・オランダ・北欧
などなど、同じく欧米とは言っても、いろんな国々にまたがると、やはりそれぞれの
国の言語にどれくらい親しんでいるかによって、それぞれの固有名詞に馴染む度合いが
大きく違ってきて、それによってそれぞれの地域の情勢を理解するときにも影響が大きく出てくる。

欧米なら、昔から日本人はかなり親しんでいる。いくらイタリア語やドイツ語やフランス語や
ロシア語がほとんどダメでも、それらの国の地名や人名にはある程度は誰でも慣れている。

しかしだ。モンゴルやトルコ系のチュルク語派 (Turkic languages, Turkic peoples) や
チベットや満州やベトナムやビルマ・タイ・インドの諸言語、さらにはアラブ、そしてアフリカの
いろんな地域にまたがるとどうだろうか?それぞれの地域の地名や人名に慣れないと、
それぞれの地域の歴史や現代情勢を勉強するときに支障が出る。

そしてそういう地名や人名にいち早くなれるためには、それぞれの地域の言語にいくらかでも
親しむのが近道だと思う。

そういうわけで、俺はかつていろんな言語をかじっておいて本当に良かったと思う。ただ、
もっともっと多数の言語に親しみ、特にその中でも重要なラテン語やギリシャ語やロシア語や
サンスクリット語やペルシャ語などには、もっともっと馴染んでおけばよかったのに、と思う。

33 :名無しさん@英語勉強中 :2019/02/22(金) 20:33:12.92 ID:KE/MHpnL0.net
そうそう。聖書を理解するため、そして聖書に出てくる固有名詞に
馴染むためには、やはりヘブライ語を少しでいいから勉強しておく
ことが非常に役立つでしょうね。俺は昔からそう思っているので、
何度もヘブライ語に挑戦してきたんだけど、なかなかその第一歩である
ヘブライのアルファベットを覚えきることさえできずに終わっている。
今では昔と違って、YouTube 上でいろんな人がヘブライ語のアルファベットや
会話や文法などを無料で、面白おかしく手ほどきしてくれているので、ときどき
そういうビデオを見たりはしているけど、しばらくすると飽きてしまう。

34 ::2019/02/22(金) 20:48:31.57 ID:B7RxV18p0.net
性は簡略な道を選びました。
日本語と英語で読むだけです。

35 :名無しさん@英語勉強中 :2019/02/22(金) 21:53:45.25 ID:JfFuZTtu0.net
イエシュワ・アシュワ

36 :名無しさん@英語勉強中 :2019/02/22(金) 21:54:44.75 ID:JfFuZTtu0.net
旧約聖書はヘブライ語だろうけど
新約はギリシャ語じゃなかった?

37 ::2019/02/22(金) 23:55:35.82 ID:B7RxV18p0.net
見ているのがつらいので、去りますね。

新しい分野に進出するのは大変です。
OEDさんに神のご加護がありますように。

38 :名無しさん@英語勉強中 :2019/02/23(土) 14:03:41.81 ID:PqCvQKI30.net
absent を形容詞としてではなく、前置詞として使う用法について、
The OED Online で調べてみた。

absent (preposition)
orig. and chiefly U.S. Law.
In the absence of, without.

このように、もともとは(そして今でも主に)アメリカの法務関係の文書の中でこの用法の absent の用例が多いらしい。

1972 N.Y. Law Jrnl. 24 Oct. 5/3
   ★Absent★ such an appeal, the constitutional issues were conclusively determined against Ender.
2006 Daily Tel. 17 Mar. 23/3
   An Australian republic is not only not inevitable, but, ★absent★ some calamity, it will never come to pass.

この上に示したのは、The OED Third Edition (2009) での用例。さらに、Second Edition では次のような
用例も載せている。

1976 N.Y. Times 20 Dec. 23a/2
   ★Absent★ such a direct threat, Mr. Carter professes to feel no pressure.
1983 National Law Jrnl. (U.S.) 15 Aug. 34
   ★Absent★ federal regulation, an Indian tribe possesses exclusive jurisdiction to regulate the hunting
   and fishing activities of tribal members on reservation land taken for government dam and reservoir projects.

おそらくこの absent の語法は、ラテン語での用法をアメリカ人たちがそのまま導入したのではないかという気がする。

39 :名無しさん@英語勉強中 :2019/02/24(日) 17:41:40.82 ID:iXh8YaYE0.net
OED の Twitter アカウントを follow しているのだが、OED Word of the Day という
ものを紹介していて、今日は日本語からの借用語だった。2018年9月に OED に入ったばかりの
entry で、kaiju (怪獣) という、日本のテレビや映画から英語の中に入り込んだ外来語を
詳しく紹介している。これからますます The OED が充実していくことを願っている。

http://www.oed.com/view/Entry/69093749

40 :名無しさん@英語勉強中 :2019/02/25(月) 17:02:19.10 ID:SXuvAZxS0.net
OED Word of the Day の最新 tweet で、verboten (= forbidden) というドイツ語の単語が
英語に入り込んでいることを紹介していた。

verboten
www.oed.com/view/Entry/222402


verboten と言えば、英語の forbidden と形がかなり似ているが、それはそのはずであり、
語源が共通しているのだ。forget にしても、ドイツ語では vergessen だ。
ドイツ語に徹底的に強くなれば、英語もわかりやすく感じられるようになるんだろうけど。

41 :名無しさん@英語勉強中 :2019/02/26(火) 20:02:51.58 ID:aIV5NFSV0.net
Simon and Garfunkel は、二人とも Jew だそうだけど、
この二人の顔写真を見ただけで、これは Jew に違いないと
俺は感づいた。特に小柄な方の人の顔は、Woody Allen と
共通したものがあるように見える。

名前や風貌だけを見て Jew であるかどうかとか、それ以外の
民族性などを当てていけるようになりたいもんだ。

Jew の名前に関しては、いかにも Jew らしいと思えるものは
それを Jew だと言い当てることができるようになってきたけど、
中には Jew っぽい名前のように見えて、実は単に
ドイツ出身であるだけだというときもあるから、注意が必要だ。

Paul Johnson の "A History of the Jews" は、ぎっしりと文字が
詰まったページが、確か 700 ページくらい続く長い長い歴史書だけど、
ジャーナリスト出身の彼らしく、20年前の俺でさえすいすいと読めた。
いずれこれを再び読み直したい。それだけでなく、Paul Johnson の本は
どれも素晴らしいので、すべて読みたいものだ。

さらに、Jews の歴史や民族性などについての本は、これからも大いに読んでいきたい。

42 :名無しさん@英語勉強中 :2019/03/12(火) 14:24:11.99 ID:673nMfD+0.net
あれからもずっと、仕事で忙しくないときには例の

Peter C. Perdue, "China Marches West"

を読み続けている。途中でいろんな別の本やネット上のいろんな新聞などの記事や
ドキュメンタリービデオに走るので、寄り道があまりにも多いため、遅々たる速度でしか
進んでいない。

何とかこの本だけに集中しているときも少しはあるけど、そのときでさえ、
途中で出てくる中国やモンゴルやチベットやロシアの地名、そしてそれぞれの
民族の人名や風物習慣や、古い歴史上の出来事についての専門用語が
気になり、辞書を見ても最初から載っていないことも多いので、ネット上で検索するが、
検索しただけではたとえば、地名となると大きな地図上ではどのあたりなのか
わからないので、俺の持っている

The Times Comprehensive Atlas of the World

でも検索したくなる。そうすると、膨大な時間がかかる。現代の有名な町や山脈や川などの名前と
場所を覚えるだけでも大変なのに、現代では顧みられなくなった地名(だけども古い時代には重要であった地名)
を地図上で探し、俺の知っている別のあちこちの地名と関連付けて、何とかして頭の中にそれぞれの古い時代の
地理状況と地政学的な意味合いについて考えようとする。

人名にしても、一つ一つの人名をまたもやネットなどで探し、別の人々などと関連付けようとすると、またもや
べらぼうに時間がかかる。欧米の地名や人名なら誰でも少しは知っているだろうが、これがモンゴル・中国・
ロシア・チベットでの数百年前のものとなるとなかなか馴染めず、ラテン文字で表記された文字をなかなか
覚えられないし、そもそも俺には発音できなさそうなものも多い。(しかし、ロシア語と現代の北方の中国語だけは
かつてかなり勉強したので、ラテン文字で表記された固有名詞は何とか発音し、頭にも入りやすい。)

43 :名無しさん@英語勉強中 :2019/03/12(火) 14:31:35.67 ID:673nMfD+0.net
というわけで、今やっとこの

Peter C. Perdue, "China Marches West"

のうち、本文 600 pages くらいのうち、550 pages ほどを読んだ。なんせ俺にとっては
かなり難しい本なので、文字面の意味を追いかけるだけでも大変で、さらには
すでに読んだ箇所も片っ端から忘れていき、あるいは表面上の意味しかわからず、
何百ページも先を読んだときに、「あれっ?待てよ」と思って関連する固有名詞などを
再び索引で辿り、すでに読んだあちこちのページを読みなおすのだ。あるいは
まだ読んでいない先のページをあちこち拾い読みもする。

そんな形で、この本を行ったり来たりして縦横無尽に駆け回っているのだ。
実に大変な作業だ。とはいえ、かなり楽しい。やはり本当の読書というものは
こういうものだなと思う。通常の、すぐに理解できるような、ささっと読破できるような
歴史書とはまるで違う。有名な学者が何十年もかけて、半ば命を懸けて追及してきた
問題を、これまた膨大な時間をかけて、満州語やロシア語での文献もたくさん読みながら
書いてくれた貴重な歴史書なんだから、読むほうも必死で読まないと駄目だ。

特に英語がさほどすいすいと読めるわけではない俺のような人間がこういうものを
英文で読むのは、やはり苦しい。しかし英語だからこそ、分かったような気になってさっさと
先に進むことなく、ゆっくりと文字をかみしめながら読むことができるとも言える。
日本語でこれに似た本を読んでいると、ついつい斜め読みしてしまって、その結果として
大して頭に残らないということもよくある。

44 :名無しさん@英語勉強中 :2019/03/17(日) 13:43:05.70 ID:0E+2E9BD0.net
undergird という単語は、つい1か月ほど前にもアメリカの Foreign Affairs という有名な
世界政治関係の journal を読んでいたときにも出てきたような気がするが、まだこの単語の
意味を俺は覚えていない。

今日、例の China Marches West を再び最初から読み直そうと思っていたら、冒頭近くで
またもやこれが出てきた。意味を覚えていないので、またもや辞書を引きなおした。

The Pocket Oxford English Dictionary にも、それから以外にも The Shorter Oxford English Dictionary
にも載っていない。The Oxford English Dictionary にはもちろん載っている。あれこれ調べたり考えてたり
しているうちに、この単語の後半である gird が girder (大梁) という、俺が20代後半のときに勤めていた
土木建築請負会社(ゼネコン)でよく使っている言葉と関係があることに気づいた。

(1) gird = [literary] encircle or secure with a belt or band (POD)
gird (up) your loins = prepare and strengthen yourself for something difficult
(この gird up your loins にせよ、gird 単独にせよ、The Bible の King James Version によく出てくるそうだ。
だから人心に膾炙しているはずだ。)

gird によく似たゲルマン語としては、現代ドイツ語の gurten (u Umlaut) がある。

(2) girder は、gird という動詞に -er がついた形だから、「別のものを守るための道具」というような意味となり、
そこから「大梁」という意味が派生したのだろう。

(3) undergird
transitive. To secure or fasten from the under-side, as by a rope or chain passed underneath. Frequently figurative (now the dominant use).
(The OED Second Edition)

OED Online によると、gird は girth, garth, yard とも語源が共通しているそうだ。
そういえば、Garth という人名がある。

45 :名無しさん@英語勉強中 :2019/03/17(日) 13:50:56.98 ID:0E+2E9BD0.net
The OED Online の語源欄では、gird と語源が共通しているゲルマン諸語を、次のように紹介している。

Old English gyrdan = Old Saxon gurdian (Dutch gorden ), Old High German gurten (Middle High German and modern German gurten ),
Old Norse gyrda (Old Swedish giorta , Swedish gjorda , Danish gjorde ) to gird < Old Germanic *gur?jan .
To other grades of the same root belong Gothic (bi- , uf-)gairdan to gird, gairda girdle

ただし、特殊文字は文字化けすると思う。さて、このような北欧語やドイツ語やオランダ語などには、通用したいものだ。
俺は英語のあとにフランス語やラテン語やイタリア語。・スペイン語・ルーマニア語などをかじりまくったので、
ロマンス諸語(Romance languages)にはけっこう慣れているのだが、ゲルマン諸語にはあまり慣れていない。

英語をしっかり理解しようと思ったら、現代英語はできて当たり前であって、Middle English, Old English,
Modern (Old) Icelandic, Gothic, (Old) Swedish, Old Norse (= Old Icelandic), Norwegian, Swedish, Danish, German,
Dutch などにも慣れておく必要がある。とはいえ、俺がこれからいくら頑張ってもそこまではできそうにない。

そういう言語だけにこれから死ぬまで取り組めば何とかなるにしても、俺は死ぬまでにそれではなくて
むしろ世界の歴史や政治経済に焦点を当てて勉強したいと思っているので、あまりゲルマン語に首を突っ込んでいる
暇もなかろうと思う。言語としては、これからは英語だけで手いっぱいになりそうだ。他の言語とは違って、
英語の場合は現代語を通して入ってくる情報が膨大なので、現代語としての英語とそれによって入ってくる
情報を追っかけるだけで忙しすぎる。

46 :名無しさん@英語勉強中 :2020/02/05(水) 21:11:19.88 ID:oHt1C0if0.net
泉悌二は地獄へ落ちたようだな

47 :名無しさん@英語勉強中 :2021/04/08(木) 23:41:17.93 ID:JDWUal+7a.net
【盗聴盗撮犯罪者・色川高志がしつこく嫌がらせを継続】
色川高志(葛飾区青戸6−23−21ハイツニュー青戸103号室)
●色川高志「ホワイトハウス高橋の息子の金属バット集団殴打撲殺を熱望します」
龍神連合五代目総長・ホワイトハウス高橋の息子(葛飾区青戸6−23−23)の挑発
●ホワイトハウス高橋の息子「糞関東連合文句があったらいつでも俺様を金属バットで殴り殺しに来やがれっ!! 糞関東連合の見立・石元・伊藤リオンの糞野郎どもは
龍神連合五代目総長の俺様がぶちのめしてやるぜっ!! 賞金をやるからいつでもかかって来いっ!! 糞バエ関東連合どもっ!! 待ってるぜっ!!」(挑戦状)

492盗聴盗撮犯罪者色川高志(青戸6−23−21ハイツニュー青戸1032021/02/03(水) 13:53:22.55ID:QtP78E4Z
●青戸六丁目被害者住民一同「盗聴盗撮犯罪者の高添沼田ハゲエロ老義父の逮捕を要請します」
色川高志(盗聴盗撮犯罪者の高添沼田ハゲエロ老義父を逮捕に追い込む会&被害者の会会長)住所=東京都葛飾区青戸6−23−21ハイツニュー青戸103号室
●盗聴盗撮つきまとい嫌がらせ犯罪者/アナル挿入食糞愛好家で息子の嫁で自慰行為をしている高添沼田ハゲエロ老義父
高添沼田ハゲエロ老義父の住所=東京都葛飾区青戸6−26−6
【通報先】亀有警察署=東京都葛飾区新宿4ー22ー19 рO3ー3607ー0110

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