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稲作は中国大陸から直接渡来【遺伝子解析】

83 :日本@名無史さん:2020/06/17(水) 22:01:15 .net
>>79



早くから、稲作の起源が長江中・下流域にあると主張してきた北京大学の厳文明教授は、
一九八八年に静岡市で開かれた「日本における稲作農耕の起源と展開」のシンポジウムで、
遺跡から出土した資料による栽培稲の年代と分布からみて、北回り説が最も可能性を
持ったルートだと講演しました。

中国・朝鮮・日本の水田跡や出土した農耕具にみられる個性、共通性から稲作伝播の
様子を解明したのが愛媛大学の田崎博之教授でした。

田崎教授は、中国・長江流域(馬家浜文化後期・紀元前約四〇〇〇年前)、
朝鮮半島(無文土器前期・紀元前七〇〇年前後)、
日本(縄文晩期終末=弥生早期・紀元前五〇〇年ころ)の水田跡の形、水利施設の有無、
水田が造られた地形、土壌などを比較しました。

また、掘り棒やクワ(鍬)、スキ(鋤)などの農耕具の共通性と個性を検討。
弥生時代の農耕具の主役であるクワが、長江中・下流域にはなく、
クワの系譜が山東半島―朝鮮半島―九州であることを調べました。

「農耕具の流れ・系譜からみて稲作伝播は北回りルートしか考えられません。
そうでないと、日本でのクワの成立はありえません」と同教授はいいます。

http://www.nouminren.ne.jp/dat/200205/2002050621.htm


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