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三島由紀夫事件について語り合おう

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/05(月) 07:17:52.13 ID:WwUxqYvC0.net
どうぞ

2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/05(月) 07:25:20.13 ID:WwUxqYvC0.net
「そのために 我々の総監を傷つけたのは どういうわけだ・・・」  「抵抗したからだ」  「抵抗とは何だ・・・」

3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/05(月) 07:35:06.25 ID:WwUxqYvC0.net
三島先生と森田必勝先生の 遺志を継いで、 一刻も早く 憲法改正を 実現させましょう。 

4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/05(月) 08:44:16.43 ID:WwUxqYvC0.net
「男一匹が 命を懸けて 諸君に訴えてるんだぞ・・・・」

5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/05(月) 10:33:34.26 ID:tJ8iJ0zC0.net
「まさか、死ぬとは! すごいショックだ。
自分もずっと演説を聞いていたが、若い隊員の野次でほとんど聞き取れなかった。――死を賭けた言葉なら
静かに聞いてやればよかった。」
陸上幕僚T三佐
三島自決直後の談話


「三島の自決を知ったあとの隊員たちの反応はガラリと変った。
だれもが、ことばを濁し、複雑な表情でおし黙ったまま、放心したようであった。
まさか自決するとは思っていなかったのだろう。その衝撃は、大きいようだ。」
自衛隊の最高幹部
三島自決の日の談話

福島鑄郎「資料・三島由紀夫」より

6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/05(月) 10:34:08.77 ID:tJ8iJ0zC0.net
バルコニーで絶叫する三島由紀夫の訴えをちゃんと聞いてやりたい気がした。
ところどころ、話が野次のため聴取できない個所があるが、三島のいうことも一理あるのではないかと心情的に
理解した。野次がだんだん増して行った。舌打ちをして振り返った。
…やるせなかった。無性にせつなくなってきた。
現憲法下に異邦人として国民から長い間白眼視されてきた我々自衛隊員は祖国防衛の任に当たる自衛隊の
存在について、大なり小なり、隊員同士で不満はもっているはずなのに――。
…部隊別に整列させ、三島の話を聞かせるべきで、たとえ、暴徒によるものであっても、いったん命令で集合を
かけた以上正規の手順をふむべきだ。
こんなありさまの自衛隊が、日本を守る軍隊であるとはおこがましいと思った。
三島がんばれ!…心の中でそう叫んだ。

K陸曹
三島演説を振り返って

福島鑄郎「資料・三島由紀夫」より

7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/05(月) 10:34:50.79 ID:tJ8iJ0zC0.net
被告たちに憎いという気持ちは当時からなかった。
(中略)
国を思い、自衛隊を思い、あれほどのことをやった純粋な国を思う心は、個人としては買ってあげたい。
憎いという気持ちがないのは、純粋な気持ちを持っておられたからと思う。

自衛隊市ヶ谷駐屯地、益田総監
三島裁判での証言より

8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/05(月) 11:11:55.87 ID:WwUxqYvC0.net
「諸君らの中に 一人でも俺と一緒に立つ奴は いないのか?」・・・・「バカヤロー、てめえ、それでも男か」 「そんなもんいるもんか」 「降りてこいよ」 「英雄気取りになるんじゃねえぞ」 「ひきずり降ろせ」

9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/05(月) 11:25:53.99 ID:WwUxqYvC0.net
「おまえら、聞けい」 「聞けい」 「静かにせい」 「静かにせい」 「話を聞け」 「静聴せい」 「男一匹が 命を懸けて 諸君に訴えてるんだぞ」 「いいか・・・いいか・・・」  

10 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/05(月) 11:29:59.28 ID:Xro6+1C00.net
ハンドマイクくらい持参すべきだろう条項(´・ω・`)

11 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/05(月) 11:35:35.88 ID:WwUxqYvC0.net
三島由紀夫・森田必勝・古賀浩靖・小川正洋・小賀正義

12 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/06(火) 08:33:31.87 ID:ZtC34ST80.net
>>10
敢えてやってんでしょ

13 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/06(火) 12:35:36.90 ID:y5uz+VoJ0.net
敢えてやってんのか。甘ったれのお坊ちゃんだな。
たまたま文学の天才だから評価されてるだけじゃん。

14 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/06(火) 14:49:13.65 ID:waSUfttB0.net
「最初はご自宅に伺ったんです。『論争ジャーナル』発刊の主旨、論調は当時反主流でした。先生(三島由紀夫)は、
その当時から一つの輝く北斗の星でしたよ。思想的な評論など出していましたからね。例えば、『対話・日本人論』とか、
思想的な評論関係の著作を出していましたから。文学者としてではなく、思想家として見ていましたよ。
小説家三島由紀夫と我々は見てなかったですよ。おそらく誰も。
(中略)
あの頃は、慶応で最初の学園紛争がありまして、それから早稲田、日大、明治、東大ってどんどん広がって
いったわけです。当時の思想風景というのは、左翼でなければ人にあらずという……。想像できないでしょうが、
そうだったんです。で、やっぱり、そのうちとんでもないことが起きる、と。今見れば漫画みたいになっちゃう
かもしれないけど、革命というのを、我々は真剣に危機的に感じていました。そういう時代風潮を押さえて見ないと、
あの頃の行動というのはわからないんですよ。今の、この社会状況から見てたんじゃ」
持丸博(元楯の会初代学生長)

鈴木亜繪美「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より

15 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/06(火) 14:50:11.99 ID:waSUfttB0.net
「あの頃は、全共闘全盛の時代だった。俺は九州生まれで、全共闘の考え方に馴染めなかった。ああ、俺の考えは
世の中に合わないのかな、と思ったよ。
(中略)
学校へ行ってもどうも自分と考えてることが違うなという連中が、我が物顔で歩いている。肉体的には負けないけど、
論争して負けたくないから理論武装したいと思った。
先生の人柄とかに興味津々だったから、たぶん、先生が辟易するくらい質問したよ。根ほり葉ほり訊いたね。
先生は、目が非常に純粋で、僕らのようなひよっこにも丁寧な言葉を使ったし、時間を守る、威張らないし、
そういうことからも魅力を感じた。文豪なんていうそぶりは全然見せなかった。礼儀正しさとか非常に親切心が
あるとか、何回かのお付き合いの中で敬意を持つようになった」
仲山徳隆(元楯の会会員)

鈴木亜繪美「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より

16 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/06(火) 14:51:14.50 ID:waSUfttB0.net
「当時、新左翼の運動が広まっていて危機感があった。(中略)
三島先生は、『君が田村君か、さあ座りなさい』とおっしゃり、これが最初の言葉だった。じっと見られた大きな目が
キラキラ輝いていて、印象に強く残った。実にあっけない最初だった。
(中略)
体験入隊終了直前、緊張の連続と疲労の極みで胃液を吐きダウンしてしまった。薬を飲まされ、隊舎のベッドで
横になっていると、三島先生がいらしたんです。ベッド脇に座られて『大丈夫か』と声を掛けてくださった。
『幾つになった』と訊かれ、『十八です』と答えると、『そうか、俺は君の親の世代なんだなあ。無理するなよ、
行けるか?』と。先生のあの声は忘れられないですよ」
田村司(元楯の会会員)

鈴木亜繪美「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より

17 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/06(火) 14:51:53.85 ID:waSUfttB0.net
「とにかく入学した前後って、大学紛争が一番大変だった時、最初に入試を受けた時はバリケードがあって
機動隊が出てましたよ。早稲田の文学部は革マル派の本拠地だった。圧倒的に、革命論争だとか新左翼系の話が
主流でした。でも、いわゆる左翼系の議論には違和感があった。どうもちょっとおかしいと。それでいろんなものを
読んでる中で、一番明解に論を展開していたのが三島先生だった。そういう意味じゃ、『論争ジャーナル』に
出て来て論陣を張ったというのは画期的だった。
自衛隊に行こうと思ったのは、当時はマイナーな存在で、どちらかというとマイナスの評価だった。それと規律で
全部縛られている所では自分がないと言われていましたから、本当に徹底してがんじがらめの規制の中で人間が
どうであるか、自由でありうるか、それを一回やってみたいと思ったんです」
佐原文東(元楯の会会員)

鈴木亜繪美「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より

18 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/06(火) 14:55:21.90 ID:waSUfttB0.net
「三島先生の『楯の会』は、思想的に自由な所だったというのが大きかったと思います。思想的束縛がありません
でした。会自体すごく幅広い人が入って来ていました。僕なんか、従来型の右翼系の人とは随分違ったと思います。
僕は、三島先生といろいろ話していて、今まで会ってきた人の中であれ程頭のいい人はいなかったですね。
非常に明晰で、クリア。透明なんですよ、透明。なんていうかクリスタルガラスのような、水晶のような、
そんな印象でした。
森田さんは、ともかく明るい人でした。話していて非常に気分のいい人。裏表がない人。そういう意味で
翳のない人だよね。生き方にも翳がないし」
佐原文東(元楯の会会員)

鈴木亜繪美「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より

19 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/06(火) 15:00:03.21 ID:waSUfttB0.net
「三島先生は先駆的な考えをお持ちで、当時、『論争ジャーナル』という雑誌で民兵構想というのを出されて
いました。こういうのは、これから面白いなと思った。つまり自衛隊だけではなくて、民間人が防衛組織の一翼を
担うという構想を出されていた。アメリカでもヨーロッパでもそういう民兵というのはあるわけで、日本だけが
そのような民兵組織がなかった。自衛隊自体が、むしろほとんど否定されていたような世の中だったから、
ああいう考え方は非常に新鮮でした。
今でもよく覚えているのは、訓練の時に小銃を持って走るわけですよ。あの時、三島先生は『銃の重さを知ることが
非常に大切なことなんだよ』と語っておられた。よく記憶しています。国を守るということは、銃の重さを身体で
感じることなんだと、理屈ではないんだと。全くその通りだなと思いました。ほとんどの話は忘れてしまったけれど、
これはよく記憶していますね、銃の重さのことは」
イニシャルO、元京都大学生(元楯の会会員)

鈴木亜繪美「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より

20 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/06(火) 15:00:33.36 ID:waSUfttB0.net
「高校一年の時に、文化大革命が起きて、新聞は『文化大革命』礼賛一色ですよ。『毛沢東万歳!』ってすごかった。
ものすごい理想国家のように持ち上げていた。ところが、新聞にちっちゃく記事があって、大陸から香港に逃げて
フカに食われて死んじゃう人が何百人もいるのを目撃したって。そんな素晴らしい国ならなんで亡命して逃げて
来るんだ。変じゃないかって、子供心に思っていたわけです。
(中略)
右でも左でもなかった。ところが、昭和四十五年一月頃、早大キャンパスに確か『三島由紀夫と自衛隊に
体験入隊しよう』というタテ看板を見て、俺が求めていたものはこれだと、決心。楯の会という意識はなかった。
自衛隊に行くことが主で入会はついでだった。」
村田春樹(元楯の会会員)

鈴木亜繪美「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より

21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/06(火) 15:01:03.76 ID:waSUfttB0.net
「そのあと、サロン・ド・クレールで三島先生に会いました。非常にさっぱりした感じだった。どんな本を
読んでいるかと訊かれて、大江健三郎と。その時、先生は大江健三郎の絶版になった本の話をしたんだよ。
『政治少年死す』ていうやつを。読んでないから答えられなかったんだよね。
先生は、なんでこんなヤツが来たんだみたいな顔して、森田さんの方を見た。森田さんは『いやいや、なかなか
元気がいいですから』と言ってくれました。森田さんの一言で、私は救われたようなもんです。そうでなければ、
こんな軟弱な学生が入れるわけないじゃないですか。森田さんて人は、知れば知る程素晴らしい人でしたね。
快活という言葉、一言。」
村田春樹(元楯の会会員)

鈴木亜繪美「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より

22 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/06(火) 21:05:50.15 ID:JspQAfNN0.net
>>10
翻訳家の徳岡孝夫が三島との交友を回想した「五衰の人」によると、
徳岡は三島よりの知らせで「決起」に立ち会うことになったのだが、「野次や罵倒で
かき消された」と伝えられることになる演説は、注意すれば普通に聞こえていたと
書いている。

そうマスコミが伝える事になった理由を徳岡は推測していたが失念した。
マスコミの都合の理由だったかと記憶する。
自分は、徳岡証言は正しいように思う。記録映像で見る限り三島の声を拾ってるしね。

23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/07(水) 04:44:39.23 ID:aHNorQyl0.net
テレビ局のヘリコプターまで来て、聞き取るのは絶望的だったんじゃなかったっけ?

24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/08(木) 15:44:07.42 ID:hDpQGFfJ0.net
>>23
野次に答えたり、お互いやり取りしている部分もあるので近い場所の人達には聞こえていたと思います。

25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/08(木) 16:05:14.07 ID:hDpQGFfJ0.net
「三島由紀夫先生と楯の会のことは、田舎にいる時は全然知らなかった。興味もなかったし。父親が靖国会を
やっていて、その関係で森田必勝さんに会ったんです。
確か、森田さんが橘孝三郎(祖父)のことを知って、靖国会の事務所を訪ねて来たんです。その後、私も
紹介されました。親父は森田さんのことをこう言ってました。
『森田必勝という、なかなかいい男が俺を訪ねて来たぞ。凄く気骨のある人間だ。凄くいい青年だぞ』って。
くりくりっとした坊主頭の人で、本当にね、少年みたいにね、本当に裏のない人でした。森田さんは兄と同じ
二十年生まれ、ずっと兄のように思っていました。
(中略)
西新宿のルノアールで、三島先生にお会いしました。ほとんど何も言えなかったけどね。『橘先生、お元気ですか?』と、
祖父の橘孝三郎のことを訊かれたことを覚えています」
塙徹二(元楯の会会員)

鈴木亜繪美「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より

26 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/08(木) 16:05:53.83 ID:hDpQGFfJ0.net
「森田とは同じ年だった。ある時、先生が俺をからかって、『森田には命預けますっていう学生がいっぱい
いるんだよ』と言ったんだ。そうしたら、森田は顔を真っ赤にして、『いやあ、僕の命は先生に』って言った。
僕は自分の日記に書いても先生に直接そんなふうに言ったことないよ。
(中略)
自分ではちゃんとしていたつもりだったけど、先生に怒られたことがある。『お前ら女みたいだな。ころころ
変わって』って。
俺たち、時間前から行ってバリバリやる気でいるかと思ったら、だらだら遅刻したり、自分では変わってないつもりが、
変わっていたんだ」
川戸志津夫(元楯の会会員)

鈴木亜繪美「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より

27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/08(木) 16:06:21.74 ID:hDpQGFfJ0.net
「私は、正式な会員じゃないんです。もともと大学が早稲田だったから、楯の会のことはよく知っていたんですよ。
でも、その当時は入ろうという意識はなかったですね。(中略)
国学院の友人に、三島先生に心酔しているものがいて、仲間と一緒に先生に会いに行くことになったんです。
それにも、たまたま行かなかった。友人は、念願の先生にお会いして、頭の中が真っ白になって『先生は、
いつ死ぬんですか?』と訊いたそうですよ。
先生は、『わっはっはっ』と大笑いされて、『まあ、お茶でも飲め』と、紅茶をご馳走になった。何も聞け
なかったけど、気さくな人だったと。夏の暑い日だった。社交辞令だろうけど、募集してるから、また来い、
ともおっしゃってくれたそうです」
須賀清(元楯の会幻の六期生)

鈴木亜繪美「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より

28 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/08(木) 16:06:51.41 ID:hDpQGFfJ0.net
「森田必勝とは同じ二十五歳だった。当時、森田たち十二社のメンバーはすぐにテロだとか言っていた。
できるわけねえじゃないかこいつら、と思っていた。でも、事件が終わってから、森田の見方が変わった。
あの男に対する見方は変わったよ。先生に対しては変わらない。もともと凄いなと思っていたからね。
(中略)
何かの折に触れ思い出すと、『あいつは凄かったな』と思う。要するに、腹を切る切らないの前に、あの状況に
立てるかどうか考えた。それから介錯して、短刀を取って……。あの状況に立った古賀、小賀、小川、森田は
凄いと思う。
三期で一緒だった牧野隆彦が、先生が亡くなった四十五歳を越えた時、『先生に、すまない』と言った。そして、
翌年四十六歳、くも膜下出血で死んでしまった。その時は、ショックだったね」
川戸志津夫(元楯の会会員)

鈴木亜繪美「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より

29 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/08(木) 16:07:23.92 ID:hDpQGFfJ0.net
「たぶん、先生は最初一人で死ぬつもりだった。森田さんも死ぬ覚悟を決めていたんですよ。『森田の精神を
恢弘せよ』とは、その森田さんの純粋な行為、行動、信条を後の人に伝えろというのがあるのだと思います」
佐原文東(元楯の会会員)

「三島先生という存在自体は亡くなられても、文学者としての三島由紀夫、社会的な立場にある人としての
三島由紀夫は残ると思います。しかし、森田についてはおそらく何も残らない。森田について言いたいことは
政治的な森田。日本には『自決』という政治的表現があるんです。諭したい相手がダメだと思ったら、自らの命を
捧げて訴えるという政治的な表現法です。行動主義の森田だったから、西洋的にしゃべり尽して相手に伝える事を
せず、『自決』という行動で、『日本の真の姿を見よ』と訴えたかったんだろうと思います」
伊藤好雄(元楯の会会員)

鈴木亜繪美「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より

30 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/10(土) 10:23:05.06 ID:ANQVbS410.net
「先生はもうそれなりに著名で確立されている方です。でも、森田さんは無名でした。三島先生は、ものすごく
森田さんの身の上を案じ、今後、森田さんの精神がそのまま埋もれてしまうことに対して危機感があったんだと
思います。(中略)
僕の進んできた道を――商社に入ってずっと普通に生活してきたことを、申し訳ないという気持ちがあります。(中略)
僕は、大学で中国語を学び、中国という共産主義の国が隣にあって、日本がどう思われているのか、最近の反日の
運動を見るにつけ、その前から中国はずっと日本に対して辛く当たっていることを経験してきました。みなさんは
日本の中で日本を見てきたと思うけれど、僕は中国というフィルターを通して日本を見てきたんです。
預言者としての三島由紀夫というのは、ものすごく的確だと思います。今の日本の政治はぶれている。外交上、
中国にしてやられています。そういういたたまれない状況にあるだけに、非常に的確に予言していたな、と思います。
それだけに、三島先生や森田さんのやった行動が余計光ってくると思います。一条の光というか、僕は、やがて
もっともっと輝いてくると思います」
古屋明(元楯の会会員)

鈴木亜繪美「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より

31 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/10(土) 10:23:42.15 ID:ANQVbS410.net
「フルコガ君(古賀浩靖)とは事件後、品川だったか、電車の中で偶然会ったことがあります。その時、彼は
『すみませんでした』と言ったので、僕は『そんなことないよ。君がそんなことを思うことはサラサラないね』と
答えた記憶があります。(中略)
先生は、残すべき人間は残したんだと思いますよ。おそらく。だから、残った人間は、重い荷物を背負って
いるんですよ。
私以外に、楯の会の会員で二人、自衛隊で定年を迎えた人がいます。彼らと違うのは、私は事件が起きる前に
自衛隊に入隊していたことです。二人は事件が起きたあとに入ったから。まあ、どちらが大変という比較は
難しいですが、それぞれ大変だったと思いますね。ずっとマークもされてましたから。多分、三人とも定年まで
マークされていたと思います。(中略)
事件当日に市ヶ谷で斬られた人と会ったこともあります。腕を斬られて、背中を何針か縫った人を知っています。
でも、三島先生のことを悪く言う人はいません。先生の心情はわかるということを、随分言われました」
イニシャルK、元明治大学生(元楯の会会員)

鈴木亜繪美「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より

32 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/10(土) 10:24:12.13 ID:ANQVbS410.net
「僕が、どうしてしゃべる気になったかというと、結局、あの事件は、『三島由紀夫』だけが前面に出ているから。
だから、世間の評価というのは、いわゆる作家が起こした結末だというのがほとんどでしょ。もし、三島先生一人
だけだったら、僕はそれは認めるわ。だけど、森田さんが一緒だった。まるで森田さんなんて、さしみの
ツマみたいなもんや。だから、僕はそれが我慢できへんかった。ずっと、今でも、そう思う。
三島先生は、もの凄い追い詰められたと思うの、森田さんに。本当に。もし森田さんがいなかったら、三島先生、
絶対せえへんよ。ああいうことは。思い切れなかったと思う。違った形でしたかもしれへんけど。自分で腹切って
死ぬことはあったかわからへんけどね。ああいうことはしなかったと思う。うん、すべて森田さんの影響よ、あれは。
森田さんの言動でもわかっていたし」
野田隆史(元楯の会会員)

鈴木亜繪美「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より

33 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/10(土) 10:24:37.17 ID:ANQVbS410.net
「(中略)森田さんは『自分でテロするなら、必ず自分の命を絶たなきゃいけない。生き残ったらいけないんだぞ。
そんなヤツいるか? 今の日本で、自分の命を賭けてもいい奴がいるか?』そう言った。森田さんは、その時、
もう覚悟できてたし、三島先生について行ったらいいと、自分の命を捨てる覚悟だったんやろうね。
三島先生は、すべて規定済みやった。たぶん野次で、自分の声がかき消されるのもわかってた。それを上回るような
マイク使ったら、値打ちもない。演説と違うんだから。やっぱし、最後は肉声よ。
明治維新から百年たって、高杉晋作や坂本竜馬がどうだったか、今では我々もわかる。五十年、百年たって、
わかる人がわかればいいのよ。
当時、二十歳前後だった我々は、他のみんながこれからどうして生きようという学生時代に、どうして死のうか
考えてた。それだけの覚悟をしてしまった。それは、森田さんも、我々も一緒だった」
野田隆史(元楯の会会員)

鈴木亜繪美「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より

34 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/13(火) 11:47:14.36 ID:K/H3tGds0.net
「森田さんは、非常に純粋な方でした。だから、すべてを賭けておられたんでしょう。それは、言葉の片言隻句に
森田さんの純粋な気持を私なりに感じました。楯の会に対して、大切にしようという思いをつくづく感じました。
森田さんは、三島先生だけを行かすわけにはいかない、という学生長としての立場もあって、十分考えられたんじゃ
ないですかね。
すべてを森田さんが引き受けてしまったのだという思いはずっとしています。非常に、それは、辛い……。
若い、純粋な人が……。(中略)
今の日本には、遺憾極まりない気持です。靖国神社にしても、日中問題にしても、全部本質的なことを飛ばして、
表面的なことだけでやり過ごしている。そういうことを、森田さんは我慢ならなかったんだと思います。私は
今でもそうだから、二十代の純粋な考え方だったら、本当に我慢できなかったと思いますよ。
私は、今、学生にも言うんです。『こんないい加減な世の中に対して、君たちはなぜ憤りを持たないのか?』と。
イニシャルO、元京都大学生(元楯の会会員)

鈴木亜繪美「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より

35 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/13(火) 11:48:48.36 ID:K/H3tGds0.net
楯の会にいたことを、特に学生には言っていません。三島由紀夫の本を読んだ学生はあまりいません。読めない
でしょう。あらゆる面で学力低下がひどいから、日本語がどんどんおかしくなっています。
僕らは、あの当時、それなりに自分の国のあり方を真剣に考えていました。右であろうが左であろうが。やっぱり
もっと国に対して真剣だった。今は、みんな本当にそういうものがまったく感じられない。(中略)
平和というのは、戦わないこと。今の日本では、それが平和だと言われています。不戦の誓いだとか。
本当にそうなのかなと思います。むしろ逆ですよ。平和というのは、自国の防衛をきちっとやって相手から
侮られないというのが平和であって、戦わないというのが平和ではないんです。それは奴隷の平和です。攻めて
くればやるぞ、という覚悟があって初めて平和というものは維持されるわけですから。
森田さんの志を恢弘せよというのは、やっぱりそれぞれ自分たちの現在の場所においてその当時の気持を実現せよ、
という意味で私は理解しています」
イニシャルO、元京都大学生(元楯の会会員)

鈴木亜繪美「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より

36 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/13(火) 11:49:19.80 ID:K/H3tGds0.net
「三島先生と一緒に行動を起こし、残った三人のうちの二人古賀浩靖と小賀正義は、自分が楯の会に誘ったんです。
警察に留置されている二人のことをずっと考えました。(中略)
フルコガ(古賀)とチビコガ(小賀)が出てくるまでは、東京にいるのが義務だと思いました。
彼らが出てきたので、その年の秋、秋田に帰ることになりました。お金がなかったので、トラックをレンタルして、
運転手を古賀と友人が手伝ってくれました。一日かかって秋田に着き、夜に三人で酒を飲みました。その時、
古賀に訊いたんです。
『古賀(ヒロヤン)、ひとつだけ訊きたいことがある、いいか?』
『何だ?』
『十一月二十五日、あすこの現場を出る時、投降して捕まって出る時、どういう気持だったんだ?』
今考えると、バカな質問をしてしまった。自分でさえ頭がまっ白になったのに、彼らがその時のことを言葉に
表現できるはずかない……。気付かなかった」
伊藤邦典(元楯の会会員)

鈴木亜繪美「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より

37 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/13(火) 11:50:49.74 ID:K/H3tGds0.net
「なかなか答えてくれないから、『あの事件は、何があなたに残ったんだ?』と訊いた。
すると、古賀は、カウンターの上で、ゆっくり右の手のひらをただ上に向け、何かを持つようにした。古賀は
その手をじっと見つめたまま、一言もなかった……。
それが何を意味しているのか理解したのは、一ヶ月か二ヶ月たってからだった。もう声も出なかった。それは、
三島先生と森田さんの、首の重さ……。それを知った時、ふーっと血の気の引くような衝撃に襲われた。あの人が
首を落とし、安置した。古賀だけが首の重さを知っている……。
彼らに事件のことを訊いたのはそれだけ。あとはもう訊けない。今でも時々会うが、一切そういう話はしない。
失礼に当たると思っています。(中略)
あの行動を凌駕する言葉とか文章、表現はない。それを残された会員みんな、漠然と確実に持ってしまっているんです」
伊藤邦典(元楯の会会員)

鈴木亜繪美「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より

38 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/16(金) 12:11:56.85 ID:DWLZKrVl0.net
「拘置所にいる時、記録として残しておこうと思った。日記のような形にしようと思って、それを看守に言ったら、
あかんと言われた。ノートは手に入ったので、洗面所にあった釘で書いた。結局、検閲で見つかって没収されて
しまった。(中略)
三島先生は、日本は文化概念として天皇陛下がいらっしゃると言われてきた。『我々の一番の根幹は、天皇を
守るか守らないか。これから稲を植えて収穫するのは、天皇家しかやらないんじゃないか、そういう未来が来るよ、
工業化のあげくに……』先生はずっとそう言っていた。
森田さんに対して……忸怩たるものがある……何もできていない……。しかし、僕をはじめ、みんなも表に
出なくていいと思う。本来埋もれていくべきだと思う」
小賀正義、三島由紀夫と共に決起(元楯の会会員)

鈴木亜繪美「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より

39 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/16(金) 12:12:31.91 ID:DWLZKrVl0.net
「森田さんのことを語り合うのは価値があるが、自分たちのことを話すのは間違っていると思う。先生は
偉大な人だから、それは置いて、我々は埋もれていげばいい。埋もれなければならない。活動したことは
価値あることで、先生が『楯の会』という、今までにない団体で行動したのは、時代に夢があったからだと思う。
今後とも出て来ないだろうし、価値があった。でも、我々が、楯の会の会員だったということを口にするのは、
違うと思う。
森田さん自身、そんなに言ってほしくないと思っているのではないか……。僕は黙って死んで行く……という人だから。
(中略)
『森田の精神を後世に恢弘せよ』とは、三島先生と森田さんの、感性を持てということだと思う。先生があそこまで
できたのだから、僕もできるだろうと。それがずっとある……。自分はそれだけのことをやっている自信はある」
小賀正義、三島由紀夫と共に決起(元楯の会会員)

鈴木亜繪美「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より

40 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/21(水) 10:10:39.23 ID:ReDYSl/JO.net


41 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/26(月) 14:55:38.61 ID:kC9BqHJ90.net
この機会を逃すと永遠に埋もれてしまうので、三島由紀夫という人間の誠実さについて述べておきたいと思います。
三島さんは、自刃のちょうど一ヶ月前の昭和45年(1970)10月25日に、『東文彦作品集』の序文を
書いています。この東文彦氏は学習院時代に親しくしていた文芸部の先輩で、同人誌『赤絵』はこの東氏の
父君である季彦氏の援助で創刊しています。三島由紀夫は、事件の数ヶ月前に講談社の野間社長に自分が序文を
書くので、東氏の作品集をぜひ出版してくれと頼み、承諾を取ったわけです。このことは、自刃するにあたり、
世話になった方への恩返しをし、後顧の憂いなく事を起こすという事だったのではないかと思われます。
三島由紀夫と東文彦氏は学習院時代手紙を数多くやりとりしていました。お互いに信頼しあった文学上の先輩・
後輩関係だったのですが、東氏は昭和18年に23歳で亡くなり、三島由紀夫は告別式で弔辞を読んだそうです。
そこには堀辰雄も列席していたといわれています。
佐藤松男

持丸博・佐藤松男「三島由紀夫・福田恆存 たった一度の対決」より

42 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/26(月) 14:56:12.71 ID:kC9BqHJ90.net
(中略)
じつは、この東文彦氏の父君の東季彦という方は学長職も歴任していた私の大学時代の恩師なのです。(中略)
その東先生から伺ったことですが、三島さんは息子の命日には今も家にお参りに来てくれると言っていました。
(中略)世界的作家になったあとも、命日にはみえていたということです。凄いのはそれにもましてそのことを
三島はだれにも語っていなかったということです。
これは三島由紀夫の年譜などを見ても、そのことについては書かれていません。あれほど自己顕示欲の強かった
三島由紀夫が、お参りに行ったというのを誰にも語らなかったのですね。普通の人だったら、俺は昔世話に
なった人のことはいつまでも忘れない、だから俺はいまもってお参りに行っているんだとすぐ言いそうなものですが、
それをひと言も言わなかった。(中略)ここに私は三島由紀夫の律義さと誠実さを見るのです。この律義さと
誠実さが結局はあの事件の要因の一つになったのかとも考えてしまいます。
佐藤松男

持丸博・佐藤松男「三島由紀夫・福田恆存 たった一度の対決」より

43 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/27(火) 19:45:18.14 ID:A5Zl3GtY0.net
(中略)
日本の安全保障について、疑問点を二つほど提起しておきたいと思います。第一の疑問点は、安保条約第五条の
共同防衛条項です。(中略)第五条に共同防衛として日本国の施政下にある領域において、いずれか一方に対する
武力攻撃があった場合に、共通の危険に対処することが明記されています。が、問題なのは、その中に「自国の
憲法の規定及び手続に従って行動する」と謳われているところです。それは、福田先生がフジテレビの番組
「世相を斬る」海外版で、エドワード・ケネディ上院議員と対談した際に台湾を守る米華条約は「台湾に危機が
迫つたとき、アメリカはそれを助けるかどうか、議会で審議する義務があるといふ程度のものだ」とケネディ議員が
明言していたからです。米華相互防衛条約(1979年失効)を調べてみると安保条約のこの条文とほとんど同じ文言に
なっています。ということは日本も台湾と同様の扱いを受けることになるのは間違いないでしょう。
佐藤松男

持丸博・佐藤松男「三島由紀夫・福田恆存 たった一度の対決」より

44 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/27(火) 19:45:47.88 ID:A5Zl3GtY0.net
(中略)台湾は「タダ乗り」の日本と違って、アメリカの要求に対してお釣りが来るほど防衛努力を行っていた
国ですが、その台湾に対して、ケネディ上院議員のこの発言です。(中略)このケネディ発言を通してアメリカの
相互防衛条約に対する本音が垣間見えてくるようです。
二つ目の疑問点は、アメリカの「核の傘」の信憑性です。このことについては、キッシンジャーの『核兵器と
外交政策』(1957)を取り上げ考えていくべきかと思います。(中略)キッシンジャーはその中で注目すぺきことを
述べています。(中略)そのキッシンジャーが全面戦争に際し、西ヨーロッパを守るにあたって、合衆国の
大都市を犠牲にすることを躊躇しており、西半球以外のあらゆる地域、当然日本もそれに含まれていますが、
それに対しては、守る価値がないように見えるであろう、と書いているのです。この発言は「核の傘」を考えるに
あたって、見逃すことのできない重要な意味を含んでいると思われます。
佐藤松男

持丸博・佐藤松男「三島由紀夫・福田恆存 たった一度の対決」より

45 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/27(火) 19:46:13.79 ID:A5Zl3GtY0.net
要するにアメリカは、ロシアや中国を相手に最終的にはアメリカ本土を犠牲にしてまで、同盟国を守れないと
いう事であり、このことは、茶化すようですが、「己のごとく汝の隣人を愛せ」というクリスト教の愛の思想は
イエスとその弟子たちのみが実践できたに過ぎないので、格別驚くことではないのかもしれません。が、保守派の
知識人で安全保障問題に口出しする人達は、これらの問題について、きちんと論じるべきだと思います。また、
ここ三十年位完全に精彩を欠いている左翼知識人ももう一度勉強し直して、我々国民の「知る権利」に是非応じて
もらいたいものです。要はアメリカが助けに来てくれる保証などどこにもないということを肝に銘じ、同盟を
結びつつも対米依存から抜け出し、自国の防衛はできるだけ自国で当たるという「人類普遍の原理」に一日も早く
立ち還るべきものと思います。
佐藤松男

持丸博・佐藤松男「三島由紀夫・福田恆存 たった一度の対決」より

46 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/27(火) 19:46:47.37 ID:A5Zl3GtY0.net
それから、小泉、安倍政権下の改憲論では、憲法第二十条の信教の自由について、全く触れられていません。しかし、
三島由紀夫も晩年主張していたように、占領軍は、自分達が唯一神のクリスト教徒ですから、宗教というのは
排他的な非寛容的なものだという先入観で被占領国の習俗的なものまで宗教として裁いて、神社はだめだとやった
訳です。ですから改憲する場合には必ず第九条だけでなく、天皇条項、第二十条の信教の自由も全部セットで、
行うべきで、一部分だけの改正というのは、本質が解っていないという事と、なにかアメリカとの関係からとしか
思えない。戦後レジームからの脱却だとか言っていたけれども、結局はアメリカからの要請による憲法改正なの
でしょう。だからけっこう罪は重い。一見、戦後体制を脱却するような標語を掲げながら、実際にはアメリカに
一方的にますます組み込まれていくような内容での改正でしかないのですから。
佐藤松男

持丸博・佐藤松男「三島由紀夫・福田恆存 たった一度の対決」より

47 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/27(火) 19:52:40.15 ID:A5Zl3GtY0.net
(中略)
もし三島由紀夫がいま生きているとしたら核武装についてどう考えるかというと、これは条件次第だと私は思います。
先ほどの憲法問題ともリンクすることですが、憲法の改正あるいは憲法を廃止するにしても、いまの憲法に対する
明確な基準ができること。これが一つ。もう一つは日米安保条約に対する明確な双務性を盛り込むこと。この二つの
条件がクリアできれば、核武装については少なくともいつでも核を持ちうるように技術開発は進めるべきである、
おそらくそう考えるだろうと思いますね。
いまの北朝鮮の問題を見てもわかる通り、あんな小さな国がアメリカあるいは五ヶ国を相手に五分の外交的
駆け引きをしているのですから、やはり核は外交上のそれなりの力になっていると思います。ですから三島先生が
いま生きていれば、おそらく核武装に対するアプローチをかなり積極的にしていただろう。ただし、そのためには
憲法と安保条約に対する条件を検討した上でのことですけれどもね。
持丸博

持丸博・佐藤松男「三島由紀夫・福田恆存 たった一度の対決」より

48 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/30(金) 16:36:29.18 ID:DF8L3tvc0.net
「先生は自分が弱かったから、強いものに憧れて、強い人間になりたいということで、鍛え上げたんでしょう」
のちに下士官から将校に昇進するための幹部候補生試験に合格して久留米の幹候生学校で教育を受けているとき、
山内は毎日の授業や実習をおさらいするつもりで、講義の要点をまとめ、その日一日を振り返った反省点などを、
日記を綴るようにノートに書きためていた。
…表紙がすっかり黄ばんだノートの冒頭には、自衛隊の将校になるにあたっての決意がしたためられている。
誰に見せるわけでもなく、自らに言い聞かせるただそれだけのために書いた一文の中で、山内は、三島から
「山内さんはこのような人に見える」と言われて、色紙に『純忠』という言葉を授かったことをしるし、
さらにこうつづけていた。
〈いまも私の宝として、好漢森田必勝君とともに終生先生との思い出を忘れない。忘れることができないであろう。
そして、純忠の言葉通り私も生きたいものだ。〉

杉山隆男「兵士になれなかった三島由紀夫」より

49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/30(金) 16:36:57.46 ID:DF8L3tvc0.net
(中略)山内は、あの日、市ヶ谷のバルコニーで「諸君は武士だろう!」と絶叫の響きをにじませながら
訴える三島の声をかき消すように、嘲笑や罵声を浴びせた隊員たちにむしろ「腹が立ち」、「平岡先生を
悪者にしてはいけないということしか頭に浮かばなかった」という。三島への尊敬の念が強まることはあれ
薄まることはなかったのである。
そんな山内も、終生先生との思い出を忘れない、と書きとめたノートのなかで、〈私は先生に会う以前、
三島由紀夫とはつまらぬ小説家であろうと思っていた〉と明かしている。(中略)
それが「尊敬」へと180度変わったのは、生身の三島に触れて、たとえ弱さがあっても、そんな自分から
決して逃げることはせず、むしろ真正面から立ち向かって、より強くなろうとする三島の真摯な姿を間近で
みつめてからだった。

杉山隆男「兵士になれなかった三島由紀夫」より

50 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/30(金) 16:37:23.75 ID:DF8L3tvc0.net
ひたむきな三島に心動かされたのは山内ひとりではなかった。体験入隊してきた三島を、時には「平岡ッ」と
本名で呼び捨てにしながら、手加減せず厳しく指導してきた教官や助教も、あるいはともに汗を流し、
隣り合わせのベッドで眠った訓練仲間の学生も、少なくとも私が話を聞いたすべての元兵士たちが口を揃えて、
鍛え上げられた上半身に比べて足腰の弱さが際立つ、三島の中のアンバランスを指摘しながら同時に、三島の
愚直なまでの一途さにすがすがしいものを覚えていた。
要するに彼ら全員が、兵士になろうとして、世界のミシマとは別人のように弱さも含めてすべてをさらけ出した
人間三島に惚れこんだのである。

杉山隆男「兵士になれなかった三島由紀夫」より

51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/30(金) 16:37:58.39 ID:DF8L3tvc0.net
学生を引き連れた滝ヶ原での最初の体験入隊で、山内や河面と同じく、助教をつとめた江河弘喜は、三島の
人となりについてこう語っている。
「紳士でした。まじめでした。もう真面目そのものでした」
…そして三島の真面目さは、律義と呼びかえてもよいものであることを、江河は自らの体験で知っている。
というより、三島の律義さを、江河は片時も忘れ得ぬしるしとして受け取っているのである。
体験入隊に臨んでいた三島に、江河は或る「お願い」をしていた。近々産まれてくる自分のはじめての子供に
名前をつけてもらえないかと頼んだのである。三島は二つ返事で快く引き受けてくれた。
(中略)いまも江河が大切に保存している三島からの手紙の日付は土曜日の二十五日になっているから、女児誕生の
報せを受けてすぐに筆をとったことになる。

杉山隆男「兵士になれなかった三島由紀夫」より

52 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/31(土) 21:40:03.46 ID:lWk1uXDb0.net
まあ、檄文で軍縮条約の5・5・3を不公平とか言ってる時点で、軍事、政治の判断力や認識力に大いに疑問符が付く人物な訳だが。
思い込みと情緒で突っ走った、戦前の青年将校と同レベル。

53 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/01(日) 01:11:45.38 ID:Y7lwEuhRO.net
不公平なのは事実。
事実を事実として明言できない人間の方が情緒的と言える。


54 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/01(日) 07:21:29.02 ID:nW3jMlhn0.net
>>52
戦艦の5・5・3はほぼ現状維持。
日本の既製の弩級艦以上の艦は全部維持できている。(弩級艦以前の艦は戦力にならない)
アメリカもほぼ現状維持だし、イギリスは既に自分の都合で大削減している。

日本の枠を広げると言う事は、日本のみに軍拡を認めるか、英米に一方的な軍縮を求める事になり、それこそ不公平。
各国が妥結可能な基準として、現状で凍結以上に説得力のある基準は無かった。

これを不公平とするのは、単純に数字だけ見た短絡思考。

55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/01(日) 12:08:00.28 ID:mfSRHh+V0.net
日本が核武装禁止されているのを不公平と思わない馬鹿が必死ですね。

56 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/01(日) 13:05:30.44 ID:Y7lwEuhRO.net
>>54
苦しい詭弁ご苦労様。
日本の比率だけ低い設定を定められる時点で明らかな不平等でしょう。
国際条約の公正さは、比率数字が基準になるべきです。それがアメリカがいうところの公正、自由なんでしょ?
TPPでもそうやろうとしてるでしょ、現状維持じゃなくて。
都合のいいときだけ現状維持が公正じゃ辻褄合わないよ。
あなたのいう現状維持とは単にアメリカが日本を押さえ、アメリカより低い軍事力にするための方便の代弁でしょう。
全く説得力のない答弁でした。

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/03(火) 16:19:18.83 ID:T2eCTRQ30.net
>>51続き
〈どうしても可愛がりすぎてしまふ第一子は、女のお児さんがよろしく〉と、やはり第一子に女の子を授かった
自身の経験を引きながら、三島は手紙の中で、〈人生最初に得る我児は、何ものにも代へがたく、一挙手一投足が
驚きでありよろこびであり、……天の啓示の如きものを感じますね〉とその感動を素直に綴っていた。
候補としてあげた三通りの名前については、それぞれについて、(中略)〈一長一短〉があることを断った上で、
三つの中から〈御自由に〉選ぶように書き添え、さらに別便でいかにも愛らしい淡いピンクと水色の産着を
一着ずつ届けて寄越す、こまやかな心の砕きようであった。

杉山隆男「兵士になれなかった三島由紀夫」より

58 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/03(火) 22:49:47.16 ID:B3pM2uW90.net
>>56
>アメリカが日本を押さえ、アメリカより低い軍事力にするための方便
そうしたいなら、アメリカは軍縮条約なんか結ばずに、そのまま建艦競争を続ければ良かった。
日本が八八艦隊中6隻しか起工できていないのに、アメリカは3年計画艦隊16隻を起工済み。
ほっときゃ差は開く一方。加えて日本は財政破綻して戦うことなく滅ぼせる。

日本は未完成艦2隻で、アメリカの未完成艦11隻を潰したんだ。
この視点では数字の上でアメリカに不公平になっている。

>日本の比率だけ低い設定を定められる時点で明らかな不平等でしょう
フランスやイタリアはさらに日本の半分程度だが、不平等だなどと言ってないが。
それに聞くが、もし将来的に中華民国やソ連が軍縮条約に参加した場合、日本と同等の保有量を両国に認めなきゃならないのか? 両国が日本と同等まで建艦し「軍拡」していくのを黙って見ていろと言うのか?
日本がそれを受け入れると思うのか?

>国際条約の公正さは、比率数字が基準になるべきです。
短絡的。
数字における公正さはどこに基準を置くかによる。
集団において報酬を分配する時、単純に人数割りにするのが公正か、それとも働きに応じて分配するのが公正かは、ケース・バイ・ケース。

>TPPでもそうやろうとしてるでしょ、現状維持じゃなくて。
軍縮の戦力保有比を同じにしろと言う主張は、TPPにおいて各国の競争力(戦力)を同等になるようにしろと言うようなもので、お話にならない。
規制撤廃協定のTPPと、規制協定の軍縮では、性質が全く違うので比較にならない。

>都合のいいときだけ現状維持が公正じゃ辻褄合わないよ。
ケース・バイ・ケースとして、軍縮条約において、現状維持は公正だった。
それ以上に現実的で公平な提案があるなら、具体的に言ってもらおう。
日本にとっても、軍縮条約は必要だった。建艦競争を続けても差が開く一方だし、財政が持たない。
数字的にも新規軍拡分ゼロ、既製艦廃棄も実質ほぼゼロと言う点で、日米は公平だった。
むしろ廃棄に関しては、米は最初期の弩級艦を廃棄し、英にいたっては自己都合だが一方的に軍縮し金剛級より新しい艦まで廃棄している一方、日本の弩級艦、超弩級艦で廃棄された既製艦は無く、日本有利とさえ言える。

5・5・5こそ、日本のみにとって都合の良い比率であり、公正さに欠けるんだよ。

59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/03(火) 23:22:03.53 ID:S7u/i38rO.net
>>58
別にそんなことアメリカにとって不公平でもなんでもないし。
それまで持ちすぎていただけの話だから。
あんたのアメリカ寄りの言い訳は詭弁にすぎないわ。
とにかく真に平等ならば同じ比率じゃなけりゃどう考えてもおかしい。

中国やロシアがどうのこうのに至っては、この話(ワシントン条約の日本とアメリカ間の比率)とは
全く関係ない論点ずらしでした。ご苦労様。

60 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/03(火) 23:23:45.23 ID:S7u/i38rO.net
アメリカによる不平等条約の歴史
http://homepage3.nifty.com/yoshihito/fubyoudou.htm

61 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/03(火) 23:54:03.63 ID:S7u/i38rO.net
ワシントン体制
http://www7b.biglobe.ne.jp/~senden97/washinton1.html

62 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/04(水) 00:03:15.18 ID:2P7mHhXQO.net
 ・国際協調外交の美名のもと、その実態は日本の封じ込め政策、孤立化にあったことを認識しない者である。
その最大の条約が日英同盟の解消と四カ国条約の強要にあった。

 田久保忠衛 杏林大学客員教授 諸君6月号 平成17年度

 1922年にワシントン会議が開かれます。ここで日英同盟が廃棄されて、中国の主権・独立の尊重、領土保全、
門戸開放の原則を約した九カ国条約に切り替わってしまった。そこで中国は、イギリスというしっかりした後ろ盾をなくした日本をなめて、
軍事力を増強し、日貨排斥運動などを起こさせる。
 一方、ワシントン会議に参加していないソ連が、中国共産党にどんどん援助を行なって、抗日運動、侮日運動が
激化してくる。錦州爆撃の背景には、この抗日運動という名の「テロ活動」をおさえておかなければ
大変なことになるという認識があったことは事実だと思います。単純な侵略ではないのです。(諸君8月号、平成17年度)


63 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/04(水) 00:14:04.17 ID:HH2BGOtkO.net
>>59
俺は>>58ではないけどね。

ホント>>58の文をよく読んで理解しなよ。
まだ若過ぎるからかも知れんが、自分から学ぼうとしなけりゃ何時まで経っても同じことだぜ。

64 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/04(水) 00:36:28.69 ID:2P7mHhXQO.net
何を言っても、中国大陸での日本封じ込めのためのアメリカによる政策だったのは自明だから、
不平等条約には変わりないし。
なんだかんだと、日本にとっても有利ですよ、という目眩ましの裏に隠された先の戦略がわからない知識人ぶった
阿呆の結んだ条約のために結果的には苦労させられるということがよくわかるわ。

65 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/04(水) 02:11:40.43 ID:27t14t1S0.net
>>59
>別にそんなことアメリカにとって不公平でもなんでもないし。
はあ? 数字が違えば不公平だって言ってるのは君だろう?

>とにかく真に平等ならば同じ比率じゃなけりゃどう考えてもおかしい。
おかしくないよ。
平等性ってのは同じ数字になるとは限らない。
国連の分担金はその国の経済力に応じているが、君の理屈ではそれは不平等だと言うんだね。
アメリカが大喜びだ。

単純に同比率でなければ平等といえないなんて事は言い切れないことは、例を挙げて説明したのだが。
スルーして根拠の無い決め付けをされてもお話にならないのだが。

>中国やロシアがどうのこうのに至っては、この話(ワシントン条約の日本とアメリカ間の比率)とは
>全く関係ない論点ずらしでした
関係あるよ。同じ比率じゃないと平等じゃないと言うのが普遍的な基準だと言うなら。
そして普遍性の検証は、他に当てはめるとどうなるか見てみるのが、当たり前の検証方法。
論点ずらしでもなんでもない。
まさか、日米間だけは同じ比率でならなければならないが、仏伊中ソなど他の国とでは日本の比率が勝っていても不公平ではないとでも言いたいのかな?

>>62
>イギリスというしっかりした後ろ盾をなくした日本をなめて、軍事力を増強し、日貨排斥運動などを起こさせる。
中国は、そのイギリス相手に抗英運動やって、漢口租界を撤廃に追い込んだりしてるんだが・・・
それと、植民地独立、主権回復運動は世の流れ。日本もビルマやインドネシアではそれを名分にしていたわけだが。

>>64
あそこで軍縮条約結ばなければ、日本はもっと不利な戦力比に落ちいり、財政も破綻していたよ。
先が読めない暴論は君の方。

66 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/04(水) 10:01:27.64 ID:vtA1S7GeO.net
>>65
比率の数字が違えば不公平だよ。
国連の分担金と、この戦艦の比率は全く別の話。毎度毎度、論点ずらし詭弁ご苦労様。
戦艦が少しくらい減ったって、もう当時のアメリカにはたいして痛くもないわけ。
戦艦が大切な日本と事情が違うでしょう。あんたが言う平等を考慮するなら、そういう背景も考慮すべきでしょう。
四方八方海に囲まれ、対ロシア対中国に向き合ってる日本にとってはワシントン条約は
アジア的に見れば不利だったわけよ。

ロシアがどうのこうの言うなら、この条約のときにロシアも加わらなければ、
日本にとって不利だったのは自明のことでしょう。バカじゃないのあんたは。
その後の歴史の流れを見れば、ワシントン条約が結果的に日本にとって災いだったのがわかるわ。


67 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/04(水) 10:13:41.74 ID:vtA1S7GeO.net
>>65
それから植民地独立、主権回復が流れだったなら、なんでいまだに北方領土をロシアが奪ったままなんだよ?
国連やアメリカはそこには何も法律発動しないのは何故?
ロシアとアメリカとで取引があったのは自明のこと。
あんたがいうきれいごとの標榜なんかは全部、大国の詭弁ですから。

68 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/04(水) 10:30:59.97 ID:4zt2feAg0.net
ID:27t14t1S0 はサイバー反日活動工作員ですよ

69 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/05(木) 21:24:58.19 ID:F0hM8m9d0.net
>>66
>比率の数字が違えば不公平だよ。
だから、削減比率だと、米英の方が多くなると言ってるのだが。
公平不公平は色々な基準を照らし合わせて総合的に判断すべき事。
自分に都合の良い一点だけ取り出して決め付けるのは間違っている。

>戦艦が少しくらい減ったって、もう当時のアメリカにはたいして痛くもないわけ。
馬鹿な事を勝手に決め付けるな。戦艦が大切なのはアメリカも同じ。
でなきゃ、3年計画艦隊を造ったりはしないよ。

>四方八方海に囲まれ
アメリカだって東西を太平洋と大西洋に挟まれている。
日本が守らねばならんのは西太平洋だけだが、アメリカは東太平洋と西太平洋を守らねばならんのだ。
しかも南北アメリカ大陸で分断されており、戦力の移動、融通、再配置が困難な状況にある。
パナマ運河に何かあればほぼ不可能になる。
イギリスの守備範囲も西大西洋、地中海、インド洋〜オーストラリアと広大で、こちらもスエズ運河に何かあれば分断される。
日本が一番守備範囲が狭く、分断の心配が少なく、戦力を有効に活用できるんだよ。

>対ロシア対中国に向き合ってる
ロシアも中国もろくな艦隊を持ってないが。日清、日露で日本に壊滅させられて以来、完全に日本に水をあけられ、脅威でもなんでもなくなっている。
軍縮条約に呼ばれなかったのはそれが理由だが。
だから、日本海軍の主要仮想敵は日露戦争以降はアメリカだった。

>この条約のときにロシアも加わらなければ、日本にとって不利だった
ロシア(ソ連)なんか問題にならんよ。
また、条約外の国の海軍が増強され脅威になったら、保有量は見直される事になっていた。
つまり、ロシアや中国に対する優勢を確保し続ける事は認められていたんだよ。
君の理屈では、これはロシアや中国に不公平な条約と言う事になるが。

>その後の歴史の流れを見れば、ワシントン条約が結果的に日本にとって災いだったのがわかるわ。
逆だ。軍縮条約があったからあそこまで持った。
ワシントン条約が無ければ日本は建艦の財政負担で滅んでいたし、対米10割の艦隊の維持費だけでも負担は大きかったろうな。石油もその分消費するし。
軍縮空けのダッシュ的建艦と真珠湾攻撃の成功で、日米の戦力比は相当埋められた。
しかし、アメリカは圧倒的な生産力でたちまちのうちに盛り返してしまった。
隔月刊で正規空母、季刊で戦艦を建造就役できる相手に、一時的に保有比1:1にしたところで全く無意味。

>>67
>なんでいまだに北方領土をロシアが奪ったままなんだよ?
何ごとにも多少の例外はあるさ。
しかし、一次大戦で東欧諸国が独立を果たし、二次大戦後にはアジアアフリカ諸国の独立が相次いだように、
植民地独立、主権回復が流れだったのは、明らかな事実だが。

>大国の詭弁ですから。
現に、独立主権回復が相次いでいるじゃないか。
僅かな例外を持ち出して全てそうであるかのように語るのは、それこそ詭弁だが。

東南アジアでは米英蘭への武力反抗を後押ししながら、中国へは日本に対する反抗は許さんとするのも、大国大日本帝国の詭弁だったが。

70 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/05(木) 21:26:19.43 ID:F0hM8m9d0.net
訂正
× アメリカは東太平洋と西太平洋を守らねばならんのだ。

○ アメリカは東太平洋と西大西洋を守らねばならんのだ。


71 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/05(木) 22:43:23.05 ID:2xOoEy+AO.net
>>69
あんたなんでそんなに反日なの?日本人じゃないね、あんた。
日本が守らなければならないのは太平洋だけってことないでしょう。日本海もあるし、
オホーツクだの東シナ海だのたくさんあるでしょう。
だいたい本当の日本人なら太平洋に「西」とか付けないし。日本にとって西は日本海だからね。
西太平洋なんて日本語にないから。
なんだかんだとごちゃごちゃとあんたは全てアメリカ視点の反日思考なのがありありと判るわ。
減らす比率なんて全く関係ないでしょう。条約は条約後の保有比率の問題なんだから。
都合のいいこと取り上げて不公平とか言ってるのはあんたの方。
アメリカ御用達の反日スパイがお疲れさまでした。

72 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/05(木) 22:57:38.45 ID:2xOoEy+AO.net
>>69
それから、日本のような小さな国で隣国と接近している国の海の防衛の重大さは、
アメリカのような周りに接近国のない国と違って緊迫しているでしょう。
そういうことを一切考慮していないで、単に日本は少なくていいとかおかしいでしょう。
別にアメリカが日本の国内的な経済事情を慮って提案した条約でもないのに、
なんでそんなにありがたがるのか意味不明。現に結果的に不公平だったから通用しなくなったわけだしね。

73 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/05(木) 23:09:01.66 ID:2xOoEy+AO.net
>>69
それから、北方領土に関しては例外とか、本当にあんたは都合がいいね。まるでアメリカそのものだわ。
日米安保があるんだから、北方領土も竹島も国連にそって解放しなきゃおかしいでしょう、あんたの理屈なら。

日露戦争でロシアの驚異がなくなったなんて嘘も都合のいい詭弁だね。その後の歴史を見てないバカが呆れるわ。
そうやって、あんたみたいなアホ思考が日本を押さえつけたせいで、結果的に中国共産党ができちゃたわけ。
バカ丸出しだね。

74 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/05(木) 23:21:22.91 ID:2xOoEy+AO.net
>>69
主権回復、植民地独立の流れと言いながら、なぜハワイなどはアメリカのままなんだよ?
おかしいでしょう、明らかに。

75 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/06(金) 07:28:12.01 ID:lSNyOS6Q0.net
>>71
>日本海もあるし、オホーツクだの東シナ海だのたくさんあるでしょう。
それらは太平洋の付属海。

>西太平洋なんて日本語にないから。
西太平洋は一般的な地理用語だが。
言い切る前にググるくらいしたらどうだ。

ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E5%B9%B3%E6%B4%8B

>>72
>日本のような小さな国で隣国と接近している国の海の防衛の重大さは、
ではイギリスはどうなる。
本国周辺には、ソ連中国にはるかに優る海軍を持つフランスやイタリアがいる。
それに加えて多くの海外領土があるわけだが。

また、アメリカにしても、2大海軍国の日英に挟まれている形であり、十分に緊迫感はある。

>そういうことを一切考慮していないで
そう言う事を考慮しないで、保有比は同等でなければと決め付けていたのが君だが。
そう言うことも考慮して、現状維持以上に説得力のある基準は無かったと言ってるのだが。

>>73 >>74
だから、例外はあっても、現に、独立主権回復が相次いでいる流れはあるでしょ。
完全なものじゃないから流れと表現されているわけだし。

76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/06(金) 10:00:42.30 ID:AinMpD06O.net
>>75
> ではイギリスはどうなる。
↑だからイギリスと同じ比率じゃなければおかしいって言ってんでしょう?あんたバカじゃないの?

流れ流れと言いながら、アメリカの都合の悪いところはさっぱり独立しないでしょう。
いったい満州時代から何年たったらアメリカの植民地ハワイ、グアムは独立するわけ?
あんたがいくら言い訳しても何の説得力ありません。
バカな詭弁ご苦労様でした。

77 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/07(土) 06:40:35.67 ID:v1orZikO0.net
>>76
>イギリスと同じ比率じゃなければおかしい
国防上の必要を言うなら、日本よりイギリスがの方が大変だから、同等以上じゃないとおかしいだろ。

国として、同比でなければ不公平→ソ中、仏伊に対する日本の優位の確立を正当化できなくなる。
国防上の必要性は考慮されるべき→米英ともそれなりの理由は存在する。
一方的な艦艇廃棄は日米とも納得できない。(英は自己都合で一方的に大量廃棄を決めていたが)
日本だけが一方的に新規建造して軍拡するのも米英としては容認できない。
となると、現状維持以上に、公平な妥結案はないんだよ。

なにより、1921年当時、このまま建艦競争を続けてもアメリカとの差は開く一方と予想され、財政破綻も目に見えており、日本は軍縮条約を必要としていた。
そんな中、既製艦を廃棄することなく、未完成艦2隻とアメリカの未完成艦11隻を相殺する結果を得られたのは大成功と言って良い。
それを表面上の5:3を持って国辱だの何だのアジるのは、何もわかっていない証拠。
三島は所詮は感情過多なアジテーターに過ぎなかった。

78 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/07(土) 09:59:11.24 ID:E624yNCRO.net
>>77
だからそれは妥協なんでしょう。あんた自身「妥協」と言ったように、国内事情がたまたまそうだっただけのことで、
条約自体は公正でもなんでもないアメリカの政策の一環です。アメリカはアメリカの利得のため動いてただけで、
日本はその範囲内で妥協できるとこで妥協しただけの話です。
実際日本は、条約外のロシアの中華支援によって不利な立場に追い込まれたのは歴史的事実ですから。
あんたこそ、公正だの平等だのと、ありもしない国際平等を感情的に支持して日本社会に押し付けているだけでしょう。
あんたみたいな根なし草の歴史認識の結果、日本は弱体化しアメリカのアジア戦略によってただのアジアの
仲介屋に成り下がり、朝鮮中国にタカられるだけの国になりつつあるのは自明でしょう。
三島が予言した未来が今現実になりつつあることが、三島の正しさを裏書きしているのは事実ですから。

79 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/07(土) 19:35:46.43 ID:v1orZikO0.net
>>78
>アメリカはアメリカの利得のため動いてただけで、
>日本はその範囲内で妥協できるとこで妥協した
それで締結されてるんだから、公正な条約でしょ。
三国干渉や21ヶ条のように軍事恫喝を受けたわけでもなければ、
開国の時の様に、圧倒的な戦力差による圧力を受けたわけでもない。
これを国辱とか言い出したら、公正な条約など存在しない。

>条約外のロシアの中華支援
ええと、それが「海軍」軍縮条約に何の関係が?
無関係だから「条約外」だし、条約で縛られて無い事柄なんだから、いくらでも対処できるはずなんだが。

>不利な立場に追い込まれたのは歴史的事実ですから
そんな「歴史的事実」はないよ。
ロシアが支援していたのは中国共産党であって、共産党が戦っていたのは国民党。
日本が満州事変から主に戦っていたのも国民党。
敵の敵は味方で大いに助かったと、中国共産党から礼を言われてるほどなのだが。
共産党と日本が本格的にぶつかるのは、日本が軍縮条約から脱退してからだし、
ぶつかると言っても、国民党とほどでもなかった。

いわゆる共産匪賊に損害は受けてはいないとは言わんが、その程度で、
不利な立場になど追い込まれていない。大日本帝国はそれほど弱小ではない。

80 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/08(日) 00:14:10.73 ID:qLJV5ygUO.net
>>79
アメリカが提案した範囲内で妥協しただけの話で、不平等には変わりないわけ。
ロシアが軍縮の条約外ということは大いに関係あるでしょう。あなたはバカですか?
ロシア中国に対処するにも日本はワシントン条約によって縛られているでしょう。
だから結果的に条約破棄しなきゃならなかったわけでしょうが。
共産党と日本が手を組んでいたかのようなあんたのご都合主義の詭弁に至っては呆れるわ。バカ丸出しでした。
ハワイについても例外扱いで、アメリカの植民地には黙認の論理矛盾してるし、そんなあんたに国際平等だの
公正だのと論じる資格さえないよ。
もうあんたみたいなアメリカのスパイとは噛み合わないから来ないで下さい。

81 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/08(日) 03:06:21.79 ID:zV3A1Jb00.net
>>80
>アメリカが提案した範囲内で妥協しただけの話で、不平等には変わりないわけ。
アメリカも日本の提案を受け入れ妥協しているのだが。
建艦競争続けてれば差が開く一方だろうってのに、現状維持で押し止めた成果のどこが、不平等で不公正で国辱ものだと言うんだろう。

>ロシアが軍縮の条約外ということは大いに関係あるでしょう。あなたはバカですか?
関係ないよ。ソ連の相手は陸軍で、陸軍は「海軍」軍縮条約と無関係。
また、海軍がソ中海軍を全く脅威と考えてなかった事は、第二次ロンドン海軍軍縮会議の予備交渉で、
戦艦半減〜全廃を提案していた事からも明らか。

>ロシア中国に対処するにも日本はワシントン条約によって縛られているでしょう。
縛りようがないでしょ。大陸内部には艦隊は介入できないし、関係するかもしれない海軍の陸戦隊や陸上航空部隊は軍縮条約の対象外なんだし。
ソ中海軍を全く問題とされてないし。

>だから結果的に条約破棄しなきゃならなかったわけでしょうが。
これもソ中に対処するためではない。
満州事変で米英と敵対する可能性が増した事と、軍縮で予算やポストが制限されてきた事への海軍艦隊派の不満が押さえられなくなったから。

>共産党と日本が手を組んでいたかのような
結果的に共産党に利する事をやっていたのは事実。現実に、共産党に礼を言われてるのがその証拠。

>ハワイについても例外扱いで、アメリカの植民地には黙認の論理矛盾してるし、
民族自立や主権回復が世の流れと言っても、宗主国は植民地などを全て独立させねばならないなんて意味じゃないぞ。
被征服地、植民地側の民族自立や主権回復の主張が大義名分として機能し、宗主国側も無視できないものになったという事。
現実に、独立運動も起きていない(あるいは極小規模)の所は独立のしようが無い。
日本だって、そのような土地である琉球や蝦夷地などは独立させていない。
また、1920年代も現代も、米英がそれを問題視した事は無い。

核拡散防止条約を5・5・3同様の不平等だ国辱だ自衛隊よ立ち上がれとアジる三島を肯定しておいて、
軍事恫喝で飲まされた21ヶ条を国辱とし、租借地を取り戻そうと画策した中華民国の行動や、
それを支援する米英を否定するって、それこそ論理矛盾なんだが。

君の主張は、正確な知識を欠いた、思い込みレベルでしかない。

82 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/08(日) 09:58:25.96 ID:qLJV5ygUO.net
>>81
ワシントン条約は戦艦の条約だけじゃないでしょう。都合の悪いことはごまかし詭弁ご苦労様でした。
しまいにはハワイやグアムと、日本の領土を同列にする詭弁に至っては苦しまぎれの泥棒の言い訳ですね。
ハワイの人達がアメリカの侵略に抵抗して日本に助けを求めていたことは無視とは、とんだ国際平等だこと。
アメリカスパイ乙です。
あなたの論理でいくと、米軍は沖縄から出ていかなければおかしいですよ。沖縄の地元の人達の民意は米軍反対だから。


83 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/08(日) 10:16:46.84 ID:qLJV5ygUO.net
>>81
北方領土と竹島も、そこの地元民は殺されて逃げてきた日本人の民意は無視ですか?国際平等とやらは?
ずいぶんといい加減なこと。
アメリカにとってあんまり関係ないところや、裏で承認したところはスルーなんですね。
なにが公正平等だ。全部、米主導のための世界法なだけでしょ。

84 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/09(月) 17:29:49.81 ID:uCORZbpU0.net
>>57続き
あの日、一九七〇年十一月二十五日、私は十八歳になった。高校三年生である。(中略)
その日の昼下がりも、窓いっぱいにさしこんでくる柔らかな陽の光につつまれて、私はついついまどろみそうに
なりながら、午後の授業の開始を告げるチャイムが鳴ったのも気づかないほどだった。ほどなくして古文を
受け持っていた教師が教室に入ってきた。微かに東北訛りの残る、穏やかな語り口で、ふだんは授業以外の
余計なことはめったに口にしない人なのだが、この日に限って、教科書をひらく前にこう切り出したのである。
「つい先ほどのことですが、三島由紀夫が市ヶ谷の自衛隊に乱入して割腹自殺を遂げたそうです」
思いもよらないニュースを先生の口から知らされたとたん、教科書やノートをひらきかけていた生徒の動きが
一瞬止まり、次いで教室にどよめきが走った。(中略)
しばらくは教室のあちこちでざわめきが尾を曳いていたが、それも教師が古(いにしえ)びとの歌を朗々と
詠じはじめるうちにしだいに静まっていった。しかし、私はひとり胸の動悸を収めることができずにいた。

杉山隆男「兵士になれなかった三島由紀夫」より

85 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/09(月) 17:30:53.07 ID:uCORZbpU0.net
こんなところで平安貴族が詠んだ歌について悠長に解釈をあれこれ考えている場合ではないだろう。ともかく
市ヶ谷に行かなければ……。と言って、駈けつけても、何をしようなどという考えがもとよりあったわけではない。
ただ、じっと教室の椅子に座って、授業を受けていることが、いまこの瞬間の過ごし方としてはひどく間が抜けて
いるように思えてならなかった。居ても立ってもいられなかったのである。私は鞄に教科書など一式をしまいこむと、
腰を屈めたままの姿勢で席を離れ、教師が黒板に向かっている隙に教壇の横をすり抜けて出口に向かった。
(中略)私が通っていた都立日比谷高校から市ヶ谷は距離にして二キロ弱、(略)市ヶ谷の駅へと通じる下り坂を
下りるにつれて、上空を旋回するヘリの爆音が二重三重に輪をかけて大きくなっていく。外濠にかかる橋を渡り、
駐屯地の前に出ると、正面ゲートだけでなく、ヤジ馬が鈴なりになった周囲の歩道にも制服警官や機動隊員が
多数配置され、あたり一帯は異様な空気につつまれていた。

杉山隆男「兵士になれなかった三島由紀夫」より

86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/09(月) 17:31:49.84 ID:uCORZbpU0.net
私はただその場から立ち去りがたいという思いに引きずられて小一時間ほど佇んでいたが、やがて、あの門の向こうで
三島が自決したんだと自らに言い聞かせるようにいま一度眼を見ひらき、駐屯地の奥を見据えて、脳裏にその情景を
しっかりと刻みこんでから、相変わらず上空をヘリが舞い、(略)騒然とした雰囲気の中、歩いて市ヶ谷から
九段の坂を通り、神保町の自宅に帰った。(中略)
自宅の神棚には、鯛のお頭付きと三越の包装紙につつまれたケーキの箱が供えられていた。家族の誕生日の、
それが我が家の習わしであった。私は、その夜のささやかな祝宴の主賓であったにもかかわらず、鯛にもケーキにも
手をつける気には到底なれなかった。
その日からずっと、私の中で、「三島由紀夫」は生きつづけているような気がする。いまになって思えば、
自衛隊に兵士たちを訪ねて歩く取材をはじめたのも、三島由紀夫抜きには考えられないのだった。

杉山隆男「兵士になれなかった三島由紀夫」より

87 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/09(月) 17:33:24.82 ID:uCORZbpU0.net
私は生涯にただ一度きり、生身の三島を間近にしている。
…私が三島を眼にしたのは、他でもない自衛隊の観閲式においてであった。学校新聞の取材と称して式典への参加を
願い出た高校一年生、十五歳だった私に、防衛庁は各国の駐在式官が陣取った来賓席を用意してくれていた。
肩から金モールを下げ、礼装の軍服に身をつつんだ式官や華やいだ装いの夫人たちに囲まれて席についていると、
式官の一団が突然、「起立!」と号令をかけられたみたいに夫人ともどもいっせいに立ち上がった。私も、
傍らに座る、観閲式に無理矢理つきあわせた級友のTと一緒に思わず立ち上がっていた。式官たちは全員二時の
方向を向いて、手を制帽の眼庇にかざし挙手の礼をとっている。(中略)彼らが敬礼を送っている相手は最初は
見えなかったが、相手の動きとともに、敬礼する式官たちの体の向きも変わってゆき、やがて彼らがほぼ真横を
向いたところで、ならび立つ軍服の間から三島が姿をあらわしたのである。

杉山隆男「兵士になれなかった三島由紀夫」より

88 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/09(月) 17:34:15.31 ID:uCORZbpU0.net
細身のスーツを着こなした三島は自らも右手をかざして式官たちの敬礼に応えながら、瑤子夫人を伴って、
私とTが立っている席のすぐ前の席に腰を下ろした。
私の視線は、傍らの駐在式官から挨拶を受け、にこやかに何ごとか語らっている三島に釘付けになっていた。
間近も間近、手を伸ばせば触れるようなすぐそこに、三島由紀夫がいることに私は興奮して、級友のTの肘を
つつきながら、「ミシマだよ、ミシマがいるよ」と熱に浮かされたようにうわごとめいたつぶやきを繰り返していた。
音楽隊が奏でる勇壮なマーチに乗って、陸海空各部隊が一糸乱れず分列行進をしたり、(中略)迫力あるシーンは
どれもはじめてじかに眼にするものばかりだったはずなのに、どういうわけか、記憶に灼きついているのは
三島の姿だけなのである。
たった一度だけ三島を眼にした場が自衛隊の式典であり、それから二年あまりのうちに、自分の十八回目の誕生日に
三島が自衛隊で自決を遂げたことは、私の中で不思議な暗号として捉えられた。

杉山隆男「兵士になれなかった三島由紀夫」より

89 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/09(月) 18:01:19.07 ID:Ur158ARt0.net
>>82
>ワシントン条約は戦艦の条約だけじゃないでしょう。
檄文読んでないの? 三島が問題にしたのは軍縮条約だけだから。
何か変だと思ったら、ワシントン会議の条約全部に勝手に論点を広げていたのか。
しかし、九カ国条約まで日本にとっての不平等条約扱いとは・・・

>ハワイやグアムと、日本の領土を同列にする詭弁
同じだよ。琉球も蝦夷地も日本が軍事的に制圧して、併合したんだから。

>ハワイの人達がアメリカの侵略に抵抗して日本に助けを求めていたことは無視
日本は応じなかったけどね。
しかし、琉球もアイヌも軍事的抵抗した事も知らんのかね。

>あなたの論理でいくと、米軍は沖縄から出ていかなければおかしいですよ。
おかしくないよ。
宗主国は植民地などを全て独立させねばならないなんて義務を負ってるわけじゃないから。

>沖縄の地元の人達の民意は米軍反対だから。
日本政府が受け入れているのだが。
それに沖縄住民も、対米不買運動とか、対米レジスタンスとかやってるわけではないし。

>>81
>地元民
竹島は無人島だが。

>国際平等とやらは?
いや、平等だからこそ、日本は主権を主張しうるわけで。

>アメリカにとってあんまり関係ないところや、裏で承認したところはスルーなんですね。
論点に無関係だから。

>なにが公正平等だ。全部、米主導のための世界法なだけでしょ。
米は米で、日本は日本で自国に有利なように、対等な立場で交渉と駆け引きと妥協の結果だよ。
一方的な措置を特定の国にのみ押し付けたような条約ではない。
そう言うのを公正平等と言うのだが。

君の理屈だと、軍艦のみならず、領土や資源、資産まで各国が同比率になるようにしなければ不平等と言う事になる。
これを世界共産主義革命と言うんだが。

90 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/09(月) 19:58:47.59 ID:X34e+caLO.net
>>89
アメリカがハワイに侵略したときハワイが日本に助けを求めていたということは、
ハワイ住民の抵抗があったれっきとした証拠でしょう。
植民地解放の流れに国際社会がなっていたというあんたの理屈ならば、アメリカは
返還しなくてはいけなかったわけ。
竹島もそこに住んでいた人が殺され追い出された略奪だったのに、今日本人の住民が
いないからというあんたの理屈はおかしいでしょう。竹島の不法占拠を認めるあんたなんかに
もう世界の公正だの平等だの語る資格はないわ。
多少はまともな人だと思って議論を続けていたけれど、あんたが単なる反日外国人だと
判明しました。


91 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/09(月) 22:24:30.16 ID:Ur158ARt0.net
>>90
>アメリカがハワイに侵略したときハワイが日本に助けを求めていたということは、
>ハワイ住民の抵抗があったれっきとした証拠でしょう。
併合時に抵抗したと言うなら、琉球もアイヌも抵抗してる。
しかし、その後分離独立運動は無いか極めて低調なので、日本領のままなわけ。
ハワイもそれと同じ。

>竹島もそこに住んでいた人が殺され追い出された略奪だったのに
いや、竹島はもともとが無人島だが?
一体どこでそんな話を聞き込んできたのやら。

>竹島の不法占拠を認めるあんた
認めてないよ。単に君の間違いを指摘しただけで、竹島の領有権の問題とは無関係。

竹島と言う少数例で、一次大戦後から、国際的な植民地解放、主権回復が大義名分として機能しており、
宗主国に対する武力闘争などを、不法行為として片付けられなくなってきていた事実を否定する事は
出来ない。例外をもって全てを否定する詭弁でしかない。

私が、植民地解放、主権回復を持ち出したのは、中国の「反日行為」がそれに基づくもので、
軍縮条約や九カ国条約とは無関係だから。
その論旨以前の段階で、事実を事実として認めようとしてないから、延々と説明し続ける羽目になってしまったわけだ。

92 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/09(月) 23:30:51.34 ID:X34e+caLO.net
>>91
日本が琉球を実質支配したのは1600年代だし、もっと古い時代から琉球は日本と交流していた地域だから
近代(明治)になってアメリカに侵略されたハワイとは次元が違う話。
ハワイは近代国家として機能していた国家で日本人が移民もいた近代国家だったわけ。
古くからほとんど日本と同化していた日本の近郊地域の琉球の関係と、距離が遠くかけ離れたアメリカと
ハワイの位置関係、地域関係の疎遠さとは全然違いますから。

竹島も日本人がちゃんと住んでいた地域です。あんたは日本人じゃないからよく知らないようだけど
鰹節を作っていた日本人がいました。
いくら本ばっかで浅知恵つけても、日本に住んでないから細かな日本の地域の歴史には無知なようだね。
無人島だなどと嘘ついてまでの反日ぶりには呆れるわ。人が殺されてますから。

あとは毎度の悪文で、日本語になってない単なるバカ丸出しの売国詭弁のオンパレードでした。
せいぜいアメリカやイスラエルのための世界征服に向けての国際条約推進にがんばってくださいな。


93 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/09(月) 23:53:59.79 ID:X34e+caLO.net
>>91
訂正します。住民がいたのは尖閣諸島でした。
でも竹島について、地域の漁民が殺されたのは事実ですから。

94 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/10(火) 02:11:55.36 ID:OTs5kVjr0.net
>>92
>次元が違う話。
変わらんよ。
琉球は明に朝貢もしていた完全な独立国。
独立国を征服し領土化した事に変わりは無い。

>古くからほとんど日本と同化していた
薩摩の琉球征服以前にそんな事実は無い。

>日本の近郊地域の琉球の関係と、距離が遠くかけ離れたアメリカと
>ハワイの位置関係、地域関係の疎遠さとは全然違いますから。
鹿児島市役所〜那覇市役所の直線距離が662km
カルフォルニア〜ハワイが約3990km
距離はおよそ6倍。しかし、艦船の性能はその300年間で6倍どころではない。
1600年ごろの日本最大級の船は1500石積みで排水量にすればおよそ300トン。帆は順風の時のみに使用し、漕走を主とした。つまりは人力。
1900年ごろの米軍艦は1万トンに達している。動力も 内燃機関だ。
この差を考えれば、1600年ごろの琉球と、1900年ごろのハワイでは、琉球の方が相対的に遠い。

現実に、日本と琉球は特に貿易をしていたわけでもなく、日本人が在住していたわけでもなく、
隣国としての挨拶程度の付き合いしかなかった。
ハワイはアメリカと貿易し、アメリカ人が移住し、キリスト教文化も根付いていた。
疎遠なのはむしろ琉球の方だ。

>>93
>地域の漁民が殺されたのは事実ですから。
それは、韓国が李承晩ラインを定めた後、それを越えた漁船に対して実力行使した結果。
住民を追い出したのとは別の話。

95 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/10(火) 02:18:55.67 ID:OTs5kVjr0.net
>>93
ついでに、尖閣諸島も住民が追い出されたわけではないよ。
元々は無人島で、日本が1895年に領有した後、入植者が入った。
しかし、1940年に鰹節製造を営んでいた入植者が経営不振で引き揚げ、再び無人島化している。

96 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/10(火) 09:46:22.87 ID:j3Armn6oO.net
>>94
いや、薩摩が統治するもっと以前から琉球と近郊日本地域は行き来していますから。これは事実です。
ハワイとアメリカの関係よりも、ずっと古くから密接しています。
キリスト教がどうとかそんな宗教が入ることなんか関係ないでしょう。政教分離なんだから。
日本だって仏教信仰を取り入れたからといっても中国になったわけじゃないしね。
くだらない詭弁ご苦労様でした。交通の詭弁に至ってはキチガイおたくの言い訳レベルでした。
竹島についても、やけに韓国の国際違反を正当化しているのも変ですね。
いつもはいわゆる国際法をかざしているくせにね。いつ国際的に韓国の犯罪が正当化されたわけですか?
都合のいいようにあなたがいかに反日に偏向しているか判明しました。

97 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/10(火) 09:59:25.02 ID:j3Armn6oO.net
>>94
それにそんなラインは日本もアメリカ政府も認めていないし、竹島がサンフランシスコ条約で
韓国のものになったというんですか?
ラインだってもう今は廃止されてるでしょう。
アメリカでさえ現在竹島は日本のものとしているのに、あんたの反日ぶりは異常だよ。

98 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/11(水) 04:22:48.30 ID:eM4Ec7Ry0.net
>>96
行き来までは否定していない。
否定しているのは「古くからほとんど日本と同化していた」と言うところ。
どうも君は論点をころころずらすから議論にならない。

そもそも文化的に類似していようが、距離が近かろうと遠かろうと、
政治的に独立している他国を征服し領土化する事に変わりは無い。
琉球征服は良くて、ハワイ併合は不可なんてのはダブスタでしかない。

>ハワイとアメリカの関係よりも、ずっと古くから密接しています。
          日本−琉球     ハワイ−アメリカ
行き来      有り           有り
移民        無し 有り
貿易       少             大
他の貿易相手 中国           特に無し

さらに関係の密接さなら日本とより中国との方が上。
定期的に朝貢していたんだから。

>>97
まただ。言ってもいない事をでっち上げないでくれ。
李承晩ラインが正当だなんて誰も言ってない。
竹島が韓国領だとも。
竹島占領時に住民を追い出すか殺すかしたか、と言う論点に対し、
ライン越えの漁民を捕縛殺害したと言う別の話を持ち出してきたから、
それを指摘しただけ。それを正当だなどとも言ってない。

敵か味方かの二元的なものの見方しか出来ないから、
自分の意見に反対されると、「反日」と決め付けて、
こちらが主張もしていない事を主張しているに違いないと思い込むんだよ。
基礎レベルの知識にしても、願望が入り込んでるから、都合の良い間違いを信じ込むんだ。

99 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/11(水) 09:48:32.09 ID:dNvUy1okO.net
>>98
同じならハワイも征服でしょ。そっちだけ併合なんて言い方している時点であんたは中立じゃないわ。
韓国が決めたラインも国際的に決められたラインでもなんでもありません。
現在はそんなもの何の効力もないし廃止されてます。あんたこそよく調べなさい。
反日スパイご苦労様。

100 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/11(水) 21:24:55.32 ID:eM4Ec7Ry0.net
>>99
ハワイは琉球みたいに遠征軍によって占領征服されたわけじゃないから。
併合としか言えんよ。
征服でも併合でも侵略には違いない。
その事は否定なぞしていないが。

>韓国が決めたラインも国際的に決められたラインでもなんでもありません。
その通りだよ。しかし、それが論点になんの関係があるのやら。
李承晩ラインの正当性なんか論点に一切関係が無いが。
私の指摘は竹島が無人島であった事。
韓国が竹島の住人を殺害し追い出したと言う、君の主張が間違いだと言う事。
論点はそこだが。

論点を無視し、自分が気に入らない点があれば勝手な思い込みで噛み付いてくるのは止めてくれ。
議論にならないから。

「反日」と言う言葉を使いたがる人間ほど、日本語が出来ないのは本当に何故だろう。

101 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/12(木) 00:29:40.37 ID:5v3RJNQcO.net
>>100
もういいよ。あなたはハワイの原住民が白人に虐殺されて侵入されはじめた歴史の流れを一切無視してますから。
どうせそれはイギリスでアメリカじゃないと言う話になるんだろうけど、そういう虐殺や抵抗を経て入ってきた
キリスト教文化、白人文化ですから。
まるですんなりアメリカが併合したかのような口振りですが、侵略には変わりません。

もうあなたとはこれ以上つき合っても、わかり合えないと思いますのでこれで終わりにしましょう。
失礼な言葉があったことは謝ります。失礼しました。

102 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/12(木) 00:53:10.72 ID:RI/GRC+p0.net


●○●○●○●○●○●○【自我の世紀/BBC/2002年】●○●○●○●○●○●○●○●○●○

 ハピネスマシーン1/4 http://www.youtube.com/watch?v=sLK3C_e4mWY
 ハピネスマシーン2/4 http://www.youtube.com/watch?v=HFucNO8f0jw
 ハピネスマシーン3/4 http://www.youtube.com/watch?v=euBLPvdMHyY
 ハピネスマシーン4/4 http://www.youtube.com/watch?v=w6Fv5hmEPfE
    合意の捏造1/4 http://www.youtube.com/watch?v=ncVdjWL-plA
    合意の捏造2/4 http://www.youtube.com/watch?v=IIvc0FEB2K0
    合意の捏造3/4 http://www.youtube.com/watch?v=MiQXiKyCPsA
    合意の捏造4/4 http://www.youtube.com/watch?v=pKFCWi16U0Q
頭脳警察を粉砕せよ1/4 http://www.youtube.com/watch?v=NclcVRhupRQ
頭脳警察を粉砕せよ2/4 http://www.youtube.com/watch?v=tTrFkDGpQXk
頭脳警察を粉砕せよ3/4 http://www.youtube.com/watch?v=r_PjwFDRh44
頭脳警察を粉砕せよ4/4 http://www.youtube.com/watch?v=pO8EwiagOmk


●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○




103 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/13(金) 09:49:01.89 ID:F2YzzhdSO.net

江藤の真似しただけだろ!!

「江藤、笑止なり!」



104 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/15(日) 17:02:00.63 ID:CX/vBvx90.net
>>88つづき
いつしか私は、三島由紀夫と、自衛隊と、自分自身とを何か運命的なもののように重ね合わせて考えるようになっていた。
(中略)三島は、自衛隊に何を見、何を期待し、何に絶望していったのか。(略)答えがみつかるはずもない
その問いかけを、鈴振るように胸に響かせながら、私もまた自衛隊のゲートをくぐったのであった。
当初私は、三島が丸三年半にわたる自衛隊体験の中では、自衛隊を第一線で支える、もの言わぬ隊員たちの素顔に
間近に接して、彼らの心情に分け入るまでには至らなかったのではないかと思っていた。(中略)
しかし、三島が死に場所に選んだ自衛隊をこの眼で見、全身で感じてみたいと思い、はじめた平成の兵士たちを
訪ねる旅の第一歩からほぼ十五年の年月が流れ、その旅をいよいよ終えようといういまになって、私の眼には、
三島の眼差しの先にあったものがかつてとは違ったように見えてきたのである。

杉山隆男「兵士になれなかった三島由紀夫」より

105 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/15(日) 17:02:38.27 ID:CX/vBvx90.net
(中略)
〈…自衛隊は永遠にアメリカの傭兵として終るであらう〉という三島の予言は、その死から四十年近くたったいま、
ますます説得力を帯びた切実な響きで聞こえてくる。そうなってみると、十五年前には迂闊にも気づかなかったことだが、
三島が知っていた自衛隊とは、決して〈武器庫〉や〈階級章〉だけではなかったように思われてきたのである。
死の二ヶ月前、三島は、「楯の会」の会員たちと体験入隊を繰り返し、彼が自衛隊でもっとも長い時間を過ごした
滝ヶ原分屯地の隊内誌『たきがはら』に一文を寄せている。その中で三島は、自分のことを、
〈二六時中自衛隊の運命のみを憂へ、その未来のみに馳せ、その打開のみに心を砕く、自衛隊について
「知りすぎた男」になつてしまつた〉と書いていた。じっさい「知りすぎた」三島は、『檄』にも書きとめた通り、
〈アメリカは眞の日本の自主的軍隊が日本の國土を守ることを喜ばないのは自明である〉という自衛隊の本質を
見抜いていたがゆえに、自衛隊の今日ある姿を予見することができたのだろう。

杉山隆男「兵士になれなかった三島由紀夫」より

106 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/15(日) 17:03:24.72 ID:CX/vBvx90.net
隊員ひとりひとりが訓練や任務の最前線で小石を積み上げるようにどれほど地道でひたむきな努力を重ねようとも、
アメリカによってつくられ、いまなおアメリカを後見人にし、アメリカの意向をうかがわざるを得ない、すぐれて
政治的道具としての自衛隊の本質と限界は、戦後二十年が六十余年となり、世紀が新しくなっても変わりようが
ないのである。
私が十五年かけて思い知り、やはりそうだったのか、と自らに納得させるしかなかったことを、三島は四年に
満たない自衛隊体験の中でその鋭く透徹した眼差しの先に見据えていた。
もっとも日本であらねばならないものが、戦後日本のいびつさそのままに、根っこの部分で、日本とはなり得ない。
三島の絶望はそこから発せられていたのではなかったのか。

杉山隆男「兵士になれなかった三島由紀夫」より

107 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/20(金) 20:43:53.44 ID:o/hKx68g0.net
沖縄は日本だよ

と言うのは置いといて、沖縄方言自体が日本語の変形だから
アイヌ語とは違って、日本語から凄く昔に分化して独自に進化した言語

108 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/23(月) 11:05:18.86 ID:ds5wdl1i0.net
>>107 日本本土系が移住する前の原住民の言語は失われたわけだね。
音楽の類似性からみてインドネシア系ではないかと思う。

109 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/23(月) 15:40:14.63 ID:2YcVvpDrO.net
言語はそうやすやすとは失われないよ。日本語との共通性は否めない。

110 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/30(月) 23:11:15.27 ID:XopN2Woi0.net
大正十四年(一九二五年)一月生れの三島は、終戦の時、満二十歳であった。それより少なくとも二年早く
生れていれば、戦争のために散華する可能性を、かなりの確率で期待することが出来た。彼が生涯をかけて
取り組もうとした課題の基本にあるものが、“戦争に死に遅れた”事実に胚胎していることは、彼自身の言葉からも
明らかである。出陣する先輩や日本浪漫派の同志たちのある者は、直接彼に後事を託する言葉を残して征った
はずである。後事を託されるということは、戦争の渦中にある青年にとって、およそ敗戦後の復興というような
悠長なものにはつながらず、自分もまた本分をつくして祖国に殉ずることだけを純粋に意味していた。
(中略)
しかし終戦からしばらくの期間、つまり彼が文壇に出る前後までの時代は、まだ救いがあった。後年になって彼は、
――当時は何だか居心地が悪かったが、今となっては、あの爆発的な、難解晦渋な文学の隆盛時代がなつかしい。
(中略)今日のやうな恐るべき俗化の時代は、まだその頃は少しも予感されなかった。――と述懐している。

吉田満「三島由紀夫の苦悩」より

111 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/30(月) 23:12:06.48 ID:XopN2Woi0.net
戦後日本の経済復興は軌道に乗り、(中略)三島の文業も、行くとして可ならざるはなき成果を収めることが出来た。
これはその恵まれた資質、類い稀な勤勉さからすれば当然の結果といえるが、時代が彼の最も好まない方向に
傾けば傾くほど、マスコミが歓呼して三島の仕事を讃えたのは、悲劇というほかはない。
死の二ヶ月前に行われたために、多くの示唆に富むことで知られる武田泰淳との対談「文学は空虚か」の中で、
三島はこうまで言い切っている。――僕はいつも思うのは、自分がほんとうに恥ずかしいことだと思うのは、
自分は戦後の社会を否定してきた、否定してきて本を書いて、お金をもらって暮らしてきたということは、
もうほんとうに僕のギルティ・コンシャスだな。――さすがの武田泰淳も、――いや、それだけは言っちゃ
いけないよ。あなたがそんなこと言ったらガタガタになっちゃう――と、たしなめるほかない様子だったが、
三島はさらに、――でもこのごろ言うことにしちゃったわけだ。おれはいままでそういうことを言わなかった――
と追い打ちをかけている。

吉田満「三島由紀夫の苦悩」より

112 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/30(月) 23:12:53.04 ID:XopN2Woi0.net
(中略)
われわれ戦中派世代は、青春の頂点において、「いかに死ぬか」という難問との対決を通してしか、「いかに
生きるか」の課題の追求が許されなかった世代である。そしてその試練に、馬鹿正直にとりくんだ世代である。
林尹夫(海軍出陣学徒)の表現によれば、――おれは、よしんば殴られ、蹴とばされることがあっても、精神の
王国だけは放すまい。それが今のおれにとり、唯一の修業であり、おれにとっての過去と未来に一貫せる生き方を
学ばせるものが、そこにあるのだ――と自分を鞭打とうとする愚直な世代である。戦争が終ると、自分を一方的な
戦争の被害者に仕立てて戦争と縁を切り、いそいそと古巣に帰ってゆく、そうした保身の術を身につけていない
世代である。三島自身、律義で生真面目で、妥協を許せない人であった。

吉田満「三島由紀夫の苦悩」より

113 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/30(月) 23:13:45.10 ID:XopN2Woi0.net
林尹夫は、さらにわれわれ世代の宿命を、高らかに歌いあげる。――いったい恨むといっても、誰を恨むのだ。
世界史を恨みとおすためには、我々は死ぬほかない。そしてわれわれは、恨み得ぬ以上、忍耐して生き、そして
意味をつくりださねばならないではないか。日本は危機にある。それは言うまでもない。それを克服しうるか
どうかは、疑問である。しかしたとえ明日は亡びるにしても、明日の没落の鐘が鳴るまでは、我々は戦わなければ
ならない。――
(中略)
彼(三島)が大蔵省に勤務していた頃、私にむかって、自分は将来とも専門作家にはならないつもりだ、と言い
切ったことがある。――なぜならば、現代人にはそれぞれ社会人としての欲求があるから、その意味の社会性を、
燃焼しつくす場が必要である。文士になれば、文壇という場で燃焼させるほかないが、文壇がその目的に適した場で
あるとは到底思えない。(中略)――こうして彼は文壇を飛び出し、歩幅をひろげ、死の彼方に手がとどくまで、
その歩みを止めなかったのであろう。

吉田満「三島由紀夫の苦悩」より

114 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/30(月) 23:14:22.97 ID:XopN2Woi0.net
三島の苦悩は、戦争に死に遅れたという事実から生れた、とはじめに書いた。しかし臼淵や林の若い死を、
どのような意味でも羨むことは許されない。生き残ってこそ、すべてがはじまるのであった。戦死という非命に
たおれた彼らの不幸を、償いうるものはない。三島も、そのことを知り抜いていたにちがいない。そして彼は
みずから死を選ぶことによって、戦争に散華した仲間と同じ場所をあたえられることを願ったのであろう。
(中略)
死にゆく者として彼らが残していった戦後日本への願望は、彼ら自身の手によっても、易々とは実らなかったで
あろう、新生日本とともに歩む彼らの戦後の生活は、けっして平坦なものではなかったであろう、ということである。
一つの時代に殉じた世代が、生き残って別の時代を生きるというのは、そういうことなのであり、三島由紀夫を
死に至らしめた苦悩もまた、そのことと密着しているように思われてならない。

吉田満「三島由紀夫の苦悩」より

115 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/02(木) 23:44:26.57 ID:uMDm8uwR0.net
映画『人斬り』にはもう一つの隠されたエピソードがある。田中新兵衛が少将姉小路公知暗殺の嫌疑で捕縛された時の
京都町奉行は、三島の父方の祖母なつの祖父にあたる永井主水正(もんどのしょう)尚志(なおむね)〔なおゆき、
などの説も〕だったのである。しかし映画では尚志は登場せず、新兵衛を呼び出して吟味するのは京都所司代の
与力という設定になっている。残念ながら、三島は曾々祖父の面前で切腹ということにはならなかったが、
その役のめぐり合わせを楽しんだ。『人斬り』の撮影中に林房雄に送った手紙には次のようにある。

〈(中略)明後日は大殺陣の撮影です。新兵衛が腹を切つたおかげで、不注意の咎で閉門を命ぜられた永井主水正の
曾々孫が百年後、その新兵衛をやるのですから、先祖は墓の下で、目を白黒させてゐることでせう。〉
(昭和四十四年六月十三日付)

三島と幕末との結びつきは、その家系に根ざしていたのである。

山内由紀人「三島由紀夫vs.司馬遼太郎 戦後精神と近代」より

116 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/02(木) 23:45:22.96 ID:uMDm8uwR0.net
(中略)
私はここでさらに幕末の水戸藩についてふれておきたいと思う。三島の祖母のなつの母親は高といい、水戸の
支藩である宍戸藩の八代藩主松平頼位の側室の娘であったからだ。頼位の長男頼徳、次男頼安の妹である。
九代藩主となった大炊頭頼徳は水戸天狗党による筑波挙兵の鎮圧にあたったが天狗党に同情し、非業の死をとげている。
なつの父方の祖父である永井尚志は直参の旗本であり、母方の祖父である松平頼位は徳川家の嫡流という血筋である。
(中略)
三島のなかに流れていた「水戸の血」は、その生涯にもわずかな翳りを落としている。それはなつの言うところの
「宿命」であったかもしれない。それには二つのことを語らねばならない。一つは幕末の水戸藩が尊皇攘夷思想の
中心的存在として、その指導的立場にあったこと。二代藩主徳川光圀によって始められた『大日本史』の編纂は、
光圀の死後も藩の事業として継続され、明治三十九年に十代藩主徳川慶篤の孫である圀順によって完成をみた。
それがいわゆる水戸史学、通称水戸学と呼ばれる尊皇論であり、幕末になって攘夷論と結びつき尊攘思想が生まれた。

山内由紀人「三島由紀夫vs.司馬遼太郎 戦後精神と近代」より

117 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/02(木) 23:45:57.24 ID:uMDm8uwR0.net
九代藩主斉昭は過激な尊攘家として知られ、後期水戸学を推し進めた。そこから相沢正志斎、豊田天功、藤田東湖ら
すぐれた学者を輩出した。若き日の吉田松陰、西郷隆盛もまた水戸を聖地として訪れ、彼らと面談している。
水戸学による尊攘思想は、三島が『革命哲学としての陽明学』で語る行動哲学に密接に結びついている。
もう一つは、水戸学につよい影響を受けた尊攘派の藩士たちが蹶起した天狗党の乱である。この乱は大きく二つに
分けられ、最初の蹶起は元治元年(一八六四)、藤田東湖の四男である小四郎が幕府の外国政策に不満を抱き、
攘夷をつよく主張。水戸藩町奉行の田丸稲之衛門と筑波山で蜂起し、幕府と水戸藩の追討軍と北関東を中心に
転戦したものである。この時、小四郎は二十三歳の若さであった。(中略)
次の行動は、同年十月水戸藩家老の武田耕雲斎が、小四郎らとともに那珂湊の戦いを終えたあと、総大将となって
一橋慶喜を擁立するために京に向かって行軍したもの。

山内由紀人「三島由紀夫vs.司馬遼太郎 戦後精神と近代」より

118 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/02(木) 23:46:30.70 ID:uMDm8uwR0.net
(中略)背景には、藩内で権力を握っていた門閥派(諸生党)との対立があった。小四郎、耕雲斎らは改革派
(天狗党)と呼ばれている。(中略)藩主慶篤は、天狗党の蹶起を理由に耕雲斎を罷免し、門閥派の中心人物で
ある市川三左衛門を要職に復帰させた。市川は尊攘派を徹底的に弾圧し、耕雲斎の殺害をも命じた。耕雲斎は
身の危険を感じ、一族郎党をしたがえて藩を脱出した。
一方、幕府は関東諸藩に天狗党追討を命じた。それに呼応して、水戸藩も市川を中心に追討軍を編成した。天狗党は
賊徒とされたのである。(中略)(藩主慶篤は)支藩の宍戸藩藩主松平頼徳を水戸に赴かせ、藩内の統制を
はかろうとした。しかし頼徳もまた尊攘思想の信奉者であった。父の頼位は斉昭の心酔者であり、その影響を
つよく受けていた。藩主慶篤の名代として江戸を出発した頼徳には、江戸にいた尊攘派も随行した。これを
知った耕雲斎が途中から合流し、さらには元目付の山国兵部らも加わり、頼徳の一団は尊攘派の一大勢力と
なってしまった。

山内由紀人「三島由紀夫vs.司馬遼太郎 戦後精神と近代」より

119 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/02(木) 23:47:12.20 ID:uMDm8uwR0.net
当然、市川ら門閥派は危険を感じ、頼徳を阻止しようとする。(中略)頼徳は戦闘になるとは夢にも思わず、
和議を申し入れるが聞き入れられず、ついに応戦に出る。その戦闘を知った小四郎らは筑波山を降り、頼徳に
共闘を願い出る。頼徳は困難な選択を迫られるが、軍議の末、耕雲斎の助言に従い、天狗党との一時共闘を決断する。
門閥派には頼徳を討つ好都合の大義名分ができてしまったのである。こうして那珂湊の戦いが始まる。(中略)
門閥派は頼徳を天狗党と同じ賊徒とし、追討のために幕府に画策した。(中略)これ以上人命が失われることを
憂いた頼徳は釈明によって疑いを晴らすことができると考え、降伏。しかしその機会は与えられず、「賊魁」という
汚名を着せられたまま、切腹。元治元年十月五日、享年三十五歳。父の頼位もこれに連座、官位を剥奪され、
羽前新庄藩預りの身となった。藩は改易され、江戸藩邸も幕府没収となった。三島の「水戸の血」には、
切腹した大名がいたのである。祖母なつの伯父であった。

山内由紀人「三島由紀夫vs.司馬遼太郎 戦後精神と近代」より

120 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/04(土) 14:02:29.18 ID:kKLKyYDO0.net
この天狗党の乱は、昭和十一年に起きた二・二六事件と思想的に共通点がある。日本陸軍の皇道派の二十一人の
青年将校たちは、(中略)政治の腐敗と農村の困窮の元凶である元老や重臣を武力をもって排除することによって、
大義を正し、天皇親政の実現を断行しようとした。一君万民の天皇制による国家改造計画は、明治維新の原点へ
帰ることだった。幕末期に大政奉還によって、天皇は親政をもって近代日本の建国を決意し、国民国家を実現させた。
青年将校たちにとって、時代は幕末の混乱期と同じだった。(中略)首謀者の一人であり、陸軍一等主計だった
磯部浅一は、その「獄中手記」において藤田小四郎の父である藤田東湖の言葉を引用して、次のように書いている。

〈藤田東湖の「大義を明かにし人心を正さば、皇道爰んぞ興起せざるを憂へん」これが維新の真精神でありまして、
青年将校蹶起の真精神があるのです。〉

藤田東湖は天狗党の思想的師父といってよかった。天狗党が目ざしたのも「尊皇」であった。

山内由紀人「三島由紀夫vs.司馬遼太郎 戦後精神と近代」より

121 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/04(土) 14:03:21.74 ID:kKLKyYDO0.net
(中略)
しかしこうした青年将校たちの天皇に対する至純の恋は報われることななかった。(中略)
「賊徒」となった天狗党、「反乱軍」となった青年将校たちの、帰順後の運命は同じである。三島は『英霊の聲』で
(中略)終戦の勅許による天皇の「人間宣言」を批判した。しかし「人間宣言」そのものを否定したわけではなく、
英霊の声として「それはよい。誰が陛下をお咎めすることができよう」と前置きして、次のように書いたのである。

〈だが、昭和の歴史においてただ二度だけ、陛下は神であらせられるべきだつた。何と云はうか、人間としての
義務(つとめ)において、神であらせられるべきだつた。この二度だけは、陛下は人間であらせられるその深度の
きはみにおいて、正に、神であらせられるべきだつた。それを二度とも陛下は逸したまうた。もつとも神で
あらせられるべき時に、人間にましましたのだ。
一度は兄神たちの蹶起の時、一度はわれらの死のあと、国の敗れたあとの時である。〉

これは三島自身の恋闕といっていい。

山内由紀人「三島由紀夫vs.司馬遼太郎 戦後精神と近代」より

122 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/04(土) 14:05:33.92 ID:kKLKyYDO0.net
(中略)三島にとって、十一歳の少年の時に際会した二・二六事件は「挫折」という観念と「英雄崇拝」の
原点となった。(中略)
三島は、磯部の遺稿をもとに、「『道義的革命』の論理――磯部一等主計の遺稿について」を書き、二・二六事件の
思想的背景を考察している。蹶起によって天皇に「昭和維新」を直訴しようとした磯部らの心情につよく共感し、
それは「蹶起ののちも『大御心に待つ』ことに重きを置いた革命である」としている。だからこそ三島の天皇の
「人間宣言」に対する批判が深い意味をもつのである。(中略)
三島のなかに流れている「水戸の血」は、一方に二・二六事件の思想的源流ともいうべき天狗党の乱をもち、
一方にその天狗党の乱によって詰腹を切らされた徳川直系の大名をもつのである。
司馬に天狗党と二・二六事件について書かれた作品はない。天狗党については、『竜馬がゆく』の「希望」の章の
なかで、その悲惨な結末を一つのエピソードとして紹介している。

山内由紀人「三島由紀夫vs.司馬遼太郎 戦後精神と近代」より

123 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/04(土) 14:06:47.97 ID:kKLKyYDO0.net
司馬は、水戸から京に向かった武田耕雲斎の率いる行軍の惨憺たる様子にふれている。さらに武田耕雲斎以下幹部
二十四人が斬首され、つづいて三百五十二人もの同志が斬首されたことを述べ、「史上まれな大虐殺」であったと
言っている。竜馬には「残虐きわまる徳川幕府」と言わせている。天狗党の乱は、幕末史上稀にみる大虐殺によって
終結したのである。
三島と司馬は共に幕末維新の精神を重んじる。三島はそれを肉体化した思想とすることで、自己の美学的な存在の
根本条件としている。それに対し司馬は歴史小説家という立場から、そうした精神とは距離を置き、自己の内面的な
思想に執着せず、フィクショナルな物語を創作していった。つまり司馬は三島のように、生きるように書き、
書くように生きるというタイプの作家ではなかった。三島は幕末の平田国学に始まり、神風連、二・二六事件へと
連なる精神の系譜に、存在証明を見出そうとしたのである。私はそこに天狗党の乱を加えることによって、
三島の思想的帰結の宿命をみたいのである。

山内由紀人「三島由紀夫vs.司馬遼太郎 戦後精神と近代」より

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/06(月) 19:41:41.81 ID:ZNMgzxpX0.net
誰もが平岡家を語るが、橋家に言及する者はほとんどいない。平岡定太郎と夏子ばかりが論じられて、橋健三と
トミは等閑視されてきた。あたかも三島由紀夫には、定太郎・夏子という父方の祖父母しか存在しなかったかの
ようであり、「一世紀ぐらい時代ずれのした男」と「或る狂ほしい詩的な魂」の女だけが三島文学の形成に
影響を与えたかのような印象を受ける。しかし、それは事実だろうか。三島は、母方の橋家からは大して影響を
受けなかったのだろうか。
健三は、万延2年(1861年)1月2日に金沢に生を享けた。加賀藩士の瀬川朝治とソトの間に次男として生まれ、
武士の血をひく。健三は幼少より漢学者・橋健堂に学んだ。明治6年(12歳)、学才を見込まれて健堂の三女・こうの
婿養子となり、橋健三と名乗る。健三は14、5歳にして、養父の健堂に代わり講義を行うほどの秀才だったという。

岡山典弘「三島由紀夫と橋家――もう一つのルーツ」より

125 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/06(月) 19:42:13.26 ID:ZNMgzxpX0.net
やがて健三は妻子を連れて上京し、小石川に学塾を開く。(中略)明治21年(27歳)、共立学校に招かれて漢文と
倫理を教え、幹事に就任する。妻・こうの死去により、健堂の五女・トミを後妻とした。明治27年(33歳)、
学校の共同設立者に加わる。明治43年(49歳)、第二開成中学校(神奈川県逗子町)の分離独立に際して、
健三は開成中学校の第五代校長に就任した。
開成中学校校長としての健三の事績は『開成学園九十年史』に詳らかで、(中略)顔写真を見ると、健三は白い
長髯を蓄えて、眼光炯々とした異相である。生徒は、「青幹」「漸々」「岩石」と渾名をつけたという。
(中略)
漢文の授業では、教科書として四書五経ではなく、『蒙求』を使用した。(中略)『蒙求』は、清少納言から
漱石に至るわが国の文学者に影響を与えた故事集である。テキストの選択から健三の教育観の一端を窺うことができる。

岡山典弘「三島由紀夫と橋家――もう一つのルーツ」より

126 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/06(月) 19:42:56.78 ID:ZNMgzxpX0.net
(中略)
(開成の)初代校長は、高橋是清。(中略)第四代校長の田辺新之助は、(中略)英学者にして漢詩人として
令名を馳せた。長男が哲学者の田辺元で、三島は学習院時代から『歴史的現実』など元の著書に親しんでいる。
第九代校長の東季彦は、(中略)一人息子が、夭折した東文彦である。三島と文彦との親交は『三島由紀夫
十代書簡集』に詳しく、晩年の三島は『東文彦作品集』の刊行に尽力した。二・二六事件、田辺元、東文彦……、
健三をめぐる歴代校長の人脈と三島との関わりは以外に深い。
(中略)
健三は雇われ校長ではなく、学校経営者であった。学校の移転拡張を図るため、大正4年に組織を財団法人とし、
校主は理事となる。当時の寄付行為第五条には、三校主(健三、石田羊一郎、太田澄三郎)が学校の動産及び
不動産の全部を寄付し之を財団法人の財産とすることが謳われており、「この三校主の勇気決断は、この学校の
出身者の特に肝に銘記しなければならないことである」と学園史に記されている。

岡山典弘「三島由紀夫と橋家――もう一つのルーツ」より

127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/06(月) 19:43:34.07 ID:ZNMgzxpX0.net
建物は老朽化・狭隘化が著しく、教室の床や廊下は波打ち、机は穴だらけで、生徒は「豚小屋」と呼んだという。
校舎の移転整備が課題であるが、学校側には土地も資金の当てもなかった。そこで健三たちは、窮状を詩文に託して
早大教授の桂湖邨に訴えた。桂はこの話を前田利為侯爵に伝え、大正10年に前田家の所有地を格安で払い下げて
貰うことになった。場所は、現在の新宿文化センター一帯である。詩文で土地を手に入れるとは、三島の祖父に
相応しいエピソードである。漢学者の桂は『王詩臆見』など王陽明に関する論文を著し、『奔馬』の藍本の一つ
『清教徒神風連』の著者・福本日南とも親交があった。(中略)
ところが、この土地に目をつけた東京市長・後藤新平が、電車車庫の整備を計画して、学校側に譲渡を申し入れてきた。
健三は直ちに突っぱねた。是清からも譲渡を勧められるが、硬骨漢の健三は拒絶する。やがて関係者と相談した結果、
市民のために東大久保の土地を譲る。紆余曲折の後、学校は新たに日暮里の現在の高校敷地を入手した。

岡山典弘「三島由紀夫と橋家――もう一つのルーツ」より

128 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/06(月) 19:44:35.66 ID:ZNMgzxpX0.net
(中略)
永年にわたり健三は、赤字と襤褸校舎を抱えた開成中学の校長・理事として奮闘した。校舎の移転用地を確保し、
建設資金を集め、震災を乗り越えて新校舎を竣工させた。また、校長就任時に六百名であった生徒定員を文部省との
粘り強い交渉の結果、千人に拡充している。開成学園の今日の隆盛の礎は、健三が築いたといっても過言ではない。
こうした多年の功績により、大正12年2月、健三は勲六等に叙せられ、瑞宝章を授与された。
(中略)(平岡)夏子が一人息子・梓の嫁に迎えたのが、健三の次女・倭文重(三島の母)であった。健三は、
開成中学校校長を辞職後、昌平中学(夜間)の校長として、勤労青少年の教育に尽瘁した。昭和19年、四男の
行蔵にその職を譲り、故郷の金沢に帰った。同年12月5日、健三は永眠する。享年84歳であった。

岡山典弘「三島由紀夫と橋家――もう一つのルーツ」より

129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/07(火) 07:01:15.06 ID:7agnqOx80.net


三 島 由 紀 夫 ・ 生 首 写 真
http://image.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E4%B8%89%E5%B3%B6+%E7%94%9F%E9%A6%96


130 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/07(火) 07:01:54.23 ID:7agnqOx80.net


三 島 由 紀 夫 ・ 生 首 写 真
http://image.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E4%B8%89%E5%B3%B6+%E7%94%9F%E9%A6%96


131 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/07(火) 07:02:35.87 ID:7agnqOx80.net


三 島 由 紀 夫 ・ 生 首 写 真
http://image.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E4%B8%89%E5%B3%B6+%E7%94%9F%E9%A6%96


132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/07(火) 07:03:10.22 ID:7agnqOx80.net


三 島 由 紀 夫 ・ 生 首 写 真
http://image.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E4%B8%89%E5%B3%B6+%E7%94%9F%E9%A6%96


133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 13:05:23.76 ID:e2xhHdyA0.net
>>128つづき
(中略)
トミは、明治7年に金沢で生を享けた。父は橋健堂、祖父は橋一巴で、いずれも加賀藩の漢学者である。トミは
六人姉妹の五番目で、(中略)姉・こうの死去により(中略)明治23年に健三の後妻となる。健三は29歳、
トミは16歳であった。二人の間には、雪子、正男、健雄、行蔵、倭文重、重子の三男三女が生まれた。(中略)
昭和13年、中等科二年の公威(三島)はトミに連れられて能を観る。初めて目にした能が『三輪』であったことは、
三島の生涯を思うと極めて暗示的である。『三輪』は、世阿弥の作と伝えられる四番目物であり、三輪明神が
顕現する。『奔馬』で本多繁邦と飯沼勲が邂逅する場所は、わが国最古の神社で、謡曲の『三輪』の舞台となった
大神神社である。
昭和20年2月、三島は兵庫県で入隊検査を受け、即日帰郷となる。金沢のトミから三島に宛てた2月17日付けの
書簡には「心の亂れといふものが千々の思ひに幾日かを過ごす」とあって、孫の身を気遣うトミの温かい人柄が
偲ばれる。

岡山典弘「三島由紀夫と橋家――もう一つのルーツ」より

134 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 13:06:17.83 ID:e2xhHdyA0.net
(中略)
兄弟について、倭文重は「私なんか娘のころ、男はやさしいものと思い込んでいました。実家の兄たちを
見なれてましたからね」と証言している。
昭和5年1月、公威は自家中毒に罹り、死の直前までゆく。

〈経帷子や遺愛の玩具がそろへられ一族が集まつた。それから一時間ほどして小水が出た。
母の兄の博士が、「助かるぞ」と言つた。心臓の働らきかけた証拠だといふのである。
ややあつて小水が出た。徐々に、おぼろげな生命の明るみが私の頬によみがへつた。〉
(『仮面の告白』三島由紀夫)

『仮面の告白』に登場する「母の兄の博士」が、健行である。橋健行は、明治17年2月6日に健三・こうの間に
生まれた。生母・こうの死去により、明治23年からトミに育てられる。
健行は、ブリリアントな秀才であった。明治34年に開成中学を卒業し、一高、東大医科に進んで精神病学を
専攻するが、常に首席であったという。

岡山典弘「三島由紀夫と橋家――もう一つのルーツ」より

135 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 13:07:00.14 ID:e2xhHdyA0.net
斎藤茂吉は、『回顧』に「橋君は、中学でも秀才であつたが、第一高等学校でもやはり秀才であつた。大学に
入つてからは、解剖学の西成甫君、生理学の橋田邦彦君、精神学の橋健行君といふ按配に、人も許し、本人諸氏も
大望をいだいて進まれた」と記している。茂吉は、開成中学の同級生・健行に二年遅れて医師となった。(中略)
健行は、早熟な文学少年であった。開成中学三年(14歳)頃から文学グループを結成した。村岡典嗣(日本思想史)を
リーダー格として、吹田順助(独文学)、健行、(中略)九名で、「桂蔭会」と称して廻覧雑誌を作った。
弁舌爽やかな少年たちで、住居が本郷を中心としていたことから「山手グループ」と呼ばれた。また「桂蔭会」は、
「竹林の七賢」とも称されて、周囲に大きな刺激と影響を与えた。触発された生徒のなかに茂吉や辻潤がいた。
当時の「桂蔭会」メンバー写真を見ると、健行は帽子をあみだに被り、自負心の強そうな面構えをしている。

岡山典弘「三島由紀夫と橋家――もう一つのルーツ」より

136 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/08(水) 13:07:43.22 ID:e2xhHdyA0.net
(中略)
開成中学の『校友会雑誌』は投稿を建前としていたが、実態は課題作文の優秀作を掲載することが多かった。
この度、開成高等学校の松本英治教諭(校史編纂委員会委員長)の御協力を得て、『校友会雑誌』に掲載された
健行の文章が明らかになった。(中略)

〈一たび走れば、数千万言、奔馬の狂ふがごとく流水の暢々たるが如く、珠玉の
転々たるがごとく、高尚なる思、優美なる想を、後に残して止まらざるもの、これを
文士の筆となす。〉(『筆』五年生 橋健行)

蒼古たる文章である。(中略)しかし〈一たび走れば、数千万言、奔馬の狂ふがごとく……〉という一文は、
三島由紀夫という作家を予見したような感がある。そして『校友会雑誌』の常連であった開成中学の文学少年・
健行は、40年後に『輔仁会雑誌』のスタアとなる学習院中等科の文学少年・公威(三島)を髣髴とさせる。
「桂蔭会」で村岡や吹田に伍した健行の文才は、なまなかなものではなかった。

岡山典弘「三島由紀夫と橋家――もう一つのルーツ」より

137 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/10(金) 07:53:03.28 ID:FKXKGstr0.net
もっと驚いたのは…、
アッ! と、腰が抜けるような驚愕の真実情報がスッパ抜かれていることだ。
真実だ! と鷲が断定するのは、筆者から“ウラ取り情報”を聞いたからだ。
この真実情報を、この際、ココでもスッパ抜いてしまおう!

三島由紀夫が市ヶ谷で壮絶な自決を遂げた年の前年、三島は、自衛隊の
調査隊員と懇親会を催した。
この席上、調査隊員が「証拠写真」を手に、三島由紀夫に衝撃的な事実を
告げたのだという。
その衝撃的な事実は、まさに衝撃的! と言うほかない。
どれほど衝撃的なのか? 以下、遠慮なしにズバズバと書いてゆく…。

自衛隊の調査隊が、北朝鮮の暗号を傍受し解析した結果は…、
「能登半島で日本人が拉致される危険性が高い!」
と判断できるものであった。
そこで調査隊は、事件現場に急行し、監視行動を開始した。

「現場」には、石川県警の関係者が多数出動していた。
これを見た調査隊は、石川県警が現行犯逮捕するだろうと期待した…。

ところが!である。
石川県警の行動は、現行犯逮捕が目的ではなくて、拉致現場を目撃しかね
ない人間が「現場」に近づかないように、あたり一帯を警戒する行動に徹し、
最後には拉致を積極的に看過してしまった! というのである。

あってはならない、信じられないような事実を、調査隊員は、「写真」を手に
しながら、三島由紀夫に訴えたのだという。

三島由紀夫は、どう答えたのか?
(つづく)

http://grnba.secret.jp/iiyama/

138 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/10(金) 07:54:15.38 ID:FKXKGstr0.net
能登半島の日本人拉致の“現場”で、自衛隊の調査隊員が見たものは、
石川県警が、一般人が“拉致現場”に近寄らないように、周辺を警戒
する行動に徹していて、最後には拉致を積極的に看過してしまった!
という、絶対にあってはならない衝撃的な「事件現場」の情景であった。
この悲痛な訴えを自衛隊の調査隊員から聞いた三島由紀夫は、
彼ら自衛隊の調査隊員の訴えには直答せず、
「保利さんに相談してみる」と答えただけだという。
保利さんとは、当時の保利茂官房長官のことだ。

三島由紀夫が、石川県警の「拉致協力行為」を保利茂官房長官に相談した
かどうか? 相談結果はどういうものだったのか?
このことの情報は不明である。
不明ではあるが…、
三島由紀夫が、石川県警に「拉致協力行為」を命じたに違いない時の政府
のトップシークレットを統括するトップ(官房長官)に相談した結果は、無残!
ということだったことは確実である。

無残とは「無慚」とも書き、「僧が罪を犯しながら心に恥じる所の無いこと」を
いう。つまり、非常にむごたらしい事象を無残という…。

保利官房長官は、「拉致協力行為」を命じた政府のトップである。
簡単にいえば、北朝鮮の日本人拉致にかかわった日本側の「主犯」である。
この「主犯」に対して、三島由紀夫が、
「北朝鮮の日本人拉致に石川県警が協力している! 知っているか?」
と詰問しても、「主犯」は驚いたフリをしながらも、呵々大笑して誤魔化した。
こうして…、
保利茂官房長官は慇懃無礼(いんぎんぶれい)で無残な態度で、三島の直訴を
軽く受け流したのである。
これはこれで当然のことである。
なにしろ「主犯」なのだから…。

しかし、三島由紀夫は知ってしまった。
北朝鮮の日本人拉致に石川県警が協力している!
日本政府にも、拉致を看過せざるを得ない「特殊事情」がある!
「日本」を死ぬほど愛してやまない三島由紀夫は、怒り心頭に発していた。
絶対に許せん! こんな警察、こんな政府では日本が滅びる!
三島由紀夫の「憂国の激怒」はおさまらない。
当然である。
政府と警察が共謀し、自国の無垢の民を、他国に拉致させるのだから!
このような政府ぐるみの売国・亡国の暴挙は、絶対に阻止せねばならない!

何をすべきか?
クーデタしかない!
自衛隊に決起を呼びかけよう!
こう短絡的に考えた三島は、市ヶ谷の陸自・東部方面総監部に向かった。
総監を人質にした後、三島由紀夫はバルコニーに立ち、自衛隊員たちに
ともに決起することを促し、クーデタを呼びかけた。
バルコニーの上から、三島由紀夫は叫びつづけた。

139 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/10(金) 07:54:27.38 ID:FKXKGstr0.net

しかし…、
三島の演説は、聴衆の騒然と、ヤジに掻き消されて聞こえなかった。
これは、マイクとスピーカの準備をしなかったので当然である。
軍人・三島由紀夫の、軍人らしからぬ準備不足だけが目立った。
軍人らしい冷静さと、沈着さも不足していた。

バルコニーの上で、三島は、いいしれぬ怒りに震えていた。
その怒りは凄まじく、激怒!というよりも、憤怒!という言葉が相応しい。

あの頃、あの時…、
三島由紀夫は、いったい、何に対して激怒していたのか?!

三島由紀夫の壮絶な自決のあとも…
日本政府は、拉致問題を無視し続けた。
拉致問題を自らの力で解決していこうとする姿勢など、微塵もなかった。

いたずらに時が流れ…、
拉致問題が世の注目を集めたのは、2002年の小泉訪朝以降である…。

http://grnba.secret.jp/iiyama/

140 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/10(金) 09:48:29.21 ID:TTJUkJxV0.net
当時、北朝鮮スパイが日本に上陸し、その問題を政府がうやむやにしていたのを
三島由紀夫が知っていたのは事実のようです。

141 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/10(金) 09:53:10.88 ID:TTJUkJxV0.net
情報勤務全般の概念を理解してもらうため、日本で現実に起こったスパイ事件を例に、講義した。
取り上げたのは、昭和38年4月1日朝、秋田県能代市の浜浅内に、二人の男の漂流死体が打ち上げられたこと
から発覚した「能代事件」である。(中略)
むろん、外国人登録証はなく、装備から見てかなり大物の北朝鮮工作員と推測された。そして地図などから、
目的地は秋田ではなく、東京、大阪でのスパイ活動が目的と思われた。しかしこの事件は、何らかの陰の力が
働いたのか、結局憶測の域を出ないまま、うやむやのうちに迷宮入りとなってしまったのである。(中略)
講義の中で、二人の溺死体の写真を示したとき、三島は写真を手にしたまま五分間ほども見入っていた。
そして、この事件が単なる密入国事件として処理され、スパイ事件としては迷宮入りになってしまったことに
私が言及すると、三島は激昂した調子で言った。「どうしてこんな重大なことが、問題にされずに放置されるんだ!」

山本舜勝「自衛隊『影の部隊』三島由紀夫を殺した真実の告白」より

142 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 23:19:53.09 ID:Nc4JbLWz0.net
>>136つづき
東大精神科の付属病院は、東京府巣鴨病院(後の松沢病院)であった。大正期、院長は呉秀三教授、副院長は
三宅紘一助教授、医長は黒沢良臣講師と橋健行講師の体制をとっていた。(中略)

〈明治四十三年十二月のすゑに卒業試問が済むと、直ぐ小石川駕籠町の東京府巣鴨病院に行き、
橋健行君に導かれて先生に御目にかかつた。その時三宅先生やその他の先輩にも紹介して
もらつた。〉(『呉秀三先生』斎藤茂吉)

健行と茂吉の「先生」とは、呉秀三である。箕作阮甫の流れを汲む秀三は、日本の精神医学の先駆者で、鴎外に
親灸し『シーボルト先生』や『華岡青洲先生及其外科』を上梓するなど名文家としても知られた。そして秀三の
長男が、ギリシア・ラテン文学の権威・呉茂一である。三島は、昭和30年頃に「呉(茂一)先生」からギリシア語を
学ぶ。秀三――健行、茂一――三島の二組の子弟関係は、奇しき因縁である。

岡山典弘「三島由紀夫と橋家――もう一つのルーツ」より

143 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 23:20:22.25 ID:Nc4JbLWz0.net
大正14年6月、秀三が松沢病院を退任し、院長に三宅、副院長に健行が就任する。昭和2年8月、健行は松沢病院
副院長から千葉医科大学(現在の千葉大医学部)助教授に転出する。6年7月から8年9月まで二年余り欧米に留学。
帰国した年の11月に教授となり、10年3月から付属医院長を兼ねた。しかし翌11年4月17日、健行は危篤に陥る。
川釣りで風邪をひきながら、医院長として無理をした結果、肺炎をこじらせたのである。報せを受けて、茂吉は
急遽千葉に向かう。(中略)
昭和11年4月18日、健行は52歳の男盛りで急逝する。「ルンゲンガングレン」とは、肺化膿症のことであろうか。
(中略)後に茂吉は健行の挽歌を詠み、これを歌集『暁紅』に収めた。

〈弔橋健行君
うつせみのわが身も老いてまぼろしに立ちくる君と手携はらむ〉

岡山典弘「三島由紀夫と橋家――もう一つのルーツ」より

144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 23:20:53.61 ID:Nc4JbLWz0.net
昭和16年5月、健行の死から五年ほど後、一人の客が茂吉の家を訪ねる。客は、80歳を越えた健三であった。
(中略)
健三は、亡き息子の墓碑銘の撰文と揮毫を茂吉に依頼した。律義な茂吉は、恩師・健三の頼みを引き受ける。
5月23日から30日にかけての日記には、友の生涯を文に編むために呻吟する茂吉の姿が記録されている。

〈七月一日 火曜 クモリ 蒸暑
客、橋健三先生、墓碑銘改ム、(中略)墓碑銘改作、汗流ル。〉(『日記』斎藤茂吉)

最も期待した長子に先立たれて、老いた健三の悲しみは深かった。茂吉が撰した墓碑銘によって、健三の心は
幾分か慰められたように思われる。三島が北杜夫に好意を寄せて『楡家の人びと』を高く評価したのは、
トーマス・マンを範とする文学観の共通性の故ばかりでなく、健行と茂吉との深い絆を知っていたからでは
あるまいか。

岡山典弘「三島由紀夫と橋家――もう一つのルーツ」より

145 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/18(土) 16:58:33.06 ID:9slKcS0G0.net
(中略)
昭和19年、昌平中学の校長を(四男の)行蔵に譲って、健三は金沢に帰ってゆく。健三は、苦学生教育を
ライフワークと考えていた。明治36年、健三たちの尽力によって、開成中学にわが国初の夜間中学・開成予備学校が
併設される。第一期入学生は僅か22人でしかなかったが、唯一の夜間中学であったことから、生徒数は年々増加し、
大正10年には1,355人という大所帯となった。生徒の職業は、銀行や会社の給仕から商店の小僧、印刷屋の職工、
玄関番など千差万別で、年齢は15、6から30位までであったという。震災で校舎が消失したため、大正15年、
神田駿河台に新校舎を建設する。昭和11年に校名を昌平中学と改称した。
昌平中学の経営は常に赤字であった。健三は、勤労学生から高い月謝をとろうとせず、赤字が累積し、遂には
身売り話まで出るようになった。昭和16年、四男の行蔵がマニラから帰国する。行蔵の実像は、昌平高校の
米山安一教諭の手記『夜学こそ我等が誇り』に描かれている。(中略)

岡山典弘「三島由紀夫と橋家――もう一つのルーツ」より

146 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/18(土) 16:59:05.97 ID:9slKcS0G0.net
橋行蔵は、明治34年に東京で生まれた。慶応大学を卒業後、横浜正金銀行(現在の三菱東京UFJ銀行)に入行し、
上海やマニラで海外駐在員として活躍する。帰国した行蔵が目にしたのは、80歳の健三が杖をつき、電車の人混みに
揉まれながら赤字の昌平中学に通う姿であった。これをみかねて、行蔵は父の仕事を手伝う決意をする。
銀行業務を終えると、急いで立ち食い鮨で夕食をすませ、昌平中学に駆けつける毎日が始まった。やがて学校の
理事たちは、「本気で父君の跡を継いでやる気があるのかどうか」と行蔵に詰め寄る。行蔵は、横浜正金銀行の
会計課長として月給250円であった。昌平中学に転職すれば、これが一気に70円に下がる。話を聞いた銀行の幹部は
猛反対する。重役の椅子が待っている有能な社員を、万年赤字学校に行かせる訳にはいかない。しかし行蔵にとって、
大切なのはキミ夫人の意見だけだった。キミは、静かにこう言った。「貴方さえよろしかったら」

岡山典弘「三島由紀夫と橋家――もう一つのルーツ」より

147 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/18(土) 16:59:45.35 ID:9slKcS0G0.net
横浜正金銀行の退職金は五万円であった。五万円あれば、当時十年は楽に暮らせた。行蔵は、退職金を学校の
赤字の穴埋めにつぎ込む。こうした努力にも関わらず、終戦の混乱期には生徒数が2、30人にまで減少した。
この危機を乗り越えるため、行蔵は奇抜なアイデアを捻り出す。一つは、英文タイプである。行蔵は、共同通信の
記者・中屋健一を説き伏せて、会社の地下室で埃を被っていた英文タイプを借り出した。学校に英文タイプ部や
英会話部を結成して、タイプ仕事を請け負ったのである。(中略)
もう一つのアイデアは、予備校である。戦後の学制改革によって、昌平中学は昌平高校となった。行蔵は、
学制改革で大学の受験競争が激化すると予測し、理事たちの反対を押し切って予備校「正修英語学校」を設立する。
建物は、昼間の空き教室を利用した。(中略)結果的に行蔵の予測が見事に的中し、予備校収入のお陰で夜間学校は
存続することができた。

岡山典弘「三島由紀夫と橋家――もう一つのルーツ」より

148 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/18(土) 17:01:35.64 ID:9slKcS0G0.net
校長としての行蔵の初仕事は、職員便所の撤廃であった。「先生がションベンしているところを、生徒に
見られたって、別に恥ずかしいこたあ、ねえだろう」行蔵は、生徒たちの悩みや相談ごとにも気軽に応じた。
夜間の授業が終わり、残っている生徒の面倒をみると、行蔵は一人で校舎のなかを見廻った。戸締りを確認し、
火の用心をしてから世田谷の自宅に帰り着くと、午後11時であった。
(中略)
顔写真を見ると、行蔵はげじげじ眉毛が印象的な面長で、笑顔が三島と似ている。ただし、六尺豊かな偉丈夫で
あったという。健三の衣鉢を継いで夜学に後半生を捧げた行蔵は、昭和37年に逝去する。享年62歳であった。
平岡家は官僚・法律家の家系であり、永井家は経済人の家系であって、橋家は学者・教育者の家系である。
この三家の人々のうち、学生時代の印象が三島と似ているのは健行である。理系と文系と進む道は違ったが、
二人とも秀才で早熟な文学少年として認められていた。

岡山典弘「三島由紀夫と橋家――もう一つのルーツ」より

149 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/23(木) 07:05:22.17 ID:Sz5u/CiA0.net
>>108
>日本本土系が移住する前の原住民の言語は失われたわけだね。

日本本土系が移住って言うけど、
日本本土系って、例えば何時代の人達のこと?
弥生とか縄文とか、古墳時代とか飛鳥とか奈良時代とか
平安時代、鎌倉時代とか、それよりもっと前の旧石器人とかのこと?
貴殿の発言は漠然としすぎていて大雑把過ぎて理解できかねる。
大体、年代としてはどのくらいの人達なの?
少なくとも、首里方言と東京方言からみると琉球の言葉と大和の言葉は一緒だよ。
言葉を比較するには体のパーツの名称を調べるのが基本です。
例えば『頭・あたま』は大和の古語では『つむり』といいます。
東京方言では「おつむ」と言い、首里方言では「ちゅぶる」と言います。
その他、沖縄方言で面白いのは平安時代の発音を多く残しています。
例えば『鼻・はな』を沖縄方言で「ふぁな」と言います。
平安時代の人々は「鼻」を「ふぁな」と発音していました。
沖縄文化の幹になる部分は、日本の九州文化ですよ。

150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/23(木) 19:48:35.19 ID:CByQkoK+0.net
三島のスレって歴史だろうが文学だろうが
どの板でも引用のコピベだらけになるな・・・

151 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/23(木) 21:55:36.13 ID:mj2IM4Hm0.net
>>150
ね、何でだろうね
多分貼ってるのは同じ人物だろうけど
このコピペのせいでどのスレでもまともにスレタイの会話が出来ないんだけど、これって一種の荒らしだよな
今まともに機能してるのは文学版の三島スレ位じゃない?

152 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/23(木) 22:21:46.24 ID:haatz5XY0.net
三島の曾祖父は、橋健堂である。(中略)父は一巴(幸右衛門)、母は石川家の出で、金沢に生を享けた。
健堂は書を善くした。長町四番丁(城下西部)に「弘義塾」を開くとともに、石浦町(城下中央部)に「正善閣」を
開いて習字を教えるが、後者の対象は女子である。健堂は、多数の子弟を教育し、「生徒常に門に満つ」と称された。
安政元年(1854年)、加賀藩による「壮猶館」の開設に伴い、漢学教授となる。
(中略)
明治3年、藩の文学訓導、筆翰教師となる。廃藩置県後の明治6年、小学校三等出仕に補され、8年、二等出仕に
進み、12年、木盃をもって顕彰された。健堂は、夜学や女子教育の充実など、教育者として先駆的であった。
そして「壮猶館」「集学所」など、その出処進退は藩の重要プロジェクトと連動していた。
(中略)(子が)いずれも娘であったため、瀬川健三を三女・こうの婿養子とした。健堂の『蒙求』中心の漢学や
庶民教育にかける熱意は、養子の健三に継承される。明治14年12月2日、健堂は59歳で没し、野田山に葬られた。

岡山典弘「三島由紀夫と橋家――もう一つのルーツ」より

153 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/23(木) 22:22:22.55 ID:haatz5XY0.net
(中略)
健堂が出仕した「壮猶館」は、儒学を修める藩校ではない。「壮猶館」とは、加賀藩が命運を賭して創設した
軍事機関なのである。嘉永6年(1853年)、ペリー率いる黒船の来航は、人々に大きな衝撃を与えた。二百余年に
及ぶ幕府の鎖国体制を崩壊させる外圧の始まりである。以後、幕府はもとより、各藩において海防政策が
最重要課題となった。「日本全体が主戦状態にある」という現状認識からである。加賀藩も財政難に苦しみながら、
海防強化に乗り出してゆく。安政元年(1854年)、上柿木畠の火術方役所所管地(現在の知事公舎横)に
「壮猶館」が整備される。施設は、加賀藩の軍制改革の中核的な存在として明治初年まで存続した。
「壮猶館」では、砲術、馬術、洋学、医学、洋算、航海、測量学などが研究され、訓練や武器の製造を行った。
さらに加賀藩では、西洋流砲術の本格的な導入と軍制改革を図るため、洋式兵学者の招聘を検討する。

岡山典弘「三島由紀夫と橋家――もう一つのルーツ」より

154 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/23(木) 22:23:00.50 ID:haatz5XY0.net
村田蔵六、佐野鼎、斎藤弥九郎の三人が候補に上がり、安政4年(1857年)、西洋流砲術として名高い佐野鼎が
出仕する。佐野は、西洋砲術師範棟取役に就任した。この経緯は、前掲の松本英治教諭の「加賀藩における
洋式兵学者の招聘と佐野鼎の出仕』に詳しい。「壮猶館」では、佐野を中心に海防が議論され、軍事研究の深化が
図られた。健堂と佐野は、親しかったという。佐野は、万延元年(1860年)の遣米使節、文久元年(1861年)の
遣欧使節に随行し、海外知識を生かして加賀藩の軍事科学の近代化に貢献する。七尾に黒船が来航した際には、
アーネスト・サトウと会見した。佐野は、明治新政府の兵部省造兵正に任官する。明治21年に健堂が、佐野の
創設した共立学校に招かれるのは、「壮猶館」における健堂と佐野の親交の遺産ともいえよう。

岡山典弘「三島由紀夫と橋家――もう一つのルーツ」より

155 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/23(木) 22:23:36.30 ID:haatz5XY0.net
三島の軍事への傾斜については、永井玄蕃頭尚志に淵源を求める声が多い。しかしルーツは、尚志よりむしろ
健堂であろう。健堂は市井の漢学者ではなかった。何より平時の人ではなかった。幕末の動乱の時代、「壮猶館」
関係者の危機意識は強かった。さらに「壮猶館」は単なる研究機関ではなかった。敷地内には、砲術のための
棚場や調練場が設けられるとともに、弾薬所や焔硝製造所、軍艦所が付設されるなど、一大軍事拠点を形成していた。
こうした軍事拠点の中枢にあって、健堂は海防論を戦わせ、佐野から洋式兵学を吸収する立場にあった人である。
「壮猶館」の資料として『歩兵稽古法』『稽古方留』『砲術稽古書』が残されている。これらは、三島が
陸上自衛隊富士学校で学んだテキストの先駆をなすものといえよう。健堂の血は、トミ、倭文重を通じて三島の
体内に色濃く流れていた。晩年の三島が、西郷隆盛を語り、吉田松陰を語り、久坂玄瑞を語ったのは、健堂の
血ではなかったか。

岡山典弘「三島由紀夫と橋家――もう一つのルーツ」より

156 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/24(金) 01:45:15.90 ID:qt2JWLbf0.net
三島由紀夫が好きだった洋菓子は
伊豆の下田にある日新堂という店のマドレーヌ。
http://www.geocities.jp/nisshindo_shop/top.html
伊豆旅行のたびによって大人買いをした。
緊迫した三島由紀夫を語るのも良いが、
子供達を愛し、奥さんを大切にし、笑いが消えない
三島由紀夫の家庭も真面目に知る必要があえるね。
自衛隊隊員の家庭に遊びに行くと、その家の子供には犬や猫の絵を描いて
即席童話を作って子供らに話して聞かせる。
全共闘討論会の時、全共闘闘士の幼児らしい子に向ける優しい三島由紀夫の素顔こそ、
文士の仮面、憂国の仮面を脱いだ普段の仮面なのではなかろうか?
普段の仮面を被った三島由紀夫は、怪獣映画を息子と観に行くのを楽しみにし、
学習院の前を通れば、「わが母校。そして今、わが娘が勉強中だ」と言いながら
学習院の後者をしばし見上げる。普段の仮面を被る三島は、パパ仮面なんだな。

157 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/24(金) 21:45:40.87 ID:qt2JWLbf0.net
現在、意見を聞きたい人物のナンバーワンは三島由紀夫だな。

158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/02(金) 04:52:44.18 ID:oV4h+TqI0.net
6 名前:名無しさん@お腹いっぱい。

三島由紀夫が生きていたら、『禁色』の絶世の美青年・南悠一を
俺をモデルにして書き直すコトは必定だろうゼッ!
そして俺の前に跪いて泪ながらに求愛するは必定なのサッ!!
分かったナッ!!!!!!!



159 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/02(金) 06:46:59.65 ID:omAQekkC0.net
2 名前:名無しさん@お腹いっぱい。

三島由紀夫が生きていたら、『禁色』の絶世の美青年・南悠一を
俺をモデルにして書き直すコトは絶対に間違え無いだろうゼッ!
そして俺の前に跪いて泪ながらに求愛するは必定なのサッ!!
勿論、言下に断ってやるゼッ!! 
どんなに哀願しても無駄なのサッ!!
アイツは腋臭が超ヒデエからナッ!!!!
分かったナッ!!!!!!!

『春の雪』の映画化だって断然オレを主役に決定してただろうしサッ!!!

160 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/04(日) 05:00:06.08 ID:FhnqUxI90.net
ナッちゃん、素敵〜!

161 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/04(日) 10:14:06.29 ID:o88dmxtJ0.net
楯の会の制服、欲しいなぁ〜。
今年の夏に公開される映画に出てくる楯の会の制服はショボイなぁ〜。
しかし、この監督の作る映画って、本当に低予算映画って感じだ。
バルコニーで決起を呼びかける時の鉢巻、あれは何だ?w
まるで、酔っぱらい外人がまいてる幅広の鉢巻みたいな既製品だもの。
三島が決起の時に巻いていた鉢巻は幅が狭い鉢巻だ。

162 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/13(火) 17:22:37.20 ID:B7ZncjG/0.net
『春の雪』には、「終南別業」が登場する。王摩詰の詩の題をとって号した「終南別業」は、鎌倉の一万坪に
あまる一つの谷をそっくり占める松枝侯爵家の別邸である。モデルは、前田侯爵家の広壮な別邸だという。
「終南別業」を描きながら、徳川末期に橋家三代が仕えて、大正期に祖父の願いを容れて土地を提供した前田家の
ことを、果たして三島は意識していたのであろうか。
金沢が舞台となった小説は、『美しい星』である。「金星人」の美少女・暁子は、「金星人」の美青年・竹宮に
会うため金沢を訪れる。金沢駅、香林坊、犀川、武家屋敷、尾山神社、兼六公園、浅野川、卯辰山、隣接する
内灘などが描かれている。卯辰山には、かつて健堂が教鞭をとった「集学所」が設けられていたが、『美しい星』では
遠景として登場する。(中略)三島は取材のため金沢の街を歩いている。二日間という限られた時間のなかで、
果たして三島は橋家由縁の場所を訪れたのであろうか。

岡山典弘「三島由紀夫と橋家――もう一つのルーツ」より


163 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/13(火) 17:25:38.40 ID:B7ZncjG/0.net
金沢では、人々の生活に謡曲が深く浸透している。小説では、金沢のこの風習が巧みに生かされている。竹宮は、
暁子に奇怪な話を語る。自分が「金星人」であることの端緒をつかんだのは、この春の『道成寺』の披キでからで
ある、と。

〈どこで竹宮が星を予感してゐたかといふと、この笛の音をきいた時からだつたと思はれる。
細い笛の音は、宇宙の闇を伝はつてくる一條の星の光りのやうで、しかも竹宮には、
その音がときどきかすれるさまが、星のあきらかな光りが曙の光りに薄れるやうに
聴きなされた。それならその笛の音は、暁の明星の光りにちがひない。
彼は少しづつ、彼の紛ふ方ない故郷の眺めに近づいてゐた。つひにそこに到達した。
能面の目からのぞかれた世界は、燦然としてゐた。そこは金星の世界だつたのである。〉
(『美しい星』三島由紀夫)

岡山典弘「三島由紀夫と橋家――もう一つのルーツ」より


164 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/13(火) 17:26:52.25 ID:B7ZncjG/0.net
三島は、能舞台が金星の世界に変貌する様を鮮やかに描いている。初めて能にふれた日から、この時までに
ほぼ四半世紀の歳月が流れていた。13歳の公威が、祖母のトミと観たのは『三輪』であった。杉の木陰から声がして、
玄賓僧都の前に女人の姿の三輪明神が現れる。三輪明神は、神も衆生を救う方便としてしばらく迷いの深い人の心を
持つことがあるので、罪業を助けて欲しいと訴える。三輪の妻問いの神話を語り、天照大神の
天の岩戸隠れを物語って、夜明けとともに消えてゆく。謡曲『三輪』は、「夢の告、覚むるや名残なるらん、
覚むるや名残なるらん」という美しい詞章で終わる。
この詞章は、三島の遺作『豊饒の海』の大団円に通じる。現代語訳をすれば、次のようになろうか。
「夢のお告げが、覚めてしまうのは、実に名残惜しい、まことに名残惜しいことだ」

岡山典弘「三島由紀夫と橋家――もう一つのルーツ」より



165 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/26(月) 11:31:11.37 ID:PaSZ3vhw0.net
三島由紀夫君と森田必勝君のことを思うと、思いうかべるのは、やっぱり満開の時を待つことなく自ら散った
桜の花であります。これを総理大臣は「狂気の沙汰」と呼び、防衛庁長官は「せっかく育った民主主義にとって
迷惑千万だ」と言った。おとなしい日本国民も、この軽率な発言にはびっくりしました。「狂気の沙汰」は
まさに彼らの発言の方でありましょう。事件の意味を深く考えることなく、即座にこんな軽率な言をはくのは、
少なくとも「正気の沙汰」ではありません。あるイギリス記者は目を泣きはらして、村松剛君に言ったそうです。
「この事件で三島を弁護した政治家はなぜ一人もいなかったのか。こんどほど、三島由紀夫が偉大に見え、
日本の政治家が矮小に見えたことはない」
そのとおりでありましょう。
作家としての三島君の姿は、私どもの目には、まさに花盛りの桜でありました。だが、彼自身の目は文学者の
魂を通して日本の現状と未来に向けられていました。

林房雄「弔辞」より


166 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/26(月) 11:32:27.01 ID:PaSZ3vhw0.net
(中略)いつわりの平和と繁栄――平和憲法、経済大国、福祉社会、非武装中立という、政府と与党、野党と
俗流ジャーナリズム合作の四つの大嘘の上にあぐらをかきつつ、破滅の淵に向って大きな地すべりを始めている
日本の実状を敏感に予感し、予見して、この十年間あまり、絶えず怒り憂いつづけてきたのであります。彼は
私との対話「日本人論」の冒頭に、この怒りと憂いを告白しております。また、「政治家というものは詩人や
文学者が予見したことを、十年ほどすぎてやっと気がつく」とも言っております。(中略)
明日にでも“政治的連鎖反応”が起るというのではありません。これは精神と魂の問題であります。三島君と
その青年同志の諌死は、「平和憲法」と「経済大国」という大嘘の上にあぐらをかき、この美しい――美しく
あるべき日本という国を、「エコノミック・アニマル」と「フリー・ライダー」(只乗り屋)の醜悪な巣窟にして、
破滅の淵への地すべりを起させている「精神的老人たち」の惰眠をさまし、日本の地すべりそのものをくいとめる
最初で最後の、貴重で有効な人柱である、と確信しております。

林房雄「弔辞」より


167 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/05(木) 20:45:37.94 ID:fCE8nGGS0.net
昭和四十三年の春、青梅市郊外、吉野梅郷近くにある愛宕神社に、見なれぬ軍服姿の男たちが集まった。
作家の三島由紀夫と論争ジャーナルのスタッフ、そして学生たちのグループ十二人である。
社殿を見上げる百尺ほどの石段は、今を盛りの桜の花でおおわれ、その下で一行は記念の写真撮影をした。
この一行こそが「楯の会」創設時のメンバーである。しかしこの時「楯の会」という名前はまだなかった。
楯の会を考える時、どうしても『論争ジャーナル』をぬきにしては語れない。この月刊誌は昭和四十二年一月に
創刊され、当時左翼一辺倒の論壇に、真正面から立ち向った保守派のオピニオン雑誌であった。そのスタッフの
一人、万代潔が昭和昭和四十一年春、三島由紀夫を訪ねたことから、三島と論争ジャーナルの関係は始った。

持丸博「楯の会と論争ジャーナル」より

168 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/05(木) 20:46:15.64 ID:fCE8nGGS0.net
この時、三島は既に「英霊の声」「憂国」を世に出し、この頃「奔馬」の執筆に取りかかっていた。
「恐いみたいだよ。小説に書いたことが事実になって現れる。そうかと思うと事実の方が小説に先行することも
ある」(小島千加子「三島由紀夫と檀一雄」)と自ら語っているように、四十二年の初めから、三島と
論争ジャーナルグループとの急速・急激な接近が始った。編集長中辻和彦と万代、そして当時学生であった私は
頻繁に三島家を訪ねるようになり、「俺の生きている限りは君達の雑誌には原稿料無しで書く」と言わせるまでに
信頼を勝ち得ていた。実際この年の三月から四十四年の三月までの二年間、三島は十回以上にわたって
論争ジャーナル誌上に登場した。四十二年の十一月号では、その頃交際を断っていた福田恆存と対談し、論壇を
驚かせた。この時期、三島はあたかも論争ジャーナルの編集顧問のような熱の入れようであった。

持丸博「楯の会と論争ジャーナル」より

169 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/05(木) 20:47:54.62 ID:fCE8nGGS0.net
昭和四十二年四月から、三島は自衛隊に体験入隊し、四十五日間の訓練をした。これを機に「祖国防衛隊」構想が
計画され、論争ジャーナル編集部との間に、活発な議論が展開された。明けて四十三年一月、この構想は
「祖国防衛隊はなぜ必要か?」という表題でタイプ印刷され、限定で関係者に配られた。内容は、自衛隊を
補完する民兵の設立を想定したもので、その網領案によれば「市民による、市民のための、市民の軍隊」であり、
一朝事あれば「以て日本の文化と伝統を剣を以て死守せん」とする有志市民の「戦士共同体」であるとされた。
この「戦士共同体」の中核を作るために計画されたのが学生達の体験入隊である。「祖国防衛隊」の名は
外部には一切秘して、第一回体験入隊は昭和四十三年三月から一ヶ月間、私が学生長として御殿場の富士学校
滝ヶ原分屯地で実施された。以後四十五年三月まで五回にわたり、のべ約百二十人の体験学生を生んだ。

持丸博「楯の会と論争ジャーナル」より

170 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/05(木) 20:48:35.82 ID:fCE8nGGS0.net
「楯の会」の名前が出来たのは、第二回の体験入隊終了後、会員数が四十名余りとなった昭和四十三年九月の
ことである。これから一年後の四十四年九月まで、会の事務局は論争ジャーナルの編集部内に置かれ、当時、
副編集長の私が会員の募集、選抜、事務手続き等実務に当って来た。しかし、楯の会とはいわば表裏一体として
マスコミ界に新風を吹き込んできた論争ジャーナルは、昭和四十四年頃から経営がきわめて悪化し、時には
発行が遅れることもあった。この財政上の危機をのりきるために、責任者の中辻は大変な苦労をした。父親の
退職金を全てつぎ込んでも足りなかった。そこで右翼系のある財界人から資金援助を受けることになる。
それまでどこからも資金援助をうけずに楯の会を維持してきた三島にとって、論争ジャーナルに「黒い噂」が
あることは、同時に楯の会の資金的な倫理性を損なうことになると考えた。それほど両者は密接に結びついていた。

持丸博「楯の会と論争ジャーナル」より

171 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/05(木) 20:49:20.97 ID:fCE8nGGS0.net
体験入隊を「純粋性の実験」といい、楯の会を「誇りある武士団」と見る三島は、これを看過できなかった。
こうして三年近く密接な関係にあった三島由紀夫と論争ジャーナルは訣別した。確かにこれは悲劇であった。
しかしこの二つの運命的な出会いがなければ、楯の会がこの世に生まれなかったこともまた確かであったろう。
     ※
ここに一枚の誓紙がある。
〈誓 昭和四十三年二月二十五日
我等ハ 大和男児ノ矜リトスル 武士ノ心ヲ以テ 皇国ノ礎トナラン事ヲ誓フ〉
三島は平岡公威の名で署名し、以下あの愛宕神社の撮影会に参加した中の十名の名前が続く。
今は伝説となった血判状である。今春、私は三十五年ぶりに愛宕神社を訪ねた。花の盛りには少し早かったが、
桜の木々は昔のまま立っていた。あの日満開の桜の中に立つ三島由紀夫の姿は、「我が生涯の師」として、
今なお私の心の中に、あの時、あのままの姿であざやかに生きている。

持丸博「楯の会と論争ジャーナル」より

172 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/13(金) 09:38:35.40 ID:7kXfXljS0.net
天才、優秀という世間の見方とはちがい
三島はかわいそうなほど馬鹿だった、という人もいるな

五味康祐「人間の死にざま」読んでみたら

173 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/13(金) 12:20:22.14 ID:8hquc/RT0.net
岡潔:三島由紀夫は偉い人だと思います。日本の現状が非常に心配だとみたのも当たっているし、天皇制が
大事だと思ったのも正しいし、それに割腹自殺ということは勇気がなければ出来ないことだし、それをやって
みせているし、本当に偉い人だと思います。

Q(編集部):百年逆戻りした思想だと言う人もありますが、それは全然当たっていないと言われるのですか?

岡潔:間違ってるんですね。西洋かぶれして。戦後、とくに間違っている。個人主義、民主主義、それも
間違った個人主義、民主主義なんかを、不滅の真理かのように思いこんでしまっている。
ジャーナリストなんかにそんな人が多いですね。若い人には、割合、感銘を与えているようです。
かなり影響はあったと思います

岡潔「蘆牙」より


174 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/14(土) 15:59:21.96 ID:ZqXRhBrM0.net

三島の切腹がいかに伝統的な作法を知らずに行われたものだったか
についても詳しく書いてあるよ
五味は神学や侍について書いた人だからな 手相も書いてるけど
五味康祐「人間の死にざま」読んでみたら


175 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/14(土) 19:15:52.76 ID:oeQzVWQG0.net
実際の三島の切腹作法を見てもいないのに、えらそうに語る方がバカだと思う。しかも自分で切腹できないくせに。

176 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/14(土) 23:34:05.69 ID:qjd+EBqG0.net
五味康祐「人間の死にざま」にどう書いてあるかについて
読んでもいないのに、えらそうに語る方がバカだと思う。

177 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/15(日) 19:16:59.94 ID:fYeorSWb0.net
読む価値のないもの読んでも時間の無駄


178 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/20(金) 22:10:08.45 ID:LBGRlwi10.net
「人間の死にざま」じゃなかった。。。
三島の切腹がいかに伝統的な作法を知らずに行われたものだったか
についても詳しく書いてあるのは「天の聲」だったわ w
スマン、ゴメンね

179 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/22(日) 06:13:43.57 ID:ckCNnT98O.net
>>173
小学生の作文かよw

180 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/27(金) 02:13:28.78 ID:VfnYyjyh0.net
>>174
>五味康祐

覚醒剤を打ち過ぎて、手足の血管が硬くなっちゃって注射針が通らないから
歯茎に覚醒剤を打ってた人ですね。

181 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/28(土) 17:16:03.14 ID:74Kfxj230.net
おい。ここでこのスレを一から正そうや。な。
オマエ等が喧嘩する場ではない、ってことと、三島が好きならもっと共感出来る部分で盛り上げようじゃないか!!

182 :ジョン:2012/04/28(土) 17:31:06.70 ID:74Kfxj230.net
 俺はよ。日本の堅苦しさから生じるダサイ感じが嫌いだったんだ。
 欧米文化に憧れ、それをマネて日本の文化を無視してたんだ。
 でも三島氏を知って自分を恥じるようになった。
 だって、なんで三島氏は自国のために死ねるのよ。
 後に残った俺みたいな戦争を知らないガキが、欧米文化のかっこよさに酔いしれて。
 戦争で散った十代や二十代の若いサムライ達に申し訳ない!!
 そう思わせてくれたのが三島由起夫であり、三島事件なんだよ。解るかい?
 1980年生まれの俺が世代を越えて三島氏にのめり込むといった事実を見れば、三島事件と彼の死が日本にとって貴重である証拠だ!
 そうだろ!?

183 :ジョン:2012/04/28(土) 18:18:40.02 ID:74Kfxj230.net
俺が親のスネかじって生きるために三島さんは死んだのか?
すいませんでした。恥ずかしいです。


184 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/10(木) 04:30:30.72 ID:MgCMtab0O.net
ジョン、お前親に隠れてマクドナルド買いに行ってるだろ?
バレてんぞ?
昼間っから酒飲んでるのもな…。

185 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/08(金) 21:32:34.99 ID:tOEv+lHi0.net
森田必勝は私より一、二歳年長の同じ大学の学生であった。面識はなかったが、彼を見知っている友人もいて、
自分と同時代の人間の起こした事件という思いはある。(中略)
その日の昼ごろ、電話が鳴った。受話器からは友人の少し緊張し少し興奮した声が聞こえてきた。
「三島由紀夫が自衛隊に立て籠ったぞ」。友人はニュースで知った事件のあらましを語った。私が当時は昼ごろ
まで寝ており、テレビも全く見ないことを知っていたから、電話で教えてくれたのである。(中略)
私は大学に行った。大学では学生たちは既に事件を知っており、みんなこれを話題にしていた。(略)
三島由紀夫は森田必勝とともにその日の昼すぎには割腹自殺を遂げていた。夜には事件の全容がほぼ明らかになり、
翌日からはマスコミがさまざまな人の意見を取り上げた。左翼側は、当然、事件に否定的、批判的であった。
中には三島を嘲弄する口調のものもあった。しかし、これには私は同感し得なかった。

呉智英「『本気』の時代の終焉」より


186 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/08(金) 21:33:08.80 ID:tOEv+lHi0.net
当時の学生たちの中の少しアタマのよい連中は、旧来の左翼理論が行きづまりかけていると皆思っていた。
しかし、それに代わりうるものを創出するだけの知性も覚悟もなかった。人のことはいえない。私もただ惰性で
落第をくり返していた学生だったのだから。そういった学生たちを誘引したのは、ハッタリとヒネリだけの
突飛な言辞を弄する奇矯知識人だった。十数年の後に、私はこれらを「珍左翼」と名付けることになるのだが、
当時はそう断ずるだけの自信はなかった。
そんな奇矯知識人、奇矯青年に人気があったのが八切止夫という歴史家だった。歴史学の通説を打ち破る珍説を
次々に発表する在野の学者だという。判断力がないくせに新奇なものには跳びつきたがる学生がいかにも喜び
そうな評価である。私も一、二冊読んでみたが、どれも三ページ以上は読めなかった。あまりにも奇怪な文章と
構成で、私がそれまで知る日本語とはちがうものが記されていたからである。その八切止夫が、どこかの新聞か
雑誌に切腹不可能説を書いているのを読んだことがあった。(中略)

呉智英「『本気』の時代の終焉」より


187 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/08(金) 21:33:58.26 ID:tOEv+lHi0.net
しかし、三島由紀夫は見事に切腹した。しかも、介錯は一太刀ではすまなかった。恐らく、弟子である森田必勝には
師の首に刀を振り下ろすことに何かためらいでもあったのだろう。三島の首には幾筋もの刀傷がついていた。
それは逆に、三島が通常の切腹に倍する苦痛に克ったことを意味する。罪人の斬首の場合、どんな豪胆な
連中でも恐怖のあまり首をすくめるので、刀を首に打ち込むことはきわめて困難であると、山田朝右衛門
(首切朝右衛門)は語っている。しかし、三島は介錯の刀を二度三度受け止めたのである。このことは、
三島由紀夫の思想が「本気」であることを何よりも雄弁に語っていた。楯の会が小説家の道楽ではないことの
確実な証拠であった。だからこそ、「本気」ではなかった左翼的雰囲気知識人は、自らの怯えを隠すように
嘲笑的な態度を取ったのである。八切止夫が切腹不可能説を撤回したという話も聞かなかった。

呉智英「『本気』の時代の終焉」より


188 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/08(金) 21:34:31.60 ID:tOEv+lHi0.net
しかし、「本気」とは何か。「本気」に一体どれだけの価値があるのだろうか。三島由紀夫は「本気」の価値を
証明しようとしたのではなく、「本気」の時代が終りつつあることを証明しようとしたのではないか。
「本気」の時代の弔鐘を鳴らし、「本気」の時代に殉じようとしたのではないか。(中略)
三島由紀夫は私財を擲(なげう)って楯の会を作った。共産主義革命を防ぎ、ソ連や支那や北鮮の侵略には
先頭に立って闘う民兵組織である。(略)三島はこの行動について「本気」だった。小説家の気まぐれな
道楽ではなかった。しかし、現実に治安出勤や国防行動を最も効果的にするのは、税金で維持運営される
行政機関である自衛隊なのである。自衛隊員は、法に定められた義務のみを果たし、法に定められた権利を
認められる。まるでお役所である。いや、事実、お役所なのである。(略)
「本気」の武士より、権利義務の関係の中でのみ仕事をする公務員の方が尊ばれ、価値がある時代が始まり
かけていた。換言すれば、これは「実務」の時代の始まりであった。

呉智英「『本気』の時代の終焉」より

189 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/08(金) 21:35:00.91 ID:tOEv+lHi0.net
私は実務の時代の価値を否定しない。(略)英雄が待ち望まれる時代は不幸な時代である。思想や哲学や
純文学が尊敬を集める時代も不幸な時代である。一九七〇年以降、日本は不幸な時代に別れを告げた。
英雄はいうまでもなく、思想や哲学や純文学、総じて真面目な「本気」は「実務」の前に膝を屈し、幸福な
時代が到来した。(略)
だが、時代はそうなりきることはなかった。一九九五年、歪んだ醜怪な「本気」が出現した。オウム事件である。
(略)本当に不気味で醜悪な恐怖の事件は、三島が「本気」に殉じた後の時代に出現したのであった。

呉智英「『本気』の時代の終焉」より


190 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/27(水) 03:29:16.99 ID:ajwY7D2W0.net


【 おかしなものを吸引・服用・使用すると中枢神経を刺激され後遺症が残る。 】



191 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/27(水) 18:24:17.76 ID:ajwY7D2W0.net

アナボリックステロイドは耐久性の運動競技や有酸素運動における能力の向上をもたらすものとして、
1960年代の初め頃から重量挙げの選手やボディビルダーらの間で注目を集め始めた。

【副作用】
・多毛症:顔、乳首の間、背中、肩、大腿の裏、臍下、殿部などといった、本来は無毛の部分への体毛の出現。
・精神的症状:鬱病的症状、妄想、気分変動の激化、パラノイア、苛立ち。
・行動変化:攻撃性や突発的な暴力衝動の発現。



192 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/29(金) 19:58:24.32 ID:AHH10NIG0.net

コイツ危ないぞ。

ttp://www.youtube.com/watch?v=QrlOpFP-Jk8

ttp://www.youtube.com/watch?v=jZsJQPxcA0Q

ttp://www.youtube.com/watch?v=_PYXrFh3bTk



193 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/05(木) 05:47:13.64 ID:npQg1g/q0.net


【検証されたし】

ttp://www.youtube.com/watch?v=sHGUKmbs_GA

ttp://www.youtube.com/watch?v=oeUxHf5A0Ag



194 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/07(土) 16:26:21.52 ID:gY4A0jMK0.net
霧島から見える穴?から
韓国岳(ちんぽ)を突っ込んでいた「皇族」。
すり替わってないか?

http://oo77986455645.wordpress.com/

195 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/09(月) 15:16:43.27 ID:JRKG20yr0.net
ルー大柴+猫ひろし+江頭2:50
5:4:1


196 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/06(月) 13:01:15.87 ID:dx07kGKd0.net
>>1-195
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/cosp/1338712402/
↑のスレに粘着している「わんこ ◆beagleOfjw」という糞コテハンは
三島先生の本は1冊しか読んだことがないのにネトウヨ気取りで偉そうな事を言っています。
このスレの皆さん、上にリンクを貼ったスレに行って
糞わんこに三島先生の本を沢山読むように説教してください!

197 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/18(土) 14:33:03.48 ID:MJuxUAY70.net

日本は、外国から一人前の国家として扱われていない。国家も、人間も、その威が行われていることで、
はじめて国家であったり、人間であったりするのであって、何の交渉においても、外国から、既に、尊敬ある
扱いをうけていない日本は、存在していないのと同じである。そんな国の下で平和を歎び、春夏秋冬口に入る果物、
野菜を讃へ、牛肉、鶏、(それらはすべて、体の中に蓄積されれば死の危険のある物質を含んでいる)を、
巴里の料理人を雇って来て料理させているレストランで会食して、得々としている、滑稽な日本人の状態を、
悲憤する人間と、そんな状態を、鈍い神経で受けとめ、長閑な笑いを浮べている人間と、どっちが狂気か?
このごろの日本の状態に平然としていられる神経を、普通の人間の神経であるとは、私には考えられない。
議会の討論を聴いても、新聞を読んでも、私には日本の政府が暗愚だ、というよりも、狂気しているとしか
思われない。
私が三島由紀夫の怒りを見て、子供以上の純粋に感動したのは当然である。

森茉莉「気ちがいはどっち?」より

198 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/26(水) 23:38:52.72 ID:5oK0UUvCO.net
公開講座 寺尾克美閣下(退役陸将補)を招いて
**********************

日時: 10月22日(月)18:30〜 (18:00開場)
場所: アルカディア市ヶ谷(私学会館)
講師: 寺尾克美(退役陸将補)
演題: 三島由紀夫事件の真相
会費: 二千円(会員は千円)
<講師プロフィール>
昭和4年生。愛媛県出身。昭和28年早稲田大学卒業、保安隊(当時)幹部候補生学校入校、以後経理将校畑をあゆむ。三島事件当時は41歳の3等陸佐。旧陸軍では経理畑では主計中将が最高位でしたが、自衛隊では陸将補(少将相当)が最高位です。昭和59年退官。


199 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/02(火) 23:31:56.16 ID:2+S+AqGp0.net
意 も んヽ、  _,,._,,.....、、..、、、,,_     ヽ             | で
外 う ?  Y゙´         .},     ヽ           |
に か    |       ,.ァぃぐ       lヽ、            | 出
早 い    !   ァ')'゙⌒´  'リヽ,      |    /         ! そ
い ?   {   ヾ、  ,.、=ニテ‐゙レ     l   |       | う
ん      |.     〉 '" /{!  .\      〉  |       / | :
だ.    ../,r‐-、  /     ̄´     `i.  /ミlii;y′     / ヽ_/
な     / | !`ト,jィ .`、       - 人 ./;jl髭'      /      /
``Y゙l ̄   ヽ, ぃ.ヘ, リ         _ス Y゙^'>y゙     _,/     /
   ヾ    ヽ,_`{'′       ゞ、_)'゙ / /    _/"     .f゙
    }    ル゙ ``ヽ        ,イ{ f゙  /    /
.    |  ;ル′    `‐、_      | | ! ./   /

三島                森田


200 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/15(月) 12:47:41.27 ID:2+tKGUB50.net
ことしのご命日(11月25日)は日曜日にあたりますので、午後いっぱい時間が取れます。下記三本の講演を予定しております。
万障お繰り合わせの上、ご出席いただければ幸いです。
謹白

               記
とき    十一月二十五日(日曜) 午後二時(一時開場)
 ところ   星陵会館ホール(東京メトロ「国会議事堂前」か「永田町」)
 プログラム               総合司会  佐波優子
         開会の辞               松本徹(三島文学館館長)
記念講演第一部
「三島由紀夫とワグナー 芸術と政治的思想、あるいは愛と死」
 在独作家 川口・マーン惠美
    「三島由紀夫が下田に来た夏」       横山郁代
                          (休憩十分)
  記念講演第二部
「『三島は、日本です!』(モーリス・ベジャール)―世界に向けて発せられたその死と美のメッセージ」   竹本忠雄
       「海ゆかば」               全員起立斉唱
        「閉会の辞」          冨岡幸一郎(鎌倉文学館館長)

会場分担金 おひとり 二千円(学生千円)

         代表発起人 井尻千男、入江隆則、遠藤浩一、桶谷秀昭、佐伯彰一
竹本忠雄、中村彰彦、西尾幹二、細江英公、松本徹、村松英子
 特記        賛助会員の皆様には御招待状をお送りします
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  三島由紀夫研究会 HP URL http://mishima.xii.jp/
      メール  yukokuki@mishima.xii.jp
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(C)三島由紀夫研究会 2012  ◎転送自由


201 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/29(月) 18:06:43.96 ID:Wv6JfvBW0.net

コピペ貼るの止めてもらえませんか?

三島のスレは、すべて コピペで埋め尽くされてますよ。

    ↓     ↓

三島由紀夫・過去ログ
http://www.logsoku.com/search.php?query=%E4%B8%89%E5%B3%B6%E7%94%B1%E7%B4%80%E5%A4%AB&category=&order=desc&sort=lastwrite
    ↑     ↑

おかげで どのスレでも、まともな議論が出きゃしない。

これは 一種の 荒らし行為・迷惑行為ですよ。

とにかく、度を越えてるよ。

皆さんは、そうは思いませんか?


202 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/04(日) 12:40:09.62 ID:bC3njlrT0.net
福沢諭吉が、商人道徳の張本人のようにいわれていますけどね。彼は武家出身ですから死ぬまで毎日
居合いを抜いていた。こういう一面があるからプラグマディズムの哲学も生きてくる。

三島由紀夫
中山正敏との対談「サムライ」より

203 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/14(水) 20:18:23.19 ID:MbF+A4dS0.net
                        森田
 ,   ´` ヽ
  三島             、'   ,.、、,.、   ';        、 」\VヘV
                 ゝ > 、   `; ;      _>
                  Yヘ|  -≧y ,_!ソ      > ====、
'⌒>、   /V| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ー   y、ュヾ/     -z ̄    lll 〃
  ト- 'ヘ/   ヽ        ゝ  T三ゝ/_       _>   〃 ll ll
 ミ v; \      ___,. -= fミ)`'ー  ̄オノノ> 、  ´ ̄7      =''
彡 y、' 、 ,ヽ   /      // ヽ ̄ ソ ``  \    7     ==z_
K_´`  `'メ/ )\ !、 ,,    // ー  ='     ヽ   /ヘ        ̄ ||! ||!
 >─--- '____ /   ,ト、 //         ミ    .}   /ー        〃〃
/     ̄ ̄  /  /ハ  //。    ハ   :。 イ{   ”|      レ'´|/V
>-、     ト {  ノ |ノノ ー--‐'  ー--‐'ノ |   |
 \_____    ノ   'イ イ   !   ミ   !  / :|   :|
    ̄\  /   |\_{    `T ,,:  7  }  |ヽ ノ
       /   ./  \   i '' :c:''T  _.ノ  ト  {
       ノ    /、  />  :.  _;  ,|   |   }
      /   / \/、 / ヽ、   (ノ{) ヽ:}   |:   :l
      /   :/    (  \  ⌒ソ__ハ   )  |  |
     {   ゝ   ,. ⌒   丶、 _´彡` ⌒ヽ |   |
     |    /    !  ,. "〃" 、     \ ノ

204 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/10(木) 14:01:39.10 ID:xlzcczcM0.net
さしも世界に名高い日本の柔道も紅毛碧眼に名を成さしめる仕儀に相成つたが、剣道はまだまだ勝味がござる。
小生、先ごろ桑港(サンフランシスコ)に赴き、書肆(しよし)の一画に「柔道」と名付くる棚があつて、数十冊の
柔道書を並べたる一驚を喫したが、生憎剣道のはうは一冊もござらなんだ。もつとも加州大学には、剣道四段の
碧眼の偉丈夫あり、勝負を挑まれたが、いささか日本国の名誉を思うて、風邪にことよせ、試合は御辞退申した。
かかる例外あれど、概して泰西諸国においては、剣道の普及未だしの観あり、剣道はもつぱら「羅生門」の
名優三船敏郎氏の風車剣法によつてのみ名あり。
剣をたしなむときけば、泰西人はいささか畏怖の情をあらはし、時代錯誤的恐怖にからるるやと思(おぼし)く、
ここがつけ目と愚考いたしてござる。武士道は、禅と等しく、ますます神秘化されてこそ世界に活路もあれ、
ゆめゆめスポーツ化させることなかれ、といふが、小生の切なる忠言でござる。

三島由紀夫「剣、春風を切る――ただいま修業中」より

205 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/23(土) 05:37:27.97 ID:Zr1LH58K0.net
>福沢諭吉が、商人道徳の張本人のようにいわれていますけどね

そんな時代があったんだ。
今はそういうイメージないよね。

206 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/23(土) 10:31:50.30 ID:isxZmhtW0.net
「大詔」

やすみししわご大皇(おほきみ)の
おほみことのり宣へりし日
もろ鳥は啼きの音をやめ
もろ草はそよぐすべなみ
あめつちは涙せきあへず
寂としてこゑだにもなし
朗々とみことのりはも
葦はらのみづほ国原
みなぎれり げにみちみちて
時しもや南の海 言挙の国の首(かうべ)に、
高照らす日の御子の国 流涕の剣は落ちぬ
時しもや声放たれぬ 敵共(あだどち)の涜しし海ゆ
海神(わたつみ)ら怒りきそひて 撃たれてし敵の船人
玉藻刈る沖にしづめぬ、
かちどきは今しとよめど
吉事(よごと)はもいよゝ重(し)けども
むらぎものわれのこころは いかにせむ
よろこびの声もえあげずたゞ涙すも。

平岡公威(三島由紀夫)17歳の詩

207 :平和主義:2013/03/04(月) 21:13:20.55 ID:cdlX1iIy0.net
文学者は自己表現(描写)、あるいは妄想と現実世界とを混同して、一種の狂人
と化す人が多いようだ。この人たちは社会に良い影響を与える人もいるが、悪い影響を与
える人たちもいる。

208 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/05(火) 21:50:54.94 ID:0hjg8ShX0.net
三島を「命を懸けたから」と擁護する人も多いけど
(禅のお坊さんでそういう人もいた。批判者は自分の命を懸ける勇気が無い臆病者だから
自分に無いものをねたんで三島を批判するのだと)

愚挙は愚挙だよなあ。
小堀桂一郎が保守派なのにはっきり「愚行」と文藝春秋のインタビューで
言い切っていたのはそれこそ勇気あるなと思った。

きょうふと思ったんだが、ぶっちゃけ徴兵逃れした後ろめたさを
クーデター煽っての自決で誤魔化したんじゃないか?
それは逃避以外の何者でもないだろう。

批判は承知の上でそう言うよ。
遠藤周作はまじで結核で徴兵を免れたんだが、
「多くの友人が死んで自分は兵役も経験せずに生き延びた」後ろめたさと
一生格闘し続けたぞ。作家としてあがき、もがいて。

209 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/06(水) 22:37:30.05 ID:a87PBghWO.net
アメポチ保守は三島を批判するよね。

210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/20(水) 12:07:43.27 ID:sEqUWgwn0.net
暗殺の方法にもより、また暗殺者の覚悟にもよるのですが、暗殺を非難するのはやさしいが、皆さん
暗殺できますか。これは大変な勇気がいると思うのです。あれだけ警備の大勢いるところで、死刑を覚悟で
やるというのは大変だと思う。私は人間の行動というのは、行動のボルデージの高さで評価するから、
それが気違いなら別として、一人の個人である場合は、その個人の中のドラマが、どれだけのボルテージ、
人間性の強いものに達したか。

三島由紀夫「国家革新の原理――学生とのティーチ・イン その一」より

211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/20(水) 14:15:09.49 ID:4oauJdpc0.net
>>210
実はこの文章、初めて読んだんだが、一生俺は三島を理解できないと確信した。
というかわかりたくもない。ずいぶんくだらないこという男だと思った。

これ、たぶん浅沼稲次郎暗殺のことだろ?
ボルテージさえ高ければ、殆ど妄想の「愛国心」に基づく暗殺でもいいのかよ。
2.26での鈴木貫太郎のような忠臣相手でも、
青年将校のボルテージが強ければ暗殺肯定かい。あほらしい。

212 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/20(水) 14:20:00.62 ID:4oauJdpc0.net
というか、理解できないと言うよりはっきりした軽蔑になったな。
三島への感情が。こんな奴に政治がどうのこうの言われたら
巻き込まれる人間がたまったもんじゃない。

213 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/20(水) 14:40:51.87 ID:4oauJdpc0.net
ちなみに安藤とかは、死の覚悟を抱いて事にあたっていたとされるが
獄中ではなんと天皇陛下による大赦を勝手に確信しているんだよなあ。
磯部手記で至って楽観的な彼らの姿がわかる。

むろんそんなものはなくて、彼らは自分たちが処刑されることに
遺書で思いっきり怨みのたけをぶつけてる。

暗黒裁判とか言う前に
重臣たちは裁判すら受けられないで一方的に殺されただろうにと思う。

214 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/20(水) 16:35:23.72 ID:662dDY5S0.net
もったいないことだ。死なないでずっと文学やってればよかったのに。

215 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/20(水) 16:55:28.83 ID:sEqUWgwn0.net
私は民主主義と暗殺はつきもので、共産主義と粛清はつきものだと思っております。共産主義の粛清のほうが
数が多いだけ、始末が悪い。暗殺のほうは少ないから、シーザーの昔から、殺されたのは一人で、六十万人が
一人に暗殺されたなんて話は聞いたことがない。これは虐殺であります。
どうして暗殺だけがこんなにいじめられるのか。私は、暗殺の中にも悪い暗殺といい暗殺があるし、
それについての有効性というものもないではないという考え方をする。たとえば暗殺が全然なかったら、
政治家はどんなに不真面目になるか、殺される心配がなかったら、いくらでも嘘がつける。やはり身辺が
危険だと思うと、人間というものは多少は緊張して、日頃は嘘つきでも――まあこういうところで私が
嘘をついていられるのも、皆さんの中にまさか私を殺す人がいないからであります。もしこれが、あなた方の中に
人相が多少悪くて、懐ろに匕首でものんでるような人がいれば、私ももうちょっと真面目な話をするのです。
人間というものは刀を突きつけられると、よし、おれは死んでもいってやるのだ、「板垣死すとも自由は死せず」
という文句が残る。しかし口だけでいくらいっていても、別に血が出るわけでもない、痛くもないから、お互いに
遠吠えする。民主主義の中には偽善というものがいつもひたひたと地下水のように身をひそめている。
その偽善のいちばん甚だしいのは日本であります。

三島由紀夫「国家革新の原理――学生とのティーチ・イン その一」より

216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/20(水) 16:57:44.63 ID:sEqUWgwn0.net
政治の本質は殺すことだ。シーザーの昔からそうじゃないか。民主主義というものは最終的にはああいう形に
なってしまうのが正直な形で、それがいけないとか、いいとかいう問題じゃないじゃないか。

大体政治の本当の顔というのは、人間が全身的にぶつかり合い、相手の立場、相手の思想、相手の
あらゆるものを抹殺するか、あるいは自分が抹殺されるか、人間の決闘の場であります。それが言論を
通じて徐々に徐々に高められてきたのが政治の姿であります。しかしこの言論の底には血がにじんでいる。
そして、それを忘れた言論はすぐ偽善と嘘に堕することは、日本の立派な国会を御覧になれば、よくわかる。

三島由紀夫「国家革新の原理――学生とのティーチ・イン その一」より

217 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/20(水) 17:01:33.47 ID:sEqUWgwn0.net
ところで私は、暗殺者が必ずあとですぐに自殺するという日本の伝統はやはり武士(さむらい)の道だと
思っている。本当はこれをやらなきゃいけない。ところが西洋でそれをやったのは、ほとんどロシアの
テロリストだけであります。
(中略)
私は人間というものは全部平等だと思う。ロバート・ケネディが特に偉くない。暗殺者が特に馬鹿じゃない。
人間が一対一で顔を突き合わす。その時、その一人の小さな小さな社会の人間の政治的意見とロバート・
ケネディの政治的意見が真正面で衝突する。一対一の力で……。そうするとその結果がどうであろうと、
つまりそこで一つの政治的意見が一つの政治的意見を殺すのです。私は暗殺をそういうふうに考えるが、
あの暗殺者があと黙秘権を行使するばかりで、自殺しないのは気に入らない。やはりそれは男らしくないと
思います。

三島由紀夫「国家革新の原理――学生とのティーチ・イン その一」より

218 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/20(水) 17:03:12.98 ID:sEqUWgwn0.net
人間が全身的行為、全身的思想で、人と人がぶつかり合うという決闘の思想というものが私は好きなんです。
しかし権力をもって何万人の人間をガス室に入れるなんて思想は好きじゃない。それはいま私がいっている
暗殺というものと意味が違います。それは自分に何ら危険が及ばない。自分は安楽椅子で煙草を吹かし、
あるいはアウシュビッツの甚だしい例は、囚人の皮をなめしたランプシェードの下で、小説でも読みながら、
のんびりしている。そういう非人間性というものは私は好かない。ただ人間が一対一で決闘する場合には、
えらい人も、一市民もない。そこに民主主義の原理があるのだと私は考える。
だから、政治というものはいずれにしろ激突だ。そして激突で一人の人間が一人の人間を許すか、許さないか、
ギリギリ決着のところだ。それが暗殺という形をとったのは不幸なことではあるけれども、その政治原理の中に
そういうものが自ずから含まれている。もしそうでなければ、諸君が選挙の投票場へ行って投ずる一票に
何の意味がありますか。諸君が投ずる一票が一ト粒の砂粒だったら、何になりますか。あれは諸君がたとい
無名であっても、あるいは社会的な地位がなくても、その一票があなたの全身的な政治的行為であって、
その集積が民主主義をなしている。だからそういう間接的な民主主義によって民主主義形態が成り立って
いることが理想であるけれども、その原理の中には自ずから、ロバート・ケネディも、一投票者も、政治的
意見において本当に一対一で、人間的に一対一だという考えが含まれなければ、民主主義は成立しない。
だから暗殺というのはアクシデントではあるけれども、民主主義に暗殺はつきものだと私がいったのは、
そこなのです。

三島由紀夫「国家革新の原理――学生とのティーチ・イン その一」より

219 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/20(水) 17:03:49.24 ID:sEqUWgwn0.net
ところが、共産主義ないし全体主義というものはそういうことをやらん。彼らは権力を握って、邪魔なやつを
粛清すればいい。全体主義は人を粛清するのに、そんな暗殺のような自分の危ないことはやりません。
ニュースを隠して、秘密警察で守り、その中で一番憎いやつをそっと殺す。犯人もわからなければ、何も
わからない。それがスターリンの全体主義の恐ろしいところであります。
ですから私は、人間的なもの、あるいは人間の全身を賭けた行為というものにはいつもある程度の敬意を払う。
しかし金はいかん。金による暗殺というものがあれば、それはいけない。アメリカの場合はひょっとすると
そういう可能性があると思われるので、その点で疑問を残しているわけです。

三島由紀夫「国家革新の原理――学生とのティーチ・イン その一」より

220 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/20(水) 19:52:31.60 ID:JYQPBbQu0.net
今、レンタルしてきた自決の日ってのを見てるんだが、天皇中心の日本復活ってのが無理ありすぎるよな

自衛隊から軍隊へ
憲法9条改正

とかは同意出来るんだけどさ

それに主張するのは自由なのに何で死を選ぶんだよ
死の方法も切腹って・・・

これ一番の被害者は総監であって総監だろ
監禁された上に目の前で切腹首切り見せられてんだからよ

あと集められた自衛官や警察は演説中は野次飛ばしてたが共感する人いなかったのか?
言ってることは当事じゃ絶対無理ってか今でも達成出来てない理想論ばかりだが天皇崇拝以外は間違ってはないよな

221 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/23(土) 08:13:44.39 ID:ah1HFT990.net
内心共感する人はいたかもしれんが、その場で同調を表明するわけにはいかんわな。
そしたら一緒に腹斬らないかんもん。
それは三島も有難迷惑。
最初は一緒に行ったメンバー全員で腹斬るつもりだったのを、森田一人に絞ったんだろ。
なのに部外者を新たに加えられる法はないわな。
だから共感者なんか登場しないのは織り込み済みというか、一応念押しもしてあったんじゃね。

222 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/23(土) 20:41:06.27 ID:nWZeAJ7h0.net
俺は逆に「神化」まではいかないが天皇を中心とした国づくり
ってのには共感できるが、軍が云々、2.26の青年将校が云々は駄目だ。

日本は結局天皇を中心にするしかない国だろ。
共和国になった日本なんか想像もできん。一体何を国の軸にするんだよと思う。
一神教の土台もないのに。

逆に旧軍なんかは滅んで当然の組織だったと思ってる。
自分たちの空疎なプライドだけで国民のことなんか何一つ念頭にない
旧軍上層部連中を護国の英霊だのと崇める必要はさらさらない。

223 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/24(日) 01:33:09.40 ID:7cXivKBB0.net
>>222
同意。

日本史は天皇を中心にする!って言ってるやつがことごとく
実は自分中心だから困る。226も三島もみんなそうだ。
天皇を自分のエゴのねたにする。それが自分のエゴだとなんで
気がつかないんだろう。

224 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/24(日) 04:30:18.42 ID:yembt6Fb0.net
現代人の核家族化とか孤独化ってのを俺は実生活ですごく感じてる。
この2ちゃんでも趣味が合う人間たちがスレに寄り集まる。
ただ顔は見えない。
趣味=共有する概念だけが孤独から逃れられる社会だね。
同じアニヲタでもガンダムとエヴァですでに壁があるという、
一億マニアック化状態だと思う。
三島の言う日本の古典とか、天皇の神格ってのは、
つまりそういう現代人の壁を突破する幸福感を訴えたことには
ならないかな。
自然とか311の際に心がひとつになったとかそういう野生的なことではなく、
文化的日常性の中で民族が常に共有できる概念として、それがこの社会にあるかないか。
どっちがいいのか。
エヴァンゲリオンでは人類補完計画として生命の海に人類が溶けて
ひとつになってしまった。
しかし地球全体で考えれば、人類だけがそんな変革をしても
人類以外にとってはいい迷惑なだけで、結局アニメの荒唐無稽な
アイデアでしかない。

225 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/24(日) 17:36:47.38 ID:fCYxCDEu0.net
徴兵逃れしたのが本当だったなら
生きててもいいし小説書くのもいいけど
政治関係には一切口を閉ざすべきだったね>三島
ましてや右翼思想なんて論外。

226 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/24(日) 23:39:33.94 ID:yembt6Fb0.net
>>225
あんた極右?

227 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/25(月) 00:21:52.93 ID:HWSQ27qM0.net
これ大きな問題だな。
あれは徴兵逃れじゃなくて落ちたんじゃないの?

徴兵逃れのコンプレックスでやってたとしたらアホだ。
徴兵逃れそのものではなくそのコンプレックスでああいうことを
やったって事が単なるくだらないエゴイストだ。

228 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/25(月) 02:21:28.36 ID:94TB5L1U0.net
ウィキペディア読めばわかることだろ。
三島の自決の意味をけがすことでもないし、
そもそもそこに執着して鬼の首獲ったように非難するということは
非難する側の人間が帝政陸軍型の人間だという、ジレンマにだね、
・・こんなことぁずっと言われてきたんだろうが
お前らおもんないねん

229 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/25(月) 02:58:32.36 ID:94TB5L1U0.net
三島由紀夫bot
@MISHIMA_ESSAY: ますますバカなことを言うとお笑いでしょうが、
小生が怖れるのは死ではなくて、死後の家族の名誉です。
小生にもしものことがあったら、早速そのことで世間は牙をむき出し、
小生のアラをひろい出し、不名誉でメチャクチャにしてしまうように
思われるのです。
-川端康成宛書簡-

230 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/25(月) 11:11:20.07 ID:QeUIspo50.net
帝政陸軍って何だよ。帝国陸軍だろ。

その帝国陸軍の青年将校を美化、礼賛しまくったのが当の三島だ。
なら「お前はいったいどんな人間なんだよ」って
三島が賛美し、模範にしている人間に則って判断するのは当然のこと。

231 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/25(月) 11:16:28.73 ID:QeUIspo50.net
南方戦線の下級兵士は飢餓地獄のなか
絶望のはてに死んでいった。
「不名誉」なんぞに拘りつつ青年将校の「美しい死」に憧れる三島は
現実をなにも見なかったとしか思えん。

232 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/25(月) 12:54:00.13 ID:YmJf1INK0.net
大岡昇平なんかは三島をどう思ってたん?

233 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/25(月) 18:47:12.08 ID:94TB5L1U0.net
>>231
だいたいお前らみたいな論調で三島をかたるやつらには
お前自身はどうなんだと聞き返すのが妥当だと思うんだが、
結局お前らは老衰するまで生きるつもりなだけだろ?
それは聞かなくてもわかってる。

234 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/25(月) 22:40:23.82 ID:QeUIspo50.net
>>233
いかにも、事故や天災、戦禍に巻き込まれでもしない限りは
与えられた寿命の限り生きるつもりだが。

三島みたいに老衰に怯えて「まだ若いうちにかっこよく」自殺したりなんかしないよ。
人間万人に等しく訪れる老衰を真っ直ぐに見つめることこそ勇気だろうよ。

235 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/25(月) 22:44:10.90 ID:U+wQAHZ60.net
いやあれはかっこよく死にたいんじゃなくてとりまきに引きずり込まれて
にっちもさっちもいかなくなって、ああせざるをえなかったんじゃないのか?

とりまきにやりましょうといわれてとりまきがその気になってしまったら、
三島はそれを止められる性格じゃなかったと思う。三島なりの責任感と
言うかなんと言うか。

236 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/26(火) 01:26:27.16 ID:p3+SQjDL0.net
>>234
>人間万人に等しく訪れる老衰を真っ直ぐに見つめることこそ勇気だろうよ。

そういう考えを持ってる人間がなぜ三島の自決を非難するのか?
自分の考えに自信がなく、三島の自決にコンプレックスや
ひがみを持っている以外に理由がねえだろw

237 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/26(火) 01:31:40.09 ID:p3+SQjDL0.net
>>235
>とりまきにやりましょうといわれてとりまきがその気になってしまったら、
>三島はそれを止められる性格じゃなかったと思う。三島なりの責任感と
>言うかなんと言うか。

膨大な作品やエッセイを三島はのこしているが、
「今私は取り巻きに引きずられているがそれを止められないでいる」
なんて事を書いたのは観た事がない。
もの書き本人がが書いた事の外側を探り出すなら、その根拠はよほど
説得力がないとな?

238 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/26(火) 01:43:26.16 ID:1I60ekls0.net
>>237
すべての作品について、三島はかっこつけているw

むしろ楯の会のなりゆきとか、そのへんが重要なんじゃないか?
あの人は作品だけではわからん。

たとえば自衛隊体験入隊、あの訓練でとりまきが殉職していたら
三島は責任とって後を追ったと思う。そういう、悪く言えばロマンチシズムというか、
そういうものの強い人だったと思う。そういう文脈であの自決も考えてみたわけ。

239 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/26(火) 03:03:03.00 ID:p3+SQjDL0.net
>>238
こないだの映画をレンタルで借りて観ただけでよくそこまで知った風なこと
言えるよなw
そういう稚拙さこそ三島が危惧していたことであり、
お前の存在自体が予定の範囲内から出ていないんだよ。

240 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/26(火) 03:12:04.24 ID:nwJ5SEYF0.net
何必死になってんの?

241 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/26(火) 03:43:05.82 ID:p3+SQjDL0.net
>>240
スレ違い

242 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/26(火) 04:46:45.91 ID:VWuxmr3l0.net
>>235
それはない。三島の作品読んでけばわかる筈。
森田は「三島がやらなくてもオレがやらせる」みたいなこと言ってたけど、それは杞憂でした。
三島は自分の趣味で腹斬ったくせに森田も引きづり混みやがってって思うこともあるが、森田は三島とは別次元で死んだんだよな。
三島の自決に思想はないが、森田にはまだ思想はあった。

243 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/26(火) 05:02:22.42 ID:p3+SQjDL0.net
>>242
>三島の自決に思想はないが、森田にはまだ思想はあった。

三島の檄をそのままに読んで受け止めれば思想はあるじゃないか?
ただ美的にだけこだわって自決したということかい?
三島を美意識の虜とだけ捉えるのには納得できないねえ。

244 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/26(火) 15:43:06.79 ID:37eUtMGC0.net
太宰病ってのはあったが三島病ってのもあるようだ。

245 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/26(火) 15:50:41.72 ID:/M0FrrKA0.net
記者クラブのバルコニーから、さまざまな政治的スローガンをかかげたプラカードを見まはしながら、私は、
日本語の極度の混乱を目のあたりに見る思ひがした。歴史的概念はゆがめられ、変形され、一つの言葉が
正反対の意味を含んでゐる。社会党の審議拒否も、全学連の国会突入も、政府の単独採決も、みな同じ
「議会主義を守るために」といふスローガンの下になされてゐる。
民主主義といふ言葉は、いまや代議制議会制度そのものから共産主義革命までのすべてを包含してゐる。
平和とは時には革命のことであり、自由とは時には反動政治のことである。長崎カステーラの本舗がいくつも
あるやうなもので、これでは民衆の頭は混乱する。政治が今日ほど日本語の混乱を有効に利用したことはない。
私はものを書く人間の現代喫緊の任務は、言葉をそれぞれ本来の古典的歴史的概念へ連れ戻すことだと
痛感せずにはゐられなかつた。

三島由紀夫「一つの政治的意見」より

246 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/26(火) 17:07:00.47 ID:p3+SQjDL0.net
>>244
まあ、このスレをどういう結論に持っていきたいかという
暗黙の了解(三島は間違った事をした恥ずかしい奴)どおりにならなくて
ご不満、ご不安なのはわかるよ。

>>255
これでしばらく議論したいのう。

247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/26(火) 17:14:22.33 ID:p3+SQjDL0.net
http://infosecurity.jp/archives/10619

248 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/27(水) 05:19:17.31 ID:a/7amMsQ0.net
>>243
三島に思想はあったが、切腹することに関しての思想はなかった。
全部言い訳、あるいはポーズ、環境設定。

249 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/27(水) 06:02:18.92 ID:Zx7yBG4B0.net
切腹ってのは責任を取って筋を通すためにやるもんだ。
責任とは社会的なものであって単なる個人の思想ではない。
三島は何の責任を背負っていたんだ?

あれは単なる抗議の自殺あるいはなりゆきの自殺だ。
自己正当化のための言い訳の自殺。切腹の冒涜だ。

250 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/27(水) 08:26:25.59 ID:jBUSbAOD0.net
>>249
>切腹ってのは責任を取って筋を通すためにやるもんだ。

間違ってる。
三島本人も自決とは何かという事について雄弁に語っているが
「切腹という自決の方法は責任を取り筋を通すためのもの」
というのは典拠はなんなのか?w
過去の歴史からあらゆる凡例を収集して、三島の自決との相違を検討しないと
答えはでないような事をお前は言っている。
@過去の歴史上すべての切腹事例は「責任を取って筋を通すため」に発生している。

A三島の自決には@の要素が100%ない。

お前のレスにこの説明がされていないので、間違ってます。
嘘を言っているだけ。

251 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/27(水) 08:33:50.69 ID:jBUSbAOD0.net
>>249
>自己正当化のための言い訳の自殺。切腹の冒涜だ。

>>245に書かれている現代日本人の日本語の倒錯ぶりが
まさに顕著に現れている。
「切腹」って崇拝の対象だったの?
聞いたことがねえわwww

しかも現代に至るまでその「切腹の崇拝」は機能し続けているわけ?
「21世紀崇拝切腹肯定論者」???w

・・・過去から現在に至るまでそんな思想の持ち主は
お前1人だけだろう。後にも先にもなw

252 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/27(水) 08:47:33.07 ID:jBUSbAOD0.net
>>249
>切腹ってのは責任を取って筋を通すためにやるもんだ。

過去の事例をひとつ言ってやろうか?
「切腹したことによって社会の側が不問に帰する」
これは歴史上の事実だ。

誰かの自決の是非を後世に至るまで議論し続けるという
凡例はない。
現代の歴史学者においても、そんな検証をしている学者はおらず、
ただ「切腹」という行為を事実としてだけ取り扱っている。


>自己正当化のための言い訳の自殺。切腹の冒涜だ。

切腹が崇拝の対象たる神聖な行為であるとするなら、
切腹した者をその数十年後に非難しているお前は、
「21世紀切腹崇拝肯定論者」として正しいのか?w
それこそ冒涜じゃねえの?www

253 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/27(水) 09:46:43.51 ID:fQ6z4J/b0.net
>>249
責任の切腹の意味合いも充分そなえてます。
あなたは事件のそれまでの細かい長い経緯を何もわかってない無知だね。
あれは、自衛隊の治安出動が不可能になって、楯の会の存在意義や出番がなくなってしまい、
解散せざるを得なくなったことに対する三島由紀夫の隊員たちへの責任態度や愛情でもあるんだよ。
あれは三島が隊員の若者たちの犠牲を最小限度に留めるための責任の取り方だったんです。

254 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/27(水) 11:13:47.94 ID:jBUSbAOD0.net
>>249
>>自己正当化のための言い訳の自殺。切腹の冒涜だ。

・・・この言葉はホントにもの凄い無自覚性の中の、コアを突いたレスだと
思うよ。
>>245で三島が言及しているキャラクターそのものだ。
圧倒的な、いわば「しゃべる野獣」。

三島があらゆる表現を駆使して語り続けた「天皇と自決」のこと。
その切腹に正しいものと誤ったものがあり、この野獣の中には
切腹に対して「冒涜」という認識もがある。

三島が強調することから分かるのは、武士の切腹というものが、
天皇年号の中でのみ営まれてきた、それと一体的な文化だということ。

この野獣は、「冒涜」と指摘する、何に刃を剥いているのか?
三島は嘘の武士で、我こそが本物の・・・。

三島は日本というものが、共和制にはなり得ないと言った。
日本人はそれを選ばないだろうと言った。
三島の死後、それが正しかったとしても、戦後生まれの我々が、
自意識でそう成ることはあり得ない。
だからこそ三島はその無自覚に向かって警告し続けたのであり、
「無自覚にそう成る」ことを予見していたのだ。
この野獣のように。

255 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/28(木) 02:22:40.75 ID:GcVsIqqU0.net
あの切腹そのものが三島を慕っていた若者たちに対する
最大の裏切りだった。三島は自分のために若いのを捨てて
死んだ。あんな死に思想の意義付けをするなど笑止だ。
あれが責任の取り方だというのはまったくばかばかしい学生
気分のまやかしだ。

三島が意識していた戦争中の軍人たちは、軍隊と言う秩序の中で、
それを維持するために、また歴史の中で自分の運命と必然性を
受け入れて意義のある死に方をした。彼らから見れば三島の切腹
など茶番だ。

あれはおぼっちゃまがおぼっちゃまでいられなくなって、現実に
耐えられなくなって逃げたのだ。まったくの弱虫、臆病者。
仕事がうまくいかなくて自殺を選ぶ現代の若者と変わらん。

256 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/28(木) 05:35:04.12 ID:pPmX6s0W0.net
責任取るとか何かの失敗のつけにするんじゃなくて、切腹するためにいろいろ理屈つけたんだもん。
そんなヤツ過去にいたか?
だから他と比べるのは無意味。

257 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/28(木) 08:06:08.22 ID:JhzkwmNY0.net
>>255
>三島が意識していた戦争中の軍人たち

え?はぁ?
だからな、三島をよく知らねえで勝手なこと言うんじゃねえっての。
三島が戦争中の軍人を意識してた?
それが三島の書いたものの中にあるなら抜粋でいいから
ここにレスしてみろ。
ねーんだよそんなのwww

>軍隊と言う秩序の中で、それを維持するために、
>また歴史の中で自分の運命と必然性を
>受け入れて意義のある死に方をした。

維持!?はぁぁ?w
まずな、言ってることがメチャクチャなんだけど、
お前、自分が言ってる事の意味を自分でわかってるか?
お前は統制派を擁護してるんだぞ?
そんなアホがどこにいるんだよ?w
三島を口酸っぱく批判して、統制派を擁護・・・。
あのさ、自分でもよくわかっていない戦中のことを賞賛して
気持ちよくなりたいわけ?自己満?
まさに>>245そのものとしか言いようがない。

それに「天皇」の意義についても何の考えも持ってねえクセに
まるで当時を知ってるようなこと言ってんじゃねーよ。
このゆとりネトウヨが。
・・・よくもまぁ「天皇」という言葉を伏せ字にして
当たらず触らず、恐いものにフタをして、で、まるで自分が戦中を
経験しているかのようなことが言えるもんだよな?

>彼らから見れば三島の切腹など茶番だ。

おめえが茶番なんだよこのハゲ。

>あれはおぼっちゃまがおぼっちゃまでいられなくなって仕事がうまくいかなくて自殺を選ぶ現代の若者と変わらん。

そうなんですか、おぼっちゃま。


・・エロい人、教えて下さい。
戦後義務教育の教科書しか読んでいないゆとりが、
この世にそもそも存在していない「正しい統制派」をでっちあげる
という現象がなぜ起こるのでしょうか?
むしろゆとりだからこそでしょうか。
どうか教えて下さい・・・エロい人。

258 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/28(木) 08:30:57.30 ID:JhzkwmNY0.net
>>255
>軍隊と言う秩序の中で、それを維持するために、
>また歴史の中で自分の運命と必然性を
>受け入れて
>意義のある死に方をした。

・・僕はこわいです。
これからの日本が。こういうお坊ちゃんがゴマンといるのでしょう、
今の日本には。
こわいです。これはハゲすぎです。

統制派による国体維持と、それを後押しした当時の国民。
そしてこのお坊ちゃんによるとそれはれっきとした「秩序」であり、
また「運命と必然」であり・・・

すいません、泣いていいですか。
「秩序」と「運命」と「必然性」がそろったら、
それって北朝鮮じゃないっすか!(泣)
秩序が運命なんすか?なんすかそれ?(泣)

すいませんこの先日本どうなるんですか。
いま安倍政権ですよね?
TPPとか違憲選挙とか原発とかあるじゃないですか。
維持して運命で必然性ってつまり、黙ってろってことじゃないすか(泣)

なんすかこのゆとり。
なんなんすか!(泣)

259 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/28(木) 17:25:59.04 ID:uOJ6lTU60.net
>>255
あなたが何と言おうと、当事者の楯の会の若者だった人たちが、
今でも三島由紀夫のことを尊敬していて、三島に感謝しているんだから、
あなたがとやかく言うことないのでしょう。

260 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/28(木) 20:37:06.26 ID:hynyuHVC0.net
だが三島崇拝を押し付けることはできんし、三島批判を封じることもできんわな。

261 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/29(金) 05:06:10.68 ID:2RQjgTev0.net
>あれはおぼっちゃまがおぼっちゃまでいられなくなって、現実に
>耐えられなくなって逃げたのだ。まったくの弱虫、臆病者。
>仕事がうまくいかなくて自殺を選ぶ現代の若者と変わらん。

通俗すぎるというか陳腐というか。
三島の真骨頂を全然わかっとらんやん。
エクスタシーがあったんだぜ、三島にとっての切腹には。
エクスタシーを求めて腹斬ったのが、どこが臆病者の弱虫よ。
究極の趣味人。
今でいえば神レベルのオタク。
どんだけ時代を先取りしとったんだって驚愕するわ。

262 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/29(金) 08:45:16.55 ID:62mxsGyC0.net
>>255
お前は何のイデオロギーも持っていない、社会に対してまったく
無責任な、単なる「切腹愛好家」。

263 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/30(土) 02:50:11.00 ID:T+jBpr320.net
三島自身が戦争体験者に対するコンプレックスを持っていた。

264 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/30(土) 03:03:48.15 ID:T+jBpr320.net
崇拝することによってしか維持できない三島像は、三島に対して
優しくない。

捨てられた若者たちのうち、心ある者は当然それまでの三島に感謝しつつも、
あの場に呼ばれなかった事を根本的な部分で裏切りと受け止めた。生前の
三島の姿から、彼らはそれを善意に受け取った。しかしそれでもそこには問いが
残る。なぜ自分も連れて行ってくれなかったのか。

三島の死後、ほとんどの者は楯の会の制服を隠した。何人もがそれを捨てた。

もうありのままの三島を受け止めるべき時代だ。三島は人間だ。
残された人たちも人間だ。

三島は本質的にはイデオロギーではなく愛情の人間だった。

265 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/30(土) 03:34:56.63 ID:i1dBX3Fh0.net
>>264

文章が頭悪すぎでさ、お前の脳内が若松監督の映画見ただけの
三島観なのはもう明白なんだけども、とりあえず質問しとくわ。
いかにも自信ありそうなレスしてるんだから質問にもちゃんと
答えろよ?

>もうありのままの三島を受け止めるべき時代だ。三島は人間だ。

今ってどんな時代なの?

266 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/30(土) 05:33:10.01 ID:WtrywAtA0.net
>>264
>三島は本質的にはイデオロギーではなく愛情の人間だった。

若松監督の映画は見てないが、そういう方向へ傾いてるのね。
要するに、三島の切腹をイデオロギーで語ることはいい加減やめれってことだろ。
まあそんなのは80年代に作られたシュレイダーの「MISHIMA」でとっくに見切られちゃってるけど。
というかなんやかんやいっても、ハナからみんな気づいてるんだ。
三島の切腹に思想のかけらなんか何もないってことは。
ただそう言っちゃうと面白くないから、なんか理屈つけて格好よくしたいだけなんだろな。

267 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/30(土) 10:22:20.84 ID:d+smEjAs0.net
>>266
全然イデオロギーがないと言うのも何かおかしいよ。それこそ三島の全人間的なものを無視していると思いますが。

268 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/30(土) 10:27:11.90 ID:d+smEjAs0.net
シュレイダーの映画「MISHIMA」も、若松のも所詮は映画です。
そんなものは製作者側の意図でどんなふうにも偏向解釈可能なもの。
それが実際の三島由紀夫の全てではありません。

269 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/30(土) 18:19:48.32 ID:i1dBX3Fh0.net
>>264
>もうありのままの三島を受け止めるべき時代だ。三島は人間だ。

今ってどんな時代なの?

お前・・・これに答えられなけりゃチンカスだぞ?
答えろよw

270 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/31(日) 02:16:18.98 ID:n57x55Lb0.net
いや俺はその映画見てないよ。だからその文脈での反論はわからん。

271 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/31(日) 02:28:20.15 ID:VmQcowmy0.net
>>265
あの時置いて行かれた人たちがもうそろそろ自分の人生のまとめに入るべき
年齢になっている時代。

本心では、おいて行かれた事、あの人たちだけでやったことへの寂しさと反発を
引きずっている。彼らはその計画を聞いてもいなかった三島の行為を知って
歓喜しなかった。呆然としていた。自分の支柱を失ったんだから。
その大きな傷を背負いながら彼らは三島に対する愛情は失っていない。

三島は政治思想家としては残らない。そのイデオロギーはあまりにも自分勝手で
幼稚で荒削りだ。しかし、文学者として、またそれだけでなく彼の周りにいた人たちに
対する愛情の深さで歴史に残るべき人だ。三島をイデオロギーで語るなど、むしろ
三島をイデオロギーなどと言う陳腐な世界に引きずり下ろす行為だ。

272 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/31(日) 03:38:30.66 ID:fkwxQJte0.net
>>271
>三島は政治思想家としては残らない。そのイデオロギーはあまりにも自分勝手で
>幼稚で荒削りだ。

いやそれはお前のレスだよ。
レスの内容の大半は思い込みと決めつけと理由を述べないままでの
自己主張。

そういうのを何て言うか知ってるか?
イデオロギーって言うんだよw




>>265
>あの時置いて行かれた人たちがもうそろそろ自分の人生のまとめに入るべき
>年齢になっている時代。

>本心では、おいて行かれた事、あの人たちだけでやったことへの寂しさと反発を
>引きずっている。彼らはその計画を聞いてもいなかった三島の行為を知って
>歓喜しなかった。呆然としていた。自分の支柱を失ったんだから。
>その大きな傷を背負いながら彼らは三島に対する愛情は失っていない。

、文学者として、またそれだけでなく彼の周りにいた人たちに
>対する愛情の深さで歴史に残るべき人だ。三島をイデオロギーで語るなど、むしろ
>三島をイデオロギーなどと言う陳腐な世界に引きずり下ろす行為だ。

273 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/31(日) 03:56:07.30 ID:gb9bP86y0.net
>>272
なんか安っぽいなw

274 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/31(日) 04:21:29.60 ID:fkwxQJte0.net
>>271
言ってることが支離滅裂としか言いようがない。
お前は三島を取り巻く状況を論じているというより、
まるでこの世に存在しない架空の人間について語っているように思える。

以下の点はお前の思い込みの可能性があるので、
なぜそう言い切れるのか、詳細を述べないといけない。
また情報の出処も明確にしないと、全く信用できない。

★あの時置いて行かれた人たちがもうそろそろ自分の人生の
まとめに入るべき

★本心ではおいて行かれた事への寂しさと反発を引きずっている

★三島のイデオロギーはあまりにも自分勝手で幼稚で荒削り

★三島をイデオロギーで語るなど、むしろ陳腐な世界に
引きずり下ろす行為だ

・・・じゃあ陳腐でない、三島が本来いるべき(とお前が思う)
世界とはどのようなものなのか?
お前全部ウソ言ってるだけなんじゃねえのか?

このハゲガッパこら

275 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/31(日) 09:42:56.85 ID:FTjSfXWb0.net
三島由紀夫をイデオロギーで語るなと、言っている人の方が
何らかのイデオロギーに影響されているって感じ。

私は三島の作品や文書をほとんど全部読んでますけど、
三島の日本に対する愛情は本物ですよ。
それをイデオロギーとは規定しないけれども、
一種のイデオロギーとも言えるわけだから、そんなに頑なに
[イデオロギーじゃない!]と否定するのも変なことです。

276 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/31(日) 11:11:45.21 ID:fkwxQJte0.net
>>271
>三島は政治思想家としては残らない。そのイデオロギーはあまりにも自分勝手で
>幼稚で荒削りだ。しかし、文学者として、またそれだけでなく彼の周りにいた人たちに
>対する愛情の深さで歴史に残るべき人だ。三島をイデオロギーで語るなど、むしろ
>三島をイデオロギーなどと言う陳腐な世界に引きずり下ろす行為だ。

お前小説ってもの自体読んだことないだろ?
文学とは時代に左右されない、普遍的で
政治、生活から開放されきった
芸術表現の結晶であり、三島が書いたものもそういうものだと、
想 像 で 思 っ てる ん だ ろ ?

このゆとりハゲチャラビンが。

277 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/31(日) 11:16:22.52 ID:fkwxQJte0.net
>>276
このハゲちらかし無神論ゆとり新自由主義ニュートラルな空っぽ
マンカス石原洗脳プチウヨヲタがこら。

278 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/31(日) 16:53:01.01 ID:XJFxih0X0.net
三島にイデオロギーがないと言ってるんじゃないんだ。
切腹することについては何のイデオロギーもなかったって言ってるんだよ。
哀れなのはそんな三島に真面目に付き合った(ついて行った)人々。
なんだよあれ、オナニーに付き合わされただけじゃんとか思ってどっちらけになった人も多いと思う。
そう思うと悔しいから、なんか別の理屈つけたがる人もいるかもしれんけど。
森田は別よ。
彼は彼で、三島(の名声)を利用して自分の意を遂げたんだと思う。

279 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/31(日) 18:49:16.46 ID:XJFxih0X0.net
>>268
そんなことは当たり前。
本人が作った、書いたものでも偏向されて解釈されたりするんだ。
特に三島のは、シュールばか、いや、あほ?だもんな。
しかし、シュレイダーのは結構的を射てる。
切腹をイデオロギーじゃなく性癖、あるいは生い立ちからアプローチしている点では十分すぎるほど納得。
大体4つの作中劇のひとつに「鏡子の家」の収ちゃんをもってきているのを見て、シュレイダーの三島研究は生半可じゃないってことがわかったね。

280 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/31(日) 22:04:50.03 ID:FTjSfXWb0.net
>>279
イデオロギーも生い立ちと十分関係あるものですよ。
何か三島の政治的要素をすべて全くないかのように見るのは、
逆にずいぶんおかしなことです。美的な憧れも政治的な要素も同じ一つのものでしょう。

281 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/31(日) 22:11:27.10 ID:FTjSfXWb0.net
>>279
鏡子の家の人物も、他の作品の人物も解釈によって、
その監督の色にいくらでも変えられるよ。
金閣寺の主人公も、「アメリカの自由のおかげや」みたいなこと言わせててたとんだ偏向だったしね。

282 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/31(日) 22:57:02.84 ID:wSSd0vo80.net
外国人の三島の見方っていうのは、生い立ちの捉え方にしても、美の捉え方も何か薄っぺらで表面的なんだよね。
所詮はセバスチャンとか、祖母の影響とか、いかにも外人が納得しそうな精神分析的なやつでさ。
そんなことはすでに三島自身が全て仮面の告白で自己分析したことだから、たいしたことないの。
外人の三島認識の中には、三島の文芸部の友人(東文彦)や三谷との文通、早世した妹のこと、
特攻隊に憧れたことなんか全く無視してるからね。
薔薇刑のカメラマンも、映画の緒方拳は実際の三島さんと全然違うと言ってるし。

283 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/31(日) 23:30:34.88 ID:wSSd0vo80.net
どっちかというと、若松の映画の方が、まだ実際の三島像に近いと思う。山口ニ矢やニ・ニ六事件の
三島への影響も視野に入れてたしね。
やや暗い感じの三島像だけど、楯の会のことはよく調べてる感じがした。
やっぱり同じ日本人の感覚や歴史的認識や時代感覚が欠けている外国人が作った映画は、何かが足りない感じ。
映画ミシマは、三島の小説だけを過大視して、逆にまるで美の大芸術家か超人視して人間離れして描きすぎてると思う。
たぶん不道徳教育講座なんか読んでないから、外国人はああいう大袈裟なミシマになっちゃうんだよ。

284 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/31(日) 23:43:13.03 ID:wSSd0vo80.net
>>264
ほとんどの人が楯の会の制服を捨てた、なんて話、聞いたことないんだけど。
勝手な作り話や妄想で決めつけるのはやめて下さいな。

285 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/31(日) 23:51:12.63 ID:wSSd0vo80.net
確か、楯の会関連の読んだ本には、解散のときに三島夫人が制服を回収したとあったしね。
「捨てた」とか「隠した」とか、よくそんなデマカセ言ってまで、自分の意見を正当化しようとして呆れるよ(笑)

286 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/01(月) 01:22:52.04 ID:KZ246Ino0.net
>>280
だから切腹することについては政治的要素、動機はないって言ってるんだ。
あるのは言い訳であり、舞台装置。
逆に切腹することに政治的な動機、イデオロギーがあったというなら、それを言ってもらいたいね。
言い古されたことじゃなくなるほどって膝うつような意見がでるのを期待したいって気もあるんだけどな。
わからないけどあると思うってんでもいいけど、そんなことは聞き飽きた。
>>282
緒形拳によってあの映画はギャグにもなってしまったんだ。
緒形版からっ風野郎のポスターが出た時には腹抱えた。
あれ出しただけでもシュレイダーは天才かも?少なくともお笑いのセンスはあるな。

外人の三島の見方って何だよ?
そんなひとくくりにすること自体も、「表面的」じゃん。
三島が小説で自己分析したことは大したことじゃないってのもわからんな。
自分だけが見つけた(つもりになってる)要素を自慢したいみたいだな。
映画「MISHIMA」は小説だけ過大視してるわけじゃなく、>>282で自分で言ってることも加味されてるんだが。
重要視することじゃないらしいが。
まあ少なくとも、シュレイダーの解釈以上にオレにしっくりくるものはまだないんだわ。
シュレイダーのが完璧ってわけじゃないよ。オレの線に一応合うって意味でだ。

287 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/01(月) 01:58:15.58 ID:paaY/Fes0.net
みなさん、あとは→コイツ>>286のボコり、よろしくお願いします。
しょうもなさすぎです。

288 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/01(月) 02:09:48.29 ID:paaY/Fes0.net
>>286
>逆に切腹することに政治的な動機、イデオロギーがあったというなら、それを言ってもらいたいね。
>言い古されたことじゃなくなるほどって膝うつような意見がでるのを期待したいって気もあるんだけどな。

おめえがヒザ打てる立場なわけねえだろ・・・

「言ってもらいたいね」だと?
檄って・・知ってるか・・・

ハゲこら・・・

289 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/01(月) 09:33:03.24 ID:/qTKCVWW0.net
>>286
シュレイダーの映画に、東文彦や三谷信や妹のことなんか全く描かれてないませんよ。
あんなもので納得するのは、三島の作品の一面しか見てない人だけ。

290 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/01(月) 09:40:20.64 ID:/qTKCVWW0.net
>>286
切腹っていうのは、日本の伝統的な死に方だからだよ。三島の身意識や、世の中に対する批判形式にも合っていたから必然的にああなるに決まっているでしょう。
焼身自殺じゃ、部屋まで火事になって迷惑かかるしね。
納得させろというけど、じゃあ、あなたは西郷隆盛の切腹を正統的理論的に説明できるの?

291 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/01(月) 09:49:52.54 ID:/qTKCVWW0.net
三島の切腹っていうのは、その衝撃的な意味合いだけでも政治的なメッセージになるから、政治的なものでもあるわけ。
それをいくらイデオロギーじゃないと言ったところで、その行動自体が、ある意味言葉を超えたメッセージなんだよ。
それがわからない人は、三島の美意識やエロスも文学も所詮はよく解ってないんだよ。
三島の美意識も外人的な精神分析的な視点でしか見れない馬鹿。

292 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/01(月) 19:34:30.17 ID:U6QveO0di.net
>>286
>逆に切腹することに政治的な動機、イデオロギーがあったというなら、
>それを言ってもらいたいね。
>そんなことは聞き飽きた。

この世で蚊よりも存在感の薄いお前が聞き飽きたから、
それが何だっていうんだ?
おいこのハゲちらし。

「聞き飽きた」と「解決した」とは違うんだよ。
お前は解決しなければならない。
でないと三島の自決行為を否定はできない。
質問はするな。お前が主張をすればそれでいい。
お前の文学で、いまここで、三島自決を否定してみろ。
お前はそれ以外の目的でここにいる必要性はないと、みずから
言っているんだ。

さ、お前の手で決着をつけてくれ。

293 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/01(月) 22:04:11.76 ID:E5AvDmtUO.net
ある晩、事件の年の春頃でしたか、伜(三島由紀夫)は茶の間で、
「日本は変なことになりますよ。ある日突然米国は日本の頭越しに中国に接触しますよ、
日本はその谷間の底から上を見上げてわずかに話し合いを盗み聞きできるにとどまるでしょう。
わが友台湾はもはやたのむにたらずと、どこかに行ってしまうでしょう」と申しました。
これを後で伜のある先輩に話しますと自分もあなたよりずーっと早い四十三年の春に、
銀座で食事中にまったく同じ予言を聞かされたものです、と驚いておりました。

平岡梓「伜・三島由紀夫」より

294 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/02(火) 12:54:52.03 ID:+08P63Nxi.net
三島の敗戦後25年目における自決というのは、生まれた人間が
25歳になるのを観察した結論のようにも思えるな。
左翼学生運動と三島の活動は関係しているし、どこかで後押ししたい
気分も持っていたようだが、25年生きてみて外界を覚って
しまったように思える。
25歳まで観察すれば、26歳以降はだいたい予想がつくと。

295 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/03(水) 11:04:05.10 ID:t7QZNBaF0.net
彼はなんで拡声器も持たず演説してしまったんだろうか…。
ヒトラーに触れてカリスマについても語っていたから余計に謎。
単純に考えが甘かっただけとは思えないし…

296 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/03(水) 20:42:59.94 ID:G5X+6s/v0.net
>>295
神風連の思想を踏襲する意味合いがあったようです。
文明の利器を使わずに肉声で訴えることに意義があると考えたのだと思います。

297 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/07(日) 00:54:41.85 ID:51sshqk60.net
保守

298 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/10(水) 19:32:03.84 ID:gurnfucn0.net
Q――あの戦争をどう呼ぶのが適切だと思ふか。
三島:大東亜戦争でいいぢやないか。歴史的事実なんだから。
太平洋戦争といふ人もあるが、私はゼッタイとらないね。日本の歴史にとつては大東亜戦争だよ。
戦争の名前くらゐ自分の国がつけたものを使つていいぢやないか。

Q――あの戦争をどう意味づけてゐるか。
三島:あの戦争の評価は、百年たたないとできないね。
いま侵略戦争だつたとかなんとかガチャガチャいつてもどうにもならん。

三島由紀夫「大東亜戦争か 太平洋戦争か――歴史的事実なんだ」より

299 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/13(土) 22:16:34.31 ID:qolEgj400.net
>>298
逃げてるなあ、と思う。三島が嫌いであろう近衛文麿も遺書で百年云々って言ってたな。
同時代の人間が評価できんものを百年後の人間が評価できるのかな。

大陸への侵略を繰り返してにっちもさっちもいかなくなった末での
出口を求めての更なる侵略。アジア解放なんて考えてなかったんだから。後付理論。

300 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/13(土) 22:42:51.22 ID:sNm85hVIO.net
>>299
その当時の日本は人口が多くて、食糧難の問題をかかえてたから満州開拓は死活問題でしょう。
そう簡単に悪いことだったかのように、決めつけるのは変。欧米人の侵略行為に比べたら、
かなり平和的な侵略でしょう。アメリカだって満州利権に日本と一緒に乗じようとしてたし、
当初は国際的に認められてたことでしょう。
それを日本が拒否して出来なくなったもんだから結局日本を叩いただけの話でしょ。
あんたみたいに戦後GHQ目線で断罪しても意味ないよ。

301 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/13(土) 23:41:56.86 ID:qolEgj400.net
>>300
「食糧難を解決しようとした」(かなり怪しい理由だけどね)結果

「戦死者の7割は実は餓死」なんて
「大東亜戦争」に至るんだからお粗末なものだよ。

なんで他ならぬ俺たち国民の父祖を虫けら、石ころのように扱った
指導者連中を庇うのが「右翼・愛国」になるんだろうなあ。

その関東軍の板垣や石原は奉天の遊郭で毎晩毎晩機密費使って豪遊していたんだが。
関東軍の逸話を扱った大抵の書物に書いてることだよ。

戦後68年目で「戦後GHQ理論」なら百年後の評価なんかはどうなってるんだ。

302 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/13(土) 23:52:26.71 ID:qolEgj400.net
>>300

人口が多いのが理由なら
中国なんか人口密度至って希薄だったチベットを侵略しても
立派な大義名分立つな。

誤解無いように言うが、俺は中国共産党大嫌いだよ。
チベットは再独立する権利がある。

でも侵略をなんやかやと理屈付けて肯定するってのは
全部自国や親近感を持てる国に跳ね返ってくる。

303 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/14(日) 09:25:45.57 ID:m5mDeSTRO.net
中国は人口密度が低いから、日本の当時の人口過密問題や食糧難とは根本的に違います。

304 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/14(日) 09:31:54.15 ID:m5mDeSTRO.net
それに、中国がチベットを侵略してるのは別に食糧難や人口問題じゃないしね。
現在の全然違う例を持ってきて、昔の日本を批判すること自体が的外れです。
軍人の一部が贅沢していようが、大半は飢えていたんだから、石原がどうとか言う話も大局とは関係ないよ。

305 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/14(日) 09:32:56.18 ID:KnSWfcAO0.net
大体昭和七、八年の日本では東北地方で飢饉状態がありまして、一粒のお米を食べることもできずどんぐりを
食べたような時代がございます。(中略)戦前の日本では人口問題がいつも心配の種でございまして、
この小さい領土にこんな大勢の人間がいたら明日食う御飯がないのじゃないか、何とか満州をとって、あそこで
小麦や何かをつくって日本に入れなければ大変だと、すべての人が未来への不安に怯え、現状ではいかんのだ、
何とか現状をいいほうに改革して、そこで日本を革新していかなきゃならんという気持を持っておりました。
左の考えの人もおりました。右の考えの人もおりました。そういう形で働き、努力し、あがきしてきたのが
日本でありました。

三島由紀夫「国家革新の原理――学生とのティーチ・イン その三」より

306 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/14(日) 10:19:05.10 ID:+dGyKU8Y0.net
当時の日本の食糧難は富の分配機能の問題だが。
国内生産と輸入分で日本人が飢えずに済むだけの食糧は確保できてた。
食糧が無かったんじゃなく、買えなかっただけ。
貧困層を放置していたのが原因だよ。

大体、満州開拓ったって、新規開拓はほとんど軌道に乗らず、既存農地の収奪だったのが現実。
内政改革という面倒な事をするより、よそから奪ってくれば良いと言う、お粗末な発想。

307 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/14(日) 11:46:51.70 ID:m5mDeSTRO.net
>>306
三島由紀夫の言うように飢饉があったのは事実。
富の分配以前に、全国民に分配できる食糧もなく、将来的な食糧難不安もあったのも事実。
現代の満ち足りた時代感覚から断罪するあんたの後付けの頭の中だけの空想よりも、
その時代を知ってる三島由紀夫の証言の方が正しい。

308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/15(月) 18:11:16.59 ID:HPHWEXyZ0.net
>>305
三島って政治語ってたくせに、こんな稚拙な認識しか持って無かったのか・・・。
あきれた。
食糧が無いから外国で収奪しろってガキそのままじゃないか。

>>307
三島の言葉を読む限り、三島は国際政治ってものを何も理解して無いとしか思えない。
>>306氏の指摘は至って真っ当なもの。

309 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/15(月) 18:14:54.29 ID:HPHWEXyZ0.net
だいたい、「国民は飢えている!」と叫んで
それを理由に事を起こそうとする連中当人が
毎晩毎晩税金で豪遊ってのに何も疑問を感じないってのが狂ってる。
どれだけ自虐なんだよ。まさに本当の自虐。国民としての自立した意識も何も無い。

310 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/16(火) 12:09:47.18 ID:TzYZ6aSZ0.net
自演してまで自分の意見を正当化するバカの言うことより、三島由紀夫の言うことの方が正しい。

311 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/16(火) 12:21:16.87 ID:TzYZ6aSZ0.net
>>308
国際政治を全く理解してないのはあなたでしょう。
当時の国際政治では日本の満州開拓や韓国併合は正当なものでした。
満州利権にアメリカがありつけなかったから、後からいちゃもんを付けられだけの話。
国際政治なんてものは所詮は各国の利害関係ってだけ。
そんなことも解らないあなたこそ甘い夢みてるアホといえよう。
だいたい欧米諸国の侵略の歴史を見ればわかること。
インディアンを侵略した強盗国家のアメリカが、偉そうに言えますか?

312 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/16(火) 22:17:00.25 ID:K7CiaYVO0.net
>>311
朝鮮はともかく、満州はアウトだよ。
日本の権益は関東州と満鉄付属地しかなかったんだから。
権利の無い土地を勝手に開拓などできはしない。
だから、奪い取ろうと起こしたのが満州事変だったが、
そのような軍事力による占領拡大は、一次大戦後の国際合意で禁止されていた。

313 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/17(水) 12:19:28.76 ID:jWbipxFQO.net
国際合意とは何ですか?
そんなものが本当にあるのならば、何故に北方領土や竹島を日本から奪ったままに放置しているのやら。
国際合意だの国際基準なんてものは、所詮は欧米諸国の利害関係によってどうにでも改ざん可能なもんでしょう。
歴史板にそんなものを正しい客観的なルールだと思ってる甘いバカがいることに驚いたわ。

314 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/17(水) 21:12:10.68 ID:Bb9Vf3SG0.net
>>313
つまる所「勝てば官軍」って言いたいのかなあ。
ならばそれこそ日本は一切何もいえなくなるぞ。
俺はそんなの嫌だから国際法、国際合意を重んじるけどね。

ああまで無惨にもろに武力で敗北したんだからな。
「大東亜戦争肯定論」なんか負け犬の見苦しい遠吠えに過ぎんでしょ。

315 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/17(水) 21:53:27.91 ID:Bb9Vf3SG0.net
力こそ正義なんだ、と言いながら敗者の言い訳を
国際法のつまみ食いで何十年もやり続けているのはやはり見苦しいよ。

316 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/17(水) 22:01:37.71 ID:Bb9Vf3SG0.net
米軍の無差別空襲や原爆投下を批判するには結局、
ここで馬鹿している人もいるけど
「正しい客観的ルール」に頼るしかないんだよ。

それさえ否定したら「敗者が何をぬかす」で終わりだ。
ましてや大日本帝国は開戦詔書でもわかるように国際法をまともに遵守しようとしなかったしな。

317 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/17(水) 22:03:22.13 ID:Bb9Vf3SG0.net
明治以来の各開戦詔書であった国際法の尊重が「大東亜戦争」の開戦詔書では
きれいに意図的に削除されている。あれは痛かった。

318 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/17(水) 23:00:20.64 ID:jWbipxFQO.net
>>314
勝てば官軍ルールを押し付けているのは、あなたの方でしょう。あなたの主張していることは、
すべて官軍の言い分ですよ。自分じゃ気がついてないのか知らないけど。

アメリカの原爆投下なんかちっとも国際的に追求されてませんけどね。官軍は責任追求されない典型例です。
そいつらが日本だけ悪玉みたいに過剰にでっちあげたわけでしょう。

319 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/19(金) 18:16:26.83 ID:Q1FRqh470.net
>>313
> 国際合意とは何ですか?
ベルサイユ条約、不戦条約、九カ国条約、四カ国条約など。
いずれも日本が調印批准している国際条約。

>そんなものが本当にあるのならば、何故に北方領土や竹島を
>日本から奪ったままに放置しているのやら。
秩序破りのペナルティ。
さらに理想を求めた秩序が破壊されたため、より現実に妥協した体制になったのだが、その際の取りこぼし。

>国際合意だの国際基準なんてものは、所詮は欧米諸国の利害関係によってどうにでも改ざん可能なもんでしょう
日本は欧米諸国=列強と同類だった。
列強の論理で朝鮮台湾南樺太を得、大陸にも権益を確保した。国際連盟常任理事国の地位も得ている。
その日本に対して改ざんされたと言うなら証明してくれ。
ちなみに、イタリア、ドイツはれっきとした欧州国家だが、国際合意違反として批判され、宣戦されている。
欧州国家にもちゃんと適用されている。

>原爆投下なんかちっとも国際的に追求されてませんけどね
そりゃ、追求の仕様が無いからだが。
侵略国家の継戦能力を奪うための自衛措置の一環なんだから。

>官軍は責任追求されない典型例です。
官軍ってのは大義名分を持った軍だからね。大義名分に基づく行動が正当化されるのはおかしくないが。
大義名分が勝者について回るというのは一面の真実だが、勝者には常に大義名分が無いと言う事にもならない。
あの戦争において大義名分は連合国側にあった。
日本にどんな言い分があろうと、自作自演の攻撃をでっち上げ、濡れ衣を着せて自衛だとうそぶいた時点で、説得力を失っている。

320 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/19(金) 22:09:23.61 ID:fNAR6jh40.net
>>319
どんな理由があろうと原爆投下なんかは、国際的に許されない行為です。
それを正当化している時点であなたの言うことは全て連合国よりの片寄ったものです。

竹島や北方領土もペナルティという一言で言うのも詭弁です。
そんなドサクサ紛れのめちゃめちゃなルールが国際基準だとしたら、
そんなもの客観的でもなんでもないわ。

321 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/19(金) 22:15:50.51 ID:fNAR6jh40.net
国際基準、国際協定だの言いながら、大量破壊兵器も実際はなかったのに
イラク攻撃したアメリカが何故国際的に何の責任もなされないのでしょうかね。
同じ核保有でもイスラエルだけは許しているのは、国際基準的にはおかしいしね。

322 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/19(金) 22:47:25.78 ID:IVC0RvXH0.net
能登半島で拉致事件が発生した時、石川県警が拉致現場
に駆け付けるのを、遠くから自衛隊が見ていた。
 当然、県警が拉致犯を取り押さえるものと思った自衛隊は、驚くべき光景を
目の当たりにする。
 当時、浜辺にはアベックが数組散歩をしていたが、県警はそうしたアベック
が拉致現場に近づかないように(目撃されないように)排除したのである。
 そして、 拉致は成功する。
 これは拉致を防止するのとは逆の行為であり、むしろ拉致を支援する行為で
あった。
 この光景を目の当たりにした当時の自衛隊の調査隊の幹部は、涙ながらに
三島に訴えたのだった。
 そして、怒りに燃えた三島は保利官房長官に事実の確認を行っている。
今も、この国のトップは、日本を滅ぼすために存在しているんだよ

ユダヤによって暗殺されることを知った三島は、切腹によって大和魂を示し
金と暗殺で他国支配する輩を震え上がらせ、ハリウッドでは映画化

外国メディアのインタビューを受ける三島 ↓
http://www.youtube.com/watch?v=hkM_1LX4hDI

323 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/03(金) 16:42:09.79 ID:5u2T2C/H0.net
三島は「本気だった」と呉智英は評価しているけど
政治的行動を起こしておきながら、それが歴史を動かすと信じていなかった時点で
実は三島はやはり本気ではなかったんだよな。

遠藤周作みたいに老いと最後まで向き合う勇気を持てなかったんだな。
虚構の若さ、美しさにしがみついて美しく死にたいと人生の現実から逃げた。

324 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/04(土) 23:18:32.51 ID:SOgpanwYO.net
>>323
歴史を動かせると信じてなかったと、何故あなたに解るんだよ。

自分が死んだ後に、何かが動くかもしれないと信じていたから、やったのかもしれないでしょう。

325 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/14(日) NY:AN:NY.AN ID:ItIyGb1M0.net
.

708 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/03(水) NY:AN:NY.AN ID:SnyRwFiT
市ヶ谷自衛隊総監部で三島由紀夫の介錯した後に
自らも切腹し果てた楯の会・森田必勝(22)の
同棲相手(許婚)は”やる気、元気”の井脇ノブ子
三島由紀夫は決行2日前に”楯の会”会員4人(森田必勝、小賀正義、
小川正洋、古賀浩靖)とパレスホテルで最終打ち合わせをした。
三島「森田、お前は生きろ。お前は恋人がいるそうじゃないか」
後の井脇ノブ子である。
今でも井脇は森田必勝の咽喉仏が入ったペンダントを
身につけている。

.

326 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/18(木) NY:AN:NY.AN ID:53uhdaOt0.net
>>325
デマだな。

327 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/02(水) 09:05:15.34 ID:+3+Xx0Zs0.net
学徒出陣70周年戦没学徒追悼会のご案内
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
大東亜戦争がいよいよ苛烈を極めてきた昭和18年秋全国の青年学徒が祖国の危急を救わんとペンを捨てて剣をとり戦場へ赴きました。
その学徒出陣から満70周年を迎える今年、出陣学徒壮行会が行われた10月21日場所も神宮外苑競技場(現在の国立競技場)において戦没学徒追悼会を開催します。
どなたでも参加できますのでご案内いたします。
            記
日時  平成25年10月21日(月)12:00〜12:30
場所  「出陣学徒壮行の地」碑前
    東京都新宿区霞ヶ丘町10−2
    国立競技場マラソン・ゲート内
    地下鉄・大江戸線「国立競技場」徒歩1分
    JR「千駄ヶ谷」、「信濃町」徒歩5分
内容  黙祷、献花、追悼挨拶など
主催  海軍第14期飛行予備学生の会
    早稲田大学出陣学徒の会
    慶應義塾戦没者追悼会
    その他各大学OB有志
連絡先 実行委員会代表
    玉川博己 (弊会代表幹事)
    E-mail tamagawa@mishima.xii.jp

328 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/20(日) 19:47:20.41 ID:aTl3R8qJ0.net
ホモが一人前の男を語るとは笑わせる

329 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/21(月) 01:16:07.52 ID:P2H+4Z2mO.net
三島由紀夫は多母神の活動を支援してると霊視インタビューで言ってるよ


三島由紀夫霊が『田母神塾』を読んでみた(その1)
http://inside-silvercord.blogspot.jp/2010/01/1.html


田母神氏の提唱するこの条項は、曖昧でとても危険な表現であると言える。
彼が言わんとする事は理解できるのだが、必ずしも心ある人間が法を用いる訳ではない事を理解しておく必要がある。
第一項にある“正義”と言う曖昧で不確かな表現は避けるべきであると考える。
“正義”と言うものは、主観により180度変化するものであるからだ。
十人居れば、十通りの正義が存在するのである。

330 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/30(水) 09:18:25.65 ID:4iq5Xg7X0.net
三島由紀夫の霊界通信!
80年代(映画MISHIMAが作られた頃)に結構流行ったことがあるよ。

331 :井戸魔神F ◆wzcCopc8WQ :2013/11/23(土) 23:51:14.44 ID:g2MHU+3o0.net
>>322
それが事実だとしたら「切腹してくれてラッキーw」って思われたんじゃないか?
暗殺されるまでの時間全てを真実を伝えることに費やした方がよかったと思うけど

332 :婆娑羅 ◆mB5vjmJqME :2013/12/27(金) 10:23:36.91 ID:7clkUmmK0.net
三島由紀夫が、何故、自衛隊に乱入して 割腹したか?
スライド110枚にまとめて公開してみました。
science-basara.com/column/imperial-family/

私の理解に間違いがないか、ここで教えていただけないでしょうか?

333 :婆娑羅 ◆mB5vjmJqME :2013/12/27(金) 10:26:59.69 ID:7clkUmmK0.net
明治維新で、孝明天皇親子が暗殺され、北朝の血統が
理不尽に絶え、南朝末裔を自称する大室何某が皇室に入った
理不尽が、226事件を起こし、それに共鳴して三島由紀夫が
自衛隊に決起参加を呼びかけたが、失敗して切腹したのが
三島由紀夫事件の真相では?

science-basara.com/column/imperial-family/

334 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/12/27(金) 10:34:13.04 ID:vcePupMV0.net
>>333

三宮のサイエンスバーバサラさんだろ、あんた。

他のスレにも書いたけど、あんたのスライドは、単なるこじつけだよ。
そういう架空の「歴史の裏側」ストーリーが大好きな人って珍しくない。

あんた、自分の元妻がクローン人間とすり替えられた、とか
自分はCIAに監視されてる、とか主張してるらしいじゃないか。

そういう人間がトンデモ陰謀論を持ち出しても、誰も相手にしない。

335 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/06(月) 15:33:46.06 ID:aZDQEuYk0.net
三島由紀夫が愛人と情死を遂げたあの事件の話題か?

当時は風俗奇譚などの雑誌にも、よく切腹マニアのマゾ連中関聨記事が載っていたのう!

336 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/11(土) 09:11:06.00 ID:CWIt48VW0.net
当時の週刊誌にはスペルマを検出。直腸と胃、二通り報道されていたが
どっちが真実だ?

337 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/12(日) 15:06:40.58 ID:pzo7/6zO0.net
尺八をして複数者の精液を飲んでいたのだろう。
なにしろ三島由紀夫のことだから。
間違い無い。

338 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/15(水) 21:26:59.94 ID:yYkpJtjC0.net
近代人なのだから、自らの死の動機について色々と
もっともらしいことが言われるのは覚悟の上だろう。
彼は武人として死にたかった。
ただそれだけで、それ以上でもそれ以下でもない。

339 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/25(土) 00:50:37.15 ID:c55zI0520.net
神戸サイエンスバー・バ○ラ クチコミ・口コミ・レビュー・評判(2)

神戸サイエンスバーバ○ラ店主の正体は、
以前秋田に在住し、大学教員をやっていた、あのキチガイ植■徹だ。

精神分裂病の妄想が悪化して、授業中に妄想を次々と語り、授業続行が不能になった。
自分の妻子に対して「お前らはニセモノだ。クローン人間が成りすましている。」と言い、
暴力をふるって警察沙汰になった。妻子は植■徹の前から姿を消し、警察に保護されたのだ。
勤務先の大学においては、「自分以外の教職員が全員で殺人を行っている。」と騒ぎ、
毎日2ちゃんねるの多数のスレにマルチコピペの実名攻撃を繰り返した。
また、学生が自分を監視していると勘違いし、その学生の就職先に対して、
その学生の就職内定を取り消せと圧力をかけ、学生の就職先と実名を2ちゃんに書き込み、
誹謗中傷を繰り返した。

その犯罪性を指摘されると、私には彼らが犯罪をしていると確信する根拠がある、
と言い放ち(しかし根拠は妄想と推測を重ねた単なるデッチ上げ)、
最後まで犯罪行為をやめなかった。

しかし、そのような過去の行為が現在の自分に都合悪くなると、
「記憶にありません」「成りすましがやりました」「意味不明です」ととぼけまくる。
最低のオッサンだ。

なお、植■徹に髪の毛を引き抜かれたり服を引きちぎられたり殴られたりした元妻は、
家庭内暴力で植田を訴え、裁判で慰謝料を1250万を勝ち取った。

植■はその後、再婚相手を求めて三宮のガールズバーをうろうろしていたが、
自分でガールズバーを経営した方が手っ取り早いと思って開業し、
あまりの異常さに女子従業員がみんな逃げてしまい、
バ○ラ店主だけが残された。今は「サイエンスバー」と名乗って営業中。

340 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/03/10(月) 13:14:53.90 ID:oAoek/wg0.net
宗教から文学、歴史、政治経済まであらゆる情報の宝庫!

本日の講義は「大日本帝国は生きている 三島由紀夫」です。

天才・三島由紀夫は「ヒトラーは輪廻転生を信じている」と見抜いていた?

http://blog.livedoor.jp/nakasugi_h/

341 :佐藤 歩:2014/03/11(火) 09:05:22.20 ID:6/tr/o2T0.net
祭りが始まりました!
http://ul.lc/3ne5

342 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/03/16(日) 10:56:55.20 ID:697qzHX30.net
優秀な文学者であった事実は認めるけども、
人間的には、反吐が出るほどのナルシスト

343 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/07/24(木) 22:18:11.63 ID:qL5ctRum0.net
    
    

344 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/07/26(土) 16:37:37.99 ID:6rMnFh3P0.net
    


kogaさんについての記事ですね
http://plaza.rakuten.co.jp/tylerdurden/diary/201304090000/

    

345 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/07/27(日) 21:16:38.69 ID:oNim7DEi0.net
こんな壮絶に死んだ文学者、哲学者って他にいる?

346 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/07/27(日) 21:53:17.02 ID:bcCSLM/H0.net
近代以降、戦死したり殺されたりした文学者や哲学者はいると思うが
自害して首を切らせたのは知らない。

347 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/07/28(月) 16:21:46.72 ID:8bGDe+tX0.net
やっぱいないよな
この人とベトナムのティック・クアン・ドックはすごいと思うわ

348 : ↓ 三島由紀夫の最期の絶叫    :2014/07/29(火) 14:31:37.21 ID:Kr0di1Sh0.net
  

自衛官に、このような状況で話すのは悲しい・・・・・・・
なぜならば、私は自衛隊というものに、この日本の(聴取不能)と思ったからだ。

そもそも日本は、経済的繁栄にうつつを抜かして、すでに精神的空白状態に陥って、政治はただ謀略・自己保身だけ!
そこに出てくる体制は、何者に歪められたんだ!

そこで、それは日本でだ、ただ一つ日本人の魂を持っているのが自衛隊であるべきだ。
われわれは自衛隊に対して、日本人の根底に(聴取不能)・・・・・・・・

しかるにだ、われわれは自衛隊というものに(バカヤロー、やめろ)・・・・・・・・

静聴しろ、静聴!  静聴せい!

自衛隊には、日本の国軍たるべき裏に、日本の大本を正すということはないぞ、ということを、われわれが感じたからだ。

それは、日本の根本が歪んでるんだ!
日本の根本の歪みに気がつかない。
それからだ、この日本の歪みを正すのが自衛隊だ、それはいかなる手段においてだ!  静聴せーい!

そのためにわれわれは、自衛隊に教えを乞うたんだ!

(罵声が激しくなる) 

静聴せいと言ってるのが分からんのか! 静聴せい!  (英雄気取りになるんじゃないぞ)

しかるにだ、去年の10月の21日には何が起こったか。
去年の10月21日には、新宿で反戦デーのデモが行われて、これは完全に警察力で制圧されたんだ!
おれはあれを見た日に、それはいかんぞ、これで憲法は改正されない、と慨嘆したんだ!
(それがどうした!) 
なぜか? それを言おう、なぜか?
それはだ、自民党というものがだ、自民党というものが、警察力でもって、いかなるデモも鎮圧できる、という自信を持ったからだ。
(110番だ、110番・・・・・) 
治安出動は要らなくなったんだ! 少なくとも要らなくなったんだ!
少なくとも要らなくなったのが、すなわち、憲法改正は不可能になったんだ!
分かるか、この理屈が!  (分かんない、分かんない)

諸君は、去年の10・21からあとの、
諸君は、去年の10・21からあとだ
もはや、憲法を守る軍隊になってしまったんだよ!

自衛隊が20年間、血と涙で待った憲法改正ってものの機会は無いんだよ!
もうそれは、政治的プログラムから外されたんだ!  ついに外されたんだ、それは
どうしてそれに気がついてくれなかったんだ!
去年の10・21から1年間、俺は自衛隊が怒るのを待ってた!
もうこれで憲法改正のチャンスは無い!  自衛隊が国軍になる日は無い!  建軍の本義は無い!
それを私は最も嘆いていたんだ!

自衛隊にとって、建軍の本義とはなんだ!
日本を守ること!  日本を守るとはなんだ!
日本を守るとは、天皇を中心とする歴史と文化の伝統を守ることである・・・・・・・

(さらに罵声・野次が激しく)
おまえら聴けぇ! 聴けぇ!   静かにせい、静聴せい!   話を聴けぇ!
男一匹が、命を懸けて諸君に訴えてるんだぞ!

いいか!  いいか!
 

349 :↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ :2014/07/29(火) 14:40:07.09 ID:Kr0di1Sh0.net
 

それがだ、いま日本人がだ、ここでもって立ち上がらなければ、
自衛隊が立ち上がらなきゃ憲法改正ってものは無いんだよ!
諸君は永久にだねえ、ただ アメリカの軍隊になってしまうんだぞ! 
(バカヤロー!)
諸君の任務というものを説明する
・・・・・・・・ アメリカからしか来ないんだ!
シビリアン・コントロール・・・・・・・・
シビリアン・コントロールに毒されてんだ!
シビリアン・コントロールというのはだな、新憲法下でこらえるのが、シビリアン・コントロールじゃないぞ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・
そこでだ、俺は4年待ったんだよ、俺は4年待ったんだ、自衛隊が立ち上がる日を!
そうした自衛隊の・・・・・・・・
最後の30分に、
最後の30分に・・・・・・待ってるんだよ!

諸君は武士だろう!
諸君は武士だろう!
武士ならばだ、
自分を否定する憲法を、どうして守るんだ!

どうして自分を否定する憲法にだね、
自分らを否定する憲法というものにペコペコするんだ!
(大声の笑い)
これがある限り、諸君てものは永久に救われんのだぞ!

諸君は永久にだね、今の憲法は政治的謀略に諸君が合憲の如く装っている。
自衛隊は違憲なんだよ!
自衛隊は違憲なんだ!
貴様たちも違憲だ!

憲法というものは、ついに自衛隊というものは、
憲法を守る軍隊になったのだということに、どうして気がつかんのだ!
(降りてこい、降りてこい)
どうしてそこに諸君は気がつかんのだ!
    
俺は諸君がそれを断つ日を、待ちに待ったんだ!
諸君はその中でも、ただ小さい根性ばっかりに惑わされて、
本当に日本のために立ち上がるときは無いんだ!
(そのために我々の総監を傷つけたのは、どういうわけだ!)
抵抗したからだ!  (抵抗とは何だ!)
憲法のために、日本を骨なしにした憲法に従ってきたということを知らないのか!
 

350 :↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ :2014/07/29(火) 14:46:29.72 ID:Kr0di1Sh0.net
 

諸君の中に、一人でも俺と一緒に立つ奴はいないのか?

( バカヤロー!、そんなのいるもんか!、てめえそれでも男か!、降りてこい! )

一人もいないんだな?

よし!
武というものはだ、
刀というものはなんだ、
自分の使命に対して・・・・・
という言葉だ 

それでも武士かぁ!
それでも武士か!

まだ諸君は憲法改正のために立ち上がらないと、見極めがついた!
これで、俺の自衛隊に対する夢は無くなったんだ!


それでは、ここで、俺は 天皇陛下万歳を叫ぶ
(おい、降りろ!)

天皇陛下万歳!  天皇陛下万歳!  天皇陛下万歳!




___________________________________________


(    )は、自衛官の野次・罵声・怒号
                                        
 

351 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/07/29(火) 22:39:19.22 ID:aNtg6tfL0.net
近代ゴリラ

352 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/08/04(月) 03:33:00.97 ID:aYHjN3pD0.net
意 も んヽ、  _,,._,,.....、、..、、、,,_     ヽ             | で
外 う ?  Y゙´         .},     ヽ           |
に か    |       ,.ァぃぐ       lヽ、            | 出
早 い    !   ァ')'゙⌒´  'リヽ,      |    /         ! そ
い ?   {   ヾ、  ,.、=ニテ‐゙レ     l   |       | う
ん      |.     〉 '" /{!  .\      〉  |       / | :
だ.    ../,r‐-、  /     ̄´     `i.  /ミlii;y′     / ヽ_/
な     / | !`ト,jィ .`、       - 人 ./;jl髭'      /      /
``Y゙l ̄   ヽ, ぃ.ヘ, リ         _ス Y゙^'>y゙     _,/     /
   ヾ    ヽ,_`{'′       ゞ、_)'゙ / /    _/"     .f゙
    }    ル゙ ``ヽ        ,イ{ f゙  /    /
.    |  ;ル′    `‐、_      | | ! ./   /

   三島由紀夫                森田

353 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/08/10(日) 23:28:13.63 ID:Rifn0PfJ0.net
    


kogaさんについての記事ですね
http://plaza.rakuten.co.jp/tylerdurden/diary/201304090000/
http://blog-imgs-42.fc2.com/h/a/t/hatajinan/2012021111391736f.jpg
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-371.html


    

354 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/26(金) 08:02:42.33 ID:g/jKADCs0.net
それでも武士か、ってアホすぎる。
みんな百姓だっつうの。

355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/26(金) 21:07:28.99 ID:OY9BUVY00.net
三島自身、父方の平岡家は播州の百姓。
女系で水戸徳川家の血が軽く入ってるが。

356 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/27(土) 07:32:22.37 ID:tthFMpNg0.net
一民間人の呼びかけに応じて立場、持ち場を離れちゃう軍人、兵隊がいるわけがない。
いくらなんでも自衛隊を馬鹿にしすぎ。
そんなことは三島もわかってやってる。お粗末な茶番だ。
自分が腹を切る理由を拵えるのに、どうしてこんなトンチンカンやったのか?

357 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/27(土) 15:25:53.56 ID:3X/wUrKf0.net
>>356
>そんなことは三島もわかってやってる
いや、わかってないからやらかしたんでしょ。
それとも、わかってなかったのがわかったからか。
憲法改正のクーデターを期待してたけど、その可能性が無い事に気付いたけど、
今さら後戻りできなくてやらかした、そんなところじゃないかな。
2.26を夢見てたんでしょうよ。自分が北一輝、西田税の立場で。

358 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/28(日) 15:27:46.71 ID:2Qkvnsk70.net
統帥権干犯…
軍隊の私的流用は昭和陸軍の十八番だもんな。
満州事変然り、2・26然り。
磯部をはじめ、2・26の将校らは大御心は無視。関東軍の日蓮信者・石原莞爾も然り。
三島もそう。天皇はあくまで利用するものであって、大御心なんて関係ない。
似非右翼ってヤツだが、薩長が作った天皇制はそういったもんだからしょうがないか。

359 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/10/02(木) 06:24:15.66 ID:VeHrnUw20.net
>>338
非業の死願望の切腹オタとして死ぬのは恥ずかしいと思ったのか。
今ならば、それも究極のオタクとして絶賛されるだろうになあ。
切腹オタってのも実は聖セバスチャンの磔の代わりなんだよなー。
哀れなのは、三島のオナニーに真面目に付き合っちゃったヤツ。
そういう人たちが、武人三島って持ち上げ続けたいってのはわかるけどさ。

360 :正理会:2014/10/02(木) 11:15:57.06 ID:aXNvNcjq0.net
宗教問題を中心に日本神道、天皇、神話、歴史、民族問題を学ぼう!

「中杉弘のブログ」http://blog.livedoor.jp/nakasugi_h/


創価学会、統一教会、公明党、自民党、共産党、朝鮮人について学ぼう!

「中杉弘の徒然日記」http://ameblo.jp/nakasugi-hiroshi

361 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/04/19(日) 21:04:05.77 ID:gFwXmJTu0.net
>>357
クーデターが成功する可能性なんて考えてないよ
三島由紀夫がそんなことわからないわけがない
むしろ成功したらいかんのだ(まあ絶対成功しない自信はあったろうけど)
クーデター起こして失敗するのが理想、そうじゃなきゃ憧れの2・26にならないし
そして腹切って射精、否、昇天するのを夢精、いや、夢想した

362 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/04/20(月) 02:42:58.46 ID:ByigYbS70.net
楯の会の事務員をやってた松浦よしこさんが、杉並区議会議員にでてますので、よろしく。

363 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/04/21(火) 17:15:54.22 ID:3fPZdB4K0.net
無教養な下っ端自衛官には馬の耳に念仏でしたな

364 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/04/23(木) 09:27:37.45 ID:nc5NPWx40.net
当たり前だ
上官以外の命令を聞くわけがない
聞いたら軍人じゃない
そんなことは三島は百も承知
無知な外野の戯言こそ無教養

365 :正理会:2015/10/19(月) 14:54:37.22 ID:I/7En8RF0.net
宗教から歴史、政治経済、マスコミ問題、社会問題、在日問題まで

あらゆる情報の宝庫!日本人は全員正理会で学びましょう!

http://blog.livedoor.jp/nakasugi_h/

http://ameblo.jp/nakasugi-hiroshi

366 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/10/20(火) 23:18:13.06 ID:3c84tZcf0.net
三島と森田との単なる情死ぢゃあ無かったゼッ!!!



分かったナッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

367 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/10/31(土) 19:27:38.58 ID:dG1nTdXr0.net
三島は神風連の乱や22.6を意識してるんだから
有効性なぞハナから度外視だろ。

自衛隊の山本舜勝との駆け引きでも
既に自衛隊は動かないことは自明だった。
それを承知でやったわけ。

死ぬこと自体に意味や大義(それも虚構だがw)
を見いだしてるわけでさ。

要は死にたいから死んだ。
それに付随する大義やイデオロギーは
全部、三島のアリバイだろ。

368 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/11/10(火) 10:33:09.96 ID:XtoBJpqh0.net
アマゾン社のサイトに、
武光誠・監修の和書
『日本男色物語』
の新しくも正しいレビュウが
掲載されているぞ。
たいへん参考になるから一読の価値あり。

369 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/11/15(日) 21:25:21.09 ID:xmUjYbkL0.net
                   【重大】

       放射能テロ虐殺犯の安倍が、核兵器を密造か!?

三菱商事の核ミサイル担当重役は安倍晋三の実兄、安倍寛信 三菱重工の重役でもあるらしい
これがフクイチで核弾頭ミサイルを製造していた疑惑がある 書けばツイッターで速攻削除されている
https://twitter.com/toka iamada/status/664017453324726272

安倍晋三の兄が関与している三菱重工 核開発疑惑について いくつかツイートしたが、反応がないから変だと思って、自分のタイムラインを調べてみたら、
完全に削除されていた 私のツイートで、安倍政権に都合の悪い情報は速攻削除されている これは驚いた ここまでやるのか
https://twitter.com/toka iamada/status/664016524592574464

先ほど、まだ数分以内に、三菱重工の核開発疑惑について、いくつかツイートしたが、検索しても出てこない 多くの人のタイムラインに出てこない ツイート直後に消されてしまったようだ
https://twitter.com/toka iamada/status/664015521830952960


                   【警告】

          死亡者数、戦時なみの勢いで増加中!!

川崎病の年間患者数、史上最高に 1万5千人を突破、ピーク時を超える 最初の報告は水爆実験後。本当の原因は被曝
震災以降に死亡者数が、第二次大戦に匹敵するほど急増している
厚生労働省によると平成23年から平成25年の累計死亡者数は360万人以上に急増。今の日本は太平洋戦争時の時と同じくらいの勢いで人が亡くなっている
除染袋回収の作業員5人 疲労で動けず、自衛隊など救助  疲労じゃないだろう、被曝障害だろうよ 死んだように眠る人々(写真多数)
http://s.ameblo.jp/kaito000777/entry-12031605335.html

【川島なお美の食べて応援が恐怖すぎる】自宅でも進んで食べて応援
1年後・軽くぶつけただけで肋骨骨折 2年後・眼球から出血は半年に一度 3年後・胆管に腫瘍、血液検査は異状無し 4年後・逝去 夫は片目失明、愛犬もがん
https://twitter.com/2ch_NPP_info/status/648256313571479552

・・・ 今も、原子力緊急事態宣言中… 対策本部長は安倍首相。

370 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/11/15(日) 22:44:56.31 ID:2Ly0/QkL0.net
◆台湾人の顔面


淡褐色、広鼻、突顎、タラコ唇


ラオスっぽいような、ポリネシアっぽいような、

つか、ハノイですね〜

実にハノイ!

https://www.youtube.com/watch?v=5bE6lSX4yK0
http://www.ksnews.com.tw/upload/2014-04-20_20b06004_.jpg
http://static.ettoday.net/images/793/d793043.jpg
http://img.chinatimes.com/newsphoto/2015-05-18/656/20150518003862.jpg
https://anntw-prod.s3.amazonaws.com/assets/images/000/001/732/big/HBL.JPG?1385383160
https://i.ytimg.com/vi/9YL_k_JZ_dI/hqdefault.jpg
http://himg2.huanqiu.com/attachment2010/2012/1018/20121018085315314.jpg
http://www.on9g.com/cn/customavatars/66275.jpg
http://himg2.huanqiu.com/attachment2010/2012/1018/20121018085318471.jpg
http://bibibi.info/w/wp-content/uploads/2012/01/20120108-00000521-san-000-0-view.jpg
http://www.ddzuoye.com/upFiles/infoImg/coll/20131024/OT20131024194715542.jpg
http://news.xinhuanet.com/school/2010-03/04/xinsrc_222030704080396881592.jpg
http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/95/0000035795/99/img6388079azikazj.jpeg
http://www.cgsh.tc.edu.tw/ezfiles/0/1000/pictures/135/part_1782_1498989_22472.jpg

371 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/11/17(火) 00:12:27.55 ID:nEbiNkNI0.net
https://www.youtube.com/watch?v=GrhHux0Uz3c
https://www.youtube.com/watch?v=Uo0nXJplXkM
https://www.youtube.com/watch?v=OTusu9obHIQ
https://www.youtube.com/watch?v=v-cA8LDOyRI

盗撮や家宅不法侵入という性犯罪違法行為で脳内勝利するしかない糞食い白丁
が海外で正当な評価を受ける事は永久に無い。

この弛緩しきったアホ面見ろよwww

三島由紀夫のスレに書込みするのを糞食い白丁細野晴臣が妨害するからこちらに書く

372 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/11/28(土) 15:29:11.81 ID:aMNcurfD0.net
8 :名無しさん@お腹いっぱい。

今日のランチはホテルだったんだけど、
すぐ隣りの席に米良美一が来てやがったゼッ!!!

醜い小人の米良に

長身でイケメンの筋肉美ビルダーの俺、

とんだ好対照だったのサッ!!!!!!!!!

三島由紀夫の『春の雪』にも、こんな対蹠的な侯爵の息子どうしの場面があったよナッ!


閑話休題
もしも、アイツが言い寄って来やがったら、
「俺、真珠は入れて無えぞ」と答えて、峻拒してやるところだったのサッ!!!!



分かったナッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!

373 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/12/04(金) 19:31:00.94 ID:zSWiQIDr0.net
もしも「三島由紀夫が存命ならば、絶賛したであろう」
と謳われる評判の書物がある。
それは、京都大学学術出版会から刊行されている傑作
『西洋古典学事典』
なる大作だ。
高橋睦郎その他の諸氏も、異口同音に称讃しているぞ。

http://www.kyoto-up.or.jp/book.php?isbn=9784876989256


なお、上記の書物が、電子書籍版
『西洋古典学事典アプリ』
として読める。
ヴァージョン・アップされていて、しかも廉価で携帯至便と来ているぞ。

http://www.kyoto-up.or.jp/book.php?id=1993&lang=jp

参考までに

374 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/12/05(土) 18:01:25.23 ID:QGHUlgtu0.net
◆在日中国人


在日中国人(ざいにちちゅうごくじん、日籍華人)は、日本に在住している中国人である。
中華人民共和国または中華民国(台湾)の国籍を有する者は華僑であり、日本国籍を
取得したものは「華人」である。なお、中華民国(台湾)の国籍者は在日台湾人と呼ばれる。
広義には中華人民共和国(香港、マカオを含む)と中華民国(台湾)国籍者を指すが、
狭義には中華人民共和国国籍者のみを指し、中華民国(台湾)国籍者は在日台湾人と
呼ばれることが多い。

独立行政法人統計センターによると、2010年12月末時点では両地域合わせて687,156人が
外国人登録されており、これは565,989人の在日韓国・朝鮮人を超える規模である[1]。
既に2007年8月に人民網が、東京では100人に1人は在日中国人であると伝えている[2]。

2010年12月末の在日中国人の国内分布は東京が最も多く164,201人、次いで横浜を擁する
神奈川が56,095人、以下、大阪府51,056人、埼玉48,419人、愛知47,454人、千葉県45,427人、
兵庫25,585人、福岡県21,936人、茨城15,726人、岐阜県15,340人と続く。
このように在日中国人の居住地は大都市圏に集中しているが、中でも関東南部への集中が
顕著である[3]。

なお、表に表れない非公式な数字を入れると東京には二倍の30万人以上が居住していると
いわれる、[要出典]それほどに中国人の東京への一極集中が顕著である。

日本国籍を取得した在日中国人の数は、平成12年から平成21年の10年間で4万人以上[4]である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%A8%E6%97%A5%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E4%BA%BA

375 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/12/06(日) 14:25:37.76 ID:feItol3B0.net
http://kanae.2ch.net/test/read.cgi/gaysaloon/1447888401/

男性アナウンサー




【スパニュー】榎並大二郎【褐色の弾丸】
http://kanae.2ch.net/test/read.cgi/ana/1418977095/

376 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/12/06(日) 14:32:31.33 ID:feItol3B0.net
三島由紀夫が好きな方々にオススメの作品です。

プルースト、ワイルド、ジッド、ヴェルレーヌ、コクトー、三島由紀夫らに限らず、


アレクサンドロス大王

ユーリウス・カエサル

マールクス・アントーニウス、等々。

歴史上の名だたる英雄は、誰も彼も男色好きだったよ。

そして、
レオナルド・ダ・ヴィンチ
ミケランジェロ
シェイクスピア、etc.の天才たちも揃って男性が好きだった!

作品社より刊行されている名作『図説・ホモセクシャルの世界史』を参照。

http://www.sakuhinsha.com/history/20793.html


必読書ですよ!

377 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/12/07(月) 12:45:35.90 ID:xhscF/h30.net
http://kanae.2ch.net/test/read.cgi/gaysaloon/1438711939/

フジテレビの男性アナウンサー



http://kanae.2ch.net/test/read.cgi/gaysaloon/1447888401/

男性アナウンサー



【スパニュー】榎並大二郎【褐色の弾丸】
http://kanae.2ch.net/test/read.cgi/ana/1418977095/

378 :正理会:2015/12/07(月) 14:50:30.12 ID:jP/Icsqf0.net
正理会・中杉弘博士のブログは毎日更新中!!

今日の講義は「分別・無分別について」「社会科学の問題について」です。

http://blog.livedoor.jp/nakasugi_h/

http://ameblo.jp/nakasugi-hiroshi

379 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/12/08(火) 15:57:50.28 ID:VH3r+eJE0.net
トミーより榎並大二郎のほうがカワイイ身体をしてるゼッ!!!
これだけは間違いネエのサッ!!!!!

http://tamae.2ch.net/test/read.cgi/ana/1418977095/l50

榎並大二郎

http://tamae.2ch.net/test/read.cgi/ana/1418991221/l50

羽鳥慎一アナ

http://tamae.2ch.net/test/read.cgi/gaysaloon/1438711939/l50
フジテレビの男性アナウンサー


http://tamae.2ch.net/test/read.cgi/gaysaloon/1447888401/l50
男性アナウンサー

380 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/12/13(日) 11:47:57.13 ID:CQaSjoEX0.net
こんな書き込みがあった。こちらのほうもオススメします。
---------------------------------------
★プルースト、ワイルド、ジッド、ヴェルレーヌ、コクトー、三島由紀夫らに限らず、


アレクサンドロス大王

ユーリウス・カエサル

マールクス・アントーニウス、

フリードリヒ大王、等々。

歴史上の名だたる英雄は、誰も彼も男色好きだったよ。

そして、
レオナルド・ダ・ヴィンチ
ミケランジェロ
シェイクスピア、etc.の天才たちも揃って男性が好きだった!

作品社より刊行されている名作『図説・ホモセクシャルの世界史』を参照。

http://www.sakuhinsha.com/history/20793.html


必読書ですよ!
----------------------------------
参考までに。

381 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2015/12/14(月) 18:06:42.34 ID:5KBOWgd40.net
たいへん面白く拝読致しました。
作品社より刊行された名作「図説 ホモセクシャルの世界史」。
とても興味深い史譚が満載で、しかも学問的にも精確な傑作ですね。
万人向きの良書として、どなたにもオススメ出来ます。

382 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/12/23(水) 17:16:04.88 ID:esRok8+j0.net
16 名前:陽気な名無しさん :

榎並大二郎も、よくこういう表情で俺の雄汁を舐め取りやがるゼッ!!!!!


http://vt.tumblr.com/tumblr_nv7odnP2b21sp4ir9_480.mp4#_=_


もっと俺の亀頭は雁高で形も良くってデッカイけどナッ!!!!!!!!!!!
「まるで桃みたいですネ!」
とアイツが言いやがる位だからサッ!!!!!!!!!!!!!!!!

言っとくけど、俺の場合は6連発の最終回だって
もっと激しく飛ぶゼッ!!!!
1発目だったら、相手の顔面全体がパック出来るほど
大量にドッピュ〜ン!、ドッピュ〜ン!!、ドッピュ〜ン!!!
と勢いよく射精するのサッ!!!!!!!!!



分かったナッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





383 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/12/29(火) 18:55:43.69 ID:CTFgOHDu0.net
三島割腹事件に政治的意味合いを見いだそうとするのは

ナンセンスでしかないぞ。

384 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/12/29(火) 20:16:49.75 ID:IYWdP+mP0.net
◆台湾人の顔面


淡褐色、広鼻、突顎、タラコ唇


ラオスっぽいような、ポリネシアっぽいような、

つか、ハノイですね〜

実にハノイ!

https://www.youtube.com/watch?v=5bE6lSX4yK0
http://www.gmjh.tc.edu.tw/mediafile/1040/active/288/2014-11%5C2014111413041_0.jpg
https://www.immigration.gov.tw/public/Attachment/3521157552.jpg
http://a.udn.com/focus/2015/10/02/12959/image/pic01.jpg
http://www.ksnews.com.tw/upload/2014-04-20_20b06004_.jpg
http://static.ettoday.net/images/793/d793043.jpg
http://img.chinatimes.com/newsphoto/2015-05-18/656/20150518003862.jpg
https://anntw-prod.s3.amazonaws.com/assets/images/000/001/732/big/HBL.JPG?1385383160
https://i.ytimg.com/vi/9YL_k_JZ_dI/hqdefault.jpg
http://www.on9g.com/cn/customavatars/66275.jpg
http://bibibi.info/w/wp-content/uploads/2012/01/20120108-00000521-san-000-0-view.jpg
http://news.xinhuanet.com/school/2010-03/04/xinsrc_222030704080396881592.jpg
http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/95/0000035795/99/img6388079azikazj.jpeg
http://www.cgsh.tc.edu.tw/ezfiles/0/1000/pictures/135/part_1782_1498989_22472.jpg

385 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/01/03(日) 13:22:14.11 ID:X2bn4msw0.net
39 : 陽気な名無しさん

今年の大河ドマラに、真田昌幸が若い頃、武田信玄に寵愛されていた小姓時代も登場するのかナッ?

若かりし頃の草刈正雄だったら、演技力がゼロだから、

ちょうど地のママ、自然体で演ずれば、上手く描けただろうゼッ!!!!!

男色シーンの無い戦国時代なんざ嘘偽り、虚妄の作り物でしかネエから、

ここは必ず回想場面としてでも挿入すべきエピソードなのサッ!!!!!!!!


分かったナッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!






386 :正理会:2016/01/04(月) 15:25:18.52 ID:/hv6BD0I0.net
http://blog.livedoor.jp/nakasugi_h/

http://ameblo.jp/nakasugi-hiroshi

今年も正理会は日本国を復活させ、人類を救うために前進します!

387 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/01/07(木) 21:42:47.83 ID:nL67n7Fs0.net
 
http://homepage2.nifty.com/e-d-a/scurl/Avatar_Concept_Art_by_Craig_Shoji_01a-gyu
http://homepage2.nifty.com/e-d-a/scurl/Avatar.html
http://homepage2.nifty.com/e-d-a/scurl/SWfa.html
 
管理会社、仲介業者が苦情に対応せず困っています
これらの人と知人,家族,親類の方はお知らせ下さい。
 
●浪速建設
南野 東条
http://www.o-naniwa.com/index.html
社長 岡田常路
http://www.o-naniwa.com/company/
 
●アパマンショップ八尾支店
加茂正樹 (舟橋大介)
http://www.apaman-yao.jp/store/
社長 大村浩次
http://www.data-max.co.jp/2010/10/01/post_11983.html
 
●クリスタル通り122号室 205号室の入居者
 
hnps203@gmail.com
 
http://homepage2.nifty.com/e-d-a/scurl/ia-1-3.html
http://homepage2.nifty.com/e-d-a/scurl/ia-2-1.html
http://homepage2.nifty.com/e-d-a/scurl/ia-3-1.html

388 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/01/07(木) 22:44:28.04 ID:Paecxno50.net
◆在日中国人


在日中国人(ざいにちちゅうごくじん、日籍華人)は、日本に在住している中国人である。
中華人民共和国または中華民国(台湾)の国籍を有する者は華僑であり、日本国籍を
取得したものは「華人」である。なお、中華民国(台湾)の国籍者は在日台湾人と呼ばれる。
広義には中華人民共和国(香港、マカオを含む)と中華民国(台湾)国籍者を指すが、
狭義には中華人民共和国国籍者のみを指し、中華民国(台湾)国籍者は在日台湾人と
呼ばれることが多い。

独立行政法人統計センターによると、2010年12月末時点では両地域合わせて687,156人が
外国人登録されており、これは565,989人の在日韓国・朝鮮人を超える規模である[1]。
既に2007年8月に人民網が、東京では100人に1人は在日中国人であると伝えている[2]。

2010年12月末の在日中国人の国内分布は東京が最も多く164,201人、次いで横浜を擁する
神奈川が56,095人、以下、大阪府51,056人、埼玉48,419人、愛知47,454人、千葉県45,427人、
兵庫25,585人、福岡県21,936人、茨城15,726人、岐阜県15,340人と続く。
このように在日中国人の居住地は大都市圏に集中しているが、中でも関東南部への集中が
顕著である[3]。

なお、表に表れない非公式な数字を入れると東京には二倍の30万人以上が居住していると
いわれる、[要出典]それほどに中国人の東京への一極集中が顕著である。

日本国籍を取得した在日中国人の数は、平成12年から平成21年の10年間で4万人以上[4]である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%A8%E6%97%A5%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E4%BA%BA

389 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/02/08(月) 00:34:14.97 ID:pOglPhKX0.net
>>383
同意 三島はそう見て欲しかったんだろうけどね

390 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/02/08(月) 23:41:53.55 ID:JyC4pMzs0.net
>>383
そうかな。美学の極致は三島の場合、観念の消点としての「天皇」に集約されるわけで
美学の行き着くところ政治政体は純粋観念的な「国体」思想に合一する。それに肉体的な
実態を与えようとすれば政治的にならざるをえない。といういみでの楯の会。

全共闘との対話で、左翼全共闘の学生諸君が天皇と言えば、共闘できるというような
ことを言っていたけどな。三島の政治性は議会政党主義民主政治とは次元が違う。けどね。

391 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/02/10(水) 01:44:49.86 ID:2gZ1RUiA0.net
>>357
その天皇やらなんやらを論じてるのが三島のポーズでしょ

392 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/02/11(木) 20:19:40.91 ID:cgUUgG3j0.net
ものすごい中二病だったんじゃないの?
この人が切腹したからってなんか意味あるの?

393 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/02/12(金) 06:29:19.08 ID:J4Q/Fowd0.net
日本人の愛国心はどうあり得るのかという観点で見れば意味はある。

チョンとかには無意味無関係だから安心して無視していればいいよ。

394 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/05/06(金) 23:33:17.18 ID:VoZRnAOI0.net
三島の天皇論はアリバイだよ。
真面目に受け取っちゃダメだと思うな。

事件の一週間前の古林尚との対談でも言ってるけど、
別に封建君主だっていい、ロイヤリティの対象になる
ものなら、と。

つまり、相対主義→絶対主義になるためなら
何でもいいわけ。

それに友人には
「あんな醜悪な老人のためには死ねない。
三田明(当時のイケメンだね)が天皇ならいい」
と言ってる。

三島は事件の10日前に、二人の刺青師に電話して
刺青を入れたい、と依頼してる。
もちろん10日で彫れるはずもなく断られてる。
また、当日、市ヶ谷駐屯地に向かう車中で
自ら「唐獅子牡丹」を歌い出して隊員4人も歌った。
盾の会には三島が作詞した立派な隊歌があるのにだ。

三島言うところの「大義」のために死ぬ、
というのは自裁のアリバイに過ぎないと俺は思ってる。

去年の45周年にNHKね三島特番で
詩人の高橋睦郎が証言してたのがしっくりくる。
「あの人はデカい"無"ですよ。大虚無です。」とね。
三島がニヒリストだったのは小説読ゃ分かる。
「金閣寺」までは世間とのズレは無かったが、
「鏡子の家」で決定的に世間とズレた。
俺は好きな小説だが、高度成長期に向かう
浮かれた世間に、「私のニヒリズム研究」って小説は
ムリ過ぎた。これが15万部。
それ以降、三島の小説は1万数千部しか売れなくなる。
そこからは……もう辛かっただろうと思う。

もともと虚無なんだから。
やりきれなかったろう。

死にたいから、死んだ。
天皇論なんかはそのアリバイだよ。

395 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/05/06(金) 23:38:57.75 ID:SZJJU+ST0.net
という夢を見たのでした(おわり)

396 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/05/07(土) 16:41:54.43 ID:/WbnIsQN0.net
夢ではないよ。
全部事実。ソースもはっきりある。
事件の公判でも出てきた事実。
つまり、三島の天皇論はその程度、って事。

397 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/05/07(土) 19:34:22.53 ID:kcknlE680.net
などと意味不明な供述をしているとのことです

398 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/06/01(水) 10:09:25.53 ID:2csvhGAl0.net
「致死量の放射能を放出しました」

2011年3月18日の会見で東電の小森常務は、こう発言したあと泣き崩れた
復活した電力会社の原発広告に文化人や芸能人がまたぞろ登場して原発をPR! 500万円の高額ギャラも  勝間和代 三橋貴明 佐藤優
三菱商事の核ミサイル担当重役は安倍晋三の実兄、安倍寛信。これがフクイチで核弾頭ミサイルを製造していた疑惑がある。書けばツイッターで速攻削除されている。
https://twitter.com/toka iamada/status/664017453324726272
2歳を過ぎたころ「放射能があるから砂は触れない」「葉っぱは触っちゃだめ」 / りうなちゃんは去年の暮れ、脳腫瘍のために亡くなった。
https://twitter.com/Tom oyaMorishita/status/648628684748816384



UFOや核エネルギーの放出を見ることはエーテル視力を持つ子供たちがどんどん生まれてくるにつれて次第に生じるでしょう。

マイト★レーヤは原発の閉鎖を助言されます。
マイト★レーヤによれば、放射能は自然界の要素を妨害し、飛行機など原子のパターンが妨害されると墜落します。
マイト★レーヤの唇からますます厳しい警告と重みが発せられることを覚悟しなさい。彼はいかなる人間よりもその危険をよくご存じです。

福島県民は発電所が閉鎖されれば1年か2年で戻って来られるでしょう。

日本の福島では多くの子どもたちが癌をもたらす量の放射能を内部被ばくしています。健康上のリスクは福島に近づくほど、高まります。
日本の近海から採れた食料を食べることは、それほど安全ではありません。汚染されたかもしれない食料品は廃棄すべきです。
日本もさらに多くの原子力発電所を作ろうとしています。多くの人々が核の汚染の影響で死んでいるのに、彼らは幻想の中に生きています。
問題は、日本政府が、日本の原子力産業と連携して、日本の原子力産業を終わらせるおそれのあることを何も認めようとしないことです。

汚染による死者の数は、他のいかなる原因よりも多いです。河川の汚染は社会に対する犯罪と見られなければなりません。
免疫システムの崩壊の結果がアレルギーです。人々は肺炎やインフルエンザやHIV/エイズなどに抵抗できなくなっています。
注意欠陥障害(ADD)と多動性障害(ADHD)、慢性疲労、あらゆる種類の癌の増大もまた放射能(最大の汚染源)によるものです。

399 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/06/28(火) 09:05:05.32 ID:o81iRv7V0.net
生前の三島に付き合った連中が>>394のことを否定したいのはわかる
要は出汁にされたんだからな、アリバイというかオレから見れば自慰のネタ
自分らはずりネタだったのかってのは、まあ認めたくないだろうからな
しかし、もう生身の三島なんか全然知らない現代人が、三島の能書きを真に受ける心理は何なのかね?
なんかやっぱ格好いい感じがするのかね?
あの能書きがマジで、死に直結してるんだったら、今頃三島教が出来ててもおかしくないんだがな
誰か三島神社くらい建ててほしいよね

400 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/10(水) 17:05:47.09 ID:QW9HMTvz0.net
なんつーかな、盾の会の人らは
真剣だったのに三島に騙されて気の毒とは思うが…

日本会議だの、ネトウヨな奴ら、
いま三島由紀夫や、三島事件について語る奴らは、
要は、自分語りに三島を利用してるだけだろ。

都合良く利用できる分かりやすい存在だし、ね。

401 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/13(土) 23:09:25.69 ID:APZjSmoZO.net
三島は天皇否定ではなく、昭和天皇は完全否定だぞ
そこをわかっていないな
2・26事件で決起将校の前に立ち塞がって否定した昭和天皇は完全な敵
天皇個人の意志など完全に度外視してアノミーを実現
天皇をロボットにして皇道派が完全に勝利
統制派を抑えてアメリカ的な近代化、軍国主義に対抗するのが三島の夢想
どっちが危ないのかさっぱりわからないが
栗山なんかの水戸学に近い
そういうネジ曲がったものだ

天皇個人が立憲君主とか主体的に決断して2・26や終戦の聖断なんか下すのは
三島にとって許しがたかった、言語道断
昭和天皇は不倶戴天の敵で宝田明だ何だの浅薄な問題ではない
昭和天皇こそが昭和天皇だけが三島にとって唯一に近い敵だ

402 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/13(土) 23:14:45.61 ID:APZjSmoZO.net
同じ天皇であっても反乱を受け止めてくれる空の器なら構わない
英邁で日本の民主化近代化に貢献した昭和天皇は俺は戦後と寝なかった、
三島にとって敵
空の器でないこと
英霊の声でも何でもそうでないことが三島にとって許しがたい

403 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/14(日) 14:00:24.40 ID:NmvePdpL0.net
>>401
お前みたいに、鼻息荒いバカが
三島に騙されてるだけだよ。

昭和天皇を嫌ってるのは自明。
そんな事は分かってんだよ。

だからと言って、天皇制を心底信じてた、
と考える短絡思考がお前らの底の浅さ。

つか、お前らの考えに沿うように
三島を利用してる事になぜ気づかんかな。

404 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/14(日) 14:05:40.08 ID:NmvePdpL0.net
三島はね、「絶対」的なもんが欲しかった、
ただそれだけだよ。
そんなモンが存在しない事も百も承知でな。

だから、何でも良かった、と三島本人が
最後のインタビューで言ってるだろ?

天皇じゃなくても、殿様でも、何でもいいんだよ。

そのくらいデタラメなんだよ、三島の天皇論は。

そんな事も分かってないのか、お前は?

405 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/14(日) 14:09:55.54 ID:NmvePdpL0.net
「天人五衰」の後半読んでみろ。
最後の最後で、三島が何も信じられない虚無のうちに
死んだ事が書いてあるじゃねーか。

お前はバカか?

406 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/27(土) 09:24:32.41 ID:BUou4Rr8O.net
で、その絶対ってなんだ?
答えられないだろ?
全ては空無に沈む

ではあの小説は無駄か
そうじゃないだろ?
聡子が全てを否定して空無に消えると見えたあの瞬間こそ、
だからこそ意志の純粋性届かなかった思いが至高のものとして輝く
そのだめに空無は必要だった
昭和天皇は許されざる敵だった

お前みたいな馬鹿は死ねば?

407 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/27(土) 09:43:27.48 ID:BUou4Rr8O.net
「海」四部作はそもそも何か
仮面の告白のリメイクだ
聡子が園子であることは自明だが四部作の主人公が近江であることも、
ちょっと考えればわかる
あの小説は近江と園子が結ばれる、皇室の命令の結婚を侵犯することで
絶対を取り戻す、三島にかけがえのない仮面の告白の二人を取り戻す
そこで全ては終わる
後は空に関する引き延ばし

三島の絶対は唯識のあるいは世界全体の相対性に比べればちっぽけだ
だからこそ絶対はかけがえのないものになる
そういう場を壊した戦後社会への皮肉が残りの三作の全てだ

三島は仮面をリメイクし自分のかけがえのない物を取り戻し、
それがあらゆる相対性の中から輝くことだけを願って、
海を書き事件を起こした
それ以外に答えはない

408 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/27(土) 10:27:01.95 ID:BUou4Rr8O.net
馬鹿が勘違いしてるのは別に三島は専制君主や絶対権力を求めてなかった
そんなものが欲しいなら天皇ではなく日本でもなく別なところにいけばいい

正反対に全てが相対的で純粋な思いが試される輝ける
そういう空無の器が欲しかった
昭和天皇は英邁で断固決断しそういう空無の器を否定して
近代日本建設したから許されざる敵なんだよ

英霊の聲
などてすめろぎは人間となりたまひし

天皇は実体としての人間などにはなってはならなかった
絶対なものを残してはならなかった

財閥解体、農地解放、全て改革は受け入れるが空無の器でなくなること
それだけは許せない

三島の小説も全ては相対的だからこそ叶えられない思い、
祈りの純粋さを讃える

それ以外にないし三島の死もまた然り

409 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/04(日) 23:40:12.26 ID:sGgGjjzb0.net
三島「諸君は武士ではないのか?」
自衛隊「7割以上が百姓のでです」
自衛隊「三島さんのお爺さんも百姓から官僚の成り上がりですよね」

410 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/01/08(日) 10:44:01.60 ID:xhRb4zlG0.net
>>405
>何も信じられない虚無

そんなんじゃあないな
抽象的精神的に信じるモノはなかったけどそんなもん別にいらんかった
腹切る瞬間のエクスタシー、それに賭けた
だから偉大なんだ、究極のオタクだ
そんなモノのために死ねるヤツはそうザラにはいない

411 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/01/30(月) 15:22:20.51 ID:mUmK8k8M0.net
>>409
元々は武士じゃなかったとかいうほうが、よりピュアに過激になったりしますね。
百姓身分だった新選組しかり
民間出身で中野学校へ行った小野田さんしかり

412 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/01/30(月) 22:59:36.87 ID:IkwRrjvq0.net
ある僧侶が、三島が命を懸けたのは凄い、命を懸ける勇気のない臆病者が三島を批判している、と書いてたが、どうなんだろ。この僧侶が浅薄なようにも思う。

三島は自分と仲間の命を粗末にしただけなのかな…

413 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/01/31(火) 08:29:38.30 ID:79+doEUU0.net
しかも、何に懸けたかというと、快楽の為だってんだから尚すごい!
一瞬の快感の為に命捨てられるか!
森田の場合は違うけどさ
彼は三島を利用して、後の名声を得るって道を欲したのだろうか?
ただの学生が腹切ったって奇人扱いされるだけだが、三島と一緒なら格好がつく
三島はそんな森田を可愛く思ったのだろう、あるいは不憫に思ったか…

414 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/12(日) 00:24:07.78 ID:4qriPOvM0.net
>>409
天皇や武士は渡来人
そいつらに身分制度を作られて日本原人は最下層の農奴に追いやられていた
それが千年以上続くも、身分制度によって民族が混ざることなく現在に至る
農奴の日本原人が自分の田畑を持てたのはGHQのお陰

三島は渡来人側だろう
日本原人から見てどうでもいい奴
占領軍が居座っていることが我慢ならなかったようだが
そうさせているのが天皇なのだから、今の時代なら単なる情弱と扱われる哀れな人

415 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/14(火) 06:45:14.79 ID:Xb8wVowW0.net
異常な毛深さを考慮すると、原人の血が大分入っていると思われる

416 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/26(日) 09:03:44.02 ID:MUmJyVit0.net
https://youtu.be/85-XncAUZXc

417 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/31(水) 15:01:25.99 ID:I/Y5AjPQ0.net
近代史の明治維新のように稼げるかもしれないブログ
グーグルで検索⇒『羽山のサユレイザ』

RTM7O

418 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/02(金) 22:57:19.58 ID:nmCtBMat0.net
Amazonで輸入DVD「Mishima」のレビューで、この映画が日本公開されないのは
瑤子夫人が公開を許さなかったから、というのは都市伝説なんて書いてる人がいるけど…
そんなことないよ。
あの映画が日本公開されなかったのは瑤子夫人の意向だよ。
あれは勝手な憶測で噂になったことではない。
当時、公式に夫人による日本公開を認めない旨のメッセージが公表されたのに、
なにが都市伝説だって!

419 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/02(金) 23:26:39.09 ID:nmCtBMat0.net
あらためて調べ直してみたら、記憶が正確ではなかったようだ。
事実は

報知新聞に掲載された未亡人の発言
>「映画の契約はありますが、その後、様々ないきさつがあり、経過において
>同性愛と暴力(切腹)を主題にしないとの明確な合意をいたしました。
>しかし、できた脚本はその合意に反し、同性愛と切腹に重点をおいたもの
>になっています。他の権威者(村松剛・佐伯彰一 氏)も同意見でした。
>不満なので書き直すよう要請しています。」

「MISHMA」完成。
シュナイダーのコメント。
>「この映画は最初に日本で公開される予定だった。だが、日本の右翼団体の
>一部が反対し、トラブルを避けるために試写会も行われていない。
(カンヌ国際映画祭後、第1回東京国際映画祭で特別上映されるはずが、
反対する右翼団体の一部による妨害を恐れた映画祭側が上映を拒否)

…ということらしい。
だが、やはり尼のレビュアーの主張はズレている。

420 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/07/07(土) 20:03:14.56 ID:dA0rn7EC0.net
皇統が変わったと言っていた。韓国人の天皇アキヒトとミチコの部下が。
少数の韓国人で日本人を支配するという野望を持っている皇族ども。
皇統が変わったじゃねえだろ。皇族どもめ
日本人は韓国人の天皇など認めない
日本から消えろ! 韓国人 皇族どもめ
平成になってから帰化人ばかりの総理になったのは韓国人天皇のせいだ
日本人の敵 皇族

421 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/07/13(金) 03:06:19.25 ID:pegqJS3X0.net
いろいろと役に立つ嘘みたいに金の生る木を作れる方法
念のためにのせておきます
検索してみよう『立木のボボトイテテレ』

9WH

422 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/09/03(月) 02:51:02.87 ID:AeDbSY2g0.net
>>1
三島由紀夫には、一周遅れのランナーが、ゴール前で
全力疾走をしている様な、滑稽さを感じる。

「実質的な徴兵忌避者が、今頃、何を言っているのだ?」という
感じがする。

423 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/09/20(木) 10:39:08.80 ID:V5OETI6B0.net
オレは、こいつは贋者って感じがして、それが面白いんだな
いろんなことが似非なんだわさ

424 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/12/12(水) 10:26:49.85 ID:Te0mSwlW0.net
今思えばやっぱ先駆者だわ
究極のオタクだもん

425 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/01/09(水) 22:30:03.08 ID:9XZf1scr0.net
>>424
>究極のオタク

さしずめ金閣寺は燃えキャラですかな ハッハッハ

426 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/01/26(土) 19:19:15.84 ID:0Kg5HJR+0.net
俺もよく体育会系におちょくられるが(まああるスポーツでは同等の成績で上だけど)
 それと同じだな  俺が命令しても連中は笑って ぴたりと止まったままで動かないだろう

427 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/01/26(土) 23:29:58.85 ID:1KtZpU8e0.net
三島由紀夫と田中清玄がケンカ別れした本当の理由は何なの?
三島関係本には、三島サイドに立ったコメントしかないからよく分からない。

428 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/02/17(日) 23:53:46.95 ID:5UczZWSl0.net
最後の彼女、だこさんの話を読んでみて。

429 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/02/18(月) 02:50:07.69 ID:SKhg9SLE0.net
母方のひいお祖母様が、松平頼位の側室なんだよね、三島由紀夫。

430 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/02/18(月) 12:49:54.68 ID:mJ0sZkM80.net
三島由紀夫の腹切事件には、天皇中心の日本によってアジアが解放されたという普遍的真理があの事件によって明らかになったという歴史的意義があるよねw

431 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/10/15(Tue) 14:41:05 ID:QsEWOGkJ0.net
【中央日報】冨田浩司が駐韓日本大使に正式決定・・・天才右翼作家の娘婿[10/15]
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1571103418/

432 :名無しさん@お腹いっぱい。:2020/03/13(金) 13:31:41 ID:f84hmcnd0.net
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/tv/1564798325/114>>1  
http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1581279226/

433 :名無しさん@お腹いっぱい。:2020/03/13(金) 20:30:49.23 ID:UNx/VXJ20.net
http://himawari.5ch.net/test/read.cgi/livetbs/1584096978/>>1

434 :名無しさん@お腹いっぱい。:2020/03/14(土) 00:53:47 ID:Sei8KSGG0.net
http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1584106180/>>1

435 :名無しさん@お腹いっぱい。:2020/12/04(金) 03:45:03.65 ID:S4EH5YlD0.net
夏裘冬扇/眞相はかうだ?・・・三島事件の黒幕は平岡なつである
 ◆片山杜秀/三島由紀夫「憂国」、「豊饒の海」、切腹
週刊新潮(2020/12/10), 頁:16

436 :名無しさん@お腹いっぱい。:2020/12/19(土) 13:50:50.13 ID:MFFYsF5x0.net
三島由紀夫の50年間封印されたスキャンダルとは? “当事者”横尾忠則が明かす〈週刊朝日〉(AERA dot.) https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20201217-00000032-sasahi-life

437 :名無しさん@お腹いっぱい。:2020/12/25(金) 15:26:43.46 ID:gjtt4EXj0.net
夏裘冬扇/眞相はかうだ?・・・三島事件の黒幕は平岡なつである
片山杜秀/三島由紀夫「憂国」、「豊饒の海」、切腹、「椿説弓張月」、平岡なつ、松平頼徳、天狗党、「花ざかりの森」
週刊新潮 2020.12.10 (P.16) ●グラビア2頁以上

438 :名無しさん@お腹いっぱい。:2020/12/27(日) 08:38:13.20 ID:pR684IRJ0.net
拡声器は使わなかったのか。

439 :名無しさん@お腹いっぱい。:2020/12/31(木) 06:19:26.97 ID:hsotEr900.net
絵的に拡声器ではさまにならない。

440 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/01/06(水) 02:01:56.35 ID:oWGvLxcm0.net
毎日くっさい作文で論点ずらしかよ

441 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/01/10(日) 07:25:16.09 ID:58AhbKLx0.net
制服、鉢巻、手袋、これは必須だったのだ。拡声器は美しくなかったのだ。

442 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/01/17(日) 13:18:55.34 ID:JWuET+Lc0.net
手袋は絵になるね。

443 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/01/24(日) 16:30:19.34 ID:FBA/r8ca0.net
豊穣シリーズの研ぎ澄まされた文体は、事件を予感させる、緊張感のある、氏の集大成となる作品だ。言っちゃ悪いが今の芥川賞の若い作家とは次元が違う。

444 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/01/26(火) 08:32:18.65 ID:exAO9jR00.net
また「豊穣」と書くヤツがいるのな、わざとか?
「豊饒の海」は三島作品には珍しく、ストーリーも面白いんだよな
文体は特に良くなったとか変わったってこたあない、いつも通りよ

事件を予感させるというより、なんであんな事件を起こすかの言い訳の作品、まあ遺書みたいなものでもある
ずっと脳内世界をこねくり回して生きてきた(文筆業やってきた)のを捨てて、行動すること、最後は肉体を使って死ぬ
要は、「存在」とは識なのか物なのか、どっちなんだ?ってなことがテーマだった

445 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/01/31(日) 23:23:08.49 ID:f2zqYK+s0.net
ごめんなさい。字を間違えました。こんな間違えをするなど、私には三島を語る資格はありませんね。失礼しました。

446 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/01(月) 05:43:54.05 ID:dN8uyphQ0.net
どんまい、こんなネットの掲示板の誤字なんか気にするなと言いたいとこだが、
仮にも三島由紀夫の作品名だからな
これはさすがに見逃せないよな
一字一句に意味があるんだ
なんで豊穣じゃなく豊饒なのかってのはよくは知らんけどさ

447 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/01(月) 06:20:43.09 ID:DrFCC5U20.net
三島が豊饒の海というタイトルは、月にある豊饒の海と名付けらたクレーターに
ちなんでいるんだってねw 月のクレーターは何もない真空の土地であるが、その
クレーターが豊饒の海と名付けられたのは皮肉がきいてるね。

三島があの豊饒の海四部作を書いたのは、ちょうど米国による月面着陸計画が
行われていた頃で、絶対アポロ計画と「豊饒の海」というタイトルは関係あるだろうと
思ってたら、ドナルド・キーンあての書簡に三島はこんなことを書いてたらしいw

「人類が月の荒涼たる実状に目ざめる時は、この小説の荒涼たる結末に接する時よりも
早いにちがひない」

448 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/01(月) 06:25:59.25 ID:DrFCC5U20.net
現在は豊かの海と約されることの多い月のクレーターは、三島の時代には豊饒の海と約されていたらしいねw

449 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/01(月) 09:48:19.85 ID:DrFCC5U20.net
アポロ計画というのは世紀の偉業と喧伝されたが、それから人類は一度も月に
いってないので、アポロ計画は実はインチキじゃなかったかという陰謀論が最近
ふきだしたねw アポロ計画のあと、人類の月開発は急速に進むのかと思いきや
月に人類は二度といかず、月の開発もすすまず、アポロ計画はもっぱらアメリカの
威信を宣伝するための不毛な計画であったといえるねw まあ当時はベトナム戦争
反対の学生運動が最高潮にあった時期で、それに対して共産主義陣営が便乗
してくることを恐れた米国が、米国の威信をかけてアポロ計画を実現させねば
ならなかったが、それは人類の進歩のためというより、威信のためであったということ
ならば、それはやはり三島が予言したとおり、荒涼とした空虚の光景であったといえようw

450 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/05(金) 22:22:41.40 ID:Hzmi0ezW0.net
腹を切るジェネラル一人いないのか。よし、わかった。

451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/06(土) 22:38:43.28 ID:ahgUpjm90.net
あんな阿呆な激やアジに踊らされるようなジェネラルがいなかったのは喜ばしいこと。
まあ、37年後には踊りかねない空幕長が出てしまったけど。

452 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/07(日) 17:09:54.33 ID:rpZlEMhX0.net
この週末の、森氏、小川アナ、この2事案の、先生が存命ならご意見を聞いてみたい。

453 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/09(火) 19:58:25.36 ID:x/vbyI+Q0.net
氏が存命なら、桑某の一件で小説が書けぬか、お伺いをいたしたい。

454 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/11(木) 07:08:38.66 ID:YI4cqPCF0.net
>>450
ジェネラルには言ってねーだろ
へ―タイに訴えたんだ
「それでも武士かー」と平民に向かって叫ぶのは滑稽を通り越してたな
お笑いのセンス無しや、三島

しかし、一人二人でも「よーし、オレも一緒に腹切るぞー」と呼応する自衛隊員いたら、ホントのお笑いができたかもしれなかったな
おいおい、本気にするなよーってとんだドタバタが巻き起こったかもしれん

455 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/11(木) 16:48:50.63 ID:K97i8Ijq0.net
そうですね。私もお供させてください、という自衛隊員がいたら。
飯時だったのがミスだったか。

456 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/12(金) 11:19:51.22 ID:lnm1AONs0.net
ま〜演説のときにスピーカーをつかわったのはミスだったと寺山修司はいってたねw
自衛隊員にも、あの演説はあまり聞きとれなかったのではないか。

457 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/12(金) 20:38:25.86 ID:FE6TZK6f0.net
最期に、残念でしたね。当時はそういう設備みたいのはあまりなかったのか。そんなこともないはずだが。あれだけ入念に準備していてその辺のところまで気が回らなかったのか。

458 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/14(日) 11:39:09.49 ID:632D21xw0.net
長官室での時間配分が狂ったか?

459 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/14(日) 23:38:27.85 ID:Q/n9GXWQ0.net
演説聞かせてどうするの?
セレモニーやってるんだから、中身なんかどーでもいい
結婚式とかと同じなんだよ

みんなとにかく、三島は腹を斬るために、切腹することは決定事項にしてて市ヶ谷へ行ったってことだけは心得ておけよな

460 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/15(月) 17:13:41.42 ID:UelMOu4k0.net
わかりました。

461 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/15(月) 20:45:50.43 ID:o/DcjH0f0.net
ま〜三島が自衛隊で演説しても自衛隊は決起しないだろうと三島は予測してたわけで
演説から切腹までの行動は、森田必勝とあらかじめ打ち合わせ済みだったわけだろうねw

462 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/16(火) 04:59:59.41 ID:bxuYKkYi0.net
予測じゃなくて確信
呼応されたら困る、それ用のシナリオなんかない

もしかしたら、演説するけど聞くだけにしといてね、決して誘いに乗るようなことはしないようにと、根回ししてたかもしれんな
まあとにかく静かに聞いていてくれればいいって
それが、野次の嵐飛んできて、シナリオとはちゃうでとうろたえちゃったナイーブな由紀夫ちゃん

463 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/16(火) 10:03:37.62 ID:OVXEcVwq0.net
市ヶ谷での愚挙がシナリオ通りというが、30代になって運動音痴の貧弱坊やが俄然体を鍛えだして、大嫌いだった剣道や居合を習熟したのは、切腹の為だったんだからなあ
10年以上前から始動してたんだよな
さらには私設軍隊まで作るという壮大さはどうよ
やっぱり偉大な人物だよ(多分にオタク的な偉大さ)

464 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/16(火) 10:10:10.46 ID:OVXEcVwq0.net
「憂国」や「人斬り」で切腹する演技を披露もした
リアルじゃできないから、映画で演じて自分を慰めるってんじゃなく、予行演習でありイメージトレーニングの一環にしてたんだからおそれいりますわ

465 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/18(木) 13:00:57.41 ID:phpgvOyG0.net
でも実際にやったとき、腹を真一文字に切っちゃったでしょ
あれは介錯がいるときの切腹の作法じゃない
それだけ切ったら身体がかなり痙攣するから、介錯の邪魔になる
だから森田必勝は三島の首を一回で切断できなかった

ガッツリ腹を切るのは一人で死ぬときの作法
だから自決としてあれは普通に失敗なんだよな
憂国のは一人での切腹だから本人も知ってたはずなんだけど

466 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/18(木) 21:06:09.44 ID:nPoPArnz0.net
気合入り過ぎ
やっぱやりたかったことだからな
思いっ切り突き刺すと上体がのけぞって介錯がしにくくなる
首を前に差し出すのとは逆のカタチ、顎が上がっちゃって刀を振り下ろすってことができなくなっちゃうらしいな
森田は三度失敗したというが、それでも狼狽えてたわけじゃなかったらしい
○○ちゃん、代わってよって他の隊員(達人がいたそうだ)に頼んだ

介錯なし切腹と言えば乃木将軍だが、彼はがっつりまでは切ることなく、腹切った後、襦袢と上着を着て身を整えてから、喉を突き刺して絶命した
三島とは違う用意周到さだが、「切腹」することに意味があったのは三島と同じだな
切腹という行為自体に意味があったわけではなく、責を負うという意味合いで腹切った大西瀧次郎と阿南惟幾は、介錯なしで何時間も苦しむことになった
あえて苦しむことを選んでたフシがあった

467 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/19(金) 08:24:27.63 ID:3h4QCaQB0.net
>>465
腹だけ切って死ぬのは至難
介錯有り無し関係なく、がっつり切るのは変態
介錯なしの時は、腹は軽く切って、自分で喉突くか頸動脈切らにゃいかん
とにかく三島は切りたくて切りたくてうずうずしてたんだろうなあ
それがあの勢いになったんだ
映画「人斬り」では、がっつり切って前のめりになったが、実際はのけぞってしまうってことは知らなかったんだろうなあ
https://www.youtube.com/watch?v=6-cZYiFiZF0

468 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/28(日) 21:57:31.06 ID:Svavjbo50.net
そうですね。

469 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/03/06(土) 07:54:06.61 ID:Mq0SXHvf0.net
ありがとう。

470 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/03/08(月) 06:14:27.30 ID:2AnUBtit0.net
家。

471 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/03/17(水) 07:57:45.48 ID:RSb+TVbS0.net
康。

472 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/04/17(土) 19:34:13.01 ID:AKO4cwy80.net
家。

473 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/04/25(日) 17:41:39.91 ID:765/tdjQ0.net
光。

474 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/04/30(金) 20:34:23.36 ID:pXkr4hTc0.net
介錯なしはつらいぞな。

475 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/05/03(月) 09:06:25.06 ID:dOKZ0j/W0.net
>>451
その人ってもしかして福島原発爆破してクビに・・・

476 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/05/05(水) 02:01:53.79 ID:11ii+4Xt0.net
昨年は三島没後50年ということで、出版業界は商機を狙って三島関連書籍が多く出た。
出版社も売り込みに必死だったが、玉石混交甚だしく、重厚な書籍から薄っぺらい書籍ま
で様々だった。西法太郎『三島由紀夫事件50年目の証言』、犬塚潔『三島由紀夫と死ん
だ男』は期待外れだった。

477 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/05/14(金) 16:06:37.05 ID:Prin9Kr/0.net
そうですね。

478 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/05/15(土) 22:25:17.05 ID:hPaOf1sI0.net
一人腹は大変らしい。

479 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/05/28(金) 21:11:08.14 ID:6m3/XtKn0.net
いかにも。相当の気合いがないと一気に引き裂けない。

480 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/06/07(月) 20:50:45.32 ID:R9C7L1Hx0.net
先生存命なら今の禍をなんと表現されることか。

481 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/06/09(水) 12:32:17.95 ID:Dk6GJxK00.net
森田て介錯なしだったのかな可哀相にw

482 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/06/09(水) 12:34:01.95 ID:Dk6GJxK00.net
3回も介錯されたらタマランよなw

483 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/06/11(金) 21:53:59.79 ID:0LqAAO/p0.net
痛いです。

484 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/06/15(火) 08:54:21.77 ID:MT7fD+dT0.net
>>481
切腹したくてしたくてうずうずしてた三島は、思いっ切り掻っ捌いた。
そうすると上体がのけぞって首は後ろに倒れる、顎上がりまくる。
その状態だと介錯が非常に難しいというのはシロウトにも想像つくよな。
案の定森田は失敗した。
それで学習した森田は、腹は浅く切って首を前へ差し出すようにして介錯人に優しい腹切りをした。
学習したというよりもハナからそうするつもりだったかも。
森田は別に切腹マニアじゃなかったからね。

485 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/06/16(水) 02:30:42.81 ID:+qcMfRoO0.net
森田みたいなのがいたから
ギロチンが発明されたんだろうなw

486 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/06/16(水) 08:43:15.95 ID:aKTs2Fm80.net
介錯人がいる時はそれなりの切り方ってのがあるんだ
そんなことはお構いなしだった三島
武士を気取っただけの変態野郎に過ぎない
川俣軍司と大差なし

487 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/07/02(金) 11:41:48.10 ID:umIHlzte0.net
>>485
森田じゃなく三島な
無様な「切腹」したのは
ガッツリ斬ること=無様になるってことを知らなかったんだ
切腹マニアになったくせに、マニアではなくちゃんとした理由があって切腹した人のことを学ばなかったのが三島の敗因

488 :ホドロフスキー・インタビュー:2021/08/07(土) 06:38:19.71 ID:iIkhctkr0.net
https://i.imgur.com/g7sUbaz.jpg

https://i.imgur.com/R0c0uJE.jpg
https://i.imgur.com/zSgnPkg.jpg

489 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/08/09(月) 17:22:44.57 ID:FmhV+UAz0.net
↑ グロ。

490 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/08/21(土) 20:05:51.99 ID:qQdw3sMA0.net
わかりました。

491 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/08/29(日) 11:46:44.53 ID:HBfQB30S0.net
ありがとう。

492 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/09/04(土) 05:58:03.75 ID:WHWwDpoL0.net
308 この子の名無しのお祝いに 2021/06/02(水) 17:51:23 ID:QKfC+ykl
「神様の愛い奴」は原一男のこのツイートがすべて
https://twitter.com/kazu19451/status/628421792483274753?s=21

プレミア付いてるが大枚叩いて見るようなもんじゃないわな
物好きが動画サイトにアップするの気長に待てばいいんじゃない?
309 この子の名無しのお祝いに 2021/06/02(水) 18:00:51 ID:WKeg7WAD
>>308
「神軍」のどこがリスペクトなのw
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493 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/09/04(土) 17:42:55.83 ID:oIfOzm1E0.net
そうですね。

494 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/09/05(日) 04:23:43.15 ID:bt95oera0.net
三島の腹切によって、天皇中心の日本によってアジアが解放されたという普遍的科学的真理が明らかになったわけで
彼の腹切りは破滅へと向かう世界の運命を変えた英雄的行為であったと言えようw

495 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/09/05(日) 09:23:18.52 ID:YlHkTz6k0.net
今の国情を氏存命ならどう思われたか。

496 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/09/09(木) 11:03:00.24 ID:oY+t2QbS0.net
お上のプロパガンダ、御用マスコミの宣伝に従順に従う国民性
戦前戦中と全く変わってない
国家総動員体制時と瓜二つだ!

と、変わらぬ日本民族の姿に喜ぶか、呆れるか・・・

497 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/09/18(土) 16:52:03.20 ID:2iC4IYkH0.net
氏存命なら政権末期のトップにどんな言葉を投げかけたであろう。

498 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/09/19(日) 06:39:48.07 ID:Z1xdyHez0.net
お腹を召されよ。

499 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/09/21(火) 11:27:46.56 ID:KVzXqkM20.net
在日米軍を追い出して、現人神の天皇に戻そうって主張なんだろ?

ネットが無い時代とはいえ、作家は色々調べまくってから書くから
まず、日米戦争が八百長だったことは、すぐに判ったはずで

すると在日米軍というのは天皇の傭兵だと気付いたはずだ
純粋な右翼バカが真実を知って、死にたくなったの巻?

日本は結果的にアジアを解放したのかも知れないが
天皇にとっては、そんなことはどうでも良くて
大東亜共栄圏構想の裏には、卒倒するほど恐ろしく残虐な企てがあった

500 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/09/22(水) 01:19:31.28 ID:sxmay9z10.net
なんでしょうか。

501 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/09/27(月) 14:25:47.28 ID:+YUYMSTp0.net
>>499
真面目に受け取るな

三島は切腹の舞台装置を作るための政治的主張をしてたんだ
切腹って理由があってはじめてできるモノ
小説書いてマスかいてるだけの人間が、いきなり切腹したらただのアホじゃん
だから、切腹しなきゃならない理由ってのを作っていったんだ
私設軍隊まで作ったんだからスゲーよな

502 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/10/10(日) 16:13:12.88 ID:DqtBkPUS0.net
三島は徴兵検査で 医師に頼んで 身体検査で免除にしてもらった
太宰治も徴兵逃れをした
上級国民は うまく逃げれた
それが心に負担になって 自殺につながった と思うんだが

503 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/10/11(月) 13:38:12.60 ID:eViFZEHL0.net
ゴホゴホと咳して臨んだ徴兵検査で医者が肺浸潤と誤診して不合格ってのが一般的だが、
どっちにしろ、落ちて喜んだのは確かだな。

元特攻隊員が共産党になったりと敗戦を機に価値観がガラッと変わってしまった人は多かったが、
三島は戦争なんか興味なしの貧弱文学少年が、マッチョの軍国主義的に変貌するという変質を遂げた。

リアルの死ねる時期をやり過ごしたくせに、死ねない(死ぬ理由がない)時代に無理やり死ぬ理由を作って死んだわけだが、
てめえは徴兵落ちて喜んでたくせに、自衛隊員に決起しろとか一緒に死ねとか言ってもギャグにしかならんとは思わんかったのかね?
厚顔無恥の極みだ。
「七生報国」のハチマキも笑える
1回目をスルーしたヤツが何が7回だってんだ。
負い目になったが故により先鋭的に飛躍したのかもしれんが、他人から見たら、「お前が言うな」と鼻で笑っちまうことなんだよな。

504 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/10/21(木) 17:17:42.69 ID:7lCt7n7I0.net
そうですね。

505 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/10/24(日) 04:40:01.34 ID:W/W+QpOm0.net
わかりました。

506 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/10/24(日) 14:25:42.83 ID:7EzSgoJa0.net
三島は低能陛下が作った戦争だったと気づいていたろうか
皇居の近くに上智大学があって
そこの神学部教授が、戦争の司令塔であるバチカン大使だった

そのバチカン大使は戦前から昭和天皇に接触し操縦していたもよう
昭和天皇がキリスト教なのは、李氏朝鮮がキリスト教で
昭和天皇の母親が李氏朝鮮人だったということだな

そしてバチカンに操縦されたわけだ低能陛下は

507 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/10/26(火) 05:07:23.27 ID:GPEFUdpm0.net
操り人形の天皇にそんな才覚はない
三島は象徴天皇はもちろんだが、明治維新後の天皇制も唾棄してた
少なくとも三島の理想とする忠義の世界とは無縁のものだったからな
「英霊の声」とか「奔馬」ってのはその批判みたいなもんだったしな

508 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/11/08(月) 17:33:59.37 ID:gOn7xQzS0.net
先生ご存命ならば今のこの継承問題、あるいは眞子さまのご結婚については、どのように表現されたであろう。

509 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/11/15(月) 16:08:28.58 ID:/RvvUo1S0.net
【謹告】懸賞檄文最優秀賞を取り消します
https://twitter.com/reimei_sha/status/1450021163720069121

仲良くしろよ 笑笑
(deleted an unsolicited ad)

510 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/12/21(火) 07:09:52.23 ID:3K7pQsITb
戦国時代解説Twitter
https://twitter.com/SquareDeerHorn/status/1366535540724523008

511 :名無しさん@お腹いっぱい。:2022/01/30(日) 08:37:47.58 ID:nwRlRyvx0.net
>>508
小説の題材にされたであろう。

512 :名無しさん@お腹いっぱい。:2022/02/19(土) 07:05:19.86 ID:Nlm2SvOI0.net
先生ご存命ならば悠人さまを書かれたことであろう。

513 :名無しさん@お腹いっぱい。:2022/03/05(土) 08:15:54.56 ID:Hibq0fgR0.net
先生ご存命ならウクライナに傭兵として参加されひとり切り込んでいかれたことだろう。

514 :名無しさん@お腹いっぱい。:2022/03/05(土) 23:01:45.88 ID:baalHL9+w
Totsugeki!
https://www.pixiv.net/artworks/92611290

515 :名無しさん@お腹いっぱい。:2022/03/06(日) 11:44:44.99 ID:05zDzvgYr
https://youtu.be/gJbOe2cqbPU

516 :名無しさん@お腹いっぱい。:2022/03/13(日) 03:09:47.13 ID:EFg4SK0rg
https://www.amazon.co.jp/dp/4819113119/
朝鮮大学校研究 単行本(ソフトカバー) 2017/6/2
産経新聞取材班 (著)
5つ星のうち3.3    14個の評価

517 :名無しさん@お腹いっぱい。:2022/03/14(月) 00:13:00.34 ID:5hq/AET50.net
あ?

518 :名無しさん@お腹いっぱい。:2022/03/15(火) 09:57:57.18 ID:C/SrgU410.net
天邪鬼だからな、三島は
世界から総スカン食らい、崩壊へ突き進んでるプーチンにシンパシー感じるかもしれん
理不尽な目にあい、そして破滅する、あるいは目的の達成半ばで挫折して果てる
そいうのが大好きだったしな、三島は
三島が好きな歴史上の人物を見ればそれはすぐわかるよな
例(2・26の青年将校、西郷隆盛、吉田松陰、大塩平八郎等々)

519 :名無しさん@お腹いっぱい。:2022/04/16(土) 09:20:27.27 ID:QcBT/SJJ0.net
ウクライナ戦に体験参加し、バルコニーで演説したい三島先生。

520 :名無しさん@お腹いっぱい。:2022/08/07(日) 11:51:07.71 ID:YYqUpJaO0.net
https://i.imgur.com/zneCIXp.jpg

521 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/07/08(土) 23:36:44.49 ID:Ka9cCsiM0.net
やっぱり自殺
壮烈!腹切り娘
https://www.fbs.co.jp/fbsnews/news96q06px3mrr2tehc7z.html

8日早朝、佐賀市の道路脇で遺体で見つかった女性は福岡県内の高校生と分かりました。警察は自殺とみています。
午前6時ごろ、佐賀市鍋島町森田で「女性が倒れている」と近くの男性から110番通報がありました。女性はその場で死亡が確認され、腹部に刺し傷があり、現場から刃物が見つかりました。
その後、所持品などから福岡県内に住む高校生と確認されました。現場の状況などから、警察は事件性はなく自殺とみています。

522 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/07/09(日) 07:40:20.04 ID:cioY5bzR0.net
8日午前6時15分ごろ、佐賀市鍋島町森田の市道脇で「女の子が倒れている」と近所の男性から110番があった。佐賀北署などによると、福岡県在住の女子高校生(15)で、現場で死亡が確認された。制服のような衣服を身に着けていた。遺体近くには所持品のほか、用意したとみられるナイフがあった。

司法解剖の結果、死因は心臓周囲に血液がたまり、圧迫される「心タンポナーデ」だった。女子高校生は交流サイト(SNS)に私生活上の悩みや遺書のような内容を記すなどしており、署は自殺とみている。

https://www.nikkansports.com/general/news/202307080001445.html

523 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/07/11(火) 22:34:45.83 ID:zPhye9MD0.net
率直に言って馬鹿としか言いようがない。
あらゆる意味で。

524 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/09/02(土) 06:56:55.68 ID:0hD/eJoB0.net
三島由紀夫

1.人間は悲しいことに、他人の思想を抹殺する方法としては、殺すことしかまだ知らなかった。どんなことをしても、これしかできない。
2.たとえば暗殺が全然なかったら、政治家はどんなに不真面目になるか、殺される心配がなかったら、いくらでも嘘がつける。
3.私は民主主義と暗殺はつきもので、共産主義と粛清はつきものだと思っております。
4.政治の本質は殺すことだ。
5.暗殺の中にも悪い暗殺といい暗殺がある

今になって三島由紀夫の正しさがわかりました
特に5番

525 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/09/09(土) 20:41:07.67 ID:8B054XZi0.net
今も語り継がれているのは三島の言った通りの衰退した日本になったからだね
三島を「日本最後の武士」と表現するのは好き

526 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/09/22(金) 05:49:00.76 ID:l2TnoK1N0.net
ちょっと、それはないと思うでぇ

527 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/11/27(月) 18:02:51.35 ID:ogAYuCx9+
クールなにがしだの送り付け詐欺組織NНКだのから薄汚い税金得てたとはいえ人生うまくいかないのは京アニのせいだとして数十人殺した
青葉君は國民の生命と財産を強奪して私腹を肥やすた゛けの存在クソ公務員を狙わないあたり確かに筋違いだな、ナマポワ一カ−から
精神的圧迫まで受けてたって話だし世界最惡の脱炭素拒否テロ国家に送られる化石賞連続受賞して世界中から非難されながら憲法1З条25条29条
と公然と無視して力による一方的な現状変更によってクソ航空機倍増、閑静な住宅地から都心まて゛数珠つなぎで鉄道の30倍以上もの莫大な
温室効果ガスまき散らして騒音まみれ、巨大論理体系を腦内維持しなければ不具合た゛らけになる知的産業壊滅、騷音を音で掻き消すとか
集中力そぐことやってたらしいか゛執筆も脈絡崩壊して詰まらないこ゛都合主義に陥るとかあり得る話、結局私利私欲のために
テロリストに天下り賄賂癒着して気候変動させて土砂崩れ、洪水、暴風.熱中症にとマッチポンプを繰り返す人類に湧いた害虫クソ公務員を
殲滅しなければ何も解決しない、少しでも来世か゛マトモな社会になってるよう狙う先を考えよう!
(羽田)тТps://www.call4.jp/info.Php?type=iTems&id=I0000062 , ttps://hanеda-project.jimdofree.com/
(成田)Ttрs://n-souonhigaisosyoudan.amеbaownd.com/
(テロ組織)ttрs://i.imgur.сom/hnli1ga.jpeg

528 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/11/28(火) 16:44:53.08 ID:UIB9JNUyF
騒音公害殺人事件いつか警察が近代逮捕されるぞ

529 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/11/28(火) 18:42:56.41 ID:UIB9JNUyF
漢字が消える日本史

総レス数 529
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