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オーディオは40年前からちっとも進化していない件2

186 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/10/25(日) 22:33:32.52 ID:aVgEEXKT.net
>>183
正確に言うと音圧調整が必要だったのはFM放送と、地上波放送時代のTV(これもFM)だね
FM故に過変調すると周波数偏位が大きくなって隣のチャンネルに影響を及ぼすから
過変調は厳禁で、それ故にラウドネスメーターが導入され、コンプレッションをかけて
平均音圧を均一に揃える必要があった
今のTVはデジタル放送だから、ピーク超えでクリッピングするのが最大の敵で
ピークを揃える関係で音圧は一定しなくなった

音圧競争が始まったのは90年代からで、ロックは関係ない
80年代のロックをDAWに取り込んでみると、コンプレッションはあまりかかってない
90年代初期のダンスシーン(レイヴなど)で客を踊らせるために重低音と音圧が必要だった
こういう重低音はデジタルフォーマットでは再生できるが、アナログメディアでは音が割れる
LPやカセットがまだ生存していた80年代には無理な音作りだった

80年代のロックでは、キックの80Hzより下をイコライザでバッサリカットするのが主流
そして100Hzと10KHzをブーストするのが流行ってた
90年代以降のダンス音楽ではTR808やTR909のキックのチューンを下げた40Hzの重低音が重要で
これに被らないように他のパートはキックのサイドチェインでコンプをかけるのが主流になり
結果として高音圧の楽曲になりがちなのだ

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