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オーディオ・マキャベリズム Ver.1.0

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/07/27(土) 06:05:19.52 ID:6w1XUkZx.net
「〜の王道」という言葉は
オーディオにとっては金次第。
ならば、徹底的に狡猾であれ。
  音質なんて空気のようなものに頼るな。
  他社製品を貶めてまで称賛せよ。
  貧乏マニアの多いことを誇大広告せよ。
  中古品と「もったいない」を葬り去れ。
全ては「オーディオの君主」たるものに
ふさわしい礼儀と言葉を弁えよ。

245 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/12/25(水) 07:14:13 ID:/C7NQJQi.net
シェーンベルク主催の私的演奏会の演目は
資金面のほうで限度があったものの、20世紀初頭の現代音楽の叡智を集めたもので
よく「グレの歌」と「室内交響曲」との比較で語られることが多い。
もちろんその後の12音主義、新古典主義の流れを作ったのも確かだが
マーラーやブルックナーの交響曲の室内楽編曲版を聴くと
フルスコアの状態では聞き逃していた骨格が見えてきて
同時代のキュビズムはもとより、ムンクの版画のような
モチーフを再構築することの意義も見えてくる。
実際には、こうしたことは音楽サロンの試演ではよく行われており
リストなどのヴィルトゥオーゾは、様々な変奏曲、幻想曲で再解釈を披露していた。

よくピアノ編曲版というと、カラー写真を白黒コピーしたように思われがちだが
タール&グロートホイゼンの演奏するドビュッシーの海、R.シュトラウスのテイルなどは
アルバム名が「Color」というように、その色彩感が管弦楽というパレットに寄りかからず
改めて作曲技法そのものが色彩感のあるものだと実感させてくれる。
オーディオ的には、2台のピアノというのは結構ハードルの高いものでもあり
テイルでのモチーフの切り分けで、瞬時に場面が展開するときの表情が
単調に聞こえないかなど、ピアノらしい音色に囚われない再現が必要である。

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