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TOPPING製デジタルアンプ&DAC Part46

628 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2020/12/22(火) 11:50:10.69 ID:jtHAbsQK0.net
DACといえばラダー抵抗型DACみたいなものしか知らない人には理解しがたいのかもだが、
ラダー抵抗DACの場合、それぞれの抵抗値に誤差があると正確な波形にはならないという欠点がある

そして、いわゆる製造時バラつきというものがあるので、出来上がったチップを1個1個測定して、
そのラダー抵抗のすべての抵抗が理想的になっているのもののみを選別する必要がある

例えていうなら、サイコロを8つ同時に振って全てが6になるまでサイコロを振り続けるようなものだが、
DACのビット幅が 8b --> 16b --> 24b --> 32b と増えていくと同時に振るサイコロの数が8個→16個→24個→32個、、
と増えていくようなものであり全部が6になる確率は天文学的に低くなっていく

即ち、大量生産は無理で、とても低い確率でしか出来る良品を、とても高い値段で売りつけることになる
現代ではごく一部のマニアがありがたがってそれを買っているだけ

というわけで、ラダー抵抗DACというのは技術的に素性がいいものではない
製造時バラつきによる影響を極力減らせるようにラダー抵抗を使用せず、Δ伯^DACを使うことにして、
Δ伯^DACにあたえる1bストリームデータを数値演算で作り出すことにしたわけ


そして、その数値演算の仕方がメーカー、DAC製品、グレードによってことなるから
DACに入力するPCMデータが同じでも出てくる(電圧or電流)波形はDACの種類によって違うの


ちなみに、その1bストリームデータをDACチップ内で作らず、あらかじめ作っておいたものを与える方式がDSD
DSDネイティブ再生ってのは、DACチップ内の演算をバイパスして、直接的にΔ伯^DACにツッコむ
なので、DSDネイティブ再生を使えばDACチップの個性、違いを無くすことが出来て、音源を作った人の意図通りの波形を再現することが出来る

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