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【原初の】ギリシア哲学30講【思索】

1 ::2019/09/16(月) 00:50:30.52 0.net
日下部吉信『ギリシア哲学30講』の読書会スレ

西洋哲学2500年の歴史は存在の哲学vs主観性の意識の対決の歴史であったと説く
ピタゴラス、ソクラテス、プラトンらの主観性の形而上学とキリスト教の壮大な主観性が合体し、近代啓蒙思想や世界のゲシュテル化を生み出したとする。

2 :考える名無しさん:2019/09/16(月) 10:10:43.18 0.net
ハイデガーにかぶれてソクラテス以前を必要以上に持ち上げる駄本

3 ::2019/09/16(月) 12:35:02.91 0.net
2
反対意見も大歓迎です。
ただ、好き嫌いの単なる情念ではなく根拠みたいなものも付け加えて貰えると有りがたいです。

4 :考える名無しさん:2019/09/16(月) 14:03:16.16 0.net
ガラクタがガラクタであることの根拠をあげろと言われてもなあ。
ガラクタがガラクタではないことの根拠をまずあげてもらいたい。

5 ::2019/09/16(月) 16:27:56.64 0.net
ガラクタかどうかはさておき、著者の主張は有りますよね。
@ピタゴラス派→ソクラテス・プラトン派→ヘブライズムと融合→中世哲学→近代啓蒙思想→ゲシュテルと言うような流れが実際は著者の妄想であると言うなら、この路線での反論が出来る。(著者は一応論拠は示している)
A或いは「ピタゴラス由来の近代科学革命は如何に素晴らしいかと言う路線での反論」も可能かと思いますよ。
Bピュシスの思想や主観性の形而上学よりも、ずっと素晴らしい思想がある、でもよい。
その上で「ガラクタだ」と言うならば、「なるほど」と言う声も上がりそうですが、建設的意見がなく、単に「批判するだけ」ではまさに『主観性の意識の悪い部分が出てますね』で終わってしまいます。
もっとも、当の日下部さんも、批判は鋭いけども、余り建設的意見は出していない感じはするけどね。

6 ::2019/09/16(月) 16:33:10.32 0.net
或いは、著者がよって立つハイデガー思想への批判でも十分有効打にはなる。
ピュシスの思想が素晴らしいと言うが、古典古代がそんなに理想社会なのか?
ピュシスを大義名分として大多数の人間の奴隷労働を肯定するような思想ではないか?
より多くの人間が自由になった近代革命の方が偉大ではないか?
と言う視点もあるだろう。

7 ::2019/09/16(月) 16:44:50.47 0.net
「ガラクタ」と言うのは「生命がない」とか「論理の筋が通らない」と言う意味になると思います。
ハイデガーや日下部さんの思想に生命がないとか筋が通らないかと言うと、そうとも言えないと思います。
ただ、読んでいて、いまいちはっきりと理解できなかったのは、「超越」と言う哲学用語の使い方が難解で、何故、意識の主観性の哲学がユダヤキリスト教の神と結び付くのか、そしてそれがなぜ近代哲学と同質と言えるのか
ちょっと論理が抽象的過ぎて理解が難しい所もあった。「感じ」としては分かるけど、消化不良感はある。

8 :1:2019/09/18(水) 07:17:42.82 0.net
日下部さんの「主観性の意識」論は、ある種、養老孟さんの「唯脳論」に近いんだよね。
養老さんの唯脳論は、実際は脳万能主義論では全く無く、「唯脳世界への批判」である。
そして養老さんも、自然への憧憬のようなことを語り、「昆虫採集」に精を出している。

自然に触れることで、脳も自然の一部だという感覚を取り戻すということはあると思う。
しかし、脳は「自然」を嫌い、それをデジタルに変換し、仮想世界を作りあえようとする。

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