文学哲学２【詩・小説・戯曲・随筆・評論】

1 ：サトウ：2020/03/31(火) 23:09:07.19 0.net

「俺の過ちは書物など紐解いてしまったことだ」

詩・小説・戯曲・随筆・評論などの、言語表現による芸術作品の在るべき姿を探求しろ。
ライトノベル・漫画・アニメ・コンピューターゲームのように、娯楽性の高い作品も含めてよい。大らかに受け止めよう。
各自、思いのままに書き込んでよろしい。
ただし、前スレにいたような、予言者気取りの俳優は書き込み禁止とする。
また、ID非表示板につき、固定ハンドルの使用を推奨する。

2 ：サトウ：2020/03/31(火) 23:53:40.91 0.net

お薦め作品
・『ギルガメシュ叙事詩』
・ジャック・ロンドン『野生の呼び声』
・ジャック・ロンドン『海の狼』
・『小説 仮面ライダーディケイド 門矢士の世界~レンズの中の箱庭~』

やはり、物語展開における重要要素を一つ挙げるとしたら、それは「旅」だ。
それは「心の旅」でも、「魂の旅」でもありうる。
何の為に旅をするのか？ これは古代からの神話的想像力とも関わる問いだ。
望まれた旅、望まれていないが、止むに止まれぬ旅、運命愛的な旅、逃避的な旅と色々ある。
危険を冒して旅をする以上は、その過程で何か「得難いもの」が手に入らなければ、割に合わない。
だが、旅には乗り越えるべき「通過儀礼」も伴う。
乗り越えられた「通過儀礼」は喜劇として受け取られるだろう。
乗り越えられなかった「通過儀礼」は悲劇として受け取られるだろう。
そこが肝心なのだ。
また、無事、帰還出来るか、あるいは途上で朽ち果てるか、変質するかという点も重要だ。

3 ：サトウ：2020/04/02(木) 03:15:17.39 0.net

「『何が善いことなのか』と君たちは問う。勇敢であることが善い。」

ニーチェ『ツァラトゥストラかく語りき』

言語表現の究極的宿命として、文学は「何が善いことなのか」に答えるものでなければならない。
「何でも、あらゆることが善い」だの「全ては等価である」だのと答えるのは価値そのものの否定だ。
倫理学史を辿れ。そこに先人の答えがある。
勇敢な者が行うことは全て、善い。
善い戦いはあらゆる大義を崇高にする。
勇敢な者は忍耐から学ぶことが出来なければならない。でなければ、理性無き野蛮に退行するだろう。
勇敢な者は復讐心を克服出来なければならない。でなければ、臆病な者に退行するだろう。

4 ：安西大樹：2020/04/28(火) 22:09:15 ID:0.net

というか、哲学は文学に包含されている。

哲学は文学のはしために過ぎない。

5 ：考える名無しさん：2020/06/28(日) 13:39:43.21 0.net

哲学が文学部にあるのは日本の独特の特徴だが
西洋では哲学は理系だよ