2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【>H】TransHumanism Philosophy【H+】

1 :考える名無しさん:2020/08/27(木) 04:42:11.78 0.net
Isn't it time to exceed humans?

2 :考える名無しさん:2020/08/27(木) 04:53:35.22 0.net
It's not that I'm so smart,it's just that
I stay with problems longer.

-- Albert Einstein

3 :考える名無しさん:2020/08/27(木) 04:58:23.02 0.net
コロナはサービス業全般的に潰したけど旅行に関していえば移動によりCO2排出するし
居酒屋に関していえば食品ロスの温床だったわけでちゃんと地球が天罰を与えてる気はするな
コト消費だからといって地球に優しくないものは駄目てことか

>居酒屋に関していえば食品ロスの温床だったわけで

これはなかなか良い視点だ。コロナを単純に害悪視して解釈するのはナンセンス。
むしろ、コロナは社会的なアルゴリズムを効率良く変換することに一役買っている、
と見るべき。

4 :考える名無しさん:2020/08/27(木) 05:06:55.85 0.net
「超え出ること-ex」というのは哲学と相性が良いテーゼに感じられる。
ニーチェの超人思想、カントの超越論的哲学、現象学、実存主義の即自-対自という
投企も超越、仏教の悟りや涅槃も超越を連想させるので、トランスヒューマニズムを
哲学的な命題やテーマとして持つのは、悪くないのではないかと思われる。

5 :考える名無しさん:2020/08/27(木) 05:25:54.83 0.net
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63021210V20C20A8SHA100/?n_cid=NMAIL007_20200826_H
AIカメラ700台、客の興味見抜く 定説覆す売り場に


データは約260社のメーカーや卸と共有する。小売業者は競合に経営状況が漏れることを懸念し、
データ提供を制限することが多い。しかし、リテールAIの永田洋幸社長は米シリコンバレーで起業した
経験から「オープンイノベーションの精神でデータを見せ合うこと」が効果を最大化すると考える。

■「ゴールデンゾーン」の陳列変える

サントリー酒類の中村直人・広域営業本部長は「買い物体験が見える化されてきた」と話す。AIカメラで
見ると、購入量が多く買う商品が固定されている客は約8秒で選び終え、購入量が少なく多様な商品を試す
客は45秒ほど滞在していた。

棚の真ん中〜やや下の段は目に入りやすい「ゴールデンゾーン」と呼ばれ、従来は期待の新商品を置くこと
も多かった。しかし、多様な商品を試す客は滞在時間が長く、新商品を上段に置いても見つけてくれると
判断。ゴールデンゾーンには固定客がすぐに見つけられるよう定番を並べた。施策が当たり、サントリーの
ビールのトライアル店舗でのシェアは昨年、17年比で5.4ポイント増えた。

改善事例は、メーカーや卸が他の小売りチェーンにプレゼンして転用してもかまわない。トライアルと
組むメリットを実感してもらい、協力する会社を増やして「リテールDX(デジタルトランスフォーメーション)
という市場を作る」(永田社長)狙いがある。

6 :考える名無しさん:2020/08/27(木) 05:26:32 ID:0.net
■データ蓄積、ECに対抗

店舗での客の行動にはヒントが満ちている。20年ほど前には「なぜこの店で買ってしまうのか」という
ビジネス書がヒットした。売り場でひたすら客を観察し、売れる法則を導き出すという内容だった。
ただ、人力での観察には限界がある。

対して、電子商取引(EC)はサイト上での行動を大量に蓄積できる。どのページに長く滞在したか、
チェックしたが買わなかった商品は何か。米アマゾン・ドット・コムなどの急成長が続くなか、
リテールAIの永田社長は「何もしなければ日本の小売市場が外資に取られるのも時間の問題」と危機感を持つ。

EC勢への対抗策のひとつが、デジタル機器を活用した行動データの蓄積だ。米ウォルマートは2019年4月、
数千台のAIカメラで商品の陳列や来店客の動きを分析する実験店を開いた。トライアルと同時期の導入で、
世界最大手の小売企業にも同じ問題意識があることがうかがえる。

7 :考える名無しさん:2020/08/27(木) 05:27:35 ID:0.net
「スマートカート」があれば、レジの人間が不要になるだけでなく、レジ自体が不要になってくる。
こうしたことも、社会的アルゴリズムを効率化したもの、だと言えるだろう。
あとは、Github的なオープンソースの思想が社会的進化を加速させていく。

8 :考える名無しさん:2020/08/27(木) 05:33:17 ID:0.net
社会的アルゴリズムを効率化した極限形態がTHである、と表現できそうだ。

9 :考える名無しさん:2020/08/27(木) 06:02:32.38 0.net
THの人の考察でなかなか面白いのは、ヒューマニズムが人間を堕落させる、みたいな
ことを述べていることだ。これは、意表をつく着眼点ではないだろうか。

たとえば、韓国でコロナクラスタを発生させているのは教会や宗教的な集まりである。
教会や宗教的な価値観をヒューマニズムだとすると、それらが一番、コロナ蔓延や拡大の
原因になっていることが分かる。つまり、ヒューマニズムをあまり持ち合わせていない
ひきこもりやコミュ障の方が、コロナ不拡散に一番、貢献していると言える。

ここに哲学的な逆説を洞察できそうだ。

10 :考える名無しさん:2020/08/27(木) 06:10:52.87 0.net
つまり、ヒューマニズムに準じる行為が、一番ヒューマニズムに反する現象を帰結させる、
という興味深い逆説的な構造がここに観察できる。

たとえば、寄付や募金、ボランティア活動などは好ましいものだと私達は安直に考えがち
だが、実はそれらが腐敗を生んでいる可能性はないだろうか。インドのどこかの空港では、
観光客から寄付を得ようとホームレスっぽい人らが待機している。これも寄付という
善意の行為が、たかり行為を固着させ、腐敗や依存心を生じさせてしまっている可能性もありそうだ。

ニーチェはキリスト教的な「隣人愛」に否といい、その代わりに「遠人愛」を説いたが、
このニーチェのアプローチの方が忖度から遠い、普遍志向を志向していると
言えないだろうか。身内や自国にばかり過剰な配慮をするのはエゴイズムの強化にもなるだろうし。

11 :考える名無しさん:2020/08/27(木) 06:18:54.94 0.net
THの観点が重要になるのは、それは従来の人間中心主義の視点から、非人間中心主義的な
視点へと、根元的な認知の変容や超越をもたらすからだ。だから、THをAIにしても良いし、
それをコロナにしてもいい。人間の在り方を相対化できる外部が必要だということだ。

ニーチェによると神は死んだらしいので、なら、それ以外の外部がいるだろう、
ということかもしれない。コロナウイルスがそうした外部であっても、少しも
構わないのだ。現にコロナは社会進化の触媒として作用しているし、コロナを
ヘーゲル的な絶対精神の顕れだと見做してもいいくらいだろう。

12 :考える名無しさん:2020/08/27(木) 06:23:13.76 0.net
>>9
そして、そうした宗教的クラスタがコロナを拡散させているのに対して、
ITや接触頻度、経路通知をするアプリ、すなわちDX化はコロナを制御する方向に
作用している。つまり、ヒューマニズムでなく、トランスヒューマニズムやDXが
社会的防疫に一番、寄与していることが理解できる。

13 :考える名無しさん:2020/08/27(木) 06:47:38.09 0.net
ヒューマニズムが腐敗しやすいのは、それが自分たちの利害だけを考慮、忖度する傾向や
短慮をそこに生じさせるからであろう。そのため、ヒューマニズムの下位互換が
ネトウヨ的なクラスタであると思われる。それらはヒューマニズムの次元にさえ達しておらず、
それより遥かに下のレベルで、身内、仲間、自国、同一人種の権益さえ確保できれば、
あとは差別も不公正もお構いなし、というスタンスの動物レベルの連中、ということになるだろうからである。

THはそのようなヒューマニズムの下位互換ではなく、その上位互換となるものになると考えられる。

14 :考える名無しさん:2020/08/27(木) 06:55:49.06 0.net
そもそも哲学者には元々、トランスヒューマニズム的な傾向があるのではないだろうか

プラトンのイデア論もそうだし、アリストテレスの論理学もそうだ。
ライプニッツやデカルトの人間の思考を機械的・算術的な記号で正しく表現
できないか、みたいな模索もそうだ。「ライプニッツの歯車」という機械式計算機
もTHの奔りだと言えるだろう。

15 :考える名無しさん:2020/08/27(木) 07:43:25 ID:0.net
まあ、そういうことだね
トランスヒューマニズムこそまさに哲学であり、哲学はまさにトランスヒューマニズムだよ
そもそも哲学は完全なる自己決定性を前提としているわけで、トランスヒューマニズムによってそれがついに実現するわけだから
この分野は理論的にも未着手な部分が膨大にある
プロの人は頑張ってくれ

16 :考える名無しさん:2020/08/27(木) 08:41:21 ID:0.net
トランスヒューマニズムを担うエージェントは別に哲学者でなくてもいいのだ。
AIでもいいし、ロボティクスでもいい。そこに外部性がありさえすればいい。

一番いいのは、コロナウイルスかもしれない。遺伝子工学ではベクターとして、
プラスミドやコスミド、ラムダファージ、人工染色体などがあるが、これらは
容易に人間的な価値観を越境して増殖していくので、トランスヒューマニズムの哲学に
とって有意となるエージェントになるかもしれない。

17 :考える名無しさん:2020/08/27(木) 09:31:00 ID:0.net
よくコロナウイルスは地球免疫である、みたいな意見が見られるが、ガイア理論的な
観点で眺めると、それほど違和感のない見方になる。さらに言えば、地球や宇宙、
自然環境含めた生態系自体が巨大な有機的計算機のようなものであり、リソースの最適化を
目指して、要素の組み替え、あるいは社会的アルゴリズムの効率化を志向している、
と表現できるのではないだろうか。

グレタさんのような環境主義者も、ある意味、トランスヒューマニズムの一形態である
と言えそうだ。

18 :考える名無しさん:2020/08/27(木) 09:46:45 ID:0.net
僕もざっくりとth=時間の流れみたく捉えてますので主軸にしてもそれぞれの関心で幅広く展開できてよいかと、
よかったねthくんやっぱり情熱だね
ところでここは万人に開かれてるんだろうね?

19 :考える名無しさん:2020/08/27(木) 12:02:27 ID:0.net
「20年後までに人間の意識を機械にアップロードせよ」
https://wired.jp/series/away-from-animals-and-machines/chapter8-2/
これなんかもthの観点から見ると面白いですよ。

20 :考える名無しさん:2020/08/27(木) 14:45:30.98 0.net
ですがはっきり言うと私はこういう視点です。「テクノロジーと時間 監視社会や人権問題 改憲などはどういった見解でしょうか? 目的論から遡る意味でも論議できる方いませんか?
スレタイやポストヒューマンにも通じるところはあります。」
目先の問題からやりたいのですが次世代と言うのはもうきていると思っています

21 :考える名無しさん:2020/08/27(木) 14:46:35.23 0.net
もちろん個人的な考え方なので批判はあるでしょうが 荒らしにしろ前提として誰のレスか等以前にどこの誰か趣味趣向
息抜きに見ている動画まで相手がわかる人間はもうゴロゴロいます。
そんな環境に何時迄も気づかず自演だなんだのは哀れですね。無駄なことは省きましょう

22 :考える名無しさん:2020/08/27(木) 15:47:08.07 0.net
小出
成宮
山口メンバー
手越
山P

モテなかったおっさん(ドルオタ)は仕方ないけど
イケメンでもロリコンっているんだな

23 :考える名無しさん:2020/08/27(木) 17:54:31 ID:0.net
あの程度で真のロリコンとは言わんぞ

ロムってる人が気軽に描いてくれればなぁそろそろ雲散霧消しないものをって人もちらほらいたけどなあ

24 :考える名無しさん:2020/08/27(木) 18:50:41 ID:0.net
以下のような要素で構成された集合Dを用意する。

D={赤、黒、白、マゼンタ、ライム、hue(色相)、シアン、コロナウイルス}

この集合Dを眺めると、色に関係しているような要素が多いが、でも、
最後の要素にコロナウイルスという要素もあるので、Dが一体何の集合で
あるのか、これを眺めただけでは、よく分からない。

でも、この集合Dに宇宙のモデルを設定すれば、その真偽を判定できる。
宇宙モデルに、文字列だけを集めたものや、単語だけを集めたものにする
と定義すれば、Dは真となり、そこに矛盾は発生しない。

だが、別の宇宙モデルでは日本語だけを集めよ、と設定すると、
この集合Dには、hueという要素が入っているし、英語をカタカナに
した要素も何個か入っているので、定義に反しているのでDは偽となり、
Dは集合の条件を充足しない、ということになる。

25 :考える名無しさん:2020/08/27(木) 18:51:25 ID:0.net
知性も同じだ。知性というと、往々、人間視点で誤って騙られがちだが、
それは知性を測る宇宙のモデルに、人間的な知性を暗黙裡に採用しているからだ。
逆に、それとは異なる宇宙のモデルや定義を知性として採用するのであれば、
人間よりもコロナウイルスや植物の方がはるかに高度な知的存在者である、と
いう真理の判定も可能になる。植物であればエコシステムにかなっているし、
人間よりもずっと無駄が少なそうだ。

この宇宙のモデルには、たとえば、より少ないエネルギーと排出物で生きられ、
かつ、種の保存や繁殖をスムーズに達成できることを知性の最大の証しとする、と設定するだけでいい。そうすると、この宇宙モデルのもとでは、人間は合理的に
増殖するコロナウイルスや植物、リゾームよりも知性の順序が低い位置へとソートされていく。現に人間はコロナに苦しめられているが、コロナは全くの無傷である。これだけでも、実はどちらが真に知的な存在なのかも想像出来るかもしれない。

つまり、真理とはコンテクストや設定した宇宙のモデルに依存した相対的なモノに
過ぎないというのが、この観点である。

26 :考える名無しさん:2020/08/27(木) 19:13:54 ID:0.net
さあ盛り上がってまいりました。
話が飛躍するけどここは運が良ければ国家の声も聞けるしあらゆる職種の人たちと触れ合えるよ。

27 :考える名無しさん:2020/08/27(木) 19:33:37 ID:0.net
次世代の哲学を育むスレ Part 12
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1598096372/145

> いつまであるかどうかですが一度くらいどうですか
わたしはヒューマニズムに関心があります
今のところ、ヒューマニズムほど面白いものはないと思っています
「人間関係」を考えたとき、
日本人の考え方は、なかなか複雑で面倒くさい手順を無意識にやっているものだ、と解釈しています

わたしは人間を基準にして考えています
人間を基準としない哲学には今のところ関心はありません
「新しさ」は絶対的な基準から生まれないと思っているので、
THに興味を持つほどのモチベーションはないと言えます

28 :考える名無しさん:2020/08/27(木) 19:44:09 ID:0.net
生々しいほどの人間くささですよ
恐ろしいほどに自己の矛盾に気づかない人は多い

29 :考える名無しさん:2020/08/27(木) 21:54:04.68 0.net
タイムリーな話題と結び付けて語るのが難しいからなあ
ドラえもん談義にしかならんし

30 :考える名無しさん:2020/08/27(木) 22:14:35.18 0.net
変に格好ばかり取り繕っても中身が同じじゃなあ

31 :考える名無しさん:2020/08/27(木) 22:20:22.07 0.net
英語で反論してみろよ、なぁw

32 :考える名無しさん:2020/08/27(木) 22:34:59.16 0.net
すごいね ごめんなさい🙇♂

33 :考える名無しさん:2020/08/27(木) 22:37:54.21 0.net
コロナやデジタルトランスフォーメーションはタイムリーな話題だよ
不要不急を排除するコロナがトランスヒューマニズムを加速させている

34 :考える名無しさん:2020/08/27(木) 23:01:46 ID:0.net
観点の話ではないだろ、技術的な問題であって

35 :考える名無しさん:2020/08/28(金) 08:16:26.90 0.net
トランスヒューマニズムとは、すなわち人間が数学になることだよ

36 :考える名無しさん:2020/08/28(金) 12:06:59.67 0.net
thの負の側面としてはジョージ・オーウェル1984みたいになってきた閉塞的な管理社会にどう向き合うかも大切な問題だと思う

37 :考える名無しさん:2020/08/28(金) 13:53:37 ID:0.net
今や我々の生活はマイナンバーPCスマホテレビや監視カメラビックデータ等で丸裸です。そしてこれらを扱うのはAIだけではありません、更にこれを言うと信憑性を欠くことは承知してますが既に思考盗聴・指向性電磁波兵器などの最新テクノロジーもあり日本全土を射程に納めています、この辺りを認識していると何故識者ほど追随するか口籠るしかないのかが多少見えてくると思います

38 :考える名無しさん:2020/08/28(金) 21:30:12.10 0.net
やはり安倍政権を倒したのは無能な野党でなく、コロナウイルスだった。
ストレスは胃腸に来やすいので、コロナ対策で総理の持病が悪化したことも頷ける。
腸は第二の脳なので、総理が正しい政治判断ができないと判断したことは正しいだろう。

前に、コロナウイルスのことを社会革命家であると表現したが、このような忖度悪政
を長年続けた安倍政権をいとも簡単に倒した点でも、やはり、コロナは有能な社会的
イノベーターとして作動していると考えられる。周庭さんが言うのとはベクトルが
少し異なるが、我々はコロナを甘くみてはならないのである。

39 :考える名無しさん:2020/08/28(金) 21:36:26 ID:0.net
コロナウイルスは、ヘーゲル的な絶対精神を指す触媒や化身である、と考えると
これから生じてくる一連のことがいとも容易く飲み込めるようになる。
有限なリーソースや壊れかけた環境収容力を維持できるよう、コロナは地球免疫として、また、社会革命家として、その社会的なアルゴリズムを合理的、効率的なものへ組替えるような作用をもたらしている、ということが分かる。社会防疫の観点からの社会のDX化ももちろん、そうした一連の流れの中にある。

40 :考える名無しさん:2020/08/28(金) 21:44:03 ID:0.net
コロナによって社会構造を公平、平等なものへと、すなわちロバストものへと
転換しないと、それに社会全体が対応できなくなるので、これから否応無く
再分配が進むようになるだろう。つまり、コロナウイルスは格差社会を解消するBI、給付金型の再分配型社会構造へと移行するように作動すると考えられる。

世襲議員のFラン安倍総理が淘汰されたことは、そうした流れの象徴的一つだとも
表現出来るだろう。トランプが再選失敗しても同じことが言えるだろう。

41 :考える名無しさん:2020/08/28(金) 21:53:12 ID:0.net
>>38
安倍政権はパチンコで例えるとBIG入って今日は俺の日だと有頂天になって勝ち分そのままつぎ込んで日暮れには借金して過ぎし栄光を取り戻せる夢を見ながら閉店を迎えるごく普通の日本人に見えるけど?
コロナじゃなくてもなってたと思うよ

42 :考える名無しさん:2020/08/28(金) 22:38:29.40 0.net
AIが神だったかAIで神になるだったか唱えてる連中だ
アニミズム心性が強いんだろ

43 :考える名無しさん:2020/08/28(金) 22:56:26 ID:0.net
今ならコロナが神です

44 :考える名無しさん:2020/08/29(土) 01:25:01.64 0.net
それではお聞きしましょうTHE BLUE HEARTSで青空

45 :考える名無しさん:2020/08/29(土) 01:27:32.80 0.net
対象やオブジェクトの持つ真理性は、それ自体によって決まるのでなく、それが
置かれたコンテクストに常に依存する。

たとえば、赤いオブジェクト(花や車)を白黒の写真で撮ると、そこには黒い花や
黒い車が表象される。つまり、白黒の写真というコンテクストの中で、赤は黒に
移行していることが分かる。

それと同様に、コロナウイルスは疫学のコンテクストでは、感染症の一つであるが、
これを社会システムへの影響という文脈で考えると、それは社会革命家のような
機能を持っていたり、あるいは、グローバル経済活動を減速させる、環境配慮型の
地球免疫の側面を持つことが分かる。

つまり、赤もコロナウイルスもそれ自体では意味内容を定位できないということだ。
それが置かれる場所や文脈、あるいは、それに対置する別の対象やオブジェクトが
あってこそ、それらは初めて暫定的な意味や真理性を獲得する。そうした対置構造
の一つとしては、野党がなければ与党もなく、健康がなければ、病気の概念がなく、
死がなければ生の概念が成立しないのと同じだ。色なら対置構造として補色があり、
数なら反数や逆数などがあるだろう。

46 :考える名無しさん:2020/08/29(土) 04:27:39 ID:0.net
朝生観たけど、コロナと環境問題リンクさせている論客が一人もいなかった。
それだけでも、かなり遅れた議論をしているのが分かった。

47 :考える名無しさん:2020/08/29(土) 04:43:21 ID:0.net
未だに経済成長イコール善である、という旧いスキームで考えているからそうなる
のだろう。そうではなく、経済減速の方が善になる、というスキームの転換を図る
段階に来ていることに、それらの旧い思考の論客らは全く気づいていないようだ。

減速資本主義こそが、社会システムを公共善へと漸近させるインセンティブとなる。
それだけで環境配慮型の持続可能な社会になるし、再分配や格差解消、セーフティネットの
拡充にもつながる。不正な贈収賄による招致の東京五輪も中止になり、カジノも中止になれば、
公安的にも公衆衛生的にも良きこととなるであろうから。

人口が減るのもいいことだ。満員電車や人々が過剰に凝集する劣悪な居住空間も改善
され、大気汚染も減り、高齢者や軽症者のサロン受診がコロナで減れば、それも財政上から言っても
医原病の低減にも寄与することになろう。

安易に医療機関にかかれないと分かれば、人々は普段から自らの健康意識を高め、自己管理を
行うようになって、従来よりも健康的な生活をするようになるのではないだろうか。
今まで、いかに医療機関を儲けさせるためのカモに自分たちがなっていたのかをそこで
ようやく気付けることになるだろう。

48 :考える名無しさん:2020/08/29(土) 10:34:16 ID:0.net
コロナウイルスは自然環境問題である、という視点が大きく欠落している。
経済をどう回すかを考えるのでなく、自然環境をどう回すのか、あるいは
どう維持しうるのかを考えた方が、前者の問題に対しても近道となることだろう。

大規模な自然災害が発生するごとに、どれだけの経済的な被害が生じるかを
計算してみるといい。そこから派生するインフラ再建や医療費等も含めてだが。

49 :考える名無しさん:2020/08/29(土) 10:53:18.98 0.net
普通に包含関係を考えると、そうした位置関係がよく分かる。そこに、

自然環境⊂経済 のような包含関係があるはずもなく、そこにあるのは常に、

経済⊂自然環境 というようになっている筈だ。つまり、コロナウイルスを人類が

招いているのは自然環境を蔑ろにして、経済優先の思想を選択していることから
それが生起していことが分かる。つまり、順序と優先順位が逆になっているので、
いつまでもコロナの被害は消えないし、消えたとしてもまた、未知のウイルスや
自然環境や生態系破壊を原因とする地球規模のインシデントが発生するのは自明
なのである。

50 :考える名無しさん:2020/08/29(土) 11:54:22 ID:0.net
物質のことは結局はわからないからね
知性からの観点で見るしかないよ

51 :考える名無しさん:2020/08/29(土) 17:54:09.24 0.net
ありえない事が現実にはあるのよ

52 :沈黙は金:2020/08/29(土) 18:05:45.20 0.net
ありえない事については沈黙しなければならない

53 :考える名無しさん:2020/08/29(土) 18:25:38.60 0.net
そうなんですか私は自由に思索するねー

54 :考える名無しさん:2020/08/29(土) 18:27:34.05 0.net
思うのは勝手ですよ

55 :考える名無しさん:2020/08/29(土) 18:44:57.24 0.net
私にとってありえない事などあまりないという事です 

56 :考える名無しさん:2020/08/29(土) 19:25:12.44 0.net
いいぞいいぞw

57 :考える名無しさん:2020/08/29(土) 21:42:19.44 0.net
まあだからいくら説明してもこういう箸にも棒にもかからない低次元な奴だらけですよ

58 :考える名無しさん:2020/08/29(土) 21:46:40.60 0.net
低次元な説明しか出来ない我を省みたまえ💆

59 :考える名無しさん:2020/08/29(土) 21:59:55.17 0.net
君は何も気にしなくていいと思うよ^_^

60 :考える名無しさん:2020/08/29(土) 22:10:28 ID:0.net
ただの独り語りでしかないトランスヒューマニズム、なんてのはウケそうだな

61 :考える名無しさん:2020/08/29(土) 22:22:59 ID:0.net
砂漠の天使、スナネコ🐈

62 :考える名無しさん:2020/08/29(土) 22:34:42.69 0.net
またかもう疲れたよ君のthを一応聞こうか いやもういいや

63 :これが史上最悪の狂人=顎曲がり整形お化けジェ爺オタ純一の日常だ!:2020/08/29(土) 22:36:12.45 0.net
  

       彡川川川三三三ミ〜
      川|川 / 臭 \|〜
      川川  ◎---◎|〜 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      川川     3  ヽ〜< おちんちん洗わずにジェシカ(元少女時代)の香りを得るのが真の勝ち組
      川川  ∴) A(∴)〜  \____________
      川川     U  /〜     ___
    _;川川     ダッラ〜   .    |  |   |\_
  /  川川   __/        . |  |   | |  |\
 /    /     | |              |  |   | |  |::::|
(    (   ◎  / \_          .|  |   | |  |::::|
 \   \   /\    ̄ ̄\     |  |   | |  |::::|
  /:\   \  ドピュ ̄\っ))))〜〜|  |   | |  |::::|
 /:::  \    つ___  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 |:::    \   (__3。 ;。 ̄ ̄ |  _________ .|
 |::::     \__/          .| |             . |.|
 \:::    (;;; );; )          | |           .   |.|
   \      \\       .| |           |.|
    \      ) )      . | |           |.|
     /     / /        | |           |.|
    /     / /         |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |

64 :考える名無しさん:2020/08/29(土) 23:17:08 ID:0.net
お疲れ様です

65 :考える名無しさん:2020/08/29(土) 23:25:50 ID:0.net
The Language of Thought Hypothesis

The language of thought hypothesis (LOTH) is the hypothesis that mental representation
has a linguistic structure, or in other words, that thought takes place within a
mental language. The hypothesis is sometimes expressed as the claim that thoughts
are sentences in the head.

It is one of a cluster of other hypotheses that together offer a theory of the nature
of thought and thinking. The other hypotheses in the cluster include the
causal-syntactic theory of mental processes (CSMP), and the representational
theory of mind (RTM).

66 :考える名無しさん:2020/08/29(土) 23:26:35 ID:0.net
The former is the hypothesis that mental processes are causal processes defined
over the syntax of mental representations. The latter is the hypothesis that
propositional attitudes are relations between subjects and mental representations.

Taken together these theses purport to explain how rational thought and behavior can
be produced by a physical object, such as the human brain. In short, the
explanation is that the brain is a computer and that thinking is a computational
process. The cluster therefore is referred to often (and aptly) as the computational
theory of mind (CTM).

67 :考える名無しさん:2020/08/29(土) 23:27:11 ID:0.net
LOTH was first introduced by Jerry Fodor in his 1975 book The Language of
Thought, and further elaborated and defended in a series of works by Fodor
and several collaborators. Fodor’s original argument for LOTH rested on the
claim that (at the time) the only plausible psychological models presupposed
linguistically structured mental representations.

Subsequent arguments for LOTH are inferences to the best explanation.

68 :考える名無しさん:2020/08/29(土) 23:27:59 ID:0.net
They appeal to supposed features of human cognition such as productivity,
systematicity, and inferential coherence, arguing that these features are best
explained if LOTH is true. Important objections to LOTH have come from
those who believe that the mind is best modeled by connectionist networks,
and by those who believe that (at least some) mental representation takes
place in other formats, such as maps and images.

This article has three main sections. The first explains LOTH, as well as CSMP,
RTM, and the importance of conjoining all three to arrive at the resulting
CTM. The second describes the major arguments in favor of LOTH.
The third describes some important problems for LOTH and objections to it.

69 :考える名無しさん:2020/08/29(土) 23:28:33 ID:0.net
1. The Language of Thought Hypothesis
a. Combinatorial Syntax and Compositional Semantics

LOTH is the claim that mental representation has a linguistic structure.
A representational system has a linguistic structure if it employs both a
combinatorial syntax and a compositional semantics (see Fodor and Pylyshyn
1988 for this account of linguistic structuring).

A representational system possesses a combinatorial syntax if,

70 :考える名無しさん:2020/08/29(土) 23:29:08 ID:0.net
i) it employs two sorts of representation: atomic representations and compound representations, and

(ii) the constituents of compound representations are either compound or atomic.

A representational system possesses a compositional semantics if,

(iii) the semantic content of a representation is a function of the semantic content of
its syntactic constituents, the overall structure of the representation, and
the arrangement of the constituents within the overall structure.

71 :考える名無しさん:2020/08/29(土) 23:30:04 ID:0.net
Formal languages are good examples of languages possessing both combinatorial syntax
and compositional semantics. For example, sentential logic (propositional logic)
employs symbols to represent simple declarative sentences (usually the capital letters
‘A’, ‘B’, ‘C’…) and symbols for logical connectives (usually ‘·’ for ‘and’, ‘v’
for ‘or’, ‘→’ for ‘if… then…,’ and so on).

Thus, ‘A’ might be an atomic representation of the sentence ‘Gail is tall’, ‘B’
an atomic representation of the sentence ‘Alan is bald’, and ‘C’ an atomic
representation of the sentence ‘Amanda is funny’. In that case, ‘(A · B) v C’
would be a compound representation of the sentence ‘Either Gail is tall and Alan is bald,
or Amanda is funny’.

72 :考える名無しさん:2020/08/29(土) 23:30:47 ID:0.net
The components of this compound representation are the compound representation
‘(A · B)’ and the atomic representation ‘C’. In short, sentential logic employs
both atomic and compound representations, and the components of its
compound representations are themselves either atomic or compound.
Thus, it possesses a combinatorial syntax.

Moreover, the semantic content of a representation within sentential logic
(generally taken to be a truth-value—either TRUE or FALSE) is a function of
the content of the syntactic constituents, together with overall structure and
arrangement of the representation.

73 :考える名無しさん:2020/08/29(土) 23:31:42 ID:0.net
For instance, the truth-value of a representation with the form ‘A → B’ is
TRUE just in case the truth-value of ‘A’ is FALSE or the truth-value of ‘B’ is
TRUE. Alter the arrangement of the parts (B → A) or the overall structure
(A · B) or the components (A → C) and the truth-value of the whole may
change as well. Therefore it also possesses a compositional semantics.

LOTH amounts to the idea that mental representation has both a combinatorial
syntax and a compositional semantics. It is the idea that thoughts occur in a
formal mental language (termed the “language of thought” or often “mentalese”).

A common way of casting it is as the claim that thoughts are literally sentences
in the head. This way of explaining the thesis can be both helpful and misleading.

74 :考える名無しさん:2020/08/29(土) 23:32:49 ID:0.net
First, it is important to note that sentences can be implemented in a multitude
of different kinds of media, and they can be written in a natural language or
encoded in some symbolic language. For example, they may be written on
paper, etched in stone, or encoded in the various positions of a series of
electrical switches. They may be written in English, French, first-order logic, or
Morse code.

LOTH claims that at a high level of abstraction, the brain can be accurately described
as encoding the sentences of a formal language.

75 :考える名無しさん:2020/08/29(土) 23:34:03 ID:0.net
Second, it is equally important to note that the symbolic language LOTH
posits is not equivalent to any particular spoken language but is the common
linguistic structure in all human thought. Part of Fodor’s (1975) original
argument for LOTH was that learning a spoken language requires already
possessing an internal mental language, the latter being common to all members of the species.

Third, the posited language is not appropriately thought of as being introspectively
accessible to a thinking subject. In other words, while thinkers may have
access to much of what goes on while they are thinking (for example the images,
words and so on that may be visible “in the mind’s eye”), the language of thought is
not “visible” as such.

76 :考える名無しさん:2020/08/29(土) 23:35:01 ID:0.net
Rather, it is best thought of as the representations that are being tokened in
and processed by the brain, during and “beneath” all that is accessible to the
thinker. (However, that they are not introspectively accessible is not to be
taken to indicate that they are not causally efficacious in the production of
behavior.
On the contrary, they must be, if the theory is to explain the production of
rational behavior.)Casting LOTH as the idea of sentences in the head can be
useful, if understood appropriately: as sentences of a species-wide formal
language, encoded in the operations of the brain, which are not accessible
to the thinker.

77 :考える名無しさん:2020/08/29(土) 23:38:57 ID:0.net
えいっ

78 :考える名無しさん:2020/08/29(土) 23:50:15.14 0.net
決まりましたね!

79 :考える名無しさん:2020/08/29(土) 23:54:04.06 0.net
>>78
計画通りっ

80 :考える名無しさん:2020/08/30(日) 00:28:12 ID:0.net
コロナ≒トランスは流石に馬鹿としか言いようがないな
コロナによって知性とやらがアップデートされた訳ではなく、環境を否応なしに適応させられただけ

81 :考える名無しさん:2020/08/30(日) 00:44:05.22 0.net
>>80
その知性がこの惨状をもたらした訳でw

82 :考える名無しさん:2020/08/30(日) 07:21:27.83 0.net
掃き出し法(row reducton)とも呼ばれるガウスの消去法(Gaussian elimination)は、
行基本変形によって拡大係数行列を行階段形に変形する操作を指す。それが
掃き出し法と呼ばれるのは、拡大係数行列の左下の要素を可能な限り0にする操作を
行うことによる。なるべく0にして、綺麗にするから掃き出している、と表現する。

正方系 Ax = b の係数行列が正則であれば、拡大係数行列の係数行列に対応する
部分は上三角行列に変形できる。これは Ax = b を以下の形に変形させることに
対応する。

Ux = c

ここでUは、上三角行列を表す。

83 :考える名無しさん:2020/08/30(日) 07:21:55.34 0.net
ガウスの消去法に要する演算回数は、クラメルの公式の演算回数よりもずっと少ない
ので有用となる。実際の数値計算の直接法では、ガウスの消去法とも関連する
LU分解(LU decomposition)がよく使われる。

84 :考える名無しさん:2020/08/30(日) 07:22:33.18 0.net
Ax = b

A =

[ 2 3 1]
[ 4 -5 -1]
[ 6 -7 1]

x =

['x_1']
['x_2']
['x_3']

b =

[7]
[3]
[5]

x_variable =

[ 2.00000000e+00]
[ 1.00000000e+00]
[-5.80732044e-16]

∴ x_1 = 2, x_2 = 1, x_3 = 0

85 :考える名無しさん:2020/08/30(日) 09:04:17.37 0.net
f. Analog and Digital Representation

One commonality that holds among the last three objections discussed is
that they can all reasonably be described as claiming that at least some mental
representation is analog, while LOTH describes mental representation as digital.
The distinction is usually understood in terms of continuity and discreteness.
Digital representations are discrete (as words and sentences).

Analog representations are continuous, or possess continuously variable properties
such as distances between parts of an image or map, or activation values of
the nodes in a network.

86 :考える名無しさん:2020/08/30(日) 09:05:36.86 0.net
However, the distinction between analog and digital representation has been understood
in a number of ways. David Lewis (1971) says that “analog representation of
numbers is representation of numbers by physical magnitudes that are either
primitive or almost primitive,” (325) and that “digital representation of numbers [is]
representation of numbers by differentiated multi-digital magnitudes” (327).

Fred Dretske (1981) says that “a signal… carries the information that s is F
in digital form if and only if the signal carries no additional information about
s, no information that is not already nested in s’s being F. If the signal does carry
additional information about s, information that is not nested in s’s being F,
then… the signal carries this information in analog form (137).

And James Blachowitz (1997) says that “the function of analog representation
is to map or model what it represents (83). See also Von Neumann 1958,
Goodman 1968, Trenholme 1994, Haugeland 1998, and Katz 2008.

87 :考える名無しさん:2020/08/30(日) 09:07:19.13 0.net
The analog/digital distinction may be drawn in reference to different kinds of
things: computers, representations, processes, machines, and so forth.
Haugeland (1998) argues that, although all digital representations share
some important features, there may be no set of features uniquely characterizing
analog representation.

If that is the case, then the idea that images, maps, and networks are analog
should not be taken to indicate that they share some important set of features
other than being non-digital. Moreover, because it remains a possibility that
thought is best modeled by a connectionist network implementing a system
that processes linguistically structured representations, and because it remains
a possibility that some thinking takes place in images, some in maps, some

in linguistically structured representations, and some in yet other forms of
representation, it would be misleading to suggest that the question whether
the mind is best modeled by an analog or digital machine has a singular answer.

88 :考える名無しさん:2020/08/30(日) 09:08:09.45 0.net
>>86
ドレツキ(Dretske)は、通信路を経由して伝送される情報の量的側面を
定式化したシャノンの情報理論に基づいて情報の意味的側面を考察して、
伝送される情報の内容に焦点をあてた意味論的情報理論を提案し、
知識とは、情報によって生成された信念であると定義した。

ドレツキによれば、情報の内容とは、信号rがF(s)(sがFである)という情報を担っているということは、rが与えられたときの条件付き確率
P(F(s)|r)=1ということであると定義する。そして「KがF(s)であることを知るということは、F(s)であるというKの信念がF(s)である
という情報によって因果的に導き出される」として、言い換えると、信念が
F(s)であるという情報によって因果的に導き出されるということは、
KはF(s)という信念を持っているとき,この信念が情報によって知識として
資格付けられるいうことである。

これは外部からの情報によって、個人に宿る信念を正当化して知識に引き上げる
ことができるとするものである。このようにドレツキは、情報が知識の根拠になることを提案している

89 :考える名無しさん:2020/08/30(日) 09:42:37 ID:0.net
「思考とは計算である」と見做すと、いろいろと理解しやすい場面が出てきそうだ。
哲学も思考を要するので、哲学も一種の計算やアルゴリズムとして表現出来そうだ。

予測とは未来の計算であり、記憶であれば、過去の計算になるだろう。
デジタルは離散的であるので、余計なノイズを捨象して、対象や関係の構造のみを取り出す。
数学や論理学などに見られるそうした抽象化の利点は、それによって汎用性を獲得できるように
なる点だ。アナログはその逆で、信号に付加的な情報を畳み込むことが可能になりそうだ。

汎用性があるなら、そこには時空を超えた適用範囲が得られる、ということになる。つまり、経験性や個別性、一回性の持つランダムネスに左右されない、
普遍構造をそれらは志向していると言えるだろう。

90 :考える名無しさん:2020/08/30(日) 09:43:42 ID:0.net
このことから、頭の悪い人とは「計算ができない人たちである」と表現できそうだ。
その代表例は政治家や官僚などになるのではないだろうか。彼らは適切に大域最適的に
計算して、より合理的・効率的な社会的アルゴリズムを求めたり、組んだりすることが
できないゆえに、常に猿にでも思いつく増税という安直な手段を頻回させる。

増税だけでいいのなら、政治家は小学生や子供店長にやらせるべきではないだろうか。
ほとんど脳を使わないで出来る政策が増税や各種社会保険料のアップなのだ。
頭の悪い人とは「計算ができない人たちである」であるので、突然、辞意を表明したりするし、
不正招致の東京五輪のために莫大な投資をしたりする。自分の体調も管理・計算できない人間が、
長年、首相を務められる国なのである。計算できない、あるいは、計算が下手なので、
未来を予測する能力も必然的に低くなってしまうのである。

91 :考える名無しさん:2020/08/30(日) 09:51:42 ID:0.net
>>90
安倍は世論が分からないと言っていたから予測、計算以前の問題ではないだろうか

92 :考える名無しさん:2020/08/30(日) 10:24:02 ID:0.net
社会がフラットな価値観によって成り立つというのは為政者側の都合であって決して現実に則してはいない
かといって日本は多民族国家でもなければ世襲議員による緩やかな支配が続いているのであるから不思議である

93 :考える名無しさん:2020/08/31(月) 01:35:46.92 0.net
私は地球を救うために1時間の時間を与えられたとしたら、55分を問題の定義に使い、
5分を問題の解決に使うだろう アインシュタイン

94 :考える名無しさん:2020/08/31(月) 07:32:14.25 0.net
d. The Computational Theory of Mind

RTM, LOTH, and CSMP was inspired on one hand by the development of modern logic,
and in particular by the formalization of logical inference (that is, the development of
rules of inference that are sensitive to syntax but that respect semantic constraints).

On the other hand, it was inspired by Alan Turing’s work showing that formal procedures
can be mechanized, and thus, implemented as causal processes in physical
machines. These two developments led to the creation of the modern digital
computer, and Turing (1950) argued that if the conversational behavior
(via teletype) of such a machine was indistinguishable from that of a human
being, then that machine would be a thinking machine.

95 :考える名無しさん:2020/08/31(月) 07:33:16.24 0.net
The combination of RTM, LOTH, and CSMP is in a sense the converse of this latter
claim. It is the idea that the mind is a computer, and that thinking is a computational
process. Hence the combination of these theses has come to be known as the
Computational Theory of Mind (CTM).

The importance of CTM is twofold. First, the idea that thinking is a computational
process involving linguistically structured representations is of fundamental
importance to cognitive science. It is among the origins of work in artificial
intelligence, and though there has since been much debate about whether
the digital computer is the best model for the brain (see below) many researchers
still presume linguistic representation to be a central component of thought.

96 :考える名無しさん:2020/08/31(月) 07:34:14.66 0.net
Second, CTM offers an account of how a physical object (in particular, the brain) can
produce rational thought and behavior. The answer is that it can do so by implementing
rational processes as causal processes. This answer provides a response to
what some philosophers—most famously Descartes, have believed: that
explaining human rationality demands positing a form of existence beyond the physical.

That is, it is a response to dualism (See Descartes 1637/1985, 139-40, and
see Rey 1997 for discussion of CTM as being a solution to “Descartes’ challenge”).
It therefore stands as a major development in the philosophy of mind.

97 :考える名無しさん:2020/08/31(月) 07:35:33.15 0.net
e. Theories of Meaning

Explaining rationality in purely physical terms is one task for a naturalized theory of mind.
Explaining intentionality (the meaning or “aboutness” of mental representations) in purely
physical terms is a related, though separate, task for a naturalized theory of
mind. Famously, Brentano (1874/1995) worried that intentionality cannot be
explained in physical terms, as Descartes believed rationality could not be
explained in physical terms (see Rey 1997 for CTM being a solution to “Brentano’s challenge”).

Still, CTM lends itself to a physicalist account of intentionality. There are two
general strategies here. Internalist accounts explain meaning without making
mention of any objects or features external to the subject. For example,
conceptual role theories (see for instance Loar 1981) explain the meaning of
a mental representation in terms of the relations it bears to other representations in the system.

98 :考える名無しさん:2020/08/31(月) 07:37:03.76 0.net
Externalist accounts explicitly tie the meaning of mental representations to
the environment of the thinker. For example, causal theories (see for instance Dretske 1981)
explain meaning in terms of causal regularities between environmental features and mental representations.

Fodor (1987) has argued for an “asymmetric dependency theory,” which is a kind of causal
theory of meaning, intended specifically to deal with the disjunction problem
that plagues causal theories. The problem arises for causal theories of meaning
because of the seemingly obvious fact that some mental representations are
caused by objects they do not represent. For example, on a dark evening,
someone might easily mistake a cow for a horse; in other words, a cow might
cause the tokening of a mental representation that means horse.

But if, as causal theories have it, the meaning of a representation is determined
by the object or objects that cause it, then the meaning of such a representation
is not horse, but rather horse or cow (since the type of representation is sometimes
caused by horses and sometimes caused by cows).

99 :考える名無しさん:2020/08/31(月) 07:38:31.79 0.net
Fodor’s solution is to suggest that such a representation means horse and not horse
or cow, because the fact that it may sometimes be caused by cows is dependent on the fact
that it is usually caused by horses. That is, if the representation was not caused by horses,
then it would not sometimes be caused by cows. But this dependence is asymmetric:

if the representation was not ever caused by cows, it would nevertheless still be caused by horses.

CTM, and LOTH in particular, need not be wedded to Fodor’s account. As all of
the above examples explain meaning in physical terms, the coupling of a successful
CTM with a successful version of any of them would yield an entirely physical
account of two of the most important general features of the mind: rationality and intentionality.

100 :考える名無しさん:2020/08/31(月) 08:43:21 ID:0.net
Fodorの表象理論は、「幽霊の正体見たり枯れ尾花」という俚諺を連想させる。
つまり、存在している別のもの(枯尾花)によって、そこに存在していない存在(幽霊)が表象されてしまう。
その時、その幽霊を見た人の心の状態は、その前から不安や恐怖が伴っていたのかもしれない。

AIの場合だと、たとえば画像での種のクラスタリングで、黒人が人間でなく、
ゴリラか何かに自動的にクラスタリングされて非難を受けたことがあるが、
AIだとそのような恐怖や不安、期待のような心のモデルがないので、そうした
心的な因果の作用や傾向性、歪像に依る誤謬は発生しないと考えられる。

101 :考える名無しさん:2020/08/31(月) 08:44:26 ID:0.net
Fodorの表象理論は、認知には非対称性が存在することを明示している。

>>98>>99

の内容であれば、暗闇で見た牛(B)の表象が、誤って馬(A)として表象されるという
偽内容(A=B)という表象があり、それに対して、昼間に見た馬を、馬だと正しく認識した
真なる内容の表象である(A= A)というものがあり、この2つの表象が非対称になっている、
ということをFodorは提示している。

なぜなら、(A=B)という誤った表象が成立するためには(A= A)という通常の
表象が必須であるのに対して、その逆である、(A= A)という表象の成立には、
(A=B)という誤った表象の存在は不要だからである。そうした誤った表象がなくても、
(A= A)という認知は成立する。ただ、時々そうした認知の対称性が破れることがある。
sometimes (A=B).

こうした表象理論や心の計算理論は、現代ではAIやロボティクスなどの問題と絡めて考えると、
より有意義なものとなる。もちろん、トランスヒューマニズムであってもよいだろう。

102 :考える名無しさん:2020/08/31(月) 09:02:45.28 0.net
>>93
哲学にも同様の傾向がないだろうか。哲学は問題解決のためにあるというよりは、
問題を定義することに傾注する。新たなコンセプトを作ることであったり、
新たなパースペクティブを提示することであったりする。

つまり、抽象度の高い領域へと知を深めるのが哲学であり、その射程を
長期に据えるのが哲学的な営為となる。即時性の要求は、ビジネスの世界の話。

103 :考える名無しさん:2020/08/31(月) 22:14:16 ID:0.net
(設計)思想や概念の良し悪しを判断するには、それらを適用した現実や実体、制度、
製品、行動変容や成果などを見れば、それが推察されることだろう。

すなわち、誤ったコンセプトは、現実において上手く機能しない。もしくは、害を
及ぼす。つまり、実世界のフィードバックを通して、設計思想をチューニングし直す
場面も多々出てくるだろう。概念はその良し悪しを検証される必要性があるのだ。

104 :考える名無しさん:2020/08/31(月) 22:21:32 ID:0.net
PoC(Proof of Concept)

PoCとは、Proof of Conceptの略で、「概念実証」という意味になる。新しい概念や理論、原理、
アイディアの実証を目的とした、試作開発の前段階における検証やデモンストレーションを指す。
「概念実証」という言葉自体は新しいものではないが、IoT(モノのインターネット)やM2M、AI(人工知能)など
「新しい概念」に基づいたサービス提供においては、付加価値やサービス、ソリューションの仕様を検証・実証する際に、
重要なプロセスとなる。このような新しい概念によるサービスは、全体の仕様決定が難しいため、
この概念実証(PoC)を繰り返しながら、少しずつ対応領域を広げていくことが適していると言われている。

105 :考える名無しさん:2020/08/31(月) 23:01:58 ID:0.net
ガリレオ・ガリレイは、「宇宙という書物は数学の言葉で書かれている」と語った。
数学は思考の抽象度を上げ、ついには宇宙につながるのだ。

106 :考える名無しさん:2020/08/31(月) 23:29:22 ID:0.net
>>93
THは問題の定義も問題の解決もしてないからな
ただ希望的観測を言ってるだけ
つまりアインシュタインなら1秒もしないことをしてる

と書き込むことも無駄な時間か

107 :考える名無しさん:2020/08/31(月) 23:53:02 ID:0.net
THの人は、定義というか少なくとも方向性(ベクトル)は提示していると思うよ。
THとは、脱ヒューマニズムであり、かつ、それは人間の上位互換である、といった具合で。
つまり、東の動物化が人間の下位互換であるのと、THは対照的であるということだよ。

108 :考える名無しさん:2020/09/01(火) 00:25:01.93 0.net
問題の定義も解決策も示さずに
方向性だけ示すことを希望的観測ていうんだよ

109 :考える名無しさん:2020/09/01(火) 00:30:10.06 0.net
方向性の前に、それ程、人々が知性化されているようには見えないのだが。
反マスクデモみたいなのもそうだし、マスクやトイレットペーパー買い占めに
何度も行列作っていた馬鹿たちもそうだし、トランプやブラジル大統領の支持者が
多いのも同じ。ヘイトスピーチもあるし、SNSやリアリティ番組での集団リンチでの自殺も頻発する。

つまり、未だ動物化の次元にいるのが大半の人間で、俺氏のように知性化されている人間の方が
圧倒的な少数派や例外ケースに見えるけどね。ここの掲示板だって、ほとんど馬鹿しか
いないだろう。

110 :考える名無しさん:2020/09/01(火) 08:48:46 ID:0.net
トランスヒューマニズムは哲学的に非常に大きな意味があるという視点
これが重要
科学技術の応用とかの話じゃない
まさに、哲学として、非常に重要
それは、2500年前に哲学が始まって以来最も大きなイベントであるとすら言える

111 :考える名無しさん:2020/09/02(水) 00:47:12.47 0.net
ゴットフリード・ウィルヘルム・ライプニッツ(一六四六〜一七一六年)は、心はアクセスできる部分と
できない部分が融合しているという説を出した。ライプニッツは若い頃、ある日の朝だけで三〇〇行の
ラテン語の叙事詩を書きあげた。その後、計算法、二進法、いくつかの新しい哲学流派、政治理論、
地質学の仮説、情報技術の基礎、運動エネルギーの方程式、そしてソフトウェアとハードウェアを
区別する概念の最初の糸口を考え出した。

これらのアイデアがすべて自分からあふれ出してきたことから、彼は──マックスウェルやブレイクや
ゲーテと同じように──自分の中に深くてアクセスできない洞穴があるのかもしれないと思うようになったのだ。  
ライプニッツは、私たちには自覚されない知覚があると提唱し、それを「微小知覚[petite perceptions 微小表象]」と呼んだ。
彼の推測によると、動物には無意識の知覚がある──それなら人間にないはずがない、というわけだ。

112 :考える名無しさん:2020/09/02(水) 00:48:36.26 0.net
この論法は思弁的だが、無意識のようなものを前提としなければ、何か決定的に重要なものが実態から
抜け落ちてしまうことに、彼は感づいていたのだ。「感知できない微粒子が自然科学にとって重要なのと
同じくらい、感知できない知覚は人間の心の科学にとって重要である」と結論づけている。

ライプニッツはさらに、人の意識には上らないのに人を行動させることができる、希求と傾向
(欲求(appetitions)があることを示唆している。これは無意識の衝動に関する初めての重要な解説であり、
人間の行動の理由を説明するためにはこの考えがきわめて重要だと、ライプニッツは推測している。

113 :考える名無しさん:2020/09/02(水) 00:49:59.44 0.net
具体的に言うと、ライプニッツが思い描いたのは、現代の私たちにはパンチカードの類と思えるものを使って、
ビー玉(2進数を表わす)を動かす機械だった。ソフトウェアを区別する概念を考え出したのは
一般にチャールズ・バベッジとエイダ・ラヴレスとされているが、現代のコンピューターは基本的に
ライプニッツが思い描いたものとなんら変わりはない。次のようにやれば、この[2進数]計算法を
(歯車のない)機械で確実に難なく実行できる。箱に開閉のできる穴をあける。1に対応する場所の穴は開き、
0に対応する場所の穴は閉じる。開いたゲートからは小さいサイコロかビー玉が軌道に落ち、
閉じているゲートからは何も落ちない。それ[ゲートの配置]を列ごとに必要に応じて変える」

Leibniz, De Progressione Dyadicaを参照

114 :考える名無しさん:2020/09/02(水) 05:37:56.01 0.net
人間は自分が立ち現われた無も、自分がのみ込まれる無限も、等しく見ることができない               
                    
ブレーズ・パスカル『パンセ』

115 :考える名無しさん:2020/09/02(水) 06:22:51.26 0.net
そもそも人間の意思決定や特定の行動をもたらす要因は、ブラックボックスに覆われていて、
人間からは見えない、ということは確かにありそうだ。さすがライプニッツはdy/dxの創設者だけあって、
無限小変分のような、ほとんど認知に上らないような小さな増分Δxを考えたり、それを数学的対象のみならず、
心の領域においてまで、そのような見えないΔxの存在を考えていたようだ。

116 :考える名無しさん:2020/09/02(水) 06:23:49.84 0.net
さっき、「ほうれん草のフェットチーネ」を食したが、なぜ、それを今、
食べることを私が選のか私自身には不明であるし、あなたにしても同様だろう。
つまり、違うものを食べていてもいいのに、特定の何かがそこで選択される。
なぜ、それが選択されたのか、あなたは自身に論理的に説明できるだろうか。

服の購入もそうで、音楽の趣味もそうで、何かしら人は選択しているのだが、なぜ、
それを選択しているのか、その決定プロセス自体はブラックボックスの中にある。
遺伝子がその選択傾向を決めているのか、ホルモンの状態によるのか、家族や友人、
生育環境の影響なのか、事前のニューロンの発火やそのパターンなのか、IQや性格、
前世での生き方によるのか、理系、文系、芸術系の違いなのか、血液型や世代的な傾向なのか、
過去の経験からか、それともこの間見たテレビや雑誌、映画、ネットの影響なのか、
これらの混交の比率で決まるのか、結局よく分からないが、人は、「これがいい」と
何かを選択している。

117 :考える名無しさん:2020/09/02(水) 06:25:38.65 0.net
つまり、人間は自分で意思・意識的に物事を選択しているのではない。なぜなら、もし、
そのようであるなら、それを選んだ理由を論理的かつ科学的に説明できるはずだからである。
「それを好きだから選んだ、それが欲しいから選んだに決まっているだろ」、と言いたくなる
かもしれないが、なぜ、あなたはそれが好きなのだろうか、なぜ、それが欲しいのか
論理的・科学的にその理由と選好のプロセスを説明できるだろうか。

この観点は、人間は自分で意思決定をしているつもりでいても、実は、そうではない見えない
要素やさまざまな要因によって、予め、自動的に選択させられている可能性がある、ということだ。
なぜ、馬鹿しかいないこの哲学板に、私は知的なものを書き続けるのだろうか、これも
ブラックボックスで不明であり、説明ができないのだ。ザルに水を注ぎ続けているような
愚行であるのかもしれないし、時間を無益に使っているのかもしれない。だが、
私の見えない意思決定機関は、今の所、この言語行為にGOサインを出し続けるので、
書き続けることになっているのだ。

118 :考える名無しさん:2020/09/02(水) 07:02:49 ID:0.net
AIのブラックボックス問題はよく取り上げられるが、実は、人間の意思決定や行動の動機も
ブラックボックスに包まれている点では、同じなのではないか?というのが、ここでの観点の一つになる。
AIが、なぜその答えを出してきたのか、そのAIの思考や推論プロセスが複雑で人間がほとんど
解明できないのと同様に、実は、人間の意思決定や行動の動機もほとんど解明されていない、と言えるのではないだろうか。

119 :考える名無しさん:2020/09/02(水) 07:02:51 ID:0.net
妄想駄文

120 :考える名無しさん:2020/09/02(水) 07:03:48 ID:0.net
たとえば、最近の福岡市の商業施設で21歳の女性が殺害された事件で、
犯人は15歳の中学生のようである。あなたは、この男子がこのような犯行に至った
原因を推測し、科学的に説明できるだろうか。たぶん出来ないし、犯罪心理学者であっても
同じだろう。相手に性的に強い魅力を感じたから、は全然理由になっていない。なぜなら、
その理由で殺人が生じるなら、毎日、膨大な数の殺人事件が起きていなければおかしいではないか。

犯罪一つとってもその動機や要因は実はブラックボックスに包まれていることが分かる。
少年の供述を取ってみたところで分かるはずもない。なぜなら、その少年だけでなく、
多くの人間は、自分の意思決定がどこで何によってなされているのかを本当は知らないからである。

121 :考える名無しさん:2020/09/02(水) 10:47:32.90 0.net
>>119
u’re an idiot?

122 :考える名無しさん:2020/09/02(水) 12:30:16 ID:0.net
壁にボールを投げて、「なぜ壁にボールが当たったのか?」と問題提起するのも同じこと
解答するならおそらく客観的な説明になるだろうが、それだと原因の原因を追求する事にそもそも意味がなくなってしまう
これだけで愚問でしかない事が分かる

123 :考える名無しさん:2020/09/02(水) 13:11:34 ID:0.net
妄想駄文

124 :考える名無しさん:2020/09/03(木) 01:27:34 ID:0.net
「ボールドウィン効果」

あるところにラマルクという男とダーウィンという男がいた。ラマルクは、
「生きている間に努力したことや学んだことは次の世代にも伝わるよ」と言った。
ダーウィンは、「そんなわけ無い」と言った。時は流れ、獲得形質は遺伝しない
ということが確定した。ダーウィンの勝利である。それにもかかわらず、生物の学習能力は
進化に影響を与えるという。これは以下の過程に基づく。

1.生物が学習により生存に役立つ技能を獲得したとする
2.その生物は自然淘汰に選択され、生物が役に立つ技能を学ぶ能力が子孫に伝達される
(注意:技能そのものではなく技能を学ぶ能力が遺伝する)
3.次の世代では、競争が激しくなり、役に立つ技能をただ学ぶだけでなく、より速く学んだ
個体が生き残るようになる。
4.3のプロセスが何世代も繰り返されると、やがて生存に役立つ
特定の技能を学ぶ能力は極限まで高められ、生まれた時からすでにその技能を持つようになる。
すなわち初期の世代で学習により獲得された能力が、新しい世代にとっては本能になる
5.こうして、長期的には獲得形質が子孫に伝わることになる

125 :考える名無しさん:2020/09/03(木) 01:29:00 ID:0.net
この過程はボールドウィン効果と呼ばれる。もちろん、ボールドウィンという人が
初めてこういうことを主張したからその名前が付いた。この説(学習能力が進化の方向を決めるという説)は、
本能だけでなく、生物の身体の形がどのようにして進化したのかも説明する。

もしも、突然変異によって指の数が3本ではなく、5本になったならば、学習能力の無い生物は
余分な2本の指を制御するような本能が無いために、生存上不利になる。ところが、学習能力の
ある生物は5本指の使い方を学び、うまく行けば3本指には夢にも思い浮かばないことを出来るようになり、
その結果、他の個体との競争に勝てるかもしれない。いったん身体的特徴の変異を行えば、
ボールドウィン効果が働き、はじめは学習によって使い方を学ぶとしても、最終的には
生まれつきの本能によって制御出来るようになる。

このようにして、身体的特徴の枝分かれが生じる。概して、学習能力が高ければ高いほど
思い切った身体の改革を行えるので、進化による身体的特徴の多様化が進むことになる。
どのような学習を行えるかが、生存に有利な突然変異の方向を定める。

126 :考える名無しさん:2020/09/03(木) 01:30:26 ID:0.net
5億年ほど前に起こったとされるカンブリア大爆発では、生物の遺伝的多様性が
爆発的に増大し、現存ずるすべての生物の門(生物のボディプランに基づく分類)が
突如として出揃った。カンブリア爆発の原因はひとつでは無いだろうが、
ボールドウィン効果は明らかに関わっているだろう。よく言われるシナリオを以下に紹介する。

カンブリア紀に入り、何らかの理由(地質活動の非活発化?)により、海の水が澄んで、
透明になった。すると、光を感じるセンサーを備えることの利点が高まり、目が誕生した
視覚情報の複雑さに対処するため、神経系も複雑になった副次的な効果として、
神経系の一般的な学習能力(容量、アルゴリズム)が上昇した。かくして、ボールドウィン効果が
起こり、多様化が一気に進んだ。

127 :考える名無しさん:2020/09/03(木) 01:31:36 ID:0.net
生得論と経験論のよくある論争は、こんな風に決着するのではないだろうか。
生得能力も長い目で見れば学習されたものである。生得による能力と経験による能力の
違いは、進化によって学習したのか、神経系の可塑性によって学習したのかの違いである。
進化は試行錯誤による学習である。神経系の可塑性は、一般的には試行錯誤によるものであるとされる。
ここから、両者はプログラムの2重ループのようなものだと考えられる。

外側にあるループは進化による試行錯誤を表し、内側のループは個体の経験からの学習に
よる試行錯誤を表す。とすると、近年流行しているビッグデータ主導のコネクショニスト
の認知パラダイムは案外正しいのかもしれない。つまり、コネクショニストは生得的能力に
関する明らかな事実を無視するが、与えるデータが質的、量的に充分であるならば、
学習単独でも進化の過程を再現して、生得的能力と同等のものを備えられるかもしれない。

128 :考える名無しさん:2020/09/03(木) 01:39:54 ID:0.net
哲学板の連中は、ボールドウィン効果が皆無の奴ばっかりだな
学習嫌いで、学習能力も低いから、猿レベルの能力で一生終わるんだろうよ

129 :考える名無しさん:2020/09/03(木) 20:05:11.49 0.net
突然変異によって種の多様性が生じる
身体能力や知能の高低は遺伝子プールの多様性に過ぎない
要約すれば多様性がすべて

130 :考える名無しさん:2020/09/03(木) 20:08:53.25 0.net
動物は個を使い捨てにして、種全体の生き残りを図るからね
そんなものに付き合ってたら、いつまでも不幸はなくならない

131 :考える名無しさん:2020/09/03(木) 20:25:46.26 0.net
>>130
不幸を無くす事に何の意味がある?

132 :考える名無しさん:2020/09/03(木) 22:06:19.91 0.net
thのガイジムーブも遺伝子プールの多様性の一つに過ぎない

133 :考える名無しさん:2020/09/03(木) 22:16:10.71 0.net
全員が同じ方向に遺伝子改変を始めるからね
多様性が大事だからって知能を落としてバカになる奴はいない

134 :考える名無しさん:2020/09/03(木) 22:21:23.79 0.net
>>133
多様性は事実だよ、進化は幻想なんだよ

135 :考える名無しさん:2020/09/03(木) 22:24:20.27 0.net
自分で自分の遺伝子を変えるようになるってことは、もうそれは動物じゃないんだよ
それはもう目の前に迫ってる

136 :考える名無しさん:2020/09/03(木) 22:26:19.64 0.net
>>135
え、ドコっ?ドコ~!?

137 :考える名無しさん:2020/09/03(木) 22:27:48.25 0.net
>>136
このスレの話題はトランスヒューマニズムだろ
自分で自分の遺伝子を変えることができるようになるっていうのは、このスレの大前提

138 :考える名無しさん:2020/09/03(木) 22:30:30.21 0.net
>>137
内輪の論理最高~!!

139 :考える名無しさん:2020/09/03(木) 22:33:15.28 0.net
イエーイ😃✌

140 :考える名無しさん:2020/09/03(木) 22:37:04.26 0.net
👾コイツを見かけたら通報しといてください

141 :考える名無しさん:2020/09/03(木) 22:39:21.16 0.net
👾「自分で自分の遺伝子を変えるようになるってことは、もうそれは動物じゃないんだよ
それはもう目の前に迫ってる」

142 :考える名無しさん:2020/09/03(木) 22:40:12.22 0.net
通報しましたw

143 :考える名無しさん:2020/09/03(木) 22:42:26.60 0.net
w

144 :考える名無しさん:2020/09/03(木) 22:47:33.23 0.net
w

145 :考える名無しさん:2020/09/03(木) 22:52:03.31 0.net
💩👾💩

146 :考える名無しさん:2020/09/03(木) 23:04:25.85 0.net
トランスヒューマニズムは大きな物語でしかない、馬鹿じゃなきゃ分かるよね?

147 :考える名無しさん:2020/09/04(金) 01:23:26.57 0.net
THは、人間の次元を上げる関数である、と考えてみるのもいいかもしれないよ。
人間の認知機能を拡張するMRや行動モデルを抽象的に変容、拡張する総体が
THである、みたいなニュアンス。

148 :考える名無しさん:2020/09/04(金) 01:25:49.72 0.net
人間がさまざまなトラブルや不幸を引き起こすのは、その人間が生きる次元生きる
次元が低いから起きるのだろう。

ヘーゲル的な止揚も低次元での対立を高次元において調和させる、というスタンス
だがら、次元を引き上げることをそれは志向している、と言えるだろう。

149 :考える名無しさん:2020/09/04(金) 01:33:11.85 0.net
たとえば、あるオブジェクトを見て、A君はそれを長方形だと主張し、B君はそれを円である、
と主張する。次元が低いままなら両者の主張は、対立したままで終わるが、次元を上げれば、
このオブジェクトは実は円柱であり、2人はそれをそれぞれ別の側面から見ていたに過ぎない、ということが分かる。

このように次元を上げると、対立や問題が止揚されてくるのである。

150 :考える名無しさん:2020/09/04(金) 02:12:34.34 0.net
つまり、人間的な問題を解こうとするのであれば、人間よりも高い次元を仮構して、
そこから人間的な問題を解けばよい、というアプローチになる。

人間より高い次元に仮構出来そうなものとしては、AIやロボティクス、THなどが
考えられるだろう。テクノロジーがなかった時代は、そうした高次の仮構が
神であったり、来世への希望、涅槃などであったが、ニーチェの宣告で
神は死んだのだし、無差別殺人事件が頻発する現代では神も仏もないので、
そうしたものにははなから期待すべきではないのである。

151 :考える名無しさん:2020/09/04(金) 09:48:16 ID:0.net
あなた自身の視覚を運ぶのも、たまたま別のケーブルを伝わってくるたくさんの
神経信号であることを思い出してほしい。あなたの脳は頭蓋のなかのまっ暗闇の中に
封じ込められている。脳には何も見えない。脳に分かるのはその小さな信号であり、
ほかは何もわからない。それでもあなたは、さまざまな光と色の陰影を持つ
世界を知覚する。脳は闇のなかだが、あなたの心が光を組み立てるのだ。  

脳にとって、そのパルスがどこから来るかは問題ではない──目からでも、耳からでも、
どこか全く別のところからでも関係ない。あなたが物を押したり、たたいたり、蹴ったりする
動きと一貫して連動しているかぎり、あなたの脳は私たちが視覚と呼ぶ直接的な知覚を
組み立てることができる。  

152 :考える名無しさん:2020/09/04(金) 09:49:14 ID:0.net
ほかにも研究されている感覚代行がある。過激なロッククライマーのエリック・ウィーンマイヤーを
例に取ろう。彼は自分の体を押し上げ、不安定で浅い岩棚に足と手をかけてしがみつくことで、
危険なほど切り立った岩壁をよじ登る。その離れ業につけ加える事実は、彼が失明していることだ。
生まれつき網膜分離症という目の奇病をわずらっていて、一三歳で視力を失った。

それでも彼は登山家になるという夢をあきらめず、2001年、視覚障害者として初めて
(そして今のところただひとり)エベレスト山に登った。現在、彼はブレインポートと
呼ばれる600個の小さな電極を格子状に配した装置を口の中に装着して登っている。
この装置のおかげで彼は登っているあいだ舌で見ることができる。舌はふつう味覚器官だが、
その湿度と化学的条件のおかげで、表面にちくちくする電極グリッドを取りつけると、
脳と機械を結ぶ有能なインターフェースになる

153 :考える名無しさん:2020/09/04(金) 09:50:10 ID:0.net
電極グリッドが映像入力を電気パルスのパターンに翻訳するので、距離、形、動きの向き、大きさなど、
通常は視覚に属するとされる特徴を舌で認識することができるのだ。この器具は、私たちが
目ではなくむしろ脳で物を見ていることを再認識させる。もともとエリックのような
目の見えない人を補助するために開発された技術だが、最近の応用例では、赤外線や
音の情報を舌のグリッドに入力することで、ダイバーが濁った水の中で物を見たり、
兵士が暗闇で全方向を見たりすることができる。  

エリックの報告によると、最初は舌の刺激を正体不明の輪郭や形として知覚していたが、
すぐにもっと深いレベルで刺激を認識できるようになったという。今では
コーヒーカップを手に取ったり、娘とサッカーボールの蹴り合いをしたりすることができる。  

154 :考える名無しさん:2020/09/04(金) 09:51:04 ID:0.net
舌で見るというのが奇妙に思えるなら、目の見えない人が点字を読めるようになる経験について
考えてほしい。最初は単なるでこぼこだが、やがてそのでこぼこが意味を持つようになる。
また、認知パズルから直接知覚に変わるところを想像しにくいなら、このページの文字を
どうやって読んでいるかについて考えてみよう。あなたの目は解釈しているという意識なしに、
凝った形の上を楽々と走っていき、言葉の意味がすんなり思い浮かぶ。あなたが認識しているのは
言語であって、低レベルの文字の細部ではない。

155 :考える名無しさん:2020/09/04(金) 09:55:25 ID:0.net
>>151>>154
こういうのも、人間の感覚モダリティを拡張する一種のTHだと表現しても
いいかもしれない。脳にインターフェースやセンサーをつなぐ回路を作ればいい
だけなので、MRのように現実を拡張的に構成できるし、失った五感の一部を
補完したり、あるいは、新たな感覚器官を形成することがテクノロジーレベルで
できる。これらも広義ではTHで、人間の機械化だと言える。

156 :考える名無しさん:2020/09/05(土) 04:46:57.30 0.net
https://m.youtube.com/watch?feature=youtu.be&v=ZcM9o266XKM
1/9《星期三港案》23歲的周庭 23歳のアグネス·チョウ

157 :考える名無しさん:2020/09/05(土) 11:25:23.73 0.net
Vision-based Navigation System for AGV
Visual SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)

158 :考える名無しさん:2020/09/06(日) 01:40:13 ID:0.net
マガーク効果は、言語音声の音韻知覚において聴覚情報と視覚情報の相互作用を示す
現象の1つ

マガークとマクドナルドは、ある音韻の発話の映像と別の音韻の音声を組み合わせて
視聴すると、第三の音韻が知覚されることを初めて報告した。たとえば、「ガ(ga)」と
言っている映像に、「バ(ba)」と言っている音声を組み合わせて視聴すると、
「ガ」でも「バ」でもなく、「ダ(da)」と聞こえる。 この現象は矛盾した情報を
脳が言語処理を行う以前の段階で自動的に統合することによって発生するため、
体験者は矛盾が生じている事を意識できない。

159 :考える名無しさん:2020/09/06(日) 01:41:07 ID:0.net
マガーク効果は、音韻知覚が音声の聴覚情報だけで決まるのではなく、話者の口元の映像の
ような視覚情報など、他の感覚モダリティの情報にも影響を受けることを示しており、
視聴覚情報統合の代表例となっている。海外ではMcGurk-MacDonald effectと呼ばれることもある。
マガーク効果は視覚情報と聴覚情報を矛盾させた人工的な環境によって体験できる現象であり、
日常的に発生することはない。

160 :考える名無しさん:2020/09/06(日) 02:27:57 ID:0.net
この枠組みの例をまっ先に示したのは、神経科学者のドナルド・マッケイで
ある。彼は1956年、視覚野は基本的に世界のモデルを生成するためのマシンだという説を
提案している。彼の提案によると、一次視覚野は、網膜からどんなデータが入ってくるかを
予測するための内部モデルを構築するのだという。

一次視覚野は視床に予測を送り、視床は目から入ってくるものとすでに予想されているものの
差異を報告する。視床は視覚野にその差異情報──つまり、予測されなかった部分──だけを送る。
この予測されなかった情報が内部モデルを修正するので、将来的にはミスマッチが少なくなる。

このように、脳は自分の間違いに注意を払うことによって、世界のモデルを精緻なものにしていく。
このモデル説は、一次視覚野から視床に戻る線維が逆向きの線維の10倍もあるという解剖学的な事実と
整合することを、マッケイは指摘している──詳細な予想が視覚野から視床に送られ、
正方向に向かう情報は差異を伝える小さな信号だけであれば、当然そうなると考えられる。

161 :考える名無しさん:2020/09/06(日) 02:29:25 ID:0.net
このことから、知覚には感覚入力と内部予測の能動的な比較が反映されていることが分かる。
そしてそこから、もっと大きな発想を理解する道が開ける。すなわち、周囲に対する意識は、
感覚入力が予想に反する場合にのみ生じるのだ。世界についての予測が上手くいっているとき、
脳はうまく仕事をこなしているので意識は必要とされない。

たとえば、初めて自転車の乗り方を覚えるときはものすごく意識を集中する必要があるが、
しばらく経って感覚運動予測が完成すると、無意識に乗るようになる。自分が自転車に
乗っていることに気づいていないと言っているのではなく、どうやってハンドルを握り、
ペダルに力をかけ、胴体のバランスをとっているのかを意識しないという意味である。

あなたが動くとどうなると予想されるか、あなたの脳は豊富な経験から正確に分かっている。
だからあなたは何か変化が起こらないかぎり、動きも感覚も意識しない。たとえば
強い風やタイヤのパンクのような新しい状況が普段の予想を覆すと、意識が
ネットワークに接続されて、内部モデルが調整される。

162 :考える名無しさん:2020/09/06(日) 02:30:09 ID:0.net
脳を独自の内部力学をもつループするシステムと捉えると、そうでなければ
奇妙に思える障害を理解することができる。アントン症候群を例に取ろう。
これは脳卒中で失明する障害だが、患者本人は失明を否定する。

医師団がベッドサイドを取り囲んで言う。「ジョンソンさん、ベッドの周りに何人
いますか?」。すると彼女は自信満々で「四人」と答える。たとえ実際には七人いても。
医師が「ジョンソンさん、私は指を何本立てていますか?」と訊くと、「三本」と
答えるが、実際には一本も立てていない。医師が「私のシャツは何色ですか?」と
訊くと、ブルーなのに白だと答える。

163 :考える名無しさん:2020/09/06(日) 02:30:54 ID:0.net
アントン症候群の患者は失明していないふりをしている訳ではなく、本当に
失明していないと信じているのだ。言葉で報告することは間違っているが、
嘘ではない。ただし、本人が見ていると思っているものは、すべて内部で
生成されている。アントン症候群の患者は目が見えないとは思っていないので、
脳卒中のあとしばらく治療を求めないことが多い。

家具や壁に何度もぶつかって初めて、何かがおかしいと感じ始める。患者の答えは
奇妙に思えるが、それは患者の内部モデルとして理解できる。脳卒中のせいで
外部データが然るべき場所に届かないので、患者の現実は現実世界とはほとんど
つながりのない、脳によって作られたものだけになる。そういう意味で、患者が
経験していることは、夢や薬物による陶酔、あるいは幻覚と変わらない。

164 :考える名無しさん:2020/09/06(日) 02:31:31 ID:0.net
さらに、ある事象の持続時間──それがどれだけ長く続くか──もまた、簡単に歪む
可能性がある。持続時間が影響されやすいことは、実験で簡単な操作をすれば明らかに
なる。たとえば、私があなたのコンピューター画面に四角形を二分の一秒だけパッと
表示させたとしよう。次にもっと大きい四角形を表示させると、あなたは前の四角より
長く出ていたと思うだろう。

前より明るい四角形を表示させても、動く四角形でも同じだ。すべて最初の
四角形よりも持続時間が長いと認識される。

165 :考える名無しさん:2020/09/06(日) 02:38:21 ID:0.net
>>160>>161
差分アップデートに近い感じがする。ファイルにたとえると、予想の範囲内にあるものは
そのまま使える既存のファイルなので更新の必要がない。つまり、それらは意識に上らないのに対して、
予想外のことは、アップデートを要する更新ファイルのようなものだと考えると、
脳はこのようにしてリソースの節約化を図っていることが分かる。

同じファイルを重複させて更新するのリソースと時間の無駄になるので、
差分(予想外)ファイルだけを更新する。それが脳や意識の仕組みの一つ。

166 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 05:49:28.69 0.net
自分の感覚の信頼性に関する最初の教訓は、「信頼するな」である。何かが本物だと
あなたが思うからといって、本物だとあなたが知っているからといって、それが
本物であることにはならない。戦闘機のパイロットにとって最も重要な行動原則は
「計器を信頼しろ」。

なぜなら、感覚は恥ずかしげもなく大うそをつくので、もし感覚を──コックピットの
目盛ではなく──信じたら墜落するからだ。結局のところ、私たちは「外に」あるものを
ほとんど自覚していない。脳が時間と資源を節約する憶測を立てて、必要な場合にだけ
世界を見るようにしている。

自分が知覚する外界のものは、自分にはアクセス権のない脳の部分によって作られている
ことが分かった。アクセスできないメカニズムと豊かな錯覚の原理は、視覚や時間のような
基本的知覚だけに当てはまるのではない。もっと高いレベル──私たちが考えること、
感じること、信じること──にも当てはまる。

167 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 05:50:35.66 0.net
車線変更のような運動行為を覚える能力は手続記憶と呼ばれ、潜在記憶の一種である。
つまり、脳には心が直接アクセスできない知識があるということだ。たとえば
自転車に乗る、靴紐を結ぶ、キーボードを打つ、携帯電話で話しながら駐車スペースに車を入れる。

あなたはこのようなことをたやすく行なうが、どういう風にやっているか細かいことは
分かっていない。カフェテリアでトレーを持ちながら人の間を上手く縫っていく時、
自分の筋肉がどうタイミングよく収縮したり弛緩したりするかを完璧に説明することは
できないが、それでも難なくそれをやってのける。これこそ、あなたの脳にできることと、
あなたが意識的に引き出せるものとの隔たりだ。  

潜在記憶の概念は、あまり知られていないにしてもかなり昔からあった。17世紀初期に
ルネ・デカルトがすでに、世の中についての経験は記憶に蓄えられていても、
すべての記憶にはアクセスできないのではないかと思い始めていた。

168 :考える名無しさん:2020/09/12(土) 20:56:00.31 0.net
「アメリカは銀河系の中心部に存在する有名なバーガーショップの支店である」

169 :考える名無しさん:2020/09/12(土) 21:04:38.61 0.net
変人の愛情と愛に対するヘンテコ

170 :考える名無しさん:2020/09/12(土) 21:07:12.10 0.net
>>168
このような文は文法的にはおかしくないが、内容としては意味不明である。
コードであれば、この文はエラーに該当するかもしれない。情報通信であれば、
誤り符号のようなものになるだろう。

DNAが一本鎖でなく二重鎖になっているのは、情報複製のプロセスが失敗しても、
直ちにそのエラーを修正できるようにするため。生命はこのような冗長性や
バッファを用意している。だからAIやTHをそうした人間のバッファやコピーと
考えてみるのもいいだろう。人間自体のバックアップでもいいかもしれない。

171 :考える名無しさん:2020/09/12(土) 21:11:13.97 0.net
善悪や損得を、比べたり争ったりするのは分かるんですけど
愛憎をそうする理由って簡単に言って何でしょう?

172 :考える名無しさん:2020/09/12(土) 21:20:20.21 0.net
愛憎は、遺伝子やホルモンが関係しているんじゃないの
生理学的にパラメータや重み付けを調整して、均衡を保とうとする働きが
愛憎、善悪、損得、行動、嗜好、etc. の中で表れる。

だから、それらは意味でなく、化学反応へと還元できるものかもしれない。

173 :考える名無しさん:2020/09/12(土) 21:27:37.97 0.net
脳は認知を節約するように作用するのに対して(縮約的)、DNAは冗長性を用意して
いるので(拡張的)、脳とDNAは対照的な作用をしているね

174 :考える名無しさん:2020/09/12(土) 21:35:07.79 0.net
化学反応、確かにそうかもしれません。たぶん俺は、責任の有無や軽重は愛憎では
変わってこないのではないか、と考えているんだと思います

175 :考える名無しさん:2020/09/19(土) 14:45:33.29 0.net
潜在記憶が現実世界に現われるもう一つの現象は、「真実性錯覚効果」である。
つまり、前に聞いたことがある文は真実であると信じる可能性が高いのだ。実際に
真実かどうかは関係ない。ある研究で、被験者は尤もらしい文の妥当性を二週間ごとに
評価した。実験者は実験期間中ひそかに、いくつかの文(真実のものと嘘のもの
両方)を繰り返し言いふらす。すると明白な結果が出た。

被験者が前の週に文を耳にしていた場合、本人は絶対に聞いたことがないと言って
いても、それが真実だと評価する可能性が高かったのだ。実験者が被験者に今から
聞かせる文は嘘だと教えても、同じ結果になる。そう教えられても、考えに
単純接触するだけで、あとで接触したときの信憑性が高まるのだ。

176 :考える名無しさん:2020/09/19(土) 14:46:04.36 0.net
真実性錯覚効果は、同じ宗教的布告や政治スローガンに繰り返し接触することが、
人々にとって潜在的に危険であることを浮き彫りにする。単純な概念の組み合わせでも
無意識の連想を引き起こし、やがてその組み合わせには、よく知っている真実があると
いう感覚が生まれる。私たちが見たことのある、商品を魅力的で陽気で性的魅力のある人と
組み合わせた広告は、すべてこれが基礎になっている。

177 :考える名無しさん:2020/09/19(土) 14:46:53.90 0.net
生涯を誰と過ごすかというような人生の重要な決定が、名前の最初の文字のような
気紛れに影響されるはずがない。たぶん、このような頭韻を踏んだ縁組みはすべて
偶然にすぎないのだろう。しかし偶然ではない。2004年、心理学者のジョン・ジョーンズの
チームが、ジョージア州ウォーカー郡とフロリダ州リバティー郡の婚姻の公記録
1万5千件を調べた。そして実際に、名前の最初の文字が自分と同じ人と結婚している人の数は、
偶然の一致にしては多すぎることが分かった。  でもなぜだろう? 重要なのは必ずしも文字ではない。

むしろ、そのような配偶者はなんとなく自分自身を連想させるという事実だ。

178 :考える名無しさん:2020/09/19(土) 14:47:46.08 0.net
人は他人に映る自分を愛する傾向がある。心理学者はこれを無意識の自己愛、
あるいはよく知っているものへの安心感だと解釈する──そしてそれを
「潜在的自己中心性」と呼ぶ。潜在的自己中心性は生涯の伴侶のことだけではない。
あなたが選ぶ商品や買う商品にも影響する。

179 :考える名無しさん:2020/09/19(土) 14:48:34.68 0.net
ある研究では、被験者が二種類の(架空の)ブランドの紅茶を試飲するように提示された。
ブランド名の一つは、被験者の名前と最初の三文字が同じになっている。つまり、
トミーは「トメヴァ」と「ローラー」という紅茶を味見する。被験者は紅茶を味わい、
舌鼓を打ち、両方についてじっくり検討し、そしてほぼ必ず、最初の三文字が自分と
同じ名前の紅茶のほうが好みだと判断した。

当然のことながら、ローラという名前の被験者はローラーという紅茶を選ぶ。
彼らは文字との関係を明確に意識してはいない。単純にそちらの紅茶の方が美味しいと
信じている。実はどちらの紅茶も同じポットから注がれたものだった。

180 :考える名無しさん:2020/09/19(土) 14:49:32.50 0.net
潜在的自己中心性の力は名前だけにとどまらず、誕生日のような
偶然で決まる属性にもおよぶ。ある大学の研究では、学生がロシア人の
祈祷僧ラスプーチンについての小論を読むように与えられた。学生の半分が
読んだ小論のなかでは、出てくるラスプーチンの誕生日が「たまたま」読者自身の
誕生日と同じであるように細工されている。残りの半分が読んだ小論では、
本人のものとはちがう誕生日が使われている。論文のほかの部分はまったく同じだった。

読み終わると、学生はラスプーチンを人としてどう考えるかに関するいくつかの質問に答えさせられる。
誕生日がラスプーチンと同じだと信じた学生の方が、彼に寛大な評価を与えている。
彼らは理由について意識的にアクセスできなくても、とにかくラスプーチンを気に
入ったのだ。無意識の自己愛がもつ磁力のおよぶ範囲は、あなたが好む物や人に
とどまらない。信じられないことに、住む場所や職業にも微妙な影響を与える可能性がある。

181 :考える名無しさん:2020/09/19(土) 14:51:56.36 0.net
つまり、この観点では、人は自律的に意思決定したり、(自己)選択しているのでなく、
他律的に誘導されて、他律的に決定されているということ。自由意志があるのでなく、
それは事実上ないのにもかかわらず、あるかのように振る舞っているだけ、という
観点になる。

182 :考える名無しさん:2020/09/19(土) 14:58:39.86 0.net
SNSのエコーチェンバー現象も同じで、同じような意見に繰り返し、反復的に接する
だけで、それが正しい真実の意見であるようにその信念を強化してしまう。

オウム真理教も連合赤軍もネトウヨもヘイトも同じで、単に同化の圧や作用が
働くところに身を置くことで、それらの心性が強化されているだけ、ということだろう。

人々は熟慮して思想や行動を選んでいる訳ではないということ。単に接触頻度の問題
かもしれない。カモが最初に見るものを親だと認識するようなことにも似ている。
それだとプライミング効果となる。

183 :考える名無しさん:2020/09/19(土) 15:15:24.76 0.net
>>179
たしかに、名前に理系を連想させる人は、理系の大学に進みやすい感じがする。
名前に、理や、りか、を連想させるものが付いている人。

逆に、名前に文系を連想させる名が付いている人は、文系に進みやすい感じがする。
文や紀、治など、文を連想させるような名前は、これに該当する。

184 :考える名無しさん:2020/09/19(土) 15:54:15.93 0.net
>>183
親が理系なら遺伝する
子供にもそういった名前をつけやすい傾向にあるかもしれない

185 :考える名無しさん:2020/09/19(土) 19:03:45.32 0.net
なら、遺伝子と家庭環境が主体を方向づけるでよいか
医者の子は医者が多いし、世襲議員も多いから

186 :考える名無しさん:2020/09/19(土) 19:39:04.42 0.net
DNAが生命の設計図であるように、社会システムにも設計図が必要だろう。
DNAが自由に改変出来ないのに対して、後者の設計図は改変ができることに
大きな違いがありそうだ。

社会の設計図を考えるにあたって大事なのは、慣習や既存の肯定概念にとらわれない
ことであろう。

187 :考える名無しさん:2020/09/19(土) 19:40:07.11 0.net
○固定概念にとらわれない

188 :考える名無しさん:2020/10/05(月) 15:55:07.44 0.net
設計図のような物、色んな未来予測や指標の中に国連のsdgsと言うのがありますが環境、経済、社会、科学とアジェンダは多岐にわたりますが日本も政府や経団連がのっかってますね今後thとも密接に関係して来るかもしれません。

「国の科学技術基本計画では、Society 5.0を「サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(超スマート社会)」と位置付けました。」

189 :考える名無しさん:2020/10/05(月) 16:09:42.65 0.net
と、同時に国連が調査してるものの中ににTargeted individualというものがあります。
言うなればこちらが裏で個人的にはいつもの両建てだろうと注視してますが、

190 :考える名無しさん:2020/10/06(火) 04:25:26.56 0.net
この流れとスーパーシティやbiでケケ中が出てきてあとは改憲劇場でも来たらデジャブだよ

191 :考える名無しさん:2020/10/06(火) 04:29:08.80 0.net
これからさらに二極化してくのは経済的なものだけじゃないね

192 :考える名無しさん:2020/10/06(火) 07:15:29.60 0.net
>>182
トランスヒューマニズム自体がそういうエコーチェンバーなわけだけど

193 :考える名無しさん:2020/10/08(木) 13:53:43.56 0.net
コロナは淘汰圧や自然選択の篩が世界的に作動中だというイメージでみていけばいいので、
自然に、今何が必要で、何が不要なのかが識別される、ということになるのではないかな。
観光とか飲食業、風俗、ライブなどの芸能関係やスポーツ観戦などが、今は別に必要では
ない、ということが分かるだろう。当然、東京五輪など、全く必要ない。

194 :考える名無しさん:2020/10/09(金) 05:39:11.12 0.net
俯瞰してるつもりで事後諸葛孔してるだけだけのクソレスですね
淘汰圧や自然選択を正しく理解してるかも怪しいところ

195 :考える名無しさん:2020/10/09(金) 14:46:54.45 0.net
人間社会は無駄のオンパレードで、放置しておくと地球の環境収容力を超えて、
人間さえまともに住めない世界になる。世界がゴミの山になってしまう。

人間の制限なき経済活動は生態系の観点から考えても困るので、コロナのような触媒を
混ぜれば、>>194に代表されるような馬鹿な人間が減るなり、その活動に制限が発生するので、
そこでようやく無駄がある程度、制御される状態が発生することになる。

では、何が無駄なのか?人間は人間中心主義的な視点を容易に脱却できないので、
人間には何が無駄なのかは分からない。コロナがそれ教えてくれる。コロナで
制限を喰らうような活動が、もともと不要で無駄なものなのだ、ということが
今後分かるだろう。

痛勤電車は無駄で、東京五輪や飲食店、観光業、夜の歓楽街、エネルギー馬鹿食いする娯楽は無駄。
自然環境を良くしたり、格差をなくすような社会活動は有益。

196 :考える名無しさん:2020/10/09(金) 14:54:04.27 0.net
たとえば、肥大化した官僚機構も無駄なものの一つだろう。無能な議員もあんなに
沢山いらないだろう。お役所仕事の公務員もそうだ。

フライトや航空会社、銀行にリストラの要請が出ているが、あんな人数がそもそも
いらない。航空に至っては環境破壊の元凶の一つなので、淘汰圧がそこに作用する
のも頷ける。風俗業は病原菌を増やす感染源なので、そこにも淘汰圧が入るだろう。
カジノも治安を悪化させるので、無駄で不要なものだろう。

とりあえず、コロナで制限を受ける活動は、もともと無駄が多い領域だったと考えて
おけばいいよ。それらがなくなったり、少なくなる方が自然であると考えればいい。

197 :考える名無しさん:2020/10/09(金) 15:04:46.09 0.net
https://news.yahoo.co.jp/articles/07bb0c77036d9afee42fbb9573782a4d8fa3fa80
ペットボトル「ラベルレス化」 処分も手間いらず 新商品相次ぐ

こういうのはいい取り組み。消費者としても、処分する際にいちいちラベルを剥がす
手間が省けるのだし。自然環境に配慮した取り組みこそ、無駄のない有益な活動。
ペーパレスやキャッシュレスもそうだろう。コロナ的な衛生面を考えれば分かる。

198 :考える名無しさん:2020/10/09(金) 15:09:30.69 0.net
だから、無駄というのはエントロピーの増殖と同じだと考えればいい
無駄を放置しておけば、世界と社会、自然環境は滅茶苦茶になってしまう。

コロナで無駄なサロン受診が減ったのもいいことだ。病院を潤すために
利益相反の無駄な医療が行われていることが分かるだろう。このように、
コロナは何が無駄なのかを私たちに告げてくれるAIのような判別・分類器に事実上、なっていることが分かる。

199 :考える名無しさん:2020/10/09(金) 15:33:33.47 0.net
初診もオンライン解禁へ 新型コロナ以外もOK
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d8e483c3018479128cc631cd137173e8c35ef97

オンライン化自体は、医療だけでなく、教育現場でもあった方がいいのだけど、
医療に関しては、莫大な無駄がそこで行われていることに、そろそろみんな気づいた方がいい。
過剰診療、過剰検査、過剰投薬、すべて医療機関と製薬会社が利益をあげるためにやって
いるのだし、そのことで医原病が発生していることも、もっと知った方がいい。

身体へ侵襲性への弊害を考えたら検査などしない方がメリットがあることが分かる。
MRIやCT、採血だって、身体には悪いので、症状的に余程のことがない限り
受けない方が合理的な判断。アメリカではそうなっているが、日本では軽症でも
儲けのためにバンバン検査させる。それが医原病の温床になっている。

杜撰なワクチン管理や副反応を伴う投与もそうだし、特に悪名高い精神科の過剰な投薬で、余計、
おかしな薬中みたいな患者を増やしているだろう。SNSで向精神薬使って遊んでいる投稿しているのも
いるだろう。医療上の無駄は酷すぎるものの一つだろう。タクシー代わりに救急車を呼ぶ奴もいる
のだから。

200 :考える名無しさん:2020/10/09(金) 15:39:38.47 0.net
ちょっと面白そうですね。エコロジーと国家主義の関係

201 :考える名無しさん:2020/10/09(金) 17:11:37.83 0.net
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0867f390368c26adfd3cdebe1d4245c85277d58?page=2
精神病院40年入院、69歳男が過ごした超常生活

伊藤さんによれば、入院していた福島県の精神科病院には30年以上の
長期入院の患者が10人以上はいたという。

厚生労働省によれば、日本の精神病床の平均在院日数は285日(2014年時点)。
500日近かったかつてに比べれば短縮傾向にはある。だが、ドイツは24.2日、
イタリアは13.9日など、定義が異なるとはいえ、数十日程度がほとんどの諸外国と
比較すると、非常に長い。

その結果、精神科病床数は急増し、1970年時点ですでに25万床に達している。

■国際機関からの指摘相次ぐ

世界的にみて異例な日本の状況を、国際機関も問題視。WHO(世界保健機関)顧問の
デビッド・クラーク博士が1968年に日本政府に行った勧告(クラーク勧告)では、
精神科病院には非常に多数の統合失調症の患者が入院患者としてたまっており、
長期収容による無欲状態に陥り、国家の経済的負担を増大させているとして、
精神医療の転換の必要性を訴えた。

また1985年には国連調査団による調査がなされ、そこでも入院手続きと在院中の患者に
対する法的保護の欠如、長期にわたる院内治療が大部分を占め、地域医療が欠如している
という懸念が示され、日本の精神医療制度の現状は精神障害者の人権および治療という点において、
極めて不十分とみなさなければならないと勧告されている。

こうした点から、原告側は国がこうした人権侵害行為を故意または過失によって
放置した不作為は、国家賠償法1条1項の違法なものであると主張している。

202 :考える名無しさん:2020/10/09(金) 17:18:10.00 0.net
あと、身寄りのない植物状態の患者とか強引に長年無理矢理生かし続ける行為も
日本の医療でよくやってるけど、全部、金儲けの観点でやってるからそうなる。
あとは、身内がいる場合は、訴訟リスクになるので、生きてるか死んでるのか
分からないレベルの患者が人権に反した形で無理矢理生かされ続けることになる。
エコ意識が低く、エゴ意識が肥大化しているので無駄なことばっかりやってるんだよね。

203 :考える名無しさん:2020/10/10(土) 14:57:25.42 0.net
>>195
ダニングクルーガー効果って知ってるか低脳
お前とお前の思想を的確に描写した心理学の研究だよ
悔しかったら医学か経済学か社会学か工学かどれか一つは修めてみろよ
どーせプログラミングの資格一つ持ってねーんだろ?

204 :考える名無しさん:2020/10/14(水) 23:32:33.94 0.net
まあ穏便にいきましょうよ、まだ先は長い。既定路線なんでしょう。

205 :考える名無しさん:2020/10/16(金) 18:21:36.41 0.net
穏便じゃおかしいな穏健か
低能ニートもスコレーはたっぷりありますよ

206 :考える名無しさん:2020/10/16(金) 19:56:32.21 0.net
>ダニングクルーガー効果って知ってるか低脳

お前、バカだろw

207 :考える名無しさん:2020/10/16(金) 20:07:39.73 0.net
パーキンソンの法則というのは、なかなか面白いと思うんだよね。それは、
物事がすぐに飽和する、という意味なのだけど、日常を振り返ると頷ける部分もある。
つまり、サチュレーションが高くなるということ。

たとえば、時間やお金、人手、収納スペース、PCやITのストレージ、メモリ、
こういうのをどれだけ容易しても、すぐに足りなくなるということ。だから、
イメージ的には「パーキンソンの法則」はエントロピーと似てる部分もある。

要は、物事はカオスになりやすく、空き容量は飽和しやすいということ。
あるいは、時間はすぐに経ち、締切はすぐにやって来るということ。
「少年老い易く学成り難し」で、>>203のような無学で悲惨な人生を送る
人間が出来上がってしまう。

208 :考える名無しさん:2020/10/16(金) 20:23:48.23 0.net
だから、「パーキンソンの法則」から予想されることは、たとえ、デジタル庁やDX化、
AI化が進んでも、それで空き時間や仕事量が減るのでなく、また、それらの保守・アップデート、
研修などに時間と労力がかかって、俯瞰してみると、トータルでみると、アナログ時代とたいして
全体の効率性は変わってないんじゃないか、という認識が得られることもありそうだ。

つまり、微分的にミクロの定点観測だけしてみれば、DX化で効率化が図られたような
感覚が得られるが、少し長期的に見てマクロでそれを評価してみると、実は、それほど
圧倒的にデジタル化で効率化が図られた訳でもなさそうだ、ということはありそうだね。

ただ、それはシステムを作っている側の視点で、消費者やユーザにとってはやはりDX化の
恩恵はそこそこあるのかもしれない。現に、自分はほとんど電子化で対応している感じだし、
アップデートとかメンテは、たしかに手間だけど、そんなに時間や労力がかかるという訳でもない。
が、長期的に見れば、アナログとデジタルの費用対効果はバグや情報流出、
フィッシングなどのリスク含めて考えると、世間で喧伝されてるほどの圧倒的な優位性が
デジタルにある、とは思えない段階かな、今のところ。

209 :考える名無しさん:2020/10/16(金) 20:34:35.17 0.net
あとは、プログラミング含めてデジタルを自在に使える自分のような人間と、
そうでない世代や性格的にデジタルや機械が苦手な人間もいるので、そこを
どう整合させ、統一させるのか、という問題もありそうだ。

つまり、>>203のような頭の悪い情弱が世間には高齢化の影響を含めて結構いるのだが、
そういう情弱をデジタル一律化で捨象してしまうのは、不公平な扱いになるので、
結局はデジタルとアナログのパラレル化は必須となって、結局、「パーキンソンの法則」の
洞察通り、全体の仕事量は減らないことになりそうだ。

アナログはコンピュータウイルスや電源ブラックアウトやネット回線ダウンのの影響も受けないので、
そこが強みであり、バックアップとしての効果もある。お薬手帳でもアプリだと
被災などで電源なくなると使えないが、紙のお薬手帳なら、平常通り対応できるという
利点もあるので、まあ、今はデジタルとアナログの過渡期で、さすがにデジタルネイティブが
世代の中心となる時期には、デジタル一律化で対応できるようになっているだろう。

デジタルの方がエコの観点にもかなっているし、コロナ的ソーシャルディスタンスもしやすい。

210 :考える名無しさん:2020/10/16(金) 20:53:06.87 0.net
日本では西暦と元号がパラレルに使われていて、面倒だから西暦一本化にすればいい、と
いう意見もよく聞かれるが、あえて、こういうパラレルな時間表現を持つことは、
脳の機能から考えても、あえて二重化されている状態の方がいいような気がする。
プログラム作っている側からすれば、西暦で一本化にしてくれた方が楽ではあるけど、
そういう観点を除外すれば、時間や日付の表現を多値的に有していることのアドバンテージは
あるのではないかな。

これは、先のデジタルとアナログの二重化にある利点と似たような観点だけど。

物事や対象を単眼的でなく、複眼的に捉えるためにも、こういう二重化がある方がいいと思う。
参議院廃止論もこの意味で短絡化だと思われる。つまり、遺伝子と同じような戦略的な
冗長性やバッファーがあった方が好ましい、という観点だ。ギリギリで回している家計や
財政、人員配置、人生というのは、あまり健全ではない。余裕と冗長性が必要。だから、
再度の定額給付金も無駄ではないだろうね。

それは額としてはわずかだが、シンボリックな効果があるんだよ。政府は市民をいつでも
ちゃんと支援しますよ、だから、廃業や失業などで簡単に自殺などしないで下さいね、という
暗黙のメッセージ性がそれらの支援金や給付金には伴うので、そういうことまでを
考え抜いた戦略が必要なのだ。

211 :考える名無しさん:2020/10/17(土) 02:14:21.06 0.net
冗長性(redundancy)

同じような機能を実現する複数の素子(遺伝子など)が存在することを指す
片方の機能不全が起こってもシステムが破綻しないようにする役割を持つ

212 :考える名無しさん:2020/10/17(土) 08:43:21.26 0.net
世間に揉まれるだけでは、引き籠りか、世渡りをうまくやろうとする
小賢しい人格が形成されるだけ。
互いに矛盾する、親の暴力と世間の暴力の間で板挟みになって揉まれてこそ、
世間ではなく、人を渡り超えて行かなければならないという動機が生まれる。

213 :考える名無しさん:2020/10/17(土) 17:31:46.40 0.net
あとやっぱ時間とテクノロジーの進化で便利になる分人権やプライバシー倫理は両輪でないとならないはずだけどこれがもうだいぶずれてると言うか意識も乖離していくので自然とずれる

214 :考える名無しさん:2020/10/19(月) 01:48:00.49 0.net
カリフォルニア大学バークレー校のアイリス・モースとスタンフォード大学の
ジェイムズ・グロスが行った2つの実験を見てみよう。最初の実験では、
参加者たちを2つのグループに分け、バラバラの文章を組み立て直す作業をして
もらった。第1のグループの文章には、感情の制御に関する言葉(制限、抑制、冷静など)が
含まれており、第2のグループの文章には、感情の爆発に関わる言葉(解放、激昂、爆発など)が
埋め込まれている。

その後どちらのグループにも俳優が扮した研究者が現れて、参加者たちに1枚のぼやけた
記事を渡し、文字の数を数えるように言う。やがて研究者は、じれったそうな
イライラした言い方で「やり方が下手だ」と非難し始め、参加者たちをわざと
怒らせる。この実験の目的は、感情制御ないし爆発に関する言葉に無意識に触れた
ことが、参加者たちの感情コントロールに何らかの影響を及ぼすかを確かめることである。

事前に「感情爆発」の言葉に触れた参加者たちは、「感情制御」の言葉に触れた
参加者たちに比べ、42・2パーセントも強い怒りを感じた。

215 :考える名無しさん:2020/10/19(月) 01:48:52.61 0.net
またもう1つの実験では、「感情制御」の言葉に無意識に触れていた参加者たちは、
感じの悪い研究者(俳優)が近づいてきた時に、心拍数や血圧が上がることも、
他方のグループの参加者たちより少なかった。この研究からどんなことが分かるだろうか。

1つ目は、不愉快な相手を我慢することや、自分自身の苦悩に耐えるといった人間の高尚な行為が、
意識的に何らかの行動を取らなくても達成できるということ。2つ目は、
マインドレスに行われる感情調節は、ストレスもなく身体への影響も少ないため
無害であるということ。3つ目は、面倒な人間関係において、この簡単な低コストの
マインドレスの働きが、感情の反応を健全に調整してくれていて、それに意識的に
働きかければ、さらに効力を高めることもできるということだ。

216 :考える名無しさん:2020/10/19(月) 01:50:16.40 0.net
「意識をオフにすること」がなぜ有益なのかをさらに知るために、ジョージタウン大学機能・
分子イメージングセンターの教授であるアンドレイ・メドヴェージェフが、2012年に
行った研究を見てみることにしよう。教授の研究チームは、成人参加者に昼寝をしてもらって、
その間の脳の活動をモニターした。その結果、昼寝をしている間に、右脳(創造的思考に
深く関わるとされる)が左脳と頻繁に連絡を行っていることが分かった。

メドヴェージェフは、身体が休息している間に、右脳が新しい情報や経験などを
長期保管場所に移動させるなどの重要な「片づけもの」をしているのではないか
という仮説を立てた。これは、パソコンを使っていない時に、ファイルを保存したり
不要な情報を消去したりする「自動メンテナンス」が設定されているようなものだ。

217 :考える名無しさん:2020/10/19(月) 01:55:37.22 0.net
>>214
こういう心理学的な効果があるのなら、たとえば誹謗中傷が飛び交いやすいSNSなどに
たとえば、冷静・思いやり・思慮・知性、支援、などと言った標語なり、それを象徴する
ようなイメージのイラストをプラットフォームに添えておくだけで、それらの誹謗中傷が
減る効果が期待できそうだね。なんで、この程度のことをすぐにやらないんだろうね。

芸能人とかやたら誹謗中傷にさらされていて、有名人税であるとはいえ、それでも
自殺者生むレベルのことを頻発させているのだから、それくらいの工夫はすべきだね。
学校や企業でも簡単にできそうなこと。

218 :考える名無しさん:2020/10/19(月) 02:02:49.07 0.net
>>216
これは冗長性の利点について言っていることだね。日本の軍隊は兵士の休みが少なく、
兵隊を酷使して総動員していたのに対して、アメリカ軍は頻繁に兵士をローテンションで
休ませながら用いたので、士気や判断力の低下もなく、合理的に軍務を遂行できたことなど
を連想させるね。

電通の東大女子の高橋まつりさんが長時間労働で自殺にまで追い込まれたけど、
要するに戦時中と考え方が大して変わってない、ということが推察される。
創造性を活かしたいのなら、むしろ労働者をよく休ませ、睡眠や運動をさせたり、
余暇、良質なレクリエーション、マインドフルネスなどを取り入れた方がいいくらい
だろう。たぶん、グーグルがこうした高度な労務管理を用いている。

パワハラ、スポ根、体育会系の体質の日本企業は、グーグルの逆をやっていて、
旧日本軍と頭の悪さでは符合している。

219 :考える名無しさん:2020/10/19(月) 02:37:51.34 0.net
環境管理というと、懲罰的なオペランド条件付のイメージがあって、たとえば、
中国がそういう手法をよく採用している感じがする。信号守らないで横断報道を渡ると
歩行者へ向かって放水されるような装置が作られたりしている。

今のフランスなら、夜間外出すればコロナの罰金が課されるように、罰や嫌悪刺激で
人々を動機づけようとする発想。>>214のようなアプローチは人々の無意識に倫理的な情報を
埋め込んで、人々を制動しようという発想なので、オペランド条件付的な飴と鞭の
アメ(報酬)による動機づけとは全然違うものとなることだろう。

つまり、意識レベルで人々は管理されていることに気づかない状態で、上手く管理することが出来る、
ということだ。これは為政者が己の権力の維持・拡大に使用する管理として使うものではないので、
倫理的にも問題はないと思われる。

意識でなく、無意識に有益な情報や価値、感情コントロールのアンカーを埋め込んで、
人々を不幸から遠ざける、という手法だ。マスコミがやっているのは、ちょうどこの逆で、
不幸が飯の種になる職業なので、仕方ない部分もある。マスコミは賤業だからねw

220 :考える名無しさん:2020/10/19(月) 02:57:51.20 0.net
アメリカかどこかのリハビリ病院でも、アートや自然などを病院や敷地内にふんだんに
取り入れた病院の方が、そうでない普通の病院よりも、患者の回復率やリハビリ効果が
ずっと高かったようだ。綺麗なもの、美的なものは人を癒やす効果があるようだ。
アニマルセラピーなどもあるようだし。

だから、環境を上手く管理して、人々を動機づけるという発想は大事なんじゃないかな。
日本は森林伐採したり、コンクリート化して、逆のことばっかりしている。自然災害において、
それらは治水の役割も果たしているはずなのに、そういうことにも全然、頭が回らない。
金儲けのことしか視野に入ってないので、自然を蔑ろにし痛めつけ、それがループして
巨大化してのちに帰ってくる。

221 :考える名無しさん:2020/10/19(月) 08:47:22.07 0.net
冗長性のないシステム設計とかはあり得ない
しかし、冗長性には大きな悪影響も存在する
無駄は腐敗と不幸の温床になるからね
必要以上の冗長性を許せば、腐敗と不幸との共存を選択するという方向性を人類社会が選択してしまうことになる

222 :考える名無しさん:2020/10/19(月) 09:10:40.28 0.net
無駄な奴が特権階級になってしまうってことだね
それは悪徳をモデルとして推奨し、腐敗と不幸の温床になる

223 :考える名無しさん:2020/10/21(水) 23:18:02.75 0.net
正直その先は私も同じく知りたいです。ですが、周回遅れ分を取り戻すだけだとしても嫌な部分を含めて出来るだけ正確に現状を把握しないと議論する素地にもなりませんからね。

224 :考える名無しさん:2020/10/21(水) 23:28:37.73 0.net
ほがらかほがらかよっといぜ〜

225 :考える名無しさん:2020/10/22(木) 19:27:50.57 0.net
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f8a24abae64e4eb1f59cb35c4521219aa1e64d7
人の喉に未知の臓器を発見、オランダ研究チーム発表

226 :考える名無しさん:2020/10/22(木) 19:39:22.44 0.net
外に表れない無意識の情報処理のおかげで、私たちは強力で、迅速で、賢明な判断が
できる。業績を上げるという目標に無意識がどう結びつくかを見てみよう。
ゲイリー・レイサムとロナルド・ピッコロは、コールセンターの販売スタッフに、
顧客に電話する前に1枚の写真を見せるという低コスト介入の実験を行った。

スタッフを3つのグループに分け、1つ目のグループには、3人の電話販売
スタッフが笑顔で顧客と話をしている写真(関連のある達成)、次のグループには、
女性ランナーが腕を高々と挙げて誇らしげにゴールを走り抜ける写真(関連のない達成)、
最後のグループには、彼らが働いているオフィスビルの写真を見せた。

ビルの写真を見たグループには何の変化も起きなかったが、達成感を描いた写真を
見た人たちは、成約数を58パーセントも増やした。

227 :考える名無しさん:2020/10/22(木) 19:40:15.95 0.net
しかも驚くのはそれだけではない。にこやかに話す販売スタッフの写真を見ながら
電話した人たちは、ビルの写真を見ていた人たちより、85パーセント多く売り上げた。
どうして業績がそんなに上がったのかと尋ねても、誰一人として、ブース内に
新しく張り出された写真に気持ちを鼓舞されたとは言わなかった。

さて、10ドル投資して写真と額を用意するのと、何千ドルもかけて社員の士気、
モチベーション、成績アップのための高度な研修を行うのと、果たしてどちらが
いい方法だろうか。さらに研究者たちは、従業員の無意識に働きかけて業績を上げる
この方法の効果は、すぐに消え去るものではなく、数時間どころでもなく、
その週いっぱい持続するということも発見した。

228 :考える名無しさん:2020/10/22(木) 19:41:38.11 0.net
「高齢者、障がい者、同性愛者、異人種の人たちをステレオタイプ的に見ることはやめよう」と
人々を説得すると、思わぬ逆効果を生む。そのことが意識にのぼりやすくなるため、
ますますステレオタイプで見るようになってしまう。スモーカーたちに禁煙を訴える
広告を見せると、かえってたくさん吸うようになるのと同じ理由である。そこで研究者たちは、
偏見のために黒人と関わることを拒みがちな成人の白人たちに、「人種偏見はよくない」と
直接説得することなしに偏見を捨てさせられないものだろうかと考えた。  

彼らは、人種偏見を持つ白人参加者たちにコンピュータ上で映像を見せた。
そしてスクリーンに、黒人のポジティブな画像と言葉(黒人の女の子がランチを
持ってこなかった友達に自分のランチを分けるシーンなど)が出てきた時は、
操作レバーを引いて画像を自分の方に近づけ、白人の画像と言葉が現れた時は、
操作レバーを押して画像を遠ざけるように指示した。この繰り返しによって、
黒人のよいイメージとそれを評価して近づこうとする気持ちを結びつけ、
黒人は避けるべき敵であると思い込んでいた無意識の習慣を修正しようという
試みである。

この訓練を受けた白人たちは、受けなかった白人たちと比べて、偏見に基づく思い込みが
46・5パーセントも少なくなったと、研究者たちは報告している。

229 :考える名無しさん:2020/10/22(木) 19:45:59.32 0.net
>>226>>228

このように、人々の意識でなく、無意識へ巧みに介入することで、人々の感情や行動モデルを
好ましいものに変容することができる。無意識への介入は、低コストかつ簡単にできる
ことなので、学校でのいじめや自殺の防止にも役立つことができるだろう

好ましい標語やイラスト、画像、そんな低コストで済むもので、人々の精神状態や
行動を好ましい状態へと整流化できるなら、試行的にいろいろやってみる価値はある
のではないかな。

230 :考える名無しさん:2020/10/22(木) 23:11:41.90 0.net
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a1ef24699d06a94ae7eb30babb27ede9ece0067
Twitter、「読んでいない記事」のリツイート前に「記事を読みましょう」

こういうのも環境管理による整流化で、現代はテクノロジーレベルでこうしたことが
簡単にできる。だから、費用対効果で考えれば、前時代のように人々の理性やディグニティへ
ヒューマニズムで訴えるよりも、アーキテクチャを工夫したり、無意識への無理のない
自然な介入を通して公共善を維持する方向へ行く方が妥当なのかな、とは思う。

動物管理と発想的なものはあまり変わらないけど、一般の人々のレベルが低過ぎるので
仕方ない面もある。

231 :考える名無しさん:2020/10/22(木) 23:20:05.54 0.net
日本はサブカルのレベルが高そうなので、そういう意匠を公共善とリンクさせて
適切に使えばいいと思う。教師や政治家に言われるよりも、アニメのキャラクターが
言う方が抵抗なく受け入れやすいような国なのではないかな。周庭さんも日本の
サブカルの大ファンで、アキバ系が好きみたいだし。

教師もセクハラで逮捕される生身の人間を使うよりも、好きなアニメのキャラクターを
生徒に選ばさせて、それでリモート環境で学習すれば、コロナ対策だけでなく、学習
効果が高まるかもしれないよ。

232 :考える名無しさん:2020/10/22(木) 23:30:28.79 0.net
お気楽な奴
萌えキャラが言うんじゃ誰も反対しないよねーって
政治家を仮想化する管理体制もすでに想定されてるのに

233 :考える名無しさん:2020/10/22(木) 23:49:28.90 0.net
>政策に上がっている紙の書面と対面の原則の撤廃もデジタル先進国家では当たり前だ。
デンマークや韓国、エストニアでは国民が自治体の窓口に行くことはほとんどない。

ITでは韓国に圧倒的遅れているね。日本人の視野狭窄的な職人的現場主義の発想が
DX化を阻んでしまうのだろう。ドローン的な俯瞰と抽象化されたモデリングが
大事で、アニメ化はその中間領域にある、と表現してもいいだろう。

234 :考える名無しさん:2020/10/25(日) 00:29:57.46 0.net
「バラの木がバラを咲かせ、リンゴの木がリンゴを実らせるように、人は考えを生む植物である」     

アントワーヌ・ファーブル・ドリヴェ『哲学的人類史』

235 :考える名無しさん:2020/10/25(日) 00:41:39.21 0.net
最近、Netflixで「賭ケグルイ」というアニメを観ているけど、めちゃ面白い。
よくこういう斬新なストーリーを思いつくな、と思う。日本の実写映画は、
あまりレベル高く感じないし、面白そうなのあんまりなさそうだけど、サブカルは
探せばいいのあるかもしれない。

「賭ケグルイ」が面白いのは、そこに歴然としたスクールカーストと階級社会が如実に
描かれていること。下層の生徒は家畜のように扱われ、ギャンブルで一発逆転すること
だけが唯一のカースト下層からの脱出手段で、これは実人生似ているね。ギャンブルで
なく、起業とか投資になるかもしれないけど。

「ミケ」として、家畜カーストとして生きるのも可愛くて逆にいいかもしれない。
主人が良ければの話だけど。

236 :考える名無しさん:2020/10/25(日) 01:53:28.80 0.net
脳が白紙状態なら、いきなりさまざまな可能性の直撃を受けるが、あらかじめソフトウェアが組み込まれているおかげで、
それを上手くくぐり抜ける。白紙の状態で始まるシステムは、赤ん坊が受け取る乏しいインプットだけでは、
世の中の複雑なルールすべてを学ぶことができない。すべてを試す必要があるので、失敗するだろう。
私たちにはそれが分かっている。なぜなら、長年にわたって、人工神経回路網に知識なしの状態から
世の中のルールを覚えさせようとして失敗してきたからだ。 あらかじめ組み込まれているプログラムは、
社会的交換──人間同士の交流方法──に深くかかわっている。

237 :考える名無しさん:2020/10/25(日) 01:54:21.13 0.net
社会的交流は大昔から人類にとってきわめて重要なことなので、結果として、社会的プログラムが
神経回路の奥深くに入り込んでいる。心理学者のレダ・コスミデスとジョン・トゥービーが言うように、
「心拍が万国共通なのは、それを生み出す器官がどこでも同じだからである。社会的交換の普遍性も、
ごく簡潔に説明するとそうなる」。つまり、心臓と同じように、脳も社会的行動を示すために
特定の文化を必要としない──そのプログラムはハードウェアと一緒にあらかじめバンドルされているのだ。

238 :考える名無しさん:2020/10/25(日) 01:57:08.63 0.net
>>236>>237
ということは、人間の心や脳は、タブララサではなく、あらかじめ進化によって
獲得したOSが組み込まれた状態の初期化が赤ん坊ということになるのかな。

239 :考える名無しさん:2020/10/30(金) 01:18:33.74 0.net
https://www.my-zaidan.or.jp/health-watch/detail.php?id=8b7291470c66660f7d75299914329125&tmp=1563931216
「座りすぎ」はカラダにもココロにも悪い?

あなたは1日にどのくらいの時間、座っていますか?1日に座っている時間は、
日本人が世界で一番長いそうです。最近メディアでも注目されている「座りすぎ」の
体と心への健康影響と、その対策についてご紹介します。

「座りすぎ」は万病のもと!?

長時間のデスクワーク、自宅ではネットにテレビ・・・。現代人は、1日の大半を
座って過ごしています。長時間座っていると、筋肉の代謝や血行が低下し、健康に
害を及ぼすことがわかってきました。座っている人ほど、肥満、糖尿病、がん、
脳血管疾患、認知症などが増加し、寿命が縮まる可能性があります。1日8時間以上
座っている人は、3時間未満の人と比べて、死亡リスクが1.2倍になるという研究結果もあります。
この悪影響は、週末に運動する程度では打ち消すことはできないようです。

さらに、我々の調査では、1日12時間以上座っている人は、6時間未満の人と比べて、
メンタルヘルスが悪い人が3倍も多いこともわかっています。

240 :考える名無しさん:2020/10/30(金) 01:19:54.64 0.net
座り時間を減らすことが理想ですが、最近の研究では、運動を毎日1時間すれば、
長時間座っている人でも健康が保てるようです。でも運動は難しい・・・という方に
おススメなのが、30分に1回立ち上がり、少し動くことです。習慣にすれば、
座りすぎの悪影響をかなり緩和できる可能性があります。ぜひ新しい習慣にしてはいかがでしょうか?

オフィスでの実践例

・用事があるときは内線を使わず歩いて行く
・こまめにプリントやコピーを取りに行く
・立って仕事をする(昇降式デスクの利用も)
・立ってミーティングや会議をする
・立つことを促してくれるアプリを活用する

自宅での実践例

・見ないテレビは消す
・テレビのCM中は立ち上がって家事をする
・ネットサーフィンは時間を決める
・読書は1章読んだら、合間にストレッチを挟む
・ネットショッピングよりも買い物に出かける

241 :考える名無しさん:2020/10/30(金) 01:37:03.36 0.net
>>239
テレワークが増えているので、それ用に「スタンディング・デスク」を用意すると
いいかもしれない。値段も安いし、おしゃれなのも沢山あるし。EUでは、
スタンディングでデスクワークらしいよ。

242 :考える名無しさん:2020/10/30(金) 02:56:31.10 0.net
パソコンは座ったまま使うと姿勢も悪くなりがちなので、立ったままパソコンを
使えるようにするといいだろう。小学生の時から、それが習慣になると尚良さそうだ。
あと、立ったままPCを使う方が視線の調整も上手くいきやすいかもしれない。
この書き込みも立ったまま打ち込んでいるけど、この状態をPCを使う時の普通の状態に
するといいのかもしれない。テレワークの人は、長い目で見て、こういう
スタンディング・デスクに移行した方がいいかもね。デスクワークが多いと足腰も弱る
から、なおさら立ったままの仕事にした方がいいだろう。

243 :考える名無しさん:2020/10/30(金) 02:59:37.36 0.net
ゲーミングチェアなども座って長時間やるから、メンタル病みやすいんじゃないかな。
ゲーセンで音ゲーでもやる感覚で、ゲームも立ったままやった方がいいのかもしれない。

244 :考える名無しさん:2020/10/31(土) 22:39:23.63 0.net
井の中の蛙大海を知らず

245 :考える名無しさん:2020/11/01(日) 02:54:56.43 0.net
意識することには苦痛が伴う。自らの魂に向き合うことを避けるためには、人はどんな愚かなことでもするものだ。
しかし光の形を想像することによって気づきを与えられることはない。闇の部分を意識することによってのみ目が開かれる。

カール・グスタフ・ユング

246 :考える名無しさん:2020/11/01(日) 02:57:23.36 0.net
比較的害のないマニピュレーションの例としては、NPOが寄付を集める行為などがある。
食品メーカーの広告と同じように、慈善事業の団体も、どうやったら人々にしぶしぶでも金を出させるか、
その方法を一生懸命に考えている。金を引き出すことに関する研究まである。
ダートマス大学タック経営大学院のダニエル・フェイラーの研究を見てみよう。
彼は慈善団体が使うさまざまなタイプの訴えを調べようと考えた。まず1つ目の
タイプは、「利己的な訴え」で、「寄付をすると、あなたがいい気分になりますよ」というもの。

2つ目のタイプは「利他的な訴え」で、「寄付してくれたお金で、貧しい人たちに食料を与えられます」
というもの。これらのどちらかのタイプの勧誘をした場合、人々が大学の同窓会に寄付をした確率は、
どちらも6・5パーセント程度だった。

ところが、それらの訴えを両方とも行うと、寄付の確率が半分になってしまった。
人々は寄付を懇願されること自体に抵抗はないが、度が過ぎると、操られているような
気がして嫌になってしまうようだ。この研究から分かることは、他者に影響力を及ぼす時の唯一のルールは、
「相手が操作されていると分からないようにやる」ということである。

247 :考える名無しさん:2020/11/01(日) 02:59:43.90 0.net
「相手を操作する「ハードアプローチ」の例をもうひとつ挙げよう。北バージニアから
テディ・ルーズベルト橋を渡って州境を越え、ワシントンDCに入った最初の信号で
止まって左を見てほしい。緑がかったグレーのスリーピースを着た男が立っているだろう。
清潔な手でボール紙の切れ端を掲げていて、そこには「コカインを買う金をください」と書かれている。

男は車の運転席に微笑みかけ、ベルベットの帽子の中にいくらかの金を入れて欲しいと身ぶりでせがむ。
ほとんどの人は、さげすむ言葉を浴びせて、あっちへ行けと追いやる。そこから数メートル先には、
別の男が立っている。ぼさぼさの髭には土くれや卵の殻のかけらがこびりつき、格子縞の汚い毛布を
体に巻きつけている。彼の眼は必死に憐れみを乞い、手に持ったボール紙には「助けてください。
食べるものがありません」と書かれている。

248 :考える名無しさん:2020/11/01(日) 03:00:40.79 0.net
人々は車を停め、窓を開けて1ドル札や5ドル札を渡してやる。1日の終わりに、
男のポケットは札で膨れ上がる。 我々はこの2人の男に話を聞いた。

彼らはグルである。最初は別々に物乞いをやっていた。しかし情報を交換するうちに、
こういう対比を見せることで金がもらえるということが分かってきた。2人は数日おきに
役割を交代して楽しんでいた。それ以来、収入は非常に増え、今ではこれをやめて
ファストフードの店で最低賃金を稼ぐ気にはなれないという。特に楽しいのは、
人々が彼らを「詐欺師」と呼んで笑い、それでも面白がって金をくれることだ。」

249 :考える名無しさん:2020/11/01(日) 03:01:54.29 0.net
2人はこのマニピュレーションを、悪いことだと思っていない。彼らが受けた教育は
2人合わせても13年間で、どちらも長い間周囲の大人から身体的・精神的虐待を受けてきた。
彼らはやっと、金が稼げる小さな「ニッチ」を見つけたのである。その創意工夫に対して、
私たちは少々の金を払ってやらなければならない。これはマニピュレーションが、
文字通りにも比喩的にもアートとなっている例である。その作品が上出来であるために、
人々は当然のことのように気持ちよく金を払う。一時的にでも相手の視点に立って、
相手が何を欲し何が行動の動機になるかを知らなければ、相手と真の対話をすることも、
行動に影響を及ぼすこともできない

250 :考える名無しさん:2020/11/01(日) 03:03:52.34 0.net
人を努力家でイノベーティブな人間にしたいと思うなら、一番簡単なのは、能力を
最大限引き出す役割を与えることだ。アメリカ人のピーター・リンドバーグは、
台湾で英語教師の仕事をしていた時、子どもたちに英語の名前をつけると彼らの態度が
大きく変化することに気づいた。

控えめで静かだった子どもたちが、突然まるでアメリカ人のように積極的になる。
最近のビジネス界でも、「役割のパワー」を利用する傾向が見られるようになり、
「学習ディレクター」とか「遊びのディレクター」など、いろいろなタイトルを
社員に与えているようだ。こういうタイトルは低俗な感じもするが、これによって
人に、特定の態度を取るお墨付きを与えることができる。

251 :考える名無しさん:2020/11/03(火) 07:15:42.17 0.net
アメリカ人の特徴にあるのは楽観主義で、彼らはだいたいポジティブなメンタルを
持っている。トランプなどが、その極限で、自己肯定感が非常に強く、自信に溢れた
言動が多い。

ミシガン大学の研究者たちによると、アメリカ人は日本人と比べて、良いことが
起きると信じる傾向が強いことを実証した。アメリカ人は日常の良いことに関しては
日本人の2倍近く高く予想し、日常の不運な出来事の可能性については1.5倍近く
低く見積もった。これからの人生に悪いことが起きると考える人の割合はさらに
差がつき、日本人はアメリカ人の2倍半だった。

252 :考える名無しさん:2020/11/03(火) 07:21:16.81 0.net
日本人には「悲観的なバイアス」があるおかげで、貯蓄性向が高くなり、
コロナへの対応も厳重にやるので、その被害を小さくすることが出来る。

アメリカ人の場合は、こうした日本人的な「防衛的悲観主義」が全くないので、
借金やローンまみれになり、コロナ感染者でも世界一になる、という楽観性が
裏目に出てしまうケースがある、ということだ。

アメリカ人と日本人は、ちょうど逆の集合的性格をしていることになる。
危機の際には、日本人的な慎重さの方が生き残る可能性が高くなるのかもしれない。

253 :考える名無しさん:2020/11/03(火) 11:24:18.07 0.net
メスのマウスにつがいになるオスを何匹か与えたとしよう。メスの選択は決して
でたらめではなく、自分の遺伝的特徴と相手の遺伝的特徴との相互作用にもとづいている。
しかしメスはそのような隠れた情報にどうやってアクセスするのか?すべての哺乳類は、
主要組織適合性遺伝子複合体(MHC)と呼ばれる一組の遺伝子を持っていて、
この遺伝子群が免疫系に重要な役割を果たす。

選択肢を与えられたマウスは、異なるMHC遺伝子を持つ相手を選ぶ。遺伝子プールの混合は、
ほぼどんな場合も生物学的に得策である。遺伝的欠陥を最小限に抑え、雑種強勢と呼ばれる
遺伝子の健全な相互作用につながる。そういうわけで、遺伝的に離れているパートナーを
見つけることは有益である。

254 :考える名無しさん:2020/11/03(火) 11:25:17.30 0.net
しかしほとんど目が見えないマウスがどうやってそれをやってのけるのだろう?
鼻を使うのだ。鼻の内側の組織が漂っているフェロモンをとらえる。この化学物質は
信号──警告、食べ物の痕跡、生殖の準備、この場合は遺伝子の類似性や差異についての
信号──を空気伝導させる。

人間もマウスと同じようにフェロモンを感知して反応するのだろうか?確かなことは
わからないが、最近の研究で、マウスでフェロモンの信号伝達に使われるのと同じような受容体が、
人間の鼻の内側に発見されている。私たちの受容体が機能するかどうかは明らかでないが、
行動研究は示唆に富む。

255 :考える名無しさん:2020/11/03(火) 11:26:03.33 0.net
ベルン大学の研究では、研究者が男性と女性の学生グループのMHCを測定して定量化した。
男性は日常的に出る汗を布に吸収するように、綿のTシャツを渡されて着用した。そのあと
再び実験室で、女性はそのTシャツのわきの下に鼻をうずめ、好みの体臭を選ぶ。結果は?

マウスと全く同じように、女性たちは自分と似ていないMHCの男性を好んだ。
どうやら私たちの鼻も、やはり意識の感知しないところで生殖の任務に就いていて、
選択に影響しているようだ。  

256 :考える名無しさん:2020/11/03(火) 11:26:53.82 0.net
ヒトのフェロモンは、生殖だけでなくほかの状況でも、目に見えない信号を運ぶ場合が
ある。たとえば、新生児は綺麗なクッションよりも、母親の乳房にこすりつけた
クッションの方に好んで移動する。おそらくフェロモンを手がかりにしているのだろう。
女性の月経周期は、別の女性のわきがを嗅いだあとに変化することもある。  

フェロモンが信号を伝えていることは明らかだが、それが人間の行動にどの程度
影響するかは分かっていない。私たちの認知は多層構造なので、このような手がかりは
端役になってしまう。フェロモンにほかのどんな役割があるにしても、脳が絶えず
進化していることを私たちに再認識させる働きをする。この分子は時代遅れの使われていない
ソフトウェアの存在を暴露するのだ。

257 :考える名無しさん:2020/11/03(火) 11:27:38.87 0.net
最近、進化心理学者は愛情と離婚に目を向けるようになった。そしてすぐに、
人が恋に落ちるとき、情熱と心酔がピークに達するまでの期間は最大3年であることに
気づいた。体と脳の内部信号は文字通り催淫剤である。そしてそのあとは下り坂に入る。
この観点から考えると、子どもを育てるのに必要な時間──平均で約4年──が過ぎると、
私たちはセックスのパートナーに対する関心を失うよう、あらかじめプログラムされているのだ。

258 :考える名無しさん:2020/11/03(火) 11:28:39.25 0.net
心理学者のヘレン・フィッシャーは、私たちはキツネと同じようにプログラムされていると
主張している。繁殖期につがいの絆を結び、子どもを育てるのに十分な期間だけ一緒に
いて、そのあと別れる。

フィッシャーはおよそ60ヵ国の離婚を調査して、離婚が一番多いのは結婚の約4年後であるという、
彼女の仮説と一致する事実を発見した。彼女の考えでは、体内で生成される催淫剤は、
自分たちの子どもの生存可能性を高めるのに十分な期間、男性と女性を離れさせないための
効率的なメカニズムにすぎない。両親そろっているほうが片親よりも生き延びるためには有利であり、
その安全を提供するために、二人をおだてて一緒にいるようにしむけるのだ。  

259 :考える名無しさん:2020/11/03(火) 11:29:27.02 0.net
同様に、赤ん坊の大きな目と丸い顔が私たちに可愛く見えるのは、赤ん坊が自然な
「かわいらしさ」をもっているからではなく、大人が赤ん坊の世話をすることの
進化的な重要性によるものだ。自分たちの赤ん坊をかわいいと思わなかった遺伝系列は
もはや存在しない。

なぜなら、子どもたちがきちんと世話をされなかったからだ。しかし私たちのように
生き残った者たちの精神的環世界では、赤ん坊をかわいいと思わずにはいられないので、
赤ん坊は次世代を構成するべくきちんと育てられている。

260 :考える名無しさん:2020/11/03(火) 11:36:43.43 0.net
つまり、人間は遺伝子のアルゴリズムに従っているだけのパペットということに
なるよね。もっと言えば、奴隷でもいいかもしれない。

遺伝子 × 環境 の関数で、ほぼ、選択や行動が決定されているのかもしれない。

あと、遺伝的に混合においては、純血種というのは忌避されるのも、それが生存に
対して脆弱になるからなんだね。ここで近親相姦が禁忌となることも想像される。

261 :考える名無しさん:2020/11/04(水) 14:16:01.47 0.net
トランスヒューマニズムは無学な馬鹿がかかる病気

262 :考える名無しさん:2020/11/04(水) 14:18:46.04 0.net
アレクサ買って未来感とか言ってる馬鹿と本質的には一緒
実際の最前線の技術開発者はそんなもの使わん

263 :考える名無しさん:2020/11/07(土) 17:27:24.75 0.net
低学歴はもうトランスなんたらに飽きたらしいや

264 :考える名無しさん:2020/11/14(土) 00:16:00.26 0.net
「社会」アーキテクチャの長所と短所を具体的に示すために、ロボット研究家の
ロドニー・ブルックスが提唱した包摂アーキテクチャの概念を考えよう(Brooks, “A robust layered”)。
包摂アーキテクチャにおける組織の基本単位はモジュールだ。各モジュールは、
1つのセンサーまたは作動装置の制御のような、独立した低レベルの仕事に特化している。
モジュールは独立して作動し、それぞれが自分の仕事をする。各モジュールには入力信号と出力信号がある。

モジュールの入力が予め決められた限界を超えると、モジュールの出力が始動する。
入力はセンサーまたはほかのモジュールから来る。各モジュールは抑制信号と阻害信号も受け取る。
抑制信号は通常の入力信号に優先する。阻害信号によって出力が完全に阻害される。
これらの信号のおかげで動作が動作を無効にするので、システムが一貫した動作を起こすことができる。
一貫した動作を起こすために、モジュールは層に体系化される。各層は、「歩き回る」や
「動く物体を追う」のような動作を実現する。

265 :考える名無しさん:2020/11/14(土) 00:17:37.19 0.net
その層は階層的になっていて、より高い層は阻害または抑制によって、低い層の
動作を抑えることができる。これによって各レベルにそれぞれの制御ランクが与えられる。
このアーキテクチャは知覚と動作を固く結びつけ、非常に反応の早いマシンを作り出す。
しかし欠点は、システム内の行動パターンがすべて、あらかじめ配線されていることだ。
包摂エージェントは迅速だが、何をするべきか、世界が教えてくれるのに完全に依存していて、
純粋に反射的である。

ある意味で、包摂エージェントは知的にはほど遠い。なぜなら、結論を下す拠り所
となる内的な世界モデルに欠けているからだ。ロドニー・ブルックスは、これは
利点だと主張する。つまり、表象がないからこそ、アーキテクチャは世界モデルを
読んだり書いたり活用したり維持したりするのに時間を費やさない。

しかしどういうわけか、人間の脳はその時間を費やし、しかもそのための
賢い方法を知っている。私の意見では、人間の脳をシミュレーションするには、隔離された
専門家の流れ作業という考えから、対立をベースとする心の民主制という考えに移行するしかない。
そこでは複数の政党が同じテーマに自分たちの票を投じる。

266 :考える名無しさん:2020/11/14(土) 02:29:44.18 0.net
何だこのスレ。長文君の貼る科学記事に占拠されてんじゃん

267 :考える名無しさん:2020/11/14(土) 16:06:47.79 0.net
感情の反応は情報処理と見ることができる──すべてが数学の問題と同じくらい複雑だが、
外ではなく内側の世界に専念している。その処理の出力──脳の状態と体の反応──は、
生体が従うべき単純な行動計画を提供する。すなわち、これをやれ、あれをやるな、というのだ。

268 :考える名無しさん:2020/11/14(土) 16:07:57.39 0.net
理性のシステムは外界の物事を分析することに関心をもち、感情のシステムは内部状態を
監視し、物事が良くなるか悪くなるかを心配する。つまりおおざっぱな指針として、
理性的認知は外界の出来事に関与し、感情は内部の状態に関与する。内部の状態に
相談しなくても数学の問題は解けるが、メニューにないデザートを注文したり、
次にしたいことの優先順位を決めたりすることはできない。

感情ネットワークは、あなたが次に起こす可能性のある行動をランクづけするのに
絶対必要だ。もしあなたが感情のないロボットだとしたら、部屋に入ったとき、
周囲にある物について分析することはできるかもしれないが、次に何をすべきか
決められずに立ちすくむだろう。行動の優先順位の選択は、内部状態によって決まる。
帰宅して直行する先が冷蔵庫か、トイレか、それとも寝室かを決めるのは、
家の中の変化していない外部刺激ではなく、あなたの体の内部状態である。

269 :考える名無しさん:2020/11/14(土) 16:08:52.89 0.net
両方の神経系が行動という一つの出力チャネルを支配しようと争うがために、感情が意思決定の
情勢を変えることもある。この長年の争いはいまや、多くの人々にとって判断のよりどころとも
なっている。「嫌な感じがするのなら、たぶん間違っているのだ」。これには反例もたくさんある
(たとえば、人の性的嗜好にげんなりしても、その好みが道徳的にまちがっているとは思わない場合もある)が、
それでも感情は意思決定におおむね役立つ舵取り装置の機能を果たす。  

270 :考える名無しさん:2020/11/14(土) 16:09:57.39 0.net
感情システムは進化史上古くからあり、従ってほかの多くの種と共通であるのに対し、
理性システムの発達はもっと最近のことである。しかしこれまで見てきたように、
理性システムが新しいからといって、必ずしもそれ自体が優れているというわけではない。
誰もがミスター・スポックのように理性ばかりで感情がなかったら、社会は良い状態にならない。

むしろバランスの取れた状態──内部のライバルがチームを組むこと──が脳にとっては
最適である。なぜなら、歩道橋から人を突き落とすことに感じる嫌悪は、社会的相互作用に
とってきわめて重要だからだ。トマホーク・ミサイルを放つボタンを押すことに対する
無感覚は、文明にとって有害である。感情システムと理性システムのバランスが必要であり、
人間の脳内ではそのバランスが自然淘汰によってすでに最適化されているのかもしれない。

271 :考える名無しさん:2020/11/14(土) 16:10:56.93 0.net
別の言い方をすると、党派が分かれている民主制こそが、あなたに必要なものかもしれない──
どちらかが支配権を奪取すれば、最適でなくなることはほぼ確実だ。

古代ギリシャ人はこの知恵をとらえて、こんなふうに人生にたとえている。あなたは馬車の御者で
あり、あなたの馬車は二頭の大きな馬に引かれている。理性という白い馬と、感情という黒い馬だ。
白い馬はつねにあなたを道の片側に強く引っ張ろうとしていて、黒い馬は反対側に引っ張ろうと
している。あなたの仕事は二頭の手綱をしっかりつかみ、道の真ん中を進み続けられるように
馬を御することである。  感情と理性のネットワークが争うのは、差し迫った道徳的判断を
めぐってだけではない。別のよくある状況判断、すなわち将来的にどう行動するかをめぐっても
意見を闘わせる。

272 :考える名無しさん:2020/11/14(土) 16:47:11.83 0.net
>>271
今のアメリカ大統領選をこれらのアナロジーで考えると、トランプは感情や本能を
代表しているネットワークのシステムであり、バイデンは理性重視のネットワークとなる。前者が反ポリコレで、後者はポリコレ。

どちらか一方へと傾き過ぎると、その弊害やデメリットも噴出してしまうので、
適度なバランス感覚が必要だろう。よって、この観点に立てば今のアメリカは
感情システムと理性システムのバランスの取れた民主的な強い国であり、分断と
いうネガティブな表現での報道とは程遠い、良き状態にあるとも表現できそうだ。

273 :考える名無しさん:2020/11/14(土) 16:52:47.25 0.net
世俗的に表現すると、本音と建て前(綺麗事)のバランスが必要だということ。
本音は、移民排斥で白人底辺層を元の中流に戻せで、綺麗事は移民の権利も認めよ、
みたいな感じになるのかな。どっちの意見もごもっともなので、その調整を上手く
行うのが政治の役割。一方の利害にだけ大きく偏ってはいけない。

274 :考える名無しさん:2020/11/20(金) 20:11:51.94 0.net
「内在」 疑い得ない認識
「超越」 疑い得る<可疑的な>認識

275 :考える名無しさん:2020/11/20(金) 21:06:58.87 0.net
トランプの娘イヴァンカも始めた、右派「検閲なし」SNSの人気が急上昇

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/11/sns-41.php

276 :考える名無しさん:2020/11/20(金) 23:31:33.79 0.net
>>271
カントは理性と感性だけでなく、その間?にある悟性という概念も作っている

277 :考える名無しさん:2020/11/21(土) 02:33:21.44 0.net
(実的内在 −− > 構成的内在) ➖➖{超越:(蓋然性)} ➖➖> 客観的実在

278 :考える名無しさん:2020/11/21(土) 02:38:04.44 0.net
客観的実在 ≒ 物自体

単音 , a : 実的内在
メロディ, apple : 構成的内在

279 :考える名無しさん:2020/11/21(土) 05:02:10.39 0.net
方法は独立して存在するものではなく、方法は問題によって要請され強要されるもの
であって、哲学を駆り立てる問題は、哲学の方法によって理解されるのではなく、
むしろ逆に問題によって初めて、その方法の意味が規定される

280 :考える名無しさん:2020/11/21(土) 08:02:53.02 0.net
事物や自然の本性は、 その本来の自由な状態においてよりも、 人間の技術や干渉に
よって 圧迫されたとき、 その正体を現す F.B

281 :考える名無しさん:2020/11/21(土) 11:04:41.56 0.net
>>275
いい傾向のように思えるけど裏を返せばツイッターや主要なsnsなんかでは検閲の様な事が行われてるという事かな
そのアプリだけではTorやvpnである程度の人からは分からなくなるのと同じ様なもので根本的にはやる気のないプライバシー系のザル法に問題があるんじゃないかな
これが形骸化してきている憲法のねじれで何とかもってる様なものなのね
これはアメリカだけど見るものには大体バイアスが掛かってるし余りつまらないイデオロギーにこだわらない方がいいよ

282 :考える名無しさん:2020/11/21(土) 16:16:43.62 0.net
DXでマイナンバーPCスマホテレビや監視カメラビックデータこの辺もリンクして連動してくるのね
すると何故そうならないか出来ないかがわかるでしょ
9条も同じよ論理的に考えれば変えない方がいい

283 :考える名無しさん:2020/11/26(木) 09:12:48.38 0.net
心はパターンを探す。サイエンスライターのマイケル・シャーマーが導入した表現によれば、
心は「パターニシティ」に駆り立てられる──意味のないデータに構造を見つけようとする。
進化はパターン探しを好む。なぜなら、神経回路の迅速で効率的なプログラムに分からない
ことを減らせる可能性があるからだ。

M. Shermer, “Patternicity: Finding meaningful patterns in meaningless noise,” Scientific American, December 2008.

284 :考える名無しさん:2020/11/26(木) 09:14:24.93 0.net
セグロカモメの巣のなかに赤い卵を入れると、カモメは暴れ出す。赤い色は鳥の中の
攻撃性を刺激するが、卵の形は抱卵行動を誘発する──その結果、カモメは卵を攻撃しよう
とすると同時に抱こうとする。二つのプログラムを同時に実行しているが、不毛な結果に終わる。
カモメの脳内には、競合する政治家の地盤のように対立する独立のプログラムが組み込まれていて、
赤い卵がそれを始動させる。そこに競争が起こるが、スムーズな協調のために仲裁する能力がカモメにはない。

285 :考える名無しさん:2020/11/26(木) 09:23:32.54 0.net
>>284
こういうフリーズ状況は、高等生物である人間にも見られることだろう。
ベイトソンのダブルバインドが有名かな。今のコロナ禍であれば、感染拡大させるな!
という声と経済回せ、GoTo使おうという、相反するメッセージが同一のエージェント
(政府)から、無責任に発せられる。コロナワクチンもそうで、副反応があっても
接種者の自己責任になります、と政府は言っており、国民にワクチンを打って欲しいのか、
治験データが少なく危ないので接種をまだ控えて欲しいのか、メッセージが相反する
ように発せられている。

マーケットや相場の世界だと、こうした戦略を両建てと言う。両建てだと、値段が
上がろうが下がろうが、胴元は手数料分だけは必ず儲かるように出来ている。
政府がやっていることは、そういう胴元やカジノのインチキディーラーがやっている
ことに近いと言えるだろう。

286 :考える名無しさん:2020/11/26(木) 13:43:02.56 0.net
補足させてもらうと経済成長は必要だけど最大限人権やプライバシーは尊重されるべきで自民の改憲草案は危険すぎる上に全然世論も高まってない。

社会保障にしても将来的には中々厳しい面もあるかも知れないが皆保険や年金は維持してもらわないと困る訳で、コロナ禍でbiが始まりその後なし崩しで移行していくという可能性もあるし

287 :考える名無しさん:2020/11/26(木) 13:56:20.58 0.net
9条なんて70年以上続く平和憲法を変えてまで集団的自衛権に参加する必要があるかね?
そもそも日本にとって勝ちなんてのは無いわけだからまずそうならないのが一番良いわけで、やむを得ずそうなった場合というのが前提としてあると思いますが、攻撃するという事は当然攻撃されるわけで中国の羅援将軍なんか西側半分が灰になってもやってやるなんて言ってましたけど、その時日本どうなってんのって話ですよ尖閣のちっこい岩取られるのとは訳が違う。ですのでわざわざ改憲、刺激して緊張を高めるよりもやむを得ずそうなった場合は攻撃には参加せず専守防衛に全力の方が良いかと
政府はアメリカの圧力もあるし友好国ともある程度歩調合わせないといけないだろうけど煽ってるメディアの中にも内心それは勘弁してくれ国民ももう少し賢くなってくれと思ってる人もいる事を書き添えときますね。
まあそれでもそうなるならそれはもう両建てられてますね。

288 :考える名無しさん:2020/11/26(木) 14:26:58.30 0.net
東でした

289 :考える名無しさん:2020/12/01(火) 02:34:43.09 0.net
ご存知の人もいるでしょうし蛇足ですけど、
集団的自衛権は歴史的に見ても大国の思惑というか一度始まると相互行使でどちらも同じような言い分になりますので

この場合の攻撃と言うのは他国の防衛に加わったり何処かで小競り合いが起きた場合に敵基地や領土まで攻撃すること等と思ってもらえればよいです。

一方でもし自国が侵略されればこれは従来の個別的自衛権と日米安保で防衛する訳ですが、これをたまに黙ってやられると勘違いしてる人がいますが、これは交戦権という言い方を伏せているだけで実際には自衛権を行使して迎撃できるわけですね、

当然後者の方ががやむを得ずそうなったとしても限定的な紛争で済む可能性が高く、もし国内に被害が出たとしてもそちらに全力で当たれます。

もちろんそんな事態にならない事を願ってますが。

290 :考える名無しさん:2020/12/01(火) 14:56:41.69 0.net
「穴」と訳したドゥルーズの元の表現は「ligne de fuite」。英訳すると
「line of flight」。直訳すれば「逃走の線」ですが、「fuiteflight」には
「水漏れ、ガス漏れ」の意味がある。抑圧的な閉鎖系システムのたとえとしての
「水道管」を破裂させ、水漏れを起こして逃走するというニュアンスをこめて「穴」と訳している。

ドゥルーズは、既存の場所(条里空間)と新しい場所(平滑空間)をつなぐ場所としての
「多孔空間(穴だらけの空間)」を語っており(『千のプラトー』)、「穴(孔)」の
イメージはドゥルーズに親しいイメージであるといえる。

291 :考える名無しさん:2020/12/01(火) 15:01:31.27 0.net
D = G のイメージは抽象数学や科学用語を縦横無尽に駆使して、高等ポエムを作っている
という印象。だから、ニーチェとかの引用もあるんだろう。若い人は、そういうのを
すげーえ、とか思ってしまって、のちにソーカル辺りに窘められて落ち着くという感じかな。

現代の場合は「穴」ではなく、バグと表現した方がより適切になるっぽい。
バグなら探せば見つかるだろうし、上手くそれを使えば、自分に有利にすることも
できるだろう。制度にもバグがあるだろうし、上の方で憲法どうの言っている人が
いるが、憲法にもバグがある。法にも矛盾がありそうだ。

292 :考える名無しさん:2020/12/01(火) 15:07:44.73 0.net
あと、資本主義システムにバグや穴を作っているのは「コロナ」だということを
ドゥルーズが生きていたら、そう端的に指摘するんじゃないのかな。

逃走線というか、コロナが資本主義のベクトルを大きく変えるという感じ。
今日、久しぶりに実店舗に買い物へ行ったら、今は書店でも袋有料ですがいりますか?
みたいなこと聞いてくるのな。本は買わなかったけど。卓上カレンダーが欲しかった
だけなのでw コンビニの女店員は中国人っぽかったな。

293 :考える名無しさん:2020/12/01(火) 17:35:20.72 0.net
うーんしんどいなそれ元のソース貼れるのか?

議論は色んな人の意見や異論反論があって成り立ってるわけで時には別に全然関係ない様な雑談でもいいじゃないと思ってるけど

少なくとも弱者を誹謗中傷してるだけでは何も組立たないし、その上持論もないでは恥ずかしいね

何もわからなくていいし知りたくもない深く考えたくもないし、暇つぶしに遊んで発散したり承認欲求を満たすだけなら哲板じゃなくてもいいと思うけど

294 :考える名無しさん:2020/12/01(火) 19:30:59.23 0.net
ホイットマン(ライフルで13人を無差別殺人、33人を負傷させた。その前には、母親と妻を殺害。
狙撃現場で警察に射殺される。25歳の青年。子供の頃、スタンフォード・ビネー知能テストで、
トップの0.1%に入る138点をマーク)の遺体はモルグに運ばれ、頭蓋骨がのこぎりにかけられて、
検視官が頭蓋から脳を取り出した。

ホイットマンの脳には直径二センチほどの腫瘍ができていた。膠芽腫と呼ばれるこの腫瘍は、
視床と呼ばれる部位の下から出てきて、視床下部に当たり、扁桃体と呼ばれる第三の領域を
圧迫していた。

295 :考える名無しさん:2020/12/01(火) 19:31:54.64 0.net
扁桃体は感情の制御に関与していて、とくに恐怖と攻撃性をコントロールする。
一九世紀末までに、扁桃体の損傷が感情と社会性の混乱を引き起こすことを、研究者は
発見していた。1930年代、生物学者のハインリッヒ・クリューバーとポール・ビューシーは、
サルの扁桃体を傷つけると、恐怖の欠如、感情の鈍化、過剰反応など、さまざまな
症状が起こることを実証している。扁桃体を損傷したメスのサルは、しばしば子供を
無視したり身体的虐待を加えたりするなど、不適切な母性行動を示した。

正常な人間の場合、扁桃体の活動が増えるのは、威嚇するような顔を見せられたり、
恐ろしい状況に追い込まれたり、対人恐怖を経験したりする時である。脳の中の
何かが自分の行動を変化させているという、ホイットマンの自分自身にまつわる勘は、
正鵠を射ていたのだ。

296 :考える名無しさん:2020/12/01(火) 19:33:23.36 0.net
Klüver and Bucy, “Preliminary analysis.” この一連の症状は一般に過剰性欲と過剰口唇愛を伴ない、
クリューバービューシー症候群と呼ばれる。K. Bucher, R. Myers, and C. Southwick,
“Anterior temporal cortex and maternal behavior in monkey,” Neurology 20 (1970): 415.

S. Brown, and E. Shafer, “An Investigation into the functions of the occipital and
temporal lobes of the monkey's brain,” Philosophical Transactions of the Royal
Society of London: Biological Sciences 179 (1888): 303-27.

Burns and Swerdlow, “Right orbitofrontal tumor.”

297 :考える名無しさん:2020/12/01(火) 19:35:00.30 0.net
ホイットマンのような例はほかにもある。脳を探る技術が向上するにつれ、見つかる問題も増えている。
仮称アレックスという40歳の男性の例を取り上げよう。アレックスの妻のジュリアは、
彼の性的嗜好が変わったと思うようになった。彼と知り合って20年になるが、
初めて児童ポルノに興味を示し始めたのだ。しかもちょっとした興味ではなく、
どうしようもないほどの興味だ。

児童ポルノのウェブサイトを見たり雑誌を集めたりすることに、時間とエネルギーを
注ぎ込んでいる。さらにマッサージパーラーで若い女性に体を売らないかと誘うなど、
これまで一度もなかったことだ。ジュリアにとって、彼はもはや自分が結婚した男性
ではなく、彼女は彼の行動の変化に不安を感じた。同時に、アレックスは頭痛がひどく
なっていると不平をもらしていた。そこでジュリアが彼をかかりつけの医者に診せると、
医者は二人に神経科医を紹介した。

298 :考える名無しさん:2020/12/01(火) 19:35:46.06 0.net
アレックスが脳スキャンを受けると、眼窩前頭皮質に大きな脳腫瘍が見つかった。
神経外科医が腫瘍を切除したところ、アレックスの性的嗜好は正常に戻った。
アレックスの話で深い核心が浮き彫りになる。すなわち、あなたの生体が変化すると、
あなたの決断、欲求、そして願望も変化する可能性があるのだ。あなたが当然と思って
いる動因(「私は異性/同性愛者である」、「私は子供/大人に魅力を感じる」、
「私は攻撃的である/ではない」など)は、細部が複雑に入り組んだ神経のメカニズムで決まる。

そのような動因にもとづいた行動は一般に自由選択と考えられているが、証拠を
おおざっぱに検討しただけでも、その前提の限界が明らかになる。

299 :考える名無しさん:2020/12/01(火) 19:36:45.91 0.net
アレックスの体験から学ぶべき教えは、思いがけない続報で強化されている。脳の手術から
約半年後、彼の小児愛行動が戻り始めたため、妻は再び彼を医者に連れて行った。
神経放射線医は、腫瘍の一部が手術で見逃されていて再び大きくなっていることを
発見し、アレックスは再び手術を受ける。残っていた腫瘍が取り除かれたあと、
彼の行動は正常に戻った。  

アレックスの突発的な小児性愛は、社会化の神経メカニズムの陰に隠れている動因や欲望は、
見つからずに潜んでいる可能性があることを例証している。前頭葉が傷つけられると
人は「脱抑制」になり、神経民主制にいかがわしげな要素が存在することを暴露する。

300 :考える名無しさん:2020/12/01(火) 19:38:10.80 0.net
この脱抑制行動の一般的な例は、前頭側頭認知症の患者に見られる。前頭葉と側頭葉が
変性する痛ましい病気で、脳組織が失われるので、患者は隠れた衝動を抑制する能力を失う。
家族や恋人にとってもどかしいことに、患者は実にさまざまな形で社会規範を破る。
店長の目の前で万引きする、公衆の面前で服を脱ぐ、一時停止標識を無視する、
場違いなタイミングで歌を歌い出す、公衆のごみ箱で見つけた残飯を食べる、
身体的攻撃をしたり性的慣習に逆らったりする、といった具合だ。

前頭側頭認知症の患者はしばしば法廷に立つ羽目になり、弁護士や医者や困惑した
成人の子供が、違反行為は本人のせいではないと判事に説明しなくてはならない。
患者の脳の大部分が変性していて、今のところそれを止める薬はないのだ。
前頭側頭認知症患者の57パーセントが、法律上のトラブルに巻き込まれるような
社会的違反行為を示すのに対し、アルツハイマー病患者の場合は7パーセントにすぎない

Mendez, et al., “Psychiatric symptoms associated with Alzheimer's disease”;
Mendez, et al., “Acquired sociopathy and frontotemporal dementia.”

301 :考える名無しさん:2020/12/02(水) 09:14:47.67 0.net
いやだからそれはもうわかったからなんか具体的に自分の見解や考え方でも

302 :考える名無しさん:2020/12/02(水) 09:15:08.73 0.net
論を出してよ

303 :考える名無しさん:2020/12/02(水) 12:20:57.42 0.net
お前が出せよ

304 :考える名無しさん:2020/12/02(水) 14:26:53.97 0.net
えー散々出してるつもりなんだけどね、、
そうならなんの話にしようか、例えばイデオロギー
基本的だけどそれ未満だといくらでも操作される 現状をどう認識していて自分がどういう立場の考え方なのか人によって違えば曖昧な部分もある

一口に言っても  資本主義⇄社会主義
民主主義⇄独裁  左派⇄右派 なのか

簡単でいいからお前まずやってみろ

305 :考える名無しさん:2020/12/03(木) 11:39:28.92 0.net
簡単に表現すると、脳も心も身体も社会も環境も自己も他者も思想も行動も自由ではない、と
いうことかな。それを選んでいるのでなく、それを選ばされているに過ぎない。

306 :考える名無しさん:2020/12/05(土) 08:37:41.40 0.net
Rutter, “Environmentally mediated risks”; Caspi and Moffitt, “Gene-environment interactions.”

307 :考える名無しさん:2020/12/05(土) 08:42:12.90 0.net
自由意思を救おうとするための提案がほかにもいくつかなされている。たとえば、
古典物理学は宇宙を完全に決定論的なもの(あらゆる事物は直前の事物から予測どおりに得られる)
として説明するが、原子スケールの量子物理学は、宇宙に内在する要素として予測不可能性と
不確定性を導入している。

量子物理学の父たちは、この新しい科学が自由意思を救うのだろうかと考えた。
だが、残念ながら救わない。確率的で予測不能なシステムも、決定論的なシステムと
全く同じで、満足のいくものではない。なぜならどちらも選択肢はないからだ。
コイン投げかビリヤード球かだが、どちらの場合も、私たちが望む意味での自由ではない。  

308 :考える名無しさん:2020/12/05(土) 08:43:50.14 0.net
カオス理論に目を向け、脳は非常に複雑なので、次の動きを決めることは実質的にできない
のだと指摘して、自由意思を救おうとする思想家もいる。これはその通りだが、
自由意思の問題にきちんと取り組んでいない。なぜなら、カオス理論で研究されている
システムもやはり決定論的で、一つのステップが必然的に次のステップにつながるからだ。
カオスのシステムがどこに行こうとしているのかを予測するのは非常に難しいが、
システムの状態それぞれは前の状態と因果関係にある。

予測不能なシステムと自由なシステムの違いに重点を置くことが大切だ。ピンポン球の
ピラミッドが崩れるとき、システムが複雑なせいで球の軌跡と最終的な位置を予測することは
不可能だ──が、それでも球一つひとつは決定論的な運動の法則に従っている。

すべてがどこに向かっているかを言えないからというだけで、球の集まりが「自由」と
いうことにはならない。そういうわけで、自由意思があるという私たちの希望や直感に反して、
その存在を納得のいくように確定する論拠は今のところない。

309 :不条理:2020/12/05(土) 08:48:46.74 0.net
つまり自由とは感覚であるという結論にしかならない
問題はその感覚(クオリア)が現象に付随して得られるかどうかだろう
量子力学的には可能そうだ

310 :考える名無しさん:2020/12/05(土) 08:51:24.04 0.net
マルコフ連鎖モンテカルロ法( Markov chain Monte Carlo methods、MCMC)とは、求める確率分布を
均衡分布として持つマルコフ連鎖を作成することをもとに、確率分布のサンプリングを行う
アルゴリズムの総称である。

311 :考える名無しさん:2020/12/05(土) 08:52:36.66 0.net
このアルゴリズムの最も一般的な応用は多重積分を数値的に計算することである。
ランダムに歩き回る粒子の集団を想定し、粒子が点を通過するたびに、その点の
被積分関数の値を積分に加算する。粒子は次に積分への貢献が高い所を探して
複数の仮の動作をする。このような方法はランダムウォーク法とよばれ、
これは乱数的なシミュレーションつまりモンテカルロ法の一種である。

従来のモンテカルロ法で用いられる被積分関数のランダムな標本が独立であるのに対して、
MCMCで用いられる標本は相関がある。被積分関数を均衡分布に持つようなマルコフ連鎖を
作成する必要があるが、多くの場合において容易に行うことができる。

多重積分はベイズ統計学、計算物理学、計算生物学などにしばしば現れるため、
そのような分野でMCMC法も広く使われている。

312 :考える名無しさん:2020/12/30(水) 17:09:59.78 0.net
現代を代表するスロベニアの哲学者スラヴォイ・ジジェクは、次のようなユーモラスで
エロティックな例を挙げている。男性がものすごく綺麗な有名女優と無人島で2人きりに
なったとする。それで仮にセックスできたとしても、その男性はそれでは満足しない、と。

当のその女優に自分の顔にサインペンでヒゲを描いてもらって、その男性の
男友達を演じてもらい、男性が「彼」を相手にその女優とセックスしたことを自慢する
というロールプレイができて、初めて満足するのだと。ジジェクは「セックスは常に
どこかかすかに露出狂的であり、他者の視線に依存している」と言っている。
性欲の満足には、承認欲求の満足も大きくかかわっている、と。

313 :考える名無しさん:2020/12/30(水) 17:11:15.14 0.net
ラカンと軌を一にするようにして、「人間の欲望は、他者の欲望の模倣である」と
言ったのは米スタンフォード大学の人類学者ルネ・ジラールである。
ジラールの影響を受けた起業家・投資家に(フェイスブックに最初に出資したことで
知られる)ピーター・ティールがいる。

ティールはジラールの理論から「人は承認を求めて他人と同じ土俵で競争することで、
本当に大事な真実を見失ってしまう」、よって「誰もがAだと信じているけれど真実はB」
つまり「コントラリアン(逆張り)」を自らの行動指針とし、テスラ・モーターズの
CEOイーロン・マスクと競合(のち協業)し、トランプ政権の支持に回るなど、
IT経済の本場・米西海岸で独特な影響力のある地位を築いた。

彼はSNSに一喜一憂する才能ある人々について、こうコメントしている。
「空飛ぶ車が欲しかったのに、手にしたのは140文字だ」と。

314 :考える名無しさん:2020/12/30(水) 19:03:23.75 0.net
「鬼滅の刃」とかすぐに語り出す奴も承認欲求に駆られている自動人形なんだろうな
「鬼滅の刃」など、観る気も読む気も起こらないよ。思考停止した大衆が飛びつくものには悪寒を感じるタイプだから

315 :考える名無しさん:2020/12/30(水) 20:03:20.83 0.net
認めてくれたじゃん
よかったな

スラヴォイ・ジジェク 「私たちはポストヒューマンの時代に突入している」
Slavoj Zizek: We're entering post-human era & will have to invent new way of life
https://www.youtube.com/watch?v=2UuAIZ03m0s

316 :考える名無しさん:2020/12/30(水) 22:05:31.89 0.net
ジジェクはBMIをだいぶ推しているようだけど、寝たきりの障害者ツールという
イメージが湧くね。動画でホーキング博士のことも出てたけど、そういう感じ。
「身体なき器官」の著者だから、元々、そういうのが好きなんだろうね。

http://www.nips.ac.jp/srpbs/missionBMI/index.html
BMIとはブレイン・マシン・インターフェースの略称です。
脳情報を利用することで、脳(ブレイン)と機械(マシン)を直接つなぐ技術
(インターフェース)のことです。

我が国が得意とする低侵襲・非侵襲のBMI技術を活用したロボットアームや歩行用
アシスト等と連動させる機能代替・補助・補完技術、リハビリテーション技術及び
精神・神経疾患の新規治療法を医工連携等により開発することで、自立支援や
精神・神経疾患等の克服を目指す研究開発を実施します。

また、ヒトを対象とする研究については、世界医師会「ヘルシンキ宣言」
(ヒトを対象とする医学研究の倫理的原則)や関係指針等に加え、機関内規程や
学会の指針等を遵守して行うとともに、動物を対象とする研究については、
動物福祉の精神に則り、関係法令・指針等や機関内規程等を遵守して行うこととします。

317 :考える名無しさん:2020/12/30(水) 22:11:44.24 0.net
>また、臨床の場でうつ病などの治療に用いられている、磁気により非侵襲的に
脳を刺激する方法である反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)の作用機序について、
ヒトと脳の構造が類似している霊長類を用いて、rTMSによる神経細胞の発火や
神経伝達物質量の変化を測量することにより rTMSの効果を解読し、安全で
有効な脳機能操作法の確立を目指します。


これのどこが非侵襲的なんだかw
これ、ロボトミーの名残なんだろうな

318 :考える名無しさん:2021/01/03(日) 14:28:52.18 0.net
マタイが「virgin」として引用した単語は、「イザヤ書」のヘブライ語ではalmahだった
almahには処女という意味があるが、「若い女性」という意味もある。両方の意味がある
「乙女(maiden)」に似ている。ヘブライ語の「イザヤ書」が、マタイが読むことになる
『セプトゥアギンタ』と呼ばれる『旧約聖書』のギリシア語版に翻訳されたとき、almahはparthenosになった。

こちらはたしかに「処女」を意味する。単純な誤訳が世界的な聖処女マリア神話を生み出し、
ローマカトリックによる一種の女神「天の女王」としてのマリア崇拝につながったのだ。

319 :考える名無しさん:2021/01/03(日) 14:36:24.84 0.net
フィクションを信じたがるのが人間の特徴であるのは、ハラリの言う通りだろう
聖書、JFK暗殺の真相、911、陰謀論、Qアノン、コロナの発生源、歴史は恣意的に
幾らでもステークホルダーの利害関係によって書き換えられうるもの

320 :考える名無しさん:2021/01/03(日) 14:58:19.64 0.net
ハラリは科学を信用せよ、と言っているけど、科学も怪しい捏造がありそうなのは
宗教的口伝と同じだろう。ちょうどSTAP細胞や製薬会社の利益相反でデータを
歪めたり、加工して使うのと同じだ。コロナワクチンの効能も疑わしく、製薬会社の
思惑で効能の誇大表現も見られることだろう

321 :考える名無しさん:2021/01/03(日) 16:14:47.48 0.net
名のある神を信じていなくても、「なんらかの大いなる力」あるいは
「純粋な魂」に憧れる人たちもいる。いわゆる創造的知性もその部類だが、
それについては宇宙をデザインしたことしか知られていない。彼らはこう言うだろう。

「ええ、私は神を信じない」──たぶんアブラハムの神という意味で──
「だが、それだけのこととは思えない。もっと何か、超越した何かがあるに
違いない」

「汎神論者」を自称する人たちもいる。汎神論者が何を信じているかは
やや曖昧だ。彼らは「私の神は万物である」とか「私の神は自然である」とか
「私の神は宇宙である」というようなことを言う。あるいは、「私の神は
私たちが理解していないすべての深い謎である」とか。

偉大なアルベルト・アインシュタインは「神」という言葉を、この最後の文の
意味で使っていた。その神は、アブラハムの神がするようにあなたの祈りを
聞き、あなたの心の奥の考えを読み、あなたの罪を赦す(または罰する)神とは
全く違う。アインシュタインは、こうしたことを行なう人格神は信じない、と
断固主張していた。

322 :考える名無しさん:2021/01/03(日) 16:15:09.92 0.net
「理神論者」を自称する人もいる。理神論者は、歴史上に何千といる名のある
神を信じない。しかし、汎神論者よりも少し明確なものを信じている。彼らの
信じる創造的知性は、宇宙の法則を生み出し、時空の始まりに万物を作動させ、
それ以上は何もしなかった。すべてが彼(それ?)の定めた法則にしたがって
起こるに任せたのである。トマス・ジェファーソンやジェームズ・マディソンなど、
アメリカ合衆国の偉大な建国者の多くは理神論者だった。

私としては、もし彼らが一八世紀ではなくチャールズ・ダーウィンよりあとに
生きていたら、無神論者だったのではないかと思うが、それを証明はできない。  

人が自分は無神論者だと言うとき、神がいないことを証明できると言っているのではない。
何かが存在しないことを証明することは厳密には不可能だ。神はいないと確信を
もって知ることはできない。妖精も、ピクシーも、エルフも、ホブゴブリンも、
レプラコーンも、ピンクのユニコーンも、いないことを証明できないのと同じ。
サンタクロースも、イースターのウサギも、歯の妖精も、いないことを証明できないのと同じだ。

あなたが想像できて、存在しないことを誰も証明できないものはごまんとある

323 :考える名無しさん:2021/01/03(日) 16:15:32.20 0.net
この点について、哲学者のバートランド・ラッセルが鮮烈な表現で核心を突いている。
彼によると、私があなたに太陽の周りを回る陶器のティーポットがあると言ったとしたら、
あなたは私の主張を反証できない。しかし何かを反証できないことは、それを信じる
正当な理由にはならない。厳密な意味で、私たちはみな「ティーポット不可知論者」であるはずだ。

実際には、無ティーポット論者である。無ティーポット論者、無妖精論者、無ピクシー論者、
無ユニコーン論者、無思い描けるもの論者であるのと同じ意味で、無神論者になりえる。  
厳密に言えば、私たちに想像ができて、その存在を誰も反証できない無数のものすべてについて、
私たちはみな不可知論者であるはずだ。でも、私たちはその存在を信じていない。

そして誰かが信じるべき理由を提示するまで、わざわざ反証することは時間の無駄である。

324 :考える名無しさん:2021/01/03(日) 18:01:37.79 0.net
人が人に見られている時に善人でいる傾向は、きわめて原始的で、私たちの
脳の深くに組み込まれているのかもしれない。同僚の(かつてオックスフォードの
学部生時代に私の教え子だった)メリッサ・ベイトソンが、注目すべき実験を
行なっている。ニューカッスル大学の彼女の所属する学部では、日々みんなが飲む
コーヒーや紅茶、それにミルクと砂糖の代金の支払いに「正直者の箱」が使われていた。飲み物の販売員はいない。壁に価格表が貼られているだけで、みんな適正な金額を箱に入れると信頼されているのだ。

見ている人がいる時は、みんな正直だと分かっても意外ではない。でも、独りだったらどうだろう?
あなたなら誰にも分からないと知りながら、同じようにお金を箱に入れそう?きっとあなたは
入れると思うが、みんながそんなに良心的とは限らない。だからこそ実験が可能だったのだ。

325 :考える名無しさん:2021/01/03(日) 18:02:21.76 0.net
メリッサは毎週、コーヒールームに価格表を貼り出した。そして毎週、その紙の
上端に写真を添える。花の写真の時もあって、同じ花ではないが、とにかく
花だった。それが人の両目の写真になることもあって、毎回違う目である。
そしてこんな興味深い結果が出た。価格表の上部に目がついている週の方が、
人々は正直だったのだ。客を「見ている」のが花だけの「対照」週に比べて、
正直者の箱の収入はほぼ三倍だった。妙ではないか? 

目が本物の隠しカメラなら、説明は簡単だ。でもコーヒーを飲む人たちは、
「目」がただの紙上のインクだと十二分に分かっている。その目は花と同じで、
何が起こっているかを見ることはできない。

326 :考える名無しさん:2021/01/03(日) 18:03:16.17 0.net
「見張られているのだから正直でいる方がいい」という合理的な打算ではない。
不合理だ。私がニューヨークの超高層ビルの最上階に立って、下を見るときに似ている。
自分が落ちることはないと、頭では分かっている。安全な厚いガラスの内側に立っているのだ。
それでも私は鳥肌が立ち、恐怖で背筋がゾクゾクする。これも不合理だ。

この場合、祖先は木の高いところに登っているときの危険を認識する必要があって、
その過去から受け継がれた遺伝子によって、脳に組み込まれているのかもしれない。
たぶんあなたは「神の目が見ているから善人である方がいい」と自分に
言い聞かせる必要さえないだろう。それは反射的な無意識の効果なのかもしれない。
メリッサの紙上の目の効果と同じように(ちなみに、もし疑わしく思っているなら、
彼女はその結果が偶然によるものである可能性が低いことを示すために必要な計算も行なっている)。  

不合理であってもなくても、神が自分の一挙手一投足を見ていると心から信じている場合、
その人は善良である傾向が強いという話は、残念ながらたしかにもっともらしく思える。

327 :考える名無しさん:2021/01/03(日) 18:03:58.28 0.net
「天の偉大な監視カメラ」説は、認めるのは気が重いが、ある程度もっともである。
ひょっとすると、現実に犯罪を防止しているのでは?であれば、刑務所に入っているのは、
無信仰者の割合が高いように思われる。

二〇一三年七月の数字を紹介しよう。アメリカの連邦刑務所で、囚人が属している宗教を
自己申告で調べた。囚人の二八パーセントはプロテスタントのキリスト教徒、二四パーセントは
カトリックのキリスト教徒、五パーセントがイスラム教徒である。残りの大部分は仏教徒、
ヒンドゥー教徒、ユダヤ教徒、アメリカ先住民の伝統信仰、あるいは「不明」である。

328 :考える名無しさん:2021/01/03(日) 18:04:58.90 0.net
では無神論者の数字は?わずか〇・〇七パーセントだ。囚人は無神論者よりキリスト教徒である
確率のほうが七五〇倍高い。たしかに、ここで話しているのはキリスト教徒や無神論者だと
申告している人の数である。「不明」に隠れているのはどういう人なのか、誰にもわからない。
さらに重要なことだが、アメリカのキリスト教徒人口の合計は、無神論者人口の合計より多い。
それでも七五〇倍ではない。

さらに、囚人は信仰があると主張する方が早く釈放される可能性があるという事実によって、
キリスト教徒の数字はややインフレを起こしているのかもしれない。刑務所の数字は
所属宗教のあるなしとたまたま関係しているにすぎない、とも言われている。

教育程度の低い人は刑務所に入ることになる可能性が高い。そして教育程度の低い人は
無神論者である可能性が低い。とはいえ、あなたがどう見ようと、こうした数字は
「天の偉大な隠しカメラ」説にとって有利ではない

329 :考える名無しさん:2021/01/14(木) 04:03:02.44 0.net
あなたの脳も、あなたの体の動きを解釈し、それにまつわる物語を組み立てる。
心理学者の研究結果によると、人は何かを読んでいる時に鉛筆を歯でくわえている
場合の方が、その読み物を面白いと考える。なぜなら、顔に浮かべているほほ笑みに
解釈が影響されるからだ。前かがみにならずに背筋を伸ばして座っている場合の方が、
幸せに感じる。口や背骨がそうなっていると、愉快だからに違いないと脳が思い込むのだ。

330 :考える名無しさん:2021/01/28(木) 19:04:48.21 0.net
オカルト

総レス数 330
163 KB
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver.24052200